JP2015162455A - 光源装置および該光源装置を用いた照明器具 - Google Patents

光源装置および該光源装置を用いた照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】 安全性が向上した光源装置および該光源装置を用いた照明器具を提供する。
【解決手段】 光源装置1は、互いに電気的に絶縁された2個の単位光源部2を有する。各単位光源部2は、それぞれ、交流電力を入力される一対の受電端子21と、受電端子21に入力された交流電力を直流電力に変換して出力する電源回路22と、電源回路22が出力した直流電力によって点灯する光源20とを備える。また、光源装置1は、受電端子21への入力電圧の実効値を検出する電圧検出回路23を備える。電源回路22は、電圧検出回路23により検出された実効値が所定の正常範囲内にないとき、光源20への直流電力の出力を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置および該光源装置を用いた照明器具に関するものである。
従来、発光ダイオードを備える光源装置であって、直管型の蛍光灯を点灯させる器具本体に対し直管型の蛍光灯に置換して取付可能な光源装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
直管型の蛍光灯は、円柱形状の管の両端部に、それぞれ口金を有する。各口金には一対ずつの端子ピンが設けられ、端子ピン間にはフィラメントが接続される。
上記の光源装置は、直管型の蛍光灯に準拠した寸法形状及び配置の2対の端子ピンと、一対の端子ピンから給電されて発光ダイオードを点灯させる少なくとも1個の電源回路とを備える。つまり、上記の電源回路は、蛍光灯の場合にフィラメントに入力される電力を用い、端子ピンが接続されるソケットを介して電圧が入力される。
特開2013−41696号公報
しかしながら、フィラメントに入力される電圧は、器具本体の回路構成によって異なる。
そして、光源装置の定格電圧よりも、接続された器具本体の出力電圧が高い場合、光源装置やソケットには過剰な電圧が入力されることになり、例えば電源回路に不具合が生じたり、ソケットの長期使用時の信頼性が低下するなどの恐れがある。
るから、異常発熱により寿命が短くなることが考えられる。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、安全性が向上した光源装置および該光源装置を用いた照明器具を提供することにある。
本発明の光源装置は、互いに電気的に絶縁された2個の単位光源部を有し、各単位光源部は、それぞれ、交流電力を入力される一対の受電端子と、前記受電端子に入力された前記交流電力を直流電力に変換して出力する電源回路と、前記電源回路が出力した直流電力によって点灯する光源とを備え、各単位光源部において、前記電源回路は、前記受電端子に異常電圧が入力されたとき、前記光源への直流電力の出力を停止させることを特徴とする。
上記の光源装置において、各単位光源部は、それぞれ、前記受電端子に異常電圧が入力されたときに前記受電端子から前記電源回路への通電を停止させる保護回路を備えることが望ましい。
上記の光源装置において、各単位光源部は、前記受電端子への入力電圧の実効値を検出する電圧検出回路を備え、各単位光源部において、前記電源回路は、前記電圧検出回路により検出された前記実効値が所定の正常範囲内にないとき、前記光源への直流電力の出力を停止させてもよい。
上記の光源装置において、前記電圧検出回路により検出された前記実効値を前記正常範囲の上限値と比較する第1比較回路と、前記電圧検出回路により検出された前記実効値を前記正常範囲の下限値と比較する第2比較回路と、前記第1比較回路での比較結果と前記第2比較回路での比較結果とに応じて前記受電端子から前記電源回路への給電をオンオフするスイッチとを備え、前記スイッチは、前記第1比較回路での比較において前記実効値が前記上限値以下であり、且つ、前記第2比較回路での比較において前記実効値が前記下限値以上である期間中にのみ、前記受電端子から前記電源回路への給電をオンしてもよい。
