JP2015163479A - 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 - Google Patents
加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015163479A JP2015163479A JP2015085855A JP2015085855A JP2015163479A JP 2015163479 A JP2015163479 A JP 2015163479A JP 2015085855 A JP2015085855 A JP 2015085855A JP 2015085855 A JP2015085855 A JP 2015085855A JP 2015163479 A JP2015163479 A JP 2015163479A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- decorative sheet
- film
- acrylate
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
2. 下記の工程を順に有する加飾シートの製造方法。
工程(I)印刷フィルムの一方の面に、電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化させて表面保護層を形成する工程
工程(II)印刷フィルムの表面保護層を形成する面とは反対側の面に厚さが100〜700μmであるベースフィルムを積層し、ベースフィルムと印刷フィルムとを有する基材を形成する工程
3.上記1に記載の加飾シートを用いてなる加飾樹脂成形品。
本発明の加飾シートは、少なくともベースフィルムと印刷フィルムとを有する基材の該印刷フィルム上に、電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化したものからなる表面保護層を有する加飾シートであって、該印刷フィルムの25℃における曲げ弾性率がベースフィルムの25℃における曲げ弾性率よりも大きいことを特徴とするものである。
図1及び図2は本発明の加飾シート10の好ましい一態様の断面を示す模式図である。図1で示す例では、ベースフィルム11aと印刷フィルム11bとからなる基材11の印刷フィルム11b上に、表面保護層15が積層された加飾シートが示されている。また、図2に示す例では、ベースフィルム11aと印刷フィルム11bとからなる基材11の印刷フィルム11b上に、第一絵柄層12、プライマー層13、第二絵柄層14、及び表面保護層15が順次積層されており、第二絵柄層14の直上部及びその近傍に、低光沢領域を有する低艶模様層16を有している。ここで、表面保護層15は電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化して形成されるものである。
基材11は、少なくともベースフィルム11aと印刷フィルム11bとを有するものである。ベースフィルム及び印刷フィルムは、真空成形適性を考慮して選定され、代表的には熱可塑性樹脂からなる樹脂フィルムが好ましく使用される。該熱可塑性樹脂としては、一般的には、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂(以下「ABS樹脂」という)、アクリロニトリル/スチレン/アクリル酸エステル樹脂(「以下「ASA樹脂」という」、アクリル樹脂、ポリプロピレン,ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂などが好ましく使用される。
特に、ベースフィルム11aと印刷フィルム11bを形成する熱可塑性樹脂として例示した樹脂のうち、ABS樹脂及びASA樹脂は、ドライラミネーションによってラミネートする場合、接着剤の溶剤が樹脂フィルム内に残存しやすいため、ラミネートした際に残存する溶剤に起因した発泡が生じたり、真空成形時に発泡したりすることにより、外観不良となったり、十分な接着力が得られない場合がある。このような観点から、基材11にABS樹脂及びASA樹脂を用いる場合は、熱ラミネーションを採用することが好ましい。
ベースフィルム11aの曲げ弾性率が上記範囲内であると、ロール・トゥ・ロールで印刷フィルム11bと熱ラミネーションする際に、十分な張力をかけることができ、たるみが発生しにくくなるため、ベースフィルム11a の印刷フィルム11bに対する追従性が良好となる。よって、両フィルム間にエアがみ(空気の溜まり)やシワが発生することがなく、良好にラミネーションすることが可能となる。
また、印刷フィルム11bの曲げ弾性率が上記範囲内であると、ロール・トゥ・ロールで十分な張力をかけることができ、たるみが発生しにくくなるため、絵柄がずれることなく重ねて印刷することができる、すなわち絵柄見当が良好となる。さらに、ベースフィルム11a及び印刷フィルム11bの曲げ弾性率が上記範囲内であると、加飾シートは十分な剛性が得られ、真空成形時の形状安定性も良好なものとなる。
また、ベースフィルム11bの厚さは、印刷フィルム11aよりも薄いことが好ましい。このことにより、フィルムのたるみがなく、絵柄見当が良好となるので、良好な印刷作業性(生産性)が得られる。
ベースフィルム11a及び印刷フィルム11bの合計厚さ、すなわち基材11の厚さは、200〜1000μmが好ましく、200〜700μmがより好ましく、250〜500μmがさらに好ましい。基材11の厚さが上記範囲内であると、優れた表面物性、成形性及び意匠性も得られる。
