JP2015173588A - 非接触給電装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記構成において、前記2次側巻回突部の、前記一方向に対して直交する辺の長さを、前記2次側巻回突部よりも幅広な前記1次側基台の、前記一方向に直交する辺の長さと、前記2次側巻回突部の中心位置が前記隙間に位置しているときの、前記一方向に対して直交する向きの最長許容ズレ長とを足し合わせた長さとしたことが好ましい。
図1に示すように、部屋の鴨居1と敷居2との間に引戸3が配置されている。引戸3はその鴨居1と敷居2に形成された溝を滑って、図1に2点鎖線で示すように鴨居1と敷居2間をスライド可能に支持されている。鴨居1には、複数個の1次コイルL1が鴨居1の溝に沿って内設されている。すなわち、複数個の1次コイルL1は、引戸3の移動方向(一方向)に沿って1列に並設されている。
図4に示すように、2次コイルL2は、2次側磁性体コア20(図5参照)に巻回されている。そして、2次側磁性体コア20に巻回された2次コイルL2のコイル面は、移動方向に沿って長い長方形であって、鴨居1の溝面と平行に相対向するように配置されるとともに、鴨居1の溝面、即ち、1次コイルL1のコイル面と平行に配置される。
ここで、説明の便宜上、図6(a)に図示したように、1次側コア基台11(平面視正方形)の左右対称線(一点鎖線)である1次側中心軸線O1、この1次側中心軸線O1の方向の一辺の長さを第1横幅X1といい、1次側コア基台11(平面視正方形)の1次側中心軸線O1と直交する方向の一辺の長さを第1縦幅Y1(=X1)という。
図3や図6(a)に示すように、1次側磁性体コア10は、下方から見た平面視が正方形(以下、平面視正方形という)の1次側コア基台11を有している。その1次側コア基台11の下面中央には、同じく下方から見た平面視が正方形(以下、平面視正方形という)の1次側コア巻回突部12が突出形成されている。1次側コア巻回突部12は、その平面視正方形の各辺が、対応する1次側コア基台11の平面視正方形の各辺と平行になるように、突出形成されている。
つまり、図6(a)に示すように、1次側コア巻回突部12の平面視正方形の各辺と対応する1次側コア基台11の平面視正方形の各辺との間隔D1は、それぞれ同じである。そして、図3に示すように、1次コイルL1は、1次側磁性体コア10の1次側コア基台11から下方に突出形成した1次側コア巻回突部12の段差面13に巻回される。1次コイルL1は、その外周が1次側コア基台11の平面視正方形の外周とほぼ一致かつ1次側対向面14と面一になる高さを埋めるまで巻回される。ここで、1次側コア巻回突部12の2次コイルL2と相対向する先端平面を1次側対向面14という。また、図6(a)に示すように、1次側磁性体コア10において、1次側対向面14の平面視正方形の中心位置を通過し、1次側対向面14の配列方向である前記一方向と直交する辺を2分する直線を1次側中心軸線O1という。この1次側中心軸線O1は、鴨居1が木材ゆえ経年劣化して反ったりする等とにかく変形してなければ、向きが前記一方向と一致していることになる。
図5や図6(b)に示すように、2次側磁性体コア20は、上方から見た平面視が長方形(以下、平面視長方形という)の2次側コア基台21を有している。2次側コア基台21は、移動方向に長い、すなわち、移動方向が長辺X3で、移動方向に直交する方向が短辺Y3となる長方形状である。
今、2次側磁性体コア20に巻回された2次コイルL2は、移動方向に並設された複数の1次側磁性体コア10に巻回された1次コイルL1の上方を複数の1次コイルL1に沿って移動する。
(検証例1,2)
なお、検証例1及び検証例2にあたって、1次側磁性体コア10は、1次側コア基台11の第1横幅X1(第1縦幅Y1)を42ミリに、1次側コア巻回突部12の第2横幅X2(第2縦幅Y2)を30ミリに設定したものとする。
図8(a)に示すように、移動方向に並設した複数の1次コイルL1に対して、2次コイルL2を、2次側中心軸線O2と1次側中心軸線O1とを一致させた状態であって、1次側対向面14の対角線中心と2次側対向面24の対角線中心とが対向するように、対向配置しておき、2次コイルL2を、一方向に直交する方向(横方向)に位置をずらし、そのずらした各位置における共振特性を求めた。