本発明の照明器具は、上記いずれかの光源装置と、前記光源装置が接続される器具本体とを備え、前記器具本体は、外部の交流電源に電気的に接続される一対の電源端子と、一対ずつの前記受電端子が接続される2個のソケットとを備え、2個の前記ソケットは、それぞれ、前記受電端子に一対一に接触導通する2個の給電端子を有し、各前記ソケットにおいて、一方の前記給電端子は前記ソケット毎に異なる前記電源端子に電気的に接続され、他方の前記給電端子は前記ソケット間で互いに電気的に接続されていてもよい。
上記の照明器具において、一方の前記電源端子と前記給電端子との間には磁気回路式安定器が電気的に接続されていてもよい。
上記の照明器具において、前記光源装置は2個の前記単位光源部の少なくとも前記電源回路と前記光源とがそれぞれ収納されたケースを有し、一方の前記単位光源部の前記受電端子と他方の前記単位光源部の前記受電端子とは前記ケースから互いに逆向きに突出していて、少なくとも一方の前記ソケットは、前記給電端子を収納した器体と、前記受電端子が挿通される端子挿通孔を有して前記器体に対し前記端子挿通孔の貫通方向に変位可能に連結されたプランジャと、前記プランジャを前記器体の外向きに押す復帰ばねとを備えてもよい。
本発明によれば、正常範囲外の電圧が入力されたときには光源への直流電力の入力が停止されるので、光源や電源回路において異常発熱が発生しにくく安全性が向上する。
本発明の実施形態に係る光源装置を示す回路ブロック図である。 上記の光源装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る照明器具の外観を示す斜視図である。 上記の光源装置とソケットとを示す斜視図である。 上記のソケットを示す分解斜視図である。 上記の照明器具の概略構成を示す説明図である。 図6の器具本体の元となる器具本体の概略構成を示す説明図である。 上記の光源装置の光源が点灯しない接続形態の一例を示す説明図である。 上記の光源装置の光源が点灯しない接続形態の別の例を示す説明図である。 磁気漏れ変圧器形の安定器を備える器具本体を示す回路図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の単位光源部の別の例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の単位光源部の更に別の例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の単位光源部の別の例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の別の例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の一例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の別の例を示す断面図である。 図16の例を示す、図16とは異なる断面での断面図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の更に別の例を示す断面図である。 図18の例を示す、図18とは異なる断面での断面図である。
本発明の光源装置1は、互いに電気的に絶縁された2個の単位光源部2を有する。各単位光源部2は、それぞれ、交流電力を入力される一対の受電端子21と、受電端子21に入力された交流電力を直流電力に変換して出力する電源回路22と、電源回路22が出力した直流電力によって点灯する光源20とを備える。各単位光源部2において、電源回路22は、受電端子21に異常電圧が入力されたとき、光源20への直流電力の出力を停止させる。
上記の光源装置において、各単位光源部2は、それぞれ、受電端子21に異常電圧が入力されたときに受電端子21から電源回路22への通電を停止させる保護回路(スイッチ244、ヒューズ27)を備えることが望ましい。
上記の光源装置1において、各単位光源部2は、受電端子21への入力電圧の実効値を検出する電圧検出回路23を備えてもよい。この場合、各単位光源部2において、電源回路22は、電圧検出回路23により検出された実効値が所定の正常範囲内にないとき、光源20への直流電力の出力を停止させる。
