JP2015135447A - 映像投射装置、ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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俊輝 中村
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Abstract

【課題】ピコプロジェクターや、ヘッドマウントディスプレイなどモバイル用途の映像投射装置を高解像、小型・軽量、省電力に実現する。【解決手段】映像を生成する映像生成部と、該映像生成部で生成された映像を眼に投射する反射部と、該反射部と映像生成部を繋ぐ支持部とを備え、前記反射部の上下方向の厚みよりも前記指示部の上下方向の厚みを小さくする。【選択図】 図1

Description

本発明は、眼に映像を投射する映像投射装置と、それを用いたヘッドマウントディスプレイに関するものである。
投射光学系でシースルー機能を有するものとして、特許文献1などが提案されている。
特開2006−3879号公報
次世代のウエアラブルデバイスとしてのヘッドマウントディスプレイは、視界の一部にインターネット上のネットワーク情報が常に得られる点で期待されている。
視界の一部に常に映像を表示するため、省電力であることと、映像以外の視界を広くすることが重要である。例えば特許文献1では、使用者の眼に向けて出射すると接眼窓保持部を有し、使用者の視軸方向への投影断面の幅を瞳径と同じ4mmとし、また接眼窓保持部を構成する部材は10mm以上の範囲において、視軸方向への投影断面の幅を同じく4mm以下とすることでシースルー機能を有する、また光軸を使用者の眼の方向に屈曲する全反射の光学素子を用い高効率で省電力に寄与する点が記載されている。
通常風景などを見ている場合は10mより遠方を、歩行時は概ね2〜10m先を、会話している場合は1m程度の距離を開けて相手を、雑誌などを読む場合は50cm程度離して、などの例に示すように人は注視するフォーカス点を変えている。
眼は、遠方と近傍に同時にフォーカスすることはできない。つまり、ヘッドマウントディスプレイにおいては、人が遠方を見ているときは、映像も遠方にあり、逆に近傍を見ているときは映像も近傍にあることが望ましい。
さて特許文献1では、接眼窓部の瞳径と同じ投影断面にするとシースルー機能を有するとある。無限遠方を見ている場合、シースルー機能を有するが、5mより小さくなるとを見ている場合、物体の一部が遮断されてしまい、シースルー機能が失われる。
本発明の目的は、遠近両方でシースルー機能を有し、省電力と広い視界を実現すること、また遠近で映像と視界が共に視認できる映像投射装置、ヘッドマウントディスプレイを提供することである。
上記目的は、一例として、特許請求の範囲に記載の発明により達成することができる。
遠近両方で映像が視認でき、省電力と広い視界のヘッドマウントディスプレイを実現できる。
実施例1の映像投射装置1を示した概略図である。 シースルー機能を説明する図である。 シースルー機能説明する計算結果である。 映像の見え方を説明する図である。 解像度を説明する図である。 視野を説明する図である。 実施例2の映像投射装置301を示した概略図である。 実施例3の映像投射装置351を示した概略図である。 実施例4の映像投射装置41を示した概略図である。 実施例5の映像投射装置51を示した概略図である。 実施例6の映像投射装置61を示した概略図である。 実施例6のゴースト防止機能を説明する概略図である。 実施例7の映像投射装置81を示した概略図である。 実施例8の映像投射装置91を示した概略図である。 実施例9の映像投射装置101を示した概略図である。 実施例10の映像投射装置111を示した概略図である。 実施例11の映像投射装置121を示した概略図である。 実施例12のヘッドマウントディスプレイ131を示す説明図である。 実施例12のヘッドマウントディスプレイ131のシステム構成を示した概略図である。
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を実施するための形態を説明するが、これによりこの本発明が限定されるものではない。
本発明における実施例1について図を用い説明する。
ここでは映像投射装置1について説明する。
図1は映像投射装置1を示す概略図であり、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置1は映像を生成する映像生成部211、映像を眼に導光する投射部213と、映像生成部211と投射部213を繋ぐ支持部212で構成されている。
