JP6084725B1 - 登録装置、登録方法、登録プログラムおよび要求プログラム - Google Patents

登録装置、登録方法、登録プログラムおよび要求プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの購買活動の範囲を拡張させること。【解決手段】本願に係る登録装置は、受付部と、登録部とを備える。受付部は、端末装置に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、端末装置を利用するユーザから登録要求を受け付ける。登録部は、受付部によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、広告コンテンツに関する情報と、ユーザとを対応付けて登録する。例えば、登録部は、広告コンテンツに関する情報として、所定の商品の識別情報、及び、所定の商品を商材として取り扱うサイトの識別情報を登録する。【選択図】図1

Description

本発明は、登録装置、登録方法、登録プログラムおよび要求プログラムに関する。
近年、インターネットを介した購買活動が盛んに行われている。例えば、インターネット上のショッピングサイトやオークションサイトを利用して、ユーザは、所望する商品を購入することができる。
このようなインターネットを介した購買活動に関する技術として、ユーザが、互いに異なるオンラインショッピングサイトの商品を選択したり、統合されたウィッシュリスト(Wish List)を利用したりすることのできる技術が知られている。
特開2013−218697号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザの購買活動の範囲を拡張させることができるとは限らない。例えば、従来技術では、複数のサイト間で統合されたウィッシュリストを利用することができるに過ぎない。このため、ユーザは、頻繁に利用する複数のサイト内で購買活動を継続する可能性がある。すなわち、従来技術では、ユーザにとって未知のサービスに対して関心を惹起させることが難しく、ユーザの購買活動の範囲を拡張させることができないおそれがある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの購買活動の範囲を拡張させることができる登録装置、登録方法、登録プログラムおよび要求プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る登録装置は、端末装置に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、当該端末装置を利用するユーザから登録要求を受け付ける受付部と、前記受付部によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、当該広告コンテンツに関する情報と、前記ユーザとを対応付けて登録する登録部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの購買活動の範囲を拡張させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る登録処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る登録システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る広告装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る登録情報記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る提供処理の一例を説明する図である。 図8は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバの構成例を示す図である。 図9は、実施形態に係るユーザ端末の構成例を示す図である。 図10は、実施形態に係る登録システムによる処理手順を示すシーケンス図(1)である。 図11は、実施形態に係る登録システムによる処理手順を示すシーケンス図(2)である。 図12は、登録装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る登録装置、登録方法、登録プログラム及び要求プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る登録装置、登録方法、登録プログラム及び要求プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.登録処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る登録処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る登録処理の一例を示す図である。図1では、本願に係る登録装置に対応する広告装置100が、ユーザ端末10に広告に係るコンテンツ(以下、「広告コンテンツ」と表記する)を配信し、配信した広告コンテンツに関して、ユーザ端末10から登録要求を受け付ける処理について説明する。
図1に示した広告装置100は、本願に係る登録装置に対応するサーバ装置であって、広告コンテンツを配信するサーバ装置である。例えば、広告装置100は、ユーザ端末10から広告配信要求を受け付けた場合に、広告コンテンツを配信する。また、広告装置100は、配信した広告コンテンツに関して、登録要求を受け付ける。広告装置100は、広告コンテンツの登録要求を受け付けた場合、登録を要求したユーザと、広告コンテンツとを対応付けて、所定の記憶部に登録する。
なお、広告コンテンツの登録とは、ユーザが気に入った広告コンテンツを、いつでも情報が取得可能なように保存しておくことをいう。すなわち、広告コンテンツの登録とは、広告コンテンツそのものをブックマーク(Bookmark)することと言い換えることもできる。
図1に示したユーザ端末10は、スマートフォン等の携帯端末装置である。ユーザ端末10は、液晶ディスプレイ等の出力部13を有する。なお、実施形態に係るユーザ端末10には、タッチパネルが採用されているものとする。すなわち、ユーザ端末10のユーザは、図1で示す指50や、専用ペンを用いて、出力部13の表示面をタッチすることにより各種操作を行う。また、以下では、出力部13を画面と表記する場合がある。なお、以下では、ユーザ端末10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザをユーザ端末10と読み替えることもできる。
ウェブページW10は、ニュース等の各種トピックスが掲載されるポータルサイト用のコンテンツである。ここでは、ウェブページW10の縦方向のサイズが、ユーザ端末10の出力部13における縦方向の表示サイズよりも長いものとする。このため、ユーザ端末10の出力部13内に位置するウェブページW10の領域のみが出力部13に表示され、出力部13外に位置するウェブページW10の領域は表示されない。ユーザ端末10のユーザは、例えば、スクロール操作によって、ウェブページW10のうち出力部13内に表示させる内容を変更することができる。
図1に示すように、ウェブページW10は、トピックスや広告コンテンツを表示する領域として、領域F01〜F05を有する。例えば、ユーザ端末10は、ウェブページW10を表示する際に、ウェブページW10を構成するトピックスを配信するサーバにアクセスし、トピックスを取得する。そして、ユーザ端末10は、ウェブページW10が有する領域F01〜F05のいずれかに、取得したトピックスを表示する。なお、ユーザ端末10は、一定時間ごとに新たなトピックスを取得して、ウェブページW10の表示を更新するようにしてもよい。このような、時間経過とともに表示する内容が変化するウェブページW10の表示は、例えば、タイムライン表示と呼ばれる。
また、ウェブページW10には、広告配信要求が含まれるものとする。このため、ユーザ端末10は、ウェブページW10を表示する際に、ウェブページW10内で表示される広告コンテンツを配信する広告装置100にアクセスし、広告コンテンツを取得する。言い換えれば、ユーザ端末10は、広告装置100から広告コンテンツの配信を受け付ける。
図1に示す例では、ユーザ端末10は、広告コンテンツC11〜C13を取得するものとする。そして、ユーザ端末10は、ウェブページW10が含む領域F01〜F05のいずれかに、取得した広告コンテンツC11〜C13のいずれかを表示する。例えば、ユーザ端末10は、領域F01と領域F03と領域F05とにトピックスを表示する場合には、その間の領域である領域F02と領域F04とに広告コンテンツを表示する。このような、ウェブページW10を構成するトピックス等のコンテンツ間に表示される広告コンテンツは、例えば、インフィード広告と呼ばれる。
ここで、広告装置100から配信される広告コンテンツC11〜C13には、それぞれ、所定の商品が紐づけられているものとする。例えば、広告コンテンツC11には、商品G11が紐づけられている。すなわち、広告コンテンツC11には、商品G11を識別する識別情報や、商品G11を商材として取り扱うサイト(例えば、ショッピングサイト)を識別する識別情報や、商品G11の現時点での価格など、商品G11に関する情報が内部データとして含まれる。
同様に、広告コンテンツC12には、商品G12が紐づけられている。例えば、商品G12は、オークションサイトで商材として取り扱われているものとする。この場合、広告コンテンツC12には、商品G12に関する情報として、オークションサイトにおける現在価格や、入札状況や、オークション終了日時などの購買に関する情報が内部データとして含まれる。
また、広告コンテンツには、商品の提供者やサイト管理者を広告主とする広告コンテンツだけではなく、一般ユーザがウェブページW10に投稿するコンテンツであり、所定の商品を紹介する紹介記事のような、広告に係るコンテンツが含まれてもよい。例えば、広告コンテンツC13は、商品G13を勧めるユーザから投稿される紹介記事であるものとする。この場合であっても、広告コンテンツC13には、例えば広告コンテンツC13の投稿者によって、商品G13に関する情報が予め紐づけられているものとする。
