JP6501571B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットを介した広告配信の一手法として、リターゲティング広告と呼ばれるものがある。かかる手法は、例えば、所定のウェブサイトにアクセスしたユーザのユーザ端末に当該所定のウェブサイトへのリンクを有する広告コンテンツを表示し、当該所定のウェブサイトへのアクセスをユーザに促すものである。
かかるリターゲティング広告の技術として、例えば、過去にアクセスしたウェブサイトにおけるユーザ端末の行動パターンを取得し、取得した行動パターンに応じた異なる広告コンテンツを配信するものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−257724号公報
しかしながら、上述した従来の技術において、広告コンテンツを配信するために用いられるユーザの情報は、所定のウェブサイトにアクセスしたというアクセス情報のみであった。このことは、例えば、広告コンテンツによる誘導によってユーザが商品等を購入したことを示すコンバージョン情報などについても同様である。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの情報をより効果的に更新することができるようにユーザの情報を処理することのできる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、制御部と記憶部とを備える。記憶部は、ユーザ端末の表示部に表示される所定のページに含まれる通知用タグに関連付けられた情報を記憶する。制御部は、前記通知用タグに基づき、当該通知用タグのIDを含む通知を行った前記ユーザ端末のユーザを検出し、前記通知用タグの前記IDを含む前記通知を受け、前記通知用タグに関連付けられ、前記ユーザ端末の表示部に表示される情報に含まれる1以上の特徴語を前記通知用タグに関連付けられた前記情報として抽出し、前記通知が検出された場合に、前記特徴語を前記記憶部に記憶させ、記憶された前記特徴語に基づいて、前記ユーザの情報であるユーザ属性を更新し、更新された前記ユーザの情報に基づき、前記ユーザのユーザ端末に対して、所定の情報を配信する。
実施形態の一態様によれば、より効果的な情報配信を行うことができる。
図1は、実施形態に係る情報処理装置の情報処理を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す説明図である。 図3は、広告情報テーブルの一例を示す図である。 図4は、特徴語テーブルの一例を示す図である。 図5は、ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図6は、リターゲティングタグに基づく通知に対する情報処理装置による情報処理の手順を示すシーケンス図である。 図7は、リターゲティングタグを含むウェブページの一例を示す図である。 図8は、リターゲティングタグに関連付けられた広告の一例を示す図である。 図9は、リターゲティングタグに関連付けられた特徴語の一例を示す図である。 図10は、コンバージョン測定タグに基づく通知に対する情報処理装置による情報処理の説明図である。 図11は、実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
[1.情報処理]
まず、実施形態に係る情報処理装置による情報処理について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置による情報処理を示す説明図である。
図1に示すように、実施形態に係る情報処理装置1は、検出部11と、抽出部13と、配信部14と、記憶部22とを備える。
検出部11は、所定のウェブページ31に含まれる通知用タグ5に基づく通知を行ったユーザ端末2のユーザAを検出する。通知用タグ5は、例えば、ウェブページ31を構成するHTML(HyperText Markup Language)ファイル内に設置され、情報処理装置1のアドレスやタグIDなどの情報が含まれる。なお、ウェブページ31を構成することができる情報であれば、HTML以外の言語で記述されたファイルによって構成された情報であってもよい。
ユーザ端末2は、ウェブページ31にアクセスした場合、ウェブページ31に含まれる通知用タグ5に設定された情報処理装置1のアドレスを宛先として、情報処理装置1へ通知用タグ5のIDを含む通知を行う。
かかる通知用タグ5としては、例えば、リターゲティングタグ(以下、リタゲタグと記載する)やコンバージョン測定タグ(以下、コンバージョンタグと記載する)などがある。通知用タグとしてのリタゲタグは、当該通知用タグに関連付けられたコンテンツを配信するためのタグである。すなわち、リタゲタグは、リターゲティング広告のためにウェブページ31に設定されるタグであり、例えば、広告主のサイトのページに設定される。
ウェブページ31にリタゲタグが設定されている場合、ユーザAがユーザ端末2からウェブページ31にアクセスすると、所定のウェブサーバからウェブページ31がユーザ端末2へ送信される。かかるウェブページ31に含まれるリタゲタグに基づく通知(以下、リタゲ通知と記載する)がユーザ端末2から情報処理装置1へ行われる。かかるリタゲ通知には、例えば、リターゲティングタグID(以下、リタゲタグIDと記載する)やユーザAのユーザIDが含まれている。
情報処理装置1は、リタゲ通知を受け付けると、リタゲ通知に含まれるユーザIDに対応するユーザの情報に、リタゲ通知に含まれるリタゲタグIDが設定されたウェブページ31へアクセスがあったことを示す情報(以下、アクセス情報と記載する)を記憶する。かかるアクセス情報に基づき、情報処理装置1は、例えば、ウェブページ31のウェブサイトへの再訪を促す広告コンテンツ(以下、リタゲ広告コンテンツと記載する)をユーザ端末2へ配信することができる。
