JP2015169664A - 光結合部品、光コネクタおよび光結合方法 - Google Patents

光結合部品、光コネクタおよび光結合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低コスト且つ組立てに高度なスキルが要求されない光結合部品を提供する。
【解決手段】光結合部品10は、光ファイバ22とレンズ20とを光学的に結合する。光結合部品10は、レンズ20に対して所定の位置に配置される基材11と、基材11の上面に形成された、光ファイバのクラッド部分22aを設置するための第1溝部13aと、基材11の上面に形成された、加熱により変形して光ファイバ22の少なくとも一部を覆うことで光ファイバのクラッド部分22aを第1溝部13a内に固定せしめるための加熱変形部14とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバと、例えばレンズなどの光学要素とを光学的に結合させる光結合部品および光結合方法に関する。
通常、光ファイバのコア径は10μm〜65μm程度であり、レンズや光電変換素子等の光学要素との高効率の光結合を実現するためには、これらの光学要素と光ファイバとを精度良く位置合わせし、固定する必要がある。この目的のために、光ファイバと光学要素とを光学的に結合させる光結合部品が用いられる。
例えば特許文献1には、レンズと光ファイバを簡易に位置合わせして結合できる光結合器として、レンズが形成されたレンズ形成部と、光ファイバが挿入されるファイバガイド溝が形成されたファイバ保持部とが一体成形されたレンズ部材を備える光結合器が開示されている。この光結合器では、ファイバガイド溝に光ファイバを挿入し、押さえ蓋で光ファイバを押さえて接着固定することで、光ファイバとレンズが位置合わせされて結合される。
また、特許文献2には、光ファイバの先端部に組み立てられ、先端部の光軸方向に対し傾斜した光軸をもつ光入出端が設けられた基板に対面して設置される光路変更部材が開示されている。この光路変更部材は、光ファイバを光入出端に光接続させる反射面が形成された、透明材料からなる部材本体を有する。該部材本体には、光ファイバが挿通する光ファイバ挿通孔と、光ファイバ挿通孔が開口し、光ファイバの先端面が配置される先端配置空間とが形成されている。該先端配置空間には、先端部を部材本体に固定する接着剤が充填されている。
特開2007−41222号公報 特開2009−104096号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたような光結合部品に用いられる光ファイバの固定方法では、光ファイバを押さえるための蓋が必要となり、必然的に別体の部品が必要となる。
また、上記特許文献2に開示されたような光結合部品に用いられる光ファイバの固定方法では、光ファイバの挿通孔を備える部材を形成する必要がある。さらに、細くて折れやすい光ファイバを微小な挿通孔に挿通させなければならないため、組立に高度なスキルが必要な可能性もある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コスト且つ組立てが容易な光結合部品、光コネクタおよび光結合方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の光結合部品は、光ファイバと所定の光学要素とを光学的に結合する光結合部品であって、光学要素に対して所定の位置に配置される基材と、基材の一面に形成された、光ファイバを設置するための溝部と、基材の一面に形成された、加熱により変形して光ファイバの少なくとも一部を覆うことで光ファイバを溝部内に固定せしめるための加熱変形部とを備える。
加熱変形部は、基材の一面から突出するように形成されてもよい。
加熱変形部は、その上端が溝部内に設置された光ファイバの頂部よりも高くなるよう形成されてもよい。
光学要素と基材とが一体に形成されてもよい。
基材と一体に形成されるフレーム部をさらに備えてもよい。
複数の光ファイバを設置するための複数の溝部が基材の一面上に形成されてもよい。
基材は、光路変換用の反射面をさらに備えてもよい。
光ファイバの先端部が設置される溝部の部位は、他の部位よりも拡開されてもよい。
基材は、光ファイバの先端面に対向する光ファイバ対向面を備えてもよい。該光ファイバ対向面は、光ファイバの先端面の中央部分に対向する部位に凹部を備えてもよい。
基材と加熱変形部は、透明性の熱可塑性樹脂で形成されてもよい。
溝部内に設置される光ファイバの光軸と光学要素の光軸とが一致するように構成されてもよい。
本発明の別の態様は、光コネクタである。この光コネクタは、上述の光結合部品と、加熱により変形された加熱変形部により少なくとも一部が覆われることで該光結合部品の溝部内に固定された光ファイバとを備える。
