JP2015153454A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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友秀 角
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Abstract

【課題】高温エージング処理の実施に起因する内部短絡の発生を効果的に防止できる非水電解質二次電池を提供する。【解決手段】第1屈曲部11Bと第2屈曲部11Cとを有する巻回電極体11と、巻回電極体11の外周面の外側に配置され、第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側においてセパレータの巻き数が多い方を少なくとも被覆する絶縁フィルム31とを備える。正極は、正極集電体13aが正極合剤層から露出されてなる正極露出部を幅方向の一端に有する。正極露出部の一部は、セパレータ19よりも巻回電極体11の軸方向の外側へ突出する。絶縁フィルム31は、第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体11の最外周に位置する極板よりも外周側におけるセパレータの巻き数が多い方において、巻回電極体の外周面のうち少なくとも正極露出部に隣接する部分に接着される。【選択図】図2

Description

本発明は、扁平状に形成された巻回電極体と、巻回電極体が配置される電池ケースと、巻回電極体の外周面の外側に配置された絶縁フィルムとを備える。
特許文献1(特開2000−340262号公報)には、初期放電容量とサイクル特性とを改善するためのリチウムイオン二次電池のエージング処理方法が記載されている。
特開2000−340262号公報
エージング処理には、室温エージング処理と、高温エージング処理(例えば40〜90℃)とが含まれる。先般、扁平な巻回電極体を有する非水電解質二次電池に対して高温エージング処理を実施したところ、内部短絡の発生が確認された。また、この内部短絡の発生が扁平な巻回電極体の上側屈曲部で顕著であることも確認された。この内部短絡について鋭意検討し、上側屈曲部に保持される非水電解質の量が多くなるとその上側屈曲部において正極活物質が溶出し、これにより、上記内部短絡が発生すると考えた。この見解に基づき、正極の巻き終端と負極の巻き終端とが上側屈曲部に配置されるように、且つ、余剰セパレータ(セパレータのうち正極と負極とで挟まれていない部分)が巻回電極体の平坦部又は下側屈曲部に配置されるように、巻回電極体を形成したところ、上記内部短絡の発生を防止できた。
しかし、今般、上述のようにして形成された巻回電極体を有する非水電解質二次電池に対して高温エージング処理を実施したところ、内部短絡が発生する場合があることが分かった。本発明の目的は、高温エージング処理の実施による内部短絡の発生を効果的に防止可能な非水電解質二次電池の提供である。
本発明者らは、鋭意検討したところ、高温エージング処理において電池ケース内の酸素とリチウムイオンとが反応することにより今般確認された内部短絡が発生すると考えた。特に、セパレータの巻き数が多く、非水電解質の保持量が多い部分では、リチウムイオンと酸素とが反応し易いと考えられるので、今般確認された内部短絡が発生し易いと考えられる。このような知見に基づいて、本発明が完成された。
本発明にかかる非水電解質二次電池は、正極と負極とがセパレータを介して巻回されて扁平状に形成され、横断面の長軸方向の中央に位置する平坦部と長軸方向の一端に位置する第1屈曲部と長軸方向の他端に位置する第2屈曲部とを有する巻回電極体と、巻回電極体が配置される電池ケースと、巻回電極体の外周面の外側に配置され、第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側においてセパレータの巻き数が多い方を少なくとも被覆する絶縁フィルムとを備える。正極は、正極集電体が正極合剤層から露出されてなる正極露出部を幅方向の一端に有する。正極露出部の一部は、セパレータよりも巻回電極体の軸方向の外側へ突出する。絶縁フィルムは、第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側におけるセパレータの巻き数が多い方において、巻回電極体の外周面のうち少なくとも正極露出部に隣接する部分に接着されている。
第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側におけるセパレータの巻き数が多い方では、絶縁フィルムが巻回電極体の外周面のうち正極露出部に隣接する部分に接着されているので、巻回電極体の外周面と絶縁フィルムとの間に酸素が存在することを防止できる。よって、高温エージング処理において電池ケース内の酸素とリチウムイオンとが反応することを防止できる。
