JP6367098B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関する。
従来から電子機器に関して様々な技術が提案されている。
特開2014−57264号公報
特許文献1に記載されているように、電子機器の表面に設けられたパネルが圧電振動素子によって振動させられることがある。このような電子機器では、圧電振動素子によってパネルを振動させやすいことが望まれる。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、圧電振動素子によってパネルを振動させやすくすることが可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器の一態様は、前記電子機器の表面に設けられパネルと、前記パネルの内側の面上に設けられ、長手方向において中央部から端部にかけて撓むように振動する圧電振動素子と、前記パネルと前記圧電振動素子との間に位置し、前記圧電振動素子を前記パネルに取り付ける第1取付部材と、前記パネルと前記圧電振動素子との間に位置し、前記圧電振動素子を前記パネルに取り付ける、前記第1取付部材よりも弾性率が小さい第2取付部材とを備え、前記圧電振動素子の前記長手方向での端部と前記パネルとの間には前記第1取付部材が存在し、前記圧電振動素子の前記長手方向での中央部と前記パネルとの間には前記第2取付部材が存在する。

また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記圧電振動素子の前記長手方向での両端部と前記パネルとの間には前記第取付部材が存在する。
また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記第1及び第2取付部材から成る取付部材は、前記圧電振動素子での前記パネル側の面の全領域に渡って設けられている。
また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記第取付部材は、前記圧電振動素子の前記長手方向での一方端から、当該一方端から前記長手方向での長さの三分の一離れた位置まで存在する第1部分と、前記圧電振動素子の前記長手方向での他方端から、当該他方端から前記長さの三分の一離れた位置まで存在する第2部分とを有し、前記第取付部材は、前記圧電振動素子の前記長手方向において前記第1部分前記第2部分との間に存在する。
また、本発明に係る電子機器の一態様では、前記パネルはサファイアから成る。
本発明の一態様によれば、圧電振動素子によってパネルを振動させやすくすることができる。
電子機器の外観を示す前面図である。 電子機器の外観を示す裏面図である。 電子機器の断面構造を示す図である。 カバーパネルを示す平面図である。 電子機器の電気的構成を示す図である。 圧電振動素子の構造を示す上面図である。 圧電振動素子の構造を示す側面図である。 圧電振動素子が撓み振動する様子を示す図である。 圧電振動素子が撓み振動する様子を示す図である。 気導音及び伝導音を説明するための図である。 圧電振動素子に取り付けられた取付部材を示す平面図である。 電子機器の一部の断面構造を拡大して示す図である。 圧電振動素子に取り付けられた取付部材の変形例を示す平面図である。 圧電振動素子に取り付けられた取付部材の変形例を示す平面図である。 圧電振動素子に取り付けられた取付部材の変形例を示す平面図である。 圧電振動素子に取り付けられた取付部材の変形例を示す平面図である。
<電子機器の外観>
図1及び図2は、それぞれ、実施の形態に係る電子機器1の外観を示す前面図及び裏面図である。図3は、図1に示される電子機器1の矢視A−Aにおける断面構造を示す図である。図4は、電子機器1が備えるカバーパネル2の裏面図である。図4に示されるカバーパネル2には、電子機器1が備える圧電振動素子190及び表示パネル120が取り付けられている。本実施の形態に係る電子機器1は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機である。
図1〜4に示されるように、電子機器1は、表示パネル120(図3)の表示面120aを覆う透明のカバーパネル2と、カバーパネル2を支持する前面側ケース3と、前面側ケース3に取り付けられる背面側ケース4とを備えている。カバーパネル2、前面側ケース3及び背面側ケース4のそれぞれは、電子機器1の外装の一部を成している。背面側ケース4は、前面側ケース3に取り付けられる、電池200を収納するケース本体40と、ケース本体40に対して電子機器1の裏面10側から取り付けられるカバー部材41とで構成されている。ケース本体40に収納された電池200はカバー部材41で覆われている。本実施の形態では、カバーパネル2、前面側ケース3及び背面側ケース4が、電子機器1の外装ケース5を構成している。電子機器1の形状は、平面視で略長方形の板状となっている。