上記酸化法としては、例えばコロナ放電処理、クロム酸化処理、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線処理法などが挙げられ、凹凸化法としては、例えばサンドブラスト法、溶剤処理法などが挙げられる。これらの表面処理は、基材の種類に応じて適宜選択されるが、一般にはコロナ放電処理法が効果及び操作性などの面から好ましく用いられる。
また該基材はプライマー層を形成するなどの処理を施してもよいし、色彩を整えるための塗装や、デザイン的な観点での模様があらかじめ形成されていてもよい。
第一絵柄層12は加飾樹脂成形品に装飾性を与えるものであり、所望により設けられる層であり、図2に示されるように、印刷フィルム11bと表面保護層との間、好ましくは印刷フィルム11b上に設けられる。第一絵柄層12は、種々の模様を、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写による印刷、インクジェット印刷などの通常の印刷方法により形成される。模様としては、木目模様、大理石模様(例えばトラバーチン大理石模様)などの岩石の表面を模した石目模様、布目や布状の模様を模した布地模様、タイル貼模様、煉瓦積模様などがあり、これらを複合した寄木、パッチワークなどの模様もある。これらの模様は通常の黄色、赤色、青色、及び黒色のプロセスカラーによる多色印刷によって形成される他、模様を構成する個々の色の版を用意して行う特色による多色印刷などによっても形成される。
着色剤としては、カーボンブラック(墨)、鉄黒、チタン白、アンチモン白、黄鉛、チタン黄、弁柄、カドミウム赤、群青、コバルトブルーなどの無機顔料、キナクリドンレッド、イソインドリノンイエロー、フタロシアニンブルーなどの有機顔料又は染料、アルミニウム、真鍮などの鱗片状箔片からなる金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛などの鱗片状箔片からなる真珠光沢(パール)顔料などが用いられる。
本発明の加飾シート10は、所望により、基材11と第一絵柄層12との間に隠蔽層(図示しない。)を設けてもよい。基材11表面の色の変化、ばらつきにより、加飾シート10の柄の色に影響を及ぼさないようにする目的で設けられる。隠蔽層はグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写による印刷、インクジェット印刷などの通常の印刷方法や、グラビアコート、グラビアリバースコート、グラビアオフセットコート、スピンナーコート、ロールコート、リバースロールコートなどの通常の塗布方法により形成される。
隠蔽層は、通常不透明色で形成することが多く、その厚さは1〜20μm程度の、いわゆるベタ印刷層が好適に用いられる。隠蔽層を形成するインキ組成物は、上記した第一絵柄層12に用いられるものから適宜選択して採用することができる。
本発明の加飾シート10は、表面保護層15の延伸部に微細な割れや白化を生じにくくするため、所望により、第一絵柄層12と表面保護層15との間にプライマー層13を設けることができる。プライマー層13は、図2に示されるように、所望により設けられる第一絵柄層12と第二絵柄層14との間に設けることが好ましい。
プライマー層13の厚さは0.1μm以上であることが好ましい。0.1μm以上であると、表面保護層の割れ、破断、白化等を防ぐ効果を有する。一方、プライマー層13の厚さが10μm以下であれば、プライマー層を塗布した際、塗膜の乾燥、硬化が安定であるので成形性が変動することが無く好ましい。この観点からプライマー層13の厚さは1〜10μmであることが好ましい。
(破断伸度測定の測定条件)
JIS K 7127:1999に準拠し、該プライマー層を構成するプライマー組成物を架橋硬化(50℃72時間加熱)して製膜した幅25mm×長さ(チャック間距離)50mm×厚さ40±10μmのサンプルを120℃のオーブン投入後、120秒放置した後、引張速度:50mm/minで破断伸度を測定する。
架橋後の表面保護層15との密着性、表面保護層15を積層後の相互作用の生じにくさ、物性、成形性の面から、ポリオールとしてアクリルポリオールあるいはポリエステルポリオールと、架橋剤(硬化剤)としてヘキサメチレンジイソシアネート、あるいは4,4−ジフェニルメタンジイソシアネートとから組み合わせることが好ましく、特にアクリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネートとの組み合わせが好ましい。
また、プライマー層13は、より艶差を生じさせて意匠性を向上させる観点から、無機粒子を含むことが好ましい。無機粒子としては、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、カオリンなどの無機粒子が好ましく挙げられる。
無機粒子の平均粒径は、意匠性向上の観点から、0.1〜5μmが好ましく、1〜5μmがより好ましく、2〜5μmがさらに好ましい。また、無機粒子の含有量は、樹脂100質量部に対して0.01〜5質量部が好ましく、0.1〜1質量部がより好ましい。