映像生成部211には、映像を生成する映像生成素子7がある。ここで映像生成素子7は画素毎に赤、青、緑のカラーフィルタを持つ液晶素子を想定している。このようなカラーフィルタを持つ液晶素子は一般的なデバイスであるため、詳細は割愛する。
映像生成素子7には光源8が備えられている。ここで光源8は、映像生成素子7の映像を生成する領域よりも大きい発光面を持つ白色バックライトLEDであることを想定している。このような白色バックライトLEDも一般的なデバイスであるため、詳細は割愛する。
映像生成部211には、外部から埃や水滴などが入ることを防止する保護素子6がある。保護素子6は、光学的に透明な平板であり、効率のロスが減るように赤から青の領域(波長430nm〜670nmの範囲)で反射防止膜を形成することが望ましい。また、その反射防止膜は、屋外での使用を想定して波長430nm以下の光は逆に反射するように工夫することで、UVの光により映像生成部211の内部の劣化を抑圧することができる。
映像生成部211は、光源8で発した光が映像生成素子7を通過することで、映像が生成され、その映像は、保護素子6を出射面として出射する。
また、映像生成部211には、撮像素子9が配備されており、外部を映像として撮像することもできる。ここで撮像素子9は、小型のカメラを想定している。
撮像素子9で撮像した映像を、例えば顔認識処理などにより人を特定して、その人の情報を生成する映像に関連付けさせることなどに活用させることができる。
映像生成部211で生成された映像は空気を介して投射部213に伝搬される。投射部213は、レンズ部3と全反射面4がある。レンズ部3は、映像生成部211で生成された映像が入射する入射部に相当する。矢印10は眼が見ている方向を図示したものである。
レンズ部3はいわゆる焦点距離Fのレンズであり、映像生成素子7とレンズ部3の距離を焦点距離Fよりも近くすることで、眼に投射した映像が虚像化することができる。眼と虚像の位置Liは、レンズ部3の焦点距離Fと映像生成素子7とレンズ部3の光学的な距離Aから数1に示す一般的なレンズの式で概算できる。なお、眼と虚像の距離は、虚像であるため、符号が負になる。

(数1)1/F=1/A+1/Li

全反射面4は通常ミラーを想定しており、レンズ部3を進行する映像の進行方向を曲げて眼へ投射させる機能を有する。
投射部213には上壁295と側面壁296を設けて、そこにレンズ部3と全反射部4を固定する。またレンズ部3、全反射部4、保護素子6は、埃、水滴、手油が付着し定着しないようにハードコートを施すことが望ましい。
支持部212は、映像生成部211と投射部213を繋ぐ機構であり、投射部213と映像生成部211の間の映像が伝搬する領域を回避して支持機構2と支持機構5から構成させる。
支持機構2は側面を支持する機構であり、支持機構5は投射部213の入射部と映像生成部211の出射部の上側を繋ぐ機構である。
支持機構2は、眼から見たとき、投射部213よりも幅Hsが狭くなっている。これは後述するシースルー機能を改善するためである。支持部212は、眼で見る方向の距離LsをHsより大きく設定すると良い。ただ単純に幅Hsを狭くすることなく、LsをHsより大きくすることで例えば樹脂の成型品で必要な強度を確保することができる。
デザインの観点でLsも小さくしたい場合には、例えば金属を用いるか、金属をインサートする樹脂成型などを用いると良い。
支持機構5は支持機構2と繋がっていて強度を増強することに寄与する。
外光が映像生成素子7に入光すると、映像生成素子7で反射して不要光として眼に映りこむ。このため、支持機構2と支持機構5とで、外光が映像生成素子7に入射して眼に不要光として映らないように遮光する機能を持たせる。支持部212は、ただ投射部213と映像生成部211を繋ぐだけでなく、遮光の機能を持たせることで、使用者が見ている映像を他人に見られないように秘匿性も確保する利点も有する。
次に図2を用いてシースルー機能について説明する。
図2は、眼の瞳203から距離Ld離して投射部213を配置した場合の距離Lobjにある物体201がどのように見えるかを図示したものである。(A)は瞳201の幅Hpと投射部213の幅Hdが等しい場合、(B)は瞳203の幅Hpよりも投射部213の幅Hdが小さい場合である。
物体を光源とした光線が眼に入射した場合、人は眼で物体を認識できる。
幅Hpと幅Hdが等しい場合、図1(A)に示すように物体から進行する光線は投射部213で完全に遮られるため(図中斜線領域204)、物体を認識できない。このため、物体201の位置をずらすか、投射部213をずらさないといけない。
これに対して、幅Hpよりも投射部213の幅Hdが小さい場合、図1(B)に示すように物体から進行する光線は投射部213で一部遮られる(図中斜線領域206)ものの、一部の光線(図中207で示す)は瞳206に入射する。このため、人は物体を認識することができる。つまり幅Hpと物体201が成す角度θpよりも幅Hdと物体201が成す角度θdが小さくなれば良い。これは単純な相似の関係から数2に整理することができる。

