JP2015150113A - 薬剤バイアル撹拌装置 - Google Patents

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数弘 斉藤
Kazuhiro Saito
数弘 斉藤
田中 明
Akira Tanaka
明 田中
加藤 雅之
Masayuki Kato
雅之 加藤
松浦正樹
Masaki Matsuura
久道周彦
Kanehiko Hisamichi
眞野成康
Nariyasu Mano
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Abstract

【課題】薬剤の性状に対応した多種類の撹拌が可能な薬剤バイアル撹拌装置を提供する。【解決手段】第1ベースフレーム3に対しY軸方向に往復移動可能な第2ベースフレーム5を、第1ベースフレームに第1振幅駆動機構7を設け、第2ベースフレームをY軸方向に振幅させる。第2ベースフレームに対してX軸方向に往復移動可能なラック9を設け、第2ベースフレームに第2振幅駆動機構11を設け、ラックをX軸方向に振幅させる。第1と第2振幅駆動機構は、周期と振幅を調整可能である。ラックには、バイアル容器13の保持手段15が設けられ、Y軸方向回りに、回動可能とされる。回動のために、第2ベースフレームにバイアル傾斜用モータ17が設けられ、バイアル容器を傾斜させる。同モータの回転は、スプラインシャフト19を介して伝えられる。スプラインシャフトは、X軸方向に伸縮可能であり、ラックの振幅に同期して移動できる構成とする。【選択図】図1

Description

この発明は、バイアル容器に入れられた抗がん剤等の薬剤を、バイアル容器を動かして撹拌する装置に関する。
(抗がん剤自動調製装置と本願にかかる撹拌装置との関係)
本発明者は既に、抗がん剤の調製、すなわち抗がん剤の薬剤をシリンジ、あるいは輸液バッグに導入する作業に関し、抗がん剤自動調製装置の特許出願を既に行っている(特願2013-047434)。
この既出願にかかる抗がん剤自動調製装置の一部を構成する撹拌機構にも利用できる装置として、新たに本願にかかる撹拌装置を発明したところ、従来の撹拌機構と比較し、単独の撹拌装置として優れており、いわゆる進歩性があると考えられるため、ここに新たに特許出願申請を行う。
(抗がん剤の調製作業における撹拌方法の重要性)
粉末状あるいは凍結乾燥された抗がん剤の調製には、この抗がん剤が含まれる、ゴム栓とアルミキャップで密閉されているバイアル容器に対し、シリンジに接続されるシリンジ針を介してシリンジ内溶解液が、導入される。そして、バイアル容器は撹拌操作によって、粉末状等の抗がん剤が溶解される。この溶解液はシリンジで抜き取られ、輸液バッグに注入され、点滴バッグとして患者に供される。
この時、抗がん剤の溶解性は様々で、易溶解物質、難溶解物質の他、たとえばアドリアシンは溶解液をゆっくりと導入しないとゲル状の浮遊物やコロイド状の沈殿物が生じるといういわゆるスタッキング現象が発生する。また、タンパク製剤などは激しく撹拌すると泡が発生し、長時間消えないためにシリンジでの抜取り作業に不都合が生じるなど様々な性状のものがある。
従って、撹拌作業は抗がん剤それぞれの性状に合わせて行う必要がある。この撹拌作業は人手で行う場合にはそれぞれの性状に合わせた撹拌方法が採用されるが、機械で自動撹拌を行う場合は撹拌方法に限界がある。
バイアル容器の撹拌では従来技術として、たとえば、円盤101の上にバイアル容器103を搭載して、横置き、あるいは縦置きで一定方向に一定速度で回転する方法が取られる(図3(A))。この場合、縦あるいは横回転のいずれの場合も遠心力で液が下部に向けて押しつけられ、容器103は回転しても液体105自体は固まっており、激しい撹拌動作がなされない。また、回転速度を落とすと液体105がバイアル容器103内を上下あるいは左右に移動するものの、回転速度が低いため液体105自体の激しい撹拌動作がなされない。