ここで、実際にユーザ端末10がウェブページW10を表示する状態について説明する。図1の第1状態は、ユーザ端末10がウェブページW10を出力部13に表示した状態を示す。図1の第1状態に示すように、ユーザ端末10は、出力部13にウェブページW10を表示する。例えば、ユーザ端末10は、ウェブページW10のうち、領域F01と領域F03とにウェブページW10を構成するトピックスを表示する。また、ユーザ端末10は、ウェブページW10のうち、領域F02に広告コンテンツC11を表示し、領域F04に広告コンテンツC12を表示する。
ここで、ユーザ端末10は、広告コンテンツC11及び広告コンテンツC12を表示する際、広告コンテンツC11とともに登録マークM01を表示し、広告コンテンツC12とともに登録マークM02を表示する。例えば、図1に示すように、ユーザ端末10は、広告コンテンツC11、広告コンテンツC12に重畳させて、それぞれ登録マークM01、登録マークM02を表示する。
ユーザは、ウェブページW10とともに表示される広告コンテンツC11や広告コンテンツC12について、それぞれに対応する登録マークをタッチ(選択)することにより、広告コンテンツの登録を行うことができる。
具体的には、ユーザ端末10は、ユーザが登録マークをタッチした場合、その操作に基づいて、広告コンテンツの配信元である広告装置100に登録の要求を送信する。そして、広告装置100は、登録の要求に応答して、当該広告コンテンツとユーザとを対応付けて登録する。
ここで、ユーザが実際に広告コンテンツC11や広告コンテンツC12を登録する状況について説明する。ユーザ端末10は、ユーザが登録マークM01や登録マークM02をタッチする操作を検知した場合に、図1の第2状態に遷移する(ステップS11)。例えば、ユーザは、広告コンテンツC11や広告コンテンツC12に興味関心を抱き、登録を所望した場合に、広告コンテンツC11や広告コンテンツC12に対応する登録マークをタッチする。具体的には、図1の第2状態に示すように、ユーザは、指50を用いて、広告コンテンツC11に対応する登録マークM01や、広告コンテンツC12に対応する登録マークM02をタッチする。
この場合、ユーザ端末10は、例えば、登録マークM01や登録マークM02の色を変化させることで、広告コンテンツC11や広告コンテンツC12が登録されたか否かを示す。そして、ユーザ端末10は、タッチされた登録マークに対応する広告コンテンツに関する情報を広告装置100に送信し、広告コンテンツの登録を要求する(ステップS12)。
広告装置100は、ユーザ端末10から広告コンテンツの登録要求を受け付けた場合、登録要求に係る広告コンテンツと、ユーザとを対応付けて、所定の記憶部に登録する。
図1の第2状態に示す例では、ユーザが、広告コンテンツC11や広告コンテンツC12を登録した状態を示している。なお、図示は省略するが、ユーザは、ウェブページW10を下部にスクロールさせたり、所定時間が経過したりしたことによって、新たに画面上に表示された広告コンテンツC13についても登録するものとする。
ユーザは、登録した広告コンテンツC11〜C13について、自身が登録した広告コンテンツをリスト化された登録リスト(以下、「お気に入りリスト」と表記する)として、表示させることができる。例えば、ユーザは、お気に入りリストを閲覧するための操作をユーザ端末10に行うことにより、自身のお気に入りリストを表示する画面に遷移させる(ステップS13)。図1の第3状態は、ユーザ端末10にお気に入りリストL01が表示されている状態を示している。
ユーザ端末10は、ユーザからお気に入りリストL01を閲覧するための操作を受け付けた場合には、広告装置100にお気に入りリストL01の取得を要求する。広告装置100は、ユーザ端末10からの要求に応答して、ユーザに対応するお気に入りリストL01に関する情報をユーザ端末10に送信する(ステップS14)。
お気に入りリストL01において、ユーザは、登録した広告コンテンツの管理を行うことができる。例えば、ユーザは、登録済みの広告コンテンツの登録マークを再びタッチすることで、お気に入りリストL01から広告コンテンツを削除することができる。また、ユーザは、お気に入りリストL01に表示された広告コンテンツのいずれかを選択することで、広告コンテンツの詳細情報を閲覧することができる。また、ユーザは、お気に入りリストL01から、広告コンテンツに紐づけられている商品の購入要求を送信することができる。
また、ユーザ端末10は、お気に入りリストL01に登録されている広告コンテンツを最新の情報に更新して表示するようにしてもよい。すなわち、広告装置100は、ユーザ端末10からお気に入りリストL01の取得を要求された場合に、お気に入りリストL01に含まれる各広告コンテンツについて、紐づけられた商品を商材として取り扱うサイトにアクセスする。そして、広告装置100は、各広告コンテンツに紐づけられた商品に関する最新の情報を取得する。例えば、広告装置100は、お気に入りリストL01を表示する時点における商品の現在価格等を取得する。そして、広告装置100は、最新の情報に更新した広告コンテンツに関する情報を、お気に入りリストL01で掲載する情報として、ユーザ端末10に送信する。これにより、ユーザは、過去に登録した広告コンテンツに紐付けられた商品に関しても、現時点における情報を得ることができる。
上述してきたように、実施形態に係る広告装置100は、ユーザ端末10に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、ユーザ端末10を利用するユーザから登録要求を受け付ける。そして、広告装置100は、広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、広告装置100に対して、当該広告コンテンツに関する情報と、ユーザとを対応付けて登録する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、ウェブページW10などのコンテンツ上に表示される広告コンテンツに関して、登録を受け付ける。そして、広告装置100は、受け付けた広告コンテンツをリスト化して、ユーザに提供する。これにより、広告装置100は、ユーザの購買活動の幅を拡大させるとともに、広告コンテンツの広告効果を増大させることができる。
例えば、ユーザ端末10のユーザは、広告コンテンツC11に係る商品G11を取り扱うショッピングサイトを、今まで一度も訪問していない可能性がある。しかしながら、ユーザは、ウェブページW10を閲覧中に流れてきた広告コンテンツC11に関心を抱き、広告コンテンツC11を登録したとする。この場合、ユーザは、お気に入りリストL01を開くたびに、広告コンテンツC11を視認することとなる。すなわち、通常であればウェブページW10上に現れては消えていく広告コンテンツC11が、ユーザの目に何度も触れることになる。これは、広告コンテンツC11が発揮するブランディング効果を増大させる。
さらに、ユーザは、お気に入りリストL01から直接、商品G11を購入することも可能である。すなわち、ユーザは、商品G11を商材として取り扱うサイトを訪問していないのにもかかわらず、商品G11を購買する機会を得る。このように、広告装置100によれば、今まで商品G11と縁のなかったユーザについて、購買活動の範囲を拡張させることができる。
なお、広告装置100は、広告コンテンツの表示態様を制御する制御情報を、広告コンテンツとともにユーザ端末10に配信するようにしてもよい。例えば、制御情報は、ウェブページW10上で広告コンテンツに登録マークを付与したり、ユーザが登録マークを選択した場合に登録要求を広告装置100に送信したりするなどの制御処理を行う。このような制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等のスクリプト言語により記述される。また、制御情報は、広告装置100が配信するのではなく、ウェブページW10側に含まれていてもよい。
〔2.登録システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る登録システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る登録システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、登録システム1は、ユーザ端末10と、広告主サーバ20と、コンテンツ配信サーバ30と、広告装置100とを含む。ユーザ端末10、広告主サーバ20、コンテンツ配信サーバ30および広告装置100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す登録システム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台の広告主サーバ20や、複数台のコンテンツ配信サーバ30が含まれてもよい。
ユーザ端末10は、ウェブページ等のコンテンツを閲覧するユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、ユーザ端末10は、スマートフォン等の携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC、ウェアラブルデバイス等である。
例えば、ユーザ端末10は、ユーザによる操作にしたがって、コンテンツ配信サーバ30からウェブページ(コンテンツの一例)を取得し、取得したウェブページを表示する。また、ユーザ端末10は、ウェブページに広告取得命令が含まれる場合には、広告装置100から広告コンテンツを取得し、取得した広告コンテンツをウェブページとともに表示する。
広告主サーバ20は、広告主によって利用されるサーバ装置である。広告主サーバ20は、広告主による操作にしたがって、所定の広告コンテンツを広告装置100に入稿する。例えば、広告主サーバ20は、広告コンテンツとして、静止画像や、動画像や、テキストデータや、広告コンテンツに対応するコンテンツを取得するためのURL(Uniform Resource Locator)などを広告装置100に入稿する。
なお、広告主は、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合がある。この場合、広告装置100に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主サーバ」といった表記は、広告主サーバ20だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
