JP7028842B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、インターネットを介した広告配信の一手法として、リターゲティング広告と呼ばれる手法がある。かかる手法は、例えば、所定のウェブサイトにアクセスしたユーザのユーザ端末に当該所定のウェブサイトへのリンクを有する広告コンテンツを表示し、当該所定のウェブサイトへのアクセスをユーザに促すものである。
また、特許文献1には、検索連動型広告の広告主に対し、広告効果を高める上で効果的なキーワードを提示する技術が開示されている。
特開2014-006757号公報
しかしながら、上記の従来技術では、より精緻なリターゲティング広告配信を実現することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、検索連動型広告の対象となる対象広告の広告主の広告を閲覧したユーザを特定し、特定したユーザが入力した検索キーワードの入力頻度により検索キーワード毎のスコアを算出し、対象広告に対する検索連動型広告のキーワードの入力を受け付ける際に、このスコアの高い検索キーワードを候補として提示している。このように、上記の従来技術は、リターゲティング広告に関する施策ではないため、より精緻なリターゲティング広告配信を実現することができるとはいい難い。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、より精緻なリターゲティング広告配信を実現することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる情報処理装置は、ユーザを識別する第1識別情報を取得する取得部と、ユーザが所定の行動を行った場合に当該ユーザに配信される候補と対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報を、前記第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理する管理部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、より精緻なリターゲティング広告配信を実現することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる情報処理の前提を説明する説明図である。 図2は、実施形態にかかる第1の情報処理の一例を示す図である。 図3は、リタゲタグ情報を抽出する抽出処理の一例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる第2の情報処理の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる第3の情報処理の一例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 図8は、実施形態にかかるリスト情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態にかかるユーザ管理情報記憶部の一例を示す図である。 図10は、実施形態にかかる広告情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態にかかる集計結果記憶部の一例を示す図である。 図12は、実施形態にかかる第1の情報処理手順を示すフローチャートである。 図13は、実施形態にかかる第2の情報処理手順を示すフローチャートである。 図14は、実施形態にかかる第3の情報処理手順を示すフローチャートである。 図15は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理の概要〕
主に、図1~図5を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例について説明する。図1では、実施形態にかかる情報処理の前提および目的について説明する。図2および図3では、実施形態にかかる情報処理のうち第1の情報処理について説明する。また、図4では、実施形態にかかる情報処理のうち第2の情報処理について説明する。また、図5では、実施形態にかかる情報処理のうち第3の情報処理について説明する。また、実施形態にかかる情報処理は、図1に示す情報処理装置100によって行われる。情報処理装置100は、例えば、サーバ装置である。
また、第1の情報処理は、ユーザに対してリタゲタグ情報を付与するための一連の情報処理である。第2の情報処理は、リタゲタグ情報を用いてユーザに対して広告配信するための一連の情報処理である。第3の情報処理は、リタゲタグ情報を用いて所定の状況に達したユーザを集計するための一連の情報処理である。
図1~図5の説明に先立って、図6を用いて、まず、実施形態にかかる情報処理システムについて説明する。図6は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成例を示す図である。実施形態にかかる情報処理システム1は、図6に示すように、提供元装置10-nと、ユーザ装置30と、DMP装置60と、情報処理装置100とを含む。提供元装置10-n、ユーザ装置30、DMP装置60、情報処理装置100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。
提供元装置10-nは、情報処理装置100(情報処理装置100を管理する事業者)に対して、コンテンツを提供することによりコンテンツ配信を依頼する提供元によって利用される情報処理端末である。提供元装置10-nは、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。また、本実施形態では、コンテンツは広告コンテンツであるものとする。また、かかる場合、提供元は、情報処理装置100に対するクライアントとしての広告主といえる。
また、以下では、広告主ADnの「n」に対して任意の数値を用いることで、各広告主を区別して表記する場合がある。また、提供元装置10-nの「n」に対しても同様に任意の数値を用いることで、提供元装置を区別して表記する場合がある。例えば、提供元装置10-1との表記は、広告主AD1により利用される提供元装置10-nを意味する。一方、上記区別が必要ない場合には、広告主ADn、提供元装置10-nといった表記をそのまま用いる場合がある。
また、提供元装置10-nは、例えば、広告主ADnの操作に従って、DMP装置60に対して広告配信に関する各種配信設定を行う。
ユーザ装置30は、エンドユーザ(ユーザ)によって利用される情報処理端末である。ユーザ装置30は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等である。ユーザ装置30は、例えば、ユーザ操作に応じて各種コンテンツを表示する。例えば、ユーザによって検索が行われた場合には、ユーザ装置30は、検索に用いられた検索クエリに対応する検索結果が一覧表示される検索結果ページを表示する。なお、検索結果ページには、検索クエリに関連する広告コンテンツが表示されることがあり、このような広告配信形態は検索連動型広告と呼ばれる。
DMP装置60は、(Data Management Platform)事業で利用されるサーバ装置である。本実施形態では、DMP装置60は、情報処理装置100を管理する事業者に属するものとする。DMP装置60は、提供元装置10-nから広告配信に関する各種配信設定等を受け付けて、受け付けた情報を情報処理装置100へと送信する。また、以下では、情報処理装置100を管理する事業者を「N社」とする。
ここで、実施形態にかかる情報処理が行われるにあたっての前提について説明する。図1は、実施形態にかかる情報処理の前提を説明する説明図である。図1の例によると、集合G1は、N社に対するクライアントの広告主による自社の顧客群を示す。集合G2は、N社がDMPに活用しているユーザ(例えば、N社が提供する各種サービスを利用している会員ユーザ)のユーザ群を示す。集合G3は、N社が提供する検索サービスを利用しているユーザのユーザ群を示す。また、集合G4は、集合G1、集合G2および集合G3全てで重複するユーザのユーザ群を示す。すなわち、集合G4に属するユーザは、広告主の顧客、かつ、N社の会員、かつ、N社の検索サービス利用者である。より詳細には、集合G4に属するユーザは、広告主の顧客のうち当該広告主が定めた条件情報を満たすユーザ(例えば、自社サイトあるいはN社のサイトで5回以上商品購入したユーザ)、かつ、N社の検索サービス利用者である。
そして、本実施形では、集合G4に属するユーザのうち、所定の行動を行ったユーザをリターゲティングするための専用のタグ情報を踏ませることで、所定の行動をトリガーとして効果的にリターゲティング広告配信することに着目している。
また、一般的なリターゲティング広告では、広告配信業者は、例えば、広告主サイトを訪問したユーザにクッキーを発行するととともに、広告主毎のリターゲティングリストでクッキーを管理することにより、広告主サイトを訪問したユーザをトラッキングする。一方、本実施形態では、リターゲティングするためのタグ情報をユーザ毎に管理することでより精緻なリターゲティング広告を実現することを目的としている。
