JP2015159870A - 手術機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気メスの洗浄の手間を減らして、手術の効率を高める。【解決手段】手術機器10は、電気メス200と、液体を噴射可能な液体噴射メス100と、電気メス200と液体噴射メス100とを収容し、電気メス200の電極部を突出可能な開口部50aを有する外装ケース50と、を備える。液体噴射メス100は、外装ケース50の外側に液体を噴射する施術モードと、外装ケース50に収容された状態の電気メス200の高周波処置用電極210に向かって液体を噴射する洗浄モードとを切替え可能に動作する。【選択図】図4

Description

本発明は、手術機器に関する。
手術機器の一つとして、液体(例えば水)を連続的に高速噴射することで、生体組織の切開、切除等を行う液体ジェットメスが知られている。また、手術機器として、電気メスも知られている。特許文献1に記載された手術機器では、一台に、液体ジェットメスと電気メスとを併せ持つ構造が記載されている。この構造によって、手術中において、手術機器を別のものに持ち替える手間を省くことができる。
特表2009−533109号公報
電気メスは、使用の際に、生体組織が電気メスの先端に焼き付いてしまい、正確な手技に悪影響を与えることがある。このために、電気メスを使用する毎に、電気メスを洗浄することが必要となるが、前記従来の技術では、電気メスを使用する毎に電気メスを洗浄することは難しく、例え、前述したように手術機器を持ち替える手間を省くことができたとしても、手術の効率を十分に高めることができないという問題があった。
そのほか、従来の手術機器においては、その小型化や、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の第1の形態によれば、手術機器が提供される。この手術機器は、電気メスと、流体を噴射可能な流体噴射メスと、前記電気メスと流体噴射メスとを収容し、前記電気メスの電極部を突出可能な開口部を有する外装ケースと、を備える。前記流体噴射メスは、前記外装ケースの外側に流体を噴射する第1のモードと、前記外装ケースに収容された状態の前記電気メスの前記電極部に向かって流体を噴射する第2のモードとを切替え可能に動作する。この形態の手術機器によれば、流体噴射メスによる第1のモードによって生体組織へ流体を噴射することができ、第2のモードによって電気メスの電極部に向かって流体を噴射することができる。このために、第2のモードによって、電気メスの電極部の洗浄を容易に行うことができる。したがって、操作者は、電気メスの洗浄の手間を減らすことができることから、電気メスと流体噴射メスとの切り替えを自在に行うことができる。この結果、この形態の手術機器は、手術の効率を十分に高めることができるという効果を奏する。
(2)上記形態の手術機器において;前記流体噴射メスは、流体に脈流を発生させるための脈流発生部と、前記脈流発生部と連通する噴射管と、前記噴射管が内挿される外側管と、を備え;前記噴射管は、前記噴射管の先端部に形成された第1の噴射開口部と、前記噴射管の、前記電気メスの電極部に対向する位置に形成された第2の噴射開口部と、を有し;前記外側管は、前記第2の噴射開口部に対応可能な位置に、孔部を有し;前記噴射管と前記外側管の相対位置を移動することにより、前記第2の噴射開口部と前記孔部とが連通可能に構成されたものとしてもよい。この形態の手術機器によれば、噴射管と外側管の相対位置を移動するだけで、第1のモードと第2のモードとの切り替えを行うことができることから、構造を容易とすることができる。
(3)上記形態の手術機器において、前記流体噴射メスは、前記第1のモードの際に、前記噴射管の先端部を前記外装ケースから突出させ、前記第2のモードの際に、前記噴射管を前記外装ケースの内側に後退させることにより、前記第2の噴射開口部と前記孔部とが連通可能に構成してもよい。この形態の手術機器によれば、噴射管を前進させることと後退させることとの切り替えに連動して、第1のモードと第2のモードとの切り替えを行うことができる。