上記光コネクタにおいて、光ファイバの少なくとも一部を樹脂が覆っていてもよい。
本発明の別の態様は、光結合方法である。この方法は、光ファイバと所定の光学要素とを光学的に結合する光結合方法であって、基材と、基材の一面に形成された溝部と、基材の一面に形成された加熱変形部とを備える光結合部品を、光学要素に対して所定の位置に配置するステップと、溝部内に光ファイバを配置するステップと、加熱変形部を加熱により変形させて光ファイバの少なくとも一部を覆うことで、光ファイバを溝部内に固定せしめるステップとを備える。
本発明の別の態様もまた、光結合方法である。この方法は、光ファイバと所定の光学要素とを光学的に結合する光結合方法であって、基材と、基材の一面に形成された溝部と、基材の一面に形成された加熱変形部とを備える光結合部品を準備するステップと、溝部内に光ファイバを配置するステップと、加熱変形部を加熱により変形させて光ファイバの少なくとも一部を覆うことで、光ファイバを溝部内に固定せしめるステップと、光ファイバが溝部内に固定された光結合部品を、光学要素に対して所定の位置に配置するステップとを備える。
本発明によれば、低コスト且つ組立てが容易な光結合部品、光コネクタおよび光結合方法を提供できる。
図1(a)〜(f)は、本発明の実施形態に係る光結合部品を説明するための図である。 図2(a)〜(e)は、光結合部品に光ファイバを実装した光コネクタを説明するための図である。 図3(a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る光ファイバの光結合部品の溝部への固定方法を説明するための図である。 図4(a)および(b)は、本発明の実施形態に係る光ファイバと光結合部品の溝部への別の固定方法を説明するための図である。 図5(a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る光ファイバと光結合部品の溝部へのさらに別の固定方法を説明するための図である。 図6(a)〜(d)は、本発明の別の実施形態に係る光コネクタを説明するための図である。 図7(a)〜(c)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光コネクタを説明するための図である。 図8(a)〜(d)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光コネクタを説明するための図である。 図9(a)および(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光コネクタを説明するための図である。 図10(a)〜(d)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光コネクタを説明するための図である。 図11(a)および(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光コネクタを説明するための図である。
図1(a)〜(f)は、本発明の実施形態に係る光結合部品10を説明するための図である。図1(a)は、光結合部品10の前面図を示す。図1(b)は、光結合部品10の平面図を示す。図1(c)は、光結合部品10の後面図を示す。図1(d)は、光結合部品10の側面図を示す。図1(e)は、図1(b)に示す光結合部品10のA−A断面図を示す。図1(f)は、図1(b)に示す光結合部品10のB−B断面図を示す。
光結合部品10は、光ファイバと、光学要素としてのレンズ20とを光学的に結合するものである。本実施形態において、レンズ20は、光結合部品10と一体に形成されている。
光結合部品10は、熱可塑性透明樹脂によって形成された略直方体形状の基材11と、基材11の上面12に形成された光ファイバを設置するための溝部13と、基材11の上面12に形成された光ファイバを固定するための加熱変形部14と、基材11の前端部に設けられたレンズ形成部15とを備える。本実施形態に係る光結合部品10は、基材11と平行な方向に光ファイバの光軸が向くようにする、いわゆる横型実装方式の光結合部品である。
レンズ形成部15は、熱可塑性透明樹脂で形成された直方体形状の部材である。レンズ形成部15は、図1(d)に示すように側面視においてL字状となるように基材11と一体に形成されている。レンズ形成部15の前面15aには、レンズ20が形成されている。本実施形態においてレンズ20は平凸レンズであるが、レンズ形状は特に限定されず、例えば凹レンズやシリンドリカルレンズであってもよい。