上記の光源装置1において、第1比較回路241と、第2比較回路242と、第1比較回路241での比較結果と第2比較回路242での比較結果とに応じて受電端子21から電源回路22への給電をオンオフするスイッチ244とを備える。第1比較回路241は、電圧検出回路23により検出された実効値を正常範囲の上限値と比較する。第2比較回路242は、電圧検出回路23により検出された実効値を正常範囲の下限値と比較する。スイッチ244は、第1比較回路241での比較において実効値が上限値以下であり、且つ、第2比較回路242での比較において実効値が下限値以上である期間中にのみ、受電端子21から電源回路22への給電をオンしてもよい。
本発明の照明器具6は、上記いずれかの光源装置1と、前記光源装置1が接続される器具本体3とを備える。器具本体3は、外部の交流電源7に電気的に接続される一対の電源端子31と、一対ずつの受電端子21が接続される2個のソケット4とを備える。各ソケット4は、それぞれ、受電端子21に一対一に接触導通する2個の給電端子44を有する。各ソケット4において、一方の給電端子44はソケット4毎に異なる電源端子31に電気的に接続され、他方の給電端子44はソケット4間で互いに電気的に接続されている。
上記の照明器具6において、一方の電源端子31と給電端子44との間には磁気回路式安定器32が介装されていてもよい。
上記の照明器具6において、光源装置1は各単位光源部2の少なくとも電源回路22と光源20とがそれぞれ収納されたケース11を有する。一方の単位光源部2の受電端子21と他方の単位光源部2の受電端子21とはケース11から互いに逆向きに突出している。少なくとも一方のソケット4は、給電端子44を収納した器体40と、プランジャ43と、プランジャ43を器体40の外向きに押す復帰ばね44,45とを備えてもよい。プランジャ43は、受電端子21が挿通される端子挿通孔430を有して器体40に対し端子挿通孔430の貫通方向に変位可能に連結されている。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態の光源装置1は、互いに電気的に絶縁された2個の単位光源部2を有する。
各単位光源部2は、それぞれ、交流電力を入力される一対の受電端子21と、受電端子21に入力された交流電力を直流電力に変換して出力する電源回路22と、電源回路22が出力した直流電力によって点灯する光源20とを備える。光源20は例えば発光ダイオードアレイからなる。
電源回路22は、例えば受電端子21に入力された交流電流を全波整流するダイオードブリッジと、ダイオードブリッジの直流出力を平滑化するコンデンサと、このコンデンサを電源とする周知の直流電源回路とで実現することができる。
また、光源装置1は、図2に示すように、各単位光源部2の電源回路22と光源20とが収納された円柱形状のケース11を備える。ケース11の少なくとも一部は、光源20の光を透過させるために、透光性を有する材料(例えばポリカーボネート)で構成されている。一方の単位光源部2の各受電端子21は、それぞれ、ケース11の一方の端面からケース11の軸方向の外向きに突出している。また、他方の単位光源部2の各受電端子21は、それぞれ、ケース11の他方の端面からケース11の軸方向の外向きに突出している。
さらに、2個の単位光源部2は互いに電気的に絶縁されている。具体的には例えば、IEC60400やJISC−8105−1に規定された基礎絶縁相当1000+2U(V)の絶縁性が、2個の単位光源部2の間で確保されている。ここで、上記のUは動作電圧である。各単位光源部2にそれぞれ受電端子21を通じて入力される電圧の実効値が100Vであるとすると、U=100Vであり、1000+2U(V)は1200Vとなる。なお、2個の単位光源部2の間の絶縁性は、強化絶縁相当2000+4U(V)であってもよい。上記の絶縁性は、例えば、単位光源部2間の空間距離および沿面距離を十分に大きくすることや、両方の単位光源部2の近くに位置するケース11などの部品の材料として電気抵抗が十分に大きなものを用いることで実現することができる。
上記の光源装置1は、図3に示すように、器具本体3に対して着脱自在に取り付けられ、器具本体3とともに照明器具6を構成する。
器具本体3は、それぞれ一対ずつの受電端子21を接続される2個のソケット4と、各ソケット4がそれぞれ固定された直方体形状のハウジング5とを備える。
