JP2015154486A - 信号生成システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の発振器の自走周波数を略等しくすることで発振器間の注入同期を得ることを可能にする信号生成システム等を提供する。【解決手段】信号生成システムは、第1の発振器を含むフェーズロックループを含んでよい。システムは、第2の発振器を更に含んでよい。第1の発振器は、フェーズロックループによって生成されるフェーズロックループ制御信号に基づき第1の信号を生成するよう構成されてよい。第2の発振器は、フェーズロックループ制御信号に基づき第2の信号を生成するよう構成され、第1の信号の自走周波数が、第1の発振器からのエネルギが第2の発振器に結合される場合に第1の発振器と第2の発振器との間の注入同期を得るよう、第2の信号の自走周波数と略等しくなるようにする。【選択図】図1

Description

本願で論じられる実施形態は、注入同期のためのモノリシック信号生成に関する。
クロック分配、又は複数のクロックの生成は、マルチプロセッサ、マルチチャネル高速トランシーバ、及び多数の他のタイプの同期システムにおいて、ますます一般的になりつつある。例えば、幾つかの最近のマルチレーン・トランシーバは、トランシーバのレーンごとに25ギガビット/秒又はそれ以上で動作し、その結果、トランシーバは、トランシーバの各レーンにおいて、フルレート・アーキテクチャに関し25ギガヘルツ又はそれ以上、あるいは、ハーフレート・アーキテクチャに関し12.5ギガヘルツ又それ以上で動作するクロックを有する。夫々のレーンについてそれらの周波数で動作するクロックを分配又は生成するための電力は、そのようなトランジスタの総電力の大部分を消費している。25ギガヘルツ又はそれ以上で動作する分散クロックにおけるジッタを制御することは、ますます困難になりつつある。
クロックをトランシーバの各レーンへ分配する目下の方法は、1つのクロックを生成する中央のフェーズロックループ(PLL)と、クロックを他のレーンへ分配するリピータとを含む。そのようなリピータは、通常は消費電力が多く、デューティサイクル歪み及びジッタを生じさせる。代替的に、又は追加的に、PLLは、トランシーバの各レーンのためのクロックを生成するよう、夫々のレーンに含まれてよい。しかし、夫々のレーンにおいてPLLを有することは、高い電力消費と、大きい面積オーバヘッドとに帰結し得る。
本願で請求される対象は、上述されたもののような環境においてのみ動作し又はあらゆる欠点を解消する実施形態に制限されない。むしろ、ここまで記載されてきた背景は、本願で記載される実施形態が実施され得る技術分野の一例を例示するためにのみ提供される。
上記を鑑み、本発明は、複数の発振器の自走周波数を略等しくすることで発振器間の注入同期を得ることを可能にする信号生成システム及び方法を提供する。
実施形態の態様に従って、信号生成システムは、第1の発振器を含むフェーズロックループを含んでよい。当該システムは、第2の発振器を更に含んでよい。前記第1の発振器は、前記フェーズロックループによって生成されるフェーズロックループ制御信号に基づき第1の信号を生成するよう構成されてよい。前記第2の発振器は、前記フェーズロックループ制御信号に基づき第2の信号を生成するよう構成されてよく、前記第1の信号の自走周波数が、前記第1の発振器からのエネルギが前記第2の発振器に結合される場合に前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期を得るよう前記第2の信号の自走周波数と略等しくなるようにする。
実施形態の目的及び利点は、少なくとも、特許請求の範囲において特に指摘されている要素、特徴、及び組み合わせによって、実現及び達成されるであろう。上記の概要及び下記の詳細な説明は、例及び解説であり、請求される本発明の限定でないことが、理解されるべきである。例となる実施形態は、添付の図面の使用を通じて、更なる限定性及び詳細を有して記載及び説明されるであろう。
本発明の実施形態によれば、複数の発振器の自走周波数を略等しくすることで発振器間の注入同期を得ることを可能にする信号生成システム及び方法を提供することが可能となる。
信号生成システムの例のブロック図である。
信号生成方法の例のフローチャートである。
信号生成システムの他の例のブロック図である。
信号生成システムの他の例のブロック図である。
信号生成システムを較正する方法の例のフローチャートである。 信号生成システムを較正する方法の例のフローチャートである。
実施形態の態様に従って、同じ周波数を有する信号を生成するためのシステム及び方法が、本願において開示される。例えば、システム及び方法は、高速トランシーバの複数のレーンにおける使用のために同じ周波数のクロック信号を生成するのに使用されてよい。幾つかの実施形態において、例となるシステムは、第1の発振器を備えるフェーズロックループ(PLL)を含んでよい。システムは、第2の発振器を更に有してよく、該第2の発振器は、第1の発振器及び第2の発振器が電気的又は機械的に注入同期され得るように較正される。第1及び第2の発振器が注入同期される場合に、それらは、同じ周波数を有する信号を生成してよい。
2つの発振器の注入同期をもたらす幾つかの条件は、次の式において説明される:

α_min=Q×(ω_1−ω_2)/ω_0
上記の式で、α_minは、注入同期の最小結合強度であり、Qは、発振器のクオリティ・ファクタであり、ω及びωは、2つの発振器の自走周波数(注入同期前の発振器の周波数)であり、ωは、発振器が注入同期される場合にそれらの発振器の同期された周波数である。幾つかの環境において、発振器どうしの間で大きい結合強度を達成することは、困難であり得る。例えば、発振器どうしの間の大きい磁気結合強度は、発振器どうしをより近くに置くことによって、又は発振器に磁性材料を導入することによって、達成されてよい。それらはいずれも、幾つかのシステム設計においては望ましくないことがある。他の例として、発振器どうしの間のより大きい電気結合強度は、電気注入同期のために供給される電力の量を増大させることによって、達成されてよい。結果として、より小さい値のα_minが、幾つかの環境においては望ましいことがある。
より小さい値のα_minは、発振器のQを小さくすること、又は発振器の自走周波数間の差を小さくすることによって、達成されてよい。発振器のQを小さくすることは、小さくされたQが、発振器によって生成される信号の位相ノイズの増大又はジッタの増大を生じさせ得るので、望ましくないことがある。幾つかの実施形態に従って、本願で開示されるシステム及び方法は、発振器によって生成される信号の自走周波数間の差が小さくされた発振器を提供する。発振器によって生成される信号の自走周波数間の差を小さくすることによって、発振器どうしを注入同期させるための結合強度は低減されてよい。幾つかの実施形態において、発振器によって生成される信号の周波数間の差は、発振器の間で制御信号を供給することによって、且つ、発振器を較正することによって、小さくされてよい。
本発明の実施形態は、添付の図面を参照して説明されるであろう。
図1は、本願で記載される少なくとも一実施形態に従って配置される信号生成システム100(“システム100”)の例のブロック図である。システム100は、PLL制御ユニット106及び第1の発振器110を含むPLL104と、第2の発振器120と、較正モジュール130とを含んでよい。
PLL制御回路106は、第1の発振器110、第2の発振器120、及び較正モジュール130と通信上結合されてよい。第1の発振器110は、PLL制御回路106及び較正モジュール130へ通信上結合されてよい。較正モジュール130は、第2の発振器120と通信上結合されてよい。較正モジュール130はまた、PLL制御回路106及び第1の発振器110へ通信上結合されてよい。
PLL104は、リファレンス信号102を受信し、第1の信号112を生成するよう構成されてよい。第1の信号112は、リファレンス信号102の周波数及び位相に関係する周波数及び位相を有してよい。特に、PLL制御回路106は、リファレンス信号102及び第1の信号112を受信し、リファレンス信号102と第1の信号112とを比較するよう構成されてよい。リファレンス信号102と第1の信号112との比較に基づき、PLL制御回路106は、PLL制御信号108を生成し、PLL制御信号108を出力するよう構成されてよい。PLL制御信号108は、第1の発振器110及び第2の発振器120を制御するよう構成されてよい。幾つかの実施形態において、PLL制御信号108は、アナログ信号若しくはデジタル信号又はアナログ信号とデジタル信号との組み合わせであってよい。PLL制御信号108がアナログ信号である場合に、PLL制御信号108は電圧又は電流信号であってよい。
第2の発振器120は、第2の信号122を生成し、第2の信号122を出力するよう構成されてよい。システム100の動作の間、第2の発振器120は、受信されたPLL制御信号108と、注入同期信号140と、較正モジュール130から受信されるチューニング信号132とに基づき、第2の信号122を生成するよう構成されてよい。システム100の較正の間、第2の発振器120は、チューニング信号132と、較正モジュール130から受信される較正制御信号136とに基づき、第2の信号122を生成するよう構成されてよい。
較正モジュール130は、チューニング信号132を生成し、チューニング信号132を出力するよう構成されてよい。幾つかの実施形態において、較正モジュール130は、第1の信号112の自走周波数と第2の信号122の自走周波数との間の比較に基づき、チューニング信号132を生成するよう構成されてよい。較正モジュール130は更に、較正制御信号136を生成し、較正制御信号136を第1の発振器110及び第2の発振器120へ出力するよう構成されてよい。
