JP2015168023A - 加工装置および加工方法 - Google Patents

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Yuji Watanabe
雄司 渡邉
弘行 平松
Hiroyuki Hiramatsu
弘行 平松
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

【課題】加工部位の形状や配置が異なる様々なワークに対応可能な加工装置を提供する。【解決手段】ワーク100上の加工部位であるピンおよびジャーナルの並ぶ方向と同じ方向に、これら加工部位の数以上複数設けたアーム部10と、このアーム部10を加工部位の位置へ移動させるアーム移動部40を有することを特徴とする加工装置。【選択図】図1

Description

本発明は、加工装置および加工方法に関する。
加工装置の中には、軸上の部材をフィレットロール加工する装置がある。フィレットローラ加工装置においては、フィレットローラの位置を変更できる装置がある。
このようなフィレットローラ加工装置は、フィレットローラを支持するアームの間隔をクランクシャフトのピンまたはジャーナルの軸方向のピッチに応じて別個に変更可能としたものがある(特許文献1)。
特開平11−179653号公報
従来技術では、軸方向ピッチに応じた間隔に変更するためにあらかじめサイズが設定されているスペーサにより、ピンまたはジャーナルの軸方向ピッチに応じて、フィレットローラを支持するアーム同士の間隔を変更している。たとえばワークとして直列4気筒同士や、V型6気筒同士などでの車種違いであれば、ピンとジャーナルの配列は同じであって間隔が違うだけである。このため従来技術でもこのような車種違いだけであればフィレットロールを支持しているアーム同士の間隔を変えるだけで加工が可能になる。
しかしながら、たとえば直列4気筒とV型6気筒のようにピンとジャーナルの配列が異なる。つまり加工部位の間隔が違うだけでなく加工部位の配列も異なるのである。このような場合、従来技術ではピンおよびジャーナルごとにそれらを加工するためのフィレットロールの配列も決められているため、フィレットロールを支持したアームの間隔を変えるだけでは対応できない。このため従来技術では、配列が異なるワークが来た場合は、そのワークのピンおよびジャーナルの配列となるようにアームを交換しなければならなくなり、多くの準備作業が必要となって生産効率が低下してしまうことになる。
そこで、本発明の目的は、加工部位の形状や配列が異なる様々なワークに対応可能な加工装置および加工方法を提供することである。
上記目的を達成する本発明の加工装置は、ワーク上に存在するピッチの異なる複数の加工部位を加工する加工装置である。この加工装置は、ワーク上の加工部位が並ぶ方向と同じ方向に複数並んで設けられている加工部と、複数の加工部のうち加工部位の加工に必要な加工部を、加工部位が並ぶ方向と同じ方向に沿って加工部位の位置まで移動させる移動部と、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明の加工方法は、ワーク上に存在するピッチの異なる複数の加工部位を加工する加工部が加工部位の並ぶ方向と同じ方向に複数並んで設けられている加工装置を用いた加工方法である。この加工方法は、複数の加工部のうち加工部位の加工に必要な加工部を、加工部位が並ぶ方向と同じ方向に沿って加工部位の位置まで移動させる段階を有することを特徴とする。
本発明によれば、ワーク上の加工部位が並ぶ方向と同じ方向に複数の加工部を並べて設け、加工に必要な加工部を加工部位まで移動部によって移動させることとした。これにより、品種が異なることによりワーク上の加工部位の形状や配列が異なっても、それら複数の加工部位に合わせて加工部を移動させることができる。したがって、品種が違うことによって一々加工部を交換しなくても様々なワークに対応することができるようになる。
実施形態のフィレットローラ加工装置を天板上方から見た概略平面図である。 フィレットローラ加工装置の概略正面図である。 フィレットローラ加工装置の概略側面図である。 ブレーキの部分を正面方向(図2と同じ方向)から見た概略拡大図である。 アームクランパー部分の正面方向から見た拡大図である。 フィレットローラ加工装置の全体動作手順を示すフローチャートである。 加工部位へアーム部を移動させた後の状態を示す天板上方から見た概略平面図である。 各アーム部をクランクシャフトに存在する複数のピンおよびジャーナルに対応させて前進させた後の状態を示す天板上方から見た概略平面図である。 ジャーナルおよびピン位置を説明するためのワークの軸中心を見る方向の概略2次元平面図である。 アーム部の角度調整手順を示すフローチャートである。 様々なクランクシャフトとそれに対応するアーム部を説明するための概略図である。 アームクランプ用シリンダーの一例を説明する説明図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる。