一方、通知用タグとしてのコンバージョンタグは、当該通知用タグに基づく通知に基づいて、所定の広告効果を判定するタグである。すなわち、コンバージョンタグは、広告効果を検出するためにウェブページ31に設定されるタグである。かかるコンバージョンタグは、例えば、広告による目的が商品の販売である場合、ユーザが商品を購入するための操作を行った後にユーザに提供される商品購入完了ページなどに設定される。
ウェブページ31にコンバージョンタグが設定されている場合、ユーザAがユーザ端末2からウェブページ31にアクセスすると、コンバージョンタグに基づく通知(以下、コンバージョン通知と記載する)がユーザ端末2から情報処理装置1へ行われる。かかるコンバージョン通知には、例えば、コンバージョンタグIDやユーザAのユーザIDが含まれている。
情報処理装置1は、コンバージョン通知を受け付けると、例えば、コンバージョン通知に含まれるユーザIDに対応するユーザAが、コンバージョン通知に含まれるコンバージョンタグIDが設定されたウェブページ31へユーザ端末2が到達したことを示す情報(以下、コンバージョン情報と記載する)を記憶する。
かかるコンバージョン情報に基づき、情報処理装置1は、例えば、広告効果を検出することができる。例えば、情報処理装置1は、ユーザAが広告コンテンツをクリックした後にコンバージョンタグが設定されたウェブページ31へ到達した場合、かかる広告コンテンツによる広告効果があったものとして判定する。
配信部14は、例えば、タグIDとしてリタゲタグIDが設定されたユーザAのユーザ端末2から広告配信要求があった場合、配信部14は、リタゲタグIDに関連付けられた情報に基づき情報をユーザ端末2に配信する。
リタゲタグIDに関連付けられた情報に基づく情報とは、例えば、通知用タグ5に対応するコンテンツ32(以下、通知用タグ対応コンテンツ32と記載する)から抽出された特徴語に基づく情報である。
なお、かかる特徴語は、通知用タグ5に対応する通知用タグ対応コンテンツ32から抽出された特徴語であってもよく、また、例えば、情報処理装置1の運営者などが入力した情報であってもよい。
このように、情報処理装置1は、所定のページに含まれる通知用タグ5に基づく通知を行ったユーザ端末2のユーザAを検出する検出部11と、ユーザAのユーザ端末2に対して、通知用タグ5に関連付けられた情報に基づき情報を配信する配信部14とを備える。これにより、ユーザAに対し、より効果的な広告を配信するなど、より効果的な情報配信を行うことが可能となる。
[2.情報処理装置]
実施形態に係る情報処理装置1をさらに具体的に説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置1の構成例を示す説明図である。なお、以下に示す例では、情報処理装置1が広告配信装置である場合を説明するが、情報処理装置1は、ユーザ情報6を更新することができればよく、広告配信装置に限定されるものではない。
図2に示すように、実施形態に係る情報処理システムは、情報処理装置1と、ユーザ端末2と、ウェブサーバ3とを含む。なお、図示していないが、ユーザ端末2やウェブサーバ3は、通信ネットワーク4にそれぞれ複数接続されている。
ユーザ端末2は、ユーザによって利用されるPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、またはスマートフォンなどの端末装置である。かかるユーザ端末2は、ブラウザアプリケーション200(以下、ブラウザ200と記載する)と、表示部210と、操作部220とを備える。ブラウザ200は、予めインストールされた標準仕様のものでもよいし、ユーザが任意にインストールしたものでもよい。
表示部210は、各種情報を表示するための表示デバイスであり、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルなどで構成される。また、操作部220は、例えば、カーソルキーやテンキーなどを含むキーボード、電源ボタン、ホームボタン、ユーザの発話を受け付けるマイクなどによって構成され、ユーザからの各種操作を受け付ける。
ユーザ端末2のユーザが、操作部220によりブラウザ200を操作することにより、ブラウザ200は、ウェブサーバ3にアクセスしてウェブサーバ3からウェブページ31の情報を取得し、ウェブページ31の情報に基づく処理を行う。かかる処理は、例えば、取得したウェブページ31の表示部210への表示処理であり、また、ウェブページ31に通知用タグが設定される場合には、通知用タグに基づく情報処理装置1への通知処理である。
図2に示すように、情報処理装置1は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを備える。通信部21はインターネットなどの通信ネットワーク4に接続されており、かかる通信ネットワーク4を介してユーザ端末2およびウェブサーバ3と通信することができる。
通信部21は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部21は、通信ネットワーク4と有線又は無線で接続され、例えば、ユーザ端末2やウェブサーバ3との間で情報の送受信を行う。
記憶部22は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部22は、広告情報データベース(DB)150と関連情報データベース(DB)160とユーザ情報データベース(DB)170とを備える。
