JP2015162461A - 荷電粒子ビーム装置、荷電粒子ビーム走査方法およびプログラム - Google Patents

荷電粒子ビーム装置、荷電粒子ビーム走査方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】短い検査時間で高精度の検査を可能にする荷電ビーム装置、荷電粒子ビーム走査方法およびプログラムを提供する。【解決手段】実施形態の荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子ビームを生成して基板に照射する荷電粒子源と、前記基板からの二次荷電粒子を検出する検出手段と、信号処理手段と、走査手順決定手段と、偏向器制御手段と、制御手段と、を持つ。基板は複数の検査対象パターンが配置された検査領域と非検査領域とを有する。前記信号処理手段は、位置検出用の第1のビーム走査により前記検出手段から出力された信号を処理して前記検査領域の第1の方向における位置情報を出力する。前記走査手順決定手段は、前記位置情報に基づいて検査用の第2のビーム走査の手順を決定する。前記偏向器制御手段は、決定された走査手順に従って前記第1の方向に交差する第2の方向に前記検査領域が前記第2のビームで走査されるように偏向器を制御する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、荷電粒子ビーム装置、荷電粒子ビーム走査方法およびプログラム
に関する。
ウェーハ上に形成された回路パターンの欠陥検査方法として、走査型電子顕微鏡(SEM)技術を応用したSEM方式の欠陥検査方法が用いられている。SEM方式は、光学顕微鏡技術を応用した光学方式の検査方法と比較して分解能(解像性)が高く、従って欠陥の検出感度が非常に高いという優位性がある。この一方、SEM方式は、その原理上、ビームの走査に時間を要するために検査時間が非常に長いという課題がある。
特開2011−247603号公報
本発明が解決しようとする課題は、短い検査時間で高精度の検査を可能にする荷電ビーム装置、荷電粒子ビーム走査方法およびプログラムを提供することである。
実施形態の荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子源と、検出手段と、偏向器と、信号処理手段と、走査手順決定手段と、偏向器制御手段と、制御手段と、を持つ。前記荷電粒子源は、荷電粒子ビームを生成し、複数の検査対象パターンが配置された検査領域と非検査領域とを有する基板に照射する。前記検出手段は、前記荷電粒子の照射により前記基板からの二次荷電粒子を検出して信号を出力する。前記偏向器は、前記荷電粒子ビームで前記基板を走査する。前記信号処理手段は、位置検出用の第1のビーム走査により前記検出手段から出力された信号を処理して前記検査領域の第1の方向における位置情報を出力する。前記走査手順決定手段は、前記位置情報に基づいて検査用の第2のビーム走査の手順を決定する。前記偏向器制御手段は、決定された走査手順に従って前記第1の方向に交差する第2の方向に前記検査領域が前記第2のビームで走査されるように前記偏向器を制御する。前記制御手段は、前記第1および前記第2ビームの走査が、一対または複数対の検査領域および非検査領域で構成される検査単位毎に行われるように前記荷電粒子源および前記偏向器制御手段を制御する。
一実施形態による荷電粒子ビーム装置の概略構成を示すブロック図の一例。 検査対象パターンの一例を示す図。 図1に示す荷電粒子ビーム装置を用いたパターン検査の一例を説明する図。 図1に示す荷電粒子ビーム装置を用いたパターン検査の一例を説明する図。 図1に示す荷電粒子ビーム装置を用いたパターン検査の他の一例を説明する図。 図1に示す荷電粒子ビーム装置を用いたパターン検査の他の一例を説明する図。 図1に示す荷電粒子ビーム装置を用いたパターン検査の他の一例を説明する図。 図1に示す荷電粒子ビーム装置を用いたパターン検査の他の一例を説明する図。 図1に示す荷電粒子ビーム装置を用いたパターン検査の他の一例を説明する図。 図1に示す荷電粒子ビーム装置を用いたパターン検査の他の一例を説明する図。 一実施形態による荷電粒子ビーム走査方法の具体的手順の一例を示すフローチャート。 検査対象パターンの他の一例を示す図。
以下、実施形態のいくつかについて図面を参照しながら説明する。図面において、同一の部分には同一の参照番号を付し、その重複説明は適宜省略する。以下の説明において、荷電粒子ビームの一例として電子ビームを取り挙げて説明するが、本発明はこれに限ることなく例えばイオンビームにも適用可能である。
(1)荷電ビーム装置