別の方法としてバイアル容器103を回転ではなく、左右に往復振動させる方法がある(図3(B))。この方法においても容器103自体は左右に振動しても中の溶液105はそろって一定方向に力が加わるのみで液体105内での激しい撹拌は見られない。また、バイアル容器103のゴムキャップ107は針穴が開いていることから往復運動において液体が激しくゴムキャップ107に衝突するような動作を行った場合、ゴムキャップ107から液漏れが発生する。従って、従来の撹拌においては、撹拌速度を上げると液体105は一つの塊になって行動したり、撹拌速度を上げるとゴムキャップ107から液漏れが発生するという不具合がある。
また、これらの撹拌操作に加えてバイアル容器103自体を一定角度に傾けて固定して設置することで、傾けた状態で左右往復運動あるいは回転運動をする方法もある(図3(C))。
そして、特に抗がん剤の場合、撹拌して溶解あるいはかき混ぜるべき対象物が異なる場合が多く、その都度、その特定の対象物に応じた撹拌方法を選択することで、最適の撹拌を行わせている。
なお、下記特許文献1
には、分野は全く異なる塗料に関する撹拌ではあるものの、容器に入れた塗料を円運動させ、同時に、ばねに支持された容器の姿勢の角度が、このばねの働きにより変化する攪拌機が開示されている。
実開平06−39125
しかし、特に抗がん剤の場合、撹拌の対象物が異なることで、撹拌方法が異なることになり、従来の手動操作を自動化する場合に多種類の撹拌が可能な装置を提供することが求められ、抗がん剤の調製の自動化を妨げる最大の要因となっていた。
さらに、抗がん剤の調製の人手による作業において、上述した撹拌操作は、最も作業者の体力を消耗する撹拌操作であり、作業の困難性を増すものであり、その意味でも抗がん剤の調製の自動化、機械化が要望されている。すなわち、撹拌操作をいかに効果的に実施し、人手より優れた方法で、より短時間に溶解させるかということが、最重要項目である。しかしながら従来装置では撹拌時間は人手の数倍の時間を要したり、様々な薬剤の性状に対応できなかったりするため、効果的な自動化装置が提供されていなかった。
この発明は、以上の問題点を解決するために、抗がん剤等の薬剤の撹拌において、様々な抗がん剤等の薬剤の性状に対応した多種類の撹拌が可能であり、ひいては、抗がん剤等の薬剤の調製の自動化を促進でき、よって、抗がん剤等の薬剤の調製の人手による作業を軽減でき、特に、最も作業者の体力を消耗する人手による撹拌作業をなくすことができ、より短時間で対応できる薬剤バイアル撹拌装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一発明にかかる装置(1)は、
第1ベースフレーム(3)と、この第1ベースフレーム(3)に対して一方向に往復移動可能な第2ベースフレーム(5)と、前記第1ベースフレーム(3)の上に設けられ、前記第2ベースフレーム(5)を前記一方向に振幅させる周期と振幅を調整可能な第1振幅駆動機構(7)と、前記第2ベースフレーム(5)に対して前記一方向と直角な方向に往復移動可能なラック(9)と、前記第2ベースフレーム(5)の上に設けられ、前記ラック(9)を前記直角な方向に振幅させる周期と振幅を調整可能な第2振幅駆動機構(11)と、前記ラック(9)に回動可能に設けられバイアル容器(13)を保持する保持手段(15)と、前記第2ベースフレーム(5)に設けられ前記保持手段(15)の回動を行なうことで前記バイアル容器(13)を傾斜させるバイアル傾斜用モータ(17)と、このバイアル傾斜用モータ(17)の回転を伝えながら、前記直角な方向に伸縮可能であることで、前記ラック(9)の振幅に同期して伸縮できるスプラインシャフト(19)と、を有することを特徴とする薬剤バイアル撹拌装置である。
第二発明は、さらに、前記第1振幅駆動機構(7)は、前記第1ベースフレーム(3)に設けられ、回転周期を調整可能なY軸振幅用モータ(27)と、このY軸振幅用モータ(27)の回転軸により回転するY軸振幅用クランク(29)と、このY軸振幅用クランク(29)に接続され、前記第2ベースフレーム(5)をY軸方向に振幅動作させる、交換可能なY軸振幅用接続ロッド(31)と、を有し、
前記第2振幅駆動機構(11)は、前記第2ベースフレーム(5)に設けられ、回転周期を調整可能なX軸振幅用モータ(35)と、このX軸振幅用モータ(35)の回転軸により回転するX軸振幅用クランク(37)と、このX軸振幅用クランク(37)に接続され、前記ラック(9)をX軸方向に振幅動作させる、交換可能なX軸振幅用接続ロッド(39)と、を有することを特徴とする薬剤バイアル撹拌装置である。