また、広告主サーバ20が入稿する広告コンテンツには、商品に関する情報が紐づけられているものとする。例えば、広告コンテンツには、広告コンテンツが宣伝対象とする商品が紐付けられる。具体的には、オークションサイトへ商品を出品する出品者や、オークションサイトを管理する管理者が広告主である場合、オークションサイトに出品されている商品が広告コンテンツに紐づけられる。なお、図1で例示した広告コンテンツC11〜C13では、広告コンテンツC11〜C13とともに商品G11〜G13が表示されていたが、商品は、必ずしも広告コンテンツC11〜C13とともに表示される必要はない。また、広告コンテンツには、複数の商品が紐付けられていてもよい。
また、広告主サーバ20は、入稿した広告コンテンツに関して、広告装置100から問い合わせがあった場合に、当該広告コンテンツに紐付けられた商品に関する最新の情報を送信する。例えば、広告主がショッピングサイトの管理者である場合、広告主サーバ20は、広告コンテンツに紐付けられた商品に関する最新の価格や、当該商品の在庫の有無や、当該商品のレビュー結果など、種々の情報を広告装置100に送信する。なお、広告主と、商品を取り扱うサイト側とが異なる場合には、サイトにおいて、広告主サーバ20と同様の処理を行う所定のサーバによって、上記の処理が行われてもよい。
コンテンツ配信サーバ30は、ユーザ端末10にコンテンツを配信するウェブサーバである。例えば、コンテンツ配信サーバ30は、コンテンツとして、ポータルサイト、ニュースサイト、オークションサイト、SNS(Social Networking Service)サイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブログなどに関連する各種情報を含むウェブページをユーザ端末10に配信する。
ここで、コンテンツ配信サーバ30によって配信されるウェブページは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)により記述されたHTMLファイルや、XML(Extensible Markup Language)により記述されたXMLファイル等により形成される。また、コンテンツ配信サーバ30によって配信されるウェブページには、広告取得命令が含まれる。例えば、ウェブページを形成するHTMLファイル等には、広告装置100のURL等が広告取得命令として記述される。この場合、ユーザ端末10は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで、広告装置100から広告コンテンツを取得する。
なお、コンテンツ配信サーバ30からユーザ端末10に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像等であるが、以下では、コンテンツ配信サーバ30からユーザ端末10に配信される各種データを「コンテンツ」と表記する場合がある。
広告装置100は、上述のように、本願に係る登録装置に対応するサーバ装置であって、広告主サーバ20から入稿された広告コンテンツを配信するサーバ装置である。広告装置100は、広告コンテンツの配信先であるユーザ端末10から、広告コンテンツの登録を受け付ける。そして、広告装置100は、登録した広告コンテンツをリスト化したお気に入りリストをユーザに提供することで、ユーザの購買活動を促進させる。
〔3.広告装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る広告装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る広告装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、広告装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、広告装置100は、広告装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を出力するための出力部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、ユーザ端末10や、広告主サーバ20や、コンテンツ配信サーバ30との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、広告情報記憶部121と、ユーザ情報記憶部122と、登録情報記憶部123を有する。以下、各記憶部について順に説明する。
(広告情報記憶部121について)
広告情報記憶部121は、広告コンテンツに関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係る広告情報記憶部121の一例を示す。図4は、実施形態に係る広告情報記憶部121の一例を示す図である。図4に示した例では、広告情報記憶部121は、「広告主ID」、「広告コンテンツID」、「対応商品ID」、「配信元サイト」、「サイト識別情報」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告主または広告主サーバ20を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツID」は、広告主サーバ20から入稿された広告コンテンツを識別する識別情報を示す。「対応商品ID」は、広告コンテンツに紐付けられた商品を識別する識別情報を示す。
なお、図4の例では、対応商品IDは、「G11」や「G21」などの概念で示しているが、対応商品IDとして記憶される情報には、商品を一意に特定するための情報として、ショッピングサイトにおける商品の購買ページを特定するURLなどが含まれてもよい。また、商品がオークションサイトで出品されている商品である場合には、対応商品IDには、当該商品に係るオークションを特定するオークションIDが含まれてもよい。
また、実施形態において、広告主IDや、広告コンテンツIDや、対応商品IDは、説明で用いる参照符号と共通するものとする。例えば、広告コンテンツIDが「C11」である広告コンテンツは、「広告コンテンツC11」を示す。
「配信元サイト」は、広告コンテンツに紐付けられた商品を商材として取り扱うサイトを特定する情報を示す。図4の例では、配信元サイトは、「ショッピングサイトAAA」や「オークションサイトBBB」などの名称で示す。
「サイト識別情報」は、広告コンテンツに紐付けられた商品を商材として取り扱うサイトを識別する識別情報を示す。図4の例では、サイト識別情報は、「E11」や「E21」などの概念で示しているが、実際には、サイト識別情報の項目には、サイトのURLやドメイン名等の情報が記憶される。
すなわち、図4では、広告主ID「CL11」によって識別される広告主CL11が、広告コンテンツID「C11」や「C21」で識別される広告コンテンツC11や広告コンテンツC21を入稿した例を示している。また、広告コンテンツC11に紐付けられた商品は「G11」であり、商品G11は、「ショッピングサイトAAA」で商材として取り扱われており、ショッピングサイトAAAを特定するサイト識別情報は「E11」である例を示している。
なお、広告情報記憶部121には、図4に示した情報以外にも、広告コンテンツの現時点のインプレッション(Impression)数や、広告主から指定された指定インプレッション数や、広告コンテンツの配信の対価等が記憶されてもよい。
また、図4に示した例において、商品の配信元サイトに「旅行予約サイトFFF」が含まれるように、実施形態における商品とは、商材となる有体物に限られるものではなく、旅行商品など、サービスに関する商材等も含む概念である。
(ユーザ情報記憶部122について)
ユーザ情報記憶部122は、ユーザ端末10を利用するユーザに関する情報を記憶する。ここで、図5に、実施形態に係るユーザ情報記憶部122の一例を示す。図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部122の一例を示す図である。図5に示すように、ユーザ情報記憶部122は、「ユーザID」、「属性情報」、「支払い情報」といった項目を有する。また、属性情報は、「性別」、「年齢」、「住所」といった小項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザ又はユーザ端末10を識別する識別情報である。「属性情報」は、ユーザの属性情報を示す。「性別」は、ユーザの性別を示す。「年齢」は、ユーザの年齢を示す。「住所」は、ユーザの住所を示す。属性情報は、例えば、広告装置100による広告コンテンツの登録を行うサービスを利用する際に、広告装置100がユーザから入力を受け付けることにより、ユーザ情報記憶部122に記憶される。なお、属性情報は、必ずしも正確な情報ではなく、例えば、広告コンテンツの登録の傾向等から推測される情報であってもよい。
「支払い情報」は、ユーザが購買行動において利用する支払い情報を示す。図5の例では、支払い情報は、「H11」等の概念で示しているが、実際には、支払い情報の項目には、オンラインショッピング等で利用可能な電子支払いに関する口座情報や、金融機関の口座情報や、クレジットカードに関する情報等が記憶される。
すなわち、図5では、ユーザID「U11」によって識別されるユーザは、性別が「男性」であり、年齢が「20歳代」であり、住所が「A県・・・」であるという属性を有し、支払い情報は「H11」であることを示している。
ユーザIDは、例えば、広告コンテンツの登録時に、広告コンテンツに対応付けられるために利用される。また、属性情報は、例えば、広告コンテンツを配信する際のターゲティング情報として利用される。また、支払い情報は、広告コンテンツを介して商品を購入する際等に利用される。
(登録情報記憶部123について)
登録情報記憶部123は、広告コンテンツの登録に関する情報を記憶する。ここで、図6に、実施形態に係る登録情報記憶部123の一例を示す。図6は、実施形態に係る登録情報記憶部123の一例を示す図である。図6に示すように、登録情報記憶部123は、「ユーザID」、「登録済み広告コンテンツID」、「対応商品ID」、「サイト識別情報」、「商品情報」といった項目を有する。
「ユーザID」は、図5に示した同一の項目に対応する。「登録済み広告コンテンツID」は、ユーザと対応付けられて登録された広告コンテンツの識別情報を示す。「対応商品ID」及び「サイト識別情報」は、図4に示した同一の項目に対応する。
