JP2015162172A - 服薬支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬の情報と身体情報とを関連付けて通知し、服薬の効果を推定する上での支援を行う服薬支援装置を提供する。
【解決手段】服薬支援装置1は薬情報と利用者の身体情報とを関連付けた服薬情報を作成して出力する。主制御部20はプログラムやデータ等を記憶装置11から読み出して、画像データの処理、画像データによって示される画像を表示部12に表示、音声を再生出力すべくプログラムやデータ等に基づき画像処理部14、表示制御部15、及び音声出力部13を制御する。また利用者によりタッチパネル16のタッチ操作がなされると、タッチパネル上のタッチ操作位置を示す位置データをタッチ制御部17から入力して、表示部の画面上の画像に対するタッチ操作位置を判定し、タッチ操作位置に応じた処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用者に対して服薬に係る支援を行う服薬支援装置に関する。
この種の装置としては、特許文献1に記載のものがある。特許文献1では、薬の情報を記憶すると共に、薬を服薬すべき服薬時間になると、服薬を促す旨を利用者に通知して、服薬の時刻及び曜日等の服薬情報を記憶し、それらの記憶した薬の情報及び服薬情報に基づき服薬時間を更新している。
特開2011−215744号公報
しかしながら、特許文献1では、服薬時間になると、服薬を促す旨を利用者に通知するだけであり、薬の効果を利用者に通知してはいない。このため、利用者は、体重、体温、血圧、脈拍数等の身体情報をそれぞれの機器で別途測定して、服薬回数、服薬時間等の薬の情報と身体情報とを関連付けて服薬の効果を推定することになるが、これには時間と手間を要した。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、薬の情報と身体情報とを関連付けて通知し、服薬の効果を推定する上での支援を行う服薬支援装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の服薬支援装置は、利用者が服薬する薬の識別データ及び前記薬の服薬時間を示す薬情報を登録する薬情報登録部と、前記利用者の身体情報を登録する身体情報登録部と、前記薬情報登録部に登録された前記薬情報と前記身体情報登録部に登録された前記身体情報とを関連付けた服薬支援情報を作成して出力する制御部とを備えている。
このような本発明では、薬情報と身体情報とを関連付けた服薬支援情報を作成して出力する。このため、服薬支援情報に基づき服薬による身体への影響、つまり服薬の効果を知ることができる。
また、本発明の服薬支援装置においては、表示部を備え、前記制御部は、前記服薬支援情報を前記表示部に表示している。
これにより、服薬支援情報を容易に確認することができる。
更に、本発明の服薬支援装置においては、利用者により操作される操作部を備え、前記制御部は、前記操作部の操作により入力された前記薬情報を前記薬情報登録部に登録している。
また、本発明の服薬支援装置においては、利用者により操作される操作部を備え、前記制御部は、前記操作部の操作により入力された前記身体情報を前記身体情報登録部に登録している。
このように操作部の操作により薬情報や身体情報を入力して、これらの情報を薬情報登録部や身体情報登録部に登録してもよい。
更に、本発明の服薬支援装置においては、前記利用者の身体情報を測定する身体情報測定部と、前記身体情報測定部から前記制御部へと前記身体情報を通信する情報通信部とを備え、前記制御部は、前記身体情報を前記情報通信部を通じて取得して前記身体情報登録部に登録している。
この場合は、身体情報測定部により利用者の身体情報が測定されると、この身体情報が情報通信部を通じて身体情報登録部に自動的に登録される。
また、本発明の服薬支援装置においては、前記薬の服薬を促す旨を通報する通報部を備え、前記制御部は、前記薬情報登録部により登録された前記薬情報から前記薬の服薬時間を取得し、前記服薬時間になると、前記通報部を起動している。
これにより、利用者が服薬を忘れることを防止することができる。
本発明では、薬情報と身体情報とを関連付けた服薬支援情報を作成して出力する。このため、服薬支援情報に基づき服薬による身体への影響、つまり服薬の効果を知ることができる。
本発明の服薬支援装置の第1実施形態を示すブロック図である。 図1の服薬支援装置における記憶装置に記憶されている各種の情報を概念的に示す図である。 図1の服薬支援装置における表示部に表示されるスタート画面を示す図である。 記憶装置に記憶されている身体情報を概念的に示す図である。 表示部に表示される身体情報入力画面を示す図である。 記憶装置に記憶されている薬情報を概念的に示す図である。 表示部に表示される薬情報入力画面を示す図である。 記憶装置に記憶されている服薬管理情報を概念的に示す図である。 表示部に表示される服薬情報入力画面を示す図である。 記憶装置に記憶されているカレンダー情報に対応するカレンダー画面を示す図である。 記憶装置に記憶されているグラフ情報に対応するグラフ画面を示す図である。 本発明の服薬支援装置の第2実施形態を示すブロック図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の服薬支援装置の第1実施形態を示すブロック図である。図1に示すように第1実施形態の服薬支援装置1は、プログラムやデータ等が格納されている記憶装置11と、液晶表示装置等からなる表示部12と、音声を再生出力する音声出力部13と、画像データを処理する画像処理部14と、画像処理部14から出力された画像データを入力して、この画像データによって示される画像を表示部12の画面に表示させる表示制御部15と、表示部12の画面に重ね合わされたタッチパネル16と、タッチパネル16の検出出力に基づきタッチパネル16上のタッチ操作位置を検出するタッチ制御部17と、操作キー18と、カメラ19と、CPU、RAM、ROM、I/Oポート等からなる主制御部20とを備えている。
主制御部20は、プログラムやデータ等を記憶装置11から読み出して、プログラムを実行しつつ、この服薬支援装置1を統合的に制御する。例えば、主制御部20は、画像データを処理したり、画像データによって示される画像を表示部12の画面に表示したり、あるいは音声を再生出力するべく、プログラムやデータ等に基づき画像処理部14、表示制御部15、及び音声出力部13を制御する。また、主制御部20は、利用者によりタッチパネル16のタッチ操作がなされると、タッチパネル16上のタッチ操作位置を示す位置データをタッチ制御部17から入力して、表示部12の画面上の画像に対するタッチ操作位置を判定し、このタッチ操作位置に応じた処理を行う。
このような服薬支援装置1においては、薬情報と利用者の身体情報とを関連付けた服薬支援情報を作成して出力する。薬情報は、利用者が服薬する薬の識別データや服薬時間を示すものであり、また身体情報は、利用者の環境、血圧、体温、脈拍等を示すものである。このため、利用者は、それらの薬情報と利用者の身体情報とを関連付けた服薬支援情報を参照して、服薬による身体への影響、つまり服薬の効果を知ることができる。
次に、そのような服薬支援情報を作成するための構成を説明する。図2は、記憶装置11に記憶されている各種の情報を概念的に示している。図2に示すように記憶装置11には、身体情報31、薬情報32、服薬管理情報33、カレンダー情報34、及びグラフ情報35が記憶されている。
ここで、主制御部20は、図3に示すようなスタート画面36を表示部12に表示する。このスタート画面36には、身体情報31、薬情報32、服薬管理情報33、カレンダー情報34、及びグラフ情報35に対応するそれぞれのアイコンI1、I2、I3、I4、及びI5が表示されている。主制御部20は、各アイコンI1〜I5のいずれかがタッチ操作されて選択されると、この選択されたアイコンを判定し、この選択されたアイコンに対応する各情報31〜35のいずれかに係わる画面を表示部12に表示して、この情報の作成、更新、閲覧等を行うことができるようにする。
図4は、記憶装置11に記憶されている身体情報31を概念的に示す図である。図4に示すように身体情報31は、年月日毎に、室温31a、最高血圧31b、最低血圧31c、脈拍数31d、及び体温31e等を記録したものである。
このような身体情報31は、図3のスタート画面36上で身体情報31に対応するアイコンI1をタッチ操作して、図5に示すような身体情報入力画面41を表示部12に表示した上で、タッチパネル16を通じて身体情報入力画面41をタッチ操作することにより入力される。図5に示すように身体情報入力画面41には、年月日欄42、テンキー43、OKキー44、室温記入欄45、最高血圧記入欄46、最低血圧記入欄47、脈拍数記入欄48、及び体温記入欄49が表示されている。例えば、年月日欄42の左右の矢印キー42a、42bの選択的なタッチ操作により年月日欄42に表示される年月日が変わる。また、室温記入欄45がタッチ操作されると、室温記入欄45が選択され、引き続いてテンキー43のタッチ操作により室温31aが入力されると、この室温31aが室温記入欄45に記入される。更に、最高血圧記入欄46がタッチ操作されると、最高血圧記入欄46が選択され、引き続いてテンキー43のタッチ操作により最高血圧31bが入力されると、この最高血圧31bが最高血圧記入欄46に記入される。同様に、最低血圧記入欄47、脈拍数記入欄48、及び体温記入欄49についても、それぞれの欄のタッチ操作及びテンキー43のタッチ操作により、最低血圧31c、脈拍数31d、及び体温31eがそれぞれの欄に記入される。
そして、主制御部20は、OKキー44がタッチ操作されると、年月日欄42の年月日、室温記入欄45の室温31a、最高血圧記入欄46の最高血圧31b、最低血圧記入欄47の最低血圧31c、脈拍数記入欄48の脈拍数31d、及び体温記入欄49の体温31eを確定して身体情報31に記録し、身体情報31を更新する。
図6は、記憶装置11に記憶されている薬情報32を概念的に示す図である。図6に示すように薬情報32は、薬像32a、服薬時間32b、薬の識別データ32c、及び服薬時間32bとなった時点での音声通報の有無等を記録したものである。
このような薬情報32は、図3のスタート画面36上で薬情報32に対応するアイコンI2をタッチ操作して、図7に示すような薬情報入力画面51を表示部12に表示した上で、タッチパネル16を通じて薬情報入力画面51を操作することにより入力される。図7に示すように薬情報入力画面51には、薬像32a、薬の服薬時間入力部52、OKキー53、音声通報キー54、及び無効キー55が表示されている。服薬時間入力部52は、朝欄56、昼欄57、夕欄58、及び起床就寝欄59に区分されており、また朝欄56、昼欄57、及び夕欄58については、「食前」、「食後」、及び「食間」に更に区分され、更に起床就寝欄59については、「起床時」及び「就寝前」に更に区分されている。また、朝欄56の「食前」、「食後」、及び「食間」がそれぞれの時刻6時30分、7時30分、及び9時00分に対応し、昼欄57の「食前」、「食後」、及び「食間」がそれぞれの時刻11時30分、12時30分、及び14時00分に対応し、夕欄58の「食前」、「食後」、及び「食間」がそれぞれの時刻17時30分、18時30分、及び20時00分に対応し、起床就寝欄59の「起床時」及び「就寝前」がそれぞれの時刻6時00分及び21時30分に対応している。
服薬時間入力部52の朝欄56においては、「食前」の薬アイコンIa、「食後」の薬アイコンIa、及び「食間」の薬アイコンIaのいずれかをタッチ操作することにより「食前」、「食後」、及び「食間」のいずれかの時刻を服薬時間32bとして選択することができる。同様に、昼欄57及び夕欄58においても、「食前」の薬アイコンIa、「食後」の薬アイコンIa、及び「食間」の薬アイコンIaのいずれかをタッチ操作することにより「食前」、「食後」、及び「食間」のいずれかの時刻を服薬時間32bとして選択することができる。また、起床就寝欄59においては、「起床時」の薬アイコンIa及び「就寝前」の薬アイコンIaの少なくとも一方をタッチ操作することにより「起床時」及び「就寝前」の少なくとも一方の時刻を服薬時間32bとして選択することができる。更に、タッチ操作の度に、薬アイコンIa並びに時刻の選択及び非選択が切換わり、選択のときには薬アイコンIaがカラー表示され、非選択のときには薬アイコンIaがモノクロ表示される。
また、薬像32aは、カメラ19によって撮像されて記憶装置11に記憶されたものである。シャッターキー19aの操作により、カメラ19を起動して、カメラ19により薬を撮影することができ、この薬像32aの画像データが記憶装置11に記憶される。尚、複数種の薬のイラストを記憶装置11に予め記憶しておき、各種の薬のイラストのいずれかを薬像32aとして選択して用いても構わない。
更に、音声通報キー54をタッチ操作することにより、服薬時間32bとなった時点での音声通報の有無を設定することができる。また、音声通報キー54のタッチ操作の度に、音声通報の有無が切換わる。
このような服薬時間入力部52の操作により、薬像32aの薬について、朝、昼、夕、起床時、及び就寝前別に、その薬の服薬時間32bを選択することができ、また薬像32a、服薬時間32b、服薬時間32bとなった時点での音声通報の有無を設定することができる。そして、主制御部20は、OKキー53がタッチ操作されると、薬像32a、薬の服薬時間32b、及び服薬時間32bとなった時点での音声通報の有無を確定して薬情報32として記録する。
また、薬情報32が記録された後に薬の服用を中止する場合は、薬情報入力画面51を表示部12に表示した上で、無効キー55をタッチ操作する。これにより、薬情報32が無効となる。
図8は、記憶装置11に記憶されている服薬管理情報33を概念的に示す図である。図8に示すように服薬管理情報33には、薬の識別データ32cが記録されている。また、服薬管理情報33には、年月日毎に、識別データ32cによって示される薬の服薬の有無が記録されており、「朝」、「昼」、「夕」、「起床時」、及び「就寝前」別に、服薬の有無が記録されている。更に、服薬管理情報33には、身体情報31の種類を示す識別データ31fが記録されている。
この服薬管理情報33は、図3のスタート画面36上で服薬管理情報33に対応するアイコンI3をタッチ操作すると、表示部12に表示されて確認することができる。また、服薬管理情報33を表示した上で、この服薬管理情報33に身体情報31の種類を示す識別データ31fを記録することができる。例えば、識別データ32cの薬が血圧の治療に用いられるものである場合は、最高血圧及び最低血圧の各欄をタッチ操作により選択すると、最高血圧及び最低血圧を示す識別データ31fが記録される。
また、服薬管理情報33に薬の服薬の有無を記録するには、図9に示すような服薬確認画面61が用いられる。この服薬確認画面61には、朝欄62、昼欄63、夕欄64、起床就寝欄65、及び薬像32aが表示されている。また、朝欄62、昼欄63、及び夕欄64については、「食前」、「食後」、及び「食間」(3つの時刻)に更に区分され、更に起床就寝欄65については、「起床時」及び「就寝前」(2つの時刻)に更に区分され、「食前」、「食後」、「食間」、「起床時」、及び「就寝前」に対応するそれぞれの薬アイコンIaが表示されている。また、薬情報32において服薬時間32bとして選択されている時刻があれば、服薬確認画面61においてその時刻の薬アイコンIaがカラー表示され、非選択の他の時刻の薬アイコンIaがモノクロ表示されている。
ここで、主制御部20は、時刻を計時しており、時刻が図6の薬情報32の服薬時間32bになると、図9に示すような服薬確認画面61を表示して、服薬確認画面61におけるその時刻の服薬時間32bに対応する薬アイコンIaをカラー表示する。同時に、主制御部20は、図6の薬情報32の音声通報を参照して、この音声通報が有りに設定されていると、音声出力部13を駆動制御して、服薬を促すための音声を再生出力する。
利用者は、音声出力部13により再生出力された音声に基づき服薬の時刻になったことを知ることができ、服薬確認画面61の薬像32aを視て、薬像32aの薬が服薬の対象であることを知って、この薬を服薬する。この後、利用者は、その時刻の薬アイコンIaをタッチ操作して、薬を服薬したことを入力する。これに応答して主制御部20は、服薬管理情報33におけるその年月日の時刻の服薬を有りと記録する。
図10は、記憶装置11に記憶されているカレンダー情報34に対応するカレンダー画面71を示す図である。図3のスタート画面36上でカレンダー情報34に対応するアイコンI4をタッチ操作すると、このカレンダー情報34に対応するカレンダー画面71が表示部12に表示される。
このカレンダー画面71には、一ヶ月の各日に対応するそれぞれマス72、及び年月欄73が表示されている。年月欄73の左右の矢印キー73a、73bの選択的なタッチ操作により年月欄73に表示されている年月が変わり、年月欄73の年月の各日に対応するそれぞれマス72が表示される。
ここで、主制御部20は、スタート画面36上でカレンダー情報34に対応するアイコンI4がタッチ操作されると、カレンダー情報34を記憶装置11から読み出して、カレンダー情報34によって示されるカレンダー画面71を表示部12に表示し、その上で年月欄73の年月の各日に対応するそれぞれマス72を表示する。そして、主制御部20は、服薬管理情報33における年月日毎の服薬の有無を参照して、過去から現在までの服薬の有無をカレンダー画面71に表示する。ここでは、服薬の有りの日に対応するマス72に薬像32aを表示し、また服薬無しの日に対応するマス72に薬像32aを表示しない。従って、カレンダー画面71を閲覧するだけで、服薬状況を容易に知ることができる。
また、主制御部20は、服薬時間入力部52の無効キー55のタッチ操作により薬情報32が無効にされると(薬情報32の薬の服用が中止されると)、薬情報32が無効にされた日以降、カレンダー画面71のマス72に対する薬像32aの表示又は非常時を中止する。更に、主制御部20は、新たな薬の服用が開始されて、新たな薬情報32及び服薬管理情報33が作成されて記憶装置11に記録されると、新たな薬情報32が記録された日以降、カレンダー画面71のマス72に対する新たな薬の薬像32aの表示又は非表示を開始する。従って、薬が変更された場合は、その変更の日より前の日に対応するマス72には服用が中止された薬の薬像32aが表示され、その変更の日以降の日に対応するマス72には新たな薬の薬像32aが表示されることになり、カレンダー画面71を閲覧することにより薬の変更を容易に知ることができる。
図11は、記憶装置11に記憶されているグラフ情報35に対応するグラフ画面81を示す図である。図3のスタート画面36上でグラフ情報35に対応するアイコンI5をタッチ操作すると、このグラフ画面81が表示部12に表示される。このグラフ画面81では、横軸X及び縦軸Yが表示されている。
ここで、主制御部20は、スタート画面36上でグラフ情報35に対応するアイコンI5がタッチ操作されると、グラフ情報35を記憶装置11から読み出して、グラフ情報35によって示されるグラフ画面81を表示部12に表示する。そして、主制御部20は、服薬管理情報33を参照して、年月日毎の服薬の有無を取得し、グラフ画面81上で過去から現在までの薬の服薬の有無を横軸Xの年月日に沿って表示する。ここでは、服薬の有りの日に薬像32aを表示し、また服薬無しの日に薬像32aを表示しない。従って、グラフ画面81を閲覧するだけで、服薬状況を容易に知ることができる。
また、主制御部20は、薬情報32を参照して、薬の識別データ32cを取得し、服薬管理情報33を参照して、身体情報31の識別データ31fを取得し、身体情報31を参照して、識別データ31fによって示される最高血圧31b及び最低血圧31cを年月日毎に取得する。そして、主制御部20は、グラフ画面81の縦軸Yに最高血圧31b及び最低血圧31cを表示し、年月日毎の最高血圧31b及び最低血圧31cをそれぞれの血圧特性線82、83としてグラフ画面81に表示する。従って、グラフ画面81を閲覧するだけで、服薬状況と最高血圧31b並びに最低血圧31cとの関係、つまり服薬支援情報を容易に把握して、服薬による効果を確認することができる。
更に、主制御部20は、服薬時間入力部52の無効キー55のタッチ操作により薬情報32が無効にされると(薬情報32の薬の服用が中止されると)、薬情報32が無効にされた日以降、グラフ画面81の横軸Xの年月日に沿った薬像32aの表示又は非常時を中止する。更に、主制御部20は、新たな薬の服用が開始されて、新たな薬情報32及び服薬管理情報33が作成されて記憶装置11に記録されると、グラフ画面81の横軸Xの年月日に沿って新たな薬の薬像32aの表示又は非常時を開始する。このため、グラフ画面81を閲覧することにより薬の変更を容易に知ることができる。
このように第1実施形態の服薬支援装置1では、表示部12に表示されたカレンダー画面71を閲覧するだけで、服薬状況を容易に知ることができ、またグラフ画面81を閲覧するだけで、服薬状況と最高血圧31b並びに最低血圧31cとの関係(服薬支援情報)を容易に把握して、服薬による効果を確認することができる。
尚、利用者が複数種の薬を服用する場合は、各種の薬別に、薬情報32、服薬管理情報33、カレンダー情報34、及びグラフ情報35が作成され、服薬確認画面61、カレンダー画面71、及びグラフ画面81が表示される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の服薬支援装置1Aを説明する。図12は、第2実施形態の服薬支援装置1Aを示すブロック図である。尚、図12において、図1と同様の作用を果す部位には同じ符号を付す。
この服薬支援装置1Aは、図1の装置1に通信部21を付設したものである。また、室温、血圧、脈拍数、及び体温を測定するそれぞれの測定機器22〜25にもそれぞれの通信部22a〜25aが設けられており、服薬支援装置1Aの通信部21と各測定機器22〜25の通信部22a〜25aとの間でデータ通信を行うことができる。データ通信方式としては、近距離通信に適した既存の方式を適用する。
このような構成の服薬支援装置1Aにおいて、各測定機器22〜25により室温、血圧、脈拍数、及び体温が測定される。主制御部20は、所定の時刻になると、服薬支援装置1Aの通信部21と各測定機器22〜25の通信部22a〜25aとの間でデータ通信を開始して、各測定機器22〜25により測定された室温、血圧、脈拍数、及び体温を収集し、これらの収集した室温、血圧、脈拍数、及び体温を記憶装置11内の身体情報31の室温31a、最高血圧31b、最低血圧31c、脈拍数31d、及び体温31eとして書き込んで、身体情報31を更新する。
従って、図5の身体情報入力画面41を用いなくても、身体情報31を入力して更新することができ、利用者にとっては入力操作の手間がかからないという利点がある。
尚、薬情報32及び服薬管理情報33の作成方法、カレンダー情報34及びグラフ情報35の表示方法は、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態の服薬支援装置を説明する。この第3実施形態の服薬支援装置では、第1実施形態における身体情報入力画面41による身体情報31の入力と、第2実施形態におけるデータ通信よる身体情報31の収集とを併用している。例えば、身体情報31の室温31a、最高血圧31b、最低血圧31c、脈拍数31d、及び体温31e別に、身体情報入力画面41による入力とデータ通信よる収集とを使い分けて、身体情報31を更新する。これにより、利用者にとっての利便性がより向上する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1 服薬支援装置
11 記憶装置
12 表示部
13 音声出力部
14 画像処理部
15 表示制御部
16 タッチパネル
17 タッチ制御部
18 操作キー
19 カメラ
20 主制御部
21、22a〜25a 通信部
22〜25 測定機器

Claims (6)

  1. 利用者が服薬する薬の識別データ及び前記薬の服薬時間を示す薬情報を登録する薬情報登録部と、
    前記利用者の身体情報を登録する身体情報登録部と、
    前記薬情報登録部に登録された前記薬情報と前記身体情報登録部に登録された前記身体情報とを関連付けた服薬支援情報を作成して出力する制御部とを備えたことを特徴とする服薬支援装置。
  2. 請求項1に記載の服薬支援装置であって、
    表示部を備え、
    前記制御部は、前記服薬支援情報を前記表示部に表示することを特徴とする服薬支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の服薬支援装置であって、
    利用者により操作される操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部の操作により入力された前記薬情報を前記薬情報登録部に登録することを特徴とする服薬支援装置。
  4. 請求項1又は2に記載の服薬支援装置であって、
    利用者により操作される操作部を備え、
    前記制御部は、前記操作部の操作により入力された前記身体情報を前記身体情報登録部に登録することを特徴とする服薬支援装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1つに記載の服薬支援装置であって、
    前記利用者の身体情報を測定する身体情報測定部と、
    前記身体情報測定部から前記制御部へと前記身体情報を通信する情報通信部とを備え、
    前記制御部は、前記身体情報を前記情報通信部を通じて取得して前記身体情報登録部に登録することを特徴とする服薬支援装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の服薬支援装置であって、
    前記薬の服薬を促す旨を通報する通報部を備え、
    前記制御部は、前記薬情報登録部により登録された前記薬情報から前記薬の服薬時間を取得し、前記服薬時間になると、前記通報部を起動することを特徴とする服薬支援装置。
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