広告情報DB150は、広告コンテンツを含む広告情報を広告情報テーブルに記憶する。かかる広告情報は、広告主端末(図示せず)から入稿される情報であり、制御部23によって広告情報テーブルに設定される。
図3は、広告情報テーブルの一例を示す図である。図3に示すように、広告情報テーブルは、例えば、「広告ID」、「T/D」、「LP」、「リタゲタグID」、「コンバージョンタグID」、「配信回数」などの項目に対応する各種データが関連付けられた情報である。
「広告ID」は、広告主端末から入稿された広告コンテンツの識別情報である。広告コンテンツは、例えば、バナー広告、テキスト広告、アニメーション広告、動画広告などである。「T/D」は、広告コンテンツに含まれる広告文のタイトルと説明文の情報であり、「LP」は、ランディングページのアドレスを示す情報である。ランディングページは、例えば、広告コンテンツのリンク先となるウェブページである。
ウェブページなどの広告枠に表示された広告コンテンツが、ユーザ端末2のユーザによりクリックされた場合に、ユーザ端末2は、広告コンテンツのリンク先であるランディングページをウェブサーバ3から取得して表示する。
「リタゲタグID」は、リタゲタグIDの情報であり、広告情報を入稿した広告主のウェブページに設定される。かかるリタゲタグIDは、例えば、情報処理装置1の運営者側によって広告主に割り当てられるIDであり、例えば、リターゲティング広告の広告コンテンツを入稿した広告主に対して情報処理装置1から通知される。
「コンバージョンタグ」は、広告コンテンツの成果地点のページに設定されるコンバージョンタグIDの情報である。成果地点のページは、例えば、広告コンテンツによる最終的な広告目的が商品の購入である場合は、商品購入完了ページや商品予約完了ページなどである。また、広告コンテンツによる最終的な広告目的がオンラインサービスの入会である場合、成果地点のページは入会受付完了ページなどである。
「配信回数」は、広告コンテンツの配信回数条件の情報である。なお、広告情報テーブルには、例えば、配信期間や配信先条件などの情報が含まれる。また、リタゲタグIDとコンバージョンタグIDとを、通知用タグのIDの一例としてそれぞれ説明したが、通知用タグは、ユーザの行動を通知するためにウェブページに設定されたタグであれば、リタゲタグやコンバージョンタグに限定されない。
また、図2に示す関連情報DB160は、通知用タグに関連付けられる情報である関連情報を記憶する。例えば、関連情報DB160は、関連情報が設定された特徴語テーブルを記憶しており、例えば、制御部23により抽出された特徴語が関連情報として記憶される。
図4は、特徴語テーブルの一例を示す図である。図4に示すように、特徴語テーブルは、例えば、「タグID」、「特徴語」などの項目に対応する各種データが関連付けられた情報である。
「タグID」は、通知用タグの識別情報である。図4に示す特徴語テーブルには、例えば、リタゲタグID「X100」やコンバーションタグID「Y100」などがタグIDとして設定される。かかるタグIDは、広告情報テーブルに含まれるリタゲタグIDやコンバーションタグIDであり、制御部23によって広告情報テーブルから抽出され、特徴語テーブルに設定される。
「特徴語」は、例えば、制御部23により抽出された特徴語である。制御部23は、例えば、通知用タグに対応するコンテンツから抽出した特徴語を特徴語テーブルに設定する。なお、制御部23は、関連情報として情報処理装置1の運営者などが入力した情報を設定することもできる。
図4に示す例では、リタゲタグID「X100」には、広告主である企業名を示す「ABC航空」、「予約」、「搭乗」、「国内旅行」、「海外旅行」などの特徴語が関連付けられている。また、コンバージョンタグIDを示すY100には、LP34および広告コンテンツ330(図10参照)の中に含まれている「ホテル」、「旅館」、「宿泊」、・・・などの特徴語が関連付けられている。
図2に示すユーザ情報DB170は、各ユーザ端末2のユーザの情報(以下、ユーザ情報と記載する)を記憶する。ユーザ情報DB170は、例えば、各ユーザ端末2のユーザのユーザ情報が設定されたユーザ情報テーブルを記憶する。図5は、ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、ユーザ情報テーブルは、例えば、「ユーザID」、「タグID」、「ユーザ属性」などの項目に対応する各種データが関連付けられた情報である。
「ユーザID」は、ユーザ端末2のユーザの識別情報である。かかるユーザIDは、例えば、HTTPクッキー(HyperText Transfer Protocol Cookie)に含まれる情報であるが、情報処理装置1が提供するオンラインサービスへのログインIDであってもよい。
「タグID」は、ユーザのユーザ端末2から通知用タグに基づく通知が行われた場合にかかる通知から取得される通知用タグのIDであり、例えば、リタゲタグIDやコンバージョンタグIDである。なお、ユーザIDと通知用タグIDとが関連付けられればよく、広告情報テーブルにおいて、通知用タグに基づく通知を行ったユーザ端末2のユーザのユーザIDを通知用タグIDに関連付けて設定してもよい。
また、広告情報テーブルにおいて通知用タグのIDに対応付けられた広告コンテンツの配信が終了した場合、かかる通知用タグのIDはユーザ情報テーブルの「タグID」から削除される。例えば、広告コンテンツの配信数が上限に達した場合や広告コンテンツの配信期間が経過した場合、制御部23は、かかる広告コンテンツに対応する通知用タグのIDをユーザ情報テーブルから削除する。
