JP2015166674A - 診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浸水量推定装置を電力機器に取り付けるための吸引装置の吸着力と、ヒータおよび温度センサの機能を診断するための診断装置を提供する。
【解決手段】吸引装置の吸引力に基づいて電力機器に吸着する吸盤を有し、前記吸盤によって前記電力機器に取り付けられた状態で前記電力機器の浸水量を推定する浸水量推定装置が、診断されるべく前記電力機器の代わりに取り付けられる診断装置1であって、前記吸盤と対向する位置に吸引孔145が設けられており、前記浸水量推定装置が取り付けられる取付板14と、前記取付板に前記浸水量推定装置が取り付けられた際に、前記吸引孔を介して前記吸引力を検出する第1検出装置と、前記第1検出装置の検出結果に基づく情報を報知する報知装置と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、診断装置に関する。
例えば、開閉器の浸水量を推定する浸水量推定装置が知られている(例えば特許文献1)。
特開2010―217106号公報
例えば、特許文献1の浸水量推定装置は、吸引装置の吸引力に基づいて電力機器に吸着する吸盤によって電力機器に取り付けられた状態で、電力機器の浸水量を推定する。吸引装置が故障している場合、吸引力が低下することがある。この場合、浸水量推定装置を電力機器に取り付けることが困難となり、浸水量推定装置を用いて電力機器の浸水量を推定することができなくなる虞がある。
前述した課題を解決する主たる本発明は、吸引装置の吸引力に基づいて電力機器に吸着する吸盤を有し、前記吸盤によって前記電力機器に取り付けられた状態で前記電力機器の浸水量を推定する浸水量推定装置が、診断されるべく前記電力機器の代わりに取り付けられる診断装置であって、前記吸盤と対向する位置に吸引孔が設けられており、前記浸水量推定装置が取り付けられる取付板と、前記取付板に前記浸水量推定装置が取り付けられた際に、前記吸引孔を介して前記吸引力を検出する第1検出装置と、前記第1検出装置の検出結果に基づく情報を報知する報知装置と、を備えたことを特徴とする診断装置である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、浸水量推定装置を診断するための情報を報知することができる。
本発明の実施形態における開閉器と浸水量推定装置とを示す正面図である。 本発明の実施形態における開閉器と浸水量推定装置とを示す斜視図である。 本発明の実施形態における表側から見た状態の浸水量推定装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態における裏側から見た状態の浸水量推定装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態における浸水量推定装置を示す側面図である。 本発明の実施形態における診断装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態における診断装置を示す断面図である。 本発明の実施形態における浸水量推定装置が取り付けられた状態の診断装置を示す側面図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===浸水量推定装置===
以下、図1乃至図5を参照して、本実施形態における浸水量推定装置について説明する。図1は、本実施形態における開閉器と浸水量推定装置とを示す正面図である。図2は、本実施形態における開閉器と浸水量推定装置とを示す斜視図である。図3は、本実施形態における表側から見た状態の浸水量推定装置を示す斜視図である。図4は、本実施形態における裏側から見た状態の浸水量推定装置を示す斜視図である。図5は、本実施形態における浸水量推定装置を示す側面図である。尚、ヒータ24、温度センサ25、吸引ポンプ232、制御装置233は、見えない状態となっているが、説明の便宜上、破線で示されている。
=構成=
浸水量推定装置2は、電柱610の腕金620に設けられている開閉器5(電力機器)の底面51に取り付けられた状態で、開閉器5の浸水量を推定する装置である。尚、底面51は、開閉器5の筐体の垂直方向(Z1)における下側(−Z1)の面である。浸水量推定装置2は、例えば開閉器5に取り付けられる前に、開閉器5の代わりに診断装置1(図6)に取り付けられて第1の診断及び第2の診断が行われる。尚、診断装置1、第1及び第2の診断については、後述する。
浸水量推定装置2は、筐体20、表示装置21、スイッチ22、吸盤23、ヒータ24、温度センサ25(第2検出装置)、吸引ポンプ232(吸引装置)、制御装置233を有する。
