JP2015168440A - ディスク収容ケースおよびディスク収容ケースの製造方法 - Google Patents

ディスク収容ケースおよびディスク収容ケースの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスクを容易に挿入することができるとともに、ケースを逆さにした場合でも収容しているディスクを安定して保持することができ、さらには収容状態でディスクの表示面が露出し、ケース自体に印刷が可能で安価なディスク収容ケースを提供する。
【解決手段】ディスク収容ケース1は、第1紙片部2,2´と、この第1紙片部2,2´の裏面2b側に重なる第2紙片部3とを含み、第1紙片部2,2´は、ディスクDの一部分DAの外周に沿った縁部21b,21b´を有する収容孔21,21´、および、当該ディスクDにおける残りの部分DBの外形と略一致する形状に隆起した保持部23,23´とを備え、第2紙片部3は、収容孔21,21´および保持部23,23´の周囲に接着され、保持部23,23´との間にディスクDを収容可能な収容空間S,S´を形成するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスクを手間なく容易に挿入できるとともに、収容したディスクを安定して保持することが可能なディスク収容ケースおよびディスク収容ケースの製造方法に関するものである。
CDやDVDなどのディスクを収容するためのディスク収容ケースは、従来、ディスク全体を収容する方形の袋状で紙製のポケットタイプのものや、紙製の台紙にディスクの外周と内周とを係合させる凹凸構造を有したプラスチック成型品を張り付けて製造されるものが知られている。しかしながら、前者は、ディスクの表示面が見えにくい上に、紙製でかつ構造が単純であることなどから見た目が安っぽく、後者は、プラスチック成型などによりコストが掛かる上に、ケース自体に印刷を行うことが困難という問題がある。
このような問題を解決するため、特許文献1には、ディスクの表示面を露出させるための窓部および収容状態のディスクの一部を覆う被覆部が形成された枠片部と、枠片部に重ね合わされ、枠片部との間でディスクを収容可能な載置片と、載置片に重ね合わされた背面片とを備え、枠体片の両側にそれぞれ連設するのりしろを背面片の裏面に折り曲げつつ接着したディスク収容ケースが開示されている。このディスク収容ケースは、1枚の紙素材を型抜きしたものを組み立てることで比較的容易に製造可能であることから、コストを抑えることができるとともにケース自体に印刷を行うことが可能である。また、窓部を介してディスクの表示面を露出させることができる。
特許第3894128号
しかしながら、特許文献1に開示のディスク収容ケースは、非収容時において枠体片と載置片とが当接し、ディスクを挿入するための開口が閉じていることから、ディスクを収容する際にそれらの間を押し広げる動作を行う必要があり、ディスクを手間なく挿入可能なものではない。また、のりしろにより両端を密着させた枠体片と載置片との間にディスクを挿入しているだけであることから、収容状態で逆さにした場合、ディスクがケースから脱落しやすいという問題がある。このように、特許文献1のディスク収容ケースは、ディスクを手間なく容易に挿入可能なものではなく、収容状態で逆さにした場合の保持力も十分とはいえない。
本発明は、上記のような課題を解消することを目的としており、ディスクを手間なく容易に挿入することができるとともに、逆さにした場合でも収容しているディスクを安定して保持することができ、さらには収容状態でディスクの表示面を露出させることができ、ケース自体に印刷が可能で安価なディスク収容ケースおよびディスク収容ケースの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のディスク収容ケースは、第1紙片部と、この第1紙片部の裏面側に重なる第2紙片部とを含み、前記第1紙片部は、ディスクの一部分の外周に沿った縁部を有する収容孔、および、当該ディスクにおける残りの部分の外形と略一致する形状に隆起した保持部を備え、前記第2紙片部は、前記収容孔および前記保持部の周囲に接着され、前記保持部との間にディスクを収容可能な収容空間を形成していることを特徴とする。
