JP6485735B2 - 非接触給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、非接触給電装置に関するものである。
従来、非接触給電装置において、一方向に列設した複数の1次コイルに沿って2次コイルを移動させる。そして、その2次コイルが移動に伴ってその時々で対向位置する1次コイルから発生した交番磁界を電磁誘導にて2次コイルに2次電力を発生させるようにした1次元方向のフリーレイアウト非接触給電装置が知られている(特許文献1)。
また、2次コイルは、各1次コイルに対して相対移動可能なため、その移動方向において1次コイルとの相対位置が変化しその時々で共振特性(共振周波数)が変化する。そこで、1次元方向のフリーレイアウト非接触給電装置では、移動方向に対する共振周波数の変動の影響を小さくする給電を実現するための種々の提案がなされている。
特開2011−211874号公報
しかしながら、1次元方向のフリーレイアウト非接触給電装置では、2次コイルが、各1次コイルが列設した一方向(移動方向)に直交する方向に位置ずれを起こした場合にも、その位置ずれによって大きく共振周波数が変化する。そして、2次コイルが、各1次コイルが列設した移動方向に直交する方向への位置ずれに起因する共振周波数の変動に対する対策は何も取られていなかった。
特に、この非接触給電装置を鴨居と敷居間を移動可能に支持された引戸に具体化した場合、引戸を鴨居及び敷居に組み込むことを考えたとき、その建て付け時や経年時に、移動方向に直交する方向の位置ずれを厳密に調整しなければならない問題が発生する。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、移動方向に直交する方向の位置ずれに対する共振周波数の変動幅を小さく抑えることができる非接触給電装置を提供することにある。
上記課題を解決するための非接触電力伝達装置は、1次側磁性体コアに巻回された複数個の1次コイルを、一方向に、所定間隔の隙間を空けて配置し、前記一方向に並設した複数の1次コイルに沿って移動する2次側磁性体コアに巻回された2次コイルを設け、前記1次コイルに高周波電流を供給し、該1次コイルが発生する交番磁界にて前記2次コイルの各移動位置においてその2次コイルに2次電力を発生させるようにした非接触給電装置であって、前記1次側磁性体コアは、平面視で正方形であって2辺が前記一方向に平行な1次側基台と、その1次側基台から2次コイル側に突出形成された平面視正方形であって2辺が前記一方向に平行な1次側巻回突部を有し、前記1次コイルはその1次側巻回突部に巻回されたものであり、前記2次側磁性体コアは、平面視長方形であって同長方形の長辺が前記一方向に平行な2次側基台と、その2次側基台から1次コイル側に突出形成された平面視長方形であって2辺が前記一方向に平行な2次側巻回突部を有し、前記2次コイルはその2次側巻回突部に巻回されたものであり、前記2次側巻回突部の、前記一方向に対して直交する辺の長さを、前記1次側巻回突部の、前記一方向に直交する辺の長さと、前記2次側巻回突部の中心位置が前記隙間に位置しているときの、前記一方向に対して直交する向きの最長許容ズレ長とを足し合わせた長さ以内としたことを特徴とする。
上記構成において、前記最長許容ズレ長は、前記1次コイルと前記2次コイルとの共振周波数の許容可能なズレ範囲によって決定されることが好ましい。
上記構成において、前記2次側巻回突部の、前記一方向に対して直交する辺の長さを、前記2次側巻回突部よりも幅広な前記1次側基台の、前記一方向に直交する辺の長さと、前記2次側巻回突部の中心位置が前記隙間に位置しているときの、前記一方向に対して直交する向きの最長許容ズレ長とを足し合わせた長さとしたことが好ましい。
