JP2015172845A - 広告配信側サーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広告主の出稿目的に沿った広告を行うことのできる装置を提供する。
【解決手段】 広告主要求受信手段12は、広告主端末装置2から目標とするユーザ1クリック当たりの広告費(目標CPC)を受信する。また、配信重点情報は、たとえば、広告主が広告対象の周知に重点を置くか、広告対象の購入効果に重点を置くかその割合を示す情報である。入札額算出手段14は、広告主要求受信手段12からの目標有効単位広告費に基づいて、入札額を算出する。さらに、配信重点情報に基づいて、入札額を修正する。算出され修正された入札額は、入札額送信手段16によって、広告枠取引サーバ装置6に送信される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、アドエクスチェンジなどの広告枠取引マーケットを管理する広告枠取引サーバ装置に対して、入札を行うための広告配信側サーバ装置に関するものである。
インターネット上のニュースなどのコンテンツとともにバナー広告を表示することが行われている。広告主は、このバナー広告を表示するための広告枠を買って、広告を表示する。このバナー広告の買い付けを入札方式にて行うことのできるサービス(アドエクスチェンジなど)が登場している。
たとえば、アドエクスチェンジにおいては、図11に示すようなシステムにて、広告枠の入札が行われている。広告枠取引サーバ装置6が広告枠に対する競売を行うものである。広告配信側サーバ装置4は、広告主からの依頼に基づいて、広告枠取引サーバ装置6に対して入札を行うものである。図11において、広告配信側サーバ装置4は1つだけしか示されていないが、実際には多数設けられている。
メディア配信サーバ装置8は、バナー広告枠を設けるためのコンテンツを配信するものであり、たとえば、ニュースサイト、情報提供サイトなどである。ユーザ端末装置10が、メディア配信サーバ装置8に対してコンテンツ閲覧要求を送信すると((1)参照)、メディア配信サーバ装置8は、まず、広告枠を空けたままコンテンツを送信する((2)参照)。この際、コンテンツ中に、広告タグを要求するスクリプトを含めている。したがって、コンテンツを受信したユーザ端末装置10は、コンテンツを表示するとともに、このスクリプトを実行して広告枠取引サーバ装置6に対して広告タグを要求する((3)参照)。
上記要求を受けて、広告枠取引サーバ装置6は、広告配信側サーバ装置4に対し、上記ユーザ端末装置10に配信されようとしているコンテンツの広告枠への入札を求める((4)参照)。入札依頼を受けた、それぞれの広告配信側サーバ装置4は、予め記録している広告主からの指示に従い、配信先ユーザの属性などに基づいて入札額を算出し、入札を行う((5)参照)。この際、落札した場合に備えて、広告配信側サーバ装置4は、併せて広告タグを送信する。
広告枠取引サーバ装置6は、各広告配信側サーバ装置4からの入札額を比較して、落札を行う(たとえば、最も高い入札額を示した入札を落札対象とする)。広告枠取引サーバ装置6は、落札した広告配信側サーバ装置4の広告タグをユーザ端末装置10に送信する((6)参照)。ユーザ端末装置10は、この広告タグに基づいて、バナー広告を取得して表示する((7)参照)。このようにして、広告枠に対する広告出稿の落札、出稿が行われる。なお、上記競売は、繰り返して何度も実行されることになる。
ここで、重要なのが広告配信側サーバ装置4における入札額の算出である。入札額が低すぎると広告枠を買うことはできなくなるし、入札額が高すぎると広告枠を買うことはできても、広告費が高くなってしまうという問題がある。そこで、広告主端末装置2は、広告配信側サーバ装置4に対して、入札のための指示を予め送信している((8)参照)。この入札のための指示は、個々の入札に対しての指示ではなく、所定期間内に行う入札についての包括的な指示である。たとえば、入札を行う開始日付と終了日付、当該期間内の総予算、出稿した広告のうち、クリックされた広告1つを得るために費やす広告費用の目標値(目標CPC)などを指示として、広告配信側サーバ装置4に与える。
広告配信側サーバ装置4は、入札依頼((4)参照)を受けると、上記広告主の指示などに基づいて、入札金額を算出する。
アドネットワークの仕組みと特徴,デジタルマーケティングラボ http://dmlab.jp/adtech/adn.html
