JP2015173211A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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まず第1の主表面と、第1の主表面に対向する第2の主表面とを有する半導体ウェハが準備される。半導体ウェハは、複数の半導体素子パターンが形成される素子形成領域と、平面視において素子形成領域とは離れたダミー形成領域とを含む。ダミー形成領域における第1または第2の主表面の少なくともいずれかに、半導体ウェハの劈開性を有する劈開ラインと重なるように凹部が形成される。第1の主表面上にキズが形成される。キズを起点として半導体ウェハが劈開ラインに沿って劈開される。キズは、凹部が形成された劈開ライン上の一部に、劈開ラインに沿うように形成される。
(実施の形態1)
図1〜図10を用いて、本実施の形態の半導体装置に係る、半導体発光素子が形成された半導体チップの製造方法について説明する。なお以下においては、劈開ラインにおいて半導体ウェハの劈開は図の右側から左側に進行する(図の右側から左側に向けて半導体ウェハが劈開される)ものとして説明がなされる。
図10(A)を参照して、これは図9のキズ17よりも左側(劈開の進行する方向)であるがダミーパターン13および裏面凹部22よりも右側の領域における断面の態様を示している。図10(B)を参照して、これは図9のダミーパターン13(斜面側辺13c)および裏面凹部22(沿面側辺22a)の形成される領域における断面の態様を示している。図10(C)を参照して、これは図9のダミーパターン13および裏面凹部22よりも左側の領域における断面の態様を示している。したがってキズ17を起点とする劈開は、図10(A)の領域→図10(B)の領域→図10(C)の領域の順に進行する。
図12を参照して、本実施の形態においては、ダミー形成領域のうち図3中にD1で示す1対のダミーパターン13のそれぞれが、互いに対向する1対の第1の側辺としての沿面側辺13a(第1の沿面側辺)と斜面側辺13c(第1の斜面側辺)とを有するように形成される。沿面側辺13aとは平面視において劈開ライン15に沿う(ほぼ平行な)方向に延在する面(側辺)を意味し、斜面側辺13cとは平面視において劈開ライン15の延在する方向に対して斜めの方向に延在する面(側辺)を意味する。
本実施の形態においても実施の形態1と同様に、たとえ図11に示すようにずれ劈開ライン18が本来の劈開ライン15よりずれた位置を進行しても、これが1対のダミーパターン13を乗り上げて進行するのは困難である。このため1対のダミーパターン13の起点側の第1の側辺である斜面側辺13cに達したところで、劈開は斜面側辺13cに沿って進行するように位置が補正される。この補正は特に斜面側辺13cの真下の半導体ウェハ11が、裏面凹部22により薄くなっていることにより容易になる。
図13を参照して、本実施の形態においては、ダミー形成領域のうち図3中にD1で示す1対のダミーパターン13のそれぞれにおいて、互いに対向する1対の第1の側辺として沿面側辺13a(第1の沿面側辺)と交差面側辺13b(第1の交差面側辺)とが平面視において階段状を構成するように(図の左右方向に関して)交互に複数連続するように形成される。ここで交差面側辺13bとは平面視において劈開ライン15に交差する(ほぼ垂直な)方向に延在する面(側辺)を意味する。したがって沿面側辺13aと交差面側辺13bとは平面視においてほぼ直交するように形成される。
本実施の形態のようにダミーパターン13が階段状の側辺13a,13bを有する場合においても、特に上記のようにそれぞれの長さを調整することにより、ずれ劈開ライン18が1対のダミーパターン13に挟まれた領域内を進行するようにその進行の位置および方向を補正することができる。この効果は実施の形態1,2と同様に、裏面凹部22の存在により高められる。
図14を参照して、本実施の形態においては、裏面凹部22の、平面視において劈開ライン15の延在する方向に交差する方向(図14の上下方向)に関する幅が、起点に近い図の右側の端部である交差面側辺22b(第2の起点側端部)において、その反対側すなわち劈開の終点に近い側の端部である交差面側辺22b(第2の終点側端部)よりも広くなるように形成される。
本実施の形態においても、ずれ劈開ライン18の進行方向がダミーパターン13の斜面側辺13cにより補正される。この効果は斜面側辺13cの真下の半導体ウェハ11が薄くなった裏面凹部22により高められる。また沿面側辺13aの真下の半導体ウェハ11も裏面凹部22により薄くなっているため、ずれ劈開ライン18は沿面側辺13aに沿う方向に進行することができる。このため沿面側辺13aよりも終点側(第1の終点側端部よりも終点側)においてもずれ劈開ライン18は劈開ライン15に平行に、沿面側辺13aの延長線上を進むことができる。このためずれ劈開ライン18の劈開ライン15に対するずれ量を許容範囲内(劈開ライン15と沿面側辺13aとの、図の上下方向の距離以内)に収めることができる。
図15を参照して、本実施の形態の裏面凹部22は、劈開ライン15を挟むように対向する1対の第2の側辺のそれぞれは、沿面側辺22a(第2の沿面側辺)と交差面側辺22b(第2の交差面側辺)とが平面視において階段状を構成するように(図の左右方向に関して)交互に複数連続するように形成されている。沿面側辺22aとは平面視において劈開ライン15に沿う(ほぼ平行な)方向に延在する面(側辺)を意味し、交差面側辺22bとは平面視において劈開ライン15の延在する方向に交差(直交)する方向に延在する面(側辺)を意味する。
