JP2015162702A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015162702A
JP2015162702A JP2014034940A JP2014034940A JP2015162702A JP 2015162702 A JP2015162702 A JP 2015162702A JP 2014034940 A JP2014034940 A JP 2014034940A JP 2014034940 A JP2014034940 A JP 2014034940A JP 2015162702 A JP2015162702 A JP 2015162702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover panel
panel
electronic device
reducing member
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014034940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6069237B2 (ja
Inventor
克己 荒尾
Katsumi ARAO
克己 荒尾
章人 岩井
Akito Iwai
章人 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2014034940A priority Critical patent/JP6069237B2/ja
Priority to US14/337,954 priority patent/US8977329B1/en
Priority to US14/616,577 priority patent/US9438296B2/en
Priority to PCT/JP2015/001003 priority patent/WO2015129274A1/en
Priority to EP15754808.2A priority patent/EP3111293A1/en
Publication of JP2015162702A publication Critical patent/JP2015162702A/ja
Priority to US15/253,698 priority patent/US9991925B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6069237B2 publication Critical patent/JP6069237B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • H04B1/3888Arrangements for carrying or protecting transceivers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1601Constructional details related to the housing of computer displays, e.g. of CRT monitors, of flat displays
    • G06F1/1605Multimedia displays, e.g. with integrated or attached speakers, cameras, microphones
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1626Constructional details or arrangements for portable computers with a single-body enclosure integrating a flat display, e.g. Personal Digital Assistants [PDAs]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1656Details related to functional adaptations of the enclosure, e.g. to provide protection against EMI, shock, water, or to host detachable peripherals like a mouse or removable expansions units like PCMCIA cards, or to provide access to internal components for maintenance or to removable storage supports like CDs or DVDs, or to mechanically mount accessories
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/026Details of the structure or mounting of specific components
    • H04M1/0266Details of the structure or mounting of specific components for a display module assembly
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/026Details of the structure or mounting of specific components
    • H04M1/0277Details of the structure or mounting of specific components for a printed circuit board assembly
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/18Telephone sets specially adapted for use in ships, mines, or other places exposed to adverse environment
    • H04M1/185Improving the rigidity of the casing or resistance to shocks

Abstract

【課題】電子機器の表面に設けられたパネルを割れにくくする電子機器を提供する。
【解決手段】カバーパネル2は、電子機器1の表面に設けられ、サファイアから成る。フレキシブルプリント配線板270は、カバーパネル2の内側主面21側において、湾曲して延在する。隙間低減部材280はフレキシブルプリント配線板170の湾曲部の少なくとも一部に、カバーパネル2側から接触する。
【選択図】図12

Description

本発明は、電子機器に関する。
特許文献1にも記載されているように、従来から電子機器に関して様々な技術が提案されている。
特開2013−131987号公報
特許文献1に記載されているように、電子機器の表面にはパネルが設けられることがある。このようなパネルは割れにくいことが望まれる。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、電子機器の表面に設けられたパネルを割れにくくすることを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる電子機器の一態様は、外側主面および内側主面を有し、前記外側主面を外側に向けて前記電子機器の表面に設けられた、サファイアから成るパネルと、前記パネルの前記内側主面側において、湾曲して延在するケーブルと、前記ケーブルの湾曲部の少なくとも一部に、前記パネル側から接触する隙間低減部材とを備える。
また、本発明にかかる電子機器の一態様は、前記隙間低減部材の前記ケーブルの前記湾曲部側の外形は、前記ケーブルの前記湾曲部に沿った形状を有する。
また、本発明にかかる電子機器の一態様は、前記ケーブルの前記湾曲部の少なくとも一部に、前記パネルと反対側から接触する第2隙間低減部材を更に備える。