「商品情報」は、広告コンテンツに紐付けられた商品に関する現時点の情報を示す。図6の例では、商品情報を「GF11」などの概念で示しているが、実際には、商品情報の項目には、商品の現時点の価格や、在庫の状態等が記憶される。また、商品情報には、オークションサイトにおける商品の現時点の価格や、オークションへの入札状況や、オークション終了までの時間等が含まれてもよい。
すなわち、図6では、ユーザID「U11」によって識別されるユーザU11が、広告コンテンツID「C11」や「C12」や「C13」で識別される広告コンテンツを登録している例を示している。また、広告コンテンツC11には対応商品ID「G11」で識別される商品G11が紐付けられており、商品G11に係るサイト識別情報は「E11」であり、商品G11に係る商品情報は「GF11」であることを示している。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(登録プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
実施形態に係る制御部130は、図3に示すように、入稿受付部131と、受信部132と、配信部133と、登録受付部134と、登録部135と、更新部136と、提供部137と、送信部138とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部131について)
入稿受付部131は、広告主から、広告コンテンツの入稿を受け付ける。具体的には、入稿受付部131は、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツの入稿を受け付ける。
なお、入稿受付部131が受け付ける広告コンテンツには、広告主を識別する識別情報や、商品を識別する識別情報や、商品を商材として取り扱うサイトを識別する識別情報などが含まれてもよい。また、商品を識別する識別情報には、サイトに対して商品を注文する際のアドレス情報等が含まれてもよい。
また、入稿受付部131が受け付ける広告コンテンツには、紐付けられた商品について、商品を販売しているサイトにおける現時点での価格など、商品に関する情報が含まれてもよい。そして、入稿受付部131は、広告主から入稿された広告コンテンツに関する情報を記憶部120に格納する。
(受信部132について)
受信部132は、各種情報を受信する。例えば、受信部132は、ネットワークNを介して、ユーザ端末10から広告配信要求を受信する。また、受信部132は、広告配信要求を受信する際に、ユーザ端末10を識別する識別情報を受信する。例えば、受信部132は、ユーザ端末10から送信されるクッキー等に基づいて、ユーザ端末10の識別情報を受信する。
また、受信部132は、ユーザ端末10の識別情報に基づいて、ユーザ端末10を利用するユーザのユーザ情報を受信する。なお、受信部132は、上述のように、ユーザ端末10から入力される情報を受信することで、ユーザ情報を受信してもよい。例えば、受信部132は、ユーザの属性情報や、ユーザの支払い情報を受信する。
また、受信部132は、ユーザのネットワーク上の行動履歴(例えば、ウェブページの閲覧履歴等)を受信してもよい。受信部132は、かかる情報について、ユーザ端末10のみならず、コンテンツ配信サーバ30等から受信してもよい。
また、受信部132は、広告コンテンツに関する情報を受信してもよい。例えば、受信部132は、ユーザから広告コンテンツが選択(クリックやタッチなど)された情報や、広告コンテンツを介して購買活動が行われた情報等を受信する。そして、受信部132は、受信した情報を記憶部120に格納する。
(配信部133について)
配信部133は、受信部132によって受信された広告配信要求に従って、広告コンテンツを配信する。具体的には、配信部133は、入稿受付部131によって受け付けられた広告コンテンツであって、所定の商品が紐付けられた広告コンテンツをユーザ端末10に配信する。
(登録受付部134について)
登録受付部134は、ユーザ端末10に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐付けられている広告コンテンツについて、ユーザ端末10を利用するユーザから登録要求を受け付ける。例えば、登録受付部134は、所定の商品の識別情報、及び、所定の商品を商材として取り扱うサイトの識別情報が紐づけられている広告コンテンツについて登録要求を受け付ける。
具体的には、登録受付部134は、ユーザ端末10において、広告コンテンツに付与された登録マークをユーザが選択したことを契機として、ユーザ端末10から送信される登録要求を受け付ける。
(登録部135について)
登録部135は、登録受付部134によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、当該広告コンテンツに関する情報と、ユーザとを対応付けて登録する。例えば、登録部135は、広告コンテンツに関する情報として、所定の商品の識別情報、及び、所定の商品を商材として取り扱うサイトの識別情報を登録する。
具体的には、登録部135は、登録要求を送信したユーザと、広告コンテンツと、広告コンテンツに紐付けられた商品の識別情報と、商品を取り扱うサイトの識別情報と、当該商品に関する商品情報等を対応付けて、登録情報記憶部123に登録する。
なお、登録部135は、広告コンテンツを登録した場合に、さらに、広告コンテンツに紐付けられた所定の商品を商材として取り扱うサイト側における登録情報として、所定の商品をユーザと対応付けて登録させるようにしてもよい。
すなわち、所定の商品は、所定のショッピングサイト等で販売されているものであり、当該ショッピングサイトにおいても、各商品のブックマーク登録などを受け付けるサービスを提供している場合がある。このような場合、登録部135は、広告コンテンツを登録した旨をサイト側に通知する。そして、当該サイトにおいて、広告コンテンツに紐付けられた商品と、登録要求を送信したユーザとを対応付けてブックマーク等に登録させる。なお、登録部135は、登録を行うサイトに対して、登録要求を送信したユーザの情報を通知してもよい。
(更新部136について)
更新部136は、登録部135によって登録された広告コンテンツに関する情報を更新する。例えば、更新部136は、広告コンテンツに紐付けられた商品を特定するURL等が変更された場合に、現時点における最新の情報に更新する。
例えば、更新部136は、登録部135によって登録された広告コンテンツに関して、広告コンテンツに対応する広告主サーバ20や、広告コンテンツに紐付けられた商品を管理するサイト側のサーバ等と情報の送受信を行い、広告コンテンツや商品に関する情報が変更された場合に、情報を更新する。例えば、更新部136は、互いのサーバで保持するAPI(Application Program Interface)を利用して、情報の更新を行う。
また、更新部136は、後述する提供部137によって、ユーザにお気に入りリストが提供される際に、リストに含まれる情報を更新するようにしてもよい。例えば、更新部136は、リストに含まれる広告コンテンツについて、広告コンテンツの広告主、又は、広告コンテンツに紐付けられた商品を商材として取り扱うサイトに問い合わせることにより、広告コンテンツに関する情報を更新する。これにより、提供部137は、常に最新の状態に更新されたお気に入りリストをユーザに提供することができる。
(提供部137について)
提供部137は、登録部135によって登録された広告コンテンツに関する情報について、ユーザごとにリスト化されたリスト(お気に入りリスト)をユーザに提供する。具体的には、提供部137は、お気に入りリストとして、お気に入りリストを介して所定の商品への購買活動をユーザに行わせること、又は、お気に入りリストを介して所定の商品を商材として取り扱うサイトへユーザにアクセスさせることが可能なリストを提供する。
この点について、図7を用いて説明する。図7は、実施形態に係る提供処理の一例を説明する図である。図7の例では、ユーザ端末10において、お気に入りリストに表示された広告コンテンツC11を選択して、広告コンテンツC11の詳細情報を表示させた状態を示す。例えば、ユーザは、図1の第3状態のように、広告コンテンツC11〜C13がリストとして表示されている状態において、広告コンテンツC11をタッチすることで、広告コンテンツC11の詳細を表示する画面(図7で示す画面)に表示を遷移させる。
図7に示すように、広告コンテンツC11の詳細画面には、商品情報55や、購入ボタン60や、リンク65が表示される。例えば、ユーザは、商品情報55に表示された情報を参照することで、広告コンテンツC11に紐付けられた商品G11の現時点での情報を取得することができる。
また、ユーザは、購入ボタン60をタッチすることで、商品G11を取り扱うサイトに移動することなく、商品G11の注文を行うことができる。この場合、広告装置100は、ユーザの識別情報や、ユーザの支払い情報を、商品G11を取り扱うサイト側のサーバに送信する。
また、ユーザは、リンク65をタッチすることで、商品G11を取り扱うサイトに移動することができる。これにより、ユーザは、移動先のサイトにおいて、商品G11について、より詳細な情報を取得することができる。
なお、図7では、説明のため、ユーザ端末10が、広告コンテンツC11だけの詳細情報を表示する例を示した。しかし、ユーザ端末10は、1つの画面で、複数の広告コンテンツの詳細な情報を表示したり、購入を受け付けるボタンを表示したりしてもよい。
(送信部138について)
送信部138は、各種情報を送信する。例えば、送信部138は、登録部135によって広告コンテンツが登録された場合に、広告コンテンツの広告主に対して、広告コンテンツの登録に関する情報を送信する。
具体的には、送信部138は、登録部135によって広告コンテンツが登録された場合に、広告コンテンツの広告主、又は、所定の商品を商材として取り扱うサイトに対して、当該広告コンテンツと対応付けられて登録されたユーザに関する情報を送信する。これにより、広告主やサイト側は、広告コンテンツや広告コンテンツに紐付けられた商品に興味を抱いたユーザを特定できるため、さらなる宣伝活動を行うことができる。
また、送信部138は、登録部135によって広告コンテンツが登録された場合に、広告コンテンツの広告主に対して、広告コンテンツを掲載した媒体側への報酬の支払い要求を送信するようにしてもよい。
