JP2015151127A - 陸上車両のための地表面での電力システムのトラック支持体、このようなトラック支持体を備えるレール及び設置方法 - Google Patents

陸上車両のための地表面での電力システムのトラック支持体、このようなトラック支持体を備えるレール及び設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】支持体をコンクリート基部から容易に取り外すことができ且つ構造的安定性が増大した支持体を提案すること。
【解決手段】この支持体(36)は、電気的絶縁材料の外形として、略平面の上面(50)であって、トラックセグメントを受けるよう意図された長手方向の溝状陥凹部(60)と、低電圧電力供給ケーブルを受けるよう意図された長手方向の溝(70)と、が設けられた、上面と;車道に支持体を維持するために基部を圧迫するよう意図された下面(52)と;を備える。下面(52)が、湾曲し、好ましくはV字型であり、このため、支持体が、基部に形成された対となる形状で凹所内に少なくとも横方向に維持されるために凸状とされたことを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、陸上運搬用車両、特に電車のための地表面での電力システムの分野に関する。
より具体的に、本発明は、陸上車両、特に電車のための地面を介するトラック支持体タイプの電力供給システムのトラック支持体であって、電気的絶縁材料の外形として、略平面の上面であって、トラックセグメントを受けるよう意図された長手方向の溝状陥凹部と、低電圧電力供給ケーブルを受けるよう意図された長手方向の溝と、が設けられた上面と;車道において支持体を維持するために基部を圧迫するよう意図された下面と;を備える、トラック支持体に関する。
地面を介して電力を供給するためのシステムは、長手方向において連結ケーシングを介して互いに接続された複数のレールからなる。
各レールは、電力供給トラック支持体と、絶縁材料によって長手方向において互いから離された複数の導電セグメントによって形成された電力供給トラックと、を含んでいる。
特許文献1は、ガラス繊維でハチの巣のような外形の形状をとるトラック支持体であって、トラックのセグメントを受けるよう意図された単一の長手方向の溝状陥凹部が設けられた略平面の上面と、地面を圧迫するよう意図された平面の下面と、を備える、トラック支持体を開示している。外形は、少なくとも1つの長手方向の電力供給導管が設けられた下面に上面を接続するコアを含み、車両の要求に適している電位に導電セグメントを導くために、導電セグメントに接続されるよう意図された低/高電圧電力線を受けることができる。溝状陥凹部及び外形の電力供給導管は、中央に且つ支持体の上面と垂直な支持体の長手方向中間平面に対して対称な方式で位置決めされている。
路面軌道のケースに対しては、上記の支持体の長さは、約11mである。
上記の支持体を埋め込むための方法は、地面を介して電力を供給するための上記のシステムを備えるために車道において堀を形成することからなる。堀が清掃されると、堀の底部に平面を形成するためにコンクリートエプロンがキャストされる。その後、トラック支持体は、エプロンに取り付けられた金属サドル上に位置決めされる。続いて、鉄の水平材が、トラック支持体を車道にアンカー固定することを保証するために、トラック支持体の側面及び側面の下方にキャストされる。
支持体は、支持体の長手方向軸線の両側及び頂部から連結ケーシングをふさぐ金属フード上で、一対の接合バーによって本質的に形成された連結ケーシングによって2つずつ機械的に接続されている。
電力供給ケーブルは、支持体の中央導管内に配置されて導電セグメントに接続されている。最後に、異なる絶縁及び導電セグメントが外形の溝状陥凹部内に取り付けられる。
絶縁セグメントは、接着によって取り付けられる一方で、導電セグメントは、接着及び支持体への螺合によって取り付けられる。
上記の支持体は、さまざまな問題を有している。
第1の問題は、システムのメンテナンスに関する。操作上の事故のケース又は簡単に言えばレールのさまざまな構成要素の摩耗のケースでは、この構成要素を交換する必要がある。
これがセグメント、特に導電セグメントの交換であると、導電セグメントは、接着及び支持体への螺合によって取り付けられており、支持体のセグメントの取り外しは、しばしば実際の支持体の劣化につながる。
支持体の交換は、極めて複雑である。これは、交換される支持体を取り付けるためのサドルを露出するためにコンクリートの水平材を壊すことを意味する。続いて、これは、新たな支持体を設置するために、上述した異なる設置ステップを再び行うことを意味する。
上記のメンテナンス作業は、必然的に多くの時間(約1ヶ月)がかかる。これが、例えば市内において交通量の多い交差点でメンテナンス作業を実行するつもりである場合、従って、介入時間を短縮する必要があることが理解される。
第2の問題は、支持体の構造安定性にある。実際には、ガラス繊維のハチの巣のような外形は、不十分な機械的強度を有することが分かった。