幾つかの実施形態において、較正モジュール130は、PLL制御回路106、第1の発振器110、及び第2の発振器120のためのイネーブル/ディセーブル信号134を生成するよう構成されてよい。
幾つかの実施形態において、較正モジュール130は、回路であってよい。そのような及び他の実施形態において、較正モジュール130は、第1及び第2の信号112及び122の周波数を測定するための周波数カウンタと、第1の信号112及びチューニング信号132の周波数を記憶するためのレジスタと、有限状態機械のような制御ロジックとを含んでよい。代替的に、又は追加的に、較正モジュール130は、ハードウェアと、プロセッサ又は同様のものによって実行されるよう構成されるコンピュータ実行可能命令との組み合わせであってよい。
システム100は、第1の発振器110によって生成される第1の信号112及び第2の発振器120によって生成される第2の信号122が略同じ周波数を有し、それにより、第1の発振器110及び第2の発振器120が注入同期され得るように構成されてよい。第1の信号112及び第2の信号122の周波数を略同じにさせるよう、システム100、及び、特に、第2の発振器120は、較正されてよい。
第2の発振器120の較正の議論は、次のとおりである。幾つかの実施形態において、較正を開始するよう、較正モジュール130は、イネーブル/ディセーブル信号134を第1の発振器110、第2の発振器120、及びPLL制御回路106へ送信することによって、第1の発振器110を有効にし、且つ、第2の発振器120及びPLL制御回路106を無効にしてよい。較正モジュール130は、次いで、較正制御信号136を生成し、第1の発振器110へ送信してよい。較正制御信号136に基づき、第1の発振器110は、第1の信号112を生成し、第1の信号112を較正モジュール130へ送信してよい。較正モジュール130は、第1の信号112の周波数を測定し記憶してよい。較正の間、第1の信号112は、自走であってよく、第1の信号112がPLL104によって供給される帰還ループ構成に基づかず較正制御信号136に基づくことを示す。
第1の信号112を受信した後、較正モジュール130は、第1の発振器110を無効にし、且つ、第2の発振器120を有効にしてよい。第2の発振器120を有効にした後、第2の発振器120は、較正モジュール130によって供給される較正制御信号136に基づき、第2の信号122を生成してよい。較正モジュール130は、第2の信号122の周波数を測定し、第2の信号122の周波数を第1の信号112の周波数と比較してよい。第2の信号122の周波数と第1の信号112の周波数との比較に基づき、較正モジュール130は、チューニング信号132を生成してよい。チューニング信号132は、第2の発振器120へ送信されてよい。チューニング信号132は、第2の発振器120に、第2の信号122の周波数及び/又は位相を調整させてよい。較正の間、第2の信号122は、自走であってよく、第2の信号122がPLLタイプの帰還ループ又は注入同期に基づかず較正制御信号136及びチューニング信号132に基づくことを示す。
較正モジュール130は、調整された第2の信号122の周波数を測定し、調整された第2の信号122の周波数を第1の信号112の周波数と比較してよい。その比較に基づき、較正モジュール130は、第2の発振器120へ供給されるチューニング信号132を変更してよい。このように、較正モジュール130は、第1及び第2の信号112及び122の周波数間の差が特定の範囲内になるまで、チューニング信号132を変更し続けてよい。例えば、幾つかの実施形態において、較正モジュール130は、第1及び第2の信号112及び122の周波数間の差が1000Hz、10000Hz、50000Hz、又は何らかの他の差の範囲内になるまで、チューニング信号132を変更し続けてよい。幾つかの実施形態において、特定の範囲は、第1の発振器110と第2の発振器120との間の結合強度に基づき、決定されてよい。第1及び第2の信号112及び122の周波数間の差が特定の範囲内になった後、較正モジュール130は、チューニング信号132を変更するのをやめてよく、チューニング信号132を記憶してよい。これにより、第2の発振器120の較正を終えてよい。
第2の発振器120を較正した後、較正モジュール130は、PLL制御回路106、第1の発振器110、及び第2の発振器120を有効にしてよい。PLL制御回路106は、PLL制御信号108を生成してよく、PLL制御信号108を第1の発振器110へ及び第2の発振器120へ供給してよい。較正モジュール130は、第2の発振器120の較正により得られるチューニング信号132を第2の発振器120へ供給してよい。第1の発振器110は、PLL制御信号108に基づき第1の信号112を生成してよく、第2の発振器120は、PLL制御信号108、チューニング信号132、及び注入同期信号140に基づき第2の信号122を生成してよい。システム100の非較正動作の間、第1の信号112は自走でなく、PLL104によって制御されてよい。同様に、第2の信号122は自走でなく、注入同期されてよい。
第1及び第2の信号112及び122の自走周波数は、第1の発振器110及び第2の発振器120が注入同期により結合され得るように、略等しくなり得る。幾つかの実施形態において、第1及び第2の発振器110及び120が注入同期される間、第1及び第2の信号112及び122の周波数は等しい。システム100のリファレンス信号102又は何らかの側面のわずかの変化は、PLL制御信号108の変化を生じさせ得る。しかしながら、第1の発振器110及び第2の発振器120はいずれもPLL制御電圧に基づき動作しているので、システム100における変化は、第1及び第2の信号112及び122の両方の周波数及び/又は位相に対する変化を生じさせ得る。結果として、PLL制御電圧の変化は、第1及び第2の発振器110及び120を注入同期から外れさせ得る第1及び第2の信号112及び122の間の差の変化を生じさせない。
幾つかの実施形態において、第1及び第2の発振器110及び120は、磁気的に注入同期されてよい。そのような及び他の実施形態において、注入同期信号140は、第1及び第2の発振器110及び120の間の磁気結合であってよい。注入同期信号140のゲインは1よりも小さく、第1及び第2の発振器110及び120を注入同期させるよう、第1の発振器110から第2の発振器120へ供給される第1の発振器110に関連した電力に対して、低減された量の電力を示す。低減された量の電力は、第1及び第2の信号112及び122が注入同期される前に第1及び第2の信号112及び122の自走周波数が略等しいことによる。
代替的に、又は追加的に、第1及び第2の発振器110及び120は、電気的に注入同期されてよい。そのような及び他の実施形態において、注入同期信号140は、第1の発振器110から第2の発振器120へ供給される第1の信号112であってよい。注入同期信号140のゲインは1よりも小さく、第1の信号112の一部のみが注入同期のために第2の発振器120へ供給されることを示す。低減された量の電力は、第1及び第2の信号112及び122が注入同期される前に第1及び第2の信号112及び122の自走周波数が略等しいことによる。
幾つかの実施形態において、チューニング信号132は、第2の信号122を生成するときに第2の発振器120によって使用されるキャパシタンスの量を調整してよい。代替的に、又は追加的に、チューニング信号132は、第2の発振器120の動作の周波数バンドを調整してよい。幾つかの実施形態において、システム100は、トランシーバの部分であってよい。そのような及び他の実施形態において、第1及び第2の信号112及び122は、クロック信号であってよい。
幾つかの実施形態において、第1の発振器110及び第2の発振器120は、アナログ又はデジタル発振器であってよい。例えば、第1の発振器110及び第2の発振器120のいずれか一方又は両方は、電圧制御型発振器、数値制御型発振器、又はデジタル制御型発振器であってよい。幾つかの実施形態において、PLL104は、タイプI PLL、タイプII PLL、タイプIII PLL、又は他のタイプのPLLであってよい。幾つかの実施形態において、第1の発振器110及び第2の発振器120は、リング発振器又はLCタンク発振器のような同じ発振器タイプであってよい。代替的に、又は追加的に、第1及び第2の発振器110及び120は、異なるタイプの発振器であってよい。
変更、付加、又は省略は、本開示の適用範囲から逸脱することなしに、システム100に対してなされてよい。例えば、幾つかの実施形態において、何らかの他のモジュール又は回路が、イネーブル信号134をPLL制御回路106、第1の発振器110、及び第2の発振器120へ供給してよい。加えて、システム100は、単一の第2の発振器120を含むように表されているが、第2の発振器120と同じように動作することができる複数の発振器を含んでよい。複数の発振器の夫々は、PLL制御回路106からPLL制御信号108を受信してよい。代替的に、又は追加的に、複数の発振器の夫々は、複数の発振器の夫々のための較正モードの間に決定される較正モジュール130からの個々のチューニング信号を受信してよい。代替的に、又は追加的に、較正制御信号136及びPLL制御信号108は、同じバス上で伝送されてよい。