本実施の形態においても、ずれ劈開ライン18の進行方向がダミーパターン13の第1の側辺である沿面側辺13aおよび交差面側辺13bにより補正され、第1の側辺に沿って進行する。この効果は斜面側辺13cの真下の半導体ウェハ11が薄くなった裏面凹部22により高められる。このため沿面側辺13aよりも終点側(第1の終点側端部よりも終点側)においてもずれ劈開ライン18は劈開ライン15に平行に、最も終点側の沿面側辺13aの延長線上を進むことができる。このためずれ劈開ライン18の劈開ライン15に対するずれ量を許容範囲内(劈開ライン15と沿面側辺13aとの、図の上下方向の距離以内)に収めることができる。
図16を参照して、本実施の形態においては実施の形態4と同様に、裏面凹部22が劈開ライン15を挟むように対向する1対の第2の側辺として、1対の沿面側辺22a(第2の沿面側辺)と1対の斜面側辺22c(第2の斜面側辺)とを有するように形成される。ただし本実施の形態においては斜面側辺22cは沿面側辺22aよりも劈開の終点側(図の左側)に形成される点において、斜面側辺22cは沿面側辺22aよりも劈開の起点側(図の右側)に形成される実施の形態4と異なっている。本実施の形態においても沿面側辺22aと斜面側辺22cとは図の左右方向に関して互いに連続するように形成される。
本実施の形態においても、ずれ劈開ライン18の進行方向がダミーパターン13の沿面側辺13aにより補正される。この効果は沿面側辺13aの真下の半導体ウェハ11が薄くなった裏面凹部22により高められる。また第1の側辺13a,13cの真下の半導体ウェハ11も裏面凹部22により薄くなっているため、ずれ劈開ライン18は沿面側辺13aに沿って進行することができる。
図17を参照して、本実施の形態においては、ダミー形成領域のうち図3中にD1で示す領域の1対のダミーパターン13のそれぞれおよび裏面凹部22は、実施の形態2の図12におけるそれぞれと同様の平面形状および配置を有するように形成される。しかし図18を参照して、本実施の形態においては、裏面凹部22の一部である半導体ウェハ11の主表面11A,11Bに概ね対向する裏面凹部底面22dが、主表面11Aに対して傾斜した角度γを有するように形成される。
本実施の形態においても基本的に上記の各実施の形態と同様に、ダミーパターン13と裏面凹部22とにより、ずれ劈開ライン18の進行する方向が補正される効果を有する。これに加えて本実施の形態においては、裏面凹部底面22dのうち特に中央部CTにおいて裏面凹部底面22dの他の領域よりもさらに半導体ウェハ11が薄くなるように加工がなされている。つまり半導体ウェハ11が特に(最も)薄くなった中央部CTにおいてはいっそう劈開が起こりやすくなる。このため、1対のダミーパターン13に挟まれた領域に重なる裏面凹部22内を進行するずれ劈開ライン18は、斜面側辺13cに沿って進行した後に、より高い確率で中央部CT上を進行させることができる。
図19を参照して、本実施の形態においては、ダミー形成領域における一方の主表面11Aの一部に、ダミーパターン13の代わりに、凹部としての表面凹部23が形成される。表面凹部23は裏面凹部22と同様に、たとえばフォトレジストを用いた通常の写真製版技術およびエッチングにより半導体ウェハ11が主表面11Aから主表面11B側に向けて部分的に除去され薄くなることにより形成される。表面凹部23は、たとえば半導体発光素子12の並ぶ行方向または列方向のいずれかに沿うように、複数形成される。
図22(A)を参照して、これは図21のキズ17よりも左側(劈開の進行する方向)であるが表面凹部23よりも右側の領域における断面の態様を示している。図22(B)を参照して、これは図21の表面凹部23(斜面側辺23c)の形成される領域における断面の態様を示している。図22(C)を参照して、これは図21の表面凹部23よりも左側の領域における断面の態様を示している。
図23を参照して、本実施の形態においては、ダミー形成領域のうち図19中にD2で示す領域に形成される表面凹部23は、たとえば図14(実施の形態4)の裏面凹部22と同様の平面形状を有している。すなわち表面凹部23は、劈開ライン15を挟むように対向する1対の第3の側辺として、1対の沿面側辺23a(第3の沿面側辺)と1対の斜面側辺23c(第3の斜面側辺)とを有するように形成される。斜面側辺23cは沿面側辺23aよりも劈開の起点側(図の右側)に形成され、沿面側辺23aと斜面側辺23cとは図の左右方向に関して互いに連続するように形成される。また表面凹部23の第3の起点側端部と第3の終点側端部とは1対の交差面側辺23bとして形成される。
本実施の形態においても実施の形態8と同様に、劈開ライン15にほぼ平行に進行し、表面凹部23の第3の側辺である沿面側辺23aまたは斜面側辺23cに達したずれ劈開ライン18は、沿面側辺23aまたは斜面側辺23cに沿うように進行方向が補正される。第3の終点側端部における、図23の上下方向に関する幅が第3の起点側端部における当該幅よりも狭くなっているため、表面凹部23の第3の側辺に沿うように進行するずれ劈開ライン18は、劈開ライン15に近い位置を進行するように進行方向が補正される。
図24を参照して、本実施の形態においては、ダミー形成領域のうち図19中にD2で示す領域に形成される表面凹部23は、たとえば図15(実施の形態5)の裏面凹部22と同様の平面形状を有している。すなわち表面凹部23は、劈開ライン15を挟むように対向する1対の第3の側辺のそれぞれは、沿面側辺23a(第3の沿面側辺)と交差面側辺23b(第3の交差面側辺)とが平面視において階段状を構成するように(図の左右方向に関して)交互に複数連続するように形成されている。また表面凹部23の第3の起点側端部と第3の終点側端部とは1対の交差面側辺23bとして形成される。
