JP2015159696A - 端絡環を備える回転子、および電動機 - Google Patents

端絡環を備える回転子、および電動機 Download PDF

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Abstract

【課題】高速回転用の電動機と、低速回転用の電動機との間で部品の共通化を図り、製造コストの低減を実現する。
【解決手段】回転子30は、シャフト32と、シャフト32の径方向外側に固定され、軸方向一端の第1端面50および軸方向他端の第2端面52を有する回転子コア34と、回転子コア34に配置された複数の導体36と、第1端面50および第2端面52にそれぞれ隣接して配置され、複数の導体36を互いに短絡する一対の端絡環38および39とを備える。シャフト32は、外周部42および44を有し、端絡環38および39は、シャフト32の外周部42および44と同心となる外周部54および60をそれぞれ有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、端絡環を備える回転子、および電動機に関する。
回転子コアに配置された複数の導体を短絡する端絡環を備える回転子において、回転子を回転駆動したときの端絡環の変形を防止するための補強部材を、該端絡環の外周部に取り付けることが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2013−090447号公報
上述のような回転子においては、シャフト、端絡環、および補強部材は、一般的に異なる材料から作製されるので、これら部材間の熱膨張係数の差に起因して、回転子の稼働時にシャフトが変形してしまう場合がある。特許文献1によれば、補強部材を複数の部材に分割することによって、このようなシャフトの変形を防止している。しかしながら、この構成によれば、回転子を構成する部品数が増えるとともに、製造時の作業工程が増えることから、製造コストが増大するといった課題がある。
また、端絡環は、電動機を高速回転させた場合に変形し易いことから、従来、高速回転用の電動機においてのみ、補強部材を端絡環に一体的に組み込んでいた。したがって、高速回転用の電動機と、低速回転用の電動機との間で部品の共通化を図ることが困難となっていた。
本発明の一態様において、電動機の回転子は、シャフトと、シャフトの径方向外側に固定され、軸方向一端の第1端面および軸方向他端の第2端面を有する回転子コアと、回転子コアに配置された複数の導体であって、各々が第1端面から第2端面まで延在する複数の導体と第1端面および第2端面にそれぞれ隣接して配置され、複数の導体を互いに短絡する一対の端絡環とを備える。シャフトは、回転軸線を中心とする外周部を有し、端絡環は、シャフトの外周部に対して同心に配置される外周部を有する。
回転子は、シャフトの外周部に嵌め込まれる内環状部、および、該内環状部に接続され、端絡環の外周部に嵌め込まれる外環状部を有する補強部材をさらに備えてもよい。内環状部は、シャフトの外周部と、端絡環の外周部とは反対側の該端絡環の内周部との間に画定された空間に収容されてもよい。
内環状部は、シャフトの外周部と当接する第1の内周面を有してもよい。外環状部は、端絡環の外周部と当接する第2の内周面を有してもよい。第1の内周面と第2の内周面とは、同心であってもよい。補強部材は、内環状部から外環状部まで径方向に延びる環状の接続部をさらに有してもよい。端絡環は、内環状部と、外環状部と、接続部とによって画定された空間に収容されてもよい。
内環状部は、周方向に配置された複数の錘を含んでもよい。複数の錘の各々は、内環状部に形成されたタップ穴に挿入されてもよい。補強部材は、アルミニウムよりも高い剛性を有する非磁性金属から作製されてもよい。補強部材は、シャフトに焼き嵌めまたは螺子止めによって固定されてもよい。本発明の他の態様において、電動機は、上述の回転子を備える。
本発明の一実施形態に係る電動機の断面図である。 図1に示す回転子の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る回転子の断面図である。 図3に示す補強部材の断面図である。 図4に示す補強部材を図4中の矢印Vから見た外観図である。 図3中の領域VIの拡大図を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る電動機10について説明する。なお、以下の説明における軸方向とは、図1に示す電動機10のシャフト32の回転軸線Oに沿う方向とし、径方向とは軸線Oを中心とする円の半径方向を示し、周方向とは軸線Oを中心とする円の円周方向とする。また、軸方向前方は、図1の紙面左方を示すものとする。
電動機10は、内部空間12を画定するハウジング14と、ハウジング14の内部空間12に固定される固定子16と、固定子16の径方向内側に回転可能に設置された回転子30とを備える。固定子16は、固定子コア18と、固定子コア18に巻回されたコイル20とを有する。回転子30は、内部空間12において軸方向に延びるシャフト32と、シャフト32の径方向外側に固設される回転子コア34と、回転子コア34に配置された複数の導体36と、複数の導体36を互いに短絡する、一対の第1の端絡環38および第2の端絡環39とを備える。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る回転子30の構成について、より詳細に説明する。シャフト32は、第1の外周部40と、第1の外周部40の軸方向前方に隣接する第2の外周部42と、第1の外周部40の軸方向後方に隣接する第3の外周部44とを有する。
第1の外周部40は、軸方向へ延びる円筒面から構成され、この第1の外周部40の径方向外側に、回転子コア34が固設されている。第2の外周部42は、直径D1を有する、軸方向へ延在する円筒面から構成されている。同様に、第3の外周部44も、第2の外周部42と同じ直径D1を有する、軸方向へ延在する円筒面から構成されている。
回転子コア34は、軸方向に積層された複数の磁性鋼板から作製され、軸方向前方の端面50と、軸方向後方の端面52とを有する。また、回転子コア34は、中心孔46と、中心孔46の径方向外側に形成された複数の貫通孔48とを有する。これら貫通孔48は、周方向に略等間隔で整列するように配置されている。貫通孔48に形成される導体36と、第1の端絡環38および第2の端絡環39とは、アルミダイキャストにより一体鋳造される。導体36の各々は、回転子コア34の軸方向前方の端面50から軸方向後方の端面52まで軸方向へ延在する。
第1の端絡環38は、回転子コア34の端面50の上に配置された、周方向へ延びる環状の部材であって、例えばアルミニウムのような導電材料から作製される。第1の端絡環38は、複数の導体36の軸方向前方の端部を互いに短絡する。第1の端絡環38は、外周部54と、外周部54とは反対側の内周部56とを含む。外周部54は、直径D2を有する円筒面から構成されている一方、内周部56は、円錐面から構成されている。
シャフト32の第2の外周部42と、第1の端絡環38の内周部56との間には、空間58が画定されている。より具体的には、この空間58は、シャフト32の第2の外周部42と、第1の端絡環38の内周部56と、回転子コア34の端面50とによって画定された、円環状の空間である。
本実施形態においては、シャフト32の第2の外周部42と、第1の端絡環38の外周部54とは、軸線Oを中心として同心となっている。このように、シャフト32の第2の外周部42と、第1の端絡環38の外周部54とを同心とすることは、例えば、図2に示すように回転子30を組み立てた後に、第1の端絡環38の外周部54を切削加工することによって、実現することができる。
第2の端絡環39は、第1の端絡環38と同様の構成を備える。具体的には、第2の端絡環39は、回転子コア34の端面52の上に配置され、複数の導体36の軸方向後方の端部を互いに短絡する。第2の端絡環39は、外周部60と、外周部60とは反対側の内周部62とを含む。外周部60は、第1の端絡環38の外周部54と同じ直径D2を有する円筒面から構成されている一方、内周部56は、円錐面から構成されている。
シャフト32の第3の外周部44と、第2の端絡環39の内周部62との間には、空間64が画定されている。具体的には、この空間64は、シャフト32の第3の外周部44、第2の端絡環39の内周部62、および回転子コア34の端面52によって画定された、円環状の空間である。ここで、シャフト32の第3の外周部44と、第2の端絡環39の外周部60とは、軸線Oを中心として同心となっている。
次に、図3を参照して、本発明の他の実施形態に係る回転子70について説明する。なお、上述の回転子30と同様の要素には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。回転子70は、上述の回転子30と同様に、図1に示す固定子16の径方向内側に回転可能に設置されて、電動機を構成する。
回転子70は、シャフト32、回転子コア34、複数の導体36、第1の端絡環38および第2の端絡環39と、一対の第1の補強部材72および第2の補強部材74とを備える。第1の補強部材72は、回転子コア34の軸方向前方の端面50に配置されるように、シャフト32に嵌め込まれている。一方、第2の補強部材74は、回転子コア34の軸方向後方の端面52に配置されるように、シャフト32に嵌め込まれている。
次に、図4および図5を参照して、第1の補強部材72の構成について説明する。第1の補強部材72は、軸方向前方の端面88と軸方向後方の端面90を有する、一体形状の円環部材である。第1の補強部材72は、例えばニッケルまたはチタンのような、アルミニウムまたは銅よりも高い剛性を有する非磁性金属から作製される。第1の補強部材72は、内環状部76、外環状部78、および内環状部76と外環状部78の間で延在する環状の接続部80を有する。
内環状部76は、内周面82、該内周面82の反対側の外周面84、および軸方向後方の端面92を含む。内環状部76の軸方向後方の端面92は、上述の端面90よりもやや軸方向前方に位置している。内環状部76には、端面88から端面92まで貫通する複数のタップ穴86が形成されている。
これらタップ穴86は、周方向に略等間隔で配置されている。これらタップ穴86の各々には、錘94が挿入されている。本実施形態においては、内環状部76には、計16個のタップ穴86が形成され、その各々に錘94が挿入されている。これら錘94は、回転子70を回転駆動したときに、回転子70の回転バランスを調整する機能を果たす。
外環状部78は、内環状部76の径方向外側に離隔して配置された、円筒状部材である。具体的には、外環状部78は、内周面96と、該内周面96とは反対側の外周面98とを含む。接続部80は、内環状部76から外環状部78まで径方向に延びている。より具体的には、接続部80は、軸方向後方側の端面100を含み、内環状部76および外環状部78の軸方向前方の端部を互いに接続している。
内環状部76の外周面84と、外環状部78の内周面96と、接続部80の端面100とによって、円環状の空間102が画定されている。本実施形態においては、内環状部76の内周面82と、外環状部78の内周面96とは、軸線Oを中心として同心となっている。
第2の補強部材74も、上述の第1の補強部材72と同じ構成を有する。すなわち、第2の補強部材74は、一体形状の円環部材であって、内環状部76、外環状部78、および接続部80を有する。そして、内環状部76にはタップ穴86が形成されており、これらタップ穴86の各々には、錘94が挿入されている。
第2の補強部材74は、内環状部76の外周面84と、外環状部78の内周面96と、接続部80の端面100とによって画定された円環状の空間102を含む。また、第2の補強部材74においても、内環状部76の内周面82と、外環状部78の内周面96とは同心となっている。
次に、図3〜図6を参照して、第1の補強部材72および第2の補強部材74の取付構造について詳細に説明する。図6に示すように、第1の補強部材72は、シャフト32に軸方向前方側から嵌め込まれて、例えば螺子止めまたは焼き嵌めによって、回転子コア34の軸方向前方の端面50の上に固定される。このとき、第1の補強部材72の内環状部76は、シャフト32の第2の外周部42の径方向外側に嵌め込まれ、内環状部76の内周面82は、第2の外周部42に対して当接する。
また、第1の補強部材72の外環状部78は、第1の端絡環38の外周部54の径方向外側に嵌め込まれる。このとき、外環状部78の内周面96は、第1の端絡環38の外周部54に対して当接する。この状態においては、第1の補強部材72の内環状部76は、空間58に収容され、且つ、第1の端絡環38は、空間102に収容される。
なお、第2の補強部材74も、第1の補強部材72と同様にして、例えば螺子止めまたは焼き嵌めによって、回転子コア34の軸方向後方に固定される。具体的には、図3に示すように、第2の補強部材74の内環状部76は、シャフト32の第3の外周部44の径方向外側に嵌め込まれ、内環状部76の内周面82は、第3の外周部44に当接する。
また、第2の補強部材74の外環状部78は、第2の端絡環39の外周部60の径方向外側に嵌め込まれる。このとき、外環状部78の内周面96は、第2の端絡環39の外周部60に対して当接する。この状態において、第2の補強部材74の内環状部76は、空間58に収容され、且つ、第2の端絡環39は、空間102に収容される。
図2に示す回転子30は、低速回転用の電動機として用いることができる。何故ならば、回転子30を低速で回転駆動しているときには、端絡環38、39が変形し難いので、図3に示す回転子70のように補強部材72、74を取り付ける必要性はないからである。
一方、図3に示す回転子70は、高速回転用の電動機に用いることができる。上述したように、回転子70を高速で回転駆動しているときには、端絡環38、39が遠心力の影響で変形し易くなるので、補強部材72、74を取り付ける必要性がある。
ここで、本実施形態によれば、低速回転用として好適な回転子30に、螺子止め等によって補強部材72、74を取り付けるだけで、高速回転用として好適な回転子70を構成することができる。したがって、低速回転用の回転子30と、高速回転用の回転子70との間で、殆どの部品の共通化を図ることができる。これにより、製造コストを抑えつつ、要求される用途(回転数)に応じて、回転子を効率良く製造することができる。
また、図3に示す回転子70においては、補強部材72、74の内環状部76がシャフト32に固定される一方で、接続部80を介して内環状部76に一体に接続される外環状部78によって、端絡環38、39を径方向外側から抑え込むことができる。これにより、回転子70の高速化同時において、端絡環38、39の径方向外側への変形を効果的に防止することができる。
