JP2015149746A - サブギガヘルツ帯域におけるワイヤレス通信のレンジ拡張のためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サブギガヘルツ帯域においてワイヤレスに通信するためのシステム、方法、およびデバイスを提供すること【解決手段】サブギガヘルツ帯域におけるワイヤレス通信のためのレンジ拡張を可能にするためのシステム、方法、およびデバイスについて、本明細書に記載する。いくつかの態様において、パケットの部分は、パケットをデコードすることができる機会を増やすために、パケットを送信するとき、時間および/または空間において反復される。パケットの部分の反復は、パケットを送るためのチャネルのチャネル特性に部分的に基づき得る。いくつかの態様において、パケットの部分は、周波数レンジあたりの電力が上昇した状態で、比較的小さい帯域幅にわたって送信される。【選択図】図9

Description

関連出願の相互参照
本出願は、参照によってその全体が本明細書に組み込まれている、2011年4月15日に出願した米国特許仮出願第61/475,814号に対する、米国特許法第119条(e)項に基づく優先権を主張する。
本出願は概して、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、サブギガヘルツ帯域におけるワイヤレス通信を可能にするためのシステム、方法、およびデバイスに関する。本明細書におけるいくつかの態様は、サブギガヘルツ帯域におけるワイヤレス通信の運用性のレンジの拡張に関する。
多くの通信システムでは、通信ネットワークが、いくつかの対話する空間的に分離されたデバイスの間でメッセージを交換するのに使用される。ネットワークは、たとえば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る地理的範囲により分類され得る。そのようなネットワークは、それぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)と呼ばれる。ネットワークはまた、様々なネットワークのノードおよびデバイスを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技術(たとえば、回路スイッチング対パケットスイッチング)によって、送信のために使用される物理媒体のタイプ(たとえば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルセット(たとえば、インターネットプロトコル群、SONET(同期光ネットワーク)、イーサネット(登録商標)など)により異なる。
ワイヤレスネットワークは、しばしば、ネットワーク要素が可動であり、したがって動的な接続性のニーズを有するとき、またはネットワークアーキテクチャが固定式ではないアドホックなトポロジー(ad hoc topology)で形成される場合に、好適である。ワイヤレスネットワークは、無線、マイクロ波、赤外線、光などの周波数帯域内の電磁波を使用する、誘導されない伝搬モードにおける無形の物理媒体を使用する。ワイヤレスネットワークは、有利には、固定式の有線ネットワークと比べると、ユーザモビリティおよび速やかな現場配置を容易にする。
ワイヤレスネットワーク内のデバイスは、互いの間でデータパッケージを送信/受信することができる。これらのデータパケットは、パケットのペイロード中で運ぶこともできるデータ、たとえばユーザデータ、マルチメディアコンテンツなどと同様、ネットワークを通してパケットをルーティングし、パケット中のデータを識別し、パケットを処理することなどを助けるオーバーヘッド情報(たとえば、ヘッダー情報、パケットプロパティなど)を含む。
送信信号を形成し、または場合によってはパケットを送るのに使われる帯域幅または他の送信パラメータは、任意の数の要因に基づいて選択されてよい。一部のシステムでは、サブギガヘルツ帯域内のワイヤレス信号を使うことが有利である。
したがって、サブギガヘルツ帯域においてワイヤレスに通信するためのシステム、方法、およびデバイスが所望される。
本発明のシステム、方法およびデバイスはそれぞれ複数の態様を有し、それらのうちの単一のものが単独で、その望ましい属性を担うわけではない。以下で説明する特許請求の範囲によって表す本発明の範囲を限定することなく、その特徴をここで簡単に考察する。この考察を検討した後、具体的には「発明を実施するための形態」と題するセクションを読んだ後、本発明の特徴が、サブギガヘルツ帯域におけるワイヤレス通信の運用性のレンジの拡張を含む利点をどのようにもたらすかが理解されよう。
本開示の一態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、通信チャネルの特性を識別する情報を判断するステップを含む。この方法は、判断された情報に基づいて、トレーニングシーケンスを反復する回数を修正するステップをさらに含む。この方法は、修正された回数だけ反復されたトレーニングシーケンスおよびデータ部分を含む物理パケットを送信するステップをさらに含む。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、物理パケットの送信に使うべき、時間セグメント中のいくつかの周波数レンジを識別するステップを含む。この方法は、いくつかの周波数レンジのサブセットを選択するステップをさらに含む。この方法は、いくつかの周波数レンジに基づいて、いくつかの周波数レンジのサブセットの各々のための送信電力を設定するステップをさらに含む。この方法は、いくつかの周波数レンジのサブセットを使って物理パケットを送信するステップをさらに含む。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は、複数の反復トレーニングシーケンスセットとデータ部分とを含む物理パケットを受信するステップを含み、反復トレーニングシーケンスセットの各々は複数の反復トレーニングシーケンスを含む。この方法は、トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するステップをさらに含む。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、通信チャネルの特性を識別する情報を判断するように構成されたプロセッサを備える。プロセッサは、判断された情報に基づいて、トレーニングシーケンスを反復する回数を修正するようにさらに構成される。この装置は、修正された回数だけ反復されたトレーニングシーケンスおよびデータ部分を含む物理パケットを送信するように構成された送信機をさらに備える。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、物理パケットの送信に使うべき、時間セグメント中のいくつかの周波数レンジを識別するように構成されたプロセッサを備える。プロセッサは、いくつかの周波数レンジのサブセットを選択するようにさらに構成される。プロセッサは、いくつかの周波数レンジに基づいて、いくつかの周波数レンジのサブセットの各々のための送信電力を設定するようにさらに構成される。この装置は、いくつかの周波数レンジのサブセットを使って物理パケットを送信するように構成された送信機をさらに備える。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、複数の反復トレーニングシーケンスセットとデータ部分とを含む物理パケットを受信するように構成された受信機を備え、反復トレーニングシーケンスセットの各々は複数の反復トレーニングシーケンスを含む。この装置は、トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するように構成されたプロセッサをさらに備える。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、通信チャネルの特性を識別する情報を判断するための手段を備える。この装置は、判断された情報に基づいて、トレーニングシーケンスを反復する回数を修正するための手段をさらに備える。この装置は、修正された回数だけ反復されたトレーニングシーケンスおよびデータ部分を含む物理パケットを送信するための手段をさらに備える。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、物理パケットの送信に使うべき、時間セグメント中のいくつかの周波数レンジを識別するための手段を備える。この装置は、いくつかの周波数レンジのサブセットを選択するための手段をさらに備える。この装置は、いくつかの周波数レンジに基づいて、いくつかの周波数レンジのサブセットの各々のための送信電力を設定するための手段をさらに備える。この装置は、いくつかの周波数レンジのサブセットを使って物理パケットを送信するための手段をさらに備える。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。この装置は、複数の反復トレーニングシーケンスセットとデータ部分とを含む物理パケットを受信するための手段を備え、反復トレーニングシーケンスセットの各々は複数の反復トレーニングシーケンスを含む。この装置は、トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するための手段をさらに備える。
本開示の別の態様は、実行されると、装置にワイヤレス通信の方法を実施させる命令を含むコンピュータ可読媒体を提供し、この方法は、通信チャネルの特性を識別する情報を判断するステップを含む。この方法は、判断された情報に基づいて、トレーニングシーケンスを反復する回数を修正するステップをさらに含む。この方法は、修正された回数だけ反復されたトレーニングシーケンスおよびデータ部分を含む物理パケットを送信するステップをさらに含む。
(付記項1)本開示の別の態様は、実行されると、装置にワイヤレス通信の方法を実施させる命令を含むコンピュータ可読媒体を提供し、この方法は、物理パケットの送信に使うべき、時間セグメント中のいくつかの周波数レンジを識別するステップを含む。この方法は、いくつかの周波数レンジのサブセットを選択するステップをさらに含む。この方法は、いくつかの周波数レンジに基づいて、いくつかの周波数レンジのサブセットの各々のための送信電力を設定するステップをさらに含む。この方法は、いくつかの周波数レンジのサブセットを使って物理パケットを送信するステップをさらに含む。
本開示の別の態様は、実行されると、装置にワイヤレス通信の方法を実施させる命令を含むコンピュータ可読媒体を提供し、この方法は、複数の反復トレーニングシーケンスセットとデータ部分とを含む物理パケットを受信するステップを含み、反復トレーニングシーケンスセットの各々は、複数の反復トレーニングシーケンスを含む。この方法は、トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するステップをさらに含む。
本開示の態様が利用され得るワイヤレス通信システムの例を示す図である。 図1のワイヤレス通信システム内で利用できるワイヤレスデバイスにおいて使用できる様々な構成要素を示す図である。 図2のワイヤレスデバイス内の、ワイヤレス通信を送信するのに使用することができる様々な構成要素を示す図である。 図2のワイヤレスデバイス内の、ワイヤレス通信を受信するのに使用することができる様々な構成要素を示す図である。 パケットの例を示す図である。 パケットの例を示す図である。 時間領域内でのパケットのフィールドの反復を示す図である。 周波数領域内でのパケットのフィールドの反復を示す図である。 パケットの所与の部分を何回反復するか決定するための方法の態様を示す図である。 時間セグメントの周波数レンジのどの一部を、データパケットを送信するために使うか判断するための方法の態様を示す図である。 パケットの送信に使われる反復の量および/または周波数レンジの一部を判断するための方法の態様を示す図である。 別の例示的なワイヤレスデバイスを示す機能ブロック図である。 別の例示的なワイヤレスデバイスを示す機能ブロック図である。 別の例示的なワイヤレスデバイスを示す機能ブロック図である。