(4)本発明の第2の形態によれば、手術機器が提供される。この手術機器は、電気メスと、流体を噴射可能な流体噴射メスと、前記電気メスと流体噴射メスとを収容し、前記電気メスの電極部を突出可能な開口部を有する外装ケースと、を備える。前記流体噴射メスの前記流体の通路には、前記前記電気メスと流体噴射メスとが前記外装ケースに収容された状態で、前記電気メスの前記電極部に向かって流体を噴射可能な開口部を備える。この形態の手術機器によれば、操作者は、電気メスの洗浄の手間を減らすことができることから、電気メスと流体噴射メスとの切り替えを自在に行うことができる。この結果、この形態の手術機器は、手術の効率を十分に高めることができるという効果を奏する。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
例えば、本発明の一形態は、電気メスと、流体噴射メスと、外装ケースとの3つの要素の内の一つ以上の要素を備えた装置として実現可能である。すなわち、この装置は、電気メスを有していてもよく、有していなくてもよい。また、装置は、流体噴射メスを有していてもよく、有していなくてもよい。また、装置は、外装ケースを有していてもよく、有していなくてもよい。電気メスは、例えば、電極部を有する電気メスとして構成されてもよい。流体噴射メスは、例えば、流体を噴射可能な流体噴射メスとして構成されてもよい。外装ケースは、例えば、電気メスと流体噴射メスとを収容し、電気メスの電極部を突出可能な開口部を有する外装ケースとして構成されてもよい。流体噴射メスは、さらに、外装ケースの外側に流体を噴射する第1のモードと、前記外装ケースに収容された状態の前記電気メスの前記電極部に向かって流体を噴射する第2のモードとを切替え可能に動作する流体噴射メスとして構成されてもよい。こうした装置は、例えば手術機器として実現できるが、手術機器以外の他の装置として実現可能である。このような形態によれば、装置の小型化や、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等の種々の課題の少なくとも1つを解決することができる。前述した手術機器の各形態の技術的特徴の一部又は全部は、いずれもこの装置に適用することが可能である。
本発明は、装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、手術機器の制御方法等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての手術機器の構成を示す説明図である。 ハンドピースの構造を模式的に示す模式図である。 外装ケースの開口部付近を液体噴射メスの先端部分および電気メスの先端部分とともに示す斜視図である。 洗浄モードにおける液体噴射メスの動作を施術モードと比較して示す説明図である。 液体噴射メスおよび電気メスの駆動ルーチンを示すフローチャートである。 電気メス洗浄ルーチンを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を、実施形態および変形例の順序で説明する。
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態としての手術機器10の構成を示す説明図である。本実施形態の手術機器10は、医療機関において利用される手術用の機器であり、患部の切開または切除を行なうメスとしての機能を有している。
手術機器10は、ハンドピース20と、制御部30とを備える。ハンドピース20は、円筒形状の外装ケース50を備え、外装ケース50の内部に液体噴射メス100と電気メス200とを収容する。
液体噴射メス100は、液体を噴射して、水流によって患部の切開や切除を行うためのものである。電気メス200は、高周波電流の熱作用により患部の切開や凝固(止血)を行うためのものである。
ハンドピース20の外装ケース50の表面には、操作部60が設けられている。操作部60は、2つのスライダー62、64を備える。手術機器10の使用者は、2つのスライダー62、64から1つを選択して操作することによって、ハンドピース20に収容されている2つのメス100、200から、使用するメスを選択することができる。スライダー62は液体噴射メス100に対応するもので、スライダー64は電気メス200に対応するものである。各メスを使用する際には、使用者は、使用するメスに対応するスライダーをONにする。1つのスライダーがONのときには、他のスライダーはOFFとなる。なお、図1において、図中左側がハンドピース20の前方側であり、図中の右側がハンドピース20の後方側である。以下、ハンドピース20の前方側を単に「前方側」と呼び、ハンドピース20の後方側を単に「後方側」と呼ぶ。