上記のような前提を踏まえて、実施形態にかかる情報処理装置100は、以下のような第1の情報処理を行う。具体的には、情報処理装置100は、ユーザを識別する第1識別情報を取得し、ユーザが所定の行動を行った場合に当該ユーザに配信される候補の広告コンテンツと対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報を、第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理する。例えば、情報処理装置100は、広告コンテンツが配信される配信先のユーザを条件付ける条件情報であって、かかる広告コンテンツの広告主により登録された条件情報を満たすユーザ毎に、タグ情報を管理する。
また、情報処理装置100は、ユーザ毎に管理する情報に基づいて、タグ情報に関する制御を行う。例えば、情報処理装置100は、所定の行動を行ったユーザのうち所定の条件情報を満たすユーザに対して対応付けられるタグ情報であって、当該ユーザが所定の行動を行ったことに応じて所定の行動に応じて配信される候補の広告コンテンツに対するリターゲティング対象となったことを示すタグ情報であるリタゲタグ情報を、第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理されるタグ情報の中から抽出する。例えば、情報処理装置100は、ユーザが所定の行動を行った場合に、第1識別情報により識別されるユーザの中に所定の行動を行ったユーザが存在するか否かを判定し、所定の行動を行ったユーザが存在すると判定した場合には、所定の行動を行ったユーザを識別する第2識別情報であって、第1識別情報に対応する第2識別情報を抽出する。
また、実施形態にかかる情報処理装置100は、以下のような第2の情報処理を行う。具体的には、情報処理装置100は、所定の行動を行ったユーザが第2識別情報で識別されるユーザである場合には、当該ユーザを識別する第2識別情報に基づいて、配信候補の広告コンテンツの中から配信対象の広告コンテンツを決定する。
また、実施形態にかかる情報処理装置100は、以下のような第3の情報処理を行う。具体的には、情報処理装置100は、所定の行動を行ったユーザが第2識別情報で識別されるユーザである場合には、所定の行動を行うに至ったユーザの数に対して計上することによりリーチ数を集計する。
〔2.実施形態にかかる情報処理の一例〕
〔2-1.第1の情報処理の一例〕
ここからは、主に図2を用いて、第1の情報処理の一例を処理手順を交えて説明する。図2は、実施形態にかかる第1の情報処理の一例を示す図である。第1の情報処理の一例を説明するにあたって、まずは、情報処理装置100が有するリスト情報記憶部121を説明する。情報処理装置100は、広告主からの設定内容と、リスト情報記憶部121とに基づいて、広告主の顧客と、N社がDMP事業に活用しているユーザとを連携させる。
ここで、図8に実施形態にかかるリスト情報記憶部121の一例を示す。リスト情報記憶部121は、クライアントの広告主による設定情報を記憶する。図8の例では、リスト情報記憶部121は、「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「リスト名」、「条件情報」、「説明情報」、「第1識別情報」といった項目を有する。
「クライアントID」は、広告主ADnまたは広告主ADnの提供元装置10-nを識別する識別情報を示す。また、「クライアントID」は提供元識別情報に対応する。「ターゲットリストID」は、リターゲティング広告が配信される配信先のユーザであって、「条件情報」を満たすユーザを識別する「第1識別情報」の一覧リストを識別する識別情報を示す。また、「ターゲットリストID」はターゲット識別情報に対応する。「リスト名」は、「ターゲットリストID」で識別される上記一覧リストの名称を示す。「条件情報」は、リターゲティング広告が配信される配信先のユーザを条件付ける条件情報を示す。「条件情報」の一例としては、「自社サイトあるいはN社のサイトで5回以上商品購入したユーザ」といったものが挙げられる。「説明情報」は、「ターゲットリストID」で識別される上記一覧リストに関して説明する説明情報を示す。
「第1識別情報」は、リターゲティング広告が配信される配信先のユーザであって、「条件情報」を満たすユーザを識別する識別情報を示す。具体的には、「第1識別情報」は、N社に対応するドメインから発行されたクッキー、または、N社が発行した会員IDである。以下の実施形態では、「第1識別情報」は、すなわちクッキーであるものとし、さらにこのようなクッキーを「X1クッキー」と表記する場合がある。また、「第1識別情報」で識別されるユーザは、N社がDMP事業に活用しているユーザであって、このうち一部のユーザは、対応する「クライアントID」で識別される広告主の顧客である可能性がある。そして、このようなユーザは、後に説明するデータ連携処理での連携対象となる。
すなわち、図8の例では、クライアントID「AD1」によって識別される広告主(広告主AD1)が、条件情報「CIN11」を満たすユーザをリストアップするよう指定しており、条件情報「CIN11」を満たすユーザがリストアップされたターゲットリストはターゲットリストID「LT11」で識別される例を示す。また、図8の例では、広告主AD1に関するリターゲティング広告が配信される配信先のユーザであって、条件情報「CIN11」を満たすユーザとして、X1クッキーCK111で識別されるユーザ、X1クッキーCK114で識別されるユーザ、X1クッキーCK115で識別されるユーザ、X1クッキーCK116で識別されるユーザが、ターゲットリストLT11にリストアップされている例を示す。
図2の説明に戻る。情報処理装置100が図8のようなリスト情報記憶部121を有している状態において、広告主ADnは、提供元装置10-nを操作して、「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「顧客データ」(例えば、顧客のメールアドレスや、顧客のユーザ装置30に対応する端末ID)をDMP装置60に送信する。すなわち、提供元装置10-nは、広告主ADnの操作に従って、「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「顧客データ」をDMP装置60に送信する(ステップS11)。図1では、提供元装置10-1は、広告主AD1の操作に従って、クライアントID「AD1」、ターゲットリストID「LT11」、メールアドレス「×××.co.jp」をDMP装置60に送信したものとする。なお、図1のステップS11では、広告主AD1がDMP装置60に対して情報設定しているが、これは一例に過ぎず、広告主AD1以外の多数の広告主も同様に情報設定を行う場合がある。なお、ここで送信されるメールアドレスは、N社(DMP装置60)が認識可能なメールドレスであって、例えば、N社に対応するドメインが含まれる。
DMP装置60は、提供元装置10-nから「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「顧客データ」を受信すると、「顧客データ」としてのメールアドレスに対して任意の変換処理(例えば、ハッシュ化)により、メールアドレスをX1クッキー(第1識別情報)へと変換する(ステップS12)。図1では、DMP装置60は、変換処理により、広告主AD1から受け付けた3つのメールアドレス(3人のユーザのメールアドレス)それぞれから、X1クッキーCK111、X1クッキーCK112、X1クッキーCK113を得たものとする。
次に、DMP装置60は、「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「X1クッキー」とを対応付けた連携リストを情報処理装置100に送信する(ステップS13)。広告主AD1を用いた上記例に従うと、DMP装置60は、図1に示すように、クライアントID「AD1」およびターゲットリストID「LT11」に対して「X1クッキーCK111、X1クッキーCK112、X1クッキーCK113」を対応付けた連携リストを情報処理装置100に送信する。
情報処理装置100は、連携リストを受信すると、受信した連携リストに示されるユーザ(すなわち、広告主の顧客)と、N社がDMP事業に活用しているユーザとを連携するデータ連携処理を行う(ステップS14)。より詳細には、情報処理装置100は、連携リストとリスト情報記憶部121とに基づいて、N社がDMP事業に活用しているユーザの中から、連携リストに示されるユーザを抽出することで、N社がDMP事業に活用しているユーザと連携リストに示されるユーザとを連携させる。この点について、広告主AD1の例を用いて説明する。
広告主AD1に対応する連携リストによると、図1に示すように、クライアントID「AD1」およびターゲットリストID「LT11」に対して「X1クッキーCK111、X1クッキーCK112、X1クッキーCK113」が対応付けられている。ここで、図8のリスト情報記憶部121を参照すると、クライアントID「AD1」およびターゲットリストID「LT11」に対して「X1クッキーCK111、X1クッキーCK114、X1クッキーCK115、X1クッキーCK116」が対応付けられている。したがって、かかる例では、情報処理装置100は、「X1クッキーCK111、X1クッキーCK114、X1クッキーCK115、X1クッキーCK116」によって識別される各ユーザのうち、「X1クッキーCK111」で識別されるユーザは広告主AD1の顧客でもあることを認識し、このユーザを広告主AD1に対して連携する。