代替的に、又は追加的に、システム100は、第1及び第2の信号112及び122を較正モジュール130へ供給する前に第1の信号112及び第2の信号122を分周するための1又はそれ以上の分周器を更に含んでよい。そのような及び他の実施形態において、分周された第1及び第2の信号112及び122は、較正モジュール130によって比較されてよい。分周された第1及び第2の信号112及び122を較正モジュール130へ供給することによって、第1及び第2の信号112及び122の周波数を測定するための回路の複雑性は低減され得、且つ、第1及び第2の信号112及び122を較正モジュール130へ供給するための電力要件は低減され得る。
図2は、本願で記載される少なくとも一実施形態に従って配置される信号生成方法200の例のフローチャートである。方法200は、幾つかの実施形態において、図1のシステム100のような信号生成システムによって実施されてよい。個別のブロックとして表されているとしても、様々なブロックは、所望の実施に依存して、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックへとまとめられても、又は除去されてもよい。
方法200は、ブロック202から開始してよい。ブロック202で、自走第1信号が、PLL内の第1の発振器を用いて生成されてよい。自走第1信号は、較正制御信号に基づいてよい。
ブロック204で、自走第2信号が、第2の発振器を用いて生成されてよい。自走第2信号は、較正制御信号及びチューニング信号に基づいてよい。幾つかの実施形態において、第1の発振器は、第1の発振器タイプであってよく、第2の発振器は、第1の発振器タイプとは異なる第2の発振器タイプであってよい。
ブロック206で、チューニング信号は、自走第1信号の周波数と自走第2信号の周波数との間の比較に基づき生成されてよい。幾つかの実施形態において、チューニング信号を生成することは、自走第1信号の周波数と自走第2信号の周波数とを比較し、自走第1信号の周波数と自走第2信号の周波数とが略等しくなるまでチューニング信号を変更することを含んでよい。
幾つかの実施形態において、チューニング信号を変更することは、自走第2信号を生成するために第2の発振器によって使用されるキャパシタンスを変更してよい。代替的に、又は追加的に、チューニング信号を変更することは、第2の発振器の動作の周波数バンドを変更してよい。
ブロック208で、フェーズロックループされた第1の信号が、PLL内の第1の発振器を用いて生成されてよい。フェーズロックループされた第1の信号は、PLLによって生成されるPLL制御信号に基づいてよい。
ブロック210で、注入同期された第2の信号が、第2の発振器を用いて生成されてよい。注入同期された第2の信号は、フェーズロックループされた第1の信号の周波数と注入同期された第2の信号の周波数とが等しくなるように、PLL制御信号及びチューニング信号に基づいてよい。
幾つかの実施形態において、フェーズロックループされた第1の信号及び注入同期された第2の信号は更に、周波数バンド選択信号に基づいてよい。幾つかの実施形態において、フェーズロックループされた第1の信号の周波数及び注入同期された第2の信号の周波数は、第1の発振器と第2の発振器との間の注入同期の結果として等しくなり得る。
当業者であれば、本願で開示されるこのような及び他のプロセス及び方法に関し、プロセス及び方法において実行される機能が異なる順序で実施されてよいと認識するであろう。加えて、説明されているステップ及び動作は例としてのみ与えられており、ステップ及び動作の幾つかは、開示されている実施形態の本質を損なうことなしに、任意であっても、より少ないステップ及び動作にまとめられても、又は更なるステップ及び動作に拡張されてもよい。
例えば、方法200は、第1の発振器と第2の発振器との間の注入同期を得るよう、フェーズロックループされた第1の信号の少なくとも一部を第2の発振器へ供給することを更に含んでよい。代替的に、又は追加的に、方法200は、自走第1信号の周波数及び自走第2信号の周波数が略等しくなるまでチューニング信号を変更する場合に第1の発振器を無効にすることを更に含んでよい。
図3は、本願で記載される少なくとも一実施形態に従って配置される信号生成システム300(“システム300”)の他の例のブロック図である。システム300は、PLL制御回路306及び第1の発振器310を含むPLL304を含んでよい。システム300は、第2の発振器320、第3の発振器330、及び較正モジュール340を更に含んでよい。
第1の発振器310は、インダクタ312、第1のキャパシタバンク314、第2のキャパシタバンク316、及びゲインブロック318を含んでよい。第1の発振器310は、第1の信号311を生成し、第1の信号311を第1の発振器310、PLL制御回路306、及び較正モジュール340へ出力するよう構成されてよい。第1の信号311の周波数及び位相は、第1のキャパシタバンク314及び第2のキャパシタバンク316において選択されるキャパシタンスの量と、インダクタ312のインダクタンスとに依存してよい。ゲインブロック318は、第1の信号311を生じさせる、第1のキャパシタバンク314及び第2のキャパシタバンク316において選択されるキャパシタンスとインダクタ312のインダクタンスとの間の発振を引き起こすためのエネルギを供給してよい。
較正モジュール340から受信される調整信号342は、第1の信号311を生成するよう第2のキャパシタバンク316によって寄与されるキャパシタンスの量を選択してよい。較正モジュール340から受信される周波数バンド選択信号348は、第1の信号311を生成するよう第1のキャパシタバンク314によって寄与されるキャパシタンスの量を選択してよい。
第2の発振器320は、インダクタ322、第1のキャパシタバンク324、第2のキャパシタバンク326、及びゲインブロック328を含んでよい。第2の発振器320は、第2の信号321を生成し、第2の信号321を第2の発振器320及び較正モジュール340へ出力するよう構成されてよい。第2の信号321の周波数及び位相は、第1のキャパシタバンク324及び第2のキャパシタバンク326において選択されるキャパシタンスの量と、インダクタ322のインダクタンスとに依存してよい。ゲインブロック328は、第2の信号321を生じさせる、第1のキャパシタバンク324及び第2のキャパシタバンク326において選択されるキャパシタンスとインダクタ322のインダクタンスとの間の発振を引き起こすためのエネルギを供給してよい。
較正モジュール340から受信される第1のチューニング信号344は、第2の信号321を生成するよう第2のキャパシタバンク326によって寄与されるキャパシタンスの量を選択してよい。周波数バンド選択信号348は、較正モジュール340から第2の発振器320によって受信されてよく、第2の信号321を生成するよう第1のキャパシタバンク324によって寄与されるキャパシタンスの量を選択してよい。
第3の発振器330は、インダクタ332、第1のキャパシタバンク334、第2のキャパシタバンク336、及びゲインブロック338を含んでよい。第3の発振器330は、第3の信号331を生成し、第3の信号331を第3の発振器330及び較正モジュール340へ出力するよう構成されてよい。第3の信号331の周波数及び位相は、第1のキャパシタバンク334及び第2のキャパシタバンク336において選択されるキャパシタンスの量と、インダクタ332のインダクタンスとに依存してよい。ゲインブロック338は、第3の信号331を生じさせる、第1のキャパシタバンク334及び第2のキャパシタバンク336において選択されるキャパシタンスとインダクタ332のインダクタンスとの間の発振を引き起こすためのエネルギを供給してよい。
較正モジュール340から受信される第2のチューニング信号346は、第3の信号331を生成するよう第2のキャパシタバンク336によって寄与されるキャパシタンスの量を選択してよい。周波数バンド選択信号348は、較正モジュール340から第3の発振器330によって受信されてよく、第3の信号331を生成するよう第1のキャパシタバンク334によって寄与されるキャパシタンスの量を選択してよい。
PLL制御回路306は、分周器380、位相検出器(PD)382、電荷ポンプ(CP)384、及びローパスフィルタ(LF)386を含んでよい。分周器380は、第1の信号311を受信し、第1の信号311を分周するよう構成されてよい。分周された第1の信号311は、PD382へ供給されてよい。PD382は、分周された第1の信号311及びリファレンス信号360を受信してよく、分周された第1の信号311及びリファレンス信号360の位相を比較してよい。その比較に基づき、PD382は、CP384へ送信されるエラー信号を生成してよい。CP384は、エラー信号を積分し、PLL制御信号350を生成する。PLL制御信号350は、LF386によってローパスフィルタリングされ、PLL制御回路306によって出力される。幾つかの実施形態において、PD382は、位相−周波数検出器(PFD)によって置換されてよい。
PLL制御信号は、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330へ供給されてよい。特に、PLL制御信号350は、第1の信号311を生成するために第1の発振器310によって使用される第1のキャパシタバンク314のキャパシタンス、第2の信号321を生成するために第2の発振器320によって使用される第1のキャパシタバンク324のキャパシタンス、及び第3の信号331を生成するために第3の発振器330によって使用される第1のキャパシタバンク334のキャパシタンスへ供給されて、それらを調整する。
