JP2015150792A - 印刷設定制御装置およびその制御方法、画像形成装置 - Google Patents

印刷設定制御装置およびその制御方法、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷ジョブを解析し、解析の結果に基づいて仮の印刷設定を表示し、仮の印刷設定に対する変更内容を受け付けることで、ユーザーにとって利便性の高い印刷設定に関する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】印刷設定制御装置は、印刷ジョブを解析し、解析の結果に基づいて仮の印刷設定を表示し、仮の印刷設定に対する変更内容を受け付け、変更内容に基づいて統計情報を更新し、ここで仮の印刷設定は統計情報に基づいて表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷設定の変更を補助する技術に関するものである。
従来、印刷設定を変更する技術としてプリンタドライバを用いて行う技術がある。特許文献1は、印刷設定のデフォルト値が読み込まれた印刷設定の画面から印刷設定を変更する技術を開示している。
特開2010−271772号公報
しかしながら、印刷ジョブによってはどのような印刷設定が望ましいかユーザーはわからない場合がある。例えば、上述の特許文献1の印刷システムのように、どのような印刷ジョブでも常に同一の印刷設定のデフォルト値が表示されてしまい、ユーザーはどのような印刷設定にすべきかわからない。また、例えば、推奨する印刷設定をユーザーに表示すると、その推奨する印刷設定がユーザーにとって望ましくない場合、ユーザーは毎回印刷設定を変更する必要がある。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、印刷ジョブを解析し、解析の結果に基づいて仮の印刷設定を表示し、仮の印刷設定に対する変更内容を受け付けることで、ユーザーにとって利便性の高い印刷設定に関する技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る印刷設定制御装置は、印刷ジョブを解析し、前記解析の結果に基づいて仮の印刷設定を表示する表示手段と、前記仮の印刷設定に対する変更内容を受け付ける受付手段と、前記変更内容に基づいて統計情報を更新する更新手段と、を有し、前記表示手段は、前記統計情報に基づいて前記仮の印刷設定を表示する。
本発明によれば、印刷ジョブを解析し、解析の結果に基づいて仮の印刷設定を表示し、仮の印刷設定に対する変更内容を受け付けることで、ユーザーにとって利便性の高い印刷設定に関する技術を提供することが可能となる。
第1実施形態に係る複合機を含むシステムの全体構成を例示的に示す図である。 複合機の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る複合機における印刷処理のフローチャートである。 推奨する印刷設定を決定するフローチャートである。 印刷ジョブリストの一例を示す図である。 追加情報が付与された印刷ジョブリストの一例を示す図である。 印刷設定変更情報の統計を例示的に示す図である。 印刷ジョブの一例を示す図である。 推奨する印刷設定を表示する画面の一例を示す図である。 印刷設定変更画面の一例を示す図である。 追加情報が付与された印刷ジョブの一例を示す図である。 推奨する印刷設定を決定するフローチャートである。 変形例に係る複合機における印刷処理のフローチャートである。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る画像処理装置の第1実施形態として、複合機(MFP)を例に挙げて以下に説明する。
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係る複合機1001を含むシステムの全体構成を例示的に示す図である。
複合機1001は、複合機1001と同等の機能を持つ他の複合機1002、クライアントコンピュータ1005、サーバー1007、モバイル端末1008とともに、有線または無線を介してLAN1006に接続され相互に通信可能に構成されている。複合機1001は、コピー機能、ファクシミリ機能を有するとともに、原稿画像を読み取り、該読み取った画像データをLAN1006上の各装置に送信するデータ送信機能を有する。
また、複合機1001は、ページ記述言語(PDL)で記述された印刷ジョブを処理する機能を有しており、LAN1006上に接続されているクライアントコンピュータ1005から指示された印刷ジョブを受信して印刷する。
更に、複合機1001は、複合機1001自身で読み取った画像や、クライアントコンピュータ1005から受信した印刷ジョブを処理した画像を、ハードディスクドライブ(HDD)2004の指定したボックス領域に保存する。そして、複合機1001は、ボックス領域に保存された画像を任意の時点で印刷することが可能に構成されている。