上述のように、広告コンテンツは、登録部135に登録され、お気に入りリストとしてユーザに利用されることで、より高い広告効果を発揮することが想定される。このため、広告主側は、広告コンテンツが登録された場合に、広告コンテンツを掲載した媒体(図1の例でいえば、ウェブページW10の提供者)に報酬を支払う。例えば、送信部138は、登録部135によって広告コンテンツが登録された数(ブックマーク数)に基づいて、広告主に対して要求する報酬の支払額を算定する。そして、送信部138は、算定した支払額を広告主サーバ20に送信する。
なお、送信部138は、登録部135によって登録された広告コンテンツの広告効果に基づいて、広告コンテンツの広告主に対して、広告コンテンツを掲載した媒体側への報酬の支払い要求を送信するようにしてもよい。
上述のように、登録された広告コンテンツに対して、ユーザは、広告コンテンツに紐付けられた商品を注文するなどの購買活動を行うことができる。このため、送信部138は、広告コンテンツがもたらした何らかの成果(コンバージョン)に基づいて、支払額を算定するようにしてもよい。また、送信部138は、例えば、登録後の広告コンテンツがお気に入りリストとしてユーザ端末10に表示されたインプレッション数や、詳細情報を表示させた選択数(ユーザのタッチ数やクリック数)などの広告効果に基づいて、広告主から媒体への支払額を算定してもよい。
〔4.コンテンツ配信サーバの構成〕
次に、図8を用いて、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ30の構成について説明する。図8は、実施形態に係るコンテンツ配信サーバ30の構成例を示す図である。図8に示すように、コンテンツ配信サーバ30は、通信部31と、コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ユーザ端末10や広告主サーバ20や広告装置100との間で、情報の送受信を行う。
コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部32は、コンテンツの一例であるウェブページを記憶する。例えば、コンテンツ記憶部32は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像を記憶する。なお、コンテンツ記憶部32に記憶されるウェブページには、ウェブページ上に表示させる広告コンテンツを取得するための広告取得命令が含まれる場合がある。
制御部33は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、コンテンツ配信サーバ30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図8に示すように、制御部33は、受付部34と、配信部35とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図8に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部34は、ユーザ端末10からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部34は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
配信部35は、受付部34によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合に、ウェブページをユーザ端末10に配信する。具体的には、配信部35は、コンテンツ記憶部32から取得要求対象のウェブページを取得し、取得したウェブページをユーザ端末10に配信する。上記の通り、コンテンツ記憶部32に記憶されているウェブページは、広告取得命令を含む。すなわち、ユーザ端末10は、取得したウェブページを表示する際に、ウェブページに含まれる広告取得命令に従い、広告装置100に対して広告コンテンツの配信要求を送信する。
〔5.ユーザ端末の構成〕
次に、図9を用いて、実施形態に係るユーザ端末10の構成について説明する。図9は、実施形態に係るユーザ端末10の構成例を示す図である。図9に示すように、ユーザ端末10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
通信部11は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、広告主サーバ20やコンテンツ配信サーバ30や広告装置100との間で、情報の送受信を行う。
入力部12は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部13は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、ユーザ端末10にタッチパネルが採用される場合には、入力部12と出力部13とは一体化される。なお、図1の例では、出力部13と、ユーザ端末10におけるウェブページの表示領域が同一である例を示したが、実際には、ウェブページは出力部13の全面に表示されるとは限らない。すなわち、ウェブページ等のコンテンツは、出力部13内に表示されるウェブブラウザソフトウェアのウインドウ内に表示される場合がありうる。この場合、ウェブページを表示する際のユーザ端末10における表示領域とは、ウェブブラウザソフトウェアのウインドウを意味する。
制御部14は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、ユーザ端末10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(要求プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部14は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図9に示すように、制御部14は、送信部141と、受付部142と、表示制御部143と、検知部144と、要求部145とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部14の内部構成は、図9に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部14が有する各処理部の接続関係は、図9に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
送信部141は、入力部12を介して受け付けたユーザ操作に従って、コンテンツ配信サーバ30にウェブページの取得要求を送信する。また、送信部141は、受付部142によって受け付けられたウェブページに広告取得命令が含まれる場合に、広告コンテンツの取得要求を広告装置100に送信する。
受付部142は、各種情報を受け付ける。例えば、受付部142は、ウェブページや広告コンテンツを受け付ける。具体的には、受付部142は、送信部141によって送信されたウェブページの取得要求に応答したコンテンツ配信サーバ30から、ウェブページを受け付ける。このとき、受付部142は、ウェブページに広告取得命令が含まれる場合には、広告コンテンツの取得要求を送信するよう送信部141に指示する。そして、受付部142は、送信部141によって送信された広告コンテンツの取得要求に応答した広告装置100から広告コンテンツを受け付ける。
このとき、受付部142は、広告コンテンツとともに、商品が紐付けられた広告コンテンツの表示処理や登録処理等を制御する制御情報を受け付けてもよい。そして、後述する表示制御部143や、検知部144や、要求部145が実行する一部の処理は、広告コンテンツとともに配信される制御情報を実行することにより実現されてもよい。すなわち、表示制御部143が実行する処理は、広告コンテンツに含まれる制御情報が実行させる表示制御手順により実現され、検知部144が実行する処理は、広告コンテンツに含まれる制御情報が実行させる検知手順により実現され、要求部145が実行する処理は、広告コンテンツに含まれる制御情報が実行させる要求手順により実現されてもよい。
表示制御部143は、受信したウェブページの出力部13への表示を制御する。また、表示制御部143は、ユーザ端末10に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツをユーザ端末10の画面上(出力部13)に表示するよう制御する。また、表示制御部143は、広告コンテンツとともに登録マークを出力部13に表示させる処理を制御する。また、表示制御部143は、広告装置100から送信されるお気に入りリストを出力部13に表示させる処理を制御する。
検知部144は、ユーザ端末10に対する所定の操作を検知する。具体的には、実施形態に係る検知部144は、出力部13に表示中の広告コンテンツを選択する操作を検知する。検知部144は、広告コンテンツを選択する操作として、広告コンテンツをタッチする操作や、広告コンテンツをクリックする操作を検知する。
また、検知部144は、表示制御部143によって表示された広告コンテンツに対して、ユーザ端末10を利用するユーザから該広告コンテンツの登録を要求するための操作が行われたことを検知する。具体的には、検知部144は、広告コンテンツとともに表示される登録マークに対するユーザの操作を検知する。
また、検知部144は、表示制御部143によって表示されたお気に入りリストにおいて、商品の注文やリンクの選択などのユーザの操作を検知する。そして、検知部144は、かかる選択操作が検知されたことを示す情報を要求部145に送る。
要求部145は、ユーザの操作に従って、各種情報を要求する。例えば、要求部145は、検知部144によって広告コンテンツの登録を要求するための操作が行われたと検知された場合に、広告コンテンツの登録要求を広告装置100に送信する。具体的には、要求部145は、検知部144によって登録マークを選択する操作が検知された場合に、広告装置100に対して、広告コンテンツの登録要求を送信する。
また、要求部145は、お気に入りリストの閲覧や、お気に入りリストにおける商品の注文やリンクの選択などのユーザの操作が検知された場合には、広告装置100や、広告主サーバ20や、コンテンツ配信サーバ30や、サイト側のサーバ等に、適宜、ユーザ操作に対応した処理の要求を送信する。
〔6.登録システムの処理フロー〕
次に、図10及び図11を用いて、実施形態に係る登録システム1による処理の手順について説明する。まず、図10を用いて、実施形態に係る登録システム1による登録処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る登録システム1による処理手順を示すシーケンス図(1)である。