カバーパネル2は、電子機器1の前面部分における、周端部(周縁部)以外の部分を構成している。前面側ケース3及び背面側ケース4は、電子機器1の前面部分の周端部、側面部分及び裏面部分を構成している。前面側ケース3及び背面側ケース4のそれぞれは、例えば、樹脂及び金属で形成されている。当該樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂あるいはナイロン系樹脂が採用され、当該金属としては、例えばアルミニウムなどが採用される。前面側ケース3と背面側ケース4とで囲まれた空間には、後述するCPU101及びDSP102などの各種部品が搭載されたプリント基板(図示せず)が設けられている。
カバーパネル2は、板状であって、平面視において略長方形を成している。カバーパネル2の長手方向は電子機器1の上下方向と一致する。図3に示されるように、カバーパネル2は、表示パネル120の表示面120aと対向する内側の第1主面20と、第1主面20とは反対側に位置する外側の第2主面21とを有している。第2主面21は、電子機器1の前面の一部を構成している。以後、第1主面20を「内側主面20」と呼び、第2主面21を「外側主面21」と呼ぶことがある。
カバーパネル2は、例えばサファイアから成る。ここで、サファイアとは、アルミナ(Al)を主成分とする単結晶のことをいい、本明細書では、Al純度が約90%以上の単結晶のことをいう。傷がよりつき難く、割れや欠け等をより確実に抑制する点で、Al純度は99%以上であることが好ましい。カバーパネル2の材料としては他に、例えば、ダイヤモンド、ジルコニア、チタニア、水晶、タンタル酸リチウム、酸化窒化アルミニウムなどの結晶性材料が挙げられる。これらも、傷がよりつきにくく、割れや欠け等をより確実に抑制する点で、純度が約90%以上の単結晶が好ましい。また、カバーパネル2の材料は、アクリル樹脂あるいはガラスであってもよい。また、カバーパネル2は、複数層構造の複合パネル(積層パネル)であってもよい。例えば、カバーパネル2は、電子機器1の表面に設けられたサファイアから成る層と、当該層に貼り付けられたガラスから成る層(ガラスパネル)とで構成された2層構造の複合パネルであってもよい。また、カバーパネル2は、電子機器1の表面に設けられたサファイアから成る層(サファイアパネル)と、当該層に貼り付けられたガラスから成る層(ガラスパネル)と、当該層に貼り付けられたサファイアから成る層(サファイアパネル)とで構成された3層構造の複合パネルであってもよい。
本実施の形態では、カバーパネル2の内側主面20及び外側主面21は、サファイアのa面に平行となっている。また、カバーパネル2の長手方向はサファイアのc軸に平行である。なお、カバーパネル2の短手方向がサファイアのc軸に平行であってもよい。
カバーパネル2には、表示パネル120の表示が透過する透明の表示部分(表示窓とも呼ばれる)2aが設けられている。表示部分2aは例えば平面視で長方形を成している。表示パネル120から出力される可視光は表示部分2aを通って電子機器1の外部に取り出される。使用者は、電子機器1の外部から、表示部分2aを通じて、表示パネル120に表示される情報が視認可能となっている。
カバーパネル2における、表示部分2aを取り囲む周端部2bの大部分は、例えば、フィルム等が貼られることによって、または塗料の塗布によって、黒色となっている。これにより、周端部2bの大部分は、表示パネル120の表示が透過しない非表示部分となっている。
図3に示されるように、カバーパネル2の内側主面20にはタッチパネル130が貼り付けられている。そして、表示部である表示パネル120は、タッチパネル130における、内側主面20側の主面とは反対側の主面に貼り付けられている。つまり、表示パネル120は、タッチパネル130を介してカバーパネル2の内側主面20に取り付けられている。そして、表示パネル120はカバーパネル2と前面側ケース3とで挟まれている。カバーパネル2では、表示パネル120と対向している部分が表示部分2aとなる。使用者は、カバーパネル2の表示部分2aを指等で操作することによって、電子機器1に対して各種指示を与えることができる。
図1に示されるように、カバーパネル2の下側端部にはマイク穴50があけられている。また、図2に示されるように、電子機器1の裏面10には、具体的には背面側ケース4のカバー部材41の外側の面には、スピーカ穴80があけられている。