このような構成であることによって、収容孔に連続する位置で、常にディスクの厚み分だけ収容空間が開口していることから、保持部を押し広げる動作を行うことなく収容孔から収容空間にディスクを容易に挿入することができる。また、収容時には、保持部によりディスクの厚み方向への移動を規制しつつ、収容空間と収容孔とでベース部の内部にディスク全体をきっちりと装着することができる。そのため、ディスク収容ケースを逆さにした場合であっても、ディスクの端面が収容孔の周面に当接し、縁部にホールドされてずれにくいので、保持部からディスクを脱落しにくくすることができる。さらに、収容状態のディスクは収容孔を介して表示面を露出させることができるとともに、紙製であることからコストを抑えられ、紙片部に印刷を施すことが可能である。したがって、ディスクを手間なく容易に挿入可能であるとともに、逆さにした場合であっても収容したディスクを安定して保持することができ、さらには収容状態のディスクの表示面を露出させることが可能で、ケース自体に自由に印刷を施すことができる安価なディスク収容ケースを実現することができる。
全ての紙片部の表面が外側に現れるディスク収容ケースを容易に実現するためには、前記第1紙片部および前記第2紙片部それぞれが折り線を介して第3紙片部に連設する展開ブランクを組み立てて形成されるものであり、組み立て後では前記第2紙片部と前記第3紙片部とがそれらの裏面同士を対向させて重ね合わされているとともに、前記第1紙片部の裏面と前記第2紙片部の表面とが接着されている構成とすることが好ましい。
ディスクを見開きで収容可能なものにするためには、組み立て後の前記第1紙片部、前記第2紙片部および前記第3紙片部を第1収容手段とした場合、この第1収容手段と同様の構成の第2収容手段をさらに備えるように構成することが好ましい。
また、一方の収容手段を他方の収容手段に重ね合わせてカバーとして機能させるとともに、このようにディスク収容ケースを閉じた状態においてディスクを収容している場合と収容していない場合とでケースの形状が変化することを抑制するためには、前記第1収容手段と前記第2収容手段との間に紙片連結部が折り線を介して連設し、これら収容手段がそれぞれ当該折り線に沿って前記紙片連結部に略直交するように折り曲げ可能であるように構成することが好ましい。
LP(long-playing record)盤と同程度の大きさにして、年配者になじみ深いディスク収容ケースとするためには、前記紙片部が一辺の長さを約30cmとする正方形状であることが好ましい。
さらにこのような大きさのディスク収容ケースにおいてディスクの収容可能枚数を増加させるためには、前記第1紙片部に前記収容孔および前記保持部を複数有することが好ましい。
本発明に係るディスク収容ケースの製造方法は、第1紙片部のうちディスクの一部分の外周に沿って切り抜いた収容孔に連続する部分を、当該ディスクにおける残りの部分の外形と略一致する形状に隆起させて保持部を形成する保持部形成工程と、第1紙片部の裏面側に第2紙片部を重ね合わせつつ、これら紙片部の少なくとも縁部同士を接着する接着工程とを含むことを特徴とする。
このように製造されることで、例えば保持部形成工程の後に接着工程を行う場合、すなわち第1紙片部と第2紙片部とを接着する前に保持部を形成する場合には、接着の際に、ディスクと略同一の厚み分隆起している保持部に接着剤などが付着しにくく、保持部が第2紙片部に接着されにくいことから、ディスクの残りの部分の外形に合った収容空間を安定して形成することができる。一方、接着工程の後に保持部形成工程を行う場合には、第1紙片部と第2紙片部とを接着した後に、保持部となる部分に収容孔からディスクの残りの部分を差し込み、第1紙片部の収容孔にディスクをはめ込んだ状態で保持部を形成できることから、保持部形成の途中でディスクの位置をずれにくくして、所望の位置に安定して保持部を形成することができる。