図10に示すように、広告装置100は、広告主サーバ20から、商品が紐付けられた広告コンテンツの入稿を受け付ける(ステップS101)。また、ユーザ端末10は、ユーザの操作に従って、ウェブページの取得要求をコンテンツ配信サーバ30に送信する(ステップS102)。
コンテンツ配信サーバ30は、ウェブページの取得要求に応じて、ウェブページをユーザ端末10に配信する(ステップS103)。なお、コンテンツ配信サーバ30によって配信されるウェブページには、広告装置100のURL等である広告取得命令が含まれる。
続いて、ユーザ端末10は、ウェブページに含まれる広告取得命令に基づいて、広告コンテンツの取得要求を広告装置100に送信する(ステップS104)。広告装置100は、広告コンテンツの取得要求に応じて、広告コンテンツをユーザ端末10に配信する(ステップS105)。
そして、ユーザ端末10は、広告コンテンツに対応する登録マークへの操作を検知した場合に、広告コンテンツの登録要求を広告装置100に送信する(ステップS106)。広告装置100は、登録を要求したユーザに対応付けて、広告コンテンツを登録する(ステップS107)。
続いて、図11を用いて、実施形態に係る登録システム1による提供処理の手順について説明する。図11は、実施形態に係る登録システム1による処理手順を示すシーケンス図(2)である。
ユーザ端末10は、ユーザの操作に従って、お気に入りリストの閲覧を広告装置100に要求する(ステップS201)。すると、広告装置100は、お気に入りリストに含まれる広告コンテンツについて、商品情報の更新の確認を、各広告コンテンツに対応する広告主サーバ20に行う(ステップS202)。
広告主サーバ20は、広告コンテンツに紐付けられた商品に関する情報について、最新の情報を広告装置100に送信する(ステップS203)。広告装置100は、広告主サーバ20から送信された情報に基づいて、お気に入りリストに関する情報を更新する(ステップS204)。
そして、広告装置100は、更新した情報を含むお気に入りリストをユーザ端末10に送信する(ステップS205)。ユーザ端末10は、広告装置100から送信されたお気に入りリストの表示処理を行う(ステップS206)。
〔7.変形例〕
上述した実施形態に係る処理は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。以下では、登録システム1の他の実施形態(変形例)について説明する。
〔7−1.お気に入りリストに基づく広告配信〕
広告装置100は、広告コンテンツの配信にあたり、ユーザのお気に入りリストを参照してもよい。お気に入りリストには、ユーザの興味関心に沿った広告コンテンツが蓄積されていることが想定される。そこで、広告装置100は、お気に入りリストに登録された広告コンテンツと同じカテゴリ商品を扱った広告コンテンツや、同じ広告主から入稿された広告コンテンツについて、優先的にユーザ端末10に配信するようにしてもよい。すなわち、広告装置100は、お気に入りリストに含まれる広告コンテンツに基づいて、お気に入りリストに対応するユーザに対して新たに配信する広告コンテンツを決定してもよい。
なお、広告装置100は、お気に入りリストに含まれる広告コンテンツに基づいて、リストに対応するユーザに対して、お気に入りリストに含まれる広告コンテンツ以外の広告コンテンツを配信するようにしてもよい。すなわち、広告装置100は、ユーザに新たに配信する広告コンテンツとして、ユーザに対応するお気に入りリストに含まれる広告コンテンツ以外の広告コンテンツを決定する。
お気に入りリストに登録済みの広告コンテンツについては、ユーザは、新たに配信を受ける必要がないことが想定される。このため、広告装置100は、ユーザのお気に入りリストを参照し、お気に入りリストに含まれる広告コンテンツについては、配信対象から除く。これにより、広告装置100は、ユーザ端末10で表示される広告コンテンツの枠を節約することができ、その分、新たな広告コンテンツを配信することができるため、ユーザの購買活動の範囲を拡張させることができる。
〔7−2.コンテンツの種類〕
上記実施形態では、広告コンテンツがウェブページに含まれる表示枠に表示される例を示したが、広告コンテンツが表示されるのはウェブページに限られない。例えば、上記してきた広告コンテンツは、携帯電話ゲーム等やアプリ画面に表示されてもよい。また、ユーザ端末10は、広告コンテンツ以外にも、任意のコンテンツについて、上述した処理を実行してもよい。
〔7−3.広告に係るコンテンツ〕
上記実施形態で説明した広告コンテンツは、営利若しくは非営利の広告だけではなく、ボランティアの募集、公共広告、公共に対する通知、広告コンテンツに係る情報の一部、その他任意のコンテンツであってもよい。すなわち、広告コンテンツは、いわゆる広告関連の情報を含むコンテンツのみならず、ユーザに興味を抱かせ、広告コンテンツに含まれる情報、すなわち、広告コンテンツに紐付けられた商品を広く宣伝するものであれば、画像、動画像、文字、図形、記号、ハイパーリンク、その他任意のコンテンツを適用可能である。すなわち、ユーザに対して興味を生じさせようとするコンテンツであれば、任意のコンテンツを広告コンテンツとして適用可能である。
〔7−4.通知〕
上記実施形態で説明したように、広告装置100は、広告コンテンツを登録した場合に、当該広告コンテンツの広告主に通知を行う。例えば、広告装置100は、所定の広告コンテンツが登録された数などを広告主に通知する。これにより、広告主は、広告コンテンツや広告コンテンツに紐付けられた商品の人気度や、広告効果を把握することができる。
そして、広告主は、通知された情報に基づいて、さらに宣伝活動を行ってもよい。例えば、広告主は、広告コンテンツの登録を要求したユーザ端末10に対して、プッシュ通知や、メール配信などを行ってもよい。また、かかる宣伝活動は、広告主に代わり、広告装置100が行ってもよい。
〔7−5.リストの更新〕
例えば、広告装置100は、ユーザの操作によらず、お気に入りリストに所定の更新処理を行ってもよい。例えば、広告装置100は、広告コンテンツに紐付けられた商品がユーザから購入された場合には、当該広告コンテンツをお気に入りリストから削除するなどの処理を行ってもよい。また、広告装置100は、例えば商品の在庫が切れた広告コンテンツについて、お気に入りリストから削除するなどの処理を行ってもよい。
〔7−6.媒体への報酬〕
上記実施形態では、例えば、広告コンテンツのコンバージョンによって、広告主から媒体側へ報酬が支払われる例を示した。広告装置100は、コンバージョン以外にも、広告ごとのCTR(Click Through Rate)や、eCPM(effective Cost Per Mill)など、広告効果を示す指標値に基づいて、広告主から媒体側へ報酬が支払われるような処理を行ってもよい。
〔7−7.表示処理〕
上記実施形態で説明した登録処理は、任意の手法で実現可能である。例えば、ユーザ端末10は、登録処理に関する機能を、ウェブページが表示されているウェブブラウザソフトウェアによって実現してもよい。また、ユーザ端末10は、ウェブページの表示と、上述した登録処理とをユーザ端末10に実行させるアプリケーションをあらかじめダウンロードし、任意のタイミングでアプリケーションを実行することで、上述した処理を実現してもよい。
〔7−8.操作の受け付け〕
また、ユーザ端末10がタッチパネル以外を採用する場合には、上記の操作に対応した入力デバイスによる操作であってもよい。例えば、指50によるタッチ操作は、入力デバイスの一例であるマウスのクリック操作に対応する。また、指50によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして、トラックパッド等を用いてもよい。
〔7−9.ユーザ端末の操作記録〕
また、上述してきたユーザ端末10は、実施形態に係る広告コンテンツが表示されているウェブページに対して、ユーザがどれだけユーザ端末10を操作したかという記録を広告装置100に送信してもよい。具体的には、検知部144は、広告コンテンツが表示されているウェブページに対してユーザが行うタッチ操作やスクロール操作などのログを記録する。さらに、検知部144は、広告コンテンツに対するタッチ操作や、広告コンテンツをお気に入りリストに表示させた回数や、表示させた時間など、ユーザがユーザ端末10に対して行う種々の操作を記録することもできる。そして、通信部110は、検知部144により記録された操作履歴に関する情報を広告装置100に送信する。
そして、広告装置100は、ユーザ端末10から配信されたユーザ端末10の操作履歴に関する情報を受信する。また、広告装置100は、受信したユーザ端末10の操作履歴に関する情報を集計し、かかる情報について分析した情報をさらに取得してもよい。例えば、広告装置100は、お気に入りリストに登録した広告コンテンツに対してユーザが操作を行う頻度が高いほど、広告コンテンツが広告効果を発揮したと推定することができる。
〔7−10.装置構成〕
また、上記実施形態では、登録システム1に、コンテンツ配信サーバ30と広告装置100とが含まれる例を示したが、コンテンツ配信サーバ30と広告装置100とは1個の装置として形成されてもよい。この場合、広告装置100は、例えば、図8に示したコンテンツ記憶部32を有する。そして、広告装置100は、ユーザ端末10からウェブページの取得要求を受け付けた場合に、広告情報記憶部121に記憶された広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページをユーザ端末10に配信する。
また、上記実施形態では、広告装置100からユーザ端末10に広告コンテンツが配信される例を示したが、コンテンツ配信サーバ30が、広告装置100から広告コンテンツを取得してもよい。この場合、広告装置100は、コンテンツ配信サーバ30から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。また、広告装置100は、コンテンツ配信サーバ30に広告コンテンツを配信する。また、コンテンツ配信サーバ30の配信部35は、広告装置100から取得した広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページをユーザ端末10に配信する。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した更新部136及び提供部137は統合されてもよい。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔9.ハードウェア構成〕
