JP2024027370A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、第1判定部と、決定部とを有する。第1判定部は、ユーザが紹介者から店舗の所定のサイトの紹介を受けたユーザであるか否かを判定する。決定部は、第1判定部により所定のサイトの紹介を受けたと判定されたユーザが所定のアプリケーションが提供する決済サービスを用いて店舗を利用した場合に、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、ウェブサイトへアクセスしたユーザが実店舗で商品を購入したことを把握するための技術が知られている。
特開2009-157609号公報
しかしながら、従来の技術では、ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することはできなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、ユーザが紹介者から店舗の所定のサイトの紹介を受けたユーザであるか否かを判定する第1判定部と、前記第1判定部により前記所定のサイトの紹介を受けたと判定されたユーザが所定のアプリケーションが提供する決済サービスを用いて前記店舗を利用した場合に、前記店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する決定部と、を有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告主情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る紹介者情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るアクセス履歴記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る決済履歴記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る決済管理サーバの構成例を示す図である。 図9は、実施形態に係る決済管理サーバの構成例を示す図である。 図10は、実施形態に係る決済者端末の構成例を示す図である。 図11は、実施形態に係る紹介者端末の構成例を示す図である。 図12は、実施形態に係る広告主端末の構成例を示す図である。 図13は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、情報処理サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の情報処理装置等により実現される情報処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る情報処理装置の一例である情報処理サーバ10によって、実施形態に係る情報処理などが実現されるものとする。
〔1-1.情報処理システムの構成〕
図1の説明に先立って、図2を用いて情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理サーバ10と、決済管理サーバ100と、サイト管理サーバ200と、決済者端末300と、紹介者端末400と、広告主端末500とを含む。情報処理サーバ10、決済管理サーバ100、サイト管理サーバ200、決済者端末300、紹介者端末400及び広告主端末500は、ネットワークNを介して有線又は無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図2に示した情報処理システム1には、複数台の情報処理サーバ10、複数台の決済管理サーバ100、複数台のサイト管理サーバ200、複数台の決済者端末300、複数台の紹介者端末400及び複数台の広告主端末500が含まれていてもよい。
図2に示す情報処理サーバ10は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、情報処理サーバ10は、アフィリエイトの登録を行った紹介者に、所定のサイトへ送客させるためのリンク(アフィリエイトリンク)を発行する。アフィリエイトリンクは、紹介者に掲載してもらう広告主のURL(Uniform Resource Locator)である。このURLは、サイト管理サーバ200が提供する所定のアプリケーション(アプリ)内の広告主の所定のサイトへ遷移するディープリンクである。なお、サイト管理サーバ200が提供する所定のアプリは、決済アプリであることを想定するが、その所定のアプリでのユーザのアカウントIDをユーザがその所定のアプリを閲覧することで閲覧時に取得可能であれば、決済アプリに限られなくてもよい。また、例えば、情報処理サーバ10は、店舗の紹介を受けたユーザの所定のアプリケーション(アプリ)の利用履歴に基づいて所定の条件を満たすユーザであるか否かを判定する。また、例えば、情報処理サーバ10は、所定の条件を満たすと判定されたユーザが実店舗を利用した場合に、店舗を紹介した紹介者に報酬(例えば、アプリで利用可能なポイント)を提供すると決定する。なお、情報処理サーバ10は、例えば、アプリ上で決済が可能なサービスを提供する決済サービス事業者や、決済サービス事業者と連携するアフィリエイトサービス事業者のサーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
図2に示す決済管理サーバ100は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、決済管理サーバ100は、アプリ上で決済が可能なサービスを提供する決済サービス事業者のサーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
図2に示すサイト管理サーバ200は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。サイト管理サーバ200は、サイト管理サーバ200が提供する所定のアプリ上のユーザの広告主の所定のサイトへの閲覧履歴を管理する。
図2に示す決済者端末300は、紹介を受けた店舗の実店舗で商品を購入する場合や、紹介を受けた店舗のサービスを利用する場合などに、ユーザ(決済者)によって利用される情報処理装置である。例えば、決済者端末300は、紹介を受けた店舗の実店舗で商品の購入時に利用可能なクーポンの獲得をユーザから受け付ける。決済者端末300は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、決済者端末300は、情報処理サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリにより表示する。なお、図1に示す例では、決済者端末300がスマートフォンである場合を示す。
なお、決済者端末300は、所定の情報処理を実現する制御情報を情報処理サーバ10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語により記述される。なお、情報処理サーバ10から配信されるアプリそのものを制御情報とみなしてもよい。
図2に示す紹介者端末400は、アフィリエイトの登録を行った紹介者によって利用される情報処理装置である。例えば、紹介者端末400は、所定のサイトへ送客させるために紹介者ごとに発行されたアフィリエイトリンクの取得を紹介者から受け付ける。紹介者端末400は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC、デスクトップPC、携帯電話機、PDA等により実現される。また、紹介者端末400は、情報処理サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリにより表示する。なお、図1に示す例では、紹介者端末400がスマートフォンである場合を示す。
なお、紹介者端末400は、所定の情報処理を実現する制御情報を情報処理サーバ10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS等のスタイルシート言語により記述される。なお、情報処理サーバ10から配信されるアプリそのものを制御情報とみなしてもよい。
図2に示す広告主端末500は、アフィリエイトの登録を行った紹介者に店舗の紹介を依頼する広告主(すなわち、アフィリエイトサービスの申し込みを行った広告主)によって利用される情報処理装置である。例えば、広告主端末500は、アフィリエイトサービスの申し込みを広告主から受け付ける。広告主端末500は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC、デスクトップPC、携帯電話機、PDA等により実現される。また、広告主端末500は、情報処理サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリにより表示する。なお、図1に示す例では、広告主端末500がスマートフォンである場合を示す。