また、情報処理装置100は、連携内容に応じて、リスト情報記憶部121をを更新することができる。例えば、情報処理装置100は、連携されなかったユーザを示すX1クッキーをリスト情報記憶部121から除外する。上記例では、情報処理装置100は、連携されなかったユーザを示すX1クッキーとして、「X1クッキーCK114、X1クッキーCK115、X1クッキーCK116」をリスト情報記憶部121から除外する。
そして、このようなデータ連携によると、ステップS11で広告主が「クライアントID」および「ターゲットリストID」を指定するというのは、連携先のリストを指定することを意味し、また、「顧客データ」を提供するというのは、連携対象のユーザを指定することを意味する。
次に、情報処理装置100は、ユーザが所定の行動を行った場合に当該ユーザに配信される候補の広告コンテンツと対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報をX1クッキーにより識別されるユーザ毎に管理する、というデータ管理処理を行う(ステップS15)。例えば、情報処理装置100は、連携内容に基づき更新されたリスト情報記憶部121を参照し、ユーザ管理情報記憶部122においてデータ管理処理を行う。
ここで、図9に実施形態にかかるユーザ管理情報記憶部122の一例を示す。ユーザ管理情報記憶部122は、X1クッキーにより識別されるユーザ毎にリターゲティングするためのタグ情報を記憶する。図9の例では、ユーザ管理情報記憶部122は、「ユーザ情報」、「タグ情報」といった項目を有する。
「ユーザ情報」は、例えば、広告コンテンツが配信される配信先のユーザを条件付ける条件情報を満たすユーザに関するユーザ情報を示す。図1の例では、「ユーザ情報」は、広告コンテンツが配信される配信先のユーザを条件付ける「条件情報」を満たすユーザを識別するX1クッキー(第1識別情報)であるものとする。「タグ情報」は、X1クッキーにより識別されるユーザをリターゲティングするためのタグ情報であって、どの広告主がどのターゲットリスト(ユーザ群)を連携先として指定したかを示す情報で構成される。具体的には、「タグ情報」は、データ連携を指定した指定元の広告主を識別する「クライアントID」と、かかる広告主の広告コンテンツが配信される配信先のユーザを条件付ける「条件情報」を満たすユーザ群のリストを識別する「ターゲットリストID」とで構成される。
広告主AD1の例を用いると、情報処理装置100は、ステップS11で広告主AD1がターゲットリストID「LT11」を指定したことに応じて、ステップS14では、「X1クッキーCK111」で識別されるユーザを広告主AD1に対して連携している。したがって、かかる例では、図9に示すように、情報処理装置100は、クライアントID「AD1」およびターゲットリストID「LT11」で構成されるタグ情報を生成し、これを「X1クッキーCK111」に対応付けた状態で、ユーザ管理情報記憶部122で管理する。
また、情報処理装置200は、広告主AD2がターゲットリストID「LT21」を指定したことに応じて、「X1クッキーCK111」で識別されるユーザを広告主AD2に対して連携していたとする。かかる場合には、情報処理装置200は、図9に示すように、ユーザ管理情報記憶部122において、「X1クッキーCK111」に対して、クライアントID「AD2」およびターゲットリストID「LT21」で構成されるタグ情報を対応付けて管理する。
また、情報処理装置200は、広告主AD3がターゲットリストID「LT31」を指定したことに応じて、「X1クッキーCK111」で識別されるユーザを広告主AD3に対して連携していたとする。かかる場合には、情報処理装置200は、図9に示すように、ユーザ管理情報記憶部122において、「X1クッキーCK111」に対して、クライアントID「AD3」およびターゲットリストID「LT31」で構成されるタグ情報を対応付けて管理する。
また、情報処理装置200は、広告主AD4がターゲットリストID「LT41」を指定したことに応じて、「X1クッキーCK111」で識別されるユーザを広告主AD4に対して連携していたとする。かかる場合には、情報処理装置200は、図9に示すように、ユーザ管理情報記憶部122において、「X1クッキーCK111」に対して、クライアントID「AD4」およびターゲットリストID「LT41」で構成されるタグ情報を対応付けて管理する。
そして、図9の例によると、情報処理装置100は、広告主それぞれにより登録された少なくとも1以上の条件情報を満たすユーザであって、当該広告主に対して連携されたユーザ毎にタグ情報を管理する。
図2の説明に戻る。情報処理装置100は、ユーザが検索行動(所定の行動の一例)を行ったか否か判定し、検索行動されたと判定した場合には、検索行動を行ったユーザ(検索ユーザ)のクッキー情報に基づいて、X1クッキーを取得する(ステップS16)。図2の例では、例えば、ユーザBが、ユーザ装置30を用いて、N社が提供する検索サービスSAにアクセスし、所定の検索クエリを用いた検索を行ったとする。かかる場合、ユーザBのユーザ装置30は、検索クエリとともにクッキー情報を情報処理装置100に送信する。そうすると、情報処理装置100は、検索クエリを受信することにより、検索行動が行われたと判定するとともに、取得したクッキー情報に基づきX1クッキーを取得する。
次に、情報処理装置100は、ステップS16で取得したX1クッキーに基づいて、X1クッキーにより識別されるユーザの中に検索行動を行ったユーザであるユーザBが存在するか否かを判定する(ステップS17)。例えば、情報処理装置100は、X1クッキーにより識別されるユーザとして、ユーザ管理情報記憶部122で管理されるユーザの中に検索行動を行ったユーザであるユーザBが存在するか否かを、ステップS16で取得したX1クッキーを用いた照合により判定する。例えば、ステップS16で取得したX1クッキーが「X1クッキーCK211」であったとすると、図9に示すユーザ管理情報記憶部122の例では、情報処理装置100は、ユーザ管理情報記憶部122で管理されるユーザの中にユーザBが存在すると判定する。なお、このような判定処理は、ステップS16で取得したX1クッキーに基づき、検索ユーザが広告配信先としてターゲットされているか否か判定する判定処理ともいえる。
次に、情報処理装置100は、ステップS17での判定結果に応じて、リターゲティング対象となったことを示すタグ情報であるリタゲタグ情報を抽出する抽出処理を実行する(ステップS18)。例えば、情報処理装置100は、X1クッキーにより識別されるユーザの中に検索行動を行ったユーザが存在すると判定した場合には、X1クッキーにより識別されるユーザ毎に管理されるタグ情報のうち、検索行動を行ったユーザを示すX1クッキーに対応付けられるタグ情報を、検索行動を行ったユーザがリターゲティング対象となったことを示すリタゲタグ情報として抽出する。一方、情報処理装置100は、X1クッキーにより識別されるユーザの中に検索行動を行ったユーザが存在しないと判定した場合には、この時点で処理を終了する。
ステップS17では、情報処理装置100は、X1クッキーにより識別されるユーザとして、ユーザ管理情報記憶部122で管理されるユーザの中に検索ユーザBが存在すると判定している。したがって、ステップS18では、情報処理装置100は、ユーザ管理情報記憶部122においてユーザ毎に管理されるタグ情報のうち、検索ユーザBを示すX1クッキーCK211に対応付けられるタグ情報を検索ユーザBに対応するリタゲタグ情報として抽出する。図9に示すユーザ管理情報記憶部122の例によると、X1クッキーCK211に対応付けられるタグ情報は、タグ「AD1/LT11」、タグ「AD2/LT21」、タグ「AD3/LT31」、タグ「AD4/LT41」、タグ「AD5/LT51」、タグ「AD6/LT61」、タグ「AD7/LT71」、である。情報処理装置100は、この7つのタグ情報の中からリタゲタグ情報を抽出する。この点について、図3を用いて説明する。
図3は、リタゲタグ情報を抽出する抽出処理の一例を示す図である。まず、情報処理装置100は、ユーザ管理情報記憶部122で管理されるユーザの中に検索ユーザBが存在すると判定されるきっかけとなった今回(1回目)の検索行動での抽出処理では、タグ情報の数に応じて、ランダムで最大5つのタグ情報をリタゲタグ情報として抽出する。図3の例では、検索ユーザBを示すX1クッキーCK211に対応付けられるタグ情報の数は7であるため、情報処理装置100は、5つのタグ情報を抽出可能である。よって、情報処理装置100は、ランダムで、例えば、タグ「AD1/LT11」、タグ「AD2/LT21」、タグ「AD4/LT41」、タグ「AD6/LT61」、タグ「AD7/LT71」といった5つのタグ情報をリタゲタグ情報として抽出する。また、情報処理装置100は、リタゲタグ情報として抽出したこの5つのタグ情報をユーザ管理情報記憶部122から除外する。
次に、任意のタイミングで、再びユーザBが検索行動を行ったとする。つまり、情報処理装置100は、ユーザBが再度検索行動を行ったと判定したとする。このような2回目の検索行動での抽出処理では、情報処理装置100は、1回目の検索行動に応じた抽出処理で抽出されなかったタグ情報を優先的にリタゲタグ情報として抽出する。情報処理装置100は、1回目の検索行動に応じた抽出処理では、タグ「AD1/LT11」、タグ「AD2/LT21」、タグ「AD4/LT41」、タグ「AD6/LT61」、タグ「AD7/LT71」といった5つのタグ情報をリタゲタグ情報として抽出している。このため、情報処理装置100は、2回目の検索行動での抽出処理では、抽出されなかった残りのタグ「AD3/LT31」およびタグ「AD5/L51」を優先的に抽出する。また、情報処理装置100は、リタゲタグ情報として抽出したこの2つのタグ情報をユーザ管理情報記憶部122から除外する。