溝部13は、基材11の上面12に、レンズ形成部15の後面15b側からレンズ20の光軸方向に沿って形成されている。レンズ形成部15の後面15bは、光ファイバからの光を入射してレンズ20へ導くための入射面、またはレンズ20からの光を光ファイバに出射するための出射面として機能する。
溝部13は、光ファイバのクラッド部分が設置される第1溝部13aと、光ファイバの被覆部分が設置される第2溝部13bから構成されている。第1溝部13aは、レンズ形成部15の後面15b側から基材11の中途まで延設されており、第2溝部13bは、該基材11の中途から基材11の後端部まで延設されている。図1(f)に示すように、第1溝部13aの底面には、光ファイバを安定して固定するために、断面略V字状の傾斜面が形成されている。第1溝部13aの位置および形状は、内部に設置される光ファイバの光軸がレンズ20の光軸と一致するように形成される。また、第1溝部13aの底面の断面形状は、前記略V字形状の他、略U字形状、略凵字形状であってもよい。
加熱変形部14は、加熱により変形して光ファイバのクラッド部分の外周面の少なくとも一部を覆うことで、光ファイバを第1溝部13a内に固定せしめる機能を有する。加熱変形部14は、熱可塑性透明樹脂によって基材11と一体に形成される。本実施形態において、加熱変形部14は、第1溝部13aの周囲において、基材11の上面12から突出するように形成されている。このように、加熱変形部14を突出形状とすることにより、単に平坦な部分を加熱変形させた場合と比較して、光ファイバ上に覆い被さる面積を大きくすることができ、光ファイバを押さえつける効果を高めることが可能となる。さらに、加える熱が突出した加熱変形部14に集中することにより、当該部分の軟化および変形が容易となる。加熱変形部14は、第1溝部13aのような光ファイバのクラッド部分に相当する領域だけではなく、図示は省略するが、第2溝部13bのような光ファイバの被覆部分に相当する領域にあってもよい。後述のように、加熱変形に要する時間はごく短時間であるので、樹脂等を材料とする被覆部分が大きなダメージを受けることは少ない。
加熱変形部14は、その上端が第1溝部13aに設置された光ファイバの頂部よりも高くなるよう形成されることが好ましい。この場合、光ファイバのクラッド部分を覆うように加熱変形部14を変形する作業が容易となる。また、本実施形態では、加熱変形部14を断面三角形状の突出としているが、その断面形状は特に限定されず、例えば断面四角形状の突出であってもよい。また本実施形態では、第1溝部13aの長手方向に沿って線状に加熱変形部14を形成したが、点状に又は複数箇所に加熱変形部14を形成してもよい。また、本実施形態では第1溝部13aの長手方向の一部の周囲に加熱変形部14を形成したが、第1溝部13aの長手方向の全域にわたって加熱変形部14を形成してもよい。さらには、第2溝部13bの周囲にも第1溝部13aの周囲と同様の加熱変形部14を形成してもよい。これらの加熱変形部14の形状および範囲は、必要とされる光ファイバの固定強度に応じて適宜設計すればよい。
図2(a)〜(e)は、光結合部品10に光ファイバ22を実装した光コネクタ30を説明するための図である。図2(a)は、光コネクタ30の前面図を示す。図2(b)は、光コネクタ30の平面図を示す。図2(c)は、光コネクタ30の後面図を示す。図2(d)は、図2(b)に示す光コネクタ30のA−A断面図を示す。図2(e)は、図2(b)に示す光コネクタ30のB−B断面図を示す。
第1溝部13aには光ファイバ22のクラッド部分22aが設置され、第2溝部13bには光ファイバ22の被覆部分22bが設置される。光ファイバ22は、その先端面がレンズ形成部15の後面15bに当接または近接するように配置される。ここで、本実施形態に係る光コネクタ30では、加熱変形部の一部14’が加熱により変形され、光ファイバ22のクラッド部分22aの一部を覆っている。この変形した加熱変形部の一部14’により、光ファイバ22のクラッド部分22aが第1溝部13a内に固定される。
このように第1溝部13a内に光ファイバ22のクラッド部分22aが固定されることで、光ファイバ22とレンズ20の光軸が合わせられ、光ファイバ22とレンズ20とを光学的に結合することができる。
図3(a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る光ファイバと光結合部品の溝部への固定方法を説明するための図であり、図2(b)に示す光コネクタのB−B断面の溝部周辺を拡大した図である。
本方法においてはまず、光結合部品10をレンズに対して所定の位置に配置する。図1(a)〜(f)に示す光結合部品10を用いる場合、光結合部品10とレンズ20が一体に形成されているため、このステップは省略することができる。