使用者がスライダー62、64を選択し操作すると、選択されたスライダー62、64に対応したメス100、200の先端部が、外装ケース50の前方側に形成された開口部50aから突出する。使用者は、開口部50aから突出したメスの先端部を患部に接近または接触させて患部の切開、切除、止血等の施術を行う。
外装ケース50の後方の端部から、線状部材群25が延出している。線状部材群25は、2つのメス100、200の動作に必要な配管、電気配線の束である。
制御部30は、液体噴射メス100および電気メス200と接続されている。制御部30は、これらメス100、200の動作を制御する。また、制御部30には、フットスイッチ40が接続されている。使用者がフットスイッチ40をON/OFFすることによって、使用者が操作部60によって選択したメスが駆動する。
図2は、ハンドピース20の構造を模式的に示した模式図である。上述のように、ハンドピース20には、液体噴射メス100と、電気メス200とが収容されている。
液体噴射メス100は、液体噴射管110と、外側管120と、アクチュエーター130と、液体供給流路140とを備える。液体供給流路140は、ハンドピース20の外部に用意されたポンプ(図示省略)から圧送される液体をアクチュエーター130に供給するための流路である。液体供給流路140は可撓性を有する部材で構成されている。本実施例においては、液体供給流路140は、PEEK部材によって形成されている。液体供給流路140は、ポリ塩化ビニル、シリコン、熱可塑性エラストマー等、種々の可撓性部材に換えることもできる。なお、アクチュエーター130に供給される液体として、医療用の無菌水や、生理食塩水など、種々の液体を採用することができる。
アクチュエーター130は、液体供給流路140から供給された液体に脈動を付与する。脈流が付与された液体は、液体噴射管110に供給され、液体噴射管110の先端に形成された噴射開口部112からパルス状の液体として噴射される。パルス状の液体とは、流量または流速が変動を伴った状態の液体であることを意味する。液体がパルス状に噴射する態様には、噴射と停止とを繰り返しながら噴射する間欠噴射が含まれるが、液体の流量または流速が変動していればよいため、必ずしも間欠噴射である必要はない。
図示するように、アクチュエーター130は、第1ケース131、第2ケース132、第3ケース133、圧電素子135、補強板136、ダイアフラム137を備える。第1ケース131は筒状部材である。第1ケース131の一端は、第2ケース132と接合されている。第1ケース131の他端は、第3ケース133によって密閉されている。第1ケース131の内部に形成される空間には圧電素子135が配設されている。
圧電素子135は、積層型圧電素子である。圧電素子135の一方の端部は、補強板136を介してダイアフラム137と固定されている。圧電素子135の他方の端部は、第3ケース133に固定されている。ダイアフラム137は金属薄膜からなり、周縁部が第1ケース131に固定されている。ダイアフラム137と第2ケース132との間には収容室138が形成される。収容室138は、圧電素子135の駆動によって容積が変更される。
第2ケース132には、液体を収容室138に流入させる第1の流路139が形成されている。第1の流路139は、液体供給流路140と接続されている。また、第2ケース132には、収容室138に収容された液体を流出させる第2の流路134が形成されている。第2の流路134は、液体噴射管110と接続されている。
圧電素子135には、制御部30から所定周波数の駆動信号が印加される。圧電素子135は、制御部30から駆動信号を受信すると、所定の周波数で振動する。圧電素子135が振動すると、ダイアフラム137を介して収容室138の容積が変化し、収容室138に収容された液体が加圧される。所定周波数で加減圧された液体には脈動が付与される。液体は、第2の流路134、液体噴射管110を通ってパルス状の液体として外部に噴射される。
