JP5699233B1 - 生成装置、生成方法および生成プログラム - Google Patents

生成装置、生成方法および生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させること。【解決手段】本願に係る生成装置は、取得部と、生成部とを有する。取得部は、第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する。生成部は、取得部によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを第1コンテンツに配信する配信計画を生成する。【選択図】図4

Description

本発明は、生成装置、生成方法および生成プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。例えば、ウェブページの所定の位置に企業や商品等の広告コンテンツ(例えば、画像などのアイコン)を表示し、かかる広告コンテンツがクリックされた場合に広告主のウェブページへ遷移するものがある。
このような広告コンテンツは、各広告主から入稿された広告コンテンツを保持する広告配信装置によって配信されることが多い。例えば、広告配信装置による広告配信としては、広告コンテンツの価値を示すeCPM(effective Cost Per Mille)に基づいてアドネットワークを選択する技術が知られている。この技術によれば、広告を出力することで得られる収益を向上することができるとも考えられる。
特開2012−93796号公報
しかしながら、上記の従来技術では、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができるとは限らない。具体的には、上記の従来技術では、媒体社が広告在庫を提供可能なアドネットワークの予測eCPMを算出し、該予測eCPMが最も高いアドネットワークを選択し、そのアドタグを出力する。このように、上記の従来技術では、単に予測eCPMが高いアドネットワークから優先的に広告を出力するので、各広告の予め決められた配信回数の制約条件を充足することができない場合がある。また、選択回数に応じて課金額が決定される広告システムと表示回数に応じて課金額が決定される広告システムによって広告を配信する場合には、各広告システムにおける配信目的の違いやCTR(Click Through Rate)の時系列的な変化の違い等を考慮して配信することができない場合がある。このため、上記の従来技術では、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる生成装置、生成方法および生成プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る配信装置は、第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手段とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す図である。 図2は、eCPMの時間遷移を示す図である。 図3は、実施形態に係る広告配信システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る配信装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る許容情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る配信履歴記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る計画情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る配信装置による受付処理手順を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る配信装置による配信処理手順を示すフローチャートである。 図11は、表示回数の時間遷移を示す図である。 図12は、ウェブページの一例を示す図である。 図13は、変形例に係る生成処理を説明するための説明図である。 図14は、配信装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る生成装置、生成方法および生成プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る生成装置、生成方法および生成プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.生成処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る生成処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る生成処理の一例を示す説明図である。図1の例では、後述の図4に図示する配信装置100によって生成処理が行われる。配信装置100は、広告主から、広告コンテンツとして、実績(例えば、選択回数)に応じて課金額が決定される広告コンテンツである選択課金型広告(例えば、クリック課金型広告)や、表示回数に応じて課金額が決定される表示課金型広告(例えば、インプレッション保証型広告)を受け付ける。ここで、配信装置100は、選択課金型広告や表示課金型広告とともに、広告コンテンツの配信期間(すなわち、広告コンテンツの掲載期間)や、広告コンテンツが1回クリックや表示された際に広告主が広告配信者(例えば、配信装置100の管理者)に支払う広告料金(例えば、入札価格)や、広告料金の上限値である広告予算などの指定を受け付ける。
ここでは、ユーザが操作する端末装置から広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、ウェブページに含まれる広告枠に選択課金型広告または表示課金型広告のいずれかが表示される例について説明する。図1に示したグラフの縦軸は、広告コンテンツが広告枠に表示された表示回数を示す。図1に示したグラフの横軸は、時間変動を示す。また、図1に示す線IM1は、選択課金型広告および表示課金型広告の表示回数の累計を示す。また、図1に示す線CL1は、選択課金型広告の表示回数を示す。すなわち、線IM1の表示回数から線CL1の表示回数を減算した値は、表示課金型広告の表示回数を示す。
このような前提の下、配信装置100と比較される比較例の配信装置は、例えば、図1の上側に示すように、選択課金型広告および表示課金型広告の表示回数の累計IM1に対する選択課金型広告の表示回数CL1の割合が一定になるように選択課金型広告を配信する配信計画を生成する。例えば、比較例の配信装置は、選択課金型広告および表示課金型広告の表示回数の累計IM1に対する選択課金型広告の表示回数CL1の割合が60%になるように選択課金型広告を配信する配信計画を生成する。言い換えると、比較例の配信装置は、選択課金型広告および表示課金型広告の表示回数の累計IM1に対する表示課金型広告の表示回数の割合が40%になるように選択課金型広告を配信する配信計画を生成する。
そして、比較例の配信装置は、生成された配信計画に基づいて選択課金型広告および表示課金型広告を配信する。ここで、比較例の配信装置は、例えば、1日当たりの広告予算が所定の時間(例えば、1秒や1分や10分)毎に均等に消化されるように、時間変動とともに変動する累積課金額の許容値として、課金許容額を算出する。この課金許容額は、経過時間を「x」とした場合に、「課金許容額BL = A・x」の式で表される。この式のうち「A」は、広告予算の消化ペースを示す。例えば、経過時間「x」の単位が分であり、1日当たりの広告予算が「1万円」である場合には、「1万円」を「1440分」により除算した「6.944円/分」が「A」となる。なお、ここでは、除算結果の少数第4位を四捨五入するものとする。これにより、比較例の配信装置は、現在日時に対応する課金許容額を算出する。
そして、比較例の配信装置は、選択課金型広告を配信し、配信した選択課金型広告がクリックされた場合に、かかる選択課金型広告の累積課金額を計数する。このとき、比較例の配信装置は、累積課金額が現在日時に対応する課金許容額を超える場合には、所定時間が経過するまで選択課金型広告を配信しないように制限する。その後、比較例の配信装置は、時間経過に応じて累積課金額が課金許容額を超えなくなった場合に、選択課金型広告の配信を再開する。このようにして、比較例の配信装置は、広告予算が一定のペースで消化されるように、上述した課金許容額に基づく配信制御を毎日行うことで、選択課金型広告の配信期間の満了日よりも想定以上に早く広告予算が消化されることを防止し、結果として、選択課金型広告が想定以上に早く配信されなくなる事態を防止する。
しかし、選択課金型広告が配信された回数を示す表示回数は、1日の中で時間帯によって変動する。このため、上述した広告配信では、選択課金型広告の表示回数が多い時間帯には、価値の高い選択課金型広告の配信が停止状態となっており、価値の低い選択課金型広告を配信する可能性がある。この点について、図2を用いて説明する。
図2は、配信可能な選択課金型広告のeCPMの時間遷移を示す図である。ここで、eCPMは、広告コンテンツがウェブページに1000回表示された場合に、かかるウェブページの提供者が得る収益額を示す。例えば、eCPMは、広告コンテンツの入札価格にCTR(Click Through Rate)および1000を乗算することで算出される。なお、eCPMが高い広告コンテンツは、質の高い広告コンテンツであることを意味する。
また、図2では、縦軸は、選択課金型広告の表示回数と配信可能な選択課金型広告のeCPMとを示す。横軸は、1日の時刻を示す。なお、図2では、「表示回数」は、比較例の配信装置によって配信される選択課金型広告の表示回数を示す。「eCPM」は、配信可能な選択課金型広告のeCPMを示す。
図2に示した例の場合、選択課金型広告の表示回数は、4時前後の時間帯T1に最も低い値となる。一方、選択課金型広告のeCPMは、時間帯T1に最も高い値となる。また、選択課金型広告の表示回数は、12時前後の時間帯T2に最も高い値となる。一方、選択課金型広告のeCPMは、時間帯T2に最も低い値となる。
ここで、比較例の配信装置は、eCPMの高い選択課金型広告を優先して配信する。このため、比較例の配信装置は、図2に示すように、表示回数の少ない時間帯にeCPMが高い選択課金型広告を配信する。配信可能な選択課金型広告の選択の余地が広く、eCPMの高い選択課金型広告が優先して配信されるからである。このため、比較例の配信装置は、表示回数の多い時間帯では、eCPMが高い選択課金型広告を既に配信しているので、eCPMが高い選択課金型広告の配信を停止する。
また、比較例の配信装置は、選択課金型広告の表示回数の多い時間帯では、eCPMの高い選択課金型広告を配信することができないので、eCPMの低い広告コンテンツを配信する。配信可能な選択課金型広告の選択の余地が狭く、eCPMの高い配信可能な選択課金型広告が少ないからである。
