JP2015169365A - 炉内監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】頻繁にメンテナンスを行うことなく、異物による監視精度の低下を防止し得る炉内監視装置を提供する。【解決手段】炉内監視装置1は、カメラ6と、カメラ6に光を導くレンズ部7と、レンズ部7の外周面を覆うように配設され、内部に冷却媒体が流通する冷却部8とを備え、レンズ部7を炉内2側に向けた状態で、炉壁3の第1の耐火物4に設けられた取付孔5に取り付けられている。第1の耐火物4よりも熱伝導度の低い第2の耐火物9が、冷却部8の外周面と取付孔5の内周面の間に、冷却部8の外周面17aを覆うように配設されている。【選択図】図1

Description

本発明は、高温雰囲気に晒される炉内を監視するための装置に関する。
例えば、ガラス溶融炉などの燃焼炉において、炉内の状態を監視するために炉内監視装置が配置されているのが通例である。
この種の炉内監視装置は、カメラと、カメラに光を導くためのレンズ部とを備え、レンズ部を炉内側に向けた状態で、耐火物からなる炉壁に設けられた取付孔の内部に挿入された状態で取り付けられる。
しかしながら、このままの状態では、炉内の高温雰囲気によって、レンズ部が熱変形するなどの不具合が生じ、炉内監視装置の寿命が極端に短くなるという問題が生じる。
そこで、例えば、特許文献1では、炉内の高温雰囲気からレンズ部を保護するために、内部に冷却媒体(冷却水及び冷却空気)が流通する冷却部を取付孔(監視用孔)の内周面とレンズ部の外周面との間に配設し、レンズ部の外周面を冷却部で覆うことが開示されている。ここで、レンズ部の外周面を覆う冷却部は二重管構造となっており、レンズ部側となる内側に冷却空気が供給され、取付孔側となる外側に冷却水が供給されるようになっている。
特開平5−48936号公報
しかしながら、ガラス溶融炉など炉の場合、取付孔が設けられた炉壁が、耐熱性や加工性の観点などから比較的熱伝導度の高い耐火物で形成される場合が多く、特許文献1のように、レンズ部の外周面と取付孔の内周面の間に冷却部を配設した場合、レンズ部と一緒に取付孔を構成する炉壁も冷却されてしまう。
このように取付孔を構成する炉壁が冷却されると、取付孔の炉内側の開口部近傍において炉内の雰囲気が炉壁によって冷却され、炉内の雰囲気中に含まれるガラス原料や他の異物成分が固化して付着する。付着した異物(ダスト)は、炉壁が冷却されている間、取付孔の炉内側の開口部近傍において徐々に大きく成長し、導光部に入射すべき光を遮断してしまう。その結果、炉内の監視すべき領域に異物によって死角が形成され、監視精度が低下するという問題が生じ得る。したがって、正確な炉内監視を継続するために、頻繁に炉内監視装置を取付孔から取り外して異物を除去する清掃作業が必要となり、メンテナンスが非常に面倒になる。
以上の実情に鑑み、本発明は、頻繁にメンテナンスを行うことなく、異物による監視精度の低下を防止し得る炉内監視装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、カメラと、前記カメラに光を導く導光部と、前記導光部の外周面を覆うように配設され、内部に冷却媒体が流通する冷却部とを備え、前記導光部を炉内側に向けた状態で、炉壁を構成する耐火物に設けられた取付孔に取り付けられる炉内監視装置において、前記取付孔が設けられた耐火物よりも熱伝導度の低い耐火物が、前記冷却部の外周面と前記取付孔の内周面の間に、前記冷却部の外周面を覆うように配設されていることを特徴とする。
このような構成によれば、冷却部の外周面と取付孔の内周面の間に、取付孔が設けられた耐火物よりも冷えにくい別の耐火物が介在する。そのため、冷却部でレンズ部を冷却しても、冷却部の冷却作用が、取付孔が設けられた耐火物、すなわち炉壁に伝わりにくくなる。したがって、取付孔の炉内側の開口部近傍において、炉内の雰囲気が冷却されるのを抑制することができ、当該領域に雰囲気中のガラス原料や他の異物成分が固化して付着するのを低減することができる。付言すれば、取付孔の炉内側の開口部近傍に異物が付着しても、雰囲気温度を高く維持できるため、付着した異物が熱によって溶けて消失し、異物の成長を阻止できる。したがって、異物を除去するための清掃作業を伴うメンテナンスの頻度を可及的に低減しつつ、炉内を長期間に亘って正確に監視することが可能となる。
上記の構成において、前記熱伝導度の低い耐火物が、前記冷却部の炉内に面する先端面を覆う蓋部を有していることが好ましい。
