JP2015166226A - 携帯キー、情報端末および車載機 - Google Patents

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Hirotaka Takeuchi
広孝 竹内
宣昭 石原
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宣昭 石原
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Abstract

【課題】車両の運転者が煩雑な操作をしなくても、車両の運転を開始するための操作時に、運転者に対する音声メッセージを更新して出力できるようにする。【解決手段】携帯キー4は、スマートフォン1のユーザの操作に応じてスマートフォン1より、運転者に対する音声メッセージに、該音声メッセージを音声出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングを関連付けした音声メッセージ情報を受信すると、受信した音声メッセージ情報をフラッシュメモリ44aに記憶させ、この音声メッセージ情報に関連付けされた操作タイミングに従って、運転者に対する音声メッセージをスピーカ43より音声出力させる。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯キー、情報端末および車載機に関するものである。
従来、車両用オーディオ機器の記憶部に、乗員が任意にメッセージ情報を記憶させ、所定のメッセージ情報を、乗員の所定乗車操作(例えば、車両のドアを開状態にするための操作)に応じて報知するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−238832号公報
近年、高齢者の増加に伴い、特に、高齢者が引き起こす交通事故が増加している。このような交通事故をなくすべく、運転者の交通安全意識を高められるようなサービスの提供が重要となってきている。
そこで、例えば、乗員の所定乗車操作に応じて、運転者に注意を呼びかけるような音声メッセージを日替わりで出力するといったことが考えられる。なお、このような場合の音声メッセージは、コンピュータによる合成音声や自分の音声よりも、家族や親戚、恋人、友人といった親しい人の音声とするとより効果的である。
しかしながら、上記特許文献1に記載された装置は、車両に乗車して車両用オーディオ機器の記憶部にメッセージ情報を記憶させる構成となっており、親しい人のメッセージ情報を1つ1つ記憶部に記憶させようとすると多大な時間と手間がかかる。
また、メッセージ情報を更新しようとすると、その都度、煩雑な操作が必要となる。特に、高齢者には機器の操作が苦手な人が多く、このような機器の操作が苦手な人は煩雑な操作を行うのに非常に苦労するといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両の運転者が煩雑な操作をしなくても、車両の運転を開始するための操作時に、運転者に対する音声メッセージを更新して出力できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両の運転者に携帯され、車両に搭載された車載機(5)との間で車両のドアの施錠および解錠の制御のための通信を行う携帯キーであって、運転者に対する音声メッセージを録音するとともに、該音声メッセージに、該音声メッセージを音声出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングを関連付けした音声メッセージ情報を送信する機能を有する情報端末(1)と通信する通信手段(40)と、音声を出力するスピーカ(43)と、情報端末のユーザの操作に応じて情報端末より送信される音声メッセージ情報を通信手段を介して受信すると、該受信した音声メッセージ情報を記憶媒体(44a)に記憶させる音声メッセージ記憶手段と、記憶媒体に記憶された音声メッセージ情報に関連付けされた操作タイミングに従って、運転者に対する音声メッセージをスピーカより音声出力させる音声出力手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、情報端末のユーザの操作に応じて、運転者に対する音声メッセージに、該音声メッセージを音声出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングを関連付けした音声メッセージ情報を送信する機能を有する情報端末より、音声メッセージ情報を受信すると、受信した音声メッセージ情報をフラッシュメモリ44aに記憶させ、記憶媒体に記憶された音声メッセージ情報に関連付けされた操作タイミングに従って、運転者に対する音声メッセージがスピーカより音声出力されるので、車両の運転者が煩雑な操作をしなくても、車両運転を開始するための操作時に、運転者に対する音声メッセージを更新して出力することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る携帯キーの全体構成を示す図である。 