一般的に、選択課金型広告の表示回数の時間遷移は、このような傾向となることが多いので、比較例の配信装置では、eCPMの低い選択課金型広告でも配信される可能性がある。このため、広告主は、選択課金型広告を配信するための競争をせずに、低い入札価格を設定する場合がある。これにより、広告配信者は、高い入札価格が設定されることにより得られる収益を逸する可能性がある。
そこで、実施形態に係る配信装置100は、課金許容額に達しないように選択課金型広告を配信する配信計画を生成する。具体的には、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数に基づいて、表示課金型広告をウェブページに配信する配信計画を生成する。なお、この場合、ウェブページには、課金形態が異なる選択課金型広告および表示課金型広告の2種類の広告コンテンツが配信されることが前提となる。典型的には、配信装置100は、選択課金型広告および表示課金型広告の2種類の広告コンテンツをウェブページに含まれる同じ広告枠に配信する。例えば、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数に基づいて、所定の期間(例えば、1日)の中で選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成する。そして、配信装置100は、生成した配信計画に基づいて選択課金型広告および表示課金型広告を配信する。この点について図1に示す下のグラフを用いて説明する。
まず、配信装置100は、選択課金型広告が広告枠に表示される回数を示す表示回数の傾向を取得する。続いて、配信装置100は、取得された選択課金型広告の表示回数の傾向に基づいて、表示回数の時間遷移を予測する。
そして、配信装置100は、予測された選択課金型広告の表示回数の時間遷移に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成する。具体的には、配信装置100は、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯には、選択課金型広告よりも表示課金型広告を多く配信する配信計画を生成する。すなわち、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯には、表示課金型広告をウェブページに多く配信し、選択課金型広告をウェブページに少なく配信する配信計画を生成する。なお、所定の期間は、1日に限らず、1週間や1ヶ月など任意の期間でもよい。
例えば、配信装置100は、図1の下に示すグラフのように、選択課金型広告の表示回数が多いと予測される12時前後の時間帯には、図1の下に示すグラフのように、選択課金型広告と比較して、表示課金型広告および選択課金型広告の表示回数の累計IM1に対する選択課金型広告の表示回数CL2の割合が小さくなるように表示課金型広告を配信する配信計画を生成する。そして、配信装置100は、生成した配信計画に基づいて選択課金型広告および表示課金型広告を配信する。これにより、配信装置100は、配信可能な選択課金型広告のeCPMが低い時間帯に表示課金型広告を配信するので、eCPMの低い選択課金型広告が配信されなくなる。このため、配信装置100は、配信可能な選択課金型広告の平均eCPMを高めることができる。
なお、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数が少ないと予測される4時前後の時間帯には、図1の下に示すグラフのように、表示課金型広告と比較して選択課金型広告を多く配信する。これにより、配信装置100は、配信可能な選択課金型広告のeCPMが高い時間帯に選択課金型広告を配信するので、配信可能な選択課金型広告の平均eCPMを高めることができる。
このように、実施形態に係る配信装置100は、ウェブページに、実績に応じて課金額が決定される選択課金型広告が表示される表示回数の傾向を取得する。また、配信装置100は、取得された表示回数に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される表示課金型広告をウェブページに配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、配信可能な選択課金型広告のeCPMが低い時間帯に表示課金型広告を配信することができるので、配信可能な選択課金型広告の平均eCPMを高めることができる。このため、配信装置100は、配信期間中の時間帯によらずに選択課金型広告の選択の幅を広くすることができるので、図2に示すような時間帯によって配信可能な選択課金型広告のeCPMの差が大きい場合と比較して、配信期間中に配信する選択課金型広告の質を平均化することができる。また、配信装置100は、高い入札価格の選択課金型広告が配信停止となることを防ぐことができるので、低い入札価格の広告選択課金型広告が配信されてしまうことを防ぐことができる。これにより、配信装置100は、選択課金型広告を配信させるために広告主に競わせることができるので、広告主に高い入札価格の設定をさせることができる。このため、配信装置100は、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
〔2.広告配信システムの構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る広告配信システムの構成について説明する。図3は、実施形態に係る広告配信システム1の構成例を示す図である。図3に示すように、広告配信システム1には、端末装置10と、広告主装置20〜20と、情報提供装置30と、配信装置100とが含まれる。端末装置10、広告主装置20〜20、情報提供装置30および配信装置100は、ネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図3に示した広告配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の情報提供装置30や、複数台の配信装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット型端末や、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。例えば、端末装置10は、情報提供装置30にアクセスすることで、情報提供装置30からウェブページを取得し、取得したウェブページを表示装置(例えば、液晶ディスプレイ)に表示する。また、端末装置10は、ウェブページに広告枠が含まれる場合には、配信装置100にアクセスすることで、配信装置100から広告コンテンツ(例えば、選択課金型広告や表示課金型広告)を取得し、取得した広告コンテンツをウェブページ上に表示する。ただし、この例に限られず、端末装置10は、広告コンテンツを含むウェブページを情報提供装置30から取得してもよい。この場合、情報提供装置30は、配信装置100によって配信される広告コンテンツを組み込んだウェブページを端末装置10に配信する。
広告主装置20〜20は、配信装置100に広告配信を依頼する広告主によって利用される情報処理装置である。かかる広告主装置20〜20は、広告主による操作に従って、広告コンテンツを配信装置100に入稿する。実施形態に係る広告主装置20〜20は、静止画像や、動画像や、テキストデータや、広告主が管理する広告主サーバによって提供されるウェブページにアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)などに該当する広告コンテンツを配信装置100に入稿する。
また、広告主は、広告主装置20〜20を用いて、広告コンテンツを配信装置100に入稿せずに、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合もある。この場合、配信装置100に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主装置」といった表記は、広告主装置だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。また、広告主装置20〜20は、それぞれ同様の機能を有するので、以下では、広告主装置20〜20を区別する必要がない場合には、これらを総称して「広告主装置20」と表記する場合がある。
情報提供装置30は、端末装置10にウェブページを提供するWebサーバ等である。かかる情報提供装置30は、例えば、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関する各種ウェブページを提供する。
配信装置100は、広告主装置20から入稿された広告コンテンツを配信するサーバ装置である。上記の通り、配信装置100は、端末装置10からアクセスされた場合に、広告コンテンツを端末装置10に配信する。また、配信装置100は、情報提供装置30からアクセスされた場合には、広告コンテンツを情報提供装置30に配信する。
〔3.配信装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る配信装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る配信装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、配信装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、配信装置100は、配信装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ネットワークNを介して、端末装置10や広告主装置20や情報提供装置30との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、広告コンテンツ記憶部121と、許容情報記憶部122と、配信履歴記憶部123と、計画情報記憶部124とを有する。
(広告コンテンツ記憶部121について)
広告コンテンツ記憶部121は、広告主装置20から入稿された広告コンテンツを記憶する。ここで、図5に、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部121の一例を示す。図5に示した例では、広告コンテンツ記憶部121は、「広告主ID」、「広告コンテンツ」、「種別」、「入札価格」、「配信期間」、「広告予算」、「保証表示回数」、「累積課金額」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告主または広告主装置20を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主装置20から入稿された広告コンテンツを示す。図5に示した例では、「広告コンテンツ」に、「AD11」や「AD21」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL(Uniform Resource Locator)、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが記憶される。