また、本発明にかかる電子機器の一態様は、前記第2隙間低減部材の前記ケーブルの前記湾曲部側の外形は、前記ケーブルの前記湾曲部に沿った形状を有する。
また、本発明にかかる電子機器の一態様は、前記隙間低減部材は、電子部品の位置決め、保護、または、固定用のホルダーの一部である。
また、本発明にかかる電子機器の一態様は、前記ケーブルはフレキシブルプリント配線板であって、前記隙間低減部材の幅は、前記フレキシブルプリント配線板の幅以上である。
また、本発明にかかる電子機器の一態様は、電子機器であって、前記電子機器の表面に設けられた、サファイアから成るパネルと、前記パネルに対面して設けられる内部パネルと、前記内部パネルの端部に接続され、前記端部から湾曲しつつ折り返されて前記内部パネルの背面側に延在するケーブルと、前記内部パネルの端部と前記ケーブルの湾曲部とによって囲まれる空間に設けられ、前記ケーブルの前記湾曲部の少なくとも一部に接触する隙間低減部材とを備える。
本発明によれば、電子機器の表面に設けられたパネルが割れにくくなる。
電子機器の外観を示す斜視図である。 電子機器の外観を示す前面図である。 電子機器の外観を示す裏面図である。 電子機器の断面構造を示す図である。 カバーパネルをその内側主面側から見た際の平面図である。 電子機器の電気的構成を示す図である。 圧電振動素子の構造を示す上面図である。 圧電振動素子の構造を示す側面図である。 圧電振動素子が撓み振動する様子を示す図である。 圧電振動素子が撓み振動する様子を示す図である。 気導音及び伝導音を説明するための図である。 電子機器のフレキシブルプリント配線板の周辺の断面構造を示す図である。 電子機器のフレキシブルプリント配線板の周辺を示す斜視図である。 電子機器のフレキシブルプリント配線板の周辺の断面構造を示す図である。 電子機器のフレキシブルプリント配線板の周辺の断面構造を示す図である。 電子機器のフレキシブルプリント配線板の周辺の断面構造を示す図である。
<電子機器の外観>
図1〜3は、それぞれ、実施の形態に係る電子機器1の外観を示す斜視図、前面図及び裏面図である。図4は図2に示される電子機器1の矢視A−Aにおける断面構造の概略を示す図である。図5は、電子機器1が備えるカバーパネル2の裏面図である。図5に示されるカバーパネル2には、電子機器1が備える圧電振動素子190及び表示パネル120が取り付けられている。本実施の形態に係る電子機器1は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機である。
図1〜4に示されるように、電子機器1の形状は平面視で略長方形の板状となっている。電子機器1は、表示パネル120の表示面120a(図4参照)を覆う透明のカバーパネル2と、カバーパネル2を支持するケース3とを備えている。
カバーパネル2は、電子機器1の表面、具体的には電子機器1の前面に設けられている。カバーパネル2は、電子機器1の前面部分における、周端部(周縁部)以外の部分を構成している。
カバーパネル2は、例えば板状であって、平面視において略長方形を成している。カバーパネル2は、電子機器1の前面の一部を構成する第1主面20と、第1主面20とは反対側に位置し、表示パネル120の表示面120aと対向する第2主面21とを有している。以後、第1主面20を「外側主面20」と呼び、第2主面21を「内側主面21」と呼ぶことがある。なおカバーパネル2は平面形状を有する平面パネルであってもよいし、湾曲形状を有する曲面パネルであってもよい。
カバーパネル2は、例えばサファイアから成る。ここで、サファイアとは、アルミナ(Al)を主成分とする単結晶のことをいい、本明細書では、Al純度が約90%以上の単結晶のことをいう。傷がよりつき難くなるという点で、Al純度は99%以上であることが好ましい。カバーパネル2の材料としては他に、例えば、ダイヤモンド、ジルコニア、チタニア、水晶、タンタル酸リチウム、酸化窒化アルミニウムなどが挙げられる。これらも、傷がよりつき難くなるという点で、純度が約90%以上の単結晶が好ましい。
カバーパネル2には、表示パネル120の表示が透過する透明の表示部分(表示窓とも呼ばれる)2aが設けられている。表示部分2aは例えば平面視で長方形を成している。表示パネル120から出力される可視光は表示部分2aを通って電子機器1の外部に取り出される。使用者は、電子機器1の外部から、表示部分2aを通じて、表示パネル120に表示される情報が視認可能となっている。
カバーパネル2における、表示部分2aを取り囲む周端部(周縁部)2bの大部分は、例えばフィルム等が貼られることによって黒色となっている。これにより、周端部2bの大部分は、表示パネル120の表示が透過しない非表示部分となっている。
ケース3は、1つの主面が部分的に開口した略直方体を成している。ケース3は、電子機器1の前面部分の周端部、側面部分及び裏面部分を構成している。ケース3は、例えば樹脂及び金属の少なくとも一方で形成されている。ケース3を形成する樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂あるいはナイロン系樹脂が採用される。ケース3を形成する金属としては、例えばアルミニウムが採用される。ケース3は、1つの部材のみで構成されても良いし、複数の部材が組み合わされて構成されても良い。
図4に示されるように、カバーパネル2の内側主面21にはタッチパネル130が貼り付けられている。そして、表示部である表示パネル120は、タッチパネル130における、内側主面21側の主面とは反対側の主面に貼り付けられている。つまり、表示パネル120は、タッチパネル130を介してカバーパネル2の内側主面21に取り付けられている。カバーパネル2では、表示パネル120と対向している部分が表示部分2aとなる。使用者は、カバーパネル2の表示部分2aを指等で操作することによって、電子機器1に対して各種指示を与えることができる。
ケース3の内部には、後述するCPU101及びDSP102などの各種部品が搭載されるプリント基板260が設けられている。プリント基板260は、表示パネル120における、電子機器1の裏面10側の主面と対向するように配置されている。
ケース3の内部には、操作ボタン201を有する後述の操作部200が設けられている。操作ボタン201の表面は、カバーパネル2の外側主面20の下側端部から露出している。カバーパネル2の下側端部には、当該カバーパネル2をその厚み方向で貫通する穴(貫通穴)22が設けられている。穴22は、カバーパネル2の下側端部における、左右方向の中央部に設けられている。操作ボタン201は穴22から露出している。本実施の形態では、操作部200に対して、1つの操作ボタン201が設けられているが、カバーパネル2から露出する複数の操作ボタン201が設けられても良い。また、操作ボタン201を設けなくても良い。この場合には、カバーパネル2に穴22を設ける必要はなく、カバーパネル2に穴が全く形成されない。
ケース3の内部には、後述する、近接センサ140、前面側撮像部160、裏面側撮像部170及び圧電振動素子190が設けられている。図4に示されるように、圧電振動素子190は、カバーパネル2の内側主面21に対して貼付部材250によって貼り付けられている。貼付部材250として、例えば、両面テープあるいは接着剤が採用される。
カバーパネル2の上側端部には、ケース3内の近接センサ140が電子機器1の外部から視認できるための近接センサ用透明部40が設けられている。また、カバーパネル2の上側端部には、ケース3内の前面側撮像部160が有する撮像レンズが電子機器1の外部から視認できるための前面レンズ用透明部50が設けられている。
電子機器1の裏面10には、ケース3内の裏面側撮像部170が有する撮像レンズが電子機器1の外部から視認できるための裏面レンズ用透明部60が設けられている。また、電子機器1の裏面10にはスピーカ穴70があけられている。
カバーパネル2はケース3に対して貼付部材(図4では図示せず)によって貼り付けられる。具体的には、カバーパネル2の内側主面21が貼付部材を介してケース3に貼り付けられる。これにより、カバーパネル2の内側主面21はケース3によって支持される。