「ユーザ属性」は、ユーザ端末2のユーザの属性を示す情報であり、例えば、図5に示すように、ユーザの性別、年代(年齢層)、職業などのデモグラフィック属性である。また、「ユーザ属性」は、ユーザの価値観、ライフスタイル、性格、嗜好などのサイコグラフィック属性であってもよい。
また、「ユーザ属性」には、タグ関連情報が含まれる。かかるタグ関連情報は、関連情報テーブルに設定された関連情報に基づいて制御部23によりユーザ情報テーブルに設定される。
制御部23は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置または記憶部22に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部23は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
かかる制御部23は、検出部11、更新部12、抽出部13、配信部14、および、判定部15を備え、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部23の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部23が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
検出部11は、情報処理装置1へ通知用タグに基づく通知を行ったユーザ端末2のユーザを検出し、ユーザ情報テーブルなどを変更する。例えば、検出部11は、ユーザAのユーザ端末2からリタゲタグID「X100」が含まれる通知を検出すると、図5に示すようにユーザID「U100」に対応するタグIDとして「X100」を設定する。
また、検出部11は、ユーザBのユーザ端末2からコンバージョンID「Y100」が含まれる通知を検出すると、図5に示すようにユーザID「U101」に対応するタグIDとして「Y100」を設定する。
更新部12は、検出部11によって検出されたユーザのユーザ情報を、例えば、特徴語テーブルに設定された特徴情報に基づいて更新する。
例えば、検出部11によって検出された通知に含まれるユーザIDが「U100」であり、リタゲタグIDが「X100」であるとする。この場合、更新部12は、特徴語テーブルからリタゲタグID「X100」に対応する「ABC航空」、「予約」、「搭乗」、「国内旅行」、「海外旅行」・・・などの特徴語を抽出する。
更新部12は、このように抽出した情報を図5に示すようにユーザID「U100」に対応するタグ関連情報としてユーザ情報テーブルに設定する。なお、更新部12は、例えば、クラスター分析などに基づき、「X100」に対応する特徴語からユーザの興味関心がある分野などを判定し、かかる判定結果をユーザID「U100」に対応するタグ関連情報として設定することもできる。
また、検出部11によって検出された通知に含まれるユーザIDが「U101」であり、コンバージョンIDが「Y100」であるとする。この場合、更新部12は、特徴語テーブルからコンバージョンID「Y100」に対応する「ホテル」、「旅館」、「宿泊」、・・・などの特徴語を抽出する。
更新部12は、このように抽出した情報を図5に示すようにユーザID「U101」に対応するタグ関連情報としてユーザ情報テーブルに設定する。なお、更新部12は、例えば、クラスター分析などに基づき、「Y100」に対応する特徴語からユーザの興味関心がある分野などを判定し、かかる判定結果をユーザID「U101」に対応するタグ関連情報として設定することもできる。
このように、更新部12は、タグ関連情報として、抽出部13によって抽出された特徴語に基づき、ユーザ情報テーブルを更新することができる。また、更新部12は、抽出部13によって抽出された特徴語をクラスター分析などによって、複数の特徴語の上位概念となる語やグループ化した際のグループ名に相当する語などを抽出してユーザ情報テーブルを更新することもできる。
抽出部13は、通知用タグに関連付けられた情報である関連情報に含まれる1以上の特徴語を関連情報として抽出し、抽出した特徴語を特徴語テーブルに設定する。関連情報は、例えば、通知用タグが設定されたウェブページ、通知用タグに関連付けられた広告コンテンツ、通知用タグに関連付けられた広告コンテンツのリンク先のページなどである。情報処理装置1は、通知用タグに関連付けられた情報に含まれる語句などの中から、形態素解析処理やクラスター分析処理などを行って1以上の特徴語を抽出する。また、関連情報としての特徴語は、通知用タグに関連していればよい。よって、例えば、通知用タグの広告を出稿している広告主のホームページや、広告主の名前でWeb検索した結果などから解析した特徴語であっても構わない。
配信部14は、広告情報テーブルに設定された広告コンテンツをユーザ端末2へ配信する。例えば、タグIDとしてリタゲタグIDが設定されたユーザのユーザ端末2から広告コンテンツの配信要求(以下、広告配信要求と記載する)がある場合、かかるリタゲタグIDに対応する広告コンテンツを広告情報テーブルから取得して要求元のユーザ端末2へ通信ネットワーク4を介して送信する。
また、配信部14は、タグIDとしてリタゲタグIDが設定されていないユーザのユーザ端末2から広告配信要求がある場合、広告配信要求を行ったユーザ端末2のユーザのユーザ情報に基づいて、すなわち、ユーザ情報に含まれる前述のタグ関連情報(図5参照)に基づく、よりユーザに適した広告コンテンツを配信する。