なお、広告主端末500は、所定の情報処理を実現する制御情報を情報処理サーバ10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS等のスタイルシート言語により記述される。なお、情報処理サーバ10から配信されるアプリそのものを制御情報とみなしてもよい。
なお、図2では、情報処理サーバ10と決済管理サーバ100が別装置である場合を示すが、情報処理サーバ10と決済管理サーバ100が一体であってもよい。
〔1-2.決済者端末を用いた決済について〕
ここで、情報処理サーバ10が実行する情報処理に先立ち、決済者端末300を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報Cを示す2次元コードを用いて、ユーザUが決済者端末300を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意のユーザが任意の決済者端末300を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報Cは、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、ユーザUが店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、ユーザUは、決済者端末300に予めインストールされた決済アプリを起動する。そして、ユーザUは、決済アプリを介して、店舗Aに設置された店舗識別情報Cを撮影する。このような場合、決済者端末300は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、ユーザU或いは店舗Aの店員から決済金額の入力を受け付ける。そして、決済者端末300は、ユーザUを識別するユーザ識別情報と、店舗識別情報C(若しくは、店舗識別情報Cが示す情報、すなわち、店舗Aを示す情報(例えば、店舗ID))と、決済金額とを示す決済情報を情報処理サーバ10へと送信する。
このような場合、情報処理サーバ10は、ユーザ識別情報が示すユーザUの口座から、店舗識別情報Cが示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、情報処理サーバ10は、決済が完了した旨の通知を決済者端末300へと送信する。このような場合、決済者端末300は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、決済者端末300を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、決済者端末300を用いた決済は、店舗Aに設置された店舗端末を用いたものであってもよい。例えば、決済者端末300は、ユーザUを識別するためユーザ識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された店舗端末は、決済者端末300に表示されたユーザ識別情報を読み取り、ユーザ識別情報(若しくは、ユーザ識別情報が示す情報、すなわち、ユーザUを示す情報(例えば、ユーザID))と、決済金額と、店舗Aを識別する情報とを示す決済情報を情報処理サーバ10へと送信する。このような場合、情報処理サーバ10は、ユーザ識別情報が示すユーザUの口座から、店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの店舗端末或いは決済者端末300に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、決済者端末300を用いた決済は、ユーザUが予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、ユーザUが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、決済者端末300は、店舗Aの口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、ユーザUのクレジットカードの運用会社に対し、決済金額を請求してもよい。
〔1-3.実施形態の概要について〕
ここで、従来、ウェブサイトへアクセスしたユーザが実店舗で商品を購入したことを把握するための技術が知られている。しかしながら、このような技術では、ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することはできなかった。
そこで、情報処理サーバ10は、実施形態に係る情報処理を実行する。以下、図1を用いて、情報処理サーバ10が実行する情報処理について説明する。なお、以下の説明では、決済者端末300がユーザU1により利用される例を示す。また、以下の説明では、決済者端末300をユーザU1と同一視する場合がある。すなわち、以下では、ユーザU1を決済者端末300と読み替えることもできる。また、以下の説明では、紹介者端末400が紹介者A1により利用される例を示す。また、以下の説明では、紹介者端末400を紹介者A1と同一視する場合がある。すなわち、以下では、紹介者A1を紹介者端末400と読み替えることもできる。また、以下の説明では、広告主端末500が広告主K1により利用される例を示す。また、以下の説明では、広告主端末500を広告主K1と同一視する場合がある。すなわち、以下では、広告主K1を広告主端末500と読み替えることもできる。
なお、以下の説明では、アフィリエイターの登録を行った紹介者が紹介者A1一人である場合を例に挙げて説明するが、アフィリエイターの登録を行った紹介者の数は特に限定されないものとする。例えば、情報処理サーバ10は、複数の紹介者がアフィリエイターの登録を行った場合には、複数の紹介者それぞれからアフィリエイターの登録情報を取得する。また、アフィリエイトサービスの申し込みを行った広告主が広告主K1一人である場合を例に挙げて説明するが、アフィリエイトサービスの申し込みを広告主の数は特に限定されないものとする。例えば、情報処理サーバ10は、複数の広告主がアフィリエイトサービスの申し込みを行った場合には、複数の広告主それぞれからアフィリエイトサービスの申し込み情報を取得する。
また、以下の説明では、実施形態に係る利用履歴には、決済履歴、店舗の所定のサイトへのアクセス履歴、店舗へのレビュー、決済アプリへのログイン履歴、クーポンの利用履歴など、種々の履歴が含まれるものとする。
まず、紹介者A1は、紹介者端末400を介して、アフィリエイターの登録を行う。紹介者A1は、例えば、紹介者A1からのアフィリエイターの登録申請に基づいて、審査の上、登録された紹介者である。情報処理サーバ10は、紹介者端末400から送信されたアフィリエイターの登録情報を取得する(ステップS101)。
また、広告主K1は、広告主端末500を介して、アフィリエイトサービスの申し込みを行う。広告主K1は、例えば、決済管理サーバ100が提供するサービスの加盟店である。情報処理サーバ10は、広告主端末500から送信されたアフィリエイトサービスの申し込み情報を取得する(ステップS102)。なお、広告主が申し込みをする際の申し込み情報は、広告主が店舗の紹介を依頼する紹介者を指定する情報や、広告主が店舗の紹介を依頼したくない紹介者を指定する情報や、紹介して欲しい広告主のサイト情報や、決済サービス事業者が管理する広告主の加盟店の識別情報などを含んでもよい。例えば、広告主が紹介者A1と紹介A2には紹介を依頼したいが、紹介者A3には紹介を依頼したくない場合には、紹介者A1と紹介A2を対象紹介者とし、紹介者A3を除外紹介者とする情報を含んでもよい。また、広告主K1は、アフィリエイトサービスの報酬(成果報酬)を予め提供してもよい。
また、情報処理サーバ10は、取得したアフィリエイターの登録情報とアフィリエイトサービスの申し込み情報とに基づいて、アフィリエイターの登録を行った紹介者のうち、広告主が店舗の紹介を依頼する紹介者に、店舗(又は広告主)と紹介者との組み合わせごとに発行されたアフィリエイトリンクを提供する(ステップS103)。この際、情報処理サーバ10は、広告主が店舗の紹介を依頼する紹介者に、依頼を引き受けるか否かの通知を行い、紹介者が依頼を引き受けた場合に、アフィリエイトリンクの発行/提供又は提供を行ってもよい。例えば、情報処理サーバ10は、アフィリエイトリンクのリンク情報を紹介者端末400へ送信する。例えば、情報処理サーバ10は、広告主K1が紹介を依頼する店舗が店舗P1であり、紹介者が紹介者A1である場合には、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを紹介者A1へ提供する。