広告主が広告を出す目的は、最終的には商品やサービスをユーザに購入してもらうためである。このような観点から広告の効果を計る指標として、CPA(Cost Per Action:ユーザ1購入当たりに要した広告費用)が用いられている。したがって、CPAが小さいほど広告効果が高いということになる。
一方、将来の購入を期待して、商品やサービスの認知度を高めるために広告を出す場合もある。このような場合には、CPAにこだわるよりも、より多くの広告を出す方が好ましいといえる。
しかしながら、上記のような装置においては、上記のような広告主の出稿目的に沿って適切な広告を行うことはできなかった。そこで、この発明は、上記のような問題点を解決して、広告主の出稿目的に沿った広告を行うことのできる装置を提供することを目的とする。
(1)(2)この発明に係る広告配信側サーバ装置は、ウエブページの広告枠に広告を配信するため、広告枠取引サーバ装置を介して広告枠を取得するための広告配信側サーバ装置において、広告主端末装置より、目標とする有効単位広告費を受信する広告主要求受信手段と、目標有効単位広告費に基づいて、前記広告枠に対する入札額を算出する入札額算出手段と、前記広告枠に対する入札額を、広告枠取引サーバ装置に送信する入札額送信手段と、前記広告枠に対する広告配信のための処理を行う広告手段とを備え、前記広告主要求受信手段は、広告主が広告対象の周知に重点を置くか、広告対象の購入効果に重点を置くかを示す配信重点情報を、広告主端末装置から受信し、前記入札額算出手段は、前記配信重点情報に基づいて入札額を補正することを特徴としている。
したがって、配信重点情報を設定することによって、全体として周知を重視した入札を行うか、広告対象の購入効果を重視した入札を行うかを柔軟に決定することができる。
(3)この発明に係る広告配信側サーバ装置は、入札額算出手段が、広告主が広告対象の周知に重点を置く場合には、入札額が高くなるように補正を行い、広告主が広告対象の購入効果に重点を置く場合には、入札額が低くなるように補正を行うことを特徴としている。
したがって、周知に重点を置く場合には多くの広告枠を落札し、購入効果に重点を置く場合には効果的な広告枠に絞って落札を行うことができる。
(4)この発明に係る広告配信側サーバ装置は、入札額算出手段が、ユーザが広告主のサイトを訪れてから前記広告配信までの時間が長くなるにしたがって、広告対象の周知に重点を置く場合と広告対象の購入効果に重点を置く場合との補正の程度の差を大きくする領域を設けたことを特徴としている。
したがって、より効果的な調整を行うことができる。
(5)この発明に係る広告配信側サーバ装置は、広告主要求受信手段が、広告主端末装置に対して、広告主が広告対象の周知に重点を置く比率と、広告対象の購入効果に重点を置く比率を設定入力するための画面を送信し、広告主端末装置における当該画面に対する入力操作に基づいて、配信重点情報を取得することを特徴としている。
したがって、広告対象の周知に重点を置く比率と、広告対象の購入効果に重点を置く比率を容易に設定することができる。
(6)この発明に係る広告配信側サーバ装置は、入札対象となる広告枠を閲覧するユーザの属性を取得するユーザ属性取得手段をさらに備え、前記入札額算出手段は、ユーザ属性に応じて入札額を算出することを特徴としている。
したがって、ユーザ属性に応じた適切な入札額を算出することができる。
(7)この発明に係る広告配信側サーバ装置は、ユーザ属性取得手段が取得するユーザ属性は、当該ユーザに対する広告枠の提示が、当該ユーザが広告主のウエブサイトを訪問してから何回目の広告配信かを示す経過配信回数情報または当該ユーザに対する広告枠の提示が、当該ユーザが広告主のウエブサイトを訪問してからどれだけの時間が経過したかを示す経過訪問時間情報を少なくとも含んでいることを特徴としている。
したがって、ユーザが広告主のウエブサイトへの訪問履歴に応じて適切な入札額を算出することができる。
この発明において、「有効単位広告費」とは、提示した広告のうちユーザが興味を持ったと推定できる広告1つを得るために費やした広告費をいう。たとえば、クリックされたバナー広告1つを得るために費やした広告費の総額がこれに該当する。
「広告主要求受信手段」は、実施形態においては、図3のステップS13がこれに対応する。
「入札額算出手段」は、実施形態においては、図7のステップS6、S7がこれに対応する。
「入札額送信手段」は、実施形態においては、図7のステップS8がこれに対応する。