「平坦部」は、プレス成形により扁平な巻回電極体を作製した場合にはプレスにより形成された部分に相当する。平坦部では、正極と負極とセパレータとが巻回電極体の横断面の長軸方向に平行に配置されている。
「屈曲部」は、プレス成形により扁平な巻回電極体を作製した場合にはプレスされなかったことにより形成された部分に相当する。屈曲部では、正極と負極とセパレータとがアーチ状に配置されている。
「正極の幅方向」は、巻回されていない状態の正極の長手方向に対して垂直な方向であって正極の厚さ方向とは異なる方向を意味する。「負極の幅方向」についても同様に説明できる。
「巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側においてセパレータの巻き数が多い方」は、余剰セパレータ(セパレータのうち正極と負極とで挟まれていない部分)の巻き数が多い方を意味する。正極が負極よりも巻回電極体の最外周に位置する場合には、「巻回電極体の最外周に位置する極板」は、巻回電極体の最外周に位置する正極を意味する。負極が正極よりも巻回電極体の最外周に位置する場合には、「巻回電極体の最外周に位置する極板」は、巻回電極体の最外周に位置する負極を意味する。
「巻回電極体の外周面のうち正極露出部に隣接する部分」は、巻回電極体の外周面のうち巻回電極体の軸方向において正極露出部の隣に位置する部分を意味する。後述の「巻回電極体の外周面のうち負極露出部に隣接する部分」についても同様に説明できる。「巻回電極体の軸方向」とは、巻回電極体を製造するときに用いた捲回軸の長手方向に対し平行な方向を意味する。
本発明では、高温エージング処理における電池ケース内の酸素とリチウムイオンとの反応を防止できるので、高温エージング処理の実施による内部短絡の発生を効果的に防止できる。
本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す平面図である。 図2に示すIII−III線における断面図である。 先般確認された内部短絡の発生を防止可能な非水電解質二次電池の内部構造を示す断面図である。 今般確認された内部短絡が発生した非水電解質二次電池の断面図である。 今般確認された内部短絡の発生理由を説明する巻回電極体の断面図である。 本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す平面図である。 図7に示すVIII−VIII線における断面図である。 本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す平面図である。 本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の内部構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す平面図である。
以下、本発明の非水電解質二次電池について図面を用いて説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分又は相当部分を表すものである。また、長さ、幅、厚さ、深さ等の寸法関係は図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更されており、実際の寸法関係を表すものではない。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す斜視図である。図2は、本実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す平面図である。図3は、図2に示すIII−III線における断面図である。
本実施形態の非水電解質二次電池では、巻回電極体11と絶縁フィルム31(図1には不図示)と電解質(不図示)とが電池ケース1のケース本体1A内に設けられている。ケース本体1Aの開口は蓋体1Bで蓋されている。
巻回電極体11は、正極13と第1セパレータ15と負極17と第2セパレータ19とが順に重ねられたものが巻回されて扁平状に形成されたものである。正極13は、正極集電体13Aが正極合剤層13Bから露出されてなる正極露出部13Dを幅方向の一端に有し、負極17は、負極集電体17Aが負極合剤層17Bから露出されてなる負極露出部17Dを幅方向の一端に有する。正極露出部13Dの一部と負極露出部17Dの一部とは、巻回電極体11の軸方向において第1セパレータ15及び第2セパレータ19から互いに逆向きに突出している。正極露出部13Dは、蓋体1Bに設けられた正極端子3に接続され、負極露出部17Dは、蓋体1Bに設けられた負極端子7に接続されている。