複合機1001は、また、LAN1006を介して他の複合機1002が読み取ったデータを受信し、受信したデータを複合機1001内のハードディスク2004に保存し、印刷出力する。
クライアントコンピュータ1005は、LAN1006を介して複合機1001が読み取ったデータを受信し、受信したデータを加工、編集する。サーバー1007は、PDL印刷ジョブを格納したり、各種データベース機能を保持したりしており、LAN1006を介して各種データの入出力を行う。モバイル端末1008は、ユーザーの操作に従って選択されたドキュメントの印刷ジョブを生成し、LAN1006を介して複合機1001にPDL印刷ジョブを送信する。
図2は、複合機1001の構成を示すブロック図である。複合機1001(画像形成装置)は、複合機1001の制御を行うコントローラユニット2000、ユーザーとの間のインタフェースとなる操作部2012を備える。また、複合機1001は、画像入力デバイスであるスキャナ2070、及び、画像出力デバイスであるプリンタ2095を備える。
コントローラユニット2000は、例えば、スキャナ2070で読み取られた画像データをプリンタ2095により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行う。また、コントローラユニット2000は、LAN1006を介して画像情報やデバイス情報の入出力を行うための制御を行う。
コントローラユニット2000は、各種プログラムを実行するCPU2001を有する。具体的には、CPU2001は、ROM2003に格納されているブートプログラムによりオペレーティングシステム(OS)を起動する。そして、CPU2001は、HDD(ハードディスクドライブ)2004に格納されているアプリケーションプログラムをOS上で実行することによって各種処理を実行する。
CPU2001の作業領域としてはRAM2002が用いられる。RAM2002は、作業領域とともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD2004は、上述のアプリケーションプログラムとともに、画像データを格納する。
CPU2001には、システムバス2007を介して、ROM2003およびRAM2002とともに、操作部インタフェース(I/F)2006、ネットワークインタフェース(I/F)2010、モデム2050およびイメージバスインタフェース(I/F)2005が接続されている。
操作部I/F2006は、例えば、タッチパネルディスプレイとハードキーを有する操作部2012とのインタフェースである。操作部I/F2006は、操作部2012のタッチパネルディスプレイに表示する画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部I/F2006は、操作部2012を介してユーザーにより入力された情報をCPU2001に送信する。
ネットワークI/F2010は、LAN1006に接続され、LAN1006を介してLAN1006上の各装置との間で情報の入出力を行う。モデム2050は、公衆回線であるWAN2051に接続され、WAN2051を介して不図示の外部機器との間で情報の入出力を行う。
イメージバスI/F2005は、システムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するためのバスブリッジである。画像バス2008は、例えば、PCIバス規格またはIEEE1394規格に従ったバスで構成される。画像バス2008には、ラスタイメージプロセッサ(RIP)2060、デバイスI/F2020、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090、画像回転部2030および画像圧縮部2040が接続されている。
RIP2060は、中間言語データをビットマップイメージに展開するプロセッサである。デバイスI/F2020には、スキャナ2070およびプリンタ2095が接続され、デバイスI/F2020は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対して画像補正、ハーフトーン処理等を行う。画像回転部2030は、画像データに含まれる画像の回転処理を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データのJPEG等による圧縮処理、2値画像データのJBIG、MMR、MH等による圧縮処理を行う。また、画像圧縮部2040は、圧縮された画像データの伸張処理も行う。
<印刷ジョブ>
第1実施形態では、モバイル端末1008が印刷ジョブを生成し、印刷設定をすることなく当該印刷ジョブが複合機1001に事前に投入されている前提で説明する。すなわち、ユーザーが、複合機1001を操作し、複合機1001に事前に投入されている印刷ジョブを印刷する印刷形態を前提として説明する。
ただし、例えば、印刷ジョブがクライアントコンピュータ1005等の他の装置から投入される構成でも良い。また、印刷ジョブはサーバー1007に投入されていて、複合機1001で印刷時にサーバー1007が印刷ジョブを受信して印刷する印刷形態であっても良い。