上記構成において、前記1次コイルが、第一のレールの前記一方向に複数配列され、前記第一のレールと対向配置されて前記第一のレールとともにスライド式の移動体の移動をガイドする第二のレールに沿って前記移動体が前記一方向に移動するときに、前記1次コイルからの非接触給電を受電するよう、前記2次コイルが前記移動体に設けられ、前記移動体には、前記2次コイルが受電した電力を消費して駆動する電気機器が配設されたことが好ましい。
本発明によれば、移動方向に直交する方向の位置ずれに対する共振周波数の変動幅を小さく抑えることができる。
実施形態の非接触給電装置を説明するための引戸の斜視図。 同じく、1次コイルの斜視図。 同じく、1次側磁性体コアの斜視図。 同じく、2次コイルの斜視図。 同じく、2次側磁性体コアの斜視図。 同じく、(a)は1次側磁性体コアを下方から見た正面図、(b)は2次側磁性体コアを上方から見た正面図。 同じく、1次側磁性体コアと2次側磁性体コアを移動方向から見た断面図。 同じく、(a)は2次側磁性体コアの中心が1次側磁性体コアの中心位置に配置された状態を示す移動方向に対して直交する方向から見た断面図、(b)は2次側磁性体コアの中心が隣接する1次側磁性体コアの中間位置に配置された状態を示す移動方向に対して直交する方向から見た断面図。 同じく、(a)は図8(a)に示す位置での2次側磁性体コアの移動方向に対して直交する方向の各位置ずれに対する共振特性図、(b)は図8(b)に示す位置での2次側磁性体コアの移動方向に対して直交する方向の各位置ずれに対する共振特性図。 同じく、(a)は図8(a)に示す位置での2次側磁性体コアの移動方向に対して直交する方向の各位置ずれに対する共振特性図、(b)は図8(b)に示す位置での2次側磁性体コアの移動方向に対して直交する方向の各位置ずれに対する共振特性図である。
以下、非接触給電装置の実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、部屋の鴨居1と敷居2との間に引戸3が配置されている。引戸3はその鴨居1と敷居2に形成された溝を滑って、図1に2点鎖線で示すように鴨居1と敷居2間をスライド可能に支持されている。鴨居1には、複数個の1次コイルL1が鴨居1の溝に沿って内設されている。すなわち、複数個の1次コイルL1は、引戸3の移動方向(一方向)に沿って1列に並設されている。
図2に示すように、1次コイルL1は、1次側磁性体コア10(図3参照)に巻回されている。1次側磁性体コア10に巻回された1次コイルL1のコイル面は、正方形であって、引戸3の上面と相対向するように配置されるとともに、引戸3の上面と平行に配置される。
なお、鴨居1には、給電装置(図示しない)が内設されている。そして、その給電装置には、1次コイルL1毎に基本給電ユニット回路(図示しない)が設けられている。各1次コイルL1は、それぞれ対応する基本給電ユニット回路によって高周波電流が通電され交番磁界を放射するようになっている。
一方、引戸3であって鴨居1の溝に嵌った上部には、引戸3の移動方向に沿って長く形成された2次コイルL2が内設されている。
図4に示すように、2次コイルL2は、2次側磁性体コア20(図5参照)に巻回されている。そして、2次側磁性体コア20に巻回された2次コイルL2のコイル面は、移動方向に沿って長い長方形であって、鴨居1の溝面と平行に相対向するように配置されるとともに、鴨居1の溝面、即ち、1次コイルL1のコイル面と平行に配置される。
2次コイルL2は、鴨居1に沿って配置された各1次コイルL1から放射される交番磁界を受けることで、電磁誘導作用によって2次電力が起電される。2次コイルL2が発生する2次電力は、鴨居1に内設された受電装置(図示しない)に供給される。そして、受電装置は、その2次電力を整流しDC/DCコンバータにて所定の直流電圧に変換した後、引戸3の収納スペース3aに設置した電気機器E(引戸3の厚みに埋もれて隠れる程度に薄い、薄型テレビ受像機など)に駆動電源として供給する。
