JP2015159041A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】配光制御切替手段の組付性を高めることができる車両用灯具を提供すること。【解決手段】可動シェード6と、該可動シェード6が取り付けられた回転可能なシャフト7と、該シャフト7を一回転方向に付勢するリターンスプリングと、シャフト7をリターンスプリングの付勢力に抗して回転させる電動モータ(駆動源)9を含んで構成される配光制御切替手段と、光源が発生する熱を放散させるヒートシンク10と、配光制御切替手段を収容するハウジング2と、を備える車両用灯具1において、シャフト7を嵌合保持してこれを仮止めする凹状フック13をハウジング2に形成するとともに、該凹状フック13に仮止めされたシャフト7を、ハウジング2に取り付けられるヒートシンク10によってハウジング2に回転可能に固定保持する。【選択図】図4
Description
本発明は、配光制御切替手段を備える車両用灯具に関するものである。
ヘッドランプ等の車両用灯具には、配光をロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンの何れかに切り替えるための配光制御切替手段を備えるものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
斯かる車両用灯具に備えられる配光制御切替手段は、配光を切り替える可動シェードと、該可動シェードが取り付けられた回転可能なシャフトと、該シャフトを一回転方向(一般的には、ロービーム側)に付勢するリターンスプリングと、前記シャフトを前記リターンスプリングの付勢力に抗して回転させる伝駆動源を含んで構成されている。
以上のように構成された配光制御切替手段を備える車両用灯具においては、駆動源が非作動状態にあるときには、リターンスプリングによって付勢されたシャフトに取り付けられた可動シェードがロービーム位置にあって、配光はロービーム用配光パターンに設定されている。そして、この状態から駆動源が駆動されると、シャフトに取り付けられた可動シェードがロービーム位置からハイビーム位置へと移動して配光がロービーム用配光パターンからハイビーム用配光パターンへと切り替えられる。
ところで、従来の車両用灯具に備えられた配光制御切替手段にあっては、図5の部分断面図に示すように、シャフト104は、ハウジング102に形成された凹溝111に嵌め込まれ、ハウジング102のボス部102aに螺着されたネジ113の頭部113aによって押さえ込まれて凹溝111内に回転可能に保持され、凹溝111からの抜けがネジ113の頭部113aによって防がれていた。。
しかしながら、図5に示すシャフト104の従来の支持構造を採用する場合、配光制御切替手段のハウジング102への組み付けに際して、ネジ113をハウジング102のボス102aにねじ込む前にシャフト104をハウジング102の凹溝111に嵌め込むと、シャフト104に挿通された不図示のリターンスプリングの反力によってシャフト104が凹溝111から浮き上がるため、シャフト104を押さえ込みながらこれを組み付ける必要があり、組付性が悪いという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、配光制御切替手段の組付性を高めることができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
配光を切り替える可動シェードと、該可動シェードが取り付けられた回転可能なシャフトと、該シャフトを一回転方向に付勢するリターンスプリングと、前記シャフトを前記リターンスプリングの付勢力に抗して回転させる駆動源を含んで構成される配光制御切替手段と、
光源が発生する熱を放散させるヒートシンクと、
前記配光制御切替手段と前記ヒートシンクを収容するハウジングと、
を備える車両用灯具において、
前記シャフトを嵌合保持してこれを仮止めする凹状フックを前記ハウジングに形成するとともに、該凹状フックに仮止めされた前記シャフトを、前記ハウジングに取り付けられる前記ヒートシンクによってハウジングに回転可能に固定保持することを特徴とする。
配光を切り替える可動シェードと、該可動シェードが取り付けられた回転可能なシャフトと、該シャフトを一回転方向に付勢するリターンスプリングと、前記シャフトを前記リターンスプリングの付勢力に抗して回転させる駆動源を含んで構成される配光制御切替手段と、
光源が発生する熱を放散させるヒートシンクと、
前記配光制御切替手段と前記ヒートシンクを収容するハウジングと、
を備える車両用灯具において、
前記シャフトを嵌合保持してこれを仮止めする凹状フックを前記ハウジングに形成するとともに、該凹状フックに仮止めされた前記シャフトを、前記ハウジングに取り付けられる前記ヒートシンクによってハウジングに回転可能に固定保持することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求気宇1記載の発明において、前記ハウジングに、前記ヒートシンクを冷却する冷却手段を収容したことを特徴とする。
本発明によれば、配光制御切替手段のシャフトをハウジングに組み付ける際には、リターンスプリングが通されたシャフトをハウジングの凹状フックに嵌め込んでこれを仮止めすることができるため、この仮止めされたシャフトがリターンスプリングの反力によって浮き上がることがない。このため、シャフトを押さえておく必要がなく、シャフトを作業性良くハウジングに組み付けることができ、その組付性が高められる。そして、ハウジングの凹状フックに仮止めされたシャフトは。ハウジングに取り付けられるヒートシンクによってハウジングに回転可能に確実に保持され、そのハウジングからの脱落がヒートシンクによって防がれる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具のシェードユニットの正面図、図2は同車両用灯具のシャフト保持部の斜視図、図3は図2のA−A線断面図、図4(a)は本発明に係る車両用灯具のヒートシンクを取り付ける前の状態を示す部分断面図、図4(b)は同車両用灯具のヒートシンクを取り付けた後の状態を示す部分断面図である。
本実施の形態に係る車両用灯具1は、ロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンの切り替えが可能なプロジェクタ型のヘッドランプであって、これは、図1に示すように、ハウジング2と、該ハウジング2の上に2本のネジ3によって順次組み付けられる光源ユニット4及び光学ユニット5を備えている。
上記ハウジング2は、上方が開口する矩形ボックス状に成形されており、該ハウジング2には、可動シェード6がシャフト7ヲ介して回転可能に支持されている。尚、可動シェード6は、ロービーム位置とハイビーム位置に選択的に移動することによって配光をロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンに切り替えるものであって、シャフト6は、これに挿通する不図示のリターンスプリングによって可動シェード6がロービーム位置に向かう方向に付勢されている。又、シャフト7は、可動シェード6に取り付けられた不別体のブラケット又は一体のブラケット(何れも不図示)に形成された円孔に挿通することによって可動シェード6と共に回転か農事支持されている。
そして、,図1に示すように、ハウジング2の内部には、前記光源ユニット4に冷却風を送るための冷却ファン8と、配光制御切替手段の駆動源を構成する電動モータ9等が収容されている。尚、本実施の形態では、配光制御切替手段の駆動源に電動モータ9を用いたが、これに代えてソレノイド等を用いても良い。
又、図1に示すように、前記光源ユニット4は、LED等の不図示の光源と、該光源にて発生する熱を放熱して光源を冷却するヒートシンク10などを含んで構成されている。尚、ヒートシンク10は、熱伝導率の高いアルミダイカスト等によって一体成形されている。
前記光学ユニット5は、図1に示すように、投影レンズ11と、該投影レンズ11を保持するレンズホルダ12等を含んで構成されている。
ここで、図2及び図3に示すように、前記ハウジング2には、配光制御切替手段の一部を構成する前記シャフト7の軸方向端部を嵌合保持してこれを仮止めする凹状フック13が形成されている。この凹状フック13は、図3に示すように、シャフト7を回転可能に保持する凹溝13aと、該凹溝13aの開口端に内側に向かって一体に突設された一対の係止爪13bとで構成されており、一対の係止爪13bの間隔は、シャフト7の外径よりも若干小さく設定されている。
而して、配光制御切替手段をハウジング2に組み付ける際には、リターンスプリングが通されたシャフト7の軸方向端部を図3及び図4(a)に示すようにハウジング2の凹状フック13に嵌め込む。すると、シャフト7は、凹状フック13の一対の係止爪13bを撓ませながらこれらの係止爪13bを通過し、該シャフト7が一対の係止爪13bを通過して凹溝13aに嵌め込まれると、このシャフト7は、弾性復元力によって元の状態に復帰した一対の係止爪13bによって凹溝13a内に仮止めされて凹溝13aからの脱落が防がれる。このように組付時にシャフト7がハウジング2の凹状フック13に嵌め込まれて仮止めされると、該シャフト7がこれに挿通するリーンスプリングの反力によって浮き上がることがない。このため、シャフト7を押さえておく必要がなく、シャフト7を作業性良くハウジング2に組み付けることができ、これによって配光制御切替手段の組付性が高められる。