第三発明は、さらに、前記保持手段(15)は、前記ラック(9)に対し着脱可能で、前記バイアル容器(13)が入れられて蓋(51)がされるバイアルホルダー(49)と、このバイアルホルダー(49)の外側面に付けられた所定形状の溝(57)と、この溝(57)と同じ形状を有するバイアル傾斜金具(47)と、このバイアル傾斜金具(47)に設けられ、前記スプラインシャフト(19)の回転が伝えられて、前記回動を行なう回動軸(48)と、を有することを特徴とする薬剤バイアル撹拌装置である。
第四発明は、さらに、前記バイアルホルダー(49)は、底部に設けられたスプリング(53)と、このスプリング(53)で上方へ付勢された、板状のバイアル押さえ(55)と、このバイアル押さえ(55)によって上方へ押された前記バイアル容器(13)を前記バイアル押さえ(55)との間で固定する蓋(51)と、を有することを特徴とする薬剤バイアル撹拌装置である。
第一、第二、第三、又は第四発明によれば、第1振幅駆動機構(7)および第2振幅駆動機構(11)の働きにより、直角な2つの方向の振幅運動を同時におこなわせることができ、これによって、単純な1つの方向の振幅運動だけではなく、直角な2つの方向の振幅運動を組み合わせて、バイアル容器(13)に複雑な撹拌運動をおこなわせることができる。特に、第1振幅駆動機構(7)および第2振幅駆動機構(11)の周期と振幅を調整することで、バイアル容器(13)に円運動、形が異なる楕円運動、8の字運動の撹拌運動をおこなわせることができる。
しかも、バイアル傾斜用モータ(17)の回転をスプラインシャフト(19)が伝えて、保持手段(15)を回動させ、この保持手段(15)によって保持されているバイアル容器(13)を傾斜させることで、撹拌運動中のバイアル容器(13)の傾斜角度を変更できる。
これらのことから、人手によりおこなっているバイアル容器(13)の多種類の撹拌運動を、一台の装置(1)で、そのまま機械動作に置き換えることが可能となる。
よって、抗がん剤の撹拌において、様々な抗がん剤の性状に対応した多種類の撹拌が可能となる。
ひいては、この発明の撹拌装置(1)を、本発明者は既に特許出願を行っている(特願2013-047434)抗がん剤自動調製装置の撹拌装置に利用することで、抗がん剤の調製の自動化をより促進でき、抗がん剤の調製の人手による作業を軽減できる。特に、最も作業者の体力を消耗する人手による撹拌作業をなくすことができ、より短時間で調製作業を行なうことができる。
さらに、第2ベースフレーム(5)に設けたバイアル傾斜用モータ(17)の回転を移動可能なスプラインシャフト(19)が伝えて、ラック(9)の保持手段(15)に保持されたバイアル容器(13)を傾斜させる構成とすることにより、バイアル傾斜用モータ(17)を、撹拌運動をおこなうラック(9)に設ける必要が無くなり、故障を少なくできる。また、撹拌運動中のバイアル傾斜用モータ(17)の操作が容易になる。
第二、第三、又は第四発明によれば、さらに、第1振幅駆動機構(7)を構成するY軸振幅用モータ(27)と、第2振幅駆動機構(11)を構成するX軸振幅用モータ(35)とは回転周期を調整可能とし、振幅の調整は、クランク(28)(29)との接続ロッド(31)(39)を交換可能として、クランク(28)(29)の径を調整することで、おこなう。よって、シンプルな構成で、周期と振幅を調整でき、故障を少なくできる。
第三、又は第四発明によれば、さらに、保持手段(15)は、バイアルホルダー(49)の外側面に付けられた所定形状の溝(57)に、バイアル傾斜金具(47)が嵌合することで、ラック(9)に対し着脱可能となっており、着脱作業が容易である。このため、取り外したバイアルホルダー(49)に対してバイアル容器(13)を保持させれば良く、保持作業が容易である。
第四発明によれば、さらに、バイアルホルダー(49)内のバイアル容器(13)は、スプリング(53)で付勢され固定されるので、異なるサイズのバイアル容器(13)に容易に対応できる。