また、紹介者A1は、情報処理サーバ10から提供されたアフィリエイトリンクを紹介者A1の媒体(例えば、ブログやウェブサイトなど)に含めて掲載する。例えば、紹介者A1は、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを紹介者A1のコンテンツCT1の領域R1に含めて掲載する。なお、紹介者A1は、コンテンツCT1の領域R1以外の領域に、アフィリエイトリンクが対象とする店舗P1に関する内容の情報(例えば、文字情報)を含めてもよいし含めなくてもよく、コンテンツCT1で紹介者A1が掲載する情報は特に限定されないものとする。
また、ユーザU1は、アフィリエイトリンクを含む紹介者A1の媒体にアクセスする。例えば、ユーザU1は、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを含む紹介者A1のコンテンツCT1にアクセスする。
そして、ユーザU1は、紹介者A1の媒体に含まれるアフィリエイトリンクを介して所定のサイトへアクセスする。例えば、ユーザU1は、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介して、店舗P1(又は広告主K1)の商品の販売に関する所定のサイト(コンテンツCT2)へアクセスする。具体的には、ユーザU1が紹介者A1の媒体上の広告のディープリンクを操作(例えば、クリックやタップ)すると、ユーザU1からのディープリンクへの遷移を受け付けて、決済事業が加盟店に提供するオンラインショッピングプラットフォーム上の広告主K1の所定のサイトが表示される。この際、情報処理サーバ10は、ユーザU1のユーザ情報と、ユーザU1がアクセスしたアクセス時間と遷移元の紹介者情報とを取得する。なお、ディープリンクを介して、サイト管理サーバ200が提供する所定のアプリ上の広告主の所定のサイトへアクセスしてもよいし、ブラウザ上の広告主の所定のサイトへアクセスしてもよい。なお、後者の場合でも、所定のアプリ上でのユーザのアカウントIDに基づくユーザとしてアクセスする。情報処理サーバ10は、例えば、サイト管理サーバ200が提供する所定のアプリ上の広告主の所定のサイトへアクセスした場合には、アクセス時に、その所定のアプリ上でのユーザのアカウントIDを取得する。また、情報処理サーバ10は、例えば、ブラウザ上の広告主の所定のサイトへアクセスした場合には、アクセス時に、サイト管理サーバ200が提供する所定のアプリ上でのユーザのアカウントIDを取得する。そして、情報処理サーバ10は、取得した情報をアクセス履歴記憶部33に記憶する。なお、コンテンツCT2は、例えば、アプリ上の広告主K1のウェブサイトである。また、コンテンツCT2は、店舗(又は広告主)と紹介者との組み合わせごとに発行されたアフィリエイトリンクに対応した所定のサイトである。このため、ユーザU1は、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介して、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクに対応した所定のサイトにアクセスする。
そして、ユーザU1は、アフィリエイトリンクを経由して加盟店のサイトに訪問した後に、その加盟店が展開する実店舗でユーザが決済して商品の購入を行う。なお、ユーザU1が所定のサイトにアクセスした場合には、例えば、アクセスした所定のサイトのURLとともに紹介者A1を特定するための情報がアクセス履歴に残る。情報処理サーバ10は、決済情報とともに、ユーザU1が訪問した所定のサイトの情報を取得する(ステップS104)。例えば、情報処理サーバ10は、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介してユーザU1がアクセスしたことを特定するための情報を取得する。例えば、情報処理サーバ10は、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介してアクセスした所定のサイトにユーザU1が訪問した後に実店舗で商品の購入を行った場合には、紹介者A1を特定するための情報を取得する。例えば、情報処理サーバ10は、ユーザU1が決済サービスの加盟店で商品の購入を行った場合には、購入から一定期間前までに、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介して所定のサイトにアクセスしているかを確認し、アクセスしている場合は紹介者A1を特定するための情報を取得する。このように、情報処理サーバ10は、店舗の所定のサイトへのアクセス履歴と、その店舗の実店舗での決済履歴とを取得する。例えば、情報処理サーバ10は、ユーザU1が店舗P1の所定のサイトへアクセスして一定期間内に店舗P1の実店舗で商品の購入を行った場合には、店舗P1の実店舗で商品の購入を行ったユーザU1の決済履歴と、ユーザU1の店舗P1の所定のサイトへのアクセス履歴とを取得する。
情報処理サーバ10は、実店舗で商品の購入を行ったユーザU1が、購入から一定期間前以内に紹介者A1から広告主の店舗を紹介されていた場合(紹介者に発行されたアフィリエイトリンクを介して広告主のサイトへアクセスしていた場合)に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定する(ステップS105)。例えば、情報処理サーバ10は、店舗の所定のサイトへのアクセス履歴と店舗の決済履歴とに基づいて、ユーザが店舗の所定のサイトへアクセスした後に決済しているか否かを確認し、決済前にアクセスしていた場合に、その所定のサイトへのリンクから特定された紹介者に報酬を提供すると決定する。なお、アクセス履歴と決済履歴のどちらにも決済サービス事業者が提供しているユーザを特定できるアカウントIDが含まれることから突合は容易に実行される。また、情報処理サーバ10は、広告主K1から徴収する報酬額を算出してもよいし、紹介者A1に対して提供する報酬額を算出してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、報酬額を決定するために予め定められた所定のルールに基づいて算出された報酬額を、紹介者A1に対して提供する報酬額としてもよい。さらに、情報処理サーバ10は、実店舗で商品の購入を行ったユーザU1が、広告主K1により予め定められた所定の条件を満たすユーザであるか否かを判定し、その条件を満たす場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定すると決定しても良い。
ここで、所定の条件について説明する。所定の条件は、広告主K1により利用履歴に基づいて予め定められた条件であれば特に限定されないものとする。例えば、情報処理サーバ10は、ユーザU1の決済履歴に基づいて、ユーザU1が店舗P1を利用する度合(以下、適宜、「常連度合」とする。)が低い場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定する。例えば、情報処理サーバ10は、所定の期間を超えて店舗P1を利用していないユーザが、紹介者A1の紹介(例えば、店舗P1の紹介)によって店舗P1を利用した場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定する。また、例えば、情報処理サーバ10は、ユーザU1の決済履歴に基づいて、ユーザU1が店舗P1周辺の他の店舗(例えば、店舗P1と競合関係にある店舗)を利用する常連度合が高い場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、所定の時間帯に店舗P1周辺の他の店舗(例えば、店舗P1から所定の範囲内の他の店舗)を利用する度合が高いユーザが、紹介者A1の紹介(例えば、店舗P1の紹介)によってその時間帯に店舗P1を利用した場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定してもよい。
また、例えば、情報処理サーバ10は、ユーザU1が店舗P1の利用に関する有益な行動を行った場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、ユーザU1のレビューの投稿履歴に基づいて、ユーザU1が店舗P1に関するレビュー(例えば、写真付きのレビュー)を行った場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定してもよい。また、例えば、情報処理サーバ10は、ユーザU1のポイントカードの登録履歴に基づいて、ユーザが店舗P1のポイントカードの登録を行った場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定してもよい。
