JP2015162203A - 情報蓄積装置、情報蓄積方法、プログラム、及び情報蓄積システム - Google Patents

情報蓄積装置、情報蓄積方法、プログラム、及び情報蓄積システム Download PDF

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Abstract

【課題】コード情報の生成に掛かる手間を軽減する。
【解決手段】1以上の情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記情報処理装置からの要求に応じて第1の電子データから第2の電子データを生成する情報蓄積装置であって、前記第1の電子データが所定の第1の記憶領域に格納されたことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記第1の記憶領域に前記第1の電子データが格納されたことを検出すると、前記第2の電子データが格納される所定の第2の記憶領域における該第2の電子データの格納先のアドレス情報を決定するアドレス情報決定手段と、前記アドレス情報に基づき、前記第2の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報と前記第1の電子データとから前記第2の電子データを生成するデータ生成手段と、前記第2の電子データを前記第2の記憶領域に格納する格納手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報蓄積装置、情報蓄積方法、プログラム、及び情報蓄積システムに関する。
文書ファイル中に表示されたQRコード(登録商標)などの二次元バーコードをスマートフォンなどの携帯情報端末で読み取って、この文書ファイルにアクセスする技術は従来より知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術においては、文書ファイルにアクセスするための二次元バーコードを生成するためには、文書ファイル中にURL(Uniform Resource Locator)などのアドレス情報が記述されている必要がある。したがって、ユーザは、アドレス情報を事前に文書ファイル中に記述しておく必要があり、二次元バーコードの生成には手間が掛かっていた。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたものであり、コード情報の生成に掛かる手間を軽減することができる情報蓄積装置、情報蓄積方法、プログラム、及び情報蓄積システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態では、1以上の情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記情報処理装置からの要求に応じて第1の電子データから第2の電子データを生成する情報蓄積装置であって、前記第1の電子データが所定の第1の記憶領域に格納されたことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記第1の記憶領域に前記第1の電子データが格納されたことを検出すると、前記第2の電子データが格納される所定の第2の記憶領域における該第2の電子データの格納先のアドレス情報を決定するアドレス情報決定手段と、前記アドレス情報に基づき、前記第2の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報と前記第1の電子データとから前記第2の電子データを生成するデータ生成手段と、前記第2の電子データを前記第2の記憶領域に格納する格納手段と、を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、コード情報の生成に掛かる手間を軽減することができる。
第一の実施形態に係る情報蓄積システムの一例の構成図である。 第一の実施形態に係る情報蓄積システムの利用シーンの一例を説明する図である。 第一の実施形態に係る情報蓄積装置の一例のハードウェア構成図である。 第一の実施形態に係る情報蓄積装置の一例の処理ブロック図である。 ワークフロー設定画面の一例のイメージ図である。 共有フォルダのディレクトリ構成の一例のイメージ図である。 QRコード付きファイルの一例の説明図である。 QRコードに含まれる情報の一例の説明図である。 第一の実施形態に係るQRコード付きファイルの作成処理の一例のフローチャートである。 第一の実施形態に係るファイル取得処理の一例のシーケンス図である。 ワークフロー設定画面の他の例のイメージ図である。 QRコード付き電子ファイルの他の例の説明図である。 第二の実施形態に係るQRコード付きファイルの作成処理の一例のフローチャートである。 ファイル一覧表示画面の一例の説明図である。 第三の実施形態に係るファイル取得処理の一例のシーケンス図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第一の実施の形態]
<システム構成>
図1は、第一の実施形態に係る情報蓄積システムの一例の構成図である。図1の情報蓄積システム1は、情報蓄積装置10と、一台以上の携帯情報端末20と、一台以上のPC端末30と、一台以上のプロジェクタ40と、一台以上のMFP(Multifunction Peripheral)50とがLAN(Local Area Network)などのネットワークN1に接続される構成を一例として示している。
ネットワークN1は、例えば企業内ネットワークなど、プライベート環境のネットワークを利用することができる。
情報蓄積装置10は、携帯情報端末20やPC端末30などからアクセス可能なファイル(電子ファイル)などを記憶するコンピュータシステムである。情報蓄積装置10は、携帯情報端末20やPC端末30からファイルのアップロード/ダウンロードを行うことができるなど、ファイルサーバとしての処理を行う。また、情報蓄積装置10は、携帯情報端末20やPC端末30などから要求に応じて、QRコード付きファイルの生成やファイル形式(データ形式)の変換など、各種処理を行う。なお、情報蓄積装置10は、複数のコンピュータに分散して構成するようにしてもよい。なお、ファイルは電子データの一例である。
携帯情報端末20は、ユーザが携帯して操作する情報処理装置の一例である。携帯情報端末20は、スマートフォンやタブレット端末、携帯電話、ノートPCなど、ユーザが携帯して操作できる装置であればよい。携帯情報端末20は、情報蓄積装置10にアクセスして、情報蓄積装置10に記憶しているファイルなどを操作(読み取り、書き込み等)することができる。また、携帯情報端末20は、情報蓄積装置10にアクセスして、QRコード付きファイルの生成やファイル形式の変換など各種処理(ワークフロー)依頼を行うことができる。また、携帯情報端末20は、内蔵又は外付けのカメラ装置を用いて、QRコードを読み取ることができる。なお、QRコードは、コード情報の一例である。
PC端末30は、ユーザが操作する情報処理装置の一例である。PC端末30は、デスクトップPCなどであり、一般的に、ユーザが携帯して操作することができない装置である。PC端末30は、ユーザが携帯して操作することができない点を除けば、上記で説明した携帯情報端末20と同様である。
プロジェクタ40は、投影機能及び通信機能を備える電子機器の一例である。プロジェクタ40は、PC端末30などを用いて、情報蓄積装置10に記憶しているファイルの内容を投影して表示させることができる。
MFP50は、撮像機能、画像形成機能、及び通信機能を備える電子機器の一例である。MFP50は、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能である。また、MFP50は、PC端末30などを用いて、情報蓄積装置10に記憶しているファイルの内容を印刷出力などすることができる。
なお、上記の情報蓄積システム1は、一例であって、上記以外の各種電子機器を含む構成であってもよい。
<利用シーン>