表示装置21は、温度センサ25の検出結果に基づく情報が表示される表示ディスプレイである。表示装置21は、筐体20における表側(+Z)の天面201に設けられる。温度センサ25の検出結果に基づく情報には、例えば、温度センサ25に検出された温度を示す情報、所定時間における温度上昇値等が含まれている。
スイッチ22は、浸水量推定装置2をオンオフするための電源スイッチである。
吸盤23、ヒータ24、温度センサ25は、筐体20における裏側(−Z)の裏面202に設けられる。
吸盤23は、浸水量推定装置2を開閉器5に取り付けるための吸着力を発生する。吸盤23の吸着力は、吸引ポンプ232の吸引力に基づいて発生する。
吸引ポンプ232は、筐体20の内部に設けられており、例えば通気管231を介して吸盤23の内部と連通している。例えば浸水量推定装置2がオンされた場合、吸引ポンプ232の吸引が開始される。この吸引により、吸盤23の内部で負圧が発生し、吸盤23の内部の負圧に基づいて吸盤23の吸着力が発生する。そして、浸水量推定装置2は、この吸盤23の吸着力によって、開閉器5に取り付けられる。
ヒータ24は、浸水量推定装置2が取り付けられている取付対象物に対して、熱を付与する。温度センサ25は、取付対象物の温度を検出する。尚、例えば浸水量推定装置2が開閉器5に取り付けられている場合、取付対象物は、開閉器5になる。又、例えば浸水量推定装置2が開閉器5の代わりに診断装置1に取り付けられている場合、取付対象物は、診断装置1になる。
制御装置233は、筐体20の内部に設けられており、浸水量を推定したり、浸水量推定装置2を統括制御したりする。制御装置233は、ヒータ24に対して所定時間だけ熱を付与させて、温度センサ25の検出結果に基づいて開閉器5の所定時間における温度上昇値を検出する。制御装置233は、この温度上昇値に基づいて、開閉器5の浸水量を推定する。尚、例えば、特開2010―217106号公報に開示されている構成に基づいて、制御装置233が開閉器5の浸水量を推定することとしてもよい。又、例えば、温度上昇値と浸水量との関係を示す浸水量の実験データが所定の記憶装置に記憶されており、この浸水量の実験データと温度センサ25の検出結果に基づく温度上昇値とに基づいて、制御装置233が開閉器5の浸水量を推定することとしてもよい。制御装置233は、開閉器5の浸水量の推定結果を示す情報を、浸水量推定装置2を遠隔操作するためのリモコン3に送信することとしてもよい。
=動作=
浸水量推定装置2は、スイッチ22によってオンされた状態で、吸盤23の吸着力によって開閉器5に取り付けられる。浸水量推定装置2は、例えば開閉器5に対して所定時間だけ熱を付与する。浸水量推定装置2は、開閉器5の所定時間における温度上昇値を検出し、当該検出結果に基づいて開閉器5の浸水量を推定する。この後、浸水量推定装置2は、開閉器5の浸水量の推定結果を示す情報をリモコン3に送信する。
=故障=
例えば、吸引ポンプ232の故障により吸引ポンプ232の吸引力が低下した場合(「第1の故障」とも称する)、吸盤23の吸着力が低下して、開閉器5に取り付けられている浸水量推定装置2が、開閉器5から外れる虞がある。又、例えば、ヒータ24及び温度センサ25の少なくとも一方が故障した場合(「第2の故障」とも称する)、開閉器5の温度上昇値を適正に検出できなくなり、開閉器5の浸水量の推定精度が低下する虞がある。従って、浸水量推定装置2が開閉器5に取り付けられる前に、第1及び第2の故障についての診断を行うことが好ましい。
===診断装置===
以下、図6乃至図8を参照して、本実施形態における浸水量推定装置について説明する。図6は、本実施形態における診断装置を示す斜視図である。図7は、本実施形態における診断装置を示す断面図である。図7は、図6の診断装置1における吸引孔145を通りXZ平面に平行な断面において、−Yから+Yに向かって見た断面図である。図8は、本実施形態における浸水量推定装置が取り付けられた状態の診断装置を示す側面図である。尚、取付板14の一部、吸引力センサ16(第1検出装置)、通気管231、吸引ポンプ232、ヒータ24、温度センサ25は見えない状態となっているが、説明の便宜上、破線で示されている。
Z軸は、筐体10における天面65及び底面66に対して直交し上下方向に沿う軸であり、+Zは底面66から天面65に向かう方向を示し、−Zは天面65から底面66に向かう方向を示している。X軸は、筐体10における側面61及び側面62に対して直交する軸であり、側面62から側面61に向かう方向を+Xとし、側面61から側面62に向かう方向を−Xとする。Y軸は、筐体10における側面63及び側面64に対して直交する軸であり、側面63から側面64に向かう方向を+Yとし、側面64から側面63に向かう方向を−Yとする。
診断装置1は、浸水量推定装置2が取り付けられて、第1及び第2の診断を行うための装置である。尚、第1及び第2の診断については、後述する。診断装置1は、筐体10、スイッチ11、シール12、表示装置13、取付板14、制御装置15(図7)、吸引センサ16を有する。