また、例えば、情報処理サーバ10は、店舗P1で持ち帰り注文を定期的に行うユーザが、紹介者A1の紹介(例えば、店舗P1の店内の紹介)によって店舗P1の店内を利用する注文を行った場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定してもよい。また、例えば、情報処理サーバ10は、店舗P1で特定の商品(商品H1)を定期的に購入するユーザが、紹介者A1の紹介(例えば、商品H2の紹介)によって店舗P1で商品H2の購入を行った場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定してもよい。また、例えば、情報処理サーバ10は、所定のサイトでのクーポンの獲得率が低いユーザが、紹介者A1の紹介(例えば、クーポンの紹介)によってクーポンを獲得し店舗P1で利用した場合に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定してもよい。
また、例えば、情報処理サーバ10は、非アクティブなユーザが広告を閲覧した後に店舗P1を利用した場合に、紹介者に対して報酬を提供すると決定してもよい。この際、情報処理サーバ10は、例えば1ヶ月以上ログインがあるか否か、1ヶ月以上店舗P1で購入しているか否かに基づいて、非アクティブなユーザであるか否かを判定することで、非アクティブなユーザと判定されたユーザが広告を閲覧した後に店舗P1を利用した場合に、紹介者に対して報酬を提供すると決定してもよい。また、例えば、情報処理サーバ10は、一回の利用ではなく、一定期間内に複数回利用があった場合に、紹介者に対して報酬を提供すると決定してもよい。また、例えば、情報処理サーバ10は、広告閲覧から商品購入までの期間に閾値を設定し、例えば、閲覧後30日以内に購入したか否かに基づいて、紹介者に対して報酬を提供すると決定してもよい。なお、広告主K1の所定のサイトに店舗P1への予約受付機能があり、予約を受け付けて来店した場合は、広告閲覧から商品購入までの期間に設定した閾値とは異なる閾値を設定し、例えば、閲覧後30日ではなく90日以内に購入したか否かに基づいて、紹介者に対して報酬を提供すると決定してもよい。
情報処理サーバ10は、紹介者A1に対して報酬を提供する(ステップS106)。この際、情報処理サーバ10は、広告主K1又はアプリにより承認された場合に報酬を提供してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、広告主K1から予め提供された報酬の中から紹介者A1に対して報酬を提供する。なお、報酬の提供は、例えば、口座間の電子マネーの移行により実施される。なお、情報処理サーバ10は、ユーザU1に対して報酬を提供してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、紹介者A1に対して提供する報酬の一部をユーザU1に提供してもよい。また、情報処理サーバ10は、ユーザU1の決済額に応じて報酬額を変動させてもよい。この際、情報処理サーバ10は、ユーザU1の一回の決済額で報酬額を変動させてもよいし、一定期間の決済額の総額で報酬額を変動させてもよい。また、情報処理サーバ10は、ユーザU1が複数の紹介者の広告から広告主K1の所定のサイトにアクセスした結果、広告主K1の実店舗で購入した場合には、最後にユーザU1がアクセスした広告を掲載した紹介者へ報酬を提供してもよい。また、情報処理サーバ10は、紹介者のランクに応じて報酬額を決定してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、紹介者の実績(例えば、ユーザの決済額や決済頻度、固定客になったユーザ数(又はコンバージョン率)、常連客になったユーザ数(又はコンバージョン率))に応じて紹介者のランクを決定することで、紹介者のランクに応じて報酬額を決定してもよい。
〔1-4.実施形態の処理のバリエーションについて〕
(来店してサービスを受ける場合)
上記実施形態では、ユーザU1が、アフィリエイトリンクを介してアクセスした所定のサイトに訪問した後、実店舗で商品の購入を行う場合を示したが、この例に限られない。例えば、ユーザU1は、アフィリエイトリンクを介してアクセスした所定のサイトでサービスを受ける予約(例えば、購入予約、持ち帰り注文)を行ってもよい。例えば、ユーザU1は、所定のサイトで購入予約(又は持ち帰り注文)を行って来店時に決済してもよい。この場合、情報処理サーバ10は、予約情報とともに、ユーザU1が予約を行った所定のサイトの情報を取得する。例えば、情報処理サーバ10は、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介してアクセスした所定のサイトでユーザU1が予約を行った場合には、紹介者A1を特定するための情報を取得する。そして、情報処理サーバ10は、ユーザU1が予約を行った店舗P1に来店しサービスを受けた場合(例えば、ユーザU1が購入予約を行った商品を購入した場合)に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定する。この際、情報処理サーバ10は、ユーザU1が予約を行った店舗P1に来店しサービスを受けたか否かの判定を、ユーザU1の来店時の会員提示に基づいて行ってもよい。例えば、情報処理サーバ10は、ユーザU1が来店時に提示したアプリの会員情報に基づいて行ってもよい。
上記実施形態では、情報処理サーバ10が、ユーザの実店舗での決済履歴と、ユーザのアクセス履歴とに基づいて、アフィリエイトリンクを介して所定のサイトへ送客させた紹介者に報酬を提供する場合を示したが、ユーザが実店舗で決済を行う場合に限られない。例えば、情報処理サーバ10は、決済サービス事業者が提供するポイントサービスなどの会員証の提示で来店を把握してもよい。例えば、ユーザU1は、アフィリエイトリンクを経由して加盟店のサイトに訪問した後に、その加盟店が展開する実店舗で会員証の提示を行う。情報処理サーバ10は、提示された会員証の会員情報とともに、ユーザU1が訪問した所定のサイトの情報を取得する。情報処理サーバ10は、ユーザU1が決済サービスの加盟店で会員証の提示を行った場合には、会員提示から一定期間前までに、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介して所定のサイトにアクセスしているかを確認し、アクセスしている場合は紹介者A1を特定するための情報を取得する。情報処理サーバ10は、店舗の所定のサイトへのアクセス履歴と、その店舗の実店舗で提示された会員情報とを取得する。
情報処理サーバ10は、実店舗で会員提示を行ったユーザU1が、会員提示から一定期間前以内に紹介者A1から広告主の店舗を紹介されていた場合(紹介者に発行されたアフィリエイトリンクを介して広告主のサイトへアクセスしていた場合)に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定する。例えば、情報処理サーバ10は、店舗の所定のサイトへのアクセス履歴と会員情報とに基づいて、ユーザが店舗の所定のサイトへアクセスした後に会員提示を行ったか否かを確認し、提示前にアクセスしていた場合に、その所定のサイトへのリンクから特定された紹介者に報酬を提供すると決定する。なお、アクセス履歴と会員情報のどちらにも決済サービス事業者が提供しているユーザを特定できるアカウントIDが含まれることから突合は容易に実行される。
(クーポンを獲得する場合)
上記実施形態において、ユーザU1は、アフィリエイトリンクを介してアクセスした所定のサイトでクーポンを獲得してもよい。例えば、ユーザU1は、店舗P1で(商品購入時等に)利用可能なクーポンを獲得してもよい。なお、クーポンは、店舗P1(又は広告主K1)と紹介者A1との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介してユーザU1がアクセスした所定のサイトでクーポンを獲得したことを特定するための情報を含んでもよい。また、ユーザU1が広告主K1の所定のサイトからクーポンを獲得できるようにしてもよいし、アフィリエイトリンクを介してアクセスした場合には、ユーザU1が別のクーポンを獲得できるようにしてもよい。そして、ユーザU1は、獲得したクーポンを店舗P1の来店時に利用してもよい。この場合、情報処理サーバ10は、ユーザU1が獲得したクーポンを利用することで、ユーザU1が利用したクーポンの情報を取得する。例えば、情報処理サーバ10は、紹介者A1を特定するための情報を取得する。そして、情報処理サーバ10は、ユーザU1が獲得したクーポンを店舗P1で利用した場合(例えば、ユーザU1が店舗P1での商品の購入にクーポンを利用した場合)に、紹介者A1に対して報酬を提供すると決定する。
〔2.情報処理サーバの構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理サーバ10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理サーバ10の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。なお、情報処理サーバ10は、情報処理サーバ10の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部20)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、決済管理サーバ100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部30は、広告主情報記憶部31と、紹介者情報記憶部32と、アクセス履歴記憶部33と、決済履歴記憶部34とを有する。