巻回電極体11は、上述のように形成されたものであるので、横断面の長軸方向の中央に位置する平坦部11Aと、その長軸方向の一端(上側)に位置する第1屈曲部11Bと、その長軸方向の他端(下側)に位置する第2屈曲部11Cとを有する。第2屈曲部11Cでは、第1屈曲部11Bよりも、巻回電極体11の最外周に位置する極板(本実施形態では負極17)よりも外周側における第1セパレータ15及び第2セパレータ19の巻き数が多い。絶縁フィルム31は、巻回電極体11の外周面の外側に配置され、第1屈曲部11B側で開口し、平坦部11Aと第2屈曲部11Cとを被覆する。これにより、今般確認された内部短絡の発生を防止できる。以下、今般確認された内部短絡の発生理由等を説明してから本実施形態の非水電解質二次電池を説明する。
図4は、先般確認された内部短絡の発生を防止可能な非水電解質二次電池の内部構造を示す断面図である。図5は、今般確認された内部短絡が発生した非水電解質二次電池の断面図である。図6は、今般確認された内部短絡の発生理由を説明するための巻回電極体11の断面図である。
図4に示す非水電解質二次電池の巻回電極体11では、正極13の巻き終端と負極17の巻き終端とは第1屈曲部11Bに配置され、第1セパレータ15の巻き終端と第2セパレータ19の巻き終端とは第2屈曲部11Cに配置されている。これにより、第1屈曲部11Bでは、保持される非水電解質量が少なく抑えられるので、正極活物質の溶出を防止できる。よって、先般確認された内部短絡の発生を防止できる。ここで、「正極13の巻き終端」とは、正極13のうち巻回電極体11の最外周側に位置し、巻回電極体11の巻回方向における正極13の端部を意味する。「負極17の巻き終端」、「第1セパレータ15の巻き終端」及び「第2セパレータ19の巻き終端」についても同様に説明できる。
巻回電極体11の最外周に位置する正極合剤層(以下では「正極合剤層の最外周部」と記す)113Bの正極活物質に含まれるリチウムイオンは、充電により、正極合剤層の最外周部113Bに対向する負極合剤層17Bの負極活物質へ移動する。その後、そのリチウムイオンは、負極17の幅方向の端部に存在する非水電解質を拡散することによって、負極合剤層の未対向部117Bへ拡散する(図6)。
第2屈曲部11Cにおける巻回電極体11の外周面と絶縁フィルム31との間隔が大きければ、第2屈曲部11Cにおける巻回電極体11の外周面と絶縁フィルム31との隙間S(以下では単に「隙間S」と記す)に電池ケース1内の酸素が供給され易くなる(図5)。これにより、負極合剤層の未対向部117Bでは、隙間Sに存在する酸素とリチウムイオンとが反応を起こし、よって、リチウムイオンが消費される。さらに、新たにリチウムイオンが負極合剤層の未対向部117Bに拡散してくる。
以上のことから、正極合剤層の最外周部113Bにおいては、正極合剤層の最外周部113Bに対向する負極合剤層17Bだけでなく、負極合剤層の未対向部117Bへも、リチウムイオンが引き抜かれていく。リチウムイオンは、負極17の幅方向の端部に存在する非水電解質を拡散することによって負極合剤層の未対向部117Bへ移動するので、かかるリチウムイオンの引き抜きは、正極合剤層の最外周部113Bのうち正極13の幅方向の端部において顕著となる。これにより、正極13の幅方向の端部では、正極13の電位が局所的に高くなるので、正極活物質を構成する金属がその正極活物質から溶出して負極17に析出する。負極17に析出した金属は第1セパレータ15を貫通して正極13に到達し、よって、今般確認された内部短絡が発生する。
しかし、本実施形態では、絶縁フィルム31は、粘着剤41によって第2屈曲部11Cにおける巻回電極体11の外周面のうち正極露出部13Dと負極露出部17Dとで挟まれた部分に接着されている。これにより、電池ケース1内の酸素が巻回電極体11の外周面と絶縁フィルム31との間に供給されることを防止できるので、負極合剤層の未対向部117Bにおけるリチウムイオンと酸素との反応を防止できる。よって、今般確認された内部短絡の発生を防止できる。
第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側におけるセパレータの巻き数が多い方では、電解質の保持量が多くなるので、負極合剤層の未対向部へのリチウムイオンの拡散量が多くなり、そのため、正極電位が大きく上昇する。よって、この屈曲部では、今般確認された内部短絡が発生し易い。しかし、本実施形態では、絶縁フィルム31は、第2屈曲部11C(第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側においてセパレータの巻き数が多い方)において、巻回電極体11の外周面のうち正極露出部13Dと負極露出部17Dとで挟まれた部分に接着されている。よって、今般確認された内部短絡が第2屈曲部11Cで発生することを防止できるので、今般確認された内部短絡の発生を効果的に防止できる。