筐体10は、例えば金属により形成されており、略矩形柱形状を呈している。筐体10には、制御装置15及び吸引センサ16が収容されている。
スイッチ11は、診断装置1をオンオフするための電源スイッチである。スイッチ11は、側面61に設けられている。
シール12には、第1及び第2の診断の際に用いられる各種情報が記されている。尚、各種情報については、後述する。シール12は、例えば筐体10に貼付される。尚、シール12が取付板14における浸水量推定装置2が取り付けられる位置から離れた位置に貼付されることとしてもよい。
表示装置13は、吸引センサ16の検出結果に基づく情報が表示される表示ディスプレイである。表示装置13は、筐体10における取付板14が設けられている天面65に設けられる。
取付板14は、第1及び第2の診断が行われる際に、浸水量推定装置2が取り付けられる金属板である。取付板14は、開閉器5を形成している材料を模した材料により形成されている。取付板14は、略矩形形状を呈している。取付板14は、筐体10における天面65に設けられる。つまり、取付板14は、筐体10における外面の一部として設けられている。取付板14の面積は、取付板14に対して浸水量推定装置2が取り付けられた際に、吸盤23が吸引孔145と対向し且つヒータ24及び温度センサ25が取付板14と対向するように、浸水量推定装置2の裏面202の面積よりも広く設定されている。つまり、取付板14は、浸水量推定装置2が取付板14に取り付けられたときにヒータ24から熱が付与されると共に温度センサ25によって取付板14の温度が検出されるように、ヒータ24及び温度センサ25と対向する形状を呈している。取付板14は、螺子141乃至144を用いて四隅を筐体10に固定されて、筐体10に取り付けられる。取付板14は、筐体10の内部を容易にメンテナンスできるように、筐体10に対して着脱自在に取り付けられる。取付板14には、吸引孔145、しるし146が設けられる。
吸引孔145は、浸水量推定装置2が取付板14に取り付けられたときに、吸盤23と対向する位置に設けられる貫通孔である。吸引孔145は、吸引力センサ16に通じている。
しるし146は、吸盤23と吸引孔145とが対向するように、取付板14に対して浸水量推定装置2の位置決めを行うためのしるしである。しるし146は、例えば浸水量推定装置2の筐体20の外形に沿う略コ字状の線として記されている。
吸引センサ16は、筐体10の内部に収用されている例えばバキュームセンサである。吸引センサ16は、上下方向(Z軸)における取付板14の浸水量推定装置2が取り付けられる面(+Z)とは反対側の面(−Z)の吸引孔145と対向する位置に設けられる。この構成により、吸引センサ16の検出精度を向上させることができる。又、この構成により、吸引孔145と吸引センサ16とを接続するための例えば管が不要となるので、診断装置1の部品点数を減少させることができる。吸引センサ16は、第1の診断において吸引孔145を介して浸水量推定装置2の吸引ポンプ232の吸引力を検出する。そして、吸引センサ16の検出結果に基づく情報は、表示装置13に表示される。尚、吸引センサ16による吸引力の検出は常時行われており、表示装置13に表示される情報は例えば数ミリ秒毎に更新される。
制御装置15は、診断装置1を統括制御する。例えば、スイッチ11の操作により診断装置1がオンされた場合、制御装置15は、吸引センサ16による検出を開始させ、吸引センサ16の検出結果に基づく情報を表示装置13に表示させる。
===第1及び第2の診断===
以下、図8を参照して、本実施形態における第1及び第2の診断について説明する。
=第1の診断=
第1の診断は、第1の故障についての診断である。第1の診断では、吸引力が所定の吸引力より弱いか強いかの判断が行われる。
所定の吸引力は、開閉器5に取り付けられている浸水量推定装置2が自重で外れない程度の吸着力が吸盤23で発生する吸引力の下限値を示している。例えば吸引ポンプ232の吸引力が所定の吸引力より強い場合、開閉器5に取り付けられている浸水量推定装置2が自重で外れないことになる。一方、例えば吸引ポンプ232の吸引力が所定の吸引力より弱い場合、開閉器5に取り付けられている浸水量推定装置2が自重で外れる可能性が発生することになる。尚、所定の吸引力を示す情報は、各種情報のうちの一の情報としてシール12に記されている。
第1の診断は、表示装置13に表示されている吸引センサ16による吸引力の検出結果と、シール12に記されている所定の吸引力との比較により行われる。例えば吸引力が所定の吸引力よりも強い場合、吸引ポンプ232は正常であると診断される。一方、例えば吸引力が所定の吸引力よりも弱い場合、吸引ポンプ232は異常であり故障の虞があると診断される。尚、これの診断は、浸水量推定装置2のユーザによって行われる。
=第2の診断=
