JP2015154292A - ビーコン信号受信システム、記憶装置、端末装置及びビーコン信号受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】多数のビーコン装置が設置された環境において、受信対象とするビーコン装置を限定する。
【解決手段】処理部11は、代表ビーコンIDと、子ビーコンIDとを対応付けて記憶するビーコンデータベース8を参照して、取得した代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得し、この子ビーコンIDに基づいてビーコン信号から取得する子ビーコンIDを設定する。そして、ビーコン信号を受信して、ビーコン信号に含まれる子ビーコンIDのうち、設定された子ビーコンIDを取得する。
【選択図】図1
【解決手段】処理部11は、代表ビーコンIDと、子ビーコンIDとを対応付けて記憶するビーコンデータベース8を参照して、取得した代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得し、この子ビーコンIDに基づいてビーコン信号から取得する子ビーコンIDを設定する。そして、ビーコン信号を受信して、ビーコン信号に含まれる子ビーコンIDのうち、設定された子ビーコンIDを取得する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、ビーコン信号を受信するためのビーコン信号受信システム、記憶装置、端末装置及びビーコン信号受信方法に関する。
近年、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、百貨店、専門店等に配置され、ユーザが携帯する端末装置にビーコン信号を送信可能なビーコン装置が提供されるようになってきた。ビーコン装置からビーコン信号を受信した端末装置は、端末装置にインストールされたアプリケーションでビーコン信号から商品情報を取り出し、端末装置の表示部に商品情報を表示することができる。
このようにビーコン装置がビーコン信号を送信し、端末装置がビーコン信号を受信するための技術として、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
この特許文献1には、購買者が携帯する購買者側装置が販売店に近づいたことを販売者側装置がビーコン信号により検知して、販売者側装置と購買者側装置との間における通信を開始し、購買者側装置に商品宣伝等を行うデータ通信システムが提案されている。
この特許文献1には、購買者が携帯する購買者側装置が販売店に近づいたことを販売者側装置がビーコン信号により検知して、販売者側装置と購買者側装置との間における通信を開始し、購買者側装置に商品宣伝等を行うデータ通信システムが提案されている。
ところで、ビーコン装置が広く普及し、ビーコン装置の設置台数が増加すると、より多くのビーコン装置からのビーコン信号を受信対象とするアプリケーションも登場してくる。例えば、特定の店舗にビーコン装置を設置しておき、この店舗にユーザが来店すると、ユーザが保持する端末装置がビーコン信号を受信し、このビーコン信号から必要な情報(例えば、クーポン情報)を取出すようなアプリケーションが端末装置に提供されると考えられる。ここで、ビーコン信号には、ビーコン装置を一意に識別するための識別情報の一例として、ビーコンIDが付加されているものとする。
しかし、受信対象となるビーコン装置が多くなるほど、様々なビーコンIDが付加されたビーコン信号が送信されることとなる。この結果、端末装置が受信したビーコン信号が、どの店舗に設置されたビーコン装置が送信したビーコン信号であるかを確認するために、端末装置がビーコンIDをスキャンするために要する時間が長くなる。この結果、端末装置が受信したビーコン信号から、ユーザが必要とする情報を得るまでに時間がかかるという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、多くのビーコン装置が設置された環境において、受信対象とするビーコン装置を限定することを目的とする。
本発明は、サーバと通信を行い、それぞれビーコン信号を発信する複数のビーコン装置のうち代表ビーコン装置を識別するための代表ビーコン識別情報と、複数のビーコン装置のうち代表ビーコン装置によって代表される子ビーコン装置を識別するための子ビーコン識別情報とを対応付けて記憶するデータベースにアクセス可能な端末装置を備える。この端末装置において、サーバ通信部は、サーバと通信を行い、データベースにアクセス可能である。また、ビーコン信号受信部は、ビーコン信号を受信して、ビーコン信号に含まれる代表ビーコン識別情報または子ビーコン識別情報を取得する。そして、処理部は、ビーコン信号受信部が代表ビーコン識別情報を取得した場合に、データベースを参照して、代表ビーコン識別情報に対応する子ビーコン識別情報を取得し、子ビーコン識別情報に基づいてビーコン信号受信部が取得する子ビーコン識別情報を設定する。
また、本発明は、それぞれビーコン信号を発信する複数のビーコン装置のうち代表ビーコン装置を識別するための代表ビーコン識別情報と、複数のビーコン装置のうち代表ビーコン装置によって代表される子ビーコン装置を識別するための子ビーコン識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを格納する記憶部を備える端末装置である。この端末装置において、ビーコン信号受信部は、ビーコン信号を受信して、ビーコン信号に含まれる代表ビーコン識別情報または子ビーコン識別情報を取得する。そして、処理部は、ビーコン信号受信部が代表ビーコン識別情報を取得した場合に、データベースを参照して、代表ビーコン識別情報に対応する子ビーコン識別情報を取得し、子ビーコン識別情報に基づいてビーコン信号受信部が取得する子ビーコン識別情報を設定する。
本発明によれば、端末装置が受信対象とするビーコン装置を限定し、識別情報のスキャンに要する時間を短くすることができる。
[1−1.第1の実施の形態例]
以下、本発明の第1の実施の形態例(端末装置がサーバのビーコンデータベースを参照して子ビーコンIDを取得する例)に係るビーコン信号受信システムについて、図1〜図6を参照して説明する。このビーコン信号受信システムでは、コンピュータがプログラムを実行することにより、後述する機能ブロックの連携によって、端末装置が取得した代表ビーコンID(後述する図2を参照)に基づき、取得対象の子ビーコンID(後述する図2を参照)を設定することが可能である。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。以下、「ビーコンデータベース」を「ビーコンDB」と略記する。