添付の図面を参照しながら、新規システム、装置および方法の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本教示の開示は、多くの異なる形態で実施され得るものであり、本開示全体にわたって提示する任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈すべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるために与えるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本発明の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本発明の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実施することができ、または方法を実施することができる。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載の本発明の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置またはそのような方法を包含するものとする。本明細書で開示する任意の態様が請求項の1つまたは複数の要素によって実施され得ることを理解されたい。
本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形体および置換は本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに広く適用可能であるものとし、そのうちのいくつかを例として図および好ましい態様についての以下の説明で示す。発明を実施するための形態および図面は、限定的なものではなく本開示を説明するものにすぎず、本開示の範囲は添付の特許請求の範囲およびその均等物によって規定される。
普及しているワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使われるネットワークプロトコルを利用して、近くのデバイスを一緒に相互接続するのに使われ得る。本明細書に記載する様々な態様は、WiFiなど、どの通信規格、または、より全般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11群のうちどのメンバーにも応用することができる。たとえば、本明細書に記載する様々な態様は、サブ1GHz帯域を使うIEEE802.11ahプロトコルの一部として使われ得る。
いくつかの態様において、サブギガヘルツ帯域内のワイヤレス信号は、直交周波数分割多重化(OFDM)を使う802.11ahプロトコルに従って送信することができる。802.11ahプロトコルの実装形態は、センサ、計測、およびスマートグリッドネットワーク用に使われ得る。有利には、802.11ahプロトコルを実装するいくつかのデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルに対して、バッテリー寿命の増加を受ける場合があり、かつ比較的長いレンジ、たとえば、約1キロメートル以上にわたってワイヤレス信号を送信するのに使われ得る。
一部の実装形態において、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、アクセスポイント(「AP」)およびクライアント(ステーション、すなわち「STA」とも呼ばれる)という2つのタイプのデバイスがあり得る。概して、APは、WLAN用のハブまたは基地局として働き、STAは、WLANのユーザとして働く。たとえば、STAは、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話などであり得る。ある例では、STAは、WiFi(たとえば、802.11ahなどのIEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続して、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの全体的接続性を取得する。一部の実装形態では、STAは、APとしても使われ得る。
アクセスポイント(「AP」)はまた、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、ベーストランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
ステーション「STA」はまた、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を含んでよく、それらとして実装されてよく、またはそれらとして知られていてよい。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを含み得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、娯楽デバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
上述したように、本明細書に記載するデバイスのいくつかは、たとえば、802.11ah規格を実装することができる。そのようなデバイスは、STAもしくはAPまたは他のデバイスとして使われるかにかかわらず、スマート計測用に、またはスマートグリッドネットワークにおいて使うことができる。そのようなデバイスは、センサアプリケーションを提供し、またはホームオートメーションにおいて使うことができる。デバイスは、代わりに、または追加的に、ヘルスケアコンテキストにおいて、たとえば個人ヘルスケアのために使うことができる。デバイスは、拡張範囲インターネット接続性(たとえば、ホットスポットとともに使用するため)を可能にするために、またはマシンツーマシン通信を実装するために、監視用に使うこともできる。
図1は、本開示の態様が利用され得るワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス通信システム、たとえば802.11ahシステムであり得る。ワイヤレス通信システム100は、STA106と通信するAP104を含み得る。
様々なプロセスおよび方法が、AP104とSTA106との間の、ワイヤレス通信システム100における送信のために使われ得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。これが行われる場合、ワイヤレス通信システム100は、OFDM/OFDMAシステムと呼ばれ得る。あるいは、信号は、CDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。これが行われる場合、ワイヤレス通信システム100は、CDMAシステムと呼ばれ得る。
AP104からSTA106への送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク(DL)108と呼ぶことができ、STA106からAP104への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク(UL)110と呼ぶことができる。あるいは、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれてよく、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれてよい。
AP104は、基地局として作用し、基本サービスエリア(BSA)102内でワイヤレス通信カバレージを提供し得る。AP104は、AP104に関連付けられるとともに通信用にAP104を使うSTA106とともに、基本サービスセット(BSS)と呼ぶことができる。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104をもたなくてよく、むしろSTA106の間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書に記載するAP104の機能は、代替的には、1つまたは複数のSTA106によって実施され得る。
図2に、ワイヤレス通信システム100内で利用できるワイヤレスデバイス202において使用できる様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス202は、たとえばAP104またはSTA106を含み得る。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含み得る。プロセッサ204は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ206は、命令とデータとをプロセッサ204に与える。メモリ206の一部分は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ204は、一般に、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理および算術演算を実行する。メモリ206中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように実行可能であり得る。
プロセッサ204は、1つもしくは複数のプロセッサとともに実装される処理システムの構成要素を備え、または構成要素であってよい。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限状態機械、または情報の算出もしくは他の操作を実施し得る他のどの適したエンティティのどの組合せを有しても実装され得る。
処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体も含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、どのタイプの命令も意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または他のどの適したコード形式でも)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、処理システムに、本明細書に記載する様々な機能を実施させる。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202と遠隔地との間のデータの送信および受信を可能にするために送信機210と受信機212とを含み得るハウジング208をも含み得る。送信機210と受信機212とを組み合わせてトランシーバ214を形成し得る。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられ、トランシーバ214に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス202は、(図示しない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナを含むこともできる。
ワイヤレスデバイス202は、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用され得る信号検出器218をも含み得る。信号検出器218は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)220をも含み得る。
ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様では、ユーザインターフェース222をさらに備え得る。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロホン、スピーカ、および/またはディスプレイを備え得る。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を伝え、かつ/またはユーザから入力を受信するどの要素または構成要素も含み得る。
ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様では、コントローラ224をさらに備え得る。コントローラ224は、ワイヤレスデバイス202のいくつかの動作を制御することができる。たとえば、コントローラ224は、プロセッサ204、送信機210、受信機212、信号検出器218、および/またはDSP220の動作を制御または調整することができる。いくつかの態様において、コントローラ224は、後でさらに詳しく説明するように、ワイヤレスデバイス202によって送られ、受信されるデータパケットのフォーマットを調整するように構成される。
ワイヤレスデバイス202の様々な構成要素は、バスシステム226によって連結され得る。バスシステム226は、たとえば、データバス、ならびに電力バス、制御信号バス、および状況信号バスを、データバスに加えて含み得る。ワイヤレスデバイス202の構成要素は、一緒に連結され、または他の何らかの機構を使って、互いへの入力を受諾もしくは提供し得ることが当業者には諒解されよう。
いくつかの別個の構成要素が図2に示されているが、構成要素のうち1つまたは複数は、組み合わされても、または共通して実装されてもよいことが当業者には理解されよう。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上述した機能性を実装するだけでなく、DSP220に関して上述した機能性を実装するのにも使われ得る。さらに、図2に示す構成要素の各々は、複数の別個の要素を使って実装することができる。
上述したように、ワイヤレスデバイス202は、AP104またはSTA106を含むことができ、通信を送信および/または受信するのに使われ得る。図3は、ワイヤレスデバイス202内の、ワイヤレス通信を送信するのに使用することができる様々な構成要素を示す。図3に示す構成要素は、たとえば、OFDM通信を送信するのに使うことができる。
ワイヤレスデバイス202は、送信用ビットを変調するように構成された変調器302を備え得る。たとえば、変調器302は、たとえば、コンステレーションによりビットを複数のシンボルにマップすることによって、プロセッサ204またはユーザインターフェース222から受信されたビットから、複数のシンボルを判断することができる。いくつかの態様において、ビットは、コードワード中で受信される。一態様では、変調器302は、複数の異なるモード、たとえば16QAMモード、64QAMモード、2位相偏移変調(BPSK)モード、4位相偏移変調(QPSK)モードなどで動作し得るQAM(直交振幅変調)変調器を含む。
ワイヤレスデバイス202は、変調器302からのシンボルあるいは変調ビットを時間領域にコンバートするように構成された変換モジュール304をさらに備え得る。図3において、変換モジュール304は、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュールによって実装されるものとして示されている。IFFTは、複数のモードを有して構成することができ、異なる数のポイントを使って、各モードにおいてシンボルをコンバートすることができる。たとえば、IFFTは、64個のトーンにわたって送信されるシンボルを時間領域にコンバートするのに、64個のポイントが使われるモード、および128個のトーンにわたって送信されるシンボルを時間領域にコンバートするのに128個のポイントが使われるモードを有し得る。変換モジュール304によって使われるポイントの数は、変換モジュール304のサイズと呼ばれ得る。
図3において、変調器302および変換モジュール304は、DSP220内で実装されるものとして示されている。ただし、いくつかの態様において、変調器302および変換モジュール304の一方または両方は、プロセッサ204内またはワイヤレスデバイス202の別の要素内で実装される。
ワイヤレスデバイス202は、変換モジュールの出力をアナログ信号にコンバートするように構成されたデジタルアナログコンバータ306をさらに備え得る。たとえば、変換モジュール304の時間領域出力は、デジタルアナログコンバータ306によって、ベースバンドOFDM信号にコンバートされ得る。デジタルアナログコンバータ306は、プロセッサ204内またはワイヤレスデバイス202の別の要素内で実装され得る。いくつかの態様において、デジタルアナログコンバータ306は、トランシーバ214内またはデータ送信プロセッサ内で実装される。
アナログ信号は、送信機210によってワイヤレス送信され得る。アナログ信号は、送信機210によって送信される前に、たとえばフィルタリングされることによって、または中間もしくはキャリア周波数にアップコンバートされることによって、さらに処理され得る。いくつかの態様では、送信機210は、アナログ信号に基づくワイヤレス信号中で1つまたは複数のパケットを送信するように構成される。パケットは、プロセッサ204および/またはDSP220を使って、たとえば変調器302および変換モジュール304を使って生成することができる。上記技法についての、ならびに上述したように受信および処理され得るパケットについての詳細は、後でさらに詳細に記載する。
図4は、ワイヤレスデバイス202内の、ワイヤレス通信を受信するのに使用することができる様々な構成要素を示す。図4に示す構成要素は、たとえば、OFDM通信を受信するのに使うことができる。
ワイヤレスデバイス202は、受信機212によって受信されたワイヤレス信号をデジタル表現の信号にコンバートするように構成されたアナログデジタルコンバータ402を備え得る。ワイヤレス信号は、アナログデジタルコンバータ402によってコンバートされる前に、たとえばフィルタリングされることによって、または中間もしくはベースバンド周波数にダウンコンバートされることによって処理され得る。アナログデジタルコンバータ402は、プロセッサ204内またはワイヤレスデバイス202の別の要素内で実装され得る。いくつかの態様において、アナログデジタルコンバータ402は、トランシーバ214内またはデータ受信プロセッサ内で実装される。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレス信号の表現を周波数スペクトルにコンバートするように構成された変換モジュール404をさらに備え得る。図4において、変換モジュール404は、高速フーリエ変換(FFT)モジュールによって実装されるものとして示されている。FFTは、複数のモードを有して構成することができ、異なる数のポイントを使って、各モードにおいて信号をコンバートすることができる。たとえば、FFTは、64個のトーンにわたって受信された信号を周波数スペクトルにコンバートするのに64個のポイントが使われるモード、および128個のトーンにわたって受信された信号を周波数スペクトルにコンバートするのに128個のポイントが使われるモードを有し得る。変換モジュール404によって使われるポイントの数は、変換モジュール304のサイズと呼ばれ得る。いくつかの態様において、変換モジュールは、モジュール404が使うポイントの各々用のシンボルを識別することができる。
ワイヤレスデバイス202は、周波数スペクトル中のデータを復調するように構成された復調器406をさらに備え得る。たとえば、復調器406は、変換モジュール404によって出力されたシンボルから、たとえばコンステレーション中のシンボルへのビットのマッピングを逆にすることによって、複数のビットを判断することができる。ビットは、プロセッサ204によって処理もしくは評価され、またはユーザインターフェース222に情報を表示し、もしくは他のやり方で出力するのに使われ得る。いくつかの態様において、ビットは、コードワードに対応する。一態様では、復調器406は、複数の異なるモード、たとえば16QAMモード、64QAMモード、2位相偏移変調(BPSK)モード、4位相偏移変調(QPSK)モードなどで動作し得るQAM(直交振幅変調)復調器を含む。
図4において、変換モジュール404および復調器406は、DSP220内で実装されるものとして示されている。ただし、いくつかの態様において、変換モジュール404および復調器406の一方または両方は、プロセッサ204内またはワイヤレスデバイス202の別の要素内で実装される。
いくつかの態様では、受信機212において受信されるワイヤレス信号は、1つまたは複数のパケットを含む。パケットは、プロセッサ204および/またはDSP220を使って、たとえば変換モジュール404および復調器406を使って評価または場合によっては処理することができる。いくつかの態様において、パケットの各々の持続時間またはパケットの他のプロパティは、そのような処理または評価の間に判断することができる。上記技法についての、ならびに上述したように受信および処理され得るパケットについての詳細は、後でさらに詳細に記載する。
いくつかの態様において、ワイヤレスデバイス202は、他のワイヤレスデバイス(たとえば、他のワイヤレスデバイス202)と、ロングレンジ(約1km)にわたるデータを送受信するように構成される。そのような長距離にわたって受信されるデータパケットは、距離が増すと、信号の減衰により大幅な干渉を受ける。したがって、受信機における信号対雑音比(SNR)が劇的に低下し得る。受信機におけるSNRを高めるための一方法は、データパケットを送信するための総電力を増大させ、したがって受信機における信号強度を増大させることである。ただし、ワイヤレスデバイス202は電源(たとえば、バッテリー)が限られている場合があり、したがってSNRを高めるそのような方法は、実現可能でない場合がある。したがって、データパケットを送信するための送信電力に大きく影響せずに、データパケットが送られるレンジを拡大するためには、データパケット自体を修正して、低SNRにかかわらず、データパケット中のデータを正しく受信するための、受信機の能力を向上させればよい。
一態様では、データパケットの1つまたは複数の部分は、時間および/または空間的に(たとえば、いくつかの周波数にわたって)、反復されてよい。受信機は、データパケットの複数の部分の反復コピーを集め、データパケットの複数の部分の各々の信号レベルを上げるために、建設的に組み合わせることができ、したがってデータパケットの受信SNRを本質的に高める。たとえば、データパケットのある部分をK回反復することにより、データパケットのその部分のSNRがK倍だけ高まる可能性がある。
別の態様では、データパケットの1つまたは複数の部分は、利用可能な周波数レンジ全体に対してデータパケットを送信するのに使われるのと同じ総送信電力を使ってデータを送信するための、利用可能な周波数レンジ全体未満(たとえば、送信に利用可能なトーンの一部)にわたって送信することができる。したがって、データパケットの各部分は、より小さい周波数レンジにわたって、より高い電力(総送信電力のより大きい割合)を用いて送信され、そうすることによって、より小さい周波数レンジにおける、パケットの受信部分の信号強度が増大する。したがって、より小さい周波数レンジにわたるデータパケットの受信部分のSNRが高まる。
さらに別の態様では、データパケットのいくつかの部分を反復し、いくつかの部分を、より小さい周波数レンジにわたって送信するなどの上記技法を組み合わせてもよい。
上記技法についての、ならびに上述したように受信および処理され得るパケットについての詳細は、後でさらに詳細に記載する。
図5は、パケット500の例を示す。パケット500は、ワイヤレスデバイス202とともに使用するための物理(PHY)レイヤパケットまたはフレームを含み得る。たとえば、パケット500は、ワイヤレスデバイス202と他のワイヤレスデバイスとの間の標準通信に使うことができる。