スマートフォンのブロック構成を示す図である。 携帯キーのブロック構成を示す図である。 キーレス車載機のブロック構成を示す図である。 スマートフォンの携帯キーアプリのフローチャートである。 スマートフォンの音声出力条件設定画面の表示例である。 携帯キーの制御部の音声メッセージ受信処理のフローチャートである。 携帯キーの制御部の音声メッセージ出力処理のフローチャートである。 キーレス車載機の制御部の音声メッセージ受信処理のフローチャートである。 キーレス車載機の制御部の音声メッセージ出力処理のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る携帯キー、情報端末および情報端末の全体構成を図1に示す。携帯キー4は、車両の運転者に携帯され、車両に搭載されたキーレス車載機(車載機に相当する)5との間で車両のドアの施錠および解錠の制御のための通信を行う。
更に、本携帯キー4は、キーレス車載機5と近距離無線通信するとともに、情報端末としてのスマートフォン1とも近距離無線通信を介して接続することが可能となっている。
スマートフォン1は、情報センタ2や携帯通信会社3等に設置されたサーバ(図示せず)に通信接続して所望のアプリケーションをダウンロードすることが可能となっている。
また、本実施形態におけるスマートフォン1には、運転者に対する音声メッセージの録音、音声メッセージを出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングの設定等を行う携帯キーアプリがダウンロードされている。
本携帯キー4は、交通安全祈願のお守りとして運転者の身につけてもらうようになっており、スマートフォン1と連携した音声メッセージ再生機能を有している。
本実施形態では、高齢者が携帯キー4を所有しており、この高齢者の家族がスマートフォン1を所有しているものとする。高齢者の家族がスマートフォン1の携帯キーアプリを起動して、携帯キー4を所有している高齢者への音声メッセージを録音し、例えば、携帯キー4を所有する高齢者の自宅等で、この高齢者の家族がスマートフォン1から録音した音声メッセージを携帯キー4へ送信すると、録音した音声メッセージが携帯キー4のメモリに記憶される。
そして、この携帯キー4の所有者である高齢者は、この携帯キー4を所持して車両に乗り込み、例えば、車両のエンジン始動スイッチ70を操作すると、携帯キー4のメモリから音声メッセージが読み出され、この音声メッセージが携帯キー4のスピーカ45より出力され、運転者への注意の呼び掛けが行われる。
次に、スマートフォン1の構成について説明する。図2に、スマートフォン1のブロック構成を示す。スマートフォン1は、表示部10、操作部11、GPS受信機12、公衆無線通信部13、近距離無線通信部14、マイク15、スピーカ16および制御部17を備えている。
表示部10は、液晶等のディスプレイを有し、該ディスプレイに制御部17より入力される映像信号に応じた映像を表示させる。
操作部11は、表示部10のディスプレイの前面に重ねて設けられたタッチスイッチ、表示部10のディスプレイの周囲に設けられたメカニカルスイッチ等の各種スイッチを有し、ユーザのスイッチ操作に応じた信号を制御部17へ出力する。
GPS受信機12は、GPS衛星からの測位信号を受信し、該測位信号に基づいて現在位置を特定するための情報を制御部17へ出力する。
公衆無線通信部13は、音声通話やデータ通信を行うための公衆無線通信回線に通信接続するものである。
近距離無線通信部14は、NFC(Near Field Communication)通信規格に基づく近接場型の近距離無線通信を行うものである。このNFC通信規格に基づく近距離無線通信の通信エリアは1メートル程度以下の極短距離となっている。
マイク15は、ユーザの音声を集音し、ユーザの音声に応じた音声信号を制御部17へ出力する。スピーカ16は、制御部17より入力される音声信号に応じた音声を出力する。
制御部17は、CPU、RAM、ROM、フラッシュメモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUはROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