なお、タグIDとしてリタゲタグIDが設定されたユーザのユーザ端末2から広告配信要求があった場合であっても、かかるリタゲタグIDに対応する広告コンテンツの配信条件(例えば、配信先ユーザの属性の条件)が満たされない場合がある。この場合、配信部14は、広告配信要求を行ったユーザ端末2のユーザのユーザ情報に基づいて、かかるユーザに適した広告コンテンツを配信する。すなわち、この場合であっても、ユーザ情報に含まれるタグ関連情報に基づく広告コンテンツを配信する。
判定部15は、コンバージョンタグIDが設定された広告コンテンツの広告効果を判定する。例えば、判定部15は、ユーザ情報テーブルにコンバージョンタグIDが設定されている場合、かかるコンバージョンタグIDに対応する広告コンテンツの広告効果を判定する。例えば、判定部15は、コンバージョンタグID毎のユーザ情報テーブルへの設定数と、コンバージョンタグIDに対応する広告コンテンツのクリック数とに基づき、広告効果としてCVR(conversion rate)を演算する。
以下、情報処理装置1の処理についての理解を容易にするために、情報処理装置1が行う情報処理の手順について、リタゲタグが設定されたウェブページにユーザ端末2がアクセスした場合と、コンバージョンタグが設定されたウェブページにユーザ端末2がアクセスした場合とに分けて説明する。
まず、ユーザAが、ユーザ端末2を用いて、リタゲタグが設定されたウェブページにアクセスした場合における情報処理装置1が行う情報処理の手順について図6〜図9を参照しながら説明する。図6は、リタゲタグ51に基づく通知に対する情報処理装置1による情報処理の手順を示すシーケンス図、図7は、ユーザ端末2に表示されるウェブページの一例を示す図である。
ユーザAが、ユーザ端末2を用いて通信ネットワーク4を介してリタゲタグ51が設置されたウェブページ33にアクセスする場合、図6に示すように、ユーザ端末2は、ウェブサーバ3に対してページ閲覧要求を送信する(ステップS1)。
ページ閲覧要求を受信したウェブサーバ3は、ユーザ端末2に対してリタゲタグ51が設定されたウェブページ33を配信する(ステップS2)。ユーザ端末2のブラウザ200は、表示部210の表示画面にウェブページ33を表示する(ステップS3)。
ユーザ端末2の表示部210に表示されるウェブページ33は、例えば、図7に示すようなABC航空のホームページであり、かかるウェブページ33のHTMLファイル内には通知用タグの一例であるリタゲタグ51が埋め込まれている。
そして、ユーザ端末2のブラウザ200は、情報処理装置1に対してリタゲタグ51に基づく通知を行う(ステップS4)。リタゲタグ51には、タグIDや情報処理装置1のアドレス等の情報が含まれており、ユーザ端末2のブラウザ200は、情報処理装置1のアドレスを宛先としてタグIDを含む情報をネットワークへ送信し、情報処理装置1への通知を行う。
かかる通知により、情報処理装置1の検出部11は、ユーザ端末2を使用しているユーザAを検出することができる。検出部11は、ユーザ端末2を使用しているユーザAを検出すると、ユーザ情報テーブルのユーザAのユーザID「U100」に対応する「タグID」として、ユーザ端末2から送信されたリタゲタグIDを設定する。
次いで、リタゲタグ51に基づく通知を受けた情報処理装置1の抽出部13は、リタゲタグ51に関連する関連情報としての特徴語を抽出する(ステップS5)。かかる処理において、抽出部13は、例えば、リタゲタグ51に関連付けられた広告コンテンツに含まれる1以上の特徴語を関連情報として抽出する。
図8は、リタゲタグ51に関連付けられた広告コンテンツであるリタゲ広告コンテンツの一例を示す図である。図8に示すリタゲ広告コンテンツ320は、広告文のタイトル部分が「ABC航空公式ホームページ/abc.com」であり、広告文の説明部分が「おトク割引チケット販売中(○月×日搭乗分まで)」や「国内線予約/国際線予約/国内旅行/海外旅行」である。
抽出部13は、リタゲ広告コンテンツ320に記述されている複数の単語や語句などのタームの中から、例えば、形態素解析やクラスター分析によって、リタゲ広告コンテンツ320を特徴付ける特徴語を抽出する。ここでは、例えば、図9に示すように、広告主である企業名を示す「ABC航空」、「予約」、「搭乗」、「国内旅行」、「海外旅行」などが抽出されている。図9は、リタゲタグに関連付けられた特徴語の一例を示す図である。
また、抽出部13は、リタゲタグ51のリタゲタグIDが埋め込まれたウェブページ33やリタゲ広告コンテンツ320のリンク先であるランディングページから、これらのウェブページの特徴語を抽出することもできる。なお、抽出部13は、特徴語の抽出を、例えば、ロボット型検索エンジンを用いてプログラムにウェブサイトを巡回させ、自動的にウェブページ上の情報を複製して保存させるクローリグと呼ばれる手法により事前に行うこともできる。
情報処理装置1の抽出部13は、抽出した特徴語を記憶部22に記憶された特徴語テーブルに設定する(ステップS6)。
そして、情報処理装置1の更新部12は、ABC航空のウェブページ33にアクセスしたユーザAのユーザ情報を、例えば、特徴語テーブルに設定された特徴語に基づいて更新する(ステップS7)。
そして、情報処理装置1の配信部14は、更新部12により更新されたユーザ情報に基づき情報(例えば広告コンテンツ)を配信する(ステップS8)。
次に、ユーザBが、ユーザ端末2を用いて、コンバージョンタグが設定されたウェブページにアクセスした場合における情報処理装置1が行う情報処理の手順について図10を参照しながら説明する。図10は、コンバージョンタグに基づく通知に対する情報処理装置1による情報処理の説明図である。