前述したように、隣り合って配列されている1次側磁性体コア10同士の間隔は、密着させずに、ほぼ1ミリ〜2ミリの間に設定してある。図8(b)に示すように、移動方向に並設した複数の1次コイルL1に対して、2次コイルL2を対向配置し、2次コイルL2の移動方向の中心を、隣接する1次コイルL1の中間位置に合わせた。つまり、2次側対向面24の対角線中心を、1次側磁性体コア10同士の間隔(ほぼ1ミリ〜2ミリの間)に位置させた状態であり、2次側中心軸線O2と1次側中心軸線O1とを一致させた状態から、2次コイルL2を移動方向に直交する方向(左右に横ズレ)にずらし、そのずらした各位置における共振特性を求めた。
続いて、1次側磁性体コア10の各寸法を変えずに、2次側磁性体コア20のサイズを変更して、2次コイルL2の移動方向に直交する方向の位置ずれに対する1次コイルL1の共振特性(共振周波数)の検証を行った。2次側磁性体コア20については、2次側コア基台21の第3横幅X3、第4横幅X4は検証例1,2の場合と変えずに、第3縦幅Y3を70ミリに設定し、第4縦幅Y4を52ミリに設定した。
検証例3は、検証例1と同様に、図8(a)に示すように、移動方向に並設した複数の1次コイルL1に対して、2次コイルL2を対向配置し、2次コイルL2の移動方向の中心を1次コイルL1の移動方向の中心に合わせた。
検証例4は、検証例2と同様に、図8(b)に示すように、移動方向に並設した複数の1次コイルL1に対して、2次コイルL2を対向配置し、2次コイルL2の移動方向の中心を隣接する1次コイルL1の中間位置に合わせた。
Claims (4)
- 1次側磁性体コアに巻回された複数個の1次コイルを、一方向に、所定間隔の隙間を空けて配置し、前記一方向に並設した複数の1次コイルに沿って移動する2次側磁性体コアに巻回された2次コイルを設け、前記1次コイルに高周波電流を供給し、該1次コイルが発生する交番磁界にて前記2次コイルの各移動位置においてその2次コイルに2次電力を発生させるようにした非接触給電装置であって、
前記1次側磁性体コアは、平面視で正方形であって2辺が前記一方向に平行な1次側基台と、その1次側基台から2次コイル側に突出形成された平面視正方形であって2辺が前記一方向に平行な1次側巻回突部を有し、前記1次コイルはその1次側巻回突部に巻回されたものであり、
前記2次側磁性体コアは、平面視長方形であって同長方形の長辺が前記一方向に平行な2次側基台と、その2次側基台から1次コイル側に突出形成された平面視長方形であって2辺が前記一方向に平行な2次側巻回突部を有し、前記2次コイルはその2次側巻回突部に巻回されたものであり、
前記2次側巻回突部の、前記一方向に対して直交する辺の長さを、
前記1次側巻回突部の、前記一方向に直交する辺の長さと、前記2次側巻回突部の中心位置が前記隙間に位置しているときの、前記一方向に対して直交する向きの最長許容ズレ長とを足し合わせた長さ以内としたことを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項1に記載の非接触給電装置において、
前記最長許容ズレ長は、前記1次コイルと前記2次コイルとの共振周波数の許容可能なズレ範囲によって決定されることを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項1又は2に記載の非接触給電装置において、
前記2次側巻回突部の、前記一方向に対して直交する辺の長さを、
前記2次側巻回突部よりも幅広な前記1次側基台の、前記一方向に直交する辺の長さと、前記2次側巻回突部の中心位置が前記隙間に位置しているときの、前記一方向に対して直交する向きの最長許容ズレ長とを足し合わせた長さとしたことを特徴とする非接触給電装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の非接触給電装置において、
前記1次コイルが、第一のレールの前記一方向に複数配列され、
前記第一のレールと対向配置されて前記第一のレールとともにスライド式の移動体の移動をガイドする第二のレールに沿って前記移動体が前記一方向に移動するときに、前記1次コイルからの非接触給電を受電するよう、前記2次コイルが前記移動体に設けられ、前記移動体には、前記2次コイルが受電した電力を消費して駆動する電気機器が配設されたことを特徴とする非接触給電装置。
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