制御部17の処理としては、GPS受信機12より入力される現在位置を特定するための情報に基づいて現在位置を特定する現在位置特定処理、公衆無線通信部13を介して公衆無線通信回線に通信接続して音声通話、メールの送受信、ウェブの閲覧等を行う通信処理、公衆無線通信部13を介して情報センタ2や携帯通信会社3等に設置されたサーバ(図示せず)に通信接続して、各種プリケーションをダウンロードするダウンロード処理、ダウンロードしたアプリケーションに従った処理を行うアプリケーション処理等がある。
上述したように、本実施形態におけるスマートフォン1には、携帯キーアプリがダウンロードされている。スマートフォン1の携帯キーアプリを起動して任意の音声メッセージを録音すると、スマートフォン1のフラッシュメモリに音声メッセージが記憶される。なお、マイク15を用いて集音された音声メッセージをスマートフォン1のフラッシュメモリへ記憶させてもよく、例えば、遠方の親戚が所有するスマートフォンや携帯電話から音声メッセージを添付したメールを送信させ、このメールに添付した音声メッセージをスマートフォン1のフラッシュメモリに記憶させるようにしてもよい。
次に、携帯キー4の構成について説明する。図3に、携帯キー4のブロック構成を示す。携帯キー4は、近距離無線通信部40、電波送受信部41、スイッチ42、スピーカ43および制御部44を備えている。
近距離無線通信部40は、NFC通信規格に基づく近距離無線通信を行うものである。なお、本実施形態における携帯キー4は、近距離無線通信部40を介してスマートフォン1とキーレス車載機5の両方とNFC通信規格に基づく近距離無線通信を行うことが可能となっている。
電波送受信部41は、キーレス車載機5との間で、車両のドアの解錠、解錠および車両のエンジンの始動許可を行うための電波の送受信を行う。
スイッチ42は、車両のドアの解錠を指示するための解錠ボタン、車両のドアの施錠を指示するための施錠ボタン(いずれも図示せず)を有しており、ユーザの各ボタンの操作に応じた信号を制御部44へ出力する。
スピーカ43は、制御部44から入力される音声信号に応じた音声を出力するものである。
制御部44は、CPU、RAM、ROM、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。なお、制御部44は、書き換え可能な不揮発性記憶媒体であるフラッシュメモリ44aを有している。
制御部44は、スイッチ42より、施錠ボタンが操作されたことを示す信号が入力されると、電波送受信部41よりキーレス車載機5へ車両のドアの施錠を指示する電波を送信させ、解錠ボタンが操作されたことを示す信号が入力されると、電波送受信部41よりキーレス車載機5へ車両のドアの解錠を指示する電波を送信させる。また、制御部44は、電波送受信部41を介してキーレス車載機5との間で、車両のドアの施錠、解錠、エンジンの始動許可のための各種電波の送受信を行う。
次に、キーレス車載機5の構成について説明する。図4に、キーレス車載機5のブロック構成を示す。キーレス車載機5は、近距離無線通信部50、電波送受信部51、外部インタフェース52および制御部53を備えている。
近距離無線通信部50は、携帯キー4と近距離無線通信規格に基づく近距離通信を行うものである。本実施形態においては、携帯キー4と同じ、NFC通信規格に基づく近距離無線通信を行う。
電波送受信部51は、携帯キー4との間で、車両のドアの解錠、解錠および車両のエンジンの始動許可を行うための電波の送受信を行う。
外部インタフェース52には、始動スイッチ70、車速センサ71およびタッチセンサ72が接続されている。
始動スイッチ70は、ユーザ操作に応じて車両のエンジンの始動を指示する信号を出力するものであり、車速センサ71は、車両の車速に応じた車速信号を出力するものである。タッチセンサ72は、車両のドアのドアハンドル部分等に取り付けられ、ユーザがドアに手をかける動作を検出し、検出結果を出力する。
制御部53には、始動スイッチ70、車速センサ71およびタッチセンサ72から外部インタフェース52を介して各種信号が入力される。
また、制御部53には、車室内に取り付けられた車載スピーカ60とインストルメントパネル等に取り付けられたディスプレイ61が接続されている。車載スピーカ60は、制御部53より入力される音声信号に応じた音声を出力する。また、ディスプレイ61は、制御部53より入力される映像信号に応じた映像を表示する。