なお、以上の課題を解決するための手段の欄および発明の効果の欄で、( )内に示した符号は、発明の理解を容易にするために便宜上示したもので、発明構成を図示のものに限定するものではない。
(A)この発明の一実施形態にかかる抗がん剤バイアル撹拌装置を、一部を透視して示す全体斜視図、(B)は(A)のバイアル容器の保持手段を示す図、(C)は(A)の要部を、一部を透視して示す図である。 図1の装置ができる多種類の撹拌運動を説明する概念図であり、(A)は1つの方向の振幅運動による撹拌運動を示す図、(B)は円運動による撹拌運動を示す図、(C)は楕円運動による撹拌運動を示す図、(D)は8の字運動の撹拌運動による撹拌運動を示す図である。 従来の撹拌運動を説明する概念図であり、(A)は円運動による撹拌運動を示す図、(B)は1つの方向の振幅運動による撹拌運動を示す図、(C)は容器を傾斜しておこなう撹拌運動を示す図である。
この発明の実施形態を、図1および図2に示す。
(装置の概略構成)
この実施形態にかかる薬剤バイアル撹拌装置1は、第1ベースフレーム3に対して水平方向の一方向、すなわち図中のY軸方向に往復移動可能な第2ベースフレーム5を設ける。そして、この第1ベースフレーム3の上に第1振幅駆動機構7を設け、第2ベースフレーム5を前記一方向に振幅させる。
この第2ベースフレーム5に対して前記一方向つまりY軸方向と直角な水平方向、すなわち図中のX軸方向に往復移動可能なラック9を設ける。そして、この第2ベースフレーム5の上に第2振幅駆動機構11を設け、ラック9を前記直角な方向、すなわち図中のX軸方向に振幅させる。第1振幅駆動機構7と第2振幅駆動機構11は、ともに、周期と振幅を調整可能である。
ラック9には、バイアル容器13を保持する保持手段15が設けられ、この保持手段15は、図中のY軸方向回りに、回転可能とされる。この回転を行うために第2ベースフレーム5にはバイアル傾斜用モータ17が設けられる。これにより、バイアル容器13を傾斜させることができる。このバイアル傾斜用モータ17の回転は、スプラインシャフト19を介して伝えられる。このスプラインシャフト19は、図中のX軸方向に伸縮可能であることで、ラック9の振幅に同期して伸縮できる。
この伸縮は、スプラインシャフト19を構成する軸(図示しない)の外周に長手方向へ形成される突条が、この軸が挿入されるスリーブ(図示しない)の外周に長手方向へ形成される溝に嵌合し、互いに長手方向へ相対的な移動をすることで、おこなわれる。
(バイアル容器13)
バイアル容器13は、ガラス瓶の本体21を有し、上部にゴムキャップ部23を設け、シリンジの針で、内部の溶液24を出し入れできる。
(第1振幅駆動機構7)
第1ベースフレーム3上には、2本のY軸用レール25を取付け、このY軸用レール25に沿って第2ベースフレーム5がY軸方向に往復移動可能に設けられる。
そして、第1ベースフレーム3の上には、Y軸方向に振幅させるY軸振幅用モータ27が設けられ、垂直方向に配置された回転軸回りに、円盤状のY軸振幅用クランク29を回転し、このY軸振幅用クランク29に接続されたY軸振幅用接続ロッド31を介して第2ベースフレーム5をY軸方向に振幅動作させる。このY軸方向の振幅動作は、後述するラック9に伝えられる。
(第2振幅駆動機構11)
この第2ベースフレーム5上には、2本のX軸用レール33を取付け、このX軸用レール33に沿ってラック9がX軸方向に往復移動可能に設けられる。
そして、第2ベースフレーム5の上には、X軸方向に振幅させるX軸振幅用モータ35が設けられ、水平方向のY軸方向に配置された回転軸回りに、円盤状のX軸振幅用クランク37を回転し、このX軸振幅用クランク37に接続されたX軸振幅用接続ロッド39を介してラック9をX軸方向に振幅動作させる。
第1振幅駆動機構7のY軸振幅用モータ27および第2振幅駆動機構11のX軸振幅用モータ35は、ともに、1秒当たり0〜10回程度の撹拌速度を維持でき、1軸方向の往復運動あるいはさらに振幅の変動を加えた2軸方向での往復運動や回転周期を同期させることによる円運動あるいは楕円運動、8の字運動など様々な形態の撹拌動作を可能とする。
Y軸振幅用モータ27およびX軸振幅用モータ35は、ともに、モータ自体の電気的な特性として回転周期を調整可能であり、そのために、図示しない制御回路および操作盤を備えている。