このように、情報処理装置100は、同一ユーザが検索行動を行う度に、これまでリタゲタグ情報として抽出されなかったタグ情報を優先的に抽出するという抽出処理を繰り返す。リタゲタグ情報として抽出されるということは、当該リタゲタグ情報を構成するクライアントIDにより識別される広告主は、自身の広告コンテンツが配信される機会を得ることになるが、上記のような抽出処理を行わない場合、特定の広告主ばかりが広告コンテンツが配信される機会を得る、という不公平な状況が起こり得る。そこで、情報処理装置100は、全ての広告主に対して公平に広告コンテンツが配信される機会が与えられるように、図3で示した抽出処理を行う。
図2の説明に戻る。情報処理装置100は、ステップS18での抽出処理で抽出したリタゲタグ情報を検索ユーザに送信することにより、検索ユーザのユーザ装置30のブラウザにリタゲタグ情報を付与する(ステップS19)。ユーザBの例を用いると、情報処理装置200は、ユーザBによる今回の検索行動に応じた抽出処理で抽出した5つのリタゲタグ情報(タグ「AD1/LT11」、タグ「AD2/LT21」、タグ「AD4/LT41」、タグ「AD6/LT61」、タグ「AD7/LT71」)を、ユーザBのユーザ装置30に送信する。そして、ユーザ装置30は、受信した5つのリタゲタグ情報をブラウザに付与する。
さて、ここまで主に図2を用いて、ユーザに対してリタゲタグ情報を付与するための一連の情報処理である第1の情報処理について説明してきた。実施形態にかかる情報処理装置100は、第1の情報処理として、まず、ユーザを識別する第1識別情報を取得し、ユーザが所定の行動を行った場合に当該ユーザに配信される候補と対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報を、第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理する。これにより、情報処理装置100は、より精緻なリターゲティング広告配信を実現することができるようになる。例えば、情報処理装置100は、より精緻なリターゲティングとして、複数の広告主に対応する複数のターゲティングリストに応じたリターゲティング、あるいは、ユーザ単位でのリターゲティングを実現することができる。
〔2-2.第2の情報処理の一例〕
ここからは、図4を用いて、第2の情報処理の一例を処理手順を交えて説明する。図4は、実施形態にかかる第2の情報処理の一例を示す図である。第2の情報処理は、リタゲタグ情報を用いてユーザに対して広告配信するための一連の情報処理である。また、図4では、図2の説明で示した例を用いる。
図4に示すように、ユーザBが、ユーザ装置30を用いて、N社が提供する検索サービスSAにアクセスし、所定の検索クエリを用いた検索を再度行ったとする。かかるユーザ装置30のブラウザには、5つのリタゲタグ情報(タグ「AD1/LT11」、タグ「AD2/LT21」、タグ「AD4/LT41」、タグ「AD6/LT61」、タグ「AD7/LT71」)が付与されている。ここでは、5つのリタゲタグ情報をまとめて「リタゲタグRTG211」と表記する。
ユーザBのユーザ装置30は、ユーザBの検索行動に従って、検索クエリを情報処理装置100に送信する。また、このときリタゲタグRTG211がブラウザ上で動作し、ユーザ装置30に対して、X1クッキーとは異なるクッキーであるX2クッキー(第2識別情報の一例)も情報処理装置100に送信させる。図4の例では、ユーザ装置30は、リタゲタグRTG211の制御に従って、「X2クッキーCK211-α」を送信する。X2クッキーは、X1クッキーに対応するクッキー情報であり、X1クッキーの形式に変換可能となっている。X2クッキーは、ユーザBが検索行動を行った現時点における最新のクッキー情報である。
このような状態において、情報処理装置100は、X2クッキーを検出できたか否かを判定している(ステップS21)。ユーザBの検索行動に応じて「X2クッキーCK211-α」が送信された図4の例では、情報処理装置100は、ユーザ装置30から「X2クッキーCK211-α」を受信することにより、X2クッキーを検出したと判定する。なお、検索行動を行う前にユーザBがクッキーを削除していると、リタゲタグRTG211は、X2クッキーを情報処理装置100に送信させることができない。かかる場合、情報処理装置100は、検索クエリとともにX2クッキーが受信されないことに応じて、X2クッキーを検出できないと判定する。
次に、情報処理装置100は、ステップS21での判定結果に応じて、検索ユーザに配信する配信対象の広告コンテンツを決定する広告決定処理を行う(ステップS22)。図4の例では、情報処理装置100は、ステップS21での判定結果に応じて、ユーザBに配信する配信対象の広告コンテンツを決定する広告決定処理を行う。情報処理装置100は、X2クッキーを検出したと判定した場合には(検出OK)、例えば、「X2クッキーCK211-α」に対して任意の変換処理を実行することにより、「X2クッキーCK211-α」から「X2クッキーCK211-α」に対応するX1クッキーを取得する。例えば、情報処理装置200は、「X2クッキーCK211-α」に対応するX1クッキーとして、「X1クッキーCK211」を取得する。そして、情報処理装置100は、ユーザ管理情報記憶部122を参照し、「X1クッキーCK211」に対応付けられるタグ情報に基づいて、今回広告コンテンツが配信される可能性のある候補広告主を特定する。
ユーザ管理情報記憶部122において、「X1クッキーCK211」に対応付けられるタグ情報の現時点での状況は、図3に示す「1回目の検索」のような状況になっている。したがって、情報処理装置100は、「X1クッキーCK211」に対応付けられるタグ情報を構成する「クライアントID」に基づいて、今回広告コンテンツが配信される可能性のある候補広告主を特定する。図3の例によると、情報処理装置100は、今回広告コンテンツが配信される可能性のある候補広告主として、広告主AD1、AD2、AD4、AD6、AD7を特定する。
次に、情報処理装置100は、広告情報記憶部123を参照し、広告主AD1、AD2、AD4、AD6、AD7のうち、どの広告主のどの広告コンテンツを配信対象の広告コンテンツとするかを決定する。
ここで、図10に実施形態にかかる広告情報記憶部123の一例を示す。広告情報記憶部123は、広告主毎に配信候補の広告コンテンツを記憶する。図10の例では、広告情報記憶部123は、「クライアントID」、「配信条件」、「広告コンテンツ」といった項目を有する。
「クライアントID」は、広告主ADnまたは広告主ADnの提供元装置10-nを識別する識別情報を示す。「配信条件」は、広告コンテンツが配信される条件を示す。本実実施形態は、検索連動型広告に対してリターゲティングで実現するものであるため、「配信条件」としては例えば検索クエリが設定される。「広告コンテンツ」は、実際に配信される広告データである。
すなわち、図10の例では、広告主AD1が検索クエリ「KW11」で検索された場合には、広告コンテンツC11を配信するよう条件指定している例を示す。
ここで、例えば、ユーザBが検索クエリ「KW11」で検索していたとする。かかる場合、情報処理装置100は、広告情報記憶部123を参照し、広告主AD1、AD2、AD4、AD6、AD7それぞれの「配信条件」と検索クエリ「KW11」との照合を行うことにより、配信対象の広告コンテンツを決定する。例えば、情報処理装置100は、広告主AD1の広告コンテンツC11を配信対象として決定する。また、情報処理装置100は、広告コンテンツC11をユーザBに配信する。例えば、情報処理装置100は、検索クエリ「KW11」に対応する検索結果とともに、配信対象の広告コンテンツC11が表示されるような検索結果ページを生成し、生成した検索結果ページを配信する。
一方、情報処理装置100は、X2クッキーを検出できないと判定した場合には(検出NG)、新たにX2クッキー(第2識別情報)を発行し、ユーザBのユーザ装置30へ送信する。
また、図4では不図示であるが、情報処理装置100は、ステップS21でX2クッキーを検出できたと判定した場合には、図3で説明した「2回目の検索」に応じた抽出処理を行うことでリタゲタグ情報の再付与を行う。ユーザBの例を用いると、情報処理装置100は、図3で説明した「2回目の検索」に応じた抽出処理を行うことで、抽出したリタゲタグ情報(「AD3/LT31」、「AD6/LT61」)をユーザBのユーザ装置30に送信する。したがって、この時点において、ユーザBのユーザ装置30のブラウザに付与されるリタゲタグ情報は、5つのリタゲタグ情報(タグ「AD1/LT11」、タグ「AD2/LT21」、タグ「AD4/LT41」、タグ「AD6/LT61」、タグ「AD7/LT71」)から、今回抽出されたリタゲタグ情報(「AD3/LT31」、「AD6/LT61」)に変更される。