本実施の形態においても、ずれ劈開ライン18の進行方向が表面凹部の第3の側辺である沿面側辺23aおよび交差面側辺23bにより補正され、第3の側辺に沿って進行する。このため上記の他の実施の形態と同様に、ずれ劈開ライン18の劈開ライン15に対するずれ量を許容範囲内(劈開ライン15と沿面側辺23aとの、図の上下方向の距離以内)に収めることができる。
図25を参照して、本実施の形態においては、ダミー形成領域のうち図19中にD2で示す領域の表面凹部23は、実施の形態8の図20におけるそれぞれと同様の平面形状および配置を有するように形成される。しかし図26を参照して、本実施の形態においては、表面凹部23の一部である半導体ウェハ11の主表面11A,11Bに概ね対向する表面凹部底面23dが、主表面11Bに対して傾斜した角度γを有するように形成される。
表面凹部底面23dは、図26の中央部CTに向けて主表面11Bとの距離である厚みt2が小さくなるように傾斜した形状を有し、中央部CTを境とする2つの平面を有するように形成されることが好ましい。表面凹部23の1対の沿面側辺23aおよび上記2つの平面は、中央部CTに関して互いに対称となるように形成される。
本実施の形態においては、表面凹部23の中でも半導体ウェハ11が特に(最も)薄くなった、いっそう劈開が起こりやすい中央部CTが形成される。このため、実施の形態7と同様に、表面凹部23内を進行するずれ劈開ライン18は、より高い確率で中央部CT上を進行させることができる。
図27を参照して、本実施の形態においては、ダミー形成領域のうち図3中にD1で示す領域に形成される実施の形態2(図12)の態様を有するダミーパターン13および裏面凹部22と、図19中にD2で示す領域に形成される実施の形態8(図20)の態様を有する表面凹部23との双方が組み合わせられるように形成される。
たとえば実施の形態2においては、たとえば図28(B)に示すようにダミーパターン13に沿うようにずれ劈開ライン18を劈開させることにより、ずれ劈開ライン18のずれの量が許容範囲内に収まるように小さくすることができる。しかしダミーパターン13の沿面側辺13aと劈開ライン15との、図27の上下方向に関する距離分だけのずれの量が残る。
Claims (18)
- 第1の主表面と、前記第1の主表面に対向する第2の主表面とを有する半導体ウェハを準備する工程を備え、
前記半導体ウェハは、複数の半導体素子パターンが形成される素子形成領域と、平面視において前記素子形成領域とは離れたダミー形成領域とを含み、さらに
前記ダミー形成領域における前記第1または第2の主表面の少なくともいずれかに、前記半導体ウェハの劈開性を有する劈開ラインと重なるように凹部を形成する工程と、
前記第1の主表面上にキズを形成する工程と、
前記キズを起点として前記半導体ウェハを前記劈開ラインに沿って劈開する工程とを備え、
前記キズは、前記凹部が形成された前記劈開ライン上の一部に、前記劈開ラインに沿うように形成される、半導体装置の製造方法。 - 前記凹部は前記第2の主表面に形成された裏面凹部を含み、
前記第1の主表面の前記ダミー形成領域に、前記劈開ラインを挟むように1対のダミーパターンを形成する工程をさらに備え、
前記ダミーパターンを形成する工程においては、前記1対のダミーパターンのうち一方の前記ダミーパターンと他方の前記ダミーパターンとのそれぞれに存在する、前記劈開ラインを挟むように対向する第1の側辺同士の間隔は、前記起点に近い側の第1の起点側端部において前記第1の起点側端部と反対側の第1の終点側端部よりも広くなるように前記ダミーパターンが形成される、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記裏面凹部は前記1対のダミーパターンに挟まれた領域と平面視において重なる領域の少なくとも一部に形成される、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記裏面凹部は、前記1対のダミーパターンの双方と平面視において重なるように形成される、請求項2または3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記ダミーパターンを形成する工程においては、前記一方のダミーパターンの前記第1の側辺と、前記他方のダミーパターンの前記第1の側辺とは、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に沿うように延在する第1の沿面側辺と、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に対して斜めの方向に延在する第1の斜面側辺を含むように前記ダミーパターンが形成される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記ダミーパターンを形成する工程においては、前記一方のダミーパターンの前記第1の側辺と、前記他方のダミーパターンの前記第1の側辺とは、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に沿うように延在する第1の沿面側辺と、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に交差する方向に延在する第1の交差面側辺とが階段状に形成される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