以下、本発明の第1の実施の形態例(端末装置がサーバのビーコンデータベースを参照して子ビーコンIDを取得する例)に係るビーコン信号受信システムについて、図1〜図6を参照して説明する。このビーコン信号受信システムでは、コンピュータがプログラムを実行することにより、後述する機能ブロックの連携によって、端末装置が取得した代表ビーコンID(後述する図2を参照)に基づき、取得対象の子ビーコンID(後述する図2を参照)を設定することが可能である。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。以下、「ビーコンデータベース」を「ビーコンDB」と略記する。
<ビーコン信号受信システムの構成例>
図1は、ビーコン信号受信システム1の構成例を示す。
ビーコン信号受信システム1は、少なくとも、端末装置3とサーバ6とを含んで構成されている。端末装置3とサーバ6とは、アクセスポイント4、ネットワーク5を介して互いに通信を行うことが可能である。以下の説明では、携帯電話等の移動体通信における基地局やWi−Fi(登録商標)通信のための通信インターフェースを含む用語として「アクセスポイント」を用いる。
図1は、ビーコン信号受信システム1の構成例を示す。
ビーコン信号受信システム1は、少なくとも、端末装置3とサーバ6とを含んで構成されている。端末装置3とサーバ6とは、アクセスポイント4、ネットワーク5を介して互いに通信を行うことが可能である。以下の説明では、携帯電話等の移動体通信における基地局やWi−Fi(登録商標)通信のための通信インターフェースを含む用語として「アクセスポイント」を用いる。
さらに、ビーコン信号受信システム1は、ビーコン装置2を含んで構成されている。そして、端末装置3は、ビーコン装置2から送信(発信)されるビーコン信号から商品情報等を取得することができる。
ビーコン装置2は、ビーコン装置2を識別するために割り振られた識別情報の一例としてビーコンIDを記憶するビーコンID記憶部2aを備える。また、ビーコン装置2は、ビーコンID記憶部2aから読み出したビーコンIDをビーコン信号に載せ、このビーコン信号を送信するビーコン信号送信部2bを備える。
ビーコンID記憶部2aには、電源供給が遮断されてもデータを消失しない不揮発性メモリが用いられる。ただし、ビーコンID記憶部2aへの電源供給が維持されるのであれば、ビーコンID記憶部2aに揮発性メモリを用いてもよい。
ビーコン信号送信部2bは、ビーコン装置2の周囲に周期的にビーコン信号を送信している。ここで、ビーコン信号送信部2bと、端末装置3が備えるビーコン信号受信部13との間で用いられる通信規格としては、例えば、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)等の近距離無線通信規格が適している。例えば、BLE規格に対応するビーコン装置2は、ビーコン信号送信部2bからビーコンIDを含むアドバタイジングデータをビーコン信号としてブロードキャストによりビーコン装置2の周囲に送信することができる。
本実施の形態例では、後述するように、ビーコン装置2は、代表ビーコン装置又は子ビーコン装置として用いられる。そして、代表ビーコン装置に割り振られたビーコンIDを「代表ビーコンID(代表ビーコン識別情報の一例)」と呼ぶ。この代表ビーコンIDは、それぞれビーコン信号を発信する複数のビーコン装置2のうち代表ビーコン装置を識別するために用いられる。また、子ビーコン装置に割り振られたビーコンIDを「子ビーコンID(子ビーコン識別情報の一例)」と呼ぶ。この子ビーコンIDは、複数のビーコン装置2のうち代表ビーコン装置によって代表される子ビーコン装置を識別するために用いられる。
端末装置3は、バス17によって互いに接続された、処理部11、記憶部12、ビーコン信号受信部13、入力部14、表示部15、サーバ通信部16を備えている。この端末装置3としては、カーナビゲーション装置、スマートフォン、タブレット端末等の各種の情報処理装置を用いることが可能である。
処理部11は、例えば、低消費電力で駆動可能な中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されている。この処理部11は、記憶部12から読み出したプログラム、パラメータ等に基づいて、端末装置3内の各部の動作を制御する。このとき、処理部11は、入力部14から入力された操作信号に基づいて各部に動作指示を与える制御を行う。
また、処理部11は、ビーコン信号受信部13が代表ビーコンIDを取得した場合に、この代表ビーコンIDが正当であるか否かを判定する。さらに、代表ビーコンIDが正当であると判定したときに、サーバ通信部16がアクセスポイント4、ネットワーク5を介してアクセスしたサーバ6の記憶装置7に記憶されているビーコンDB8を参照して、代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得する。そして、処理部11は、取得した子ビーコンIDに基づいてビーコン信号受信部13が取得する子ビーコンIDを設定する。これにより、ビーコン信号受信部13が受信対象とするビーコン装置2を限定し、ビーコン信号受信部13が受信したビーコン信号に含まれる子ビーコンIDのうち、取得対象として設定された子ビーコンIDのみを取得することができる。なお、ビーコンDB8の内容や処理部11の処理の詳細については、後述する。
記憶部12は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等として用いられる記憶媒体、メモリカードによって構成されている。この記憶部12には、端末装置3内の各部を制御するためのプログラム、パラメータ等の様々なデータが永久記憶又は一時記憶されている。
ビーコン信号受信部13は、不図示のアンテナを介してビーコン装置2からビーコン信号を受信し、ビーコン信号に含まれる代表ビーコンID又は子ビーコンIDを取得する。
ビーコン信号受信部13は、不図示のアンテナを介してビーコン装置2からビーコン信号を受信し、ビーコン信号に含まれる代表ビーコンID又は子ビーコンIDを取得する。
入力部14は、端末装置3に配された不図示のボタン、スイッチの他に、表示部15の画面タッチによって行われた操作入力に従って、操作信号を処理部11に出力する。
表示部15は、テキスト、画像等よりなるテナントからの商品情報等を表示面に表示する。なお、端末装置3では、入力部14及び表示部15は、操作面と表示面とを重ねたタッチパネルディスプレイとして構成されていてもよい。
表示部15は、テキスト、画像等よりなるテナントからの商品情報等を表示面に表示する。なお、端末装置3では、入力部14及び表示部15は、操作面と表示面とを重ねたタッチパネルディスプレイとして構成されていてもよい。
サーバ通信部16は、不図示のアンテナを介してアクセスポイント4に接続され、このアクセスポイント4からネットワーク5を経由してサーバ6に接続される。これにより、サーバ通信部16は、サーバ6が有するビーコンDB8にアクセス可能である。サーバ通信部16とアクセスポイント4との間では、例えば移動体通信(例えば、3G)や無線LAN(Local Area Network)(例えば、Wi−Fi(登録商標))の通信規格を用いて通信を行うことが想定される。