「広告手段」は、実施形態においては、図8のステップS18がこれに対応する。
「経過配信回数」とは、広告主のサイトに訪れてからの広告の配信回数をいうものである。実施形態においては、フリクエンシーがこれに該当する。
「経過訪問時間」とは、広告主のサイトを訪れてから広告枠を含むウエブページを訪れるまでに経過した時間をいうものである。実施形態においては、リセンシーがこれに該当する。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
「広告枠」とは、広告を表示するためのスペースを特定するものだけでなく、スペースを明示せず広告を表示すべき位置を特定する情報なども含む概念である。
「広告配信のための処理」とは、広告配信に必要な処理のいずれかをいうものであって、バナー広告をユーザ端末装置10に送信する処理だけでなく、当該処理を他の装置によって行うために、バナー広告またはバナー広告にアクセするための情報を送信する処理などを含む概念である。実施形態においては、ステップS8における広告タグの送信がこれに対応する。
この発明の一実施形態による広告配信側サーバ装置4の機能ブロック図である。 広告配信側サーバ装置4のハードウエア構成である。 広告配信側サーバプログラム32のフローチャートである。 広告主要求を設定するための画面例である。 広告主要求データの例である。 広告配信側サーバプログラム32のフローチャートである。 広告配信側サーバプログラム32のフローチャートである。 広告配信側サーバプログラム32のフローチャートである。 フリクエンシー、リセンシーを説明するための図である。 リセンシー、配信重点値と補正係数との関係を示す図である。 従来の入札システムを示す図である。
1.全体構成
図1に、この発明の一実施形態による広告配信側サーバ装置4の全体構成を示す。広告主要求受信手段12は、広告主端末装置2から目標とする有効単位広告費、配信重点情報を受信する。ここで、目標とする有効単位広告費は、たとえば、目標とするユーザ1クリック当たりの広告費(目標CPC)である。また、配信重点情報は、たとえば、広告主が広告対象の周知に重点を置くか、広告対象の購入効果に重点を置くかその割合を示す情報である。
入札額算出手段14は、広告主要求受信手段12からの目標有効単位広告費に基づいて、入札額を算出する。さらに、配信重点情報に基づいて、入札額を修正する。算出され修正された入札額は、入札額送信手段16によって、広告枠取引サーバ装置6に送信される。この際、広告手段18は、落札した場合に備えて、併せて広告タグを送信するなどの広告配信のための処理を行う。以上のようにして、配信重点情報を考慮した入札額によって入札が行われる。
2.ハードウエア構成
図2に、この発明の一実施形態による広告配信側サーバ装置4のハードウエア構成を示す。CPU20には、通信回路22、ハードディスク24、DVD−ROMドライブ26が接続されている。通信回路22は、インターネットに接続するためのものである。ハードディスク24には、WINDOWS(商標)などのオペレーティングシステム(OS)30、広告配信側サーバプログラム32が記録されている。
広告配信側サーバプログラム32は、OS30と協働してその機能を発揮するものである。OS30、広告配信側サーバプログラム32は、DVD−ROM28に記録されていたものを、DVD−ROMドライブ26を介して,ハードディスク24にインストールしたものである。
3.広告配信側サーバプログラムの処理
3.1広告主要求登録処理
図3に、広告配信側サーバプログラム32における広告主要求登録処理のフローチャートを示す。
広告主端末装置2のCPU(以下広告主端末装置2と省略することがある)は、広告主IDとパスワードを、広告配信側サーバ装置4に送信する(ステップS1)。広告配信側サーバ装置4のCPU20(以下広告配信側サーバ装置4と省略することがある)は、この広告主IDとパスワードを受けて、認証処理を行う(ステップS11)。認証処理によって広告主が確認できると、広告配信側サーバ装置4は、広告主要求入力画面を広告主端末装置2に送信する(ステップS12)。広告主端末装置2は、この広告主要求入力画面をディスプレイ(図示せず)に表示する。