ディスクの形状に合った保持部を容易に形成するためには、前記保持部が、前記第1紙片部にディスクを当接させた状態で当該ディスクにおける残りの部分の外周に沿って筋を入れることで形成されることが好ましい。
本発明は、以上説明した構成であるから、ディスクを手間なく容易に挿入可能であるとともに、逆さにした場合であっても収容したディスクを安定して保持することができ、収容状態のディスクの表示面を露出させること及びケース自体に印刷を施すことが可能で安価なディスク収容ケースおよびディスク収容ケースの製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るディスク収容ケースを見開きの状態で示す斜視図。 同ディスク収容ケースの平面図。 図2に示す同ディスク収容ケースを切断面線III−IIIで切断した状態で示す部分断面図。 同ディスク収容ケースの展開ブランクを示す平面図。 図4に示す展開ブランクの一部を組み立てた状態を示す図。 同ディスク収容ケースの変形例を示す図。 同ディスク収容ケースの他の変形例を示す図。 同ディスク収容ケースのさらに他の変形例を示す図。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の実施の一形態であるディスク収容ケース(CD・DVDパック)1は、左右方向に連続して設けられた第1収容手段1Aと第2収容手段1Bとを備える。第1収容手段1Aは、収容孔21および保持部23が形成された第1紙片部2と、この第1紙片部2の裏面2b側に重なりつつ収容孔21および保持部23の周囲に接着され、保持部23との間にディスクDを収容可能な収容空間Sを形成する第2紙片部3とを含む。第2収容手段1Bは、第1収容手段1Aと同様の構成であり、第1収容手段1Aと同様の部材には同一の参照符号としたうえで『´』を付けて説明を省略する。
図1に示す第1紙片部(裏表紙)2は、一辺の長さL1が約18cm(7inch)の正方形であり、その表面2aに印刷が施されている。収容孔21は、第1紙片部2の略中央に形成されており、表示面Dbに印刷が施されたディスクDの約2/3程度の領域に相当する一部分DAの外周に沿った縁部21bを有する。収容孔21の下方には、当該ディスクDの約1/3程度の領域に相当し、当該ディスクDの残りの部分DBの形状に略一致する保持部(ポケット)23が形成されており、保持部23の上端縁23aは曲線を描きつつ中央が収容孔21に向けて突出している。なお、保持部23の形状はこれに限定されず、種々の形状をとることができる。保持部23および収容孔21はベース部20に囲まれており、ベース部20との境界である保持部23の下端にはディスクDの残りの部分DBにおける外周に沿った筋22が形成され、この筋22よりも内側が図1,3に示すようにディスクDの厚みd2と略同一の厚みd1分だけベース部20よりも隆起している。このような保持部23は、第1収容手段1Aを構成する第2紙片部3との間で、上方に開口しつつ下側がディスクDの外周に沿って閉塞された収容空間Sを形成している。この開口は、ディスクDを挿入していない状態でもディスクDの厚みと略同一の厚みd1だけ開いており、そのため、収容孔21から収容空間SにディスクDを挿入する際に、保持部23を第2紙片部3から引き離す動作を行う必要がなく、収容孔21の縁部21bから保持部23の下端に亘って1枚のディスクD全体を隙間なく収容することができる。このとき、ディスクDの一部分DAにおける端面Daは、収容孔21の周面21a(図1,3参照)に当接しつつディスクDの残りの部分DBが保持部23の下側に当接するとともに、保持部23によりディスクDが厚さd2方向に押さえつけられてホールドされる。以下、ディスク収容ケース1において収容孔21および保持部23が現れる面を中面Iと呼ぶ。