さて、ここまで主に図4を用いて、リタゲタグ情報を用いてユーザに対して広告配信するための一連の情報処理である第2の情報処理について説明してきた。図4で説明したように、実施形態にかかる情報処理装置100は、第2の情報処理として、リタゲタグ情報を有するユーザが検索行動を行った場合に当該リタゲタグ情報による制御に応じて取得された第2識別情報であって、第1識別情報に対応する第2識別情報に基づいて、当該ユーザに配信される候補の広告コンテンツ中から配信対象の広告コンテンツを決定する。これにより、情報処理装置100は、検索行動を起点としたリターゲティングを行うことができるため、例えば、検索連動型広告に対してリターゲティング広告の技術を応用することができる。この結果、情報処理装置100は、従来の検索連動型広告にはない訴求力をもたせることができるため、広告主による広告活動の幅を広げることができる。
〔2-3.第3の情報処理の一例〕
ここからは、図5を用いて、第3の情報処理の一例を処理手順を交えて説明する。図5は、実施形態にかかる第3の情報処理の一例を示す図である。第3の情報処理は、リタゲタグ情報を用いて所定の状況に達したユーザを集計するための一連の情報処理である。
図5に示すように、ユーザBが、ユーザ装置30を用いて、N社が提供する検索サービスSAにアクセスし、所定の検索クエリを用いた検索を再度行ったとする。かかるユーザ装置30のブラウザには、5つのリタゲタグ情報(タグ「AD1/LT11」、タグ「AD2/LT21」、タグ「AD4/LT41」、タグ「AD6/LT61」、タグ「AD7/LT71」)が付与されている。図4の例と同様に、5つのリタゲタグ情報をまとめて「リタゲタグRTG211」と表記する。
ユーザBのユーザ装置30は、ユーザBの検索行動に従って、検索クエリを情報処理装置100に送信する。また、このときリタゲタグRTG211がブラウザ上で動作し、ユーザ装置30に対して、X1クッキーとは異なるクッキーであるX2クッキー(第2識別情報の一例)も情報処理装置100に送信させる。図5の例でも、ユーザ装置30は、リタゲタグRTG211の制御に従って、「X2クッキーCK211-α」を送信するものとする。X2クッキーは、X1クッキーに対応するクッキー情報であり、X1クッキーの形式に変換可能となっている。X2クッキーは、ユーザBが検索行動を行った現時点における最新のクッキー情報である。
このような状態において、情報処理装置100は、X2クッキーを検出できたか否かを判定している(ステップS31)。ユーザBの検索行動に応じて「X2クッキーCK211-α」が送信された図5の例では、情報処理装置100は、ユーザ装置30から「X2クッキーCK211-α」を受信することにより、X2クッキーを検出したと判定する。なお、検索行動を行う前にユーザBがクッキーを削除していると、リタゲタグRTG211は、X2クッキーを情報処理装置100に送信させることができない。かかる場合、情報処理装置100は、検索クエリとともにX2クッキーが受信されないことに応じて、X2クッキーを検出できないと判定する。
次に、情報処理装置100は、ステップS31での判定結果に応じて、検索行動を行うに至ったユーザの数であるリーチ数を集計する集計処理を行う(ステップS32)。情報処理装置100は、X2クッキーを検出したと判定した場合には(検出OK)、例えば、「X2クッキーCK211-α」に対して任意の変換処理を実行することにより、「X2クッキーCK211-α」から「X2クッキーCK211-α」に対応するX1クッキーを取得する。例えば、情報処理装置200は、「X2クッキーCK211-α」に対応するX1クッキーとして、「X1クッキーCK211」を取得する。そして、情報処理装置100は、ユーザ管理情報記憶部122を参照し、「X1クッキーCK211」に対応付けられるタグ情報に基づいて、集計先を特定する。
ユーザ管理情報記憶部122において、「X1クッキーCK211」に対応付けられるタグ情報の現時点での状況は、図3に示す「1回目の検索」のような状況になっている。したがって、情報処理装置100は、「X1クッキーCK211」に対応付けられるタグ情報を構成する「クライアントID」および「ターゲットリストID」に基づいて、集計先を特定する。具体的には、情報処理装置100は、どの広告主のどのターゲットリストに追加されているユーザが検索に至ったかを集計するために集計先となるターゲットリストを特定する。図3の例によると、情報処理装置100は、集計先として、広告主AD1のターゲットリストLT11、広告主AD2のターゲットリストLT21、広告主AD4のターゲットリストLT41、広告主AD6のターゲットリストLT61、広告主AD7のターゲットリストLT71を特定する。
次に、情報処理装置100は、集計結果記憶部124にアクセスし、特定した集計先に対応するユーザ数に「1」を計上することで集計結果を更新する。
ここで、図11に実施形態にかかる集計結果記憶部124の一例を示す。集計結果記憶部124は、リーチ数が集計された集計結果を記憶する。図11の例では、集計結果記憶部124は、「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「集計結果」といった項目を有する。
「クライアントID」は、広告主ADnまたは広告主ADnの提供元装置10-nを識別する識別情報を示す。「ターゲットリストID」は、リターゲティング広告が配信される配信先のユーザであって、「条件情報」を満たすユーザを識別する「第1識別情報」の一覧リストを識別する識別情報を示す。「集計結果」は、所定の行動を行うに至ったユーザの数であるリーチ数を集計された集計結果を示す。
したがって、情報処理装置100は、図11に示す集計結果記憶部124の例では、広告主ID「AD1」およびターゲットリストID「LT11」に対応する集計結果「1,056」に対して「1」を計上することにより、集計結果「1,057」と更新する。また、情報処理装置100は、告主ID「AD2」およびターゲットリストID「LT21」に対応する集計結果、告主ID「AD4」およびターゲットリストID「LT41」に対応する集計結果、告主ID「AD6」およびターゲットリストID「LT61」に対応する集計結果、告主ID「AD7」およびターゲットリストID「LT71」に対応する集計結果についても同様にして更新する。また、情報処理装置100は、集計結果を広告主に提示する。例えば、広告主ADnは、提供元装置10-nを用いて情報処理装置100にアクセスすると、そのときのリアルタイムな集計結果を情報処理装置100から取得することができる。
一方、情報処理装置100は、X2クッキーを検出できないと判定した場合には(検出NG)、新たにX2クッキー(第2識別情報)を発行し、ユーザBのユーザ装置30へ送信する。
さて、ここまで主に図5を用いて、リタゲタグ情報を用いて検索に達したユーザを集計するための一連の情報処理である第3の情報処理について説明してきた。図5で説明したように、実施形態にかかる情報処理装置100は、第3の情報処理として、リタゲタグ情報を有するユーザが検索行動を行った場合に当該リタゲタグ情報による制御に応じて取得された第2識別情報であって、第1識別情報に対応する第2識別情報に基づいて、検索行動を行うに至ったユーザの数であるリーチ数を集計する。このように、情報処理装置100は、検索行動を起点としてリーチ数を集計するため、今まさにアクティブなユーザが反映されたリーチ数を高精度に集計することができる。このように、情報処理装置100は、広告主に対して、当該広告主の顧客のうちどれくらいの規模の顧客が検索を行っているかを把握させることができるため、例えば、入札単価の調整等の要否の検討させるきっかけを与えることができる。すなわち、情報処理装置100は、広告主に対して広告活動を促進させることができる。
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、図7を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100について説明する。図7は、実施形態にかかる情報処理装置100の構成例を示す図である。図7に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。例えば、情報処理装置100は、図2~図5等で説明した第1~第3の情報処理を行うサーバ装置である。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、提供元装置10-n、ユーザ装置30、DMP装置60との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、リスト情報記憶部121と、ユーザ管理情報記憶部122と、広告情報記憶部123と、集計結果記憶部124とを有する。
(制御部130について)
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図7に示すように、制御部130は、取得部131と、連携部132と、管理部133と、受信部134と、タグ制御部135と、検出部136と、決定部137と、集計部138と、配信制御部139とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図7に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図7に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、ユーザを識別する第1識別情報を取得する。図2の例では、DMP装置60は、提供元装置10-nから「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「顧客データ」を受信すると、「顧客データ」としてのメールアドレスに対して任意の変換処理(例えば、ハッシュ化)により、メールアドレスをX1クッキー(第1識別情報)へと変換する。そして、DMP装置60は、「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「X1クッキー」とを対応付けた連携リストを情報処理装置100に送信する。したがって、取得部131は、図2の例では、DMP装置60から送信された連携リストを受信することでX1クッキーを取得する。