図8は、印刷ジョブの一例を示す図である。項目800は、通番であり、印刷ジョブに付与した何回目の印刷であるかを表す。項目802は、ユーザー名であり、印刷ジョブを作成したユーザーの名称である。項目804は、アプリ情報であり、当該印刷ジョブを作成したアプリケーションソフトウェアの情報である。例えば、アプリ情報は、「ppt」(米マイクロソフト社のプレゼンテーションソフトを示す)や「doc」(米マイクロソフト社のワードプロセッサソフトのデータを示す)等の文字列として示される。
レコード806は、ある印刷ジョブに関する情報を示している。例えば、レコード806は、当該印刷ジョブが、複合機1001により「5」回目に印刷された印刷ジョブであることを示している。また、「USER3」で識別されるユーザーが、「ppt」で示されるアプリケーションで生成したデータの印刷処理を指示したことを示している。
図11は、追加情報が付与された印刷ジョブの一例を示す図である。項目1100〜1104は、それぞれ図8の項目800〜804と同じである。ただし、追加情報として推奨する印刷設定を示す項目1108、及び、補正した印刷設定を示す項目1110を更に含んでいる。これらの追加情報については図6を参照して後述する。
<装置の動作>
図3は、第1実施形態に係る複合機1001における印刷処理のフローチャートである。当該印刷処理は、HDD2004に格納された所定のプログラムをCPU2001(印刷設定制御装置)が実行することによって実現される。
ステップS300では、CPU2001は、印刷ジョブを解析して推奨する印刷設定を決定し、S302へ進む。
図4は、印刷ジョブを解析して推奨する印刷設定を決定するステップS300の詳細フローチャートである。この例では、印刷ジョブに含まれる画像オブジェクトの代表的な大きさ(例えば、文字画像オブジェクトのポイント数)を参照する。そして、当該代表的な大きさと所定の閾値とを比較することにより、複数のページを1ページに集約して印刷する縮小レイアウト(Nin1)の数値Nを決定する。しかし、推奨する印刷設定を決定するために判断する方法はこれに限定されず、図形描画データや画像描画データの特徴を考慮して判断しても良い。また、推奨する印刷設定は縮小レイアウトに限定されず、解像度等、他の印刷設定であっても良い。
ステップS400では、CPU2001は、文字サイズが8ポイント未満であるか否かを判断する。文字サイズが8ポイント未満である場合はS402へ進み、そうでない場合はS404へ進む。ステップS402では、CPU2001は、推奨する印刷設定として「1in1」を決定し、終了する。
ステップS404では、CPU2001は、文字サイズが16ポイント未満であるか否かを判断する。文字サイズが16ポイント未満である場合はS406へ進み、そうでない場合はS408へ進む。ステップS406では、CPU2001は、推奨する印刷設定として「2in1」を決定し、終了する。一方、ステップS408では、CPU2001は、推奨する印刷設定として「4in1」を決定し、終了する。
上述の説明においては、文字サイズの判定の閾値(閾値サイズ)として、S400では「8ポイント」、S404では「16ポイント」を用いたが、これらに限定されずその他のポイント数を用いても良い。
例えば、処理対象の印刷ジョブが18ポイントの文字描画データを含んでいた場合は、S404の判定がNOとなり、S408において「4in1」が推奨される。そのため、レコード1106の推奨する印刷設定の項目1108は「4in1」となる。
ステップS302では、CPU2001は、図7を参照して後述する印刷設定変更情報の統計情報がRAM2002またはHDD2004に存在するか否かを判断する。印刷設定変更情報の統計情報が存在する場合はS304へ進み、そうでない場合はS306へ進む。
印刷設定変更情報の統計情報はサーバー1007で管理されているものをCPU2001がLAN1006を介して定期的に取得し、RAM2002またはHDD2004に格納しても良い。または、印刷が実行されたときに、CPU2001がLAN1006を介して取得し、RAM2002またはHDD2004に格納しても良い。または、印刷が実行されたときに、CPU2001がLAN1006を介して更新された情報のみを取得し、RAM2002またはHDD2004に格納しても良い。
図5は、印刷処理を実行した印刷ジョブリストの一例を示す図である。図7は、印刷設定変更情報の統計を例示的に示す図である。統計は、過去に実施された印刷の結果を処理することにより得られる。具体的には、図7に示す統計は、図5の印刷ジョブリストに示した4回の印刷処理の実行結果を統計処理したものを例示的に示している。
印刷ジョブリスト(図5)において、項目500は通番であり、何回目の印刷であるかを表す。項目502はユーザー名であり、印刷ジョブの作成を指示したユーザーの名称である。項目504はアプリ情報であり、印刷ジョブを作成する元になるアプリケーションソフトウェア情報である(生成元情報)。上述のように、アプリ情報としては、「ppt」や「doc」等の文字列が格納される。