本発明の加飾シート10は射出樹脂との密着性を向上させるため、所望により、加飾シート10の裏面(表面保護層15とは反対側の面)接着剤層(図示しない。)を設けることができる。接着剤層には、射出樹脂に応じて、熱可塑性樹脂又は硬化性樹脂が用いられる。熱可塑性樹脂としては、アクリル樹脂、アクリル変性ポリオレフィン樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、熱可塑性ウレタン樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂などが挙げられ、これらは1種又は2種以上を混合して用いることができる。また、熱硬化性樹脂としては、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。
本発明の加飾シート10は、意匠性を向上させる観点から、熱可塑性樹脂をバインダー樹脂とする絵柄インキにより形成される第二絵柄層14を有することが好ましい。この第二絵柄層14は、該第二絵柄層14を形成するインキのバインダー樹脂である熱可塑性樹脂と、後述する表面保護層15を形成する電離放射線硬化性樹脂との相互作用により、該表面保護層15中であって、該第二絵柄層14の直上部及びその近傍に、低光沢領域を有する低艶模様層を形成する層である。第二絵柄層14は、基材11(印刷フィルム11a)の上、あるいは図1に示すようにプライマー層13の上などに、部分的に設けられる層であり、上記の低光沢領域を有する低艶模様層を形成することにより、模様の艶差を発生させて、凹凸感を発現するものである。
また、必要に応じて、低光沢領域の発現の程度、低艶領域とその周囲との艶差のコントラストを調整するため、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、又は塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体などを混合することができる。
また、第二絵柄層14は、より艶差を生じさせて意匠性を向上させる観点から、体質顔料無機粒子を含むことが好ましい。体質顔料としては、特に限定されず、シリカ、タルク、クレー、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等が上げられるが、吸油量、粒径、細孔容積等の材料設計の自由度が高く、意匠性、インキとしての塗布安定性に優れていることから、シリカが好ましく、特に微粉末のシリカが好ましい。
表面保護層15は、本発明の加飾シートに、優れた表面特性を付与するために設けられる必須の層である。また、上記した第二絵柄層14が設けられる場合には、該第二絵柄層14上に存在してこれと接触すると共に、該第二絵柄層14が形成された領域及び該第二絵柄層14が形成されていない領域とを含む全面にわたって被覆するように設けられる層であり、電離放射線硬化性樹脂としてポリカーボネート(メタ)アクリレート及び/又はアクリルシリコーン(メタ)アクリレートを含む電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化して得られる層である。表面保護層15は、上記した第二絵柄層14の存在により、低光沢領域を有する低艶模様層16を発現させることで、優れた意匠性をも付与しうる層となる。
電離放射線硬化性樹脂組成物とは、電離放射線硬化性樹脂を含有する組成物をいう。電離放射線硬化性樹脂とは、電離放射線を照射することにより、架橋、硬化する樹脂を指す。ここで、なお、ここで電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線のうち、分子を重合あるいは架橋しうるエネルギー量子を有するものを意味し、通常紫外線(UV)又は電子線(EB)が用いられるが、その他、X線、γ線などの電磁波、α線、イオン線などの荷電粒子線も含むものである。
本発明においては、電離放射線硬化性樹脂として、ポリカーボネート(メタ)アクリレート及び/又はアクリルシリコーン(メタ)アクリレートが用いられる。本発明において、「(メタ)アクリレート」とは「アクリレート又はメタクリレート」を意味し、他の類似するものも同様の意である。
本発明に用いられるポリカーボネート(メタ)アクリレートは、ポリマー主鎖にカーボネート結合を有し、かつ末端あるいは側鎖に(メタ)アクリレートを有するものであれば特に限定されない。また、この(メタ)アクリレートは、架橋、硬化する観点から、2官能以上有することが好ましい。
原料として用いられるジオール化合物(A)は、一般式HO−R1−OHで表される。ここで、R1は、炭素数2〜20の2価炭化水素基であって、基中にエーテル結合を含んでいても良い。例えば、直鎖、又は分岐状のアルキレン基、シクロヘキシレン基、フェニレン基である。
以上説明したポリカーボネートポリオールの製造方法は、例えば、特開昭64−1726号公報に記載されている。また、このポリカーボネートポリオールは、特開平3−181517号公報に記載されているように、ポリカーボネートジオールと3価以上の多価アルコールとのエステル交換反応によっても製造することができる。
本発明に用いられるアクリルシリコーン(メタ)アクリレートは、特に限定されず、1分子中に、アクリル樹脂の構造の一部がシロキサン結合(Si−O)に置換しており、かつ官能基としてアクリル樹脂の側鎖及び/又は主鎖末端に(メタ)アクリロイルオキシ基(アクリロイルオキシ基又はメタアクリロイルオキシ基)を2個以上有しているものであればよい。このアクリルシリコーン(メタ)アクリレートの例としては、例えば、特開2007−070544号公報に開示されるような側鎖にシロキサン結合を有するアクリル樹脂の構造が好ましく挙げられる。
