JP2015173730A - 電子レンジ調理用蓋、電子レンジ調理器及び電子レンジ調理器一体型食品 - Google Patents

電子レンジ調理用蓋、電子レンジ調理器及び電子レンジ調理器一体型食品 Download PDF

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Abstract

【課題】電子レンジ調理時における飲食物の液体部分の吹きこぼれや飛散を防止できる電子レンジ調理用蓋及び電子レンジ調理器を提供すること並びに該電子レンジ調理器を用いた電子レンジ調理器一体型食品を提供。【解決手段】下側に向けた非開口の突起部150と突起部の先端よりも上側に配置した蒸気排出孔170を具備する電子レンジ調理用蓋を用い、突起部が電子レンジ調理時の飲食物の液体部分の泡の上昇を抑え、破泡した蒸気を蒸気排出孔より逃がすことにより、電子レンジ調理時における飲食物の液体部分の吹きこぼれや飛散を防止することができる。また、該電子レンジ調理用蓋を用いた電子レンジ調理容器により、電子レンジ調理時における飲食物の液体部分の吹きこぼれや飛散を防止することができる電子レンジ調理容器を提供できる。また、該電子レンジ調理容器を用いた電子レンジ調理器一体型食品の提供が可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、電子レンジ調理時に容器に設置される電子レンジ調理用蓋、電子レンジ調理器および電子レンジ調理器一体型食品に関するものである。
電子レンジは、手軽に食材を加熱することができ、広く家庭に普及している。通常、電子レンジで飲食物を加熱する際には、容器に飲食物を入れそのまま加熱するか、食品包装用のラップフィルムを容器にかけて調理するのが一般的である。
しかしながら、スープやリゾット、ラーメンなどの液体が多く、粘性がある成分を多く含む飲食物を電子レンジで沸騰させて調理する場合、飲食物の液体部分が沸騰と共に固形物を抱きかかえながら泡となって容器内を上昇していき、容器開口部よりも高くなると容器外へ吹きこぼれたり、また、突沸により生じた大きな泡が破裂することで飲食物の液体部分が容器外へ飛散してレンジ内を汚すなどの問題があった。そのため、吹きこぼれや飛散を防止するために、調理時間を短くしたり、吹きこぼれが起きない範囲で繰り返し加熱調理する必要があり、満足のいく調理が出来ないという問題があった。
これらの問題を解決するため、容器自体の高さを高くする方法が考えられる(例えば特許文献1)。しかしながら、一般に家庭用に販売されている電子レンジは、庫内の高さがある程度決まっているため、どこまでも高くすることはできない。また、容器の高さが高くなることで喫食しづらくなったり、容器棚に収納しづらくなったりする。特許文献1には、容器の高くした部分を切り離すことで喫食しづらい問題を解決する方法が記載されているが、容器の高くした部分を切り離してしまうと再利用できないという問題がある。
また、蓋を使用する方法が考えられる(例えば特許文献2)。蓋が密閉の場合、電子レンジ調理時に発生する蒸気により、容器内の内圧が高まり、容器内の飲食物が暴発する危険性がある。また、容器内の内圧が高まるのを防止するために蒸気を逃がす孔などを設けたとしても、蓋と容器内の飲食物の液面とが近い場合には、その孔から飲食物の液体および固形物が漏れ出す危険性がある。これを防止するためには、蓋自体の高さを高くする必要があるが、電子レンジ庫内の高さによって蓋自体の高さは制限を受ける。特許文献2では、蓋の内部に中空部を形成し、該中空部を形成する上方壁と下方壁のそれぞれに、前記中空部に連通する通孔を設けてなる吹きこぼれ防止蓋が記載されている。しかしながら、この方法では、吹きこぼれは防止できるものの、下方壁の通孔より中空部に液体と共に吹きこぼれた固形物が、容器内に戻らずに加熱され、蓋が汚れたり、食感にムラが出たりする問題がある。
また、蓋とキャップと容器からなる電子レンジ調理器が知られている(例えば、特許文献3)。特許文献3には、容器、蓋、キャップからなる電子レンジ調理器であって、容器と蓋、蓋とキャップがそれぞれ嵌合し、蓋は、環状の蓋凹部を有し、蓋凹部の中心が開口し、側面に蒸気排出溝を有し、蓋開口部及び蓋蒸気排出溝より、容器内の蒸気の排出が行われることを特徴とする電子レンジ調理器が記載されている。しかしながら、この方法では、蓋の形状やキャップ構造などが複雑であり、また、吹きこぼれを防止するためには、蓋だけでなくキャップが必要となる。
実開昭62−72966号公報 特開平4−102557号公報 特開2011−87691号公報
本発明は、電子レンジ調理時における飲食物の液体部分の吹きこぼれや飛散を防止できる電子レンジ調理用蓋及び電子レンジ調理器、並びに該電子レンジ調理器を用いた電子レンジ調理器一体型食品を提供することを目的とする。
第一の発明は、容器に設置する電子レンジ調理用蓋であって、下側に向けた非開口の突起部と、前記突起部の先端よりも上側に配置した蒸気排出孔と、を具備することを特徴とする。
第二の発明は、容器と蓋とからなる電子レンジ調理器であって、前記容器は、底面と、開口部と、底面と開口部をつなぐ側面と、からなり、注水時の水面位置を示す水面指示部を具備し、前記蓋は、下方向に向けた非開口の突起部と、前記突起部の先端よりも上側に配置された蒸気排出孔とを具備し、前記容器に内接可能、もしくは、前記容器と嵌合可能であり、前記蓋は前記容器に内接もしくは、嵌合している状態において、前記突起部の先端は、前記水面指示部よりも上側に配置されることを特徴とする。
第三の発明は、電子レンジ調理器一体型食品であって第二の発明である電子レンジ調理器と前記電子レンジ調理器を用いて調理される飲食物とからなることを特徴とする。
本発明により、電子レンジ調理時の飲食物の吹きこぼれや飛散を防止できる電子レンジ調理用蓋及び電子レンジ調理器を提供すること、並びに該電子レンジ調理器を用いた電子レンジ調理器一体型食品を提供することができる。
第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の実施例の斜視図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の実施例の上面図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の実施例の断面図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の実施例の容器に設置した状態の断面図を示した説明図である。 蓋を用いないときの電子レンジ調理状態を示した説明図である。 蒸気排出孔のみを具備した蓋を用いたときの電子レンジ調理状態を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の実施例を用いたときの電子レンジ調理状態を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の変形例の斜視図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の変形例の上面図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の変形例の断面図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の変形例の容器に設置した状態の断面図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の変形例の斜視図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の変形例の斜視図を示した説明図である。 第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の変形例の斜視図を示した説明図である。 第二の実施形態である電子レンジ調理器の実施例の斜視図を示した説明図である。 第二の実施形態である電子レンジ調理器の実施例の上面図を示した説明図である。 第二の実施形態である電子レンジ調理器の実施例の断面図を示した説明図である。 第二の実施形態である電子レンジ調理器の実施例の蓋と容器を設置した状態の断面図を示した説明図である。 第二の実施形態である電子レンジ調理器の変形例の斜視図を示した説明図である。 第二の実施形態である電子レンジ調理器の変形例の上面図を示した説明図である。 第二の実施形態である電子レンジ調理器の変形例の断面図を示した説明図である。 第二の実施形態である電子レンジ調理器の変形例の蓋と容器を設置した状態の断面図を示した説明図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
まず、第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋の実施例及び、電子レンジ調理用蓋の実施例を用いた場合における電子レンジ調理時の飲食物の液体部分の容器外への吹きこぼれや飛び散りを防止する機構について図1〜図8を用いて説明する。
図1〜4は、本発明の第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋1Aの説明図である。図1は斜視図、図2は上面図、図3は図2で示した切断面の断面図、図4は、電子レンジ調理用蓋1Aを容器に設置したときの断面図である。
図1〜3で示すように電子レンジ調理用蓋1Aは、蓋天面100と、蓋外周部120と、蓋天面100と蓋外周部120をつなぐ蓋側面110からなる略円錐台形の形状であり、蓋天面100の中央を下方向に窪ませて形成された突起部140と蓋天面100上に蒸気排出孔170を具備する。突起部140は、非開口の突起先端部150と、蓋−突起境界部160が囲む開口面と、突起先端部150と蓋−突起境界部160とをつなぐ側面からなる略逆円錐台の形状で、蓋中心180を含む形で配置される。蒸気排出孔170は、略楕円状の形状の孔であり、蓋天面100上の蓋−突起境界部160周辺に4つ配置され、蓋中心180に対してそれぞれが等距離であり、近接する蒸気排出孔170同士の距離が等距離であり、向かい合う蒸気排出孔同士が蓋中心180に対して対称の位置に配置される。
また、図4で示すように電子レンジ調理用蓋1Aは、容器に内接する形で設置される。
蓋の材質は、電子レンジ調理が可能であれば特に問わない。例えば、ガラスや陶器の他、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、結晶化ポリエチレンテレフタレート、ポリサルホンなどプラスチック材料が挙げられる。蓋の成形の容易さを考えるとプラスチック素材が好ましく、特にポリプロピレンが耐熱性も高く好ましい。
蓋の成形方法については、特に限定しない。例えば、容器の材質がガラスである場合には、押型成形、吹型成形、鋳型成形などが挙げられる。また、容器の材質がプラスチック素材の場合には、熱成形、射出成形などが挙げられる。
蓋の形状については、電子レンジ調理用蓋1Aのような略円錐台形でなくてもよく、容器に合わせて当業者が適宜設定できる。
突起部140は、蓋と一体で成形され、蓋天面100上の中央が下方向に凹んだ形状で形成されているが、蓋に突起部を接着させて突起部を具備させてもよい。接着の手間を考えると突起部は蓋と一体で成形されることが好ましく、特に材質がポリプロピレンの場合には、ポリプロピレンシートを熱成形することで簡単に蓋を成形することができる。
また、突起部の形状については、突起部140で示すように略逆円錐台の形状でなくてもよく、容器や蓋の形状にあわせて電子レンジ調理時の泡の上昇を抑えることができるように当業者が適宜設定できる。しかしながら、突起部140のように突起部の水平方向の横断面の面積が、突起部先端に近づくほど小さくなるように設計されることにより、泡の上昇する力を蓋全体に分散しやすく、さらに、突起部140のように蓋の一部を窪ませて成形される場合には、複数の蓋を搬送する場合や複数の蓋を保管する場合に蓋を重ね合わせることができ好ましい。
突起先端部150は非開口であるが、ここで言う非開口とは、完全な開口ではないという意味で、突起部が泡の上昇を抑えうる範囲で小孔が開いていてもよいが、突起先端部が完全な非開口であることが好ましい。突起先端部の形状は突起先端部150のように平坦な構造以外でもよく、例えば下方向に先端が尖った形状や下方向に湾曲した形状、上方向に湾曲した形状でもよい。比較的飲食物の液体部分の粘性が低いものにたいしては、上昇する泡を破泡しやすくするために下方向に先端の尖った形状や下方向に湾曲した形状が好ましい。飲食物の液体部分の粘性が高いものに関しては、泡の上昇をしっかり抑えるために平坦な形状や上方向に湾曲した構造が好ましい。
突起部140は、蓋天面100の中央に蓋中心180を含む形で1つ配置されている。突起部の配置については、特に限定はしないが、蓋1Aのように突起部を1つ具備するものに関しては、泡の上昇を効率よく抑え、力を均等に蓋に拡散するために上面図上の蓋の中心を含む形で配置されることが好ましい。また、突起部の数については1つに限定されず、2つ以上設けてもよい。
図4で示すように突起先端部150は、電子レンジ調理用蓋1Aを容器に設置したときに飲食物の液面より上方に配置される。仮に突起先端部150が飲食物の液面よりも下方に配置された場合、泡の上昇を抑えることができない。また、仮に突起先端部150の位置が蓋天面100に近い位置に配置された場合には、蒸気排出孔170と泡との距離が近くなり、蒸気排出孔より飲食物の液体部分が漏れ出す危険性がある。容器および蓋の形状や容器内の飲食物の液面の位置により好ましい条件が変化ため、特に限定しないが、好ましい突起先端部の位置としては蒸気排出孔がある位置から10mm以上、特に好ましくは20mm以上下方向に配置することが好ましい。
突起先端部150の面積は、蓋開口面130の面積に対し、約7%となるように設計されている。突起先端部の面積については、突起先端部の形状、容器および蓋の形状および容器内の飲食物の液面の位置により好ましい条件が変化するため、特に限定しないが、蓋と容器が接触する面に対して1〜80%になるように設定することが好ましい。1%を切ると泡の上昇を抑えることが難しく、80%を越えると上昇を抑えられた泡の行き場がなくなり、かえって蒸気排出孔より飲食物の液体部分が吹きこぼれやすくなる。また、複数の先端突起部を具備する場合には、突起先端部の総面積が1〜80%となるように設計すればよい。
蒸気排出孔170は、略楕円形であり、蓋天面上100上に4つ配置されているが、蒸気排出孔の形状や数については蒸気が排出されればよく、当業者が適宜設定できる。蒸気が効率よく排出されるためには蒸気排出孔を2つ以上配置することが好ましい。ただし、蒸気排出孔の配置位置については、少なくとも突起先端部の位置よりも上方に配置する必要があり、蓋の中でできるだけ突起先端部よりも高い位置に配置することが好ましい。また、蒸気排出孔170は、蓋天面100上の蓋−突起境界部160周辺に4つ配置され、蓋中心180に対してそれぞれが等距離であり、近接する蒸気排出孔170同士の距離が等距離であり、向かい合う蒸気排出孔170同士が蓋中心180に対して対称の位置に配置される。このように蒸気排出孔を蓋−突起境界部周辺に均等に配置することで蒸気が容器内から均等に排出されるだけでなく、泡が突起部を押し上げる力を均等に蓋全体に逃がすことができる。
蒸気排出孔170の総面積については、蓋開口面130の面積に対して約10%となるように設計されている。蒸気排出孔の総面積については、容器および蓋の形状、蒸気排出孔の形状、数等により好ましい条件が変化するため、特に限定はしないが、蓋と容器が接触する面に対して1〜50%になるように設定することが好ましい。1%を切ると蒸気がスムーズに排出されず、容器内の蒸気圧が高くなる。50%を越えると飲食物の液体部の飛び散りを防止できにくくなる。
図4で示すように電子レンジ調理用蓋1Aは容器と内接する形で設置される。ここでいう内接とは、容器の内側において蓋が容器と隙間なく接することを意味する。したがって蓋と容器が内接するためには、少なくとも容器は、容器1のように容器の水平方向の断面積の一部が電子レンジ調理用蓋1Aの開口部130の面積よりも小さいか、容器2のように電子レンジ調理用蓋1Aを内接させるために容器内部に電子レンジ調理用蓋1Aを乗せるための部位を具備することが必要となる。また、蓋と容器が内接する部分において隙間なく接するためには、蓋と容器の内接する部分における形状が同じであることが必要となる。開口部容器2のような蓋を乗せるための部位がある容器では、蓋外周部120にフランジ等をつけることもできる。容器と内接することで電子レンジ調理時に容器壁面を上昇した泡が蓋壁面を上昇していき、蓋と容器の接着を強固にするため、蓋が外れにくくなる。
図5〜7は電子レンジ調理時の状態を示した説明図で、図5は蓋を用いない場合の電子レンジ調理状態、図6は蒸気排出孔のみを具備した蓋を用いた場合の電子レンジ調理状態、図7は第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋1Aを用いた場合の電子レンジ調理状態を示した説明図である。
図5で示すように、蓋を用いないで電子レンジ調理した場合では、飲食物の液体部分が沸騰し始める沸騰初期は容器壁面を伝って泡が上昇していき、容器内で飲食物の液体部分が対流し始める沸騰中期になると泡がドーム型に盛り上がり始め、対流がさらに大きくなる沸騰後期になるとさらに泡が盛り上がり、表面張力を超える力が加わると飲食物の液体部分が容器外に吹きこぼれる。この他、大きな気泡がつぶれる際に飲食物の液体部分の一部が容器外に飛び散る。
また、図6で示すように、蒸気排出孔のみを具備した蓋を用いた場合では、沸騰初期は、容器壁面及び蓋壁面を伝わって泡が上昇していき、沸騰中期になると、蓋を用いない場合と同様に泡がドーム型に盛りあがり、沸騰後期になると蓋の高さが低い場合には、飲食物の液体部分が盛り上がった泡の一部が蒸気排出孔より漏れ出し、容器外に吹きこぼれる。よって蒸気排出孔のみを具備した蓋を用いる場合には、泡の上昇に対抗するため、蓋自体の高さを高くする必要がある。しかしながら、家庭用の電子レンジは、高さがある程度決まっているため、蓋自体の高さは制限される。
しかしながら、図7で示すように、電子レンジ調理用蓋1Aを用いた場合には、沸騰初期、沸騰中期は蒸気排出孔のみを具備した蓋と同様に容器壁面及び蓋壁面を伝わって泡が上昇し、容器内で対流が始まると泡がドーム型に盛り上がっていくが、沸騰後期には、蓋1Aに具備された突起部140の突起先端部150によって泡の上昇が抑えられため、抑えられた泡はやがて破泡し、蒸気として蒸気排出孔170より排出される。このとき、泡と蒸気排出孔170の間に空間を保つことで、蒸気の排出がスムーズになり、また、破泡した際、飲食物の液体部分の容器外への飛び散りをふせぐことができる。このように突起部140を設けることで蓋自体の高さを低くすることが出来る。
以上のように第一の実施形態である電子レンジ調理用蓋1Aをもちいることにより、電子レンジ調理時の飲食物の液体部分の吹きこぼれや飛び散りを防止できる。
次に図8〜14に記載した第一の実施形態の変形例について説明する。
図8〜11は、第一の実施形態の変形例である電子レンジ調理用蓋1Bを説明した図である。図8は斜視図、図9は上面図、図10は図9示した切断面の断面図、図11は電子レンジ調理用蓋1Bを容器に設置したときの断面図である。
図8〜10で示すように電子レンジ調理用蓋1Bは、その形状は図1〜3で示した電子レンジ調理用蓋1Aとほぼ同様であるが、蓋外周部121が容器と嵌合できる構造となっている。
電子レンジ調理用蓋1Bの蓋外周部121は、蓋最外周121aと、蓋最外周121aから容器を覆うように立ち上がる蓋外周側面121cと、容器の縁と密着する蓋外周フランジ121bと、蓋外周側面121c上に容器と電子レンジ調理用蓋1Bとを嵌合するために容器側に向けて蓋外周側面部121cを窪ませて形成された蓋外周窪み部121dを具備する。蓋外周窪み部121dは、蓋外周側面121c上に等距離で配置される。
図11で示すように電子レンジ調理用蓋1Bは容器の縁が蓋外周フランジ121bの内側で密着し、蓋外周フランジ121bと蓋外周窪み部121dの内側の空間で固定されることで容器と蓋が嵌合する。
蓋と容器が嵌合する場合には、蓋外周部は、図8〜11で示した以外の構造でもよく、容器に合わせて嵌合できるような当業者にとって周知の構造であってよい。容器と嵌合することによって、蓋の突起部が泡の上昇を抑える際に受ける力によって蓋が容器から外れることなく調理することが可能となる。また、調理後の持ち運びの際も飲食物の液体部分が飛び出す可能性が低く、安全性が高い。
図12は、第一の実施形態の変形例である電子レンジ調理用蓋1Cを説明した斜視図である。
図12で示すように電子レンジ調理用蓋1Cは、ドーム状の形状の蓋であり、蓋中央が下方向に湾曲して窪んだ突起部142と、蓋天面102上の蓋−突起境界部162周辺で非開口の突起先端部152よりも上側の位置に3つの蒸気排出孔172を具備する。蒸気排出孔172は、蓋天面102に円の一部を残した円弧状に切り込みを入れ、切り込み部分を容器内側に折り曲げることで形成されている。蒸気排出孔172は、蓋中心182に対してそれぞれが等距離であり、近接する蒸気排出孔172同士の距離が等距離に配置されている。図には示していないが、電子レンジ調理用蓋1Cは、容器に内接する形で配置される。
図12で示すように、蓋の形状はドーム状であってもよい。このように蓋側面がない形状のものは、蒸気排出孔の配置位置は、突起先端部よりも上方で且つ泡が届かないできるだけ上方の位置に配置することが好ましい。また、蒸気排出孔172は、完全な孔ではなく、蓋の一部を内側に折り曲げることで形成されており、この場合、容器内側に折り曲げた部分により蒸気排出孔からの飲食物の液体部分の飛び散りを防ぐことができる。
図13は、第一の実施形態の変形例である電子レンジ調理用蓋1Dを説明した斜視図である。
図13で示すように電子レンジ調理用蓋1Dは、正角錐台の形状であり、蓋の蓋天面103の中央に下方向に正角柱状に窪んだ突起部143と蓋天面103上に正方形の4つの蒸気排出孔173を具備する。蒸気排出孔173は、蓋−突起部境界部163を囲む正方形の開口面の対角線上に蓋中心183に対してそれぞれが等距離になるように配置されている。図には示していないが電子レンジ調理用蓋1Dは、容器に内接する形で配置される。
容器の開口面が正方形のものであれば、図13で示した電子レンジ用かぶせ蓋1Dのように蓋開口面133を正方形にすることで、容器と蓋とを密接することができる。正方形に限らずに容器の形状にあわせて容器と密接するように蓋の形状を適宜設定することができる。例えば、容器開口面が8角形のものであれば、蓋開口面が8角形になるように蓋を設計すればよい。また、図13で示すように突起部143の形状は、蓋開口面133の形状に合わせて、上昇する泡を均等に抑えられるように正角柱状に設計している。さらに、図13で示すように上記排出孔173は、蒸気を蓋から均等に排出できるように蓋−突起部境界部163を囲む正方形の開口面の対角線上に蓋中心183に対してそれぞれが等距離になるように配置されている。このように突起部の形状や蒸気排出孔の配置位置について、蓋の形状に合わせて適宜設定できる。
図14は、第一の実施形態の変形例である電子レンジ調理用蓋1Eを説明した斜視図である。
図14で示すように電子レンジ調理用蓋1Eは、円板状の形状であり、3つの円筒形の突起部144と7つの円形の蒸気排出孔174を具備する。突起部144は、突起先端部154が非開口であり、蓋中心184に対してそれぞれが等距離であり、近接する蒸気排出孔174同士の距離が等距離の位置に蓋天面104の裏側の面で蓋と接着する形で配置されている。蒸気排出孔174は、1つが蓋中心184を含む形で配置され、残りの6つは蓋中心184に対して等距離であり、隣り合う蒸気排出孔174同士が等距離となるように配置され、且つ突起部144の1つを囲む3つの蒸気排出孔174は、突起部144の中心から等距離になるように配置されている。図には示していないが電子レンジ調理用蓋1Eは、容器に内接する形で配置される。
図14で示すように蓋の形状は、平板状でもよい。この場合、蓋を容器に設置したときに突起先端部154が容器内の飲食物の液面よりも上方になるように、容器内の水面位置を調整する必要がある。また、電子レンジ用蓋1Eの突起部144のように突起部を蓋に直接接着する形で具備してもよい。
電子レンジ用蓋1Eのように突起部が複数ある場合には、必ずしも上面図上の蓋の中心に突起部を配置する必要はなく、泡の上昇を均等に抑えられるような位置に突起部を配置することが好ましい。例えば、電子レンジ用蓋1Eでは、突起部154を3つ具備し、それぞれの突起部154は、蓋中心184からの距離が等距離であり、近接する突起部154同士が等距離の位置に配置されている。このように上面図上の蓋の中心に対して均等な位置に配置することで泡の上昇を均等に抑えることができる。また、突起部が2つの場合には、突起部同士が上面図上の蓋の中心に対して対称の位置になるように配置することが好ましい。また、突起部が4本以上ある場合には、突起部それぞれが上面図上の蓋の中心からの距離が等距離であり、近接する突起部同士が等距離の位置に配置するだけでなく、上面図上の蓋の中心に突起部を1つ配置し、残りの突起部を近接する突起部同士が等距離であり、上面図上の蓋の中心からの距離も等距離になるように配置することもできる。
電子レンジ用蓋1Eのように突起部が複数配置され、上面図上の蓋の中心に配置されていないものに関しては、上面図上の蓋の中心に蒸気排出孔を設けてもよく、蒸気排出孔は、蓋全体に対して均等で且つ突起部周辺で突起部の中心から等距離であり、近隣する蒸気排出孔同士の距離も等距離になるように配置することが好ましい。そうすることで泡の上昇により突起部が受ける力を蓋全体に均等に逃がすことができ、蒸気排出もスムーズに行うことができる。
続いて、本発明の第二の実施形態である電子レンジ調理用調理容器の実施例について図15〜18を用いて説明する。
図15〜18は本発明の第二の発明である電子レンジ調理器の実施例を示した説明図である。図15は、電子レンジ調理器である容器2Aと電子レンジ調理用蓋1Aの斜面図、図16は、容器2Aの上面図、図17は、図16で示した切断面の容器2Aの断面図、図18は容器2Aに電子レンジ調理用蓋1Aを設置した時の断面図である。
電子レンジ調理用蓋1Aについては、図1〜3で説明しているため、容器2Aについて及び、電子レンジ調理用蓋1Aと容器2Aとの配置について説明する。
図15〜17で示すように、容器2Aは、容器開口部200と容器底面210と容器開口部200と容器底面210とをつなぐ容器側面220からなる逆円錐台形の容器であり、容器側面220の容器内側には、飲食物を調理する際に注水する水の量を調整できるように水面指示部230が印されている。また、容器の内側で水面指示部よりも上方に蓋1Aを容器に乗せるための蓋設置部240を具備している。蓋設置部240は、容器の一部を容器外方向に水平に曲げることで成形されている。よって図18で示すように、電子レンジ調理用蓋1Aは、蓋設置部240に乗せることで簡単に容器2Aと内接する形で設置できる。
電子レンジ調理器の容器の材質は、電子レンジ調理が可能であれば特に問わない。例えば、ガラスや陶器、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、結晶化ポリエチレンテレフタレート、ポリサルホンなどのプラスチック素材が挙げられる。
容器の成形方法については、特に限定しない。例えば、容器の材質がガラスである場合には、押型成形、吹型成形、鋳型成形などが挙げられる。また、容器の材質がプラスチック素材の場合には、熱成形、射出成形などが挙げられる。
電子レンジ調理器の容器の形状については、図15〜17で示すような略逆円錐台形以外の形状であってもよい。電子レンジ調理用蓋1Aと容器2Aのように蓋と容器が内接する場合には、少なくとも容器の水平方向の断面積の一部が容器の開口部の面積よりも小さいか、蓋を内接させるために容器内部に蓋設置部240のような蓋を乗せるための部位を具備することが必要となる。蓋設置部240のような構造であれば、蓋1Aの蓋外周部120にフランジをつけることで、容器と蓋の接合を強くすることができる。
また、蓋を容器に内接できれば、蓋を乗せるための部位は、蓋設置部240のような構造に限らなくてもよい。
容器2Aは、図15、16で示すように注水時の水面を示す水面指示部230を具備する。水面指示部230を具備することで、調理時の注水量を簡単に調整できる。また、電子レンジ用蓋1Aの突起先端部150は、調理時の泡の上昇を抑えるため、少なくとも調理前の水面位置よりも突起先端部150が上側に配置される必要があり、水面指示部230を具備することで突起先端部150の位置を設計しやすくなる。水面指示部は、図15、16で示したように容器の内側に印をつける方法に限らなくてもよい。例えば、透明なガラス容器であれば、容器内でなく、容器側面外側にメモリを設けてもよい。
図19〜22は本発明の第二の実施形態である電子レンジ調理器の変形例を示した説明図である。図19は、電子レンジ調理器である容器2Bと電子レンジ調理用蓋1Bの斜面図、図20は、容器2Bの上面図、図21は、図20で示した切断面の容器2Bの断面図、図22は容器2Bに電子レンジ調理用蓋1Bを設置した時の断面図である。
電子レンジ調理用蓋1Bについては、図8〜10で説明しているため、容器2Bについて及び、電子レンジ調理用蓋1Bと容器2Bとの設置について説明する。
図19〜21で示すように、容器2Bは、容器開口部201と容器底面211と容器開口部201と容器底面211とをつなぐ容器側面221からなる逆円錐台形の容器であり、容器側面221には、調理する際に注水する水の量を指示する水面支持部231配置されている。水面指示部231は、容器側面221の一部を容器内側から外側に窪ませる成形されている。また、容器開口部201は、容器最外周201bを容器外側に折り曲げて形成され、蓋接触面201aを具備する。よって、図22で示すように電子レンジ調理用蓋1Bの蓋外周フランジ121bと容器2Bの蓋接触面201aが密着し、折り曲げられて形成された容器2Bの蓋開口部201が、電子レンジ調理用蓋1Bの蓋外周フランジ部121bと蓋外周窪み部121dの内側の空間で固定されることで容器2Bと電子レンジ調理用蓋1Bが嵌合する。
図19〜22で示すように容器と蓋は嵌合する形で設置されてもよい。蓋と容器が嵌合する場合には、容器全体の形状は特に限定されないが、図8〜10や図19〜21で示すような蓋と容器の構造に限らず、当業者にとって周知の方法で蓋と容器を嵌合すればよい。また、水面指示部231のように容器の一部を変形させるのではなく、新たに水面指示ができるようなものを容器に接着させてもよい。
本発明の第三の実施形態である電子レンジ調理器一体型食品は、第二の発明である電子レンジ調理器と該電子レンジ調理器を用いて調理される飲食物とからなることを特徴とする。具体的には、電子レンジ調理器に直接飲食物を内包した後包装した形態、パックなどに包装した飲食物を電子レンジ調理器に内包した後包装した形態、またはパックなどに包装した飲食物と電子レンジ調理器電子レンジ調理器とセットにした形態などにより提供される。
飲食物としては、スープ、リゾット、ラーメン、スープパスタ、カレーなどの液体が多く、粘性がある成分を多く含む飲食物の即席食品が挙げられる。電子レンジ調理により、これらの即席食品を喫食するためには、飲食物の液体部分を加温するだけでなく、調理(煮込み)が必要となる。調理時には、電子レンジ調理器の容器に飲食物を入れ、水またはお湯を水面指示部まで注水し、蓋を設置して、電子レンジ調理することで簡単に飲食物を提供することができる。また、本発明の第二の実施形態である電子レンジ調理器は、再利用可能なため、飲食物のみを包装したものを別途提供することもできる。

なお、本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
1A〜1D 電子レンジ用蓋
2A〜2B 容器
100〜104 蓋天面
110、111、113 蓋側面
120〜124 蓋外周部
121a 蓋最外周
121b 蓋外周フランジ
121c 蓋外周側面
121d 蓋外周窪み部
130、132、133、134 蓋開口部
140〜144 蓋突起部
150〜154 突起先端部
160〜164 蓋−突起境界部
170〜174 蒸気排出孔
180〜184 蓋中心
200、201 容器開口部
201a 蓋接触面
201b 容器最外周
210、211 容器底面
220、221 容器側面
230、231 水面指示部
240 蓋設置部

Claims (9)

  1. 容器に設置する電子レンジ調理用蓋であって、
    下側に向けた非開口の突起部と、
    前記突起部の先端よりも上側に配置された蒸気排出孔と、を具備することを特徴とする電子レンジ調理用蓋。
  2. 前記突起部は、蓋と一体で成形され、蓋の一部が下方向に凹んだ形状で形成されることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ調理用蓋。
  3. 前記突起部の水平方向の横断面の面積が、前記突起部の先端に近づくほど小さくなることを特徴とする請求項1または2記載の電子レンジ調理用蓋。
  4. 前記突起部が上面図上の蓋の中心を含む位置に具備されることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項記載の電子レンジ調理用蓋。
  5. 前記突起部を2つ以上具備し、
    前記突起部がそれぞれ上面図上の蓋の中心からの距離が等距離であり、
    近接する前記突起部同士が等距離の位置もしくは、蓋の上面図上の中心に対して対称の位置に具備されることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項記載の電子レンジ調理用蓋。
  6. 前記蒸気排出孔を2つ以上具備し、
    前記蒸気排出孔がそれぞれ前記突起部の上面図上の中心からの距離が等距離であり、
    近接する蒸気排出孔同士が等距離の位置もしくは、前記突起部の上面図上の中心に対して対称の位置に配置されることを特徴とする請求項1〜5いずれか一項記載の電子レンジ調理用蓋。
  7. 前記電子レンジ調理用蓋が容器と内接可能もしくは嵌合可能であることを特徴とする請求項1〜6いずれか一項記載の電子レンジ調理用蓋。
  8. 容器と蓋とからなる電子レンジ調理器であって、
    前記容器は、
    底面と、開口部と、底面と開口部をつなぐ側面と、からなり、
    注水時の水面位置を示す水面指示部を具備し、
    前記蓋は、
    下方向に向けた非開口の突起部と、
    前記突起部の先端よりも上側に配置された蒸気排出孔と、を具備し、
    前記容器に内接可能もしくは前記容器と嵌合可能であり、
    前記蓋が前記容器に内接している状態もしくは前記容器と嵌合している状態において、前記突起部の先端は、前記水面指示部よりも上側に配置されることを特徴とする電子レンジ調理器。
  9. 請求項8記載の電子レンジ調理器と前記電子レンジ調理器を用いて調理される飲食物とからなる電子レンジ調理器一体型食品。
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