JP2015160678A - シートロール - Google Patents
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Abstract
【課題】長尺状シートを円筒状の巻き芯に巻き付けられているシートロールであって、ロール内側における長尺状シートの外観および特性が良好であり、汚染性が低く、かつ、簡便に形成し得るシートロールを提供すること。【解決手段】シートロール100は、長尺状シート10を円筒状の巻き芯20に巻き付けられてなるシートロールであって、該巻き芯上の周面の一部において、該長尺状シートの巻き付け始端辺と略平行に延びるように、片面粘着テープ30が貼着され、該長尺状シートの巻き付け始端辺が、該片面粘着テープの配置位置近傍に位置する。【選択図】図1
Description
本発明は、シートロールに関する。
一般に、粘着シート等のシート体は、取り扱い性等を考慮して長尺状に形成され、巻き芯に巻き取られた状態で提供されることがある。この際、長尺状シートの巻き付け始端部の厚みを起因とした段差が影響して、長尺状シートのロール内側の数周においては、該長尺状シートに幅方向に筋状の跡が残るという問題がある。このように跡が残った長尺状シートは、外観上の不良の他、諸特性にも悪影響を及ぼすことがあり、歩留まりの低下の原因となる。
このような問題に対して、特許文献1においては、巻き付け始端部近傍に、液状またはペースト状の樹脂を塗布して形成された段差緩和部材を設けることが提案されている。しかし、このような方法では、樹脂を塗布するという操作が煩雑であるという問題がある。また、塗布物が長尺状シートを汚染する原因となり、例えば、長尺状シートとして半導体部品の製造に供される粘着シートを用いる場合には、実用に適さないという問題もある。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、長尺状シートが円筒状の巻き芯に巻き付けられているシートロールであって、ロール内側における長尺状シートの外観および特性が良好であり、汚染性が低く、かつ、簡便に形成し得るシートロールを提供することにある。
本発明のシートロールは、長尺状シートを円筒状の巻き芯に巻き付けてなるシートロールであって、該巻き芯上の周面の一部において、該長尺状シートの巻き付け始端辺と略平行に延びるように、片面粘着テープが貼着され、該長尺状シートの巻き付け始端辺が、該片面粘着テープの配置位置近傍に位置する。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートの巻き付け始端が、両面粘着テープを用いて、前記巻き芯上に貼着されている。
1つの実施形態においては、上記片面粘着テープの厚みが、上記長尺状シートの厚みおよび上記両面粘着テープの厚みの合計よりも薄い。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートの厚みおよび上記両面粘着テープの厚みの合計と、前記片面粘着テープの厚みとの差が、10μm〜150μmである。
1つの実施形態においては、上記片面粘着テープの周方向の長さが、5mm〜50mmである。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートの巻き付け始端辺と、上記片面粘着テープとの間隔が、20mm以下である。
1つの実施形態においては、上記片面粘着テープの25℃における引っ張り弾性率が、500MPa以上である。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートの厚みが、70μm〜500μmである。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートが、基材層と、粘着剤層と、セパレータとをこの順に備える。
1つの実施形態においては、上記基材層と粘着剤層とから構成される積層体の25℃における引っ張り弾性率が、10MPa〜900MPaである。
1つの実施形態においては、上記セパレータの25℃における引っ張り弾性率が、1000MPa以上である。
1つの実施形態においては、上記両面粘着テープの厚みが、1μm〜200μmである。
1つの実施形態においては、上記両面粘着テープの周方向の長さが、0.1mm〜50mmである。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートの巻き付け始端が、両面粘着テープを用いて、前記巻き芯上に貼着されている。
1つの実施形態においては、上記片面粘着テープの厚みが、上記長尺状シートの厚みおよび上記両面粘着テープの厚みの合計よりも薄い。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートの厚みおよび上記両面粘着テープの厚みの合計と、前記片面粘着テープの厚みとの差が、10μm〜150μmである。