レコード506〜512は、それぞれ印刷ジョブの情報を示している。例えば、レコード506は、ユーザー名が「USER1」であるユーザーが印刷を指示した、アプリ情報が「ppt」である印刷ジョブを表している。
図6は、追加情報が付与された印刷ジョブリストの一例を示す図である。項目600〜604、レコード606〜612は、それぞれ図5の項目500〜504、レコード506〜512に対応する。すなわち、レコードは、印刷ジョブ毎に生成される。項目614は推奨する印刷設定であり、S300で決定された推奨する印刷設定が格納される。項目616は印刷設定を変更した内容であり、推奨された印刷設定からユーザーが変更した内容が格納されている。すなわち、印刷ジョブに対する各項目を関連付けて1レコードとして格納する。
項目616に関して、例えば、レコード606では、推奨する印刷設定として「4in1」が推奨されたが、ユーザーにより、出力された用紙をステイプルするステイプル指定が追加された(「あり」に変更された)ことを表す。また、レコード608では、ユーザーによる印刷設定の変更がなかったことを表す。また、レコード610では「4in1」から「2in1」への変更と、ステイプル指定の追加の2つの変更が行われたことを表す。
統計の結果(図7)において、項目700は印刷ジョブ情報であり、ユーザー名とアプリ情報が該当する。項目702は推奨する印刷設定である。項目704は印刷の累積回数であり、印刷ジョブ情報の項目700と推奨する印刷設定の項目702との組み合わせが過去に何回あったかを表す。すなわち、変更項目毎に累積変更回数が格納される。
項目706は印刷設定を変更した累積回数(累計変更回数)であり、印刷設定を変更した内容の項目616から回数を累積している。項目708は印刷設定を変更した割合であり、印刷の累積回数の項目704と印刷設定を変更した累積回数から一意に算出されるものである。
レコード710〜760は、上述の各項目の異なる組み合わせそれぞれに対する統計結果を示す情報である。ここで、印刷ジョブ情報の項目700と推奨する印刷設定の項目702で「*」となっているものは、その情報が任意であることを表している。
例えば、レコード710においては、ユーザー名が「USER1」である一方、アプリ情報は「*」であるため「ppt」、「doc」又は他のいずれでも良いことを示している。推奨する印刷設定の項目702は「*」なので、推奨する印刷設定は何でも良い。印刷の累積回数の項目704は「2」であるが、これはレコード606の印刷ジョブとレコード610の印刷ジョブの2回の印刷が累積されている。
また、印刷設定を変更した累積回数の各項目において、「ステイプルを追加」が「2」であるが、これはレコード606の印刷ジョブとレコード610の印刷ジョブの2回の印刷が累積されている。「4in1から2in1に変更」が「1」であるが、これはレコード610の印刷ジョブの1回の印刷が累積されている。「変更なし」が「0」であるが、これはレコード606〜612の印刷ジョブの中に該当する印刷がないため「0」となっている。
第1実施形態では印刷ジョブ情報としてユーザー名とアプリ情報を管理しているが、これに限定するものではなくいずれか一方もしくは他の情報が管理されていても良い。また推奨する印刷設定の項目702は、「Nin1」以外が推奨される場合はそちらを管理しても良い。
さらに印刷設定を変更した累積回数の項目706と印刷設定を変更した割合の項目708は、印刷設定を変更した内容を示す項目616がステイプル指定やNin1指定以外の変更内容が含まれる場合はそちらを管理しても良い。
ステップS304では、CPU2001は、印刷設定変更情報の統計情報に基づき、推奨する印刷設定を修正し、S306へ進む。例えば、図8で示される印刷ジョブを印刷した場合は、図7の統計情報のレコード714、720、740を参照する。いずれの統計情報も、印刷設定を変更した割合を示す項目708の中で「ステイプルを追加」が「100%」で最も高い。
そのため、図11の修正した印刷設定を示す項目1110に示されるように、「4in1」設定と「ステイプルを追加」の2つが修正される。なお、上述の説明では、印刷設定を変更した割合(項目708)のうち、最も割合が相対的に高い1つの印刷設定項目のみを使用して修正を行うよう説明したが、2番目に高い印刷設定項目(つまり、1以上の印刷設定項目)も併せて修正の対象にする等、修正の判断を変更しても良い。
ステップS306では、CPU2001は、推奨する印刷設定を操作部I/F2006を介して操作部2012に表示し、S308へ進む。
図9は、推奨する印刷設定を表示する画面の一例を示す図である。推奨する印刷設定は図9で表示された時点ではユーザーによって変更される可能性のある仮の印刷設定である。画面900は、推奨する印刷設定を表示する画面である。表示902は、S300で決定された推奨する印刷設定であり、推奨する印刷設定の項目1108に対応する印刷設定である。一方、表示904は、S304で補正された推奨する印刷設定であり、補正した印刷設定の項目1110に対応する印刷設定である。
ここでは、2つの印刷設定の何れか一方のみの選択を受け付けるよう、ラジオボックスによる選択を受け付けるよう制御している。画面900では、表示904が選択された状態となっている。
表示906は、表示902に示す印刷設定のプレビュー画像である。推奨する印刷設定は「4in1」であるため、4ページ分を1ページに縮小して配置している。表示908は、表示904に示す印刷設定のプレビュー画像である。補正した印刷設定は「4in1」に加えて「ステイプルを追加」が推奨されている。そのため、ステイプルされた状態を表すプレビュー画像を描画している。ボタン912は印刷ボタンであり、当該印刷ボタンを押下すると、選択した印刷設定で、対象の印刷ジョブの印刷を実行する。ボタン914は設定変更ボタンであり、設定変更ボタンを押下すると、印刷設定を変更する画面100(図10)を表示する。
図9においては、推奨する印刷設定と補正した印刷設定の2つを表示しているが、これに限定されない。例えば、補正した印刷設定の画像のみを表示しても良い。また、補正した印刷設定が複数ある場合は、当該複数の印刷設定を表示しても良い。
ステップS308では、CPU2001は、推奨の印刷設定(図9で表示された仮の印刷設定)に対する変更内容を受け付ける。例えば、CPU2001は、タッチパネルディスプレイとして構成された操作部2012に印刷設定変更画面を表示し、ユーザーからの設定の変更を受け付ける。
図10は、印刷設定変更画面の一例を示す図である。画面100は、ユーザーから印刷設定の変更受付をするための印刷設定変更画面である。表示102は、画面900においてボタン914を押下する時点でラジオボタンにより選択されていた印刷設定のプレビュー画像を表示している。表示104〜114は、印刷設定変更可能である項目を表示しているが、これらに限定されるものではない。
表示104はページレイアウト設定(Nin1設定)であり、縮小レイアウトの印刷設定である。表示106は、ページレイアウトの設定を変更するプルダウンメニューである。ここでは「4in1」が設定された状態となっている。表示108はステイプル設定であり、出力された用紙をステイプルする印刷設定である。表示110は、ステイプル設定を変更するラジオボタンである。ここでは「なし」が設定された状態となっている。表示112は部数であり、印刷する部数の設定である。表示114は、部数の設定を変更する入力欄である。ここでは「1」部が設定された状態となっている。
ボタン116は印刷ボタンであり、当該印刷ボタンを押下すると、選択した印刷設定で、対象の印刷ジョブの印刷を実行する。ボタン118はキャンセルボタンであり、当該キャンセルボタンを押下すると印刷設定変更画面100を閉じる。
ステップS310では、CPU2001は、受け付けた変更内容に基づいて印刷設定変更情報を作成し、S312へ進む。ここでは、印刷設定変更情報はレコード1106の情報である。
ステップS312では、CPU2001は、印刷設定変更情報に基づいて統計情報(印刷設定変更情報の統計情報)を更新し、終了する。印刷設定変更情報の統計情報がサーバー1007で管理されている場合は、LAN1006を介して印刷設定変更情報をサーバー1007へ送信する。
以上説明したとおり、第1実施形態によれば、推奨する印刷設定に対するユーザーからの変更の統計に基づいて、推奨する印刷設定を修正する。この構成により、より適切な推奨する印刷設定を、先立ってユーザーに提示することが可能となる。その結果、ユーザーは、手動による煩雑な印刷設定の変更を行うことなく、所望の印刷設定による印刷結果を得ることが可能となる。
(変形例)
変形例として、判定閾値を変更(更新)する形態について説明する。なお、装置の構成や動作は第1実施形態とほぼ同様であるため、以下の説明では第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
図13は、変形例に係る複合機1001における印刷処理のフローチャートである。当該印刷処理は、HDD2004に格納された所定のプログラムをCPU2001が実行することによって実現される。
ステップS1300〜S1310は第1実施形態(図3)のステップS300〜S310と同様であるため、説明を省略する。
ステップS1312では、CPU2001は、動作時に参照する印刷設定を推奨するための判定閾値を、S1310で生成(更新)された印刷設定変更情報に基づいて動的に変更する(閾値変更手段)。例えば、推奨する印刷設定が「4in1」であったときに、ユーザーが「4in1」から「2in1」へ変更する頻度が高い場合、今後は「2in1」が推奨する印刷設定として提示されやすくなるようにする。具体的には、図4において、文字サイズを判定するための閾値として8ポイント及び16ポイントとしていたものを、12ポイント及び20ポイントにそれぞれ変更する。
図12は、印刷ジョブを解析して推奨する印刷設定を決定するフローチャートである。動作自体は、第1実施形態(図4)と同様であるが、上述のように、判定閾値の文字サイズ(ポイント)が変更されている点が異なる。