また、上記してきた実施形態に係る広告装置100、ユーザ端末10、広告主サーバ20およびコンテンツ配信サーバ30は、例えば、図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、広告装置100を例に挙げて説明する。図12は、本願に係る登録装置に対応する広告装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、係るプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網500(図2のネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、係るプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る広告装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータ、例えば広告情報記憶部121が格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からこれらのプログラムを取得してもよい。
〔10.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る広告装置100は、登録受付部134(受付部の一例)と、登録部135とを有する。登録受付部134は、ユーザ端末10に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、ユーザ端末10を利用するユーザから登録要求を受け付ける。登録部135は、登録受付部134によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、広告コンテンツに関する情報と、ユーザとを対応付けて登録する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、ユーザ端末10に配信される広告コンテンツについて登録を受け付ける。ユーザ端末10を利用するユーザは、日々、様々な広告コンテンツに触れるものの、広告コンテンツが宣伝するサイトを訪問したり、当該サイトで購買活動を行ったりする行動までには至らない場合も多い。これに対して、広告装置100は、広告コンテンツそのものの登録を受け付けることができるため、広告コンテンツに係るサイトの種別に関わらず、ユーザの興味関心に即してユーザが欲する商品の情報の登録を受け付けることができる。これにより、広告装置100は、ユーザの購買活動の範囲を拡張させることができる。
また、登録受付部134は、所定の商品の識別情報、及び、所定の商品を商材として取り扱うサイトの識別情報が紐づけられている広告コンテンツについて登録要求を受け付ける。登録部135は、広告コンテンツに関する情報として、所定の商品の識別情報、及び、所定の商品を商材として取り扱うサイトの識別情報を登録する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、広告コンテンツに紐付けられた商品についての識別情報等を登録することができる。これにより、広告装置100は、ユーザが興味を抱いた商品に関する情報を的確にユーザに伝達することができる。このため、広告装置100によれば、ユーザの購買活動を促進させる効果が期待できる。また、広告装置100によれば、ユーザは、様々なウェブサイト(例えば、ショッピングサイト等のeコマースサイト)で扱われている商品を、ウェブサイトごとに訪問したり、ウェブサイトごとに異なる手順を用いたりすることなく、容易に登録することができる。すなわち、広告装置100は、ユーザの利便性を向上させる。
また、登録部135は、広告コンテンツを登録した場合に、さらに、広告コンテンツに紐付けられた所定の商品を商材として取り扱うサイト側における登録情報として、所定の商品をユーザと対応付けて登録させる。
このように、実施形態に係る広告装置100は、広告コンテンツを登録するのみならず、広告コンテンツに紐付けられた商品とユーザとを、商品を販売するサイト等でも登録させることができる。すなわち、商品を販売するサイト側でも、ユーザが商品を登録(例えば、ブックマークやお気に入り登録)したものとして取り扱うことができる。このように、広告装置100は、実際に商品を販売するサイト側とも連動した処理を行うことにより、ユーザの購買活動を促進させることや、サイト側に有用な情報(例えば、ユーザが興味を抱いた商品に関する情報)を提供することが可能となる。
また、実施形態に係る広告装置100は、登録部135によって広告コンテンツが登録された場合に、広告コンテンツの広告主に対して、広告コンテンツの登録に関する情報を送信する送信部138をさらに有する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、広告コンテンツを登録した場合に、その旨を広告主に通知する。例えば、広告装置100は、所定の広告コンテンツが登録された数などを広告主に通知する。これにより、広告主は、広告コンテンツや広告コンテンツに紐付けられた商品の人気度や、広告効果を把握することができる。
また、送信部138は、登録部135によって広告コンテンツが登録された場合に、広告コンテンツの広告主、又は、所定の商品を商材として取り扱うサイトに対して、広告コンテンツと対応付けられて登録されたユーザに関する情報を送信する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、広告コンテンツが登録された場合にユーザ情報を提供する。これにより、広告主やサイト側は、ユーザを特定し、例えば、新たな宣伝活動を行うことができる。また、例えば、登録された広告コンテンツから商品をユーザが購入する際などに、サイト側はユーザの支払い情報を参照できるため、注文処理や決済処理を迅速かつ効率的に行うことができる。
また、送信部138は、登録部135によって広告コンテンツが登録された場合に、広告コンテンツの広告主に対して、広告コンテンツを掲載した媒体側への報酬の支払額を算定する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、広告主に対して、登録に関する報酬についての算定を行ってもよい。これにより、広告コンテンツを掲載する媒体側は、広告コンテンツの掲載に加えて、登録によるマネタイズを行うことができる。これにより、広告装置100は、経済活動を促進させることができる。
また、送信部138は、登録部135によって登録された広告コンテンツの広告効果に基づいて、広告コンテンツの広告主に対して、広告コンテンツを掲載した媒体側への報酬の支払額を算定する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、広告効果に応じて、報酬の支払額を算定してもよい。例えば、広告装置100は、広告コンテンツのコンバージョンに応じた支払額を算定してもよい。これにより、広告装置100は、媒体側、広告主側の双方にとって不満のないマネタイズを行うことができる。
また、実施形態に係る広告装置100は、登録部135によって登録された広告コンテンツに関する情報について、ユーザごとにリスト化されたリスト(お気に入りリスト)をユーザに提供する提供部137をさらに有する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、ユーザにお気に入りリストを提供することで、通常であれば、配信の時点における一回のインプレッションしか発生しない広告コンテンツを、何度もユーザの目に触れさせることができる。これにより、広告装置100は、広告コンテンツの広告効果を向上させる。また、広告装置100は、広告コンテンツをリスト化することで、異なるeコマースサイトで扱われている商品を同一のリストで統合的にユーザに閲覧させることができる。これにより、広告装置100は、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、実施形態に係る広告装置100は、お気に入りリストに含まれる広告コンテンツについて、広告コンテンツの広告主、又は、広告コンテンツに紐付けられた商品を商材として取り扱うサイトに問い合わせることにより、広告コンテンツに関する情報を更新する更新部136をさらに有する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、広告コンテンツの最新の情報を取得し、ユーザに提供することができる。これにより、広告装置100は、お気に入りリストを介して購買活動を行うユーザの利便性を向上させることができる。
また、提供部137は、お気に入りリストとして、お気に入りリストを介して所定の商品への購買活動をユーザに行わせること、又は、お気に入りリストを介して所定の商品を商材として取り扱うサイトへユーザにアクセスさせることが可能なお気に入りリストを提供する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、お気に入りリストから直接商品を購入したり、販売サイトへアクセスしたりするなど、種々の購買行動をユーザに行わせることができる。すなわち、広告装置100は、ユーザがわざわざサイトを訪問しなくても商品が買えるなどの購買機会を増大させることができるため、ユーザの購買活動を促進させることができる。
また、実施形態に係る広告装置100は、広告コンテンツを配信する配信部133をさらに有する。配信部133は、お気に入りリストに含まれる広告コンテンツに基づいて、お気に入りリストに対応するユーザに対して新たに配信する広告コンテンツを決定する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、お気に入りリストに基づいて、配信する広告コンテンツを決定するなど、いわゆるターゲティング広告配信を行ってもよい。お気に入りリストは、ユーザの興味関心を反映しているため、お気に入りリストに登録された広告コンテンツに基づいて広告コンテンツを決定することで、広告装置100は、訴求効果の高い広告コンテンツの配信を行うことができる。
また、配信部133は、ユーザに新たに配信する広告コンテンツとして、ユーザに対応するお気に入りリストに含まれる広告コンテンツ以外の広告コンテンツを決定する。