図1は、実施の一形態による荷電粒子ビーム装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す電子ビーム検査装置は、走査型電子顕微鏡40と、制御コンピュータ21と、検査部33と、設計データベース27と、記憶装置28と、表示装置29と、入力装置20と、を備える。制御コンピュータ21は、設計データベース27、記憶装置28、表示装置29および入力装置20にも接続される。
走査型電子顕微鏡40は、鏡筒9と、試料室8と、電子銃制御部22、レンズ制御部23,44、偏向器制御部24、信号処理部25、画像生成部31、およびステージ制御部26を含む。鏡筒9には電子銃6と、コンデンサレンズ4と、偏向器5と、対物レンズ3と、検出器7が設けられ、また、試料室8内には、検査対象パターンが形成された試料である基板11を支持するステージ10とアクチュエータ12が設けられる。
制御コンピュータ21はまた、電子銃制御部22、レンズ制御部23,44、偏向器制御部24、信号処理部25、画像生成部31、およびステージ制御部26に接続される。
電子銃制御部22は、鏡筒9内の電子銃6に接続され、レンズ制御部23はコンデンサレンズ4に接続され、レンズ制御部44は対物レンズ3に接続され、偏向器制御部24は偏向器5に接続され、信号処理部25は検出器7に接続される。画像生成部31は信号処理部25に接続される。ステージ制御部26は試料室8内のアクチュエータ12に接続される。
電子銃制御部22は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、この制御信号を受けて電子銃6は電子ビーム1を生成して放出する。放出された電子ビーム1は、コンデンサレンズ4および対物レンズ3により集束され焦点位置が調整されて基板11に照射される。
レンズ制御部23は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、この制御信号を受けてコンデンサレンズ4が電子ビーム1を集束する。
レンズ制御部44は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、この制御信号を受けて対物レンズ3が電子ビームEBの焦点位置を調整し、電子ビームEBをジャストフォーカスで基板11に入射させる。
偏向器制御部24は、制御コンピュータ21の指示に従って制御信号を生成し、偏向器5は偏向器制御部24から送られる制御信号により偏向電界または偏向磁界を形成して電子ビーム1をX方向およびY方向に適宜偏向して基板11の表面を走査する。
電子ビーム1の照射により基板11の主面PSから二次電子、反射電子および後方散乱電子2が発生し、検出器7により検出されて検出信号が信号処理部25に送られる。
電子ビーム1が位置検出用に照射された場合、信号処理部25は、検出器7からの検出信号を解析して検査領域RB(図3のRB1〜RB3参照)のY方向における位置を特定し、位置情報を走査手順決定部41に送る。走査手順決定部41は、制御コンピュータ21内に設けられ、信号処理部25から送られる検査領域RBの検出信号を処理し、検査領域RB(図3のRB1〜RB3参照)のY方向の位置情報に基づいて電子ビーム1の検査用の走査手順を決定する。
検査用のビーム走査は、検査領域RB(図3のRB1〜RB3参照)に対してX方向に行われる。偏向器制御部24は、制御コンピュータ21からの制御信号に従い、検査領域RB(図3のRB1〜RB3参照)に対してX方向に偏向するように偏向制御信号を生成して偏向器5に送る。
制御コンピュータ21は、偏向器制御部24への制御信号以外にも各種の制御信号を生成して電子銃制御部22、レンズ制御部23およびステージ制御部26へ送る。これにより、上記走査手順に従ったビーム走査が行われる。
電子ビーム1の検査領域RBへの走査により検査領域RBから二次電子、反射電子および後方散乱電子(以下、単に「二次電子等」という)が発生し、検出器7により検出されて検出信号が信号処理部25に送られる。本実施形態において二次電子等は例えば二次荷電粒子に対応する。
電子ビーム1が検査用に照射された場合、検出器7からの検出信号は信号処理部25により処理されて画像生成部31に送られる。画像生成部31は、信号処理部25から送られる信号から検査領域RBにおけるパターンの像(SEM(Scanning Electron Microscope)画像)を生成する。SEM画像は、制御コンピュータ21を介して表示装置29により表示されると共に、記憶装置28に格納される。
検査部33は、記憶装置28からSEM画像を取り出してダイ・ツー・ダイ(Die to Die)検査により、または設計データベース27を参照しながらのダイ・ツー・データベース(Die to Database)検査により検査対象パターンの欠陥の存在、欠陥の種類や程度を検出する。検出結果は制御コンピュータ21に送られ、表示装置29により表示されるほか、記憶装置28に格納される。