そのため、図4における例示的説明と同様に、処理対象の印刷ジョブが例えば18ポイントの文字描画データを含んでいた場合は、S1304の判定がYESとなり、S406において「2in1」が推奨される。すなわち、第1実施形態においては「18ポイント」の文字描画データを含んでいた場合は「4in1」が推奨されていたため、結果が異なることになる。
そのため、推奨する印刷設定が「4in1」であったときに、ユーザー操作によって「4in1」から「2in1」へ変更する頻度が高い場合には、今後は「2in1」が推奨する印刷設定として提示される。従って、ユーザーは、手動による煩雑な印刷設定の変更を行うことなく、所望の印刷設定による印刷結果を得ることが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 印刷ジョブを解析し、前記解析の結果に基づいて仮の印刷設定を表示する表示手段と、
    前記仮の印刷設定に対する変更内容を受け付ける受付手段と、
    前記変更内容に基づいて統計情報を更新する更新手段と、
    を有し、
    前記表示手段は、前記統計情報に基づいて前記仮の印刷設定を表示する
    ことを特徴とする印刷設定制御装置。
  2. 印刷ジョブ毎に、印刷ジョブの生成元に関する生成元情報と、前記表示手段により表示された仮の印刷設定と、前記受付手段により受け付けた変更内容と、を関連付けた変更情報を生成する生成手段を更に有し、
    前記統計情報は、前記生成手段により生成された変更情報の統計である
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷設定制御装置。
  3. 前記印刷ジョブの生成元情報は、該印刷ジョブの生成を指示したユーザーの情報と、該印刷ジョブの元となるデータを生成したアプリケーションソフトウェアの情報と、の少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷設定制御装置。
  4. 前記統計情報は、印刷ジョブの生成元情報と前記表示手段により表示された仮の印刷設定と、の異なる組み合わせそれぞれに対する、前記受付手段により受け付けた変更内容に含まれる変更項目毎の累積変更回数に基づく
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の印刷設定制御装置。
  5. 前記表示手段は、
    印刷ジョブが前記組み合わせの何れに該当するかを判定し、
    該当する組み合わせに対する変更内容に含まれる各印刷設定項目のうち、累積変更回数が相対的に多い1以上の印刷設定項目を使用して前記仮の印刷設定を表示する
    ことを特徴とする請求項4に記載の印刷設定制御装置。
  6. 前記表示手段は、前記解析により印刷ジョブに含まれる画像オブジェクトのサイズを取得し、該サイズと所定の閾値サイズとの比較に基づいて仮の印刷設定を表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の印刷設定制御装置。
  7. 前記画像オブジェクトは、文字画像オブジェクトである
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷設定制御装置。
  8. 前記生成手段により生成された変更情報の統計に基づいて前記所定の閾値サイズを変更する閾値変更手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷設定制御装置。
  9. 前記受付手段は、ステイプル設定とNin1設定との少なくとも一方の変更を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の印刷設定制御装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか一項に記載の印刷設定制御装置を備える画像形成装置。
  11. 印刷ジョブの印刷処理を実行する際の印刷設定を制御する方法であって、
    印刷ジョブを解析し、前記解析の結果に基づいて仮の印刷設定を表示する表示工程と、
    前記仮の印刷設定に対する変更内容を受け付ける受付工程と、
    前記変更内容に基づいて統計情報を更新する更新工程と、
    を有し、
    前記表示工程では、前記統計情報に基づいて前記仮の印刷設定を表示する
    ことを特徴とする方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至9の何れか一項に記載の印刷設定制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020142449A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および画像形成プログラム

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