「種別」は、広告コンテンツの種類を示す。例えば、「種別」には、図5に示すように、「選択課金型」や「表示課金型」といった広告コンテンツの種類が記憶される。「入札価格」は、広告主が広告コンテンツを入稿する際に指定する広告料金を示す。本実施形態では、「入札価格」は、例えば、広告コンテンツが選択課金型広告の場合には、選択課金型広告がユーザに1回クリックされた際に、広告配信者(例えば、配信装置100の管理者)が広告主に課金する金額の単価(例えば、単位は「円」)に該当する。また、「入札価格」は、例えば、広告コンテンツが表示課金型広告の場合には、表示課金型広告がウェブページに1回表示された際に、広告配信者が広告主に課金する金額の単価に該当する。
「配信期間」は、広告主が広告コンテンツを入稿する際に指定する情報であって、広告コンテンツをウェブページに掲載する期間を示す。「広告予算」は、広告主が広告コンテンツを入稿する際に指定する情報であって、広告主が広告配信者に支払う広告料金(すなわち、累積課金額)の上限値を示す。
「保証表示回数」は、配信期間内において広告コンテンツの表示を保証する回数を示す。なお、「保証表示回数」には、「種別」がインプレッション保証型の場合に、表示回数が記憶される。「累積課金額」は、現時点において広告主に課金される広告料金を示す。具体的には、「累積課金額」は、広告コンテンツがクリックされた回数やウェブページに表示された回数に入札価格が乗算された値に該当する。なお、「累積課金額」は、後述する配信部136によって更新される。
すなわち、図5では、広告主ID「AP10」によって識別される広告主が、入札価格「20円」、配信期間「2013年1月1日〜2013年1月31日」および広告予算「2000万円」を指定するとともに、種別「クリック課金型」の広告コンテンツ「AD11」を入稿した例を示している。なお、図5では、現時点において、広告コンテンツ「AD11」を広告配信したことによる累積課金額は、「10万円」である例を示している。
また、図5では、広告主ID「AP20」によって識別される広告主が、入札価格「10円」、配信期間「2013年3月1日〜2013年3月31日」、広告予算「1500万円」および保証表示回数「150万回」を指定するとともに、種別「インプレッション保証型」の広告コンテンツ「AD21」を入稿した例を示している。なお、図5では、現時点において、広告コンテンツ「AD21」を広告配信したことによる累積課金額は、「10万円」である例を示している。
なお、図5では図示することを省略したが、広告コンテンツ記憶部121は、「CTR(Click Through Rate)」などを記憶してもよい。「CTR」は、広告コンテンツが端末装置10に配信された場合における広告効果を示す。例えば、「CTR」は、広告コンテンツがユーザによりクリックされた回数を広告コンテンツの表示回数によって除算した値に該当する。
(許容情報記憶部122について)
許容情報記憶部122は、選択課金型広告の累積課金額の許容値である課金許容額に関する情報を記憶する。なお、実施形態に係る許容情報記憶部122は、選択課金型広告の広告コンテンツ毎に、課金許容額を記憶するものとする。ここで、図6に、実施形態に係る許容情報記憶部122の一例を示す。図6に示した例では、許容情報記憶部122は、「広告コンテンツ」、「対象期間」、「消化基準額」、「制御期間内の累積課金額」といった項目を有する。
「広告コンテンツ」は、図5に示した広告コンテンツに対応し、配信装置100によって配信され得る広告コンテンツを示す。「対象期間」は、広告コンテンツが配信され得る日時を示す。図6では、「対象期間」に、年月日が特定されない時間帯のみが記憶される例を示している。「消化基準額」は、広告予算の消化ペースを示す。具体的には、「消化基準額」は、「課金許容額B」を表す式「B = A・x」における「A」に該当する。なお、上記の通り、「x」は、広告コンテンツの配信を開始してからの経過時間(ここの例では、単位は「分」)を示す。
「制御期間内の累積課金額」は、配信装置100によって広告コンテンツの配信制御が所定の期間の単位で行われる場合に、現在日時に対応する制御期間における累積課金額を示す。例えば、配信装置100は、1日毎に、課金許容額に基づく配信制御を行う。この例の場合、許容情報記憶部122の「制御期間内の累積課金額」には、現在日時における現時点までの累積課金額が記憶される。この「制御期間内の累積課金額」は、1日が経過するたびに「0」にクリアされ、1日毎の累積課金額が随時格納されることとなる。
すなわち、図6では、「0時〜24時」の間に広告コンテンツ「AD11」を配信する場合には、1分間当たり「6.944円」のペースで課金することを許容する例を示している。また、図6では、広告コンテンツ「AD11」の累積課金額のうち、現在日時における累積課金額が「3000円」である例を示している。
なお、図6の例では、年月日が特定されない時間帯が「対象期間」に記憶される例を示したが、「対象期間」には、年月日や曜日が記憶されてもよい。また、図6の例では、1分間当たりの消化ペースが「消化基準額」に記憶される例を示したが、「消化基準額」には、1秒間当たりの消化ペースや、10分間当たりの消化ペースや、1時間当たりの消化ペースなどが記憶されてもよい。
(配信履歴記憶部123について)
配信履歴記憶部123は、端末装置10への広告配信に関する履歴情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係る配信履歴記憶部123の一例を示す。なお、配信履歴記憶部123は、図7に示した例のようにデータベースにおけるテーブルにより構成されてもよいが、実際には、配信履歴(広告配信に関するログ)が書き込まれるテキストファイル等に該当する。図7に示した例では、配信履歴記憶部123は、「配信広告コンテンツ」、「配信日」、「クリック有無」といった項目を有する。
「配信広告コンテンツ」は、図5に示した広告コンテンツに対応し、配信装置100が実際に配信した広告コンテンツを示す。「配信日」は、広告コンテンツが配信された日時を示す。「クリック有無」は、配信広告コンテンツがユーザによりクリックされたか否かを示す。図7に示す例では、クリックされた場合には「クリック有無」に「1(有り)」が記憶され、クリックされなかった場合には「クリック有無」に「0(無し)」が記憶される。
すなわち、図7では、「2013年1月1日0時01分」に広告コンテンツ「AD11」が配信され、かかる広告コンテンツ「AD11」がユーザによりクリックされなかった例を示している。
(計画情報記憶部124について)
計画情報記憶部124は、広告コンテンツを配信する計画に関する計画情報を記憶する。ここで、図8に、実施形態に係る計画情報記憶部124の一例を示す。図8に示した例では、計画情報記憶部124は、「広告コンテンツ」、「配信時刻」、「配信回数」といった項目を有する。
「広告コンテンツ」は、図5に示した広告コンテンツに対応し、配信装置100によって配信され得る広告コンテンツを示す。「配信時刻」は、広告コンテンツが配信される時間帯を示す。「配信回数」は、「配信時刻」に示される時間帯に広告コンテンツを配信する配信回数を示す。
すなわち、図8では、配信装置100は、配信時刻「0:00〜8:00」の時間帯に広告コンテンツ「AD11」を5000回配信する計画である例を示している。
なお、図8の例では、年月日が特定されない時間帯が「対象期間」に記憶される例を示したが、「対象期間」には、年月日や曜日が記憶されてもよい。
(制御部130について)
制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
かかる制御部130は、図4に示すように、受付部131と、算定部132と、取得部134と、生成部135と、受信部133と、配信部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図4に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受付部131について)
受付部131は、広告主装置20から広告コンテンツの入稿を受け付け、受け付けた広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部121に格納する。具体的には、受付部131は、入札価格、配信期間および広告予算の指定とともに広告コンテンツの入稿を受け付け、入稿された広告コンテンツに対応付けて、入札価格、配信期間および広告予算を広告コンテンツ記憶部121に格納する。このとき、受付部131は、広告コンテンツの入稿元である広告主に対応する広告主IDについても広告コンテンツ記憶部121に格納する。なお、広告コンテンツの種別が表示課金型広告である場合には、保証表示回数も受け付け、入稿された広告コンテンツに対応付けて、保証表示回数を広告コンテンツ記憶部121に格納する。
(算定部132について)
算定部132は、選択課金型広告の課金許容額を算出する。具体的には、算定部132は、受付部131によって受け付けられた配信期間および広告予算に基づいて課金許容額の時間変動を算出する。ここで、算定部132は、課金許容額Bを表す式「B = A・x」における「消化基準額A」を求めることで、課金許容額Bの時間変動を算出する。
ここで、図6を用いて、算定部132による課金許容額の算出処理の一例について説明する。図6は、実施形態に係る算定部132による課金許容額の算出処理の一例を示す図である。ここの例では、配信装置100によって広告コンテンツの配信制御が行われる期間の単位が「1日」であるものとする。すなわち、配信装置100は、1日毎に1日当たりの広告予算を消化する配信制御を行う。また、ここでは、図1の例と同様に、所定の広告コンテンツAD11に着目した例について説明する。
まず、算定部132は、配信装置100によって広告コンテンツAD11の配信制御が行われる1制御期間当たりの広告予算を算出する。具体的には、ここの例では制御期間の単位が「1日」であるので、算定部132は、広告コンテンツ記憶部121から広告コンテンツAD11の配信期間および広告予算を取得し、取得した広告予算を配信期間の日数で除算することにより1日当たりの広告予算を算出する。なお、ここでは、1日当たりの広告予算が「1万円」であるものとする。
続いて、算定部132は、1日当たりの広告予算「1万円」を、1日の分単位である「1440分」で除算することで消化基準額A「6.944円/分」を算出する。このような課金許容額の時間変動における傾きは、上述した「消化基準額A」に該当する。すなわち、算定部132は、算出された傾きを許容情報記憶部122の消化基準額に格納する。