各ソケット4は、それぞれ、図4及び図5に示すように、1個ずつの受電端子21に対し接触導通により電気的に接続される2個の給電端子44と、給電端子44を収納した器体40とを備える。また、各ソケット4は、1個ずつの受電端子21が挿通される2個の端子挿通孔430を有するプランジャ43を備える。プランジャ43は、器体40に対し、端子挿通孔430が貫通した方向に変位可能となるように結合している。各給電端子44は、それぞれ、器体40内において、端子挿通孔430に挿通された受電端子21に接触導通する位置に固定されている。
以下、図5でのABCDEF方向を上下左右前後方向と呼び、ソケット4について詳しく説明する。つまり、端子挿通孔430の貫通方向を前後方向と呼び、前後方向のうち端子挿通孔430から受電端子21が抜かれるときの受電端子21の変位方向を前方向と呼ぶ。また、端子挿通孔430が並ぶ方向を左右方向と呼ぶ。
器体40は、各給電端子44をそれぞれ収納した収納凹部410が前側に開口したベース41と、プランジャ43が挿通される円形状の挿通孔420を有してベース41の前側に被着されるカバー42とを備える。ベース41とカバー42とはそれぞれ例えば樹脂からなる。ベース41に対してカバー42を結合させる手段としては、嵌合や接着やねじ止めなどの周知の手段を適宜用いることができる。
プランジャ43は例えば樹脂からなり、軸方向を前後方向に向けてカバー42の挿通孔420に挿通される円柱形状の本体部431を有する。各端子挿通孔430はそれぞれ本体部431を軸方向に貫通している。プランジャ43は、本体部431の外周面がカバー42の挿通孔420の内周面にガイドされることで、器体40に対して前後方向に変位可能となっている。また、プランジャ43の後端部の外周面には、鍔部432が径方向の外向きに突設されている。鍔部432は挿通孔420に挿通不可能な寸法形状とされており、鍔部432がカバー42の後側に位置することで、器体40の前方へのプランジャ43の脱落が防止されている。
各給電端子44は、それぞれ例えば金属のような導電材料からなる板ばねであって、上端部をベース41の収納凹部410内に固定されている。各給電端子44は、それぞれ、上端部に対して下端部を前後に変位させるように弾性変形可能となっている。また、各給電端子44の下端部は、それぞれ1個ずつの端子挿通孔430の後側に位置する。つまり、端子挿通孔430に挿入された受電端子21は給電端子44の下端部に接触導通する。さらに、各給電端子44の下端部と収納凹部410の内底面との間には、それぞれコイルばね45が軸方向を前後方向に向けて配置されている。すなわち、コイルばね45のばね力により、給電端子44の下端部が前方へ押されるから、受電端子21に対する給電端子44の接触圧が確保される。また、各給電端子44は下端がプランジャ43の後面に弾性的に接触しており、各給電端子44や各コイルばね45のばね力はプランジャ43を前方(つまり外側)へ押し戻す復帰力としても作用する。つまり、各給電端子44と各コイルばね45とが、それぞれ、プランジャ43を器体40の外向きに押す復帰ばねを構成している。
2個のソケット4は、前面同士を互いに向い合せて、ハウジング5の長手方向の一端部ずつに固定される。ハウジング5に対するソケット4の固定は、例えば、ソケット4の器体40の左右両側面の上端部に設けられた溝46に、ハウジング5の一部が嵌め込まれることで達成される。また、2個のソケット4間の距離は、プランジャ43の前面間の距離が光源装置1のケース11の長さ程度となるような距離とされる。
器具本体3に光源装置1を接続する際には、一対の受電端子21をそれぞれ一方のソケット4の端子挿通孔430に挿入しながら、上記一方のソケット4のプランジャ43を押し込む。ソケット4において挿通孔420の内径は光源装置1のケース11の外径よりも大きくされており、上記のようにプランジャ43を押し込むことでケース11の一端部をソケット4に収納することができる。上記のようにケース11の一端部を一方のソケット4に収納した状態で、ケース11の他端側の一対の受電端子21をそれぞれ他方のソケット4の端子挿通孔430に挿入し、光源装置1から手を離す。すると、押し込まれていたプランジャ43が、給電端子44やコイルばね45のばね力により復帰する。すると、プランジャ43間の距離とケース11の長さ寸法との差が受電端子21の突出寸法よりも小さくなることで、各ソケット4からの受電端子21の脱落が防止され、ここにおいて器具本体3に対する光源装置1の接続が完了する。上記のようなプランジャ43を有するソケット4を用いれば、光源装置1のケース11の長さのばらつきや熱膨張による変動などをプランジャ43の変位量によって吸収することができる。