(連携部132について)
連携部132は、異なる事業者において、共通するユーザを絞り込むことで、ユーザ間の連携を行う。図2の例では、連携部132は、取得部131により取得された連携リストに示されるユーザ(すなわち、広告主の顧客)と、N社がDMP事業に活用しているユーザとを連携するデータ連携処理を行う。より詳細には、連携部132は、連携リストとリスト情報記憶部121とに基づいて、N社がDMP事業に活用しているユーザの中から、連携リストに示されるユーザを抽出することで、N社がDMP事業に活用しているユーザと連携リストに示されるユーザとを連携させる。すなわち、連携部132は、図2のステップS13および図8で説明したデータ連携処理を行う。
(管理部133について)
管理部133は、ユーザが所定の行動を行った場合に当該ユーザに配信される候補(例えば、配信候補の広告コンテンツ)と対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報を、第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理する。例えば、管理部133は、候補が配信される配信先のユーザを条件付ける条件情報を満たすユーザ毎に、タグ情報を管理する。例えば、管理部133は、候補を提供する提供元により登録された条件情報を満たすユーザ毎に、タグ情報を管理する。例えば、管理部133は、候補を提供する提供元それぞれにより登録された少なくとも1以上の条件情報を満たすユーザ毎に、タグ情報を管理する。例えば、管理部133は、タグ情報として、候補を提供する提供元を識別する提供元識別情報と、候補が配信される配信先のユーザを条件付ける条件情報を満たすユーザ群を識別するターゲット識別情報とで構成されるタグ情報を、ユーザ毎に管理する。例えば、管理部133は、連携部132の連携処理による連携内容に基づき更新されたリスト情報記憶部121を参照し、ユーザ管理情報記憶部122においてデータ管理処理を行う。すなわち、連携部132は、図2のステップS14および図9で説明したデータ管理処理を行う。
(受信部134について)
受信部134は、ユーザ装置30から各種情報を受信する。例えば、受信部134は、ユーザ装置30がユーザによる検索行動に応じて情報処理装置100に検索クエリを送信した場合には、送信された検索クエを受信する。また、受信部134は、検索クエリを受信した場合には、検索クエリ送信元のユーザが検索行動を行ったと判定し、検索クエリを受信できない間は検索行動が行われていないと判定する。
なお、実施形態にかかる情報処理で対象とされる検索行動は、例えば、検索クエリを入力し送信ボタンを押下するという検索行動に限られない。例えば、実施形態にかかる情報処理で対象とされる検索行動は、検索クエリに対応する検索結果ページが複数のページに渡っている場合、現在表示されている検索結果ページから次の検索結果ページを表示させるための行動(例えば、「次へ」ボタンを押下)であってもよい。
(タグ制御部135について)
タグ制御部135は、管理部133により管理される情報に基づいて、タグ情報に関する制御を行う。具体的には、タグ制御部135は、所定の行動を行ったユーザのうち所定の条件情報を満たすユーザに対して対応付けられるタグ情報であって、当該ユーザが所定の行動を行ったことに応じてリターゲティング対象となったことを示すタグ情報であるリタゲタグ情報を、第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理されるタグ情報の中から抽出する。例えば、タグ制御部135は、所定の行動として、所定の検索サービスを利用した検索に関する行動を行ったユーザのうち所定の条件情報を満たすユーザに対して対応付けられるリタゲタグ情報を抽出する。
例えば、タグ制御部135は、ユーザが所定の行動を行った場合に、第1識別情報により識別されるユーザの中に所定の行動を行ったユーザが存在するか否かを判定し、所定の行動を行ったユーザが存在すると判定した場合には、第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理されるタグ情報のうち、所定の行動を行ったユーザを示す第1識別情報に対応付けられるタグ情報をリタゲタグ情報として抽出する。
この一例として、タグ制御部135は、所定の行動を行ったユーザを示す第1識別情報に対応付けられるタグ情報の数に応じて、最大で所定数までの数のタグ情報をリタゲタグ情報として抽出する。例えば、タグ制御部135は、最大で所定数までの数のタグ情報をリタゲタグ情報として抽出した場合に、リタゲタグ情報として抽出されなかったタグ情報が存在する場合には、所定の行動を行ったユーザが再度所定の行動を行った際には、抽出されなかったタグ情報を優先的にリタゲタグ情報として抽出する。
また、タグ制御部135は、抽出したリタゲタグ情報が所定の行動を行ったユーザの端末装置に付与されるよう当該リタゲタグ情報を送信する。すなわち、連携部132は、図2のステップS16~S19および図3で説明した一連のタグ制御処理を行う。
なお、リタゲタグ情報は、ユーザの端末装置のブラウザ上で動作し、ユーザが所定の行動を行った際には、端末装置に対して第2識別情報を情報処理装置100に送信させる。
(検出部136について)
検出部136は、ユーザが所定の行動を行った場合にリタゲタグ情報による制御に応じて情報処理装置100に第2識別情報が送信された場合に、送信された第2識別情報を取得することで、第2識別情報の検出を行う。例えば、検出部136は、第2識別情報を検出できたか否かを判定する。
(決定部137について)
決定部137は、リタゲタグ情報を有するユーザが所定の行動を行った場合に当該リタゲタグ情報による制御に応じて取得された第2識別情報であって、第1識別情報に対応する第2識別情報に基づいて、当該ユーザに配信される候補(例えば、配信候補の広告コンテンツ)の中から配信対象を決定する。例えば、決定部137は、第2識別情報が取得された場合に、取得された第2識別情報と、所定の行動を行ったユーザに対応するリタゲタグ情報を構成する提供元識別情報とに基づいて、当該ユーザに配信される候補の中から配信対象を決定する。すなわち、連携部132は、図4のステップS22で説明した広告決定処理を行う。
(集計部138について)
集計部138は、リタゲタグ情報を有するユーザが所定の行動を行った場合に当該リタゲタグ情報による制御に応じて取得された第2識別情報であって、第1識別情報に対応する第2識別情報に基づいて、所定の行動を行うに至ったユーザの数であるリーチ数を集計する。例えば、集計部138は、第2識別情報を取得できた場合に、所定の行動を行うに至ったユーザであって、管理部133により管理される情報および第2識別情報に対応する第1識別情報で特定されるユーザの数に対して、第2識別情報の取得に応じた数を計上することによりリーチ数を集計する。
(配信制御部139について)
配信制御部139は、広告主やユーザに対する情報提供に関する制御を行う。図4の例では、配信制御部139は、検索クエリ「KW11」に対応する検索結果とともに、配信対象の広告コンテンツが表示されるような検索結果ページを生成し、生成した検索結果ページをユーザBに配信する。また、図5の例では、配信制御部139は、広告主からの要求に応じて要求元の広告主に対応する集計結果が表示されるような集計結果ページを生成し、生成した集計結果ページを広告主に配信する。
〔4.処理手順〕
〔4-1.第1の情報処理の手順〕
次に、図12を用いて、実施形態にかかる処理処理のうち、第1の情報処理の手順について説明する。図12は、実施形態にかかる第1の情報処理手順を示すフローチャートである。
まず、取得部131は、DMP装置60から第1識別情報を取得する(ステップS101)。例えば、取得部131は、DMP装置60が顧客データを変換することにより得た第1識別情報を取得する。次に、連携部132は、取得部131により取得された第1識別情報が示すユーザ(顧客データ提供元の広告主の顧客)と、N社がDMP事業に活用しているユーザとを連携するデータ連携処理を行う(ステップS102)。次に、管理部133は、ユーザが所定の行動を行った場合に当該ユーザに配信される候補(例えば、配信候補の広告コンテンツ)と対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報を、第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理するデータ管理処理を行う(ステップS103)。
このような状態において、受信部134は、ユーザによって検索行動が行われたか否かを判定する(ステップS104)。例えば、受信部134は、検索クエリを受信したか否かに応じて、検索行動が行われたか否かを判定する。受信部134は、ユーザによって検索行動が行われていない場合には(ステップS104;No)、検索行動が行われるまで待機する。一方、タグ制御部135は、ユーザによって検索行動が行われたと判定された場合には(ステップS104;Yes)、検索ユーザのユーザ装置30から第1識別情報を取得する(ステップS105)。