そして、算定部132は、課金許容額Bを表す式「B = A・x」に、算出された消化基準額Aと1日の経過時間(分)とを代入することで課金許容額Bの時間変動を算出する。具体的には、算定部132は、許容情報記憶部122に記憶されている消化基準額に対して、現在日時における経過時間を乗算することにより、現時点における課金許容額を算出する。例えば、算定部132は、現在時刻が10時00分である場合には、消化基準額A「6.944円/分」に、1日の経過時間「10×60分」を乗算することで、課金許容額「4166円」を算定する。
なお、算定部132は、受付部131によって受け付けられた広告コンテンツ毎に、このような算定処理を行う。また、上記例では、算定部132が1制御期間当たりの広告予算(上記例では、1日当たりの広告予算)を算出する例を示した。しかし、この例に限られず、受付部131が、広告コンテンツの入稿を受け付けた時点で、1制御期間当たりの広告予算を算出し、算出した1制御期間当たりの広告予算を広告コンテンツ記憶部121または許容情報記憶部122に格納してもよい。
(受信部133について)
受信部133は、端末装置10や情報提供装置30から広告コンテンツの取得要求を受信する。例えば、受信部133は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエスト等により、広告コンテンツの取得要求を受信する。
なお、受信部133に広告コンテンツの取得要求を送信する装置は、情報提供装置30によって配信されるウェブページによって異なる。例えば、配信装置100にアクセスするためのURLが埋め込まれたウェブページが端末装置10に配信される場合、受信部133は、端末装置10から広告コンテンツの取得要求を受信する。また、広告コンテンツが既に埋め込まれたウェブページが端末装置10に配信される場合、受信部133は、情報提供装置30から広告コンテンツの取得要求を受信する。本実施形態では、受信部133は、端末装置10から広告コンテンツの取得要求を受信するものとする。
(取得部134について)
取得部134は、ウェブページに、実績に応じて課金額が決定される広告コンテンツ(例えば、選択課金型広告)が表示される表示回数の傾向を取得する。具体的には、取得部134は、選択課金型広告が過去に表示された表示回数の履歴を取得する。例えば、取得部134は、受信部133によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、選択課金型広告が過去に表示された日時を配信履歴記憶部123から取得する。このように、取得部134は、選択課金型広告の表示回数の時間遷移を取得することで選択課金型広告の表示回数の傾向を取得する。
(生成部135について)
生成部135は、選択課金型広告や表示課金型広告を配信する配信計画を生成する。具体的には、生成部135は、取得部134によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示課金型広告をウェブページに配信する配信計画を生成する。なお、この場合、ウェブページには、課金形態が異なる選択課金型広告および表示課金型広告の2種類の広告コンテンツが配信されることが前提となる。典型的には、生成部135は、選択課金型広告および表示課金型広告の2種類の広告コンテンツをウェブページに含まれる同じ広告枠に配信する配信計画を生成する。すなわち、生成部135は、表示課金型広告に分類される広告コンテンツ群と、選択課金型広告に分類される広告コンテンツ群の2種類の群の中から広告コンテンツを抽出して配信する配信計画を生成する。
例えば、生成部135は、まず、取得部134によって取得された表示回数に基づいて、選択課金型広告の表示回数が多い時間帯を予測する。そして、生成部135は、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成する。例えば、生成部135は、選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示課金型広告および選択課金型広告の合計配信回数に対する表示課金型広告の配信回数の割合が多くなるように配信計画を生成する。言い換えると、生成部135は、選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示課金型広告および選択課金型広告の合計配信回数に対する選択課金型広告の配信回数の割合が少なくなるように配信計画を生成する。
例えば、11時から13時の時間帯が選択課金型広告の表示回数が多い時間帯であるものとする。この場合、生成部135は、図8に示すように、11時から13時の時間帯に、表示課金型広告「AD21」を「22000」回配信し、選択課金型広告「AD11」を「8000」回配信する配信計画を生成する。このように、生成部135は、選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示課金型広告および選択課金型広告の合計配信回数に対する表示課金型広告の配信回数の割合が多くなる配信計画を生成する。そして、生成部135は、生成した配信計画を計画情報記憶部124に格納する。なお、生成部135は、算定部132によって算定された選択課金型広告の課金許容額を超えないように選択課金型広告を配信する配信計画を生成する。
一般的に、選択課金型広告の表示回数が多い時間帯ほど配信可能な選択課金型広告のeCPMが低くなる傾向がある。このため、生成部135は、選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成することで、配信可能な選択課金型広告のeCPMが高くなる配信計画を生成することができる。
なお、生成部135は、選択課金型広告および表示課金型広告に限らず、表示課金型広告と各種の課金形態の広告コンテンツとを配信する配信計画を生成してもよい。具体的には、生成部135は、表示課金型広告とパフォーマンスに応じて課金額を決定する各種のパフォーマンス広告とを配信する配信計画を生成する。例えば、生成部135は、表示課金型広告と、広告コンテンツの表示時間に応じて課金額を決定する表示時間課金型広告や、広告コンテンツを配信した結果としてユーザが会員登録、資料請求、商品購入などの最終成果に至った場合に課金するコンバージョン課金型広告とをウェブページに含まれる同じ広告枠に配信する配信計画を生成する。
(配信部136について)
配信部136は、受信部133によって広告コンテンツの取得要求が受信された場合に、広告コンテンツ記憶部121に記憶されている広告コンテンツのいずれかを配信する。具体的には、配信部136は、生成部135によって生成された配信計画に基づいて、広告コンテンツ記憶部121から配信対象の広告コンテンツを抽出し、抽出した広告コンテンツを端末装置10や情報提供装置30に配信する。なお、配信対象の広告コンテンツは、典型的には、表示課金型広告に分類される広告コンテンツ群と、選択課金型広告に分類される広告コンテンツ群の2種類の群に分類される。この場合、配信部136は、計画情報記憶部124に記憶された時間帯ごとの配信回数を達成するように、表示課金型広告に分類される広告コンテンツ群および選択課金型広告に分類される広告コンテンツ群の中から広告コンテンツを配信する。このようにして、配信部136は、生成部135によって生成された配信計画を満たすように広告コンテンツを配信する。
なお、上記では、配信計画に基づいて、配信対象の広告コンテンツを決定する例を示したが、配信部136は、種々の手法による広告コンテンツ抽出処理を組み合わせて、配信対象の広告コンテンツを決定してもよい。例えば、配信部136は、最初に、広告コンテンツ記憶部121から、広告コンテンツが表示されるウェブページ(すなわち、ユーザが閲覧するウェブページ)に含まれるキーワードと合致する所定数の広告コンテンツを抽出した後に、抽出した所定数の広告コンテンツの中から、配信計画に基づいて配信対象の広告コンテンツを決定してもよい。また、例えば、配信部136は、最初に、ユーザ属性(例えば、サイコグラフィック属性やデモグラフィック属性)と合致する所定数の広告コンテンツや、ユーザが入力した検索キーワードと合致する所定数の広告コンテンツを抽出した後に、抽出した所定数の広告コンテンツの中から、配信計画に基づいて配信対象の広告コンテンツを決定してもよい。また、例えば、配信部136は、最初に、配信計画に基づいて配信候補の広告コンテンツを抽出した後に、抽出した配信候補の広告コンテンツの中から、ウェブページに含まれるキーワードや、ユーザ属性や、検索キーワードなどに基づいて、配信対象の広告コンテンツを決定してもよい。また、この例に限られず、配信部136は、最初に、配信計画に基づいて配信候補の広告コンテンツを抽出した後に、広告コンテンツのCTRや入札価格に基づいて配信対象の広告コンテンツを決定してもよい。なお、ここでいうCTRは、実際のCTRであってもよいし、CTRの予測モデル等から予測される予測CTRであってもよい。また、配信部136は、表示課金型広告と、表示時間課金型広告やコンバージョン課金型広告とをウェブページに含まれる同じ広告枠に配信してもよい。
また、配信部136は、配信した広告コンテンツがユーザによりクリックされた場合には、端末装置10からクリックされた旨のクリック通知を受信する。この場合、配信部136は、クリック通知に基づいて、配信履歴記憶部123にクリック有無を記憶する。また、配信部136は、クリック通知に基づいて、クリックされた広告コンテンツに対応する広告コンテンツ記憶部121の「累積課金額」に入札価格を加算するとともに、許容情報記憶部122の「制御期間内の累積課金額」に入札価格を加算する。
また、配信部136は、配信装置100によって配信制御が行われる制御期間が切り替わった場合に、許容情報記憶部122の「制御期間内の累積課金額」を「0」に更新する。例えば、制御期間が「1日」であり、制御期間の開始時刻が「0時」である場合、配信部136は、「0時」になるたびに、許容情報記憶部122の「制御期間内の累積課金額」を「0」に更新する。
〔4.受付処理手順〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る配信装置100による受付処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る配信装置100による受付処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、配信装置100の受付部131は、広告主装置20から広告コンテンツの入稿を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。そして、受付部131は、入稿を受け付けていない場合には(ステップS101;No)、入稿を受け付けるまで待機する。一方、受付部131は、入稿を受け付けた場合には(ステップS101;Yes)、入稿された広告コンテンツと、入稿時に広告主によって指定された入札価格、配信期間、広告予算および保証表示回数とを広告コンテンツ記憶部121に格納する(ステップS102)。