第3の問題は、湾曲の形成に関する。
1ピース型のトラック支持体では、トラック支持体は、95m以上の曲率半径を有するために若干曲げられる。1ピース型の支持体は、さらに曲げられることができない。
しかしながら、上記の支持体は、工場で曲げられ、その後設置場所に提供されなければならない。
より小さい曲率半径の湾曲を作り出すために、上記で示された多ピース型の支持体が提案されてきた。この型によれば、支持体のコアは、支持体の中間平面と平行に2つの断面に沿って、3つのより狭いセクションにさらに分割されている。支持体の各セクションは、95mよりも小さい曲率半径に曲げられ、これにより、電力供給システムを使用する車両の回転半径ほどの曲率半径を得る。電車に対しては、回転半径は、約18メートルである。
しかしながら、支持体のこれら3つのセクションは、形成された支持体が設置場所に提供される前に、工場で曲げられ、また、工場でともに取り付けられる。
上記の支持体の設置中に直面する運搬上の問題を理解する。
仏国特許発明第2938800号明細書
従って、本発明の目的は、特に、支持体をコンクリート基部から容易に取り外すことができ且つ構造的安定性が増大した支持体を提案することによって、これらの問題を克服することである。
本発明の対象は、下面が、湾曲し、好ましくはV字型であり、このため、支持体が、車道内に支持体を維持するために基部に形成された対となる形状で凹所内に少なくとも横方向に維持されるために凸状とされていることを特徴とする上述したタイプのトラック支持体である。
本発明の有利であるが必須ではない側面によれば、上記の支持体は、任意の技術的に許容できる組み合わせで得られる、以下の特徴の1つ以上を含んでもよい:
− 支持体の下面が、支持体によって形成された外形の長手方向に沿って刻み目を付けられ、これにより、基部内に形成された対となる形状の凹所内において少なくとも長手方向に維持されている、
− 下面が、凹所内で適切な位置に支持体を維持することに関与する横オフセット部を備えている、
− 支持体が、材料の1ピースで形成され、支持体が、弾性変形可能なように弾性材料から形成される、
− 支持体の側縁部が、下面と上面とを接続し、支持体の側縁部には、基部上に支持体を直接取り付けることを可能にするピンを挿入するための貫通孔が設けられている、
− 溝状陥凹部の底部が、溝と連通し、溝状陥凹部の底部の縁部が、溝の両側に位置付けられ、溝状陥凹部の底部の縁部には、前記支持体上にセグメントを取り付けるための手段を収容するための凹所が設けられている、
− 溝の各側壁が、溝状陥凹部の底部の関連する凹所内に開く側方通路を含み、これにより、セグメントを前記支持体上に取り付けることを可能にするボルトを螺合することによって受けるために前記凹所の底部でジブを所定の位置にセットすることを可能にする、
− 上面が、溝の両側に位置決めされた側面を含み、側面のそれぞれが、水平面に対して傾斜角度bを有するために傾斜させられ、傾斜角度が、0°から4°の間の値、特に2°である、
− 支持体の上面の各側面が、水の流れ及び支持体への接着を促進するパターンを含む、
− 支持体の各側縁部には、支持体を通って長手方向に延在し且つ支持体の横端面双方をともに接続するチャネルが設けられ、前記チャネルが、アンテナケーブルを受けるよう意図されている、
− 支持体が、減少された長さを有し、溝が、キャビティを形成し、各横端面には、低電圧電力供給ケーブル及び/又はアンテナケーブルを導くためのチューブの端部を受けることができるキャビティ内に開くオリフィスが設けられている、
− 支持体の各側縁部には、所定角度で延在するチャネルが設けられ、これにより、アンテナケーブルを循環させるために、支持体の横側端面を溝の側壁に接続する。
また、本発明の対象は、上述した支持体と対応した支持体を埋め込む方法において、当該方法が、車道において堀を清掃するステップと;コンクリートエプロンをキャストするステップと;テンプレートにより、支持体を位置決めするステップであって、支持体には、貫通孔内に配置されたアンカー固定用だぼピンが設けられ、支持体の側縁部には、貫通孔が設けられ、支持体が、適切な曲率半径を支持体に与えるために選択的に圧力を加えられる、ステップと;実質的に支持体の上面の高さまでコンクリート基部をキャストするステップと、貫通孔を通って螺合することによって、車道に支持体を維持するために支持体を基部に取り付けるステップと;を含むことを特徴とする方法である。
また、本発明の対象は、地面を介して電力を供給するためのシステムのレールにおいて、車道に前記支持体を維持するためにコンクリート基部上で端から端まで位置決めされた複数の支持体であって、各支持体が、上述した支持体に対応数支持体である、支持体と、複数の導電セグメント及び絶縁セグメントであって、2つの連続した導電セグメントが、少なくとも1つの絶縁セグメントによって互いから離され、セグメントが、トラックをともに形成し、且つ支持体の溝状陥凹部内に受けられる、導電セグメント及び絶縁セグメントと、を含むことを特徴とするレールである。