図5ではカバーパネル2の内側主面21において貼付部材によってケース3に貼り付けされる領域が斜線で示されている。つまり、カバーパネル2の内側主面21においてケース3によって支持される領域が斜線で示されている。図5に示されるように、ケース3は、カバーパネル2の表示部分2aの全周囲を取り囲むように、カバーパネル2の内側主面21の周端部に貼り付けされる。つまり、ケース3は、カバーパネル2の表示部分2aの全周囲を取り囲むように、カバーパネル2の内側主面21の周端部を支持している。
カバーパネル2の内側主面21の上側端部においては、表示部分2aよりも上側の領域のうち、近接センサ用透明部40及び前面レンズ用透明部50よりも上側(外側)の部分がケース3に貼り付けされる。一方で、カバーパネル2の内側主面21の下側端部においては、表示部分2aよりも下側の領域の大部分がケース3に貼り付けられる。
図4を参照して、表示パネル120およびタッチパネル130はそれぞれフレキシブルプリント配線板(以下、フレキと呼ぶ)272を介して例えばプリント基板260に接続される。プリント基板260には、後述する制御部100が設けられており、制御部100は表示パネル120およびタッチパネル130を制御する機能を有する。なお図4の例示では、一つのフレキ272が示されているものの、表示パネル120をプリント基板260に接続するためのフレキと、タッチパネル130をプリント基板260に接続するためのフレキとが、別々に設けられてもよい。タッチパネル130は、表示部分2aにおけるユーザーの指等の操作子の位置を検出し、これを制御部100へと出力する。
図4の例示では、裏面側撮像部170が図示されており、この裏面側撮像部170はフレキ270を介して例えばプリント基板260に接続される。プリント基板260に設けられる後述の制御部100は裏面側撮像部170を制御する機能も有する。裏面側撮像部170は制御部100の制御を受けて撮像を行い、撮像した画像のデータを制御部100へと出力する。
図4の例示では、後述する電池210も図示されている。電池210は板状に形成されており、プリント基板260に対して電子機器1の裏面10側に設けられており、プリント基板260と対向する。図4の例示では、電池210は裏面側撮像部170よりも下方に配置されている。
また本実施の形態では図4に示すように、電子機器1の内部に隙間低減部材280が設けられている。この隙間低減部材280については後に詳述する。
<電子機器の電気的構成>
図6は電子機器1の電気的構成を主に示すブロック図である。図6に示されるように、電子機器1には、制御部100、無線通信部110、表示パネル120、タッチパネル130、近接センサ140及びマイク150が設けられている。さらに電子機器1には、前面側撮像部160、裏面側撮像部170、外部スピーカ180、圧電振動素子190、操作部200及び電池210が設けられている。電子機器1に設けられた、カバーパネル2以外のこれらの構成要素はケース3内に収められている。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、DSP(Digital Signal Processor)102及び記憶部103等を備えている。制御部100は、電子機器1の他の構成要素を制御することによって、電子機器1の動作を統括的に管理する。
記憶部103は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の、制御部100(CPU101及びDSP102)が読み取り可能な非一時的な記録媒体で構成されている。記憶部103には、電子機器1を制御するための、具体的には電子機器1が備える無線通信部110、表示パネル120等の各構成要素を制御するための制御プログラムであるメインプログラム及び複数のアプリケーションプログラム等が記憶されている。制御部100の各種機能は、CPU101及びDSP102が記憶部103内の各種プログラムを実行することによって実現される。
なお記憶部103は、ROM及びRAM以外の、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体を備えていても良い。記憶部103は、例えば、小型のハードディスクドライブ及びSSD(Solid State Drive)等を備えていても良い。
無線通信部110は、アンテナ111を有している。無線通信部110は、電子機器1とは別の携帯電話機からの信号、あるいはインターネットに接続されたウェブサーバ等の通信装置からの信号を基地局を介してアンテナ111で受信する。無線通信部110は、受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバートを行って制御部100に出力する。制御部100は、入力される受信信号に対して復調処理等を行って、当該受信信号に含まれる、音声や音楽などを示す音信号(音情報)などを取得する。
また無線通信部110は、制御部100で生成された、音信号等を含む送信信号に対して、アップコンバート及び増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ111から無線送信する。アンテナ111からの送信信号は、基地局を通じて、電子機器1とは別の携帯電話機あるいはインターネットに接続された通信装置で受信される。
表示パネル120は、例えば、液晶表示パネルあるいは有機ELパネルである。表示パネル120は、制御部100によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示する。表示パネル120に表示される情報は、カバーパネル2の表示部分2aを通じて、電子機器1の使用者に視認可能となる。
タッチパネル130は、例えば、投影型静電量容量方式のシート状のタッチパネルである。タッチパネル130は、カバーパネル2の表示部分2aに対する物体の接触を検出し、その検出結果に応じた検出信号を出力する。タッチパネル130は、カバーパネル2の内側主面21に貼り付けられている。制御部100は、タッチパネル130から出力される検出信号に基づいてカバーパネル2の表示部分2aに対して行われた操作の内容を特定し、それに応じた動作を行う。
近接センサ140は、例えば赤外線方式の近接センサである。近接センサ140は、当該近接センサ140に対して物体が所定距離以内に近接すると検出信号を出力する。この検出信号は制御部100に入力される。制御部100は、近接センサ140から検出信号を受け取ると、例えば、タッチパネル130での操作検出機能を停止する。
前面側撮像部160は、撮像レンズ及び撮像素子などで構成されている。前面側撮像部160は、制御部100による制御に基づいて、静止画像及び動画像を撮像する。前面側撮像部160の撮像レンズは、電子機器1の前面に設けられた前面レンズ用透明部50から視認可能となっている。したがって、前面側撮像部160は、電子機器1の前面側(カバーパネル2側)に存在する物体を撮像することが可能である。
裏面側撮像部170は、撮像レンズ及び撮像素子などで構成されている。裏面側撮像部170は、制御部100による制御に基づいて、静止画像及び動画像を撮像する。裏面側撮像部170の撮像レンズは、電子機器1の裏面10に設けられた裏面レンズ用透明部60から視認可能となっている。したがって、裏面側撮像部170は、電子機器1の裏面10側に存在する物体を撮像することが可能である。
マイク150は、電子機器1の外部から入力される音を電気的な音信号に変換して制御部100に出力する。電子機器1の外部からの音は、電子機器1の表面に設けられたマイク穴(図示せず)から電子機器1の内部に取り込まれてマイク150に入力される。
外部スピーカ180は、例えばダイナミックスピーカである。外部スピーカ180は、制御部100からの電気的な音信号を音に変換して出力する。外部スピーカ180から出力される音は、電子機器1の裏面10に設けられたスピーカ穴70から外部に出力される。スピーカ穴70から出力される音については、電子機器1から離れた場所でも聞こえるような音量となっている。