(数2)Hp/Lobj>Hd/(Lobj−Ld)

図3は瞳の幅Hpを一般的な大きさである4mm、投射部213の瞳からの距離Ldは、30mmとして固定した場合、投射部213の幅Hdを変えたときに、物体201からでた光線が投射部213で遮られることなく瞳に届く光線の通過領域比率を計算したグラフである。横軸が幅Hdで、縦軸が瞳に届く光線の比率であり、光線の比率は、物体201を点として、投射部213が無い場合に瞳に届く光線を基準としたときに遮蔽されず届いた光線を通過領域比率として示したものである。グラフ中計算結果である線261は瞳から物体の距離Lobjが50cm、線262が100cm、線263が300cmを想定したものである。
人は30mm程度より近くにある瞳と大きさが同程度の小物体は正確に認識できなくなる。また、眼鏡をかける場合、眼鏡は眼から通常10〜15mmの範囲に置かれる。このため、投射部213と瞳の距離Ldは、眼鏡をかけた人でも配置できるように15mmから30mm以下の範囲に配置することが望ましい。そこで、一例として最もシースルー機能が厳しくなる条件である距離Ldを30mmとした。
計算結果から分かるように、瞳から物体の距離Lobjが50cmの時、線262は、Hdが3.7mmを超えると零になる。
瞳から物体の距離Lobjが100cmの時、線263は、Hdが3.8mmを超えると零になる。
瞳から物体の距離Lobjが300cmの時、線264は、Hdが3.9mmを超えると零になる。
グラフから物体が近くにあると、通過領域比率が小さくなる。近くの物体を見える状態にするには、光線が瞳に入射するように前述した式1を満足させる必要があるといえる。
ここで、Ld=30mm、Hp=4mm、Lobjを50cmとしたとき、投射部213の幅Hd<3.76が必要な条件となるので、投射部213の幅Hdは3.7mmより小さくすることが望ましい。
なお、瞳径Hpと投射部213の幅Hdを等しく設定すると、式1を満足しなくなるため、300cmの距離の物体が見えなくなってしまう。
もちろん支持部212の幅Hsも同じ関係がある。このため、幅HsはHdより小さくすることが望ましく、映像投射装置1では、前述のように映像を空気伝送することにより支持部HsをHdより小さくすることが可能となり、例えばHsを1.8mm程度とすると、距離Lobj50cmであっても通過領域比率50%となり、良好なシースルー機能が得られるといえる。
図4は、投射部212から眼に投射され虚像として映し出される映像のサイズと、位置の関係を示した概略図である。
眼31に投射された映像は、距離に応じてサイズが大きくなる。例えば、図に示したように距離Li(near)の映像33のサイズと、遠くの距離Li(far)の映像32のサイズは距離Liの比例の関係にある。
つまり距離が遠くなるにつれ、その1画素のサイズも大きくなるといえる。
図5は、その1画素のサイズと1画素のスポットサイズの関係を計算した結果である。横軸が映像までの距離Liで縦軸がスポットサイズを示している。破線251は1画素のサイズを解像するために許容できるスポットサイズ(1.5画素)を示したもので、線253は距離Liが0.65mのとき、線252は2.5mのときにスポットサイズが最小になるように各々レンズ部3の焦点位置を設定したものである。ここでは、一例として50cm先の画面サイズが4インチで解像度QVGA(360×240)とした場合を計算している。
光線は、所定の焦点位置でスポットサイズが最小になり、その前後でスポットサイズは大きくなるものである。線252のように焦点までの距離Liが小さい場合、スポットサイズは、焦点を境に急峻に大きくなる。逆に線252のように焦点までの距離Liが線252より大きくなると、焦点を境に変化するスポットサイズの傾きは小さくなる。破線251よりスポットサイズが小さいと、光学的な解像度が得られるため、50cmから1mの極めて近い距離で物体を見ながら映像も見て作業をすることを想定した場合、線253で示したように焦点位置を近づける必要ある。また、1m以上の距離で物体を見ながら映像も見て作業をすることを想定した場合、線252で示したように焦点位置を遠ざける必要がある。
もちろん1m以上の距離である場合に焦点位置を遠ざけずに解像度を落として遠くでも映像が見えるようにしても良い。この場合、ヘッドマウントディスプレイとして、装着者と物体の距離を検知し、解像度を落とした映像に変える機能を持たせるとよい。
図6は、眼から見た映像投射装置1の射影を図示した概略図である。十字の実線の交点が眼の中心260としている。