第2の診断は、第2の故障についての診断である。第2の診断では、浸水量推定装置2の表示装置21に示されている所定時間における温度上昇値(「表示装置21の表示に基づく温度上昇値」とも称する)が所定の温度範囲内となっているか否かの判断が行われる。
所定の温度範囲は、実験等により予め定められている。所定の温度範囲は、ヒータ24及び温度センサ25が正常に動作している際に、所定時間だけヒータ24から取付板14に対して熱を付与し、この所定時間における温度センサ25の検出に基づく温度上昇値(「正常な温度上昇値」とも称する)に応じて定められる。例えば、所定の温度範囲は、正常な温度上昇値の110%程度を上限値とし、正常な温度上昇値の90%程度を下限値とした範囲であることとしてもよい。尚、所定の温度範囲を示す情報は、各種情報のうちの一の情報としてシール12に、所定の吸引力を示す情報と共に記されている。
第2の診断は、表示装置21の表示に基づく温度上昇値と、シール12に記されている所定の温度範囲との比較により行われる。例えば表示装置21の表示に基づく温度上昇値が所定の温度範囲内である場合、ヒータ24及び温度センサ25は正常であると診断される。一方、例えば表示装置21の表示に基づく温度上昇値が所定の温度範囲内でない場合、ヒータ24及び温度センサ25の少なくとも一方は異常であり、故障の虞があると診断される。尚、これの診断は、浸水量推定装置2のユーザによって行われる。
前述したように、診断装置1は、浸水量推定装置2が診断されるべく開閉器5の代わりに取り付けられる。浸水量推定装置2は、吸引ポンプ232の吸引力に基づいて開閉器5に吸着する吸盤23を有している。浸水量推定装置2は、吸盤23によって開閉器5に取り付けられた状態で開閉器5の浸水量を推定する。診断装置1は、取付板14、吸引力センサ16、表示装置13を有する。取付板14は、吸盤23と対向する位置に吸引孔145が設けられており、浸水量推定装置2が取り付けられる。吸引力センサ16は、取付板14に浸水量推定装置2が取り付けられた際に、吸引孔145を介して吸引力を検出する。表示装置13には、吸引力センサ16の検出結果に基づく情報が表示される。つまり、表示装置13は、吸引力センサ16の検出結果に基づく情報を報知する。よって、浸水量推定装置2を診断するための情報を報知することができる。従って、例えば第1の診断を行うことが可能となる。
又、取付板14は、開閉器5を形成している材料を模した材料により形成されている。従って、浸水量推定装置2が利用される環境に近づけることにより、第1の診断の診断精度を向上させることができる。
又、診断装置1は、吸引力センサ16を収容する筐体10を有する。取付板14は、筐体10の外面(例えば天面65)の一部として筐体10に設けられている。筐体10には、シール12が貼付されている。シール12には、所定の吸引力を示す情報が記されている。所定の吸引力を示す情報と表示装置13に表示されている情報とに基づいて、確実に第1の診断を行うことが可能となる。
又、取付板14は、筐体10の天面65に設けられている。浸水量推定装置2が取付板14に載置される。よって、例えば吸引ポンプ232の故障により吸引力が低下しているときに、診断装置1を用いて診断されている浸水量推定装置2が診断装置1から外れて落下するのを防止することができる。従って、例えば第1及び第2の診断を安全に行うことが可能な診断装置1を提供することができる。
又、取付板14には、しるし146が記されている。しるし146は、吸盤23と吸引孔145とが対向するように浸水量推定装置2を位置決めするために記されている。従って、取付板14に対する浸水量推定装置2の位置決めが容易となるために、使い勝手のよい診断装置1を提供することができる。
又、浸水量推定装置2は、ヒータ24、温度センサ25、表示装置21を有する。ヒータ24は、開閉器5に対して熱を例えば第1時間だけ付与する。温度センサ25は、開閉器5の浸水量を推定するべく、開閉器5の例えば第1時間における温度上昇値を検出する。表示装置21は、温度センサ25の検出結果に基づく情報を表示する。取付板14は、浸水量推定装置2が取り付けられたときにヒータ24から熱が付与されると共に温度センサ25によって温度が検出されるように、ヒータ24及び温度センサ25と対向する形状を呈している。筐体10には、シール12が貼付されている。シール12には、所定の温度範囲を示す情報が記されている。この所定の温度範囲を示す情報は、例えばヒータ24が開閉器5の代わりに取付板14に対して第1時間に対応する第2時間だけ熱を付与した際の、第2時間における取付板14の温度上昇値を含む所定の温度上昇範囲として予め設定されている情報を含んでいる。従って、第1の診断と共に第2の診断を行うことを可能とする診断装置1を提供することができる。