なお、器具本体3において一方のソケット4のみがプランジャ43を有する場合であっても、プランジャ43を有するソケット4に先に受電端子21を接続することで、光源装置1を接続することが可能である。
ここで、本実施形態の光源装置1では、ケース11の一端側の一対の受電端子21と、ケース11の他端側の一対の受電端子21とが、互いに異なる単位光源部2に含まれている。また、既に述べたように、2個の単位光源部2の間には十分な絶縁性が確保されている。従って、上記のように光源装置1を器具本体3に接続する過程で、一方の単位光源部2の各受電端子21がそれぞれ給電端子44に接触した状態で、作業者が他方の単位光源部2の受電端子21のいずれかに接触したとしても、作業者が感電するおそれはない。
また、器具本体3は、図6に示すように、外部の交流電源7に電気的に接続される一対の電源端子31を備える。各ソケット4の給電端子44のうち、一方の給電端子44は一方ずつの電源端子31に電気的に接続され、他方の給電端子44はソケット4間で互いに電気的に接続されている。上記のような電気的な接続は、例えばハウジング5内に引き回される電線(図示せず)によって達成される。上記のような接続により、2個の単位光源部2の電源回路22は電源端子31間に互いに直列に接続される。各電源回路22の入力インピーダンスは互いに等しくされており、上記の接続により、各電源回路22への入力電圧はそれぞれ交流電源7の電圧の約50%になる。
ここで、光源装置1は、一般的な直管型の蛍光灯の規格(例えば、G13口金を有するものや、R17d口金を有するもの)に準拠した寸法形状とされている。図6のような器具本体3は、例えば、図7に示すように磁気回路式安定器32と点灯管33とを備える器具本体3から磁気回路式安定器32と点灯管33とを取り外して短絡させることで実現される。上記の磁気回路式安定器32は、銅鉄式安定器とも呼ばれるものであり、一方のソケット4の一方の給電端子44と一方の電源端子31との間に電気的に接続されている。また、点灯管33は、上記一方のソケット4の他方の給電端子44と他方のソケット4の一方の給電端子44との間に接続されている。点灯管33の短絡は、例えば、電球型の点灯管33が取り付けられるソケット(図示せず)に、点灯管33と同様の口金を有する短絡用の素子(図示せず)を点灯管33に代えて取り付けることで実現される。なお、磁気回路式安定器32については取り外さなくとも光源20を点灯可能な場合もあるが、無駄な電力消費や発熱を避けるためには磁気回路式安定器32も取り外されて短絡されることが望ましい。
さらに、各単位光源部2は、それぞれ、受電端子21への入力電圧の実効値(以下、単に「入力電圧」と呼ぶ。)Vinを検出する電圧検出回路23を備える。各単位光源部2において、電源回路22は、電圧検出回路23により検出された入力電圧Vinが所定の正常範囲内にないとき(つまり受電端子21に異常電圧が入力されているとき)、光源20への直流電力の出力を停止させる。これにより、光源20や電源回路22における異常発熱が抑えられ、安全性が向上する。
上記の正常範囲は、例えば所定の上限値よりも低い範囲とされる。光源装置1が図6のような器具本体3に接続されること、つまり、2個の単位光源部2が交流電源7に対して互いに直列に接続して用いられることが想定されている場合、上記の上限値は例えば交流電源7の電圧の実効値(例えば100V)とされる。この場合、図8や図9の例のように入力電圧Vinが交流電源7の電圧に一致するような器具本体3に接続されたときには、電源回路22が出力を停止するから、光源20は点灯しない。
また、上記の正常範囲に下限値を設けてもよい。すなわち、上記の正常範囲は、所定の上限値よりも低く且つ所定の下限値よりも高い範囲となる。