眼の中心260の中心に投射部213を配置すると、支持部212、映像生成部211が図のように射影されることになる。支持部212の幅Hsや投射部213の幅Hdは前述したように数2に示した関係を満足するように設定する。これに対して、映像生成部211は、映像生成素子7や光源8、メカ機構を搭載することを考慮すると、数2を満足させることは極めて困難である。極端な例にはなるが、50cm離れた位置で30インチ(アスペクト16:9)のモニタを見ることを想定した場合、必要な視界の角度は、±35度になる。
この角度より大きくなると、通常人は顔を傾けて物体を注視するものと考える。この角度を基準に考えると、眼から距離Ld=30mmとしたとき、目の中心から21mm程度(図中破線円24で示す領域)までは、顔を傾けないで物体を確認することが望ましいと考える。
このため、図6で示すように映像投射装置1では、幅Hbが大きくなる映像生成部211を眼の中心から21mmの範囲の外(図中破線円24で示す領域の外)に配置している。空気で映像を伝送すると、屈折率のある透明材質を使うより光学的な距離が伸びる。上述したように映像を空気で伝送する映像投射装置1では、映像生成部211を眼から遠ざけられる大きな効果が得られるような工夫がなされている。
以上説明したように、実施例1の映像投射装置1では、50cm程度の極めて近い距離の物体を見ながら、映像を見て作業をすることが可能となる。
本発明における実施例2について図7を用い説明する。
ここでは映像投射装置301について説明する。
図7は映像投射装置301を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置301は、実施例1の映像投射装置1にフォーカス機構を加えた点が異なっている。映像投射装置1と同じ部品には、同じ符号を付与してある。ここでは、映像投射装置1と異なるフォーカス機構がある支持部302、映像生成部308について説明する。
フォーカス機構は、レンズ部3と映像生成素子7の距離Aを変えると、数1にしたがって虚像の距離Liが変わることを利用する。
このため、映像生成部308と支持部302を繋ぐ箇所には、機構307を備えており、矢印303の方向に動かすことで、距離Aを物理的に変えることができる。
機構307は支柱305、306が支持部302に固定されており、支柱305、306は、映像生成部308の機構部309に勘合される。ここで、支柱305、306は矢印303の方向に可動できる。映像生成部308には、ストッパー304を配備させ、支持部302には、そのストッパー勘合部310があり、所定の間隔でしか可動できないようになっている。
これは、図5で示したように、50cmから1mまで解像できる範囲と、1m以上で解像できる範囲の2個を持たせている。このような2個のフォーカス点を持たせると、50cmの極めて近い距離から5mを超える遠くの距離まで、映像と、物体を認識させることができるようになる。
なお、本実施例では、距離Aを変えるために、レンズ部3を動く機構で説明したが、もちろん映像生成素子7を動かす機構であってもなんら構わない。
本発明における実施例3について図8を用い説明する。
ここでは映像投射装置351について説明する。
図8は映像投射装置351を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置351は、実施例1の映像投射装置1にフォーカス機能を加えた点が異なっている。映像投射装置1と同じ部品には、同じ符号を付与してある。映像投射装置351は、保護素子6の代わりに液晶レンズ素子352を配置したものである。ここでは、映像投射装置1と異なるフォーカス機能がある液晶レンズ素子352について説明する。
液晶レンズ素子352は、液晶層353とフレネルレンズ層354がある。フレネルレンズ層354は、フレネルレンズが配備されている。また、液晶層353は、フレネルレンズの形状のある面と、それと隣り合う面の間であり、液晶が封入されている。液晶層353の電源がOFFのとき、液晶層353と、フレネルレンズ層354は等しい屈折率であるため、光線には平板と同じ機能になる。電源がONのとき、液晶層353の屈折率がフレネルレンズ層354と異なるため、光線にはフレネルレンズの影響を受ける。このように電源のON/OFFにより、レンズ機能の有無を付与するものである。
フォーカス機能を持たせるため、レンズ部3の焦点距離を変えるという選択性もある。そこで、上記した液晶レンズ素子352は電源ONの時、レンズ部3とフレネルレンズとの組み合わせレンズとなることで、焦点距離を変えられる機能を有するものである。
これも、図5で示したように、50cmから1mまで解像できる範囲と、1m以上で解像できる範囲の2個を持たせている。このような2個のフォーカス点を持たせると、50cmの極めて近い距離から5mを超える遠くの距離まで、映像と、物体を認識させることができるようになる。