次に、図3(a)に示すように、第1溝部13a内に光ファイバのクラッド部分22aを配置する。本実施形態において、第1溝部13aは上方へ開口しているため、光ファイバのクラッド部分22aを上方から容易に第1溝部13a内に配置することができる。
次に、図3(b)に示すように、先端を所定の温度に加熱した半田ごての先端部40を短時間、加熱変形部14に押し付けることで加熱変形部14を加熱する。所定の温度とは、加熱変形部14が熱軟化し、小さな加力で容易に変形させることが可能となる温度であり、この加熱により、図3(c)に示すように加熱変形部の一部14’を軟化させ、光ファイバのクラッド部分22aを覆うように変形させる。変形した加熱変形部の一部14’が十分に光ファイバのクラッド部分22aを覆ったとき、半田ごての先端部40を離し、変形した加熱変形部の一部14’を冷却する。これにより、加熱変形部の一部14’が硬化され、第1溝部13a内に光ファイバのクラッド部分22aが固定される。このような光ファイバ22の固定方法は、「熱カシメ」と呼ぶこともできる。光ファイバ22とレンズとの光軸合わせの精度を高めるために、加熱変形部14の加熱変形および冷却硬化の間は、光ファイバ22を第1溝部13aの底面に押し付け続けることが好ましい。また、加熱変形のときに、加熱変形部の一部14’を介して、半田ごての先端部40により、光ファイバのクラッド部分22aを第1溝部13aの底面又は内面の一部に押し付けるようにしてもよい。さらには、半田ごての先端部40を、光ファイバの軸方向にスライドさせてもよい。加熱変形部の一部14’を延長し、より強固な固定が可能となるからである。
より確実で強固な固定を実現するために、冷却硬化後においても加熱変形部の一部14’によって光ファイバ22を第1溝部13aの内面または底面の一部に押し付けられるように、加熱変形部の一部14’で光ファイバ22のクラッド部分22aを覆うことが望ましい。
上述した方法では、半田ごてを用いて加熱変形部14を加熱変形させたが、加熱変形部14を加熱変形する手段は半田ごてに限定されない。基材11の上面12上に形成された小面積の加熱変形部14を変形可能な程度に熱を加えることができる手段であれば、任意の手段を用いることができる。
本実施形態に係る光結合部品10に実装可能な光ファイバ22は特に限定されず、例えばクラッド径がφ125μmのマルチモードファイバGI50(コア及びクラッド部分の材質は石英)を実装することができる。光ファイバ22のクラッド径に応じて第1溝部13aのサイズを変更することで、任意の光ファイバを実装可能である。
光結合部品10の材質としては、適用波長において光学的に透明なものであれば使用可能である。特に安価に製造ができる射出成形の可能な樹脂であれば尚よい。好適な樹脂としては、透明性が高く耐候性能が高いULTEM(登録商標:ポリエーテルイミド)やゼオノア(登録商標:ポリオレフィン)を例示できるが、その他にもポリカーボネートなどを用いることができる。ULTEMを材料に使用した場合、熱変形に至らしめる加熱温度は300℃(半田ごての設定先端温度)であるが、異なる材質を使用した場合は適宜、最適な加熱温度を設定すればよい。
以上説明したように、本実施形態に係る光結合部品10によれば、加熱によって加熱変形部14を変形させることで光ファイバ22のクラッド部分22aを第1溝部13a内に固定することができる。これにより、極めて簡便且つ迅速に光ファイバ22と光結合部品10とを一体化することができ、光コネクタ30の組立てが容易になる。また、光ファイバ固定のために押さえ蓋等の別体の部品を用意することが必ずしも必要でなく、部品点数の削減を図ることが可能となる。また、光コネクタ30のうち、光ファイバ22が配置される基材11の厚みは、溝部の深さプラスαでよいので、光コネクタ30の薄型化に寄与することができる。さらに、本実施形態によれば、光ファイバ22を溝部の底面等に当接させる状態を維持することによって、光ファイバ22を光学要素に対して所定の位置に固定することが可能であるため、光ファイバ22の位置決めのための挿通孔等は必ずしも必要とせずに、光コネクタ30を得ることができる。一般にはこのような光結合部品10は射出成形で得る場合が多いが、本実施形態に係る光結合部品10は、挿通孔を必ずしも備える必要がないために、挿通孔の形成のためのピン状の金型も不要となるメリットもある。
図4(a)および(b)は、本発明の実施形態に係る光ファイバと光結合部品の溝部への別の固定方法を説明するための図であり、図2(b)に示す光コネクタのB−B断面の溝部周辺を拡大した図である。図4(a)は、第1溝部13a内に光ファイバのクラッド部分22aを設置した状態を示す。図4(b)は、加熱変形部の一部14’により光ファイバのクラッド部分22aが第1溝部13a内に固定された状態を示す。