図10に示すように、コンバージョンタグ52は、広告主などが設定した成果地点を示すウェブページ(以下、成果地点ページとする場合がある)34のHTMLソース内に埋め込まれる。この成果地点ページ34には、購入決定ボタン341やカート図柄342などが表示された商品購入欄340が設けられている。なお、広告情報テーブルにコンバージョンタグ52に対応して設定された広告コンテンツ330は、例えば、図10に示すように、宿泊クーポンとセットされた航空券に関するものである。
ユーザ端末2のユーザBが購入決定ボタン341を押下すると、ユーザ端末2のブラウザ200は、コンバージョンタグ52に基づく通知がユーザ端末2から情報処理装置1へ行われる。かかるコンバージョン通知には、例えば、コンバージョンタグ52のコンバージョンタグIDやユーザBのユーザIDが含まれている。
情報処理装置1の検出部11は、コンバージョンタグ52に基づく通知を受けることにより、ユーザ端末2を使用するユーザBを検出する。また、検出部11は、ユーザ情報テーブルのユーザBのユーザID「U101」に対応する「タグID」として、ユーザ端末2から送信されたコンバージョンタグIDを設定する。
情報処理装置1の抽出部13は、検出部11によって検出されたユーザBのユーザ情報6を関連情報に基づいて更新する。関連情報は、例えば、成果地点ページ34に対応する情報および広告コンテンツ330のうち、少なくともいずれか一方から抽出した特徴語である。なお、成果地点ページ34に対応する情報は、例えば、成果地点ページ34を含む広告主のウェブサイトの情報であり、成果地点ページ34そのものも含む。
図10に示す例では、抽出部13は、成果地点ページ34に対応する情報および広告コンテンツ330の中に含まれるタームから、「ホテル」、「旅館」、および「宿泊」を特徴語として抽出している。この場合も特徴語の抽出はクローリングやクラスター解析などの手法を用いることができる。
このように、情報処理装置1は、成果地点ページ34にアクセスしたユーザBのユーザ情報6を、コンバージョンタグ52に関連付けられた特徴語(関連情報)に基づいて更新することができる。したがって、ユーザBが、その後に所定のサイトにアクセスした際に、そのサイトのウェブページに設けられた広告枠内に広告を配信する場合、配信する広告を決定する際の自由度を高めることができる。
なお、コンバージョンタグ52に基づいて広告を配信する場合、ユーザBが購入した商品に関する広告の配信は避けるなどの工夫も可能である。特徴語を用いてユーザ情報6に含まれるユーザ属性などが更新されているため、新たなユーザ属性にマッチングさせた広告の配信が可能となる。
[3.情報処理装置1の処理フロー]
次に、実施形態に係る情報処理装置1による情報処理の手順について説明する。図11は、情報処理装置1による情報処理の流れを説明するための図である。図11に示す情報処理は、情報処理装置1の制御部23によって繰り返し実行される。
図11に示すように、情報処理装置1の制御部23は、通知用タグ5に基づく通知があるか否かを判定する(ステップS100)。通知用タグ5に基づく通知がある場合(ステップS100;Yes)、制御部23は、通知用タグに対応するコンテンツから特徴語を抽出する(ステップS101)。
通知用タグに対応するコンテンツは、例えば、通知用タグ5が設定されたウェブページ31、通知用タグ5に関連付けられた広告コンテンツ、通知用タグ5に関連付けられた広告コンテンツのリンク先のページなどである。制御部23は、抽出した特徴語を記憶部22に記憶する。
制御部23は、ステップS101において抽出された特徴語に基づいてユーザ情報を更新する(ステップS102)。かかる処理において、制御部23は、抽出した特徴語を、通知用タグ5に基づく通知を行ったユーザ端末2のユーザのユーザ情報に付加して更新する。
ステップS102の処理が終了した場合、または、通知用タグ5に基づく通知がない場合(ステップS100;No)、制御部23は、ユーザ端末2から広告配信要求があるか否かを判定する(ステップS103)。
ユーザ端末2から広告配信要求がある場合(ステップS103;Yes)、制御部23は、広告配信要求を行ったユーザ端末2のユーザがリターゲティング広告の対象であるか否かを判定する(ステップS104)。かかる処理において、制御部23は、広告配信要求を行ったユーザ端末2のユーザに対応するユーザ情報にリタゲタグIDが設定されている場合に、リターゲティング広告の対象であると判定する。
広告配信要求を行ったユーザ端末2のユーザがリターゲティング広告の対象であると判定すると(ステップS104;Yes)、制御部23は、広告配信要求を行ったユーザ端末2へリターゲティング広告コンテンツを配信する(ステップS105)。リターゲティング広告コンテンツは、広告配信要求を行ったユーザ端末2のユーザのユーザ情報に設定されているリタゲタグIDに対応する広告コンテンツである。
広告配信要求を行ったユーザ端末2のユーザがリターゲティング広告の対象はないと判定すると(ステップS104;No)、制御部23は、広告配信要求を行ったユーザ端末2のユーザのユーザ情報に含まれる特徴情報に基づいて広告コンテンツを選択し、選択した広告コンテンツを、広告配信要求を行ったユーザ端末2へ配信する(ステップS106)。ステップS105またはステップS106の処理が終了した場合、また、ユーザ端末2から広告配信要求がない場合(ステップS103;No)、制御部23は、図11に示す情報処理を終える。
上述してきた実施形態においては、通信用タグとして、リタゲタグ51を用いる場合とコンバージョンタグ52を用いる場合について説明した。しかし、ユーザ端末2が所定のウェブページにアクセスした場合に、情報処理装置1に通知が送られ、ユーザ端末2がアクセスしたウェブページに対応する情報に基づいてユーザ情報を更新できるのであれば、どのようなタグであっても構わない。例えば、通知用タグは、広告コンテンツをユーザ端末2のユーザがクリック操作したときに、広告コンテンツがクリックしたことを示す情報を情報処理装置1へ通知するためのタグであってもよい。