続いて、算定部132は、受付部131によって受け付けられた広告コンテンツの配信期間および広告予算に基づいて、課金許容額の時間変動を算出する(ステップS103)。例えば、算定部132は、1日当たりの広告予算を、1日の分単位で除算することで消化基準額を算出し、算出された消化基準額に対して、現在日時における経過時間を乗算することにより、現時点における課金許容額を算出する。
そして、算定部132は、算出された課金許容額の時間変動に基づいて、許容情報記憶部122を更新する(ステップS104)。例えば、算定部132は、課金許容額の時間変動における傾きを消化基準額として許容情報記憶部122に格納する。
〔5.配信処理手順〕
次に、図10を用いて、実施形態に係る配信装置100による配信処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る配信装置100による配信処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、配信装置100の受信部133は、広告コンテンツの取得要求を受信したか否かを判定する(ステップS201)。そして、受信部133は、取得要求を受信していない場合には(ステップS201;No)、取得要求を受信するまで待機する。
一方、受信部133によって取得要求が受信された場合には(ステップS201;Yes)、取得部134は、配信履歴記憶部123から選択課金型広告の表示回数の傾向を取得する(ステップS202)。
続いて、生成部135は、取得部134によって取得された選択課金型広告の表示回数の傾向に基づいて、選択課金型広告の表示回数が多い時間帯を予測する(ステップS203)。そして、生成部135は、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多いと予測された時間帯ほど表示課金型広告を多く配信する配信計画を生成する(ステップS204)。
続いて、配信部136は、生成された配信計画に基づいて広告コンテンツを配信する(ステップS205)。
〔6.変形例〕
上述した実施形態に係る配信装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の配信装置100の他の実施形態について説明する。
〔6−1.配信計画の生成(1)〕
上記実施形態では、生成部135は、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する例を示した。しかし、この例に限られず、生成部135は、選択課金型広告の表示回数が所定の配信期間中一定になるように表示課金型広告をウェブページに配信する配信計画を生成してもよい。
この点について、図11を用いて説明する。図11は、表示回数の時間遷移を示す図である。図11は、縦軸は、選択課金型広告の表示回数と配信可能な選択課金型広告のeCPMとを示す。横軸は、1日の時刻を示す。なお、図11では、「表示回数」は、配信装置100によって配信される選択課金型広告の表示回数ILを示す。「eCPM」は、配信装置100が配信可能な選択課金型広告のeCPMの値ELを示す。
ここで、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数が所定の配信期間中一定になるように表示課金型広告をコンテンツに配信する配信計画を生成する。選択課金型広告の在庫や広告予算の制約の影響を軽減するためである。例えば、配信装置100は、図11に示すように、時刻0:00〜24:00において選択課金型広告の表示回数SLが常に400万回になるように表示課金型広告をコンテンツに配信する配信計画を生成する。なお、配信装置100は、選択課金型広告の課金累計額が課金許容額を超えないように、選択課金型広告の表示回数が所定の配信期間の中で一定になる配信計画を生成する。
このように、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数が所定の配信期間中一定になるように表示課金型広告をコンテンツに配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、表示回数の多い時間帯に表示課金型広告を配信することができるので、表示課金型広告のブランディング効果を増大させることができる。また、配信装置100は、広告コンテンツの配信停止を防ぐことができるので、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
〔6−2.配信計画の生成(2)〕
また、上記実施形態では、配信装置100は、配信可能な選択課金型広告の価値(例えば、eCPM)に基づいて配信計画を生成してもよい。具体的には、生成部135は、所定の期間の中で配信可能な選択課金型広告の価値を示す指標値が高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
例えば、配信装置100は、取得部134によって取得された選択課金型広告の表示回数の傾向に基づいて、配信可能な選択課金型広告のeCPMが高くなる時間帯を予測する。一般的に、選択課金型広告の表示回数が多い時間帯ほど配信可能な選択課金型広告のeCPMは低くなる傾向がある。そして、配信装置100は、所定の期間の中で配信可能な選択課金型広告のeCPMが高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
このように、配信装置100は、取得部134によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で配信可能な選択課金型広告の価値を示す指標値が高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、配信可能な選択課金型広告の価値を示す指標値が高い時間帯に選択課金型広告を配信することができるので、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
なお、配信可能な選択課金型広告のeCPMは、選択課金型広告の在庫や広告予算の制約を達成するために、早い時間帯や1日の終わりの時間帯にかけて選択課金型広告を多く配信する場合がある。これにより、配信可能な選択課金型広告のeCPMは、早い時間帯や1日の終わりの時間帯に増加する傾向がある。この場合においても、配信装置100は、配信可能な選択課金型広告のeCPMが高い時間帯に選択課金型広告を配信する制御をすることで広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
〔6−3.配信計画の生成(3)〕
また、上記実施形態では、配信装置100は、選択課金型広告が選択される割合を示す選択率(例えば、CTR)に基づいて配信計画を生成してもよい。具体的には、生成部135は、取得部134によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で配信可能な選択課金型広告の選択率が高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
例えば、配信装置100は、取得部134によって取得された選択課金型広告の表示回数の傾向に基づいて、配信可能な選択課金型広告のCTRが高くなる時間帯を予測する。そして、配信装置100は、所定の期間の中で配信可能な選択課金型広告のCTRが高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
このように、配信装置100は、取得部134によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告が選択される割合を示す選択率が高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、配信する選択課金型広告が選択される確率が高くなるので、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
〔6−4.配信計画の生成(4)〕
また、上記実施形態では、配信装置100は、複数の広告枠に表示される課金型広告の表示回数の合計値に基づいて配信計画を生成してもよい。具体的には、配信装置100は、ウェブページに、選択課金型広告または表示課金型広告が表示される広告枠と選択課金型広告が表示される専用枠とが含まれる場合に、広告枠および専用枠に表示される選択課金型広告の表示回数の合計値の傾向を取得し、取得された広告枠および専用枠に表示される選択課金型広告の表示回数の合計値の傾向に基づいて、所定の期間の中で表示回数の合計値が高くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告を広告枠に多く配信する配信計画を生成する。
この点について、図12を用いて説明する。図12は、ウェブページの一例を示す図である。例えば、図12に示すように、ウェブページW1は、選択課金型広告または表示課金型広告が表示される広告枠AR11と選択課金型広告が表示される専用枠AR12とを有する。この場合、配信装置100は、まず、広告枠AR11および専用枠AR12に表示される選択課金型広告の表示回数の合計値の傾向を取得する。続いて、配信装置100は、取得された広告枠AR11および専用枠AR12に表示される選択課金型広告の表示回数の合計値の傾向に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数の合計値が高くなる時間帯を予測する。そして、配信装置100は、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数の合計値が高くなると予測された時間帯ほど、表示課金型広告を広告枠AR11に多く配信する配信計画を生成する。
このように、配信装置100は、コンテンツに選択課金型広告または表示課金型広告が表示される広告枠と選択課金型広告が表示される専用枠とが含まれる場合に、広告枠および専用枠に表示される選択課金型広告の表示回数の合計値の傾向を取得し、取得された広告枠および専用枠に表示される選択課金型広告の表示回数の合計値の傾向に基づいて、所定の期間の中で表示回数の合計値が高くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告を広告枠に多く配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、ウェブページに含まれる全ての広告枠や専用枠を考慮して配信計画を生成することができるので、選択課金型広告のeCPMの時系列特性に沿って選択課金型広告を配信することができる。
〔6−5.配信計画の生成(5)〕