このようにすれば、冷却部の炉内に面する先端面によって、炉内の雰囲気が冷却されるのを防止することができる。そのため、取付孔の炉内側の開口部近傍における異物の付着をより確実に防止することができる。また、導光部の炉内に面する先端面に熱伝導度の低い耐火物を接近させることができるので、導光部の先端面に雰囲気中の異物が固化して付着するのも防止することができる。
上記の構成において、前記熱伝導度の低い耐火物が、前記取付孔の炉外側まで連続していることが好ましい。
このようにすれば、冷却部によって取付孔が設けられた耐火物(炉壁)が冷却されるのをより確実に防止することができる。そのため、取付孔の炉内側の開口部近傍における異物の付着もより確実に低減することができる。
上記の構成において、前記熱伝導度の低い耐火物が、焼成煉瓦であることが好ましい。
このようにすれば、取付孔の炉内側の開口部近傍における雰囲気の冷却を防止するのに適した熱伝導度を容易に付与することができる。
上記課題を解決するために創案された本発明は、カメラと、前記カメラに光を導く導光部と、前記導光部の外周面を覆うように配設され、内部に冷却媒体が流通する冷却部とを備えた炉内監視装置において、前記冷却部の外周面が、焼成煉瓦からなる耐火物で覆われていることを特徴とする。
このような構成によれば、冷却部の外周面を覆う耐火物の熱伝導度が、焼成煉瓦の性質に起因して、相対的に低い値になる。そのため、炉壁を構成する耐火物に設けられた取付孔に取り付けた場合に、冷却部の外周面を覆う耐火物の熱伝導度が、取付孔の炉内側の開口部近傍における雰囲気の冷却を防止するのに適した値となる。したがって、取付孔の炉内側の開口部近傍において、雰囲気中の異物が固化して付着するのを低減することができる。
上記の構成において、前記耐火物が、前記冷却部の炉内に面する先端面を覆う蓋部を有することが好ましい。
このようにすれば、既に述べた対応する構成と同様の作用効果を享受できる。
上記の構成において、前記耐火物の熱伝導度が、2.0kcal/m・h・℃以下であることが好ましい。
このようによれば、炉壁を構成する耐火物に設けられた取付孔に取り付けた場合に、冷却部の外周面を覆う耐火物の熱伝導度が、取付孔の炉内側の開口部近傍における雰囲気の冷却を防止するのに適した値となる。したがって、取付孔の炉内側の開口部近傍において、雰囲気中の異物が固化して付着するのを低減することができる。
以上のように本発明によれば、取付孔の炉内側の開口部近傍において異物が付着するのを抑制できるので、異物によって炉内の監視精度が低下するのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る炉内監視装置をガラス溶融炉に取り付けた状態を示す縦断面図である。 図1の炉内監視装置を炉内側から見た正面図である。 図1の炉内監視装置の炉内に面する先端部を拡大して示す縦断面図である。 本実施形態に係る炉内監視装置の変形例を示す縦断面図である。 本実施形態に係る炉内監視装置の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る炉内監視装置1は、ガラス溶融炉の炉内2を監視するために、炉壁3の一部を構成する耐火物(以下、第1の耐火物という。)4に設けられた取付孔5に取り付けられる。この炉内監視装置1によって、例えば、溶融ガラスGの状態、炉内2のガラス原料の状態、バーナーの火炎の状態などが監視される。
炉内監視装置1は、カメラ6と、カメラ6に光を導く導光部としてのレンズ部7と、レンズ部7の外周面を覆うように配設され、レンズ部7を冷却する冷却部8と、冷却部8の外周面と取付孔5の内周面の間に配設される耐火物(以下、第2の耐火物という。)9とを備えている。
カメラ6は、レンズ部7によって導かれる光に基づいて炉内の状態を撮影する。カメラ6としては、例えば、CCDカメラなどが用いられる。
レンズ部7は、内部に複数枚のレンズが収容されたレンズチューブで構成され、カメラ6で鮮明な映像が撮影できるように光の焦点位置を調整する機能を有する。
冷却部8は、二重管構造であり、内管10と外管11の間の空間12,13に冷却媒体としての冷却水が流通するようになっている。冷却部8は、レンズ部7の炉内2に面する先端側から炉外14の基端側に至るまでの略全長を覆うように配設されている。冷却部8の内部を流通する冷却水は、冷却部8の基端側に設けられた冷却水供給口15から内管10と外管11の間の空間12内に供給されるとともに、矢印A方向に沿って冷却部8の先端側へと搬送された後、内管10と外管11の間の空間13を矢印B方向に沿って冷却部8の基端側へと搬送され、冷却部8の基端側に設けられた冷却水排出口16から排出される。すなわち、冷却部8内を流通する冷却水は、基端→先端→基端の順に循環するようになっている。なお、空間12,13は、例えば、円筒面状の空間を上下2つに区分しつつ、その区分した2つの空間を冷却部8の先端部において互いに連通させることによって形成されている。