較正モジュール340は、調整信号342を生成し、調整信号342を出力するよう構成されてよい。較正モジュール340は更に、第1のチューニング信号344を生成し、第1のチューニング信号344を出力するよう、第2のチューニング信号346を生成し、第2のチューニング信号346を出力するよう、周波数バンド選択信号348を生成し、周波数バンド選択信号348を出力するよう、且つ較正制御信号352を生成し、較正制御信号352を第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330へ出力するよう構成されてよい。
較正制御信号352は、第1の信号311を生成するために第1の発振器310によって使用される第1のキャパシタバンク314のキャパシタンス、第2の信号321を生成するために第2の発振器320によって使用される第1のキャパシタバンク324のキャパシタンス、及び第3の信号331を生成するために第3の発振器330によって使用される第1のキャパシタバンク334のキャパシタンスを調整するよう構成されてよい。較正制御信号352は、システム300の較正中に第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330へ供給され、PLL制御信号350は、システム300の非較正動作中に第1、第2、及び第3の発振器310、320、330へ供給され、それにより、それらの信号は、両方が同時に第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330へ供給されない点に留意されたい。
較正モジュール340は更に、PLL制御回路306、第1の発振器310、第2の発振器320、及び第3の発振器330を有効又は無効にするよう構成されてよい。図3は、較正モジュール340が、PLL制御回路306、第1の発振器310、第2の発振器320、及び第3の発振器330を有効又無効にするためにイネーブル信号を供給することを、図3における明りょうさのために表さないが、イネーブル信号は、較正モジュール130に関して図1において表されているのと同じように伝えられてよい。
システム300は、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330が注入同期され得るように、第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331の自走周波数を略同じであるようにするよう構成される。特に、それにより、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330は磁気的に注入同期されてよい。第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331の自走周波数を略同じであるようにしようと試みる1つの方法は、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び300を同じであるよう設計することであってよい。しかし、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330が同じであるよう設計される場合でさえ、製造プロセスは、公差、エラー、等に起因して完璧でない。結果として、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330は、同じであるよう設計された場合でさえ、製造後に異なることがある。そのような差異のために、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330によって夫々生成される第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331は、PLL制御信号及び周波数バンド制御信号のような同じ又は略同じ信号が第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330へ供給される場合でさえ、同じ自走周波数を有さないことがある。
そのような差異を補償するよう、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び300は、較正モジュール340によってチューニングされ得る第2のキャパシタバンク316、326、及び336を設けられる。特に、第2及び第3の発振器320及び330の第2のキャパシタバンク326及び336は、第2及び第3の信号321及び331の自走周波数が第1の信号311の自走周波数に近似するまで、較正モジュール340によってチューニングされてよい。
第2の発振器320の較正の議論は、次のとおりである。幾つかの実施形態において、較正を開始するよう、較正モジュール340は、第1の発振器310を有効にし、且つ、第2及び第3の発振器320及び330並びにPLL制御回路306を無効にしてよい。
較正モジュール340は、次いで、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330のために動作の周波数バンドを選択してよい。所望の周波数バンドに基づき、較正モジュール340は、周波数バンド選択信号348を生成し、周波数バンド選択信号348を第1、第2及び第3の発振器310、320、及び330へ供給する。他の周波数バンドがシステム300の動作の間に選択される場合は、システム300の較正はもう一度やり直してよい。
次いで、較正制御信号352が較正モジュール340によって生成され、第1の発振器310へ供給されてよい。幾つかの実施形態において、較正制御信号352は、較正制御信号352についての値の範囲の中央値である値に設定されてよい。調整信号342がまた、第1の発振器310の第2のキャパシタバンク316へ供給されてよい。幾つかの実施形態において、第2のキャパシタバンク316、326、及び336は、微調整制御バラクタのアレイであってよい。そのような及び他の実施形態において、調整信号342は、第2のキャパシタバンク316におけるバラクタが中心点に設定されるように、設定されてよい。第2のキャパシタバンク316におけるバラクタは、第2及び第3の発振器320及び330の第2のキャパシタバンク326及び336をチューニングするための最大範囲を与えるよう中心点に設定されてよい。
第1の発振器310が調整信号342、周波数バンド選択信号348、及び較正制御信号352に基づき第1の信号311を生成する状態で、較正モジュール340は、第1の信号311の周波数を測定してよい。幾つかの実施形態において、第1の信号311の自走周波数は、リファレンスクロック及び周波数カウンタを用いて測定されてよい。
第1の発振器310の自走周波数を測定した後、較正モジュール340は、第1の発振器310を無効にしてよい。較正モジュール340は、第1のチューニング信号344を第2の発振器320へ供給してよい。幾つかの実施形態において、第1のチューニング信号344は、第2のキャパシタバンク326におけるバラクタが中心点に設定されるように、設定されてよい。
有効にされた後、第2の発振器320は、第1のチューニング信号344、周波数バンド選択信号348、及び較正制御信号352に基づき第2の信号321を生成してよい。較正モジュール340は、第1の信号311の自走周波数が測定される方法と同じように又は異なる方法で第2の信号321の自走周波数を測定してよい。較正モジュール340はまた、第1及び第2の信号311及び321の自走周波数を比較してよい。第2の信号321の自走周波数が、第1の信号311の自走周波数よりも閾値分を越えて大きい場合に、較正モジュール340は、第1のチューニング信号344を低下させることによって第1のチューニング信号344を変更してよい。第2の信号321の自走周波数が第1の信号311の自走周波数よりも閾値分を越えて小さい場合に、較正モジュール340は、第1のチューニング信号344を高めることによって第1のチューニング信号344を変更してよい。閾値は、幾つかある基準の中で特に、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330の間の磁気結合強度、第2のキャパシタバンク316、326、及び336におけるキャパシタンスの量、第2の発振器320の最も細かいチューニングステップを決定するのに役立つ第2のキャパシタバンク316、326、及び336の精度に基づき、選択されてよい。
較正モジュール340は、第2の信号321の自走周波数が第1の信号311の自走周波数の閾範囲内になるまで、第2の信号321の自走周波数を測定し、第1のチューニング信号344を調整し続けてよい。第2の信号321の自走周波数を第1の信号311の自走周波数の閾範囲内にあるようにする第1のチューニング信号344の値は、較正モジュール340によって記憶されてよい。較正モジュール340は、次いで、第2の発振器320を無効にしてよい。
較正モジュール340は、次いで、第3の発振器330を有効にし、較正モジュール340が上述されたように第2の発振器320を較正するのと同じように、第2のチューニング信号346をチューニングすることによって第3の発振器330を較正してよい。
第2及び第3の発振器320及び330を較正した後、較正モジュール340は、PLL制御回路306を有効にしてよく、それにより、PLL制御信号350が第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330へ供給される。較正モジュール340は、周波数バンド選択信号348を第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330へ、調整信号342を第1の発振器310へ、且つ、較正された第1及び第2のチューニング信号344及び346を第2及び第3の発振器320及び330へ夫々供給してよい。第2及び第3の発振器320及び330が較正された状態で、第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331の自走周波数は、略等しくなる。結果として、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330は、第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331の自走周波数が略等しくない場合と比べて低減された電力により磁気注入同期され得る。特に、第1及び第2の発振器310及び320は、磁気結合370により注入同期されてよい。第2及び第3の発振器320及び330は、磁気結合372により注入同期されてよく、第1及び第3の発振器310及び330は、磁気結合374により注入同期されてよい。
変更、付加、又は省略は、本開示の適用範囲から逸脱することなしに、システム300に対してなされてよい。例えば、幾つかの実施形態において、較正モジュール340は、別個の周波数バンド選択信号348を第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330の夫々へ供給してよい。そのような及び他の実施形態において、第1、第2、及び第3の発振器310、320、及び330は、異なる設計を有してよい。結果として、較正モジュール340は、周波数バンド選択信号348並びに第1及び第2のチューニング信号344及び346を用いて第2及び第3の発振器320及び330を較正してよい。代替的に、又は追加的に、システム300は、第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331を較正モジュール340へ供給する前に第1、第2、及び第3の信号311、321、331を分周するよう1又はそれ以上の分周器を更に含んでよい。そのような及び他の実施形態において、分周された第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331が較正モジュール340によって比較されてよい。分周された第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331を較正モジュール340へ供給することによって、第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331の周波数を測定するための回路の複雑性は低減され得、且つ、第1、第2、及び第3の信号311、321、及び331を供給するための電力要件は低減され得る。
図4は、本願で記載される少なくとも一実施形態に従って配置される信号生成システム400(“システム400”)の他の例のブロック図である。システム400は、PLL制御回路406及び第1の発振器410を含むPLL404と、第2の発振器420と、較正モジュール440とを含んでよい。
図4に表されるように、第1の発振器410は、インダクタンス−キャパシタンス発振器であってよい。第1の発振器410は、インダクタ412、第1のキャパシタバンク414、第2のキャパシタバンク416、及びゲインブロック418を含んでよい。第1の発振器410は、第1の信号411を生成し、第1の信号411を第1の発振器410、PLL制御回路406、及び較正モジュール440へ出力するよう構成されてよい。第1の信号411の周波数及び位相は、第1のキャパシタバンク414及び第2のキャパシタバンク416において選択されるキャパシタンスの量と、インダクタ412のインダクタンスとに依存してよい。ゲインブロック418は、第1の信号411を生じさせる、第1のキャパシタバンク414及び第2のキャパシタバンク416において選択されるキャパシタンスとインダクタ412のインダクタンスとの間の発振を引き起こすためのエネルギを供給してよい。
較正モジュール440から受信される調整信号442は、第1の信号411を生成するよう第2のキャパシタバンク416によって寄与されるキャパシタンスの量を選択してよい。較正モジュール440から受信される周波数バンド選択信号448は、第1の信号411を生成するよう第1のキャパシタバンク414によって寄与されるキャパシタンスの量を選択してよい。
図4に表されるように、第2の発振器420は、リング構成において結合されている複数の増幅器422を含むリング発振器であってよい。第2の発振器420は、第2の信号421を生成し、第2の信号421を第2の発振器420及び較正モジュール440へ出力するよう構成されてよい。第2の信号421の周波数及び位相は、増幅器422へ供給される供給電圧に依存してよい。増幅器422へ供給される供給電圧は、較正モジュール440からのチューニング信号444、PLL制御回路406によって供給される制御信号450、及び/又は較正モジュール440によって供給される較正制御信号452によって、供給/調整されてよい。幾つかの実施形態において、チューニング信号444は、例えば、第2の発振器420の動作の周波数バンドを選択することによって、第2の発振器420の粗調整を提供してよい。そのような及び他の実施形態において、PLL制御信号450及び較正制御信号452は、チューニング信号444によって選択される動作の周波数バンド内で第2の発振器420の微調整を提供してよい。
加えて、第2の発振器420は、第1の発振器410から第1の信号411を受信して、第2の発振器420を第1の発振器410と電気的に注入同期させるよう構成されてよい。第1の信号411の幾らかの量の電力は、第2の発振器420を第1の信号411と注入同期させるよう第2の発振器420へ供給されてよい。電力回路428は、第1の信号411を減衰させて、第1の信号411の電力の一部を第2の発振器420へ供給するために、システム400において含まれてよい。そのような及び他の実施形態において、第1の信号411は、電力回路428によって供給されてよい。電力回路428は、第1の信号411を減衰させ且つバッファリングしてよく、そして、減衰されバッファリングされた第1の信号411を第2の発振器420へ供給してよい。幾つかの実施形態において、電力回路428は、キャパシタを含んでよい。代替的に、又は追加的に、電力回路428は、能動素子の何らかの組み合わせを含んでよい。例えば、電力回路428は、第1の信号411を減衰させ且つバッファリングする増幅器として構成されるトランジスタの組み合わせを含んでよい。
PLL制御回路406は、分周器480、位相検出器(PD)482、電荷ポンプ(CP)484、及びローパスフィルタ(LF)486を含んでよい。PLL制御回路406は、リファレンス信号460及び第1の信号411に基づきPLL制御信号450を生成するよう構成されてよい。PLL制御回路406の動作は、図3のPLL制御回路306の動作と同じであってよく、よって、これ以上の詳細はここでは与えられない。
図4において、PLL制御信号450は、第1及び第2の発振器410及び420へ供給される。特に、PLL制御信号450は、第1の信号411を生成するために第1の発振器410によって使用される第1のキャパシタバンク414のキャパシタンスを調整し、且つ、第2の信号421を生成するために第2の発振器420内の増幅器422へ供給される電圧を調整するよう構成されてよい。幾つかの実施形態において、PLL制御信号450は、第2の発振器420内の夫々の増幅器422の出力にあるキャパシタンスを調整するよう、又は第2の発振器420内の夫々の増幅器422へ供給される動作電流を調整するよう構成されてよい。
較正モジュール440は、調整信号442を生成し、調整信号442を出力するよう構成されてよい。較正モジュール440は更に、チューニング信号444を生成し、チューニング信号444を出力するよう、周波数バンド選択信号448を生成し、周波数バンド選択信号448を出力するよう、且つ、較正制御信号452を生成し、較正制御信号452を出力するよう構成されてよい。
較正制御信号452は、第1のキャパシタバンク414へ供給されてよく、第1のキャパシタバンク414のキャパシタンスを調整し、それにより第1の信号411の周波数及び/又は位相を調整してよい。較正制御信号452はまた、第2の発振器420へ供給されてよく、増幅器422へ供給される供給電圧を調整してよい。結果として、較正制御信号452は、第2の信号421の周波数及び/又は位相を調整してよい。較正制御信号452は、システム400の較正中に第1及び第2の発振器410及び420へ供給され、PLL制御信号450は、システム400の非較正動作中に第1及び第2の発振器410及び420へ供給され、それにより、PLL制御信号450及び較正制御信号452は、両方が同時に第1及び第2の発振器410及び420へ供給されない点に留意されたい。
較正モジュール440は更に、PLL制御回路406、第1の発振器410、及び第2の発振器420を有効又は無効にするよう構成されてよい。図4は、較正モジュール440が、PLL制御回路406、第1の発振器410、及び第2の発振器420を有効又無効にするためにイネーブル信号を供給することを、明りょうさのために表さないが、イネーブル信号は、較正モジュール130に関して図1において表されているのと同じように供給されてよい。