<装置構成>
本発明を適用した実施形態である、フィレットローラ加工装置を説明する。図1はフィレットローラ加工装置を天板上方から見た概略平面図である。図2はフィレットローラ加工装置の概略正面図である。図3はフィレットローラ加工装置の概略側面図である。
フィレットローラ加工装置は、複数のアーム部10を有する。このアーム部10はワーク100(図3において1点鎖線で示した)に当接して加工を行う加工先端部となるものである。アーム部10はワーク100の軸方向(以下ワーク軸方向と称する)、すなわち、加工部位であるピンおよびジャーナルが並んでいる方向と同じ方向に複数並ぶように備えられている(図2参照)。複数のアーム部10はいずれもワーク軸方向に移動自在となっている。アーム部10は加工部位の数以上設けられていて、異なる品種のワークに対応できるようになっている。アーム部10はアームユニット20を介して天板50に吊り下げ支持されている。アーム部10はアームユニット20によってワーク100に対して近接離間する方向に移動自在となっている。図3において矢印Fで示す方向であり、ワークに近づく方向を前進、ワークから離れる方向を後退と云う。なお、図1および図2においては、すべてのアーム部10が後退している状態を示し、図3においてはアーム部10がワーク100と当接している状態を示している。
アームユニット20は、それ全体を軸方向へ移動自在に吊り下げ支持するレール30を介して天板50に取り付けられている。レール30は天板50の下面に固定されている。このレール30と噛み合わさるローラ部31がアームユニット20の天板50側に設けられている。レール30とローラ部31は一対となって複数設けられている。
天板50上面にはアームユニット20を把持して軸方向へ移動させるアーム移動部40が設置されている。天板50下面には、リニアゲージ(たとえばバーコードや刻みなど)35が設けられている。アームユニット20の天板50側には、リニアゲージ35と対向する位置にセンサー36が設けられている。このセンサー36が、リニアゲージ35をカウントすることで、アーム部10のワーク軸方向における位置を測定して、アーム部10の現在位置を割り出している。
アーム部10は加工部となるものであり、上アーム11と下アーム12からなるクランプ形状をしている。上アーム11と下アーム12は、そのほぼ中央部に備えられたアーム軸13によって開閉可能に接続されている。このためアーム部10の先端は、上アーム11と下アーム12とによってワーク100に食いつくように開閉する。
アーム軸13後方には、上アーム11と下アーム12を開閉するためのアームクランプ用シリンダー15が取り付けられている。このアームクランプ用シリンダー15のロッドが伸びると、アーム部10の先端(ワーク100側)が閉じてワーク100を加工するための締め付けが行われる。一方、ロッドが縮むことで、アーム部10の先端が開いて、ワーク100に対して離間できる状態になる。なお、アームクランプ用シリンダー15は、フィレットロール加工中に確実にワーク100の加工部位を加圧できることが十分な加圧力を発揮させる必要がある。詳細は後述するが、狭い空間で十分な加圧力を得るための好ましいシリンダーとしては多筒型のシリンダーが挙げられる。
上アーム11と下アーム12のワーク100と当接する部分には、フィレットローラカセット111および把持ローラカセット121が取り付けられている。フィレットローラカセット111内にはフィレットローラ113およびバックアップローラ114が内蔵されている。把持ローラカセット121内には把持ローラ122が内蔵されている。アーム部10が閉じることでフィレットローラ113および把持アームによってワーク100を把持しつつフィレットロール加工が行われる。
フィレットローラカセット111および121は、それぞれ上アーム11および下アーム12から脱着自在となっている。したがって、フィレットローラ113が摩耗した場合にはカセットごと交換することができるようになっている。また、フィレッローラや把持ローラ122をワーク100の加工部位にあわせて交換する必要がある際にもカセットごと交換すればよい。