外側管120は、長尺な円筒形状であり、その内側には、液体噴射管110が外側管120の長手方向に摺動可能に内挿されている。外側管120の長さは液体噴射管110の長さよりも短く、外側管120の両端から液体噴射管110の両端がそれぞれ突出している。外側管120は、外装ケース50の内壁面の一部分に沿わして配置されており、接着剤54によってその内壁面の一部分に固着されている。
スライダー62は液体噴射管110と連結されている。スライダー62は、前方側がON側であり、後方側がOFF側であることから、スライダー62をスライドさせてONにすると、液体噴射管110がスライド方向、すなわち、ハンドピース20の前方側に移動する。外側管120は、前述したように外装ケース50の内壁面に固着されていることから、外側管120は移動することなく、液体噴射管110は外側管120の内側を摺動しながら移動する。なお、外側管120の機能については、後述する。
図3は、外装ケース50の開口部50a付近を液体噴射メス100の先端部分および電気メス200の先端部分とともに示す斜視図である。図3に示すように、外装ケース50の開口部50aの下半分には蓋体52が配置されている。この下半分は、液体噴射管110の先端(前方側の端部)と対向する位置である。蓋体52は、シリコーンゴムなどの弾性材料によって形成されており、蓋体52の一部分が、開口部50aの端面に接着剤によって接着されている。液体噴射管110がスライド方向、すなわち、ハンドピース20の前方側に移動すると、この蓋体52を破線LC付近で折り曲げて(図1参照)、液体噴射管110の先端部が外装ケース50から突出する。この突出量は、本実施形態では、1.0[mm]〜3.0[mm]の間の所定値であり、例えば2.0[mm]である。なお、アクチュエーター130はハンドピース20に固定されている。従って、スライダー62が移動しても、アクチュエーター130は移動しない。
液体噴射管110は、スライダー62のスライドによって移動(変形)可能な十分な長さを有する。液体噴射管110は、可撓性を有する部材で形成されており、スライダー62がOFFのときには、撓んだ状態で外装ケース50に収容される。図2中の符号CUが撓み部である。スライダー62がONのときには、この撓み部CUが伸びて、液体噴射管110の先端部が、先に説明したように、蓋体52を押し曲げて外装ケース50から突出する。本実施形態においては、液体噴射管110は、PEEK部材で形成されている。液体噴射管110は、ポリ塩化ビニル、シリコン、熱可塑性エラストマー等、種々の可撓性部材に換えることもできる。また、液体噴射管110を伸縮性を有する部材で構成するようにしてもよい。
電気メス200は、高周波処置用電極210と、第1の電気ケーブル220と、アクチュエーター230と、第2の電気ケーブル240とを備える。
第1の電気ケーブル220は、高周波処置用電極210とアクチュエーター230とを結ぶ電線である。第2の電気ケーブル240は、アクチュエーター230に電力を供給するケーブルである。第2の電気ケーブル240は、ハンドピース20の外部で、高周波電流発生器(図示省略)と接続されている。アクチュエーター230は、第2の電気ケーブル240から供給された高周波電流を、第1の電気ケーブル220を介して高周波処置用電極210に供給する。
高周波処置用電極210に供給された高周波電流は患部に流れる。このとき、負荷もしくは接触抵抗によって、ジュール熱が発生し、患部のタンパクを凝固させ、止血等を可能にする。
アクチュエーター230は、制御部30からの制御信号を受信して、高周波処置用電極210への高周波電流のON/OFFを行うスイッチング素子を備える。アクチュエーター230は、その他、電気メス200の動作に必要な種々の制御を行う。なお、スイッチング素子は、高周波電流発生器が備えるとしてもよい。また、アクチュエーター230に高周波発生器を収容しているとしてもよい。
スライダー64は、第1の電気ケーブル220と連結されている。スライダー64は、前方側がオン側であり、後方側がオフ側であることから、スライダー64をスライドさせてONにすると、第1の電気ケーブル220がスライド方向、すなわち、ハンドピース20の前方側に移動する。この移動により、高周波処置用電極210が前方側に移動し、高周波処置用電極210の先端が外装ケース50の開口部50aから突出する。この突出量は、本実施形態では、1.0[mm]〜3.0[mm]の間の所定値であり、例えば2.0[mm]である。アクチュエーター230はハンドピース20に固定されている。従って、スライダー64が移動しても、アクチュエーター230は移動しない。
第1の電気ケーブル220は、可撓性を有するとともに、スライダー64のスライドによって移動可能な十分な長さを有する。スライダー64がOFFのときには、第1の電気ケーブル220は撓んだ状態でハンドピース20に収容される。
図2および図3に示すように、液体噴射メス100の液体噴射管110と、電気メス200の高周波処置用電極210とは、互いの長手方向が平行となるように、並べて設けられている。そして、液体噴射管110の側面における、高周波処置用電極210と対向する位置に、複数の噴射開口部114が形成されている。すなわち、複数の噴射開口部114は、液体噴射管110の長手方向に直線状に並んで配置されており、高周波処置用電極210と対向している。この複数の噴射開口部114は、高周波処置用電極210を洗浄するためのものであり、本実施形態の手術機器10が備える液体噴射メス100は、先に説明した患部の切開、切除、止血等の施術を行う施術モードに加えて、高周波処置用電極210を洗浄する洗浄モードで動作する。洗浄モードについて、次に詳しく説明する。なお、施術モードが[発明の概要]の欄に記載した「第1のモード」に相当し、洗浄モードが[発明の概要]の欄に記載した「第2のモード」に相当する。
図4は、洗浄モードにおける液体噴射メス100の動作を、施術モードと比較して示す説明図である。図4(a)に示すように、施術モードでは、液体噴射管110の先端部が、蓋体52を押し曲げて外装ケース50から突出しており、この突出した状態で、フットスイッチ40がONされると、液体噴射メス100が駆動し、先端部に形成された噴射開口部(以下、「先端噴射開口部」とも呼ぶ)112からパルス状の液体WPが噴射される。なお、このときには、液体噴射管110の側面に形成された複数の噴射開口部(以下、「側面噴射開口部」とも呼ぶ)114は外側管120の内壁面によって遮られ、液体を噴射することはできない。
一方、図4(b)に示すように、洗浄モードでは、液体噴射管110の先端部が外装ケース50の内側に後退し、液体噴射管110は外装ケース50に収容される。この状態で、液体噴射メス100が駆動されると、先端噴射開口部112と、複数の側面噴射開口部114との双方から、パルス状の液体WP1,WP2が噴射される。液体噴射管110を内挿する外側管120には、複数の孔部122が設けられている。複数の孔部122は、複数の側面噴射開口部114と同数であり、同じ間隔で配置されており、液体噴射管110が前記収容されたポジションにあるときに、複数の側面噴射開口部114と複数の孔部122とが連通した状態となる。このために、側面噴射開口部114から噴射した液体WP2は、孔部122を介して、側面噴射開口部114と対向した高周波処置用電極210に向かって射出される。これにより、電気メス200の高周波処置用電極210を、液体によって洗浄することが可能となる。
図4(b)、図4(a)に示すように、液体噴射管110は、外装ケース50に収容されたポジションと、外装ケース50から突出したポジションとの間で移動する。この移動は、これまでに説明してきたように、液体噴射メス用のスライダー62がOFF、ONされることによって起こり、液体噴射管110に対する外側管120の相対位置を移動させる。図4(b)の洗浄モードでは、液体噴射管110に設けられた各側面噴射開口部114に対して、外側管120に設けられた各孔部122が連通し、これによって、液体噴射管110の側面から液体を噴射することが可能となる。一方、図4(a)の施術モードでは、各側面噴射開口部114に対して各孔部122は連通しないずれた位置となる。これによって、噴射開口部114は外側管120の内壁面によって遮られた状態となる。
なお、図4(b)の洗浄モードでは、液体噴射管110の先端部は外装ケース50の内側に後退していることから、弾性材料によって形成された蓋体52は、図4(a)の折れ曲がった状態から復元して、外装ケース50の開口部50aの下半分を塞いだ状態となっている。このために、先端噴射開口部112から噴射された液体WP1は、蓋体52によって遮られ、外装ケース50の外側に漏れ出ることはない。
図5は、液体噴射メス100および電気メス200の駆動ルーチンを示すフローチャートである。この駆動ルーチンは、制御部30によって所定時間毎に繰り返し実行される。処理が開始されると、制御部30は、スライダー62、64のON/OFFを切り替える操作がなされたか否かを判定し(ステップS110)、切り替えがなされた場合に、切り替え後の両スライダー62、64のON/OFF状態からメス選択フラグFLをセットする(ステップS120)。メス選択フラグFLは、使用するメスがいずれであるかを示すフラグである。ステップS120では、詳しくは、両スライダー62、64が共にOFFの場合にはメス選択フラグFLに値0をセットし、液体噴射メス用のスライダー62がONの場合にはメス選択フラグFLに値1をセットし、電気メス用のスライダー62がONの場合にはメス選択フラグFLに値2をセットする。
ステップS120の実行後、制御部30はステップS130に処理を進める。一方、ステップS110でスライダー62、64の切り替え操作がないと判定されたときには、ステップS120を実行することなく、ステップS130に処理を進める。ステップS130では、制御部30はフットスイッチ40がオンになったか否かを判定する。ここで、フットスイッチ40がオンになった場合には、メス選択フラグFLの値を判定して(ステップS140)、メス選択フラグFLが値1の場合には、液体噴射メス100のアクチュエーター130の動作を開始させ(ステップS150)、メス選択フラグFLが値2の場合には、電気メス200のアクチュエーター230の動作を開始させる(ステップS160)。なお、ステップS140で、メス選択フラグFLが値0と判定された場合には、液体噴射メス100も電気メス200も動作させずに、この駆動ルーチンを一旦終了する。
ステップS150で、液体噴射メス100のアクチュエーター130を動作させた場合、液体噴射メス用のスライダーがONに切り替えられて液体噴射管110の先端部は外装ケース50から突出したポジションにあることから、図4(a)に示す施術モードで動作することになる。なお、図示の駆動ルーチンには表していないが、フットスイッチがオンからオフに切り替わった場合には、ステップS150またはS160によって動作開始したアクチュエーターを停止させる。
図6は、電気メス洗浄ルーチンを示すフローチャートである。この電気メス洗浄ルーチンは、制御部30によって図5の駆動ルーチンと時分割にて同時処理される。処理が開始されると、制御部30は、メス選択フラグFLが値1から値0へ切り替わった直後であるか否か、すなわち、液体噴射メス用のスライダーがONからOFFへの切り替わった直後であるか否かを判定する(ステップS210)。ここで、切り替わった直後であると判定されると、制御部30は、液体噴射メス100のアクチュエーター130を所定時間(例えば1〜3秒)だけ動作させる処理を行う(ステップS220)。
なお、ステップS220の処理は、フットスイッチのON、OFFにかかわらず実行される。ステップS220の実行時には、液体噴射メス用のスライダーがOFFに切り替えられて、液体噴射管110は外装ケース50に収容されたポジションにあることから、図4(b)に示す洗浄モードで動作することになる。ステップS220の実行後、またはステップS210でOFFに切り替わった直後でないと判定された場合には、「リターン」に抜けて、この電気メス洗浄ルーチンを終了する。
以上のように構成された手術機器10によれば、施術モードによって生体組織へ液体を噴射することができ、洗浄モードによって電気メス200の高周波処置用電極210に向かって液体を噴射することができる。このために、洗浄モードによって、電気メス200の高周波処置用電極210の洗浄を容易に行うことができる。したがって、操作者は、電気メス200の洗浄の手間を減らすことができることから、電気メス200と液体噴射メス100との切り替えを自在に行うことができる。この結果、この形態の手術機器10は、手術の効率を十分に高めることができるという効果を奏する。特に、本実施形態の手術機器10によれば、液体噴射メス用のスライダーをONからOFFに切り替えたときに、自動的に洗浄モードに移行することから、電気メス200の使用の際には高周波処置用電極210の洗浄が必ず済んだ状態となっていることから、電気メスの性能を落とすことがない。また、高周波処置用電極210への液体の噴射は、施術モード時の生体組織への噴射と同様に間欠噴射となっていることから、高周波処置用電極210の洗浄力の点でも優れている。なお、本実施形態では、間欠噴射としたが、必ずしも間欠噴射である必要はなく、連続的な噴射としてもよい。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
・変形例1:
上記実施形態では、手術機器10から噴射される流体として、液体が用いられている。これに対して変形例では、手術機器10から噴射される流体として、気体が用いられてもよい。
・変形例2:
上記実施形態では、液体噴射管110の側面に複数の噴射開口部112を設け、これら噴射開口部112を外側管120によって開閉することで、電気メス200の高周波処置用電極210への液体の噴射を行っている。これに対して変形例では、液体噴射管の先端部だけに噴射開口部を設け、その先端部をワイヤーなどで引っ張って、噴射開口部を電気メスの電極部に向かうように曲げることで、電極部への液体の噴射を行う構成としてもよい。また、先端部だけに噴射開口部を有する一般的な液体噴射管に分岐管を連結して、その分岐管によって電気メス200の高周波処置用電極210への液体の噴射を行うようにしてもよい。要は、流体噴射メスは、電気メスの電極部に向かって流体を噴射することができれば、いずれの構成としてもよい。
・変形例3:
上記実施形態では、液体噴射管110を前後方向に移動することで、外側管120に対する相対位置をずらして、側面噴射開口部112の開閉を行なっている。これに対して変形例では、液体噴射管110を固定したままとし、外側管120を前後方向に移動することで、外側管120と液体噴射管110の相対位置をずらす構成としてもよい。また、外側管120と液体噴射管110の双方を移動することで、両者の間の相対位置をずらす構成としてもよい。さらには、液体噴射管110を前後方向に移動するのではなく、軸方向に回転させる構成としてもよいし、また、外側管120を前後方向に移動するのではなく、軸方向に回転させる構成としてもよい。要は、液体噴射管110と外側管120の相対位置を移動することにより、側面噴射開口部112を開閉できる構成であれば、いずれの構成としてもよい。
・変形例4:
上記実施形態では、洗浄モードによる洗浄の際には、電気メス200の高周波処置用電極210を固定した状態としている。これに対して変形例では、洗浄モードによる洗浄の際に、高周波処置用電極210を前後方向に移動する構成としてもよい。これにより、高周波処置用電極210における液体が当たる範囲を広げることができることから、洗浄力を高めることができる。また、洗浄の際に、電気メス200の高周波処置用電極210を回転させることで、より洗浄力を高めた構成としてもよい。
・変形例5:
上記実施形態では、液体噴射メス用のスライダー62をONからOFFに切り替えたときに、洗浄モードに移行する。これに対して変形例では、電気メス用のスライダー64をOFFからONに切り替えたときに、洗浄モードに移行するようにして、所定時間経過後に洗浄モードを終了した上で、電気メス200の先端部を外装ケース50の開口部50aから突出させる構成としてもよい。
・変形例6:
上記実施形態では、流体噴射メスの脈流発生部として、圧電素子135によって収容室138内の液体に脈流を発生させる機構を採用した。これに対して、液体にレーザーを照射することによって気泡を発生させ、この気泡によって収容室内の液体に脈流を発生させる機構を採用してもよい。この場合には、収容室にレーザーを照射するための光ファイバーケーブルが接続されていればよい。また、流体噴射メスは、電熱ヒーターによって収容室内の液体を加熱して気泡を発生させ、流体に脈動を付与する機構であってもよい。
・変形例7:
上記実施形態において、上記施術モードと洗浄モードとでは、圧電素子の駆動電圧やポンプから圧送される液体の流量、脈流の周期を変えても良い。洗浄モードでは圧電素子を駆動する駆動電圧を、施術モードにおける通常の駆動電圧よりも大きくすることができる。そうすると、洗浄に適した強い液体パルスを噴射し、効率よく洗浄を行うことが可能となる。また、洗浄モードでは、複数の側面噴射開口部からも洗浄に適した強い液体パルスを噴射するために、施術モードにおいてポンプから圧送される液体の流量よりも、ポンプから圧送される液体の流量を多くすることができる。そうすると、複数の側面噴射開口部からも効率よく洗浄に適した強い液体パルスを噴射し、効率よく洗浄発生させることが可能となる。洗浄モードにおいては、上記の通り、圧電素子を駆動するための駆動電圧を施術モードにおける通常の駆動電圧よりも大きくすることと、ポンプから圧送される液体の流量を施術モードにおける流量よりも多くすることとを共に実施すると、それぞれの作用を共に得ることができる。