キーレス車載機5の制御部53は、携帯キー4との間で電波の送受信を行って、携帯キー4が正規のものであるか否かを判定し、携帯キー4が正規のものであると判定した場合に限って、車両のドアの解錠制御や施錠制御、車両のエンジンの始動許可を行う。
また、本実施形態における制御部53は、車両のドアを施錠制御すると、近距離無線通信部50を介して携帯キー4に車両のドアを施錠したことを通知し、車両のエンジンECU(図示せず)にエンジンの始動を許可すると、近距離無線通信部50を介して携帯キー4に車両のエンジンの始動を許可したことを通知し、車速センサより入力される車速信号に基づいて車両が走行を開始したことを判定すると、近距離無線通信部50を介して携帯キー4に車両が走行を開始したことを通知するようになっている。
次に、スマートフォン1の携帯キーアプリの処理について説明する。図5に、スマートフォン1の携帯キーアプリのフローチャートを示す。スマートフォン1の制御部17は、ユーザ操作に応じて携帯キーアプリを起動すると、図5に示す処理を周期的に実施する。
まず、録音するか否かを判定する(S100)。具体的には、表示部10に録音ボタンと停止ボタンを含む録音画面を表示させ、この録音画面に従ってユーザにより音声メッセージの録音の開始が指示されたか否かを判定する。
ここで、ユーザにより録音ボタンがタッチ操作されると、S100の判定はYESとなり、音声メッセージの録音を開始する(S102)。具体的には、音声メッセージの録音を開始し、マイク15より入力される音声信号を制御部17のフラッシュメモリに記憶させる。そして、ユーザにより停止ボタンが操作されると、録音を停止する。
次に、音声メッセージの音声出力条件を設定する(S104)。具体的には、ユーザによる音声出力条件設定画面への切り替え指示に応じて、表示部10の表示を音声出力条件設定画面に切り替え、この画面表示に従って音声メッセージの音声出力条件を受け付ける。図6に、音声出力条件設定画面の表示例を示す。
図に示すように、スマートフォン1のユーザは、音声出力条件設定画面に従って、音声メッセージ毎に、各音声メッセージを出力するスピーカと、音声メッセージを出力するタイミングを設定できるようになっている。なお、音声出力条件の設定完了時には、音声出力条件設定画面に含まれる「決定」ボタンをタッチ操作するようになっている。
例えば、メッセージ1について、音声メッセージを出力するスピーカとして携帯キーを設定し、タイミングをドアロック解除時、といったように設定することが可能である。
また、メッセージ2について、音声メッセージを出力するスピーカとして車載スピーカを設定し、タイミングを始動スイッチ操作時、といったように設定することが可能である。
ここで、音声メッセージの音声出力条件が入力された後、音声出力条件設定画面に含まれる「決定」ボタンがタッチ操作されると、入力された各音声出力条件を、制御部17のフラッシュメモリに記憶された各音声メッセージと関連付けする。なお、音声出力条件には、音声メッセージを出力するスピーカを示すスピーカ情報と音声メッセージを出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングを表すタイミング情報が含まれる。このようにして、制御部17のフラッシュメモリには、音声メッセージに、音声出力条件を関連付けした音声メッセージ情報が記憶される。
次に、録音し直すか否かを判定する(S106)。具体的には、表示部10の表示を、録音のやり直しを確認する画面に切り替え、録音し直すか否かを判定する。
ここで、ユーザ操作により録音のやり直しが指示されない場合には、S106の判定はNOとなり、本処理を終了する。なお、ユーザ操作により録音のやり直しが指示された場合には、S106の判定はYESとなり、S102へ戻って、再度、録音をやり直しを行う。
また、ユーザにより音声メッセージの録音の開始が指示されない場合、S100の判定はNOとなり、次に、音声メッセージを携帯キー4に送信するか否かを判定する(S108)。具体的には、ユーザによる送信確認画面への切り替え指示に応じて、表示部10の表示を送信確認画面に切り替え、この画面表示に従って、音声メッセージを携帯キー4に送信するか否かを判定する。なお、この送信確認画面には、例えば、「音声メッセージを送信する携帯キーをスマートフォンに接近させてください。」といったメッセージが表示される。
ここで、例えば、スマートフォン1のユーザの操作に応じて音声メッセージ情報の送信が許可されると、S108の判定はYESとなり、制御部17のフラッシュメモリから音声メッセージ情報を読み出して、この読み出した音声メッセージ情報を近距離無線通信部14を介して携帯キー4へ送信する。すなわち、録音した音声をメールに添付して送信するボイスメールのように、録音した音声メッセージを含む音声メッセージ情報を、近距離無線通信部14を介して直接携帯キー4へ送信し、本処理を終了する。
