JP2015171123A - 撮像装置 - Google Patents

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隼人 真野
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Abstract

【課題】強制空冷を行う撮像装置の排気口に向かって流れ込む外気を妨げ、かつ、排気口周辺部における操作の妨げにならない構造を提案すること。
【解決手段】ファインダと、着脱式の電池と、空気を外に排出するための開口部を持つ撮像装置において、ファインダには電池の方向に伸びる凸部が設けられており、この凸部は開口部とファインダと電池で囲まれる空間の一部を塞ぐ位置にあることを特徴とする撮像装置。
【選択図】図24

Description

本発明は、強制空冷機能を有した撮像装置に関する。
近年、撮像装置内部をファンによる強制空冷で冷却する機種が増えている。特許文献1では開閉自在なLCDパネルを開いたときに本体下側に吸気口、本体上部に排気口が露出する構造が公開されている。
特開2009-246884号公報
特許文献1のような吸排気口の構造では、撮像装置を屋外で使用した場合、外部からの強い風が排気口に直接当たり、強制空冷に必要な排気風量が確保できないという課題がある。
そこで、これらの課題を解決するために、本発明における構造の第一の特徴とするところは、ファインダと、着脱式の電池と、空気を外に排出するための開口部を持つ撮像装置において、ファインダには電池の方向に伸びる凸部が設けられており、この凸部は開口部とファインダと電池で囲まれるストローク空間の一部を塞ぐ位置にあることを特徴とする撮像装置。
本発明によれば、撮像装置の排気口に向かって外気が吹いてきた場合には、外気は凸部に当たる。よって、排気口に直接当たる外気を低減できる。そのため、強制空冷に必要な風量を排気口から排出することができるという効果がある。
ビューファインダの斜視図 ビューファインダユニットの分解斜視図 ビューファインダアセンブリの分解斜視図 表示ユニット部の分解斜視図 表示モジュールの断面図 メインケースと防塵板と偏光板の背面図 表示モジュールと表示モジュールホルダの斜視図 メインケースと防塵板と偏光板と表示モジュールホルダの背面図 基板保持部材の斜視図 接眼レンズユニット部の斜視図 接眼レンズユニット部の分解斜視図 ビューファインダの断面図 第1レンズと第2レンズとマスク部材の斜視図 第1レンズと第2レンズとマスク部材と第3レンズの斜視図 マスク部材の背面図 第2レンズとマスク部材の前面図 メインケースの背面図 製品の斜視図 光学説明図 縮小光学説明図 吸気口の位置を示す斜視図 排気口の位置を示す斜視図 背面図 ビューファインダとバッテリーとバッテリーボックスを示す斜視図 アイカップ周辺の分解斜視図 (a)(b)(c) バッテリーの側面図 図23の断面図 図23の断面図
<第1の実施形態>
図18は本発明を実施した撮像装置の一例であるビデオカメラ72の外観を示す斜視図である。図18に示すように、ビデオカメラ72はビューファインダ1を備えている。
図1はビューファインダ1の外観を示す斜視図である。本実施形態では図18および図1に示すように、ビューファインダ1を観察者側から見た状態における上下左右前後の方向を撮像装置の上下左右前後の方向と定義する。ビューファインダ1にはチルト回動可能な1軸のヒンジ2が取り付けられており、用途に応じてユーザーが角度を調整することができる。
図2はビューファインダ1を分解した状態を示す分解斜視図である。ビューファインダ1は、上カバー3、下カバー4、アイカップ5、ユーザーが取り外し可能な外付けアイカップ6によってビューファインダアセンブリ7を覆うように構成されている。上カバー3には、不図示の開口部が形成され、開口部は両面テープつきのポリカーボネイトのシート部材8で塞がれている。下カバー4には接眼レンズユニット部13が露出する開口部9が形成されている。開口部9は透過性のあるレンズ保護板10で覆われる。また、レンズ保護板10はレンズ保護板保持部材11で下カバー4に固定される。
図3はビューファインダアセンブリ7を分解した状態を示す分解斜視図である。ビューファインダアセンブリ7は表示ユニット部12と接眼レンズユニット部13を保持する。メインケース14を備える。表示ユニット部12は、不図示の表示モジュールと防塵板16とを一体化したユニットである。接眼レンズユニット部13は複数のレンズを一体化したユニットである。接眼レンズユニット部13の下方には、後述の視度調整ノブが突出形成されており、後述のように視度調整を可能にしている。メインケース14の上部には、開口部73が形成されている。