このような第1紙片部2の裏面2aにはベース部20全面に糊面24(図4参照)が形成されており、図1,3に示すように第1紙片部2と略同一の大きさの第2紙片部(中表紙)3の表面3aが接着されている。すなわち、第1紙片部2と第2紙片部3とは収容孔21および保持部23の周囲で接着されており、中面Iにおいて、第2紙片部3は収容孔21を介して一部が露出しているが、ディスクDを収容孔21に収容することで、収容孔21を介して露出していた部分のほぼ全体(ディスクDの中央孔Dcに対応する部分以外)が被覆される。第2紙片部3の表面3aにも印刷が施されており、ディスクDが収容されていない状態では、第2紙片部3の表面3aの印刷が現れるようになる。
図1,3に示す第2紙片部3には、これと略同一の大きさの第3紙片部(表表紙)4が裏面3b,4b同士を対向させて重ね合わされ、第1紙片部2と第3紙片部4とで第2紙片部3を両側から挟み込むように構成されている。第3紙片部4の裏面4bにも印刷が施されている。図1に示すように、第1紙片部2と第3紙片部4とは第1折り線5を介して連設されており、第3紙片部4と第2紙片部3とは第2折り線6を介して連設している。また本実施形態では、第2紙片部3と第3紙片部4とは第2折り線6を介して連設しているのみで接着されておらず、これら紙片部3,4の間には歌詞カード等を収容可能な収容部(ポケット)30(図3では紙片部3´,4´間の収容部30´)が形成されている。なお、このような収容部30を形成するにあたり各紙片部3,4において後述する第4紙片部7側の端部同士を接着してもよく、これによって歌詞カード等を収容部30から落下しにくくすることができる。また、紙片部3,4の少なくとも幅方向両端部が接着されて収容部30が形成されない構成としてもよい。以下、ディスク収容ケース1において第3紙片部4の表面4bが現れる面を表面Fと呼ぶ。
なお、第1紙片部2、第2紙片部3および第3紙片部4の形状は正方形に限定されず、矩形状や円形、五角形以上の多角形などであってもよい。
図1に示すように、第1収容手段1Aおよび第2収容手段1Bは、各第3紙片部4,4´同士の間に設けられた紙片連結部としての第4紙片部7に第3折り線8,8´を介して連設されている。第4紙片部7はディスクDの3枚分程度の幅L2(図2参照)を有しており、第4紙片部7に対して第1収容手段1Aと第2収容手段1Bとを略平行に開くことで、中面IにディスクDを見開きで収容することができる。また、第3折り線8,8´に沿って第1収容手段1Aおよび第2収容手段1Bを第4紙片部7に対して略直交する位置まで折り曲げることで、一方の収容手段1A(1B)が他方の収容手段1B(1A)のカバーとして機能することになる。また、第4紙片部7はその表面7aに印刷が施されており、中面Iにおいては裏面7bが現れるのに対して表面Fにおいては表面7aが現れ、第4紙片部7に背表紙としての機能を付与している。
このようなディスク収容ケース1からディスクDを抜き取る際には、例えばディスクDとディスク収容ケース1の中面Iとの間に指を挿入し、ディスクDの中心孔Dcに挿入した他の指との間でディスクDを挟み込み、第1折り線5に向けて持ち上げるようにする。
ディスク収容ケース1は、図4に示すようなボール紙で構成された展開ブランク10を組み立てて製造される。この展開ブランク10は、オフセット印刷機に通せる程度の厚みを有する1枚の紙素材(例えば厚み1mm程度の板紙)を、所定箇所を打ち抜くとともに所要箇所に折り線5,5´,6,6´,8,8´を施して、第1折り線5,5´、第2折り線6,6´を介して第1紙片部2,2´、第3紙片部4,4´および第2紙片部3,3´をこの順で一方向に隣接させるとともに、2つの第3紙片部4,4´同士の間に第3折り線8,8´を介して第4紙片部7を連接させて形成したものである。第1紙片部2,2´には、収容孔形成工程においてディスクDの一部分DA(図1,2参照)の外周に沿った縁部21bを有する前述した収容孔21,21´が形成されるとともに、保持部形成工程において保持部23,23´が形成されている。