1つの実施形態においては、上記片面粘着テープの周方向の長さが、5mm〜50mmである。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートの巻き付け始端辺と、上記片面粘着テープとの間隔が、20mm以下である。
1つの実施形態においては、上記片面粘着テープの25℃における引っ張り弾性率が、500MPa以上である。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートの厚みが、70μm〜500μmである。
1つの実施形態においては、上記長尺状シートが、基材層と、粘着剤層と、セパレータとをこの順に備える。
1つの実施形態においては、上記基材層と粘着剤層とから構成される積層体の25℃における引っ張り弾性率が、10MPa〜900MPaである。
1つの実施形態においては、上記セパレータの25℃における引っ張り弾性率が、1000MPa以上である。
1つの実施形態においては、上記両面粘着テープの厚みが、1μm〜200μmである。
1つの実施形態においては、上記両面粘着テープの周方向の長さが、0.1mm〜50mmである。
本発明によれば、巻き芯上の所定の位置に片面粘着テープを設けることにより、ロール内側における長尺状シートの外観および特性が良好であり、汚染性が低く、かつ、簡便に形成し得るシートロールを提供することができる。
A.シートロールの全体構成
図1は、本発明の1つの実施形態によるシートロールの概略斜視図である。本発明のシートロール100は、長尺状シート10が円筒状の巻き芯20に、所定の周数巻き重ねるようにして、巻き付けられて形成されている。なお、図1においては、長尺状シート10の巻き始め(すなわち、ロールの内側)を示す。本発明のシートロール100においては、巻き芯20の周面の一部において、該長尺状シート10の巻き付け始端辺11と略平行に延びるように、片面粘着テープ30が貼着されている。また、長尺状シート10の巻き付け始端辺11は、片面粘着テープ30の配置位置近傍に位置する。より具体的には、長尺状シート10の巻き付け始端辺11は、片面粘着テープ30の配置位置近傍に位置し、長尺状シート10は、片面粘着テープ30の配置位置とは周方向反対側に巻き付けられている。すなわち、片面粘着テープ30は、長尺状シート10の巻き付け始端辺11を起点として、長尺状シート10の巻き付け方向とは反対側に配置される。なお、本明細書において、「幅方向」とは、図1においてxで表される方向を意味し、「周方向」とは、図1〜3においてyで表される方向を意味する。また、長尺状シートの巻き付け始端とは、巻き始め部分の長さ方向端部であり、長尺状シートの最内側の部分を意味し、長尺状シートの巻き付け始端辺とは、当該巻き付け始端において巻き芯の幅方向に延びる辺を意味する。
図1は、本発明の1つの実施形態によるシートロールの概略斜視図である。本発明のシートロール100は、長尺状シート10が円筒状の巻き芯20に、所定の周数巻き重ねるようにして、巻き付けられて形成されている。なお、図1においては、長尺状シート10の巻き始め(すなわち、ロールの内側)を示す。本発明のシートロール100においては、巻き芯20の周面の一部において、該長尺状シート10の巻き付け始端辺11と略平行に延びるように、片面粘着テープ30が貼着されている。また、長尺状シート10の巻き付け始端辺11は、片面粘着テープ30の配置位置近傍に位置する。より具体的には、長尺状シート10の巻き付け始端辺11は、片面粘着テープ30の配置位置近傍に位置し、長尺状シート10は、片面粘着テープ30の配置位置とは周方向反対側に巻き付けられている。すなわち、片面粘着テープ30は、長尺状シート10の巻き付け始端辺11を起点として、長尺状シート10の巻き付け方向とは反対側に配置される。なお、本明細書において、「幅方向」とは、図1においてxで表される方向を意味し、「周方向」とは、図1〜3においてyで表される方向を意味する。また、長尺状シートの巻き付け始端とは、巻き始め部分の長さ方向端部であり、長尺状シートの最内側の部分を意味し、長尺状シートの巻き付け始端辺とは、当該巻き付け始端において巻き芯の幅方向に延びる辺を意味する。
図1においては、巻き芯20の幅方向全域にわたって片面粘着テープ30が貼着されている態様を示していているが、本発明においては当該態様に限られない。また、図1においては、巻き芯の幅20と長尺状シート10とが同じ幅である態様を示しているが、本発明においては当該態様に限らず、例えば、長尺状シート10の幅が巻き芯20の幅より狭くてもよい。好ましくは、片面粘着テープ30の幅(x方向の長さ)は、巻き芯20の幅より狭く、長尺状シート10の幅に応じて設定される。片面粘着テープ30の幅は、長尺状シート10の幅に対して、好ましくは80%〜120%であり、より好ましくは90%〜110%であり、さらに好ましくは98%〜102%である。なお、後述のように、複数の片面粘着テープを配置する場合においても、各片面粘着テープの幅は上記範囲であることが好ましい。
