JP2016143607A - 照明灯及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 照明器具に対する照明灯の着脱作業における作業者の安全性を確保することができる。
【解決手段】 LEDランプは、LED(発光素子)と、LEDに電流を供給可能に接続された回路装置13と、LED及び回路装置13が収容される直管体と、該直管体の両端に個別に設けられ、回路装置13を介して接続された2つの端子対14a、14bと、を備え、回路装置13は、2つの端子対14a、14bの一方の端子対14bに電圧が印加され、かつ他方の端子対14aに電圧が印加されていないとき、一方及び他方の端子対14b、14a間の通電を制限するスイッチ回路132を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、照明灯及び照明装置に係り、更に詳しくは、発光素子を備える照明灯及び該照明灯を備える照明装置に関する。
近年、照明器具に装着される直管形の照明灯に関する技術の開発が盛んに行われている。
例えば、特許文献1には、直管型LEDランプの直管体の両端に個別に設けられた2つの端子部間の導通/非導通を切り替えるための、外部に露出したスイッチ部材を含む直管型LEDランプ用スイッチ装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されている直管型LEDランプ用スイッチ装置では、例えば、直管型LEDランプの一方側を照明器具に装着した状態で、他方側を装着する際に作業者が操作片を押し込むと、他方側の端子に電流が流れてしまうため、作業者の安全性を確保するための対策を講じる必要があった。
本発明は、発光素子と、前記発光素子に電流を供給可能に接続された回路装置と、前記発光素子及び前記回路装置が収容される直管体と、前記直管体の両端に個別に設けられ、前記回路装置を介して接続された2つの端子部と、を備え、前記回路装置は、前記2つの端子部の一方の端子部に電圧が印加され、かつ他方の端子部に電圧が印加されていないとき、前記2つの端子部間の通電を制限する通電制御手段を含むことを特徴とする照明灯である。
本発明によれば、照明器具に対する照明灯の着脱作業における作業者の安全性を確保することができる。
一実施形態の照明装置の概略構成を示す図である。 LEDランプの外観を示す図である。 回路装置の口金A側の構成を模式的に示す図である。 回路装置の口金A側の構成を概略的に示す図である。 回路装置の構成を示す図である。 照明器具に対するLEDランプの着脱について説明するための図である。
以下に、一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る照明装置100の概略構成が示されている。
照明装置100は、一例として図1に示されるように、照明灯としての直管形のLEDランプ10と、該LEDランプ10が装着される照明器具20とを備えている。照明器具20は、LEDランプ10が装着される器具を意味し、「ランプ取り付け器具」と呼んでも良い。
LEDランプ10は、一例として図2〜図5に示されるように、複数のLED(発光ダイオード、図3及び図4では便宜上単一のLEDのみを図示)と、該複数のLEDに電流を供給可能に接続された回路装置13(図3〜図5参照)と、複数のLED及び回路装置13が収容される長尺の直管体11と、該直管体11の長手方向の両端に個別に取り付けられた2つの口金A、Bと、2つの口金A、Bに個別に突設され回路装置13を介して接続された2つの端子対14a、14bとを含む。各端子対は、一対の端子から成る。
ここでは、LEDランプ10は、2つの端子対14a、14bを介して給電を受ける両端給電型の直管形LEDランプである。
直管体11は、一例として、複数のLED及び回路装置13が基板を介して実装された長尺の基台と、該基台を覆う長尺筒状の透光性を有するカバー(透光性を有する直管部材)とを有する。
照明器具20は、一例として、図1に示されるように、リフレクタ(反射傘)21、対向する2つのソケット22a、22b、安定器23などを有している。すなわち、照明器具20は、蛍光灯用のものである。
リフレクタ21は、一例として、建物の天井に取り付けられ、LEDランプ10が挿入される細長い凹部を有し、該凹部に挿入されたLEDランプ10からの光を反射させる。