このように、実施形態に係る広告装置100は、既に登録されている広告コンテンツのような、効果を新たに発揮させにくいと想定される広告コンテンツのインプレッションを抑制することができる。これにより、広告装置100は、ユーザを様々な広告コンテンツに触れさせる機会を増大させることができるため、ユーザの購買活動の範囲を拡張させることができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1 登録システム
10 ユーザ端末
20 広告主サーバ
30 コンテンツ配信サーバ
100 広告装置
110 通信部
120 記憶部
121 広告情報記憶部
122 ユーザ情報記憶部
123 登録情報記憶部
130 制御部
131 入稿受付部
132 受信部
133 配信部
134 登録受付部
135 登録部
136 更新部
137 提供部
138 送信部

Claims (18)

  1. 所定の媒体の広告表示領域に表示される広告コンテンツであって、当該所定の媒体であるコンテンツを配信した配信元とは異なる配信元から端末装置に配信された広告コンテンツであり、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、当該端末装置を利用するユーザから登録要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、当該広告コンテンツに関する情報と、前記ユーザとを対応付けて登録する登録部と、
    を備えることを特徴とする登録装置。
  2. 前記受付部は、
    当該所定の商品の識別情報、及び、当該所定の商品を商材として取り扱うサイトの識別情報が紐づけられている広告コンテンツについて登録要求を受け付け、
    前記登録部は、
    前記広告コンテンツに関する情報として、前記所定の商品の識別情報、及び、当該所定の商品を商材として取り扱うサイトの識別情報を登録する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の登録装置。
  3. 前記登録部は、
    前記広告コンテンツを登録した場合に、さらに、当該広告コンテンツに紐付けられた所定の商品を商材として取り扱うサイト側における登録情報として、当該所定の商品を前記ユーザと対応付けて登録させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の登録装置。
  4. 前記登録部によって前記広告コンテンツが登録された場合に、当該広告コンテンツの広告主に対して、当該広告コンテンツの登録に関する情報を送信する送信部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の登録装置。
  5. 前記送信部は、
    前記登録部によって前記広告コンテンツが登録された場合に、当該広告コンテンツの広告主、又は、当該所定の商品を商材として取り扱うサイトに対して、当該広告コンテンツと対応付けられて登録されたユーザに関する情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の登録装置。
  6. 前記送信部は、
    前記登録部によって前記広告コンテンツが登録された場合に、当該広告コンテンツの広告主に対して、当該広告コンテンツを掲載した媒体側への報酬の支払額を算定する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の登録装置。
  7. 前記送信部は、
    前記登録部によって登録された前記広告コンテンツの広告効果に基づいて、当該広告コンテンツの広告主に対して、当該広告コンテンツを掲載した媒体側への報酬の支払額を算定する、
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載の登録装置。
  8. 前記登録部によって登録された広告コンテンツに関する情報について、ユーザごとにリスト化されたリストを前記ユーザに提供する提供部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の登録装置。
  9. 前記リストに含まれる広告コンテンツについて、当該広告コンテンツの広告主、又は、当該広告コンテンツに紐付けられた商品を商材として取り扱うサイトに問い合わせることにより、当該広告コンテンツに関する情報を更新する更新部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の登録装置。
  10. 前記提供部は、
    前記リストとして、当該リストを介して前記所定の商品への購買活動をユーザに行わせること、又は、当該リストを介して当該所定の商品を商材として取り扱うサイトへユーザにアクセスさせることが可能なリストを提供する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の登録装置。
  11. 広告コンテンツを配信する配信部をさらに備え、
    前記配信部は、
    前記リストに含まれる広告コンテンツに基づいて、当該リストに対応するユーザに対して新たに配信する広告コンテンツを決定する、
    ことを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載の登録装置。
  12. 前記配信部は、
    前記ユーザに新たに配信する広告コンテンツとして、当該ユーザに対応するリストに含まれる広告コンテンツ以外の広告コンテンツを決定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の登録装置。
  13. コンピュータが実行する登録方法であって、
    所定の媒体の広告表示領域に表示される広告コンテンツであって、当該所定の媒体であるコンテンツを配信した配信元とは異なる配信元から端末装置に配信された広告コンテンツであり、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、当該端末装置を利用するユーザから登録要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、当該広告コンテンツに関する情報と、前記ユーザとを対応付けて登録する登録工程と、
    を含んだことを特徴とする登録方法。
  14. 所定の媒体の広告表示領域に表示される広告コンテンツであって、当該所定の媒体であるコンテンツを配信した配信元とは異なる配信元から端末装置に配信された広告コンテンツであり、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、当該端末装置を利用するユーザから登録要求を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、当該広告コンテンツに関する情報と、前記ユーザとを対応付けて登録する登録手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする登録プログラム。
  15. 端末装置で実行される要求プログラムであって、
    所定の媒体の広告表示領域に表示される広告コンテンツであって、当該所定の媒体であるコンテンツを配信した配信元とは異なる配信元から前記端末装置に配信された広告コンテンツであり、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツを当該端末装置の画面上に表示するよう制御する表示制御手順と、
    前記表示制御手順によって表示された広告コンテンツに対して、前記端末装置を利用するユーザから、当該広告コンテンツの登録を要求するための操作が行われたことを検知する検知手順と、
    前記検知手順によって前記広告コンテンツの登録を要求するための操作が行われたと検知された場合に、当該広告コンテンツの登録要求を送信する要求手順と、
    を前記端末装置に実行させることを特徴とする要求プログラム。
  16. 端末装置に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、当該端末装置を利用するユーザから登録要求を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、当該広告コンテンツに関する情報と、前記ユーザとを対応付けて登録する登録部と、
    を備え、
    前記登録部は、
    前記広告コンテンツを登録した場合に、さらに、当該広告コンテンツに紐付けられた所定の商品を商材として取り扱うサイト側における登録情報として、当該所定の商品を前記ユーザと対応付けて登録させる、
    ことを特徴とする登録装置。
  17. コンピュータが実行する登録方法であって、
    端末装置に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、当該端末装置を利用するユーザから登録要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、当該広告コンテンツに関する情報と、前記ユーザとを対応付けて登録する登録工程と、
    を含み、
    前記登録工程は、
    前記広告コンテンツを登録した場合に、さらに、当該広告コンテンツに紐付けられた所定の商品を商材として取り扱うサイト側における登録情報として、当該所定の商品を前記ユーザと対応付けて登録させる、
    ことを特徴とする登録方法。
  18. 端末装置に配信された広告コンテンツであって、所定の商品が紐づけられている広告コンテンツについて、当該端末装置を利用するユーザから登録要求を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって広告コンテンツの登録要求が受け付けられた場合に、当該広告コンテンツに関する情報と、前記ユーザとを対応付けて登録する登録手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記登録手順は、
    前記広告コンテンツを登録した場合に、さらに、当該広告コンテンツに紐付けられた所定の商品を商材として取り扱うサイト側における登録情報として、当該所定の商品を前記ユーザと対応付けて登録させる、
    ことを特徴とする登録プログラム。
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