また、上記実施形態では、配信装置100は、コンテンツの取得要求を送信した端末装置10を操作するユーザのユーザ情報、コンテンツの種類または選択課金型広告の配信時期に基づいて配信計画を生成してもよい。具体的には、配信装置100は、ユーザ情報、コンテンツの種類または選択課金型広告の配信時期を取得し、取得されたユーザ情報、コンテンツの種類または選択課金型広告の配信時期に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
例えば、配信装置100は、ユーザ情報として、性別、年齢、居住地域、興味を持つ分野といった各種の情報を取得する。他の例では、配信装置100は、コンテンツの種類として、ニュースやファイナンスといったユーザが閲覧しているウェブページに関する情報を取得する。また、他の例では、配信装置100は、選択課金型広告の配信時期として、現在日時の曜日や四季などの季節性に関する情報を取得する。
続いて、配信装置100は、取得したユーザ情報、コンテンツの種類または選択課金型広告の配信時期に基づいて、所定の期間の中で配信可能な選択課金型広告のCTRが高くなる時間帯を予測する。そして、配信装置100は、配信可能な選択課金型広告のCTRが高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
このように、配信装置100は、ユーザ情報、コンテンツの種類または選択課金型広告の配信時期を取得する。そして、配信装置100は、取得されたユーザ情報、コンテンツの種類または選択課金型広告の配信時期に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、ユーザの属性に合った選択課金型広告を配信することができるので、ユーザが閲覧したウェブページに関連した選択課金型広告を配信することができる。また、配信装置100は、選択課金型広告の配信時期に応じた配信計画を生成することができる。このため、配信装置100は、ユーザにとって魅力的な選択課金型広告を配信することができるので、選択課金型広告が選択される確率を高くすることができる。これにより、配信装置100は、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
なお、配信装置100は、ユーザの属性、コンテンツの種類または選択課金型広告の配信時期に基づいて、選択課金型広告の価値を示す指標値が低くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成してもよい。例えば、配信装置100は、ユーザの属性、コンテンツの種類または選択課金型広告の配信時期に基づいて、選択課金型広告のeCPMが低くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告をコンテンツに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、eCPMが低い選択課金型広告の配信を少なくすることができるので、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
〔6−6.配信計画の生成(6)〕
また、上記実施形態では、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数や配信可能な選択課金型広告の指標値の過去の履歴に基づいて配信計画を生成してもよい。具体的には、取得部134は、選択課金型広告の表示回数または配信可能な選択課金型広告のeCPMの過去の履歴を取得する。続いて、生成部135は、取得部134によって取得された選択課金型広告の表示回数または配信可能な選択課金型広告のeCPMの過去の履歴に基づいて、表示課金型広告をコンテンツに配信する配信計画を生成する。
このように、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数または配信可能な選択課金型広告の指標値の過去の履歴を取得し、取得された選択課金型広告の表示回数または配信可能な選択課金型広告の指標値の過去の履歴に基づいて、表示課金型広告をコンテンツに配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数または配信可能な選択課金型広告の指標値の時系列的な変化を学習した上で配信計画を生成することができるので、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
〔6−7.配信計画の生成(7)〕
また、上記実施形態では、配信装置100は、選択課金型広告および表示課金型広告の評価指標に基づいて配信計画を生成してもよい。具体的には、取得部134は、選択課金型広告の価値を示す指標値、選択課金型広告が選択される割合を示す選択率、表示課金型広告による成果の割合を示すCVR(Conversion Rate)、表示課金型広告の選択率または表示課金型広告のCVRの傾向を取得する。ここで、CVRは、広告を配信した回数に対して、コンバージョン(例えば、商品購入や資料請求などの、コンテンツ上から獲得できる最終成果)に至った回数の割合を示す。そして、生成部135は、取得部134によって取得された選択課金型広告の指標値、選択課金型広告の選択率、表示課金型広告のCVR、表示課金型広告の選択率または表示課金型広告のCVRの傾向に基づいて、表示課金型広告および選択課金型広告を配信する配信計画を生成する。
例えば、選択課金型広告と表示課金型広告とが配信される広告枠の1日の表示回数の時系列変化をImps(t)とする。なお、「t」は、1時間単位の場合には、0〜23の値となる。1分単位の場合には、「t」は、0〜1439の値となる。また、選択課金型広告の1日の表示回数の時系列変化をImps_C(t)とする。表示課金型広告の1日の表示回数の時系列変化をImps_I(t)とする。表示課金型広告の配信すべき1日の表示回数をImps_I_Totalとする。
ここで、配信装置100は、選択課金型広告の1日の合計売上を示す式(1)と表示課金型広告の1日の合計クリック数を示す式(2)とを最大化するImps_C(t)およびImps_I(t)を算出する。なお、式(1)に含まれるCTR_C(t)は、選択課金型広告がクリックされる割合であるCTRを示す。CPC_C(t)は、選択課金型広告が1回選択される毎に広告主に課金する額であるCPC(Click Per Cost)を示す。また、式(2)に含まれるCTR_I(t)は、表示課金型広告がクリックされる割合であるCTRを示す。
Figure 0005699233
Figure 0005699233
この場合、制約条件は、式(3)および式(4)となる。
Figure 0005699233
Figure 0005699233
式(3)は、時刻tにおける広告枠の表示回数Imps(t)が、時刻tにおける選択課金型広告の表示回数Imps_C(t)および表示課金型広告の表示回数Imps_I(t)の合計値になるように制約する制約条件である。式(4)は、各時刻における表示課金型広告の表示回数Imps_I(t)の合計値が、表示課金型広告の配信すべき1日の表示回数をImps_I_Totalになるように制約する制約条件である。
そして、配信装置100は、式(3)および式(4)の制約条件の下で式(5)が最大となるImps_C(t)およびImps_I(t)を算出する。
Figure 0005699233
なお、式(5)に含まれるαおよびβは、選択課金型広告と表示課金型広告の重視度合いを示す補正係数である。例えば、選択課金型広告を重視する場合には、αをβより大きい値に設定する。また、αを0に設定した場合は、表示課金型広告による収益を最大化するImps_I(t)が算出される。βを0に設定した場合は、選択課金型広告による収益を最大化するImps_C(t)が算出される。
このように、配信装置100は、選択課金型広告の価値を示す指標値、選択課金型広告が選択される割合を示す選択率、表示課金型広告による成果の割合を示すCVR、表示課金型広告の選択率または表示課金型広告のCVRの傾向を取得し、取得された選択課金型広告の指標値、選択課金型広告の選択率、表示課金型広告のCVR、表示課金型広告の選択率または表示課金型広告のCVRの傾向に基づいて、表示課金型広告および選択課金型広告を配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、選択課金型広告および表示課金型広告の双方の収益を最大にする配信計画を生成することができるので、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
〔6−8.配信計画の生成(8)〕
また、上記実施形態では、配信装置100は、表示課金型広告の選択率を悪化させずに、選択課金型広告を配信することによって得られる収益を最大化する配信計画を生成してもよい。具体的には、取得部134は、選択課金型広告の表示回数、選択課金型広告の価値を示す指標値、選択課金型広告が選択される割合を示す選択率、表示課金型広告の表示回数および表示課金型広告の選択率の傾向を取得する。そして、生成部135は、取得部134によって取得された選択課金型広告の表示回数、選択課金型広告の指標値、選択課金型広告の選択率、表示課金型広告の表示回数および表示課金型広告の選択率の傾向に基づいて、配信される表示課金型広告の選択率が所定の閾値以上になるようにしつつ、選択課金型広告を配信することによって得られる収益が高くなるように選択課金型広告をコンテンツに配信する配信計画を生成する。
この点について、図13を用いて説明する。図13は、変形例に係る生成処理を説明するための説明図である。図13に示すように、配信装置100は、選択課金型広告Y、表示課金型広告Pおよび表示課金型広告Jを配信するものとする。ここで、Imps(t)は、時刻tにおける選択課金型広告Yの表示回数を示す。Imps(t)は、時刻tにおける表示課金型広告Pの表示回数を示す。Imps(t)は、時刻tにおける表示課金型広告Jの表示回数を示す。
そして、配信装置100は、表示課金型広告Pの選択率および表示課金型広告Jの選択率を悪化させずに、選択課金型広告Yを配信することによって得られる収益を最大化する配信計画を生成する。この場合、制約条件は、式(6)〜式(11)となる。
Figure 0005699233
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Figure 0005699233
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Figure 0005699233
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式(6)は、Impsが、選択課金型広告Yの各時刻における表示回数Imps(t)の合計値になるように制約する制約条件である。式(7)は、Impsが、表示課金型広告Pの各時刻における表示回数Imps(t)の合計値になるように制約する制約条件である。式(8)は、Impsが、表示課金型広告Jの各時刻における表示回数Imps(t)の合計値になるように制約する制約条件である。式(9)は、Imps(t)が、時刻tにおける選択課金型広告Yの表示回数Imps(t)、表示課金型広告Pの表示回数Imps(t)および表示課金型広告Jの表示回数Imps(t)の合計値になるように制約する制約条件である。