図4に、広告主要求入力画面を示す。チャネル名入力領域50は、以下に定義する広告キャンペーンの名称(広告主が適宜決定する名称)を入力するための領域である。開始日付入力領域52、時刻入力領域54は、入札を開始する日時を入力するための領域である。終了日付入力領域56、時刻入力領域58は、入札を終了する日時を入力するための領域である。総予算入力領域60は、上記開始日時から終了日時までの期間において、入札に用いることのできる予算金額の合計を入力するための領域である。1日上限予算入力領域62は、1日に使用できる予算金額の上限を入力するための領域である。この領域62に入力がなければ、予算が残っている限り、1日の使用金額に上限は無いことになる。
目標CPC(Cost Per Click)入力領域64は、目標とするユーザ1クリック当たりの広告費(有効単位広告費)を入力するための領域である。ステータス入力領域66は、入札処理を行うか否かを示すステータスを入力するための領域である。「有効」であれば入札が実行され、「無効」であれば入札は実行されない。配信デバイス入力領域68は、広告配信対象とするユーザ端末装置10の種類を設定するための領域である。「PCブラウザ」「モバイルブラウザ」を選択(双方選択も可)することができる。
時間帯指定、都道府県指定、IP指定配信、User-Agent指定配信の各入力領域70〜76は、時間帯を指定して入札するか、特定の都道府県のユーザを指定して入札するか、特定のIPに属するユーザを指定(除外)して入札するか、特定のブラウザを使用しているユーザを指定(除外)して入札するかを設定するための入力領域である。
配信傾向入力領域78は、1日のうちの各時間帯において平均的に配信が行われるように入札を行うか(「平準化」)、1日の上限金額内で可能な限り配信が行われるように入札を行うか(「通常」)を選択入力するための領域である。したがって、「通常」が選択されると、条件に合致する広告枠が提示された場合に、1日上限予算の範囲で入札を行うことになる。「平準化」が選択されると、広告を1日の中で均等に配信するよう、入札を調整することになる。
配信重点項目入力領域80は、広告対象の周知に重点を置いて配信するか(周知重視)、広告対象の購入効果に重点を置いて配信するか(CPA(Cost Per Action)重視)を入力するための領域である。この実施形態では、広告対象の購入効果を計る指標として、ユーザによる1購入当たりの広告費(CPA)を用いている。また、この実施形態では、周知重視とするかCPA重視とするかは、スライダによって、その比率を設定するようにしている。「0」であれば周知重視、「1」「2」「3」と移動するに従って、CPA重視の度合いが強くなる。
広告主端末装置2は、この広告主要求入力画面を表示し、広告主要求の入力を受け付ける(ステップS2)。入力された広告主要求は、広告配信側サーバ装置4に送信される(ステップS2)。広告配信側サーバ装置4は、広告主要求を受信し、広告主IDに対応づけてハードディスク24に記録する(ステップS13)。
図5に、ハードディスク24に記録された広告主要求データの例を示す。配信重点値は、上記の周知重視かCPA重視かの比率である。この実施形態では、配信重点値が「3」であればCPA重視であり、「0」であれば周知重視である。「2」であれば、ややCPA重視である。
3.2入札処理
図6〜図8に、広告配信側サーバプログラム32における入札処理のフローチャートを示す。ユーザ端末装置10は、メディア配信サーバ装置8(たとえば、ニュースサイトなど)にアクセスし、コンテンツの閲覧要求を送信する(ステップS201)。これを受けて、メディア配信サーバ装置8は、コンテンツ(ニュースなど)を、ユーザ端末装置10に送信する(ステップS101)。また、このコンテンツと同時に、広告枠も送信される。この広告枠は、広告枠取引業者とメディア配信業者との間で、予め所定のコンテンツに対して配信することを約束しているものである。さらに、この広告枠に表示すべきバナー広告(クリックによって詳細な広告内容が表示される広告)を取得するためのタグ要求プログラム(たとえばJAVA(商標)スクリプト)も記述されている。
ユーザ端末装置10は、送られてきたコンテンツおよび広告枠を表示する(ステップS202)。なお、この瞬間においては、表示すべきバナー広告が決定していないので広告枠は空白として表示されることになる。ユーザ端末装置10は、受信した前記タグ要求プログラムにしたがって、広告枠取引サーバ装置6に対して、広告タグの要求を送信する(ステップS203)。この時、ユーザ端末装置10は、Cookieを利用して、当該ユーザのID(広告枠ユーザID)を併せて送信する。