外装ケース5内には、後述する、前面側撮像部160、裏面側撮像部170及び圧電振動素子190が設けられている。圧電振動素子190は、図3,4に示されるように、カバーパネル2の内側主面20上に設けられている。圧電振動素子190は取付部材250によってカバーパネル2に取り付けられている。
カバーパネル2の上側端部には、外装ケース5内の前面側撮像部160が有する撮像レンズが電子機器1の外部から視認できるための前面レンズ用透明部70が設けられている。電子機器1の裏面10には、外装ケース5内の裏面側撮像部170が有する撮像レンズが電子機器1の外部から視認できるための裏面レンズ用透明部90が設けられている。
図3に示されるように、カバーパネル2は前面側ケース3に対して取付部材260によって取り付けられている。具体的には、カバーパネル2の内側主面20が、取付部材260を介して前面側ケース3に取り付けられている。取付部材260は、例えば、両面テープあるいは接着剤である。本実施の形態では、カバーパネル2の内側主面20の周端部の全周囲が、取付部材260によって前面側ケース3に貼り付けられる。
<電子機器の電気的構成>
図5は電子機器1の電気的構成を示すブロック図である。図5に示されるように、電子機器1には、制御部100、無線通信部110、表示パネル120、タッチパネル130及び圧電振動素子190が設けられている。さらに電子機器1には、マイク150、前面側撮像部160、裏面側撮像部170、外部スピーカ180及び電池200が設けられている。電子機器1に設けられた、カバーパネル2以外のこれらの構成要素は外装ケース5内に収められている。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、DSP(Digital Signal Processor)102及び記憶部103等を備えている。制御部100は、電子機器1の他の構成要素を制御することによって、電子機器1の動作を統括的に管理する。
記憶部103は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の、制御部100(CPU101及びDSP102)が読み取り可能な非一時的な記録媒体で構成されている。記憶部103には、電子機器1を制御するための、具体的には電子機器1が備える無線通信部110、表示パネル120等の各構成要素を制御するための制御プログラムであるメインプログラム及び複数のアプリケーションプログラム等が記憶されている。制御部100の各種機能は、CPU101及びDSP102が記憶部103内の各種プログラムを実行することによって実現される。
なお記憶部103は、ROM及びRAM以外の、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体を備えていてもよい。記憶部103は、例えば、小型のハードディスクドライブ及びSSD(Solid State Drive)等を備えていてもよい。
無線通信部110は、アンテナ111を有している。無線通信部110は、電子機器1とは別の携帯電話機からの信号、あるいはインターネットに接続されたウェブサーバ等の通信装置からの信号を基地局を介してアンテナ111で受信する。無線通信部110は、受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバートを行って制御部100に出力する。制御部100は、入力される受信信号に対して復調処理等を行って、当該受信信号に含まれる、音声や音楽などを示す音信号(音情報)などを取得する。
また無線通信部110は、制御部100で生成された、音信号等を含む送信信号に対して、アップコンバート及び増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ111から無線送信する。アンテナ111からの送信信号は、基地局を通じて、電子機器1とは別の携帯電話機、あるいはインターネットに接続された通信装置で受信される。
表示パネル120は、例えば、液晶表示パネルあるいは有機ELパネルである。表示パネル120は、制御部100によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示する。表示パネル120に表示される情報は、カバーパネル2の表示部分2aを通じて、電子機器1の使用者に視認可能となる。
タッチパネル130は、カバーパネル2の表示部分2aに対する指等の操作子による操作を検出する。タッチパネル130は、例えば、投影型静電容量方式のタッチパネルである。ユーザが指等の操作子によって表示部分2aに対して操作を行ったとき、その操作に応じた電気信号がタッチパネル130から制御部100に入力される。制御部100は、タッチパネル130からの電気信号に基づいて、表示部分2aに対して行われた操作の内容を特定して、その内容に応じた処理を行う。
前面側撮像部160は、撮像レンズ及び撮像素子などで構成されている。前面側撮像部160は、制御部100による制御に基づいて、静止画像及び動画像を撮像する。前面側撮像部160の撮像レンズは、電子機器1の前面に設けられた前面レンズ用透明部70から視認可能となっている。したがって、前面側撮像部160は、電子機器1の前面側(カバーパネル2側)に存在する物体を撮像することが可能である。
裏面側撮像部170は、撮像レンズ及び撮像素子などで構成されている。裏面側撮像部170は、制御部100による制御に基づいて、静止画像及び動画像を撮像する。裏面側撮像部170の撮像レンズは、電子機器1の裏面10に設けられた裏面レンズ用透明部90から視認可能となっている。したがって、裏面側撮像部170は、電子機器1の裏面10側に存在する物体を撮像することが可能である。
マイク150は、電子機器1の外部から入力される音を電気的な音信号に変換して制御部100に出力する。電子機器1の外部からの音は、カバーパネル2の前面に設けられたマイク穴50から電子機器1の内部に取り込まれてマイク150に入力される。なお、マイク穴50は、電子機器1の側面に設けてもよいし、裏面10に設けてもよい。
外部スピーカ180は、例えばダイナミックスピーカである。外部スピーカ180は、制御部100からの電気的な音信号を音に変換して出力する。外部スピーカ180から出力される音は、電子機器1の裏面10に設けられたスピーカ穴80から外部に出力される。スピーカ穴80から出力される音については、電子機器1から離れた場所でも聞こえるような音量となっている。
圧電振動素子190は、上述のように、電子機器1の前面に設けられたカバーパネル2の内側主面20上に設けられている。圧電振動素子190は、制御部100から与えられる駆動電圧によって振動させられる。制御部100は、音信号に基づいて駆動電圧を生成し、当該駆動電圧を圧電振動素子190に与える。圧電振動素子190が、制御部100によって音信号に基づいて振動させられることによって、カバーパネル2が音信号に基づいて振動する。その結果、カバーパネル2から使用者に受話音が伝達される。この受話音の音量は、使用者がカバーパネル2に耳を近づけた際に適切に聞こえる程度の音量となっている。カバーパネル2から使用者に伝達される受話音については後で詳細に説明する。
電池200は、電子機器1の電源を出力する。電池200から出力された電源は、電子機器1が備える制御部100及び無線通信部110などに含まれる各電子部品に対して供給される。
<圧電振動素子の詳細>
図6,7は、それぞれ、圧電振動素子190の構造を示す上面図及び側面図である。図6,7に示されるように、圧電振動素子190は一方向に長い形状を成している。具体的には、圧電振動素子190は、平面視で長方形の細長い板状を成している。圧電振動素子190は、例えばバイモルフ構造を有している。圧電振動素子190は、シム材190cを介して互いに貼り合わされた第1圧電セラミック板190a及び第2圧電セラミック板190bを備えている。
圧電振動素子190では、第1圧電セラミック板190aに対して正の電圧を印加し、第2圧電セラミック板190bに対して負の電圧を印加すると、第1圧電セラミック板190aは長手方向に沿って伸び、第2圧電セラミック板190bは長手方向に沿って縮むようになる。これにより、図8に示されるように、圧電振動素子190は、第1圧電セラミック板190aを外側にして山状に撓むようになる。
一方で、圧電振動素子190では、第1圧電セラミック板190aに対して負の電圧を印加し、第2圧電セラミック板190bに対して正の電圧を印加すると、第1圧電セラミック板190aは長手方向に沿って縮み、第2圧電セラミック板190bは長手方向に沿って伸びるようになる。これにより、図9に示されるように、圧電振動素子190は、第2圧電セラミック板190bを外側にして山状に撓むようになる。
圧電振動素子190は、図8の状態と図9の状態とを交互にとることによって、長手方向に沿って撓み振動を行う。制御部100は、第1圧電セラミック板190aと第2圧電セラミック板190bとの間に、正の電圧と負の電圧とが交互に現れる交流電圧を印加することによって、圧電振動素子190を長手方向に沿って撓み振動させる。
このような構造を有する圧電振動素子190は、カバーパネル2の内側主面20の周端部に配置される。具体的には、圧電振動素子190は、カバーパネル2の内側主面20の上側端部における、当該カバーパネル2の短手方向(電子機器1の左右方向)の中央部に配置される。また、圧電振動素子190は、その長手方向が、カバーパネル2の短手方向に沿うように配置される。これにより、圧電振動素子190は、カバーパネル2の短手方向に沿って撓み振動を行う。そして、圧電振動素子190の長手方向の中心は、カバーパネル2の内側主面20の上側端部における、当該カバーパネル2の短手方向の中心と一致している。
なお、図6〜9に示される圧電振動素子190では、シム材190cを間に挟んで貼り合わされた第1圧電セラミック板190a及び第2圧電セラミック板190bから成る構造が1つだけ設けられていたが、複数の当該構造を積層させてもよい。この場合には、圧電振動素子190の積層構造の層数は、28層以上が好ましく、44層以上がさらに好ましい。これにより、十分な振動をカバーパネル2に伝達することができる。
また、圧電振動素子190は、圧電セラミック材料の他に、ポリフッ化ビニリデン、ポリ乳酸などの有機圧電材料などから構成されてもよい。具体的には、例えば、圧電振動素子190は、互いに積層された、ポリ乳酸フィルムから成る第1及び第2圧電板で構成されてもよい。圧電板に設ける電極としては、例えばITO(Indium-Tin-Oxide、すなわちインジウム錫酸化物)などの透明電極が用いられることが可能である。
<受話音の発生について>
本実施の形態に係る電子機器1では、圧電振動素子190がカバーパネル2を振動させることによって、当該カバーパネル2から気導音及び伝導音が使用者に伝達される。言い換えれば、圧電振動素子190自身の振動がカバーパネル2に伝わることにより、当該カバーパネル2から気導音及び伝導音が使用者に伝達される。
ここで、気導音とは、外耳道孔(いわゆる「耳の穴」)に入った音波(空気振動)が鼓膜を振動させることによって、人の脳で認識される音である。一方で、伝導音とは、耳介が振動させられ、その耳介の振動が鼓膜に伝わって当該鼓膜が振動することによって、人の脳で認識される音である。以下に、気導音及び伝導音について詳細に説明する。
図10は気導音及び伝導音を説明するための図である。図10には、電子機器1の使用者の耳の構造が示されている。図10においては、波線400は気導音が脳で認識される際の音信号(音情報)の伝導経路を示している。実線410は伝導音が脳で認識される際の音信号の伝導経路を示している。
カバーパネル2に取り付けられた圧電振動素子190が、受話音を示す電気的な音信号に基づいて振動させられると、カバーパネル2が振動して、当該カバーパネル2から音波が出力される。使用者が、電子機器1を手に持って、当該電子機器1のカバーパネル2を当該使用者の耳介300に近づけると、あるいは当該電子機器1のカバーパネル2を当該使用者の耳介300に当てると(接触させると)、当該カバーパネル2から出力される音波が外耳道孔310に入る。カバーパネル2からの音波は、外耳道孔310内を進み、鼓膜320を振動させる。鼓膜320の振動は耳小骨330に伝わり、耳小骨330が振動する。そして、耳小骨330の振動は蝸牛340に伝わって、蝸牛340において電気信号に変換される。この電気信号は、聴神経350を通って脳に伝達され、脳において受話音が認識される。このようにして、カバーパネル2から使用者に対して気導音が伝達される。
また、使用者が、電子機器1を手に持って、当該電子機器1のカバーパネル2を当該使用者の耳介300に当てると、耳介300が、圧電振動素子190によって振動させられているカバーパネル2によって振動させられる。耳介300の振動は鼓膜320に伝わり、鼓膜320が振動する。鼓膜320の振動は耳小骨330に伝わり、耳小骨330が振動する。そして、耳小骨330の振動は蝸牛340に伝わり、蝸牛340において電気信号に変換される。この電気信号は、聴神経350を通って脳に伝達され、脳において受話音が認識される。このようにして、カバーパネル2から使用者に対して伝導音が伝達される。図10では、耳介300内部の耳介軟骨300aも示されている。
なお、骨導音は、頭蓋骨を振動させて、頭蓋骨の振動が直接蝸牛などの内耳を刺激することによって、人の脳で認識される音である。図10においては、例えば下顎骨500を振動させた場合において、骨伝導音が脳で認識される際の音信号の伝達経路を複数の円弧420で示している。
このように、本実施の形態では、圧電振動素子190が前面のカバーパネル2を適切に振動させることによって、カバーパネル2から電子機器1の使用者に対して気導音及び伝導音を伝えることができる。使用者は、カバーパネル2に耳(耳介)を近づけることによって当該カバーパネル2からの気導音を聞くことができる。また使用者は、カバーパネル2に耳(耳介)を接触させることによって当該カバーパネル2からの気導音及び伝導音を聞くことができる。本実施の形態に係る圧電振動素子190では、使用者に対して適切に気導音及び伝導音を伝達できるように、その構造が工夫されている。使用者に対して気導音及び伝導音を伝えることができるように電子機器1を構成することによって様々メリットが発生する。
例えば、使用者は、カバーパネル2を耳に当てれば音が聞こえることから、電子機器1において耳を当てる位置をそれほど気にすることなく通話を行うことができる。
また、使用者は、周囲の騒音が大きい場合には、耳をカバーパネル2に強く押し当てることによって、伝導音の音量を大きくしつつ、周囲の騒音を聞こえにくくすることができる。よって、使用者は、周囲の騒音が大きい場合であっても、適切に通話を行うことができる。
また、使用者は、耳栓やイヤホンを耳に取り付けた状態であっても、カバーパネル2を耳(より詳細には耳介)に当てることによって、電子機器1からの受話音を認識することができる。また、使用者は、耳にヘッドホンを取り付けた状態であっても、当該ヘッドホンにカバーパネル2を当てることによって、電子機器1からの受話音を認識することができる。
なお、カバーパネル2のうち、圧電振動素子190が取り付けられている部分が比較的振動しやすくなる。したがって、使用者は、カバーパネル2のうち圧電振動素子190が取り付けられている上側端部(特に上側端部の短手方向の中央部)に対して、耳を近づけたり、耳を押し当てたりすると、カバーパネル2からの音が聞こえやすくなる。
<圧電振動素子の取り付け方法>
図11は、取付部材250が取り付けられた圧電振動素子190を取付部材250側から見た際の平面図である。図12は、図4に示される構造の矢視B−Bにおける断面構造の拡大図である。圧電振動素子190は、カバーパネル2に取付部材250が取り付けられた後に、当該取付部材250によってカバーパネル2に取り付けられてもよいし、取付部材250が圧電振動素子190に取り付けられた後に、当該取付部材250によってカバーパネル2に取り付けられてもよい。以後、長手方向と言えば、圧電振動素子190の長手方向、言い換えれば圧電振動素子190が撓み振動を行う方向を意味する。また短手方向と言えば、圧電振動素子190の短手方向を意味する。
図11,12に示されるように、圧電振動素子190とカバーパネル2との間に存在する取付部材250は、圧電振動素子190でのカバーパネル2側の主面191の全領域に渡って設けられている。したがって、取付部材250は、長手方向及び短手方向のそれぞれにおいて圧電振動素子190の一方端から他端まで存在している。
取付部材250は、第1取付部材251と、第2取付部材252とで構成されている。図11,12では、第1取付部材251は左上がりの斜線で示され、第2取付部材252は右上がりの斜線で示されている。第2取付部材252の弾性率は、第1取付部材251の弾性率よりも小さくなっている。言い換えれば、第2取付部材252は、第1取付部材251よりも柔かくなっている。
比較的硬い第1取付部材251は、例えば接着剤である。この接着剤としては、例えばエポキシ系接着剤が採用される。また比較的柔かい第2取付部材252は、例えば両面テープである。この両面テープとしては、例えば、ポリエチレン等の発泡体を基材とする防水用両面テープが採用される。なお、第1取付部材251及び第2取付部材252の材料はこの限りではない。例えば、第1取付部材251が接着剤の場合、第2取付部材252は発泡充填剤であってもよい。また第2取付部材252が、発泡体を基材とする防水用両面テープの場合、第1取付部材251は、発泡体を基材としない通常の防水用両面テープ(基材が発泡体よりも硬い材料から成る防水用両面テープ)であってもよい。第2取付部材252は発泡体を有することが好適である。
本実施の形態では、長手方向(撓み振動を行う方向)での圧電振動素子190の中央部と、カバーパネル2との間には、第1取付部材251が存在する。また、長手方向での圧電振動素子190の両端部と、カバーパネル2との間には、第2取付部材252が存在する。
第2取付部材252は、第1部分252aと第2部分252bとで構成されている。長手方向での圧電振動素子190の一方の端部とカバーパネル2との間には第1部分252aが存在する。長手方向での圧電振動素子190の他方の端部とカバーパネル2との間には第2部分252bが存在する。
第1部分252aは、長手方向において、圧電振動素子190の長手方向の一方端192aから、当該一方端192aから圧電振動素子190の長手方向の他方端192bに向かって圧電振動素子190の長手方向の長さLの三分の一離れた位置Paまで存在している。したがって、長手方向での第1部分252aの長さd2aは、圧電振動素子190の長さLの三分の一である。