まず、第一の実施形態に係る情報蓄積システム1の利用シーンについて説明する。図2は、第一の実施形態に係る情報蓄積システムの利用シーンの一例を説明する図である。
図2(a)は、プロジェクタで資料を投影する場合の利用シーンを示した図である。まず、情報蓄積システム1のユーザは、PC端末30などを用いて、QRコード付きファイル(文書ファイルなどにQRコードが埋め込まれた電子ファイル)を情報蓄積装置10で作成する(図2(a)の(1))。次に、ユーザは、例えば会議などにおいて、このQRコード付きファイル(会議資料)をプロジェクタ40で投影して表示させる(図2(a)の(2))。そして、会議の参加者は、自身のスマートフォンなどの携帯情報端末20から投影表示されているQRコードを読み取る(図2(a)の(3))。すると、携帯情報端末20は、情報蓄積装置10から現在投影表示されている会議資料の電子ファイルを取得することができ(図2(a)の(4)及び(5))、携帯情報端末20の表示画面にこの取得した電子ファイルが表示される(図2(a)の(6))。このように、会議などにおいて、プロジェクタ40により投影表示された資料のQRコードをスマートフォンなどで読み取ることにより、会議の参加者は、自身のスマートフォンから会議資料を取得することができる。
図2(b)は、資料を紙媒体で配布する場合の利用シーンを示した図である。まず、情報蓄積システム1のユーザは、携帯情報端末20(PC端末30などでもよい)からQRコード付きファイルを情報蓄積装置10で作成する(図2(b)の(1))。次に、ユーザは、このQRコード付きファイルをMFP50で印刷して(図2(b)の(2))、会議において参加者に紙で配布する。そして、会議の参加者は、自身のスマートフォンなどの携帯情報端末20から配布された紙(会議資料)に記載されているQRコードを読み取る(図2(b)の(3))。すると、携帯情報端末20は、情報蓄積装置10から配布資料の電子ファイルを取得することができ(図2(b)の(4)及び(5))、携帯情報端末20の表示画面にこの取得した電子ファイルが表示される(図2(b)の(6))。このように、会議などにおいて、配布された会議資料のQRコードをスマートフォンなどで読み取ることにより、会議の参加者は、自身のスマートフォンから会議資料を取得することができる。また、例えば会議において、QRコードだけが表示された紙を配布することにより、会議資料のすべてのページを印刷して配布するよりも印刷コストを削減することができる。
なお、上記で説明した利用シーンは一例である。本発明は、QRコードなどのコード情報が埋め込まれた電子ファイルを利用する種々の場面において応用することができる。例えば、企業のホームページのURLを含むQRコードが埋め込まれた電子ファイルをデジタルサイネージに表示させて広告として利用する場面なども考えられる。
<ハードウェア構成>
次に、第一の実施形態に係る情報蓄積システム1の情報蓄積装置10のハードウェア構成について説明する。図3は、第一の実施形態に係る情報蓄積装置の一例のハードウェア構成図である。
図3の情報蓄積装置10は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスB1で相互に接続されている。
入力装置101はキーボードやマウスなどを含み、情報蓄積装置10に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102はディスプレイなどを含み、情報蓄積装置10による処理結果を表示する。なお、入力装置101及び/又は表示装置102は、情報蓄積装置10の必須の構成ではないため、なくてもよい。
通信I/F107は情報蓄積装置10をネットワークN1に接続するインターフェースである。これにより、情報蓄積装置10は通信I/F107を介して、他の装置、機器とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、情報蓄積装置10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、及び、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。また、HDD108は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
外部I/F103は、外部装置とのインターフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、情報蓄積装置10は外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。なお、記録媒体103aにはフレキシブルディスク、CD、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、情報蓄積装置10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、情報蓄積装置10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
第一の実施形態に係る情報蓄積装置10は、上記ハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
次に、第一の実施形態に係る情報蓄積システム1の情報蓄積装置10のソフトウェア構成について説明する。図4は、第一の実施形態に係る情報蓄積装置の一例の処理ブロック図である。
情報蓄積装置10は、プログラムを実行することで、OS201、Webサーバ202、アプリケーションサーバ203、WebUI204、WebApi(Application Programming Interface)205、Web制御部206、共有フォルダ207、ドキュメント管理部208、コード生成部209、フォルダ監視部210、認証管理部211、設定情報管理部212を実現している。また、情報蓄積装置10は、設定情報213を利用する。
OS201は、情報蓄積装置10のオペレーティングシステムであり、システム全体を制御する。OS201は、例えばWindows(登録商標)やLinux(登録商標)などである。
Webサーバ202は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)で情報を送受信するソフトウェアである。Webサーバ202は、例えばApache TomcatやIIS(登録商標)などである。
アプリケーションサーバ203は、例えばWebサーバ202のプラグインとして動作するソフトウェアである。アプリケーションサーバ203は、例えばTomcat(登録商標)などである。
WebUI204は、HTTPリクエストにより例えばワークフロー設定画面やシステム設定画面などを表示する。ユーザは、携帯情報端末20やPC端末30などの情報処理装置に搭載されたWebブラウザ(図示せず)を使用して、ワークフロー設定画面からワークフローの設定やシステム設定画面から設定の変更などを行うことができる。
WebApi205は、ネットワークN1経由で利用可能である。WebApi205は、HTTPリクエストを受け付け、HTTPリクエストに応じた処理を行い、HTTPレスポンスを行う。WebApi205は、携帯情報端末20やPC端末30などからのHTTPリクエスト(要求)などを受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。
また、情報蓄積装置10のWebApi205をSDK(ソフトウェア開発キット)として情報処理装置に搭載されるアプリケーションの開発者に提供できる。アプリケーションの開発者はSDKを使用してアプリケーションを開発できる。SDKは情報蓄積装置10の提供者以外のサードベンダにも提供できる。サードベンダは、提供されたSDKを使用してアプリケーションを開発できる。SDKを使用して開発されたアプリケーションは情報処理装置に搭載できる。