次に、タグ制御部135は、ステップS105で取得した第1識別情報に基づき、検索ユーザが広告配信先としてターゲットされているか否か判定する判定処理を行う(ステップS106)。例えば、タグ制御部135は、ステップS105で取得した第1識別情報に基づき、ユーザ管理情報記憶部122で管理されるユーザの中に検索ユーザが存在するか否かを判定する。例えば、タグ制御部135は、ユーザ管理情報記憶部122で管理されるユーザの中に検索ユーザが存在するか否かを、ステップS105で取得した第1識別情報を用いた照合により判定する。タグ制御部135は、検索ユーザが広告配信先としてターゲットされていないと判定した場合には(ステップS106;No)、この時点で処理を終了する。
一方、タグ制御部135は、検索ユーザが広告配信先としてターゲットされていると判定した場合には(ステップS106;Yes)、検索ユーザがリターゲティング対象となったことを示すタグ情報であるリタゲタグ情報を抽出する抽出処理を行う(ステップS107)。例えば、タグ制御部135は、ユーザ管理情報記憶部122において第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理されるタグ情報のうち、検索ユーザを示す第1識別情報に対応付けられるタグ情報を、検索ユーザがリターゲティング対象となったことを示すリタゲタグ情報として抽出する。例えば、タグ制御部135は、検索ユーザを示す第1識別情報に対応付けられるタグ情報の数に応じて、最大で所定数までの数のタグ情報をリタゲタグ情報として抽出する。このとき抽出されなかったリタゲタグ情報は、検索ユーザが再度検索行動を行った際に優先的に抽出される。
最後に、タグ制御部135は、ステップS107で抽出したリタゲタグ情報を検索ユーザに送信することにより、検索ユーザのユーザ装置30のブラウザにリタゲタグ情報を付与させる(ステップS108)。
〔4-2.第2の情報処理の手順〕
次に、図13を用いて、実施形態にかかる処理処理のうち、第2の情報処理の手順について説明する。図13は、実施形態にかかる第2の情報処理手順を示すフローチャートである。
まず、リタゲタグ情報を有するユーザ装置30は、ユーザが検索行動を行った場合に、リタゲタグ情報による制御に応じて、第2識別情報を情報処理装置100に送信する。一方、リタゲタグ情報を有しないユーザ装置30は、ユーザが検索行動を行っても第2識別情報を情報処理装置100に送信することはない。このようなことから、検出部136は、ユーザによる検索行動に応じて、第2識別情報を検出できたか否かを判定する(ステップS201)。
決定部137は、第2識別情報が検出された場合には(ステップS201;Yes)、第2識別情報に基づく広告決定処理を行う(ステップS202a)。例えば、決定部137は、第2識別情報に対応する第1識別情報に基づいて候補広告主を特定し、次に、広告情報記憶部123を参照し、候補広告主のうちどの広告主のどの広告コンテンツを配信対象の広告コンテンツとするかを決定する。
次に、配信制御部139は、決定部137により決定された配信対象の広告コンテンツを配信するための配信制御を行う(ステップS203)。例えば、配信制御部139は、検出部136により検出された第2識別情報を送信したユーザ(すなわち図12のステップS104での検索行動以降に再度検索行動を行った検索ユーザ)による検索クエリに対応する検索結果とともに、配信対象の広告コンテンツが表示されるような検索結果ページを生成し、生成した検索結果ページを検索ユーザに配信する。また、図13では不図示であるが、タグ制御部135は、かかる検索ユーザを対象に、図12のステップS107で抽出されなかったリタゲタグ情報が存在するか否かを判定する。そして、タグ制御部135は、抽出されなかったリタゲタグ情報が存在する場合には、リタゲタグ情報を今回優先的に抽出し、かかる検索ユーザのユーザ装置30に送信することでブラウザに付与させる。
また、タグ制御部135は、第2識別情報が検出されなかった場合には(ステップS201;No)、新たに第2識別情報を発行し、検索ユーザのユーザ装置30へ送信することでブラウザに付与する(S202b)。
〔4-3.第3の情報処理の手順〕
次に、図14を用いて、実施形態にかかる処理処理のうち、第3の情報処理の手順について説明する。図14は、実施形態にかかる第3の情報処理手順を示すフローチャートである。
まず、リタゲタグ情報を有するユーザ装置30は、ユーザが検索行動を行った場合に、リタゲタグ情報による制御に応じて、第2識別情報を情報処理装置100に送信する。一方、リタゲタグ情報を有しないユーザ装置30は、ユーザが検索行動を行っても第2識別情報を情報処理装置100に送信することはない。このようなことから、検出部136は、ユーザによる検索行動に応じて、第2識別情報を検出できたか否かを判定する(ステップS301)。
集計部138は、第2識別情報が検出された場合には(ステップ301;Yes)、第2識別情報に基づく集計処理を行う(ステップS302a)。例えば、集計部138は、第2識別情報に対応する第1識別情報に基づいて集計先を特定し、集計結果記憶部124にアクセスし、特定した集計先に対応するユーザ数に「1」を計上することで集計結果を更新する。また、図14では不図示であるが、タグ制御部135は、今回検索を行った検索ユーザ(すなわち図12のステップS104での検索行動以降に再度検索行動を行った検索ユーザ)を対象に、図12のステップS107で抽出されなかったリタゲタグ情報が存在するか否かを判定する。そして、タグ制御部135は、抽出されなかったリタゲタグ情報が存在する場合には、リタゲタグ情報を今回優先的に抽出し、かかる検索ユーザのユーザ装置30に送信することでブラウザに付与させる。
また、タグ制御部135は、第2識別情報が検出されなかった場合には(ステップS301;No)、新たに第2識別情報を発行し、検索ユーザのユーザ装置30へ送信することでブラウザに付与する(ステップS302b)。
〔5.変形例〕
上記実施形態にかかる情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
〔5-1.タグ情報保持可能数について〕
これまでの説明の通り、管理部133は、ユーザ管理情報記憶部122において、第1識別情報(X1クッキー)により識別されるユーザ毎に、リタゲタグの候補となるタグ情報を管理している。具体的には、管理部133は、広告主から「クライアントID」、「ターゲットリストID」、「顧客データ」が受けうけられる度に行われる連携部132によるデータ連携が成功されれば、その都度、連携された情報に基いて、第1識別情報(X1クッキー)により識別されるユーザ毎に、リタゲタグの候補となるタグ情報を生成する。このようなことから、ユーザ管理情報記憶部122には、広告主による指定に応じて連携が成功される度に、タグ情報が蓄積されてゆくこととなる。
ここで、タグ情報が一方的に蓄積されてゆくと、ユーザ管理情報記憶部122が圧迫されることとなる。このようなことから、ユーザ管理情報記憶部122において、ユーザ毎(第1識別情報毎)にタグ情報を保持可能な数(上限数)が予め決められる場合がある。このような場合、管理部133は、新たにタグ情報を生成し、生成したタグ情報をユーザ管理情報記憶部122に記憶する際に、上限数を超えるのであれば、ユーザ管理情報記憶部122において記憶された時期が古いタグ情報を削除した上で、今回生成したタグ情報を記憶する。この点について、図9に示すユーザBの例を用いて説明する。また、説明の便宜上、図9の例では、ユーザ管理情報記憶部122においてユーザ毎にタグ情報を保持可能な数(上限数)が「7」であるものとする。
図9に示すユーザBの例では、ユーザBに対応するタグ情報が既に7つ記憶されている。また、7つのタグ情報のうち、タグ「AD1/LT11」が一番初めに生成されたタグ情報であるものとする。ここで、例えば、管理部133は、ユーザBに対応するタグ「AD8/LT81」を新たに生成したことにより、これをユーザ管理情報記憶部122に記憶する場合には、一番初めに生成されたタグ「AD1/LT11」を削除する。そうしたうえで、管理部133は、今回生成したタグ「AD8/LT81」をユーザBに対応付けてユーザ管理情報記憶部122に記憶する。
このように、実施形態にかかる情報処理装置100は、ユーザ毎にタグ情報を保持可能な数(上限数)と、今現在の当該ユーザに対応付けて記憶されているタグ情報の数とに応じて、適宜、タグ情報を削除し新たなタグ情報を記憶する。これにより、情報処理装置100は、ユーザ管理情報記憶部122がタグ情報で圧迫されることで新たなタグ情報を記憶させることがでいないといった状況を回避することができる。
〔5-2.情報処理装置の構成について〕