圧電振動素子190は、上述のように、電子機器1の前面に設けられたカバーパネル2の内側主面21に対して貼付部材250によって貼り付けられている。圧電振動素子190は、制御部100から与えられる駆動電圧によって振動させられる。制御部100は、音信号に基づいて駆動電圧を生成し、当該駆動電圧を圧電振動素子190に与える。圧電振動素子190が、制御部100によって音信号に基づいて振動させられることによって、カバーパネル2が音信号に基づいて振動する。その結果、カバーパネル2から使用者に受話音が伝達される。この受話音の音量は、使用者がカバーパネル2に耳を近づけた際に適切に聞こえる程度の音量となっている。
操作部200は、操作ボタン201と、スイッチ(不図示)とを備えており、操作ボタン201に対する操作を検出する。操作部200では、操作ボタン201が押下(操作)されると、スイッチがオン状態となる。操作部200は、スイッチがオン状態となると、操作ボタン201が操作されたことを示すオン信号を制御部100に出力する。一方で、操作部200は、操作ボタン201が操作されておらず、スイッチがオフ状態の場合には、操作ボタン201が操作されていないことを示すオフ信号を制御部100に出力する。制御部100は、操作部200から入力されるオン信号及びオフ信号に基づいて操作ボタン201に対する操作の有無を判定し、その判定結果に応じた動作を行う。
電池210は、電子機器1の電源を出力する。電池210から出力された電源は、電子機器1が備える制御部100及び無線通信部110などに含まれる各電子部品に対して供給される。
<圧電振動素子の詳細>
図7,8は、それぞれ、圧電振動素子190の構造を示す上面図及び側面図である。図7,8に示されるように、圧電振動素子190は一方向に長い形状を成している。具体的には、圧電振動素子190は、平面視で長方形の細長い板状を成している。圧電振動素子190は、例えばバイモルフ構造を有している。圧電振動素子190は、シム材190cを介して互いに貼り合わされた第1圧電セラミック板190a及び第2圧電セラミック板190bを備えている。
圧電振動素子190では、第1圧電セラミック板190aに対して正の電圧を印加し、第2圧電セラミック板190bに対して負の電圧を印加すると、第1圧電セラミック板190aは長手方向に沿って伸び、第2圧電セラミック板190bは長手方向に沿って縮むようになる。これにより、図9に示されるように、圧電振動素子190は、第1圧電セラミック板190aを外側にして山状に撓むようになる。
一方で、圧電振動素子190では、第1圧電セラミック板190aに対して負の電圧を印加し、第2圧電セラミック板190bに対して正の電圧を印加すると、第1圧電セラミック板190aは長手方向に沿って縮み、第2圧電セラミック板190bは長手方向に沿って伸びるようになる。これにより、図10に示されるように、圧電振動素子190は、第2圧電セラミック板190bを外側にして山状に撓むようになる。
圧電振動素子190は、図9の状態と図10の状態とを交互にとることによって、長手方向に沿って撓み振動を行う。制御部100は、第1圧電セラミック板190aと第2圧電セラミック板190bとの間に、正の電圧と負の電圧とが交互に現れる交流電圧を印加することによって、圧電振動素子190を長手方向に沿って撓み振動させる。
なお、図7〜10に示される圧電振動素子190では、シム材190cを間に挟んで貼り合わされた第1圧電セラミック板190a及び第2圧電セラミック板190bから成る構造が1つだけ設けられていたが、複数の当該構造を積層させても良い。
このような構造を有する圧電振動素子190は、図5に示されるように、カバーパネル2の内側主面21の周端部に配置される。具体的には、圧電振動素子190は、カバーパネル2の内側主面21の上側端部における、短手方向DR2の中央部に配置される。また、圧電振動素子190は、その長手方向が、カバーパネル2の短手方向DR2に沿うように配置される。これにより、圧電振動素子190は、カバーパネル2の短手方向DR2に沿って撓み振動を行う。そして、圧電振動素子190の長手方向の中心は、カバーパネル2の内側主面21の上側端部における短手方向DR2の中心と一致している。
ここで、上述の図9,10に示されるように、撓み振動を行う圧電振動素子190では、その長手方向の中心が最も変位量が大きくなる。したがって、圧電振動素子190の長手方向の中心が、カバーパネル2の内側主面21の上側端部における短手方向DR2の中心と一致することによって、圧電振動素子190における、撓み振動での変位量が最大となる箇所が、カバーパネル2の内側主面21の上側端部における短手方向DR2の中心に一致するようになる。
また、カバーパネル2の上側端部における、前面側ケース3及び表示パネル120が取り付けられない部分領域220は、カバーパネル2の短手方向DR2に沿って長くなっている。したがって、部分領域220は、その形状に起因して、長手方向DR1よりも短手方向DR2に沿って撓み易くなっている。圧電振動素子190は、その長手方向(撓み振動を行う方向)が、部分領域220の長手方向に沿うように当該部分領域220に配置されることから、当該部分領域220は振動し易くなる。よって、カバーパネル2から使用者に受話音を伝達し易くなる。
なお、図7〜10に示される圧電振動素子190では、シム材190cを間に挟んで貼り合わされた第1圧電セラミック板190a及び第2圧電セラミック板190bから成る構造が1つだけ設けられていたが、複数の当該構造を積層させても良い。積層構造としては、十分な振動をカバーパネル2に伝達できることから、28層以上が好ましく、44層以上がさらに好ましい。
また圧電振動素子190としては、圧電セラミックス材料の他に、ポリフッ化ビニリデン、ポリ乳酸などの有機圧電材料などから構成されてもよい。具体的には、例えば、ポリ乳酸フィルムを第1圧電板および第2圧電板として用い、それらが積層することで構成されている。なお、電極も例えばITO(Indium−Tin−Oxide、すなわちインジウム錫酸化物)など透明電極が用いられることも可能である。
<受話音の発生について>
本実施の形態に係る電子機器1では、圧電振動素子190がカバーパネル2を振動させることによって、当該カバーパネル2から気導音及び伝導音が使用者に伝達される。言い換えれば、圧電振動素子190自身の振動がカバーパネル2に伝わることにより、当該カバーパネル2から気導音及び伝導音が使用者に伝達される。
ここで、気導音とは、外耳道孔(いわゆる「耳の穴」)に入った音波(空気振動)が鼓膜を振動させることによって、人の脳で認識される音である。一方で、伝導音とは、耳介が振動させられ、その耳介の振動が鼓膜に伝わって当該鼓膜が振動することによって、人の脳で認識される音である。以下に、気導音及び伝導音について詳細に説明する。
図11は気導音及び伝導音を説明するための図である。図11には、電子機器1の使用者の耳の構造が示されている。図11においては、波線400は気道音が脳で認識される際の音信号(音情報)の伝導経路を示している。実線410は伝導音が脳で認識される際の音信号の伝導経路を示している。
カバーパネル2に取り付けられた圧電振動素子190が、受話音を示す電気的な音信号に基づいて振動させられると、カバーパネル2が振動して、当該カバーパネル2から音波が出力される。使用者が、電子機器1を手に持って、当該電子機器1のカバーパネル2を当該使用者の耳介300に近づけると、あるいは当該電子機器1のカバーパネル2を当該使用者の耳介300に当てると(接触させると)、当該カバーパネル2から出力される音波が外耳道孔310に入る。カバーパネル2からの音波は、外耳道孔310内を進み、鼓膜320を振動させる。鼓膜320の振動は耳小骨330に伝わり、耳小骨330が振動する。そして、耳小骨330の振動は蝸牛340に伝わって、蝸牛340において電気信号に変換される。この電気信号は、聴神経350を通って脳に伝達され、脳において受話音が認識される。このようにして、カバーパネル2から使用者に対して気導音が伝達される。
また、使用者が、電子機器1を手に持って、当該電子機器1のカバーパネル2を当該使用者の耳介300に当てると、耳介300が、圧電振動素子190によって振動させられているカバーパネル2によって振動させられる。耳介300の振動は鼓膜320に伝わり、鼓膜320が振動する。鼓膜320の振動は耳小骨330に伝わり、耳小骨330が振動する。そして、耳小骨330の振動は蝸牛340に伝わり、蝸牛340において電気信号に変換される。この電気信号は、聴神経350を通って脳に伝達され、脳において受話音が認識される。このようにして、カバーパネル2から使用者に対して伝導音が伝達される。図11では、耳介300内部の耳介軟骨300aも示されている。