サーバ6は、ビーコンDB8を格納する記憶装置7を備える。この記憶装置7は、例えば、大容量のHDD(Hard Disk Drive)によって構成されている。
記憶装置7に格納されるビーコンDB8は、代表ビーコンIDと子ビーコンIDとを対応付けて記憶している。そして、記憶装置7は、端末装置3からの要求に応じて、ビーコンDB8を端末装置3に提供する。
<ビーコン装置の設置例>
図2は、複数のビーコン装置2の設置例を示す。図2には、端末装置3を携帯するユーザが、Xデパートの東側の入口21の手前に立っており、1階のテナントにビーコン装置2が設置された例が示されている。なお、Xデパートの西側にも入口22がある。
図2は、複数のビーコン装置2の設置例を示す。図2には、端末装置3を携帯するユーザが、Xデパートの東側の入口21の手前に立っており、1階のテナントにビーコン装置2が設置された例が示されている。なお、Xデパートの西側にも入口22がある。
Xデパートは5階建てであり、各階に6店ずつ、全30店のテナントが入居しているものとする。また、各階のテナントの配置は同様であり、図2に示すように、北側に3店、南側に3店配置されているものとする。
各テナントには、ビーコン装置2が通路沿いに設置されている。また、ビーコン装置2には、入口21とテナントを一意に識別するためのビーコンIDが割り振られている。ここで、Xデパートの1階の入口21には、ビーコンID#100が割り振られたビーコン装置2が設置され、各階のテナントには、以下のようにビーコンIDが割り振られたビーコン装置2が設置されているものとする。
・1階:ビーコンIDが#111〜116
・2階:ビーコンIDが#121〜126
・3階:ビーコンIDが#131〜136
・4階:ビーコンIDが#141〜146
・5階:ビーコンIDが#151〜156
・1階:ビーコンIDが#111〜116
・2階:ビーコンIDが#121〜126
・3階:ビーコンIDが#131〜136
・4階:ビーコンIDが#141〜146
・5階:ビーコンIDが#151〜156
これらのうち、Xデパートの入口21に設置された、ビーコンIDが#100であるビーコン装置2が「代表ビーコン装置」として用いられる。また、Xデパート内の各テナントに設置されたビーコンIDが#111〜116、#121〜126、#131〜136、#141〜146、#151〜156のいずれかであるビーコン装置2が「子ビーコン装置」として用いられる。
ここで、代表ビーコンIDとそれに対応付けられた子ビーコンIDとによって設定されるジオフェンスについて概要を説明する。ジオフェンスとは、代表ビーコン装置と子ビーコン装置とがそれぞれ送信するビーコン信号の送信範囲によって定められる仮想的な境界である。本実施の形態例では、Xデパート内をこのジオフェンス内とし、入口21をこのジオフェンスへの入口として設定している。
ユーザがXデパートの入口21(ジオフェンスへの入口)に近づくと、端末装置3が代表ビーコン装置から受信したビーコン信号より代表ビーコンID#100を取得する。そして、端末装置3は、取得した代表ビーコンID#100が正当なものであるか否かの真偽判定を行う。判定結果が真、すなわち、この代表ビーコンID#100が正当であれば、端末装置3は、サーバ6のビーコンDB8から子ビーコン装置の子ビーコンIDを取得し、この子ビーコンIDを取得対象として設定する処理を行う。この結果、Xデパート内(ジオフェンス内)に設置された子ビーコン装置を全て受信対象とすることができる。
このようなジオフェンスは、様々な場所に設定することができる。例えば、後述するように地下鉄の駅等の入口付近に設置された代表ビーコン装置と駅構内や線路沿い等に設置された子ビーコン装置とによってもジオフェンスが設定される。
また、例えば、代表ビーコン装置が送信するビーコン信号の電波到達範囲内をジオフェンス内として設定することも可能である。あるいは、端末装置3が有するソフトウェアが計測した特定の電界強度以内をビーコン信号の到達範囲とみなしてジオフェンスを設定することも可能である。
<ビーコンDBのデータ構成例>
次に、ビーコンDB8のデータ構成例について、図3及び図4を参照して説明する。
次に、ビーコンDB8のデータ構成例について、図3及び図4を参照して説明する。
(A.ビーコンDBの第1のデータ構成例)
図3は、ビーコンDB8の第1のデータ構成例を示す。
図3に示すビーコンDB8は、左側に代表ビーコンIDフィールド8aを持ち、右側に子ビーコンIDフィールド8bを持つ構成になっている。
図3は、ビーコンDB8の第1のデータ構成例を示す。
図3に示すビーコンDB8は、左側に代表ビーコンIDフィールド8aを持ち、右側に子ビーコンIDフィールド8bを持つ構成になっている。
この第1のデータ構成例では、各レコードは、代表ビーコンIDフィールド8aに1つの代表ビーコンIDを格納し、子ビーコンIDフィールド8bに1つ以上の子ビーコンIDを格納する。図3に示すビーコンDB8は、1つのレコードで構成され、1つの代表ビーコンIDと、この代表ビーコンIDに対応付けられた30個の子ビーコンIDが格納されている。
(B.ビーコンDBの第2のデータ構成例)
図4は、ビーコンDB8の第2のデータ構成例を示す。
図4に示すビーコンDB8は、左側に子ビーコンIDフィールド8bを持ち、右側に代表ビーコンIDフィールド8aを持つ構成としている。なお、図4においては、ビーコンDB8の一部を示している。
図4は、ビーコンDB8の第2のデータ構成例を示す。
図4に示すビーコンDB8は、左側に子ビーコンIDフィールド8bを持ち、右側に代表ビーコンIDフィールド8aを持つ構成としている。なお、図4においては、ビーコンDB8の一部を示している。
この第2のデータ構成例では、各レコードは、子ビーコンIDフィールド8bに1つの子ビーコンIDを格納し、代表ビーコンIDフィールド8aに1つの代表ビーコンIDを格納する。図4に示すビーコンDB8は、30個のレコードで構成され、各レコードの子ビーコンIDフィールド8bには、異なる子ビーコンIDが1つずつ格納され、全てのレコードの代表ビーコンIDフィールド8aには、同一の代表ビーコンIDが格納されている。
<端末装置の動作例>
次に、端末装置3の動作例について説明する。
Xデパート内において、ユーザは、端末装置3でビーコン装置2からのビーコン信号を受信して、このビーコン装置2のビーコンIDを取得することにより、種々の情報やサービスの提供を受けることができる。例えば、ユーザがXデパートに入店すると、端末装置3に各テナントの商品情報が配信されたり、各テナントで利用可能なクーポンが発行されたりする。
次に、端末装置3の動作例について説明する。
Xデパート内において、ユーザは、端末装置3でビーコン装置2からのビーコン信号を受信して、このビーコン装置2のビーコンIDを取得することにより、種々の情報やサービスの提供を受けることができる。例えば、ユーザがXデパートに入店すると、端末装置3に各テナントの商品情報が配信されたり、各テナントで利用可能なクーポンが発行されたりする。