図示する態様において、パケット500は、プリアンブル510およびペイロード520を含む。プリアンブル510は、トレーニングフィールドおよび信号(SIG)フィールド516を含み得る。図5に示す態様において、トレーニングフィールドは、ショートトレーニングフィールド(STF)512と、それに続くロングトレーニングフィールド(LTF)514を含む。たとえば、STF512は、パケット500の開始を検出するのに使うことができ、LTF514は、チャネル推定に使うことができる。いくつかの態様において、STFは複数の反復トレーニングシーケンスを含む。いくつかの態様において、LTFは複数の反復トレーニングシーケンスを含む。
プリアンブル510は、SIGフィールド516をさらに含む。SIGフィールド516は、パケット500の持続時間、ならびにパケット500の残りの部分の帯域幅など、他のパラメータを示し得る。いくつかの態様において、SIGフィールド516は、空間時間ブロック符号化(STBC)サブフィールド、変調および符号化方式(MCS)サブフィールド、ならびに/または巡回冗長検査(CRC)サブフィールドを含む。SIGフィールド516は、ペイロード520中のデータの特性を含み得る。
図6は、パケット600の例を示す。パケット600は、ワイヤレスデバイス202とともに使用するための物理(PHY)レイヤパケットまたはフレームを含んでよく、パケット600のいくつかのフィールドは、ロングレンジ通信において使うために反復される。パケット500と同様に、パケット600は、プリアンブル610およびペイロード620を含み得る。プリアンブル610は、トレーニングフィールドおよび信号(SIG)フィールド616を含み得る。さらに、パケット500のように、トレーニングフィールドは、ショートトレーニングフィールド(STF)612と、それに続くロングトレーニングフィールド(LTF)614を含み得る。
上述したようにロングレンジ通信を助けるために、パケット600のいくつかの部分は、任意の回数だけ反復されてよい。図示するように、STFフィールド612、LTFフィールド614、SIGフィールド616、およびペイロード620の各々は、2回反復される。フィールドの各々は、反復される必要がなく、フィールドのどの組合せも、他のフィールドを反復せずに反復することができ、たとえば、STFフィールド612およびLTFフィールド614のみが反復され得ることに留意されたい。さらに、反復されるフィールドの各々は、別のフィールドと同じ回数だけ反復される必要がないことに留意されたい。たとえば、STFフィールド612は4回反復することができるが、SIGフィールド616は2回だけ反復される。さらに、所与のフィールドの部分のみが反復されてよく、たとえば、データのサブセットのみが関係する場合などには、SIGフィールド616のサブセットのみが反復されればよい。さらに、フィールドまたはフィールドの部分のいずれかが反復される回数は、パケットごとに変わり得る。
パケット600中のフィールドの反復は、ワイヤレスデバイス202によって送られるべきデータの処理におけるいくつかの段階のうちのどの1つにおいても実施することができる。たとえば、図3を参照して上述したように、ワイヤレスデバイス202によって送信されるべきビットは、変調器302によって変調されて、シンボルまたは場合によっては変調ビットが形成される。シンボルまたは場合によっては変調ビットは次いで、たとえば変換モジュール304によって、時間領域、たとえばOFDMシンボルに変換される。したがって、一態様では、フィールドの反復はビットレベルで実施することができ、このことは、所与のフィールドを構成するビットが、変調器302を通る前に反復されてよいことを意味する。別の態様では、所与のフィールドを構成するビットが変調器302によって最初に変調されてシンボルを形成してよく、シンボル自体が反復され得る。さらに別の態様では、所与のフィールドを構成するビットは、シンボルを形成するように変調されてよく、シンボルは時間領域に変換されてよく、変換された出力が次いで、反復されてよい。同様の態様において、OFDMシンボルなどの変換された出力が反復されてよいが、正確なコピーを反復するのではなく、各コピーは循環OFDMシンボルでよく、または信号中のトーンの順序は各コピーに対して変えてよい。したがって、パケット600中のフィールドの反復は、パケットの処理におけるどの適切な段階で起こってもよいことが認識されよう。
一態様では、STFフィールド612および/またはLTFフィールド614が反復される。一態様では、STFフィールド612とLTFフィールド614のいずれかまたは両方を反復するとき、同じデータが、パケット600中で複数回コピーされる。したがって、各々がそれぞれのフィールドタイプコピーとして同じデータを有する複数のSTFフィールド612および/またはLTFフィールド614が存在し得る。別の態様では、STFフィールド612とLTFフィールド614のいずれかまたは両方の各コピー中で、異なるシーケンスが使われる。異なるシーケンスを使うこれらのコピーが組み合わされると、処理利得が増大した長いシーケンスを形成することができ、その結果、SNRが本質的に高められる。たとえば、STFフィールド612が、異なるシーケンスでK回反復される場合、結果として得られる長いシーケンスは、処理利得がK倍になり、したがって、単一のSTFフィールド612としてはSNRがK倍になり得る。
一態様では、SIGフィールド616は、その全体またはSIGフィールド616の一部分のみが、受信信号のSNRを高めるために反復されてよい。別の態様では、SIGフィールド616は、SNRを高めるために、より信頼できる変調、拡散、符号化、および/または反復方式を使って設計し直されてもよい。別の態様では、SNRを高めるために、ペイロード620が反復されてよい。さらに別の態様では、SNRを高めるために、ペイロード620の符号化レートが低下される場合がある。
上述したように、パケット600の部分は、時間領域および/または周波数領域において反復されてよい。領域の各々における反復については、図7および図8に関して以降で説明する。
図7は、時間領域におけるパケット700のフィールドの反復を示す。時間領域における反復には、異なる時間に、同じ周波数レンジまたは複数のレンジにわたってフィールドを送信することが必要である。パケット700は、パケット600と同様であってよい。図示するように、パケット700の部分は、同じ周波数レンジを占有しながら、時間的に反復される。一態様では、時間領域における反復は、パケット700のどのフィールドタイプに対しても使うことができる。
図8は、周波数領域内のパケットのフィールドの反復を示す。図示するように、データパケットは、時間と、異なる周波数の両方にわたって送信することができる。時間領域において、データの送信は、OFDMシンボルと呼ばれ得るセット時間セグメント804に分離される。所与の時間セグメント804において、データの送信は、トーンと呼ばれ得る周波数レンジ802のブロックに分離される。したがって、時間セグメント804は、複数の周波数レンジ802を含むことができる。一態様では、周波数領域におけるパケットの部分の反復は、次のように実施される。所与の時間セグメント804における利用可能な周波数レンジ802は、K個のグループに分割され、Kは、パケットのある部分が反復されるべき回数を表す。周波数レンジ802のグループは連続してもよく、グループは互いとインターリーブされてもよい。さらに、反復されるべきパケットの部分のコピーは次いで、K個のグループの各々の中に置かれる。受信機は次いで、パケットの1つまたは複数の反復部分のK個のコピーを受信し、SNRを高めるように建設的に組み合わせることができる。いくつかの態様において、同じデータを送信するのに、複数の周波数レンジ802が使われるので、パケット中で送られるべき固有のデータの量のほぼ1/Kに等しい部分のみが、所与の時間セグメント804中で送信される。反復されない場合、パケット全体が、単一の時間セグメント804中で送られ得る。したがって、データパケット全体を送信するのに、K個の時間セグメント804を必要とし得る。一態様では、周波数領域における反復は、パケットのどのフィールドタイプに対しても使うことができる。別の態様では、周波数領域における反復は、SIGフィールドおよび/またはペイロードに限定してよい。
上述したように、パケットの部分は、受信信号のSNRを高めるように、時間領域および/または周波数領域において反復することができる。送信電力を一定に保ちながら、パケットの部分の反復を増やすと、受信信号のSNRを高めることができる。SNRを高めるのに使われる他の技法は、送られるべきパケットを変調するための異なる変調技法の使用を含む。一態様では、調整することができる、そのような変調の1つのパラメータは、パケット用の変調レートである。たとえば、QAM変調では、64QAM、32QAM、QPSK、およびBPSKなど、異なるレートを使うことができる。64QAM変調方式は、32QAM変調方式よりも高いレートをもち、これは、シンボルごとにより多くのビットが送信されることを意味する。異なるレートのシンボルが同じ電力レベルで送信される場合、変調レートが高い程、シンボル中で送られるビットの間で電力が分割されるので、受信されるパケットの部分に対してSNRが低くなる。したがって、送信電力を一定に保ちながら変調レートを低下させると、受信信号のSNRを高めることができる。
一態様では、ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202がパケットを送信するための通信チャネルの少なくとも1つの特性(たとえば、SNR、キャリア対干渉(C/I)比、信号対干渉雑音比(SINR)など)に基づいて、パケットの部分が反復される回数を修正することができる。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202からデータを受信する別のデバイスにおけるチャネル特性に関する情報を判断することができる。一態様では、そのチャネル特性についての情報が、受信機において信号が正しくデコードされ得ない(たとえば、SNRが低すぎる)ことを示す場合、送信機は、パケットの部分が反復される回数を増やし、かつ/またはパケットの部分が変調されるレートを低くすればよい。別の態様では、そのチャネル特性についての情報が、受信機において信号が正しくデコードされ得る(たとえば、SNRが十分に高い)ことを示すが、信号が、デコードするのに必要とされるよりも強いことも示す場合、送信機は、同じ量の通信リソース(たとえば、時間セグメント、周波数レンジなど)を使ってより多くのデータを転送することができるように、パケットの部分が反復される回数を減らし、かつ/またはパケットの部分が変調されるレートを上げればよい。一態様では、ワイヤレスデバイス202は、パケット中でデータが反復される回数を調整する前に、データパケットの変調レートを調整することができる。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、レートを、必要に応じて、最も低いサポートレート(たとえば、BPSK)に調整することができ、信号が依然として正しくデコードされ得ない場合にのみ、ワイヤレスデバイス202は、パケット中でデータが反復される回数を調整することができる。同様に、信号品質が向上すると、レートが増大する前にデータの反復を減少させることができる。
一態様では、ワイヤレスデバイス202は、データパケットが送信されているデバイスからチャネル特性についての情報を受信することによって、チャネル特性についての情報を判断することができる。あるいは、ワイヤレスデバイス202は、そのような情報を、データパケットが送信されているワイヤレスデバイス202および/またはデバイスが通信するネットワーク構成要素など、別のソースから受信することができる。