広告主情報記憶部31は、広告主の情報を記憶する。ここで、図4を用いて、広告主情報記憶部31が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る広告主情報記憶部31の一例を示す図である。図4の例において、広告主情報記憶部31は、「広告主ID」、「ディープリンク」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告主を識別するための識別情報を示す。「ディープリンク」は、ディープリンクを示す。
紹介者情報記憶部32は、紹介者の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、紹介者情報記憶部32が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る紹介者情報記憶部32の一例を示す図である。図5の例において、紹介者情報記憶部32は、「紹介者ID」、「紹介者名」、「媒体名」、「媒体ジャンル」、「媒体URL」、「報酬」といった項目を有する。
「紹介者ID」は、紹介者を識別するための識別情報を示す。「紹介者名」は、紹介者名を示す。「媒体名」は、媒体名を示す。「媒体ジャンル」は、媒体ジャンルを示す。「媒体URL」は、媒体URLを示す。「報酬」は、報酬を示す。
アクセス履歴記憶部33は、アクセス履歴を記憶する。ここで、図6を用いて、アクセス履歴記憶部33が記憶する情報の一例を説明する。図6は、実施形態に係るアクセス履歴記憶部33の一例を示す図である。図6の例において、アクセス履歴記憶部33は、「アクセス日時」、「遷移元ID」、「ユーザID」といった項目を有する。
「アクセス日時」は、ユーザが所定のサイトにアクセスした日時(又は時刻)を示す。「遷移元ID」は、ユーザが所定のサイトにアクセスした遷移元を識別するための識別情報を示す。「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。
決済履歴記憶部34は、決済履歴を記憶する。ここで、図7を用いて、決済履歴記憶部34が記憶する情報の一例を説明する。図7は、実施形態に係る決済履歴記憶部34の一例を示す図である。図7の例において、決済履歴記憶部34は、「決済日時」、「ユーザID」、「決済金額」といった項目を有する。
「決済日時」は、ユーザが決済を行った日時を示す。「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。「決済金額」は、決済金額を示す。
なお、図示されていないが、記憶部30は、ユーザがアクティブユーザであるか非アクティブユーザであるかを判定する判定ルールや、ウェブサイトのアクセスから購入までの期限(例えば、アクセスしてから30日以内に購入)などのルールに関する情報を記憶してもよい。
(制御部40)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図3に示すように、取得部41と、とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。
(取得部41)
取得部41は、各種情報を取得する。取得部41は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部41は、決済管理サーバ100等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
取得部41は、記憶部30から各種情報を取得する。取得部41は、広告主情報記憶部31や紹介者情報記憶部32やアクセス履歴記憶部33や決済履歴記憶部34から各種情報を取得する。
取得部41は、取得した各種情報を記憶部30に格納する。取得部41は、広告主情報記憶部31や紹介者情報記憶部32やアクセス履歴記憶部33や決済履歴記憶部34に各種情報を格納する。
取得部41は、紹介者端末400を介して紹介者がアフィリエイターの登録を行うと、紹介者端末400から送信されたアフィリエイターの登録情報を取得する。また、取得部41は、広告主端末500を介して広告主がアフィリエイトサービスの申し込みを行うと、広告主端末500から送信されたアフィリエイトサービスの申し込み情報を取得する。
取得部41は、店舗と紹介者との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介してユーザがアクセスしたことを特定するための情報を取得する。例えば、取得部41は、店舗と紹介者との組み合わせに応じて発行されたアフィリエイトリンクを介してアクセスした所定のサイトを訪問後にユーザが商品の購入を行った場合には、紹介者を特定するための情報を取得する。
(提供部42)
提供部42は、取得部41により取得されたアフィリエイターの登録情報とアフィリエイトサービスの申し込み情報とに基づいて、アフィリエイターの登録を行った紹介者にアフィリエイトリンクを提供する。例えば、提供部42は、広告主が予め指定した紹介者にアフィリエイトリンクを提供する。具体的には、提供部42は、広告主のアフィリエイトサービスへの申し込み情報に基づいて、アフィリエイターの登録を行った紹介者のうち広告主が予め指定した紹介者に、紹介者ごとに発行されたアフィリエイトリンクを提供する。
(第1判定部43)
第1判定部43は、ユーザが紹介者から店舗の所定のサイトの紹介を受けたユーザであるか否かを判定する。例えば、第1判定部43は、ユーザがアフィリエイトリンクを経由して所定のサイトにアクセスしたか否かを所定のサイトのアクセス履歴に基づき判定する。
(第2判定部44)
第2判定部44は、ユーザのアプリケーションの利用履歴に基づいて、ユーザが所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、第2判定部44は、店舗の紹介を受けたユーザ(例えば、紹介者の媒体に紹介者が掲載したアフィリエイトリンクから店舗の紹介を受けたユーザ)のアプリ(例えば、店舗に関するサービスを提供するアプリ)の利用履歴に基づいてユーザが所定の条件を満たすユーザであるか否かを判定する。例えば、第2判定部44は、店舗の紹介を受けたユーザが店舗を利用する常連度合が低い場合に、所定の条件を満たすと判定する。また、例えば、第2判定部44は、店舗の紹介を受けたユーザが店舗周辺の他の店舗(例えば、対象店舗から所定の範囲内の他の店舗)を利用する常連度合が高い場合に、所定の条件を満たすと判定する。
(決定部45)
決定部45は、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する。例えば、決定部45は、ユーザが店舗の実店舗を利用した場合に、報酬を提供すると決定する。例えば、決定部45は、第2判定部44により所定の条件を満たすと判定されたユーザが店舗を利用した場合に、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する。例えば、決定部45は、第2判定部44により、店舗の紹介を受けたユーザが店舗を利用する常連度合が低いと判定された場合に、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する。また、例えば、決定部45は、第2判定部44により、店舗の紹介を受けたユーザが店舗周辺の他の店舗を利用する常連度合が高いと判定された場合に、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する。また、決定部45は、例えば、アフィリエイトリンクに対するユーザの操作に基づき遷移した遷移後のサイトで取得したクーポンを実店舗で利用した場合に、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定してもよい。また、決定部45は、例えば、アフィリエイトリンクに対するユーザの操作に基づき遷移した遷移後のサイトで予約した商品を会員証の提示により実店舗で受け取った場合に、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定してもよい。
(報酬部46)
報酬部46は、決定部45により報酬を提供すると決定した紹介者に報酬を提供する。
〔3.決済管理サーバの構成〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る決済管理サーバ100の構成について説明する。図8は、実施形態に係る決済管理サーバ100の構成例を示す図である。図8に示すように、決済管理サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決済管理サーバ100は、決済管理サーバ100の管理者から各種操作を受け付ける入力部や、各種情報を表示するための表示部を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、決済履歴記憶部34と同様の情報を記憶するため、説明を省略する。