図2は、本発明の1つの実施形態によるシートロールの概略断面図である。図2においては、長尺状シート10の内側部分の片面粘着テープ30の近傍を示す。実際には、本発明のシートロールは、長尺状シートが2周以上巻き重なるようにして形成され得るが、図2においては、見やすくするために、1周目の終わりから2週目の始めの部分についてのみ図示していることに留意されたい。また、便宜上、曲面である巻き芯の外周面を直線で表している。1つの実施形態においては、長尺状シート10は、その巻き付け始端を、両面粘着テープ40を用いて巻き芯20上に貼着することにより、固定される。例えば、長尺状シート10の巻き芯20と接する面が粘着性を有さない場合に、両面粘着テープ40が好ましく用いられ得る。
本発明においては、図1および図2に示すように、巻き芯20上に片面粘着テープ30を配置することにより、ロールの内側において、長尺状シート10の巻き付け始端の厚みから生じる段差の影響を緩和することができる。その結果、長尺状シート10の巻き付け始端辺11上で巻き重ねられる長尺状シート10において、段差を起因としたスジの発生を抑制することができ、該段差を起因とした悪影響(具体的には、外観不良、諸特性(例えば、平滑性)の悪化等)を防止することができる。本発明においては、片面粘着テープを貼着するという簡便な操作により、上記の効果を得ることができる。また、片面粘着テープを用いるため、長尺状シートが汚染されることが防止される。
上記片面粘着テープ30の厚みは、上記長尺状シート10の厚みおよび上記両面粘着テープ40の厚みの合計よりも薄いことが好ましい。上記長尺状シート10の厚みと上記両面粘着テープ40の厚みとの合計と、上記片面粘着テープ30の厚みとの差は、好ましくは10μm〜150μmであり、より好ましくは30μm〜125μmであり、さらに好ましくは50μm〜100μmである。このような範囲であれば、上記段差の影響を緩和する効果が顕著となる。なお、本発明のシートロールが両面粘着テープ40を備えない場合、「上記長尺状シート10の厚みと上記両面粘着テープ40の厚みとの合計」は、長尺状シート10の厚みを意味することは言うまでもない。
1つの実施形態においては、片面粘着テープ30の厚みは、上記長尺状シート10の厚みと上記両面粘着テープ40の厚みとの合計に応じて調整される。片面粘着テープ30の厚みは、上記長尺状シート10の厚みと上記両面粘着テープ40の厚みとの合計に対して、好ましくは20%〜80%であり、より好ましくは30%〜70%であり、さらに好ましくは40%〜60%であり、特に好ましくは45%〜55%である。このような範囲であれば、上記段差の影響を緩和する効果が顕著となる。
上記片面粘着テープ30の周方向の長さaは、好ましくは2mm以上であり、より好ましくは5mm〜50mmであり、さらに好ましくは5mm〜30mmであり、特に好ましくは10mm〜20mmである。このような範囲であれば、片面粘着テープを巻き芯上に貼着する際、該片面粘着テープにシワが発生し難く、かつ、上記段差の影響を緩和する効果が顕著となる。
上記長尺状シート10の巻き付け始端辺11と、上記片面粘着テープ30との間隔bは、短いほど好ましい。該間隔bは、好ましくは50mm以下であり、より好ましくは30mm以下であり、さらに好ましくは20mm以下であり、特に好ましくは0.01mm〜20mmである。該間隔bが、50mmより大きい場合、片面粘着テープ30に起因する段差の影響と、長尺状シート10の巻き付け始端に起因する段差の影響とがそれぞれ別個に生じるおそれがあり、上記段差の影響を緩和する効果が十分に得られないおそれがある。
図3は、本発明の別の実施形態によるシートロールの概略断面図である。図3においても、図2と同様に、長尺状シート10の内側部分の片面粘着テープ30の近傍を示す。図3に示す実施形態においては、巻き芯上に、第2の片面粘着テープ30’がさらに設けられている。第2の片面粘着テープ30’は、片面粘着テープ30の長尺状シート10の巻き付け始端辺とは周方向反対側に設けられる。第2の片面粘着テープ30’を設けることにより、長尺状シート10が厚い場合(例えば、長尺状シートの厚みが150μm以上の場合)にも、上記段差を起因とした悪影響を防止することができる。
上記第2の片面粘着テープ30’の厚みは、上記片面粘着テープ30の厚みと同じであってもよく、異なっていてもよい。好ましくは、上記第2の片面粘着テープ30’の厚みは、上記片面粘着テープ30の厚みよりも薄いことが好ましい。上記片面粘着テープ30の厚みと、上記第2の片面粘着テープ30’の厚みとの差は、好ましくは10μm〜150μmであり、より好ましくは30μm〜125μmであり、さらに好ましくは50μm〜100μmである。このような範囲であれば、上記段差の影響を緩和する効果が顕著となる。