図9は、パケットの所与の部分を何回繰り返すか判断するための方法900の態様を示す。905で、ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202がデータパケットを送信するための通信チャネルのチャネル特性を識別する情報を判断することができる。さらに、910で、ワイヤレスデバイス202は、データパケットの部分を現在のK回(たとえば、最初はK=0)だけ反復しながら現在のレート(たとえば、最初に64QAM)で変調される場合、データパケットを受信する受信デバイス(たとえば、別のワイヤレスデバイス202)によってデータパケットが正しくデコードされ得ることを判断された情報が示すかどうか判断することができる。受信デバイスは、そのような情報をワイヤレスデバイス202に送信することができる。データパケットが正しくデコードされ得るとワイヤレスデバイス202が判断した場合、方法900は915に続いてよい。915で、ワイヤレスデバイス202は、設定レートおよび反復方式を使って、受信デバイスにデータパケットを送信する。データパケットが正しくデコードされ得ないとワイヤレスデバイス202が判断した場合、方法900は920に続けばよい。
920で、ワイヤレスデバイス202は、現在のレートがパケットの変調用の最小レート(たとえば、BPSK)であるかどうか判断する。920で、ワイヤレスデバイス202が、現在のレートが最小レートではないと判断した場合、ワイヤレスデバイス202は、925で、データパケット用の変調レートを下げる。次いで、方法900は905に戻る。
920で、ワイヤレスデバイス202が、現在のレートが最小レートであると判断した場合、方法900は930に続く。930で、ワイヤレスデバイス202は、パケットの少なくとも一部分が(たとえば、周波数および/または時間において)反復される回数であるKの値を増加させる。次いで、方法は905に戻る。
方法900については、本発明の精神からも範囲からも逸脱することなく、様々なブロックまたはステップが追加または省略されてよいことを当業者は認識されたい。さらに、これらのブロックまたはステップは、図9に示すとともに上述したのと必ずしも同じ順序でなくてもよい。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、データパケットを送るレートを調整する前に、反復方式を調整してよい。別の例では、ワイヤレスデバイス202は、パケットを送るレートを調整せずに、反復方式を調整してもよい。
別の態様では、上記で説明したように、ワイヤレスデバイス202は、データパケットの1つまたは複数の部分を、利用可能な周波数レンジ全体に対してデータパケットを送信するのに使われるのと同じ総送信電力を使ってデータを送信するための利用可能な周波数レンジ全体未満(たとえば、送信に利用可能なトーンの一部)にわたって送信することができる。たとえば、図8を再び参照すると、所与の時間セグメント804中では、周波数レンジ802の一部分のみが、パケットを送信するのに使われ得る。ただし、時間セグメント804を送信するのに使われる電力の量は、時間セグメント804中の周波数レンジ802すべてにわたって送信するのに使われる電力と同じでよい。したがって、時間セグメント804の周波数レンジ802の1/Kが使われる場合、各周波数レンジ802には、周波数レンジ802すべてにわたる送信と比較して、K倍の電力を割り振ることができる。こうすることにより、可能性としてはK倍だけ、パケットの各受信部分についての信号強度が増し、SNRが高まる。ただし、こうすることにより、各時間セグメント804中で比較的少ないデータが送られると、パケット全体を送信するのに必要とされる時間セグメントの数が(たとえば、K倍)増える可能性がある。
一態様では、時間セグメント804中で使われない周波数レンジ802は、未使用のままであり得る。別の態様では、時間セグメント804中で使われない周波数レンジ802は、たとえばOFDMAおよび集中リソース割振りデバイス(たとえば、アクセスポイント)を介して、他のワイヤレスデバイスによる使用のために割り振られてよい。
反復方式に関して上述したのと同様に、時間セグメント804中でのパケットの送信に使われる周波数レンジ802は、ワイヤレスデバイス202がパケットを送信するための通信チャネルの少なくとも1つの特性(たとえば、SNR、キャリア対干渉(C/I)比、信号対干渉雑音比(SINR)など)に基づいて調整することができる。一態様では、ワイヤレスデバイス202は、時間セグメント804中でのパケットの送信に使われる周波数レンジ802を調整する前に、データパケットの変調レートを調整することができる。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、レートを、必要に応じて、最も低いサポートレート(たとえば、BPSK)に調整することができ、信号が依然として正しくデコードされ得ない場合にのみ、ワイヤレスデバイス202は、時間セグメント804中でのパケットの送信に使われる周波数レンジ802を削減することができる。同様に、信号品質が向上すると、レートが増大する前に時間セグメント804中でのパケットの送信に使われる周波数レンジ802が増大し得る。
図10は、時間セグメント804の周波数レンジ802のどの一部を、データパケットを送信するために使うか判断するための方法1000の態様を示す。1005で、ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202がデータパケットを送信するための通信チャネルのチャネル特性を識別する情報を判断することができる。さらに、1010で、ワイヤレスデバイス202は、時間セグメント804でのパケットの送信に使われる周波数レンジ802の現在の分数(たとえば、最初は1/K)にわたってパケットを送りながら現在のレート(たとえば、最初は64QAM)で変調される場合、データパケットを受信する受信デバイス(たとえば、別のワイヤレスデバイス202)によってデータパケットが正しくデコードされ得ることを判断された情報が示すかどうか判断することができる。受信デバイスは、そのような情報をワイヤレスデバイス202に送信することができる。データパケットが正しくデコードされ得るとワイヤレスデバイス202が判断した場合、方法1000は1015に続いてよい。1015で、ワイヤレスデバイス202は、設定レートおよび周波数レンジ802の一部を使って、受信デバイスにデータパケットを送信する。データパケットが正しくデコードされ得ないとワイヤレスデバイス202が判断した場合、方法1000は1020に続けばよい。
1020で、ワイヤレスデバイス202は、現在のレートがパケットの変調用の最小レート(たとえば、BPSK)であるかどうか判断する。1020で、ワイヤレスデバイス202が、現在のレートが最小レートではないと判断した場合、ワイヤレスデバイス202は、1025で、データパケット用の変調レートを下げる。次いで、方法1000は1005に戻る。
1020で、ワイヤレスデバイス202が、現在のレートが最小レートであると判断した場合、方法1000は1030に続く。1030で、ワイヤレスデバイス202は、Kの値を増加させ、そうすることによって、時間セグメント804におけるパケットの送信に使われる周波数レンジ802の分数1/Kを減らす。次いで、方法は1005に戻る。
方法1000については、本発明の精神からも範囲からも逸脱することなく、様々なブロックまたはステップが追加または省略されてよいことを当業者は認識されたい。さらに、これらのブロックまたはステップは、図10に示すとともに上述したのと必ずしも同じ順序でなくてもよい。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、データパケットを送るレートを調整する前に、時間セグメント804におけるパケットの送信に使われる周波数レンジ802の分数1/Kを調整してよい。別の例では、ワイヤレスデバイス202は、パケットを送るレートを調整せずに、時間セグメント804におけるパケットの送信に使われる周波数レンジ802の分数1/Kを調整してよい。
一態様では、ワイヤレスデバイス202は、通常モードおよび低レートモードなど、異なるモードで動作することができる。通常モードでは、ワイヤレスデバイス202は、上述したように送信するとき、パケットの部分を反復しなくてよい。低レートモードでは、ワイヤレスデバイス202はパケットの部分を反復してよい。ワイヤレスデバイス202は、たとえばパケットのプリアンブルを修正することによって、パケットを送信するのに使われるモードをパケット中で示すことができる。一態様では、低レートを使って送信されるパケットは、通常レートで送信されるパケットよりも長い(たとえば、4倍長い)プリアンブルを有し得る。パケットの受信側はしたがって、プリアンブルに基づいてモードを判断することができる。
一態様では、反復の量(どの部分がどのように反復されるかを含む)および/または送信に使われる周波数レンジ802の一部は、たとえば製造時、初回通信時に、デバイスの間で固定され、または定期的に更新される。そのような状況において、送信デバイスおよび受信デバイスは、必要に応じて、たとえばハードコードされているパケットを送信し、または使われるべき方式を詳述するパケットを送信するための方式についての情報を共有することができる。別の態様では、送信側が、使われる方式を、受信デバイスに知らせずに「オンザフライで」変更してよい。したがって、受信デバイスは、送られるパケットに基づいて、使われる方式を検出可能である必要がある。
したがって、一態様では、送信側ワイヤレスデバイス202からパケットを受信するデバイス(たとえば、別のワイヤレスデバイス202)は、パケットの反復が使われるかどうかおよび/または所与の時間セグメント804における帯域幅全体未満(すなわち、全周波数レンジ802未満)が、パケットを送信するのに使われるかどうかを、自動検出することができる。いくつかの態様において、これは、パケットの少なくとも一部分を処理して反復または部分的な帯域幅使用があるか調べることによって判断される。一態様では、調べられるパケットの部分は、受信される最初のフィールドなので、プリアンブル(たとえば、STFフィールド612)である。たとえば、送信デバイスは、STFフィールド612が反復される回数および/またはパケットの他の部分(たとえば、LTFフィールド614、SIGフィールド616、ペイロード620など)を反復するために使われる方式に基づいて、および/またはパケットの他の部分のための帯域幅の一部を使用して、STFフィールド612を送信するのに使われる帯域幅の一部を選択するように構成すればよい。STFフィールド612の反復および/または帯域幅使用の、パケットの他の部分についての反復および/または帯域幅使用へのマッピングは、たとえば製造時に、送信機と受信機との間で共有することができる。マッピングはさらに、各デバイスにおいて更新可能であり得る。
一態様では、パケットを受信したデバイスは、受信パケット中の相関を計算することによって、パケットの反復が使われているかどうか判断する。たとえば、受信デバイスは、パケットの先頭から開始し、第1のSTFフィールド612に必要とされる時間および/または空間の量に対応する時間および/または空間におけるパケットの第1の部分を、第2のSTFフィールド612に必要とされる時間および/または空間の量に対応する第1の部分の後に来る(または、たとえばフィールドが周波数領域においてインターリーブされる場合、送信機および受信機によって事前に既知であり得る予想される場所にある)、時間および/または空間におけるパケットの第2の部分と相関させ得る。相関が一致を示す場合(たとえば、相関が、一致の量が閾値を上回ることを示す場合)、受信デバイスは、STFフィールド612が少なくとも2回反復されると判断する。相関が一致を示さない場合(たとえば、相関が、一致の量が閾値を下回ることを示す場合)、受信デバイスは、STFフィールド612が反復されないと判断する。同様に、一致が見つからなくなり、STFフィールド612が反復される回数が判断されるまで、相関は、追加部分(たとえば、K個の部分)に対して継続されてよい。相関は、直列または並列に実施することができる。並列方式では、反復なし、1つの反復、2つの反復などを見る検査が同時に実施される。したがって、起こり得る反復の各回数を順次調べるのとは反対に、相関をより迅速に実施することができる。