(メタ)アクリレートモノマーとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これら(メタ)アクリレートモノマーは1種を単独で又は2種を組み合わせて用いられる。
上述のアクリルシリコーン(メタ)アクリレートは、1種を単独で又は2種を組み合わせて用いられる。
本発明で用いられる電離放射線硬化性樹脂組成物は、多官能(メタ)アクリレートを含んでいてもよい。本発明において、多官能(メタ)アクリレートは、2官能以上の(メタ)アクリレートであれば特に制限はない。ただし、硬化性の観点から3官能以上の(メタ)アクリレートが好ましい。ここで、2官能とは、分子内にエチレン性不飽和結合である(メタ)アクリロイル基を2個有することをいう。
また、多官能(メタ)アクリレートは、オリゴマー及びモノマーのいずれでも良いが、三次元成形性向上の観点から多官能(メタ)アクリレートオリゴマーが好ましい。
さらに、多官能(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、他にポリブタジエンオリゴマーの側鎖に(メタ)アクリレート基をもつ疎水性の高いポリブタジエン(メタ)アクリレート系オリゴマー、主鎖にポリシロキサン結合をもつシリコーン(メタ)アクリレート系オリゴマー、小さな分子内に多くの反応性基をもつアミノプラスト樹脂を変性したアミノプラスト樹脂(メタ)アクリレート系オリゴマーなどが挙げられる。また、多官能(メタ)アクリレートと併用して、ノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、脂肪族ビニルエーテル、芳香族ビニルエーテルなどの分子中にカチオン重合性官能基を有するオリゴマーなどを用いてもよい。
これらのオリゴマーの重量平均分子量は、1,000〜20,000であることが好ましく、1,000〜10,000であることがより好ましい。
また、紫外線吸収剤や光安定剤として、分子内に(メタ)アクリロイル基などの重合性基を有する反応性の紫外線吸収剤や光安定剤を用いることもできる。また、本発明のポリマーの表面保護層としての性能(耐傷付き性と三次元成形性)を損なわない程度に共重合して使用することもできる。
表面保護層15の形成は上述の電離放射線硬化性樹脂組成物を含有する塗布液を調製し、これを塗布し、架橋硬化することで得ることができる。なお、塗布液の粘度は、後述の塗布方式により、基材の表面に未硬化樹脂層を形成し得る粘度であれば良く、特に制限はない。
本発明においては、調製された塗布液を、印刷フィルム11b、第二絵柄層14が形成された印刷フィルム11b、第一絵柄層12又はプライマー層13の上に、硬化後の厚さが1〜1000μmになるように、グラビアコート、バーコート、ロールコート、リバースロールコート、コンマコートなどの公知の方式、好ましくはグラビアコートにより塗布し、未硬化樹脂層を形成させる。
なお、電子線の照射においては、加速電圧が高いほど透過能力が増加するため、基材11として電子線により劣化する基材を使用する場合には、電子線の透過深さと樹脂層の厚みが実質的に等しくなるように、加速電圧を選定することにより、基材11への余分の電子線の照射を抑制することができ、過剰電子線による基材の劣化を最小限にとどめることができる。
また、照射線量は、樹脂層の架橋密度が飽和する量が好ましく、通常5〜300kGy(0.5〜30Mrad)、好ましくは10〜50kGy(1〜5Mrad)の範囲で選定される。
さらに、電子線源としては、特に制限はなく、例えばコックロフトワルトン型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、あるいは直線型、ダイナミトロン型、高周波型などの各種電子線加速器を用いることができる。
また、表面保護層15の硬化後の厚さをより好ましくは1〜50μm、さらに好ましくは1〜30μmとすることにより、三次元成形性が向上し、自動車内装用途などの複雑な3次元形状への高い追従性を得ることができる。従って、本発明の加飾シートにおいて、硬質な電離放射線硬化性樹脂を配合しても優れた三次元成形性を発現させることができ、三次元成形性を損なうことなく、塗膜を硬くすることができるため、加工や実用面で好ましい優れた耐傷付き性を持たせることができる。
本発明の加飾シートは、表面保護層15の厚さを従来のものより厚くしても、十分に高い三次元成形性が得られることから、特に表面保護層に高い膜厚を要求される部材、例えば車両外装部品などの加飾シートとしても有用である。
低光沢領域を有する低艶模様層16は、第二絵柄層14を形成するインキのバインダー樹脂である熱可塑性樹脂と、表面保護層15を形成する電離放射線硬化性樹脂との、一部溶出、分散、混合などの相互作用により形成するものであり、表面保護層15中の第二絵柄層14の直上部及びその近傍に形成される層である。本発明の加飾シートは、第二絵柄層14の直上部及びその近傍に形成される低艶模様層16の存在により、該低艶模様層16が存在しない部分との艶差が生じることにより、低艶模様層16が存在する部分が視覚的に凹部として認識され、凹凸感を発現するものである。
意匠表現の種類により、様々な光沢度の差を利用して意匠性が良好な加飾シートを製造するため、以下のように制限されるものではないが、第二絵柄層形成領域/表面保護層の光沢度(グロス値)が、20以下であると、より意匠性を増す点で好ましい。また第二絵柄層形成領域/表面保護層と、第二絵柄層非形成領域/表面保護層との光沢度の差が10以上であると、より意匠性が増すことができる点でさらに好ましい。