さらに、各モータ27、35の接続ロッド31、39は、両端部が、各クランク29,37の取付穴28と、第2ベースフレーム5やラック9に設けられた取付穴に、着脱可能に嵌合し、よって、交換可能である。そして、各接続クランク29、37の径およびロッド31、39を長さの異なるものに交換することで、円運動または楕円運動の大きさや形を変え、あるいは往復運動の振れを変えるなどさらに多様な動作を可能とする。
(バイアル傾斜用モータ17とスプラインシャフト19)
さらに、第2ベースフレーム5上には、バイアル傾斜用モータ17が取り付けられており、水平方向のX軸方向に配置された回転軸を間欠的に回転する。この回転軸は、カップリング41を介してスプラインシャフト19に接続される。このスプラインシャフト19は、回転力を伝えながら、スプラインに沿って軸方向に伸縮することで伸縮可能であり、よってラック9のX軸方向の振幅に同期して伸縮できる。
(傾斜させる機構と保持手段15)
ラック9上で、スプラインシャフト19の先端には、ウォームネジ43が設けられ、ウォームネジ43はウォームホイル45に噛み合い接続されている。ウォームホイル45は、バイアル傾斜金具47を回動して傾斜させる回動軸48に同軸に設けられる。この傾斜の角度として、バイアル容器13の鉛直時を0度とした時に―90度から90度までの任意の角度を、保持できる。
図では一例としてバイアル容器13は、ラック9上で、X軸方向に3列、Y軸方向に2列の合計6個が、一度に処理できるように示されている。
6個のバイアル容器13は、各々、バイアルホルダー49内に入れられ蓋51がされる。ラック9に対しバイアルホルダー49は着脱可能である。バイアルホルダー49内の底部には、四隅に設けられたスプリング53で上方へ付勢された、板状のバイアル押さえ55が設けられる。このバイアル押さえ55によって上方へ押されたバイアル容器13は、蓋51との間で、固定される。
バイアルホルダー49の一方の外側面には、所定形状の溝57が付けられており、同じ形状を有するバイアル傾斜金具47が、この溝57に入って嵌合した状態で、バイアルホルダー49がラック9にセットされる。配置された6つのバイアル傾斜金具47の外側に、6個のバイアルホルダー49が配列され、嵌合がおこなわれて、セットされる。
このセットされた状態で、バイアルホルダー49の反対側の外側面は、箱状のラック9の内面に軽く接して、バイアルホルダー49が回動可能に保持される。あるいは、バイアル傾斜金具47が、この溝57に強く入った状態で、バイアルホルダー49がいわば宙づりになって、回動可能な保持が行なわれる。
6つのバイアル傾斜金具47は、バイアル傾斜用リンクロット59で互いに接続されており、一部のバイアル傾斜金具47がウォームホイル45により左右の任意角度に回動され、これにより、6個のバイアルホルダー49を左右の任意角度に傾斜させることができる。
ちなみに、これらのバイアル傾斜金具47とバイアルホルダー49を使用することで、バイアル容器13の種類や寸法に関係なく、バイアル容器13は自由にセットされ、ラック9内で、保持され、任意角度に傾斜される。
「実施形態の作用」
以上の実施形態にかかる装置の操作と作用を説明する。
まず、ラック9に粉末と溶解液を含むバイアル容器13を、任意本数、保持する。図では最大6本が保持可能である。
1) X軸振幅用モータ35によりX軸振幅用クランク37が回転すると、X軸振幅用接続ロッド39を介してラック9はX軸用レール33に沿って往復運動を始める。
2) ラック9が往復運動を開始するとラック9にセットされているバイアル容器13も同時に往復運動をはじめ、バイアル容器13内にある薬液が撹拌される。
3) バイアル容器13は、バイアル傾斜用モータ17を駆動して、任意の設定位置まで回転させることにより、任意に左右に傾斜角を付けて固定することができる。
4) バイアル傾斜金具47を駆動するウォームネジ43はスプラインシャフト19によりモータと接続されているので、ラック9が往復運動をしている際にもウォームネジ43を回転させることができる。
5)
更に、必要に応じて、Y軸振幅用モータ27によりY軸振幅用クランク29が回転すると、Y軸振幅用接続ロッド31を介して第2ベースフレーム5はY軸用レール25に沿って往復運動を始める。
