JP2015172126A - シリル化セルロースの製造方法、並びにその製造方法により得られたシリル化セルロース繊維、再生セルロース繊維、及びそれらを配合した繊維強化プラスチック成型体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前処理したセルロースと、酸触媒と、例えば、式(1)で示される様なシリル化剤と、を0〜55℃かつ0.08〜0.11MPaで反応させるシリル化セルロースの製造方法。
〔R1〜R6は、同一又は異なって、C1〜4の低級アルキル基、C1〜4の低級アルケニル基、又はアリール基;R7は、H〕
【選択図】図2
Description
重合度300の原料セルロース(日本製紙ケミカル、W-400G)1gを、24wt%の水酸化ナトリウム水溶液20mLに投入して、1時間40℃に維持してマーセル化を行った。マーセル化後のセルロースと水酸化ナトリウム水溶液との懸濁液にメタノール80mLを添加して、これを濾過した。濾過残渣を30mLのN-メチルピロリドン(NMP)に加えて、3080×gで遠沈して上澄みを除去した。遠心分離によって沈殿したセルロースにNMP10mlを加えて溶媒置換をし、これに以下の式で示されるヘキサメチジシラザン(HMDS)8ml(セルロースの水酸基あたり2mol)を加えて室温(24℃)かつ大気圧下(約0.1MPa)で撹拌してスラリー状にした。
原料セルロースとして重合度1500のセルロース(日本製紙ケミカル、W-100GK)を使用したこと、及び遠心分離によって沈殿したセルロースにNMP40mlを加えて溶媒置換をし、これにHMDS8ml(セルロースの水酸基あたり2mol)を加えて室温下(24℃)で撹拌してスラリー状にし、トリフルオロ酢酸(TFA)0.135mL(セルロースの水酸基1molあたり触媒を0.1mol、0.1/1×100=10%)とNMP10mlとを混合したものの全量を2分間かけて撹拌しながら上記のスラリー状のセルロースに滴下したことの2点以外は、実施例1と同様にして反応を行った。実施例1と同様にTFAを滴下完了後スラリーは透明になり、さらに時間が経過すると反応物が析出するとともに、アンモニアガスが副生した。
マーセル化において使用する水酸化ナトリウム溶液の濃度を18wt%とした点、NMPに代えてN,N-ジメチルアセトアミド(DMAc)を使用する点、反応温度(DMAcで溶媒置換したセルロースにHMDSを添加した後の加熱温度)を30℃に変更した点、及び反応時間を1時間に変更した点の4点以外は実施例2と同様にして反応を行った。実施例2と同様にTFAを滴下完了後スラリーは透明になり、さらに時間が経過すると反応物が析出するとともに、アンモニアガスが副生した。
マーセル化において使用する水酸化ナトリウム溶液の濃度を25wt%とした点、マーセル化の反応時間を2時間に変更した点、使用する酸触媒をメタンスルホン酸に変更する点、及び反応温度(NMPで溶媒置換したセルロースにHMDSを添加した後の加熱温度)を22℃に変更した点の4点以外は実施例2と同様にして反応を行った。実施例2と同様に、TFAを滴下完了後スラリーは透明になり、さらに時間が経過すると反応物が析出するとともに、アンモニアガスが副生した。
マーセル化において使用する水酸化ナトリウム溶液の濃度を25wt%とした点、及び使用する酸触媒をp-トルエンスルホン酸に変更する点の2点以外は実施例1と同様にして反応を行った。実施例1と同様に、TFAを滴下完了後スラリーは透明になり、さらに時間が経過すると反応物が析出するとともに、アンモニアガスが副生した。
マーセル化において使用する水酸化ナトリウム溶液の濃度を25wt%とした点、使用する酸触媒をトリフルオロメタンスルホン酸に変更する点、反応温度(NMPで溶媒置換したセルロースにHMDSを添加した後の加熱温度)を22℃に変更した点の3点以外は実施例2と同様にして反応を行った。実施例2と同様に、TFAを滴下完了後スラリーは透明になり、さらに時間が経過すると反応物が析出するとともに、アンモニアガスが副生した。