本発明における実施例4について図9を用い説明する。
ここでは映像投射装置41について説明する。
図9は映像投射装置41を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置41は、実施例1の映像投射装置1と異なる支持部501の構成となっている。
支持部501は、支持機構502、503を持っている。これまで説明した映像投射装置では、右目か左目の片方にしか対応できなかったが、図9のように、支持機構502に加え支持機構503を設けることで、概ね右/左関係なく上下対照にすることができる。
支持機構502と支持機構503の幅の加算値が、支持部212の幅Hs同等以下にすることで、映投射装置41は、映像投射装置1と同等のシースルー機能を有することができる。
本発明における実施例5について図10を用い説明する。
ここでは映像投射装置51について説明する。
図10は映像投射装置51を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置51は、実施例1の映像投射装置1と投射部53が異なる構成となっている。
投射部53は、自由反射部52を有している。自由反射部52は、実施例1の映像投射装置1のレンズ部3と全反射部4の両方の機能を1個の部品を持たせたものであり、レンズとしての機能と反射して眼に光線を進行させる2個の機能を持っている。
実施例1の映像投射装置1の構成で、眼に出射する光線の波面を光線追跡した結果と波面が略一致するように自由反射部52の形状を決定すると良い。
また、このような形状は、安価な樹脂成型品で、光線が当たる面をアルミなどの金属コートを施すことで実現できる。
このように2個の部品を1個にすることで、製造性、コストメリットの効果が得られる。
また、自由反射部52は、別部品とせず、機構部品の一部として成型し、表面だけを金属コートするように設計することで、より高い製造製と、コストメリットの効果が得られる。
本発明における実施例6について図11を用い説明する。
ここでは映像投射装置61について説明する。
図11は映像投射装置61を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置61は、実施例5の映像投射装置51の変形例である。
投射部63は、プリズムレンズ部62を有している。プリズムレンズ部62は、自由反射部52と同様に映像投射装置1のレンズ部3と全反射部4の両方の機能を1個の部品を持たせたものであり、レンズとしての機能と反射して眼に光線を進行させる2個の機能を持っている。
プリズムレンズ部62は、全反射面63とレンズ面64を持っている。全反射面63とレンズ面64の間は、屈折率のある材質である。例えば、樹脂成型し、全反射面63を金属コートすることで実現できる。
図のように眼へ出射面66を平面としたとき、そこで表面反射した光線が、映像生成素子7へ戻って、再度眼へ進行する迷光の光路が発生する。このため、迷光除去素子65を保護素子6の代わりに搭載している。迷光除去素子65は、保護素子に1/4波長板機能を追加したもので、保護素子6に安価なフィルムの1/4波長板を貼り付けることで簡単に実現できる。
映像生成素子7は前述したように液晶素子を想定しており、一般的な液晶素子には偏光フィルムが具備されている。1/4波長板を使用することで、映像生成素子7から進行してくる偏光と映像生成素子7に戻ってくる偏光を直交させることができるので、映像生成素子7に具備されている偏光フィルムで名工を除去できるものである。
また、プリズムレンズ部62のような構成にした場合、プリズムレンズ部62の上面や下面で反射して、迷光となる。これを防止するために、図12に示すように、プリズムレンズ部62の出射面66またはレンズ面64の周辺に迷光を除去できるように遮光開口67を設けると良い。
以上説明したように、プリズムレンズ部62を用いることで、映像投射装置1の2個の部品を1個にすることで、製造性、コストメリットの効果が得られる。
本発明における実施例7について図13を用い説明する。
ここでは映像投射装置81について説明する。
図13は映像投射装置81を示す概略図である。図は眼の上方から見た上面図であり、紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置81は、実施例1の映像投射装置1と映像生成部89の構成が異なっている。