[4.変形例]
上述した実施形態では、更新部12は、通知用タグ毎に関連情報を設定するものとして説明したが、抽出部13は、複数の通知用タグに対応するコンテンツから抽出した特徴語を関連情報として抽出することもできる。この場合、複数の通知用タグは、同じ種類のタグでもよく、異なる種類のタグであってもよい。また、抽出部13は、通知用タグ間で共通する特徴語を関連情報として特徴語テーブルに設定することもできる。
また、更新部12は、同一の通知用タグに基づく通知を所定期間内にn回(nは2以上整数)行ったユーザがある場合に、当該同一の通知用タグに関連付けられた特徴語をユーザ情報テーブルに設定することもできる。
また、更新部12は、関連する通知用タグに基づく通知を所定期間内にm回(mは2以上整数)行ったユーザがある場合に、当該関連する通知用タグに関連付けられた特徴語をユーザ情報テーブルに設定することもできる。
[5.プログラム]
実施形態における情報処理装置1は、例えば、図12に示すような構成のコンピュータ70によって実現される。図12は、情報処理装置1の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ70は、CPU71、RAM72、ROM(Read Only Memory)73、HDD(Hard Disk Drive)74、通信インターフェース(I/F)75、入出力インターフェース(I/F)76、およびメディアインターフェース(I/F)77を備える。
CPU71は、ROM73またはHDD74に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM73は、コンピュータ70の起動時にCPU71によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ70のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD74は、CPU71によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェース(I/F)75は、通信部21に対応し、通信ネットワーク4を介して他の機器からデータを受信してCPU71へ送り、CPU71が生成したデータを、通信ネットワーク4を介して他の機器へ送信する。
CPU71は、入出力インターフェース(I/F)76を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU71は、入出力インターフェース76を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU71は、生成したデータを、入出力インターフェース76を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェース(I/F)77は、記録媒体78に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM72を介してCPU71に提供する。CPU71は、当該プログラムを、メディアインターフェース77を介して記録媒体78からRAM72上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体78は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ70が情報処理装置1として機能する場合、コンピュータ70のCPU71は、RAM72上にロードされたプログラムを実行することにより、検出部11、更新部12、抽出部13、配信部14および判定部15の各機能を実現する。また、HDD74は、記憶部22の機能を実現し、広告情報、関連情報としての特徴語、ユーザ情報などが格納される。
コンピュータ70のCPU71は、これらのプログラムを、記録媒体78から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信ネットワーク4を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[6.効果]
実施形態にかかる情報処理装置1は、検出部11と配信部14とを備える。検出部11は、所定のページ(例えば、ウェブページ31、33、34)に含まれる通知用タグ(例えば、リタゲタグ51またはコンバージョンタグ52)に基づく通知を行ったユーザ端末2のユーザを検出する。配信部14は、ユーザの端末装置に対して、前記通知用タグに関連付けられた情報(例えば、タグ関連情報)に基づき情報(広告コンテンツなど)を配信する。
したがって、ユーザに対し、より効果的な広告配信などを行うことが可能となる。
また、情報処理装置1は、通知用タグに関連付けられた情報を記憶する記憶部15と、検出部11によって通知が検出された場合に、記憶部15に記憶された情報に基づいて検出部11によって検出されたユーザの情報を更新する更新部12とを備える。
これにより、ユーザ情報として、通知用タグに関連付けられた情報を新たに加えることで、ユーザ属性などを充実させることができる。また、ユーザの情報をより効果的に更新でき、例えば配信する広告を決定する上での自由度を高めることができる。
また、情報処理装置1は、通知用タグに関連付けられた情報に含まれる1以上の特徴語を通知用タグに関連付けられた情報として抽出する抽出部13を備える。