記凹部を形成する工程においては、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に交差する方向に関する前記裏面凹部の幅は、前記起点に近い側の第2の起点側端部において前記第2の起点側端部と反対側の第2の終点側端部よりも広くなるように前記凹部が形成される、請求項2〜6のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記凹部を形成する工程においては、前記裏面凹部の、前記劈開ラインを挟むように対向する1対の第2の側辺は、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に沿うように延在する第2の沿面側辺と、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に対して斜めの方向に延在する第2の斜面側辺を含むように前記裏面凹部が形成される、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記凹部を形成する工程においては、前記裏面凹部の、前記劈開ラインを挟むように対向する1対の第2の側辺は、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に沿うように延在する第2の沿面側辺と、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に交差する方向に延在する第2の交差面側辺とが階段状に形成された構成を含むように前記裏面凹部が形成される、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記裏面凹部は前記第1または第2の主表面に対向する裏面凹部底面を含み、
前記裏面凹部底面は、前記第1の主表面に対して傾斜した角度を有するように形成される、請求項2〜9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記裏面凹部底面は、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に交差する方向に関する前記裏面凹部の中央部において前記第1の主表面との距離が最小となり、前記第1または第2の主表面に対して傾斜した角度を有するように形成される、請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記凹部は前記第1の主表面に形成された表面凹部を含み、
平面視において前記劈開ラインの延在する方向に交差する方向に関する前記表面凹部の幅は、前記起点に近い側の第3の起点側端部において前記第3の起点側端部と反対側の第3の終点側端部よりも広くなるように前記表面凹部が形成される、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記凹部を形成する工程においては、前記表面凹部の、前記劈開ラインを挟むように対向する1対の第3の側辺は、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に沿うように延在する第3の沿面側辺と、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に対して斜めの方向に延在する第3の斜面側辺を含むように前記表面凹部が形成される、請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記凹部を形成する工程においては、前記表面凹部の、前記劈開ラインを挟むように対向する1対の第3の側辺は、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に沿うように延在する第3の沿面側辺と、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に交差する方向に延在する第3の交差面側辺とが階段状に形成された構成を含むように前記表面凹部が形成される、請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記表面凹部は前記第1または第2の主表面に対向する表面凹部底面を含み、
前記表面凹部底面は、前記第2の主表面に対して傾斜した角度を有するように形成される、請求項12〜14のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記表面凹部底面は、平面視において前記劈開ラインの延在する方向に交差する方向に関する前記表面凹部の中央部において前記第2の主表面との距離が最小となり、前記第1または第2の主表面に対して傾斜した角度を有するように形成される、請求項15に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記凹部は前記第2の主表面に形成された裏面凹部を含む、請求項12〜16のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記ダミー形成領域の前記第1の主表面に、前記劈開ラインを挟むように1対のダミーパターンを形成する工程をさらに備え、
前記凹部を形成する工程においては、前記裏面凹部は、前記1対のダミーパターンの双方の少なくとも一部と平面視において重なるように形成される、請求項17に記載の半導体装置の製造方法。
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