なお、ここでの伝導音は、骨導音(「骨伝導音」とも呼ばれる)とは異なるものである。骨導音は、頭蓋骨を振動させて、頭蓋骨の振動が直接蝸牛などの内耳を刺激することによって、人の脳で認識される音である。図11においては、例えば下顎骨500を振動させた場合において、骨伝導音が脳で認識される際の音信号の伝達経路を複数の円弧420で示している。
このように、本実施の形態では、圧電振動素子190が前面のカバーパネル2を適切に振動させることによって、カバーパネル2から電子機器1の使用者に対して気導音及び伝導音を伝えることができる。使用者は、カバーパネル2に耳(耳介)を近づけることによって当該カバーパネル2からの気導音を聞くことができる。また使用者は、カバーパネル2に耳(耳介)を接触させることによって当該カバーパネル2からの気導音及び伝導音を聞くことができる。本実施の形態に係る圧電振動素子190では、使用者に対して適切に気導音及び伝導音を伝達できるように、その構造が工夫されている。使用者に対して気導音及び伝導音を伝えることができるように電子機器1を構成することによって様々メリットが発生する。
例えば、使用者は、カバーパネル2を耳に当てれば音が聞こえることから、電子機器1において耳を当てる位置をそれほど気にすることなく通話を行うことができる。
また、使用者は、周囲の騒音が大きい場合には、耳をカバーパネル2に強く押し当てることによって、伝導音の音量を大きくしつつ、周囲の騒音を聞こえにくくすることができる。よって、使用者は、周囲の騒音が大きい場合であっても、適切に通話を行うことができる。
また、使用者は、耳栓やイヤホンを耳に取り付けた状態であっても、カバーパネル2を耳(より詳細には耳介)に当てることによって、電子機器1からの受話音を認識することができる。また、使用者は、耳にヘッドホンを取り付けた状態であっても、当該ヘッドホンにカバーパネル2を当てることによって、電子機器1からの受話音を認識することができる。
なお、カバーパネル2のうち、圧電振動素子190が取り付けられている部分が比較的振動し易くなる。したがって、使用者は、カバーパネル2のうち圧電振動素子190が取り付けられている上側端部(特に上側端部の短手方向DR2の中央部)に対して、耳を近づけたり、耳を押し当てたりすると、カバーパネル2からの音が聞こえ易くなる。
また本実施の形態において、通話音声を伝えるために、圧電振動素子190は必須ではなく、これに替えて、通常のダイナミックレシーバが設けられてもよい。
<隙間低減部材>
図12は、電子機器1の内部構成の一部を拡大して模式的に示す断面図である。裏面側撮像部170は電子機器1の上方に設けられ(図4,5も参照)、プリント基板260は裏面側撮像部170の下方に設けられる。
フレキ270は、一端において裏面側撮像部170に電気的に接続され、当該一端から下方へと延在して他端においてプリント基板260に電気的に接続される。フレキ270は(例えばコネクタ)接続部262を介してプリント基板260に接続される。またフレキ270は裏面側撮像部170とプリント基板260との間において湾曲しつつ延在している。これにより、裏面側撮像部170とプリント基板260との間の距離が製造公差の範囲でばらついたとしても、当該バラツキを吸収することができる。つまり当該距離がばらついたとしても、フレキ270の湾曲の程度を調整することにより、フレキ270が裏面側撮像部170とプリント基板260とを適切に接続できるのである。フレキ270の他端をプリント基板260に接続する際には、当該他端をプリント基板260に直付けしても良いし、プリント基板260上のコネクタに接続しても良い。
フレキ270は、カバーパネル2の主面に対向(対面)する領域において(即ち、カバーパネル2の内側主面21側において)湾曲している。図12の例示では、フレキ270の湾曲部は、フレキ272、表示パネル120およびタッチパネル130を介して、カバーパネル2の主面(内側主面21)と対向している。
フレキ270はカバーパネル2に垂直な断面(図12)において湾曲する。図12の例示では、フレキ270は裏面10側に膨らんで湾曲する。言い換えれば、フレキ270とカバーパネル2との間の距離は、裏面側撮像部170からプリント基板260へと向かうにしたがって増大し、ある位置を境に低減へと転じ、当該位置からプリント基板260へと向かうにしたがって低減する。
隙間低減部材280はフレキ270に対してカバーパネル2側に設けられている。この隙間低減部材280はフレキ270の湾曲部の少なくとも一部に接触しており、フレキ270とカバーパネル2との間の隙間(図12の例示では、フレキ270,272の間の隙間)を埋める。隙間低減部材280の材質は固体であれば特に限定されないが、例えば絶縁性の樹脂等である。
隙間低減部材280は電子機器1に固定される。図12の例示では、隙間低減部材280はホルダー288の一部として設けられており、ホルダー288が電子機器1(例えばケース3)に固定される。ホルダー288については後に述べる。
この隙間低減部材280によって、次に説明するようにカバーパネル2の割れを抑制することができる。ここで、カバーパネル2(特に平面視においてフレキ270の湾曲部と同じ位置のカバーパネル2の部分)が裏面10側に押圧される場合について考慮する。ここではカバーパネル2は、平面視で隙間低減部材280(フレキ270の湾曲部)が設けられた位置において押圧される。このときカバーパネル2、タッチパネル130、表示パネル120およびフレキ272は、押圧された部分において、略一体的に裏面10側へと変位する。そして変位量が増大すると、フレキ272が隙間低減部材280と接触する。この接触により、カバーパネル2、タッチパネル130、表示パネル120およびフレキ272が隙間低減部材280によって支持されることになる。よって、これ以上の変位が隙間低減部材280によって抑制される。
したがって、隙間低減部材280が設けられていない構造に比して、これらの変位を抑制することができる。ひいては、当該変位に起因するカバーパネル2の割れを抑制することができるのである。したがって、カバーパネル2が、例えば、サファイア、ダイヤモンド、ジルコニア、チタニア、水晶、タンタル酸リチウム、酸化窒化アルミニウムなどの硬度が高いパネルであったとしても、カバーパネル2の応力による割れを抑制することが可能となる。
また図12の例示では、フレキ270は裏面10側に膨らんでいるものの、カバーパネル2側に膨らんでいても構わない。
<隙間低減部材280の形状>
図12の例示では、隙間低減部材280のフレキ270側の外形が、フレキ270の湾曲部に沿った形状(例えば略半円状の形状)を有している。これにより、隙間低減部材280の厚み(カバーパネル2に垂直な方向における厚み)を、より増大することができる。よって、隙間低減部材280が薄い構造に比して、隙間低減部材280の変位を低減することができる。つまり、隙間低減部材280がカバーパネル2を支持する力を向上することができ、ひいてはカバーパネル2の割れを更に抑制できる。
また図12の例示では、隙間低減部材280とカバーパネル2側で隣り合う部材(ここではフレキ272)の、隙間低減部材280側の外形が、略平面形状を有している。これに応じて、隙間低減部材280のカバーパネル2側の外形も略平面形状を有している。言い換えれば、隙間低減部材280のカバーパネル2側の外形は、当該部材(ここではフレキ272)の隙間低減部材280側の外形に沿う形状を有している。これによっても、隙間低減部材280の厚みを増大することができるので、カバーパネル2の割れを更に抑制することができる。
<隙間低減部材280の幅>
フレキ270の幅と隙間低減部材280の幅とについて説明する。なおここでいう幅とは、フレキ270の延在方向(フレキ270に形成される配線の延在方向、ここでは上下方向)に垂直な方向における幅である。
図13は、電子機器1の内部の概略を示す斜視図であり、裏面10側から見たときの構成を示す。図13では、裏面側撮像部170、フレキ270、隙間低減部材280、電池210およびホルダー288のみが示されており、他の部材については図示を省略している。例えば図13では、隙間低減部材280の紙面右斜め上側には空隙が形成されているように見えるものの、実際にはこの部分にも他の部材が設けられる。或いは、他の部材が設けられない場合には、この空間を埋めるべく、隙間低減部材280が紙面右斜め上側に延在していても良い。