本発明の加飾シートの製造方法は、
工程(I)印刷フィルムの一方の面に、電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化させて表面保護層を形成する工程、及び工程(II)印刷フィルムの表面保護層を形成する面とは反対側の面にベースフィルムを積層し、ベースフィルムと印刷フィルムとを有する基材を形成する工程を有することを特徴とするものである。
本発明の加飾樹脂成形品は、本発明の加飾シートを用いて作製される。より具体的には、本発明の加飾樹脂成形品は、本発明の加飾シートを用いて、インサート成形法、射出成形同時加飾法、ブロー成形法、ガスインジェクション成形法などの各種射出成形法、好ましくはインサート成形法及び射出成形同時加飾法により作製される。
なお、射出成形同時加飾法では、射出樹脂による熱圧を加飾シートが受けるため、平板に近く、加飾シートの絞りが小さい場合には、加飾シートは予熱してもしなくてもよい。
なお、ここで用いる射出樹脂としてはインサート成形法で説明したものと同様のものを用いることができる。
(1)三次元成形性(真空成形)
各実施例及び比較例で得られた加飾シートについて以下に示す方法で真空成形を行い、成形後の外観にて評価した。評価基準は以下のとおりである。
◎;表面保護層に塗膜割れや白化が全く見られず、良好に型の形状に追従した。
○;三次元形状部又は最大延伸部の一部に微細な塗膜割れ又は白化が認められたが実用上問題なし。
△;三次元形状部又は最大延伸部の一部に軽微な塗膜割れ又は白化が発生した。
×;型の形状に追従できずに表面保護層に塗膜割れや白化が見られる、あるいは加飾シートの厚みが極端に薄くなり、三次元形状を保持できなかった。
<真空成形>
加飾シートを赤外線ヒーターで160℃に加熱し、軟化させる。次いで、真空成形用型を用いて真空成形を行い(最大延伸倍率:100%)、型の内部形状に成形する。シートを冷却後、型より加飾シートを離型する。
各実施例及び比較例で得られた加飾シートについて、#0000スチールウールを用いて荷重1.5kgfで5回往復後の試験片の外観を評価した。評価基準は以下のとおりである。
◎;傷付きがなかった。
○;表面に微細な傷が認められたが、塗膜の削れや白化はなかった。
△;表面に軽微な傷があった。
×;表面に著しい傷があった。
各実施例及び比較例で得られた加飾シートについて、テンシロン万能試験機(「RTC−1250A(型番)」,株式会社エー・アンド・デイ製)を用いて、加飾シート(幅:25.4mm×長さ:150mm)をチャック間距離80mm、試験速度100mm/minの条件で、ベースフィルム11bと印刷フィルム11aとを180°の角度で100mm強制的に剥離し、剥離強度を測定した。剥離強度の測定値について、下記の基準で評価した。
○;剥離強度が15N/25.4mm以上であった
△;剥離強度が10N/25.4mm以上15N/25.4mm未満であった
×;剥離強度が10N/25.4mm未満であった
各実施例及び比較例で得られた加飾シートについて、JIS K5600−5−4に準拠して、鉛筆引掻き塗膜硬さ試験機(「HA−301(型番)」,株式会社東洋精機製作所製)、及び鉛筆引掻き値試験用鉛筆(三菱鉛筆株式会社製)を用いて鉛筆硬度を測定した。
各硬度の鉛筆でインキ塗布層を引掻く試験を5回行い、3回以上傷跡が生じなかった鉛筆の硬度を、試験サンプルの鉛筆硬度とした。
印刷フィルムに第一絵柄層、プライマー層、第二絵柄層及び表面保護層の順に積層する工程をロール・トゥ・ロールで行い、下記の基準で評価した。
○;フィルムのたるみがなく、絵柄見当が良好であった
△:フィルムのたるみが若干あったが、絵柄見当は良好で印刷作業性(生産性)に問題はなかった
×;フィルムのたるみがあり、絵柄見当が合わず、また印刷作業性(生産性)が悪化した
東ソー(株)製高速GPC装置を用いた。用いたカラムは東ソー(株)製、商品名「TSKgel αM」であり、溶媒はN−メチル−2−ピロリジノン(NMP)を用い、カラム温度40℃、流速0.5cc/minで測定を行なった。なお、本発明における重量平均分子量はポリスチレン換算を行った。
印刷フィルムとしてABS樹脂フィルム(曲げ弾性率;2000MPa、厚さ;100μm,以下「ABS1」と称する。)を用い、該フィルムの表面に、アクリル系樹脂組成物を用いグラビア印刷により木目柄の第一絵柄層を形成した。次いで、第一絵柄層の表面にアクリルポリオール及びヘキサメチレンジイソシアネート(ヘキサメチレンジイソシアネートは、アクリルポリオールのOH当量と同量のNCO当量となるように配合した。)を含むプライマー組成物を用いてプライマー層をグラビアコートにより塗布した。プライマー層の厚さは3μmであった。