アームユニット20は、前後に移動するスライダー21と、このスライダー21を前後移動自在に支持するスライダー支持部22とを備える。スライダー21は、スライダー支持部22に設けられているスライドレール221と噛みあわされる構造となっていて滑らかに移動できるように支持されている。スライダー21はスライド用シリンダー23に接続されている。スライド用シリンダー23のロッドが伸びることでスライダー21が押されてアーム部10がワーク100方向へ前進し、ロッドが縮むことでスライダー21が引っ張られてアーム部10がワーク100から離れる方向へ後退する。
アームユニット20は、スライダー21と接続された揺動アーム24によってアーム部10を揺動自在に支持する。揺動アーム24は、一端がスライダー21に接続されていて、他端が上アーム11に接続されている。揺動アーム24とスライダー21の接続点241、揺動アーム24と上アーム11の接続点242はいずれも回転自在となっている。この2つの指示点によって回転自在にアーム部10が支持されることで、フィレットロール加工時にはワーク100を軸中心に回転移動させたときにアーム部10が従動するのである。
スライダー21の先端には、アーム姿勢制御用シリンダー25が取り付けられている。アーム姿勢制御用シリンダー25の先端には、すべり部材251(またはローラなどでもよい)が設けられていて上アーム11に当接している。
アーム部10は、揺動アーム24とスライダー21の接続点241、揺動アーム24と上アーム11の接続点242をそれぞれ支点として、アーム部10全体が水平になるようにバランスを調整している(またはわずかにアームクランプ用シリンダー15側が重くなるようにしてもよい)。このため、アーム姿勢制御用シリンダー25のロッドを伸ばすことでアーム部10の先端が下降する方向に接続点242を軸として回転移動する。アーム姿勢制御用シリンダー25を上アーム11に当接させた状態を保つことで、接続点242を軸としたアーム部10の移動(揺動)が固定される。
一方、アーム姿勢制御用シリンダー25のロッドを縮めることでアーム部10の先端が水平位置に戻ろうとする力が自然に加わって、水平位置に戻る。なお、アーム姿勢制御用シリンダー25のロッドを上アーム11に接続していないのは、フィレットロール加工中にアーム部10全体が揺動するのを妨げないようにするためである。フィレットロール加工中は、アーム姿勢制御用シリンダー25のロッドを縮めてアーム部10から十分に離して揺動の邪魔にならないようにする。
また、揺動アーム24のシリンダー側には、フランジ245が設けられている。一方スライダーの先端内側(フランジ側)にこのフランジ245を挟み込んで揺動アーム24を固定するためのブレーキ246が設けられている。
図4は、ブレーキの部分を正面方向(図2と同じ方向)から見た概略拡大図である。
図示するように、ブレーキ246の部分は、揺動アームフランジ245とブレーキパッドによって、いわゆるディスクブレーキと同様の構造をしている。ブレーキパッド246aおよび246bが、揺動アームフランジ245を挟むことで揺動アーム24が固定される。逆にブレーキパッド246aおよび246bが揺動アームフランジ245から離れることで、自由に移動できるようになる。詳細は後述するがブレーキ246によってフランジを固定することで、揺動アーム24の角度が変わらないように保持するのである。
アーム移動部40は、天板50上に設置されていて、天板50に設けられた開口部からアームユニット20を把持するためアームクランパー41が伸びている。アーム移動部40は、全体を天板50上でワーク軸方向に移動させるために、たとえばボールネジ機構などが備えられている。ボールネジ機構の両端が支持されたボールネジ42を回転させることでアーム移動部40全体がワーク軸方向へ移動する。なお、アーム移動部40を天板50上でワーク軸方向に移動させる手段としては、ボールネジに限定されるものではなく、滑らかにかつ移動停止を自在に行い得るものであればよい。
図5は、アームクランパー部分の正面方向から見た拡大図である。
アームクランパー41は、アームクランパー用シリンダー411が設けられている。アームクランパー用シリンダー411の先端にはクランプ412が取り付けられている。一方、アームユニット20のスライダー支持部22上には、クランプ412が把持する突起413が備えられている。クランプ412は凹形状、突起413は凸形状をしている。ここでは、突起413を楔形として、クランプ412はその受け形状として、スムーズに把持できる形状にしている。
アームクランパー41はクランプ412をアームクランパー用シリンダー411によって上下させる。アームクランパー41はクランプ412を下げるだけで突起413を把持する。その状態でボールネジ42を回転させることで、アーム移動部40がアームユニット20ごとアーム部10をワーク軸方向(すなわちワーク上で加工部位が並ぶ方向)へ移動させる。なお、アームクランパー41は、アームユニット20をアーム軸13方向に沿って移動させるだけであり、クランプ412が突起413を把持してアームユニット20を持ち上げるためのものではない。