また、回転子70においては、シャフト32の第2の外周部42と、第1の端絡環38の外周部54とが同心となっており、且つ、第1の補強部材72の内環状部76の内周面82と、第1の補強部材72の外環状部78の内周面96とが同心となっている。同様に、シャフト32の第3の外周部44と、第2の端絡環39の外周部60とが同心となっており、且つ、第2の補強部材74の内環状部76の内周面82と、第2の補強部材74の外環状部78の内周面96とが同心となっている。
この構成によれば、回転子70を図1に示す電動機に組み込んで稼働させ、回転子70が高温となったときに、シャフト32、補強部材72、74、および端絡環38、39の熱膨張の度合いを均一化することができるので、シャフト32が変形してしまうのを防止することができる。
また、回転子70においては、補強部材72、74の内環状部76は、空間58に収容され、且つ、端絡環38、39は、空間102に収容されている。この構成によれば、補強部材72、74を回転子コア34に取り付けたときに補強部材72、74と回転子コア34との間に生じるデッドスペースを低減することができるので、回転子70をよりコンパクトに構成することができる。
なお、上述の実施形態においては、シャフト32の第2の外周部42および第3の外周部44、ならびに、端絡環38、39の外周部54、60が、それぞれ円筒面から構成されている場合について述べた。しかしながら、これに限らず、これら外周部は、例えば周方向に複数配置された突部の先端によって画定されてもよい。同様に、内環状部76の内周面82、および外環状部78の内周面96も、円筒面に限らず、例えば周方向に複数配置された突部の先端によって画定されてもよい。
以上、発明の実施形態を通じて本発明を説明したが、上述の実施形態は、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、本発明の実施形態の中で説明されている特徴を組み合わせた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得る。しかしながら、これら特徴の組み合わせの全てが、発明の解決手段に必須であるとは限らない。さらに、上述の実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることも当業者に明らかである。
10 電動機
30,70 回転子
32 シャフト
34 回転子コア
36 導体
38,39 端絡環
72,74 補強部材

Claims (10)

  1. 電動機の回転子であって、
    シャフトと、
    前記シャフトの径方向外側に固定され、軸方向一端の第1端面および軸方向他端の第2端面を有する回転子コアと、
    前記回転子コアに配置された複数の導体であって、各々が前記第1端面から前記第2端面まで延在する、複数の導体と、
    前記前記第1端面および前記第2端面にそれぞれ隣接して配置され、前記複数の導体を互いに短絡する一対の端絡環と、を備え、
    前記シャフトは、回転軸線を中心とする外周部を有し、
    前記端絡環は、前記シャフトの前記外周部に対して同心に配置される外周部を有する、回転子。
  2. 前記シャフトの前記外周部に嵌め込まれる内環状部、および、該内環状部に接続され、前記端絡環の前記外周部に嵌め込まれる外環状部を有する補強部材をさらに備える、請求項1に記載の回転子。
  3. 前記内環状部は、前記シャフトの外周部と、前記端絡環の外周部とは反対側の該端絡環の内周部との間に画定された空間に収容される、請求項2に記載の回転子。
  4. 前記内環状部は、前記シャフトの外周部と当接する第1の内周面を有し、
    前記外環状部は、前記端絡環の外周部と当接する第2の内周面を有し、
    前記第1の内周面と前記第2の内周面とは、同心である、請求項2または3に記載の回転子。
  5. 前記補強部材は、前記内環状部から前記外環状部まで径方向に延びる環状の接続部をさらに有し、
    前記端絡環は、前記内環状部と、前記外環状部と、前記接続部とによって画定された空間に収容される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の回転子。
  6. 前記内環状部は、周方向に配置された複数の錘を含む、請求項2〜5のいずれか1項に記載の回転子。
  7. 前記複数の錘の各々は、前記内環状部に形成されたタップ穴に挿入される、請求項6に記載の回転子。
  8. 前記補強部材は、アルミニウムよりも高い剛性を有する非磁性材料から作製される、請求項2〜7のいずれか1項に記載の回転子。
  9. 前記補強部材は、前記シャフトに焼き嵌めまたは螺子止めによって固定される、請求項2〜8のいずれか1項に記載の回転子。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の回転子を備える電動機。
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