なお、スマートフォン1のユーザの操作に応じて音声メッセージ情報の送信指示が許可されない場合、S108の判定はNOとなり、音声メッセージ情報を送信することなく、本処理を終了する。
次に、携帯キー4の制御部44による音声メッセージ受信処理について説明する。図7に、携帯キー4の制御部44による音声メッセージ受信処理のフローチャートを示す。携帯キー4の制御部44は、周期的に図4に示す処理を実施する。
まず、音声メッセージ情報を受信したか否かを判定する(S200)。具体的には、スマートフォン1から近距離無線通信部40を介して音声メッセージ情報を受信したか否かを判定する。
ここで、スマートフォン1からの音声メッセージ情報が受信されない場合、S200の判定はNOとなり、S200の判定を繰り返し実施する。
また、スマートフォン1から近距離無線通信部40を介して音声メッセージ情報が受信されると、S200の判定はYESとなり、次に、受信した音声メッセージ情報をキーレス車載機5へ送信するか否かを判定する(S202)。具体的には、受信した音声メッセージ情報に含まれるスピーカ情報により音声メッセージの出力スピーカとして車載スピーカが示されている場合には、受信した音声メッセージ情報をキーレス車載機5へ送信し、受信した音声メッセージ情報に含まれるスピーカ情報により音声メッセージの出力スピーカとして携帯キーが示されている場合には、受信した音声メッセージ情報をキーレス車載機5へ送信しないと判定する。
ここで、受信した音声メッセージ情報に含まれるスピーカ情報により音声メッセージの出力スピーカが携帯キーとなっている場合、S202の判定はNOとなり、受信した音声メッセージ情報を制御部44のフラッシュメモリ44aに記憶させる(S204)。なお、新たに受信した音声メッセージ情報に含まれる音声メッセージを出力するタイミングが、フラッシュメモリ44aに既に記憶されているものと同じとなっている場合には、新たに受信した音声メッセージ情報で、フラッシュメモリ44aに既に記憶されている音声メッセージ情報を上書きして更新する。
次に、受信した音声メッセージ情報の制御部44のフラッシュメモリ44aへの記憶が正常終了したか否かを判定する(S206)。ここで、受信した音声メッセージ情報の制御部44のフラッシュメモリ44aへの記憶が正常終了した場合場合、S206の判定はYESとなり、本処理を終了する。
また、受信した音声メッセージ情報の制御部44のフラッシュメモリ44aへの記憶が正常終了していない場合には、S206の判定はNOとなり、S208へ戻る。そして、受信した音声メッセージ情報の制御部44のフラッシュメモリ44aへの記憶が正常終了すると、S206の判定はYESとなり、本処理を終了する。
また、受信した音声メッセージ情報に含まれるスピーカ情報により音声メッセージの出力スピーカとして車載スピーカが示されている場合には、S202の判定はYESとなり、次に、受信した音声メッセージ情報をキーレス車載機5へ送信する(S208)。具体的には、受信した音声メッセージ情報を近距離無線通信部40を介してキーレス車載機5へ送信し、本処理を終了する。
次に、携帯キー4の制御部44による音声メッセージ出力処理について説明する。図8に、携帯キー4の制御部44による音声メッセージ出力処理のフローチャートを示す。携帯キー4の制御部44は、図7に示した音声メッセージ受信処理と並行して、図8に示す処理を周期的に実施する。
まず、フラッシュメモリ44aから音声メッセージ情報を読み出す(S300)。具体的には、フラッシュメモリ44aに記憶されている全ての音声メッセージ情報を読み出すとともに、キーレス車載機5から車両運転を開始するための操作の実施を判定するための情報を取得する。車両運転を開始するための操作の実施を判定するための情報には、例えば、車両のドアの解錠を示す情報、車両のエンジンの始動を示す情報、車両が走行を開始したことを示す情報がある。
次に、音声メッセージ情報に含まれる音声メッセージの音声出力条件に従って、音声メッセージの音声出力条件を満たしているか否かを判定する(S302)。具体的には、車両運転を開始するための操作の実施を判定するための情報に基づいて、フラッシュメモリ44aから読み出した音声メッセージ情報に含まれる音声出力条件が満たされているか否かを判定する。