6)この時、第1振幅駆動機構7を構成するY軸振幅用モータ27と、第2振幅駆動機構11を構成するX軸振幅用モータ35とは、ともに回転周期を調整可能であり、例えばX軸とY軸の回転周期をともに1周1回転に同期させることで、円運動または楕円運動を与えることができる。
さらに、これら各モータ27、35の接続ロッド31、39およびクランク29、37は交換可能であり、各接続ロッド31、39を長さの異なるものに交換することで、円運動または楕円運動の大きさを変え、あるいは楕円運動の形を変えることができる。
7)以上のように、選択的に、Y軸振幅用モータ27のみを駆動すれば、Y軸方向のみの往復運動が可能であり、X軸振幅用モータ35のみを駆動すれば、Y軸方向のみの往復運動が可能であり、よって、複数個のバイアル容器13は左右前後の往復運動をおこなう。あるいは、Y軸振幅用モータ27とともにX軸振幅用モータ35を駆動すれば、円運動または楕円運動が可能となる。
また、Y軸振幅用モータ27とX軸振幅用モータ35の回転周期を、例えば1:2、あるいは2:1に同期させることで、8の字運動の撹拌運動をおこなわせることができる。
さらに、左右前後の往復運動、円運動、楕円運動、8の字運動をしながら、任意にバイアル容器13を傾斜させ、固定させることが可能となる。
「実施形態の効果」
以上の実施形態によれば、以下の効果を得る。
<1>第1振幅駆動機構7および第2振幅駆動機構11の働きにより、直角な2つの方向の振幅運動を同時におこなわせることができ、これによって、単純な1つの方向の振幅運動だけではなく、直角な2つの方向の振幅運動を組み合わせて、バイアル容器13に複雑な撹拌運動をおこなわせることができる。特に、第1振幅駆動機構7および第2振幅駆動機構11の周期と振幅を調整することで、バイアル容器13に円運動、形が異なる楕円運動、8の字運動等の撹拌操作をおこなわせることができる。
<2>しかも、バイアル傾斜用モータ17の回転をスプラインシャフト19が伝えて、保持手段15を回動させ、この保持手段15によって保持されているバイアル容器13を傾斜させることで、撹拌運動中のバイアル容器13の傾斜角度を変更できる。
<3>これら<1><2>のことから、人手によりおこなっているバイアル容器13の多種類の撹拌運動を、一台の装置で、そのまま機械動作に置き換えることが可能となる。
よって、抗がん剤の撹拌において、様々な抗がん剤の性状に対応した多種類の撹拌が可能となる。
<4>ひいては、この発明の撹拌装置を、本発明者は既に特許出願を行っている(特願2013-047434)抗がん剤自動調製装置の撹拌装置に利用すれば、抗がん剤の調製の自動化をより促進でき、抗がん剤の調製の人手による作業を軽減できる。特に、最も作業者の体力を消耗する人手による撹拌作業をなくすことができ、より短時間で調製作業を行なうことができる。
<5>さらに、第2ベースフレーム5に設けたバイアル傾斜用モータ17の回転を伸縮可能なスプラインシャフト19が伝えて、ラック9の保持手段15に保持されたバイアル容器13を傾斜させる構成とすることにより、バイアル傾斜用モータ17を、撹拌運動をおこなうラック9に設ける必要が無くなり、撹拌時の振動の低減および故障を少なくできる。また、撹拌運動中のバイアル傾斜用モータ17の操作が容易になる。
<6>さらに、第1振幅駆動機構7を構成するY軸振幅用モータ27と、第2振幅駆動機構11を構成するX軸振幅用モータ35とは回転周期を調整可能とし、振幅の調整は、これら各モータ27、35の接続ロッド31、39およびクランク29,37を交換可能として、各接続ロッド31、39の長さおよびクランク径を調整することで、さらに多様な振幅運動を行わせることも可能となる。よって、シンプルな構成で、周期と振幅を調整でき、故障を少なくできる。
<7>さらに、保持手段15は、バイアルホルダー49の外側面に付けられた所定形状の溝57に、バイアル傾斜金具47が嵌合することで、ラック9に対し着脱可能となっており、着脱作業が容易である。このため、取り外したバイアルホルダー49に対してバイアル容器13を保持させれば良く、保持作業が容易である。
<8>さらに、バイアルホルダー49内のバイアル容器13は、スプリング53で付勢され固定されるので、異なるサイズのバイアル容器13に容易に対応できる。
「実施形態の主な作用・効果を確認する比較実験」
この実施形態にかかる装置によって、図2に示すように、バイアル容器13は傾斜角度をつけて往復運動をさせることができる。そして、バイアル容器13は一方の運動端で急停止する時、バイアル容器内溶液はバイアル容器上部壁を伝って、空中を跳ね返って液面に落ちてくる運動を開始する。次に、反対側の運動端で同様に再度バイアル容器内溶液は上部壁を伝って、空中を跳ね返って液面に落ちてくる。
このように液自体が激しく撹拌されることで難溶解性粉末などを短時間に溶解させることが可能となる。
また、この方法だとバイアル容器13のゴムキャップ部23を直撃しないため、撹拌中の液漏れが発生しない。
従って、この機構を採用することで、往復運動速度あるいは回転速度、撹拌時間に加えてバイアル容器角度、角度変更周期が撹拌パラメータとして加わることとなり、抗がん剤の性状に応じた撹拌が可能となった。
一例として、最も溶解が困難な抗がん剤「エンドキサン」500mg入りバイアル容器13を使用した場合の人、従来装置、本発明装置の溶解比較の実験を行った。
表1に結果をしめす。本装置を使用すると人手より短時間で完全溶解が確認された。一方、従来装置による往復運動のみでは40分(2400秒)経過後も完全溶解が得られなかった。
また、人手と本装置で、スタッキングをおこしやすいと言われているアドリアシンの溶解比較の実験を行った。表2に結果を示す。本装置を用いてもスタッキングは発生しなかった。
さらに、発泡性薬剤と言われており、泡がバイアル容器上部口付近まで発泡するオンコビンの溶解比較の実験を行った。オンコビンは易溶解性で、粉末は短時間で溶解するが、発泡性があり、激しく撹拌すると大量の泡が発生し、全量回収が困難となる。表3に結果を示す。本装置で撹拌はゆっくりした円運動を設定し、泡立ちを押させて、問題なく抜取り操作が行われ、発泡性が問題となることはなかった。
また、いずれの実験においてもバイアル容器ゴムキャップからの液漏れは見られなかった。
結果として、本装置で人の手技をそのまま機械に適用することが可能になったといえ、薬品に応じた撹拌方法を実施することで、人が撹拌に要する作業時間と同等あるいは同等以下の短時間で撹拌を実施することができた。また、機械が定められた方法と時間とで、撹拌を実行するため、溶解の再現性は高く、特に長時間撹拌を余儀なくされる場合など、性別や疲れ等により発生する個人差がなく、作業性と信頼性は格段に向上した。
「他の実施形態」
(1)以上の実施形態では、第1ベースフレーム3や2ベースフレームは水平であり、このため、振幅をおこなうY軸やX軸は水平面内に存在したが、他の実施形態では、これには限らない。第1ベースフレーム3や2ベースフレームを垂直にすることで、振幅をおこなうY軸やX軸を垂直面内に存在させることも可能である。
(2)以上の実施形態では、保持手段15であるバイアルホルダー49の回動は、X軸回りに行なわれるものであったが、他の実施形態では、例えば、Y軸回りの回動でも良い。また、この回動軸は、Y軸やX軸に対して斜めに設けることもできる。
(3)以上の実施形態では、Y軸振幅用モータ27とX軸振幅用モータ35は、ともに、それ自体の電気的な特性として回転周期を調整可能であったが、他の実施形態では、モータの電気的な特性ではなく、モータの回転軸の回転を伝達するため、歯車などで変速をおこなう機械的な伝達機構を設け、伝達機構の切換えをおこなうことで、回転周期を調整可能とすることもできる。
(4)以上の実施形態では、バイアル容器13は合計6個が保持されるものであったが、他の実施形態では、7個以上、あるいは5個以下でも良い。さらには、1個のみが保持されるものでもよい。
(5)以上の実施形態では、バイアル容器13に入れられた薬剤は、抗がん剤であったが、他の実施形態では、抗がん剤だけでなく、小児用処方箋薬あるいは麻酔剤など他の調剤にも使用できる。
(6)以上の実施形態では、既出願(特願2013-047434)に記載されているバーコード読み取り機構や重量測定機構については触れていないが、それらの機構を取付けることができるのは当然である。