フレキ270は例えば略帯状の形状を有しており、上述のように湾曲している。この湾曲部の少なくとも一部に接触する隙間低減部材280は、当該湾曲部を横切って延在している。言い換えれば、隙間低減部材280の幅はフレキ270の幅よりも広く、フレキ270の両側から外側にも延在している。
これによれば、フレキ270の湾曲部と対向する領域のうち、より広い範囲に隙間低減部材280が存在することなる。よって、フレキ270の湾曲部とカバーパネル2との間の隙間をより低減することができる。ひいては、カバーパネル2、タッチパネル130、表示パネル120およびフレキ272をより広い範囲で支持することができ、カバーパネル2の割れを更に抑制することができる。
なお、隙間低減部材280の幅はフレキ270の幅と同じであってもよい。言い換えれば、隙間低減部材280の両端(幅方向の両端)が平面視においてフレキ270の両端とそれぞれ同じ位置にあってもよい。
<ホルダー>
図12および図13の例示では、隙間低減部材280は、裏面側撮像部170を保持するホルダー288の一部である。ホルダー288は、例えば裏面側撮像部170の位置決め、保護あるいは固定のために設けられる。ホルダー288は、例えば裏面側撮像部170の周囲を囲っており、また裏面側撮像部170に対してカバーパネル2側から接触している。
このように、隙間低減部材280を他の部材の一部として形成することで、隙間低減部材280を単独で作製して、これを電子機器1の内部に固定する場合に比して、製造を簡易にできる。なぜなら、例えばホルダー288と隙間低減部材280とを別々で作製し、これらを別々に電子機器1の内部に固定すると、別々の固定機構を設ける必要があるところ、隙間低減部材280がホルダー288の一部として形成されていれば、ホルダー288の固定により、隙間低減部材280も固定できるからである。
<第2隙間低減部材>
図14は、電子機器1の他の一例の内部構成を拡大して概略的に示す断面図である。図14の電子機器1は図12の電子機器1に比べて隙間低減部材282を更に備えている。隙間低減部材282はフレキ270よりも電子機器1の裏面10側に設けられており、フレキ270の湾曲部の少なくとも一部に接触する。つまり隙間低減部材280,282の間にフレキ270が位置する。隙間低減部材282の材質は固体であれば特に限定されないが、例えば絶縁材料等の樹脂である。隙間低減部材282は適宜に電子機器1に固定される。例えば隙間低減部材282はケース3に固定される。
隙間低減部材282によって、次で説明するようにカバーパネル2の割れを更に抑制することができる。例えばカバーパネル2(特に平面視においてフレキ270の湾曲部と同じ位置のカバーパネル2の部分)がより強く押圧され、これに起因して隙間低減部材280も裏面10側に変位すると、隙間低減部材280はフレキ270を介して隙間低減部材282によって支持されることになる。よってこれ以上の変位が抑制される。したがって、隙間低減部材282が設けられていない構造に比べて、カバーパネル2の変位を更に抑制でき、ひいてはカバーパネル2の割れを更に抑制することができる。
なおカバーパネル2の変位を抑制するという観点では、隙間低減部材282のフレキ270側の外形は、フレキ270の湾曲に沿った形状を有していることが望ましい。また、隙間低減部材282の裏面10側の外形は、隙間低減部材282と裏面10側で隣り合う部材(ここでは例えばケース3のうち隙間低減部材282と対向する部分)の隙間低減部材282側の外形に沿う形状(ここでは平面形状)を有していることが望ましい。
またカバーパネル2の変位を抑制するという観点において、隙間低減部材282の幅はフレキ270の幅以上であることが望ましい。言い換えれば、隙間低減部材282の両端がフレキ270の両端とそれぞれ同じ位置か、或いは外側に位置することが望ましい。これにより、カバーパネル2の割れを更に抑制することができる。
またこの隙間低減部材282も他の部材(例えばホルダー)の一部として形成されてもよい。これにより、製造を簡易にできる。
なお図14の例示とは逆に、フレキ270がカバーパネル2側に膨らむように湾曲する場合には、図14に比して隙間低減部材280の厚みが薄くなる。この場合、隙間低減部材280による支持力は比較的小さくなる。よって隙間低減部材282が特に望まれる。つまり、隙間低減部材282はフレキ270がカバーパネル2側に湾曲する構造において特に望まれる。
なお上記の例では、フレキ270は裏面側撮像部170とプリント基板260とを接続していたが、その接続対象は裏面側撮像部170およびプリント基板260に限らない。フレキ270は、電子機器1に収納される任意の2つの部品(例えば電子部品)を接続し、かつ、カバーパネル2と対向する領域において湾曲して延在すればよい。そしてこのような構造において、フレキ270の湾曲部とカバーパネル2との間に隙間が生じるところ、この隙間を埋める隙間低減部材が、フレキ270の湾曲部の少なくとも一部にカバーパネル2側から接触するように、設けられればよい。
<第3隙間低減部材>
図15は、電子機器1の他の一例の内部構成を拡大して概略的に示す断面図である。図15の電子機器1は図14の電子機器1に比べて隙間低減部材284を更に備えている。
図14の例示では、フレキ272は表示パネル120またはタッチパネル130(以下、これらを総称して内部パネルと呼ぶ)とプリント基板260とを接続する。フレキ272は内部パネルの端(例えば上側の端)から湾曲しながら折り返って、内部パネルの背面側を延在している。よってフレキ272の湾曲部と内部パネルの端部との間には空間が形成される。なおこのフレキ272の湾曲部はカバーパネル2の主面と対向する領域内に位置している。
隙間低減部材284はフレキ272の湾曲部とパネルの端部とによって囲まれる空間に設けられ、フレキ272の湾曲部の少なくとも一部に接触する。隙間低減部材284の材質は固体であれば特に限定されないが、例えば絶縁材料等の樹脂である。隙間低減部材284は電子機器1(例えばカバーパネル2および内部パネル以外の構成、例えばプリント基板260またはケース3など)に固定される。
この隙間低減部材284によって、次に説明するようにカバーパネル2の割れを抑制することができる。ここで、カバーパネル2が裏面10側に押圧される場合について考慮する。ここでは、カバーパネル2は平面視で隙間低減部材284が設けられた位置において押圧される。このときカバーパネル2は、押圧された部分において裏面10側へと変位する。そして、このカバーパネル2がフレキ272の一部を介して隙間低減部材284と接触することにより、カバーパネル2が隙間低減部材284によって支持される。よって、これ以上の変位が隙間低減部材284によって阻害される。したがって、隙間低減部材284が設けられていない構造に比して、カバーパネル2の変位を抑制することができる。ひいては、当該変位に起因するカバーパネル2の割れを抑制することができる。
また隙間低減部材284は、フレキ272の両側(フレキ272の延在方向に垂直な方向における両側)から外側にそれぞれ延在していることが望ましい。これにより、カバーパネル2の変位を更に抑制することができる。
またこの隙間低減部材284も他の部材(例えばホルダー)の一部として形成されてもよい。
<第4隙間低減部材>
図16の例示では、フレキ272の湾曲部のうちカバーパネル2側の部分に対して、カバーパネル2側から接触する隙間低減部材286が設けられている。隙間低減部材286は電子機器1(カバーパネル2以外の部材、例えばケース3など)に固定される。これによっても、カバーパネル2を支持することができるので、カバーパネル2の割れ(特に、平面視においてフレキ272の湾曲部と同じ位置のカバーパネル2の部分が、より強く押圧された場合に発生しうる割れ)を抑制できる。
隙間低減部材286の外形および幅については他の隙間低減部材と同様であるので繰り返しの説明を避ける。また、隙間低減部材286が他の部材の一部として形成されてもよい。