(制御部130)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、決済管理サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
制御部130は、ユーザが実店舗で決済を行った場合に決済情報を取得する。また、制御部130は、取得した決済情報を情報処理サーバ10へ送信する。
〔4.サイト管理サーバの構成〕
次に、図9を用いて、実施形態に係るサイト管理サーバ200の構成について説明する。図9は、実施形態に係るサイト管理サーバ200の構成例を示す図である。図9に示すように、サイト管理サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、サイト管理サーバ200は、サイト管理サーバ200の管理者から各種操作を受け付ける入力部や、各種情報を表示するための表示部を有してもよい。
(通信部210)
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部220)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部220は、アクセス履歴記憶部33と同様の情報を記憶するため、説明を省略する。
(制御部230)
制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、サイト管理サーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
制御部230は、店舗の商品の販売に関する所定のサイトへのユーザのアクセス要求に基づいて、所定のサイトを表示させるための情報を送信する。また、制御部230は、ユーザが所定のサイトで所定の行動を行った場合には、所定の行動に関する情報を送信する。例えば、制御部230は、ユーザが商品の購入予約を行った場合には、予約した商品の情報を送信する。
〔5.決済者端末の構成〕
次に、図10を用いて、実施形態に係る決済者端末300の構成について説明する。図10は、実施形態に係る決済者端末300の構成例を示す図である。図10に示すように、決済者端末300は、通信部310と、入力部320と、出力部330と、制御部340とを有する。
(通信部310)
通信部310は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部310は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
(入力部320)
入力部320は、ユーザからの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、ユーザU1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部320は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部320は、決済者端末300に設けられたボタンや、決済者端末300に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部330)
出力部330は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部330は、情報処理サーバ10から取得した情報を表示する。
(制御部340)
制御部340は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、決済者端末300内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、決済者端末300にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部340は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図10に示すように、制御部340は、受信部341と、送信部342とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現又は実行する。
(受信部341)
受信部341は、各種情報を受信する。受信部341は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部341は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部341は、店舗の商品の販売に関する所定のサイトを表示させるための情報を受信する。
(送信部342)
送信部342は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部342は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部342は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部342は、店舗の商品の販売に関する所定のサイトへのアクセス要求を送信する。
〔6.紹介者端末の構成〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る紹介者端末400の構成について説明する。図11は、実施形態に係る紹介者端末400の構成例を示す図である。図11に示すように、紹介者端末400は、通信部410と、入力部420と、出力部430と、制御部440とを有する。
(通信部410)
通信部410は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部410は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
(入力部420)
入力部420は、紹介者からの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、紹介者A1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部420は、タッチパネル機能により表示面を介して紹介者からの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部420は、紹介者端末400に設けられたボタンや、紹介者端末400に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部430)
出力部430は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部430は、情報処理サーバ10から取得した情報を表示する。
(制御部440)
制御部440は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、紹介者端末400内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、紹介者端末400にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部440は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図11に示すように、制御部440は、受信部441と、送信部442とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現又は実行する。
(受信部441)
受信部441は、各種情報を受信する。受信部441は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部441は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部441は、紹介者ごとに発行されたアフィリエイトリンクを受信する。
(送信部442)
送信部442は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部442は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部442は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部442は、紹介者がアフィリエイターの登録を申請した場合には、アフィリエイターの登録情報を送信する。
〔7.広告主端末の構成〕