第2部分252bは、長手方向において、圧電振動素子190の他方端192bから、当該他方端192bから圧電振動素子190の一方端192aに向かって長さLの三分の一離れた位置Pbまで存在している。したがって、長手方向での第2部分252bの長さd2bは、圧電振動素子190の長さLの三分の一である。
第1取付部材251は、長手方向において、第1部分252aから第2部分252bまで存在する。第1取付部材251は、第1部分252aと第2部分252bとの間に存在し、第1部分252a及び第2部分252bに繋がっている。
以上のように、本実施の形態では、圧電振動素子190は、弾性率が大きい第1取付部材251と、弾性率が小さい第2取付部材252とでカバーパネル2に取り付けられている。言い換えれば、圧電振動素子190は、硬い第1取付部材251と、柔かい第2取付部材252とでカバーパネル2に取り付けられている。
これに対して、圧電振動素子190が、接着剤のように硬い取付部材だけでカバーパネル2に取り付けられる場合には、圧電振動素子190が振動しにくくなり、圧電振動素子190によってカバーパネル2を振動させにくくなる。
また、圧電振動素子190が、両面テープのように柔かい取付部材だけでカバーパネル2に取り付けられる場合には、圧電振動素子190は振動しやすくなるものの、圧電振動素子190の振動がカバーパネル2に伝わりにくくなる。したがって、この場合であっても、圧電振動素子190によってカバーパネル2を振動させにくくなる。
本実施の形態では、圧電振動素子190は、硬い第1取付部材251と、柔かい第2取付部材252とでカバーパネル2に取り付けられていることから、圧電振動素子190は、柔かい第2取付部材252でカバーパネル2に取り付けられている部分で振動しやすくなり、圧電振動素子190の振動は、圧電振動素子190における、硬い第1取付部材251でカバーパネル2に取り付けられている部分からカバーパネル2に伝わりやすくなる。よって、圧電振動素子190によってカバーパネル2を振動させやすくすることができる。その結果、カバーパネル2から発生する音の音圧が向上し、使用者はカバーパネル2からの音が聞こえやすくなる。カバーパネル2がサファイアから成る場合には、カバーパネル2が材質的に振動しにくくなることから、本実施の形態のように、圧電振動素子190が、硬い第1取付部材251と、柔かい第2取付部材252とでカバーパネル2に取り付けられることは非常に有効である。
また上述の図8,9に示されるように、圧電振動素子190は、長手方向において中央部から端部にかけて撓むように撓み振動を行うことから、圧電振動素子190の長手方向の端部が変位しにくい場合には圧電振動素子190は撓み振動しにくくなる。本実施の形態では、撓み振動を行う方向での圧電振動素子190の端部とカバーパネル2との間に柔かい第2取付部材252が存在するため、当該端部が変位しやすくなる。そのため、圧電振動素子190は撓み振動しやすくなる。よって、圧電振動素子190によってカバーパネル2をさらに振動させやすくすることができる。さらに、撓み振動を行う方向での圧電振動素子190の両端部とカバーパネル2との間に柔かい第2取付部材252が存在する場合には、圧電振動素子190はさらに撓み振動しやすくなる。よって、圧電振動素子190によってカバーパネル2をさらに振動させやすくすることができる。
また上述のように、圧電振動素子190は、長手方向において中央部から端部にかけて撓むように撓み振動を行うことから、圧電振動素子190の長手方向の中央部のカバーパネル2への固定が弱く当該中央部が動きやすい場合には、圧電振動素子190は撓み振動しにくくなる。本実施の形態では、撓み振動を行う方向での圧電振動素子190の中央部とカバーパネル2との間に硬い第1取付部材251が存在するため、当該中央部は動きにくくなる。そのため、圧電振動素子190は撓み振動しやすくなる。よって、圧電振動素子190によってカバーパネル2をさらに振動させやすくすることができる。
また本実施の形態では、取付部材250は、圧電振動素子190のカバーパネル2側の主面191の全領域に渡って設けられていることから、電子機器1の落下等によって圧電振動素子190がカバーパネル2から取れることを抑制することができる。
本実施の形態においてカバーパネル2から発生する音の音圧と、圧電振動素子190が両面テープ(この両面テープは、第2取付部材252を構成する両面テープより弾性率が大きく、第1取付部材251を構成する接着剤よりも弾性率が小さい)だけで取り付けられたカバーパネル2から発生する音の音圧とを比較した。その結果、本実施の形態の方が、200Hz〜2kHzの間では平均で2.24dB大きくなり、1kHzでは2.57dB大きくなった。