広告枠取引サーバ装置6は、広告タグ要求を受けて、ユーザが閲覧を開始したコンテンツの広告枠について競売を行うため、複数の広告配信側サーバ装置4に対し、入札依頼を送信する(ステップS15)。この入札依頼を送信する際、広告枠取引サーバ装置6は、上記広告枠ユーザIDをあわせて送信する。
入札依頼を受けた広告配信側サーバ装置4は、まず、この入札依頼に対応して入札を行うかどうかを決定する(ステップS3)。出稿期間内であるか、総予算(1日の上限予算)が残っているかなどの広告主要求データに基づいて、入札を行うかどうかを判断する。
入札を行う場合には、以下のようにして入札金額を決定する。なお、この実施形態では、広告枠を閲覧するユーザが、当該広告枠を閲覧する前に広告主のサイトを訪問したか否か、訪問したのであればどの程度最近であるかを考慮して、入札金額を決定するようにしている。直近に、広告主のサイトを訪れたユーザの方が、広告をクリックする可能性が高いからである。
上記を実現するためには、広告枠(つまりコンテンツ)に訪れるまでに、広告主のサイトを訪れたか否かなどを知る必要がある。そこで、この実施形態では、広告主のサイトを訪れたユーザに対し、Cookieを利用して、広告主サイトユーザIDを付す。このようにして、ユーザ端末装置10のCookieには、広告枠ユーザIDと広告主サイトユーザIDが記録されることになる。広告配信側サーバ装置4は、いわゆるクッキーシンクを用いて、広告枠ユーザIDと広告主サイトユーザIDの対応づけを行い、広告枠を訪れたユーザが、広告主のサイトを訪れたことがあるかどうか等を取得する(ステップS5)。
具体的には、Cookieの情報に基づいて、ユーザが広告主のサイトを訪れてから、今回の広告枠への広告配信が何回目の配信にあたるか(フリクエンシーという)、今回の広告枠への訪問は、広告主のサイトを訪れてから何分後の訪問にあたるか(リセンシーという)などを取得する。
フリクエンシー、リセンシーについての説明を、図9に示す。図9は、あるユーザのサイト訪問の履歴を示したものである。図9において、V1は、ユーザが広告主のサイトを訪れてから(直近の訪問から)、このシステムによる広告枠に広告を配信するのは、そのユーザに対して初めてであるから、フリクエンシーは「0」となる。フリクエンシー「0」は、最初の配信ということを意味する。V2は、広告枠に対する2回目の配信であるから、フリクエンシーは「1」となる。フリクエンシー「1」は2回目の配信ということを意味する。その後、このユーザは、広告主のサイトを再度訪問しているので、フリクエンシーはリセットされる。したがって、V3はフリクエンシー「0」、V4はフリクエンシー「1」となる。
図9において、V1は、広告主のサイトを訪れてから5分後の訪問である。したがって、リセンシーは「5」となる。V2は、20分後の訪問であるから、リセンシーは「20」となる。その後、このユーザは、広告主のサイトを再度訪問しているので、リセンシーはリセットされる。したがって、V3はリセンシー「2」、V4はリセンシー「3」となる。
次に、広告配信側サーバ装置4は、広告主要求データ中の目標CPCに基づき、下式にしたがって入札額を算出する。
入札額=目標CPC×予測CTR
なお、CTR(Click Through Rate)はクリック率であり、クリック数/配信数にて定義されるものである。予測CTRは、このクリック率を予測したものであり、この実施形態では、上記フリクエンシー、リセンシーに基づいて、クリック率を予測するようにしている。フリクエンシー、リセンシーが大きくなると、予測CTRを小さくするようにしている。
次に、広告配信側サーバ装置4は、このように算出した入札額を、広告主要求データ中の配信重点値に基づいて補正する。
入札額=入札額×補正係数
この補正係数は、図10に示すように、配信重点値により、リセンシー(広告主サイトを訪れてからの経過時間)に応じて小さくなるように設定されている。なお、配信重点値が「0」(周知重視)の場合には、補正係数は1.0のままである。配信重点値が「3」(CPA重視)の場合には、1620分経過まで補正係数を1.0としておき、1週間経過の時点で補正係数が0.2になるように、時間経過とともに徐々に補正係数を小さくしていく。さらに、1週間経過後は補正係数を0.2のままとする。すなわち、全体として、1620分から1週間経過までの区間を、配信重点値に応じて補正の程度の差を大きくする領域としている。