映像生成部89は、光源82、偏光ビームスプリッタ83、映像生成素子84が具備されている。光源82は、赤、青、緑の3色の光を出射する光源であり、赤、青、緑のLEDを具備し、その表面に拡散板を配備することで実現できる。光源82を出射した光は、偏光ビームスプリッタ83で、所定の偏光だけが、反射して映像生成素子84に進行する。かような偏光ビームスプリッタ83は一般品のため、説明は割愛する。
映像生成素子84は、カラーフィルタの無い反射型の液晶素子を想定している。このような液晶素子は、LCOSとして一般的な技術であり詳細は割愛する。カラーフィルタの無い反射型の液晶素子は、カラーフィルタ付きの液晶素子より画素を小さくできるため、高解像度が実現できる。
映像生成素子84で光線は、映像となる光線だけが偏光直交変換される。このため、映像は、再度偏光ビームスプリッタ83に入射するが、今度は、偏光ビームスプリッタで反射されるそのまま進行する。
偏光ビームスプリッタを進行した映像は、前述したように、保護素子6、レンズ部3、全反射部4を経て眼に投射される。
なお、カラー化は、フィールドシーケンシャルカラーと呼ばれる光源82の一般的な発光制御手法を用いることで実現できる。
以上説明したように、映投射装置81は、映像生成素子84にカラーフィルタの無い反射型の液晶素子を用いることで、高解像度という効果が得られるものである。
本発明における実施例8について図14を用い説明する。
ここでは映像投射装置91について説明する。
図14は映像投射装置91を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置91は、実施例6の映像投射装置61の変形例である。映像投射装置61と比べ、支持部92の形状が異なっている。
支持部92は、図支持機構93のように下側がストレートでなく、曲線状になっている。このような曲線状にすることで、応力が集中する投射部213と、映像生成部211の付け根の強度を向上できる効果が得られる。
本発明における実施例9について図15を用い説明する。
ここでは映像投射装置101について説明する。
図15は映像投射装置101を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図で、(C)は、(B)を紙面左側から見た図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置101は、実施例10の映像投射装置91の変形例である。映像投射装置91と比べ、支持部102の形状が異なっている。
支持部102は、支持機構103のように眼から遠い側の形状がストレートでなく、曲線状になっている。このような曲線状にすることで、支持部の強度をさらに向上することができる。
この場合、(C)で示したように眼から遠ざかるにつれて、幅が小さくすると、シースルー機能を失うことなく、支持部102の強度を向上できる。
本発明における実施例10について図16を用い説明する。
ここでは映像投射装置111について説明する。
図16は映像投射装置111を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置111は、実施例9の映像投射装置101の変形例である。映像投射装置101と比べ、投射部213の形状が異なっている。
投射部213は、保護部113が具備されている。保護部113は、使用者が転んだり、何かにぶつかったり、なんらかの拍子に支持部102が折れた場合に投射部213が眼に突き刺さる危険を保護するために具備させたものである。このため保護部113は、ゴムなどの柔らかい素材で製造することが望ましい。もちろんシースルー機能を落とさないために、幅が小さくするように工夫することが望ましい。
本発明における実施例11について図17を用い説明する。
ここでは映像投射装置121について説明する。
図17は映像投射装置121を示す概略図であり、図1同様、図中(A)は眼側から見た側面図であり、(B)は眼の上方から見た上面図である。(A)の紙面上方は眼の上方に相当する方向である。
映像投射装置121は、実施例10の映像投射装置111の変形例である。映像投射装置111と比べ、映像生成部122から投射部124までの光線の進行路に角度を持たせた形状となっている。
このため、プリズムレンズ部125の形状を工夫している。出射面127は出射面66と同じように眼の見る方向である矢印10と直交させる。また、レンズ部126は、映像の進行方向と直交させる。このとき、レンズ部126と出射面127に光線が直交するように全反射部128の角度を調整することで、このような構成が実現できる。
上記したように、角度を持たせることで、頭部の形状に沿わせることができる。デザイン性の向上が効果として得られる。また、角度を調整することで、映像生成部122が、人に近くなるため、視野を広く確保できる効果も得られる。
映像生成部122から投射部124への光線の方向と、矢印10との角度は、45度を超えると装着者にぶつかるため、45度から90度の範囲に設定すると良い。