1つの実施形態においては、上記第2の片面粘着テープ30’の厚みは、上記片面粘着テープ30の厚みに対して、好ましくは20%〜80%であり、より好ましくは30%〜70%であり、さらに好ましくは40%〜60%であり、特に好ましくは45%〜55%である。このような範囲であれば、上記段差の影響を緩和する効果が顕著となる。
図3においては、片面粘着テープを2枚(片面粘着テープ30、第2の片面粘着テープ30’)を配置する実施形態を示したが、片面粘着テープは3枚以上配置されていてもよい。
複数の片面粘着テープを配置する場合、長尺状シートの巻き付け始端辺を起点に巻き付け方向とは反対側の方向に遠い片面粘着テープほど厚みを薄くすることが好ましい。隣り合う片面粘着テープの厚みの差は、好ましくは10μm〜150μmであり、より好ましくは30μm〜125μmであり、さらに好ましくは50μm〜100μmである。このような範囲であれば、片面粘着テープの枚数を抑制しつつ、本発明の効果を顕著に得ることができる。また、上記範囲の厚み差で片面粘着テープを複数配置して、最も厚みの薄い片面粘着テープの厚みが、150μm以下となることが好ましく、125μm以下となることがより好ましく、50μm〜100μmとなることがさらに好ましい。
1つの実施形態においては、隣り合う片面粘着テープの厚みの比は、0.2〜0.8であり、より好ましくは0.3〜0.7であり、さらに好ましくは0.4〜0.6であり、特に好ましくは0.45〜0.55である。また、上記範囲の厚み比で片面粘着テープを複数配置し、長尺状シートの巻き付け始端辺を起点に巻き付け方向とは反対側の方向に遠い片面粘着テープほど厚みを薄くして、最も厚みの薄い片面粘着テープの厚みが、150μm以下となることが好ましく、125μm以下となることがより好ましく、50μm〜100μmとなることがさらに好ましい。
複数の片面粘着テープを配置する場合、隣接する片面粘着テープの間隔は、好ましくは50mm以下であり、より好ましくは30mm以下であり、さらに好ましくは20mm以下であり、特に好ましくは0.01mm〜20mmである。片面粘着テープの間隔が複数ある場合、該間隔は同じであってもよく、異なっていてもよい。
複数の片面粘着テープを配置する場合、個々の片面粘着テープの周方向の長さは、好ましくは2mm以上であり、より好ましくは5mm〜50mmであり、さらに好ましくは5mm〜30mmであり、特に好ましくは10mm〜20mmである。複数ある片面粘着テープの周方向の長さは、同じであってもよく、異なっていてもよい。
B.長尺状シート
上記長尺状シートとしては、任意の適切なシートが用いられ得る。長尺状シートとしては、例えば、粘着シート等が挙げられる。本発明によれば、長尺状シートの汚染を防いで、長尺状シートの巻き付け始端における段差の影響が緩和されたシートロールを得ることができるので、長尺状シートとして半導体製造に供される粘着シートを用いることができる。
上記長尺状シートとしては、任意の適切なシートが用いられ得る。長尺状シートとしては、例えば、粘着シート等が挙げられる。本発明によれば、長尺状シートの汚染を防いで、長尺状シートの巻き付け始端における段差の影響が緩和されたシートロールを得ることができるので、長尺状シートとして半導体製造に供される粘着シートを用いることができる。
上記長尺状シートの厚みは、好ましくは70μm〜500μmであり、より好ましくは100μm〜350μmである。本発明によれば、厚い長尺状シートを用いても、長尺状シートの巻き付け始端における段差の影響が緩和されたシートロールを得ることができる。
上記長尺状シートの長さは、任意の適切な長さに設定され得る。従来のシートロールは、ロールの内側において、長尺状シートの巻き付け始端の段差の影響が生じるため、内側部分は使用に適さず廃棄されることがあり、小巻きのシートロールが所望される場合には、歩留まりが極端に低下するという問題がある。本願発明によれば、ロールの内側においても不良部分が生じ難いため、小巻きのシートロールを形成する場合にも、歩留まりがよい。
上記長尺状シートの幅は、用途等に応じて、任意の適切な幅に設定され得る。上記長尺状シートの幅は、例えば、50mm〜200cmであり、好ましくは30cm〜150cmである。
図4は、本発明の1つの実施形態に用いられる長尺状シートの概略断面図である。1つの実施形態においては、本発明の長尺状シート10は、基材層1と、粘着剤層2と、セパレータ3とをこの順に備える。このような構成の長尺状シート10は、セパレータ3側を内側にして、巻回されていることが好ましい。
上記長尺状シートを構成する基材層1を構成する材料としては、任意の適切な材料が採用され得る。該基材層1を構成する材料の具体例としては、低分子量ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のエチレン系樹脂等が挙げられる。
上記長尺状シートを構成する基材層1の厚みは、好ましくは5μm〜400μmであり、より好ましくは20μm〜300μmである。