第2の耐火物9は、第1の耐火物4よりも熱伝導度の低い耐火物で形成されている。具体的には、第2の耐火物9の熱伝導度が、第1の耐火物4の熱伝導度の1/2倍以下であることが好ましい。この実施形態では、第1の耐火物4は電鋳煉瓦で形成されており、第2の耐火物9は電鋳煉瓦よりも一般的に熱伝導度が低くなる焼成煉瓦で形成されている。
第2の耐火物9の熱伝導度は、2.0kcal/m・h・℃以下であることが好ましく、0.5kcal/m・h・℃以上2.0kcal/m・h・℃以下であることがより好ましい。なお、第1の耐火物4の熱伝導度は、例えば、2.0kcal/m・h・℃以上6.0kcal/m・h・℃程度である。
第2の耐火物9は、冷却部8の外周面17aを覆う筒部18と、炉内2に面する冷却部8の先端面17bを覆う蓋部19とを備えている。
筒部18は、取付孔5に直接接触した状態で、取付孔5に嵌合されている。
筒部18は、取付孔5の炉外14側に食み出している。筒部18の食み出した部分には、炉内監視装置1が炉内2側へ落下するのを防止するためにフランジ部20が設けられている。
筒部18の厚みは、この実施形態では30mmであるが、例えば20〜40mm程度であることが好ましい。
蓋部19は、筒部18の先端部から半径方向内方側に延び、冷却部8の先端面17bを覆っている。この実施形態では、冷却部8の先端面17bの一部がテーパ面とされているため、蓋部19の内面も、冷却部8の先端面17bのテーパ面に倣ったテーパ面とされている。
蓋部19は、中心部にレンズ部7の先端面21に光を導くための覗き孔22を有する。覗き孔22は、視野角αを有するレンズ部7の視野が蹴られない程度の大きさとされており、図2に示すように、炉内2側から見た場合に、レンズ部7の先端面21全体が、覗き孔22を通じて確認できるようになっている。なお、蓋部19の覗き孔22は、図1では開口面積が一定の円筒状の孔を図示しているが、炉内2に向かって開口面積が広がるような部分円すい状の孔であってもよい。このようにすれば、蓋部19の覗き孔22をレンズ部7の先端面21により接近させることができる。
図1に示すように、レンズ部7及び冷却部8のそれぞれの先端部は、取付孔5の炉内2側の開口部から炉外14側に向かって僅かに退避した状態で、取付孔5内に収容されている。また同様に、第2の耐火物9の蓋部19も、取付孔5の炉内2側の開口部から炉外14側に向かって僅かに退避した状態で、取付孔5内に収容されている。
ここで、この実施形態では、レンズ部7の外周面と冷却部8の内周面との間、および冷却部8の外周面と第2の耐火物9の内周面との間に、それぞれ円筒面状の隙間23,24が形成されている。これらの隙間23,24にはパージエアー供給口25,26からバージエアーが供給される。それぞれの隙間23,24に供給されたパージエアーは、矢印C方向に沿って先端側へ搬送された後、レンズ部7の先端面21の前方(炉内2側)に噴射される。なお、パージエアーは省略してもよい。この際、レンズ部7の外周面と冷却部8の内周面を密着させるとともに、冷却部8の外周面と第2の耐火物9の内周面を密着させることで、パージエアーの流路を構成する隙間23,24自体を省略してもよい。
以上のように構成された本実施形態に係る炉内監視装置1によれば、冷却部8の先端面17b及び外周面17aが、第1の耐火物4よりも熱伝導度の低い第2の耐火物9の筒部18及び蓋部19によって覆われているので、冷却部8によってレンズ部7を冷却する際に、第1の耐火物4が冷却されるのを抑制することができる。そのため、取付孔5の炉内2側の開口部近傍において、炉内2の雰囲気が冷却されるのを抑制することができる。ここで、取付孔5の炉内2側の開口部近傍の温度は、例えば、1400〜1600℃に維持される。その結果、図3に示すように、雰囲気中に含まれるガラス原料や他の異物成分が冷却固化され、取付孔5の炉内2側の開口部近傍に異物Xが付着するという事態を防止することができる。また、仮に異物Xが付着したとしても、取付孔5の炉内2側の開口部近傍の雰囲気が冷却部8によって冷却されすぎることがないので、異物Xが熱で溶けて消失する。そのため、付着した異物Xが大きく成長するのを阻止することもできる。