一態様では、上述したように、STFフィールド612のコピーは、位相シフトし(たとえば、90度位相シフト)、または互いを操作する(たとえば、-1などの数で乗算する)ことができる。実施される相関ではこのことを考慮し、そのような位相シフトおよび/または正確なコピーではなく操作されたコピーを検索すればよい。
一態様では、パケットを受信したデバイスが、上述したのと同様にして、所与の時間セグメント804における周波数レンジ802の異なるサブセットを検査することによって、受信パケットにおける相関を計算することによって、パケットを送信するのに部分的な帯域幅が使われると判断する。検査されるべきトーンのサブセットの数は限られている場合がある。検査は、直列または並列して行うことができる。
図11は、パケットの送信に使われる反復の量および/または周波数レンジ802の一部を判断するための方法1100の態様を示す。1105で、受信デバイス(たとえば、別のワイヤレスデバイス202)が、ワイヤレスデバイス202からパケットを受信する。1110で、受信デバイスは、パケットの第1のフィールドに対応する、パケットの第1の部分を、パケットの時間および/または空間における他の部分にあるデータと相関させて、パケットの第1の部分が反復される回数および/またはパケットの送信に使われる周波数レンジ802の一部を判断する。
図12は、ワイヤレス通信システム100内で利用され得る別の例示的なワイヤレスデバイス1200の機能ブロック図である。デバイス1200は、通信チャネルの特性を識別する情報を判断するための判断モジュール1202を備える。判断モジュール1202は、図9および図10に示す905および/または1005に関して上で論じた機能の1つまたは複数を実施するように構成され得る。判断モジュール1202は、プロセッサ204およびコントローラ224のうちの1つまたは複数に対応し得る。デバイス1200は、パケットの部分が空間および/または時間において反復される回数ならびに/あるいはパケットを送信するのに使われる帯域幅の一部を修正するための修正モジュール1204をさらに備える。修正モジュール1204は、図9および図10に示す930および/または1030に関して上で論じた機能の1つまたは複数を実施するように構成され得る。修正モジュール1204は、プロセッサ204、DSP220、およびコントローラ224のうちの1つまたは複数に対応し得る。デバイス1200は、パケットを送信するための送信モジュール1206をさらに備える。送信モジュール1206は、図9および図10に示す915および/または1015に関して上で論じた機能の1つまたは複数を実施するように構成され得る。送信モジュール1206は、プロセッサ204および送信機210のうちの1つまたは複数に対応し得る。
図13は、ワイヤレス通信システム100内で利用され得る別の例示的なワイヤレスデバイス1300の機能ブロック図である。デバイス1300は、時間セグメント中のパケットの送信に使うためのいくつかのトーンを識別するための識別モジュール1302を備える。識別モジュール1302は、図10に示す1010に関して上で論じた機能の1つまたは複数を実施するように構成され得る。識別モジュール1302は、プロセッサ204およびコントローラ224のうちの1つまたは複数に対応し得る。デバイス1300は、パケットの部分を送信するための、識別されたトーンのサブセットを選択するための選択モジュール1304をさらに備える。選択モジュール1304は、図10に示す1005、1010および/または1030に関して上で論じた機能の1つまたは複数を実施するように構成され得る。選択モジュール1304は、プロセッサ204、DSP220、およびコントローラ224のうちの1つまたは複数に対応し得る。デバイス1300は、時間セグメント中のすべてのトーンを介してパケットを送信するために使われる送信電力に基づいて、識別されたトーンのサブセットの各々のための送信電力を設定するための設定モジュール1306をさらに備える。設定モジュール1306は、プロセッサ204、DSP220、およびコントローラ224のうちの1つまたは複数に対応し得る。デバイス1300は、パケットを送信するための送信モジュール1308をさらに備える。送信モジュール1308は、図10に示す1015に関して上で論じた機能の1つまたは複数を実施するように構成され得る。送信モジュール1308は、プロセッサ204および送信機210のうちの1つまたは複数に対応し得る。
図14は、ワイヤレス通信システム100内で利用され得る別の例示的なワイヤレスデバイス1400の機能ブロック図である。デバイス1400は、パケットを受信するための受信モジュール1402を備える。受信モジュール1402は、図11に示す1105に関して上で論じた機能の1つまたは複数を実施するように構成され得る。受信モジュール1402は、プロセッサ204および受信機212のうちの1つまたは複数に対応し得る。デバイス1400は、パケットの部分が空間および/または時間において反復される回数ならびに/あるいはパケットを送信するのに使われる帯域幅の一部を判断するための判断モジュール1404をさらに備える。判断モジュール1404は、図11に示す1110に関して上で論じた機能の1つまたは複数を実施するように構成され得る。判断モジュール1404は、プロセッサ204、DSP220、およびコントローラ224のうちの1つまたは複数に対応し得る。
本明細書で使用する「判断」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「判断」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造での探索)、確認などを含むことができる。また、「判断」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「判断」は、解決、選択、選出、確立などを含むことができる。さらに、本明細書で使用する「チャネル幅」は、いくつかの態様では帯域幅を包含してよく、または帯域幅とも呼ばれる。
本明細書で使用する、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、個々のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-cをカバーすることを意図している。
上記の方法の様々な動作は、たとえば様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路および/またはモジュールなど、動作を実施することができる任意の好適な手段によって実施することができる。一般に、図に示される任意の動作は、動作を実施することができる対応する機能手段によって実施することができる。
本開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実施することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
1つまたは複数の態様では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含み得る。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フレキシブルディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザで光学的にデータを再生する。したがって、一部の態様において、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含み得る。さらに、一部の態様において、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を含み得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で開示された方法は、記載の方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを含む。方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく、互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正することができる。
説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装することができる。ソフトウェアで実装した場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令として記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含み得る。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フレキシブルディスク(disk)、およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。
したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示する動作を実施するためのコンピュータプログラム製品を含むことができる。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明する動作を実施するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令を記憶(および/またはエンコード)するコンピュータ可読媒体を含み得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
ソフトウェアまたは命令は、伝送媒体を介して送信することもできる。たとえば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は伝送媒体の定義内に含まれる。
さらに、本明細書で説明する方法および技法を実施するためのモジュールおよび/または他の適切な方法は、適用可能な場合、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ得、および/または場合によっては得られ得ることを諒解されたい。たとえば、そのようなデバイスは、本明細書で説明する方法を実施するための手段の転送を容易にするために、サーバに結合することができる。代わりに、本明細書で説明した様々な方法は、ユーザ端末および/または基地局が、記憶手段をデバイスに結合したすぐ後、または提供したすぐ後に、様々な方法を得ることができるように、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフレキシブルディスクなどの物理的記憶媒体など)を介して提供することができる。さらに、本明細書で説明する方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の適切な技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、上記に示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。上記の方法および装置の構成、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な改変、変更および変形を行うことができる。
上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様は、それらの基本的な範囲から逸脱することなく考案することができ、それらの範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。