2つのソケット22a、22bは、一例として、リフレクタ21の凹部の長手方向の両端に個別に設けられ、LEDランプ10の2つの端子対14a、14bが個別に装着(例えば挿入)される。各ソケットは、LEDランプ10の端子対が装着される装着部(例えば挿入部)に該端子対と電気接続する電極対を有している。なお、図1では、各端子対の2つの端子は、紙面奥行き方向に並んでいる。
各ソケットの装着部は、一例として、ソケット本体に対して弾性部材により対向するソケット側に付勢された状態で、その付勢方向とは反対方向にスライド可能(押し込み可能)となっている。
そこで、一方の端子対を一方のソケットに装着し、LEDランプ10を一方のソケットに押し付けた状態で(一方のソケットのソケット本体に対して装着部を押し込んだ状態で)、他方の端子対を他方のソケットに装着することで、LEDランプ10を照明器具20に装着することができる。
安定器23は、一例として、リフレクタ21の上面に取り付けられており、入力側は交流電源Eに接続され、出力側は各ソケットの電極対に接続されている。すなわち、照明器具20は、両端給電方式である。
交流電源Eは、電源スイッチの操作によりON/OFFされる。交流電源EがONのときには、安定器23を介して2つのソケット22a、22bに常時電圧がかかる。ここでは、安定器23と各ソケットの電極対は、2本の配線で接続されている。
以下に、回路装置13について、図3〜図5を参照して詳細に説明する。
図3には、回路装置13の口金A側の構成が模式的に示されている。回路装置13は、図3に示されるように、一例として、各LEDを駆動する(点灯させる)ドライブ回路131と、該ドライブ回路131と端子対14aとの間の導通/非導通を切り替えるスイッチ回路132とを含む。
図5には、回路装置13の全体構成が示されている。
ドライブ回路131は、図5に示されるように、一例として、スイッチ回路132と複数のLEDとの間に接続されたAC/DCコンバータ(整流手段)と、端子対14bと複数のLEDとの間に接続されたAC/DCコンバータ(整流手段)を含む。ここでは、各整流手段は、4つのダイオードがブリッジ接続された全波整流とされているが、単一ダイオードによる半波整流とされても良い。また、ドライブ回路131は、高調波対策として絶縁型のPFC回路機能を有していても良い。なお、図5では、一例として、複数(例えば4つ)のLEDが直列に接続されて成る直列接続体が複数(例えば2つ)並列に接続されている。
また、一例として、2つの端子対14a、14b間には、安定器23に対応するための複数(例えば4つ)の抵抗Rが接続されている。各抵抗Rは、ハイインピーダンスの電流制限抵抗である。
図4には、回路装置13の口金A側の構成が概略的に示されている。スイッチ回路132は、図4に示されるように、一例として、ドライブ回路131と端子対14aの一方の端子との間に接続されたスイッチング素子S1と、ドライブ回路131と端子対14aの他方の端子との間に接続されたスイッチング素子S2と、各スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段SCと、を有する。
各スイッチング素子としては、例えばトランジスタ、ダイオード、リレー等を少なくとも1つ用いることができるが、ここでは、高速動作及び小型化に有利なトランジスタが用いられる。
トランジスタとしては、例えば、MOSFET、接合型FET、バイポーラトランジスタ等を用いることができるが、ここでは、省電力化が可能であり、かつ大電力にも対応可能なMOSFETが用いられる。
各スイッチング素子は、一例として、ソース端子、ゲート端子が共通の2つのnチャンネルMOSFET(以下では「nMOS」とも称する)を含んで構成される。なお、nMOSに代えて、pMOS(pチャンネルMOSFET)を用いても良い。
ここで、照明器具20の各ソケットの電極対には、交流電源Eによる電圧が安定器23を介して印加される。蛍光灯の場合は、各端子対がソケットに装着されると該端子対に電圧が印加され該端子対に接続されたフィラメントに電流が流れる。LEDランプ10の場合にも、同様に、各端子対がソケットに装着されると該端子対に電圧が印加される。
そこで、スイッチング制御手段SCは、一例として、2つのスイッチング素子S1、S2に個別に対応して設けられた端子間電圧検出部133a、133bを含んで構成される。