次に、1次コイルL1を巻回する1次側磁性体コア10と、2次コイルL2を巻回する2次側磁性体コア20を詳細に説明する。
ここで、説明の便宜上、図6(a)に図示したように、1次側コア基台11(平面視正方形)の左右対称線(一点鎖線)である1次側中心軸線O1、この1次側中心軸線O1の方向の一辺の長さを第1横幅X1といい、1次側コア基台11(平面視正方形)の1次側中心軸線O1と直交する方向の一辺の長さを第1縦幅Y1(=X1)という。
また、1次側コア巻回突部12(平面視正方形)の1次側中心軸線O1方向の一辺の長さを第2横幅X2といい、1次側コア巻回突部12(平面視正方形)の1次側中心軸線O1と直交する方向の一辺の長さを第2縦幅Y2(=X2)という。
さらに、図6(b)に示すように、2次側磁性体コア20について、2次側コア基台21(平面視長方形)の左右対称線(一点鎖線)である2次側中心軸線O2、この2次側中心軸線O2の方向である、2次側コア基台21(平面視長方形)の長辺の長さを第3横幅X3といい、2次側コア基台21(平面視長方形)の短辺の長さを第3縦幅Y3という。また、2次側コア巻回突部22(平面視長方形)の長辺の長さを第4横幅X4といい、2次側コア巻回突部22(平面視長方形)の短辺の長さを第4縦幅Y4という。
(1次側磁性体コア10)
図3や図6(a)に示すように、1次側磁性体コア10は、下方から見た平面視が正方形(以下、平面視正方形という)の1次側コア基台11を有している。その1次側コア基台11の下面中央には、同じく下方から見た平面視が正方形(以下、平面視正方形という)の1次側コア巻回突部12が突出形成されている。1次側コア巻回突部12は、その平面視正方形の各辺が、対応する1次側コア基台11の平面視正方形の各辺と平行になるように、突出形成されている。
そして、1次側コア巻回突部12は、その平面視正方形の対角線が1次側コア基台11の平面視正方形の対角線と一致するように1次側コア基台11に突出形成されている。
つまり、図6(a)に示すように、1次側コア巻回突部12の平面視正方形の各辺と対応する1次側コア基台11の平面視正方形の各辺との間隔D1は、それぞれ同じである。そして、図3に示すように、1次コイルL1は、1次側磁性体コア10の1次側コア基台11から下方に突出形成した1次側コア巻回突部12の段差面13に巻回される。1次コイルL1は、その外周が1次側コア基台11の平面視正方形の外周とほぼ一致かつ1次側対向面14と面一になる高さを埋めるまで巻回される。ここで、1次側コア巻回突部12の2次コイルL2と相対向する先端平面を1次側対向面14という。また、図6(a)に示すように、1次側磁性体コア10において、1次側対向面14の平面視正方形の中心位置を通過し、1次側対向面14の配列方向である前記一方向と直交する辺を2分する直線を1次側中心軸線O1という。この1次側中心軸線O1は、鴨居1が木材ゆえ経年劣化して反ったりする等とにかく変形してなければ、向きが前記一方向と一致していることになる。
そして、移動方向に並設された各1次側磁性体コア10は、それら1次側対向面14が互いに面一となるとともに、それら1次側中心軸線O1の群が同一直線状に繋がるように配置される。そして、本実施形態では、1次側コア基台11の第1横幅X1および第1縦幅Y1は、42ミリに設定されている。また、1次側コア巻回突部12の第2横幅X2および第2縦幅Y2は、30ミリに設定されている。
ここで、隣り合って配列されている1次側磁性体コア10同士の間隔は、ほぼ1ミリ〜2ミリの間に設定している。隣り合って配列される1次側磁性体コア10同士を一方向に隙間無く密着させて並べてしまうと、結合係数が予期せぬ値に変化してしまい、非接触給電電力量の制御が難しくするおそれがあるために、あえて、1次側磁性体コア10同士は密着させずに離間させて配列しているのである。
(2次側磁性体コア20)
図5や図6(b)に示すように、2次側磁性体コア20は、上方から見た平面視が長方形(以下、平面視長方形という)の2次側コア基台21を有している。2次側コア基台21は、移動方向に長い、すなわち、移動方向が長辺X3で、移動方向に直交する方向が短辺Y3となる長方形状である。
2次側コア基台21の上面中央には、上方から見た平面視が長方形(以下、平面視長方形という)の2次側コア巻回突部22が突出形成されている。2次側コア巻回突部22は、移動方向に長い、すなわち、移動方向が長辺X4で、移動方向に直交する方向が短辺Y4となる長方形状である。
2次側コア巻回突部22は、その平面視長方形の長辺X4が2次側コア基台21の平面視長方形の長辺X3と平行(すなわち、その短辺Y4が2次側コア基台21の平面視長方形の短辺Y3と平行)になるように2次側コア基台21に突出形成されている。
また、図6(b)に示すように、2次側コア巻回突部22の平面視長方形の長辺X4と対向する2次側コア基台21の平面視長方形の長辺X3との間隔を間隔D2とする。そして、2次側コア巻回突部22の平面視長方形の短辺Y4と対向する2次側コア基台21の平面視長方形の短辺Y3との間隔を間隔D3とすると、間隔D3と間隔D2は同じ長さになるように形成されてある。
つまり、2次側コア基台21の平面視長方形の対角線の交点と、2次側コア巻回突部22の平面視長方形の対角線の交点が上方から見て一致する。そして、図5に示すように、2次コイルL2は、2次側コア基台21から上方に突出形成した2次側コア巻回突部22の段差面23に巻回される。2次コイルL2は、その外周が2次側コア基台21の平面視長方形の外周とほぼ一致かつ2次側対向面24と面一になる高さを埋めるまで巻回される。ここで、2次側コア巻回突部22の1次コイルL1と相対向する先端平面を2次側対向面24という。そして、2次側対向面24は、前記1次側コア巻回突部12の1次側対向面14と平行な長方形である。
また、図6(b)に示すように、2次側磁性体コア20において、2次側コア巻回突部22(2次側対向面24)の平面視長方形の対角線の交点を通過し、2次側コア巻回突部22(2次側対向面24)の短辺Y4を2分する直線を2次側中心軸線O2という。
そして、図7に示すように、2次側磁性体コア20は、2次側対向面24が1次側磁性体コア10の1次側対向面14と平行、かつ、2次側中心軸線O2が上方から見て1次側中心軸線O1と一致する(重なる)ように、引戸3に配置されるようになっている。
そして、本実施形態では、2次側コア基台21の第3横幅(長辺)X3は90ミリ、第3縦幅(短辺)Y3は80ミリに設定されている。また、2次側コア巻回突部22の第4横幅(長辺)X4は72ミリ、第4縦幅(短辺)Y4は62ミリに設定されている。
次に、上記のように構成した非接触給電装置の作用を説明する。
今、2次側磁性体コア20に巻回された2次コイルL2は、移動方向に並設された複数の1次側磁性体コア10に巻回された1次コイルL1の上方を複数の1次コイルL1に沿って移動する。
このとき、図7に示すように、2次コイルL2は、2次側磁性体コア20の2次側中心軸線O2が、1次側磁性体コア10の1次側中心軸線O1と上方から見て一致する(重なる)ように、1次コイルL1に対して対向配置する。
そのため、図7に示すように、2次コイルL2(2次側磁性体コア20)は、その2次側中心軸線O2が1次コイルL1(1次側磁性体コア10)の1次側中心軸線O1と上方から見て一致するように、図7において紙面に対して直交する方向に移動する。
このとき、2次側磁性体コア20の2次側対向面24の第4縦幅Y4(=62ミリ)が、1次側コア基台11(平面視正方形)の第1縦幅Y1(=42ミリ)よりも長い。したがって、移動方向に対して直交する方向において、2次側磁性体コア20の2次側対向面24は、下方から見て1次側対向面14を内包している。
つまり、2次側磁性体コア20は、1次側磁性体コア10に対して移動方向に対して直交する方向に10ミリの位置ずれが生じても、2次側対向面24は、下方から見て1次側対向面14を内包した状態にある。その結果、2次コイルL2が移動方向に直交する方向の位置ずれに基づく結合係数の変動も小さく1次コイルL1の共振周波数の変動は小さい。
ところで、2次側コア巻回突部22の平面視長方形の両側長辺と、対向するそれぞれ1次側コア巻回突部12の平面視正方形であって1次側中心軸線O1と平行の両側辺との間隔は、それぞれ16ミリである。つまり、1次側中心軸線O1と直交する方向に6ミリ(=16ミリ−10ミリ)の余裕がある。
したがって、1次側中心軸線O1と直交する方向に6ミリの組み付け誤差が生じている場合において、10ミリの位置ずれが生じても、2次側磁性体コア20の2次側対向面24は、下方から見て1次側対向面14を内包した状態にある。その結果、2次側磁性体コア20は、1次側磁性体コア10に対する結合係数の変動を小さく、移動方向に直交する方向の位置ずれに基づく1次コイルL1の共振周波数の変動は小さい。
ここで、2次コイルL2の移動方向に直交する方向の位置ずれに対する1次コイルL1の共振特性(共振周波数)を検証してみた。
(検証例1,2)
なお、検証例1及び検証例2にあたって、1次側磁性体コア10は、1次側コア基台11の第1横幅X1(第1縦幅Y1)を42ミリに、1次側コア巻回突部12の第2横幅X2(第2縦幅Y2)を30ミリに設定したものとする。
また、2次側磁性体コア20は、2次側コア基台21の第3横幅X3を90ミリ、第3縦幅Y3を80ミリに設定し、2次側コア巻回突部22の第4横幅X4を72ミリ、第4縦幅Y4を62ミリに設定したものとする。
(検証例1)
図8(a)に示すように、移動方向に並設した複数の1次コイルL1に対して、2次コイルL2を、2次側中心軸線O2と1次側中心軸線O1とを一致させた状態であって、1次側対向面14の対角線中心と2次側対向面24の対角線中心とが対向するように、対向配置しておき、2次コイルL2を、一方向に直交する方向(横方向)に位置をずらし、そのずらした各位置における共振特性を求めた。
図9(a)は、実験にて求められた各ずれ量における共振特性を示す図である。特性曲線T1は、位置ずれが0(ゼロ)ミリ(位置ずれなし)のときの共振特性線である。特性曲線T2は、位置ずれが4ミリのときの共振特性線である。特性曲線T3は、位置ずれが10ミリのときの共振特性線である。特性曲線T4は、位置ずれが14ミリのときの共振特性線である。特性曲線T5は、位置ずれが20ミリのときの共振特性線である。
特性曲線T1〜T5から明らかなように、各々ずれた位置における共振周波数は、ほぼ同じであるので、20ミリメートルまで横ズレならば、共振周波数特性は大して変わらずオールクリアであることがわかった。したがって、この検証例1だけでは、第3縦幅Y3や第4縦幅Y4の設定長の妥当性は結論付けられないと考えられる。
(検証例2)
前述したように、隣り合って配列されている1次側磁性体コア10同士の間隔は、密着させずに、ほぼ1ミリ〜2ミリの間に設定してある。図8(b)に示すように、移動方向に並設した複数の1次コイルL1に対して、2次コイルL2を対向配置し、2次コイルL2の移動方向の中心を、隣接する1次コイルL1の中間位置に合わせた。つまり、2次側対向面24の対角線中心を、1次側磁性体コア10同士の間隔(ほぼ1ミリ〜2ミリの間)に位置させた状態であり、2次側中心軸線O2と1次側中心軸線O1とを一致させた状態から、2次コイルL2を移動方向に直交する方向(左右に横ズレ)にずらし、そのずらした各位置における共振特性を求めた。
図9(b)は、実験にて求められた各ずれ量における共振特性を示す図である。特性曲線T1は、位置ずれが0(ゼロ)ミリ(位置ずれなし)のときの共振特性線である。特性曲線T2は、位置ずれが4ミリのときの共振特性線である。特性曲線T3は、位置ずれが10ミリのときの共振特性線である。特性曲線T4は、位置ずれが14ミリのときの共振特性線である。特性曲線T5は、位置ずれが20ミリのときの共振特性線である。
特性曲線T1〜T5から明らかなように、各ずれた位置における共振周波数は、位置ずれが20ミリのときを除いてほぼ同じであることがわかった。なお、本願発明の主旨とは異なるが、特性曲線T5については、位置ずれが20ミリであって、共振周波数が特性曲線T1〜T4とは異なる値を示したものの、2次側磁性体コア20経由で得られる電力の値だけ見ると、特性曲線T4の場合に次ぐ、第2位の電力ピーク値を与えるほど高出力事例である。
2次側磁性体コア20に巻回された2次コイルL2が、2つの1次側磁性体コア10に巻回された1次コイルL1を跨って移動するとき、最も厳しい条件であろうと目して、図8(b)に示す検証例2での位置ずれに伴う共振周波数のズレを考察し、クリアすべき最大障壁として想定すればよいものと発明者らは考えた。
この検証例2から、2次側対向面24が1次側対向面14を完全に内包している範囲内にある、位置ずれが14ミリまでは、共振周波数はほぼ同じであることがわかる。従って、第4縦幅Y4の設定長を、第2縦幅Y2に加えて、14ミリメートルを最低保障可能な長さ(最長許容ズレ長)として、20ミリメートルにまでは至らない長さを加算した長さにすれば、第4縦幅Y4の設定長を無駄に長くせず、しかも、結合係数を低下させないで共振周波数をほぼ同じに維持したまま非接触給電ができるものと考えられる。
前述したように、隣り合って配列されている1次側磁性体コア10同士の間隔は、密着させずに、ほぼ1ミリ〜2ミリの間に設定してある。検証例1の場合に比べて最も大きな測定差異が得られるのがこの検証例2であろうと発明者らは考えている。
(検証例3,4)
続いて、1次側磁性体コア10の各寸法を変えずに、2次側磁性体コア20のサイズを変更して、2次コイルL2の移動方向に直交する方向の位置ずれに対する1次コイルL1の共振特性(共振周波数)の検証を行った。2次側磁性体コア20については、2次側コア基台21の第3横幅X3、第4横幅X4は検証例1,2の場合と変えずに、第3縦幅Y3を70ミリに設定し、第4縦幅Y4を52ミリに設定した。
(検証例3)
検証例3は、検証例1と同様に、図8(a)に示すように、移動方向に並設した複数の1次コイルL1に対して、2次コイルL2を対向配置し、2次コイルL2の移動方向の中心を1次コイルL1の移動方向の中心に合わせた。
そして、2次側中心軸線O2と1次側中心軸線O1とを一致させた状態から2次コイルL2を移動方向に直交する方向に位置をずらし、そのずらした各位置における共振特性を求めた。
図10(a)は、実験にて求められた各ずれ量における共振特性を示す図である。特性曲線T1は、位置ずれが0ミリ(位置ずれなし)のときの共振特性線である。特性曲線T2は、位置ずれが4ミリのときの共振特性線である。特性曲線T3は、位置ずれが10ミリのときの共振特性線である。特性曲線T4は、位置ずれが14ミリのときの共振特性線である。特性曲線T5は、位置ずれが20ミリのときの共振特性線である。
特性曲線T1〜T5から明らかなように、各ずれた位置における共振周波数は、位置ずれが0ミリ、4ミリ、10ミリ、14ミリのときほぼ同じであって、位置ずれが20ミリのとき他と異なることがわかった。従って、第4縦幅Y4の設定長を、第2縦幅Y2に加えて、14ミリメートルを最低保障可能な長さ(最長許容ズレ長)として、20ミリメートルまではに至らない長さを加算した長さにすれば、第4縦幅Y4の設定長を無駄に長くせず、しかも、結合係数を低下させないで共振周波数をほぼ同じに維持したまま非接触給電ができるものと考えられる。言い換えれば、第2縦幅Y2に加えて、最低保障可能な長さである14ミリメートルを下回る安全圏である11ミリメートル(Y2である52ミリメートルからY2を引いた残りの横ズレ可能な長さ)を加算した長さを第4縦幅Y4の設定長にしてあるので、結合係数を低下させないで共振周波数をほぼ同じに維持したまま非接触給電ができるものと考えられる。
(検証例4)
検証例4は、検証例2と同様に、図8(b)に示すように、移動方向に並設した複数の1次コイルL1に対して、2次コイルL2を対向配置し、2次コイルL2の移動方向の中心を隣接する1次コイルL1の中間位置に合わせた。
そして、2次側中心軸線O2と1次側中心軸線O1とを一致させた状態から2次コイルL2を移動方向に直交する方向に位置をずらし、そのずらした各位置における共振特性を求めた。
図10(b)は、実験にて求められた各ずれ量における共振特性を示す図である。特性曲線T1は、位置ずれが0(ゼロ)ミリ(位置ずれなし)のときの共振特性線である。特性曲線T2は、位置ずれが4ミリのときの共振特性線である。特性曲線T3は、位置ずれが10ミリのときの共振特性線である。特性曲線T4は、位置ずれが14ミリのときの共振特性線である。特性曲線T5は、位置ずれが20ミリのときの共振特性線である。
特性曲線T1〜T5から明らかなように、各ずれた位置における共振周波数は、位置ずれが0ミリ、4ミリ、10ミリのときほぼ同じであって、位置ずれが14ミリ、20ミリでは、それぞれ他と異なることがわかった。
ここで、検証例4は、図8(b)に示すように、2次コイルL2の移動方向の中心を隣接する1次コイルL1の中間位置に合わせた検証例であって、非接触給電を行う条件としては厳しい条件での検証である。これに対して、検証例3は、図8(a)に示すように、2次コイルL2の移動方向の中心を1次コイルL1の移動方向の中心に合わせた検証例であって、非接触給電を行う条件としては最もよい条件での検証である。
つまり、2次側磁性体コア20に巻回された2次コイルL2が、2つの1次側磁性体コア10に巻回された1次コイルL1を跨って移動するとき、最も厳しい条件、すなわち、図8(b)に示す検証例4での位置ずれを想定すればよいことがわかる。
ここで、特性曲線T4(横ズレ14ミリ)の場合は、図10(b)で特性曲線T1〜T3の群に比べて共振周波数がずれているとはいえ、そのズレは些少として扱える程に小さく、問題視するに値せず、特性曲線T5(横ズレ20ミリ)の場合だけを問題視すべきものと、発明者らは考える。
従って、第4縦幅Y4の設定長を、第2縦幅Y2に加えて、特性曲線T4の横ズレ14ミリメートルを最低保障可能な長さ(最長許容ズレ長)として、20ミリメートルにまで至らない長さを加算した長さにすれば、第4縦幅Y4の設定長を無駄に長くせず、しかも、結合係数を低下させないで共振周波数をほぼ同じに維持したまま非接触給電ができるものと考える。言い換えれば、第2縦幅Y2に加えて、最低保障可能な長さである14ミリメートルを下回る安全圏である11ミリメートル(Y4である52ミリメートルからY2を引いた残りの横ズレ可能な長さ)を加算した長さを第4縦幅Y4の設定長にしてあるので、結合係数を低下させないで共振周波数をほぼ同じに維持したまま非接触給電ができるものと考えられる。
本願発明に係る実施形態として、図1に示すように、部屋の鴨居1と敷居2との間に引戸3が配置されている和風建築スタイルのスライド引戸の実施形態を示したが、特に和風建築スタイルのスライド式引戸に限定される必要は無く、例えば洋風建築建物や中華風建築で、スライドドアを天地それぞれから挟み込んでスライド可能としたスタイルの建築物に適用することも当然可能である。ただし、鴨居に相当する天側スライド枠体には、非接触給電を妨げぬよう、金属製の材質は避けるか、又は、金属製の材質を採用しても1次コイルと2次コイルとの結合係数を低下させぬ磁気的隔離シートで絶縁するなどの工夫が要る。また、天地の方向つまり建築物の縦向きに存在するよう、引戸(移動体)3を例示したが、これに限らず、天井や床面など、水平に設置されて水平方向にスライドするものであってもよい。例えば、電気機器Eを、薄型テレビ受像機に限らず、空調機器としてもよく、広告用途のサイネージ設備としてもよい。そうすれば、住宅家屋に限らず、非住宅建築物にも本願発明に係る非接触給電装置の導入が可能になる。
1…鴨居(第一のレール)、2…敷居(第二のレール)、3…引戸(移動体)、3a…収容スペース、10…1次側磁性体コア、11…1次側コア基台(1次側基台)、12…1次側コア巻回突部(1次側巻回突部)、13…段差面、14…1次側対向面、20…2次側磁性体コア、21…2次側コア基台(2次側基台)、22…2次側コア巻回突部(2次側巻回突部)、23…段差面、24…2次側対向面、L1…1次コイル、L2…2次コイル、E…電気機器、O1…1次側中心軸線、O2…2次側中心軸線、D1〜D3…間隔、X1…第1横幅、X2…第2横幅、X3…第3横幅(長辺)、X4…第4横幅、Y1…第1縦幅、Y2…第2縦幅、Y3…第3縦幅、Y4…第4縦幅、T1〜T5…特性曲線。

Claims (4)

  1. 1次側磁性体コアに巻回された複数個の1次コイルを、一方向に、所定間隔の隙間を空けて配置し、前記一方向に並設した複数の1次コイルに沿って移動する2次側磁性体コアに巻回された2次コイルを設け、前記1次コイルに高周波電流を供給し、該1次コイルが発生する交番磁界にて前記2次コイルの各移動位置においてその2次コイルに2次電力を発生させるようにした非接触給電装置であって、
    前記1次側磁性体コアは、平面視で正方形であって2辺が前記一方向に平行な1次側基台と、その1次側基台から2次コイル側に突出形成された平面視正方形であって2辺が前記一方向に平行な1次側巻回突部を有し、前記1次コイルはその1次側巻回突部に巻回されたものであり、
    前記2次側磁性体コアは、平面視長方形であって同長方形の長辺が前記一方向に平行な2次側基台と、その2次側基台から1次コイル側に突出形成された平面視長方形であって2辺が前記一方向に平行な2次側巻回突部を有し、前記2次コイルはその2次側巻回突部に巻回されたものであり、
    前記2次側巻回突部の、前記一方向に対して直交する辺の長さを、
    前記1次側巻回突部の、前記一方向に直交する辺の長さと、前記2次側巻回突部の中心位置が前記隙間に位置しているときの、前記一方向に対して直交する向きの最長許容ズレ長とを足し合わせた長さ以内としたことを特徴とする非接触給電装置。
  2. 請求項1に記載の非接触給電装置において、
    前記最長許容ズレ長は、前記1次コイルと前記2次コイルとの共振周波数の許容可能なズレ範囲によって決定されることを特徴とする非接触給電装置。
  3. 請求項1又は2に記載の非接触給電装置において、
    前記2次側巻回突部の、前記一方向に対して直交する辺の長さを、
    記1次側基台の、前記一方向に直交する辺の長さと、前記2次側巻回突部の中心位置が前記隙間に位置しているときの、前記一方向に対して直交する向きの最長許容ズレ長とを足し合わせた長さとしたことを特徴とする非接触給電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の非接触給電装置において、
    前記1次コイルが、第一のレールの前記一方向に複数配列され、
    前記第一のレールと対向配置されて前記第一のレールとともにスライド式の移動体の移動をガイドする第二のレールに沿って前記移動体が前記一方向に移動するときに、前記1次コイルからの非接触給電を受電するよう、前記2次コイルが前記移動体に設けられ、前記移動体には、前記2次コイルが受電した電力を消費して駆動する電気機器が配設されたことを特徴とする非接触給電装置。
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