上記長尺状シートを構成する粘着剤層2は、任意の適切な粘着剤で構成される。粘着剤としては、例えば、アクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエーテル、フッ素系やゴム系などのポリマーをベースポリマーとする粘着剤が挙げられる。
上記長尺状シートを構成する粘着剤層2の厚みは、好ましくは1μm〜50μmであり、より好ましくは3μm〜20μmである。
基材層、粘着剤層およびセパレータを備える長尺状シートは、基材層と粘着剤層とから構成される積層体から、セパレータを剥離して、使用に供される。基材層と粘着剤層とから構成される積層体の25℃における引っ張り弾性率は、好ましくは10MPa〜900MPaであり、より好ましくは10MPa〜500MPaである。本発明においては、比較的柔らかい層(あるいは、積層体)を含む長尺状シートを用いても、長尺状シートの巻き付け始端における段差の影響が緩和されて、ロール内側においてスジの発生しがたいシートロールを得ることができる。言い換えれば、本発明のシートロールは、比較的柔らかい層(あるいは、積層体)を含む長尺状シートを巻回するのに好適である。具体的には、本発明のシートロールは、所定の柔軟性が要求される半導体ウエハ製造工程(例えば、バックグラインド工程)用の粘着シートのロールとして、好適である。なお、本明細書において、引っ張り弾性率とは、JIS−K−7161に準拠し(試験片の幅:20mm、引張速度:300mm/分、チャック間距離:50mm)、規定された2点のひずみε1=1およびε2=2の間の曲線の線形回帰によって求められる値をいう。
上記セパレータ3は、粘着剤層2を保護する機能を有する。セパレータ3を構成する材料としては、任意の適切な材料が採用され得る。セパレータ3を構成する材料の具体例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等が挙げられる。セパレータ3は、延伸フィルムであってもよい。
上記セパレータ3の厚みは、好ましくは10μm〜200μmであり、より好ましくは20μm〜100μmである。
上記セパレータ3の25℃における引っ張り弾性率は、好ましくは1000MPa以上であり、より好ましくは1200MPa以上であり、さらに好ましくは4000MPa以上である。セパレータ3の25℃における引っ張り弾性率の上限は、通常、5000MPaである。従来の硬質のセパレータを含む長尺状シートのロール体においては、長尺状シートの巻き付け始端の段差の影響が顕著となり、硬質のセパレータの存在が、ロール体の内側にスジ発生の原因のひとつとなる。本願発明によれば、硬質のセパレータを含む長尺状シート、さらには、硬質のセパレータと軟質の積層体とを組み合わせて構成された長尺状シートを用いても、長尺状シートの巻き付け始端における段差の影響が緩和されたシートロールを得ることができる。
別の実施形態においては、基材層と粘着剤層とから構成され、セパレータを含まない長尺状シートが用いられる。このような実施形態においては、基材層の粘着剤層とは反対側の面に、背面処理が行うことが好ましい。背面処理は、例えば、シリコーン系剥離剤や長鎖アルキルアクリレート系剥離剤等の剥離剤を用いて行うことができる。
C.巻き芯
上記巻き芯としては、任意の適切な巻き芯が用いられ得る。例えば、紙製の巻き芯、樹脂製の巻き芯、金属製の巻き芯等が用いられ得る。
上記巻き芯としては、任意の適切な巻き芯が用いられ得る。例えば、紙製の巻き芯、樹脂製の巻き芯、金属製の巻き芯等が用いられ得る。
上記巻き芯の直径(外径)は、長尺状シートの材質、長さ等に応じて任意の適切な値に設定され得る。上記巻き芯の直径(外径)は、例えば、80mm〜350mmである。
上記巻き芯の幅は、長尺状シートの幅に応じて、任意の適切な値に設定され得る。好ましくは、巻き芯の幅は、長尺状シートの幅よりも広い。
D.片面粘着テープ
上記片面粘着テープとしては、任意の適切な片面粘着テープが用いられ得る。片面粘着テープは、例えば、基材層と粘着剤層とから構成される。また、基材層と粘着剤層とから構成される片面粘着テープを複数枚(例えば、2〜4枚)重ね合わせて用いてもよい。該基材層を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。該粘着剤層は、例えば、アクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエーテル、フッ素系やゴム系などのポリマーをベースポリマーとする粘着剤を含む。なお、本発明のシートロールが、複数の片面粘着テープを備える場合、各片面粘着テープは、同じ材料から構成されていてもよく、異なる材料から構成されていてもよい。