リセンシーは、既に、入札額を算出する際に考慮されている。つまり、リセンシーが大きくなるほど、ユーザが当該広告をクリックする率が低くなるので、入札額を小さくするようにしている。ユーザのクリック率を考慮するだけであれば、これで十分である。しかし、この実施形態では、実際に購入する可能性が高いかどうかも考慮している。実際に購入するかどうかは、クリック率に比べて、リセンシーの影響を大きく受ける。そこで、この実施形態では、CPA重視の度合いが大きいほど、リセンシーの増大とともに、さらに入札額が小さくなるようにしている。
広告配信側サーバ装置4は、上記のようにして算出して補正した入札額を、広告枠取引サーバ装置6に送信する(ステップS8)。また、この際に、併せて、広告タグを送信する。広告タグは、広告枠に表示するバナー広告のURL等を示す情報である。
これを受けて、広告枠取引サーバ装置6は、入札額および広告タグを記録する。さらに、入札の締め切り時間経過により、オークション処理を実行する(ステップS16)。広告枠取引サーバ装置6には、他の広告配信側サーバ装置4からも入札が行われているので、これらの内から、所定のルールに従って落札する広告主を決定する。この実施形態では、落札額の高騰を防ぐため、2番目に高い入札額を示したものを選択するようにしている。
広告枠取引サーバ装置6は、落札した広告配信側サーバ装置4からの広告タグを、ユーザ端末装置10に対して送信する(ステップS18)。これは、ステップS203のリクエスト(広告タグ要求)に対するレスポンスとして、送信されることになる。
ユーザ端末装置10は、この広告タグを受信する。そして、広告タグに記載のURLに対して、バナー広告の送信を要求する(ステップS204)。なお、バナー広告は、広告配信のためのサーバ装置(図示せず)から取得することになる。ユーザ端末装置10は、取得したバナー広告を、広告枠に表示する(ステップS205)。
上記の処理が、総予算が無くなるまで、あるいは終了日時になるまで行われることになる。
3.3その他の実施形態
(1)上記実施形態では、図10のグラフに示すように、周知重視かCPA重視かに加えて、経過時間(リセンシー)を考慮して、補正係数を変えるようにしている。
しかし、リセンシーによらず補正係数を一定とし、周知重視かCPA重視かによって、補正係数を変えるようにしてもよい。たとえば、周知重視であれば補正係数1.0、CPA重視であれば0.5などのように変えることができる。
(2)上記実施形態では、リセンシーに基づいて入札額を補正するようにしている。つまり、リセンシーが大きいほど(経過時間が大きいほど)、補正係数が小さくなるようにしている。
しかし、広告主の商品の購入経験ありなしに基づいて、購入経験がなければ、補正係数を小さくするようにしてもよい。同様に、広告主サイトへの訪問回数が少ないほど、滞在時間が短いほど、訪問ページ数が少ないほど、補正係数を小さくするようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、ユーザが広告主のサイトに訪れてからの時間経過などを考慮して、入札金額を算出するようにしている。しかし、ユーザが広告主のサイトを訪れた否かに関係なく入札金額を算出する場合であっても、本発明を適用することができる。たとえば、メディア配信サーバ装置8の配信するコンテンツとユーザ属性に基づいて入札金額を算出するような場合であっても、適用することができる。
(4)上記実施形態では、広告配信側サーバ装置4において入札・出稿を行う機能を持たせている。しかし、広告主端末装置に入札または出稿またはその双方の機能を持たせるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、入札の際に広告タグを送信するようにしている。しかし、入札とは異なるタイミングで広告タグを送信するようにしてもよい。たとえば、落札が決定してから、広告タグを送信するようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、バナー広告を記録したURLを広告タグとして、ユーザ端末装置10に送信するようにしている。しかし、バナー広告そのものをユーザ端末装置に送信するようにしてもよい。
(7)上記実施形態では、広告枠として空白のスペースを送信し、広告タグに基づいて広告を挿入するようにしている。しかし、広告を挿入すべき場所を示す情報を広告枠として送信し、広告タグに基づいて広告を挿入するようにしてもよい。

Claims (8)

  1. ウエブページの広告枠に広告を配信するため、広告枠取引サーバ装置を介して広告枠を取得するための広告配信側サーバ装置において、