ところで、図10に示すように、直管型の蛍光灯8が接続される器具本体3としては、磁気漏れ変圧器形の安定器34を備えるものがある。上記の安定器34は、一次巻線341が電源端子31に接続されたトランスの二次巻線(予熱巻線)342に誘導された電流を蛍光灯8の各フィラメント81に流すことで各フィラメント81の予熱を行うものである。このような器具本体3に光源装置1が接続された場合は安定器34で電圧降下が発生するために、入力電圧Vinは交流電源7の電圧の50%よりも低くなる場合もある。従って、上記の正常範囲に適宜の下限値を設けた場合、図10のような器具本体3に接続された場合に光源20が点灯しないようにすることができる。
また、図11〜図13に示すように、入力電圧Vinを正常範囲の上限値と比較する第1比較回路241や、入力電圧Vinを正常範囲の下限値と比較する第2比較回路242を、電源回路22とは別途に設けてもよい。すなわち、図11の例や図12の例では、第1比較回路241での比較の結果、入力電圧Vinが正常範囲の上限値を上回っていた場合、電源回路22は光源20への直流電力の出力を停止する。また、図12の例では、第2比較回路242での比較の結果、入力電圧Vinが正常範囲の下限値を下回っていた場合にも、電源回路22は光源20への直流電力の出力を停止する。
また、図13の例は、第1比較回路241の出力と第2比較回路242の出力とが入力される論理積回路243と、論理積回路243の出力により駆動される保護回路としてのスイッチ244とを備える。さらに、図13の例での第1比較回路241は、入力電圧Vinが正常範囲の上限値以下であるときに出力をHレベルとし、入力電圧Vinが正常範囲の上限値を上回っているときに出力をLレベルとする。また、図13の例での第2比較回路242は、入力電圧Vinが正常範囲の下限値以上であるときに出力をHレベルとし、入力電圧Vinが正常範囲の下限値を下回っているときに出力をLレベルとする。スイッチ244は論理積回路243の出力がHレベルである期間にのみオンされる。すなわち、入力電圧Vinが正常範囲内にあるときのみ論理積回路243の出力がHレベルとなることでスイッチ244がオンされて電源回路22から光源20に直流電力が出力される。また、入力電圧Vinが正常範囲外であるときは、論理積回路243の出力がLレベルとなることでスイッチ244がオフされる。これにより、受電端子21から電源回路22への通電が停止されるから、電源回路22から光源20への直流電力の出力が停止される。また、図13の例のように電源回路22の前段にスイッチ244のような保護回路を設け且つ正常範囲に下限値を設ければ、器具本体3において定電力制御が行われ且つ入力電圧Vinが低い場合に電源回路22に過剰な電流が入力されることを防ぐことができる。
ここで、図1や図11〜図13では電圧検出回路23は電源回路22の前段に接続されているが、電源回路22が整流回路や該整流回路の出力を平滑化する平滑コンデンサを有する場合、電圧検出回路23は整流回路や平滑コンデンサの後段に接続されてもよい。
または、電圧検出回路23を設ける代わりに、図14に示すようにバリスタ26を受電端子21間に(つまり電源回路22に対して並列に)接続してもよい。図14の例では、バリスタ26と一方の受電端子21との間に保護回路としてのヒューズ27が接続されている。図14の例では、受電端子21への入力電圧Vinがバリスタ26のバリスタ電圧よりも高い異常電圧となったとき、バリスタ26に電流が流れてヒューズ27が溶断する。すると、受電端子21から電源回路22への通電が停止されることで、電源回路22から光源20への直流電力の入力も停止される。なお、ヒューズ27は両方の受電端子21についてそれぞれ設けられていてもよい。
また、光源装置1の構造に関し、2個の単位光源部2は、図15〜図17に示すように別々のプリント配線板25に実装されていてもよいし、図18に示すように互いに共通のプリント配線板25に実装されていてもよい。図18のように2個の単位光源部2が1個のプリント配線板25に実装される場合であっても、導電部間の距離を適切に確保することで、単位光源部2間の絶縁を確保することができる。
また、1個ずつの単位光源部2が実装された2個のプリント配線板25は、図15の例のように光源20が実装された面を互いに同じ方向に向けてもよいし、図16及び図17の例のように光源20が実装された面を互いに逆向きとしてもよい。図16及び図17のように光源20が実装された面を互いに逆向きとした場合、光源装置1のケース11をほぼ全周にわたって発光させることが可能となる。