尚、本実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本実施形態では、表示装置13、取付板14及びシール12が天面65に設けられることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、表示装置13、取付板14及びシール12が側面61乃至64、底面66に設けられることとしてもよい。又、表示装置13、取付板14及びシール12が夫々、筐体10における異なる面に設けられることとしてもよい。
又、本実施形態では、吸引センサ16の検出結果に基づく情報が表示装置13に表示されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば診断装置1が、スピーカ装置を有していることとしてもよい。この場合、スピーカ装置が、吸引センサ16の検出結果に基づく情報を発報することとしてもよい。
又、本実施形態では、浸水量推定装置2が開閉器5の浸水量を推定することについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、柱上変圧器等の筐体を有する電力機器の浸水量を浸水量推定装置2が推定することとしてもよい。
又、本実施形態では、所定の吸引力を示す情報及び所定の温度範囲を示す情報がシール12に記されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、所定の吸引力を示す情報及び所定の温度範囲を示す情報が筐体10に記されることとしてもよいし、取付板14に記されることとしてもよい。
又、診断装置1に対して取付板14の温度を検出する温度センサが設けられており、この温度センサの検出結果に基づいて浸水量推定装置2のヒータ24及び温度センサ25が正常であるか異常であるかの診断が行われることとしてもよい。
1 診断装置
2 浸水量推定装置
5 開閉器
13 表示装置
14 取付板
16 吸引力センサ
145 吸引孔

Claims (7)

  1. 吸引装置の吸引力に基づいて電力機器に吸着する吸盤を有し、前記吸盤によって前記電力機器に取り付けられた状態で前記電力機器の浸水量を推定する浸水量推定装置が、診断されるべく前記電力機器の代わりに取り付けられる診断装置であって、
    前記吸盤と対向する位置に吸引孔が設けられており、前記浸水量推定装置が取り付けられる取付板と、
    前記取付板に前記浸水量推定装置が取り付けられた際に、前記吸引孔を介して前記吸引力を検出する第1検出装置と、
    前記第1検出装置の検出結果に基づく情報を報知する報知装置と、
    を備えたことを特徴とする診断装置。
  2. 前記取付板は、前記電力機器を形成している材料を模した材料により形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
  3. 前記報知装置は、前記第1検出装置の検出結果に基づく情報を表示する表示装置、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
  4. 前記第1検出装置を収容する筐体、を更に備え、
    前記取付板は、前記筐体の外面の一部として前記筐体に設けられており、
    前記筐体には、前記電力機器に対して前記電力機器を取り付けるための前記吸引力の下限値に基づく情報が記されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の診断装置。
  5. 前記第1検出装置を収容する筐体、を更に備え、
    前記取付板は、前記筐体の天面に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
  6. 前記取付板には、前記吸盤と前記吸引孔とが対向するように前記浸水量推定装置を位置決めするためのしるしが記されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
  7. 前記第1検出装置を収容する筐体、を更に備え、
    前記浸水量推定装置は、
    前記電力機器に対して熱を第1時間だけ付与するヒータと、
    前記電力機器の浸水量を推定するべく、前記電力機器の前記第1時間における温度上昇値を検出する第2検出装置と、
    前記第2検出装置の検出結果に基づく情報を表示する表示装置と、を更に有し、
    前記取付板は、前記浸水量推定装置が取り付けられたときに前記ヒータから熱が付与されると共に前記第2検出装置によって温度が検出されるように、前記ヒータ及び前記第2検出装置と対向する形状を呈しており、
    前記筐体には、前記ヒータが前記電力機器の代わりに前記取付板に対して前記第1時間に対応する第2時間だけ熱を付与した際の、前記第2時間における前記取付板の温度上昇値を含む所定の温度上昇範囲として予め設定されている情報が記されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
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