上述の実施形態では、第1溝部13aの両側面の上方に加熱変形部14を突出させたが、図4(a)に示す本変形例のように、第1溝部13aの片側面の上方だけに加熱変形部14を突出させてもよい。この場合、片側の加熱変形部14を加熱することで、図4(b)に示すように光ファイバのクラッド部分22aの主に片側部分が加熱変形部の一部14’で覆われることになる。このような状態であっても光ファイバのクラッド部分22aを上方から押さえることができるため、光ファイバのクラッド部分22aの固定は可能である。
図5(a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る光ファイバと光結合部品の溝部へのさらに別の固定方法を説明するための図であり、図2(b)に示す光コネクタ30のB−B断面の溝部周辺を拡大した図である。図5(a)は、第1溝部13a内に光ファイバのクラッド部分22aを設置した状態を示す。図5(b)および(c)は、加熱変形部の一部14’により光ファイバのクラッド部分22aが第1溝部13a内に固定された状態を示す。
本変形例では、加熱変形部14は基材の上面12から突出しておらず、平坦となっている。但し本変形例においても、加熱変形部14は、その上端が第1溝部13aに設置された光ファイバの頂部よりも高くなるよう形成されている。図5(b)は、第1溝部13aの両側面に形成された加熱変形部14を加熱変形させ、光ファイバのクラッド部分22aを第1溝部13a内に固定した状態を示す。図5(c)は、第1溝部13aの片側面に形成された加熱変形部14を加熱変形させ、光ファイバのクラッド部分22aを第1溝部13a内に固定した状態を示す。図5(b)および(c)のどちらの場合も、光ファイバのクラッド部分22aを上方から押さえることができるため、光ファイバのクラッド部分22aの固定は可能である。
図6(a)〜(d)は、本発明の別の実施形態に係る光結合部品60を説明するための図である。図6(a)〜(d)は、光結合部品60に光ファイバ22を実装した状態を示している。図6(a)は、光結合部品60の前面図を示す。図6(b)は、光結合部品60の平面図を示す。図6(c)は、光結合部品60の後面図を示す。図6(d)は、図6(b)に示す光結合部品60のA−A断面図を示す。本実施形態に係る光結合部品60において、上述した実施形態と同一又は対応する構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
本実施形態に係る光結合部品60は、基材11およびレンズ形成部15の外周面を囲うフレーム部61をさらに備えている。このフレーム部61は、基材11およびレンズ形成部15と一体に形成される。このフレーム部61の形成により、光結合部品60の剛性が向上するとともに、光ファイバ22を実装する際の加熱によって基材11およびレンズ形成部15が変形する不具合を防止することができる。
図7(a)〜(c)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光結合部品70を説明するための図である。図7(a)〜(c)は、光結合部品70に光ファイバを実装した状態を示している。図7(a)は、光結合部品70の前面図を示す。図7(b)は、光結合部品70の平面図を示す。図7(c)は、光結合部品70の後面図を示す。本実施形態に係る光結合部品70においても、上述した実施形態と同一又は対応する構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
本実施形態に係る光結合部品70は、複数の光ファイバ22からなる光ファイバアレイ72を実装可能に構成されている。光ファイバアレイ72の有する複数の光ファイバ22を固定するために、基材11の上面12上には複数の溝部13が並列に形成されている。各溝部13に一本ずつ光ファイバ22が配置され、加熱変形された加熱変形部の一部14’によって固定されている。
通常、複数の光ファイバの同時の取扱いは注意を要するものであるが、本実施形態によれば、アレイ状の複数本の光ファイバを光結合部品70の溝部に容易且つ同時にアクセスすることができ、所定の位置に同時に設置できる。さらに、光ファイバ22の光結合部品70への固定は、予め光結合部品70に形成された加熱変形部14を加熱変形させるだけでよく、極めて簡便に且つ短時間で、複数本の光ファイバ22を固定することができる。
図8(a)〜(d)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光結合部品80を説明するための図である。図8(a)〜(d)は、光結合部品80に光ファイバ22を実装した状態を示している。図8(a)は、光結合部品80の前面図を示す。図8(b)は、光結合部品80の平面図を示す。図8(c)は、光結合部品80の後面図を示す。図8(d)は、図8(b)に示す光結合部品80のA−A断面図を示す。本実施形態に係る光結合部品80において、上述した実施形態と同一又は対応する構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