本発明における実施例12について図18を用い説明する。
ここではヘッドマウントディスプレイ131について説明する。
図18は、ヘッドマウントディスプレイ131を人が装着している状態を図示したもので、図19は、ヘッドマウントディスプレイ131のシステムブロックを図示したものである。
ヘッドマウントディスプレイ131には、映像投射装置121、撮像素子9、136などの撮像手段148、電力供給手段135、通信手段133、音センシング素子139やタッチセンシング素子158などの制御手段134、コントローラ140、加速度センシング素子145、位置センシング素子146などのセンシング手段147、距離計測手段149などが具備されている。
電力供給手段135は、主にバッテリーのような充電可能な電源を想定している。通信手段は、WiFiやBluetooth(登録商標)のようなインターネット上の情報や装着者130が持っている電子機器などとアクセスできる通信装置を想定している。タッチセンシング素子158は、タッチパネルのようなセンシング素子である。音センシング素子139は、マイクなど装着者の言葉をセンシングする装置である。制御手段134は、音センシング素子139を用いた音声認識やタッチセンシング素子を用いた指の位置情報などで、装着者130がヘッドマウントディスプレイ131を操作するための処理手段を想定している。加速度センシング素子145は、圧電素子や静電容量などの原理を用い、加速度を検地する素子である。位置センシング素子146は、GPSのような位置をセンシングできる素子のことである。距離計測手段149は、TimeOfFlightの原理を使った距離計測可能な装置を想定している。コントローラ140は、上記装置、手段をコントロールするメインチップのことである。
ヘッドマウントディスプレイ131は、装着者130の視界137の中に映像投射装置121で作られた映像159が見ることができる。映像159が視界137の中で見られるように、ヘッドマウントディスプレイ131は角度を調整できる角度調整機構132が具備されている。装着者130は、好みで映像159の位置を調整できる。なお、このような角度調整機構132は、例えば、蝶番などで簡単に実現できる。
図18では、右目132に映像投射装置121が装着されることを想定しているが、例えば、映像投射装置41を用いれば、左目142の側でも搭載できる。
また、映像投射装置121は映像生成部122から投射部124までの光線の進行路に角度を持たせた形状となっているため、装着者130の頭部の形状に沿っていることが図から確認できる。
ヘッドマウントディスプレイ131は、耳143、144や、側頭部・皇后部などで、頭部に固定して使用するため、両手がフリーになる。
次に使用方法について説明する。例えば、装着者130が歩行している際に通路に小さい段などがあった場合、撮像手段148で取得した映像信号をコントローラ140は処理し、段があることを認識して、映像投射装置121に“段差有り注意”といった情報を装着者に知らせることができる。このとき、コントローラ140は、光源8を発光させ、映像生成素子7に所定の映像信号を送る機能も有している。
また、電源供給手段135は、コントローラ140を介し必要な手段、または装置に必要な電力を供給する。このときコントローラ140は、必要性に応じて、装置に電力を供給する機能も有している。
装着者130にかかわるソーシャルネットワーク情報、例えば、通勤に使用している電車が事故で止まったなどの情報が発生したとき、通信手段133からコントローラ140にその情報が伝達され、映像投射装置121に“通勤電車事故で遅延”といった情報を装着者に知らせることができる。このとき、コントローラ140は、装着者130の要望に応じてインターネット上の情報を常時監視する機能を有している。
装着者130が新聞や雑誌を読み始めたとき、距離計測手段149は、装着者130の前にある物体の距離情報をコントローラ140にその情報が伝達され、映像投射装置351に具備された液晶レンズ素子352の電源ON/OFFを制御して、近くにフォーカスが合うように変更することができる。このとき、コントローラ140は、映像投射装置351に具備された液晶レンズ素子352なども駆動できる機能を有している。また距離計測手段149の情報を監視する機能も有している。
装着者130が撮像手段148を利用して写真を取りたい場合、コントローラ140は、音センシング素子139を用いた音声認識か、タッチセンシング素子を用いた指の位置情報などの制御手段134から装着者130の要望を検知して、撮像手段148を駆動し、写真を撮影することができる。この場合、撮影した写真情報は通信手段133を用いてインターネット上の装着者130が持っているクラウドネットワーク上に移すことができる。
コントローラ140は、制御手段134の信号を常に優先させて処理することが望ましい。
装着者130が電車の中で居眠りをしている場合、コントローラ140は頭の揺れを加速度センシング素子145、電車の中にいることを撮像手段148から得られる複数の情報から、検地し映像投射装置121の電源を切るなど節電することもできる。
装着者130が通常と異なる地域にいる場合、コントローラ140はセンシング手段147の位置情報から、いつもと異なる位置である状態を検知して、撮像手段の情報から旅行なのか出張なのかを判別し、旅行のガイドや、付近の食べ物情報などを通信手段133から得て、装着者へ知らせることができる。
上記のようにコントローラ140は、複数の情報から処理する内容を決める機能も有している。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えても良い。
1 映像投射装置
3 レンズ部
4 全反射面
6 保護素子
7 映像生成素子
8 光源
9 撮像素子
130 装着者
131 ヘッドマウントディスプレイ
133 通信手段
134 制御手段
135 電力供給手段
139 音センシング素子
140 コントローラ
145 加速度センシング素子
146 位置センシング素子
147 センシング手段
149 距離計測手段
158 タッチセンシング素子
211 映像生成部
212 支持部
213 投射部

Claims (8)

  1. 映像を眼に投射する映像投射装置であって、
    該映像投射表示装置は、
    映像を生成する映像生成部と、
    該映像生成部で生成された映像を眼に導光する投射部と、
    該投射部と前記映像生成部を繋ぐ支持部とを備え、
    前記投射部は該投射部で生成される映像が30cmないし3mの範囲の距離Lobjで最も視認しやすくするレンズ機能を有し、
    人の瞳の幅をHp、
    前記投射部と前記支持部の一部突起を除いた最大の幅をHdとし、
    前記投射部の前記映像側から見て前記Hhが最も広くなる眼からの距離をLdとしたとき、
    Hp/Lobj>Hd/(Lobj−Ld)を満たすことを特徴とする映像投射表示装置。
  2. 請求項1記載の映像投射装置であって、
    前記映像生成部は生成された映像を出射する出射部を備え、
    前記投射部は、前記映像生成部から出射した映像が入射する入射部を備え、
    前記映像生成部の前記出射部と前記投射部の前記入射部の間は映像が空気伝送されることを特徴とする映像投射装置。
  3. 請求項2記載の映像投射装置であって、前記支持部の幅が前記投射部の幅より小さいことを特徴とする映像投射装置。
  4. 請求項3記載の映像投射装置であって、
    前記映像生成部は、眼の瞳中心から真っ直ぐ前方を見たときの±35度の範囲外に配置したことを特徴とした映像投射装置。
  5. 請求項3記載の映像投射装置であって、
    前記支持部は、前記映像生成部と前記投射部で形成される少なくとも1個の面を覆う遮光壁を設けたことを特徴とする映像投射装置。
  6. 請求項3記載の映像投射装置であって、
    前記映像生成部の前記出射部と前記投射部の前記入射部の中心同士を結んで形成される線と、眼に投射する映像の進行方向が形成する線とで成す角度が45度ないし90度の範囲としたことを特徴とする映像投射装置。
  7. 請求項3記載の映像投射装置であって、
    前記映像生成部は、映像を生成する映像生成素子を備え、
    前記投射部と、前記映像生成素子の間の距離を変えることにより、
    眼で視認される映像の距離を変えるフォーカス調整機能を持ったことを特徴とする映像投射装置。
  8. 視界の一部に映像を投射するヘッドマウントディスプレイであって、
    請求項1ないし7記載のいずれかの映像投射装置と、
    電源を供給する電源供給手段と、
    外部の映像を撮像する撮像手段と、
    外部と情報を通信する通信手段と、
    使用者の位置、角度、加速度などを検出するセンシング手段と、
    使用者が前記ヘッドマウントディスプレイを制御する制御手段と、
    使用者の前方にある物体までの距離を計測する距離計測手段と、
    前記ヘッドマウントディスプレイの動作を制御するコントローラと、を備え、
    前記ヘッドマウントディスプレイは、前記距離計測手段から得られた距離情報に応じて映像の解像度を変更する機能を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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