情報蓄積装置10のWebApi205をSDKとして提供することにより、情報処理装置は情報蓄積装置10の提供者が開発したアプリケーションだけでなく、サードベンダが開発したアプリケーションも搭載できるようになる。
Web制御部206は、WebApi205からの要求に応じて、ドキュメント管理部208、認証管理部211、設定情報管理部212などを制御する処理を行う。
共有フォルダ207は、SMB(Server Message Block)プロトコルによってネットワークN1上で公開されたフォルダである。ユーザは、携帯情報端末20やPC端末30などの情報処理装置を用いて、共有フォルダ207にアクセスすることができる。
ドキュメント管理部208は、共有フォルダ207に置かれたファイルを管理する。また、ドキュメント管理部208は、フォルダ監視部210やWeb制御部206からの要求に応じて、コード生成部209にQRコードの生成依頼を行う。また、ドキュメント管理部208は、QRコードとファイルとを合成したり、ファイル形式の変換などを行う。
コード生成部209は、QRコードを生成する。なお、QRコードは、コード情報の一例であり、コード生成部は、QRコード以外のコード情報(例えばSPコード、CPコードなど)を生成してもよい。
フォルダ監視部210は、共有フォルダ207を監視して、共有フォルダ207にファイルが置かれたこと(保存されたこと)を検出する。また、フォルダ監視部210は、共有フォルダ207にファイルが置かれたことを検出すると、ドキュメント管理部208にファイルが置かれたフォルダの情報(例えばフォルダ名など)の通知する。
認証管理部211は、各種認証情報を管理する。例えば、認証管理部211は、共有フォルダ207のアクセス制御に関する情報(アクセス可能なユーザやアクセス可能な期間など)を管理する。
設定情報管理部212は、ユーザが、携帯情報端末20やPC端末30などの情報処理装置に搭載されたWebブラウザ(図示せず)を使用して、ワークフロー設定画面から行ったワークフローの設定やシステム設定画面から行った設定の変更などの情報を管理する。
設定情報213は、設定情報管理部212から設定された情報である。例えばワークフローの各種設定情報などである。設定情報213は、情報蓄積装置10のHDD108又は情報蓄積装置10とネットワークを介して接続された記憶装置に格納される。
<処理の詳細>
次に、第一の実施形態に係る情報蓄積システム1の処理の詳細について説明する。まず、本実施形態では、携帯情報端末20やPC端末30に搭載されたアプリケーションやWebブラウザを用いて情報蓄積装置10にアクセスして、QRコード付きファイルを生成するためのワークフローを設定する。
例えば携帯情報端末20やPC端末30を用いて、情報蓄積装置10にアクセスすると図5に示すようなワークフロー設定画面が表示される。図5は、ワークフロー設定画面の一例のイメージ図である。ワークフロー設定画面1000は、QRコード付きファイルの保存先のアドレスを示す「保存先パス」、ワークフローの処理内容を示す「処理内容」、ファイル中のQRコードの合成位置を示す「QRコード合成位置」、QRコード付きファイルのアクセス制御を指定する「アクセス制御」の項目からなる。
ワークフロー設定画面1000において保存先パスは、ボタン1001bを押下すると、情報蓄積装置10の保存先アドレスがプルダウン表示され、ユーザはプルダウン表示された一覧から保存先パスを選択することができる。図5の例では、ワークフローの処理によって生成されたQRコード付きファイルは「AllUsers/1.ファイル」フォルダ内に格納(保存)されることを示している。なお、ユーザは、直接、格納先のアドレスを入力してもよい。ここで、情報蓄積装置10は、例えば図6に示すようなディレクトリ構成を有している。
例えば図6において、「AllUsers」以下の各フォルダ/ファイルは、情報蓄積システム1のすべてのユーザが読み取り又は/及び書き込みを行うことができる。また、例えば「UserA」以下の各フォルダ/ファイルは、ユーザAのみが読み取り又は/及び書き込みを行うことができる。
また、所定のフォルダ/ファイルは、所定の期間内のみ読み取り/書き込みが行えるようにユーザが設定することができる。このように、情報蓄積装置10の共有フォルダ207は、アクセス制御を行うことができるようになっている。
なお、図6において、「3.ワークフロー」の下位にある「QR生成」フォルダは、QRコード付きのファイルを生成するためのフォルダである。後述するように、このフォルダに格納されたファイルについて、QRコードを生成及び合成してQRコード付きファイルを生成する。なお、「QR生成」フォルダは、ワークフローの設定を行うことにより、例えばドキュメント管理部208が自動的に作成する。
ワークフロー設定画面1000において処理内容は、ボタン1002bを押下すると、ワークフローの処理内容の一覧がプルダウン表示され、ユーザはこのプルダウン表示された一覧から処理内容を選択することができる。選択できる処理内容は、例えば「QRコードを合成してPDFに変換」、「QRコードを合成してJPEGに変換」などである。また、例えば、QRコードは合成しないで、「PDFに変換」や「JPEGに変換」などファイル形式の変換のみ行う処理内容であってもよい。なお、図5の例では、処理内容は「QRコードを合成してPDFに変換」が選択されていることを示している。
ワークフロー設定画面1000においてQRコード合成位置は、ボタン1003bを押下すると、QRコードを合成するファイル中の位置の一覧がプルダウン表示され、ユーザはこのプルダウン表示された一覧からQRコードの合成位置を選択することができる。選択できる合成位置は、例えば「最終ページに追加」や「各ページに追加」などである。これについて図7を用いて説明する。
図7は、QRコード付きファイルの一例の説明図である。図7(a)の例は、ワークフローの処理を行う前のファイル「議事録.doc」の内容を示している(つまり、QRコードが合成されていないファイルである)。
図7(b)の例は、QRコードの合成位置として「最終ページに追加」を選択した場合のファイル「議事録.doc」の内容を示している。この場合、ファイルの最終ページ(3ページ目)にQRコード2000が合成される。このとき、QRコード2000に含まれる情報(QRコードを携帯情報端末20などで読み取ったときに取得される情報)は、例えば図8(a)に示すような情報である。図8(a)は、QRコード付きファイルのURLを示す情報である。従って、ユーザは、携帯情報端末20でQRコード2000を読み取ると、URLが示すファイル「議事録.doc」を取得することができる。
図7(c)の例は、QRコードの合成位置として「各ページに追加」を選択した場合のファイル「議事録.doc」の内容を示している。この場合、ファイルの各ページにQRコードが合成される。図7(c)において、QRコード2001とQRコード2002が示す情報は、それぞれ同じであっても、異なっていてもよい。すなわち、QRコード2001及びQRコード2002に含まれる情報は、いずれも図8(a)に示すような情報であってもよいし、QRコード2001及びQRコード2002はそれぞれ図8(b)の1ページ目及び2ページ目に示される情報であってもよい。
QRコード2001及びQRコード2002に含まれる情報がそれぞれ図8(b)の1ページ目及び2ページ目に示される情報である場合、ユーザが、例えば携帯情報端末20でQRコード2002を読み取ると、ファイルパスが示すファイル「議事録.doc」を取得し、この携帯情報端末20の表示画面には「議事録.doc」の2ページ目が表示される。
なお、図8において、図8(a)はURL形式で記述されており、図8(b)はファイルパスの形式で記述されているが、これらに限られない。QRコードに含まれる情報は、ファイルの格納先を示す情報であればよく、例えばJSON(JavaScript Object Notation)形式などでもよい。
図5に戻り、ワークフロー設定画面1000のアクセス制御は、ボタン1004bを押下すると、保存先パスで選択したQRコード付きファイルの格納先フォルダのアクセス制御(アクセス制限)の有無/アクセス制御の期間などの一覧がプルダウン表示され、ユーザはこの一覧から選択することができる。例えば選択できる内容としては、「アクセス制御を行わない」、「生成してから1週間」、「生成してから1か月」、「特定のユーザのみアクセスを許可する」などである。「生成してから1週間」が選択された場合、生成されたQRコード付きファイルは、QRコードを携帯情報端末20で読み取ることで、1週間に限りアクセスすることができる。なお、図5の例では、処理内容は「生成してから1週間」が選択されていることを示している。
以上のように、ユーザは、携帯情報端末20やPC端末30を操作して、情報蓄積装置10からQRコード付きファイルを作成するためのワークフローを設定する。
《QRコード付きファイルの作成処理》
図9は、第一の実施形態に係るQRコード付きファイルの作成処理の一例のフローチャートである。
まず、上記で説明したように、ユーザは、携帯情報端末20やPC端末30から情報蓄積装置10にアクセスし、WebUI204を介してワークフロー設定画面1000を表示させて、QRコード付きファイルを生成するためのワークフローを設定する(ステップS11)。すると、情報蓄積装置10の設定情報管理部212は、ワークフロー設定画面1000で設定された各種設定情報を設定情報213として所定の記憶領域に保存する。なお、ワークフローの設定は、設定内容の変更を行わない限り、最初に1回行えばよい。
次に、ユーザは、携帯情報端末20やPC端末30から情報蓄積装置10の所定のフォルダにファイルを格納する(ステップS12)。ここでは、ユーザは、情報蓄積装置10の「QR生成」フォルダに「議事録.doc」ファイルを格納したものとして説明を続ける。
すると、情報蓄積装置10のフォルダ監視部210は、共有フォルダ207にファイルが格納されたことを検出し、ドキュメント管理部208にファイルが格納されたフォルダの情報(例えばフォルダ名)を通知する(ステップS13)。ドキュメント管理部208は、フォルダ監視部210から受け取ったフォルダの情報から、ファイルが格納されたフォルダがQR生成用のフォルダか否かを判定する(ステップS14)。ユーザがファイルを格納したフォルダがQR生成用のフォルダである場合、ステップS15に進む。一方、ユーザがファイルを格納したフォルダがQR生成用のフォルダでない場合、処理を終了させる。
QR生成用のフォルダとは、QRコード付きファイルを生成するためのフォルダである。すなわち、QRコード付きファイルを生成するためのワークフローの設定を行うことにより、ドキュメント管理部208が自動的に作成したフォルダである。例えば図6において「3.ワークフロー」の下位にある「QR生成」フォルダである。
次に、情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、設定情報213を参照し、QRコード付きファイルの保存先として設定されているフォルダに同名のファイルが存在するか否か判定する(ステップS15)。例えば、QRコード付きファイルの保存先フォルダ「AllUsers/1.ファイル」に、ファイル名「議事録.doc」が存在するか否かを判定する。保存先に同名のファイルが存在する場合、ステップS16に進む。保存先に同名のファイルが存在しない場合、ステップS17に進む。
QRコード付きファイルの保存先に同名のファイルが存在する場合、ファイル名に連番を付与してステップS15に戻る(ステップS16)。例えば保存先フォルダ「AllUsers/1.ファイル」に、ファイル名「議事録.doc」が存在する場合、「QR生成」フォルダに格納されているファイル「議事録.doc」のファイル名を例えば「議事録_1.doc」に変更する。
なお、上記においてステップS15に戻った後、再度、保存先に同名のファイルが存在すると判定された場合、「QR生成」フォルダに格納されているファイル「議事録_1.doc」のファイル名を例えば「議事録_2.doc」に変更(連番を1増やす)する。以降、同様に同名となるファイルが保存先に存在しないと判定されるまで(すなわち、重複するファイル名がなくなるまで)、ファイル名の変更を繰り返す。
情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、ファイル名を決定した後、QRコード付きファイルの保存先フォルダに一時ファイルを作成する(ステップS17)。すなわち、上記のステップS15により保存先フォルダに同名のファイルが存在しないと判定されたファイル名を決定し、このファイル名の一時ファイル(例えばコンテンツデータを持たないダミーファイル)を作成する。これは、後続の処理を行っている最中に、他のユーザがQRコード付きファイルの作成処理を行ったこと場合に、ファイル名の競合を防止するためである。
次に、情報蓄積装置10のコード生成部209は、QRコードを生成する(ステップS18)。QRコードは、上記で説明したようにQRコード付きファイルにアクセスするための情報である。コード生成部209は、例えばQRコード付きファイルの格納先のURL「http://192.168.0.1/files?filePath=/AllUsers/1.ファイル/議事録.doc」からQRコードを生成する。このようなURLは、ユーザがワークフローで設定した保存先パス(設定情報213に格納されている)と、上記ステップS15及びS16で決定したQRコード付きファイルのファイル名とから決定することができる。
なお、上記では、QRコード付きファイルの格納先のURLを含むQRコードを作成したがこれに限られず、任意の文字、記号、数字などの情報からQRコードを生成してもよい。例えば、QRコード付きファイルを生成するための基になったファイル「議事録.doc」が「AllUsers/1.ファイル/参照用」という名前のフォルダに格納されている場合、ファイルパス「AllUsers/1.ファイル/参照用/議事録.doc」からQRコードを生成してもよい。これにより、QRコード付きファイルから携帯情報端末20などでQRコードを読み取ったユーザは、QRコードが合成されていないファイル「議事録.doc」を参照することができる。
また、例えば「議事録.doc」をPDF形式に変換したファイル「議事録.pdf」を後述のステップS19で作成し、この「議事録.pdf」にアクセスするためのQRコード(「議事録.pdf」の格納先のURLを含むQRコード)を生成するようにしてもよい。これにより、編集等が一般にすることができないPDF形式のファイルを参照等させることができる。
また、例えば参考用の画像、動画、説明資料などが掲載されたインターネットのURLを含むQRコードを生成してもよい。これにより、例えば会議において、QRコード付きファイル(会議資料)の内容を補足説明する参考用の画像等に、会議参加者がアクセスすることができる。
情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、上記のステップS18で生成したQRコードと、ユーザが上記のステップS12で格納したファイルを合成して、QRコード付きファイルを生成する(ステップS19)。このとき、ドキュメント管理部208は、設定情報213に含まれるQRコードの合成位置に関する情報(例えばQRコードを最終ページ合成するのか、各ページに合成するのか、など)に従って合成する。また、さらに、ドキュメント管理部208は、QRコードとユーザが上記のステップ12で格納したファイルとを合成した後、設定情報213に含まれる処理内容に従って、ファイルの変換(例えばPDF形式に変換)を行う。
なお、上記のステップS19において、ドキュメント管理部208は、QRコードとユーザが上記のステップS12で格納したファイルとを合成した後に、例えばPDFにファイル形式の変換を行った場合、同時に、合成後のファイルをJPEGにファイル形式を変換してもよい。すなわち、後述のステップS20の保存処理において、QRコード付きのファイル(PDF形式)とQRコード付きのファイル(JPEG形式)が保存されるようにしてもよい。これにより、例えばPDF形式には対応していない(表示することができない)がJPEG形式には対応しているような携帯情報端末20からのファイル取得要求(表示要求)を効率的に行うことができる。
情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、上記のステップS19で生成したQRコード付きファイルを、共有フォルダ207の指定された保存先フォルダに格納(保存)する(ステップS20)。すなわち、ドキュメント管理部208は、設定情報213に含まれる保存先パスに指定されたアドレス情報(例えば「AllUsers/1.ファイル」)にQRコード付きファイルを保存する。これにより、情報蓄積装置10の共有フォルダ207の例えば「AllUsers/1.ファイル」フォルダにQRコード付きファイルをPDFに変換したファイル「議事録.pdf」が保存される。そして、「議事録.pdf」に埋め込まれた(合成された)QRコードを例えば携帯情報端末20で読み取ると、この「議事録.pdf」にアクセスして表示等させることができる。
以上のように、第一の実施形態における情報蓄積システム1の情報蓄積装置10では、QRコード付きファイルを作成するためのワークフローの設定を事前に行うことで、所定のフォルダにファイルを格納するだけで自動的にQRコード付きファイルを作成することができる。これにより、QRコード付きファイルを作成するためのユーザの手間を軽減することができる。
《ファイル取得処理》
次に、ユーザが携帯情報端末20などを用いて、QRコード付きファイルからQRコードを読み取り、所定のファイルを取得(表示)する処理について説明する。図10は、第一の実施形態に係るファイル取得処理の一例のシーケンス図である。
まず、ユーザは、携帯情報端末20などからQRコードを読み取る(ステップS21)。例えば、プロジェクタ40に投影表示されたQRコードや、配布資料に記載されたQRコードなどを携帯情報端末20に搭載されたカメラなどから読み取る。すると、携帯情報端末20は、QRコードに含まれる例えばURLなどの情報を取得し、このURLを含むファイルの表示リクエスト(HTTPリクエスト)を情報蓄積装置10のWebApi205に対して行う(ステップS22)。
情報蓄積装置10のWebApi205は、HTTPリクエストを受け取ると、このHTTPリクエストに含まれるURLに基づいて、ファイルパス(表示リクエストに係るファイルの格納先のファイルパス)リクエスト(ファイルパスの取得要求)をWeb制御部206に送信する(ステップS23)。Web制御部206は、認証管理部211に認証を要求し(ステップS24)、認証管理部211は、認証処理を行う(ステップS25)。ここで、認証管理部211は、設定情報213を参照してアクセス制御に関する情報を取得し、アクセス制御を行う。例えばワークフロー設定画面において、ユーザが、アクセス制御を「生成してから1週間」と設定していた場合、認証管理部211は、表示リクエストに係るファイル(QRコード付きファイル)が、生成してから1週間経過したか否かを判定する。そして、経過している場合、認証失敗(取得失敗)を示す情報をWeb制御部206に返信し、経過していない場合、認証成功(取得可能)を示す情報をWeb制御部206に返信する。なお、認証失敗(取得失敗)を示す情報が返信された場合、Web制御部206は、WebApi205を介して、例えばファイルを取得することができないことを示す画面を携帯情報端末20の表示画面に表示させる。以降では、ステップS25において、認証成功(取得可能)を示す情報がWeb制御部206に返信されたものとして説明を続ける。
情報蓄積装置10のWeb制御部206は、ファイルパスリクエストをドキュメント管理部208に送信する(ステップS26)。
情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、ファイルパスリクエストを受け取ると、表示リクエストに係るファイルについて、携帯情報端末20が表示可能なファイルが存在するか否か判定する(ステップS27)。すなわち、携帯情報端末20は、ステップS22のファイル表示リクエストにおいて、自身が表示可能なファイル形式で要求を行う(例えばJPEG形式)。そこで、ドキュメント管理部208は、この要求を行った携帯情報端末20が表示可能なファイル形式(JPEG形式)のファイルが存在するか否かを判定する。ファイルが存在する場合、以降ステップS28及びS29の処理を行い、ファイルが存在しない場合、以降ステップS30〜S33の処理を行う。
なお、通常、情報蓄積装置10は、様々な携帯情報端末20に対応するため、複数のファイル形式のファイルを保存(キャッシュ)しておく。例えば上記のQRコード付きファイルの作成処理でQRコード付きファイルを生成した場合、この生成後のファイルをPDF形式に変換したファイル、JPEG形式に変換したファイルなど、複数のファイル形式のキャッシュを保持しておく。一方で、キャッシュの容量が逼迫した場合などにおいて、使用頻度が低いファイル形式又は最近使われていないファイル形式などはキャッシュから削除される。
ファイルの表示リクエストを行った携帯情報端末20が表示可能なファイル形式のファイルが存在する場合、ドキュメント管理部208は、表示リクエストに係るファイルのファイルパスをWeb制御部206に送信し(ステップS28)、Web制御部206は、受け取ったファイルパスをWebApi205に送信する(ステップS29)。
一方、ファイルの表示リクエストを行った携帯情報端末20が表示可能なファイル形式のファイルが存在しない場合、ドキュメント管理部208は、表示リクエストを行った携帯情報端末20が表示可能なファイル形式(例えばJPEG形式)に、ファイル形式の変換を行う(ステップS30)。そして、ドキュメント管理部208は、この変換したファイルを共有フォルダ207の所定のフォルダに保存する(ステップS31)。その後、ドキュメント管理部208は、この保存先のファイルパスをWeb制御部206に送信(ステップS32)し、Web制御部206は、受け取ったファイルパスをWebApi205に送信する(ステップS33)。
情報蓄積装置10のWebApi205は、Web制御部206からファイルパスを受け取ると、このファイルパスからファイルを読み込み(取得)、この読み込んだファイルを携帯情報端末20にHTTPレスポンスとして送信する(ステップS35)。
そして、携帯情報端末20は、情報蓄積装置10から受け取ったファイルを表示画面などに表示させる(ステップS36)。
以上のように、第一の実施形態における情報蓄積システム1では、携帯情報端末20などを用いて、QRコード付きファイルからQRコードを読み取ることで、QRコードに含まれるURLなどからファイルを取得し、表示させることができる。
[第二の実施の形態]
次に、第二の実施形態に係る情報蓄積システムについて説明する。第二の実施形態に係る情報蓄積システム1の情報蓄積装置10は、ユーザがタグで指定した位置にQRコードを埋め込む(合成する)ことができる。
第二の実施形態に係る情報蓄積システム1は、第一の実施形態に係る情報蓄積システム1とシステム構成、ハードウェア構成、及びソフトウェア構成が同様であるため説明を省略する。また、本実施形態に係るファイル取得処理は、第一の実施形態に係るファイル取得処理と同様であるため説明を省略する。
<処理の詳細>
第二の実施形態に係る情報蓄積システム1の処理の詳細について説明する。まず、本実施形態においても、第一の実施形態と同様に、携帯情報端末20やPC端末30に搭載されたアプリケーションやWebブラウザを用いて情報蓄積装置10にアクセスして、QRコード付きファイルを生成するためのワークフローを設定する。ただし、本実施形態では、ワークフロー設定画面において、QRコード合成位置に指定できる項目が異なる。
図11は、ワークフロー設定画面の他の例のイメージ図である。図6のワークフロー設定画面3000では、QRコード合成位置に「タグの位置に追加」が指定されている。すなわち、本実施形態においては、ワークフロー設定画面において、第一の実施形態におけるワークフロー設定画面で説明した内容に加えて、QRコード合成位置に「タグの位置に追加」を選択することができる。なお、ワークフロー設定画面3000において、ボタン3001b、3002b、3003b、3004bは、それぞれ各設定項目について設定可能な項目値の一覧がプルダウン表示される。すなわち、ワークフロー設定画面3000のボタン3001b、3002b、3003b、3004bは、それぞれ、ワークフロー設定画面1000のボタン1001b、1002b、1003b、1004bと同様である。
図11のQRコード合成位置に「タグの位置に追加」を選択した場合、例えば図12(a)に示すように、開始タグ「<@QR>」と終了タグ「</@QR>」で挟まれた位置にQRコードが埋め込まれる(合成される)。
また、例えば図12(b)に示すように、開始タグ「<@QR>」と終了タグ「</@QR>」との間にURLが記述されている場合、このURLが含まれるQRコードを生成し、開始タグと終了タグで挟まれた位置にQRコードが埋め込まれる(合成される)。
また、例えば図12(c)に示すように、開始タグ「<@QR>」と終了タグ「</@QR>」との間にファイルパスが記述されている場合、このファイルパスが含まれるQRコードを生成し、開始タグと終了タグで挟まれた位置にQRコードが埋め込まれる(合成される)。
なお、上記に例示した以外に、開始タグと終了タグの間には、任意の文字、記号、数字などの情報を記述してもよい。この場合は、その記述した情報が含まれるQRコードを生成し、開始タグと終了タグで挟まれた位置にQRコードが埋め込まれる(合成される)。また、例えばワークフロー設定画面3000から、開始タグ及び終了タグとして定義する文字等をユーザが任意に指定できるようにしてもよい。
《QRコード付きファイルの作成処理》
図13は、第二の実施形態に係るQRコード付きファイルの作成処理の一例のフローチャートである。なお、以降の処理において、第一の実施形態に係るQRコード付きファイルの作成処理と同様の箇所については、適宜説明を省略する。
まず、ユーザは、携帯情報端末20やPC端末30から情報蓄積装置10にアクセスし、ワークフロー設定画面3000を表示させて、QRコード付きファイルを生成するためのワークフローを設定する(ステップS41)。このとき、ユーザは、ワークフロー設定画面3000において、QRコード合成位置として「タグの位置に追加」が選択されたものとして以降説明する。情報蓄積装置10の設定情報管理部212は、ワークフロー設定画面3000で設定された各種設定情報を設定情報213として所定の記憶領域に保存する。なお、ワークフローの設定は、設定内容の変更を行わない限り、最初に1回行えばよい。
以降のステップS42〜S47の処理は、それぞれ図9のステップS12〜S17の処理と同様であるため説明を省略する。
次に、情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、ユーザがQR生成用のフォルダに格納したファイルについて、テキストの抽出処理を行う(ステップS48)。そして、情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、上記のステップS48で抽出したテキストにタグが含まれているか否かを判定する(ステップS49)。タグが含まれている場合、ステップS50に進む。一方、タグが含まれていない場合、ステップS53に進む。
次に、情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、開始タグと終了タグの間に文字、数字、記号等の情報が指定されているか否かを判定する(ステップS50)。情報が指定されている場合、ステップS51に進む。一方、情報が指定されていない場合。ステップS52に進む。
開始タグと終了タグの間に文字、数字、記号等の情報が指定されている場合、情報蓄積装置10のコード生成部209は、この開始タグと終了タグの間に指定されている情報を含むQRコードを生成する(ステップS51)。
開始タグと終了タグの間に文字、数字、記号等の情報が指定されていない場合(換言すれば、開始タグと終了タグの間がブランクである場合)、図9のステップS18と同様に、QRコード付きファイルの格納先のURLを含むQRコードを生成する(ステップS52)。
続いて、情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、上記のステップS51又はステップS52で生成したQRコードを、ユーザがQR生成用のフォルダに格納したファイルのタグの位置に挿入して合成する(ステップS53)。これにより、タグの位置にQRコードが表示されたQRコード付きファイルが生成される。
なお、上記のステップS48で抽出したテキストにタグが複数含まれている場合は、上記のステップS50〜S53の処理をタグがなくなるまで繰り返し実行すればよい。また、上記すべてのタグについて上記ステップS53の処理を行った後、PDFやJPEGなどにファイル形式を変換する処理を行ってもよい。
一方、上記のステップS49の処理において、タグが含まれていないと判定された場合、情報蓄積装置10は、ステップS54及びS55の処理を行う。このステップS54及びS55の処理は、それぞれ図9のステップS18及びS19の処理と同様であるため、説明を省略する。
情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、上記のステップS53又はS54で生成したQRコード付きファイルを、共有フォルダ207の指定された保存先フォルダに格納(保存)する(ステップS56)。
以上のように、第二の実施形態における情報蓄積システム1の情報蓄積装置10では、QRコード付きファイルを作成するためのワークフローの設定において、タグの位置にQRコードを追加するように設定することができる。このような設定がされた場合、指定されたタグの位置に所定の情報を含むQRコードを追加したファイルを生成することができる。これにより、ユーザは、QRコードに含まれる情報と、このQRコードが表示される位置を指定したファイルを簡単に作成することができる。
[第三の実施の形態]
次に、第三の実施形態に係る情報蓄積システムについて説明する。第三の実施形態に係る情報蓄積システム1の情報蓄積装置10は、第一の実施形態及び第二の実施形態のようにQRコード付きファイルを事前に作成するのではなく、例えば携帯情報端末20やPC端末30などからファイルの取得要求があった際に、QRコード付きファイルを生成して、このQRコード付きファイルを携帯情報端末20やPC端末30に送信する。したがって、ユーザは、事前にQRコード付きファイルを作成する必要がなく、ユーザの手間を軽減することができる。
第三の実施形態に係る情報蓄積システム1は、第一の実施形態に係る情報蓄積システム1とシステム構成、ハードウェア構成、及びソフトウェア構成が同様であるため説明を省略する。
<処理の詳細>
まず、ユーザは、携帯情報端末20などから情報蓄積装置10にアクセスして、この携帯情報端末20からアクセス可能なファイルの一覧を取得する。図14(a)は、携帯情報端末20に表示されたファイル一覧表示画面の一例である。ユーザが携帯情報端末20を用いて、情報蓄積装置10からファイルの一覧を取得すると、図14(a)に示すファイル一覧表示画面4010が表示される。その後、ユーザが、携帯情報端末20を操作して、例えば「見積もり書.doc」を選択すると、図14(b)に示すファイル一覧表示画面4020に遷移する。
図14(b)に示すファイル一覧表示画面4020では、プレビュー画面4021に「見積もり書.doc」の内容がプレビュー表示されている。ここで、ユーザが、ボタン4022bを押下すると、「見積もり書.doc」にQRコードが合成されたQRコード付きファイルが取得され、携帯情報端末20の表示画面に表示される(プレビュー画面4021に表示されてもよい)。なお、QRコードに含まれる情報及びQRコードが合成される位置は、第一の実施形態又は第二の実施形態で説明した、いずれの内容であってもよい。以降では、簡単のため、QRコードに含まれる情報は、「見積もり書.doc」の保存先のURLであり、QRコードが合成される位置は「見積もり書.doc」の最終ページであるとして説明する。
なお、ユーザが、ボタン4024bを押下すると、「見積もり書.doc」にQRコードが合成されたQRコード付きファイルが例えばMFP50から印刷出力される。
以上のように、第三の実施形態では、携帯情報端末20などを用いて、ファイルの取得や印刷を行う際に、この取得要求や印刷要求に係るファイルに所定のQRコードを合成したファイルの取得、印刷をすることができる。したがって、ユーザは、事前にQRコード付きファイルを生成する必要がない。
《ファイル取得処理》
図15は、第三の実施形態に係るファイル取得処理の一例のシーケンス図である。まず、ユーザは、携帯情報端末20を操作して、例えばファイル一覧表示画面4010からファイルを選択(以降、「見積もり書.doc」が選択されたものとして説明する。)し、ファイル一覧表示画面4020からQR付き表示ボタン4022bを押下する(ステップS61)。すると、携帯情報端末20は、情報蓄積装置10に対して、選択したファイルのファイル表示リクエスト(HTTPリクエスト)を送信する(ステップS62)。なお、このとき、ファイル表示リクエストには、選択したファイル(見積もり書.doc)を示すURLと、QRコード付きファイルの表示リクエストであることを示す情報とが含まれる。
情報蓄積装置10のWebApi205は、HTTPリクエストを受け取ると、このHTTPリクエストに含まれるURLに基づいて、QRコード付きファイルのファイルパスリクエスト(ファイルパスの取得要求)をWeb制御部206に送信する(ステップS63)。
情報蓄積装置10のWeb制御部206は、QRコード付きファイルのファイルパスリクエストをドキュメント管理部208に送信する(ステップS64)。
なお、上記のステップS63の処理の後、図10のステップS24及びS25のような認証処理を行ってもよい。ただし、本実施形態のように、携帯情報端末20は、情報蓄積装置10からアクセス可能なファイルの一覧を取得することで、認証処理を行う必要はない。
情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、QRコード付きファイルのファイルパスリクエストを受け取ると、コード生成部209にQRコード付きファイルの生成を依頼する(ステップS65)。すると、情報蓄積装置10のコード生成部209は、「見積もり書.doc」の保存先のURLが含まれるQRコードを生成し(ステップS66)、生成したQRコードをドキュメント管理18に送信する(ステップS67)。
情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、受け取ったQRコードを、ファイル一覧表示画面4010で選択されたファイル(見積もり書.doc)の最終ページに追加して、QRコード付きファイルを生成する(ステップS68)。そして、情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、この生成したQRコード付きファイルを共有フォルダ207に保存する(ステップS69)。なお、このとき、ドキュメント管理部208は、基となったファイル「見積もり書.doc」をQRコード付きファイルで上書きしてもよいし、QRコード付きファイルを別のファイル名にして(例えば「見積もり書(QR付き).doc」)保存してもよい。また、基となったファイルを同名のファイル名として、別のフォルダに保存するようにしてもよい。
そして、情報蓄積装置10のドキュメント管理部208は、QRコード付きファイルのファイルパスをWeb制御部206に送信する(ステップS70)。以降のステップS71〜S74の処理は、図10のステップS23〜S36の処理と同様のため説明を省略する。
以上により、ユーザは、携帯情報端末20のファイル一覧表示画面からQRコード付きで表示したいファイルを選択をすることで、QRコード付きのファイルを表示することができる。したがって、ユーザは、予めQRコード付きファイルを作成しておく必要がなく、ユーザの手間が軽減される。
なお、上記の図15では、携帯情報端末20からファイルの表示要求を行い、表示画面にQRコード付きファイルを表示させる場合の処理について説明したが、印刷要求を行い、QRコード付きファイルを印刷する場合(すなわち、図14(b)でボタン4023を押下した場合)については、次のような処理を行えばよい。すなわち、携帯情報端末20からの印刷要求に応じて、情報蓄積装置10は、上記のステップS66〜S68の処理と同様にQRコード付きファイルを生成する。そして、情報蓄積装置10は、このQRコード付きファイルを含む印刷要求をMFP50に送信する。
また、上記の他、例えば携帯情報端末20などを介して、QRコード付きのファイルをプロジェクタ40から投影表示させてもよい。
<まとめ>
以上の第一の実施形態に係る情報蓄積システム1の情報蓄積装置10によれば、ユーザは携帯情報端末20やPC端末30などの情報処理装置から情報蓄積装置10にアクセスして、QRコードなどのコード情報が追加されたファイルを作成することできる。このとき、ユーザは、事前にワークフローの設定を行っておけば、所定のフォルダにファイルを格納するだけで、ワークフローに従ってコード情報が追加された自動的に作成される。したがって、ユーザは、コード情報が付与されたファイルを簡便に作成することができる。
また、第二の実施形態に係る情報蓄積システム1の情報蓄積装置10によれば、ユーザは、コード情報を付与したいファイルにタグ情報を記述しておくことで、コード情報が追加される位置やコード情報の内容を指定することができる。したがって、ユーザは、コード情報が追加される位置やコード情報の内容を自由に決めることができる。
また、第三の実施形態に係る情報蓄積システム1の情報蓄積装置10によれば、ユーザは情報蓄積装置10に格納されているファイルについて、コード情報が追加されたファイルの取得、印刷、投影表示などを要求することができる。そして、情報蓄積装置10において、これらの要求があった際に、コード情報が追加されらファイルが作成される。したがって、ユーザは、事前にコード情報が追加されたファイルを作成することなく、手間を軽減することができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 情報蓄積システム
10 情報蓄積装置
20 携帯情報端末
30 PC端末
40 プロジェクタ
50 MFP
201 OS
202 Webサーバ
203 アプリケーションサーバ
204 WebUI
205 WebApi
206 Web制御部
207 共有フォルダ
208 ドキュメント管理
209 コード生成部
210 フォルダ監視部
211 認証管理部
212 設定情報管理部
213 設定情報
特開2009−141772号公報

Claims (17)

  1. 1以上の情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記情報処理装置からの要求に応じて第1の電子データから第2の電子データを生成する情報蓄積装置であって、
    前記第1の電子データが所定の第1の記憶領域に格納されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記第1の記憶領域に前記第1の電子データが格納されたことを検出すると、前記第2の電子データが格納される所定の第2の記憶領域における該第2の電子データの格納先のアドレス情報を決定するアドレス情報決定手段と、
    前記アドレス情報に基づき、前記第2の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報と前記第1の電子データとから前記第2の電子データを生成するデータ生成手段と、
    前記第2の電子データを前記第2の記憶領域に格納する格納手段と、
    を有する情報蓄積装置。
  2. 前記データ生成手段は、
    前記コード情報を前記第1の電子データの最終ページに合成した前記第2の電子データを生成する、請求項1記載の情報蓄積装置。
  3. 前記データ生成手段は、
    前記コード情報を前記第1の電子データの各ページに合成した前記第2の電子データを生成する、請求項1記載の情報蓄積装置。
  4. 前記データ生成手段は、
    前記コード情報を前記第1の電子データに定義された所定のタグ情報が示す位置に合成した前記第2の電子データを生成する、請求項1記載の情報蓄積装置。
  5. 前記アドレス情報決定手段は、
    前記検出手段により前記第1の記憶領域に前記第1の電子データが格納されたことを検出すると、前記第1の電子データに定義された所定のタグ情報が示す位置に記述されたアドレス情報を決定し、
    前記データ生成手段は、
    前記アドレス情報に基づき、前記第2の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報を前記第1の電子データに定義された所定のタグ情報が示す位置に合成した前記第2の電子データを生成する、請求項4記載の情報蓄積装置。
  6. 前記アドレス情報決定手段は、
    前記前記検出手段により前記第1の記憶領域に前記第1の電子データが格納されたことを検出すると、他の情報処理装置からアクセス可能な所定の第3の記憶領域であって、前記他の情報処理装置からアクセスされる第3の電子データが格納される前記第3の記憶領域における該第3の電子データの格納先のアドレス情報を決定し、
    前記データ生成手段は、
    前記アドレス情報に基づき、前記第3の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報と前記第1の電子データとから前記第2の電子データを生成し、
    前記第1の電子データから前記第3の電子データを生成し、
    前記格納手段は、
    前記第2の電子データを前記第2の記憶領域に格納し、前記第3の電子データを前記第3の記憶領域に格納する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報蓄積装置。
  7. 前記データ生成手段は、
    前記第1の電子データを所定のデータ形式に変換した前記第3の電子データを生成する、請求項6記載の情報蓄積装置。
  8. 前記データ生成手段は、
    前記コード情報と前記第1の電子データとを合成した後、該合成した後の電子データを所定のデータ形式に変換した前記第2の電子データを生成する、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の情報蓄積装置。
  9. 前記所定のデータ形式は、PDF形式又はJPEG形式である、請求項7又は8記載の情報蓄積装置。
  10. 前記コード情報は、QRコードである、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の情報蓄積装置。
  11. 前記アドレス情報は、URL形式で表した情報である、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の情報蓄積装置。
  12. 1以上の情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記情報処理装置からの要求に応じて第1の電子データから第2の電子データを生成する情報蓄積装置であって、
    前記情報処理装置から前記第1の電子データの取得要求又は印刷要求を受け付けると、前記第2の電子データが格納される所定の記憶領域における該第2の電子データの格納先のアドレス情報を決定するアドレス情報決定手段と、
    前記アドレス情報に基づき、前記所定の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報と前記第1の電子データとから前記第2の電子データを生成するデータ生成手段と、
    前記第2の電子データを前記所定の記憶領域に格納する格納手段と、
    を有する情報蓄積装置。
  13. 1以上の情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記情報処理装置からの要求に応じて第1の電子データから第2の電子データを生成する情報蓄積装置における情報蓄積方法であって、
    前記第1の電子データが所定の第1の記憶領域に格納されたことを検出する検出手順と、
    前記検出手順により前記第1の記憶領域に前記第1の電子データが格納されたことを検出すると、前記第2の電子データが格納される第2の記憶領域における該第2の電子データの格納先のアドレス情報を決定するアドレス情報決定手順と、
    前記アドレス情報に基づき、前記第2の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報と前記第1の電子データとから前記第2の電子データを生成するデータ生成手順と、
    前記第2の電子データを前記第2の記憶領域に格納する格納手順と、
    を有する情報蓄積方法。
  14. 1以上の情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記情報処理装置からの要求に応じて第1の電子データから第2の電子データを生成する情報蓄積装置を、
    前記第1の電子データが所定の第1の記憶領域に格納されたことを検出する検出手段、
    前記検出手段により前記第1の記憶領域に前記第1の電子データが格納されたことを検出すると、前記第2の電子データが格納される第2の記憶領域における該第2の電子データの格納先のアドレス情報を決定するアドレス情報決定手段、
    前記アドレス情報に基づき、前記第2の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報と前記第1の電子データとから前記第2の電子データを生成するデータ生成手段、
    前記第2の電子データを前記第2の記憶領域に格納する格納手段、
    として機能させるためのプログラム。
  15. 1以上の情報処理装置と、該情報処理装置からの要求に応じて第1の電子データから第2の電子データを生成する情報蓄積装置と、1以上の電子機器とを有する情報蓄積システムであって、
    前記第1の電子データが所定の第1の記憶領域に格納されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記第1の記憶領域に前記第1の電子データが格納されたことを検出すると、前記第2の電子データが格納される第2の記憶領域における該第2の電子データの格納先のアドレス情報を決定するアドレス情報決定手段と、
    前記アドレス情報に基づき、前記第2の記憶領域にアクセスするためのコード情報を生成し、該コード情報と前記第1の電子データとから前記第2の電子データを生成するデータ生成手段と、
    前記第2の電子データを前記第2の記憶領域に格納する格納手段と、
    を有する情報蓄積システム。
  16. 第1の情報処理装置が、第2の情報処理装置又は前記電子機器に表示された前記第2の電子データに含まれる前記コード情報を読み取ると、該コード情報から前記アドレス情報を取得し、該アドレス情報に基づき前記第2の記憶領域に格納された前記第2の電子データにアクセスするアクセス手段を有する、請求項15記載の情報蓄積システム。
  17. 前記第2の電子データにアクセス可能な期間を設定する設定手段と、
    前記アクセス手段による前記第2の電子データへのアクセスを制限するアクセス制限手段と、を有し、
    前記アクセス制限手段は、
    前記設定手段で設定された期間を経過した場合、前記アクセス手段による第2の電子データへのアクセスを制限する、請求項16記載の情報蓄積システム。
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