本実施形態に係る光結合部品80においては、光ファイバ22および基材11の上面12上に、樹脂81が塗布されたうえ、硬化されていることを特徴とする。加熱変形部14を加熱変形させて光ファイバ22上のクラッド部分22aを第1溝部13a内に固定した後、光ファイバ22および基材11の上面12上に、流動性を有する所定の樹脂81を塗布し、硬化することで、光ファイバ22と基材11との接着効果が発現し、光ファイバの固定強度を更に増すことができ、一層信頼性の高い光コネクタを得ることができる。樹脂81は、加熱又はエネルギー照射による硬化方法の観点、さらに光ファイバと基材との接着性、使用時の粘度や硬化後の硬度をはじめとした物性や特性の観点から、適切な樹脂を適宜選択することができ、各種接着剤を用いることができる。さらに樹脂を適用する形態についても、先述の塗布のほか、例えばフレーム部61によって囲まれた領域に樹脂を注入することでエンキャップシュレーションやキャスティング等の形態をとることができ、光ファイバの固定強度を更に増すことができる。
このとき、樹脂81の屈折率を適宜選択した上で、光ファイバ22の先端面と光結合部品80の光入射面または光出射面(すなわちレンズ形成部15の後面15b)との間隙に、樹脂81がいきわたるようにすることも可能である。光ファイバ22の先端面と光結合部品80の光入射面または光出射面とは物理的に離間しているので、それぞれの界面においてそれぞれ5%前後のフレネル反射損失が生じ、結合効率を低下させる一因となっている。そこで光ファイバ22と光結合部品80の屈折率の中間付近の屈折率を有する樹脂を選択することによって、フレネル損失を低減させ、結合効率を向上させることが可能である。さらに光ファイバ先端面付近を樹脂が覆うことで、光ファイバ22の先端面と光結合部品80の光入射面または光出射面の保護効果も期待できる。なお、屈折率の整合が可能な樹脂が必ずしも希求の固定強度を満足しえない場合があるが、光ファイバ先端面付近は屈折率整合性を有する樹脂を選択し、それ以外の部分については固定強度を重視した樹脂を選択するなどの方策を適宜採用することも可能である。
図9(a)および(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光結合部品90を説明するための図である。図9(a)および(b)は、光結合部品90に光ファイバを実装した状態を示している。図9(a)は、光結合部品90の平面図を示す。図9(b)は、図9(a)に示す光結合部品90のA−A断面図を示す。本実施形態に係る光結合部品90においても、上述した実施形態と同一又は対応する構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
本実施形態に係る光結合部品90は、基板94上に配置された垂直共振器面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)95と、光ファイバ22とを光学的に結合するものである。
本実施形態に係る光結合部品90は、複数の光ファイバ22からなる光ファイバアレイ72を実装可能に構成されている。光ファイバアレイ72の有する複数の光ファイバ22を固定するために、基材11の上面12上には複数の溝部13が並列に形成されている。各溝部13に一本ずつ光ファイバ22が配置され、加熱変形された加熱変形部の一部14’によって固定されている。
また、本実施形態に係る光結合部品90においては、基材11の前端部に、レンズ形成部に代えて反射面形成部91が形成されている。この反射面形成部91には、VCSEL95からの光路を変換するための反射面92が形成されている。また、反射面92の下方には、VCSEL95からの光を受光するレンズ93が形成されている。
光結合部品90を用いて光ファイバ22とVCSEL95を光学結合する場合、まず、光結合部品90をVCSEL95に対して所定の位置に配置する。すなわち、VCSEL95の上方にレンズ93が位置するように基板94上に光結合部品90を配置する。その後、第1溝部13a内に光ファイバのクラッド部分22aを配置し、加熱変形部14を加熱変形することで光ファイバのクラッド部分22aを第1溝部13a内に固定する。または、光ファイバのクラッド部分22aを上記方法で第1溝部13aに固定した後に、光ファイバ22とVCSEL95とが光学結合するように、光コネクタをVCSEL95に対して所定の位置に配置することもできる。これにより、光ファイバ22とVCSEL95とが光学結合される。すなわち、VCSEL95から出射された光は、レンズ93を介して反射面形成部91内に入射した後、反射面92で反射して約90度光路変換されて光ファイバ22の先端部に入射する。
高速な情報伝達を可能とする光伝送による短距離基板間通信(光インターコネクション)の分野においては、そのスペース上の制限から、いわゆる横型実装方式が多く採用されている。一方で発光素子としては表面実装が容易なVCSELなども多く使用されている。VCSELを基板表面に実装すると、出射光の光軸は基板に垂直方向になるために、光ファイバとVCSELとを光学的に結合するためには光路変換が必要となる。本実施形態に係る光結合部品90のように、光結合部品の一部に光反射機能を持たせることにより、VCSELに適した横型実装方式の光結合部品を提供できる。
上述の実施形態では光結合部品90を適用可能な光学素子としてVCSELを例示したが、基板上に表面実装される光学素子であれば光学素子はVCSELに限定されず、例えば表面実装型の受光素子であってもよい。この場合、反射面92は光ファイバ22からの光路を約90度光路変換することになる。
図10(a)〜(d)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光結合部品100を説明するための図である。図10(a)〜(d)は、光結合部品100に光ファイバ22を実装した状態を示している。図10(a)は、光結合部品100の平面図を示す。図10(b)は、図10(a)に示す光結合部品100における光ファイバ先端の周辺領域101の拡大図を示す。図10(c)および図10(d)は、図10(b)に示す光結合部品100のA−A断面を示す。本実施形態に係る光結合部品100において、上述した実施形態と同一又は対応する構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
図10(b)および(c)に示すように、本実施形態に係る光結合部品100では、光ファイバ22の先端部22cが設置される溝部13の部位13cは、他の部位よりも基材11の面方向に拡開されている。
このように溝部13を構成することにより、光ファイバ22の先端部22c付近と溝部13の部位13cとの間に物理的なギャップが生じさせることができる。固定強度を増す目的で、加熱変形部14の加熱変形で光ファイバのクラッド部分22aを固定した後に、接着剤を塗布する場合がある。このとき、光ファイバ22の先端面13dとレンズ形成部15の後面15bとの間隙にある空気が、上記構成によって形成されたギャップの部分から効果的に追い出されることになり、いわゆる接着剤による「エア噛み」(接着剤内にエアが残存し泡等が生じる現象)を防止することが可能となる。
図10(d)に示すように、光ファイバ22の先端部22cが設置される溝部13の部位13cの拡開は、基材11の厚み方向になされてもよい。さらに、光ファイバ22の先端部22cが設置される溝部13の部位13cの拡開は、基材11の面方向と厚み方向の両方になされてもよい。
図11(a)および(b)は、本発明のさらに別の実施形態に係る光結合部品110を説明するための図である。図11(a)および(b)は、光結合部品110に光ファイバ22を実装した状態を示している。図11(a)は、光結合部品110の平面図における光ファイバ先端の周辺領域の拡大図を示す。図11(b)は、図11(a)に示す光結合部品110のA−A断面を示す。本実施形態に係る光結合部品110において、上述した実施形態と同一又は対応する構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
本実施形態に係る光結合部品110では、光ファイバ22の先端面13dに対向するレンズ形成部15の後面15bに凹部15cが形成されている。この凹部15cは、光ファイバ22の先端面13dの中央部分に対向する部位に設けられている。このようにレンズ形成部15の後面15bに凹部15cを形成することにより、光ファイバ22の先端面13dとレンズ形成部15の後面15bとの間に物理的なギャップが生じさせることができる。上述した光結合部品100と同様に、このようなギャップを形成したことにより、いわゆる接着剤による「エア噛み」を防止することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10、60、70、80、90、100、110 光結合部品、 11 基材、 12 上面、 13 溝部、 13a 第1溝部、 13b 第2溝部、 14 加熱変形部、 15 レンズ形成部、 20、93 レンズ、 22 光ファイバ、 22a クラッド部分、 22b 被覆部分、 30 光コネクタ、 61 フレーム部、 72 光ファイバアレイ、 81 樹脂、 91 反射面形成部、 92 反射面、 94 基板、 95 VCSEL。

Claims (15)

  1. 光ファイバと所定の光学要素とを光学的に結合する光結合部品であって、
    前記光学要素に対して所定の位置に配置される基材と、
    前記基材の一面に形成された、光ファイバを設置するための溝部と、
    前記基材の一面に形成された、加熱により変形して前記光ファイバの少なくとも一部を覆うことで前記光ファイバを前記溝部内に固定せしめるための加熱変形部と、
    を備えることを特徴とする光結合部品。
  2. 前記加熱変形部は、前記基材の一面から突出するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の光結合部品。
  3. 前記加熱変形部は、その上端が前記溝部内に設置された前記光ファイバの頂部よりも高くなるよう形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の光結合部品。
  4. 前記光学要素と前記基材とが一体に形成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光結合部品。
  5. 前記基材と一体に形成されるフレーム部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光結合部品。
  6. 複数の光ファイバを設置するための複数の溝部が前記基材の一面上に形成されたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光結合部品。
  7. 前記基材は、光路変換用の反射面をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光結合部品。
  8. 前記光ファイバの先端部が設置される前記溝部の部位は、他の部位よりも拡開されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の光結合部品。
  9. 前記基材は、前記光ファイバの先端面に対向する光ファイバ対向面を備え、
    前記光ファイバ対向面は、前記光ファイバの先端面の中央部分に対向する部位に凹部を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の光結合部品。
  10. 前記基材と前記加熱変形部は、透明性の熱可塑性樹脂で形成されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の光結合部品。
  11. 前記溝部内に設置される前記光ファイバの光軸と前記光学要素の光軸とが一致するように構成されたことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の光結合部品。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の光結合部品と、
    加熱により変形された前記加熱変形部により少なくとも一部が覆われることで前記光結合部品の前記溝部内に固定された光ファイバと、
    を備えることを特徴とする光コネクタ。
  13. 前記光ファイバの少なくとも一部を樹脂が覆っていることを特徴とする請求項12に記載の光コネクタ。
  14. 光ファイバと所定の光学要素とを光学的に結合する光結合方法であって、
    基材と、前記基材の一面に形成された溝部と、前記基材の一面に形成された加熱変形部とを備える光結合部品を、前記光学要素に対して所定の位置に配置するステップと、
    前記溝部内に前記光ファイバを配置するステップと、
    前記加熱変形部を加熱により変形させて前記光ファイバの少なくとも一部を覆うことで、前記光ファイバを前記溝部内に固定せしめるステップと、
    を備えることを特徴とする光結合方法。
  15. 光ファイバと所定の光学要素とを光学的に結合する光結合方法であって、
    基材と、前記基材の一面に形成された溝部と、前記基材の一面に形成された加熱変形部とを備える光結合部品を準備するステップと、
    前記溝部内に前記光ファイバを配置するステップと、
    前記加熱変形部を加熱により変形させて前記光ファイバの少なくとも一部を覆うことで、前記光ファイバを前記溝部内に固定せしめるステップと、
    前記光ファイバが前記溝部内に固定された前記光結合部品を、前記光学要素に対して所定の位置に配置するステップと、
    を備えることを特徴とする光結合方法。
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