図2に示すように、ユーザがXデパートの入口21に近づくと、端末装置3は、代表ビーコン装置から受信したビーコン信号よりビーコンID#100を取得する。このとき、処理部11は、取得したビーコンID#100が正当であるか否か、より具体的には、ビーコンID#100が確かにXデパートに設置された代表ビーコン装置に割り振られたものであるか否かを判定する真偽判定を行う。
処理部11が行う真偽判定の方法としては、例えば、端末装置3と代表ビーコン装置との間や、端末装置3を介して認証サーバと代表ビーコン装置との間でチャレンジ/レスポンス認証を行う方法がある。
判定結果が真である場合、すなわち、ビーコンID#100が正当であると判定すると、処理部11は、サーバ通信部16を介してビーコンDB8を参照して、ビーコンID#100に対応する子ビーコンIDの集合を取得する。例えば、処理部11は、図3又は図4に示したビーコンDB8から、代表ビーコンID#100に対応する子ビーコンID#111〜116、#121〜126、#131〜136、#141〜146、#151〜156を取得する。そして、処理部11は、これらの子ビーコンIDを取得対象リストとして記憶部12に登録する。
また、処理部11は、取得対象リストに登録した子ビーコンIDを、ビーコン信号受信部13が取得する子ビーコンIDとして設定する。これにより、処理部11は、ビーコン信号受信部13が受信したビーコン信号に含まれる子ビーコンIDのうち、取得対象として設定された子ビーコンIDのみをスキャンすればよくなり、ビーコンIDのスキャンに要する時間を短くすることができる。
以上説明した第1の実施の形態例に係るビーコン信号受信システム1によれば、ユーザがXデパートの入口21に近づくと、端末装置3の処理部11は、代表ビーコン装置から受信したビーコン信号より取得した代表ビーコンIDについての真偽判定を行う。そして、処理部11は、判定結果が真であれば、ビーコンDB8から代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得し、取得対象リストに登録する。これにより、ビーコン信号受信部13は、Xデパートに設置された子ビーコン装置の子ビーコンIDだけを取得する。そして、処理部11は、子ビーコンIDを含むビーコン信号から、子ビーコン装置が設置されたテナントの商品情報やクーポン情報等を得ることができる。このように、処理部11は、受信対象とするビーコン装置2を限定することで、ビーコンIDのスキャンに要する時間を短くすることができる。
上述したように第1の実施の形態例では、代表ビーコンIDについてだけ真偽判定すればよいため、複数のビーコン装置2が設置されている環境で、全てのビーコン装置2のビーコンIDについて真偽判定処理を反復実施するのと比べて、処理部11の処理を簡略化することができる。
また、端末装置3は、Xデパート内の全てのビーコン装置2を受信対象とすることができる。この場合、例えば、Xデパートに近接するAデパートがあったとしても、Aデパート内のビーコン装置を受信対象外とすることができる。
また、端末装置3は、ビーコン装置2が送信し続けているビーコン信号を受信するだけで必要な情報を得られる。端末装置3とビーコン装置2が接続して認証等の何らかのデータ交換を行う場合の通信は1対1の双方向通信が一般的であり、他の端末装置3がビーコン装置2からのビーコン信号を受信できなくなる場合があるが、本実施の形態例では、このような事態を防ぐことができる。
また、子ビーコンIDを取得対象リストに登録するためには、代表ビーコン装置の設置場所付近で端末装置3がサーバ6と通信可能であればよく、子ビーコン装置の設置場所に通信設備を用意する必要はない。
なお、端末装置3がGPS(Global Positioning System)信号等を用いて現在位置を測位する機能を有する場合には、測位した端末装置3の現在位置と代表ビーコンIDの設置位置との距離が閾値以下であるときに、この代表ビーコンIDが正当であると判定するようにしてもよい。この判定は、各ビーコン装置2のビーコンIDと設置位置とを対応付けて記憶するデータベースを参照することで行われる。
また、ジオフェンス内に設置されたビーコン装置のそれぞれが代表ビーコン装置であるか子ビーコン装置であるかをサーバ6だけが知っている場合も考えられる。このような場合、端末装置3は、取得したビーコンIDをサーバ6に問い合わせ、このビーコンIDが代表ビーコンIDであるとのレスポンスを受け取った場合にのみ、処理部11が真偽判定シーケンスを開始することもできる。
<不正なビーコン装置からのビーコン信号を遮断する例>
なお、端末装置3が受信対象とするビーコン装置を限定する際の副次的な効果として、不正なビーコン装置からのビーコン信号を受信することに伴う弊害を防ぐことも考えられる。
なお、端末装置3が受信対象とするビーコン装置を限定する際の副次的な効果として、不正なビーコン装置からのビーコン信号を受信することに伴う弊害を防ぐことも考えられる。
図5は、端末装置3が不正なビーコン装置からのビーコン信号を遮断する例を示す。
ここでは、Xデパートの5階にある不正なビーコン装置23が、Xデパートの各テナントに割り振られた子ビーコンIDとは異なるビーコンIDを含むビーコン信号を送信する例を示す。このビーコン装置23は、テナントに正規に設置されたものではなく、ビーコンIDを“#901”とするビーコン信号を送信しているものとする。
ここでは、Xデパートの5階にある不正なビーコン装置23が、Xデパートの各テナントに割り振られた子ビーコンIDとは異なるビーコンIDを含むビーコン信号を送信する例を示す。このビーコン装置23は、テナントに正規に設置されたものではなく、ビーコンIDを“#901”とするビーコン信号を送信しているものとする。
上述したように、取得対象リストに登録された、すなわち、ビーコン信号受信部13の取得対象として設定された子ビーコンIDには、“#901”のビーコンIDは含まれていない。このため、ビーコン信号受信部13は、不正なビーコン装置23からのビーコン信号を受信しても、このビーコン信号に含まれるビーコンID“#901”を取得することはなく、端末装置3は、不正なビーコン装置からのビーコン信号を遮断することができる。
<不正なビーコン装置からのビーコン信号を遮断できない例>
一方、不正なビーコン装置からのビーコン信号に含まれるビーコンIDが、偶然又は意図的に、取得対象リストに登録された子ビーコンIDと一致する場合、端末装置3は、そのようなビーコン信号を遮断することはできない。
一方、不正なビーコン装置からのビーコン信号に含まれるビーコンIDが、偶然又は意図的に、取得対象リストに登録された子ビーコンIDと一致する場合、端末装置3は、そのようなビーコン信号を遮断することはできない。
図6は、端末装置3が不正なビーコン装置からのビーコン信号を遮断できない例を示す。
ここでは、Xデパートの5階にある不正なビーコン装置24が、Xデパートの各テナントに割り振られた子ビーコンIDと同じビーコンIDを含むビーコン信号を送信する例を示す。このビーコン装置24は、テナントに正規に設置されたものではないにもかかわらず、この階の南東側にあるテナントに正規に設置されたビーコン装置2と同じビーコンID#152を含むビーコン信号を送信しているものとする。