なお、この加工装置には制御装置(不図示)が接続されていて、後述する動作を制御しているが、制御装置自体は通常の加工装置を制御するために用いられているシーケンサーやPLCなどと称されている制御装置を用いれば良いので説明は省略する。
また、ワーク100は、冶具200によって保持されている。冶具200は、ワーク100を、軸を中心に保持して加工中はワーク100を回転させる。
<動作説明>
以下、フィレットローラ加工装置の動作を説明する。
(全体動作)
図6は、フィレットローラ加工装置の全体動作手順を示すフローチャート(メインフロー)である。
加工に先立ち、各アーム部10を加工する部位の位置までワーク軸方向に移動する。まず、移動させるアーム部10(移動対象アーム部と云う)の現在位置を取得する(S1)。アーム部10の位置は、アームユニット20に取り付けられているセンサー36がリニアゲージを読み取った値から取得する。したがって、各アーム部10の位置は、常にアームユニット20のセンサー36によって読み取られており制御装置内で記憶されている。したがって、アーム部10を移動させる際に、その記憶されている値を取得することになる。
続いて、取得した移動対象アーム部の位置を目標として、アーム移動部40を移動対象アーム部上まで移動させる(S2)。そしてアームクランパー41のクランプ412部分を下降させて突起413を把持する(S3)。把持した状態でアーム移動部40をワーク100の加工部位まで移動させる(S4)。これによりアームユニット20ごとに移動対象アーム部が加工部位の位置まで移動する。
このとき、各アームユニット20に取り付けられているセンサー36がリニアゲージを読み取った値からアーム部10の現在位置を取得して、加工部位にアーム部10が来た時点で位置決め(移動停止)することになる。
加工部位は、クランクシャフトの各ピンおよびジャーナルのある部分である(加工部位の詳細は後述する)。
このアーム部10の移動後は、アームクランパー41のクランプ412部分を上昇させて、把持状態を解除する(S5)。
そして、ワーク100のすべての加工部位に対応させてアーム部10を移動させたか否かを判断し(S6)、すべての加工部位へアーム部10を移動終了していなければ(S6:NO)、S1へ戻り、次の移動対象アーム部の移動を行う。そして移動する必要のあるすべてのアーム部10の移動が終了するまで繰り返すことになる。
ただし、ワーク100によっては加工に必要のないアーム部10が存在する。これについては後に説明するが、本装置は様々なワーク100に対応させて複数のアーム部10を持たせているので、加工しないアーム部10も出てくる。このような加工に必要のないアーム部10も、他の加工に必要なアーム部10を移動させるために移動が必要であれば、このS1〜S6のループの中で移動させることになる。この場合、加工に必要のないアーム部10は加工に必要なアーム部の動作に干渉しない位置にすればよく、その位置は特に限定されない。たとえば、加工に必要のないアーム部10は、加工に必要なアーム部10からあらかじめ決められただけ離すように移動するなどである。干渉しない距離は、たとえば装置の動作精度を考慮すれば10mm乃至50mm程度あれば十分である。もちろん機械制度に応じてさらに狭くてもいいし、逆に広くとってもよい。
図7は、すべての加工部位へアーム部を移動させた後の状態を示す天板上方から見た概略平面図である。
図示するように、各アーム部10がクランクシャフトに存在する加工部位である、複数のピンおよびジャーナルに対応するように配置されることになる。なお、この段階ではアーム部10は後退している。
すべての加工部位へのアーム部10の移動が終了したなら(S6:YES)、各アーム部10をワーク100方向へ前進させて、アーム部10の先端(フィレットローラ113および把持ローラ122)をワーク100の加工部位まで前進させ、アーム部10の角度を調整しつつ加工部位に当接させて、クランプ形状となっている先端を閉める(S7)。このS7におけるアーム部10の角度調整の詳細については後述する。
図8は、各アーム部をクランクシャフトに存在する複数のピンおよびジャーナルに対応させて前進させた後の状態を示す天板上方から見た概略平面図である。
S7の前進、角度調整によって、図8に示すように、すべてのアーム部10がクランクシャフトに存在する複数のピンおよびジャーナルに対応して前進させた状態となる。