また、正極13の巻き終端と負極17の巻き終端とは第1屈曲部11Bに配置されており、第1セパレータ15の巻き終端と第2セパレータ19の巻き終端とは第2屈曲部11Cに配置されている。これにより、先般確認された内部短絡の発生も防止できる(上述)。以上より、高温エージング処理の実施による内部短絡の発生を効果的に防止できる。
絶縁フィルム31は、電池ケース1と巻回電極体11とを電気的に絶縁するために設けられ、シート状、環状又は袋状のいずれの形態をとることもできる。また、絶縁フィルム31は、非水電解質と反応しないことが好ましい。非水電解質二次電池の体積エネルギー密度が低下しないように絶縁フィルム31の厚さを調整することが好ましい。これらのことから、絶縁フィルム31としてはPE(polyethylen)、PP(polypropylene)、又は、PEとPPとの交互共重合体等からなる多孔質フィルム等が挙げられ、その厚さは10μm以上100μm以下であることが好ましい。
粘着剤41は、巻回電極体11の外周面と絶縁フィルム31とを接着するために設けられ、非水電解質に対する耐性に優れることが好ましい。このような粘着剤41の材料としては、たとえば、SBR(styrene-butadiene rubber)等の非水電解質二次電池の正極又は負極に含まれる粘着剤として周知な材料を用いることができる。
巻回電極体11の外周面と絶縁フィルム31とを接着する手段としては、粘着剤41に限定されない。たとえば、粘着剤41の代わりにテープを用いて絶縁フィルム31を固定しても良いし、そのテープと粘着剤41とを併用しても良い。このようなテープとしては、たとえば、PE又はPP等からなる樹脂フィルムを挙げることができる。SBR等によってテープと巻回電極体11の外周面及び絶縁フィルム31とを接着しても良い。また、絶縁フィルム31の代わりに絶縁テープを用いても良い。この場合には、絶縁テープを直接、巻回電極体11の外周面に接着させることができる。これらのことは下記第2〜第5の実施形態でも言える。
<第2の実施形態>
図7は、本発明の第2の実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す平面図である。図8は、図7に示すVIII−VIII線における断面図である。本実施形態では、絶縁フィルム31が接着されている場所が上記第1の実施形態とは異なる。以下、上記第1の実施形態とは異なる点を主に示す。
絶縁フィルム31は、第2屈曲部11C(第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側においてセパレータの巻き数が多い方)において、巻回電極体11の外周面のうち正極露出部13Dに隣接する部分に接着されている。これにより、絶縁フィルム31が巻回電極体11の外周面に接着されていない場合に比べて、電池ケース1内の酸素が巻回電極体11の外周面と絶縁フィルム31との間に供給されることを防止できるので、負極合剤層の未対向部117Bにおけるリチウムイオンと酸素との反応を防止できる。以上のことから、今般確認された内部短絡の発生を防止できる。
なお、粘着剤41を、第2屈曲部11Cにおける巻回電極体11の外周面のうち負極露出部17Dに隣接する部分に設けても良い。しかし、負極露出部17Dが存在しているので、正極合剤層の最外周部113Bに対向する負極合剤層17Bから負極合剤層の未対向部117Bへのリチウムイオンの拡散距離が長くなる。そのため、リチウムイオンは、負極露出部17Dの周囲に存在する非水電解質を拡散するよりも、巻回電極体11の軸方向において負極露出部17Dとは反対側に位置する負極17の端部の周囲に存在する非水電解質を拡散する方が、負極合剤層の未対向部117Bへ移動し易いと考えられる。よって、粘着剤41を図7に示す位置に設けた方が今般確認された内部短絡の発生を防止し易いと考えられる。
<第3の実施形態>
図9は、本発明の第3の実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す平面図である。本実施形態では、絶縁フィルム31が接着されている場所が上記第1及び第2の実施形態とは異なる。以下、上記第1の実施形態とは異なる点を主に示す。