上記片面粘着テープとしては、任意の適切な片面粘着テープが用いられ得る。片面粘着テープは、例えば、基材層と粘着剤層とから構成される。また、基材層と粘着剤層とから構成される片面粘着テープを複数枚(例えば、2〜4枚)重ね合わせて用いてもよい。該基材層を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。該粘着剤層は、例えば、アクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエーテル、フッ素系やゴム系などのポリマーをベースポリマーとする粘着剤を含む。なお、本発明のシートロールが、複数の片面粘着テープを備える場合、各片面粘着テープは、同じ材料から構成されていてもよく、異なる材料から構成されていてもよい。
上記片面粘着テープの25℃における引っ張り弾性率は、好ましくは500MPa以上であり、より好ましくは1000MPa〜5000MPaである。このような範囲であれば、長尺状シートが巻き重ねられた場合であっても、片面粘着テープが変形し難く、本発明の効果が顕著となる。また、変形し難い片面粘着テープを用いることにより、ロール内側でのシワの発生を防止することができる。なお、本発明のシートロールが、複数の片面粘着テープを備える場合、各片面粘着テープの引っ張り弾性率は、同じであってもよく、異なっていてもよい。
上記片面粘着テープの厚みは、上記A項で説明したように、長尺状シートおよび/または隣り合う片面粘着テープに対して所定の厚み差を有するように設定されることが好ましい。片面粘着テープの厚みは、例えば、40μm〜450μmである。上記片面粘着テープの長さおよび幅は、上記A項で説明したとおりである。
E.両面粘着テープ
上記両面粘着テープとしては、任意の適切な両面粘着テープが用いられ得る。両面粘着テープは、例えば、基材層と該基材層の両側に配置された粘着剤層とから構成される。該基材層を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。該粘着剤層は、例えば、アクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエーテル、フッ素系やゴム系などのポリマーをベースポリマーとする粘着剤を含む。
上記両面粘着テープとしては、任意の適切な両面粘着テープが用いられ得る。両面粘着テープは、例えば、基材層と該基材層の両側に配置された粘着剤層とから構成される。該基材層を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。該粘着剤層は、例えば、アクリル系ポリマー、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエーテル、フッ素系やゴム系などのポリマーをベースポリマーとする粘着剤を含む。
上記両面粘着テープの厚みは、好ましくは1μm〜200μmであり、より好ましくは5μm〜150μmであり、さらに好ましくは8μm〜100μmである。このような範囲であれば、長尺状シートの巻き付け始端における段差が小さくなる。なお、両面粘着テープの厚みが1μm未満の場合、長尺状シートを十分に固定できないおそれがある。
上記両面粘着テープの周方向の長さは、好ましくは50mm以下であり、より好ましくは20mm以下であり、さらに好ましくは0.1mm〜20mmであり、特に好ましくは1mm〜10mmである。このような範囲であれば、両面粘着テープを巻き芯上に貼着する際、該両面粘着テープにシワが発生し難く、作業性に優れる。該長さが50mmより長い場合、両面粘着テープにシワが発生するおそれがあり、該シワは長尺状シートの巻き付け始端における段差増大の原因となる。
上記両面粘着テープの幅は、長尺状シートの幅に応じて、任意の適切な値に設定され得る。両面粘着テープの幅は、長尺状シートの幅に対して、好ましくは10%〜100%であり、より好ましくは30%〜90%である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例になんら限定されるものではない。実施例における試験および評価方法は以下のとおりである。
(1)厚み
実施例および比較例において、厚みは、JIS Z0237−2009に基づき、0.001mm目盛のダイヤルゲージにより測定した。
実施例および比較例において、厚みは、JIS Z0237−2009に基づき、0.001mm目盛のダイヤルゲージにより測定した。
(2)引っ張り弾性率
実施例および比較例で用いた材料、および得られた長尺状シートの引っ張り弾性率は、JIS−K−7161に準拠して測定した。測定温度は25℃とし、試験片の幅は20mmとし、チャック間距離は50mmとし、引っ張り速度は300mm/分とした。
実施例および比較例で用いた材料、および得られた長尺状シートの引っ張り弾性率は、JIS−K−7161に準拠して測定した。測定温度は25℃とし、試験片の幅は20mmとし、チャック間距離は50mmとし、引っ張り速度は300mm/分とした。
(3)長尺状シート表面の凹凸
実施例および比較例で得られたシートロールの巻きをほどき、ロールの内側、長尺状シートの巻き付け始端上に重なって位置していた部分について、長尺状シート表面の凹凸を評価した。