以上のようにして各アーム部10の軸方向への移動と、加工部位に対応した角度調整が行われたのち、ワーク100を軸を中心に回転させてフィレットロール加工が行われる(S8)。なお、加工中は、ブレーキ246を開放、アーム姿勢制御用シリンダー25を縮めておく。
そして、加工が終了したなら、ブレーキ246をかけるとともにアーム姿勢制御用シリンダー25のロッド伸ばしてアーム部10の角度を保持してから、アーム部10の先端を開いて、アーム部10を後退させる(S9)。このS9の角度保持動作の詳細は後述する。これですべての処理が終了する。
以後、ワーク100を架け替えて次のワークの加工を行うが、同種のワーク100の加工を続けて行う場合は、アーム部10の軸方向への移動および角度調整(S1〜7)は不要である。したがってワーク架け替え後、そのままアーム部10を前進させてすべての加工部位ヘアーム部10を食いつかせて加工を開始することができる。これは、ワーク軸方向における加工部位の位置は同じであるからアーム部の移動が不要となり、さらにS9によってすべてのアーム部10の角度が保持されているからである(詳細後述)。
(アーム部角度調整)
前述したS7において、アーム部10を前進させて加工部位に当接させるためには、クランクシャフトのジャーナルおよびピンの位置に合うようにアーム部10の角度を調整する必要がある。
図9は、ジャーナルおよびピン位置を説明するためのワークの軸中心を見る方向の概略2次元平面図である。
図9において、ジャーナルJの中心位置は、ワーク100の軸中心と同じ位置である。そして、ワーク100の軸中心は、すなわち治具200においてワーク100を保持する中心位置である。したがって、このジャーナルの中心位置は治具200の中心位置としてわかっている。このためジャーナル用のアーム部10はこのあらかじめわかっている治具200の中心位置に向かう角度となるように調整すればよい。この調整は、アーム姿勢制御用シリンダー25のロッドの長さを変えて、アーム部10の先端がジャーナルに食いつくことのできる角度となるように調整する。
一方、ピンの位置は、図9(a)に示すように、それぞれのピンごとに異なる。ピンP1が1番上にきているとき、他のピンP2〜P6は、それより下にある。しかも、加工中はワークが回転するためこのピンの位置が移動することになる。
このようにワーク上で配置が異なりしかも移動するような加工部位であるすべてのピンに対して、アーム部10を当接させるためには、一つひとつのアーム部10の角度を調整する必要がある。なお、ピンの位置は1番上に来ている状態を初期位置とする。
図10は、アーム部の角度調整手順を示すフローチャートである。ここでは、S7のサブルーチン(a)とS9のサブルーチン(b)として説明する。ただし、ピンに対する角度調整のみ示している。
まず、図10(a)を参照してS7の詳細動作を説明する。アーム部10の角度調整対象となるピン(角度調整対象ピンという)を初期位置である1番上に来るようにワーク100を回転させる(S11)。最初はP1であり、ピンP1は初めから初期位置であり、そのままの位置で移動させる必要はないので後述するS12の処理は不要である。そこで、ここでは図9(b)および(c)を参照してピンP2を例に説明する。図9(b)はピンP2を1番上の初期位置に持ってきた状態を示している。
この状態で角度調整対象ピンを加工するアーム部10を前進させて(図9(b)参照)、角度調整対象ピンに食いつかせてアーム部10を閉じる(S12)。このときアーム部10は、ピンの位置が1番上に来ている位置で食いつくことができるようにあらかじめ調整しておく。ここでは冶具200がワーク100を保持したときに1番上のピンに、アーム部10が水平となった状態で食いつくことができるように冶具200を配置している。これに代えて、1番上のピン位置(すなわち初期位置)のみ、その位置でアーム部10を食いつかせることができるアーム部10の角度をあらかじめ求めておいてもよい。その場合、アーム部10を1番上に来ているピンに食いつかせたときのアーム姿勢制御用シリンダー25のロッドの送り出し長さを記録(装置に記憶)する。そしてその記録をピンが1番上に来ているときのアーム部10の角度とするのである。以降この送り出し量を他の処理にも用いることができる。
その後は、すべてのピンに対して対応するアーム部10の角度調整が終了したか否かを判断し(S13)、終了していなければ、S11へ戻る。そして次の角度調整対象ピンに対するアーム部10の角度調整に入る。このためには、ワーク100を回転させて次の角度調整対象ピン(たとえばP2)を1番上にする。これを次々に行ってゆくことで、すべてのピンに対して対応するアーム部10を食いつかせて、角度調整が終了する。なお、ワークを回転させるときには、加工開始前にはブレーキ246を開放し、アーム姿勢制御用シリンダー25のロッドは縮めておく。