ポリエステルウレタン印刷インキ(数平均分子量;3,000、ガラス転移温度(Tg);−62.8℃)100質量部に、シリカ(平均粒径;4μm、吸油量;300ml/100g)をP/V比:1.0で配合して得られた絵柄インキを用い、グラビア印刷にて、上記第一絵柄層の木目柄の導管部と同調するように塗布し、厚さ1μmの第二絵柄層を得た。次いで、該第二絵柄層上に、下記組成の電離放射線硬化性樹脂組成物(以下、「EB1」と称する。)を硬化後の厚さが3μmとなるように塗布し、この未硬化樹脂層に加速電圧165kV、照射線量50kGy(5Mrad)の電子線を照射して、電離放射線硬化性樹脂組成物を硬化させて表面保護層を得た。得られた印刷フィルムの表面保護層などを設けていない側と、ベースフィルムとしてABS樹脂フィルム(曲げ弾性率;1000MPa、厚さ;300μm、以下「ABS2」と称する。)とを、熱ラミネート(フィルム予熱温度:150℃,スピード:5m/min,ラミネート用金属ロール温度:100℃)により貼り合わせ、加飾シートを得た。得られた加飾シートについて、上記方法により評価した。評価結果を第1表に示す。
ポリカーボネートアクリレート(重量平均分子量;10,000、2官能):80質量部
ウレタンアクリレートオリゴマー(重量平均分子量;6,000、6官能):20質量部
シリカ(平均粒径:5μm,表面をシランカップリングにより疎水化したシリカ):10質量部
オレフィンワックス(平均粒径:5μm,ポリプロピレンワックス):5質量部
第1表に示されるベースフィルム、印刷フィルム、電離放射線硬化性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様にして加飾シートを得た。得られた加飾シートについて、上記方法により評価した。
実施例1において、ベースフィルムを用いず、第1表に示される印刷フィルム、電離放射線硬化性樹脂組成物を用いて、実施例1と同様にして加飾シートを得た。得られた加飾シートについて、上記方法により評価した。
EB2:アクリルシリコーンアクリレート(重量平均分子量;10,000、硬化後の架橋点間分子量;200)を70質量部とウレタンアクリレートオリゴマー(重量平均分子量;5,000、6官能)を30質量部との混合物、
シリカ(平均粒径:5μm,表面をシランカップリングにより疎水化したシリカ):10質量部
オレフィンワックス(平均粒径:5μm,ポリプロピレンワックス):5質量部
ABS3:曲げ弾性率;2,500MPa、厚さ;100μm
ABS4:曲げ弾性率;2,000MPa、厚さ;300μm
ABS5:曲げ弾性率;1,000MPa、厚さ;100μm
ABS6:曲げ弾性率;2,000MPa、厚さ;400μm
また、熱ラミネーションによっても、ベースフィルムと印刷フィルムとの密着性は非常に優れていた。さらに、本発明の加飾シートは、ロール・トゥ・ロールによる連続印刷を行っても、たわむことなく、絵柄見当も合っており、極めて優れた印刷作業性(生産性)を示すことも確認された。
11.基材
11a.ベースフィルム
11b.印刷フィルム
12.第一絵柄層
13.プライマー層
14.第二絵柄層
15.表面保護層
16.低艶模様層
17.凸形状
Claims (13)
- 少なくともベースフィルムと印刷フィルムとを有する基材の該印刷フィルム上に、電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化したものからなる表面保護層を有する加飾シートであって、該印刷フィルムの25℃における曲げ弾性率がベースフィルムの25℃における曲げ弾性率よりも大きく、該ベースフィルムの厚さが100〜700μmであることを特徴とする加飾シート。
- さらに、第一絵柄層を印刷フィルムと表面保護層との間に有する請求項1に記載の加飾シート。
- ベースフィルムの25℃における曲げ弾性率が500〜4,000MPaであり、印刷フィルムの25℃における曲げ弾性率が1,000〜4,000MPaである請求項1又は2に記載の加飾シート。
- ベースフィルムの25℃における曲げ弾性率と印刷フィルムの25℃における曲げ弾性率との差が500〜2,000MPaである請求項1〜3のいずれかに記載の加飾シート。
- 電離放射線硬化性樹脂組成物が、電離放射線硬化性樹脂としてポリカーボネート(メタ)アクリレート及び/又はアクリルシリコーン(メタ)アクリレートを含む請求項1〜4のいずれかに記載の加飾シート。
- ポリカーボネート(メタ)アクリレートの重量平均分子量が、2,000を超えるものである請求項5に記載の加飾シート。
- アクリルシリコーン(メタ)アクリレートの重量平均分子量が、2,000〜10,0000である請求項5又は6に記載の加飾シート。
- アクリルシリコーン(メタ)アクリレートの架橋点間平均分子量が、100〜2,500である請求項5〜7のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記基材の厚さが200〜1000μmである請求項1〜8のいずれかに記載の加飾シート。
- 下記の工程を順に有する加飾シートの製造方法。
工程(I)印刷フィルムの一方の面に、電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化させて表面保護層を形成する工程
工程(II)印刷フィルムの表面保護層を形成する面とは反対側の面に厚さが100〜700μmであるベースフィルムを積層し、ベースフィルムと印刷フィルムとを有する基材を形成する工程 - 工程(I)が、印刷フィルムの一方の面に、第一絵柄層を設けた後に、電離放射線硬化性樹脂組成物を架橋硬化させて表面保護層を形成する工程である請求項10に記載の加飾シートの製造方法。