これにより、例えばユーザ情報におけるユーザ属性などを、より適切に更新することができる。
また、情報処理装置1は、抽出部13は、通知用タグに関連付けられた情報として、所定のページの情報、通知用タグに関連付けられたコンテンツ、および、当該コンテンツのリンク先のページのうち少なくとも一つに含まれる1以上の特徴語を抽出する。
これにより、ユーザ情報におけるユーザ属性などを、より精度よく更新することができる。
また、所定のページ(例えば、ウェブページ31、33、34)に含まれる通知用タグ(例えば、リタゲタグ51)は、当該通知用タグに関連付けられたコンテンツを配信するためのタグである。
これにより、通知用タグがリターゲティングタグであっても、ユーザの情報をより効果的に更新できる。
また、所定のページ(例えば、ウェブページ31、33、34)に含まれる通知用タグ(例えば、コンバージョンタグ52)は、当該通知用タグに基づく通知に基づいて、所定の広告効果を判定するタグである。
これにより、通知用タグが効果判定用のコンバージョンタグであっても、ユーザの情報をより効果的に更新できる。
[7.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
上述した情報処理装置1は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検出部は、検出手段や検出回路に読み替えることができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
1 情報処理装置
2 ユーザ端末
5 リターゲティングタグ(通知用タグ)
6 ユーザ情報(ユーザの情報)
7 コンバージョンタグ(通知用タグ)
11 検出部
12 更新部
13 抽出部
14 配信部
15 判定部
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
31 ウェブページ
34 成果地点ページ
320 リタゲ関連広告(広告情報)
330 広告コンテンツ
A,B ユーザ

Claims (6)

  1. 制御部と、ユーザ端末の表示部に表示される所定のページに含まれる通知用タグに関連付けられた情報を記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記通知用タグに基づき、当該通知用タグのIDを含む通知を行った前記ユーザ端末のユーザを検出し、
    前記通知用タグの前記IDを含む前記通知を受け、前記通知用タグに関連付けられ、前記ユーザ端末の表示部に表示される情報に含まれる1以上の特徴語を前記通知用タグに関連付けられた前記情報として抽出し、
    前記通知が検出された場合に、前記特徴語を前記記憶部に記憶させ、記憶された前記特徴語に基づいて、前記ユーザの情報であるユーザ属性を更新し、
    更新された前記ユーザの情報に基づき、前記ユーザのユーザ端末に対して、所定の情報を配信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記通知用タグに関連付けられた情報として、前記所定のページの情報、前記通知用タグに関連付けられたコンテンツ、および、当該コンテンツのリンク先のページのうち少なくとも一つに含まれる1以上の特徴語を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知用タグは、当該通知用タグに関連付けられたコンテンツを配信するためのタグである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知用タグは、当該通知用タグに基づく通知に基づいて、所定の広告効果を判定するタグである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザ端末の表示部に表示される所定のページに含まれる通知用タグに基づき、当該通知用タグのIDを含む通知を行った前記ユーザ端末のユーザを検出する工程と、
    前記通知用タグの前記IDを含む前記通知を受け、前記通知用タグに関連付けられ、前記ユーザ端末の表示部に表示される情報に含まれる1以上の特徴語を前記通知用タグに関連付けられた前記情報として抽出する工程と、
    前記通知が検出された場合に、前記特徴語を記憶部に記憶させ、記憶された前記特徴語に基づいて、前記ユーザの情報であるユーザ属性を更新する工程と、
    更新された前記ユーザの情報に基づき、前記ユーザのユーザ端末に対して、所定の情報を配信する工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  6. コンピュータに、
    ユーザ端末の表示部に表示される所定のページに含まれる通知用タグに基づき、当該通知用タグのIDを含む通知を行った前記ユーザ端末のユーザを検出する手順と、
    前記通知用タグの前記IDを含む前記通知を受け、前記通知用タグに関連付けられ、前記ユーザ端末の表示部に表示される情報に含まれる1以上の特徴語を前記通知用タグに関連付けられた前記情報として抽出する手順と、
    前記通知が検出された場合に、前記特徴語を記憶部に記憶させ、記憶された前記特徴語に基づいて、前記ユーザの情報であるユーザ属性を更新する手順と、
    更新された前記ユーザの情報に基づき、前記ユーザのユーザ端末に対して、所定の情報を配信する手順と、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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