100 ワイヤレス通信システム
102 基本サービスエリア(BSA)
104 AP
106 STA
108 ダウンリンク(DL)
110 アップリンク(UL)
202 ワイヤレスデバイス
204 プロセッサ
206 メモリ
208 ハウジング
210 送信機
212 受信機
214 トランシーバ
216 アンテナ
218 信号検出器
220 デジタル信号プロセッサ(DSP)
222 ユーザインターフェース
224 コントローラ
226 バスシステム
302 変調器
304 変換モジュール
306 デジタルアナログコンバータ
402 アナログデジタルコンバータ
404 変換モジュール
406 復調器
500 パケット
510 プリアンブル
512 ショートトレーニングフィールド(STF)
514 ロングトレーニングフィールド(LTF)
516 信号(SIG)フィールド
520 ペイロード
600 パケット
610 プリアンブル
612 ショートトレーニングフィールド(STF)
614 ロングトレーニングフィールド(LTF)
616 信号(SIG)フィールド
620 ペイロード
700 パケット
802 周波数レンジ
804 セット時間セグメント、時間セグメント
1200 ワイヤレスデバイス、デバイス
1202 判断モジュール
1204 修正モジュール
1206 送信モジュール
1300 ワイヤレスデバイス、デバイス
1302 識別モジュール
1304 選択モジュール
1306 設定モジュール
1308 送信モジュール
1400 ワイヤレス通信デバイス、デバイス
1402 受信モジュール
1404 判断モジュール

Claims (92)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、コンピュータが、
    通信チャネルの特性を識別する情報を判断するステップと、
    前記判断された情報に基づいて、トレーニングシーケンスを含むトレーニングフィールドを反復する回数を修正するステップと、
    前記修正された回数だけ反復された前記トレーニングフィールドおよびデータ部分を含む物理パケットを送信するステップであって、前記トレーニングフィールドのうち少なくとも1つのコピーは、前記トレーニングフィールドの別のコピーとは異なるトレーニングシーケンスを有するステップとを含む方法。
  2. 前記トレーニングシーケンスが時間領域において反復される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記トレーニングシーケンスが周波数領域において反復される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記トレーニングシーケンスが、連続する周波数レンジにわたって反復される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記トレーニングシーケンスが、連続しない周波数レンジにわたって反復される、請求項3に記載の方法。
  6. 前記トレーニングシーケンスが時間領域および周波数領域において反復される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記データ部分が、前記判断された情報に基づいて反復される、請求項1に記載の方法。
  8. コンピュータにより、前記物理パケットの符号化レートが、前記判断された情報に基づいて調整される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記トレーニングシーケンスが短いトレーニングフィールドに含まれる、請求項1に記載の方法。
  10. 前記トレーニングシーケンスが長いトレーニングフィールドに含まれる、請求項1に記載の方法。
  11. コンピュータが、前記判断された情報に基づいて、信号フィールドを反復する回数を修正するステップをさらに含み、前記物理パケットが前記信号フィールドを含む、請求項1に記載の方法。
  12. ワイヤレス通信のための方法であって、コンピュータが、
    複数の反復トレーニングシーケンスセットおよびデータ部分を含む物理パケットを受信するステップであって、前記反復トレーニングシーケンスセットの各々が複数の反復トレーニングシーケンスを含むステップと、
    トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するステップとを含む方法。
  13. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが時間領域において反復される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが周波数領域において反復される、請求項12に記載の方法。
  15. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが、連続する周波数レンジにわたって反復される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが、連続しない周波数レンジにわたって反復される、請求項14に記載の方法。
  17. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが時間領域および周波数領域において反復される、請求項12に記載の方法。
  18. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが短いトレーニングフィールドに含まれる、請求項12に記載の方法。
  19. コンピュータが、前記複数のトレーニングシーケンスに基づいて前記物理パケットの部分が反復される回数を決定するステップをさらに含み、前記物理パケットの部分が、信号フィールド、長いトレーニングフィールド、または短いトレーニングフィールドのうち少なくとも1つを含む、請求項12に記載の方法。
  20. コンピュータが、前記トレーニングシーケンスセットが反復される、前記決定された回数に基づいて、前記物理パケットを受信するための周波数レンジを判断するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  21. コンピュータが、前記物理パケットを送信したワイヤレスデバイスに要求を送信するステップをさらに含み、前記要求が、前記ワイヤレスデバイスが、送信されたパケットの部分を反復するべきであることを示す、請求項12に記載の方法。
  22. 前記要求を送信するステップが、前記物理パケットを受信するためのチャネルのチャネル特性の判断に基づく、請求項21に記載の方法。
  23. 前記トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するステップが、複数の時間セグメントおよび/または周波数レンジにわたる前記受信されたトレーニングシーケンスの相関プロパティを比較するステップを含む、請求項12に記載の方法。
  24. ワイヤレス通信のための装置であって、
    通信チャネルの特性を識別する情報を判断し、
    前記判断された情報に基づいて、トレーニングシーケンスを含むトレーニングフィールドを反復する回数を修正する
    ように構成されたプロセッサと、
    前記修正された回数だけ反復された前記トレーニングフィールドおよびデータ部分を含む物理パケットを送信するように構成された送信機であって、前記トレーニングフィールドのうち少なくとも1つのコピーは、前記トレーニングフィールドの別のコピーとは異なるトレーニングシーケンスを有する送信機とを備える装置。
  25. 前記トレーニングシーケンスが時間領域において反復される、請求項24に記載の装置。
  26. 前記トレーニングシーケンスが周波数領域において反復される、請求項24に記載の装置。
  27. 前記トレーニングシーケンスが、連続する周波数レンジにわたって反復される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記トレーニングシーケンスが、連続しない周波数レンジにわたって反復される、請求項26に記載の装置。
  29. 前記トレーニングシーケンスが時間領域および周波数領域において反復される、請求項24に記載の装置。
  30. 前記データ部分が、前記判断された情報に基づいて反復される、請求項24に記載の装置。
  31. 前記物理パケットの符号化レートが、前記判断された情報に基づいて調整される、請求項24に記載の装置。
  32. 前記トレーニングシーケンスが短いトレーニングフィールドに含まれる、請求項24に記載の装置。
  33. 前記トレーニングシーケンスが長いトレーニングフィールドに含まれる、請求項24に記載の装置。
  34. 前記プロセッサが、前記判断された情報に基づいて、信号フィールドを反復する回数を修正するようにさらに構成され、前記物理パケットが前記信号フィールドを含む、請求項24に記載の装置。
  35. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数の反復トレーニングシーケンスセットおよびデータ部分を含む物理パケットを受信するように構成された受信機であって、前記反復トレーニングシーケンスセットの各々が複数の反復トレーニングシーケンスを含む受信機と、
    トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するように構成されたプロセッサとを備える装置。
  36. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが時間領域において反復される、請求項35に記載の装置。
  37. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが周波数領域において反復される、請求項35に記載の装置。
  38. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが、連続する周波数レンジにわたって反復される、請求項37に記載の装置。
  39. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが、連続しない周波数レンジにわたって反復される、請求項37に記載の装置。
  40. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが時間領域および周波数領域において反復される、請求項35に記載の装置。
  41. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが短いトレーニングフィールドに含まれる、請求項35に記載の装置。
  42. 前記プロセッサが、前記複数のトレーニングシーケンスに基づいて前記物理パケットの部分が反復される回数を決定するようにさらに構成され、前記物理パケットの部分が、信号フィールド、長いトレーニングフィールド、または短いトレーニングフィールドのうち少なくとも1つを含む、請求項35に記載の装置。
  43. 前記プロセッサが、前記トレーニングシーケンスセットが反復される前記決定された回数に基づいて、前記物理パケットを受信するための周波数レンジを判断するようにさらに構成される、請求項35に記載の装置。
  44. 前記物理パケットを送信したワイヤレスデバイスに要求を送信するように構成された送信機をさらに備え、前記要求が、前記ワイヤレスデバイスが、送信されたパケットの部分を反復するべきであることを示す、請求項35に記載の装置。
  45. 前記要求の送信が、前記物理パケットを受信するためのチャネルのチャネル特性の判断に基づく、請求項44に記載の装置。