すべてのピンに対して、アーム部10の角度調整が終了したなら、加工を開始することになる(前述のS8)。
その後、加工が終了したなら、S9のアーム部10の角度保持、後退動作となる。図10(b)を参照してS9の詳細動作を説明する。
後退動作では、いずれか一つのピンを初期位置にくるようにワークを回転する。ここではわかりやすいように、ピンP1が初期位置である1番上に来るようにする(S21、図9(c)参照)。
続いて、この状態で、すべてのアーム部10に対して、アーム姿勢制御用シリンダー25のロッドを上アーム11に当接させるとともにブレーキ246をかける(S22)。
そして、クワンプ形状のアーム部10の先端を開いて、図9(c)に示すように、すべてのアーム部10を後退させる(S23)。これにより、アーム部10は、その角度が保持された状態で後退することになる。このときのアーム部10(ここでは上アーム111)の角度が、加工部位(ピンおよびジャーナル)に対してアーム部10(加工部)を当接する角度θということになる。ここでは、水平線Hに対しての角度θとした。しかしこの角度θは水平線を基準とする必要はなく、装置や機械など利用形態に従って使用しやすい基準からの角度とすればよい。
これでワーク100の取り出しが可能となるので、以降、ワーク100の架け替えなどを行うことになる。ワーク架け替え後は、同種のワーク100であれば、ピンP1を初期位置である1番上に来るようにセットすれば、すべてのアーム部10をそのまま前進させるだけで、加工部位である各ピンに当接させることができる。
したがって、一度加工を終了したワークと同種のワークは連続的に作業を行うことで、アーム部の角度調整が不要となり作業効率が向上するのである。
なお、ここではピンP1が初期位置である1番上に来た状態で、アーム部の角度を固定することとした。すなわち、ワークの架け替え後は、ピンP1が初期位置である1番上に来た状態で加工開始することとしている。しかし、この初期位置に持ってくるのは、ピンP1に限定されず、どのピンであってもよく、作業のし易さなどを考慮して任意に決めればよい。
次に、ワーク100上の加工部位とアーム部10の対応関係について説明する。
図11は、様々なクランクシャフトとそれに対応するアーム部を説明するための概略図であり、(a)はV型6気筒用、(b)は直列4気筒用、(c)は直列3気筒用を示す。なお、図においては、アーム部10を長方形により概略して示した。
図示するようにクランクシャフトによって加工部位であるピンおよびジャーナルの数が異なる。
図11(a)に示されているV型6気筒は、ジャーナルJ1、ピンP1、ピンP2、ジャーナルJ2、ピンP3、ピンP4、ジャーナルJ3となっている。このクランクシャフトは上述したワーク100として示した形状である。
一方、アーム部10先端に備えられているカセット(フィレットローラ113および把持ローラ122)は、右からジャーナル用j、ピン用p、ピン用p、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用p、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用pの順番で並ぶように設けているものとする。そうすると、すでに説明したとおり、このようなV型6気筒のワークの場合は、ピンおよびジャーナルの配列に合わせてすべてのアーム部10を移動することになる。このとき、アーム部10のうち最後の2つ、ジャーナル用(不使用jN)、ピン用p(不使用pNが必要のない加工部として余ることになる。
一方、図11(b)に示されている直列4気筒では、ジャーナルJ1、ピンP1、ジャーナルJ2、ピンP2、ジャーナルJ3、ピンP3、ジャーナルJ4、ピンP4となっている。このため図11(a)に示したV型6気筒とピン、ジャーナルの配列が異なる。本実施形態では、アーム部10先端に備えられているカセット(フィレットローラ113および把持ローラ122)は、右からジャーナル用j、ピン用p、ピン用p、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用p、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用p、ジャーナル用j、ピン用pの順番で並ぶようにしている。