マーセル化において使用する水酸化ナトリウム溶液の濃度を25wt%とした点、反応温度(NMPで溶媒置換したセルロースにHMDSを添加した後の加熱温度)を22℃に変更した点、反応時間を1時間に変更した点、シリル化剤として以下の(化4)の式で示される1,1,3,3‐テトラメチルジシラザン(TMDS)を使用した点の4点以外は実施例2と同様にして反応を行った。TFAを滴下後スラリーに変化は見られず、アンモニアガスの副生も伴わなかった。
反応温度(NMPで溶媒置換したセルロースにHMDSを添加した後の加熱温度)を60℃に変更し、反応時間を1時間に変更した点の2点以外は実施例2と同様にして反応を行った。TFAを滴下直後、急激な反応が起こり、半透明な塊ができた。アンモニアガスは副生したが、得られた塊は目的とする置換度には至らなかった。
各実施例及び比較例で真空乾燥して得た反応物について、以下の方法によってプロトン核磁気共鳴による分析を行って化合物の同定とセルロースを構成するグルコース単位における水酸基の置換度(DS)を求めた。グルコース単位は、1単位当たり3個の水酸基を持っており、置換度は最大で3.0である(DS≦3.0)。測定の結果、実施例1ないし6は、表1に記載した各置換度を有するトリメチルシリル化セルロースであることが分かった。なお、比較例1及び2で得られた反応物については、クロロホルムやテトラヒドロフラン(THF)等の溶媒に溶解させることができなかったため、プロトン核磁気共鳴(1H-NMR)による測定を行うことができなかった。
各実施例及び各比較例の反応物20mgを1500mgのクロロホルム-dに溶解した。その後、溶液に内部標準物質としてテトラクロロエタン(TCE)20μLを加えてよく撹拌した。プロトン核磁気共鳴によって、トリメチルシリル基の定量を行い以下の数1から数3によって置換度(DS)を求めた。式中、Yは各実施例又は各比較例の反応物の重量(g)であり、TCEはTCE重量(g)であり、XTCEはTCEの純度であり、P0ppmはトリメチルシリル基のピーク面積値であり、P6ppmはTCEのピーク面積値である。また、378はDS=3としたときのTMSCの分子量であり、27はDS=3としたときのトリメチルシリル基の水素原子数、167.84はTCEの分子量であり、2はTCEの水素原子数である。
一軸式押出機(株式会社東洋精機製作所、ラボプラストミル50MR)を使用して、各実施例及び各比較例で得られた反応物を溶融紡糸した。ダイは直径0.6mmの円形の紡糸口金を備えている。押出機の混練部の温度は230℃、20MPa未満であり、押出口の温度は240℃である。20MPa以下の圧力で紡糸口金から押し出した後、空気を吹き付けて冷却し、延伸しながらボビンに巻き取った。巻き取り速度は20m/minである。巻き取った繊維を延伸紡糸用加熱板(株式会社井元製作所、IMC-1A24型)にかけて220℃でさらに第2次延伸を行った。第1次延伸と第2次延伸とを合計した延伸倍率は53倍である。
上記のようにして延伸したモノフィラメントの引張強度を冷却加熱延伸観察ステージ(ジャパンハイテック株式会社;10073B)を用いて、引張速度100μm/secで測定した。測定は実施例1の方法で合成したトリメチルシリル化セルロースを溶融紡糸し、その後延伸を施したものを代表例として測定したところ、引張強度は659.8MPaであり、繊維径は18.79μmであった。次いで、この繊維を75℃に加熱した2-プロパノール-水-35%塩酸溶液(混合比は、記載した順に容積比で12:8:1)の混合液に2分間浸漬した。その後、メタノールで洗浄し、乾燥することで再生セルロース繊維を得た。この再生セルロース繊維について、上述と同様の測定方法で引張強度を測定したところ602.8MPaであった。
実施例2で得られた反応物を1wt%の濃度になるようクロロホルムに溶解した。ゲル浸透クロマトグラフィー(日本分光株式会社、RI-2031 Plus)を用い、40℃に加熱したカラムに移動相としてクロロホルムを用いて流量1mL/minで測定を行った。以下の数4及び数5に示したように、予め1H-NMRで測定した置換度より、トリメチルシリル化セルロースにおけるグルコース1分子当たりの分子量を計算し、ゲル浸透クロマトグラフィーで得られた分子量をトリメチルシリル化セルロースにおけるグルコース1分子当たりの分子量で割り重合度(DP)を求めた。式中、159は、グルコースと水酸基のプロトンの差であり、73は、トリメチルシリル基の分子量であり、3はグルコースの水酸基のプロトンの分子量であり、MWTMSCはトリメチル化セルロースにおけるグルコース1分子当たりの分子量であり、DSは、1H-NMRから求めた置換度であり、MWGPCはGPCで得られたトリメチルシリル化セルロースの分子量である。
上記の引張強度は735.5MPa、繊維径13.62μmのトリメチルシリル化セルロース繊維(実施例2)のガラス相転移点を示差走査熱量計(DSC)(セイコーインスツルメンツ;EXSTAR DSC6200)で測定したところ、ガラス相点移転温度は203℃であった。リファレンスとしてアルミナを用い、サンプルを-20℃で30分間冷却したのち、昇温速度10℃/minで270℃まで加熱した。270℃からTMSCの熱分解が起こるため270℃までとした。このトリメチルシリル化セルロース繊維とポリプロピレン(株式会社プライムポリマー、J-700GP)のペレットを、射出成型機のホッパに投入して、加熱ジャケットで加熱されたシリンダー内をスクリューで圧力をかけながら搬送し、シリンダー先端の押出口から、金型の中に押し出した。押出口の温度は185℃になるようにした。金型から脱型して、自動車用のドアステップを製造した。このドアステップはトリメチルシリル化セルロース繊維で強化されているため十分な強度を備えていた。重量はガラス繊維で強化したものよりも軽量に仕上げることができた。
Claims (12)
- 前処理したセルロースと、酸触媒と、以下の(化1)又は(化2)で示されるシリル化剤とを、0〜55℃かつ0.08〜0.11MPaで反応させることを特徴とするシリル化セルロースの製造方法。
R7は、水素原子である。〕
R11〜R12は、同一又は異なって、水素原子若しくは炭素数1〜4のアルキル基であって、又は
-N-R11R12は、窒素原子を含有するヘテロアリール基である。〕 - セルロースの前処理は、アルカリ性溶液にセルロースを添加して撹拌するものである請求項1に記載のシリル化セルロースの製造方法。
- 酸触媒は、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、又はトリフルオロメタンスルホン酸である請求項1又は2に記載のシリル化セルロースの製造方法。
- シリル化剤とセルロースとを反応させる時間は0.3〜2時間である請求項1ないし3のいずれかに記載のシリル化セルロースの製造方法。
- 製造されるシリル化セルロースの置換度は、置換度1.8〜3.0である請求項1ないし4のいずれかに記載のシリル化セルロースの製造方法。
- 製造されるシリル化セルロースのガラス相転移温度は、200℃以上である請求項1ないし5のいずれかに記載のシリル化セルロースの製造方法。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載した製造方法により得られたシリル化セルロースを溶融紡糸してなるシリル化セルロース繊維。
- 溶融紡糸は、押出機でシリル化セルロースを230〜250℃に加熱して紡糸口金から押し出して糸状に成形するものである請求項7に記載のシリル化セルロース繊維。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載したシリル化セルロースの製造方法の原料として重合度1000以上の原料セルロースを使用してシリル化反応を行い、得られたシリル化セルロースを溶融紡糸して得たシリル化セルロース繊維を延伸してなる請求項7又は8に記載のシリル化セルロース繊維。
- 溶融紡糸して得たシリル化セルロース繊維を、200〜250℃の温度で延伸してなる請求項9に記載のシリル化セルロース繊維。
- 請求項7ないし10のいずれかに記載したシリル化セルロース繊維を脱シリル化してなる再生セルロース繊維。
- 請求項7ないし10のいずれかに記載したシリル化セルロース繊維又は請求項11に記載した再生セルロース繊維を配合した繊維強化プラスチック成型体。
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