式(10)は、表示課金型広告Pの選択率が所定の選択率CTR以上になるように制約する制約条件である。式(11)は、表示課金型広告Jの選択率が所定の選択率CTR以上になるように制約する制約条件である。
そして、配信装置100は、式(6)〜式(11)の制約条件の下で式(12)が最大となるImps(t)を算出する。
Figure 0005699233
式(12)は、選択課金型広告Yが選択されることで得られる収益を示す目的関数である。式(12)の最大値は、式(6)〜式(11)の制約条件の下で、選択課金型広告Yが選択されることで得られる収益が最も多いことを示す。このため、配信装置100は、式(12)が最大値となる選択課金型広告Yの表示回数Imps(t)を算出する。そして、配信装置100は、算出された選択課金型広告Yの表示回数に基づいて配信計画を生成する。
このように、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数、選択課金型広告の価値を示す指標値、選択課金型広告が選択される割合を示す選択率、表示課金型広告の表示回数および表示課金型広告の選択率の傾向を取得し、取得された選択課金型広告の表示回数、選択課金型広告の指標値、選択課金型広告の選択率、表示課金型広告の表示回数および表示課金型広告の選択率の傾向に基づいて、配信される表示課金型広告の選択率が所定の閾値以上になるようにしつつ、選択課金型広告を配信することによって得られる収益が高くなるように選択課金型広告をコンテンツに配信する配信計画を生成する。
これにより、配信装置100は、表示課金型広告の選択率を悪化させずに、選択課金型広告を配信することによって得られる収益を最大化する配信計画を生成することができるので、広告コンテンツの配信によって得られる収益を向上させることができる。
〔6−9.配信計画の生成(9)〕
また、上記実施形態では、配信装置100は、1日のうちの所定の時間帯に対して配信計画を生成してもよい。例えば、生成部135は、選択課金型広告の表示回数が多い時間帯に対して配信計画を生成する。選択課金型広告の表示回数が少ない時間帯に対して配信計画を生成しても効果が少ないからである。
このように、配信装置100は、1日のうちの所定の時間帯に対して配信計画を生成する。これにより、配信装置100は、効果の少ない時間帯には配信計画を生成しないので、配信処理の負荷を軽減することができる。また、配信装置100は、選択課金型広告の表示回数が少ない時間帯に表示課金型広告ばかりが配信されてしまうことを防ぐことができる。
〔6−10.制御期間の単位〕
また、上記実施形態では、配信装置100によって広告コンテンツの配信制御が行われる制御期間の単位が「1日」である例を示したが、この例に限られず、制御期間の単位は、「1日」以外の他の単位であってもよい。例えば、制御期間の単位は、「10時間」、「3日」、「1週間」、「1ヶ月」などであってもよい。
〔6−11.装置構成〕
また、上記実施形態では、広告配信システム1に、情報提供装置30と配信装置100とが含まれる例を示したが、情報提供装置30と配信装置100とは1個の装置として形成されてもよい。そして、配信装置100は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付けた場合に、広告コンテンツ記憶部121から抽出した広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページを端末装置10に配信する。
〔6−12.その他〕
また、上記実施形態では、広告コンテンツやウェブページのリンク領域を選択するユーザ操作を「クリック」と表記したが、かかるユーザ操作は、マウスを用いたクリック操作に限られない。例えば、上述してきた「クリック」は、指によって広告コンテンツ等をタップする操作や、視線によって広告コンテンツ等を選択する操作であってもよい。
また、上記実施形態では、ウェブページに広告コンテンツが重ねて表示される例を示したが、広告コンテンツと重ねて表示されるコンテンツは、ウェブページに限られない。例えば、携帯電話ゲーム等の画面に広告表示領域が含まれる場合、上述してきた広告コンテンツは、ゲーム画面等と重ねて表示されてもよい。
また、上記実施形態では、広告コンテンツを例に挙げて説明したが、ウェブページに表示されるコンテンツは、広告目的の広告コンテンツに限られない。例えば、上述してきた広告コンテンツは、天気情報や震災情報などを通知するためのコンテンツであってもよい。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図4に示した受付部131および受信部133は統合されてもよい。
〔6−13.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る配信装置100は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、配信装置100を例に挙げて説明する。図14は、配信装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50(図3に示したネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る配信装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る配信装置100は、取得部134と、生成部135とを有する。取得部134は、ウェブページに、実績(例えば、選択回数)に応じて課金額が決定される広告コンテンツ(例えば、選択課金型広告)が表示される表示回数の傾向を取得する。生成部135は、取得部134によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される表示課金型広告をウェブページに配信する配信計画を生成する。
また、実施形態に係る配信装置100において、生成部135は、取得部134によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多いと予測される時間帯ほど、表示回数に応じて課金額が決定される表示課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、配信可能な選択課金型広告のeCPMが低い時間帯に表示課金型広告を配信することができるので、配信可能な選択課金型広告の平均eCPMを高めることができる。また、配信装置100は、高い入札価格の選択課金型広告が配信停止となることを防ぐことができるので、低い入札価格の広告選択課金型広告が配信されてしまうことを防ぐことができる。このため、配信装置100は、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、生成部135は、選択課金型広告の表示回数が所定の配信期間中一定になるように表示課金型広告をウェブページに配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、高い入札価格の選択課金型広告が配信停止となることを防ぐことができるので、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、生成部135は、取得部134によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で配信可能な選択課金型広告の価値を示す指標値が高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、配信可能な選択課金型広告の平均eCPMを高めることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、生成部135は、取得部134によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告が選択される割合を示す選択率が高くなると予測される時間帯ほど、選択課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、取得部134は、ウェブページに、選択課金型広告または表示課金型広告が表示される広告枠と選択課金型広告が表示される専用枠とが含まれる場合に、広告枠および専用枠に表示される選択課金型広告の表示回数の合計値の傾向を取得する。生成部135は、取得部134によって取得された広告枠および専用枠に表示される選択課金型広告の表示回数の合計値の傾向に基づいて、所定の期間の中で表示回数の合計値が高くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告を広告枠に多く配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、取得部134は、選択課金型広告の取得要求を送信した端末装置を操作するユーザのユーザ情報、ウェブページの種類または選択課金型広告の配信時期を取得する。生成部135は、取得部134によって取得された前記ユーザ情報、ウェブページの種類または選択課金型広告の配信時期に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告の表示回数が多くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、取得部134は、ウェブページの取得要求を送信した端末装置を操作するユーザのユーザ情報、ウェブページの種類または選択課金型広告の配信時期を取得する。生成部135は、ユーザ情報、ウェブページの種類または選択課金型広告の配信時期に基づいて、所定の期間の中で選択課金型広告の価値を示す指標値が低くなると予測される時間帯ほど、表示課金型広告をウェブページに多く配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、配信可能な選択課金型広告の平均eCPMを高めることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、取得部134は、選択課金型広告の表示回数または配信可能な選択課金型広告の価値を示す指標値の過去の履歴を取得する。生成部135は、取得部134によって取得された選択課金型広告の表示回数または配信可能な選択課金型広告の指標値の過去の履歴に基づいて、表示課金型広告をウェブページに配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、取得部134は、選択課金型広告の価値を示す指標値、選択課金型広告が選択される割合を示す選択率、選択課金型広告による成果の割合を示すCVR、表示課金型広告の選択率または表示課金型広告のCVRの傾向を取得する。