当該部分を切り出し、長尺状シートからセパレータを剥離した。その後、基材層と粘着剤層とから構成される積層体を粘着剤層を下にして、シリコンミラーウエハ上に載置し、基材層に生じた凹状態部分の深さを、接触式表面粗さ計(KLA−Tencor社製、商品名「P−15」)にて測定した。
実施例および比較例で得られたシートロールの巻きをほどき、ロールの内側、長尺状シートの巻き付け始端上に重なって位置していた部分について、長尺状シート表面の凹凸を評価した。
当該部分を切り出し、長尺状シートからセパレータを剥離した。その後、基材層と粘着剤層とから構成される積層体を粘着剤層を下にして、シリコンミラーウエハ上に載置し、基材層に生じた凹状態部分の深さを、接触式表面粗さ計(KLA−Tencor社製、商品名「P−15」)にて測定した。
[実施例1]
(長尺状シートの作製)
基材層としての低密度ポリエチレンフィルム(厚み:150μm、引っ張り弾性率:150MPa)上に、アクリル系粘着剤を塗布して粘着剤層(厚み:20μm、引っ張り弾性率:0.5MPa)を形成させて、積層体(引っ張り弾性率:150MPa)を得た。次いで、粘着剤層上に、セパレータとしてのシリコーンが塗布されたPETフィルム(厚み:50μm、引っ張り弾性率:4000MPa)を積層し、基材層、粘着剤層、セパレータをこの順に有する長尺状シート(厚み:220μm、長さ:100m)を得た。
(シートロールの作製)
得られた長尺状シートを、ABS樹脂製の巻き芯(外径:88mm)に、巻き付けた。
このとき、巻き芯上、長尺状シートの巻き付け始端辺近傍において、巻き付け方向とは反対側に、第1の片面粘着テープ(厚み:50μm、長さ:20mm)を貼着した。第1の片面粘着テープと長尺状シートの巻き付け始端辺との間隔は、3mmとした。さらに、第1の片面粘着テープの巻き付け方向とは反対側に、第2の片面粘着テープ(厚み:50μm、長さ:20mm)を貼着した。第2の片面粘着テープと第1の片面粘着テープの間隔は、3mmとした。なお、上記第1の片面粘着テープおよび第2の片面粘着テープは、PETフィルム(厚み:38μm)とアクリル系粘着剤層(厚み:12μm)とから構成される粘着テープを2枚重ねて形成させた。
長尺状シートの巻き付け始端は、両面粘着テープ(厚み:10μm)を介して、巻き芯に貼着した。また、長尺状シートは、セパレータ側を巻き内側にして巻き付けた。
長尺状シートの巻き周数は、270周とし、シートロールを得た。得られたシートロールを上記(3)の評価に供した。結果を表1に示す。
(長尺状シートの作製)
基材層としての低密度ポリエチレンフィルム(厚み:150μm、引っ張り弾性率:150MPa)上に、アクリル系粘着剤を塗布して粘着剤層(厚み:20μm、引っ張り弾性率:0.5MPa)を形成させて、積層体(引っ張り弾性率:150MPa)を得た。次いで、粘着剤層上に、セパレータとしてのシリコーンが塗布されたPETフィルム(厚み:50μm、引っ張り弾性率:4000MPa)を積層し、基材層、粘着剤層、セパレータをこの順に有する長尺状シート(厚み:220μm、長さ:100m)を得た。
(シートロールの作製)
得られた長尺状シートを、ABS樹脂製の巻き芯(外径:88mm)に、巻き付けた。
このとき、巻き芯上、長尺状シートの巻き付け始端辺近傍において、巻き付け方向とは反対側に、第1の片面粘着テープ(厚み:50μm、長さ:20mm)を貼着した。第1の片面粘着テープと長尺状シートの巻き付け始端辺との間隔は、3mmとした。さらに、第1の片面粘着テープの巻き付け方向とは反対側に、第2の片面粘着テープ(厚み:50μm、長さ:20mm)を貼着した。第2の片面粘着テープと第1の片面粘着テープの間隔は、3mmとした。なお、上記第1の片面粘着テープおよび第2の片面粘着テープは、PETフィルム(厚み:38μm)とアクリル系粘着剤層(厚み:12μm)とから構成される粘着テープを2枚重ねて形成させた。
長尺状シートの巻き付け始端は、両面粘着テープ(厚み:10μm)を介して、巻き芯に貼着した。また、長尺状シートは、セパレータ側を巻き内側にして巻き付けた。
長尺状シートの巻き周数は、270周とし、シートロールを得た。得られたシートロールを上記(3)の評価に供した。結果を表1に示す。
[実施例2〜10]
両面粘着テープの厚み、第1の片面粘着テープの厚みおよび長さ、第2の片面粘着テープの厚みおよび長さ、第1の片面粘着テープと長尺状シートの巻き付け始端辺との間隔、ならびに第2の片面粘着テープと第1の片面粘着テープの間隔を表1に示す値とした以外は、実施例1と同様にしてシートロールを得た。なお、実施例9においては、第2の片面粘着テープは用いられていない。得られたシートロールを上記(3)の評価に供した。結果を表1に示す。