なお上記の例では、2つの部品(例えば電子部品)を接続する接続具としてフレキを採用した。しかしながら、必ずしもフレキを採用する必要はなく、単線、あるいは複数の芯線が束ねられたケーブルを採用してもよい。フレキシブル配線板はケーブルの一例でもある。
またケース3の裏面10側の部分(特に平面視でフレキ270の湾曲部と同じ位置にある部分)が、硬度の高い高硬度材質(例えばサファイア、ダイヤモンド、ジルコニア、チタニア、水晶、タンタル酸リチウム、酸化窒化アルミニウムなど)を含んで形成されていてもよい。この場合、フレキ270の湾曲部に対して裏面10側から接触し、電子機器1内に固定される隙間低減部材282(図14参照)が設けられていれば良い。これにより、ケース3の裏面10側の部分の割れを抑制することができる。この場合、隙間低減部材280は必ずしも必要ではないものの、隙間低減部材280が設けられていれば、より割れを抑制することができる。
また上記の例では、本願発明を携帯電話機に適用する場合を例にあげて説明したが、本願発明は、スマートフォン等の携帯電話機以外の電子機器、例えばタブレット端末、腕などに装着するウェアラブルタイプの電子機器等にも適用することができる。
以上のように、電子機器1は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 電子機器
2 カバーパネル
8,80 パネル
20 第1主面
21 第2主面
270,272 フレキシブルプリント配線板
280,282,284,286 隙間低減部材

Claims (7)

  1. 電子機器であって、
    外側主面および内側主面を有し、前記外側主面を外側に向けて前記電子機器の表面に設けられた、サファイアから成るパネルと、
    前記パネルの前記内側主面側において、湾曲して延在するケーブルと、
    前記ケーブルの湾曲部の少なくとも一部に、前記パネル側から接触する隙間低減部材と
    を備える、電子機器。
  2. 前記隙間低減部材の前記ケーブルの前記湾曲部側の外形は、前記ケーブルの前記湾曲部に沿った形状を有する、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ケーブルの前記湾曲部の少なくとも一部に、前記パネルと反対側から接触する第2隙間低減部材を更に備える、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第2隙間低減部材の前記ケーブルの前記湾曲部側の外形は、前記ケーブルの前記湾曲部に沿った形状を有する、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記隙間低減部材は、電子部品の位置決め、保護、または、固定用のホルダーの一部である、請求項1から4のいずれか一つに記載の電子機器。
  6. 前記ケーブルはフレキシブルプリント配線板であって、
    前記隙間低減部材の幅は、前記フレキシブルプリント配線板の幅以上である、請求項1から5のいずれか一つに記載の電子機器。
  7. 電子機器であって、
    前記電子機器の表面に設けられた、サファイアから成るパネルと、
    前記パネルに対向して設けられる内部パネルと、
    前記内部パネルの端部に接続され、前記端部から湾曲しつつ折り返されて前記内部パネルの背面側に延在するケーブルと、
    前記内部パネルの端部と前記ケーブルの湾曲部とによって囲まれる空間に設けられ、前記ケーブルの前記湾曲部の少なくとも一部に接触する隙間低減部材と
    を備える、電子機器。
JP2014034940A 2014-02-26 2014-02-26 電子機器 Expired - Fee Related JP6069237B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014034940A JP6069237B2 (ja) 2014-02-26 2014-02-26 電子機器
US14/337,954 US8977329B1 (en) 2014-02-26 2014-07-22 Electronic apparatus
US14/616,577 US9438296B2 (en) 2014-02-26 2015-02-06 Electronic apparatus
PCT/JP2015/001003 WO2015129274A1 (en) 2014-02-26 2015-02-26 Electronic apparatus
EP15754808.2A EP3111293A1 (en) 2014-02-26 2015-02-26 Electronic apparatus
US15/253,698 US9991925B2 (en) 2014-02-26 2016-08-31 Electronic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014034940A JP6069237B2 (ja) 2014-02-26 2014-02-26 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015162702A true JP2015162702A (ja) 2015-09-07
JP6069237B2 JP6069237B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=52597896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014034940A Expired - Fee Related JP6069237B2 (ja) 2014-02-26 2014-02-26 電子機器

Country Status (4)

Country Link
US (3) US8977329B1 (ja)
EP (1) EP3111293A1 (ja)
JP (1) JP6069237B2 (ja)
WO (1) WO2015129274A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170028164A (ko) * 2015-09-03 2017-03-13 엘지전자 주식회사 이동 단말기
WO2017139891A1 (en) * 2016-02-17 2017-08-24 Dalhousie University Piezoelectric inertial actuator
CN108156288B (zh) * 2018-01-02 2021-01-22 京东方科技集团股份有限公司 一种显示模组及其制备方法
CN108418924B (zh) * 2018-04-12 2020-01-24 Oppo广东移动通信有限公司 壳体组件以及电子装置
CN111064829B (zh) * 2019-10-29 2021-12-28 华为技术有限公司 一种显示装置及终端设备
CN114882794B (zh) * 2022-05-23 2023-09-26 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 显示模组

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231188U (ja) * 1988-08-23 1990-02-27
JPH02113283U (ja) * 1989-02-28 1990-09-11
JP2001148584A (ja) * 1999-09-08 2001-05-29 Fujitsu Denso Ltd 光ケーブル保持具および光ケーブル保持構造
JP2007004027A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Optrex Corp 画像表示装置
JP2010109680A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Kyocera Corp 携帯電子機器
US20100245709A1 (en) * 2009-03-30 2010-09-30 Fujitsu Limited Mobile terminal device