好ましくは、2つの連続した支持体が、接続される支持体の下面の形状と対となる形状を有し且つ起こりうる漏電を回避することができるように成形された連結シートにより、互いに固定されている。
また、本発明の対象は、上述したレールと対応するレールを埋め込む方法において、当該方法が、車道において堀を清掃するステップと;コンクリートエプロンをキャストするステップと;テンプレートにより、レールセクションの異なる構成要素の支持体と、アンテナケーブル及び低電圧電力供給ケーブルを導くためのチューブと、を位置決めするステップであって、支持体には、貫通孔内に配置されたアンカー固定用だぼピンが設けられ、各支持体の側縁部には、貫通孔が設けられ、支持体が、適切な曲率半径を支持体に与えるために選択的に圧力を加えられる、ステップと、実質的に支持体の上面の高さまでコンクリート基部をキャストするステップと;支持体のチャネル内を循環するアンテナケーブルを有し、且つ低電圧電力供給ケーブルをレールセクションの導電セグメントに接続するステップと;さまざまな支持体の溝状陥凹部内においてレールセクションのトラックの導電セグメントと絶縁セグメントとをボルト締めすることによって取り付けるステップと;を含むことを特徴とする方法である。
本発明及び本発明の他の利点は、単に一例として与えられ且つ添付の図面を参照する本発明の原理による支持体の一実施形態に従う説明を考慮してよりはっきりと明らかになるであろう。
路面軌道のために地面を通って電力を供給するためのシステムのレールセクションのさまざまな構成要素の分解斜視図である。 図1のレールセクションの中間支持体の深さ方向の斜視図である。 図2の支持体の低角度の斜視図である。 図2及び図3の中間支持体の部分的な平面図である。 図2及び図3の中間支持体の横平面の断面図である。 2つのレールセクションの間の連結支持体の深さ方向の斜視図である。 図6の連結支持体の中間平面に沿う断面図である。 図6の連結支持体の横平面に沿う断面図である。 2つの中間支持体と、アンテナ及び低電圧電力供給ケーブルを導くためのチューブと、の端部の間での連結支持体の低角度の図である。 図1のレールセクションの2つの中間支持体の間の連結シートの斜視図である。 車道の地面を通して電力を供給するためにシステムを埋め込むための方法のフローチャートである。
図1を参照すると、地面10を通って電力を供給するためのシステムが、路面軌道の転がりトラックのレール13及び14の間で車道12内に埋め込まれるよう意図されている。
システム10は、基部22によって車道12内で適切な位置に維持されたレール20を含んでいる。
また、システム10は、低電圧供給手段及び電車を感知するための手段を含んでいる。
レール20は、トラック支持体24及びトラック26によって形成されている。トラック26は、トラック支持体24の溝状陥凹部内に収容されている。
トラック支持体24は、連結支持体32を介していくつかのトラック支持体セクション30を長手方向Zに沿って組み立てることによって形成されている。
上記のトラック支持体セクションは、図1に示されている。トラックセクション自体が、いくつかの中間支持体からなる。図1に示される実施形態では、トラック支持体セクション30が、第1の中間終端支持体34、第1の中央中間支持体36、第2の中央中間支持体36、第2の終端中間支持体34を連続的に含んでいる。明瞭にするために、図1では、トラック支持体セクション30の前半のみが示され、トラック支持体セクション30の後半は、横断面Pに関して前半と対称である。
トラック26は、導電セグメント44を含む複数のセグメントを長手方向Zに沿って且つ2つの連続的な導電セグメントの間に絶縁セグメント42を組み立てることによって製造される。
図1に示されるように、絶縁セグメント42が、連結支持体32と、この連結支持体を通じて接続される双方の終端中間支持体34の隣接終端部分と、を覆っている。導電セグメント44が、支持体セクションの各終端中間支持体34における絶縁セグメント42によって覆われていない部分と、第1及び第2の中央中間支持体36と、を覆っている。
絶縁セグメント42は、電流絶縁材料である一方で、導電セグメント44は、電流を伝える材料である。
セグメントは、厚さeと、それらの長さLと比較して小さい幅lと、を有する平行六面体のプレート形状を有している。
これから図2から図5を参照して、中央中間支持体36が詳細に説明される。
支持体36は、長手方向Zに沿って延在する中実の外形を有している。
支持体36は、天然又は合成ゴム、例えばEPDM(頭字語“エチレン−プロピレン−ジエンモノマー”による)をベースとした弾性材料で形成されている。このように、支持体36は、ある程度の弾性を有している。特に、支持体36は、適切な力を付与することによって弾性変形させられてもよく、これにより、湾曲レールを形成するときに支持体36に所定の曲率半径を与える。
また、上記の弾性材料は、優れた耐衝撃性及び良好な絶縁性を有している。