- 前記基材の厚さが200〜1000μmである請求項10又は11に記載の加飾シートの製造方法。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の加飾シートを用いてなる加飾樹脂成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015085855A JP6048530B2 (ja) | 2015-04-20 | 2015-04-20 | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015085855A JP6048530B2 (ja) | 2015-04-20 | 2015-04-20 | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011027491A Division JP5736817B2 (ja) | 2011-02-10 | 2011-02-10 | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015163479A true JP2015163479A (ja) | 2015-09-10 |
JP6048530B2 JP6048530B2 (ja) | 2016-12-21 |
Family
ID=54186628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015085855A Active JP6048530B2 (ja) | 2015-04-20 | 2015-04-20 | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6048530B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020059215A (ja) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | 凸版印刷株式会社 | 加飾シート |
US11660836B2 (en) | 2018-04-25 | 2023-05-30 | Toppan Printing Co., Ltd. | Decorative sheet |
EP4205970A1 (en) | 2018-04-25 | 2023-07-05 | Toppan Printing Co., Ltd. | Decorative sheet |
WO2023204293A1 (ja) * | 2022-04-21 | 2023-10-26 | サンアロマー株式会社 | ベース部と表層部とを備えるポリマー成形体 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001277447A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート |
JP2007290392A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 |
JP2009132145A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-06-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 |
JP2011079178A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Nichiban Co Ltd | 成形用加飾シート |
JP5736817B2 (ja) * | 2011-02-10 | 2015-06-17 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 |
-
2015
- 2015-04-20 JP JP2015085855A patent/JP6048530B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001277447A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート |
JP2007290392A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 |
JP2009132145A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-06-18 | Dainippon Printing Co Ltd | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 |
JP2011079178A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Nichiban Co Ltd | 成形用加飾シート |
JP5736817B2 (ja) * | 2011-02-10 | 2015-06-17 | 大日本印刷株式会社 | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11660836B2 (en) | 2018-04-25 | 2023-05-30 | Toppan Printing Co., Ltd. | Decorative sheet |
EP4205970A1 (en) | 2018-04-25 | 2023-07-05 | Toppan Printing Co., Ltd. | Decorative sheet |