図4は表示ユニット部12を分解した状態を示す分解斜視図である。表示ユニット部12には、透過性をもつ防塵板15、偏光板16、表示モジュールホルダ17、表示モジュール18、弾性部材19、基板保持板20、基板21、グラウンド板金22で構成される。表示モジュール18は撮影中の映像信号に基づいて画像を表示する。表示モジュールホルダ17は、表示モジュール18を保持する。防塵板15は、表示モジュール18の後方に設けられており、表示モジュール18を粉塵等から防塵する。偏光板16は太陽光など外部からビューファインダ1内に侵入する不用光の光量を減らし、表示モジュール18内のパネルが焼けつくのを防止する役割がある。弾性部材19は基板保持部材20とメインケース14の間に圧縮して挟まれることで、表示モジュール18、表示モジュールホルダ17、防塵板15、偏光板16をメインケース14に付勢する。
図5は表示モジュール18の構造を説明する断面図である。本実施形態では表示モジュール18は反射型の液晶ディスプレイ23を用いており、光源24より発光された光を光軸25に対して傾いているフィルム26の内面によって反射し、反射型の液晶ディスプレイ23の画像表示面に照射することによって、光量を得ることで画像を表示している。本実施形態では、フィルム26は紙面右上から紙面左下に向けて傾いている。
次に、図4、図6、図7、図8、図9を用いて表示ユニット部12の密閉構造について説明する。
表示ユニット部12に粉塵等異物が入り込んだ場合、ビューファインダ1を使用している撮影者から粉塵が視認でき、表示画像が見づらくなってしまう。そのため、表示モジュール18に粉塵が付着しないように防塵をする必要がある。本実施形態では、図4のように光軸25前方から光軸前方へ順に部材を付勢していくことで表示ユニット部12を密閉している。表示ユニット部12を組み立てる順番に説明をしていく。
図6は、メインケース14に防塵板15と偏光板16を組み込んだ状態を、防塵板15の前方側から見た図である。メインケース14に対する防塵板15、偏光板16の位置は、防塵板15、偏光板16の上下左右の4辺がメインケース14に形成される6箇所の位置決めリブ27に当接することで位置決めされる。また、メインケース14から2本のボス28が伸びているが、これは表示モジュールホルダ17の位置を決めるためのボスで、防塵板15、偏光板16はこのボスの径より大きい穴部29を設けることでボス28をよけている。次に表示モジュールホルダ17、表示モジュール18の順に組み込む。
図7に図示するように、表示モジュール18には、位置決め用の切り欠き部30が形成され、表示モジュールホルダ17には、位置決めリブ31と弾性を持つ3つの付勢リブ32が形成されている。表示モジュール18の切り欠き部30が表示モジュールホルダ17の位置決めリブ31と付勢リブ32が表示モジュール18に嵌合することで、表示モジュールホルダ17に対する表示モジュール18の位置が決まる。
図8はメインケース14に防塵板15、偏光板16、表示モジュールホルダ17を組み込んだ状態を、防塵板15の前方側から見た図である。すなわち、図6の状態から表示モジュールホルダ17をメインケース14に組み込んだ状態を示している。図8に図示するようにメインケース14には摺動部27、33が形成されており、表示モジュールホルダは摺動部27、33を摺らせてメインケース14にスムーズに組み込むことができる。
メインケース14に表示モジュールホルダ17および表示モジュール18を組み込んだ後、弾性部材19、基板保持部材20、基板21をメインケース14に取り付ける。この取り付けについて、図4を用いて説明する。弾性部材19と基板保持部材20は、それぞれ穴部34、35を持ち、メインケース14の位置決めリブ36と係合する。基板37は穴部37を持ちメインケースの位置決めリブ36と係合する。また、基板には基板保持部材の位置決めボス39より径の大きい穴部42がある。位置決めボス39は穴部42を接することなく貫通する基板21まで組むと弾性部材19の反発力により、基板保持部材20のメインケース14に対する当て面とメインケース14の基板保持部材20に対する当て面とで隙間ができる位置関係になる。この状態では、ビス止めが困難である。
そこで、グラウンド板金22の穴部38を基板保持部材20の位置決めボス39をガイドに後方へ挿入し、グラウンド板金22の穴部40をメインケース14の凸部41に係合することで、基板保持部材20とメインケース14の位置が規定され、基板保持部材20のメインケース14に対する当て面とメインケース14の基板保持部材20に対する当て面とが接した状態になる。この状態で基板21の前方から基板21、基板保持部材20をメインケース14にビスどめする。このとき、弾性部材19はメインケース14と基板保持部材20の間に圧縮された状態で挟まれる。
したがって、弾性部材19は、表示モジュール18、表示モジュールホルダ17、防塵板15および偏光板16をメインケース14の内壁に向けて付勢する。これによって、防塵板15の後面がメインケース14の内壁に密着し、防塵板15から表示モジュール18までの空間は密閉される。
図9のように基板保持部材20の弾性部材側の面には、凸部43が設けられている。凸部43は表示ユニット部12を組んだ時の表示モジュール18上の実装部品がないエリアに対応している。また、三箇所の凸部44は表示ユニット部12を組んだ時の表示モジュール18の基板21の外周の位置に対応している。この凸部43、44により、実装部品にストレスをかけずに、弾性部材19による荷重をかけられる。
図10は接眼レンズユニット部13の外観を示す斜視図である。接眼レンズユニット部13は表示モジュール18に表示されたファインダ像を拡大する。接眼レンズユニット部13を光軸方向に移動させ、接眼レンズユニット部13の表示モジュール18に対する位置を変化させることで、観測者の視力に合わせた視度調整を行うことができる。
図10に図示される接眼レンズユニット部13の下面に配置しているボス45は、不図示の視度調整ノブと連結する。これによって、観測者が視度調整ノブを操作することで、接眼レンズユニット部13が光軸方向に移動し、表示モジュール18に対する位置が変化する。すなわち、観測者が視度調整ノブを操作することで、視度調整を行うことができる。
図11は接眼レンズユニット部13を分解した状態を示す分解斜視図である。接眼レンズユニット部13は、光軸方向に前から、ホルダーカバー46、弾性部材47、第3レンズ48、第2レンズ49、表示モジュール18からの不要な光を遮断するマスク部材50、第1レンズ51、レンズホルダー52から構成される。
次に接眼レンズの形状について説明する。
図11に図示するように、第3レンズ48の4隅に形成されているリブ53の内側に、ひと回り小さい第2レンズ49の4隅に形成されているリブ54が係合するように挿入されている。これによって、第3レンズ48と第2レンズ49との位置が規定される。図11に図示するように、第1レンズ51も、第2レンズ49に対して係合するように挿入され、第2レンズ49と、第1レンズ51の位置が規定される。さらに第1レンズ51の外周に設けられたリブ55によって、第1レンズ51の光軸中心が、レンズホルダー52に位置決めされる。これにより、第1レンズ51、第2レンズ49および第3レンズ48の光軸中心と、表示モジュール18の画角中心を精度良く一致させることができる。
次に、図11を用いて、レンズの誤組み防止手段について述べる。本実施形態では、第2レンズ49の最外形部やリブ54は光軸中心に上下が対象形状ではない。また、第2レンズ49の裏表のレンズ形状も異なる。さらに、第1レンズ51と第3レンズ53の形状も似た形状となっていて、2つのレンズを間違えて組みこむ恐れがある。そのため、組み付けに方向性が生じる。間違えて組み立てられることを防止するため、ホルダーカバー46には外側凸内側凹部形状56、第3レンズ48には凸形状57、第2レンズ49には凸形状58、マスク部材50には内側凹外側凸形状59、第1レンズ51には第3レンズ48の凸部57よりも小さい凸形状60、レンズホルダー52には第3レンズ53の凸形状57より小さく、第1レンズ51の凸形状60より大きい外側凸内側凹形状61を持つ。
これにより、ホルダーカバー46、第3レンズ48、第2レンズ49、マスク部材50、第1レンズ51、レンズホルダー52を正しい向きで組んだときのみホルダーカバー46の三箇所の穴部62とレンズホルダー52の三箇所の凸部63(一箇所不図示)が係合し、接眼レンズユニット部13を組ことができる。
本実施形態では、弾性部材47が設けられており、接眼レンズユニット部13を組み込むと、レンズホルダー52とホルダーカバー46の間で反発力がうまれる。これにより、各接眼レンズ48、49、51は表示ユニット部12の方向に付勢され、各接眼レンズ48、49、51の光軸方向のガタが無くなる。
図12は光軸25中心でのビューファインダ1の断面図である。第2レンズ49は、第1レンズ51および第3レンズ48より径が小さい。よって、第2レンズ49の周囲に隙間が発生する。このため、例えば第1レンズ51から、第2レンズ49を介さず第3レンズ48に直接入射する光など、不要な光による影響が考えられる。
本実施形態では、この影響を避けるため、第2レンズ49と第3レンズ48との間にマスク部材50を配置している。マスク部材50は、第2レンズ49のレンズ面に延長して配置され、光束が通過する光軸25に対して上下非対称な開口70が形成されている。
次に、マスク部材50の固定方法について述べる。
図13に図示するように、マスク部材50には、第2レンズ49に形成される四隅のリブ54に対応する位置に孔65が形成されている。孔65に第2レンズ49のリブ54を挿通するように、第2レンズ49に対してマスク部材50を配置することで、マスク部材50と第2レンズ49との位置が決められる。
図14に図示するように、マスク部材50の光軸方向の位置は、第1レンズ51のリブ66と、第3レンズ47のリブ53に挟まれることで固定される。
図15は第2レンズ49とマスク部材50を前方方向から見た図である。第2レンズ49とマスク部材50の組みにも方向性があり、間違った組み方ができない形状となっている。具体的には、第2レンズ49には光軸25から上方向にオフセットした凸部58がある。また、マスク部材50には凸部58よりも大きく、凸部58を抱えこむことのできる凹部59がある。この凹部59は第2レンズ49を1方向からしか組めないように、光軸25から上方向にオフセットされている。
図12、図16、図17を用いて、メインケース14とマスク部材50の開口70についての説明をする。図12において、実線は光軸25、破線はパネルから第1レンズ51にのびる光線67a、67bをあらわしている。表示モジュール18には光線が透過できない凸部68があり、光線67a、67bの角度はα<βの関係となる。よって、開口70の光軸25から開口端までの距離は上側距離Ha<Hbとなる。メインケース14やマスク部材50の開口69、70を対称形状にした場合、レンズ群の上側を内面反射と外光からなる不要光が通ることになる。
不要な光を遮断するために、メインケース14の開口69は図12、図17のように上側の光軸25からの開口距離Maが短く、下側の光軸25からの開口距離Mbが長い形状をしている。同様に、マスク部材50の開口70は図12、図16のように上側の光軸25からの開口距離Naが短く、下側の光軸25からの開口距離Nbが長い形状をしている。これにより、不要な光による影響を軽減することによる、見えの改善を行うことが可能となっている。
図12を用いて、ビューファインダー1の密閉構造とゴミ除去手段について述べる。
前述した通り、表示モジュール18はメインケース14の中で、防塵板15と弾性部材19により密閉されている。
次に、接眼レンズユニット部13の防塵板15側の面と防塵板15のゴミ除去手段について述べる。メインケース14の上部に形成した開口73は、防塵板15の後面および第1レンズ51の前面を清掃するために、ブロアの先端を差し込むための開口である。図12に図示するように、上カバー3の開口71とメインケース14の開口15は、ビューファインダの前後方向で一致する。したがって、アイカップ5とシール部材8を外せば、上カバー3の開口71からブロアの先端を差し込むことでき、ブロアの先端がメインケース14の開口73に入るもしくは、ブロアの先端から噴射される気体がメインケース14の開口73に入る。
これによって、防塵板15の後面および第1レンズ51の前面を清掃することができる。また、下カバー3の第3レンズ側48には透過性のあるレンズ保護板10がある。このレンズ保護板10はレンズ保護板保持部材11により、下カバー4と固定されている。このレンズ保護板10の役割は第3レンズ53にキズがつくのを防ぐのとビューファインダ1内の防塵防滴性能を向上させることである。もし、視度調整機構の隙間等から第3レンズ48とレンズ保護板10の間にゴミが侵入した場合は、レンズ保護板保持部材11とレンズ保護板10を外すことで、掃除することができる。
次に図12を用いてビューファインダ1内での内面反射防止と小型化についての構成を述べる。防塵板15は表示モジュール17のフィルム26と同じ方向に傾いている。また、保護板15と表示面23は平行に並んでいる。防塵板15が傾いている理由は、防塵板15とレンズ保護板10の間で光が反射して、見え難くなるのを防ぐためである。
また、レンズ保護板10でなく防塵板15を傾けた理由は、表示モジュール17の傾斜したフィルム26の下側にあるスペースと第1レンズ51の上側のスペースを有効利用するためである。また、レンズ保護板15を傾けると、レンズ保護板15を表示面23と平行に並べた場合に比べて、第1レンズ51と表示面23の距離を縮めることができる。これにより、レンズ径の小型化が図れる(背景技術参照のこと)。また、偏光板16はレンズ保護板10の位置にも防塵板15のどちらの位置にも設置できるが、本実施形態ではより開口の小さい、防塵板15の位置に設置している。これにより、偏光板16の小型化が図れている。
次に図21〜図26を用いて、アイカップ5の構造、吸気口74、排気口75、バッテリー76の関係について述べる。
図21はビデオカメラ72をグリップ77側下方向から見た斜視図である。実施例1のビデオカメラは不図示のファンにより、外部の空気をビデオカメラ72の吸気口74から吸いこみ、排気口75より排出することができる。この機能により、ビデオカメラ72の内部を冷却している。吸気口74は底面側に開口部をもつ吸気口74aとグリップ77側に開口部をもつ吸気口74bに分かれている。ユーザーがグリップ77を把持してビデオカメラ72を使用する場合は吸気口74aから、床に置いたり、三脚取り付け部78を利用したりして、ビデオカメラ72を使用する場合は吸気口74bから外気を吸うことができる。
図22はビデオカメラ72を背面方向から見た斜視図である。バッテリーボックス79の中に排気口75がある。排気口75はバッテリー76を装着しても塞がれない位置に設置してある。ここは、バッテリー76の取り付け時のスライドストロークに必要な空間であり、ストローク空間86と定義する。ストローク空間86の詳細は後述する。
図23、図24、図27、図28を用いてストローク空間86と凸部81の関係について説明する。
図23はビデオカメラ72にバッテリー76を装着した場合のビデオカメラ72の背面図である。弾性部材でできたアイカップ5には凸部81が設けられている。この凸部81はビューファインダ1とバッテリー76の間を前後方向に塞ぐ箇所に位置する。凸部81の位置を図24の斜視図、図27、図28の断面図を用いて詳細に説明する。
図24は図23をグリップ77側とは反対側の側面から見た斜視図である。凸部81は、ビューファインダ1とバッテリー76、バッテリーボックス79と凸部81で囲まれる空間をストローク空間86としたとき、ストローク空間86の一部を遮る箇所に位置している。また、凸部81はビューファインダ1の視度を調整する視度調整ノブ82よりもバッテリーボックス79に近い箇所に位置する。
図27は図23のA−A断面図である。凸部81はバッテリーボックス79、バッテリー76、不図示のビューファインダ1からなるストローク空間86(破線部内側)の一部を遮る箇所に位置している。また、矢印Xは排気口に向かう外気が流れる向きを、矢印Yは排気口から出る排気風が流れる向きを表している。
図27は図23のB-B断面図である。凸部81はバッテリーボックス79、バッテリー76、ビューファインダ1からなるストローク空間86(破線部内側)の一部を遮る箇所に位置している。
凸部81がビューファインダ1とバッテリー76からなる背面側のストローク空間86を埋めることにより、ビデオカメラ72の背面方向から排気口75に直接吹き込む風の量を低減させることができる。また、凸部81はビデオカメラ72の側面方向の空気の流れは阻害しないので、排気口75から出た排気風はビデオカメラの外に排出することができる。これにより、ビデオカメラ72を必要な温度まで冷却するのに十分な風量を排気口75から排出できる。また、視度調整ノブ82より、凸部81がバッテリーボックス79側にあることにより、ユーザーは凸部81を気にすることなく、視度調整ノブ82に触れることができる。
図25を用いてアイカップ5の詳細形状について説明する。図25はビューファインダ1からアイカップ5を取り外した分解斜視図である。アイカップには、凸部81設けられており、凸部81は光軸25から、左右方向に離れるにつれ視度調整ノブ82側と反対側にカーブする形状をしている。アイカップ5には穴部83があり、この穴部83と下カバーの開口凸部84が係合することにより、アイカップ5がビューファインダ1に固定される。また、アイカップ5には抜け止めリブ85a、85b、85cがあり、これが、不図視の上カバー3に設けられた凹部に係合することにより、アイカップ5がビューファインダ1に固定される。
図26を用いてバッテリー76を外す時の操作について述べる。図26はビデオカメラ72をグリップ77とは反対側から見た斜視図である。バッテリー76装着時、バッテリー76は図26aの箇所に位置する。バッテリー76を外す場合は、まず、図26aの矢印の丸1のようにファインダー1をチルト方向に跳ね上げる。次に、図26bの矢印の丸2のように、バッテリーを上方向にスライドさせて外す。もし、ユーザーが図26cのように、ビューファインダ1を跳ね上げる前に、バッテリー76を図26cの矢印の丸2のように上方向にスライドしたとしても、ビューファインダ1の中ではじめにバッテリー76に衝突するのは弾性部材でできた凸部81になる。これにより、ビューファインダ1やバッテリー76に傷がつくことを避けることができる。また、衝突した時の当接音を緩和することができる。
上述のような構成により、ビデオカメラ72の排気口75に向かって外気が吹いてきた場合には、外気は凸部81に当たり、排気口75には直接当たりにくくなる。そのため、強制空冷に必要な風量を排気口75から排出することができる。これにより、ビデオカメラ72が熱くなることを防げる。ビデオカメラ72が熱くならないので、ビデオカメラ72を把持するユーザーが不快感を感じたり、電気回路が故障するこがなくなるという効果を実現できる。
また、バッテリー76を取り外す操作を行った時に、バッテリー76が衝突するのが弾性部材であるため、バッテリー76とビューファインダ1が傷つくことなく、ビィーファインダ1を移動することができる。また、衝突による当接音も鳴らないという効果を実現できる。また、ビデオカメラ72の外側からユーザーが視度調整操ノブ83を操作しようとしたときに、弾性部材の凸部81が操作の邪魔にならないという効果を実現できる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて記述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
1 ビューファインダ
2 ヒンジ
3 上カバー
4 下カバー
5 アイカップ
6 外付けアイカップ
7 ビューファインダアセンブリ
8 シート部材
9 開口部
10 レンズ保護板
11 レンズ保護板保持部材
12 表示ユニット部
13 接眼レンズユニット部
14 メインケース
15 防塵板
16 偏光板
17 表示モジュールホルダ
18 表示モジュール
19 弾性部材
20 基板保持板
21 基板
22 グラウンド板金
23 液晶表示面
24 光源
25 光軸
26 フィルム
27 位置決めリブ
28 ボス
29 穴部
30 切り欠き部
31 位置決めリブ
32 付勢リブ
33 摺動部
34 穴部
35 穴部
36 位置決めリブ
37 基板
38 穴部
39 位置決めボス
40 穴部
41 凸部
42 穴部
43 凸部
44 凸部
45 ボス
46 ホルダーカバー
47 弾性部材
48 第3レンズ
49 第2レンズ
50 マスク部材
51 第1レンズ
52 レンズホルダー
53 リブ
54 リブ
55 リブ
56 外側凸内側凹部形状
57 凸形状
58 凸形状
59 内側凹外側凸形状
60 凸形状
61 外側凸内側凹形状
62 穴部
63 凸部
65 孔
66 リブ
67a 光線
67b 光線
68 凸部
69 開口
70 開口
71 開口
72 ビデオカメラ
73 開口
74 吸気口
75 排気口
76 バッテリー
77 グリップ
78 三脚取り付け部
79 バッテリーボックス
81 凸部
82 視度調整ノブ
83 穴部
84 開口凸部
85 リブ
86 ストローク空間
X 外気
Y 排気

Claims (4)

  1. ファインダと、着脱式の電池と、空気を外に排出するための開口部を持つ撮像装置において、ファインダには電池の方向に伸びる凸部が設けられており、この凸部は開口部とファインダと電池で囲まれるストローク空間の一部を塞ぐ位置にあることを特徴とする撮像装置。
  2. ファインダを構成する部品の一つ以上が弾性部材で、凸部はこの弾性部材から構成されており、電池が撮像装置に固定される第一の位置と、撮像装置から外すことのできる第二の位置に移動可能で、第二の位置では、第一の位置よりファインダと電池が近くなり、電池が第二の位置にあるとき、ファインダ構成する部品の中で、凸部が最も電池に近いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. ファインダには操作部があり、操作部がファインダの弾性部材からなる凸部より、前記開口部から遠いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. ファインダの操作部がファインダの視度を調整する機構の操作部であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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