・変形例8:
上記実施形態において、先端噴射開口部と側面噴射開口部とでは、噴射開口部の断面積を変えても良い。側面噴射開口部を先端噴射開口部よりも大きくすることで、側面から噴射される量を、先端から噴射される量より多くすることができるため、効率よく電気メスに液体パルスをあてることができる。
・変形例9:
上記実施形態において、ソフトウェアで実現されている機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現されている機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
なお、本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に関わらず、電気メスの洗浄により発生した、固形物、半固形物または液体を、図示されない吸引源およびこれに連通するよう構成された吸引経路により、安全に体外に排出可能に構成されることができる。
10…手術機器
20…ハンドピース
25…線状部材群
30…制御部
40…フットスイッチ
50…外装ケース
50a…開口部
52…蓋体
54…接着剤
60…操作部
62、64…スライダー
100…液体噴射メス
110…液体噴射管
112…噴射開口部(先端噴射開口部)
114…噴射開口部(側面噴射開口部)
120…外側管
122…孔部
130…アクチュエーター
131…第1ケース
132…第2ケース
133…第3ケース
134…第2の流路
135…圧電素子
136…補強板
137…ダイアフラム
138…収容室
139…第1の流路
140…液体供給流路
200…電気メス
210…高周波処置用電極
230…アクチュエーター
240…電気ケーブル

Claims (4)

  1. 手術機器であって、
    電気メスと、
    流体を噴射可能な流体噴射メスと、
    前記電気メスと流体噴射メスとを収容し、前記電気メスの電極部を突出可能な開口部を有する外装ケースと、
    を備え、
    前記流体噴射メスは、
    前記外装ケースの外側に流体を噴射する第1のモードと、前記外装ケースに収容された状態の前記電気メスの前記電極部に向かって流体を噴射する第2のモードとを切替え可能に動作する、手術機器。
  2. 請求項1に記載された手術機器であって、
    前記流体噴射メスは、
    流体に脈流を発生させるための脈流発生部と、
    前記脈流発生部と連通する噴射管と、
    前記噴射管が内挿される外側管と、
    を備え、
    前記噴射管は、
    前記噴射管の先端部に形成された第1の噴射開口部と、
    前記噴射管の、前記電気メスの電極部に対向する位置に形成された第2の噴射開口部と、
    を有し、
    前記外側管は、
    前記第2の噴射開口部に対応可能な位置に、孔部
    を有し、
    前記噴射管と前記外側管の相対位置を移動することにより、前記第2の噴射開口部と前記孔部とが連通可能に構成された、手術機器。
  3. 請求項2に記載された手術機器であって、
    前記流体噴射メスは、
    前記第1のモードの際に、前記噴射管の先端部を前記外装ケースから突出させ、
    前記第2のモードの際に、前記噴射管を前記外装ケースの内側に後退させることにより、前記第2の噴射開口部と前記孔部とが連通可能に構成する、手術機器。
  4. 手術機器であって、
    電気メスと、
    流体を噴射可能な流体噴射メスと、
    前記電気メスと流体噴射メスとを収容し、前記電気メスの電極部を突出可能な開口部を有する外装ケースと、
    を備え、
    前記流体噴射メスの前記流体の通路には、前記前記電気メスと流体噴射メスとが前記外装ケースに収容された状態で、前記電気メスの前記電極部に向かって流体を噴射可能な開口部を備えた、手術機器。
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