次に、図12を用いて、実施形態に係る広告主端末500の構成について説明する。図12は、実施形態に係る広告主端末500の構成例を示す図である。図12に示すように、広告主端末500は、通信部510と、入力部520と、出力部530と、制御部540とを有する。
(通信部510)
通信部510は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部510は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
(入力部520)
入力部520は、広告主からの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、広告主K1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部320は、タッチパネル機能により表示面を介して広告主からの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部520は、広告主端末500に設けられたボタンや、広告主端末500に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部530)
出力部530は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部530は、情報処理サーバ10から取得した情報を表示する。
(制御部540)
制御部540は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、広告主端末500内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、広告主端末500にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部540は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図12に示すように、制御部540は、受信部541と、送信部542とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現又は実行する。
(受信部541)
受信部541は、各種情報を受信する。受信部541は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部541は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部541は、アフィリエイトリンクを提供可能な紹介者の情報を受信する。
(送信部542)
送信部542は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部542は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部542は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部542は、広告主がアフィリエイトサービスの申し込みを行った場合には、アフィリエイトサービスの申し込み情報を送信する。
〔8.情報処理のフロー〕
図13及び図14を用いて、実施形態に係る情報処理サーバ10の情報処理の手順について説明する。図13及び図14は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。図13は、ユーザの実店舗での決済の確認後に、所定のサイトへのアクセス履歴を判定する処理を示し、図14は、所定のサイトへのアクセスの確認後に、実店舗での決済履歴を判定する処理を示す。図13では、決済履歴を取得し、アクセス履歴を判定する順序で処理を行うが、例えば、図14に示す例のように、アクセス履歴を取得し、決済履歴を判定する順序で処理を行ってもよい。このように、決済履歴から決済を行ったユーザを抽出する処理の順序と、アクセス履歴からアクセスしたユーザを抽出する処理は、同時に実行されてもよいし、個別に実行されてもよく、また、個別に実行される場合には、どちらが先に実行されてもよく、処理の順序は特に限定されないものとする。
図13に示すように、情報処理サーバ10は、ユーザの決済情報を取得する(ステップS201)。
情報処理サーバ10は、決済を行ったユーザのアクセス履歴に基づいて、決済前に所定のサイトへアクセスしていたか否かを判定する(ステップS202)。
情報処理サーバ10は、決済前に所定のサイトへアクセスしていた場合(ステップS202;YES)、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する(ステップS203)。一方、情報処理サーバ10は、決済前に所定のサイトへアクセスしていない場合(ステップS202;NO)、情報処理を終了する。
図14に示すように、情報処理サーバ10は、ユーザのアクセス履歴を取得する(ステップS301)。
情報処理サーバ10は、所定のサイトへアクセスしたユーザが実店舗で決済を行ったか否かを判定する(ステップS302)。
情報処理サーバ10は、所定のサイトへアクセスしたユーザが実店舗で決済を行った場合(ステップS302;YES)、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する(ステップS303)。一方、情報処理サーバ10は、所定のサイトへアクセスしたユーザが実店舗で決済を行わなかった場合(ステップS302;NO)、情報処理を終了する。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第1判定部43と、決定部45とを有する。第1判定部43は、ユーザが紹介者から店舗の所定のサイトの紹介を受けたユーザであるか否かを判定する。決定部45は、第1判定部43により所定のサイトの紹介を受けたと判定されたユーザが所定のアプリケーションが提供する決済サービスを用いて店舗を利用した場合に、店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することができる。例えば、実施形態に係る情報処理サーバ10は、加盟店の所定のサイトへアクセスしたかと、その加盟店の店舗で決済したかを紐づけて管理することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、ユーザが店舗の紹介を受けたユーザであると判定された場合に、ユーザのアプリケーションの利用履歴に基づいて、ユーザが所定の条件を満たすか否かを判定する第2判定部44を更に有することを特徴とする。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、ユーザのアプリケーションの利用履歴を加味して、所定の条件を満たすユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することができる。
また、決定部45は、ユーザが店舗の実店舗を利用した場合に、報酬を提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、加盟店の所定のサイトへアクセスしたかと、その加盟店の実店舗で決済したかを紐づけて管理することができる。
また、決定部45は、店舗の紹介を受けた時点から店舗の実店舗を利用した時点までの期間が一定期間内である場合に、報酬を提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、紹介を受けた時点と店舗を利用した時点との2つの時点に基づいて、報酬有無を決定することができる。
また、第1判定部43は、ユーザがアフィリエイトリンクを経由して所定のサイトにアクセスしたか否かを所定のサイトのアクセス履歴に基づき判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、アフィリエイトリンクを経由して所定のサイトにアクセスしたユーザを適切に判定することができる。
また、第2判定部44は、店舗に関するサービスを提供する所定のアプリケーションの利用履歴に基づいてユーザを判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することができる。
また、第2判定部44は、店舗を利用した過去の決済履歴に基づいてユーザを判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、ユーザの店舗の過去の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することができる。
また、第2判定部44は、紹介者の所定のサイトに紹介者が掲載したアフィリエイトリンクから店舗の紹介を受けたユーザの利用履歴に基づいてユーザを判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、遷移元の紹介者に報酬を適切に提供することができる。