ここで、例えば、フラッシュメモリ44aから読み出した音声メッセージ情報に含まれる音声出力条件として、音声メッセージの出力スピーカが携帯キーとなっており、タイミングが車両のドアの解錠時となっており、車両運転を開始するための操作の実施を判定するための情報に基づいて車両のドアの解錠時となっていることが判定された場合、フラッシュメモリ44aから読み出した音声メッセージ情報に含まれる音声メッセージをスピーカ43から出力させる。
すなわち、音声メッセージに基づく音声信号をスピーカ43へ出力する。これにより、車両のドアの解錠時に、車両の運転者の家族の音声メッセージが携帯キー4のスピーカ43より出力される。
また、スマートフォン1から新たな音声メッセージ情報が送信され、フラッシュメモリ44aに記憶されている音声メッセージ情報が更新されると、携帯キー4のスピーカ43より出力される音声メッセージも更新される。
次に、キーレス車載機5の制御部53の音声メッセージ出力処理について説明する。図9に、キーレス車載機5の制御部53の音声メッセージ受信処理のフローチャートを示す。キーレス車載機5の制御部53は、周期的に図9に示す処理を実施する。
まず、音声メッセージ情報を受信したか否かを判定する(S400)。具体的には、携帯キー4から近距離無線通信部50を介して音声メッセージ情報を受信したか否かを判定する。
ここで、携帯キー4からの音声メッセージ情報が受信されない場合、S400の判定はNOとなり、S400の判定を繰り返し実施する。
そして、携帯キー4から近距離無線通信部50を介して音声メッセージ情報が受信されると、S400の判定はYESとなり、次に、受信した音声メッセージ情報をメモリ53aに記憶させる。
次に、受信した音声メッセージ情報のメモリ53aへの記憶が正常終了したか否かを判定する(S404)。ここで、受信した音声メッセージ情報のメモリ53aへの記憶が正常終了した場合場合、S404の判定はYESとなり、本処理を終了する。
また、受信した音声メッセージ情報のメモリ53aへの記憶が正常終了していない場合には、S404の判定はNOとなり、S402へ戻る。そして、受信した音声メッセージ情報のメモリ53aへの記憶が正常終了すると、S404の判定はYESとなり、本処理を終了する。
次に、キーレス車載機5の制御部53の音声メッセージ出力処理について説明する。図10に、キーレス車載機5の制御部53の音声メッセージ出力処理のフローチャートを示す。キーレス車載機5の制御部53は、図9に示した処理と並行して図10に示す処理を周期的に実施する。
まず、メモリ53aから音声メッセージ情報を読み出す(S500)。具体的には、メモリ53aに記憶されている全ての音声メッセージ情報を読み出す。
次に、音声メッセージ情報に含まれる音声メッセージの音声出力条件に従って、音声メッセージの音声出力条件を満たしているか否かを判定する(S502)。具体的には、メモリ53aから読み出した音声メッセージ情報に含まれる音声出力条件が満たされているか否かを判定する。
ここで、例えば、メモリ53aから読み出した音声メッセージ情報に含まれる音声出力条件から、音声メッセージの出力スピーカが車載スピーカとなっており、タイミングが車両のドアの解錠時となっており、車両のドアを解錠したことを判定した場合、メモリ53aから読み出した音声メッセージ情報に含まれる音声メッセージを車載スピーカ60から出力させる。
すなわち、音声メッセージに基づく音声信号を車載スピーカ60へ出力する。これにより、車両のドアの解錠時に、車両の運転者の家族の音声メッセージが車載スピーカ60より出力される。
また、例えば、メモリ53aに記憶されている音声メッセージ情報が日替わりで更新されれば、携帯キー4のスピーカ43より出力される音声メッセージも日替わりで更新される。
上記した構成によれば、携帯キー4は、スマートフォン1のユーザの操作に応じて、運転者に対する音声メッセージに、該音声メッセージを音声出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングを関連付けした音声メッセージ情報を送信する機能を有するスマートフォン1より、音声メッセージ情報を受信すると、受信した音声メッセージ情報をフラッシュメモリ44aに記憶させ、フラッシュメモリ44aに記憶された音声メッセージ情報に関連付けされた操作タイミングに従って、運転者に対する音声メッセージがスピーカ43より音声出力されるので、車両の運転者が煩雑な操作をしなくても、車両の運転者の所定乗車操作時に、運転者に対する音声メッセージを更新して出力することができる。