さらに、単位光源部2において光源20以外の回路部品(電源回路22を構成する回路部品など)は、光源20と同じ面に実装されてもよいし、図19のように光源20が実装された面の反対面に実装されてもよい。
1 光源装置
2 単位光源部
3 器具本体
4 ソケット
6 照明器具
20 光源
21 受電端子
22 電源回路
23 電圧検出回路
27 ヒューズ(保護回路)
31 電源端子
32 磁気回路式安定器
40 器体
43 プランジャ
44 給電端子(復帰ばねを兼ねる)
45 コイルばね(復帰ばね)
241 第1比較回路
242 第2比較回路
244 スイッチ(保護回路)
Vin 入力電圧の実効値

Claims (7)

  1. 互いに電気的に絶縁された2個の単位光源部を有し、
    各単位光源部は、それぞれ、交流電力を入力される一対の受電端子と、前記受電端子に入力された前記交流電力を直流電力に変換して出力する電源回路と、前記電源回路が出力した直流電力によって点灯する光源とを備え、
    各単位光源部において、前記電源回路は、前記受電端子に異常電圧が入力されたとき、前記光源への直流電力の出力を停止させることを特徴とする光源装置。
  2. 各単位光源部は、それぞれ、前記受電端子に異常電圧が入力されたときに前記受電端子から前記電源回路への通電を停止させる保護回路を備えることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 各単位光源部は、それぞれ、前記受電端子への入力電圧の実効値を検出する電圧検出回路を備え、
    各単位光源部において、前記電源回路は、前記電圧検出回路により検出された前記実効値が所定の正常範囲内にないとき、前記光源への直流電力の出力を停止させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光源装置。
  4. 前記電圧検出回路により検出された前記実効値を前記正常範囲の上限値と比較する第1比較回路と、
    前記電圧検出回路により検出された前記実効値を前記正常範囲の下限値と比較する第2比較回路と、
    前記第1比較回路での比較結果と前記第2比較回路での比較結果とに応じて前記受電端子から前記電源回路への給電をオンオフするスイッチとを備え、
    前記スイッチは、前記第1比較回路での比較において前記実効値が前記上限値以下であり、且つ、前記第2比較回路での比較において前記実効値が前記下限値以上である期間中にのみ、前記受電端子から前記電源回路への給電をオンすることを特徴とする請求項3記載の光源装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源装置が接続される器具本体とを備え、
    前記器具本体は、外部の交流電源に電気的に接続される一対の電源端子と、一対ずつの前記受電端子が接続される2個のソケットとを備え、
    2個の前記ソケットは、それぞれ、前記受電端子に一対一に接触導通する2個の給電端子を有し、
    各前記ソケットにおいて、一方の前記給電端子は前記ソケット毎に異なる前記電源端子に電気的に接続され、他方の前記給電端子は前記ソケット間で互いに電気的に接続されていることを特徴とする照明器具。
  6. 一方の前記電源端子と前記給電端子との間には磁気回路式安定器が電気的に接続されていることを特徴とする請求項5記載の照明器具。
  7. 前記光源装置は2個の前記単位光源部の少なくとも前記電源回路と前記光源とがそれぞれ収納されたケースを有し、
    一方の前記単位光源部の前記受電端子と他方の前記単位光源部の前記受電端子とは前記ケースから互いに逆向きに突出していて、
    少なくとも一方の前記ソケットは、前記給電端子を収納した器体と、前記受電端子が挿通される端子挿通孔を有して前記器体に対し前記端子挿通孔の貫通方向に変位可能に連結されたプランジャと、前記プランジャを前記器体の外向きに押す復帰ばねとを備えることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の照明器具。
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