絶縁フィルム31は、第2屈曲部11C(第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側においてセパレータの巻き数が多い方)において、巻回電極体11の外周面のうち正極露出部13Dに隣接する部分及び負極露出部17Dに隣接する部分に接着されている。これにより、上記第2の実施形態に比べて、電池ケース1内の酸素が巻回電極体11の外周面と絶縁フィルム31との間に供給されることを防止できるので、負極合剤層の未対向部117Bにおけるリチウムイオンと酸素との反応を防止できる。以上のことから、今般確認された内部短絡の発生を防止できる。
また、巻回電極体11をケース本体1Aに収容するときに、負極露出部17D側の絶縁フィルム31がケース本体1Aの開口周縁等に接触することによって破損することを防止できる。これにより、非水電解質二次電池の製造歩留まりを高く維持できる。
<第4の実施形態>
図10は、本発明の第4の実施形態の非水電解質二次電池の内部構造を示す断面図である。本実施形態では、絶縁フィルム31の形状が上記第1〜第3の実施形態とは異なる。以下、上記第1の実施形態とは異なる点を主に示す。
絶縁フィルム31の周方向における一端側(図10における左端側)は第1屈曲部11Bにおける巻回電極体11の外周面に沿うように曲げられて当該外周面に接触している。絶縁フィルム31の周方向における他端側(図10における右端側)は、第1屈曲部11Bにおける巻回電極体11の外周面に沿うように曲げられ、巻き止めテープ51によって絶縁フィルム31の周方向における一端側に接着されている。これにより、巻き止めテープ51が設けられていない部分(正極13の幅方向の端部)において正極13が捲れた場合であっても、正極13の巻き終端がケース本体1A又は蓋体1Bと接触することを防止できる。よって、電池ケース1が正極13の電位を持つことを防止できる。負極17が捲れた場合であっても、同様の効果が得られる。したがって、通常の使用時等における非水電解質二次電池の内部短絡の発生を防止できる。
正極13の捲れは正極13の巻き終端で起こり易く、負極17の捲れは負極17の巻き終端で起こり易い。そのため、平坦部11A、第1屈曲部11B及び第2屈曲部11Cのうち正極13の巻き終端及び負極17の巻き終端が配置された部分において、巻き止めテープ51によって絶縁フィルム31の周方向における一端側と絶縁フィルム31の周方向における他端側とを巻回電極体11の外周面に接着することが好ましい。これにより、非水電解質二次電池の電池ケース1が正極13又は負極17の電位を持つことを有効に防止でき、電池ケース1を介した内部短絡の発生を有効に防止できる。
以上より、本実施形態では、非水電解質二次電池の信頼性が高くなる。たとえば、非水電解質二次電池の複数を直列に接続して電源装置として使用する場合に電池ケースが電位を持つと、電源装置の製造時又は電源装置の修理時等において、作業者が持つ工具を介して短絡が発生することがある。しかし、本実施形態の非水電解質二次電池の複数を直列に接続して電源装置として使用すれば、作業者の感電を防止でき、また、短絡により電源装置がダメージを受けることを防止できる。以上より、本実施形態の非水電解質二次電池は、ハイブリッド自動車若しくは電気自動車等の自動車用電源、工場用電源又は家庭用電源等に使用される大型電池として好適である。
なお、本実施形態は、上記第1、第2、第4の実施形態においても適用可能である。
<第5の実施形態>
図11は、本発明の第5の実施形態の非水電解質二次電池の内部構造の一部を示す平面図である。本実施形態では、第1屈曲部11Bの方が、第2屈曲部11Cよりも、巻回電極体11の最外周に位置する極板(本実施形態では負極17)よりも外周側における第1セパレータ15及び第2セパレータ19の巻き数が多い。絶縁フィルム31は、第2屈曲部11C側で開口し、平坦部11Aと第1屈曲部11Bとを被覆し、第1屈曲部11Bにおける巻回電極体11の外周面のうち正極露出部13Dに隣接する部分及び負極露出部17Dに隣接する部分に接着されている。このように、絶縁フィルム31は、少なくとも第1屈曲部11B(第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側においてセパレータの巻き数が多い方)において、巻回電極体11の外周面のうち正極露出部13Dに隣接する部分及び負極露出部17Dに隣接する部分に接着されている。よって、今般確認された内部短絡の発生を効果的に防止できる。
また、正極13の巻き終端と負極17の巻き終端とは第2屈曲部11Cに配置されており、第1セパレータ15の巻き終端と第2セパレータ19の巻き終端とは第1屈曲部11Bに配置されている。これにより、先般確認された内部短絡の発生を防止できる。以上より、上記第1の実施形態に記載の効果を得ることができる。
蓋体1Bに設けられた正極端子3は正極集電板によって正極露出部13Dに接続され、蓋体1Bに設けられた負極端子7は負極集電板によって負極露出部17Dに接続されている。そのため、絶縁フィルム31には、正極集電板が貫通可能な貫通孔と負極集電板が貫通可能な貫通孔とが形成されていることが好ましい。
以下、本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<実施例1>
(正極の作製)
正極活物質として、Liと3種の遷移金属元素(Co、Ni及びMn)とを含むリチウム含有遷移金属複合酸化物からなる粉末を準備した。質量比で90:8:2となるように正極活物質とアセチレンブラック(導電剤)とポリフッ化ビニリデン(結着剤)とを混ぜ、NMP(N-methylpyrrolidone)で希釈して、正極合剤ペーストを得た。
Al箔(正極集電体)の幅方向一端が露出するように、正極合剤ペーストをAl箔の両面に塗布してから乾燥させた。これにより、正極合剤層がAl箔の両面に形成された。その後、ロール圧延機を用いて、正極合剤層及びAl箔を圧延した。このようにして、正極露出部を有する正極を得た。
(負極の作製)
負極活物質として、天然黒鉛の表面が非晶質炭素材料で被覆されたものを準備した。質量比で98:1:1となるように負極活物質とCMC(carboxymethylcellulose)(増粘剤)とSBR(スチレンブタジエンゴム(Styrene-butadiene rubber))(結着剤)とを混ぜ、水で希釈して、負極合剤ペーストを得た。
Cu箔(負極集電体)の幅方向一端が露出するように、負極合剤ペーストをCu箔の両面に塗布してから乾燥させた。これにより、負極合剤層がCu箔の両面に形成された。その後、ロール圧延機を用いて、負極合剤層及びCu箔を圧延した。このようにして、負極露出部を有する負極を得た。
(巻回電極体の作製)
正極合剤層と負極合剤層との間にセパレータを配置し、正極露出部の一部と負極露出部の一部とがAl箔の幅方向においてセパレータから逆向きに突出するように正極と負極とセパレータとを配置した。次に、Al箔の幅方向に対して平行となるように巻回軸(不図示)を配置し、その巻回軸を用いて正極、セパレータおよび負極を巻回させた。その後、プレスすることにより、扁平な巻回電極体を得た。得られた巻回電極体では、正極の巻き終端と負極の巻き終端とは第1屈曲部に配置され、第1セパレータの巻き終端及び第2セパレータの巻き終端は第2屈曲部に配置されていた。第2屈曲部では、第1屈曲部よりも、巻回電極体の最外周に位置する負極よりも外周側における第1セパレータ及び第2セパレータの巻き数が多かった。
(電解液の調製)
体積比で30:40:30となるようにエチレンカーボネートとジエチルカーボネートとエチルメチルカーボネートとを混合して、混合溶媒を得た。この混合溶媒に、濃度が1.0mol/LとなるようにLiPFを入れた。このようにして電解液を得た。
(巻回電極体の挿入、封止)
電池ケースの蓋体に正極集電板と負極集電板とを接続した。その正極集電板に正極露出部を接続し、その負極集電板に負極露出部を接続した。
次に、第2屈曲部における巻回電極体の外周面のうち正極露出部と負極露出部とで挟まれた部分に、SBRからなる粘着剤を塗布した。その後、第1屈曲部で開口され、且つ、平坦部及び第2屈曲部を被覆するように、PP製の絶縁フィルムで巻回電極体を被覆した。このようにして、絶縁フィルムが巻回電極体の外周面に接着された。
続いて、Al缶(ケース本体)に、絶縁フィルムが接着された巻回電極体を挿入した。巻回電極体に接続された蓋体でAl缶の開口を蓋し、Al缶の開口周縁に蓋体を溶接した。その後、蓋体に形成された注液用孔から電解液(40g)を注入し、その注液用孔を金属製の蓋で塞いだ。このようにして、実施例1の非水電解質二次電池を得た。
<実施例2〜6、比較例1〜4>
実施例2では、36gの電解液をAl缶に供給したことを除いては上記実施例1に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
実施例3では、第2屈曲部における巻回電極体の外周面のうち正極露出部に隣接する部分及び負極露出部に隣接する部分に粘着剤を設けたことを除いては上記実施例1に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
実施例4では、36gの電解液をAl缶に供給したことを除いては上記実施例3に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
実施例5では、第2屈曲部における巻回電極体の外周面のうち正極露出部に隣接する部分に粘着剤を設けたことを除いては上記実施例3に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