    広告主端末装置より、目標とする有効単位広告費を受信する広告主要求受信手段と、
    目標有効単位広告費に基づいて、前記広告枠に対する入札額を算出する入札額算出手段と、
    前記広告枠に対する入札額を、広告枠取引サーバ装置に送信する入札額送信手段と、
    前記広告枠に対する広告配信のための処理を行う広告手段とを備え、
    前記広告主要求受信手段は、広告主が広告対象の周知に重点を置くか、広告対象の購入効果に重点を置くかを示す配信重点情報を、広告主端末装置から受信し、
    前記入札額算出手段は、前記配信重点情報に基づいて入札額を補正することを特徴とする広告配信側サーバ装置。
  2. ウエブページの広告枠に広告を配信するため、広告枠取引サーバ装置を介して広告枠を取得するための広告配信側サーバ装置のためのプログラムであって、当該プログラムは、コンピュータを、
    広告主端末装置より、目標とする有効単位広告費を受信する広告主要求受信手段と、
    目標有効単位広告費に基づいて、前記広告枠に対する入札額を算出する入札額算出手段と、
    前記広告枠に対する入札額を、広告枠取引サーバ装置に送信する入札額送信手段と、
    前記広告枠に対する広告配信のための処理を行う広告手段として機能させるためのものであり、
    前記広告主要求受信手段は、広告主が広告対象の周知に重点を置くか、広告対象の購入効果に重点を置くかを示す配信重点情報を、広告主端末装置から受信し、
    前記入札額算出手段は、前記配信重点情報に基づいて入札額を補正することを特徴とする広告配信側サーバプログラム。
  3. 請求項1の装置または請求項2のプログラムにおいて、
    前記入札額算出手段は、広告主が広告対象の周知に重点を置く場合には、入札額が高くなるように補正を行い、広告主が広告対象の購入効果に重点を置く場合には、入札額が低くなるように補正を行うことを特徴とする装置またはプログラム。
  4. 請求項3の装置またはプログラムにおいて、
    前記入札額算出手段は、ユーザが広告主のサイトを訪れてから前記広告配信までの時間が長くなるにしたがって、広告対象の周知に重点を置く場合と広告対象の購入効果に重点を置く場合との補正の程度の差を大きくする領域を設けたことを特徴とする装置またはプログラム。
  5. 請求項3または4の装置またはプログラムにおいて、
    前記広告主要求受信手段は、広告主端末装置に対して、広告主が広告対象の周知に重点を置く比率と、広告対象の購入効果に重点を置く比率を設定入力するための画面を送信し、広告主端末装置における当該画面に対する入力操作に基づいて、配信重点情報を取得することを特徴とする装置またはプログラム。
  6. 請求項1の装置または請求項2のプログラムにおいて、
    前記広告配信側サーバ装置は、
    入札対象となる広告枠を閲覧するユーザの属性を取得するユーザ属性取得手段をさらに備え、
    前記入札額算出手段は、ユーザ属性に応じて入札額を算出することを特徴とする装置またはプログラム。
  7. 請求項6の装置またはプログラムにおいて、
    前記ユーザ属性取得手段が取得するユーザ属性は、当該ユーザに対する広告枠の提示が、当該ユーザが広告主のウエブサイトを訪問してから何回目の広告配信かを示す経過配信回数情報または当該ユーザに対する広告枠の提示が、当該ユーザが広告主のウエブサイトを訪問してからどれだけの時間が経過したかを示す経過訪問時間情報を少なくとも含んでいることを特徴とする装置またはプログラム。
  8. ウエブページの広告枠に広告を配信するため、広告枠取引サーバ装置を介して広告枠を取得するための広告入札方法であって、コンピュータが、
    広告主端末装置より、目標とする有効単位広告費を受信する広告主要求受信ステップと、
    目標有効単位広告費に基づいて、前記広告枠に対する入札額を算出する入札額算出ステップと、
    前記広告枠に対する入札額を、広告枠取引サーバ装置に送信する入札額送信ステップとを実行し、
    前記広告主要求受信ステップにおいて、広告主が広告対象の周知に重点を置くか、広告対象の購入効果に重点を置くかを示す配信重点情報を、広告主端末装置から受信し、
    前記入札額算出ステップにおいて、前記配信重点情報に基づいて入札額を補正することを特徴とする広告入札方法。

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