両面粘着テープの厚み、第1の片面粘着テープの厚みおよび長さ、第2の片面粘着テープの厚みおよび長さ、第1の片面粘着テープと長尺状シートの巻き付け始端辺との間隔、ならびに第2の片面粘着テープと第1の片面粘着テープの間隔を表1に示す値とした以外は、実施例1と同様にしてシートロールを得た。なお、実施例9においては、第2の片面粘着テープは用いられていない。得られたシートロールを上記(3)の評価に供した。結果を表1に示す。
[比較例1]
第1の片面粘着テープおよび第2の片面粘着テープを配置しなかったこと以外は、実施例1と同様にしてシートロールを得た。得られたシートロールを上記(3)の評価に供した。結果を表1に示す。
第1の片面粘着テープおよび第2の片面粘着テープを配置しなかったこと以外は、実施例1と同様にしてシートロールを得た。得られたシートロールを上記(3)の評価に供した。結果を表1に示す。
表1から明らかなように、本発明によれば、巻き付け後の長尺状シートのロール内側における表面凹凸が小さく、ロール内側における外観および特性に優れるシートロールを得ることができる。また、片面粘着テープによる段差、片面粘着テープの長さ、片面粘着テープと長尺状シート始端辺との間隔、片面粘着テープ同士の間隔等を適切に調節することにより、上記のような効果は顕著となる。
10 長尺状シート
20 巻き芯
30 片面粘着テープ
100 シートロール
20 巻き芯
30 片面粘着テープ
100 シートロール
Claims (13)
- 長尺状シートを円筒状の巻き芯に巻き付けてなるシートロールであって、
該巻き芯上の周面の一部において、該長尺状シートの巻き付け始端辺と略平行に延びるように、片面粘着テープが貼着され、
該長尺状シートの巻き付け始端辺が、該片面粘着テープの配置位置近傍に位置する、
シートロール。 - 前記長尺状シートの巻き付け始端が、両面粘着テープを用いて、前記巻き芯上に貼着されている、請求項1に記載のシートロール。
- 前記片面粘着テープの厚みが、前記長尺状シートの厚みと前記両面粘着テープの厚みとの合計よりも薄い、請求項2に記載のシートロール。
- 前記長尺状シートの厚みと前記両面粘着テープの厚みとの合計と、前記片面粘着テープの厚みとの差が、10μm〜150μmである請求項3に記載のシートロール。
- 前記片面粘着テープの周方向の長さが、5mm〜50mmである、請求項1から4のいずれかに記載のシートロール。
- 前記長尺状シートの巻き付け始端辺と、前記片面粘着テープとの間隔が、20mm以下である、請求項1から5のいずれかに記載のシートロール。
- 前記片面粘着テープの25℃における引っ張り弾性率が、500MPa以上である、請求項1から6のいずれかに記載のシートロール。
- 前記長尺状シートの厚みが、70μm〜500μmである、請求項1から7のいずれかに記載のシートロール。
- 前記長尺状シートが、基材層と、粘着剤層と、セパレータとをこの順に備える、請求項1から8のいずれかに記載のシートロール。
- 前記基材層と粘着剤層とから構成される積層体の25℃における引っ張り弾性率が、10MPa〜900MPaである、請求項9に記載のシートロール。
- 前記セパレータの25℃における引っ張り弾性率が、1000MPa以上である、請求項9または10に記載のシートロール。
- 前記両面粘着テープの厚みが、1μm〜200μmである、請求項2から11のいずれかに記載のシートロール。
- 前記両面粘着テープの周方向の長さが、50mm以下である、請求項2から12のいずれかに記載のシートロール。
Priority Applications (1)
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JP2014035056A JP2015160678A (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | シートロール |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018161783A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 日東電工株式会社 | 表層材付き樹脂シート |
JP2020049897A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 日東電工株式会社 | ロール体 |
WO2022025289A1 (ja) * | 2020-07-31 | 2022-02-03 | 大日本印刷株式会社 | ロール体 |
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-
2014
- 2014-02-26 JP JP2014035056A patent/JP2015160678A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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