保持部形成工程では、第1紙片部2,2´の裏面2b,2b´における収容孔21,21´の下方にディスクDにおける残りの部分DB(図1,2参照)を当接させた状態で、例えばペンの頭部など断面がU字状の突起物を第1紙片部2,2´の表面2a,2a´から押し当てつつ当該部分DBの外周に沿って移動させて筋22,22´を入れていき、これにより、この筋22,22´の内側を隆起させて保持部23,23´を形成する。なお、筋22,22´を形成するために使用可能な突起物としては、他に、芯を引っ込めた金属製のペンの先端や専用の竹ベラなど、先端がある程度細くかつ第1紙片部2,2´表面を滑りやすいものが挙げられる。図4では展開ブランク10は、ボール紙の裏面を上にして図示しており、ボール紙の裏面には斜線を引き、表面には十字模様を入れている。これは他の図面でも同様である。
このような展開ブランク10からディスク収容ケース1を組み立てる際には、まず、組立工程において、第2の折り線6,6´に沿って第2紙片部3,3´を第3紙片部4,4´上に折り返し、これらの裏面3b,4b(3b´,4b´)同士を対向させて図5に示すような状態にする。その後、第1の折れ線5,5´に沿って第1紙片部2,2´を第3紙片部4,4´に重ねられた第2紙片部3,3´上に折り返す。さらに接着工程において、第1紙片部2,2´の裏面2b,2b´に設けられた糊面24,24´を介して、第1紙片部2,2´の裏面2b,2b´と第2紙片部3,3´の表面3a,3a´とを例えば接着剤を利用して接着する。これによって、図1,2に示すディスク収容ケース1が得られる。
以上のように、本実施形態に係るディスク収容ケース1は、第1紙片部2,2´と、この第1紙片部2,2´の裏面2b,2b´側に重なる第2紙片部3,3´とを含み、第1紙片部2,2´は、ディスクDの一部分の外周に沿った縁部21b,21b´を有する収容孔21,21´、および、当該ディスクDにおける残りの部分DBの外形と略一致する形状に隆起した保持部23,23´とを備え、第2紙片部3,3´は、収容孔21,21´および保持部23,23´の周囲に接着され、保持部23,23´との間にディスクDを収容可能な収容空間S,S´を形成するように構成したものである。
このような構成であることによって、収容孔21,21´に連続する位置で、常にディスクDの厚みd2分だけ収容空間S,S´が開口していることから、保持部23,23´を押し広げる動作を行うことなく収容孔21,21´から収容空間S,S´にディスクDを容易に挿入することができる。また、収容時には、保持部23,23´によりディスクDの厚みd2方向への移動を規制しつつ、収容空間S,S´と収容孔21,21´とでベース部20,20´の内部にディスクD全体をきっちりと装着することができる。そのため、ディスク収容ケース1を逆さにした場合であっても、ディスクDの端面Daが収容孔21,21´の周面21a,21a´に当接し、縁部21b,21b´にホールドされてずれにくいので、保持部23,23´からディスクDを脱落しにくくすることができる。さらに、収容状態のディスクDは収容孔21,21´を介して表示面Dbを露出させることができるとともに、紙製であることからコストを抑えることができ、紙片部2,3,4(2´,3´,4´)に自由に印刷を施すことが可能である。したがって、ディスクDを手間なく容易に挿入可能であるとともに、逆さにした場合であっても収容したディスクDを安定して保持することができ、さらには収容状態のディスクDの表示面を露出させることが可能で、ケース自体に印刷を施すことができる安価なディスク収容ケース1を実現することができる。またさらに、保持部23,23´がディスクDの外形と略一致する形状に隆起していることから、ベース部20,20´のうち筋22,22´の近傍に多少接着剤等が塗られていない部分があったとしても、収容状態のディスクDの端面Daが保持部23,23´の下端部に当接してベース部20,20´と第2紙片部3,3´との間に入り込みにくくなり、ディスクDを適正に収容することができる。