ステージ10は、X方向、Y方向およびZ方向に移動可能であり、制御コンピュータ21からの指示によりステージ制御部26が生成した制御信号に従ってアクチュエータ12がステージ10を移動する。
設計データベース27は検査対象パターンのCADデータを含む。記憶装置28は、後述するパターン検査の手順が記述されたレシピファイルを格納し、このレシピファイルを制御コンピュータ21が読み取ってパターン検査を実行する。
入力装置20は、検査エリアの座標位置、検査パターンの種類、検査条件、欠陥検出のための各種閾値等の情報を制御コンピュータ21へ入力 するためのインタフェイスである。
図1に示す電子ビーム装置を用いたパターン検査について図2乃至図10を参照しながら説明する。
図2は、検査対象パターンの一例を示す図である。本実施形態では、基板11の主面PSのメモリセル領域MCRに形成されたフラッシュメモリのビットラインコンタクト(以下、「コンタクトホールパターン」という)を取り挙げて説明する。
図2において、コンタクトホールパターンCPは、X方向で第1のピッチPT1で列パターンをなすように周期的に配置され、この列パターンがY方向に第2のピッチPT2で反復配置されている。ここで、第2のピッチPT2は第2のピッチPT1よりも広い。以下の説明において、X方向は例えば第2の方向に対応し、Y方向は例えば第1の方向に対応する。
なお、検査対象パターンとしては、図2に示すようにマトリクス状に規則正しく配置されたパターンに限るものでは決してなく、例えば図12に示すようなX方向の位置が一列ごとにシフトしたパターンでもよい。また、格子パターンに限ることなく、第1の方向に所定間隔で周期的パターンが並列に配置され、個々の周期的パターンが第1の方向に交差する第2の方向に所定間隔で並ぶ個別のパターンから構成されるものであれば、本実施形態のパターン検査を適用することが可能である。
まず、制御コンピュータ21が記憶装置28からレシピファイルを読み取り、設計データベース27内のパターンレイアウトを参照しながら、所望の検査対象パターンがある検査領域RBと、それ以外の非検査領域RSとをレシピ内に設定する。このように所望の検査対象パターンがある検査領域RBのみを選択的にビーム走査することにより、ビーム走査面積が最小化され、検査を高速化することができる。
図2に示すコンタクトホールパターンCPを取り挙げて説明すると、図3に示すように、コンタクトホールパターンCPの中心をX方向に結ぶ線を中心線MLとして、パターンレイアウトに基づき、Y方向にΔYの幅を有する領域を検査領域RB1,RB2,RB3,…と設定し、これらの検査領域に挟まれた非検査領域RS1,RS2,RS3,…を設定する。非検査領域RS1,RS2,RS3,…は、検査用の電子ビームが照射されることなくスキップされる領域である。
検査領域RBの幅ΔYは、検査用のビーム走査がコンタクトホールパターンCPのエッジを確実に通過可能な走査線の本数に応じて設定され、図3に示す例では、3本の走査線に応じた幅が設定される。
次に、検査領域RBの位置を検出するためのビーム走査が行われる。まず、ステージ制御部26から制御信号を受けてアクチュエータ12がステージ10を移動させる。ステージ移動の方式は、移動と停止とを繰り返す方式もあるが、本実施形態では検査時間の短縮のため、常時定速移動する連続移動方式が採用されている。ステージ移動の方向はコンタクトホールパターンCPにおけるパターンピッチが大きい方向が選択され、図3に示す例では第2のピッチPT2の方向であるY方向に設定される。
ステージ10の移動が行われて所定の位置にまで移動すると、電子銃制御部22からの制御信号を受けて電子銃6が電子ビーム1を生成し、偏光器制御部24からの制御信号により偏向器5が電子ビーム1をY方向に走査する。図4に示す例では、検査イメージを取得するための検査用のビーム走査(走査線2〜4)に先立って、検査領域RBの位置を検出するためのビーム走査(走査線1)が行われる。
この位置検出用のビーム走査(走査線1)により、基板11の表面から二次電子、反射電子および後方散乱電子が発生し、これらの二次荷電粒子を検出器7が検出し、検出信号を信号処理部25へ与える。
走査線1でのY方向のビーム走査の過程でコンタクトホールパターンCPが走査されると、基板11から得られる二次電子等の量が変化する。信号処理部25は、検出器7からの検出信号を解析して検査領域RBのY方向位置を特定し、位置情報として制御コンピュータ21内の走査手順決定部41に送る。