US11890845B2 (en) | 2018-04-25 | 2024-02-06 | Toppan Printing Co., Ltd. | Decorative sheet |
JP2020059215A (ja) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | 凸版印刷株式会社 | 加飾シート |
JP7322375B2 (ja) | 2018-10-10 | 2023-08-08 | 凸版印刷株式会社 | 加飾シート、及び加飾シートの成形方法 |
WO2023204293A1 (ja) * | 2022-04-21 | 2023-10-26 | サンアロマー株式会社 | ベース部と表層部とを備えるポリマー成形体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6048530B2 (ja) | 2016-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6107031B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
JP5487685B2 (ja) | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 | |
WO2010001867A1 (ja) | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 | |
WO2012101820A1 (ja) | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 | |
JP5736817B2 (ja) | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 | |
JP5663927B2 (ja) | 加飾シート、それを用いてなる加飾樹脂成形品及びその製造方法 | |
JP5267018B2 (ja) | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 | |
JP2009132145A (ja) | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 | |
JP5267017B2 (ja) | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 | |
JP5673146B2 (ja) | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 | |
JP5585011B2 (ja) | 加飾シート、加飾樹脂成形品の製造方法及び加飾樹脂成形品 | |
JP6064495B2 (ja) | 加飾シート、及び加飾樹脂成型品 | |
JP6048530B2 (ja) | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 | |
JP5471719B2 (ja) | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾成形品 | |
JP5359753B2 (ja) | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾樹脂成形品 | |
JP6255846B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
JP5673099B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成型品 | |
JP5966304B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
JP6194571B2 (ja) | 加飾シート、及び加飾樹脂成形品 | |
JP2014069519A (ja) | 加飾シート、及び加飾樹脂成形品 | |
JP6383520B2 (ja) | 加飾シート、及び加飾樹脂成形品 | |
JP2017185830A (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
JP6221571B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成形品 | |
JP5850129B2 (ja) | 加飾シート及び加飾樹脂成型品 | |
JP6041012B2 (ja) | 加飾シート及びそれを用いてなる加飾成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160229 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160315 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160809 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161025 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6048530 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |