JP2008515505A - 疾病の自己管理のための方法とシステム - Google Patents
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Abstract
本明細書では、あらゆる慢性疾患の自己管理に使用できる方法、システム、及びプログラム製品を開示する。本発明では、患者の疾患関連データを入力するための装置を使用する。このデータに基づいて、患者の習慣を検出し、図形式で表示する。ユーザは任意で、検出された習慣に基づいて備忘通知を設定することもできる。
Description
発明の分野
本発明は、電子データ解析装置を使用した、疾患のセルフケアの分野に関する。
本発明は、電子データ解析装置を使用した、疾患のセルフケアの分野に関する。
発明の背景
長期に亘り効果的な治療的ケアを必要とする、糖尿病又は喘息等の慢性的な疾患及びその他の生理学的状態は、広範囲に及ぶ現象となっている。通常、このような疾患には、薬物療法及び/又は患者の生活様式の制御が必要となる。
糖尿病は人体のこのような慢性的状態の一つであり、この状態では、インスリンの欠乏によって血糖値が上昇し、この上昇によって有害な影響が生じ、時には患者の生命を危険に陥れることさえある。糖尿病患者は、自分の体の血糖値に大きな注意を払わなくてはならず、従って血糖値に影響し得る行動を常にモニタリングする必要がある。血糖値を抑えるため、糖尿病患者は、時々人工インスリンを打つ必要がある。現在では、この処置は通常、インスリン注射によって行なわれる。これらの注射は、患者の現在の状態を考慮に入れるだけでなく、近未来の状態を注意深く予測したうえで行なう必要がある。このために、検査用ストリップ及び血糖測定器等の種々の血糖測定装置が市販されている。ユーザが容易に操作できるだけでなく、携帯にも便利なように、測定装置はまた、インスリン投与装置と組み合わされている。このようにして、患者は、一台で、自分の疾患に関連するパラメータを測定するだけでなく、薬剤を自己投与するための助けとなる装置を携行することができる。
長期に亘り効果的な治療的ケアを必要とする、糖尿病又は喘息等の慢性的な疾患及びその他の生理学的状態は、広範囲に及ぶ現象となっている。通常、このような疾患には、薬物療法及び/又は患者の生活様式の制御が必要となる。
糖尿病は人体のこのような慢性的状態の一つであり、この状態では、インスリンの欠乏によって血糖値が上昇し、この上昇によって有害な影響が生じ、時には患者の生命を危険に陥れることさえある。糖尿病患者は、自分の体の血糖値に大きな注意を払わなくてはならず、従って血糖値に影響し得る行動を常にモニタリングする必要がある。血糖値を抑えるため、糖尿病患者は、時々人工インスリンを打つ必要がある。現在では、この処置は通常、インスリン注射によって行なわれる。これらの注射は、患者の現在の状態を考慮に入れるだけでなく、近未来の状態を注意深く予測したうえで行なう必要がある。このために、検査用ストリップ及び血糖測定器等の種々の血糖測定装置が市販されている。ユーザが容易に操作できるだけでなく、携帯にも便利なように、測定装置はまた、インスリン投与装置と組み合わされている。このようにして、患者は、一台で、自分の疾患に関連するパラメータを測定するだけでなく、薬剤を自己投与するための助けとなる装置を携行することができる。
技術の進歩によって、これらの装置は更に高性能になり、現在では患者の疾患関連データ及び他の有用情報を記録できる等、機能が追加されている。これらの装置の一部は、他のコンピューティング装置に接続してネットワークを形成する通信手段も有している。従って、患者、患者の担当医、及びその他関係者は、これらの装置に含まれる情報を解析等様々な用途に利用することができる。国際公開第WO 00/32088号、同WO 03/005891、及び同WO 03/015838号は全て、この分野における何らかの利用可能性と共に、このような医療装置、ネットワーク、及びこれらの手段の操作方法を開示している。これらの刊行物をここで参照することにより本明細書に包含する。
米国特許出願公開第2003/0028089号には糖尿病の管理システムが開示されている。このシステムは、患者による自己データの入力を可能にし、入力に応答して、患者に対し、将来時点のインスリン摂取を指導する。しかしながら、指導に従うかどうかは患者任せであり、ユーザが処方された治療計画に従うことを支援する方法が必要である。
米国特許出願公開第US6650951号には、ユーザが食事の後の所定期間内にボーラス投与の開始を忘れた場合に警告を発するインスリンポンプが開示されている。警告によってユーザは忘れていたボーラス投与を思い出し易くなるが、先行技術による上記システムは、ユーザをかなり厳格な食事計画に従わせるものであり、個々のユーザの生活様式に対して柔軟な自己管理システムを実現するという課題を解決していない。
米国特許出願公開第2003/0028089号には糖尿病の管理システムが開示されている。このシステムは、患者による自己データの入力を可能にし、入力に応答して、患者に対し、将来時点のインスリン摂取を指導する。しかしながら、指導に従うかどうかは患者任せであり、ユーザが処方された治療計画に従うことを支援する方法が必要である。
米国特許出願公開第US6650951号には、ユーザが食事の後の所定期間内にボーラス投与の開始を忘れた場合に警告を発するインスリンポンプが開示されている。警告によってユーザは忘れていたボーラス投与を思い出し易くなるが、先行技術による上記システムは、ユーザをかなり厳格な食事計画に従わせるものであり、個々のユーザの生活様式に対して柔軟な自己管理システムを実現するという課題を解決していない。
発明の要旨
第1の態様によれば、上記問題及び他の問題は、生理学的状態の自己管理を行うユーザを支援する方法によって解決され、本方法は、
−少なくとも第1の種類のユーザの行動の実行についてデータを取得すること、
−取得したデータに基づいてユーザの習慣を検出すること、及び
−検出されたユーザの習慣に基づいて備忘通知データ項目を生成すること
を含む。
従って、患者の行動パターン及び習慣を特定し、特定された習慣に基づいて備忘通知を生成し、規則的な生活様式の維持を患者に思い出させることにより、患者の疾患の治療及び/又は制御を向上させる方法が提供される。
第1の態様によれば、上記問題及び他の問題は、生理学的状態の自己管理を行うユーザを支援する方法によって解決され、本方法は、
−少なくとも第1の種類のユーザの行動の実行についてデータを取得すること、
−取得したデータに基づいてユーザの習慣を検出すること、及び
−検出されたユーザの習慣に基づいて備忘通知データ項目を生成すること
を含む。
従って、患者の行動パターン及び習慣を特定し、特定された習慣に基づいて備忘通知を生成し、規則的な生活様式の維持を患者に思い出させることにより、患者の疾患の治療及び/又は制御を向上させる方法が提供される。
習慣は、通常の食事時間、通常患者が血糖値等の生理学的パラメータを測定する時間、薬物治療の通常の時間等の、1日のうち特定の行動を通常行う時間、並びに薬物治療の用量を含むことができる。従って、ユーザの行動は、制御対象の生理学的状態に影響する全ての行動とすることができる。このような行動の例として、食事、インスリン投与等の薬物治療、血糖値等の生理学的パラメータの測定、又は運動等を挙げることができる。
このような習慣を特定することによって、ユーザは自分の個人習慣を規則的に行うことができるので、ユーザの生活様式を厳格に制御すると同時に、個人的自由度及び生活の質を高めることができる。具体的には、患者関連データ(血糖、インスリン摂取等)を入力として受信し、データを解析してユーザの習慣及び行動パターンを特定する方法を提供することにより、患者の自己管理を個々の患者の生活様式にカスタマイズすると同時に、患者の毎日の活動を制御できるので、患者の糖尿病を効率的に管理することができる。好適には、ユーザの習慣を検出することは、モダルデイのような所定期間に亘る第1の種類のユーザの行動の発生分布を決定することを含む。
このような習慣を特定することによって、ユーザは自分の個人習慣を規則的に行うことができるので、ユーザの生活様式を厳格に制御すると同時に、個人的自由度及び生活の質を高めることができる。具体的には、患者関連データ(血糖、インスリン摂取等)を入力として受信し、データを解析してユーザの習慣及び行動パターンを特定する方法を提供することにより、患者の自己管理を個々の患者の生活様式にカスタマイズすると同時に、患者の毎日の活動を制御できるので、患者の糖尿病を効率的に管理することができる。好適には、ユーザの習慣を検出することは、モダルデイのような所定期間に亘る第1の種類のユーザの行動の発生分布を決定することを含む。
更なる利点は、患者の習慣の観察及びデータ記録をユーザ自身が行なうことにより、ヘルスケア担当者からのユーザの独立性を高めることができ、よってユーザの生活の質を向上させることができることである。更に、ユーザが自分でモニタリング及びデータ記録を行なうことにより、定常的な観察の機会が増えるので、記録データの精度が上がる。
備忘通知データ項目が、ユーザの行動が行なわれるべき時間間隔を含む場合、備忘通知システムは、そのような時間間隔内にユーザが該当の行動を行なわなかった場合に備忘通知を生成することができる。従って、少し早いが時間内に行動が行なわれた場合、不要な備忘通知を出さなくて済む。また、時間制限が開始する前の、前回のユーザの行動の実行(例えば、前回の食事)が、現在の行動と間違って解釈されることがない。従って、好適な実施形態においては、ユーザの習慣/生活習慣パターンを検出することは、前記第1の種類のユーザの行動が通常実行される時間間隔を検出することを含む。
備忘通知データ項目が、ユーザの行動が行なわれるべき時間間隔を含む場合、備忘通知システムは、そのような時間間隔内にユーザが該当の行動を行なわなかった場合に備忘通知を生成することができる。従って、少し早いが時間内に行動が行なわれた場合、不要な備忘通知を出さなくて済む。また、時間制限が開始する前の、前回のユーザの行動の実行(例えば、前回の食事)が、現在の行動と間違って解釈されることがない。従って、好適な実施形態においては、ユーザの習慣/生活習慣パターンを検出することは、前記第1の種類のユーザの行動が通常実行される時間間隔を検出することを含む。
一実施形態においては、ユーザの行動は、インスリン等の薬剤の投与を含み、ユーザの習慣/生活習慣パターンを検出することは、薬剤の通常の用量範囲を検出することを含む。その結果、ユーザの習慣の一面を特定し、続いて制御するだけでなく、ユーザの行動の更に別のパラメータが特定及び制御される。具体的には、投与される薬剤の正しい用量は、普通、治療を成功裏に行なうために不可欠である。
好適な実施形態においては、ユーザの習慣を検出することは、
−各薬剤摂取の1日の時間及び用量を決定すること、
−複数の時間間隔内に行われた薬剤摂取それぞれの回数/カウント数を決定し、所定の用量範囲内の用量により、1日の時間及び用量の関数として薬剤摂取の分布を取得すること、及び
−前記分布の最大値となる時間間隔及び用量範囲の組み合わせを決定すること
を含む。
好適な実施形態においては、ユーザの習慣を検出することは、
−各薬剤摂取の1日の時間及び用量を決定すること、
−複数の時間間隔内に行われた薬剤摂取それぞれの回数/カウント数を決定し、所定の用量範囲内の用量により、1日の時間及び用量の関数として薬剤摂取の分布を取得すること、及び
−前記分布の最大値となる時間間隔及び用量範囲の組み合わせを決定すること
を含む。
ここに開示する習慣検出方法によって、ユーザによる薬剤投与習慣を効率的、且つ正確に検出することができることが判明した。更に別の利点は、習慣的な時間及び用量の両方を同時に検出するので、2つのパラメータ間のあらゆる相関を検出することができる。
従って、好適な実施形態では、備忘通知データ項目は、ユーザが摂取する薬剤に関する時間制限及び用量制限を含み、本方法は更に、
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信すること、及び
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントについての通知を受信しない場合に備忘通知を出すこと
を含む。
従って、好適な実施形態では、備忘通知データ項目は、ユーザが摂取する薬剤に関する時間制限及び用量制限を含み、本方法は更に、
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信すること、及び
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントについての通知を受信しない場合に備忘通知を出すこと
を含む。
従って、ユーザが実施するべき薬物治療に関する時間制限及び用量制限の両方を含む薬物治療備忘通知データ項目を提供することにより、及びこれらの制限の内の少なくとも一つが満たされない場合に備忘通知を出すことにより、備忘通知システムの信頼性が向上する。何故なら、薬物治療に関し、その正しい実行時間だけでなく、異なる回の正しい用量が併せてモニタリングされるからである。その結果、治療の効率が大きく向上する。
別の実施形態では、記録データ及び/又は特定の習慣がユーザに対して図形式表示されるので、検出された習慣の可視化が可能になる。備忘通知データ項目を生成することが、備忘通知データ項目の少なくとも一つのパラメータをユーザに提案すること、及び編集手段を提供してユーザによる提案パラメータの編集を可能にすることを含む場合、ユーザは検出された習慣を検証し、該当する備忘通知を編集/微調整することができる。
別の実施形態では、記録データ及び/又は特定の習慣がユーザに対して図形式表示されるので、検出された習慣の可視化が可能になる。備忘通知データ項目を生成することが、備忘通知データ項目の少なくとも一つのパラメータをユーザに提案すること、及び編集手段を提供してユーザによる提案パラメータの編集を可能にすることを含む場合、ユーザは検出された習慣を検証し、該当する備忘通知を編集/微調整することができる。
ここに説明する方法及びシステムの利点は、検出された習慣のうち望ましくない習慣を非常に容易に変更でき、ユーザの生活の質及び/又は健康の向上を支援できることである。
別の実施形態においては、ユーザの習慣を検出することは、
−第1の種類のユーザの行動がそれぞれ実行される1日の時間を決定すること、
−複数の時間間隔それぞれにおける前記実行の回数/カウント数を決定すること、
−実行の最大回数/カウント数に対応する前記時間間隔の内の一つを決定すること
を含む。
別の実施形態においては、ユーザの習慣を検出することは、
−第1の種類のユーザの行動がそれぞれ実行される1日の時間を決定すること、
−複数の時間間隔それぞれにおける前記実行の回数/カウント数を決定すること、
−実行の最大回数/カウント数に対応する前記時間間隔の内の一つを決定すること
を含む。
別の実施形態においては、ユーザの習慣を検出することは、
−第1の種類のユーザの行動がそれぞれ実行される1日の時間を決定すること、
−各実行に関して、ガウス分布関数のような所定の分布関数を生成すること、
−生成された分布関数を組み合わせて合成された分布関数を得ること、及び
−合成された分布関数の最大値となるユーザの習慣を決定すること
を含む。
従って、所定のユーザ習慣が実行される1日の時間を効率的且つ正確に検出することができる。
従って、好適な実施形態では、備忘通知データ項目は、ユーザが第1の種類の行動を実行するべきモダルデイの時間間隔を含み、本方法は更に、
−第1の種類のユーザの行動が実行されたときに通知を受信すること、
−実行されたユーザの行動についての通知が前記時間間隔内に受信されなかった場合に備忘通知を出すこと
を含む。
−第1の種類のユーザの行動がそれぞれ実行される1日の時間を決定すること、
−各実行に関して、ガウス分布関数のような所定の分布関数を生成すること、
−生成された分布関数を組み合わせて合成された分布関数を得ること、及び
−合成された分布関数の最大値となるユーザの習慣を決定すること
を含む。
従って、所定のユーザ習慣が実行される1日の時間を効率的且つ正確に検出することができる。
従って、好適な実施形態では、備忘通知データ項目は、ユーザが第1の種類の行動を実行するべきモダルデイの時間間隔を含み、本方法は更に、
−第1の種類のユーザの行動が実行されたときに通知を受信すること、
−実行されたユーザの行動についての通知が前記時間間隔内に受信されなかった場合に備忘通知を出すこと
を含む。
第2の態様によれば、生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援方法によって備忘通知の信頼度を向上させることができ、本方法は、
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間制限及び用量制限を含む薬物治療備忘通知データ項目を供給すること、
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信すること、及び
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントについての通知を受信しない場合に備忘通知を出すこと
を含む。
具体的には、ユーザが摂取する薬剤に関する時間制限及び用量制限の両方を含む薬物治療備忘通知データ項目を供給することにより、及びこれらの制限の内の少なくとも一つが満たされない場合に備忘通知を出すことにより、備忘通知システムの信頼性が向上する。何故なら、薬物治療の正しい実行時間だけでなく、異なる回の正しい用量もモニタリングされるからである。その結果、治療の効率が大きく向上する。
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間制限及び用量制限を含む薬物治療備忘通知データ項目を供給すること、
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信すること、及び
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントについての通知を受信しない場合に備忘通知を出すこと
を含む。
具体的には、ユーザが摂取する薬剤に関する時間制限及び用量制限の両方を含む薬物治療備忘通知データ項目を供給することにより、及びこれらの制限の内の少なくとも一つが満たされない場合に備忘通知を出すことにより、備忘通知システムの信頼性が向上する。何故なら、薬物治療の正しい実行時間だけでなく、異なる回の正しい用量もモニタリングされるからである。その結果、治療の効率が大きく向上する。
好適な実施形態においては、本方法は更に、
−ユーザによる薬物治療イベントの実施についてのデータを取得すること、
−取得データに基づいてユーザの習慣/生活習慣パターンを検出すること、及び
−検出されたユーザの習慣に基づいて薬物治療備忘通知データ項目を生成すること
を含む。
従って、患者の行動パターン及び習慣を特定し、特定された習慣に基づいて備忘通知を生成し、規則的な生活様式の維持を患者に思い出させることにより、患者の疾患の治療及び/又は制御を向上させる方法が提供される。
−ユーザによる薬物治療イベントの実施についてのデータを取得すること、
−取得データに基づいてユーザの習慣/生活習慣パターンを検出すること、及び
−検出されたユーザの習慣に基づいて薬物治療備忘通知データ項目を生成すること
を含む。
従って、患者の行動パターン及び習慣を特定し、特定された習慣に基づいて備忘通知を生成し、規則的な生活様式の維持を患者に思い出させることにより、患者の疾患の治療及び/又は制御を向上させる方法が提供される。
好適には、ユーザの習慣/生活習慣パターンを検出することは、前記薬物治療イベントが通常実施される時間間隔を検出すること、及び各薬物治療イベントの薬物治療の通常の用量範囲を検出することを含む。
好適な実施形態においては、ユーザの習慣を検出することは、
−各薬剤摂取の1日の時間及び用量を決定すること、
−複数の時間間隔それぞれにおいて行われた薬剤摂取の回数/カウント数を決定し、所定の用量範囲内の用量により、1日の時間及び用量の関数として薬剤摂取の分布を把握すること、及び
−前記分布の最大値となる時間間隔及び用量範囲の組み合わせを決定すること
を含む。
好適な実施形態においては、ユーザの習慣を検出することは、
−各薬剤摂取の1日の時間及び用量を決定すること、
−複数の時間間隔それぞれにおいて行われた薬剤摂取の回数/カウント数を決定し、所定の用量範囲内の用量により、1日の時間及び用量の関数として薬剤摂取の分布を把握すること、及び
−前記分布の最大値となる時間間隔及び用量範囲の組み合わせを決定すること
を含む。
ここに開示する習慣検出方法によって、ユーザによる薬剤投与習慣を効率的且つ正確に検出可能であることが判明した。時間習慣及び用量習慣の両方を同時に検出するので、2つのパラメータ間のあらゆる相関も検出できるという更に別の利点が得られる。
好適な実施形態では、薬物治療備忘通知データ項目は、薬物治療イベントが実施されるべき時間間隔、及び前記薬物治療イベントの間に投与される薬剤の用量範囲を含む。
好適な実施形態では、薬物治療備忘通知データ項目は、薬物治療イベントが実施されるべき時間間隔、及び前記薬物治療イベントの間に投与される薬剤の用量範囲を含む。
更に別の好適な実施形態は従属請求項に開示される。
本発明は、上記及び後述の方法、それに対応するシステム、装置、及びコンピュータプログラムを含む種々の態様に関し、これらの態様の各々は、上記方法に関連して記載される効果及び利点の内の一つ以上を有し、且つこれらの態様の各々は、上記方法に関連して記載した実施形態に対応する一つ以上の実施形態を有する。
本発明は、上記及び後述の方法、それに対応するシステム、装置、及びコンピュータプログラムを含む種々の態様に関し、これらの態様の各々は、上記方法に関連して記載される効果及び利点の内の一つ以上を有し、且つこれらの態様の各々は、上記方法に関連して記載した実施形態に対応する一つ以上の実施形態を有する。
具体的には、第1の態様によれば、本発明は更に、生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援システムに関し、本システムは、少なくとも第1の種類のユーザの行動の実行に関するデータを取得する入力手段と、取得データに基づいてユーザの習慣を検出し、検出されたユーザの習慣に基づいて備忘通知データ項目を生成する処理手段とを備える。
第2の態様によれば、本発明は更に、生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援ユーザデバイスに関し、本装置は、
−ユーザが実施するべき薬物治療についての時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信する入力手段、
−ユーザが実施するべき薬物治療に関する時間制限及び用量制限を含む薬物治療備忘通知データ項目を保存する保存手段、及び
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントについての通知を受信しない場合に備忘通知を出す処理手段
を備える。
第2の態様によれば、本発明は更に、生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援ユーザデバイスに関し、本装置は、
−ユーザが実施するべき薬物治療についての時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信する入力手段、
−ユーザが実施するべき薬物治療に関する時間制限及び用量制限を含む薬物治療備忘通知データ項目を保存する保存手段、及び
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントについての通知を受信しない場合に備忘通知を出す処理手段
を備える。
ユーザデバイスという用語は、適切にプログラムされたプログラム可能な装置等の、あらゆる電子装置を含むことができる。好適には、本装置は、携行することによりユーザが確実に備忘通知を受け取ることができるような携帯又は着用可能な装置である。例えば、本装置は、ハンドヘルドコンピュータ又はPDA等の、適切にプログラムされた携帯型コンピュータとすることができる。他の実施形態では、本装置は、適切にプログラムされた携帯電話機、ページャー、又はその他の移動通信装置とすることができる。
一部の実施形態では、本装置は、インスリン投与装置のような薬剤投与装置であり、例えばインスリン注射器、インスリン吸入器、インスリンポンプ、インスリン投与装置、電子制御パッチ、又は肺治療装置等である。従って、本備忘通知システムが薬剤投与装置に組み込まれることにより、ユーザが携行する必要のある装置の数を減らすことができる。更に、このような複合装置による薬剤の投与は、装置によって直接記録することができるので、データの記録が、ユーザによる能動的な入力、又は別の装置からのデータ転送を要することなく可能になる。例えば、薬剤投与装置は、投薬量、食事詳細、血糖値等の患者関連データを保存する機能を備えることができる。
一部の実施形態では、本装置は、インスリン投与装置のような薬剤投与装置であり、例えばインスリン注射器、インスリン吸入器、インスリンポンプ、インスリン投与装置、電子制御パッチ、又は肺治療装置等である。従って、本備忘通知システムが薬剤投与装置に組み込まれることにより、ユーザが携行する必要のある装置の数を減らすことができる。更に、このような複合装置による薬剤の投与は、装置によって直接記録することができるので、データの記録が、ユーザによる能動的な入力、又は別の装置からのデータ転送を要することなく可能になる。例えば、薬剤投与装置は、投薬量、食事詳細、血糖値等の患者関連データを保存する機能を備えることができる。
他の実施形態では、本装置はインスリン測定装置であり、従ってインスリン測定機能と備忘通知システムとを組み合わせたものである。従って、ユーザが携行する必要のある個別装置の数が減り、血糖を測定する1日の時間を習慣解析システムに直接供給することができるので、必要な手動入力又は他の装置からのデータ転送を減らすことができる。
上記態様、及びその他の態様は、添付図面を参照して以下に記載する実施形態から明白且つ明瞭になる。
上記態様、及びその他の態様は、添付図面を参照して以下に記載する実施形態から明白且つ明瞭になる。
図面の詳細な説明
本明細書に開示する本発明の概念は、患者の生活様式を常にモニタリングする必要のある疾患又はその他の生理学的状態のいずれにも有用である。後述では、糖尿病の自己管理、特に患者によるインスリン投与及び血糖測定の自己管理という観点から本発明について説明する。
図1は、検出された習慣に基づいて備忘通知を生成する方法の一実施形態のフロー図を示す。
最初の設定ステップS101では、患者関連データ及びパラメータをモニタリングし、収集されたデータに基づいて患者の習慣を決定する。この習慣検出を更に利用して患者のための備忘通知を設定する。続いて、本方法は、備忘通知ループを実行する(ステップS102)ことにより、ユーザに対してインスリン注射/ボーラス投与を忘れていることを警告する。本方法は更に、インスリンループを実行する(ステップS103)ことにより、投与されたインスリンの用量が所定の量と一致していない場合にユーザに警告を発する。
本明細書に開示する本発明の概念は、患者の生活様式を常にモニタリングする必要のある疾患又はその他の生理学的状態のいずれにも有用である。後述では、糖尿病の自己管理、特に患者によるインスリン投与及び血糖測定の自己管理という観点から本発明について説明する。
図1は、検出された習慣に基づいて備忘通知を生成する方法の一実施形態のフロー図を示す。
最初の設定ステップS101では、患者関連データ及びパラメータをモニタリングし、収集されたデータに基づいて患者の習慣を決定する。この習慣検出を更に利用して患者のための備忘通知を設定する。続いて、本方法は、備忘通知ループを実行する(ステップS102)ことにより、ユーザに対してインスリン注射/ボーラス投与を忘れていることを警告する。本方法は更に、インスリンループを実行する(ステップS103)ことにより、投与されたインスリンの用量が所定の量と一致していない場合にユーザに警告を発する。
図2は、習慣を検出する方法の一実施形態のフロー図を示す。
自分の生活様式をモニタリングするために、糖尿病患者は、自分の生活習慣及び現在の健康状態に関するパラメータであって、自分の生活習慣及び現在の健康状態を示す種々のパラメータの記録を維持する。例えば、血糖の読み出し、インスリン摂取等の記録とは別に、食事/炭水化物の摂取量、運動/消費カロリー等も記録することができる。これらのパラメータの一つ以上をそれらの解析と組み合わせることにより、健康な生活とされる状態から逸脱している望ましくない状態を検出し易くなる。
このようなセルフケア、即ち血糖の自己モニタリングによって、人には自分自身の健康な生活に対する責任感が生じる。このような機能を提供する方法及びシステムは、様々な学歴、技術的理解度/熟練度、異なる年齢層等の人が使用しなければならないので、ユーザにとってできる限り利用し易いものであることが望ましい。生成されるレポートは、有用且つ詳細な指標を提供するだけでなく、理解し易いものでなければならない。
自分の生活様式をモニタリングするために、糖尿病患者は、自分の生活習慣及び現在の健康状態に関するパラメータであって、自分の生活習慣及び現在の健康状態を示す種々のパラメータの記録を維持する。例えば、血糖の読み出し、インスリン摂取等の記録とは別に、食事/炭水化物の摂取量、運動/消費カロリー等も記録することができる。これらのパラメータの一つ以上をそれらの解析と組み合わせることにより、健康な生活とされる状態から逸脱している望ましくない状態を検出し易くなる。
このようなセルフケア、即ち血糖の自己モニタリングによって、人には自分自身の健康な生活に対する責任感が生じる。このような機能を提供する方法及びシステムは、様々な学歴、技術的理解度/熟練度、異なる年齢層等の人が使用しなければならないので、ユーザにとってできる限り利用し易いものであることが望ましい。生成されるレポートは、有用且つ詳細な指標を提供するだけでなく、理解し易いものでなければならない。
習慣の検出及び備忘通知設定のプロセスは、収集データを受信することによりステップS201から始まる。一部の実施形態では、患者は収集データを自己管理装置に入力する。自己管理装置は、本技術分野において公知の種類と同様の種類の適切に構成された血糖モニタリング装置とすることができる。他の実施形態では、自己管理装置は、このデータの入力装置とその評価の入力装置とに分けることができる。自己管理装置の実施形態について後述で更に詳細に説明する。更に、一部の実施形態では、自己管理装置は、手動入力を要することなく、データの少なくとも一部を自動的に記録することができる。例えば、装置が一体型血糖測定装置及び自己管理装置である場合、時間及び/又は測定された血糖値を装置によって直接記録し、続いて習慣を検出することができる。同様に、装置が一体型インスリン投与装置及び自己管理装置である場合、投与時間及び/又は投与されたインスリン用量を自動的に記録し、続いて習慣を検出することができる。好適には、収集データは、数日、好ましくは数週、場合によっては数ヶ月の期間に亘るユーザの行動に対応しており、よって統計的な代表サンプルとなる。
データを入力すると、後述に更に詳細に説明するように、例えばモダルデイにおけるユーザの種々の行動の分布を決定することにより、生データが処理される(ステップS202)。
データを入力すると、後述に更に詳細に説明するように、例えばモダルデイにおけるユーザの種々の行動の分布を決定することにより、生データが処理される(ステップS202)。
随意で、ステップS203において、例えば自己管理装置のユーザインターフェースを介して一つ以上のレポートをユーザに提示するか、又は一つ以上のレポートを印刷する等して、本方法は処理データをユーザに提示する。ユーザが理解し易いように、これらのレポートは図形式で表示されることが好ましい。
ステップS204では、処理データを解析し、データから検出することができる習慣の全てを特定する。一部の実施形態では、習慣検出は完全に自動で行なわれ、他の実施形態では、習慣の検出には、例えば提示されたレポートからユーザが習慣を指摘することを可能にする機能を提供することにより、様々なレベルのユーザとの対話形式を利用する。
ステップS204では、処理データを解析し、データから検出することができる習慣の全てを特定する。一部の実施形態では、習慣検出は完全に自動で行なわれ、他の実施形態では、習慣の検出には、例えば提示されたレポートからユーザが習慣を指摘することを可能にする機能を提供することにより、様々なレベルのユーザとの対話形式を利用する。
ステップS205では、本方法は、検出された習慣に基づいて1セットの備忘通知を生成する。一実施形態では、本方法は、検出された習慣、及び検出習慣に対応して提案された備忘通知をユーザに対して表示し、生成された備忘通知のユーザによる編集、削除、及び新規備忘通知の追加を可能にする機能を提供する。好適には、習慣及び/又は備忘通知はグラフィカルユーザインターフェースを介して提示される。
ステップS206では、生成され、適宜編集された備忘通知が装置のメモリに保存される。
ステップS206では、生成され、適宜編集された備忘通知が装置のメモリに保存される。
図3は、生理学的状態の自己管理を行うユーザを支援するユーザデバイスの一実施形態の模式ブロック図を示す。
全体を301で示す本装置は、データ入力ユニット302、入力ユニット302を介して入力されたデータを受信する処理ユニット303、処理ユニット303に接続されるメモリ304又はその他記憶装置、及び処理ユニット302に接続された出力ユニット305を備える。
全体を301で示す本装置は、データ入力ユニット302、入力ユニット302を介して入力されたデータを受信する処理ユニット303、処理ユニット303に接続されるメモリ304又はその他記憶装置、及び処理ユニット302に接続された出力ユニット305を備える。
一部の実施形態では、データ入力ユニット302は、プッシュボタン、キーパッド、キーボード、タッチスクリーン、ポインティングデバイス、例えばコンピュータマウス、スタイラス、マウスパッド等のユーザ入力手段を含み、この手段によってユーザはデータ、特に習慣を検出するために記録されるデータを入力することができる。入力ユニットによって更に、ユーザは、備忘通知の種類、時間又は時間間隔等の備忘通知パラメータを入力することができる。別の構成として、又は上記に追加して、入力ユニット302は、他の装置、例えば血糖測定装置、インスリン投与装置、データ処理装置等からデータを受信するデータインターフェースのような異なる入力手段を含むことができる。データインターフェースは有線チャネル又は無線チャネルを介したデータ通信に適する何らかの回路又は装置を含むことができる。データインターフェースの例として、これらには制限されないが、赤外線ポート、例えばIrDaポート、Bluetoothのような無線周波数インターフェース、UBS、Fire−Wire等のシリアルポートを挙げることができる。別の構成として、又は上記に追加して、入力ユニット302は、例えば装置301が糖尿病自己管理装置及び血糖測定装置、及び/又はインスリン投与装置の両方を備えている実施形態において、装置301内の他のコンポーネントからデータを受信する内部インターフェースを含むことができる。
処理ユニット303は、適切にプログラムされたマイクロプロセッサ、又はデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特殊用途電子回路等、或いはこれらの組み合わせ等の他のいずれかの適切な処理手段を含むことができる。
処理ユニット303は、適切にプログラムされたマイクロプロセッサ、又はデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特殊用途電子回路等、或いはこれらの組み合わせ等の他のいずれかの適切な処理手段を含むことができる。
メモリ304は、不揮発性メモリ、例えばフラッシュメモリ、EPROM、EEPROM、ハードディスク等のいずれかの適切な種類のメモリ又は記憶装置とすることができる。
出力ユニット305は、備忘通知、例えばビープ又は他のサウンドのような可聴備忘通知、可視備忘通知、及び/又は触覚備忘通知を出すいずれかの適切な回路又は装置を含む。従って、出力ユニットは、サウンド発生装置、ラウドスピーカー、LED又は他の光源、LCDディスプレイのようなディスプレイ、バイブレータ等、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
出力ユニット305は、備忘通知、例えばビープ又は他のサウンドのような可聴備忘通知、可視備忘通知、及び/又は触覚備忘通知を出すいずれかの適切な回路又は装置を含む。従って、出力ユニットは、サウンド発生装置、ラウドスピーカー、LED又は他の光源、LCDディスプレイのようなディスプレイ、バイブレータ等、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
一部の実施形態では、出力ユニットは、習慣検出及び/又は備忘通知設定の結果をユーザに提示し、ここに記載する検出習慣及び/又は備忘通知のユーザによる編集を可能にするグラフィカルユーザインターフェースとなるディスプレイを含む。別の構成として、又は上記に追加して、出力ユニットは、メモリカード、書き込みCD、ディスケット等の記憶媒体の差し込み先となるプリンタ又はプリンタポート、ドライブ又はポートのような他の適切な出力手段を含むことができる。
本明細書において説明する自己管理装置は、特殊用途医療装置、又は本明細書に記載の自己管理機能を、インスリン投与装置、血糖測定装置、又は糖尿病患者が使用する他のいずれかの装置と組み合わせて提供する複合装置とすることができる。一部の実施形態では、本装置は、ハンドヘルドコンピュータ、PDA等の適切にプログラムされる汎用データ処理装置、又は携帯電話機等の適切に構成/プログラムされたパーソナル通信装置とし実現することができる。
本明細書において説明する自己管理装置は、特殊用途医療装置、又は本明細書に記載の自己管理機能を、インスリン投与装置、血糖測定装置、又は糖尿病患者が使用する他のいずれかの装置と組み合わせて提供する複合装置とすることができる。一部の実施形態では、本装置は、ハンドヘルドコンピュータ、PDA等の適切にプログラムされる汎用データ処理装置、又は携帯電話機等の適切に構成/プログラムされたパーソナル通信装置とし実現することができる。
本明細書に記載する自己管理方法は、上述のような単独の装置によって、又は複数の装置を含むシステムによって実行することができる。具体的には、習慣検出及び/又は備忘通知設定を含むデータ解析は、データが入力されたマシンで実行することができるか、又は前記機能を実行可能な汎用コンピューティング装置にデータを転送することができる。
これらのユーザデバイスをデスクトップ、ラップトップ、PDA等の別のコンピューティング装置に接続することにより、利用可能な拡張計算能力、並びにこのために設計された高性能専用ソフトウェアを使用したデータの高精度解析が可能になる。種々の統計手段を用いて患者データを表示することにより、理解が容易になるだけでなく、正確且つ有用な解析を行うことができる。例えば、1日の様々な時間の患者の血糖値を表示し、望ましくない高値又は低値を全て示すレポートを生成することができる。同様に、患者による食物摂取に関するレポートを生成することができる。これらのレポートはテキスト形式レポートとすることができるか、又は棒グラフ、円グラフ、ヒストグラム等の種々の図形式表示を利用して、結果を分かり易く示すことができる。
これらのユーザデバイスをデスクトップ、ラップトップ、PDA等の別のコンピューティング装置に接続することにより、利用可能な拡張計算能力、並びにこのために設計された高性能専用ソフトウェアを使用したデータの高精度解析が可能になる。種々の統計手段を用いて患者データを表示することにより、理解が容易になるだけでなく、正確且つ有用な解析を行うことができる。例えば、1日の様々な時間の患者の血糖値を表示し、望ましくない高値又は低値を全て示すレポートを生成することができる。同様に、患者による食物摂取に関するレポートを生成することができる。これらのレポートはテキスト形式レポートとすることができるか、又は棒グラフ、円グラフ、ヒストグラム等の種々の図形式表示を利用して、結果を分かり易く示すことができる。
モダルデイ表示は、異なる日に生じた患者関連イベントを、単一の日に生じたものとして処理することにより、患者の1日の生活習慣パターンの概要をコンパクトにすることができる。7ポイントアルゴリズム等のアルゴリズムをこのような表示に使用することができる。このアルゴリズムでは、主な食事のそれぞれ、即ち朝食、昼食、及び夕食の前後と、就寝時とにおける表示を行う。
図4は、生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援システムの一実施形態の模式ブロック図を示す。
本システムは、ユーザデバイス、例えば全体を401で示す、適切に構成された薬剤投与装置を備えており、この投与装置は、入力ユニット402、処理ユニット403、メモリ404、及び出力ユニットを含む。ユーザデバイス401及び上記コンポーネントは、図3に関連して説明したユーザデバイス301及びそれに含まれるそれぞれのコンポーネントに対応するので、ここで再度説明しない。
本システムは、ユーザデバイス、例えば全体を401で示す、適切に構成された薬剤投与装置を備えており、この投与装置は、入力ユニット402、処理ユニット403、メモリ404、及び出力ユニットを含む。ユーザデバイス401及び上記コンポーネントは、図3に関連して説明したユーザデバイス301及びそれに含まれるそれぞれのコンポーネントに対応するので、ここで再度説明しない。
ユーザデバイス401は更に、外部データ処理システム410とデータ通信するインターフェースユニット406を備える。このために、データ処理システム410は対応するインターフェースユニット412を含む。インターフェースユニット406及び412の各々は、ユーザデバイス401とデータ処理システム410との間のデータ通信を可能にする何らかの適切な回路又は装置を含むことができる。これらのインターフェースユニットの例として、これらに制限されないが、赤外線ポート、例えばIrDaポート、Bluetoothのような無線周波数インターフェース、UBS、Fire−Wire等のシリアルポート、ローカルエリアネットワーク(LAN)接続、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)接続、ADSL接続、IDSN接続、又は他のいずれかのインターネット接続、携帯電話ネットワーク、例えばGSM、GPRS、UMTS等を介したデータ接続等を挙げることができる。更に別の実施形態では、データはユーザデバイス401とデータ処理システム410との間で、メモリスティック、ディスケット、スマートカード等のデータ搬送手段により移動させることができる。
データ処理システム410は更に、例えば処理ユニット303及びメモリ304に関連して説明したような処理ユニット413及びメモリ又はその他記憶装置414を備える。更に、データ処理システム410は、例えば適切なディスプレイ、及びキーボード、キーパッド、ポインティングデバイス等の対応する入力装置を介して、グラフィカルユーザインターフェース416を提供する。例えば、データ処理システム410は、適切にプログラムされた従来のコンピュータ、例えばデスクトップ型パーソナルコンピュータ(PC)、携帯型コンピュータ等とすることができる。
データ処理システム410は更に、例えば処理ユニット303及びメモリ304に関連して説明したような処理ユニット413及びメモリ又はその他記憶装置414を備える。更に、データ処理システム410は、例えば適切なディスプレイ、及びキーボード、キーパッド、ポインティングデバイス等の対応する入力装置を介して、グラフィカルユーザインターフェース416を提供する。例えば、データ処理システム410は、適切にプログラムされた従来のコンピュータ、例えばデスクトップ型パーソナルコンピュータ(PC)、携帯型コンピュータ等とすることができる。
従って、図4の実施形態では、データ入力はユーザデバイス401及び/又はデータ処理システム410を通して行なうことができる。このとき、記録されたデータはデータ処理システム410に送信され、このデータ処理システムにおいて、データ処理、習慣検出、及び結果として生成される備忘通知と任意で行われるデータ解析結果の、図形式表示及び編集が行なわれる。次いで、生成された備忘通知データ項目はユーザデバイスに返送される。従って、この実施形態では、ユーザデバイスの習慣検出及び設定はデータ処理システム410で行なわれるので、処理能力及びユーザインターフェースの使い易さの観点から、ユーザデバイスの要件が緩和される。
ユーザデバイスとデータ処理システムとの間のこのような構成は、2つのエンティティ間の単純な1対1のリンクとすることができる。しかしながら、これらは患者−医師−親類−ピアネットワークの一部分とすることもできる。例えば、データ処理システムは定期的にローカルエリアネットワーク又はインターネット等にログオンしてユーザの読み出しをリモートデータベースサーバに送信することができ、このサーバを使用して、患者の医師、親類等が持つコンピューティングシステム等の異なるコンピューティングシステムによるレポートを生成することができる。これらのコンピューティング装置は、汎用デスクトップ、又はラップトップ、携帯電話機、PDA等の他の種々の装置とすることができる。
ユーザデバイスとデータ処理システムとの間のこのような構成は、2つのエンティティ間の単純な1対1のリンクとすることができる。しかしながら、これらは患者−医師−親類−ピアネットワークの一部分とすることもできる。例えば、データ処理システムは定期的にローカルエリアネットワーク又はインターネット等にログオンしてユーザの読み出しをリモートデータベースサーバに送信することができ、このサーバを使用して、患者の医師、親類等が持つコンピューティングシステム等の異なるコンピューティングシステムによるレポートを生成することができる。これらのコンピューティング装置は、汎用デスクトップ、又はラップトップ、携帯電話機、PDA等の他の種々の装置とすることができる。
本明細書に説明するように、前述のシステムを、1)可視化、2)検出、3)評価、4)糖尿病患者の習慣の入力、及び5)無線送信による携帯型投与装置の設定に使用することができる。本システムは、糖尿病患者の履歴データを、インスリン投与、食物摂取、血糖測定、及び運動に関する一時的習慣を強調するように可視化することができる。システムはまた、最も顕著な習慣を検出し、この情報をユーザ(糖尿病患者又はヘルスケア担当者(HCP))に提供する。検出された習慣は、例えば無線により、携帯型投与装置に転送することができる。本システムは、糖尿病患者のための備忘通知を設定することにより、ユーザ(糖尿病患者又はHCP)が将来の習慣を変更することを可能にする。
習慣の検出は、種々の統計及び論理モデルを使用して行なうことができる。後述では、自動習慣検出方法の異なる実施形態について、図5〜7を参照しながら説明する。
具体的には、図5及び6は、インスリン注射の一時的習慣を検出する方法の2つの実施形態を示している。両方の実施形態は、1日のうち、ユーザがインスリン注射を行なった時間の記録のセット、例えば所定の日数に亘って記録されたデータを入力とする。これらの方法は、血糖測定の時間等の他の一時的習慣の検出にも適用可能である。本方法は、1日の時間以外の変数に応じた習慣の検出にも適用できる。
具体的には、図5及び6は、インスリン注射の一時的習慣を検出する方法の2つの実施形態を示している。両方の実施形態は、1日のうち、ユーザがインスリン注射を行なった時間の記録のセット、例えば所定の日数に亘って記録されたデータを入力とする。これらの方法は、血糖測定の時間等の他の一時的習慣の検出にも適用可能である。本方法は、1日の時間以外の変数に応じた習慣の検出にも適用できる。
図5は、モダルデイにおけるインスリン注射のヒストグラムチャートを示し、このチャートでは、データは60日の期間に亘って取得された記録に基づいている。ヒストグラムチャートの各棒は、モダルデイのそれぞれ1時間のウィンドウ内に行なわれたインスリン投与の回数を示す。参照番号530で示すように、朝食、昼食、夕食及び就寝時の近傍にかなり顕著な習慣が観察される。
従って、最も顕著な習慣は、スライドウィンドウ処理によって自動的に検出することができる。スライドウィンドウ処理では、所定幅の時間間隔、例えば1時間を、モダルデイを横断して移動させ、当該ウィンドウの内側に収まる全てのイベントをカウントし、最も多く行なわれたイベントを含む区間が最も顕著な習慣を表わし、次いでこれらの最も頻繁に行なわれるイベントを次のカウントから除外して、2番目に顕著な習慣等を見付け出し、これを繰り返す。
従って、最も顕著な習慣は、スライドウィンドウ処理によって自動的に検出することができる。スライドウィンドウ処理では、所定幅の時間間隔、例えば1時間を、モダルデイを横断して移動させ、当該ウィンドウの内側に収まる全てのイベントをカウントし、最も多く行なわれたイベントを含む区間が最も顕著な習慣を表わし、次いでこれらの最も頻繁に行なわれるイベントを次のカウントから除外して、2番目に顕著な習慣等を見付け出し、これを繰り返す。
図6は図5に示すものと同じデータに基づくチャートを示す。この実施形態では、各インスリン投与イベントは、記録された投与時間を中心とする所定幅の正規分布によって表わされるので、例えば分布曲線下の面積の95%が60分ウィンドウに収まる。この場合、個々の分布全ての重ね合わせ/加算の結果として総合分布631が得られる。最も顕著な習慣は、分布の極大値に対応する。例えば、最も顕著な習慣は極大値632に対応する。
従って、最も顕著な習慣は、ガウススミアリング法により検出することができる。この方法では、所定幅の正規分布を全てのイベントに割り当て、個々の正規分布をモダルデイの中で合計し、極大値を習慣マーカとして使用する。重ね合わせは種々の方法により行なうことができ、正規/ガウス分布の代わりに種々のスミアリング関数を使用することができる。
従って、最も顕著な習慣は、ガウススミアリング法により検出することができる。この方法では、所定幅の正規分布を全てのイベントに割り当て、個々の正規分布をモダルデイの中で合計し、極大値を習慣マーカとして使用する。重ね合わせは種々の方法により行なうことができ、正規/ガウス分布の代わりに種々のスミアリング関数を使用することができる。
図7a〜cは、グレースケールで示した2次元ヒストグラムチャートを示す。各チャートの横軸はモダルデイの1日の時間に対応し、縦軸はインスリン用量に対応する。図7a、bでは、グレースケールで示した各四角形は、ユーザが記録した一連のイベントのうち、それぞれの時間及び用量の区分に該当するイベントの回数に対応する。異なるグレースケール表示は異なる回数/カウント数、即ちヒストグラムの異なる高さに対応する。図7aは速効性インスリンのヒストグラムを示し、図7bは遅効性インスリンのヒストグラムを示す。
図7aでは、最大ピークは参照記号741、742、及び743でマークされている。図7bでは、最大ピークは参照記号744でマークされている。
図7aでは、最大ピークは参照記号741、742、及び743でマークされている。図7bでは、最大ピークは参照記号744でマークされている。
インスリン投与時間及び用量に関する最も顕著な習慣は、次の方法によって検出することができる。まず、図7a、bに示す2次元ヒストグラムのデータ表示を生成する。このために、所定の幅(例えば1時間)及び所定の高さ(例えば1国際単位(IU)のインスリン)を有する矩形ウィンドウ/区分を、矩形ウィンドウ/区分の所定の幅及び高さに対応するステップ毎に、モダルデイ全体に亘って移動させる。ウィンドウに収まる全てのイベントをカウントする。最も顕著な習慣を検出するために、最大カウント数のイベントを最も顕著な習慣と決定することができる。一実施形態では、最も顕著な習慣は、上述の2次元ヒストグラムの面積積分技術により自動的に検出することができる。上述の2次元ヒストグラムによってモデル化される分布を積分し、インスリン注射の所定回数を表わす最小可能面積(例えば、20%)を決定する。この面積は2次元区分の数によって表わされる。このようにして検出される区分の時間及び用量の座標が最も顕著な習慣として選択される。
別の実施形態では、上述のスミアリングした分布関数のスミアリング処理及びそれに続く重ね合わせを2次元で行なうことができる。
更に、異なるパラメータペアに応じたユーザの行動を、同様の方法により処理することができる。
別の実施形態では、上述のスミアリングした分布関数のスミアリング処理及びそれに続く重ね合わせを2次元で行なうことができる。
更に、異なるパラメータペアに応じたユーザの行動を、同様の方法により処理することができる。
図7c、dは、図7a、bの速効性及び遅効性インスリンヒストグラムのそれぞれに関する上記方法によって検出された最も顕著な習慣を示している。速効性インスリンの場合、図7cは検出された3つの習慣を751、752、及び753で示している。遅効性インスリンの場合、図7dは検出された唯一の習慣を754で示している。
上述では、有用であることが判明した自動習慣検出方法の3つの例について説明した。従って、本明細書に記載するシステムは、習慣検出機能を提供し、この機能により、食事時間、BG測定時間、注射時間、及び/又は注射用量を検出することができる。
上述では、有用であることが判明した自動習慣検出方法の3つの例について説明した。従って、本明細書に記載するシステムは、習慣検出機能を提供し、この機能により、食事時間、BG測定時間、注射時間、及び/又は注射用量を検出することができる。
好適には、習慣検出器の出力は備忘通知及び用量警告を設定するためのデフォルト値として使用され、この場合、ユーザ又はHCPは手動で備忘通知を編集/変更することができる。従って、ユーザは、正常な又は所望の治療パターン又は行動パターンから逸脱したとき、習慣に基づく備忘通知機能を警告手段として使用することができる。このように、この機能によって、注射忘れ、及びインスリン用量間違いの回数を大幅に減らすことができ、よって糖尿病の管理を全体的に向上させることができる。
習慣の検出は対話形式で行なうこともできる。即ちユーザが検出を制御することができる。例えば、記録された履歴データをグラフィカルユーザインターフェース上で可視化することができる。例えば、データをモダルデイヒストグラム、又は同様の図、例えば図5〜7のいずれかに示すグラフに可視化することができる。このようにして、糖尿病患者又はHCPが可視化データに基づいて手動で習慣を検出することができるか、又はシステムによって習慣を検出し、検討のために糖尿病患者又はHCPに提示することができる。
習慣の検出は対話形式で行なうこともできる。即ちユーザが検出を制御することができる。例えば、記録された履歴データをグラフィカルユーザインターフェース上で可視化することができる。例えば、データをモダルデイヒストグラム、又は同様の図、例えば図5〜7のいずれかに示すグラフに可視化することができる。このようにして、糖尿病患者又はHCPが可視化データに基づいて手動で習慣を検出することができるか、又はシステムによって習慣を検出し、検討のために糖尿病患者又はHCPに提示することができる。
検出が済んだら、糖尿病患者、HCP、又はシステムは、生活様式、食習慣等に関するベストプラクティスの原則に基づいて習慣を分析することができる。検出された習慣は備忘通知に変換することができる。別の構成として、糖尿病患者、HCP、又はシステムが、検出された習慣の上記分析結果に基づいて備忘通知を編集することができる。従って、糖尿病患者は、今後の自分の習慣を変えようとすることができる。
検出された習慣に基づく習慣の変更は、次の実施例により示すことができる。ユーザは、多くの用事をこなさなければならない朝は忙しさのために朝食時のインスリンを忘れ易い。本明細書に記載するシステムは、朝食時のインスリンが通常午前7〜11時の間に摂取されることを検出し、インスリンが午前11時までに注射されなかった場合に備忘通知を出す。これが実際の習慣であるが、ユーザが維持したいと思う習慣ではない。ユーザは備忘通知を午前8時に設定し、例えばインスリンが注射されるまで5分毎に、ビープ音を鳴らすことができる。このシステムにより、例えば1月に5回に亘り、糖尿病患者が注射忘れを思い出すことができると、結果的にHbA1cを約0.20%ポイントだけ減少させることができる。
検出された習慣に基づく習慣の変更は、次の実施例により示すことができる。ユーザは、多くの用事をこなさなければならない朝は忙しさのために朝食時のインスリンを忘れ易い。本明細書に記載するシステムは、朝食時のインスリンが通常午前7〜11時の間に摂取されることを検出し、インスリンが午前11時までに注射されなかった場合に備忘通知を出す。これが実際の習慣であるが、ユーザが維持したいと思う習慣ではない。ユーザは備忘通知を午前8時に設定し、例えばインスリンが注射されるまで5分毎に、ビープ音を鳴らすことができる。このシステムにより、例えば1月に5回に亘り、糖尿病患者が注射忘れを思い出すことができると、結果的にHbA1cを約0.20%ポイントだけ減少させることができる。
後述では、ユーザフレンドリな可視化及び/又は検出された習慣及び備忘通知の編集を行うための、グラフィカルユーザインターフェースの実施例について、図8〜10を参照して説明する。
図8は、習慣検出の結果を可視化するグラフィカルユーザインターフェースの一実施形態を示している。液滴形記号855は、最も顕著な血糖測定習慣の1日の時間、即ちユーザが通常血糖値を測定する時間を示している。注射針アイコンを含む記号856、857、及び858は、最も顕著なインスリン注射習慣の時間及び用量を示している。記号856、857、及び858の各々の横軸上の位置は、それぞれの1日の時間を示し、記号856、857、及び858の各々の縦軸上の位置は、それぞれのインスリン用量を示す。注射針記号は更に、1日の内のそれぞれの時間に投与されるインスリンの種類を示す。記号856及び857は速効性インスリンに対応し、記号858は遅効性インスリンに対応する。記号856、857、及び858の各々は、習慣区間及び備忘通知区間を示す。具体的には、各記号は、検出された習慣の時間間隔を示す矩形ボックス859を含み、ライン860は対応する備忘通知時間間隔の各開始時間を示す。ボックス859の幅は、検出された習慣が時間的に局在化していた時間範囲、即ち検出された習慣の分解能を示す。図8の実施例では、ボックス859は、習慣が1/2時間内又は1時間内に局在化していたか、即ちユーザが該当する習慣にどのくらい正確/厳密に従ったかを示す。一実施形態では、ボックス859の幅は、図5又は6に関連して説明したヒストグラムの対応するピークの幅に基づいて、又は図7に関連して説明したヒストグラムにおいて検出された領域の区分の数に基づいて決定される。ここで、検出可能な最小分解能は、本明細書に説明する習慣検出法におけるウィンドウ/区分の幅、及び/又はスミアリング量に関連する。図8では、垂直ライン860及びボックス859の右エッジが、対応する備忘通知データ項目の備忘通知間隔の開始時間及び終了時間をそれぞれ画定する。
図8は、習慣検出の結果を可視化するグラフィカルユーザインターフェースの一実施形態を示している。液滴形記号855は、最も顕著な血糖測定習慣の1日の時間、即ちユーザが通常血糖値を測定する時間を示している。注射針アイコンを含む記号856、857、及び858は、最も顕著なインスリン注射習慣の時間及び用量を示している。記号856、857、及び858の各々の横軸上の位置は、それぞれの1日の時間を示し、記号856、857、及び858の各々の縦軸上の位置は、それぞれのインスリン用量を示す。注射針記号は更に、1日の内のそれぞれの時間に投与されるインスリンの種類を示す。記号856及び857は速効性インスリンに対応し、記号858は遅効性インスリンに対応する。記号856、857、及び858の各々は、習慣区間及び備忘通知区間を示す。具体的には、各記号は、検出された習慣の時間間隔を示す矩形ボックス859を含み、ライン860は対応する備忘通知時間間隔の各開始時間を示す。ボックス859の幅は、検出された習慣が時間的に局在化していた時間範囲、即ち検出された習慣の分解能を示す。図8の実施例では、ボックス859は、習慣が1/2時間内又は1時間内に局在化していたか、即ちユーザが該当する習慣にどのくらい正確/厳密に従ったかを示す。一実施形態では、ボックス859の幅は、図5又は6に関連して説明したヒストグラムの対応するピークの幅に基づいて、又は図7に関連して説明したヒストグラムにおいて検出された領域の区分の数に基づいて決定される。ここで、検出可能な最小分解能は、本明細書に説明する習慣検出法におけるウィンドウ/区分の幅、及び/又はスミアリング量に関連する。図8では、垂直ライン860及びボックス859の右エッジが、対応する備忘通知データ項目の備忘通知間隔の開始時間及び終了時間をそれぞれ画定する。
図9は、備忘通知データ項目の可視化及び編集を行うためのグラフィカルユーザインターフェースの一実施形態を示している。ユーザインターフェースは、横軸が1日の時間に、縦軸が測定血糖値に対応するグラフを示している。グラフは履歴データをドット、例えばドット960として示す。各ドットは以前に記録された測定データ、即ち1日の内の所定時間における測定血糖値に対応する。1日の内の異なる時間における目標血糖値を強調し、灰色帯961として示している。検出された習慣、及びそれに続く習慣の分析に基づいて、血糖測定に望ましい将来の時点を区間962及び963として設定し、各区間は患者が血糖値を測定すべき時間間隔を示す。各区間は更に、付属の関連チェックボックス966、即ちユーザがチェックボックスをポインティングデバイス等でクリックすることにより起動させることができるユーザインターフェースの能動コンポーネントを有する。チェックボックスにチェックが付くと、該当する区間が有効な備忘通知として設定され、即ち時間間隔が備忘通知データ項目の一部分として保存され、有効とマークされる。各区間のリミット、例えば区間962のリミット964及び965もユーザインターフェースの能動コンポーネントであり、ユーザは、例えばポインティングデバイスによるドラッグアンドドロップ操作によりこの能動コンポーネントを横軸に沿って移動させることにより、時間間隔の開始時間及び終了時間を変更することができる。備忘通知のパラメータ入力には他の手段、例えばスライダ、選択ボックス等の他のグラフィカルな入力手段、又はキーボードによる時間の入力を可能にするダイアログボックスを使用することもできる。図9のユーザインターフェースによって更に、選択ラジオボタン967を用いてウィークデイビュー、又はウィークエンドビューを選択することにより、平日用、及び週末/休日用の異なる備忘通知を設定することができる。
図10は、備忘通知データ項目の可視化及び編集を行うためのグラフィカルユーザインターフェースの別の実施形態を示している。このユーザインターフェースは、横軸が1日の時間に、縦軸が測定血糖値に対応するグラフを示している。ユーザインターフェースは更に、多数のグラフィカルエリアオブジェクト1070、1071、及び1072を示し、各オブジェクトは検出されたインスリン投与習慣に基づいて生成される習慣データ項目、例えば図7に関連して説明した習慣検出方法により検出された習慣データ項目を表わす。各エリアオブジェクトは、オブジェクトの幅、即ち横軸方向の大きさに相当する時間間隔に対応する。各エリアオブジェクトは更に、オブジェクトの高さ、即ち縦軸の方向の大きさに相当する用量範囲に対応する。更に、各エリアオブジェクトはインスリンの種類を、例えば異なる濃淡、背景色、又は他の可視的指標により示すことができる。更に、各エリアオブジェクトは、上に説明したように、付属のチェックボックス1066を有する。習慣データ項目のチェックボックスをチェックすると、習慣データ項目の時間間隔及び用量範囲に対応する有効な備忘通知データ項目が設定される。オブジェクト1070のライン1073によって例示される各エリアオブジェクトの垂直ラインはユーザインターフェースの能動コンポーネントであり、ユーザは、例えばポインティングデバイスによるドラッグアンドドロップ操作によりこの能動コンポーネントを横軸に沿って移動させることで、時間間隔の開始時間及び終了時間を変更することができる。同様に、オブジェクト1071のライン1074によって例示される各エリアオブジェクトの水平ラインはユーザインターフェースの能動コンポーネントであり、ユーザは、この能動コンポーネントを縦軸に沿って移動させることにより、備忘通知データ項目に関連する用量範囲を変更することができる。図10のユーザインターフェースによって更に、選択ラジオボタン1067を用いてウィークデイビュー、又はウィークエンドビューを選択することにより、平日用、及び週末/休日用の異なる備忘通知を設定することができる。
従って、上述では、習慣の可視化及び評価、並びに備忘通知の設定を行うための異なるユーザインターフェースについて説明した。習慣検出/評価を個別のコンピュータで行なう場合、検出された習慣を、例えば無線により、携帯型投与装置に転送し、これを使用して糖尿病患者用の備忘通知を設定することにより、将来時点の習慣を変更することができる。
従って、上述では、習慣の可視化及び評価、並びに備忘通知の設定を行うための異なるユーザインターフェースについて説明した。習慣検出/評価を個別のコンピュータで行なう場合、検出された習慣を、例えば無線により、携帯型投与装置に転送し、これを使用して糖尿病患者用の備忘通知を設定することにより、将来時点の習慣を変更することができる。
システム、例えば本明細書に記載するインスリン投与装置は、事前に習慣検出を行わない基本警告機能及び備忘通知機能を含むこともでき、ユーザに対し、インスリン注射を忘れた場合、インスリン用量が正常範囲から外れている場合、又は他のイベントを忘れた場合に警告を発することができる。例えば、インスリン注射時間帯及び用量リミットのデフォルト値を、装置の生産中に工場において設定することができる。従って、基本備忘通知機能はユーザデータの統計処理を行なうことはないが、イベント忘れ、又は異常行動に対する備忘通知及び警告の設定を可能にする手段を提供する。インスリン投与が特定の時間帯の間に行なわれない場合、所定の時間帯の最後に備忘通知音が鳴る。更に、用量範囲を各食事に関連付けることができる。当該範囲から外れた用量が設定されと、警告音が鳴る。
全ての備忘通知に関し、ユーザは更に別の設定をすることができる。例えば、ユーザは、時間に関連する備忘通知にスヌーズ期間を入力することができる。スヌーズ期間がゼロの場合、注射が行われるまで備忘通知音が鳴り続ける。スヌーズ期間が5分に設定される場合、備忘通知音はインスリンが注射されるまで5分毎に鳴る。
全ての備忘通知に関し、ユーザは更に別の設定をすることができる。例えば、ユーザは、時間に関連する備忘通知にスヌーズ期間を入力することができる。スヌーズ期間がゼロの場合、注射が行われるまで備忘通知音が鳴り続ける。スヌーズ期間が5分に設定される場合、備忘通知音はインスリンが注射されるまで5分毎に鳴る。
上記のユーザインターフェースは、ここに説明するユーザデバイスの機能を設定する設定メニューの一部分とすることができる。一実施形態では、設定メニューによって一般備忘通知/一般目的備忘通知、即ち所定のテキスト、例えば「子供を迎えに行く」というテキストを表示させる所定の時間tに備忘通知を設定することができる。従って、一般備忘通知データ項目はタプル(t、「text」)を含む。
設定メニューによって更に、Nx個の注射区間の開始時間ts,x及び終了時間te,x(x=1,...,Nx)の設定が可能になる。通常は、朝、昼食時、夕食時、及び就寝時の注射に対応するNx=4が選択される。同様に、設定は、インスリン用量範囲、血糖値測定の時間間隔、食事時間の時間間隔を設定することにより血糖値等の低下を防止するメニューを含むことができる。従って、インスリン投与に関する備忘通知データ項目は、時間間隔、用量範囲、及び備忘通知を起動するかどうかを示す起動フラグを含む。更に、設定メニューによって、例えばスヌーズ期間を指定することによりスヌーズ機能の設定が可能になる。
設定メニューによって更に、Nx個の注射区間の開始時間ts,x及び終了時間te,x(x=1,...,Nx)の設定が可能になる。通常は、朝、昼食時、夕食時、及び就寝時の注射に対応するNx=4が選択される。同様に、設定は、インスリン用量範囲、血糖値測定の時間間隔、食事時間の時間間隔を設定することにより血糖値等の低下を防止するメニューを含むことができる。従って、インスリン投与に関する備忘通知データ項目は、時間間隔、用量範囲、及び備忘通知を起動するかどうかを示す起動フラグを含む。更に、設定メニューによって、例えばスヌーズ期間を指定することによりスヌーズ機能の設定が可能になる。
設定メニューによって更に、ここに説明する習慣検出器を動作させて上記備忘通知のための提案を生成することができる。更に、設定メニューによって、特定の種類の備忘通知、例えば一般備忘通知、食事時間備忘通知、グルコース測定備忘通知、インスリン投与備忘通知等の起動及び遮断が可能になる。一部の実施形態では、本装置は、備忘通知を他のコンピュータカレンダー又はワークフローシステムに同期させる機能を提供することができる。
従って、ユーザデバイスは、ユーザフレンドリ且つ安定な方法で多数の異なる備忘通知を単一の装置に統合する。
従って、ユーザデバイスは、ユーザフレンドリ且つ安定な方法で多数の異なる備忘通知を単一の装置に統合する。
更に、本装置は、注射を長期間に亘って忘れている場合、例えば音声コールの開始、又はSMS、email等の送信等により、外部受信者に対し、備忘通知又はアラームを出すことができる。従って、設定メニューは、電話/メッセージ送付先の電話番号を含むこれらの種類の機能を設定できる機能性を備えることができる。
後述では、図1に関連して説明した備忘通知ループ及びインスリンループの実施形態について更に詳細に説明する。
後述では、図1に関連して説明した備忘通知ループ及びインスリンループの実施形態について更に詳細に説明する。
図11は、インスリン投与忘れに対して備忘通知を出す備忘通知ループのフロー図を示している。本方法は、ユーザデバイスのシステム時間を入力として受信し、このシステム時間はユーザの位置における実時間に対応することを前提とする。
開始ステップS1101において、本方法は、システム内で設定されている一般備忘通知の備忘通知時間をシステム時間と比較する。システム時間が一般備忘通知の時間になると、本方法はステップS1102に進む。システム時間が一般備忘通知の時間にならない場合には、方法はステップS1104に進む。ステップS1102では、本方法はユーザデバイスのユーザインターフェースを通して、例えば一般備忘通知に関連するテキストを表示する、及び/又はビープ音を発する、振動を起こす、明滅光を放つ等により、備忘通知を出す。
開始ステップS1101において、本方法は、システム内で設定されている一般備忘通知の備忘通知時間をシステム時間と比較する。システム時間が一般備忘通知の時間になると、本方法はステップS1102に進む。システム時間が一般備忘通知の時間にならない場合には、方法はステップS1104に進む。ステップS1102では、本方法はユーザデバイスのユーザインターフェースを通して、例えば一般備忘通知に関連するテキストを表示する、及び/又はビープ音を発する、振動を起こす、明滅光を放つ等により、備忘通知を出す。
方法はステップS1103に進み、スヌーズ機能が起動される。即ち、所定のスヌーズ期間が経過した後で再度備忘通知が出されるように備忘通知を設定する。スヌーズ期間が設定されない場合、ユーザによって確認されるまでアラームが継続する。
ステップS1104では、本方法は、設定されたインスリンアラームのいずれかの時間間隔にシステム時間が属するかどうか、即ちts,x<t<te,x(x=1,...,Nx)が満たされるかどうかを判断する。この不等式が満たされる場合、方法はステップS1101に戻り、満たされない場合、方法はステップS1105に進む。
ステップS1104では、本方法は、設定されたインスリンアラームのいずれかの時間間隔にシステム時間が属するかどうか、即ちts,x<t<te,x(x=1,...,Nx)が満たされるかどうかを判断する。この不等式が満たされる場合、方法はステップS1101に戻り、満たされない場合、方法はステップS1105に進む。
ステップS1105では、本方法は、最後のインスリン投与時間tinが、直近の備忘通知時間間隔x’の開始後であるかどうかを判断する。yesの場合、即ちtin>ts,x’である場合、インスリン投与が設定時間リミット内に行なわれており、備忘通知は不要なので、方法はステップS1101に戻り、よって不要な備忘通知が回避される。時間tinは、例えば後述のような平行動作するインスリン方法により、ユーザが入力することができるか、又は装置によって登録することができる。例えば、ユーザは装置の所定のボタンを押して、ユーザがインスリンを投与したことを通知することができるか、又は装置がインスリン投与装置と統合されている場合には、装置が投与時間を自動的に登録することができる。ステップS1105における調査の結果が否定的であると、即ちtin≦ts,x’である場合、インスリンが関連する時間間隔の間に投与されなかったので、方法は備忘通知を出すステップS1106に進む。
ステップS1106では、例えば所定のメッセージを表示すること、ビープ音を鳴らすこと、振動を起こすこと、又は他の適切な可聴手段、可視手段、及び/又は触覚手段により備忘通知を出す。ユーザはアラームを確認するか、又はスヌーズ機能を起動することができる(ステップS1107)。ユーザが備忘通知を確認したら、方法はステップS1101に戻る。確認しない場合、方法は上述のようなスヌーズ機能を起動し(ステップS1108)、ステップS1101に戻る。
ステップS1106では、例えば所定のメッセージを表示すること、ビープ音を鳴らすこと、振動を起こすこと、又は他の適切な可聴手段、可視手段、及び/又は触覚手段により備忘通知を出す。ユーザはアラームを確認するか、又はスヌーズ機能を起動することができる(ステップS1107)。ユーザが備忘通知を確認したら、方法はステップS1101に戻る。確認しない場合、方法は上述のようなスヌーズ機能を起動し(ステップS1108)、ステップS1101に戻る。
図12は、所定の範囲を逸脱するインスリン用量について備忘通知を出すインスリンループのフロー図を示す。本方法は、用量通知dを受信する(ステップS1201)ことにより、例えば投与された用量/投与予定の用量をユーザが入力することにより、又は装置がインスリン投与装置又は複合装置のインスリン投与モジュールから用量情報を直接受信することにより作動する。
次のステップS1202では、本方法は、受信した用量dが、(備忘通知データ項目の時間間隔に基づいて)予め設定されたインスリン備忘通知データ項目の用量範囲内であるかどうかを判断する。用量が事前に設定した範囲を逸脱する場合、方法はステップS1203に進み、例えば適切なメッセージを表示すること、及び/又は他の適切な可聴手段、可視手段、及び/又は触覚手段により上述のようなアラーム/備忘通知を出す。用量が事前設定した範囲に収まる場合、方法はステップS1205に進む。方法はステップS1203からステップS1204に進み、ユーザがアラームを確認するのを待つ。ユーザがアラームを確認すると、方法はステップS1205に進む。
ステップS1205では、本方法は、ユーザがインスリン投与を行なうかどうかを、例えば該当する通知をユーザから受信するか、又はインスリン投与装置/モジュールから直接受信することにより判断する。インスリンが投与されない場合、方法はステップS1201に戻り、新規の用量通知を待つ。インスリンが投与された場合、本方法は、最後のインスリン注射の時間tinを現在時間で更新し(ステップS1206)、ステップS1201に戻る。
次のステップS1202では、本方法は、受信した用量dが、(備忘通知データ項目の時間間隔に基づいて)予め設定されたインスリン備忘通知データ項目の用量範囲内であるかどうかを判断する。用量が事前に設定した範囲を逸脱する場合、方法はステップS1203に進み、例えば適切なメッセージを表示すること、及び/又は他の適切な可聴手段、可視手段、及び/又は触覚手段により上述のようなアラーム/備忘通知を出す。用量が事前設定した範囲に収まる場合、方法はステップS1205に進む。方法はステップS1203からステップS1204に進み、ユーザがアラームを確認するのを待つ。ユーザがアラームを確認すると、方法はステップS1205に進む。
ステップS1205では、本方法は、ユーザがインスリン投与を行なうかどうかを、例えば該当する通知をユーザから受信するか、又はインスリン投与装置/モジュールから直接受信することにより判断する。インスリンが投与されない場合、方法はステップS1201に戻り、新規の用量通知を待つ。インスリンが投与された場合、本方法は、最後のインスリン注射の時間tinを現在時間で更新し(ステップS1206)、ステップS1201に戻る。
一部の実施形態について、糖尿病を中心テーマとして使用して詳細に説明及び提示したが、本発明は糖尿病に限定されるものではなく、請求の範囲に規定される主題の範囲に包含される他の方法でも実現することができる。本発明はまた、他の同様の用途に適用することができ、それらの用途として、制限されないが、一般的な健康モニタリング、喘息の自己治療、血液凝固剤の投与、成長ホルモンの投与等を挙げることができる。
本明細書に記載する方法、製品手段、及び装置は、複数の異なる要素を含むハードウェア、及び適切にプログラムされたマイクロプロセッサを用いることにより実現することができる。具体的には、本明細書に記載する方法の機能は、ソフトウェアとして実行することができ、データ処理装置、又はコンピュータで実行可能な命令のようなプログラムコード手段の実行により起動される他の処理手段で実行することができる。
本明細書に記載する方法、製品手段、及び装置は、複数の異なる要素を含むハードウェア、及び適切にプログラムされたマイクロプロセッサを用いることにより実現することができる。具体的には、本明細書に記載する方法の機能は、ソフトウェアとして実行することができ、データ処理装置、又はコンピュータで実行可能な命令のようなプログラムコード手段の実行により起動される他の処理手段で実行することができる。
実行ステップは一つのコンピュータシステムの中で集中的に行なうことができるか、又は異なる要素を複数の相互接続コンピュータシステムに分散させた分配式で行なうことができる。本明細書におけるコンピュータプログラム手段又はコンピュータプログラムは、情報処理機能を備えるシステムに、直接、又はa)別の言語、コード、又は表記への変換、及びb)異なる形式による再生の一方又は両方を行なった後で、特定の機能を直接実行させるための、いずれかの言語、コード、又は表記による一連の命令の表現を意味する。
場合によっては、プログラムは、CD−ROM又はフロッピーディスクに符号化された状態でユーザに供給することができるか、又はユーザがネットワークから、コンピュータに接続されるモデム装置を通して読み込むことができる。更には、コンピュータシステムは他のコンピュータで読み取り可能な媒体からソフトウェアを読み込むことができる。コンピュータで読み取り可能な媒体は、磁気テープ、ROM、又は集積回路、光磁気ディスク、コンピュータと別の装置との間の無線伝送チャネル又は赤外線通信チャネル、PCMCIAカードのようなコンピュータで読み取り可能なカード、及びemail通信を含むインターネット及びイントラネット、インターネットサイトに記録された情報等を挙げることができる。前述の媒体は、関連するコンピュータで読み取り可能な媒体の単なる例に過ぎない。本発明の技術範囲及び技術思想から逸脱せずにコンピュータで読み取り可能な他の媒体を用いることができる。
場合によっては、プログラムは、CD−ROM又はフロッピーディスクに符号化された状態でユーザに供給することができるか、又はユーザがネットワークから、コンピュータに接続されるモデム装置を通して読み込むことができる。更には、コンピュータシステムは他のコンピュータで読み取り可能な媒体からソフトウェアを読み込むことができる。コンピュータで読み取り可能な媒体は、磁気テープ、ROM、又は集積回路、光磁気ディスク、コンピュータと別の装置との間の無線伝送チャネル又は赤外線通信チャネル、PCMCIAカードのようなコンピュータで読み取り可能なカード、及びemail通信を含むインターネット及びイントラネット、インターネットサイトに記録された情報等を挙げることができる。前述の媒体は、関連するコンピュータで読み取り可能な媒体の単なる例に過ぎない。本発明の技術範囲及び技術思想から逸脱せずにコンピュータで読み取り可能な他の媒体を用いることができる。
複数の手段を列挙した装置の請求項において、これらの手段の幾つかは、同じ1つのハードウェアアイテム、例えば適切にプログラムされたマイクロプロセッサ、又は一つ以上のデジタル信号プロセッサ等によって具体化することができる。単に、特定の手段が互いに異なる従属請求項の中で列挙されること、又は異なる実施形態において記述されるということが、これらの手段の組み合わせが有利に使用できないことを意味するわけではない。
本明細書において使用される「備える」、「有する」、「含む」又はそれらの同義語は、記載の機能、整数、ステップ、又はコンポーネントの包含を意味するが、一つ以上の他の機能、整数、ステップ、コンポーネント、又はこれらの要素から成るグループの包含又は追加を排除するものではない。
本明細書において使用される「備える」、「有する」、「含む」又はそれらの同義語は、記載の機能、整数、ステップ、又はコンポーネントの包含を意味するが、一つ以上の他の機能、整数、ステップ、コンポーネント、又はこれらの要素から成るグループの包含又は追加を排除するものではない。
Claims (46)
- 生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援方法であって、
−少なくとも第1の種類のユーザの行動の実行に関するデータを取得すること、
−取得したデータに基づいてユーザの習慣を検出すること、
−検出されたユーザの習慣に基づいて備忘通知データ項目を生成すること
を含む方法。 - 生成された備忘通知データ項目をユーザが携行する装置に保存することを更に含む、請求項1記載の方法。
- 装置は、血糖測定器及びインスリン投与装置の内の一方である、請求項2記載の方法。
- 備忘通知データ項目が、ユーザの行動が行なわれるべき時間間隔を含む、請求項1ないし3のいずれか一項記載の方法。
- ユーザの行動が、血糖測定、食事摂取、運動、及び薬物治療の内の一つを含む、請求項1ないし4のいずれか一項記載の方法。
- ユーザの習慣を検出することが、取得したデータを図形式で表示することを含む、請求項1ないし5のいずれか一項記載の方法。
- 前記図形式表示が、ヒストグラム、折れ線グラフ、及び棒グラフの内の少なくとも一つを含む、請求項6記載の方法。
- ユーザの習慣を検出することが、所定の期間に亘る第1の種類のユーザの行動の実行の分布を決定することを含む、請求項1ないし7のいずれか一項記載の方法。
- ユーザの習慣を検出することが、決定された分布のスライディングウィンドウ操作、ガウススミアリング、及び面積積分の内の少なくとも一つを更に含む、請求項8記載の方法。
- ユーザの習慣を検出することが、前記第1の種類のユーザの行動が通常行なわれる時間間隔を検出することを含む、請求項1ないし9のいずれか一項記載の方法。
- 第1の種類のユーザの行動が薬剤の摂取を含み、ユーザの習慣/習慣パターンを検出することが薬剤の通常の用量範囲を検出することを含む、請求項1ないし10のいずれか一項記載の方法。
- ユーザの習慣を検出することが、
−各薬剤摂取の1日の時間及び用量を決定すること、
−複数の時間間隔のそれぞれにおいて行われる薬剤摂取の回数を決定し、所定の用量範囲内の用量により、1日の時間及び用量の関数として薬剤摂取の分布を取得すること、及び
−前記分布の最大値となる時間間隔及び用量範囲の組み合わせを決定すること
を含む、請求項11記載の方法。 - 備忘通知データ項目が、ユーザが摂取する薬剤に関する時間制限及び用量制限を含み、本方法が更に、
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信すること、
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントの通知を受信しない場合、備忘通知を出すこと
を含む、請求項11又は12記載の方法。 - 備忘通知データ項目を生成することが、
−ユーザに対し、備忘通知データ項目の少なくとも一つのパラメータを提案すること、及び
−提案されたパラメータのユーザによる編集を可能にする編集手段を提供すること
を含む、請求項1ないし13のいずれか一項記載の方法。 - ユーザの習慣を検出することが、
−第1の種類のユーザの行動が実行される1日の時間を全て決定すること、
−複数の時間間隔それぞれにおける前記実行の回数を決定すること、及び
−実行の最大回数に対応する前記時間間隔の内の一つを決定すること
を含む、請求項1ないし14のいずれか一項記載の方法。 - ユーザの習慣を検出することが、
−第1の種類のユーザの行動が実行される1日の時間を全て決定すること、
−各実行について所定の分布関数を生成すること、
−生成された分布関数を合成して合成分布関数を取得すること、及び
−合成された分布関数の最大値となるユーザの習慣を決定すること
を含む、請求項1ないし15のいずれか一項記載の方法。 - 所定の分布関数がガウス分布関数である、請求項16記載の方法。
- 備忘通知データ項目が、ユーザが第1の種類の行動を取るべきモダルデイの一時間間隔を含み、本方法が更に、
−第1の種類のユーザの行動が実行されたときに通知を受信すること、及び
−ユーザの行動が実行されたという通知が前記時間間隔内に受信されなかった場合、備忘通知を出すこと
を含む、請求項1ないし17のいずれか一項記載の方法。 - 生理学的状態が慢性疾患である、請求項1ないし18のいずれか一項記載の方法。
- 生理学的状態は糖尿病である、請求項1ないし19のいずれか一項記載の方法。
- 生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援システムであって、少なくとも第1の種類のユーザの行動の実行に関するデータを取得する入力手段、及び取得したデータに基づいてユーザの習慣を検出し、検出されたユーザの習慣に基づいて備忘通知データ項目を生成する処理手段を備えるシステム。
- 入力手段と、備忘通知データ項目に基づいて備忘通知を出す手段とを含むユーザデバイスを備える、請求項21記載のシステム。
- ユーザデバイスが更に処理手段を含む、請求項22記載のシステム。
- ユーザデバイスが、血糖測定器及びインスリン投与装置の内の一方である、請求項22又は23記載のシステム。
- ユーザデバイスが、適切にプログラムされた汎用データ処理装置である、請求項22又は23記載のシステム。
- 更に、ユーザデバイスとは別のデータ処理装置を備え、データ処理装置は処理手段、及び生成された備忘通知データ項目をユーザデバイスに送信する手段を含む、請求項22ないし25のいずれか一項記載のシステム。
- データ処理装置に読み込まれると、データ処理装置に請求項1ないし20のいずれか一項記載の方法を実行させるプログラムコード手段を備えるコンピュータプログラム製品。
- 生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援方法であって、
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間制限及び用量制限を含む薬物治療備忘通知データ項目を供給すること、
−ユーザが摂取した薬剤に関する時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信すること、及び
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントの通知を受信しない場合、備忘通知を出すこと
を含む方法。 - 更に、
−ユーザによる薬物治療イベントの実施についてのデータを取得すること、
−取得したデータに基づいてユーザの習慣を検出すること、及び
−検出されたユーザの習慣に基づいて薬物治療備忘通知データ項目を生成すること
を含む、請求項28記載の方法。 - ユーザの習慣を検出することが、前記薬物治療イベントが通常実施される時間間隔を検出すること、及び各薬物治療イベントについて薬物治療の通常の用量範囲を検出することを含む、請求項29記載の方法。
- ユーザの習慣を検出することが、
−各薬剤摂取の1日の時間、及び用量を決定すること、
−複数の時間間隔それぞれにおける薬剤摂取の回数を決定し、所定の用量範囲内の用量により、1日の時間及び用量の関数として薬剤摂取の分布を取得すること、及び
−前記分布の最大値となる時間間隔及び用量範囲の組み合わせを決定すること
を含む、請求項30記載の方法。 - ユーザの習慣を検出することが、
−各薬物治療イベントの1日の時間を決定すること、
−複数の時間間隔内の前記薬物治療イベントの回数を決定すること、及び
−薬物治療イベントの最大回数に対応する前記時間間隔の一つを決定すること
を含む、請求項29記載の方法。 - ユーザの習慣を検出することが、
−薬物治療イベントの発生各々についての1日の時間を決定すること、
−各発生を中心とした所定の分布関数を生成すること、
−生成された分布関数を合成して合成分布関数を取得すること、及び
−合成分布関数の最大値となるユーザの習慣を決定すること
を含む、請求項29記載の方法。 - 所定の分布関数がガウス分布関数である、請求項33記載の方法。
- 更に、生成された薬物治療備忘通知データ項目をユーザによって携行される装置に保存することを含む、請求項28ないし34のいずれか一項記載の方法。
- 装置が、血糖測定器及びインスリン投与装置の内の一方である、請求項35記載の方法。
- 薬物治療備忘通知データ項目が、薬物治療イベントが実施されるべき時間間隔、及び前記薬物治療イベントの間に投与されるべき薬剤の用量範囲を含む、請求項28ないし36のいずれか一項記載の方法。
- 薬物治療イベントがインスリン治療である、請求項28ないし37のいずれか一項記載の方法。
- 備忘通知データ項目を供給することが、
−ユーザに対し、備忘通知データ項目の少なくとも一つのパラメータを提案すること、及び
−提案されたパラメータのユーザによる編集を可能にする編集手段を提供すること
を含む、請求項28ないし38のいずれか一項記載の方法。 - 備忘通知データ項目は、ユーザが薬剤を摂取するべきモダルデイの一時間間隔を含み、本方法が更に、
−薬物治療イベントが実施されたとき通知を受信すること、及び
−実施された薬物治療イベントについての通知が前記時間間隔内に受信されなかった場合、備忘通知を出すこと
を含む、請求項28ないし39のいずれか一項記載の方法。 - 生理学的状態が慢性疾患である、請求項28ないし40のいずれか一項記載の方法。
- 生理学的状態が糖尿病である、請求項28ないし41のいずれか一項記載の方法。
- 生理学的状態の自己管理を行うユーザの支援ユーザデバイスであって、
−ユーザが摂取する薬剤に関する時間情報及び用量情報を含む、あらゆる薬物治療イベントの通知を受信する入力手段、
−ユーザが摂取すべき薬剤に関する時間制限及び用量制限を含む薬物治療備忘通知データ項目を保存する保存手段、及び
−備忘通知データ項目の時間制限及び用量制限の両方を満たす少なくとも1回の薬物治療イベントの通知を受信しない場合、備忘通知を出す処理手段
を備えたユーザデバイス。 - 血糖測定器及びインスリン投与装置の内の一方である、請求項43記載のデバイス。
- 適切にプログラムされた汎用データ処理装置である、請求項43記載のデバイス。
- データ処理装置に読み込まれると、データ処理装置に請求項28ないし42のいずれか一項記載の方法を実行させるプログラムコード手段を備えるコンピュータプログラム製品。
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