また、第1紙片部2,2´および第2紙片部3,3´それぞれが第1折り線5,5´、第2折り線6,6´を介して第3紙片部4,4´に連設する展開ブランク10を組み立てて形成されるものであり、組み立て後では第2紙片部3,3´と第3紙片部4,4´とがそれらの裏面3b,4b(3b´,4b´)同士を対向させて重ね合わされているとともに、第1紙片部2,2´の裏面2b,2b´と第2紙片部3,3´の表面3a,3a´とが接着されるように構成したことから、組立後のディスク収容ケース1においてすべての紙片部2,3,4(2´,3´,4´)の表面2a,3a,4a(2a´,3a´,4a´)を外側に現すことができる。そのため、紙製の展開ブランク10において一方の面に印刷を行うことで、収容状態のディスクDを取り取った際に収容孔21,21´から露出する面を含めて外側に現れるすべての面に印刷が施されたディスク収容ケース1とすることができる。そのため、例えばディスクDを抜き取ることで第1紙片部2,2´に印刷された絵柄に対応する絵柄が収容孔21,21´を介して現れる(例えば第1紙片部2,2´に印刷された絵柄と第2紙片部3,3´に印刷された絵柄とで1つの絵柄になる)ように設計することが可能となる。また、展開ブランク10を利用することで、ディスク収容ケース1を簡単に組み立てることができる。
さらに、組み立て後の第1紙片部2、第2紙片部3および第3紙片部4を第1収容手段1Aとした場合、この第1収容手段1Aと同様の構成の第2収容手段1Bをさらに備えるように構成したことから、第1収容手段1Aと第2収容手段1BそれぞれにディスクDを収容することで、ディスクDを見開きで収容することができる。
またさらに、第1収容手段1Aと第2収容手段1Bとの間に紙片連結部としての第4紙片部7が第3折り線8,8´を介して連設し、これら収容手段1A,1Bがそれぞれ第3折り線8,8´に沿って第4紙片部7に略直交するように折り曲げ可能であることから、第4紙片部7により背表紙に相当するものを形成することができるとともに、ディスク収容ケース1において一方の収容手段1A(1B)を他方の収容手段1B(1A)に重ね合わせてカバーとして機能させることができる。したがって、収容したディスクDに埃や傷などがつくことを抑制できるとともに、このようにディスク収容ケース1を閉じている状態においてディスクDを収容している場合と収容していない場合とでディスク収容ケース1の形状が変化することを抑制することができる。
また、本実施形態に係るディスク収容ケース1の製造方法は、第1紙片部2,2´のうちディスクDの一部分DAの外周に沿って切り抜いた収容孔21,21´に連続する部分を、当該ディスクDにおける残りの部分DBの外形と略一致する形状に隆起させて保持部23,23´を形成する保持部形成工程と、第1紙片部2,2´の裏面2b,2b´側に第2紙片部3,3´を重ね合わせつつ、これら紙片部2,3(2´,3´)の少なくとも縁部2c,3c(2c´,3c´)同士を接着する接着工程とを含むことを特徴とする。
このように製造され、保持部形成工程の後に接着工程を行う、すなわち各紙片部2,3(2´,3´)を接着する前にベース部20,20´に対して隆起した保持部23,23´を形成することで、第1紙片部2,2´のベース部20,20´と第2紙片部3,3´とを接着する際に、糊面24,24´に塗布する接着剤などが保持部23,23´に付着しにくく、保持部23,23´が第2紙片部3,3´に接着されにくいことから、ディスクDの残りの部分DBの外形に合った保持部23,23´を安定して形成することができる。