上述されたように、第1の信号411の少なくとも一部が、第2の発振器420を第1の発振器410と電気的に注入同期させるよう第2の発振器420へ供給されてよい。第1の信号411によって第2の発振器420へ供給される電力の量は、第1の信号411及び第2の信号421の自走周波数間の差に依存してよい。システム400は、第2の信号421の自走周波数が第1の信号411の自走周波数と略等しくなるように第2の発振器420を較正するよう構成されてよい。特に、第2の発振器420は、チューニング信号444を調整することによって較正モジュール440によりチューニングされてよい。
第2の発振器420の較正の議論は、次のとおりである。幾つかの実施形態において、較正を開始するよう、較正モジュール440は、第1の発振器410を有効にし、且つ、第2の発振器420及びPLL制御回路406を無効にしてよい。
較正モジュール440は、次いで、第1の発振器410のために動作の周波数バンドを選択してよい。所望の周波数バンドに基づき、較正モジュール440は、周波数バンド選択信号448を生成し、周波数バンド選択信号448を第1の発振器410へ供給する。他の周波数バンドがシステム400の動作の間に選択される場合は、システム400の較正はもう一度やり直してよい。
次いで、較正制御信号452が較正モジュール440によって生成され、第1の発振器410へ供給されてよい。幾つかの実施形態において、較正制御信号452は、較正制御信号452についての値の範囲の中央値である値に設定されてよい。調整信号442がまた、第1の発振器410の第2のキャパシタバンク416へ供給されてよい。幾つかの実施形態において、第2のキャパシタバンク416は、微調整制御バラクタのアレイであってよい。そのような及び他の実施形態において、調整信号442は、第2のキャパシタバンク416におけるバラクタが中心点に設定されるように、設定されてよい。
第1の発振器410が調整信号442、周波数バンド選択信号448、及び較正制御信号452に基づき第1の信号411を生成する状態で、較正モジュール440は、第1の信号411の周波数を測定してよい。幾つかの実施形態において、第1の信号411の自走周波数は、リファレンスクロック及び周波数カウンタを用いて測定されてよい。
第1の発振器410の自走周波数を測定した後、較正モジュール440は、第1の発振器410を無効にしてよい。較正モジュール440は、チューニング信号444を第2の発振器420へ供給してよい。幾つかの実施形態において、チューニング信号444は、第2の発振器420の利用可能な周波数バンドの中心周波数バンドに設定されてよい。
較正モジュール440によって有効にされた後、第2の発振器420は、チューニング信号444及び較正制御信号452に基づき第2の信号421を生成してよい。較正モジュール440は、第1の信号411の自走周波数が測定される方法と同じように又は異なる方法で第2の信号421の自走周波数を測定してよい。較正モジュール440はまた、第1及び第2の信号411及び421の自走周波数を比較してよい。第2の信号421の自走周波数が、第1の信号411の自走周波数よりも閾値分を越えて大きい場合に、較正モジュール440は、チューニング信号444を低下させることによってチューニング信号444を変更してよい。第2の信号421の自走周波数が第1の信号411の自走周波数よりも閾値分を越えて小さい場合に、較正モジュール440は、チューニング信号444を高めることによってチューニング信号444を変更してよい。較正モジュール440は、第2の信号421の自走周波数が第1の信号411の自走周波数の閾範囲内になるまで、第2の信号421の自走周波数を測定し、チューニング信号444を調整し続けてよい。第2の信号421の自走周波数を第1の信号411の自走周波数の閾範囲内にあるようにするチューニング信号444の値は、較正モジュール440によって記憶されてよい。較正モジュール440は、次いで、第2の発振器420を無効にしてよい。閾値は、幾つかある基準の中で特に、チューニング信号444によって選択される周波数バンドのバンド幅、第1及び第2の発振器410及び420の間に注入同期を提供するよう第1の信号411から第2の発振器420へ供給されるべき電力量に基づき、選択されてよい。
第2の発振器420を較正した後、較正モジュール440は、較正制御信号452を供給するのをやめてよく、且つ、PLL制御回路406を有効にしてよく、それにより、PLL制御信号450が第1及び第2の発振器410及び420へ供給される。較正モジュール440は、周波数バンド選択信号448及び調整信号442を第1の発振器410へ、且つ、較正されたチューニング信号444を第2の発振器420へ供給してよい。第2の発振器420が較正された状態で、第1及び第2の信号411及び421の自走周波数は、略等しくなる。注入同期の間、第1及び第2の信号411及び421の自走周波数は同じであってよい。
較正により略等しい自走周波数の信号を供給することによって、システム400は、異なるタイプの発振器間の注入同期を可能にすることができる。代替的に、又は追加的に、システム400は、第1及び第2の信号411及び421の自走周波数が注入同期の前に略等しいことにより、第1及び第2の発振器410及び420がより高いQを有し且つ第2の発振器420へ入力される電力が低くとも電気的に注入同期されることを可能にすることができる。
変更、付加、又は省略は、本開示の適用範囲から逸脱することなしに、システム400に対してなされてよい。例えば、幾つかの実施形態において、第2の発振器420は、第1の発振器410と同タイプの発振器であってよい。そのような及び他の実施形態において、第2の発振器420は、図3に記載されるのと同じように較正されてよい。代替的に、又は追加的に、第1の発振器410は、第2の発振器420と同様にリングタイプの発振器であってよい。そのような及び他の実施形態において、較正モジュール440は、第2の発振器420へ供給されるチューニング信号444と同様の一信号を第1の発振器410へ供給してよい。
代替的に、又は追加的に、システム400は、第1及び第2の信号411及び421を較正モジュール440へ供給する前に第1及び第2の信号411及び421を分周するよう1又はそれ以上の分周器を更に含んでよい。そのような及び他の実施形態において、分周された第1及び第2の信号411及び421が較正モジュール440によって比較されてよい。分周された第1及び第2の信号411及び421を較正モジュール440へ供給することによって、第1及び第2の信号411及び421の周波数を測定するための回路の複雑性は低減され得、且つ、第1及び第2の信号411及び421を供給するための電力要件は低減され得る。
加えて、システム400は、単一の第2の発振器420を含むように表されているが、システム400は、第2の発振器420と同じく動作することができる複数の発振器を含んでよい。複数の発振器の夫々は、PLL制御回路406からPLL制御信号450を受信してよい。代替的に、又は追加的に、複数の発振器の夫々は、複数の発振器の夫々について較正モードの間に決定される較正モジュール440からの個々のチューニング信号を受信してよい。
図5A及び図5Bは、本願で記載される少なくとも一実施形態に従って配置される信号生成システムを較正する方法500の例のフローチャートを表す。方法500は、幾つかの実施形態において、図1のシステム100、図3のシステム300、及び/又は図4のシステム400のような信号生成システムによって実施されてよい。個別のブロックとして表されているとしても、様々なブロックは、所望の実施に依存して、更なるブロックに分けられても、より少ないブロックへとまとめられても、又は除去されてもよい。
方法500は、ブロック502から開始してよく、ブロック502で、第1の発振器が有効にされてよく、そして、第1の信号を生成するようセットアップされてよい。第1の発振器をセットアップすることは、第1の発振器によって生成される第1の信号の自走周波数に作用する1又はそれ以上の制御信号を第1の発振器に供給することを含んでよい。
ブロック504で、第1の発振器によって生成される第1の信号の自走周波数が測定されてよい。ブロック506で、第1の発振器は無効にされてよい。ブロック508で、他の発振器が較正のために選択されてよい。
ブロック510で、選択された発振器は有効にされ、信号を生成するようセットアップされてよい。選択された発振器をセットアップすることは、選択された発振器によって生成される信号の自走周波数に作用する1又はそれ以上の制御信号をその選択された発振器に供給することを含んでよい。
ブロック512で、選択された発振器によって生成される信号の自走周波数が測定されてよい。
ブロック514で、その信号の自走周波数が、第1の信号の自走周波数に閾値を足したものよりも大きいかどうかが決定されてよい。閾値は、とりわけ、第1の発振器と選択された発振器との間の結合強度、第1の発振器及び選択された発振器を含むシステムの設計、第1の発振器及び選択された発振器を含むシステムの電力要件、に基づいてよい。
信号の自走周波数が、第1の信号の自走周波数に閾値を足したものよりも大きい場合に(ブロック514で“はい”)、方法500はブロック516へ進んでよい。信号の自走周波数が、第1の信号の自走周波数に閾値を足したものよりも大きくない場合に(ブロック514で“いいえ”)、方法500はブロック518へ進んでよい。
ブロック516で、選択された発振器へ供給されるチューニング信号が変更されてよい。チューニング信号は、選択された発振器へ供給される制御信号の1つであってよく、選択された発振器によって生成される信号の自走周波数に作用する。特に、チューニング信号は、選択された発振器によって生成される信号の自走周波数を下げるよう変更されてよい。選択された発振器によって生成される信号の自走周波数を下げるようチューニング信号を変更することは、選択された発振器の構成に基づきチューニング信号を増大又は低減させることを含んでよい。