生成部135は、取得部134によって取得された選択課金型広告の指標値、選択課金型広告の選択率、選択課金型広告のCVR、表示課金型広告の選択率または表示課金型広告のCVRの傾向に基づいて、選択課金型広告および表示課金型広告を配信する配信計画を生成するする。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、取得部134は、選択課金型広告の表示回数、選択課金型広告の価値を示す指標値、選択課金型広告が選択される割合を示す選択率、表示課金型広告の表示回数および表示課金型広告の選択率の傾向を取得する。生成部135は、取得部134によって取得された選択課金型広告の表示回数、選択課金型広告の指標値、選択課金型広告の選択率、表示課金型広告の表示回数および表示課金型広告の選択率の傾向に基づいて、配信される表示課金型広告の選択率が所定の閾値以上になるようにしつつ、選択課金型広告を配信することによって得られる収益が高くなるように選択課金型広告をウェブページに配信する配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、選択課金型広告の配信によって得られる収益を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100において、生成部135は、1日のうちの所定の時間帯に対して前記配信計画を生成する。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、配信処理の負荷を軽減することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
1 広告配信システム
10 端末装置
20 広告主装置
30 情報提供装置
100 配信装置
121 広告コンテンツ記憶部
122 許容情報記憶部
123 配信履歴記憶部
124 計画情報記憶部
131 受付部
132 算定部
133 受信部
134 取得部
135 生成部
136 配信部

Claims (14)

  1. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手段と
    を備え、
    前記生成手段は、
    所定の期間の中で前記第2コンテンツの表示回数が多いと予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成する
    ことを特徴とする生成装置。
  2. 前記生成手段は、
    前記第2コンテンツの表示回数が所定の配信期間中一定になるように前記第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の生成装置。
  3. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で配信可能な前記第2コンテンツの価値を示す指標値が高くなると予測される時間帯ほど、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成する生成手段と
    を備えることを特徴とする生成装置。
  4. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で前記第2コンテンツが選択される割合を示す選択率が高くなると予測される時間帯ほど、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成する生成手段と
    を備えることを特徴とする生成装置。
  5. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手段と
    を備え、
    前記取得手段は、
    前記第1コンテンツに前記第2コンテンツまたは前記第3コンテンツが表示される広告枠と前記第2コンテンツが表示される専用枠とが含まれる場合に、前記広告枠および前記専用枠に表示される前記第2コンテンツの表示回数の合計値の傾向を取得し、
    前記生成手段は、
    前記取得手段によって取得された前記広告枠および前記専用枠に表示される前記第2コンテンツの表示回数の合計値の傾向に基づいて、所定の期間の中で前記表示回数の合計値が高くなると予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記広告枠に多く配信する配信計画を生成することを特徴とする生成装置。
  6. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手段と
    を備え、
    前記取得手段は、
    前記第1コンテンツの取得要求を送信した端末装置を操作するユーザのユーザ情報、前記第1コンテンツの種類または前記第2コンテンツの配信時期を取得し、
    前記生成手段は、
    前記取得手段によって取得された前記ユーザ情報、前記第1コンテンツの種類または前記第2コンテンツの配信時期に基づいて、所定の期間の中で前記第2コンテンツの表示回数が多くなると予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成することを特徴とする生成装置。
  7. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手段と
    を備え、
    前記取得手段は、
    前記第1コンテンツの取得要求を送信した端末装置を操作するユーザのユーザ情報、前記第1コンテンツの種類または前記第2コンテンツの配信時期を取得し、
    前記生成手段は、
    前記ユーザ情報、前記第1コンテンツの種類または前記第2コンテンツの配信時期に基づいて、所定の期間の中で前記第2コンテンツの価値を示す指標値が低くなると予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成することを特徴とする生成装置。
  8. 生成装置が実行する生成方法であって、
    第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成工程と
    を含み、
    前記生成工程は、
    所定の期間の中で前記第2コンテンツの表示回数が多いと予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成する
    ことを特徴とする生成方法。
  9. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手順と
    を備え、
    前記生成手順は、
    所定の期間の中で前記第2コンテンツの表示回数が多いと予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成すること
    をコンピュータに実行させることを特徴とする生成プログラム。
  10. 生成装置が実行する生成方法であって、
    第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で配信可能な前記第2コンテンツの価値を示す指標値が高くなると予測される時間帯ほど、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成する生成工程と
    を含むことを特徴とする生成方法。
  11. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された表示回数の傾向に基づいて、所定の期間の中で配信可能な前記第2コンテンツの価値を示す指標値が高くなると予測される時間帯ほど、前記第2コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成する生成手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする生成装置。
  12. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手順と
    を備え、
    前記取得手順は、
    前記第1コンテンツに前記第2コンテンツまたは前記第3コンテンツが表示される広告枠と前記第2コンテンツが表示される専用枠とが含まれる場合に、前記広告枠および前記専用枠に表示される前記第2コンテンツの表示回数の合計値の傾向を取得し、
    前記生成手順は、
    前記取得手順によって取得された前記広告枠および前記専用枠に表示される前記第2コンテンツの表示回数の合計値の傾向に基づいて、所定の期間の中で前記表示回数の合計値が高くなると予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記広告枠に多く配信する配信計画を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする生成プログラム
  13. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手順と
    を備え、
    前記取得手順は、
    前記第1コンテンツの取得要求を送信した端末装置を操作するユーザのユーザ情報、前記第1コンテンツの種類または前記第2コンテンツの配信時期を取得し、
    前記生成手順は、
    前記取得手順によって取得された前記ユーザ情報、前記第1コンテンツの種類または前記第2コンテンツの配信時期に基づいて、所定の期間の中で前記第2コンテンツの表示回数が多くなると予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする生成プログラム。
  14. 第1コンテンツに実績に応じて課金額が決定される第2コンテンツが表示される表示回数の傾向を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された表示回数の傾向に基づいて、表示回数に応じて課金額が決定される第3コンテンツを前記第1コンテンツに配信する配信計画を生成する生成手順と
    を備え
    前記取得手順は、
    前記第1コンテンツの取得要求を送信した端末装置を操作するユーザのユーザ情報、前記第1コンテンツの種類または前記第2コンテンツの配信時期を取得し、
    前記生成手順は、
    前記ユーザ情報、前記第1コンテンツの種類または前記第2コンテンツの配信時期に基づいて、所定の期間の中で前記第2コンテンツの価値を示す指標値が低くなると予測される時間帯ほど、前記第3コンテンツを前記第1コンテンツに多く配信する配信計画を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする生成プログラム。
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