実施例6では、36gの電解液をAl缶に供給したことを除いては上記実施例5に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
比較例1では、絶縁フィルムを巻回電極体の外周面に接着しなかったことを除いては上記実施例1に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
比較例2では、36gの電解液をAl缶に供給したことを除いては上記比較例1に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
比較例3では、絶縁フィルムを設けなかったことを除いては上記比較例1に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
比較例4では、36gの電解液をAl缶に供給したことを除いては上記比較例3に記載の方法にしたがって、非水電解質二次電池を製造した。
(評価方法)
実施例1〜6及び比較例1〜4の非水電解質二次電池に対して高温エージング処理を行った。その後、非水電解質二次電池を分解して、正極活物質を構成する金属がセパレータ(正極合剤層の最外周部と正極合剤層の最外周部に対向する負極合剤層の部分との間に位置するセパレータの部分)の空孔に存在しているか否かを調べた。そして、正極活物質を構成する金属がセパレータの上記部分に存在している場合には、正極活物質が溶出していると判断した。各実施例及び各比較例において、10個の非水電解質二次電池に対してこの評価を行った。その結果を表1に示す。
Figure 2015153454
比較例1では、正極活物質の溶出は確認されなかった。しかし、電解液の質量が36gである比較例2では、正極活物質の溶出が確認された。そのため、比較例1、2の構成では、つまり絶縁フィルムを巻回電極体の外周面に接着しない構成では、正極活物質が溶出する場合があることが分かった。
比較例3、4では、全ての非水電解質二次電池において、正極活物質の溶出が確認された。その理由としては絶縁フィルムで巻回電極体を被覆しなかったことが挙げられる。
一方、実施例1〜6では、全ての非水電解質二次電池において、正極活物質の溶出が確認されなかった。よって、実施例1〜6では、今般確認された内部短絡が発生しないと考えられる。その理由として、絶縁フィルムが第1屈曲部及び第2屈曲部のうち巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側におけるセパレータの巻き数が多い方において、巻回電極体の外周面のうち正極露出部に隣接する部分に接着されていることが考えられる。
今回開示された実施の形態及び実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電池ケース、1A ケース本体、1B 蓋体、3 正極端子、7 負極端子、11 巻回電極体、11A 平坦部、11B 第1屈曲部、11C 第2屈曲部、13 正極、13A 正極集電体、13B 正極合剤層、13D 正極露出部、15 第1セパレータ、17 負極、17A 負極集電体、17B 負極合剤層、17D 負極露出部、19 第2セパレータ、31 絶縁フィルム、41 粘着剤、51 テープ、113B 正極合剤層の最外周部、117B 負極合剤層の未対向部、S 隙間。

Claims (1)

  1. 正極と負極とがセパレータを介して巻回されて扁平状に形成され、横断面の長軸方向の中央に位置する平坦部と前記長軸方向の一端に位置する第1屈曲部と前記長軸方向の他端に位置する第2屈曲部とを有する巻回電極体と、
    前記巻回電極体が配置される電池ケースと、
    前記巻回電極体の外周面の外側に配置され、前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部のうち前記巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側において前記セパレータの巻き数が多い方を少なくとも被覆する絶縁フィルムとを備え、
    前記正極は、正極集電体が正極合剤層から露出されてなる正極露出部を幅方向の一端に有し、
    前記正極露出部の一部は、前記セパレータよりも前記巻回電極体の軸方向の外側へ突出し、
    前記絶縁フィルムは、前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部のうち前記巻回電極体の最外周に位置する極板よりも外周側における前記セパレータの巻き数が多い方において、前記巻回電極体の前記外周面のうち少なくとも前記正極露出部に隣接する部分に接着されている非水電解質二次電池。
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