すなわち、車両の運転者が煩雑な操作をしなくても、車両運転を開始するための操作時に、家族などの愛する人の声で、運転への注意を呼び掛けることができる。また、車両の運転者がスマートフォン1を操作することができなくても、例えば、運転者の家族の誰かがスマートフォン1を用いて携帯キー4へ適宜音声メッセージを送信することで、運転者に対する音声メッセージを日替わりで更新することができる。このように、家族の暖かいメッセージを日替わりで更新することで、運転者は知らず知らずのうちに、安全運転への意識を高めることができる。
また、例えば、スマートフォン1から携帯キー4へ音声メッセージ情報を添付したメールにより送信する構成では、携帯キー4にメール送受信機能を備える必要があり構成が複雑となるが、スマートフォン1から携帯キー4へ近距離無線通信部14を介して音声メッセージ情報を送信するので、携帯キー4にメール送受信機能を備える必要がなく、簡素な構成で、スマートフォン1から携帯キー4からへ音声メッセージ情報を送信することができる。
また、音声メッセージ情報には、音声メッセージをキーレス車載機5に接続された車載スピーカから出力するか否かを示す情報が含まれており、携帯キー4は、スマートフォン1のユーザの操作に応じてスマートフォン1より送信される音声メッセージ情報を受信すると、該音声メッセージ情報に含まれる車載スピーカ60から出力するか否かを示す情報に基づいて音声メッセージを車載スピーカ60から出力するか否かを判定し、音声メッセージを車載スピーカ60から出力すると判定された場合、受信した音声メッセージ情報を、キーレス車載機5へ送信するようになっており、キーレス車載機5に接続された車載スピーカ60から音声メッセージを出力させることが可能であるので、携帯キー4のスピーカ43より音声メッセージを出力する場合と比較して、携帯キー4の消費電力を低減することが可能である。また、車載スピーカ60から音声メッセージを大きな音量で出力させることも可能である。
また、スマートフォン1は、運転者に対する音声メッセージを録音するとともに、該音声メッセージに、該音声メッセージを音声出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングを関連付けした音声メッセージ情報をフラッシュメモリに記憶させ、ユーザ操作に応じて、フラッシュメモリに記憶された音声メッセージ情報を携帯キー4へ送信するので、車両の運転者は煩雑な操作をしなくても、車両の運転者の所定乗車操作時に、運転者に対する音声メッセージを更新して出力することが可能である。
また、キーレス車載機5の制御部53は、携帯キー4から音声メッセージ情報を受信すると、該音声メッセージ情報を記憶媒体に記憶させ、音声メッセージ情報に関連付けされた車両運転を開始するための操作タイミングに従って、運転者に対する音声メッセージを車載スピーカより音声出力させるので、車両の運転者が煩雑な操作をしなくても、車両の運転者の所定乗車操作時に、運転者に対する音声メッセージを更新して出力することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。
例えば、上記実施形態では、NFC通信規格に基づく近距離無線通信を介して携帯キー4とスマートフォン1の間の通信を行うようにしたが、例えば、Bluetooth通信規格(Bluetoothは登録商標)、WiFi規格といったSVI(Smartphone Vehicle Integration)と呼ばれる近距離無線通信を介して携帯キー4とスマートフォン1の間の通信を行うようにしてもよい。また、近距離無線通信以外の通信を介して携帯キー4とスマートフォン1の間の通信を行うこともできる。
また、上記実施形態では、高齢者が携帯キー4を所有し、この高齢者の家族がスマートフォン1を所有しているものとして説明したが、携帯キー4とスマートフォン1の所有者は、同一人物であっても、互いに異なる人であってもよい。
また、上記実施形態では、音声メッセージを音声出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングとして、車両のドアロック解除時、車両のエンジン始動スイッチ70の操作時、走行開始時を例にあげたが、例えば、車両のドア開スイッチがオンからオフ、またはオフからオンに変化したとき、チャイルドロックが操作されたとき、乗員が着座するシートが調整されたとき、サイドミラーが閉じた状態から開いた状態に変化したとき、シフトレバーの位置がパーキング(P)からパーキング以外になったときとすることもできる。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、近距離無線通信部40が通信手段に相当し、制御部44のフラッシュメモリ44aが記憶媒体に相当し、S204が音声メッセージ記憶手段に相当し、S304が音声出力手段に相当し、S202が判定手段に相当し、S208が送信手段に相当し、S102、S104が記憶制御手段に相当し、S110が音声メッセージ情報送信手段に相当し、S500が記憶処理手段に相当し、S504が出力手段に相当する。