ブロック518で、選択された発振器によって生成される信号の自走周波数が、第1の信号の自走周波数から閾値を引いたものよりも小さいかどうかが決定されてよい。信号の自走周波数が、第1の信号の自走周波数から閾値を引いたものよりも小さい場合に(ブロック518で“はい”)、方法500はブロック520へ進んでよい。信号の自走周波数が、第1の信号の自走周波数から閾値を引いたものよりも小さくない場合に(ブロック518で“いいえ”)、方法500はブロック522へ進んでよい。
ブロック520で、選択された発振器へ供給されるチューニング信号が変更されてよい。特に、チューニング信号は、選択された発振器によって生成される信号の自走周波数を上げるよう変更されてよい。選択された発振器によって生成される信号の自走周波数を上げるようチューニング信号を変更することは、選択された発振器の構成に基づきチューニング信号を増大又は低減させることを含んでよい。
ブロック522で、チューニング信号は、選択された発振器のために設定されてよい。加えて、選択された発振器は無効にされてよい。
ブロック524で、較正され得る更なる発振器が存在するかどうかが決定されてよい。較正され得る更なる発振器が存在する場合に(ブロック524で“はい”)、方法500はブロック508へ進んでよい。較正され得る更なる発振器が存在しない場合に(ブロック524で“いいえ”)、方法500はブロック526へ進んでよい。ブロック526で、較正は終了してよい。
方法500は、更なるステップ及び/又は動作を含んでよい。例えば、方法500は、第1の発振器及び夫々の較正される発振器へ制御信号を供給するよう構成され得るPLL制御回路を有効にすることを含んでよい。代替的に、又は追加的に、方法500は、夫々の較正される発振器に、その対応する設定されたチューニング信号を供給し、第1の発振器及び夫々の較正される発振器を有効にすることを更に含んでよい。
幾つかの実施形態において、図1の較正モジュール130、図3の較正モジュール340、及び図4の較正モジュール440のような較正モジュールは、コンピュータにより実行可能な命令を搬送若しくは担持するコンピュータ可読媒体、又はそれに記憶されているデータ構造を用いて実施されてよい。そのようなコンピュータ可読媒体は、汎用の又は特別目的のコンピュータによってアクセスされ得る如何なる利用可能な媒体であってもよい。一例として、制限なしに、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能なプログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、若しくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶装置、フラッシュメモリ装置(例えば、固体状態メモリ装置)、又はコンピュータにより実行可能な命令若しくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送若しくは記憶するために使用されてよく且つ汎用の若しくは特別目的のコンピュータによってアクセスされ得るその他記憶媒体を含む有形な又は非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。上記の組み合わせもコンピュータ可読媒体の適用範囲内に含まれてよい。
コンピュータにより実行可能な命令は、例えば、汎用のコンピュータ、特別目的のコンピュータ、又は特別目的のプロセッシング装置(例えば、1又はそれ以上のプロセッサ)に特定の機能又は機能のグループを実行させる命令及びデータを含んでよい。対象は、構造的な特徴及び/又は方法論的な動作に特有の言語において記載されているが、添付の特許請求の範囲において定義される対象は、必ずしも、上記の具体的な特徴又は動作に制限されない。むしろ、上記の具体的な特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する形態の例として開示されている。
本願で使用されるように、語「モジュール」又は「コンポーネント」は、モジュール若しくはコンポーネントの動作を実行するよう構成される具体的なハードウェア実装、及び/又は、コンピュータシステムの汎用のハードウェア(例えば、コンピュータ可読媒体、プロセッシング装置、等)に記憶され及び/又はそれによって実行され得るソフトウェアオブジェクト若しくはソフトウェアルーチンを指してよい。幾つかの実施形態において、本願で記載される異なるコンポーネント、モジュール、エンジン、及びサービスは、コンピュータシステムで実行するオブジェクト又はプロセスとして(例えば、別個のスレッドとして)実施されてよい。本願で記載されるシステム及び方法の幾つかは、概して、ソフトウェア(汎用のハードウェアに記憶され及び/又はそれによって実行される。)において実施されるように記載されるが、具体的なハードウェア実装、又はソフトウェアと具体的なハードウェア実装との組み合わせも可能であり検討される。本明細書において、“コンピューティングエンティティ”は、本願で先に定義されたあらゆるコンピュータシステム、又はコンピュータシステムで実行されるあらゆるモジュール若しくはモジュールの組み合わせであってよい。
本願で挙げられている全ての例及び条件付きの語は、教育的な目的のために、当該技術を促進することに本発明者によって寄与される概念及び本発明を読む者が理解することを助けること、及びそのような具体的に挙げられている例及び条件に制限されないと解釈されることを目的とする。本発明の実施形態が詳細に記載されてきたが、様々な変更、置換、及び代替が、本発明の精神及び適用範囲から逸脱することなしにそれらの実施形態に対してなされてよいことが理解されるべきである。
上記の実施形態に加えて、以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の発振器を含むフェーズロックループと、
第2の発振器と
を有し、
前記第1の発振器は、前記フェーズロックループによって生成されるフェーズロックループ制御信号に基づき第1の信号を生成するよう構成され、
前記第2の発振器は、前記フェーズロックループ制御信号に基づき第2の信号を生成するよう構成され、前記第1の信号の自走周波数が、前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期を得るよう前記第2の信号の自走周波数と略等しくなるようにする、
信号生成システム。
(付記2)
前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期は、磁気注入同期である、
付記1に記載の信号生成システム。
(付記3)
前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期は、前記第1の信号から生じる電力の一部を前記第2の発振器へ供給することによる電気注入同期である、
付記1に記載の信号生成システム。
(付記4)
チューニング信号を生成するよう構成される較正モジュールを更に有し、
前記第2の信号は、前記フェーズロックループ制御信号、前記チューニング信号、及び前記第1の信号に基づく、
付記1に記載の信号生成システム。
(付記5)
前記第1の信号は、フェーズロックループされた第1の信号であり、前記第2の信号は、注入同期された第2の信号であり、
前記較正モジュールは、較正モードの間、
前記較正モジュールによって生成される較正制御信号に基づき前記第1の発振器によって生成される自走第1信号と、前記チューニング信号及び前記較正制御信号に基づき前記第2の発振器によって生成される自走第2信号とを比較すること、及び
前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数とが略等しくなるまで前記チューニング信号を変更すること
によって、前記チューニング信号を生成する、
付記4に記載の信号生成システム。
(付記6)
前記チューニング信号は、前記第2の信号を生成するために前記第2の発振器によって使用されるキャパシタンスの量を決定する、
付記4に記載の信号生成システム。
(付記7)
前記第1の信号及び前記第2の信号は、更に、周波数バンド選択信号に基づく、
付記6に記載の信号生成システム。
(付記8)
前記第1の発振器及び前記第2の発振器は、同じ発振器タイプである、
付記6に記載の信号生成システム。
(付記9)
前記チューニング信号は、前記第2の発振器のための動作の周波数バンドを決定する、
付記4に記載の信号生成システム。
(付記10)
前記第1の発振器は、第1の発振器タイプであり、前記第2の発振器は、前記第1の発振器タイプとは異なる第2の発振器タイプである、
付記9に記載の信号生成システム。
(付記11)
前記第1の発振器タイプは、LCタンク発振器であり、前記第2の発振器タイプは、リング発振器である、
付記10に記載の信号生成システム。
(付記12)
フェーズクロックループにおける第1の発振器により、較正制御信号に基づき、自走第1信号を生成し、
第2の発振器により、前記較正制御信号及びチューニング信号に基づき、自走第2信号を生成し、
前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数との比較に基づき、前記チューニング信号を生成し、
前記フェーズロックループにおける前記第1の発振器により、前記フェーズロックループによって生成されるフェーズロックループ制御信号に基づき、フェーズロックループされた第1の信号を生成し、