ここでは、Xデパートの5階にある不正なビーコン装置24が、Xデパートの各テナントに割り振られた子ビーコンIDと同じビーコンIDを含むビーコン信号を送信する例を示す。このビーコン装置24は、テナントに正規に設置されたものではないにもかかわらず、この階の南東側にあるテナントに正規に設置されたビーコン装置2と同じビーコンID#152を含むビーコン信号を送信しているものとする。
この場合、端末装置3を携帯するユーザがビーコン装置24の近くにいれば、ビーコン装置24が送信するビーコン信号に含まれるビーコンID#152が取得対象リストに登録されているため、端末装置3は、このビーコンIDを取得してしまう。ただし、ユーザは既にXデパート内におり、ビーコンID#152が割り振られた正規のビーコン装置2もXデパート内に設置されている。このため、端末装置3が不正なビーコン装置24からビーコンID#152を取得してテナントからの情報を得たとしても、正規のビーコン装置2からビーコンID#152を取得する場合との違いは大きくなく、影響は限定的である。
このように取得対象リストに登録された子ビーコンIDを含むビーコン信号を送信可能な不正なビーコン装置24がジオフェンス内に存在していても、同じ子ビーコンIDを含むビーコン信号を送信する正規のビーコン装置2もジオフェンス内に存在している。そして、ユーザは既にこのジオフェンス内にいるため、商品情報を提供するテナント等にとって、同じ子ビーコンIDを含むビーコン信号が送信されることによる弊害は少ない。
[1−2.第1の実施の形態の変形例]
<ビーコン信号受信システムの構成例>
次に、本発明の第1の実施の形態の変形例(端末装置が備えるビーコンDBを参照して子ビーコンIDを取得する例)に係るビーコン信号受信システムについて、図7を参照して説明する。
<ビーコン信号受信システムの構成例>
次に、本発明の第1の実施の形態の変形例(端末装置が備えるビーコンDBを参照して子ビーコンIDを取得する例)に係るビーコン信号受信システムについて、図7を参照して説明する。
図7は、ビーコン信号受信システム30の構成例を示す。
ビーコン信号受信システム30は、端末装置31及びビーコン装置2を含んで構成されている。
ビーコン信号受信システム30は、端末装置31及びビーコン装置2を含んで構成されている。
端末装置31は、第1の実施の形態例に係る端末装置3とほぼ同様の構成であるが、サーバ通信部16を備えておらず、また、記憶部としてビーコンDB8を格納できる記憶部32を備える点が図1に示した構成と異なる。記憶部32は、例えば大容量のHDDによって構成されており、この記憶部32には、様々な代表ビーコンIDと、代表ビーコンIDに対応付けられた子ビーコンIDとを格納するビーコンDB8が記憶されている。
このような構成とした端末装置31においても、処理部11は、ビーコン信号受信部13が代表ビーコンIDを取得した場合に、この代表ビーコンIDが正当であるか否かを判定する。さらに、代表ビーコンIDが正当であると判定したときに、記憶部32が格納しているビーコンDB8を参照して、代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得する。そして、処理部11は、取得した子ビーコンIDに基づいてビーコン信号受信部13が取得する子ビーコンIDを設定する。このように端末装置31は、記憶部32にビーコンDB8を予め格納しておくことにより、サーバ6にアクセスしなくても受信対象とするビーコン装置2を限定することができる。
[2.第2の実施の形態例]
<複数の入口にそれぞれ代表ビーコン装置を設置する例>
次に、本発明の第2の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図8及び図9を参照して説明する。
<複数の入口にそれぞれ代表ビーコン装置を設置する例>
次に、本発明の第2の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図8及び図9を参照して説明する。
図8は、代表ビーコン装置を複数の入口21,22にそれぞれ設置した例を示す。
上述した第1の実施の形態例では、代表ビーコン装置を1つだけ設置した例を示したが、図8に示すように、複数の代表ビーコン装置を設置してもよい。ここでは、Xデパートの1階の東側の入口21に代表ビーコンID#100、西側の入口22に代表ビーコンID#101とした2つの代表ビーコン装置を設置している。この場合、ユーザは、入口21,22のいずれからもXデパートに入場することができる。図8の例では、ユーザは、西側の入口22から入場している。
上述した第1の実施の形態例では、代表ビーコン装置を1つだけ設置した例を示したが、図8に示すように、複数の代表ビーコン装置を設置してもよい。ここでは、Xデパートの1階の東側の入口21に代表ビーコンID#100、西側の入口22に代表ビーコンID#101とした2つの代表ビーコン装置を設置している。この場合、ユーザは、入口21,22のいずれからもXデパートに入場することができる。図8の例では、ユーザは、西側の入口22から入場している。
このとき、端末装置3は、入口22に設置されたビーコン装置2からビーコン信号を受信し、このビーコン信号から取得した代表ビーコンID#101についての真偽判定を行う。そして、代表ビーコンID#101が正当であると判定した後、Xデパート内の各テナントに割り振られた子ビーコンIDを取得する。
<ビーコンDBのデータ構成例>
次に、ビーコンDB8のデータ構成例について、図9を参照して説明する。
次に、ビーコンDB8のデータ構成例について、図9を参照して説明する。
図9は、ビーコンDB8の第3のデータ構成例を示す。
この第3のデータ構成例では、図3に示した第1のデータ構成例と同様に、各レコードは、代表ビーコンIDフィールド8aに1つの代表ビーコンIDを格納し、子ビーコンIDフィールド8bに1つ以上の子ビーコンIDを格納する。図9に示すビーコンDB8は、2つのレコードで構成され、代表ビーコンIDフィールド8aには、それぞれ代表ビーコンID#100,#101が格納され、子ビーコンIDフィールド8bには、同一の30個の子ビーコンIDが格納されている。
この第3のデータ構成例では、図3に示した第1のデータ構成例と同様に、各レコードは、代表ビーコンIDフィールド8aに1つの代表ビーコンIDを格納し、子ビーコンIDフィールド8bに1つ以上の子ビーコンIDを格納する。図9に示すビーコンDB8は、2つのレコードで構成され、代表ビーコンIDフィールド8aには、それぞれ代表ビーコンID#100,#101が格納され、子ビーコンIDフィールド8bには、同一の30個の子ビーコンIDが格納されている。
なお、ビーコンDB8は、図4に示した第2のデータ構成例と同様に、左側に子ビーコンIDフィールド8bを持ち、右側に代表ビーコンIDフィールド8aを持つ構成としてもよい。