1 スマートフォン
2 情報センタ
3 携帯通信会社
4 携帯キー
5 キーレス車載機
14 近距離無線通信部
40 近距離無線通信部
50 近距離無線通信部

Claims (7)

  1. 車両の運転者に携帯され、前記車両に搭載された車載機(5)との間で前記車両のドアの施錠および解錠の制御のための通信を行う携帯キーであって、
    前記運転者に対する音声メッセージを録音するとともに、該音声メッセージに、該音声メッセージを音声出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングを関連付けした音声メッセージ情報を送信する機能を有する情報端末(1)と通信する通信手段(40)と、
    音声を出力するスピーカ(43)と、
    前記情報端末のユーザの操作に応じて前記情報端末より送信される前記音声メッセージ情報を前記通信手段を介して受信すると、該受信した音声メッセージ情報を記憶媒体(44a)に記憶させる音声メッセージ記憶手段と、
    前記記憶媒体に記憶された前記音声メッセージ情報に関連付けされた前記操作タイミングに従って、前記運転者に対する音声メッセージを前記スピーカより音声出力させる音声出力手段と、を備えたことを特徴とする携帯キー。
  2. 前記通信手段は、前記情報端末と近距離無線通信することを特徴とする請求項1に記載の携帯キー。
  3. 前記音声メッセージ情報には、前記音声メッセージを前記車載機に接続された車載スピーカから出力するか否かを示す情報が含まれており、
    前記情報端末のユーザの操作に応じて前記情報端末より送信される前記音声メッセージ情報を前記通信手段を介して受信すると、該音声メッセージ情報に含まれる前記車載スピーカから出力するか否かを示す情報に基づいて前記音声メッセージを前記車載スピーカから出力するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記音声メッセージを前記車載スピーカから出力すると判定された場合、前記通信手段を介して受信した音声メッセージ情報を、前記車載機へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯キー。
  4. 請求項1に記載された携帯キーと通信する情報端末であって、
    前記運転者に対する音声メッセージを録音するとともに、該音声メッセージに、該音声メッセージを音声出力する所定の車両運転を開始するための操作タイミングを関連付けした音声メッセージ情報を記憶媒体に記憶させる記憶制御手段と、
    ユーザ操作に応じて、前記記憶媒体に記憶された前記音声メッセージ情報を前記携帯キーへ送信する音声メッセージ情報送信手段を備えたことを特徴とする情報端末。
  5. 前記音声メッセージ情報送信手段は、近距離無線通信を介して前記音声メッセージ情報を前記携帯キーへ送信することを特徴とする請求項4に記載の情報端末。
  6. 前記音声メッセージ情報送信手段は、前記音声メッセージを前記車載機に接続された車載スピーカから出力するか否かを示す情報を含む前記音声メッセージ情報を前記携帯キーへ送信することを特徴とする請求項4または5に記載の情報端末。
  7. 請求項3に記載された携帯キーと通信を行う車載機であって、
    前記送信手段より送信された前記音声メッセージ情報を受信すると、該音声メッセージ情報を記憶媒体に記憶させる記憶処理手段と、
    前記音声メッセージ情報に関連付けされた前記車両運転を開始するための操作タイミングに従って、前記運転者に対する音声メッセージを前記車載スピーカより音声出力させる出力手段と、を備えたことを特徴とする車載機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020111431A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 東芝エレベータ株式会社 運転操作キー、乗客コンベア、及び運転操作キーの解析装置
JP2025048852A (ja) * 2023-09-20 2025-04-03 ソフトバンクグループ株式会社 システム

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