より具体的には、信号処理部25は、検出器7からの検出信号をグレイレベルのコントラスト(グレイレベル)へ変換し、このコントラスト情報を監視する。コンタクトホールパターンCPが形成された箇所からのグレイレベルは、図5に示すように、コントラストが大きく変化してピークを形成するため、そのピーク位置をパターン中心のY座標位置Y1として認識すればよい。信号処理部25は、コントラストのピーク位置を検出すると、これを検査領域RBの中心線MLのY座標位置Y1として認識し、位置情報として走査手順決定部41に送る。
走査手順決定部41は、信号処理部25から送られた位置情報に基づいてコンタクトホールパターンCPのSEM画像を取得するための走査線2〜4の手順を決定し、偏向器制御部24へ与える。
偏向器制御部24は、走査手順決定部41から送られた走査手順に従い、偏向制御信号を生成して偏向器5へ送る。これにより、検出されたY座標(Y1)を中心として、レシピで指定されたΔYの幅を有する検査領域RBを偏向器7がビーム走査(走査線2〜4)し、検出器5、信号処理部25および画像生成部31によりコンタクトホールパターンCPのSEM画像が取得される。
検査領域RBへのビーム走査(走査線2〜4)が終了すると、電子銃制御部22からの制御信号を受けて電子銃6が電子ビーム1を生成し、偏光器制御部23からの制御信号により偏向器5が、直近のビーム走査の位置(例えば検査領域RB1内のビーム検査開始位置)からパターンピッチPT2の距離だけY方向にビーム走査位置をシフトさせて再び位置検出用の電子ビーム走査(図4の走査線5)が行われる。これにより、検査領域RB1の次の検査領域RB2のY方向位置Y2が検出される。
さらに、前述した走査線2〜4と同様に、検出されたY座標(Y2)を中心として、レシピで指定された検査領域RB2を偏向器7が検査用のビーム走査(走査線6〜8)を行い、検出器5、信号処理部25および画像生成部31により検査領域RB2におけるコンタクトホールパターンCPのSEM画像が取得される。
その後は、最後の検査領域RBに至るまで上述した一連の動作を繰り返すことにより、全ての検査領域RBからSEM画像を確実に取得することができる。得られたSEM画像は、検査部33によって順次に検査され、ダイ・ツー・ダイ検査またはダイ・ツー・データベース検査によりコンタクトホールパターンCPの欠陥の存在、欠陥の種類や程度などが検出される。
検査用の電子ビーム走査方向におけるパターンピッチPT1が比較的広い場合、図6に示すように、位置検出用のビーム走査(走査線1,5)においてコンタクトホールパターンCP上を走査することができず、グレイレベルのコントラストのピークが検出されない場合が考えられる。この場合は、検査領域RBのY方向の位置を特定することができない。
このような場合、検査用の電子ビーム走査方向に対して90°以外の角度をなすように検査用の電子ビームを走査すれば、コントラストピークの検出成功率を向上させることができる。
走査手順決定部41は、コントラストピークの検出に失敗すると、検査用のビーム走査手順に加え、図7に示すように、検査用の電子ビーム走査方向(X方向)に対して角度θ(≠90)をなす方向を位置検出用ビームの走査方向に設定し、この方向で電子ビーム1が偏向するように偏向器制御部24を介して偏向器5を制御してもよい。
角度θは、コンタクトホールパターンCPの設計上のホール半径をR、パターンピッチPT1をLとした場合、
θ<sin−1(2R/L) …式(1)
を満足する値に設定することが好ましい。これにより、図8に示すようにコンタクトホールパターンCPが確実に走査され、検査領域RBのY方向位置を確実に検出することが可能となる。
さらに、角度θを
θ<tan−1(R/L) …式(2)
を満足する値に設定すると、図9に示すように、2個以上のコンタクトホールパターンCPにまたがって確実に走査することが可能になる。これにより、検査領域RBのY方向位置の検出精度をさらに向上させることができる。
グレイレベルの分布から検査領域RBのY方向位置を特定する方法は、位置検出用のいずれのビーム走査方向についても、すなわち、いかなる角度θにおいても、グレイレベルの全体体積値を2等分する位置をもって検査領域RBのY方向位置とすればよい。
図10は、上述した3つの角度θとそれぞれにおけるグレイレベル分布との関係を示す。ケース1は、θ=90°であり、コントラストのピークに対応する位置P1が検査領域RBのY方向位置となる。ケース2およびケース3は、θ<tan−1(R/L)の場合であり、対応するグレイレベルにおいて全体体積値をそれぞれ2等分する位置P2,P3が検査領域RBのY方向位置となる。
上述の説明では、一対の検査領域RBおよび非検査領域RS毎に位置検出用のビーム走査を行ったが、パターンピッチPT1が狭くなる程、検査領域RBの位置検出のためのビーム走査回数が増加し、その結果、検査時間が却って長くなってしまう事態も考えられる。その場合は、一対毎でなく、複数対の検査領域RBおよび非検査領域RSに対して位置検出用ビーム走査を一回実施し、得られた位置情報をもとにビーム走査位置を定期的に補正すればよい。
検査領域RBおよび非検査領域RSの対の数量について特に限定はないが、電子ビーム走査を繰り返した結果としてウェーハチャージが発生してビーム走査の位置が変化する等の影響がない程度の数量が好ましい。
以上述べた少なくとの一つの荷電ビーム装置によれば、画像取得に先立つ位置検出用のビームスキャンにより検査領域RBのY方向における位置情報を出力する信号処理部25と、得られたY方向位置情報に基づいて検査用のビーム走査手順を決定する走査手順決定部41とを備えるので、検査対象パターンの位置を逐次にモニタしながら所望の検査対象パターンを安定して正確にビーム走査することができる。これにより、擬似欠陥が少なく検査精度の高い荷電ビーム装置が提供される。
(2)荷電粒子ビーム走査方法
一実施形態による荷電粒子ビーム走査方法について、図11のフローチャートを参照しながら、検査対象パターンのSEM画像取得に適用した形態を取り挙げて説明する。
まず、検査対象パターンが列をなすように配置された検査領域RBと、この検査領域RBに隣接する非検査領域RS(図4参照)との一対または複数対でなる検査ブロックを設定する(ステップS1)。この検査ブロックは本実施形態において例えば検査単位に対応する。
次いで、検査領域RBに対する検査用のビーム走査方向に交差する方向、図5に示す例ではY方向に位置検出用のビームスキャン(走査線1)を行う(ステップS2)。これにより基板から放出する二次電子等の検出信号を分析して検査領域RBのY方向の位置を特定する(ステップS3)。このように位置検出用に走査された電子ビームは、本実施形態において例えば第1の荷電粒子ビームに対応する。
続いて、特定されたY方向位置を基準にしてパターン列に平行な方向、図5に示す例ではX方向に検査領域RBをビームスキャンし、基板からの二次電子等の検出信号を処理して検査対象パターンのSEM画像を取得する(ステップS4)。得られたSEM画像に対してダイ・ツー・ダイ検査やダイ・ツー・データベース検査などを行えば、検査対象パターンの欠陥の存在、欠陥の種類や程度を検出することができる。検査用に走査された電子ビームは、本実施形態において例えば第2の荷電粒子ビームに対応する。
以上のステップS2乃至S4の手順は、全ての検査ブロックの検査領域RBからSEM画像が取得されるまで繰り返して実行される。検査用のビームが走査されていない検査ブロックが残っている場合(ステップS5、NO)は、ステージ移動により次の検査ブロックに移動し(ステップS6)、再び位置検出用スキャンが行われる。全ての検査ブロックの検査領域RBからSEM画像が取得されると(ステップS5、YES)、電子ビーム走査が終了する。
以上述べた少なくとの一つの荷電ビーム走査方法によれば、検査用のビームスキャンに先立つ位置検出用のビームスキャンにより検査領域RBのY方向における位置を特定し、特定されたY方向位置を基準にして検査用の電子ビームを走査するので、検査対象パターンの位置を逐次にモニタしながら所望の検査対象パターンを安定して正確にビーム走査することができる。これにより、擬似欠陥が少なく高精度の検査を可能にする荷電ビーム走査方法が提供される。
(3)プログラム
上述した実施形態では、図1に示す電子ビーム装置を用いたパターン検査について説明したが、上述した一連の検査は、レシピファイルとしてプログラムに組み込み、電子顕微鏡に接続可能な汎用コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。これにより、上述した実施形態によるパターン検査を、汎用コンピュータを用いて実現することができる。
また、上述したパターン検査の一連の手順をコンピュータに実行させるプログラムに組み込み、フレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の携帯可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。また、上述したパターン検査の一連の手順を組込んだプログラムをインターネット等の通信回線(無線通信を含む)を介して頒布しても良い。さらに、上述したパターン検査の一連の手順を組込んだプログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、または記録媒体に収納して頒布してもよい。
(4)半導体装置の製造方法
上述したパターン検査を用いた高精度の検査工程を含むプロセスで半導体装置を製造することにより、高いスループットおよび歩留まりで半導体装置を製造することが可能になる。