また、この実施形態では、第2の耐火物9の蓋部19によって、冷却部8の先端面17bが覆われているため、第2の耐火物9をレンズ部7の先端面21に接近させることができる。その結果、レンズ部7の先端面21近傍の雰囲気が冷えすぎるのを抑えることもでき、レンズ部7の先端面21近傍に異物Yが付着するのを防止することもできる。
したがって、異物X,Yによって監視エリアに死角が形成されることがなく、炉内2を正確に監視することができる。また、異物X,Yの付着を防止できるので、異物X,Yを除去する清掃作業をほとんど行う必要がなく、炉内監視装置1を限りなくメンテナンスフリーに近づけることができる。
ここで、図3に一点鎖線で記載した異物X,Yは、説明のために仮想的に示したものである。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の形態で実施することができる。
上記の実施形態では、第2の耐火物9の筒部18が、取付孔5の炉外14側から食み出している場合を説明したが、図4に示すように、筒部18は炉外14側に食み出していなくてもよい。この場合、筒部18は、少なくとも冷却部8の先端部に設けられていることが好ましく、例えば、冷却部8の先端部から冷却部8の全長の1/3以上、好ましくは1/2以上を覆っていることが好ましい。
上記の実施形態では、レンズ部7及び冷却部8のそれぞれの先端部を、取付孔5の炉内2側の開口部から炉外14側に向かって退避させた場合を説明したが、これらの先端部は取付孔5の炉内2側の開口部から炉内2側に向かって飛び出していてもよい。このようにすれば、レンズ部7の先端面21近傍の雰囲気が冷却されにくくなるため、レンズ部7の先端面21に異物(図3の符号Yを参照)が付着しにくくなる。
上記の実施形態では、第2の耐火物9の蓋部19の内面にテーパ面を設ける場合を説明したが、図5に示すように、蓋部19の内面を半径方向と平行な平面から構成してもよい。
上記の実施形態では、第2の耐火物9が筒部18と蓋部19とから構成される場合を説明したが、蓋部19は省略してもよい。
上記の実施形態では、導光部としてレンズ部(レンズチューブ)7を用いる場合を説明したが、導光部として光ファイバーなどを用いてもよい。
上記の実施形態では、炉内監視装置1を炉の側面に取り付ける場合を図示して説明したが、炉内監視装置1は炉の上部に取り付けてもよい。
上記の実施形態では、炉内監視装置1をガラス溶融炉に適用する場合を説明したが、ごみ焼却炉などの他の燃焼炉に適用してもよい。
1 炉内監視装置
2 炉内
3 炉壁
4 第1の耐火物
5 取付孔
6 カメラ
7 レンズ部
8 冷却部
9 第2の耐火物
14 炉外
15 冷却水供給口
16 冷却水排出口
18 筒部
19 蓋部
20 フランジ部
22 覗き孔
25,26 パージエアー供給口

Claims (7)

  1. カメラと、前記カメラに光を導く導光部と、前記導光部の外周面を覆うように配設され、内部に冷却媒体が流通する冷却部とを備え、前記導光部を炉内側に向けた状態で、炉壁を構成する耐火物に設けられた取付孔に取り付けられる炉内監視装置において、
    前記取付孔が設けられた耐火物よりも熱伝導度の低い耐火物が、前記冷却部の外周面と前記取付孔の内周面の間に、前記冷却部の外周面を覆うように配設されていることを特徴とする炉内監視装置。
  2. 前記熱伝導度の低い耐火物が、前記冷却部の炉内に面する先端面を覆う蓋部を有していることを特徴とする請求項1に記載の炉内監視装置。
  3. 前記熱伝導度の低い耐火物が、前記取付孔の炉外側まで連続していることを特徴とする請求項1又は2に記載の炉内監視装置。
  4. 前記熱伝導度の低い耐火物が、焼成煉瓦であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の炉内監視装置。
  5. カメラと、前記カメラに光を導く導光部と、前記導光部の外周面を覆うように配設され、内部に冷却媒体が流通する冷却部とを備えた炉内監視装置において、
    前記冷却部の外周面が、焼成煉瓦からなる耐火物で覆われていることを特徴とする炉内監視装置。
  6. 前記耐火物が、前記冷却部の炉内に面する先端面を覆う蓋部を有することを特徴とする請求項5に記載の炉内監視装置。
  7. 前記耐火物の熱伝導度が、2.0kcal/m・h・℃以下であることを特徴とする請求項5又は6に記載の炉内監視装置。
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