  46. 前記トレーニングシーケンスセットが反復される回数の決定が、複数の時間セグメントおよび/または周波数レンジにわたる前記受信されたトレーニングシーケンスの相関プロパティを比較することを含む、請求項35に記載の装置。
  47. ワイヤレス通信のための装置であって、
    通信チャネルの特性を識別する情報を判断するための手段と、
    前記判断された情報に基づいて、トレーニングシーケンスを含むトレーニングフィールドを反復する回数を修正するための手段と、
    前記修正された回数だけ反復された前記トレーニングフィールドおよびデータ部分を含む物理パケットを送信するための手段であって、前記トレーニングフィールドのうち少なくとも1つのコピーは、前記トレーニングフィールドの別のコピーとは異なるトレーニングシーケンスを有する手段とを備える装置。
  48. 前記トレーニングシーケンスが時間領域において反復される、請求項47に記載の装置。
  49. 前記トレーニングシーケンスが周波数領域において反復される、請求項47に記載の装置。
  50. 前記トレーニングシーケンスが、連続する周波数レンジにわたって反復される、請求項49に記載の装置。
  51. 前記トレーニングシーケンスが、連続しない周波数レンジにわたって反復される、請求項49に記載の装置。
  52. 前記トレーニングシーケンスが時間領域および周波数領域において反復される、請求項47に記載の装置。
  53. 前記データ部分が、前記判断された情報に基づいて反復される、請求項47に記載の装置。
  54. 前記物理パケットの符号化レートが、前記判断された情報に基づいて調整される、請求項47に記載の装置。
  55. 前記トレーニングシーケンスが短いトレーニングフィールドに含まれる、請求項47に記載の装置。
  56. 前記トレーニングシーケンスが長いトレーニングフィールドに含まれる、請求項47に記載の装置。
  57. 前記判断された情報に基づいて、信号フィールドを反復する回数を修正するための手段をさらに備え、前記物理パケットが前記信号フィールドを含む、請求項47に記載の装置。
  58. ワイヤレス通信のための装置であって、
    複数の反復トレーニングシーケンスセットおよびデータ部分を含む物理パケットを受信するための手段であって、前記反復トレーニングシーケンスセットの各々が複数の反復トレーニングシーケンスを含む手段と、
    トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するための手段とを備える装置。
  59. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが時間領域において反復される、請求項58に記載の装置。
  60. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが周波数領域において反復される、請求項58に記載の装置。
  61. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが、連続する周波数レンジにわたって反復される、請求項60に記載の装置。
  62. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが、連続しない周波数レンジにわたって反復される、請求項60に記載の装置。
  63. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが時間領域および周波数領域において反復される、請求項58に記載の装置。
  64. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが短いトレーニングフィールドに含まれる、請求項58に記載の装置。
  65. 前記複数のトレーニングシーケンスに基づいて前記物理パケットの部分が反復される回数を決定する手段をさらに含み、前記物理パケットの部分が、信号フィールド、長いトレーニングフィールド、または短いトレーニングフィールドのうち少なくとも1つを含む、請求項58に記載の装置。
  66. 前記トレーニングシーケンスセットが反復される前記決定された回数に基づいて、前記物理パケットを受信するための周波数レンジを判断するための手段をさらに備える、請求項58に記載の装置。
  67. 前記物理パケットを送信したワイヤレスデバイスに要求を送信するための手段をさらに備え、前記要求が、前記ワイヤレスデバイスが、送信されたパケットの部分を反復するべきであることを示す、請求項58に記載の装置。
  68. 前記要求の送信が、前記物理パケットを受信するためのチャネルのチャネル特性の判断に基づく、請求項67に記載の装置。
  69. 前記トレーニングシーケンスセットが反復される回数の決定が、複数の時間セグメントおよび/または周波数レンジにわたる前記受信されたトレーニングシーケンスの相関プロパティを比較することを含む、請求項58に記載の装置。
  70. 実行されると、装置にワイヤレス通信の方法を実施させる命令を含むコンピュータ可読記録媒体であって、前記方法が、
    通信チャネルの特性を識別する情報を判断するステップと、
    前記判断された情報に基づいて、トレーニングシーケンスを含むトレーニングフィールドを反復する回数を修正するステップと、
    前記修正された回数だけ反復された前記トレーニングフィールドおよびデータ部分を含む物理パケットを送信するステップであって、前記トレーニングフィールドのうち少なくとも1つのコピーは、前記トレーニングフィールドの別のコピーとは異なるトレーニングシーケンスを有するステップとを含むコンピュータ可読記録媒体。
  71. 前記トレーニングシーケンスが時間領域において反復される、請求項70に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  72. 前記トレーニングシーケンスが周波数領域において反復される、請求項70に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  73. 前記トレーニングシーケンスが、連続する周波数レンジにわたって反復される、請求項72に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  74. 前記トレーニングシーケンスが、連続しない周波数レンジにわたって反復される、請求項72に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  75. 前記トレーニングシーケンスが時間領域および周波数領域において反復される、請求項70に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  76. 前記データ部分が、前記判断された情報に基づいて反復される、請求項70に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  77. 前記物理パケットの符号化レートが、前記判断された情報に基づいて調整される、請求項70に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  78. 前記トレーニングシーケンスが短いトレーニングフィールドに含まれる、請求項70に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  79. 前記トレーニングシーケンスが長いトレーニングフィールドに含まれる、請求項70に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  80. 前記方法が、前記判断された情報に基づいて、信号フィールドを反復する回数を修正するステップをさらに含み、前記物理パケットが前記信号フィールドを含む、請求項70に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  81. 実行されると、装置にワイヤレス通信の方法を実施させる命令を含むコンピュータ可読記録媒体であって、前記方法が、
    複数の反復トレーニングシーケンスセットおよびデータ部分を含む物理パケットを受信するステップであって、前記反復トレーニングシーケンスセットの各々が複数の反復トレーニングシーケンスを含むステップと、
    トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するステップとを含むコンピュータ可読記録媒体。
  82. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが時間領域において反復される、請求項81に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  83. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが周波数領域において反復される、請求項81に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  84. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが、連続する周波数レンジにわたって反復される、請求項83に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  85. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが、連続しない周波数レンジにわたって反復される、請求項83に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  86. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが時間領域および周波数領域において反復される、請求項81に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  87. 前記複数のトレーニングシーケンスセットが短いトレーニングフィールドに含まれる、請求項81に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  88. 前記方法が、前記複数のトレーニングシーケンスに基づいて前記物理パケットの部分が反復される回数を決定するステップをさらに含み、前記物理パケットの部分が、信号フィールド、長いトレーニングフィールド、または短いトレーニングフィールドのうち少なくとも1つを含む、請求項81に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  89. 前記方法が、前記トレーニングシーケンスセットが反復される前記決定された回数に基づいて、前記物理パケットを受信するための周波数レンジを判断するステップをさらに含む、請求項81に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  90. 前記方法が、前記物理パケットを送信したワイヤレスデバイスに要求を送信するステップをさらに含み、前記要求が、前記ワイヤレスデバイスが、送信されたパケットの部分を反復するべきであることを示す、請求項81に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  91. 前記要求を送信するステップが、前記物理パケットを受信するためのチャネルのチャネル特性の判断に基づく、請求項90に記載のコンピュータ可読記録媒体。
  92. 前記トレーニングシーケンスセットが反復される回数を決定するステップが、複数の時間セグメントおよび/または周波数レンジにわたる前記受信されたトレーニングシーケンスの相関プロパティを比較するステップを含む、請求項81に記載のコンピュータ可読記録媒体。
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