前記第2の発振器により、前記フェーズロックループ制御信号及び前記チューニング信号に基づき、注入同期された第2の信号を生成して、前記フェーズロックループされた第1の信号の周波数と前記注入同期された第2の信号の周波数とが等しくなるようにする、
信号生成方法。
(付記13)
前記フェーズロックループされた第1の信号の周波数と、前記注入同期された第2の信号の周波数とは、前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期から等しい、
付記12に記載の信号生成方法。
(付記14)
前記チューニング信号を生成することは、
前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数とを比較すること、及び
前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数とが略等しくなるまで前記チューニング信号を変更すること
を有する、付記12に記載の信号生成方法。
(付記15)
前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数とが略等しくなるまで前記チューニング信号を変更する場合に、前記第1の発振器を無効にする
付記14に記載の信号生成方法。
(付記16)
前記チューニング信号を変更することは、前記自走第2信号を生成するために前記第2の発振器によって使用されるキャパシタンスを変更する、
付記14に記載の信号生成方法。
(付記17)
前記フェーズロックループされた第1の信号及び前記注入同期された第2の信号は、更に、周波数バンド選択信号に基づく、
付記16に記載の信号生成方法。
(付記18)
前記チューニング信号を変更することは、前記第2の発振器の動作の周波数バンドを変更する、
付記14に記載の信号生成方法。
(付記19)
前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の電気注入同期を得るよう前記フェーズロックループされた第1の信号の少なくとも一部を前記第2の発振器へ供給する
付記18に記載の信号生成方法。
(付記20)
前記第1の発振器は、第1の発振器タイプであり、前記第2の発振器は、前記第1の発振器タイプとは異なる第2の発振器タイプである、
付記18に記載の信号生成方法。
100,300,400 信号生成システム
102,360,460 リファレンス信号
104 フェーズロックループ(PLL)
106,306,406 PLL制御回路
108,350,450 PLL制御信号
110,310,410 第1の発振器
112,311,411 第1の信号
120,320,420 第2の発振器
122,321,421 第2の信号
130,340,440 較正モジュール
132,444 チューニング信号
134 イネーブル/ディセーブル信号
136,352,452 較正制御信号
140 注入同期信号
200 信号生成方法
330 第3の発振器
331 第3の信号
342,442 調整信号
344 第1のチューニング信号
346 第2のチューニング信号
348,448 周波数バンド選択信号
428 電力回路
500 信号生成システムの較正方法

Claims (20)

  1. 第1の発振器を含むフェーズロックループと、
    第2の発振器と
    を有し、
    前記第1の発振器は、前記フェーズロックループによって生成されるフェーズロックループ制御信号に基づき第1の信号を生成するよう構成され、
    前記第2の発振器は、前記フェーズロックループ制御信号に基づき第2の信号を生成するよう構成され、前記第1の信号の自走周波数が、前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期を得るよう前記第2の信号の自走周波数と略等しくなるようにする、
    信号生成システム。
  2. 前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期は、磁気注入同期である、
    請求項1に記載の信号生成システム。
  3. 前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期は、前記第1の信号から生じる電力の一部を前記第2の発振器へ供給することによる電気注入同期である、
    請求項1に記載の信号生成システム。
  4. チューニング信号を生成するよう構成される較正モジュールを更に有し、
    前記第2の信号は、前記フェーズロックループ制御信号、前記チューニング信号、及び前記第1の信号に基づく、
    請求項1に記載の信号生成システム。
  5. 前記第1の信号は、フェーズロックループされた第1の信号であり、前記第2の信号は、注入同期された第2の信号であり、
    前記較正モジュールは、較正モードの間、
    前記較正モジュールによって生成される較正制御信号に基づき前記第1の発振器によって生成される自走第1信号と、前記チューニング信号及び前記較正制御信号に基づき前記第2の発振器によって生成される自走第2信号とを比較すること、及び
    前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数とが略等しくなるまで前記チューニング信号を変更すること
    によって、前記チューニング信号を生成する、
    請求項4に記載の信号生成システム。
  6. 前記チューニング信号は、前記第2の信号を生成するために前記第2の発振器によって使用されるキャパシタンスの量を決定する、
    請求項4に記載の信号生成システム。
  7. 前記第1の信号及び前記第2の信号は、更に、周波数バンド選択信号に基づく、
    請求項6に記載の信号生成システム。
  8. 前記第1の発振器及び前記第2の発振器は、同じ発振器タイプである、
    請求項6に記載の信号生成システム。
  9. 前記チューニング信号は、前記第2の発振器のための動作の周波数バンドを決定する、
    請求項4に記載の信号生成システム。
  10. 前記第1の発振器は、第1の発振器タイプであり、前記第2の発振器は、前記第1の発振器タイプとは異なる第2の発振器タイプである、
    請求項9に記載の信号生成システム。
  11. 前記第1の発振器タイプは、LCタンク発振器であり、前記第2の発振器タイプは、リング発振器である、
    請求項10に記載の信号生成システム。
  12. フェーズクロックループにおける第1の発振器により、較正制御信号に基づき、自走第1信号を生成し、
    第2の発振器により、前記較正制御信号及びチューニング信号に基づき、自走第2信号を生成し、
    前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数との比較に基づき、前記チューニング信号を生成し、
    前記フェーズロックループにおける前記第1の発振器により、前記フェーズロックループによって生成されるフェーズロックループ制御信号に基づき、フェーズロックループされた第1の信号を生成し、
    前記第2の発振器により、前記フェーズロックループ制御信号及び前記チューニング信号に基づき、注入同期された第2の信号を生成して、前記フェーズロックループされた第1の信号の周波数と前記注入同期された第2の信号の周波数とが等しくなるようにする、
    信号生成方法。
  13. 前記フェーズロックループされた第1の信号の周波数と、前記注入同期された第2の信号の周波数とは、前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の注入同期から等しい、
    請求項12に記載の信号生成方法。
  14. 前記チューニング信号を生成することは、
    前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数とを比較すること、及び
    前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数とが略等しくなるまで前記チューニング信号を変更すること
    を有する、請求項12に記載の信号生成方法。
  15. 前記自走第1信号の周波数と前記自走第2信号の周波数とが略等しくなるまで前記チューニング信号を変更する場合に、前記第1の発振器を無効にする
    請求項14に記載の信号生成方法。
  16. 前記チューニング信号を変更することは、前記自走第2信号を生成するために前記第2の発振器によって使用されるキャパシタンスを変更する、
    請求項14に記載の信号生成方法。
  17. 前記フェーズロックループされた第1の信号及び前記注入同期された第2の信号は、更に、周波数バンド選択信号に基づく、
    請求項16に記載の信号生成方法。
  18. 前記チューニング信号を変更することは、前記第2の発振器の動作の周波数バンドを変更する、
    請求項14に記載の信号生成方法。
  19. 前記第1の発振器と前記第2の発振器との間の電気注入同期を得るよう前記フェーズロックループされた第1の信号の少なくとも一部を前記第2の発振器へ供給する
    請求項18に記載の信号生成方法。
  20. 前記第1の発振器は、第1の発振器タイプであり、前記第2の発振器は、前記第1の発振器タイプとは異なる第2の発振器タイプである、
    請求項18に記載の信号生成方法。
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