上記実施形態では、1つの情報処理装置100が実施形態にかかる情報処理を行う例を示した。しかしながら、情報処理装置100は、複数の装置によって構成されてもよい。例えば、情報処理装置100は、図2で説明したステップS14およびS15の処理を行う情報処理装置100-a、図2で説明したステップS14およびS15の処理を行う情報処理装置100-a、図2で説明したステップS16およびS19の処理を行う情報処理装置100-b、図4で説明した広告決定を行う情報処理装置100-c、図5で説明したリーチ数集計を行う情報処理装置100-d、といった4つの情報処理装置が協働するシステムとして構成されてもよい。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上記実施形態にかかる情報処理装置100は、例えば図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図15は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10-n 提供元装置
30 ユーザ装置
60 DMP装置
100 情報処理装置
120 記憶部
121 リスト情報記憶部
122 ユーザ管理情報記憶部
123 広告情報記憶部
124 集計結果記憶部
130 制御部
131 取得部
132 連携部
133 管理部
134 受信部
135 タグ制御部
136 検出部
137 決定部
138 集計部
139 配信制御部

Claims (19)

  1. 情報処理装置であって、
    前記情報処理装置を管理する事業者のサービスを利用しているユーザのうち、前記サービスを介して配信される情報の候補を提供する提供元の顧客でもあるユーザを識別する第1識別情報を取得する取得部と、
    前記サービスを利用して所定の行動を行ったユーザに配信される前記候補と対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報を、前記第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理する管理部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記ユーザを識別する第1識別情報として、前記情報処理装置を管理する事業者のサービスを当該ユーザが利用していることを示す第1識別情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記管理部は、前記候補が配信される配信先のユーザを条件付ける条件情報を満たす前記ユーザ毎に、前記タグ情報を管理する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記管理部は、前記候補を提供する提供元により登録された前記条件情報を満たす前記ユーザ毎に、前記タグ情報を管理する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記管理部は、前記候補を提供する提供元それぞれにより登録された少なくとも1以上の前記条件情報を満たす前記ユーザ毎に、前記タグ情報を管理する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記管理部は、前記タグ情報として、前記候補を提供する提供元を識別する提供元識別情報と、前記候補が配信される配信先のユーザを条件付ける条件情報を満たすユーザ群を識別するターゲット識別情報とで構成されるタグ情報を、前記ユーザ毎に管理する
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記管理部により管理される情報に基づいて、前記タグ情報に関する制御を行うタグ制御部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記タグ制御部は、前記所定の行動を行ったユーザのうち所定の条件情報を満たすユーザに対して対応付けられるタグ情報であって、当該ユーザが前記所定の行動を行ったことに応じてリターゲティング対象となったことを示すタグ情報であるリタゲタグ情報を、前記第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理される前記タグ情報の中から抽出する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記タグ制御部は、前記所定の行動として、所定の検索サービスを利用した検索に関する行動を行ったユーザのうち所定の条件情報を満たすユーザに対して対応付けられる前記リタゲタグ情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記タグ制御部は、ユーザが前記所定の行動を行った場合に、前記第1識別情報により識別されるユーザの中に前記所定の行動を行ったユーザが存在するか否かを判定し、前記所定の行動を行ったユーザが存在すると判定した場合には、前記第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理される前記タグ情報のうち、前記所定の行動を行ったユーザを示す前記第1識別情報に対応付けられる前記タグ情報を前記リタゲタグ情報として抽出する
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の情報処理装置。
  11. 前記タグ制御部は、前記所定の行動を行ったユーザを示す前記第1識別情報に対応付けられる前記タグ情報の数に応じて、最大で所定数までの数の前記タグ情報を前記リタゲタグ情報として抽出する
    ことを特徴とする請求項8~10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 前記タグ制御部は、最大で所定数までの数の前記タグ情報を前記リタゲタグ情報として抽出した場合に、前記リタゲタグ情報として抽出されなかったタグ情報が存在する場合には、前記所定の行動を行ったユーザが再度前記所定の行動を行った際には、抽出されなかったタグ情報を優先的に前記リタゲタグ情報として抽出する
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記タグ制御部は、抽出した前記リタゲタグ情報が前記所定の行動を行ったユーザの端末装置に付与されるよう当該リタゲタグ情報を送信する
    ことを特徴とする請求項8~10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  14. 前記リタゲタグ情報を有するユーザが所定の行動を行った場合に当該リタゲタグ情報による制御に応じて取得された第2識別情報であって、前記第1識別情報に対応する第2識別情報に基づいて、当該ユーザに配信される候補の中から配信対象を決定する決定部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項8~12のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  15. 前記決定部は、前記第2識別情報が取得された場合に、取得された第2識別情報と、前記所定の行動を行ったユーザに対応するリタゲタグ情報を構成する提供元識別情報とに基づいて、当該ユーザに配信される候補の中から配信対象を決定する
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記リタゲタグ情報を有するユーザが所定の行動を行った場合に当該リタゲタグ情報による制御に応じて取得された第2識別情報であって、前記第1識別情報に対応する第2識別情報に基づいて、前記所定の行動を行うに至ったユーザの数であるリーチ数を集計する集計部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項8~15のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  17. 前記集計部は、前記第2識別情報を取得された場合に、前記所定の行動を行うに至ったユーザであって、前記管理部により管理される情報および前記第2識別情報に対応する前記第1識別情報で特定されるユーザの数に対して、前記第2識別情報の取得に応じた数を計上することにより前記リーチ数を集計する
    ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記情報処理装置を管理する事業者のサービスを利用しているユーザのうち、前記サービスを介して配信される情報の候補を提供する提供元の顧客でもあるユーザを識別する第1識別情報を取得する取得工程と、
    前記サービスを利用して所定の行動を行ったユーザに配信される候補と対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報を、前記第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理する管理工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. 情報処理装置が実行する情報処理プログラムであって、
    前記情報処理装置を管理する事業者のサービスを利用しているユーザのうち、前記サービスを介して配信される情報の候補を提供する提供元の顧客でもあるユーザを識別する第1識別情報を取得する取得手順と、
    前記サービスを利用して所定の行動を行ったユーザに配信される候補と対応するタグ情報であって、当該ユーザをリターゲティングするためのタグ情報を、前記第1識別情報により識別されるユーザ毎に管理する管理手順と
    情報処理装置に実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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