各端子間電圧検出部は、端子対14aの2つの端子間に接続され、該端子間の電圧を検出すると、対応するスイッチング素子の2つのnMOSのゲート端子にON電圧(ゲート電圧)を印加する。
ここでは、各端子間電圧検出部として、絶縁素子フォトボル(フォトボルカプラ)を用いている。
この絶縁素子フォトボルでは、入力電圧による内蔵LEDの光出力を内蔵PDA(フォトダイオードアレイ)で受光し、発生した起電力でnMOSにゲート電圧を印加する。絶電素子フォトボルの入力側(LED側)と出力側(PDA側)は電気的に絶縁されており、nMOS側で発生するノイズ等のドライブ回路131側への影響を抑制することができる。また、絶縁素子フォトボルでは、二次側外部電源を使わずにnMOSを駆動可能である。
そこで、端子対14aが2つのソケット22a、22bの一方に装着(例えば挿入)され、交流電源Eの電圧が安定器23を介して端子対14aに印加されると、各端子間電圧検出部(絶縁素子フォトボル)により対応するスイッチング素子の2つのnMOSにゲート電圧が印加され該2つのnMOSがONとなり、端子対14aと端子対14bとがドライブ回路131を介して導通する。
更に、端子対14bが2つのソケット22a、22bの他方に装着(例えば挿入)され、交流電源Eの電圧が安定器23を介して端子対14bに印加されていれば、2つの端子対14a、14bの一方から交流電流が流入し、AC/DCコンバータで直流電流に変換され、複数のLEDに供給され該複数のLEDが発光する。複数のLEDを介した電流は、2つの端子対14a、14bの他方から流出する。
ところで、蛍光灯用の照明器具(蛍光灯器具)を含む照明装置において、例えば蛍光灯からLEDランプへの交換時、LEDランプから蛍光灯への交換時、LEDランプからLEDランプへの交換時等におけるLEDランプ着脱作業の際に、該LEDランプが例えば両端給電型の工事レスLEDランプ、すなわち既存蛍光灯器具の安定器をそのまま用いる方式のLEDランプである場合には、作業者が感電するおそれがある。
詳述すると、交流電源がONのときには2つのソケットには電圧がかかっている。この状態でLEDランプの着脱を行う際、作業者が、一方の端子対をソケットに装着した状態で(該端子対にグランドに対する電圧が印加された状態で)他方の端子対や口金に触れると、感電するおそれがある。
すなわち、ソケットに装着された一方の端子対から回路装置13を介してソケットに装着されていない他方の端子対に電流が流れるおそれがある。
本実施形態のLEDランプ10においては、端子対14bに電圧が印加され、かつ端子対14aに電圧が印加されていない状態(図6参照)、すなわち端子対14bがソケット22bに装着され、かつ端子対14aがソケット22aに装着されない状態では、端子対14aとドライブ回路131とは導通せず、端子対14aと端子対14bは導通しないため、この状態で作業者が端子対14aや口金Aに触れても感電しない。
そこで、LEDランプ着脱作業の際、作業者は、端子対14bを2つのソケット22a、22bの一方に装着した状態で、端子対14aを2つのソケット22a、22bの他方に装着もしくは該他方から取り外すこととすれば、端子対14aや口金Aに触れても感電しない。
なお、LEDランプ10の2つの端子対14a、14bの着脱順序を作業者に認識させるために、例えば、端子対14a側の口金Aやその近傍に「後に装着、先に取り外し」、端子対14b側の口金Bやその近傍に「先に装着、後に取り外し」のような注意書きを施すことが望ましい。
しかしながら、実際にLEDランプ着脱作業がこのような注意書きどおりに行われるとは限らないため、万全を期すために、端子対14bとドライブ回路131とを、例えばスイッチ回路132と同様の機能を有するスイッチ回路を介して接続することが望ましい。
この場合、端子対14aに電圧が印加され、かつ端子対14bに電圧が印加されない状態では、端子対14bとドライブ回路131とは導通せず、端子対14aと端子対14bは導通しないため、この状態で端子対14bや口金Bに触れても感電しない。
この結果、LEDランプ着脱作業の際、作業者は、端子対14aを2つのソケット22a、22bの一方に装着した状態で、端子対14bを2つのソケット22a、22bの他方に装着する際もしくは該他方から取り外す際、端子対14bや口金Bに触れても感電しない。