また、保持部23,23´は、第1紙片部2,2´にディスクDを当接させた状態で当該ディスクDにおける残りの部分DBの外周に沿って第1紙片部2,2´に筋22,22´を入れることで形成されることから、ディスクDの形状に合った保持部23,23´を容易に形成することができる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1紙片部2,2´が一辺の長さL1を約18cmとする正方形状であるが、この大きさや形に限定されず、例えば図6に示すディスク収容ケース100のように、第1紙片部102,102´が一辺の長さL3を約30cm(12インチ)とする正方形状であってもよい。これによって昔のLP盤サイズになり、年配者になじみ深い外形となる。また、一辺の長さL3を約30cmとする正方形状とした場合、図7に示すように、第1収容手段200Aおよび第2収容手段200Bの各第1紙片部202,202´に収容孔21,21´および保持部23,23´を複数(図7では各収容手段200A,200Bに4個ずつ)有するものとし、ディスクDの収容可能枚数を増加させるようにしてもよい。なお、図6〜8では、上記実施形態と同様の構成のものには同一の符号をつけて説明を省略している。
また、図4に示す本実施形態のディスク収容ケース1を製造するための展開ブランク10では第1紙片部2,2´、第2紙片部3,3´および第3紙片部4,4´が一方向に形成されているが、図8(a)に示す展開ブランク210のように、第1紙片部202,202´と第3紙片部204,204´とが第1折り線205,205´を介して連設し、この第1折り線205,205´に直交する第2折り線206,206´を介して第3紙片部204,204´と第2紙片部203,203´とが連設するものであってもよい。なお、2つの第3紙片部204,204´同士の間には、第4紙片部207が第3折り線208,208´を介して連設している。このような展開ブランク210では、第2紙片部203,203´を第2折り線206,206´に沿って折り返し、第3紙片部204,204´上に重ね合わせて図8(b)に示す状態にした後、第1紙片部202,202´を第1折り線205,205´に沿って折り返して第2紙片部203,203´上に重ね合わせて収容孔21,21´および保持部23,23´の周囲を接着することで、図1に示すディスク収容ケース1とほぼ同一の構成であり、同様の作用効果を有するディスク収容ケースを得ることができる。
また、図4に示す展開ブランク10および図8に示す展開ブランク210では、各第3紙片部4,4´同士の間に第3折り線8,8´(208,208´)を介して第4紙片部207が設けられているが、第4紙片部207は、第1紙片部2,2´(202,202´)同士の間や第2紙片部3,3´同士の間などに設けられてもよい。なお、図4に示す展開ブランク10において仮に第4紙片部7を第2紙片部3,3´同士の間に設けた場合、得られるディスク収容ケースでは中面Iにおいて第4紙片部7の表面が現れるようになる。
また、本実施形態では第1収容手段1Aおよび第2収容手段1Bの両方に収容孔21および保持部23が形成されているが、どちらか一方の収容手段1A(1B)にのみ形成されてもよい。また、第2収容手段1Bを備えず、第1収容手段1Aのみでディスク収容ケースが構成されてもよい。さらに、ディスク収容ケースが1つの展開ブランク10(210)を組み立てて製造されるものではなく、それぞれ別体である第1紙片部、第2紙片部および第3紙片部を重ね合わせつつ互いを接着することで製造されてもよい。またさらに、第1紙片部2,2´の裏面2b,2b´において糊面24,24´がベース部20,20´全体に形成されているが、本発明の作用効果が発揮される限りにおいてベース部20,20´の一部にのみ形成されてもよい。例えば、組立後において第1紙片部2,2´と第1紙片部2,2´との間に隙間が形成されないように、少なくとも第1紙片部2,2´の縁部2c,2c´と第2紙片部3,3´の縁部3c,3c´とを接着するようにしてもよい。