そこで、この直列4気筒では、右からジャーナル用j、ピン用p、ピン用(不使用pN)、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用(不使用pN)、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用(不使用pN)となるように移動するのである。さらに直列4気筒用では、V型6気筒では必要とされなかった右の2つのジャーナル用j、ピン用pも使用されることになる。
このため本実施形態では、このような直列4気筒用にも対応できるようにするためには、あらかじめ右からジャーナル用j、ピン用p、ピン用p、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用p、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用p、ジャーナル用j、ピン用pと合計11本のアーム部10を設けているのである。これにより、図11(a)に示したV型6気筒も、直列4気筒も、それらの加工部位の加工に必要なアーム部10を移動するだけで加工することができるようになる。
また、図11(c)に示されている直列3気筒用では、ジャーナルJ1、ピンP1、ジャーナルJ2、ピンP2、ジャーナルJ3、ピンP3となっている。したがって、これに合わせてアーム部10を移動することになる。この場合も図11(b)同様に、加工部位に合わせてアーム部10を移動すればよい。すなわち、右からジャーナル用j、ピン用p、ピン用(不使用pN)、ジャーナル用j、ピン用p、ピン用(不使用pN)、ジャーナル用(不使用jN)、ピン用p(不使用pN)、ジャーナル用(不使用jN)、ピン用(不使用pN)となる。
このように3気筒でも、加工に必要なアーム部10を加工部位に移動するだけで加工することができる。
なお、図示しないが、たとえばV型8気筒など、さらにピンおよびジャーナルの数が多いワークも1つの装置で加工することができるようにするためには、アーム部10の数をあらかじめ増やしておけばよい。つまり、加工予定のワークの品種における加工部位のうち、加工部位の数が最大の品種に合わせてアーム部を設けておくのである。このようにすることで、様々な品種のワークに対して、アーム部の付け替えなどを行うことなく対応することができるようになる。
ここで、アームクランプ用シリンダー15について説明する。図12はアームクランプ用シリンダーの一例を説明する説明図である。図12(a)はロッドを伸ばした状態の側面図、図12(b)はロッドを伸ばした状態の正面図、図12(c)はロッドを縮めた状態の側面図、図12(d)はロッドを縮めた状態の正面図である。
本実施形態では、ピンとジャーナル間、またはピンとピン間など、加工部位の間隔が狭いクランクシャフトを同時に加工できるようにしている。このためアーム部10も、このような加工部位の間隔に合わせて細くなっている。このため、そのような細い部材に取り付けても十分なクランプ力を出すシリンダーを用いる。これには、たとえば、図12に示すように、複数本のロッドを別々に移動可能とした多筒一体型のシリンダーが向いている。図12では、4本のロッド151〜155が設けられている。加工時のクランプでは、図12(a)および(b)に示すように、全部のロッドにて加圧する。これで、十分な圧力でフィレット加工できるようにする。一方、アンクランプ時は図12(c)および(d)に示すように、ロッドに結合された2本151および155のロッドでアンクランプ動作させる。これでロッド数の増加に伴う、ロッド摺動抵抗を軽減させている。このようにすることで、狭い空間に配置されたアーム部10であっても十分な力でクランプすることができる。
以上説明した実施形態の効果を説明する。
(1)本実施形態では、アーム部10をピンやジャーナルがワーク上に並ぶ方向と同じ方向に複数並べて設け、このアーム部10をピンやジャーナルの位置に合わせるようにアーム移動部40により移動させることとした。これにより、品種が異なることによりワーク上の加工部位が異なっても、複数のアーム部10をそれぞれの品種の加工部位に合わせて移動させることができる。したがって、品種が違うことによって加工部を交換しなくても様々なワークに対応することができるようになる。また、ワークの品種違いによる準備作業が不要となるので、生産効率が向上する。
(2)本実施形態は、ピンおよびジャーナルの数以上アーム部10を設けておいて、加工に必要なアーム部10の間に加工に必要のないアーム部10を移動することとした。これにより、品種が異なることでピンやジャーナルの数、配列が異なる場合でも、加工に必要のないアーム部10を取り外すことなく対応することができる。
