JP2015151091A - 車両用フード構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フードアウタパネルの張り剛性を確保しつつ、歩行者保護のための衝撃吸収性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】車両用フード構造Sは、フード20の車両外側面を構成するフードアウタパネル12と、フードアウタパネル12の車両内側に接合され、前部にストライカ22(フードロック)の取付け部24が設けられたフードインナパネル14と、取付け部24とフードアウタパネル12との間に設けられ、取付け部24より車両前側に位置し車幅方向に空間Aをあけて形成された前側支持部36と取付け部24より車両後側に位置する後側支持部38によりフードアウタパネル12の前部を支持し、空間Aを形成する前側支持部36の車幅方向の内側端縁36B同士の間隔が、取付け部24側からフードアウタパネル12側に向かって広がっているフードロックリインフォースメント16と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用フード構造に関する。
フード前部の下面にストライカ(フードロック)が設けられ、フードアウタパネルとフードインナパネルとの間に、デントリインフォースメント及びフードロックリインフォースメントが設けられた車両フード構造が開示されている(特許文献1参照)。
特開2009−40168号公報
上記デントリインフォースメントは、フードアウタパネルの張り剛性を強化するための部材であり、フードアウタパネルの裏面に当接している。また、フードロックリインフォースメントは、フードインナパネルにおけるストライカ付近を補強する部材であり、該フードインナパネルに接合されると共に、デントリインフォースメントの車両下側に接合されている。一般にデントリインフォースメントとフードロックリインフォースメントとは、車幅方向の中央で接合されることが多い。
しかしながら、フード前端からストライカまでの距離が短いと、衝撃吸収の観点から、デントリインフォースメントとフードロックリインフォースメントとを車幅方向の中央で接合することが難しかった。
本発明は、上記事実を考慮して、フードアウタパネルの張り剛性を確保しつつ、歩行者保護のための衝撃吸収性能を向上させることを目的とする。
請求項1に係る車両用フード構造は、フードの車両外側面を構成するフードアウタパネルと、前記フードアウタパネルの車両内側に接合され、前部にフードロックの取付け部が設けられたフードインナパネルと、前記前記取付け部と前記フードアウタパネルとの間に設けられ、前記取付け部より車両前側に位置し車幅方向に空間をあけて形成された前側支持部と前記取付け部より車両後側に位置する後側支持部により前記フードアウタパネルの前部を支持し、前記空間を形成する前記前側支持部の車幅方向の内側端縁同士の間隔が、前記取付け部側から前記フードアウタパネル側に向かって広がっているフードロックリインフォースメントと、を有する。
この車両用フード構造では、フードロックリインフォースメントの前側支持部及び後側支持部により、フードアウタパネルの張り剛性が確保されている。また、前側支持部が、車幅方向に空間をあけて形成されているので、フードの前部に対する車両前方の斜め上方からの衝撃荷重の入力時に、フードアウタパネルの変形量を大きくすることができ、該フードアウタパネルのうち上記空間に対応する位置に荷重を効果的に集中させることができる。これにより、フードアウタパネル及びフードロックリインフォースメントを変形し易くすることができる。このため、フードアウタパネルの張り剛性を確保しつつ、歩行者保護のための衝撃吸収性能を向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用フード構造において、前記内側端縁は、直線的に形成されている。
この車両用フード構造では、フードロックリインフォースメントの前側支持部の内側端縁が直線的に形成されており、該前側支持部の下端部と上端部とが最短距離で結ばれている。このように前側支持部の内側端縁を形成することにより、衝撃吸収性能を更に向上させつつ、フードアウタパネルの張り剛性を高めることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用フード構造において、前記フードインナパネルにおける前記空間の車両下方には、折れ起点が設けられている。
この車両用フード構造では、フードインナパネルのうち、前側支持部の空間の車両下方の位置に折れ起点が設けられているので、衝撃荷重の入力時におけるフードインナパネルの変形を制御し易い。このため、衝撃吸収性能をより一層向上させることができる。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用フード構造において、前記フードアウタパネルと前記フードロックリインフォースメントとの間には、車両前後方向及び車幅方向に延在するデントリインフォースメントが設けられ、前記前側支持部及び前記後側支持部は、前記デントリインフォースメントに夫々接合されている。