<変形例>
取付部材250の構成については図11,12の例に限られない。例えば、図11,12の例では、第1部分252aの長さd2aと、第1取付部材251の長さd1と、第2部分252bの長さd2bの比は、1:1:1であったが、これ以外であってもよい。例えば、当該比は、1:2:1であってもよいし、2:1:2であってもよい。
また図13に示されるように、圧電振動素子190の長手方向の中央部とカバーパネル2との間に第1取付部材251が存在しなくてもよい。
また図14に示されるように、圧電振動素子190の長手方向の一方端部とカバーパネル2との間に第2取付部材252が存在しなくてもよい。
また図15に示されるように、圧電振動素子190の長手方向の両端部とカバーパネル2との間に第1取付部材251が存在し、圧電振動素子190の長手方向の中央部とカバーパネル2との間に第2取付部材252が存在してもよい。
また図16に示されるように、取付部材250は、圧電振動素子190でのカバーパネル2側の主面191の全領域に渡って設けられなくてもよい。
また第2取付部材252では、第1部分252aと第2部分252bの弾性率は互いに異なっていてもよい。例えば、第1部分252a及び第2部分252bを互いに異なる種類の両面テープで構成し、第1部分252aに採用される両面テープの弾性率が、第2部分252bに採用される両面テープの弾性率よりも小さくてもよい。
上記の例では、本願発明を携帯電話機に適用する場合を例にあげて説明したが、本願発明は、他の電子機器にも適用することができる。例えば、本願発明は、タブレット端末、腕などに装着するウェアラブルタイプの電子機器等にも適用することができる。
以上のように、電子機器1は詳細に説明されたが、上記した説明は、全ての局面において例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。また、上述した各種変形例は、相互に矛盾しない限り組み合わせて適用可能である。そして、例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 電子機器
2 カバーパネル
190 圧電振動素子
250 取付部材
251 第1取付部材
252 第2取付部材
252a 第1部分
252b 第2部分

Claims (5)

  1. 電子機器であって、
    前記電子機器の表面に設けられパネルと、
    前記パネルの内側の面上に設けられ、長手方向において中央部から端部にかけて撓むように振動する圧電振動素子と、
    前記パネルと前記圧電振動素子との間に位置し、前記圧電振動素子を前記パネルに取り付ける第1取付部材と、
    前記パネルと前記圧電振動素子との間に位置し、前記圧電振動素子を前記パネルに取り付ける、前記第1取付部材よりも弾性率が小さい第2取付部材と
    を備え、
    前記圧電振動素子の前記長手方向での端部と前記パネルとの間には前記第1取付部材が存在し、
    前記圧電振動素子の前記長手方向での中央部と前記パネルとの間には前記第2取付部材が存在する、電子機器。
  2. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記圧電振動素子の前記長手方向での両端部と前記パネルとの間には前記第取付部材が存在する、電子機器。
  3. 請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記第1及び第2取付部材から成る取付部材は、前記圧電振動素子での前記パネル側の面の全領域に渡って設けられている、電子機器。
  4. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記第取付部材は、
    記圧電振動素子の前記長手方向での一方端から、当該一方端から前記長手方向での長さの三分の一離れた位置まで存在する第1部分と、
    記圧電振動素子の前記長手方向での他方端から、当該他方端から前記長さの三分の一離れた位置まで存在する第2部分と
    を有し、
    前記第取付部材は、前記圧電振動素子の前記長手方向において前記第1部分前記第2部分との間に存在する、電子機器。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の電子機器であって、
    前記パネルはサファイアから成る、電子機器。
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