以上説明した第2の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムにおいて、2つの入口21,22にそれぞれ代表ビーコン装置を設置したことにより、端末装置3は、ユーザが入口21,22のいずれから入場した場合であっても代表ビーコンIDを取得し、真偽判定を行った後、同一の子ビーコンIDを取得できる。
なお、複数の代表ビーコン装置を設けておけば、1つの端末装置3が1つの代表ビーコン装置に接続した場合に、他の端末装置3が他の代表ビーコン装置から代表ビーコンIDを取得可能な冗長化システムとすることもできる。
[3.第3の実施の形態例]
<1つの入口に代表ビーコン装置を複数設置する例>
次に、本発明の第3の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図10及び図11を参照して説明する。
<1つの入口に代表ビーコン装置を複数設置する例>
次に、本発明の第3の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、代表ビーコン装置を1つの入口21に複数設置した例を示す。
上述した第1及び第2の実施の形態例では、1つの入口に代表ビーコン装置を1つだけ設置した例を示したが、図10に示すように、1つの入口に複数の代表ビーコン装置を設置してもよい。ここでは、Xデパートの1階の東側の入口21に代表ビーコンID#100,#101とした2つの代表ビーコン装置を設置している。これら2つの代表ビーコン装置は、例えば、入口21に設けられた二重ドアの各ドアに設置されている。
上述した第1及び第2の実施の形態例では、1つの入口に代表ビーコン装置を1つだけ設置した例を示したが、図10に示すように、1つの入口に複数の代表ビーコン装置を設置してもよい。ここでは、Xデパートの1階の東側の入口21に代表ビーコンID#100,#101とした2つの代表ビーコン装置を設置している。これら2つの代表ビーコン装置は、例えば、入口21に設けられた二重ドアの各ドアに設置されている。
このとき、端末装置3は、入口21に設置された2つのビーコン装置2から、ユーザが各ドアを通過する2回のタイミングでビーコン信号を受信し、それぞれのビーコン信号から取得した代表ビーコンID#100,#101についての真偽判定を行う。そして、代表ビーコンID#100,#101がいずれも正当であると判定した後、Xデパート内の各テナントに割り振られた子ビーコンIDを取得する。
<ビーコンDBのデータ構成例>
次に、ビーコンDB8のデータ構成例について、図11を参照して説明する。
次に、ビーコンDB8のデータ構成例について、図11を参照して説明する。
図11は、ビーコンDB8の第4のデータ構成例を示す。
この第4のデータ構成例では、各レコードは、代表ビーコンIDフィールド8aに複数の代表ビーコンIDを格納し、子ビーコンIDフィールド8bに1つ以上の子ビーコンIDを格納する。図11に示すビーコンDB8は、1つのレコードで構成され、2つの代表ビーコンID#100,#101の組(#100&#101)と、この代表ビーコンIDの組に対応付けられた30個の子ビーコンIDが格納されている。
この第4のデータ構成例では、各レコードは、代表ビーコンIDフィールド8aに複数の代表ビーコンIDを格納し、子ビーコンIDフィールド8bに1つ以上の子ビーコンIDを格納する。図11に示すビーコンDB8は、1つのレコードで構成され、2つの代表ビーコンID#100,#101の組(#100&#101)と、この代表ビーコンIDの組に対応付けられた30個の子ビーコンIDが格納されている。
なお、ビーコンDB8は、図4に示した第2のデータ構成例と同様に、左側に子ビーコンIDフィールド8bを持ち、右側に代表ビーコンIDフィールド8aを持つ構成としてもよい。
以上説明した第3の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムにおいて、1つの入口21に2つの代表ビーコン装置を設置したことにより、端末装置3は、ユーザが入口21からXデパート内に入場した場合にだけ、2つの代表ビーコンIDの組に対応する子ビーコンIDを取得できる。一方、ユーザが入口21の近くを通過しただけの場合には、子ビーコンIDの取得は行われない。
[4.第4の実施の形態例]
<代表ビーコン装置の例>
次に、本発明の第4の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図12〜図15を参照して説明する。
<代表ビーコン装置の例>
次に、本発明の第4の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図12〜図15を参照して説明する。
本実施の形態例では、Xデパートに設置されたビーコン装置2のうち、他の全てのビーコン装置を代表するビーコン装置を「全体代表ビーコン装置」と呼ぶ。また、各階に設置された子ビーコン装置を代表するビーコン装置を「各階代表ビーコン装置」と呼ぶ。ここで、各階代表ビーコン装置は、全体代表ビーコン装置に対しては子ビーコン装置となり、子ビーコン装置に対しては代表ビーコン装置となる。
図12は、全体代表ビーコン装置、各階代表ビーコン装置及び子ビーコン装置の設置例を示す。
Xデパートには、それぞれ異なるビーコンIDが割り振られたビーコン装置2が設置されている。ここで、全体代表ビーコン装置は、入口21に設置され、ビーコンID#100(以下、全体代表ビーコンIDと呼ぶ)が割り振られている。また、5つの各階代表ビーコン装置がそれぞれ1階〜5階に設置され、それらに割り振られたビーコンID(以下、各階代表ビーコンIDと呼ぶ)は、1階では“#110”、2階では“#120”、3階では“#130”、4階では“#140”、5階では“#150”としている。なお、子ビーコンIDについては、上述した図2に示したものと同じである。
Xデパートには、それぞれ異なるビーコンIDが割り振られたビーコン装置2が設置されている。ここで、全体代表ビーコン装置は、入口21に設置され、ビーコンID#100(以下、全体代表ビーコンIDと呼ぶ)が割り振られている。また、5つの各階代表ビーコン装置がそれぞれ1階〜5階に設置され、それらに割り振られたビーコンID(以下、各階代表ビーコンIDと呼ぶ)は、1階では“#110”、2階では“#120”、3階では“#130”、4階では“#140”、5階では“#150”としている。なお、子ビーコンIDについては、上述した図2に示したものと同じである。
そして、ユーザがXデパートの1階にある入口21に近づくと、端末装置3は、全体代表ビーコン装置が発信するビーコン信号から全体代表ビーコンID#100を取得し、この全体代表ビーコンIDについての真偽判定を行う。そして、判定結果が真であれば、ビーコンDB8から全体代表ビーコンIDに対応する各階代表ビーコンIDを取得し、取得対象リストに登録する。
図13は、1階に設置された各階代表ビーコン装置にユーザが近づく例を示す。
ユーザが1階に設置された各階代表ビーコン装置に近づくと、端末装置3は、そのビーコン装置が発信するビーコン信号から1階の各階代表ビーコンID#110を取得する。この各階代表ビーコンIDは、既に取得対象リストに登録されているため、真偽判定を行うことなく正当であるものと推定し、ビーコンDB8から1階の各階代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得し、取得対象リストに登録する。
ユーザが1階に設置された各階代表ビーコン装置に近づくと、端末装置3は、そのビーコン装置が発信するビーコン信号から1階の各階代表ビーコンID#110を取得する。この各階代表ビーコンIDは、既に取得対象リストに登録されているため、真偽判定を行うことなく正当であるものと推定し、ビーコンDB8から1階の各階代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得し、取得対象リストに登録する。
図14は、5階に設置された各階代表ビーコン装置にユーザが近づく例を示す。
この場合も、ユーザが5階に設置された各階代表ビーコン装置に近づくと、端末装置3は、そのビーコン装置が発信するビーコン信号から5階の各階代表ビーコンID#150を取得する。この各階代表ビーコンIDは、既に取得対象リストに登録されているため、真偽判定を行うことなく正当であるものと推定し、ビーコンDB8から5階の各階代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得し、取得対象リストに登録する。
この場合も、ユーザが5階に設置された各階代表ビーコン装置に近づくと、端末装置3は、そのビーコン装置が発信するビーコン信号から5階の各階代表ビーコンID#150を取得する。この各階代表ビーコンIDは、既に取得対象リストに登録されているため、真偽判定を行うことなく正当であるものと推定し、ビーコンDB8から5階の各階代表ビーコンIDに対応する子ビーコンIDを取得し、取得対象リストに登録する。
なお、2階〜4階に設置された各階代表ビーコン装置に対する端末装置3の動作についても、5階における端末装置3の動作と同様である。
<ビーコンDBのデータ構成例>
次に、ビーコンDB8のデータ構成例について、図15を参照して説明する。
次に、ビーコンDB8のデータ構成例について、図15を参照して説明する。
図15は、ビーコンDB8の第5のデータ構成例を示す。
この第5のデータ構成例では、図3に示した第1のデータ構成例と同様に、各レコードは、代表ビーコンIDフィールド8aに1つの代表ビーコンIDを格納し、子ビーコンIDフィールド8bに1つ以上の子ビーコンIDを格納する。
この第5のデータ構成例では、図3に示した第1のデータ構成例と同様に、各レコードは、代表ビーコンIDフィールド8aに1つの代表ビーコンIDを格納し、子ビーコンIDフィールド8bに1つ以上の子ビーコンIDを格納する。
図15に示すビーコンDB8は、6つのレコードで構成されている。1レコード目の代表ビーコンIDフィールド8aには、全体代表ビーコンID#100が格納され、子ビーコンIDフィールド8bには、5つの各階代表ビーコンIDが格納されている。そして、2〜6レコード目の代表ビーコンIDフィールド8aには、それぞれ各階代表ビーコンID#110,#120,#130,#140,#150が格納され、子ビーコンIDフィールド8bには、それぞれ6つの子ビーコンIDが格納されている。このように、各階代表ビーコンIDは、全体代表ビーコンIDに対応付けられた子ビーコンIDとして子ビーコンIDフィールド8bに格納されるとともに、子ビーコンIDに対応付けられた代表ビーコンIDとして代表ビーコンIDフィールド8aにも格納される。
なお、ビーコンDB8は、図4に示した第2のデータ構成例と同様に、左側に子ビーコンIDフィールド8bを持ち、右側に代表ビーコンIDフィールド8aを持つ構成としてもよい。
[5.第5の実施の形態例]
<地下鉄での使用例>
上述した第1〜第4の実施の形態例においては、ビーコン装置2がXデパート内に入居するテナントに設置された例を示したが、その他の状況においても本発明を適用可能である。
<地下鉄での使用例>
上述した第1〜第4の実施の形態例においては、ビーコン装置2がXデパート内に入居するテナントに設置された例を示したが、その他の状況においても本発明を適用可能である。
次に、本発明の第5の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図16を参照して説明する。
図16は、ビーコン信号受信システムの構成例を示す。図16には、実線で示す地上の地図に、破線で示す地下鉄Y駅の構内図を重ねて表示している。
図16は、ビーコン信号受信システムの構成例を示す。図16には、実線で示す地上の地図に、破線で示す地下鉄Y駅の構内図を重ねて表示している。
Y駅の入口には、代表ビーコンIDとして用いられる“#200”が割り振られたビーコン装置2が設置されており、Y駅構内には、ビーコンID#201〜210までのビーコン装置2が設置されている。そして、地下鉄の線路沿いにはビーコンID#211〜218までのビーコン装置2が設置されている。なお、Y駅以外の他の駅構内や線路沿いには、図示しないものの、他にもビーコンID#219〜299までのビーコン装置2が設置されているものとする。
例えば、図16に示すように、端末装置3を携帯するユーザがY駅の入口から構内に進入しようとするとき、端末装置3が入口に設置されたビーコン装置2から代表ビーコンID#200を取得する。そして、端末装置3は、取得した代表ビーコンIDについての真偽判定を行い、判定結果が真であれば、ビーコンDB8を参照して、この代表ビーコンIDに対応する子ビーコンID#201〜299を取得し、取得対象リストに登録する。これにより、端末装置3は、Y駅以外も含め地下鉄の駅構内や線路沿いに設置された全てのビーコン装置2を受信対象とすることができる。そして、端末装置3は、例えば、駅構内や線路沿いのビーコン装置2からビーコン信号を受信し、取得したビーコンIDから現在位置情報や周辺の施設情報等を得ることもできる。
[6.第6の実施の形態例]
<トンネルでの使用例>
次に、本発明の第6の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図17を参照して説明する。
図17は、ビーコン信号受信システムの構成例を示す。図17には、道路41、車両42、トンネル43が示されている。
<トンネルでの使用例>
次に、本発明の第6の実施の形態例に係るビーコン信号受信システムについて、図17を参照して説明する。
図17は、ビーコン信号受信システムの構成例を示す。図17には、道路41、車両42、トンネル43が示されている。
道路41は、南方向の入口から進行する車両を西方向の出口に向けて安全に方向転換させるためにループ状に構成されている。この道路41の高度は、道路41に沿って徐々に下っており、トンネル43は立体交差している。また、車両42には、端末装置の一例としてのカーナビゲーション装置40が載せられており、カーナビゲーション装置40の表示画面を拡大して示してある。