その後、図4(b)に示すように、ハウジング2に金属製のヒートシンク10をシャフト7を覆うようにハウジング2に取り付ければ、ハウジング2に形成された凹状フック13の凹溝13aの開口部がヒートシンク10によって塞がれ、ハウジング2の凹状フック13に仮止めされたシャフト7が凹状フック」3とヒートシンク10によってハウジング2に回転可能に確実に保持され、該シャフト7の凹状フック13からの脱落がヒートシンク10によって防がれる。
以上のように構成された配光制御切替手段を備える車両用灯具1においては、電動モータ9が非作動状態にあるときでは、不図示のリターンスプリングによって付勢されたシャフト7に取り付けられた可動シェード6がロービーム位置にあって、配光はロービーム用配光パターンに設定されている。そして、その状態から電動モータ9に通電されて該電動モータ9が起動されると、該電動モータによってシャフト7が回転駆動され、このシャフト7に取り付けられた可動シェード6がロービーム位置からハイビーム位置へと移動して配光がロービーム用配光パターンからハイビーム用配光パターンへと切り替えられる。
1 車両用灯具
2 ハウジング
3 ネジ
4 光源ユニット
5 光学ユニット
6 可動シェード
7 シャフト
8 冷却ファン(冷却手段)
9 電動モータ(駆動源)
10 ヒートシンク
11 投影レンズ
12 レンズホルダ
13 凹状フック
13a 凹状フックの凹溝
13b 凹状フックの係止爪
2 ハウジング
3 ネジ
4 光源ユニット
5 光学ユニット
6 可動シェード
7 シャフト
8 冷却ファン(冷却手段)
9 電動モータ(駆動源)
10 ヒートシンク
11 投影レンズ
12 レンズホルダ
13 凹状フック
13a 凹状フックの凹溝
13b 凹状フックの係止爪
Claims (2)
- 配光を切り替える可動シェードと、該可動シェードが取り付けられた回転可能なシャフトと、該シャフトを一回転方向に付勢するリターンスプリングと、前記シャフトを前記リターンスプリングの付勢力に抗して回転させる駆動源を含んで構成される配光制御切替手段と、
光源が発生する熱を放散させるヒートシンクと、
前記配光制御切替手段を収容するハウジングと、
を備える車両用灯具において、
前記シャフトを嵌合保持してこれを仮止めする凹状フックを前記ハウジングに形成するとともに、該凹状フックに仮止めされた前記シャフトを、前記ハウジングに取り付けられる前記ヒートシンクによってハウジングに回転可能に固定保持することを特徴とする車両用灯具。 - 前記ハウジングに、前記ヒートシンクを冷却する冷却手段を収容したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014033407A JP2015159041A (ja) | 2014-02-24 | 2014-02-24 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014033407A JP2015159041A (ja) | 2014-02-24 | 2014-02-24 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015159041A true JP2015159041A (ja) | 2015-09-03 |
Family
ID=54182894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014033407A Pending JP2015159041A (ja) | 2014-02-24 | 2014-02-24 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2015159041A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020205221A (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 市光工業株式会社 | 車両用前照灯 |
-
2014
- 2014-02-24 JP JP2014033407A patent/JP2015159041A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020205221A (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 市光工業株式会社 | 車両用前照灯 |
JP7268492B2 (ja) | 2019-06-19 | 2023-05-08 | 市光工業株式会社 | 車両用前照灯 |
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