JP2015157283A - 海水淡水化装置 - Google Patents
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Abstract
Description
発電機にて発電される。
以下、本実施形態を説明するにあたり、各実施形態の前提となる第1〜第7の技術を、図を用いて説明する。第1の技術にかかる蒸気タービンプラントを、図8を用いて説明する。第1の技術にかかる蒸気タービンプラントでは、水6は、給水ポンプ7によりボイラ3に搬送され、そこで加熱される事で蒸気2に変化する。ボイラ3は、例えば石炭を燃料とし発生した燃焼排ガスによって水6を加熱する。蒸気2は、蒸気タービン1に流入し、蒸気タービン1内部にて膨張し、圧力、温度ともに低下する。
第2の技術である蒸気タービンプラントを、図9を用いて説明する。第1の技術と異なる部分のみ説明する。これは、蒸気タービン1の途中段にて抽気蒸気8を抽気し、給水加熱器9に流入させる。タービン排気4は、復水器5にて海水により冷却され復水10になり、給水加熱器9に流入し、そこで抽気蒸気8の熱によって加熱される。
第3の技術である海水淡水化装置を、図10を用いて説明する。これは、海水13を海水ポンプ14にて搬送し、前処理膜15に流入させる。前処理膜15は例えば中空糸膜であり、海水13は濾過により固体物が取り除かれた前処理膜後海水16になる。前処理膜後海水16は、例えば6MPa超の浸透圧ポンプ17により昇圧され高圧海水22になり、逆浸透膜18に流入する。逆浸透膜18により高圧海水22は、膜を通過する淡水19と通過しない濃縮海水24に分離される。このように飲料水に利用するための淡水19を得る。
第4の技術である海水淡水化装置を、図11を用いて説明する。第3の技術と異なる部分のみ説明する。これは、前処理膜後海水16を第2の濾過水21と第3の濾過水25に分岐させ、それぞれ浸透圧ポンプ17と第2の浸透圧ポンプ23で昇圧させた後、合流させて高圧海水22にする。濃縮海水24は高圧なので羽根車26に流入させると羽根車26を回転駆動させ低圧となる。第2の浸透圧ポンプ23と羽根車26の回転軸は直接的あるいは間接的に接続されており、羽根車26の回転により第2の浸透圧ポンプ23は回転駆動する。よって、第3の技術と比較し、浸透圧ポンプ17の必要動力、即ち消費電力が
低減される。
第5の技術である海水淡水化装置を、図12を用いて説明する。第3の技術と異なる部分のみ説明する。これは、通常運転では、開閉弁27、28を開き、開閉弁76、78、34を閉じる。以下、開閉弁27等は、流路を開閉させるとともに、流路の分岐手段もしくは停止手段として機能する。逆洗ポンプ77は停止し、他のポンプは全て運転する。
第6の技術である海水淡水化装置を、図13を用いて説明する。第5の技術と異なる部分のみ説明する。これは、通常運転では、開閉弁27、28を開き、開閉弁76、78、35、36、34を閉じる。逆洗ポンプ77、第2の逆洗ポンプ32は停止し、他のポンプは全て運転する。ヒータ80は例えば電気ヒータであり、通常は作動させない。前処理膜後海水16は濾過水槽75に一旦入り、そこから浸透圧ポンプ17で昇圧されながら搬送される。淡水19は淡水水槽29に流入し、そこから淡水ポンプ30により第2の淡水31として適当量が取り出される。前処理膜15には取り除いた固体物が堆積するため、膜が詰まっていき海水13が流れにくくなっていく。そこで膜差圧がある程度大きくなるかある程度時間経過したら、逆洗運転を以下のように実施する。
第7の技術である海水淡水化装置を、図14を用いて説明する。第3〜6の技術と異なる部分のみ説明する。これは、通常運転時は、開閉弁27、28、47を開き、開閉弁76、78、34、35、36を閉じ、逆洗ポンプ77、第2の逆洗ポンプ32を停止し、ヒータ80を作動させない。海水13は第2の海水ポンプ40により沈砂池39に流入し、一部の砂が取り除かれる。その後、第3の海水ポンプ38により砂濾過器37に流入し、残りの砂が取り除かれる。その後、第2の海水41となり調整水槽42に流入する。
第1実施形態にかかる海水淡水化装置を、図1を用いて説明する。第1〜3の技術と異なる部分のみ説明する。第1実施形態は、請求項1、12、13に対応している。
第2実施形態を、図2を用いて説明する。第1〜3の技術と異なる部分のみ説明する。第2実施形態は、請求項2、3、12、13に対応している。
第3実施形態を、図3を用いて説明する。第1〜3の技術と異なる部分のみ説明する。第3実施形態は、請求項2、4、5、12、13に対応している。
上、抽気蒸気8は水6の加熱を実施していないため、蒸気タービンサイクルの発電出力も発電効率も低下するが、電力余剰なので問題ない。海水淡水化装置は第3の技術と比較し、浸透圧ポンプ17の必要動力即ち消費電力が低減されるか、又は不要になる。
第4実施形態を、図4を用いて説明する。第1、2、5の技術と異なる部分のみ説明する。第4実施形態は、請求項6、9、12、13に対応する。
第5実施形態を、図5を用いて説明する。第1〜3の技術と異なる部分のみ説明する。第5実施形態は、請求項7、12に対応する。
第6実施形態を、図6を用いて説明する。第1、2、5の技術と異なる部分のみ説明する。第6実施形態は、請求項8、9、12に対応する。
第7実施形態を、図7を用いて説明する。第7実施形態は、請求項7、8、9、10、11、12に対応する。第7実施形態にかかる海水淡水化装置では、抽気蒸気8を、加熱器向け抽気蒸気59と第2の抽気蒸気66と第3の抽気蒸気69に分岐する。給水加熱器9、海水加熱器62、洗浄水加熱器63にて加熱する場合は、それぞれ開閉弁48、64、65を開く。洗浄水加熱器63によって濾過水槽75からの洗浄水79を加熱せず、淡水水槽29からの第2の洗浄水33を加熱するのは、海水成分による洗浄水加熱器63の腐食を防止するためであり、洗浄水加熱器63を開閉弁76と開閉弁78の間に配置し、洗浄水79を加熱してもよい。
第8実施形態を説明する。第8実施形態は、請求項14に対応する。第1〜7実施形態において、第8実施形態にかかる海水淡水化装置は、システム運転を以下のようにする。電力需要が第1の所定値より大きい時は抽気蒸気8の全量、又は一部を給水加熱器9向け以外には使用しない運転を実施する。開閉弁48を閉じ、抽気蒸気8を流通させなくてもよい。電力需要が第2の所定値より小さい時には、抽気蒸気8の全量、又は一部を小型蒸気タービン49、又は海水加熱器62、又は洗浄水加熱器63に流通させるシステム運転を、連続的あるいは断続的に実施する。第2の所定値は第1の所定値より小さいか同じである。電力需要の所定値を設けて、運転パターン切替えの目安とする。
第9実施形態を説明する。第9実施形態は、請求項15に対応する。第1〜7実施形態において、第9実施形態にかかる海水淡水化装置は、システム運転を以下のようにする。蒸気タービン1による発電量が第4の所定値より小さい時は抽気蒸気8の全量、又は一部を給水加熱器9向け以外には使用しない運転を実施する。開閉弁48を閉じ、抽気蒸気8を流通させなくてもよい。発電量が第3の所定値より大きい時には、抽気蒸気8の全量、
又は一部を小型蒸気タービン49、又は海水加熱器62、又は洗浄水加熱器63に流通させるシステム運転を、連続的あるいは断続的に実施する。第4の所定値は第3の所定値より小さいか同じである。発電量の所定値を設けて、運転パターン切替えの目安とする。
第10実施形態を説明する。第10実施形態は、請求項16に対応する。第2実施形態において、第10実施形態にかかる海水淡水化装置は、システム運転を以下のようにする。
第11実施形態を説明する。第11実施形態は、請求項17に対応する。第2実施形態において、第11実施形態にかかる海水淡水化装置は、システム運転を以下のようにする。
[1]
蒸気タービンと複合し、かつ逆浸透膜を用いて海水の淡水化を実施する海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により駆動される第2の蒸気タービンと、
前記逆浸透膜に流入する海水を高圧化する浸透圧ポンプと、を備え、
前記第2の蒸気タービンの発生動力により前記浸透圧ポンプを駆動させることが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。
[2]
蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により駆動される第2の蒸気タービンと、
海水あるいは淡水を搬送するポンプとを備え、
前記第2の蒸気タービンの発生動力により前記ポンプを駆動させることが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。
[3]
前記ポンプは、海水を取水するポンプであることを特徴とした[2]に記載の海水淡水化装置。
[4]
前記ポンプは、海水から固体物を取り除く前処理膜まで海水を搬送するポンプである、ことを特徴とした[2]に記載の海水淡水化装置。
[5]
前記ポンプは、海水を淡水化した水を搬送するポンプであることを特徴とした[2]に記載の海水淡水化装置。
[6]
蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により駆動される第2の蒸気タービンと、
海水から固体物を取り除く前処理膜の逆洗に使用する洗浄水を搬送するポンプとを備え、
前記第2の蒸気タービンの発生動力により前記洗浄水を搬送するポンプを駆動させることが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。
[7]
蒸気タービンと複合し、かつ逆浸透膜を用いて淡水化を実施する海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により、前記逆浸透膜に流入する海水を加熱する海水加熱器を備え、前記逆浸透膜に流入する海水を加熱することが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。
[8]
蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により、海水から固体物を取り除く前処理膜の逆洗に使用する洗浄水を加熱する洗浄水加熱器を備え、前記洗浄水を加熱することが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。
[9]
蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンから抽気した蒸気を、給水加熱器向け抽気蒸気と前記第2の蒸気タービンを駆動させる抽気蒸気に分岐する分岐手段と、
前記分岐手段により分岐した前記第2の蒸気タービンを駆動させる抽気蒸気と、前記給水加熱器向け抽気蒸気の流通をそれぞれ停止する停止手段とを、更に具備したことを特徴とした[1]乃至[6]のいずれか1に記載の海水淡水化装置。
[10]
蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンから抽気した蒸気を、給水加熱器向け抽気蒸気と前記海水加熱器向け抽気蒸気とに分岐する分岐手段と、
前記分岐手段により分岐した前記給水加熱器向け抽気蒸気と前記海水加熱器向け抽気蒸気との流通をそれぞれ停止する停止手段と、を更に具備したことを特徴とした[7]に記載の海水淡水化装置。
[11]
蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンから抽気した蒸気を、給水加熱器向け抽気蒸気と前記洗浄水加熱器向け抽気蒸気とに分岐する分岐手段と、
前記分岐手段により分岐した前記給水加熱器向け抽気蒸気と前記洗浄水加熱器向け抽気蒸気との流通をそれぞれ停止する停止手段と、を更に具備したことを特徴とした[8]に記載の海水淡水化装置。
[12]
前記抽気蒸気の流通を停止させることが可能であることを特徴とした[1]乃至[11]のいずれかに記載の海水淡水化装置。
[13]
前記抽気蒸気の流通を停止させ、前記第2の蒸気タービンを駆動させず、異なる動力源によって前記浸透圧ポンプあるいは前記ポンプを駆動可能としたことを特徴とした[1]乃至[6]のいずれか1、又は[9]に記載の海水淡水化装置。
[14]
電力需要が第1の所定値より大きい時は、前記第2の蒸気タービンまたは前記海水加熱器または前記洗浄水加熱器に、前記抽気蒸気を流通させない運転パターンで運転し、電力需要が第2の所定値より小さい時は前記抽気蒸気を流通させる運転パターンで運転することを特徴とした[12]、又は[13]に記載の海水淡水化装置。
[15]
前記蒸気タービンによる発電量が第4の所定値より小さい時は、前記第2の蒸気タービンまたは前記海水加熱器または前記洗浄水加熱器に、前記抽気蒸気を流通させない運転パターンで運転し、前記発電量が第3の所定値より大きい時は前記抽気蒸気を流通させる運転パターンで運転することを特徴とした[12]、又は[13]に記載の海水淡水化装置。
[16]
前記ポンプは、海水を水槽まで搬送するポンプの内の1つ以上であり、電力需要が第1の所定値より大きい時は、前記第2の蒸気タービンに、前記抽気蒸気を流通させず、前記水槽内の海水を淡水化する運転パターンで運転し、電力需要が第2の所定値より小さい時は前記抽気蒸気を流通させながら海水淡水化する運転パターンで運転することを特徴とした[2]に記載の海水淡水化装置。
[17]
前記ポンプは、海水を水槽まで搬送するポンプの内の1つ以上であり、前記蒸気タービンによる発電量が第4の所定値より小さい時は、前記第2の蒸気タービンに、前記抽気蒸気を流通させず、前記水槽内の海水を淡水化する運転パターンで運転し、前記発電量が第3の所定値より大きい時は前記抽気蒸気を流通させながら海水淡水化する運転パターンで運転することを特徴とした請求項2に記載の海水淡水化装置。
Claims (17)
- 蒸気タービンと複合し、かつ逆浸透膜を用いて海水の淡水化を実施する海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により駆動される第2の蒸気タービンと、
前記逆浸透膜に流入する海水を高圧化する浸透圧ポンプと、を備え、
前記第2の蒸気タービンの発生動力により前記浸透圧ポンプを駆動させることが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。 - 蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により駆動される第2の蒸気タービンと、
海水あるいは淡水を搬送するポンプとを備え、
前記第2の蒸気タービンの発生動力により前記ポンプを駆動させることが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。 - 前記ポンプは、海水を取水するポンプであることを特徴とした請求項2に記載の海水淡水化装置。
- 前記ポンプは、海水から固体物を取り除く前処理膜まで海水を搬送するポンプである、ことを特徴とした請求項2に記載の海水淡水化装置。
- 前記ポンプは、海水を淡水化した水を搬送するポンプであることを特徴とした請求項2に記載の海水淡水化装置。
- 蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により駆動される第2の蒸気タービンと、
海水から固体物を取り除く前処理膜の逆洗に使用する洗浄水を搬送するポンプとを備え、
前記第2の蒸気タービンの発生動力により前記洗浄水を搬送するポンプを駆動させることが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。 - 蒸気タービンと複合し、かつ逆浸透膜を用いて淡水化を実施する海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により、前記逆浸透膜に流入する海水を加熱する海水加熱器を備え、前記逆浸透膜に流入する海水を加熱することが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。 - 蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンからの抽気蒸気により、海水から固体物を取り除く前処理膜の逆洗に使用する洗浄水を加熱する洗浄水加熱器を備え、前記洗浄水を加熱することが可能であることを特徴とした海水淡水化装置。 - 蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンから抽気した蒸気を、給水加熱器向け抽気蒸気と前記第2の蒸気タービンを駆動させる抽気蒸気に分岐する分岐手段と、
前記分岐手段により分岐した前記第2の蒸気タービンを駆動させる抽気蒸気と、前記給水加熱器向け抽気蒸気の流通をそれぞれ停止する停止手段とを、更に具備したことを特徴とした請求項1乃至6のいずれか1項に記載の海水淡水化装置。 - 蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンから抽気した蒸気を、給水加熱器向け抽気蒸気と前記海水加熱器向け抽気蒸気とに分岐する分岐手段と、
前記分岐手段により分岐した前記給水加熱器向け抽気蒸気と前記海水加熱器向け抽気蒸気との流通をそれぞれ停止する停止手段と、を更に具備したことを特徴とした請求項7に記載の海水淡水化装置。 - 蒸気タービンと複合した海水淡水化装置であり、
前記蒸気タービンから抽気した蒸気を、給水加熱器向け抽気蒸気と前記洗浄水加熱器向け抽気蒸気とに分岐する分岐手段と、
前記分岐手段により分岐した前記給水加熱器向け抽気蒸気と前記洗浄水加熱器向け抽気蒸気との流通をそれぞれ停止する停止手段と、を更に具備したことを特徴とした請求項8に記載の海水淡水化装置。 - 前記抽気蒸気の流通を停止させることが可能であることを特徴とした請求項1乃至11のいずれか1項に記載の海水淡水化装置。
- 前記抽気蒸気の流通を停止させ、前記第2の蒸気タービンを駆動させず、異なる動力源によって前記浸透圧ポンプあるいは前記ポンプを駆動可能としたことを特徴とした請求項1乃至6のいずれか1項、又は請求項9に記載の海水淡水化装置。
- 電力需要が第1の所定値より大きい時は、前記第2の蒸気タービンまたは前記海水加熱器または前記洗浄水加熱器に、前記抽気蒸気を流通させない運転パターンで運転し、電力需要が第2の所定値より小さい時は前記抽気蒸気を流通させる運転パターンで運転することを特徴とした請求項12、又は13に記載の海水淡水化装置。
- 前記蒸気タービンによる発電量が第4の所定値より小さい時は、前記第2の蒸気タービンまたは前記海水加熱器または前記洗浄水加熱器に、前記抽気蒸気を流通させない運転パターンで運転し、前記発電量が第3の所定値より大きい時は前記抽気蒸気を流通させる運転パターンで運転することを特徴とした請求項12、又は13に記載の海水淡水化装置。
- 前記ポンプは、海水を水槽まで搬送するポンプの内の1つ以上であり、電力需要が第1の所定値より大きい時は、前記第2の蒸気タービンに、前記抽気蒸気を流通させず、前記水槽内の海水を淡水化する運転パターンで運転し、電力需要が第2の所定値より小さい時は前記抽気蒸気を流通させながら海水淡水化する運転パターンで運転することを特徴とした請求項2に記載の海水淡水化装置。
- 前記ポンプは、海水を水槽まで搬送するポンプの内の1つ以上であり、前記蒸気タービンによる発電量が第4の所定値より小さい時は、前記第2の蒸気タービンに、前記抽気蒸気を流通させず、前記水槽内の海水を淡水化する運転パターンで運転し、前記発電量が第3の所定値より大きい時は前記抽気蒸気を流通させながら海水淡水化する運転パターンで運転することを特徴とした請求項2に記載の海水淡水化装置。
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