この車両用フード構造では、デントリインフォースメントにより、フードアウタパネルの張り剛性をより一層高めることができる。
以上説明したように、請求項1に記載の車両用フード構造によれば、フードアウタパネルの張り剛性を確保しつつ、歩行者保護のための衝撃吸収性能を向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載の車両用フード構造によれば、衝撃吸収性能を更に向上させつつ、フードアウタパネルの張り剛性を高めることができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載の車両用フード構造によれば、衝撃吸収性能をより一層向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項4に記載の車両用フード構造によれば、フードアウタパネルの張り剛性をより一層高めることができる、という優れた効果が得られる。
車両用フード構造を示す断面図である。 フードロックリインフォースメントを示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図1において、本実施形態に係る車両用フード構造Sは、車両のエンジンコンパートメント10に対して開閉自在に設けられたフード20の構造に係る。この車両用フード構造Sは、フード20の車両外側面を構成するフードアウタパネル12と、フードインナパネル14と、フードロックリインフォースメント16と、デントリインフォースメント18と、を有している。
フードインナパネル14は、フードアウタパネル12の車両内側に接合され、前部にフードロックの一例たるストライカ22の取付け部24が設けられている。フードインナパネル14の前部は、車幅方向に沿ってフード裏面側に膨出するように構成されており、その底部に相当する部位が取付け部24となっている。取付け部24には、ストライカ22が、取付けブラケット30を介して、フードインナパネル14の車両下方に突出して固定されている。フード20の閉止時には、ストライカ22は、ラッチ機構32と係合するようになっている。
取付け部24の前縁には、車両前方に向かうに従ってフードアウタパネル12に接近する前壁部26が設けられている。前壁部26の前縁は、フードアウタパネル12の前縁と接合されている。取付け部24の後縁には、車両後方に向かうに従ってフードアウタパネル12に接近する後壁部28が設けられている。
図1,図2において、フードロックリインフォースメント16は、取付け部24とフードアウタパネル12との間に設けられている。フードロックリインフォースメント16は、取付け部24より車両前側に位置し車幅方向に空間Aをあけて形成された前側支持部36と、取付け部24より車両後側に位置する後側支持部38とにより、フードアウタパネル12を支持するようになっている。前側支持部36は、例えば左右一対形成されているが、空間Aが確保されていれば、左右の前側支持部36が更に複数に分岐していてもよい。
前側支持部36及び後側支持部38は、平面部40と共に一体成形されている。平面部40は、フードロックリインフォースメント16において、取付け部24の上面に取り付けられる部位である。前側支持部36は、平面部40の前縁に、車両前方に向かうに従ってフードアウタパネル12に接近するように設けられている。また、後側支持部38は、平面部40の後縁に、車両後方に向かうに従ってフードアウタパネル12に接近するように設けられている。平面部40には、ストライカ22を通すための貫通孔40Aが形成されている。
図2に示されるように、空間Aを形成する前側支持部36の車幅方向の内側端縁36B同士の間隔は、取付け部24(図1)側からフードアウタパネル12側に向かって広がっている。内側端縁36Bは、例えば直線的に形成されている。空間Aは、前側支持部36に形成された切欠きである。空間Aは、略球状の衝突体42(例えば歩行者頭部保護性能試験で使用される頭部インパクタ)が、ストライカ22の取付けブラケット30に至ったときに、該衝突体42と前側支持部36とが干渉しない最小の大きさに形成されることが望ましい。図示の例では、空間Aは、前側支持部36と平面部40との境界付近まで形成されている。
前側支持部36の上縁には、フランジ部36Aが夫々形成されている。また、後側支持部38の上縁にも、フランジ部38Aが形成されている。後側支持部38には、例えば車両上下方向に延びる長孔38Bが形成されている。フランジ部36A,38Aは、デントリインフォースメント18との接合部となる部位である。