結果として、作業者は、2つの端子対14a、14bの着脱順序を気にすることなく、LEDランプ10の着脱作業を安全に行うことができる。
以上説明した本実施形態のLEDランプ10は、第1の観点からすると、LED(発光素子)と、該LEDに電流を供給可能に接続された回路装置13と、LED及び回路装置13が収容される直管体11と、該直管体11の両端に個別に設けられ、回路装置13を介して接続された2つの端子対14a、14bと、を備え、回路装置13は、2つの端子対14a、14bの一方の端子対14bに電圧が印加され、かつ他方の端子対14aに電圧が印加されていないとき、一方及び他方の端子対14b、14a間の通電を制限するスイッチ回路132(通電制御手段)を含む。
また、本実施形態のLEDランプ10は、第2の観点からすると、LEDと、該LEDに電流を供給可能に接続された回路装置13と、回路装置13を介して接続され、照明器具20の電圧が印加される2つのソケット22a、22bに個別に装着される2つの端子対14a、14bと、を備え、回路装置13は、2つの端子対14a、14bの一方の端子対14bが電圧が印加された2つのソケット22a、22bの一方に装着され、かつ2つの端子対14a、14bの他方の端子対14aが電圧が印加された2つのソケット22a、22bの他方に装着されないとき、一方及び他方の端子対14a、14b間の通電を制限するスイッチ回路132(通電制御手段)を含む。
本実施形態のLEDランプ10では、LEDランプ10の着脱作業の際、一方の端子対14bに電圧が印加され、かつ他方の端子対14aに電圧が印加されていないとき、一方及び他方の端子対14b、14a間の通電が制限されるため、作業者は他方の端子対14aに触れても感電しない。
この結果、照明器具に対するランプ着脱作業における作業者の安全性を確保することができる。
すなわち、本実施形態によれば、照明器具20に対する着脱時の安全性に優れた直管形のLEDランプ10を提供することができる。
一方、特許文献1には、発光素子を介した一方及び他方の端子対間の導通/非導通を切り替える、スイッチ部材がLEDランプの各口金に設けられたスイッチ装置が開示されている。このスイッチ装置では、各口金部に突設された端子対のソケットへの挿入動作にスイッチ部材が連動して(押圧操作され)、一方及び他方の端子対が導通する仕組みになっている。
しかしながら、特許文献1では、スイッチ部材が外部に露出しているため、一方の端子対に電圧が印加され、かつ他方の端子対に電圧が印加されていないとき、すなわち一方の端子対が電圧が印加されたソケットに装着され、かつ他方の端子対が電圧が印加されたソケットに装着されていないとき、作業者が他方の端子対及び該端子対側のスイッチ部材に触れると、一方及び他方の端子対が導通し、感電するおそれがあった。すなわち、特許文献1では、照明器具に対するランプ着脱作業における作業者の安全性を確保するための対策を講じる必要があった。
また、スイッチ回路132は、一方の端子対14bに電圧が印加され、かつ他方の端子対14aに電圧が印加されないとき、一方及び他方の端子対14a、14b間を導通させず、一方の端子対14aに電圧が印加されたとき、一方及び他方の端子対14a、14b間を導通させる。
この場合、着脱作業時の感電を防止でき、かつLEDランプ10を照明器具20に装着することでLEDを発光させることができる。
また、スイッチ回路132は、2つの端子対14a、14b間の導通/非導通を切り替えるための2つのスイッチング素子S1、S2と、他方の端子対14aの端子間電圧(入力電圧)の有無に応じて各スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段SCとを含む。
この場合、他方の端子対14aへの印加電圧(入力電圧)の有無に応じて、一方及び他方の端子対14a、14bの導通/非導通を切り換えることができる。
また、スイッチング制御手段SCは、他方の端子対14aの端子間に接続された端子間電圧検出部を有し、該端子間電圧検出部は、電圧を検出したときに各スイッチング素子をON状態にする。
この場合、他方の端子対14aに電圧が印加されたときに、一方及び他方の端子対14a、14b間を導通させることができる。
また、端子間電圧検出部は、絶縁素子フォトボルであるため、スイッチング素子で発生するノイズのドライブ回路131側への影響を抑制し、かつ構成の簡素化を図ることができる。
また、スイッチング素子は、少なくとも1つのトランジスタを有するため、高密度集積化を図ることができる。
また、トランジスタは、MOSFETであるため、大電力に対応可能であり、かつ省電力化を図れる。
また、電圧は、交流電圧であり、回路装置13は、各端子対と複数のLEDとの間に接続されたAC/DCコンバータ(整流手段)を更に含むため、交流電流を直流電流に変換して複数のLEDに供給することができる。このように、LEDランプ10は整流手段を内蔵しているため、外付けの整流手段を必要としない。
また、2つの端子対14a、14bは、照明器具20の電圧が印加される2つのソケット22a、22bに個別に装着されるため、照明器具20に対するLEDランプ10の着脱作業を安全かつ容易に行うことができる。
また、照明器具20は、安定器23を含み、2つのソケット22a、22bは、安定器23を介して交流電源Eに接続されるため、配線工事を行うことなく、照明器具20に対してLEDランプ10の着脱を安全かつ容易に行うことができる。
また、回路装置13は、安定器23に対応するための電流制限抵抗を有しているため、安定器23を含む照明器具20に対して、各LEDに安定した電流を供給することができる。
また、照明装置100は、LEDランプ10と、該LEDランプ10が装着される照明器具20と、を備えるため、LEDランプ10の着脱時の安全性に優れた照明装置を提供できる。
なお、上記実施形態では、発光素子としてLEDが用いられているが、LED以外であっても良い。また、発光素子の個数は、ランプ仕様に応じて、適宜変更可能(単数も可)である。
また、上記実施形態では、AC/DCコンバータ(整流手段)は、LEDランプ10に内蔵されているが、外付けであっても良い。
また、上記実施形態では、電源として、交流電源が用いられているが、直流電源を用いても良い。この場合、整流手段は、不要となる。
また、上記実施形態では、LEDランプが装着される照明器具として、蛍光灯用の安定器23を有する照明器具20が用いられているが、これに限られない。例えば、蛍光灯用の照明器具から安定器を取り外し、該照明器具の2つのソケットを電源に直結するようにしても良い。この場合、上記実施形態と異なり、配線工事が必要となるが、LEDランプ10着脱時の感電は上記実施形態と同様に防止される。また、この場合、安定器が取り外されているため、安定器に対応する電流制限抵抗は、不要となる。
また、上記実施形態では、照明器具として蛍光灯用のものが採用されているが、これに限らず、例えば、LEDランプ用のもの(例えば交流電源と各ソケットとを1本の配線で直結するもの)を採用しても良い。
また、上記実施形態では、スイッチング制御手段SCの各端子間電圧検出部として、絶縁素子フォトボルが用いられているが、これに限られない。例えば、電圧計を含むON電圧出力器を用いても良い。この場合、ON電圧出力器は、電圧計の計測値が所定値以上のときにスイッチング素子にON電圧(ON信号)を出力することとしても良い。
また、上記実施形態では、各スイッチング素子は、2つのトランジスタ(例えばnMOS)を有しているが、要は、少なくとも1つのトランジスタを有していることが好ましい。
また、例えばスイッチング素子として、リレーを用い、スイッチング制御手段として、電圧検出時に該リレーに動作電圧(ON電圧)を出力する上記ON電圧出力器を用いても良い。
また、上記実施形態では、回路装置13は、電流制限抵抗としての抵抗Rを複数有しているが、1つのみ有していても良いし、1つも有していなくても良い。
また、スイッチ回路(通電制御手段)は、上記実施形態で説明したものに限らず、入力電圧(端子間電圧)の有無に応じて2つの端子対間を導通/非導通可能であれば、他の構成であっても良い。すなわち、スイッチ回路は、2つの端子対14a、14bの一方の端子対14bに電圧が印加され、かつ他方の端子対14aに電圧が印加されないとき、一方及び他方の端子対14b、14a間の通電を制限すること、並びに2つの端子対14a、14bの他方の端子対14aに電圧が印加され、かつ一方の端子対14bに電圧が印加されないとき、一方及び他方の端子対14b、14a間の通電を制限することの少なくとも一方が可能であることが好ましい。
また、スイッチ回路(通電制御手段)は、少なくとも1つのスイッチング素子と、端子対を介した入力電流の有無に応じて該スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、を含んで構成されても良い。
具体的には、例えば、スイッチ回路(通電制御手段)は、端子対の端子間に接続された電流検出部を有し、該電流検出部は、端子対がソケットに接続され、電流を検出したときにスイッチング素子をON状態にすることとしても良い。
この場合、スイッチング素子として、例えばトランジスタ、リレー、ダイオード等を用いることができる。
また、以下に説明する変形例のように、スイッチ回路(通電制御手段)は、2つの端子部14a、14b間に所定電圧範囲内の電圧がかかった場合に2つの端子部14a、14b間の通電を許容し、2つの端子部14a、14b間に所定電圧範囲外の電圧がかかった場合に2つの端子部14a、14b間の通電を制限することとしても良い。
なお、上記所定電圧範囲は、交流電源Eの電源電圧を基準に設定されることが望ましい。例えば、所定電圧範囲は、電源電圧及び電源電圧近傍(好ましくは電源電圧±20%の範囲、更に好ましくは電源電圧±10%の範囲)を含むように設定されることが好ましい。この場合、2つの端子対14a、14bが2つのソケット22a、22bに個別に装着され、2つの端子対14a、14b間に交流電圧Eによる電圧が安定器23を介して印加されたときに、2つの端子対14a、14b間に複数のLEDを介して通電することができる。また、2つの端子対14a、14b間に電源電圧とはかけ離れた電圧が印加されたとき、例えば2つの端子対14a、14bの一方のみがソケットに装着され電源電圧近傍よりも低い電圧が印加されたときや、電源電圧近傍よりも高い電圧が印加されたときに、2つの端子対14a、14b間の通電を制限することができる。この結果、LEDランプ着脱時の作業者の感電やLEDランプの破損を防止できる。
具体的には、変形例では、スイッチ回路は、2つの端子対14a、14b間の電圧を計測する電圧計と、2つの端子対14a、14b間の導通/非導通を切り替えるための少なくとも1つのスイッチング素子と、電圧計の計測値に応じてスイッチング素子を制御するスイッチング制御部とを有していても良い。そして、スイッチング制御部は、スイッチング素子を、電圧計の計測値が所定電圧範囲内のときにON状態にし、所定電圧範囲外のときにOFF状態にすることとすれば良い。
また、上記実施形態では、各端子対の一対の端子間に電圧が印加されているが、これに限らず、各端子対の一対の端子を同電位にしたり、短絡しても良い。安定器と各ソケットの電極対とを接続する配線は、同電位にする場合に2本とし、短絡する場合に1本とする(この場合、電極対の一方の電極はダミーとなる)。この場合、各端子対の電圧を検出できないため、2つの端子対間の電圧を検出可能な上記変形例の構成を採用することが望ましい。
また、安定器と各ソケットとの配線が1本の場合や、各ソケットの電極対に代えて単一の電極を用いる場合のように、各端子対の一方の端子がダミーとなるような場合にも、上記変形例の構成が有効である。
また、変形例の構成は、安定器を取り外した照明器具に対しても有効である。
10…LEDランプ(照明灯)、11…直管体、13…回路装置、14a…一方の端子対(一方の端子部)、14b…他方の端子対(他方の端子部)、20…照明器具、23…安定器、100…照明装置、131…ドライブ回路(回路装置の一部)、132…スイッチ回路(通電制御手段、回路装置の一部)、133a、133b…端子間電圧検出部(電圧検出部)、S1…スイッチング素子(スイッチ回路の一部)、S2…スイッチング素子(スイッチ回路の一部)、SC…スイッチング制御手段(スイッチ回路の一部)。
特許第4976579号公報

Claims (17)

  1. 発光素子と、
    前記発光素子に電流を供給可能に接続された回路装置と、
    前記発光素子及び前記回路装置が収容される直管体と、
    前記直管体の両端に個別に設けられ、前記回路装置を介して接続された2つの端子部と、を備え、
    前記回路装置は、前記2つの端子部の一方の端子部に電圧が印加され、かつ他方の端子部に電圧が印加されていないとき、前記2つの端子部間の通電を制限する通電制御手段を含むことを特徴とする照明灯。
  2. 前記通電制御手段は、前記2つの端子部の一方の端子部に電圧が印加され、かつ他方の端子部に電圧が印加されていないとき、前記2つの端子部間を非導通とするスイッチ回路であることを特徴とする請求項1に記載の照明灯。
  3. 前記スイッチ回路は、
    前記2つの端子部間の導通/非導通を切り替えるための少なくとも1つのスイッチング素子と、
    前記他方の端子部を介した入力電圧の有無に応じて前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の照明灯。
  4. 前記他方の端子部は、一対の端子から成る端子対であり、
    前記スイッチング制御手段は、前記端子対の端子間に接続された電圧検出部を有し、
    前記電圧検出部は、電圧を検出したときに前記スイッチング素子をON状態にすることを特徴とする請求項3に記載の照明灯。
  5. 前記電圧検出部は、絶縁素子フォトボルであることを特徴とする請求項4に記載の照明灯。
  6. 前記スイッチ回路は、
    前記2つの端子部間の導通/非導通を切り替えるための少なくとも1つのスイッチング素子と、
    前記他方の端子部を介した入力電流の有無に応じて前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御手段と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の照明灯。
  7. 前記他方の端子部は、一対の端子から成る端子対であり、
    前記スイッチング制御手段は、前記端子対の端子間に接続された電流検出部を有し、
    前記電流検出部は、電流を検出したときに前記スイッチング素子をON状態にすることを特徴とする請求項6に記載の照明灯。
  8. 前記スイッチング素子は、少なくとも1つのトランジスタを有することを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載の照明灯。
  9. 前記トランジスタは、MOSFETであることを特徴とする請求項8に記載の照明灯。
  10. 前記電圧は、交流電圧であり、
    前記回路装置は、前記他方の端子部と前記発光素子との間に接続された整流手段を更に含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の照明灯。
  11. 前記発光素子は、発光ダイオードであり、
    前記2つの端子部は、照明器具の電圧が印加される2つのソケットに個別に装着されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の照明灯。
  12. 前記照明器具は、安定器を含み、
    前記2つのソケットは、前記安定器を介して電源に接続されることを特徴とする請求項11に記載の照明灯。
  13. 前記回路装置は、前記安定器に対応するための電流制限抵抗を有することを特徴とする請求項12に記載の照明灯。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の照明灯と、
    前記照明灯が装着される照明器具と、を備える照明装置。
  15. 発光素子と、
    前記発光素子に電流を供給可能に接続された回路装置と、
    前記回路装置を介して接続され、照明器具の電圧が印加される2つのソケットに個別に装着される2つの端子部と、を備え、
    前記回路装置は、前記2つの端子部の一方の端子部が電圧が印加された前記2つのソケットの一方に装着され、かつ前記2つの端子部の他方の端子部が電圧が印加された前記2つのソケットの他方に装着されていないとき、前記2つの端子部間の通電を制限する通電制御手段を含むことを特徴とする照明灯。
  16. 発光素子と、
    前記発光素子に電流を供給可能に接続された回路装置と、
    前記発光素子及び前記回路装置が収容される直管体と、
    前記直管体の両端に個別に設けられ、前記回路装置を介して接続された2つの端子部と、を備え、
    前記回路装置は、前記2つの端子部間に所定電圧範囲内の電圧がかかった場合に前記2つの端子部間の通電を許容し、前記2つの端子部間に前記所定電圧範囲外の電圧がかかった場合に前記2つの端子部間の通電を制限する通電制御手段を含むことを特徴とする照明灯。
  17. 前記所定電圧範囲は、電源電圧を基準に設定されることを特徴とする請求項16に記載の照明灯。
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