また、第1紙片部2,2´に収容孔21,21´および保持部23,23´を形成するタイミングは特に限定されず、どのタイミングで形成されてもよく、同時であってもよい。たとえば、上記実施形態では保持部形成工程の後に接着工程を行っているが、接着工程の後に保持部形成工程を行うようにしてもよく、この場合には、第1紙片部2,2´と第2紙片部3,3´とを接着した後に、保持部23,23´となる部分に収容孔21,21´からディスクDの残りの部分DBを差し込み、その状態でペンなどで筋22,22´を入れて保持部23,23´を形成することができる。このように第1紙片部2,2´の収容孔21,21´にディスクDをはめ込んだ状態で筋22,22´を入れて保持部23,23´を形成することで、途中でディスクDの位置をずれにくくして、所望の位置に安定して保持部23,23´を形成することができる。また、保持部23,23´は、第1紙片部2,2´に筋22,22´を入れることで形成される構成に限定されず、プレス加工や型押しなどによって形成されてもよい。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1,100,200・・・ディスク収容ケース
1A,100A,200A・・・第1収容手段
1B,100B,200B・・・第2収容手段
2,2´,102,102´,202,202´・・・第1紙片部
2b,2b´・・・第1紙片部の裏面
2c,2c´・・・第1紙片部の縁部
3,3´,103,103´,203,203´・・・第2紙片部
3a,3a´・・・第2紙片部の表面
3b,3b´・・・第2紙片部の裏面
3c,3c´・・・第2紙片部の縁部
4,4´,104,104´,204,204´・・・第3紙片部
4b,4b´・・・第3紙片部の裏面
5,6・・・折り線
7,107,207・・・第4紙片部(紙片連結部)
8,8´,208,208´・・・第3折り線
10,210・・・展開ブランク
21,21´・・・収容孔
21b,21b´・・・縁部
22,22´・・・筋
23,23´・・・保持部
D・・・ディスク
S,S´・・・収容空間
L1,L3・・・一辺の長さ

Claims (8)

  1. 第1紙片部と、この第1紙片部の裏面側に重なる第2紙片部とを含み、
    前記第1紙片部は、ディスクの一部分の外周に沿った縁部を有する収容孔、および、当該ディスクにおける残りの部分の外形と略一致する形状に隆起した保持部を備え、
    前記第2紙片部は、前記収容孔および前記保持部の周囲に接着され、前記保持部との間にディスクを収容可能な収容空間を形成していることを特徴とするディスク収容ケース。
  2. 前記第1紙片部および前記第2紙片部それぞれが折り線を介して第3紙片部に連設する展開ブランクを組み立てて形成されるものであり、
    組み立て後では前記第2紙片部と前記第3紙片部とがそれらの裏面同士を対向させて重ね合わされているとともに、前記第1紙片部の裏面と前記第2紙片部の表面とが接着されている請求項1記載のディスク収容ケース。
  3. 組み立て後の前記第1紙片部、前記第2紙片部および前記第3紙片部を第1収容手段とした場合、この第1収容手段と同様の構成の第2収容手段をさらに備える請求項2記載のディスク収容ケース。
  4. 前記第1収容手段と前記第2収容手段との間に紙片連結部が折り線を介して連設し、これら収容手段がそれぞれ当該折り線に沿って前記紙片連結部に略直交するように折り曲げ可能である請求項3記載のディスク収容ケース。
  5. 前記紙片部が一辺の長さを約30cmとする正方形状であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のディスク収容ケース。
  6. 前記第1紙片部に前記収容孔および前記保持部を複数有することを特徴とする請求項5記載のディスク収容ケース。
  7. 第1紙片部のうちディスクの一部分の外周に沿って切り抜いた収容孔に連続する部分を、当該ディスクにおける残りの部分の外形と略一致する形状に隆起させて保持部を形成する保持部形成工程と、
    第1紙片部の裏面側に第2紙片部を重ね合わせつつ、これら紙片部の少なくとも縁部同士を接着する接着工程とを含むことを特徴とするディスク収容ケースの製造方法。
  8. 前記保持部は、前記第1紙片部にディスクを当接させた状態で当該ディスクにおける残りの部分の外周に沿って筋を入れることで形成される請求項7記載のディスク収容ケースの製造方法。
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