より具体的には、製造ロット単位で基板を抜き出し、抜き出された基板に形成されたパターンを上述したパターン検査方法により検査する。検査の結果、良品と判定された場合、検査された基板が属する製造ロット全体について、引き続き残余の製造プロセスを実行する。この一方、検査の結果不良品と判定された場合でリワーク処理が可能な場合には、不良品と判定された基板が属する製造ロットに対してリワーク処理を実行する。リワーク処理が終了すると、その製造ロットから基板を抜き取って再度検査する。抜き取られた基板が再検査により良品と判定されると、リワーク処理を終えたその製造ロットに対し残余の製造プロセスを実行する。また、リワーク処理が不可能な場合には、不良品と判定された基板が属する製造ロットは廃棄し、不良発生原因を解析して設計担当や上流のプロセス担当等へフィードバックする。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…電子ビーム、2…二次電子、反射電子および後方散乱電子、5…偏向器、7…検出器、9…電子銃、21…制御コンピュータ、24…偏向器制御部、25…信号処理部、41…走査手順決定部、RB1〜RB2…検査領域、RS1〜RS3…非検査領域。

Claims (5)

  1. 荷電粒子ビームを生成し、複数の検査対象パターンが配置された検査領域と非検査領域とを有する基板に照射する荷電粒子源と、
    前記荷電粒子の照射により前記基板からの二次荷電粒子を検出して信号を出力する検出手段と、
    前記荷電粒子ビームで前記基板を走査する偏向器と、
    位置検出用の第1のビーム走査により前記検出手段から出力された信号を処理して前記検査領域の第1の方向における位置情報を出力する信号処理手段と、
    前記位置情報に基づいて検査用の第2のビーム走査の手順を決定する走査手順決定手段と、
    決定された走査手順に従って前記第1の方向に交差する第2の方向に前記検査領域が前記第2のビームで走査されるように前記偏向器を制御する偏向器制御手段と、
    前記第1および前記第2ビームの走査が、一対または複数対の検査領域および非検査領域で構成される検査単位毎に行われるように前記荷電粒子源および前記偏向器制御手段を制御する制御手段と、
    を備える荷電粒子ビーム装置。
  2. 前記検査対象パターンは、前記第2の方向に周期的に配置された複数のホールパターンであって、前記基板の主面と平行な面における前記第2の方向に対する前記第1の方向の角度θは、前記ホールパターンの周期ピッチをL、半径をRとすると、
    θ<sin−1(2R/L) …式(1)
    であることを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子ビーム装置。
  3. 前記検査対象パターンは、前記第2の方向に周期的に配置された複数のホールのパターンであって、前記基板の主面と平行な面における前記第2の方向に対する前記第1の方向の角度θは、前記ホールパターンの周期ピッチをL、半径をRとすると、
    θ<tan−1(R/L) …式(2)
    であることを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子ビーム装置。
  4. 第1の方向に第1の荷電粒子ビームを走査することにより、複数の検査対象パターンが配置された検査領域と非検査領域とを有する基板から得られる二次荷電粒子を分析して前記検査領域の前記第1の方向における位置を特定することと、
    特定された位置に基づいて前記第1の方向に交差する第2の方向に第2の荷電粒子ビームを走査することと、
    を備え、
    前記第1および前記第2の荷電粒子ビームの走査は、一対または複数対の検査領域および非検査領域で構成される検査単位毎に行われる、
    荷電粒子ビームの走査方法。
  5. 荷電粒子ビームを生成してパターンを有する基板に照射し、前記基板からの二次荷電粒子を検出して荷電粒子像を取得する荷電粒子ビーム装置に接続されるコンピュータに、パターンの検査を実行させるプログラムであって、前記検査は、
    第1の方向に第1の荷電粒子ビームを走査することにより、複数の検査対象パターンが配置された検査領域と非検査領域とを有する基板から得られる二次荷電粒子を分析して前記検査領域の前記第1の方向における位置を特定することと、
    特定された位置に基づいて前記第1の方向に交差する第2の方向に第2の荷電粒子ビームを走査することと、
    前記第2の方向の走査により前記基板からの二次荷電粒子を検出して前記パターンの画像を生成し、
    前記画像から前記パターンを検査することと、
    を備え、
    前記第1および前記第2の荷電粒子ビームの走査は、一対または複数対の検査領域および非検査領域で構成される検査単位毎に行われる、
    プログラム。
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