JP3924575B2 - 電子レンジによるゆで卵用システム容器 - Google Patents
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Description
さらに、ゆでられる卵が容器内で固定されていないので、卵は容器内で不規則に移動しながらゆでられるので、卵の黄身の位置が偏ってしまうという問題があった。
プラスチックシート製の容器本体、蓋体、及びキャップからなり、前記容器本体は、底部に卵を立てて保持する卵保持部、上部に本体嵌合部を具え、前記蓋体は、下部に蓋体下部嵌合部、上部に蓋体凹部を具え、前記蓋体凹部は、中心に蓋体開口部、側面に蓋体上部嵌合部を具え、前記キャップは、側面にキャップ嵌合部及びキャップ蒸気排出溝を具え、前記本体嵌合部と前記蓋体下部嵌合部、前記蓋体上部嵌合部と前記キャップ嵌合部がそれぞれ嵌合一体化され、前記キャップ嵌合部は前記蓋体上部嵌合部に対して一定の範囲で上下動可能になっており、前記蓋体開口部及びキャップ蒸気排出溝により、容器内の空気及び蒸気の排出が行なわれることを特徴とする、電子レンジによるゆで卵用システム容器によって、前記の課題を解決した。
また、加熱後に、キャップが自動減圧システムにより加熱前と同じ嵌着状態に戻り、加熱前と同様に、容器本体と蓋体、蓋体とキャップが、嵌合部により安定的に嵌着されるので、容器内の水を漏らすことがない。
また、卵は、卵保持部によって立てた状態を保ちながらゆでられるので、ゆでた卵の黄身は常に卵の中心に位置する。
さらに、本発明の第2のシステム容器によれば、形状が比較的単純であることから、金型で成形する際にプラスチックの離れがよく、簡便に製造することができる。
図中、符号1は容器本体、2は蓋体、3はキャップである。
本発明の第1の実施形態のシステム容器10は、容器本体1、蓋体2、及びキャップ3からなり、容器本体1は底部に卵を立てて保持する卵保持部4、上部に本体嵌合部9を具え、蓋体2は下部に蓋体下部嵌合部13、上部に蓋体凹部7を具え、キャップ3は側面にキャップ嵌合部12を具え、本体嵌合部9と蓋体下部嵌合部13、蓋体凹部7とキャップ嵌合部12が嵌合一体化され、蓋体凹部7は、中心に蓋体開口部8、側面に蓋体蒸気排出溝18を具えている。
このように、卵をアルミホイルで包むことで、マイクロ波を遮蔽し、卵内部の急激な加熱を抑え卵の破裂を防ぐことができ、また、熱伝導を妨げる金属製の内容器を用いる必要がないことから、高い熱効率が得られ、少量の水で卵を短時間でゆでることができ、さらに、容器本体1内の空間を最大限に利用することができることから、比較的多くの卵を一度にゆでることができる。
なお、マイクロ波の遮蔽を確実にするため、卵にアルミホイルを二重に巻付けることが好ましい。
なお、容器本体1の卵保持部4の形状は図面に示される形状に限るものでなく、要は、卵が立った状態で保持され、卵の移動が制限されるものであればよい。 また、容器本体1と卵保持部4は一体である必要はなく、例えば、容器本体の底部に別体の内容器を設け、この内容器に卵保持部を形成することも可能である。
蓋体2の高さは、容器本体1の高さと同等又はそれ以上あって、キャップ3の底面23が上方向の凸状をなすことが望ましい。
しかし、容器10内の水の量や電子レンジの出力によって水蒸気の発生量やこれに伴う膨張比がそれぞれ異なるため、急激に膨張しエネルギーをキャップ3の構造のみで100%の圧力を受けるのではなく、図5(c)に示すように、蓋体2と容器本体1との嵌合部において、蓋体下部係合部13cより本体壁部9bを数ミリ単位で大きく寸法差を設けることにより、蓋体2が上下方向に相対移動して、蓋体2全体でこの瞬間的水蒸気を一時的に受けて、キャップ3にかかるエネルギー量を緩和することができる。
図7は本発明の第2の実施形態のシステム容器の分解斜視図、図8は図7に対応する断面図である。
本発明の第2の実施形態のシステム容器101は、容器本体1、蓋体2、及びキャップ3からなり、容器本体1は底部に卵を立てて保持する卵保持部4、上部に本体嵌合部9を具え、蓋体2は下部に蓋体下部嵌合部13、上部に蓋体凹部7を具え、キャップ3は側面にキャップ嵌合部12及びキャップ蒸気排出溝25を具え、本体嵌合部9と蓋体下部嵌合部13、蓋体凹部7とキャップ嵌合部12が嵌合一体化され、蓋体凹部7は中心に蓋体開口部8を具えている。
この本発明の第2の実施形態のシステム容器は、本発明の第1の実施形態のシステム容器と同等の優れた蒸気排出機能を有するのみならず、本発明の第2の実施形態のシステム容器は、本発明の第1の実施形態のシステム容器と比較して、形状が比較的単純であることから、金型で成形する際にプラスチックの離れがよく、簡便に製造することができるというさらなる利点を有する。
しかし、容器101内の水の量や電子レンジの出力によって水蒸気の発生量やこれに伴う膨張比がそれぞれ異なるため、急激に膨張しエネルギーをキャップ3の構造のみで100%の圧力を受けるのではなく、図10(c)に示すように、蓋体2と容器本体1との嵌合部において、蓋体下部係合部13cより本体壁部9bを数ミリ単位で大きく寸法差を設けることにより、蓋体2が上下方向に相対移動して、蓋体2全体でこの瞬間的水蒸気を一時的に受けて、キャップ3にかかるエネルギー量を緩和することができる。
また、このときのキャップ蒸気排出溝25はキャップ3の外側面に等間隔で複数配置することが好ましい。
図12は、水蒸気圧が比較的小さいときの、容器10内部から容器10外部に放出される水蒸気(水蒸気圧)の通る方向を示した。
図13は、水蒸気圧が比較的大きいときの、容器10内部から容器10外部に放出される水蒸気(水蒸気圧)の通る方向をそれぞれ示した。
また、図15は、容器10内にある水を加熱して、水が沸点に達しなお加熱し続けたときに起きる、水の飛び跳ねる状態を示した。
また、加熱処理後に、キャップが自動減圧システムにより、使用前と同じ嵌着状態に戻り、使用前と同様に、容器本体と蓋体、蓋体とキャップが、嵌合部により安定的に嵌着されるので、容器内の水が漏れることを防ぐことができるという顕著な効果を奏する。
また、卵は、卵保持部によって立てた状態を保ちながらゆでられるので、ゆでた卵の黄身は常に卵の中心に位置する。
さらに、本発明の第2の実施形態のシステム容器によれば、形状が比較的単純であることから、金型で成形する際にプラスチックの離れがよく、簡便に製造することができる。
2:蓋体
3:キャップ
4:卵保持部
7:蓋体凹部
8:蓋体開口部
9:本体嵌合部
10,101:電子レンジによるゆで卵用システム容器
11:蓋体上部嵌合部
12:キャップ嵌合部
13:蓋体下部嵌合部
18:蓋体蒸気排出溝
23:キャップ底面
25:キャップ蒸気排出溝
Claims (2)
- プラスチックシート製の容器本体、蓋体、及びキャップからなり、
前記容器本体は、底部に卵を立てて保持する卵保持部、上部に本体嵌合部を具え、
前記蓋体は、下部に蓋体下部嵌合部、上部に蓋体凹部を具え、
前記蓋体凹部は、中心に蓋体開口部、側面に蓋体上部嵌合部及び蓋体蒸気排出溝を具え、
前記キャップは、側面にキャップ嵌合部を具え、
前記本体嵌合部と前記蓋体下部嵌合部、前記蓋体上部嵌合部と前記キャップ嵌合部がそれぞれ嵌合一体化され、
前記キャップ嵌合部は前記蓋体上部嵌合部に対して一定の範囲で上下動可能になっており、前記蓋体開口部及び前記蓋体蒸気排出溝により、容器内の空気及び蒸気の排出が行なわれることを特徴とする、
電子レンジによるゆで卵用システム容器。 - プラスチックシート製の容器本体、蓋体、及びキャップからなり、
前記容器本体は、底部に卵を立てて保持する卵保持部、上部に本体嵌合部を具え、
前記蓋体は、下部に蓋体下部嵌合部、上部に蓋体凹部を具え、
前記蓋体凹部は、中心に蓋体開口部、側面に蓋体上部嵌合部を具え、
前記キャップは、側面にキャップ嵌合部及びキャップ蒸気排出溝を具え、
前記本体嵌合部と前記蓋体下部嵌合部、前記蓋体上部嵌合部と前記キャップ嵌合部がそれぞれ嵌合一体化され、
前記キャップ嵌合部は前記蓋体上部嵌合部に対して一定の範囲で上下動可能になっており、前記蓋体開口部及びキャップ蒸気排出溝により、容器内の空気及び蒸気の排出が行なわれることを特徴とする、
電子レンジによるゆで卵用システム容器。
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