JP2012252610A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Sony Computer Entertainment Inc 携帯型電子機器、携帯型電子機器群、及び携帯型電子機器の製造方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02132823U (ja) 1989-04-12 1990-11-05
JPH05335435A (ja) 1992-05-29 1993-12-17 Kyocera Corp 半導体素子収納用パッケージ
JPH05333164A (ja) 1992-06-02 1993-12-17 Seiko Epson Corp 時計用複層カバーガラス
JP3207079B2 (ja) 1995-06-23 2001-09-10 京セラ株式会社 携帯通信機
US6317330B1 (en) * 2000-02-15 2001-11-13 Bitmicro Networks, Inc. Printed circuit board assembly
US7522943B2 (en) 2000-12-29 2009-04-21 Vertu Limited Casing
GB2377115B (en) 2000-12-29 2005-06-22 Nokia Mobile Phones Ltd A casing for a personal communication device, comprising precious metals, precious stones or ceramics
GB2374235B (en) 2000-12-29 2004-09-22 Nokia Mobile Phones Ltd A casing
WO2002054427A1 (en) 2000-12-29 2002-07-11 Vertu Ltd A casing
WO2002054721A1 (en) 2000-12-29 2002-07-11 Vertu Ltd A casing
JP2005173393A (ja) 2003-12-12 2005-06-30 Seiko Epson Corp 液晶表示装置および電子機器
JP4172459B2 (ja) * 2004-04-22 2008-10-29 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置及び電子機器
US7684205B2 (en) * 2006-02-22 2010-03-23 General Dynamics Advanced Information Systems, Inc. System and method of using a compliant lead interposer
JP5090710B2 (ja) 2006-10-30 2012-12-05 京セラ株式会社 携帯電子機器
US7677905B2 (en) * 2006-12-13 2010-03-16 Denso Corporation Electronic device and manufacturing method of the same
JP2010072272A (ja) 2008-09-18 2010-04-02 Epson Imaging Devices Corp 電気光学装置及び電子機器
WO2012165603A1 (ja) 2011-06-03 2012-12-06 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 携帯型電子機器、携帯型電子機器群、及び携帯型電子機器の製造方法
JP5926950B2 (ja) 2011-12-22 2016-05-25 京セラ株式会社 電子機器
US10052848B2 (en) 2012-03-06 2018-08-21 Apple Inc. Sapphire laminates
TW201345339A (zh) * 2012-04-17 2013-11-01 Tera Xtal Technology Corp 觸控面板
US9429997B2 (en) 2012-06-12 2016-08-30 Apple Inc. Electronic device with wrapped display
TWI554914B (zh) * 2012-06-27 2016-10-21 鴻海精密工業股份有限公司 觸控面板及觸摸式液晶顯示屏
US20140023430A1 (en) 2012-07-19 2014-01-23 Apple Inc. Attachment Techniques
US9221289B2 (en) 2012-07-27 2015-12-29 Apple Inc. Sapphire window

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0231188U (ja) * 1988-08-23 1990-02-27
JPH02113283U (ja) * 1989-02-28 1990-09-11
JP2001148584A (ja) * 1999-09-08 2001-05-29 Fujitsu Denso Ltd 光ケーブル保持具および光ケーブル保持構造
JP2007004027A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Optrex Corp 画像表示装置
JP2010109680A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Kyocera Corp 携帯電子機器
US20100245709A1 (en) * 2009-03-30 2010-09-30 Fujitsu Limited Mobile terminal device
JP2012252610A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Sony Computer Entertainment Inc 携帯型電子機器、携帯型電子機器群、及び携帯型電子機器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9438296B2 (en) 2016-09-06
US20170054468A1 (en) 2017-02-23
EP3111293A1 (en) 2017-01-04
US8977329B1 (en) 2015-03-10
US9991925B2 (en) 2018-06-05
US20150244409A1 (en) 2015-08-27
JP6069237B2 (ja) 2017-02-01
WO2015129274A1 (en) 2015-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6275566B2 (ja) 電子機器
JP5865433B2 (ja) 電子機器
JP6069237B2 (ja) 電子機器
JP5674895B1 (ja) 電子機器
JP6367098B2 (ja) 電子機器
JP5865408B2 (ja) 電子機器
JP5914426B2 (ja) 電子機器
JP5852635B2 (ja) 電子機器
US10175720B2 (en) Electronic apparatus
JP5707454B2 (ja) 電子機器
JP5981601B2 (ja) 電子機器
WO2016067888A1 (ja) 電子機器
JP6279314B2 (ja) 電子機器
JP5937641B2 (ja) 電子機器
JP6010680B2 (ja) 電子機器
JP5744296B1 (ja) 電子機器
JP6154041B2 (ja) 電子機器
JP5925874B2 (ja) 電子機器
JP6143838B2 (ja) 電子機器
JP2015088836A (ja) 電子機器
WO2015098944A1 (ja) 携帯端末およびサファイアパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6069237

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees