JP2015173387A - 撮像素子、その駆動方法、およびプログラム - Google Patents

撮像素子、その駆動方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、撮像素子の読み出しに要する時間を短縮する。
【解決手段】垂直走査部202、読み出し部203、および水平走査部204は、画素の各々から信号電荷を読み出す際、第1の数の光電変換部から信号電荷に応じた画素信号を第1の画素信号として読み出すとともに、第1の数と異なる第2の数の光電変換部から信号電荷に応じた画素信号を第2の画素信号として読み出す。そして、読み出し部は、予め定められた数の画素を1つの第1の単位として第1の単位において第1の画素信号および第2の画素信号を加算して画像信号を得る。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮像素子、その駆動方法、およびプログラムに関する。
一般に、デジタルビデオカメラおよびデジタルスチルなどの撮像装置においては、撮像素子としてCCD又はCMOSイメージセンサなどが用いられている。そして、近年、撮像素子が多画素化された関係上、撮像素子から画像信号を読み出す際に要する時間を短縮させる必要がある。
撮像素子の読み出し時間を短縮させる手法として、予め定められた画素から画素信号を読み出す手法、つまり、行又は列単位で間引きを行って読み出す手法がある。さらには、撮像素子において画素信号を加算して読み出す手法がある(特許文献1、特許文献2参照)。
これらの手法を用いると画像信号を高速で読み出すことができ、例えば、高フレームレートの動画およびEVF(電子ビューファインダー)などにおいて上記の手法が用いられている。
一方、マイクロレンズで集光された光を受光するフォトダイオード(PD)を分割して、撮像素子面における位相差に応じて焦点検出を行う手法が知られている。例えば、画素に備えられたPDを2つに分割して、PDがそれぞれ撮像レンズの異なる瞳から光を受光するように構成して、これらPDの出力を比較して焦点検出をおこなうようにしたものがある(特許文献3参照)。
特開2001−36920号公報 特開2008−278453号公報 特開2008−193527号公報
ところで、撮像素子における画素間隔の2倍を超える周期の高周波信号が撮像素子に入力されると、画像信号において低周波に折り返る現象である折り返しノイズが発生する。さらに、撮像素子の読み出しを行う際、行又は列単位で間引いて読み出しを行うと、実効的な画素間隔は拡がるので、より低周波の成分についても折り返しノイズが発生するようになる。そして、このような折り返しノイズは著しい画質の低下を招く。
さらには、撮像素子において画素信号を加算して画像信号を読み出す際、重み付けを等しくする単純な相加平均においては、折り返しノイズの発生を低減できるものの、画像のコントラストが低下してしまう。
そこで、本発明の目的は、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、撮像素子の読み出しに要する時間を短縮することのできる撮像素子、その駆動方法、およびプログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像素子は、受光量に応じた信号電荷を蓄積する複数の光電変換部を備える画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子であって、前記画素の各々から前記信号電荷を読み出す際、第1の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第1の画素信号として読み出すとともに、前記第1の数と異なる第2の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第2の画素信号として読み出す読み出し手段と、予め定められた数の画素を1つの第1の単位として前記第1の単位において前記第1の画素信号および前記第2の画素信号を加算して第1の画像信号を得る加算手段と、を有することを特徴とする。
本発明による駆動方法は、受光量に応じた信号電荷を蓄積する複数の光電変換部を備える画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子の駆動方法であって、前記画素の各々から前記信号電荷を読み出す際、第1の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第1の画素信号として読み出すとともに、前記第1の数と異なる第2の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第2の画素信号として読み出す読み出しステップと、予め定められた数の画素を1つの単位として前記単位において前記第1の画素信号および前記第2の画素信号を加算して画像信号を得る加算ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によるプログラムは、受光量に応じた信号電荷を蓄積する複数の光電変換部を備える画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子を駆動する際に用いられるプログラムであって、コンピュータに、前記画素の各々から前記信号電荷を読み出す際、第1の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第1の画素信号として読み出すとともに、前記第1の数と異なる第2の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第2の画素信号として読み出す読み出しステップと、予め定められた数の画素を1つの単位として前記単位において前記第1の画素信号および前記第2の画素信号を加算して画像信号を得る加算ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、第1の数の光電変換部から読み出された第1の画素信号と第2の数の光電変換部から読み出された第2の画素信号とを加算して画像信号を得るようにしたので、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、画像信号の読み出しに要する時間を短縮させることができる。
本発明の第1の実施形態による撮像素子を備える撮像装置の一例についてその構成をブロック図である。 図1に示す撮像素子の構成についてその一例を模式的に示す図である。 図2に示す画素部において画素の構成を説明するための図であり、(a)は画素の構成を模式的に示す図、(b)は(a)に示す画素に配置されたカラーフィルタを示す図である。 図3に示す画素部の等価回路を示す図である。 本発明の第1の実施形態による撮像素子の読み出し制御の一例を説明するための図である。 図4に示す読み出し部203の一例についてその構成を説明するための回路図である。 図6に示す撮像素子における読み出し制御の一例を説明するためのタイミングチャートである。 図6に示す撮像素子において焦点検出を行う際の読み出し制御の一例を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。 本発明の第5の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。 図12で説明した読み出し制御を説明するための画素部の一例を示す図である。 本発明の第6の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。 本発明の第7の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態による撮像素子の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像素子を備える撮像装置の一例についてその構成をブロック図である。
図示の撮像装置は、例えば、デジタルカメラ(以下、単にカメラという)であり、光学系101を有している。光学系101は、フォーカスレンズ、ズームレンズ、および絞りなどを備えている。光学系101の後段には撮像素子102が配置されており、撮像素子102は光学系101を介して光学像を受光する。
なお、撮像素子102は、瞳分割による画像信号を出力する。また、光学系駆動部103は、AF制御部109の制御下で光学系101(例えば、フォーカスレンズ)を駆動制御する。
撮像素子102の出力である画像信号は、アナログフロントエンド(AFE)104および位相差算出部108に入力される。AFE104は、画像信号について基準レベルの調整(クランプ処理)を行うとともに、アナログデジタル(A/D)変換処理を行ってデジタル画像信号を出力する。
デジタルフロントエンド(DFE)105は、デジタル画像信号に対して所定の補正および画素の並び替え処理などのデジタル処理を行う。デジタル信号処理部106は、DFE105の出力に対して、例えば、色変換、ホワイトバランス補正、およびガンマ補正などの画像処理を行うとともに、解像度変換処理および画像圧縮処理などを行う。そして、デジタル信号処理部106の出力である画像データは、記録装置および表示装置(ともに図示せず)に送られる。
なお、記憶部107は、デジタル信号処理部106の作業用メモリとして用いられるとともに、連続撮影の際のバッファーメモリとして用いられる。
位相差算出部108は、撮像素子102の出力である画像信号(ここでは、瞳分割された画像信号)に基づいて焦点調節を行うための位相差評価値を算出する。AF制御部109は、位相差算出部108で算出された位相差評価値に応じて、光学系101のフォーカスレンズ位置を制御するための光学系駆動情報を算出する。
光学系駆動部103は、当該光学系駆動情報に応じて光学系101を駆動制御する。つまり、位相差算出部108およびAF制御部109によって位相差方式の焦点調節制御が行われることになる。
図2は、図1に示す撮像素子102の構成について、その一例を模式的に示す図である。
撮像素子102は、画素部201、垂直走査部202、読み出し部203、および水平走査部204を有している。画素部201は、2次元マトリックス状に配置された複数の画素を有する。そして、画素部201は、光学系101を介して光学像を受光して、後述するようにして瞳分割された画像信号を出力する。
垂直走査部202は、画素部201において行を順次に選択する。一方、水平走査部204は、画素部201において列を順次に選択する。これによって、画素部201の画素が順次選択されて、読み出し部203は、垂直走査部202および水平走査部204によって選択された画素から画素信号を読み出して、順次AFE102および位相差算出部108に出力する。なお、読み出し部203は、列毎にA/D変換回路を備えるようにしてもよい。
図3は、図2に示す画素部201において画素の構成を説明するための図である。そして、図3(a)は画素の構成を模式的に示す図であり、図3(b)は図3(a)に示す画素に配置されたカラーフィルタを示す図である。
前述のように、画素部201は、2次元マトリックス状に配列された複数の画素を有している。図3(a)に示す例では、説明の便宜上、4つの画素301、305、306、および307のみが示されているが、図3(a)に示す画素の配列を複数備えて画素部201が構成される。
画素301、305、306、および307の構成は同様であるので、ここでは、画素301に着目して画素の構成について説明する。
画素301は、マイクロレンズ(ML)302、フォトダイオード(PD)303および304を備えている。そして、図3(b)に示すように、画素301、305、306、および307には、それぞれカラーフィルタ308、309、310、および311が配置されている。図3(b)に示す例では、カラーフィルタ308、309、310、および311は、それぞれ緑(G)、赤(R)、青(G)、および赤(R)を透過するカラーフィルタである。
PD303および304は、光学系101を介して画素301に入射した光を受光して、その受光量に応じた信号電荷を生成して蓄積する光電変換部である。前述のように、撮像素子102は、複数の画素信号を画像信号として、AFE104および位相差算出部108に出力する。
図示のように、画素301が2つのPD303および304を備えているので、つまり、PDが2つに分割されているので、PD303および304は、光学系101の異なる瞳面の光を受光する。そして、後述するように、2つのPD303および304の出力を比較することによって、光学系101における焦点検出が行われる。
以下の説明では、各画素において図中左側に位置するPD(例えば、画素301におけるPD303)の信号電荷に応じた画素信号をA信号と呼び、右側に位置するPD(例えば、画素301におけるPD304)の信号電荷に応じた画素信号をB信号と呼ぶこととする。そして、左右のPD(例えば、画素301におけるPD303および304)の信号電荷に応じた画素信号を(A+B)信号と呼ぶこととする。
なお、図3に示す例では、画素301は、2つのPD303および304を備えているが、PDの数は2つに限らず、2つ以上であればよい。例えば、2行×2列で配置された4つのPDを備えるようにしてもよく、3行×3列で配置された9つのPDを備えるようにしてもよい。
さらには、図示の例では、PDを左右に2つ並べて配置するようにしたが、2つのPDを並べる方向は図示の例に限らず、例えば、2つのPDを上下方向に並べて配置するようにしてもよい。
また、画素部201において、PDが異なる方向に並ぶ画素が混在するようにしてもよい。例えば、2つのPDが上下方向に並ぶ画素と2つのPDが左右方向に並ぶ画素とを混在させるようにしてもよい。さらに、画素301と同様の構成を備える画素を、その機能を発揮する範囲において画素部201に任意に配置するようにしてもよい。
前述のように、各画素には赤(R)、緑(G)、および青(B)のいずれかのカラーフィルタが配置されており、画素に入射した光はカラーフィルタによって色分離される。図3(b)に示す例では、カラーフィルタはベイヤー配列されている。
図4は、図3に示す画素部201の等価回路を示す図である。画素301は、転送スイッチ401、フローティングディフュージョン(FD)403、出力部405、選択スイッチ406、およびリセットスイッチ404を備えており、これら構成要素についてはその機能を発揮する範囲で適切にレイアウトされる。
図示の例では、画素301のみの構成が示されているが、他の画素も画素301と同様の構成を備えている。画素301において、PD303および304はそれぞれ転送スイッチ401および402に接続されている。転送スイッチ401および402は、垂直走査部202から供給される転送パルス信号φTX1nおよびφTX2nによって駆動される(つまり、オンオフされる)。ここでは、nは2以上の整数であり、行番号を表すものとする。
転送スイッチ401および402がオンになると、PD303および304に蓄積された信号電荷がFD403に転送される。リセットスイッチ404は、垂直走査部202から与えられるリセットパルス信号φRESnによって駆動される。リセットスイッチ404がオンになると、FD403に保持された電荷がリセット電位VDDにリセットされる。
FD403は、PD303および/又は304から転送された電荷を保持して、その電荷を電圧信号に変換する電荷電圧変換部として機能する。出力部405は、FD403の出力である電圧信号を増幅して画素信号として出力する。図示の例では、MOSトランジスタ(つまり、出力部405)と定電流源407とによってソースフォロワ回路が構成される。
選択スイッチ406は、垂直走査部202から与えられる垂直選択パルス信号φSELnによって駆動される。選択スイッチ406がオンになると、出力部405によって増幅された画素信号が垂直出力線408に出力される。
この垂直出力線408には、同一の列に位置する画素が接続されており、読み出し部203は、水平走査部204により制御されて垂直出力線408に出力された画素信号を後段の回路(図示せず)に出力する。
なお、図示の例では、転送スイッチ401および402、リセットスイッチ404、出力部405、および選択スイッチ406の各々は、MOSトランジスタによって構成されている。そして、MOSトランジスタのゲートにハイ(H)レベルのパルス信号が印加されると、MOSトランジスタはオン状態となり、ロー(L)レベルのパルス信号が印加されるとMOSトランジスタはオフ状態となる。
続いて、図4に示す撮像素子の読み出し制御(読み出し駆動)について説明する。ここでは、複数の画素信号を加算して読み出すが、この際、加算される複数の画素に応じて読み出される画素信号の種類(A信号、B信号、又は(A+B)信号)が異なる。
図5は、本発明の第1の実施形態による撮像素子の読み出し制御の一例を説明するための図である。
図示の例では、水平方向(つまり、行方向)に3列の画素信号を加算して読み出す制御が示されている。ここでは、水平方向に3列の画素信号を加算して読み出すので、1列ずつ全ての画素信号を読み出す場合に比べて、水平方向の走査時間を1/3程度に短縮できる。
さらに、ここでは、同色の3画素について加算読み出しを行う際、中央に位置する画素の出力である(A+B)信号と、左側に位置する画素の出力であるA信号と、右側に位置する画素の出力であるB信号を加算する。これによって、加重平均された画素信号を読み出すことができる。
図5において、画素501〜511は、同一の行(GR行)に配置された画素である。画素501〜511は、ベイヤー配列に応じたカラーフィルタを備えている。画素501、503、505、507、509、および511は、緑(G)のカラーフィルタを備える画素(G画素)である。画素502、504、506、508、および510は、赤(R)のカラーフィルタを備える画素(R画素)である。
画素522〜532は、同一の行(GB行)に配置された画素である。画素522、524、526、528、530、および532は、青(B)のカラーフィルタを備える画素(B画素)である。画素523、525、527、529、および531は、緑(G)のカラーフィルタを備える画素である。なお、画素部201は、図5に示すGR行とGB行とが交互に配置されるものとする。
GR行において、一つの単位に属する画素503について、PD514および515の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。また、一つの単位に属する画素501について、PD512の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、一つの単位に属する画素505について、PD518の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してG画素に係る加重平均信号533を出力する。
同様にして、画素506について、PD519および520の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。また、画素504について、PD516の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素508について、PD521の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してR画素に係る加重平均信号534を出力する。
以下同様に、画素509について(A+B)信号が垂直出力線に出力され、画素507についてA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素511についてB信号が垂直出力線に出力され、読み出し部203はこれら(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してG画素に係る加重平均信号535を出力する。
また、GB行においても、同様にして、読み出し部203は、B画素に係る加重平均信号536、G画素に係る加重平均信号537、およびB画素に係る加重平均信号538を出力する。
このように、同色の3画素を加算処理する際、中央に位置する画素(例えば、画素503)においては(A+B)信号が出力され、左側に位置する画素(例えば、画素501)おいてはA信号が出力される。そして、右側に位置する画素(例えば、画素505)においてはB信号が出力され、後段に配置された読み出し部203は、これら3画素の画素信号を加算して、加重平均信号を得る。
例えば、加重平均信号533は、画素501、画素503、および画素505に関して1:2:1の比率で重み付けされた画像信号となる。加重平均信号534〜538の各々も、同様にして、1:2:1の比率で重み付けされた画像信号となる。
図6は、図4に示す読み出し部203の一例について、その構成を説明するための回路図である。
なお、図示の例では、説明の便宜上、画素としてG画素501、503、および505のみが示され、読み出し部203については、これらG画素501、503、および505に対応する部分のみが示されている。また、図6において、図4および図5に示す構成要素と同一の構成要素については同一の参照番号を付す。
前述のように、読み出し部203は、画素から出力された画素信号を一時的に保持して、隣接する同色の3画素の画素信号を加算して、加重平均信号として後段の回路に出力する。
読み出し部203は、ゲインアンプ601、602、および603を有しており、ゲインアンプ601〜603の各々は、垂直出力線408に出力された画素信号を増幅する。さらに、読み出し部203は、読み出しスイッチ604〜612と信号保持部613〜621とを有している。
読み出しスイッチ604、605、および606は、図示しない制御部から与えられる読み出しパルス信号φTNによって駆動制御される。読み出しスイッチ604、605、および606がオンすると、垂直信号線408に出力されたリセットノイズ信号がそれぞれ信号保持部613、614、および615にサンプリングされる。
読み出しスイッチ607、608、および609は、制御部から与えられる読み出しパルス信号φTSによって駆動制御される。読み出しスイッチ607、608、および609がオンすると、垂直信号線408に出力された1つのPDに係る画素信号がそれぞれ信号保持部616、617、および618にサンプリングされる。
但し、ここでは、信号保持部616には画素501のA信号がサンプリングされ、信号保持部617には画素503のA信号がサンプリングされる。そして、信号保持部618には画素505のB信号がサンプリングされる。
読み出しスイッチ610、611、および612は、制御部から与えられる読み出しパルス信号φTABによって駆動制御される。読み出しスイッチ610、611、および612がオンすると、垂直信号線408に出力された(A+B)信号がそれぞれ信号保持部619、620、および621にサンプリングされる。
さらに、読み出し部203は水平加算スイッチ622〜625を備えており、制御部から与えられる水平加算パルス信号φHADDNによって水平加算スイッチ622および623がオンされると、信号保持部613、614、および615が接続される。これによって、画素501、503、および505から読み出されたリセットノイズ信号が加算(平均化)される。
また、制御部から与えられる水平加算パルス信号φHADDSによって水平加算スイッチ624および625がオンされると、信号保持部616、620、および618が接続される。これによって、画素501のA信号、画素503の(A+B)信号、および画素505のB信号(つまり、PD512、514、515、および518に応じた画素信号)が加算(平均化)される。
さらに、制御部から与えられる水平加算パルス信号φHADDABによって水平加算スイッチ626および627がオンされると、信号保持部619、620、および621が接続される。これによって、画素501、503、および505から読み出された(A+B)信号が加算(平均化)される。
また、読み出し部203は、水平転送スイッチ628〜636を有している。水平転送スイッチ628、629、および630は、水平走査部204から与えられる水平転送パルス信号φHN〜φHNm+4によって駆動制御される。水平転送スイッチ628、629、および630がオンすると、信号保持部613、614、および615に保持された信号電荷がそれぞれ水平信号線635に転送される。
水平転送スイッチ631、632、および633は、水平走査部204から与えられる水平転送パルス信号φHS〜φHSm+4によって駆動制御される。水平転送スイッチ631、632、および633がオンすると、信号保持部616、617、および618に保持された信号電荷がそれぞれ水平信号線636に転送される。
水平転送スイッチ634、635、および636は、水平走査部204から与えられる水平転送パルス信号φHAB〜φHABm+4によって駆動制御される。水平転送スイッチ634、635、および636がオンすると、信号保持部619、620、および621に保持された信号電荷がそれぞれ水平信号線636に転送される。
ここでは、水平走査部204からm列目の水平転送スイッチ628、631、および634に入力される水平転送パルスがそれぞれφHSm、φHNm、およびφHABmとされる。
図示の読み出し制御では、水平加算パルス信号φHADDSによって、信号保持部616、617、および618には同等の加重平均信号が保持されるので、信号保持部からは3列毎に1列読み出せばよい。つまり、水平走査部204は、例えば、(m+2)列目、(m+5)列目、(m+8列目)のように、3列毎に順次列を選択する。これによって、1列ずつ全てを読み出すよりも、水平方向の走査時間を1/3程度に短縮することができる。
読み出し部203はメインアンプ639を有しており、メインアンプ639は水平信号線637と水平信号線638との電位差を増幅して、図1に示すAFE104に出力する。
図7は、図6に示す撮像素子における読み出し制御の一例を説明するためのタイミングチャートである。
まず、期間t701〜t702において、垂直走査部202は転送パルス信号φTX1およびφTX2をHレベルとする。この際、リセットパルス信号φRESはHレベルである。これによって、一行のPDおよびFDがVDD電圧でリセットされる。
次に、タイミング(時刻)t702において、垂直走査部202は転送パルス信号φTX1およびφTX2をLレベルとする。その後、タイミングt703において、垂直走査部202はリセットパルス信号φRESをLレベルとするとともに、選択パルス信号φSELをHレベルとする。これによって、行毎に選択スイッチ406がオン状態となる。
続いて、期間t704〜t705において、読み出しパルス信号φTNがHレベルとされて、リセットノイズ信号がそれぞれ信号保持部613、614、および615にサンプリングされる。つまり、期間t704−t705はN読み期間であって、PDに蓄積された信号電荷を転送する前の状態でFD403のリセット電位が信号保持部613、614、および615に転送されることになる。
次に、期間t706〜t707において、垂直走査部202は転送パルス信号φTX1をHレベルとする。さらに、読み出しパルス信号φTSがHレベルとされて、1つのPDに係る画素信号がそれぞれ信号保持部616、617、および618にサンプリングされる。つまり、期間t706〜t707はS読み期間であって、転送パルス信号φTX1と読み出しパルス信号φTSとによって、画素の2つのPDのうち一方に蓄積された信号電荷に応じた画素信号が信号保持部616、617、および618に転送される。
この際には、前述のように、画素501においては、PD512から出力されたA信号が信号保持部616に転送され、画素503においてはPD514から出力されたA信号が信号保持部617に転送される。そして、画素505においてはPD519から出力されたB信号が信号保持部618に転送される。
続いて、期間t708〜t709において、垂直走査部202は転送パルス信号φTX1およびφTX2をHレベルとする。さらに、読み出しパルス信号φTABがHレベルとされて、垂直信号線408に出力された(A+B)信号がそれぞれ信号保持部619、620、および621にサンプリングされる。つまり、期間t708〜t709はAB読み期間であって、転送パルス信号φTX1およびφTX2と読み出しパルス信号φTABとによって、画素に備えられた2つのPDの信号電荷に応じた画素信号が信号保持部に619、620、および621に転送される。
次に、期間t710〜t711において、水平加算パルス信号φHADDNおよび水平加算パルス信号φHADDSがHレベルとされる。これによって、前述のように、画素501、503、および505から読み出されたリセットノイズ信号が加算(平均化)される。さらに、画素501のA信号、画素503の(A+B)信号、および画素505のB信号が加算(平均化)される。
つまり、期間t710〜t711は水平加算期間であって、水平加算パルス信号φHADDNおよびφHADDSによって、水平方向に隣接する同色の3列の信号保持部が相互に接続される。ここでは、水平加算パルス信号φHADDNによって水平加算スイッチ622および623がオンされると、信号保持部613、614、および615が接続されて、画素501、503、および505から読み出されたリセットノイズ信号が加算(平均化)される。
また、水平加算パルス信号φHADDSによって水平加算スイッチ624および625がオンされると、信号保持部616、620、および618が接続されて、画素501のA信号、画素503の(A+B)信号、および画素505のB信号が加算(平均化)される。
具体的には、信号保持部613、614、および615が互いに接続されると、信号保持部613、614、および615にはその容量に応じて電荷が移動する。信号保持部613、614、および615の容量を互いに等しくすれば、信号保持部613、614、および615にはそれぞれ加重平均信号533が保持される。
続いて、期間t712〜t713において、水平走査部204は水平転送パルス信号φHNおよびφHSを同期させて所定の周期でHレベルおよびLレベルとする。これによって、信号保持部613、614、および615に保持された電圧信号がそれぞれ水平信号線635に出力され、信号保持部616、617、および618に保持された電圧信号がそれぞれ水平信号線636に出力される。
つまり、期間t712〜t713は水平走査期間であって、ここでは、水平転送パルス信号φHNおよびφHSによって、信号保持部614および620に保持された加算平均信号が、水平信号線637および638に転送される。水平走査部204は、信号保持部から3列毎に1列読み出すように列を順次選択する。
メインアンプ639は、水平信号線637および638に出力された加重平均信号の差分を増幅してAFE104に出力する。このようにして、ここでは、読み出しの時間を、全列を選択して読み出す時間の1/3程度に短縮することができる。
図8は、図6に示す撮像素子において焦点検出を行う際の読み出し制御の一例を説明するためのタイミングチャートである。なお、ここでは、位相差検出を用いた焦点検出が行われるものとする。
図8において、タイミングt1501〜t1509は図7に示すタイミングt701〜t709に対応し、図7で説明した制御と同様の制御が行われる。焦点検出の際の読み出し制御では、信号保持部613〜621に画素信号が読み出された後、水平加算パルス信号φHADDN、φHADDS、およびφHADDABはLレベルのままとされて、水平方向における画素信号の加算は行われない。
続いて、期間t1510〜t1511の第1の水平走査期間において、水平走査部204は水平転送パルス信号φHNおよびφHSを同期させて所定の周期でHレベルおよびLレベルとする。これによって、信号保持部613および616に保持された電圧信号がそれぞれ水平信号線637および638に出力される。そして、水平走査部204は列を順次選択して、各列の信号保持部に保持された電圧信号が列順次で水平信号線637および638に出力される。
焦点検出の際の読み出し制御では、水平方向については画素信号の加算が行われないので、水平走査部204は1列毎に信号保持部の信号電荷を読み出すように列を順次選択するようにすればよい。また、水平走査部204は複数の列毎に1列の信号電荷を読み出すように列を順次選択するようにしてもよい。
メインアンプ639は、水平信号線637および638に出力された画素信号の差分を増幅して位相差算出部108に出力する。第1の水平走査期間においては、垂直走査部202によって選択された1行分のA信号又はB信号が位相差算出部108に出力される。
期間t1512〜t1513の第2の水平走査期間において、水平走査部204は水平転送パルス信号φHNおよびφHABを同期させて所定の周期でHレベルおよびLレベルとする。これによって、信号保持部613および619に保持された電圧信号がそれぞれ水平信号線635および636に出力される。そして、水平走査部204は列を順次選択して、各列の信号保持部に保持された電圧信号が列順次で水平信号線637および638に出力される。
メインアンプ639は、水平信号線637および638に出力された画素信号の差分を増幅して位相差算出部108に出力する。第2の水平走査期間においては、垂直走査部202によって選択された1行分の(A+B)信号が位相差算出部108に出力される。
垂直走査部202によって全ての行が走査されると、位相差算出部108には、画素毎にA信号と(A+B)信号又はB信号と(A+B)信号が保持される。位相差算出部108は、画素毎に、(A+B)信号とA信号の差分又は(A+B)信号とB信号との差分を算出して画素毎にA信号とB信号を得る。
画素毎のA信号とB信号は光学系101の異なる瞳面の光を受光して得られた信号であるので、A信号とB信号の1次元波形を比較することによって、焦点検出を行うことができる。
このように、本発明の第1の実施形態では、撮像素子において水平方向3列の画素信号を加算する際、中央に位置する画素の(A+B)信号と、左側に位置する画素のA信号と、右側に位置する画素のB信号とを加算する。これによって、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、読み出し時間を短縮して加重平均された画像信号を読み出すことができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態による撮像素子を備えるカメラの一例について説明する。なお、第2の実施形態において、カメラの構成および撮像素子の構成は第1の実施形態で説明したカメラおよび撮像素子と同様である。
図9は、本発明の第2の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。
図示の例では、G画素については、水平方向に3列の画素信号を加算して読み出し、R画素およびB画素については水平方向に2列の画素信号を加算して読み出す制御が示されている。上述のような加算読み出しを行うと、1列ずつ全ての画素信号を読み出す場合に比べて、水平方向の走査時間を1/2程度に短縮できる。
さらに、ここでは、3つのG画素について加算読み出しを行う際、中央に位置するG画素の出力である(A+B)信号と、左側に位置するG画素の出力であるA信号と、右側に位置するG画素の出力であるB信号を加算する。これによって、加重平均された画素信号を読み出すことができる。
図9において、画素501〜809は同一の行(GR行)に配置された画素である。画素801〜809はベイヤー配列に応じたカラーフィルタを備えている。画素801、803、805、807、および809はG画素である。画素802、804、806、および808はR画素である。
画素822〜830は同一の行(GB行)に配置された画素である。画素822、824、826、828、および830はG画素である。画素823、825、827、および829はB画素である。
GR行において、画素803について、PD811および812の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。また、画素801についてPD810の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素805についてPD816の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してG画素に係る加重平均信号831を出力する。
同様にして、画素804について、PD813および814の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。また、画素806についてPD817および818の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。そして、読み出し部203はこれら2つの(A+B)信号を加算してR画素に係る加重平均信号832を出力する。
以下同様に、画素805についてA信号が垂直出力線に出力され、画素507について(A+B)信号が垂直出力線に出力される。そして、画素809についてB信号が垂直出力線に出力され、読み出し部203はこれらA信号、(A+B)信号、およびB信号を加算(平均化)してG画素に係る加重平均信号533を出力する。
また、GB行においても、同様にして、読み出し部203は、B画素に係る加重平均信号834、G画素に係る加重平均信号835、およびB画素に係る加重平均信号836を出力する。
このように、G画素に関する加重平均信号831、833、および835は、それぞれ1:2:1の比率で重み付けした加重平均信号である。一方、R画素の加重平均信号832とB画素の加重平均信号834および836においてはそれぞれ2画素を1:1の比率で重み付けした加重平均信号が得られる。
これによって、R画素およびB画素の各々については、(A+B)信号を加算して、加重平均信号の重心位置が等間隔に並ぶことになる。さらに、ここでは、全てのPDの信号電荷が画素信号として用いられる。
本発明の第2の実施形態においても、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、読み出し時間を短縮して加重平均された画像信号を読み出すことができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態による撮像素子を備えるカメラの一例について説明する。なお、第3の実施形態において、カメラの構成および撮像素子の構成は第1の実施形態で説明したカメラおよび撮像素子と同様である。
図10は、本発明の第3の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。
図示の例では、G画素については、水平方向に5列の画素信号を加算して読み出し、R画素およびB画素については水平方向に4列の画素信号を加算して読み出す制御が示されている。上述のような加算読み出しを行うと、1列ずつ全ての画素信号を読み出す場合に比べて、水平方向の走査時間を1/4程度に短縮できる。
さらに、ここでは、5つのG画素について加算読み出しを行う際、中央に位置する3つのG画素についてその出力である(A+B)信号と、左側に位置するG画素の出力であるA信号と、右側に位置するG画素の出力であるB信号とを加算する。
また、R画素およびB画素の各々については、4つの画素について加算読み出しを行う際、中央に位置する2つの画素についてその出力である(A+B)信号と、左側に位置する画素の出力であるA信号と、右側に位置する画素の出力であるB信号とを加算する。
図10において、画素901〜917は同一の行(GR行)に配置された画素である。画素901〜917はベイヤー配列に応じたカラーフィルタを備えている。画素901、903、905、907、909、911、913、914、および917はG画素である。画素902、904、906、908、910、912、914、および916はR画素である。
画素935〜951は同一の行(GB行)に配置された画素である。画素935、937、939、941、943、945、947、および949はG画素である。画素936、938、940、942、944、946、および948はB画素である。
GR行において、画素903について、PD919および920の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。同様に、画素905について、PD921および922の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。そして、画素907について、PD924および925の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。
また、画素901についてPD918の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素909についてPD928の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら3つの(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してG画素に係る加重平均信号950を出力する。
同様にして、画素908について、PD926および927の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。さらに、画素910について、PD930および931の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。
また、画素906についてPD923の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素912についてPD932の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203はこれら2つの(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してR画素に係る加重平均信号951を出力する。
以下同様に、画素911、913、および915の各々について(A+B)信号が垂直出力線に出力される。そして、画素909についてA信号が垂直出力線に出力され、画素917についてB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203はこれら3つの(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してG画素に係る加重平均信号952を出力する。
また、GB行においても、同様にして、読み出し部203は、B画素に係る加重平均信号953、G画素に係る加重平均信号954、およびB画素に係る加重平均信号955を出力する。
このように、G画素に関する加重平均信号950、952、および954は、それぞれ1:2:2:2:1の比率で重み付けした加重平均信号である。一方、R画素の加重平均信号951とB画素の加重平均信号953および955においてはそれぞれ4画素を12:2:1の比率で重み付けした加重平均信号が得られる。
これによって、R画素およびB画素の各々については、1:2:2:1の比率で重み付けすることによって、加重平均信号の重心位置が等間隔に並ぶことになる。さらに、ここでは、多くの画素を用いて加算平均信号を生成しているので、より高速に読み出しを行うことができる。
本発明の第3の実施形態においても、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、読み出し時間を短縮して加重平均された画像信号を読み出すことができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態による撮像素子を備えるカメラの一例について説明する。なお、第4の実施形態において、カメラの構成および撮像素子の構成は第1の実施形態で説明したカメラおよび撮像素子と同様である。
図11は、本発明の第4の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。
図示の例では、G画素、R画素、およびB画素の各々について、水平方向に5列の画素信号を加算して読み出す制御が示されている。上述のような加算読み出しを行うと、1列ずつ全ての画素信号を読み出す場合に比べて、水平方向の走査時間を1/5程度に短縮することができる。
さらに、ここでは、5つのG画素、R画素、およびB画素の各々について加算読み出しを行う際、中央に位置する3つの画素についてその出力である(A+B)信号と、左側に位置する画素の出力であるA信号と、右側に位置する画素の出力であるB信号とを加算する。
図11において、画素1001〜1014は同一の行(GR行)に配置された画素である。画素1001〜1014はベイヤー配列に応じたカラーフィルタを備えている。画素1001、1003、1005、1007、1009、1011、および1013はG画素である。画素1002、1004、1006、1008、1010、1012、および1014はR画素である。
画素1031〜1044は同一の行(GB行)に配置された画素である。画素1031、1033、1035、1037、1039、1041、および1043はB画素である。画素1032、1034、1036、1038、1040、1042、および1044はG画素である。
GR行において、画素1003について、PD1016および1017の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。同様に、画素1005について、PD1018および1019の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1007について、PD1021および1022の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。
また、画素1001についてPD1015の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1009についてPD1025の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら3つの(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してG画素に係る加重平均信号1045を出力する。
同様にして、画素1008について、PD1023および1024の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。また、画素1010について、PD1026および1027の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1012について、PD1028および1029の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。
さらに、画素1006についてPD1020の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1014についてPD1030の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら3つの(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してR画素に係る加重平均信号1046を出力する。
また、GB行においても、同様にして、読み出し部203は、B画素に係る加重平均信号1047およびG画素に係る加重平均信号1048を出力する。
このように、G画素に関する加算平均信号1045および1048、R画素に関する加算平均信号1046、およびB画素に関する加算平均信号1048の各々は、1:2:2:2:1の比率で重み付けした加重平均信号である。そして、ここでは、多くの画素を用いて加算平均信号を生成しているので、より高速に読み出しを行うことができる。
本発明の第4の実施形態においても、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、読み出し時間を短縮して加重平均された画像信号を読み出すことができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態による撮像素子を備えるカメラの一例について説明する。なお、第5の実施形態において、カメラの構成および撮像素子の構成は第1の実施形態で説明したカメラおよび撮像素子と同様である。
図12は、本発明の第5の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。
図示の例では、垂直方向において同一の列の3画素の画素信号を加算して読み出す制御が示されている。ここでは、G画素、R画素、およびB画素の各々について、垂直方向において3行の画素信号を加算して読み出す。上述のような加算読み出しを行うと、1行ずつ全ての画素信号を読み出す場合に比べて、垂直方向の走査時間を1/3程度に短縮することができる。
さらに、ここでは、3つのG画素、R画素、およびB画素の各々について加算読み出しを行う際、中央に位置する画素の出力である(A+B)信号と、上側に位置する画素の出力であるA信号と、下側に位置する画素の出力であるB信号とを加算する。
図12において、画素1101〜1108は同一の列(GR列)に配置された画素である。画素1101〜1108はベイヤー配列に応じたカラーフィルタを備えている。画素1101、1103、1105、および1107はG画素である。画素1102、1104、1106、および1108はR画素である。
画素1117〜1124は同一の列(GB列)に配置された画素である。画素1117、1119、1121、および1123はB画素である。画素1118、1120、1122、および1124はG画素である。
GR列において、画素1103について、PD1110および1111の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。同様に、画素1101について、PD1109の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1105についてPD1113の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してG画素に係る加重平均信号1133を出力する。
同様にして、画素1106について、PD1114および1115の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。さらに、画素1104についてPD1112の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1108についてPD1116の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してR画素に係る加重平均信号1134を出力する。
また、GB列において、画素1119について、PD1126および1127の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。同様に、画素1117について、PD1125の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1121についてPD1129の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してB画素に係る加重平均信号1135を出力する。
同様にして、画素1122について、PD1130および1131の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。さらに、画素1120についてPD1128の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1124についてPD1132の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら(A+B)信号、A信号、およびB信号を加算してG画素に係る加重平均信号1136を出力する。
このように、G画素に関する加重平均信号1133および1136、R画素に関する加重平均信号1134、およびB画素に関する加重平均信号1135の各々は、1:2:1の比率で重み付けした加重平均信号である。
図13は、図12で説明した読み出し制御を説明するための画素部の一例を示す図である。なお、図13において、図4および図12に示す構成要素と同一の構成要素については同一の参照番号を付す。また、ここでは、G画素に関する加重平均信号1113について説明するため、G画素1101、1103、および1105のみが示されている。
図示のように、G画素1101および1103は垂直加算スイッチ1201によって接続され、G画素1103および1105は垂直加算スイッチ1202によって接続されている。具体的には、FD403と出力部405とを結ぶラインが垂直加算スイッチ1201および1202によって接続されている。
ここでは、垂直走査部202からn行目の画素に与えられる転送パルス信号がφTX1nおよびφTX2nとされ、同様に、n行目の画素に与えられるリセットパルス信号および選択パルス信号がそれぞれφRESnおよびφSELnとされる。
画素1101においては、垂直走査部202は転送パルス信号φTX1nをHレベルとして、PD1109に蓄積された信号電荷をFD403に転送する。画素1103においては、垂直走査部202は転送パルス信号φTX1n+2およびφTX2n+2をHレベルとして、PD1110および1111に蓄積された信号電荷をFD403に転送する。そして、画素1105においては、垂直走査部202は転送パルス信号φTX2n+4をHレベルとして、PD1113に蓄積された信号電荷をFD403に転送する。
垂直加算スイッチ1201および1202は、垂直走査部202から与えられる垂直加算パルス信号φVADDによって駆動される。垂直加算スイッチ1201および1202がオンすると、垂直方向において同色(ここでは、G)の3画素のFD403が接続される。
画素1101、1103、および1105において、FD403の電位は、信号電荷を1:2:1で重み付けした加重平均に相当する電位になる。つまり、FD403が接続されると3画素の信号電荷が加算されることになる。
出力部405は、FD403に保持された電荷に応じた電圧信号を増幅して画素信号を垂直出力線408に出力する。そして、読み出し部203は、垂直出力線408に出力された画素信号を後段の回路に送る。
このように、垂直加算パルス信号φVADDによって垂直加算スイッチ1201および1202がオンすると、画素1101、1103、および1105の各々において、FDには同等の加重平均信号が保持されることになる。
したがって、画素信号は3行毎に1行読み出せばよいことになる。つまり、垂直走査部202は、例えば、(n+2)行目、(n+5)行目、(n+8)行目のように、3行毎に順次行を選択する。これによって、1行ずつ全ての画素信号を読み出す場合に比べて、垂直方向の走査時間を1/3程度に短縮することができる。
以上のように、本発明の第5の実施形態においても、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、読み出し時間を短縮して加重平均された画像信号を読み出すことができる。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態による撮像素子を備えるカメラの一例について説明する。なお、第6の実施形態において、カメラの構成および撮像素子の構成は第1の実施形態で説明したカメラおよび撮像素子と同様である。
図14は、本発明の第6の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。
図示の例では、水平方向および垂直方向において画素信号を重み付け加算して読み出す制御が示されている。ここでは、第1の実施形態で説明した水平方向における3画素の加算と、第5の実施形態で説明した垂直方向における3画素の加算とが行われる。
上述のような加算読み出しを行うと、1行ずつ全ての画素信号を読み出す場合に比べて、垂直方向の走査時間を1/3程度に短縮することができるとともに、1列ずつ全ての画素信号を読み出す場合に比べて、水平方向の走査時間を1/3程度に短縮することができる。そして、垂直方向および水平方向に画素信号を加算することによって、2次元に加重平均された画像信号を読み出すことができる。
図14を参照して、同一の一列に配置された画素において、まず、画素1303について、PD1308および1309の信号電荷に応じた(A+B)信号が垂直出力線に出力される。同様に、画素1302について、PD1307の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1304についてPD1310の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。
一方、他の列において、画素1301について、PD1306の信号電荷に応じたA信号が垂直出力線に出力される。そして、別の他の列において、画素1305についてPD1311の信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら(A+B)信号、2つのA信号、および2つのB信号を加算してG画素に係る加重平均信号1312を出力する。
このようにして、本発明の第6の実施形態では、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、読み出し時間を短縮して加重平均された画像信号を読み出すことができる。
[第7の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態による撮像素子を備えるカメラの一例について説明する。なお、第7の実施形態において、カメラの構成および撮像素子の構成は第1の実施形態で説明したカメラおよび撮像素子と同様であるが、画素の構成が異なる。
図15は、本発明の第7の実施形態による撮像素子の読み出し制御を説明するための図である。
図示の例では、水平方向および垂直方向において画素信号を重み付け加算して読み出す制御が示されている。ここでは、前述の第6の実施形態と同様に、水平方向における3画素の加算と、第5の実施形態で説明した垂直方向における3画素の加算とが行われる。そして、垂直方向および水平方向に画素信号を加算することによって、2次元に加重平均された画像信号を読み出すことができる。但し、ここでは、画素の各々は2行×2列の合計4つのPDを備えている。
図15を参照して、同一の一列に配置された画素において、まず、画素1405について、PD1416〜1419の信号電荷に応じた画素信号が垂直出力線に出力される。同様に、画素1404について、PD1414および1415の信号電荷に応じた画素信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1406についてPD1420および1421信号電荷に応じたB信号が垂直出力線に出力される。
一方、他の列において、画素1402について、PD1411および1412の信号電荷に応じた画素信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1401について、PD1410の信号電荷に応じた画素信号が垂直出力線に出力され、画素1403について、PD1413の信号電荷に応じた画素信号が垂直出力線に出力される。
別の他の列において、画素1408について、PD1423および1424の信号電荷に応じた画素信号が垂直出力線に出力される。そして、画素1407について、PD1422の信号電荷に応じた画素信号が垂直出力線に出力され、画素1409について、PD1425の信号電荷に応じた画素信号が垂直出力線に出力される。読み出し部203は、これら画素信号を加算してG画素に係る加重平均信号1426を出力する。
このようにして、本発明の第7の実施形態では、折り返しノイズの発生およびコントラストの低下を抑えつつ、読み出し時間を短縮して加重平均された画像信号を読み出すことができる。
上述の説明から明らかなように、図4に示す例においては、垂直走査部202、読み出し部203、および水平走査部204が読み出し手段として機能し、読み出し部203が加算手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を駆動方法として、この制御方法を撮像素子で実行するようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムをコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。
102 撮像素子
201 画素部
202 垂直走査部
203 読み出し部
204 水平走査部
301 画素
303,304 光電変換部(PD)
406 選択スイッチ
407 定電流源
408 垂直出力線

Claims (10)

  1. 受光量に応じた信号電荷を蓄積する複数の光電変換部を備える画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子であって、
    前記画素の各々から前記信号電荷を読み出す際、第1の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第1の画素信号として読み出すとともに、前記第1の数と異なる第2の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第2の画素信号として読み出す読み出し手段と、
    予め定められた数の画素を1つの第1の単位として前記第1の単位において前記第1の画素信号および前記第2の画素信号を加算して第1の画像信号を得る加算手段と、
    を有することを特徴とする撮像素子。
  2. 前記第1の単位において、前記画素には同色のカラーフィルタが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記第1の単位において、前記画素は同一の行又は列に配列されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子。
  4. 前記第1の単位において、前記画素は2次元マトリックス状に配列されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子。
  5. 前記読み出し手段は、前記画素における全ての光電変換部の前記信号電荷に応じた画素信号を第3の画素信号として読み出し、
    前記加算手段は、前記第1の単位と異なる第2の単位において前記第3画素信号を加算して第2の画像信号を得ることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  6. 前記第1の単位に属する画素と前記第2の単位に属する画素とは互いに色が異なるカラーフィルタを備えていることを特徴とする請求項5に記載の撮像素子。
  7. 前記第1の単位又は前記第2の単位に属する画素は、同一の行又は列に配列されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像素子。
  8. 前記第1の単位又は前記第2の単位に属する画素は、2次元マトリックス状に配列されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像素子。
  9. 受光量に応じた信号電荷を蓄積する複数の光電変換部を備える画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子の駆動方法であって、
    前記画素の各々から前記信号電荷を読み出す際、第1の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第1の画素信号として読み出すとともに、前記第1の数と異なる第2の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第2の画素信号として読み出す読み出しステップと、
    予め定められた数の画素を1つの単位として前記単位において前記第1の画素信号および前記第2の画素信号を加算して画像信号を得る加算ステップと、
    を有することを特徴とする駆動方法。
  10. 受光量に応じた信号電荷を蓄積する複数の光電変換部を備える画素が2次元マトリックス状に配列された撮像素子を駆動する際に用いられるプログラムであって、
    コンピュータに、
    前記画素の各々から前記信号電荷を読み出す際、第1の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第1の画素信号として読み出すとともに、前記第1の数と異なる第2の数の前記光電変換部から前記信号電荷に応じた画素信号を第2の画素信号として読み出す読み出しステップと、
    予め定められた数の画素を1つの単位として前記単位において前記第1の画素信号および前記第2の画素信号を加算して画像信号を得る加算ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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