(3)本実施形態では、アーム部10は、前進後退(移動)させるためのアームユニット20に設けられている。そしてアーム移動部40は、複数のアームユニット20に対して1つ設けて、アーム移動部40によって、複数のアームユニット20を一つひとつ移動させることとした。これにより、移動部の構成を簡略化して複数のアーム部10を移動中に干渉させる言なく移動することができる。
(4)本実施形態は、特にクランクシャフトのフィレット加工に好適であり、気筒数の違いだけでなく、V型や直列などの型違いにも自在に対応することができる。
以上、本発明を適用した実施形態を説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではない。本発明は、様々な変形形態が可能であり、本発明は特許請求の範囲により規定した事項によって定められるものである。
10 アーム部、
11 上アーム、
12 下アーム、
13 アーム軸、
15 アームクランプ用シリンダー、
20 アームユニット、
21 スライダー、
22 スライダー支持部、
23 スライド用シリンダー、
24 揺動アーム、
25 アーム姿勢制御用シリンダー、
30 レール、
31 ローラ部、
36 センサー、
40 アーム移動部、
41 アームクランパー、
50 天板、
100 ワーク、
111 フィレットローラカセット、
113 フィレットローラ、
121 把持ローラカセット、
122 把持ローラ、
200 冶具
245 フランジ、
246 ブレーキ、
251 ローラ、
411 アームクランパー用シリンダー、
413 突起。

Claims (8)

  1. ワーク上に存在するピッチの異なる複数の加工部位を加工する加工装置であって、
    前記ワーク上の前記加工部位が並ぶ方向と同じ方向に、複数並んで設けられている加工部と、
    前記複数の加工部のうち前記加工部位の加工に必要な前記加工部を、前記加工部位が並ぶ方向と同じ方向に沿って前記加工部位の位置まで移動させる移動部と、
    を有することを特徴とする加工装置。
  2. 前記加工部は前記加工部位の数以上設けられており、
    前記移動部は、前記加工部位の加工に必要な前記加工部の間に、前記加工部位の加工に必要のない前記加工部を移動させることを特徴とする請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記加工部は、前記加工部を前記加工部位に対して近接、離間させるユニットに取り付けられており、
    前記移動部は、複数の前記ユニットに対して1つ設けられており、前記移動部の前記ユニット側には前記ユニットを把持するクランプが設けられていて前記クランプが前記ユニットの一部を把持することで前記ユニットを一つひとつ移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の加工装置。
  4. 前記加工装置はクランクシャフトのジャーナルおよびピンを前記加工部位としてフィレットロール加工を行うための装置であり、前記複数の前記加工部が並ぶ方向は前記クランクシャフトの軸に沿う方向であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の加工装置。
  5. ワーク上に存在するピッチの異なる複数の加工部位を加工する加工部が前記加工部位の並ぶ方向と同じ方向に複数並んで設けられている加工装置を用いた加工方法であって、
    前記複数の加工部のうち前記加工部位の加工に必要な前記加工部を、前記加工部位が並ぶ方向と同じ方向に沿って前記加工部位の位置まで移動させる段階を有することを特徴とする加工方法。
  6. 前記加工部が前記加工部位の数以上設けられており、前記加工部位の加工に必要な前記加工部の間に、前記加工部位の加工に必要のない前記加工部を移動させることを特徴とする請求項5に記載の加工方法。
  7. 前記加工部は、前記加工部を前記加工部位の方向へ移動させるためのユニットに取り付けられており、
    前記加工部を移動させる段階は、複数の前記ユニットに対して1つ設けられており前記ユニットを把持するクランプを有した移動部により、前記クランプによって前記ユニットの一部を把持することで前記ユニットを一つひとつ移動させることを特徴とする請求項5または6に記載の加工方法。
  8. 前記加工方法はクランクシャフトのジャーナルおよびピンを前記加工部位としてフィレットロール加工を行うための加工方法であって、前記複数の前記加工部が並ぶ方向は前記クランクシャフトの軸に沿う方向であることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の加工方法。
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