(7)以上の実施形態では、バイアルホルダー49内のバイアル容器13は、スプリング53で固定されることで、異なるサイズのバイアル容器13に対応できるものであったが、他の実施形態では、スプリング53ではなく、バイアルホルダー49に詰め込んだスポンジ等の任意の方法で固定を行ってもよい。
1…薬剤バイアル撹拌装置、
3…第1ベースフレーム、
5…第2ベースフレーム、
7…第1振幅駆動機構、
9…ラック、
11…第2振幅駆動機構、
13…バイアル容器、
15…保持手段、
17…バイアル傾斜用モータ、
19…スプラインシャフト、
21…ガラス瓶の本体、
23…ゴムキャップ部、
24…溶液、
25…Y軸用レール、
27…Y軸振幅用モータ、
29…Y軸振幅用クランク、
31…Y軸振幅用接続ロッド、
33…X軸用レール、
35…X軸振幅用モータ、
37…X軸振幅用クランク、
39…X軸振幅用接続ロッド、
41…カップリング、
43…ウォームネジ、
45…ウォームホイル、
47…バイアル傾斜金具、
48…バイアル傾斜金具47の回動軸
49…バイアルホルダー、
51…蓋、
53…スプリング、
55…バイアル押さえ、
57…溝、
59…バイアル傾斜用リンクロット。

Claims (4)

  1. 第1ベースフレームと、この第1ベースフレームに対して一方向に往復移動可能な第2ベースフレームと、前記第1ベースフレームの上に設けられ、前記第2ベースフレームを前記一方向に振幅させる周期と振幅を調整可能な第1振幅駆動機構と、前記第2ベースフレームに対して前記一方向と直角な方向に往復移動可能なラックと、前記第2ベースフレームの上に設けられ、前記ラックを前記直角な方向に振幅させる周期と振幅を調整可能な第2振幅駆動機構と、前記ラックに回動可能に設けられバイアル容器を保持する保持手段と、前記第2ベースフレームに設けられ前記保持手段の回動を行なうことで前記バイアル容器を傾斜させるバイアル傾斜用モータと、このバイアル傾斜用モータの回転を伝えながら、前記直角な方向に伸縮可能であることで、前記ラックの振幅に同期して移動できるスプラインシャフトと、を有することを特徴とする薬剤バイアル撹拌装置。
  2. 前記第1振幅駆動機構は、前記第1ベースフレームに設けられ、回転周期を調整可能なY軸振幅用モータと、このY軸振幅用モータの回転軸により回転する交換可能なY軸振幅用クランクと、このY軸振幅用クランクに接続され、前記第2ベースフレームをY軸方向に振幅動作させる、交換可能なY軸振幅用接続ロッドと、を有し、前記第2振幅駆動機構は、前記第2ベースフレームに設けられ、回転周期を調整可能なX軸振幅用モータと、このX軸振幅用モータの回転軸により回転する交換可能なX軸振幅用クランクと、このY軸振幅用クランクに接続され、前記ラックをY軸方向に振幅動作させる、交換可能なX軸振幅用接続ロッドと、を有することを特徴とする請求項1に記載の薬剤バイアル撹拌装置。
  3. 前記保持手段は、前記ラックに対し着脱可能で、前記バイアル容器が入れられて蓋がされるバイアルホルダーと、このバイアルホルダーの外側面に付けられた所定形状の溝と、この溝と同じ形状を有するバイアル傾斜金具と、このバイアル傾斜金具に設けられ、スプラインシャフトの回転が伝えられて、前記回動を行なう回動軸と、を有することを特徴とする請求項1、または2に記載の薬剤バイアル撹拌装置。
  4. 前記バイアルホルダーは、底部に設けられたスプリングと、このスプリングで上方へ付勢された、板状のバイアル押さえと、このバイアル押さえによって上方へ押された前記バイアル容器を前記バイアル押さえとの間で固定する蓋と、を有することを特徴とする請求項3に記載の薬剤バイアル撹拌装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11293935B2 (en) * 2016-03-04 2022-04-05 Hitachi High-Tech Corporation Automatic analysis device
JP7434507B1 (ja) 2022-11-30 2024-02-20 櫻護謨株式会社 攪拌装置および噴射システム

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