いかなる応力もなく、支持体36は、中間平面XZに関して対称であり、軸線Xは、支持体36が車道12に埋め込まれるときに略垂直に位置決めされるよう意図されている。
支持体36は、上面50と、下面52と、上面と下面とをともに接続する側縁部53及び54と、を含んでいる。また、支持体36は、横端面55及び56を含んでいる。
上面50が、略平面であり、且つ支持体36が埋め込まれたときに略水平面に位置決めされるように意図されているのに対して、下面52は、断面図では、支持体が外側に凸となり且つ基部22に形成された接合形状の凹所に受けられて横方向に維持されるように湾曲している。
好ましくは、下面52は、V字型を有している。より具体的に、(図5に示される)横断面に沿って、中間平面XZの近傍では、下面52は、中央円弧セクション522を有し、中央円弧セクションは、略直線の側部セクション523,524それぞれにより、側縁部53及び54それぞれに向かって延在している。下面52の“V”の開口部の半角度αは、重要であり、70°から80°の間である。
下面52の上記の形状は、力の良好な分配をもたらす。また、それは、支持体を基部22内においてそのハウジングから容易に取り除くことを可能にする。
あるいは、下面52の中央セクションは、より広がっており、角度αは、より小さく、そして、支持体は、より台形に又は矩形にさえなる。しかしながら、上記の形状は、支持体を形成するためにより多くの材料の使用を必要とし、従って、このことは、より多くのコストがかかる。さらに、角度αが小さければ小さいほど、支持体を基部から外側に引き抜くことが困難になり、このことは、メンテナンス作業を複雑にする。
従って、支持体36の厚さは、中間平面XZから各側縁部53,54に向かって減少する。
長手方向において、下面52は、刻み目が付けられている。それにより、表面52に形成された横オフセット部51が、基部22に形成された接合凹所23内で支持体36を適切な位置に維持することに関与する。
上面50には、底部62と側壁63及び64とをそれぞれ含む長手方向の且つ中央の溝状陥凹部60が設けられている。
溝状陥凹部60の寸法は、上記のトラックセグメントを調節可能に受けるためにセグメントの寸法に適合されている。より具体的に、溝状陥凹部の幅は、セグメントの幅lに対応し、溝状陥凹部の深さは、セグメントの厚さeに対応する。その結果、セグメントは、それが取り付けられる支持体の上面と同一平面となる。
支持体36は、長手方向の且つ中央の溝70を含み、溝70は、溝の底部62上に開いている。
溝70は、底部72と側壁73及び74それぞれとを含んでいる。
溝70は、支持体36の横端面上に開いている。
溝70は、支持体36の横端面から、支持体36の溝状陥凹部60内に受けられた導電セグメント44を機械的且つ電気的に接続するための点の範囲まで、システムの供給手段に属する低電圧電力供給ケーブルが循環することを可能とするよう意図されている。
溝60内に受けられたセグメントは、ボルト−ナット組立(図示せず)のみにより支持体36に取り付けられる。上記の取付け手段を受けるために、支持体36は、溝状陥凹部60の底部62に、溝70の両側に且つ長手方向において一定間隔で離れた凹所68を含む。凹所68は、軸線Xと平行に延在している。凹所は、X軸線と直交する平面において楕円形セクションを有し、このセクションの長軸は、軸線Zに沿って方向づけられている。
導管70の側壁73,74それぞれが、凹所68と直角に、軸線Yに略沿って延在し且つ対応する凹所68の底部上に開く通路69を含んでいる。また、通路69は、長手軸線に沿って長円形状を有している。上記の通路は、凹所68の底部においてジブを所定の位置にセットすることを可能にする。ボルトは、取り付けられるセグメントに設けられた適切な孔を通ってスペーサ内に挿入されて凹所68内に挿入され、これにより、この凹所68の底部に事前に位置決めされたジブと螺合させることによって結合される。
側縁部53,54それぞれには、それぞれ長手方向において一定に間隔をあけられた貫通孔83,84が設けられている。貫通孔83,84は、支持体36の上面50を支持体の下面52に接続する。孔83,84は、内部ショルダを有している。
孔83,84は、車道12に支持体を維持するために支持体36を基部22内に螺合することによって取り付けるためのピンを受けることができる。ピンのヘッドは、基部22に固定された支持体36を維持するために孔83,84のショルダを圧迫する。
また、各側縁部53,54は、それぞれ長手方向に延在し且つ支持体36の横端面55,56上に開くチャネル85,86をそれぞれ含んでいる。上記のチャネルは、電車の存在を感知するための手段に属するアンテナケーブルを受けるよう意図されている。
支持体36の上面50は、溝状陥凹部60の各側に側面93及び94を有している。
側面93,94は、中間平面XZから対応する側縁部53,54に向かって前記側面が傾斜されるように、横断面において、水平面に対して傾斜角度bを有している。傾斜角度bは、例えば2°である。これは、レール上の雨水の流れを促進する。
さらに、各側面93,94は、隆起/陥凹パターンを有している。これは、水の流れを改善し且つ支持体とレール上で転がる車両との間の摩擦係数を増大させる可能性をさらに与え、これにより、密着を促進する。
説明されたばかりの支持体36は、中央中間支持体である。同様の説明が、中間終端支持体34になされる。中間支持体のこれらのタイプの双方の間の唯一の差異は、支持体34の第1の部分上では溝70が第1の幅を有する一方で、支持体34の第2の部分上では溝70が第2の幅を有し、第1の幅が第2の幅よりも小さく、第2の幅が中央中間支持体36の溝70の幅と等しいという事実にある。支持体34の第1の部分は、絶縁セグメント42で覆われなければならない部分に対応し、支持体34の第2の部分は、導電セグメント44で覆われなければならない部分に対応する。第1の幅は、低電圧電力供給ケーブルの直径と略等しく、これにより、ケーブルを若干締め付けてケーブルを適切な位置に維持する。第2の幅は、導電セグメント44への電力供給ケーブルの機械的且つ電気的な取付手段を収容する可能性を与える。
図6から図9では、連結支持体32が2つのトラック支持体セクションの間で示されている。
連結支持体は、中間支持体、例えば詳細に上述された支持体36を作り出すための代替案を形成する。その結果、図2から図5で説明された支持体の要素と類似する連結支持体32の要素は、100だけ増加した同じ参照符号で特定される。
従って、連結支持体32は、上面150を含んでいる。
連結支持体32は、“V”の概略形状を有する下面152を含んでいる。連結支持体32の厚さは、支持体36の厚さよりも大きい。連結支持体32及び支持体36は、同じ幅を有するので、支持体32の“V”の開口する半角度αは、減少される。下面152は、中間支持体のピッチと同一のピッチで刻み目を付けられている。
連結支持体32は、上面150と下面152と及び横端面155と156とを接続する側縁部153及び154を含んでいる。
連結支持体32は、減少された長さを有している。
上面150には、中央溝状陥凹部160と、溝状陥凹部160の底部に溝170と、が設けられている。
この代わりの実施形態では、溝170の寸法は、溝が連結要素32の内部にキャビティを画成するように決められている。
連結支持体32の各横端面155,156それぞれには、溝170上にそれぞれ開く円形オリフィス157,158が設けられている。オリフィス157,158の軸線は、軸線Xに対して角度eだけ若干傾斜されている。このオリフィスは、これが図9に示されて組み立てられるように、低電圧電力供給ケーブル28及びアンテナケーブル29を導くためのチューブ27の端部を受けるよう意図されている。従って、低電圧電力供給ケーブルは、連結支持体32において支持体内に導入され、そして、連結支持体から終端中間支持体及び中央中間支持体の溝70を通って循環し、これにより、トラックの導電セグメントに最終的に接続される。
連結支持体32の各端壁155,156は、ノッチを含み、ノッチの外形は、隣接した中間支持体の導管70の断面に対応している。このノッチは、隣接する中間支持体34の導管70において電力供給ケーブルをキャビティから連結支持体32に直接的に通過させる可能性を与える。
各側縁部153,154には、ピンにより連結支持体をコンクリート基部22に直接取り付けることを可能にする貫通孔183,184が設けられている。
各側縁部には、アンテナチャネル185,186がそれぞれ設けられている。しかしながら、アンテナチャネル185,186は、横端面155又は156を導管170の側壁173又は174に接続するために、中間平面XZに対して略45°の角度を形成する。アンテナケーブルは、支持体セクション30と関連するループを形成する。従って、第1の連結支持体32で支持体24内に導入されたアンテナケーブルは、第1の連結支持体のチャネル185内、支持体セクション30を画成する中間支持体のチャネル83内、そして第2の連結支持体のチャネル183内を循環し;その後、第2の連結支持体のチャネル184内、支持体セクション30を画成する中間支持体のチャネル84内、そして第1の連結支持体のチャネル184内を循環することによって戻り、これにより、連結支持体の溝170内に再び移行する。従って、アンテナケーブルは、支持体セクション30と垂直に電車の存在を感知することを可能にする誘導ループを形成する。これは、この支持体セクションと関連する導電セグメントに電力を供給するための支局が電車の通過で制御されることを可能にする。
図10には、2つの導電中間支持体36と34との間の接続シート38が示されている。シート38は、可撓性及び小さい厚さを有している。シート38は、弾性材料で形成されている。シート38は、起こりうる地面への漏電を防止するバリアとして使用される。シート38は、接続される中間支持体の下面52の上側接合面を有するように成形されている。特に、シート38の上面は、接続される中間支持体の端部のノッチと対になるノッチを含む。各中間支持体は、接着によってシート38に取り付けられている。シートの上面の中央ノッチのオフセット部は、支持体の端部ノッチのオフセット部及び他の支持体の端部ノッチのオフセット部上にそれぞれ支持され、これにより、長手方向においてそれらを互いに対して貼付する。
車道内において地面を通して電力を供給するためにシステムを埋め込むための方法100は、図11により表される。
工場で事前に実行されるステップ105では、トラック支持体セクション30が、連結シート38によりさまざまな中間支持体34及び36を結合することによって形成される。各シート38は、2つの隣接する中間支持体の端部に接着される。それにより形成されたセクション30は、建設場所に提供される。
ステップ110では、堀が車道12において清掃される。
続くステップ120では、堀の底部を水平にするために、コンクリートエプロンがキャストされる。トラックスラブ及び走行レールは、路面軌道システムのケースでは、このエプロン上に位置決めされる。
続いて、ステップ130では、この目的のために特に適しているテンプレートにより、支持体30のセクションは、エプロンの上方に予め位置決めされる。
支持体を予め位置決めする間、テンプレートは、支持体を曲げることを可能にする適切な力を付与し、これにより、所望の外形に対応する曲率半径を支持体に与えることができることに留意されたい。また、テンプレートは、軸線X,Y及びZに沿う支持体の正確な位置決めを可能にし、コンクリートの又は基部を形成するために使用される材料の圧力に耐える可能性を与える適切な力を働かせることができる。
サブステップ132では、第1の連結支持体が位置決めされる。
セクション30は、支持体セクションの端部に連続して配置される。
サブステップ134では、アンテナ及び電力供給ケーブルを導くためのチューブは、第1の連結支持体の範囲まで引き出されて第1の連結支持体に接続される。電力供給ケーブルは、セクション30の中間支持体の溝内で第1の連結支持体を通過させられ、その後、その端部が導電セグメントへ接続するための点に到達するように引き出される。
外側に巻き付けられたアンテナケーブルは、セクション30の第1の連結支持体、中間支持体及び第2の連結支持体を通過させられ、その後、第2の連結支持体、セクション30の中間支持体及び第1の連結支持体を通って戻り、これにより、ループを形成する。
だぼピンが、連続的な貫通孔83,84,183,184内で、支持体の下面52及び152上に予め位置決めされていることに留意されたい。
続いて、ステップ140では、適切なコンクリートが、車道に支持体を維持するための基部22を形成するめに、エプロンと支持体との間にキャストされる。コンクリートは、支持体の上面のレベル又は縁部53,54,153,154の低いレベルに到達するまで(固定されるか又はスライドする)型枠内にキャストされる。支持体を予め位置決めすることは、コンクリートがキャストされた瞬間に、成形することによって、基部22内に凹所を保有する可能性を与える。この凹所は、選択的に曲げられた支持体の下面52,152の形状と対となる形状を有している。
コンクリートがセットされると、ステップ150では、ピンが、支持体の貫通孔を通って螺合される。これらピンは、基部22のコンクリート内にアンカー固定されただぼと係合する。貫通孔のショルダにピンを押し付けることによって基部上に支持体を固定することが可能となる。
ステップ160では、トラックが形成される。
サブステップ162では、支持体の溝内を循環する低電圧電力供給ケーブルの端部は、導電セグメントに機械的且つ電気的に接続される。
サブステップ164では、セグメントは、支持体の溝状陥凹部内に配置され、その後、ボルト締めによって取り付けられる。
方法は、その後、次のセクションのために繰り返される。
あるいは、電力供給又はアンテナケーブルを引き出して接続するための作業は、それぞれ反復せずに、トラックを形成するセグメントを配置する前に支持体を設置した後に実行される。
当業者は、地面を通る上記の電力供給システムのメンテナンスが極めてシンプルであることが分かる。
劣化したトラックセグメントが交換される場合、交換されるセグメントのボルトを螺合解除し、その後、溝状陥凹部からセグメントを取り出すことは、十分である。セグメントが支持体に接着されないので、このセグメントを取り外す事実は、支持体を劣化させない。従って、支持体は、設置方法の対応するステップに上述したように、劣化したセグメントの代わりに且つ劣化したセグメントの場所に支持体上に取り付けられる交換セグメントを受ける。
劣化した支持体が交換される場合、基部から支持体を取り外すための対応するピンを螺合解除することは、十分である。その後、支持体は、基部内に形成されたクレードルの形状を有する凹所からの力によって係合解除される。続いて、新たな支持体が、所定に位置にセットされる。支持体の下面の刻み目を有する形状は、スタンダードであり、交換する支持体は、基部の凹所内に受けられる。劣化した支持体が曲率半径を有すると、交換する支持体は、横方向に変形され、これにより、形成された凹所への力によって交換する支持体を挿入することができ、凹所の曲率半径と交換する支持体とを一致させる。交換する支持体が凹所内に挿入されると、凹所は、支持体が支持体に与えられた曲率半径を保持するように、支持体に圧力を加える。
その後、ピンが、基部に支持体を固定するために所定の位置に再び載置される。その後、トラックセグメントは、所定の位置に再び載置される。
本出願では、陸上車両は、タイヤ上又はアイアン上でガイドされる、乗客又は載貨の陸上輸送に伴われる任意の車両を意味する。
アイアン上でガイドされる陸上輸送は、特に、鉄道タイプ、都市タイプ、例えば路面軌道、郊外タイプ、例えば地下鉄、郊外タイプ、局所的タイプ又は高速、極めて高速のタイプの任意の輸送を意味する。
タイヤ上でガイドされる陸上輸送は、特に、タイヤを使用する、例えば空気タイヤ、空気式路面軌道タイプの任意の陸上輸送、又は電気バスタイプの電気トラック、電気トラックもしくは電気自動車と関連するさらなるタイプの任意の陸上輸送を意味する。
10 電力システム、20 レール、22 基部、23 凹所、29 アンテナケーブル、32,34,36 トラック支持体、38 低電圧電力供給ケーブル、42,44 トラックセグメント、50,150 上面、52,152 下面、51 横オフセット部、53,54,153,154 側縁部、55,56 横端面、60,160 溝状陥凹部、68 凹所、69 側方通路、70,170 溝、83,84,183,184 貫通孔、85,86 チャネル、93,94,193,194 側面、155,156 横端面、157,158 オリフィス、185,186 チャネル

Claims (16)

  1. 陸上車両、特に路面軌道のための地表面での電力システム(10)のトラック支持体(32,34,36)であって、電気的絶縁材料で形成された外形として、
    − 略平面の上面(50,150)であって、トラックセグメント(42,44)を受けるよう意図された長手方向の溝状陥凹部(60,160)と、低電圧電力供給ケーブル(38)を受けるよう意図された長手方向の溝(70,170)と、が設けられた、上面と;
    − 前記車道に前記支持体を維持するために基部(22)を圧迫するよう意図された下面(52,152)と;
    を備え、
    前記下面(52,152)が、湾曲し、好ましくはV字型であり、このため、前記支持体が、前記車道内に前記支持体を維持するために前記基部(22)に形成された対となる形状で凹所(23)内に少なくとも横方向に維持されるために凸状とされたことを特徴とするトラック支持体。
  2. 前記支持体の前記下面(52,152)が、前記支持体によって形成された前記外形の長手方向に沿って刻み目を付けられ、これにより、前記基部(22)内に形成された対となる形状で前記凹所(23)内において少なくとも長手方向に維持されていることを特徴とする請求項1に記載のトラック支持体。
  3. 前記下面(52,152)が、前記凹所(23)内で適切な位置に前記支持体(36)を維持することに関与する横オフセット部(51)を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトラック支持体。
  4. 前記支持体が、材料の1ピースで形成され、
    前記支持体が、弾性変形可能なように弾性材料から形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のトラック支持体。
  5. 前記支持体の側縁部(53,54,153,154)が、前記下面と前記上面とを接続し、前記支持体の側縁部(53,54,153,154)には、前記基部(22)内に前記支持体を直接取り付けることを可能にするピンを挿入するための貫通孔(83,84,183,184)が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のトラック支持体。
  6. 前記溝状陥凹部(60,160)の底部が、前記溝(70,170)と連通し、前記溝状陥凹部の前記底部の縁部が、前記溝の両側に位置付けられ、前記溝状陥凹部の前記底部の縁部には、前記支持体上にセグメントを取り付けるための手段を収容するための凹所(68)が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のトラック支持体。
  7. 前記溝(70,170)の各側壁が、前記溝の底部の関連する凹所(68)内に開く側方通路(69)を含み、これにより、セグメントを前記支持体上に取り付けることを可能にするボルトを螺合することによって受けるために前記凹所の前記底部でジブを所定の位置にセットすることを可能にすることを特徴とする請求項6に記載のトラック支持体。