トンネル43の入口から出口までの両側壁には、GPS信号を受信できないトンネル43内において、カーナビゲーション装置40にビーコン信号を送信するためにビーコン装置2が設置されている。これらのうち進行方向から見て左側の壁に設置されたビーコン装置2には、入口から出口に向けて各ビーコン装置2を一意に識別するためにビーコンID#300〜319が割り振られている。これらのビーコン装置2のうち、トンネル43の南方向の入口に設置されたビーコン装置2に割り振られたビーコンID#300が代表ビーコンIDである。そして、トンネル43の内部に設置されたビーコン装置2に割り振られたビーコンID#301〜319が子ビーコンIDである。
例えば、図17に示すように、車両42がトンネル43の入口に差し掛かると、カーナビゲーション装置40は、トンネル43の入口に設置されたビーコン装置2から代表ビーコンID#300を取得し、このビーコンIDの真偽判定を行う。そして、判定結果が真であれば、ビーコンDB8を参照して、この代表ビーコンIDに対応する子ビーコンID#301〜319を取得し、取得対象リストに登録する。これにより、カーナビゲーション装置40は、取得対象のビーコンIDを#300〜319と設定して、トンネル43内に設置された全てのビーコン装置2を受信対象とすることができる。そして、カーナビゲーション装置40は、例えば、車両42の移動に従って次々にビーコン装置2からビーコン信号を受信し、取得したビーコンIDから現在位置情報や周辺の施設情報等を得ることもできる。
[7.変形例]
なお、上述した各実施の形態例では、端末装置の一例としてカーナビゲーション装置、スマートフォン、タブレット端末を用いたものを示したが、他にもフィーチャーフォン、ページャー、携帯音楽プレイヤー、腕時計等の様々なものを想定しうる。
なお、上述した各実施の形態例では、端末装置の一例としてカーナビゲーション装置、スマートフォン、タブレット端末を用いたものを示したが、他にもフィーチャーフォン、ページャー、携帯音楽プレイヤー、腕時計等の様々なものを想定しうる。
また、ビーコンDB8には、ビーコンIDとして連番の数字を用いたものを示したが、英数字を組み合わせたものとしてもよい。
また、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…ビーコン信号受信システム、2…ビーコン装置、3…端末装置、6…サーバ、7…記憶装置、8…ビーコンデータベース、11…処理部、12…記憶部、13…ビーコン信号受信部、14…入力部、15…表示部、16…サーバ通信部
Claims (6)
- それぞれビーコン信号を発信する複数のビーコン装置のうち代表ビーコン装置を識別するための代表ビーコン識別情報と、前記複数のビーコン装置のうち当該代表ビーコン装置によって代表される子ビーコン装置を識別するための子ビーコン識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを有するサーバと、
前記サーバと通信可能な端末装置と、
を備えるビーコン信号受信システムであって、
前記端末装置は、
前記サーバと通信を行い、前記データベースにアクセス可能なサーバ通信部と、
前記ビーコン信号を受信して、当該ビーコン信号に含まれる前記代表ビーコン識別情報または前記子ビーコン識別情報を取得するビーコン信号受信部と、
前記ビーコン信号受信部が前記代表ビーコン識別情報を取得した場合に、前記データベースを参照して、当該代表ビーコン識別情報に対応する子ビーコン識別情報を取得し、当該子ビーコン識別情報に基づいて前記ビーコン信号受信部が取得する子ビーコン識別情報を設定する処理部と、を有する
ビーコン信号受信システム。 - 前記処理部は、
前記ビーコン信号受信部が前記代表ビーコン識別情報を取得した場合に、当該代表ビーコン識別情報が正当であるか否かを判定し、
当該代表ビーコン識別情報が正当であると判定したときに、前記データベースを参照して、当該代表ビーコン識別情報に対応する子ビーコン識別情報を取得する
請求項1に記載のビーコン信号受信システム。 - ビーコン装置から発信されるビーコン信号を受信して、当該ビーコン信号に含まれる前記ビーコン装置を識別するための識別情報を取得する端末装置からアクセス可能な記憶装置であって、
複数のビーコン装置のうち代表ビーコン装置を識別するための代表ビーコン識別情報と、前記複数のビーコン装置のうち当該代表ビーコン装置によって代表される子ビーコン装置を識別するための子ビーコン識別情報とを対応付けて記憶し、前記端末装置が取得した代表ビーコン識別情報に対応する子ビーコン識別情報を当該端末装置に提供するデータベースを有する
記憶装置。 - それぞれビーコン信号を発信する複数のビーコン装置のうち代表ビーコン装置を識別するための代表ビーコン識別情報と、前記複数のビーコン装置のうち当該代表ビーコン装置によって代表される子ビーコン装置を識別するための子ビーコン識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを格納する記憶部と、
前記ビーコン信号を受信して、当該ビーコン信号に含まれる前記代表ビーコン識別情報または前記子ビーコン識別情報を取得するビーコン信号受信部と、
前記ビーコン信号受信部が前記代表ビーコン識別情報を取得した場合に、前記データベースを参照して、当該代表ビーコン識別情報に対応する子ビーコン識別情報を取得し、当該子ビーコン識別情報に基づいて前記ビーコン信号受信部が取得する子ビーコン識別情報を設定する処理部と、を有する
端末装置。 - 前記処理部は、
前記ビーコン信号受信部が前記代表ビーコン識別情報を取得した場合に、当該代表ビーコン識別情報が正当であるか否かを判定し、
当該代表ビーコン識別情報が正当であると判定したときに、前記データベースを参照して、当該代表ビーコン識別情報に対応する子ビーコン識別情報を取得する
請求項4に記載の端末装置。 - 複数のビーコン装置のうち代表ビーコン装置からのビーコン信号を受信して、当該ビーコン信号に含まれる前記代表ビーコン装置を識別するための代表ビーコン識別情報を取得する第1の取得ステップと、
前記代表ビーコン識別情報と、前記複数のビーコン装置のうち前記代表ビーコン装置によって代表される子ビーコン装置を識別するための子ビーコン識別情報とを対応付けて記憶するデータベースを参照して、前記第1の取得ステップにおいて取得された代表ビーコン識別情報に対応する子ビーコン識別情報を取得し、当該子ビーコン識別情報に基づいて前記ビーコン信号から取得する子ビーコン識別情報を設定する設定ステップと、
前記ビーコン信号を受信して、当該ビーコン信号に含まれる子ビーコン識別情報のうち、前記設定ステップにおいて設定された子ビーコン識別情報を取得する第2の取得ステップと、を含む
ビーコン信号受信方法。
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