なお、フードインナパネル14における空間Aの車両下方、具体的には前壁部26に折れ起点Bが設けられていてもよい。この折れ起点Bは、例えば車両上方に凸となる屈曲部である(図示せず)。この場合、前壁部26において、折れ起点Bより車両前方側の部分は、折れ起点Bより車両後方側の部分よりも水平に近くなる。薄肉部、小孔等の脆弱部(剛性変化点)により折れ起点Bを構成してもよい。
図1において、デントリインフォースメント18は、フードアウタパネル12とフードロックリインフォースメント16との間において、車両前後方向及び車幅方向に延在している。フードロックリインフォースメント16の前側支持部36及び後側支持部38は、デントリインフォースメント18に夫々接合されている。デントリインフォースメント18は、接着剤34により、フードアウタパネル12の裏面に接着されている。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1において、本実施形態に係る車両用フード構造Sでは、デントリインフォースメント18と、フードロックリインフォースメント16の前側支持部36及び後側支持部38とにより、フードアウタパネル12の張り剛性が確保されている。
前側支持部36は、車幅方向に空間Aをあけて形成され、前側支持部36が切り欠かれている。これにより、車両前方の斜め上方からの衝突体42によるフード20の前部に対する衝撃荷重の入力時に、フードアウタパネル12の変形量を大きくすることができる。従って、フードアウタパネル12のうち上記空間Aに対応する位置(前側支持部36が切り欠かれている位置)に荷重を効果的に集中させることができる。これにより、フードアウタパネル12及びフードロックリインフォースメント16を変形し易くすることができる。このため、フードアウタパネル12の張り剛性を確保しつつ、歩行者保護のための衝撃吸収性能を向上させることができる。
更に、車両用フード構造Sでは、フードロックリインフォースメント16の前側支持部36の内側端縁36Bが直線的に形成されており、該前側支持部36の平面部40側の下端部とフランジ部36A側の上端部とが最短距離で結ばれている。このように前側支持部36の内側端縁36Bを形成することにより、衝撃吸収性能を更に向上させつつ、フードアウタパネル12の張り剛性を高めることができる。
なお、フードインナパネル14の前壁部26に折れ起点Bを設けることにより、衝撃荷重の入力時におけるフードインナパネル14の変形を制御し易くなる。
[他の実施形態]
フードアウタパネル12とフードロックリインフォースメント16との間にデントリインフォースメント18が設けられるものとしたが、該デントリインフォースメント18を設けない構成としてもよい。この場合、フードロックリインフォースメント16がフードアウタパネル12を支持する。
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
12 フードアウタパネル
14 フードインナパネル
16 フードロックリインフォースメント
18 デントリインフォースメント
20 フード
22 ストライカ(フードロック)
24 取付け部
36 前側支持部
36B 内側端縁
38 後側支持部
A 空間
B 折れ起点
S 車両用フード構造

Claims (4)

  1. フードの車両外側面を構成するフードアウタパネルと、
    前記フードアウタパネルの車両内側に接合され、前部にフードロックの取付け部が設けられたフードインナパネルと、
    前記前記取付け部と前記フードアウタパネルとの間に設けられ、前記取付け部より車両前側に位置し車幅方向に空間をあけて形成された前側支持部と前記取付け部より車両後側に位置する後側支持部により前記フードアウタパネルの前部を支持し、前記空間を形成する前記前側支持部の車幅方向の内側端縁同士の間隔が、前記取付け部側から前記フードアウタパネル側に向かって広がっているフードロックリインフォースメントと、
    を有する車両用フード構造。
  2. 前記内側端縁は、直線的に形成されている請求項1に記載の車両用フード構造。
  3. 前記フードインナパネルにおける前記空間の車両下方には、折れ起点が設けられている請求項1又は請求項2に記載の車両用フード構造。
  4. 前記フードアウタパネルと前記フードロックリインフォースメントとの間には、車両前後方向及び車幅方向に延在するデントリインフォースメントが設けられ、
    前記前側支持部及び前記後側支持部は、前記デントリインフォースメントに夫々接合されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用フード構造。
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