また、決定部45は、アフィリエイトリンクに対するユーザの操作に基づき遷移した遷移後のサイトで取得したクーポンを店舗で利用した場合に、報酬を提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、遷移元の紹介者に報酬を適切に提供することができる。
また、決定部45は、アフィリエイトリンクに対するユーザの操作に基づき遷移した遷移後のサイトで予約した商品を店舗で受け取った場合に、報酬を提供すると決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、遷移元の紹介者に報酬を適切に提供することができる。
また、実施形態に係る情報処理サーバ10は、広告主のアフィリエイトサービスへの申し込み情報に基づいて、アフィリエイターの登録を行った紹介者のうち広告主が予め指定した紹介者に、紹介者ごとに発行されたアフィリエイトリンクを提供する提供部42を更に有する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、広告主が店舗の紹介を依頼したい紹介者にアフィリエイトリンクを提供することができる。
また、第2判定部44は、店舗でのユーザの常連度合に基づいてユーザを判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、店舗でのユーザの常連度合に基づいて、ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することができる。
また、第2判定部44は、店舗から所定の範囲内の店舗とは異なる他の店舗でのユーザの常連度合に基づいてユーザを判定する。
これにより、実施形態に係る情報処理サーバ10は、他の店舗でのユーザの常連度合に基づいて、ユーザの店舗の利用と連動した適切なアフィリエイトプログラムを実現することができる。
〔10.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る情報処理サーバ10は、例えば、図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理サーバ10を例に挙げて説明する。図15は、情報処理サーバ10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報処理サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、情報処理サーバ10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔11.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報処理サーバ10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
10 情報処理サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 広告主情報記憶部
32 紹介者情報記憶部
33 アクセス履歴記憶部
34 決済履歴記憶部
40 制御部
41 取得部
42 提供部
43 第1判定部
44 第2判定部
45 決定部
46 報酬部
100 決済管理サーバ
110 通信部
120 記憶部
130 制御部
200 サイト管理サーバ
210 通信部
220 記憶部
230 制御部
300 決済者端末
310 通信部
320 入力部
330 出力部
340 制御部
341 受信部
342 送信部
400 紹介者端末
410 通信部
420 入力部
430 出力部
440 制御部
441 受信部
442 送信部
500 広告主端末
510 通信部
520 入力部
530 出力部
540 制御部
541 受信部
542 送信部

Claims (15)

  1. ユーザが紹介者から店舗の所定のサイトの紹介を受けたユーザであるか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部により前記所定のサイトの紹介を受けたと判定されたユーザが所定のアプリケーションが提供する決済サービスを用いて前記店舗を利用した場合に、前記店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する決定部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ユーザが店舗の紹介を受けたユーザであると判定された場合に、当該ユーザのアプリケーションの利用履歴に基づいて、当該ユーザが所定の条件を満たすか否かを判定する第2判定部、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、
    前記ユーザが前記店舗の実店舗を利用した場合に、前記報酬を提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、
    前記店舗の紹介を受けた時点から前記店舗の実店舗を利用した時点までの期間が一定期間内である場合に、前記報酬を提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1判定部は、
    前記ユーザがアフィリエイトリンクを経由して前記所定のサイトにアクセスしたか否かを前記所定のサイトのアクセス履歴に基づき判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2判定部は、
    前記店舗に関するサービスを提供する前記所定のアプリケーションの利用履歴に基づいて前記ユーザを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2判定部は、
    前記店舗を利用した過去の決済履歴に基づいて前記ユーザを判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2判定部は、
    前記紹介者の所定のサイトに前記紹介者が掲載したアフィリエイトリンクから前記店舗の紹介を受けた前記ユーザの利用履歴に基づいて前記ユーザを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記決定部は、
    前記アフィリエイトリンクに対する前記ユーザの操作に基づき遷移した遷移後のサイトで取得したクーポンを前記店舗で利用した場合に、前記報酬を提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記決定部は、
    前記アフィリエイトリンクに対する前記ユーザの操作に基づき遷移した遷移後のサイトで予約した商品を前記店舗で受け取った場合に、前記報酬を提供すると決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 広告主のアフィリエイトサービスへの申し込み情報に基づいて、アフィリエイターの登録を行った紹介者のうち当該広告主が予め指定した紹介者に、紹介者ごとに発行された前記アフィリエイトリンクを提供する提供部、
    を更に有することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  12. 前記第2判定部は、
    前記店舗での前記ユーザの常連度合に基づいて前記ユーザを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  13. 前記第2判定部は、
    前記店舗から所定の範囲内の前記店舗とは異なる他の店舗での前記ユーザの常連度合に基づいて前記ユーザを判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  14. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザが紹介者から店舗の所定のサイトの紹介を受けたユーザであるか否かを判定する第1判定工程と、
    前記第1判定工程により前記所定のサイトの紹介を受けたと判定されたユーザが所定のアプリケーションが提供する決済サービスを用いて前記店舗を利用した場合に、前記店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する決定工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. ユーザが紹介者から店舗の所定のサイトの紹介を受けたユーザであるか否かを判定する第1判定手順と、
    前記第1判定手順により前記所定のサイトの紹介を受けたと判定されたユーザが所定のアプリケーションが提供する決済サービスを用いて前記店舗を利用した場合に、前記店舗を紹介した紹介者に報酬を提供すると決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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