  8. 前記上面(50,150)が、前記溝状陥凹部(60,160)の両側に位置決めされた側面(93,94,193,194)を含み、前記側面のそれぞれが、水平面に対して傾斜角度bを有するために傾斜させられ、前記傾斜角度が、0°から4°の間の値、特に2°であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のトラック支持体。
  9. 前記支持体の前記上面(50,150)の各側面(93,94,193,194)が、水の流れ及び前記支持体への接着を促進するパターンを含むことを特徴とする請求項8に記載のトラック支持体。
  10. 前記支持体の各側縁部(53,54)には、前記支持体を通って長手方向に延在し且つ前記支持体の横端面(55,56)双方を互いに接続するチャネル(85,86)が設けられ、前記チャネルが、アンテナケーブル(29)を受けるよう意図されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のトラック支持体。
  11. 前記トラック支持体が、減少された長さを有し、
    前記溝(170)が、キャビティを形成し、各横端面(155,156)には、低電圧電力供給ケーブル及び/又はアンテナケーブルを導くためのチューブの端部を受けることができる前記キャビティ内に開くオリフィス(157,158)が設けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のトラック支持体。
  12. 前記支持体の各側縁部(153,154)には、所定角度で延在するチャネル(185,186)が設けられ、これにより、アンテナケーブルを循環させるために、前記支持体の横側端面を前記溝(170)の側壁に接続することを特徴とする請求項11に記載のトラック支持体。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の支持体を設置する方法において、当該方法が、
    − 車道において堀を清掃するステップと;
    − コンクリートエプロンをキャストするステップと;
    − テンプレートにより、前記支持体(32,34,36)を位置決めするステップであって、前記支持体には、前記貫通孔内に配置されたアンカー固定用だぼピンが設けられ、前記支持体の側縁部には、前記貫通孔が設けられ、前記支持体が、適切な曲率半径を前記支持体に与えるために選択的に圧力を加えられる、ステップと;
    − 実質的に前記支持体の前記上面の高さまでコンクリート基部をキャストするステップと;
    − 前記貫通孔を通って螺合することによって、前記車道に前記支持体を維持するために前記支持体を前記基部(22)に取り付けるステップと;
    を含むことを特徴とする方法。
  14. 地表面での電力システム(10)のレール(20)において、
    前記車道(12)に支持体を維持するためにコンクリート基部(22)上で端と端とを接続して位置決めされた複数の支持体(32,34,36)であって、各支持体が、請求項1から12のいずれか一項に記載の支持体である、支持体と、複数の導電セグメント及び絶縁セグメント(44)であって、2つの連続した導電セグメントが、少なくとも1つの絶縁セグメント(42)によって互いから離され、前記セグメントが、前記トラック(26)をともに形成し、且つ前記支持体の前記溝状陥凹部(60,160)内に受けられる、導電セグメント及び絶縁セグメントと、を含むことを特徴とするレール。
  15. 2つの連続した支持体(36,34)が、接続される前記支持体の前記下面の形状と対となる形状を有し且つ起こりうる漏電を回避することができるように成形された連結シート(38)により、互いに固定されていることを特徴とする請求項14に記載のレール。
  16. 請求項14又は15に記載のレール(20)を設置する方法において、当該方法が、
    − 車道において堀を清掃するステップと;
    − コンクリートエプロンをキャストするステップと;
    − テンプレートにより、レールセクションの異なる構成要素の前記支持体(32,34,36)と、前記アンテナケーブル及び前記低電圧電力供給ケーブルを導くための前記チューブと、を位置決めするステップであって、前記支持体には、前記貫通孔内に設置されたアンカー固定用だぼピンが設けられ、各支持体の前記側縁部には、前記貫通孔が設けられ、前記支持体が、適切な曲率半径を前記支持体に与えるために選択的に圧力を加えられる、ステップと;
    − 実質的に前記支持体の前記上面の高さまでコンクリート基部をキャストするステップと;
    − 前記支持体の前記チャネル内を循環する前記アンテナケーブルを有し、且つ前記低電圧電力供給ケーブルを前記レールセクションの前記導電セグメントに接続するステップと;
    − さまざまな前記支持体の前記溝状陥凹部内において前記トラックセクションの前記導電セグメントと前記絶縁セグメントとをボルト締めすることによって取り付けるステップと;
    を含むことを特徴とする方法。
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