JP5610233B2 - データユニットのプリアンブルを、生成または処理するための方法 - Google Patents

データユニットのプリアンブルを、生成または処理するための方法 Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、どちらも名称が「PHY Preamble Format for 60GHz Wideband Wireless Communication Systems」である、2008年5月15日付申請の米国仮特許出願第61/053、526号および2008年7月8日付申請の米国仮特許出願第61/078、925号の便益を主張し、各々の開示は参照により本明細書に明示的に組み込まれるとともに、各々の名称が「Shortened PHY Preamble Format for 60GHz Wideband Wireless Communication Systems」である、2008年7月14日付申請の米国仮特許出願第61/080、514号、2008年7月28日付申請の米国仮特許出願第61/084,133号、2008年7月30日付申請の米国仮特許出願第61/084,776号、2008年8月1日付申請の米国仮特許出願第61/085,763号、2008年8月19日付申請の米国仮特許出願第61/090、058号、2008年8月26日付申請の米国仮特許出願第61/091、885号、2008年9月18日付申請の米国仮特許出願第61/098、128号、2008年9月22日付申請の米国仮特許出願第61/098、970号、および2008年9月25日付申請の米国仮特許出願第61/100、112号の各々の開示は参照により本明細書に明示的に組み込まれ、さらに、各々の名称が「Enhanced Channel Estimation Format and Packet Indication for mmWave Applications」である、2008年9月24日付申請の米国仮特許出願第61/099、790号、および2008年10月2日付申請の米国仮特許出願第61/102、152号の各々の開示も参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
本開示は、概して、通信システムに関し、より具体的には、通信チャネルを経由して情報を交換するための情報フォーマットに関する。
過去何年かの間に、かつてないほど増加した数の、有線に近い速度の伝送および信頼性を約束する、比較的安価で、低出力のワイヤレスデータ通信サービス、ネットワークおよびデバイスが利用可能になった。多様なワイヤレス技術は、例えば、IEEE標準規格802.11b(1999)およびその更新および改訂版、ならびにIEEE802.15.3ドラフト標準規格(2003)およびIEEE802.15.3cドラフトD0.0標準規格などを含む、いくつかのIEEE標準規格文書に詳細が記載され、これらの全ては総括的に参照により本明細書に完全に組み込まれる。
一例として、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)として知られる一種のワイヤレスネットワークは、必ずしもそうではないが、典型的に、IEEE標準規格802.11aに準拠するWLAN等のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)よりも、物理的に相互に近接して位置するが、必ずしもそうとは限らない、デバイスを相互接続することを含む。近年、このようなネットワークにおける特に高データレート(例えば、1Gbpsを超える)に対する関心および需要が、顕著に増加している。WPANにおいて高データレートを実現する1つの手法は、数百MHz、あるいは数GHzもの帯域幅を使用することである。例えば、無認可の60GHz周波数帯は、このような可能な運用範囲の1つを提供する。
概して、IEEE802標準規格に準拠する伝送システムは、シングルキャリア(SC)モードの運用または直交周波数分割多重(OFDM)モードの運用のうちの1つまたは両方をサポートして、より高いデータ伝送レートを達成する。例えば、低出力の単純なハンドヘルドデバイスは、SCモードだけで運用することができ、より長距離の運用をサポートするより複雑なデバイスは、OFDMモードだけで運用することができ、一部のデュアルモードデバイスは、SCモードとOFDMモードとの間で切り替えることができる。
一般的に、OFDMを使用すると、システム帯域幅全体がいくつかの周波数サブバンドまたはチャネルに分割され、周波数サブバンドの各々は、データが変調され得るそれぞれのサブキャリアに関連付けられる。このように、OFDMシステムの各周波数サブバンドは、その中でデータを送信する無関係な伝送チャネルとして考えられ得るので、したがって、通信システムの全体的な処理能力または伝送レートを増加させる。運用中、OFDMモードで運用する伝送器は、情報ビット(エラー修正エンコードおよびインターリーブを含み得る)をエンコードし、エンコードされたビットを一定の拡散シーケンスを使用して拡散し、エンコードされたビットを、例えば、64直交振幅変調(QAM)マルチキャリア配置のシンボルにマッピングし、変調および上位変換信号を適切な出力増幅後に1台以上の受信器に伝送することができ、この結果、ピーク対平均比(PAR)が大きい比較的高速の時間領域信号となる。
同様に、受信器は、概して、相関および復調を実行する無線周波数(RF)受信ユニットを含んで、伝送されたシンボルを回収し、これらのシンボルは、次に、ビタビデコーダーで処理されて、伝送されたシンボルの最も可能性が高い識別を推定または決定する。再生され認識された一連のシンボルは、次にデコードされるが、これは、いくつかの周知のエラー修正技法のうちのいずれかを使用する、デインターリーブおよびエラー修正を含み、伝送器により伝送された本来の信号に対応する1組の回収された信号を生成する。
60GHzバンドにおいて運用する広域帯ワイヤレス通信システムに関して具体的には、IEEE802.15.3cドラフトD0.0標準規格(「提案された標準規格」)は、通信チャネルを経由して伝送された各々のパケットが、同期およびトレーニング情報を提供するプリアンブルと、ペイロードの長さ、変調およびコーディング方法等の物理層(PHY)の基本的なパラメータを提供するヘッダと、ペイロード部分と、を含むことを提案する。提案された標準規格に一致するプリアンブルは、信号検出のための伝送された情報ブロックの先頭を示す同期フィールド(SYNC)と、実際のフレームの先頭を発信するためのフレーム開始デリミタ(SFD)フィールドと、チャネル推定シーケンス(CES)と、を含む。これらのフィールドは、オートゲインコントロール(AGC)設定、アンテナダイバーシティ選択または位相配列設定、タイミング取得、粗周波オフセット推定、チャネル推定等に関する受信器アルゴリズムのための情報を運ぶことができる。SCおよびOFDM運用モードの各々に対して、提案された標準規格は、固有のPHYプリアンブル構造、つまり、SYNC、SFDおよびCESフィールドの特定の長さ、ならびに各PHYプリアンブルフィールドの拡散シーケンスおよびカバーコード(対応する拡散シーケンスを使用して伝送されたシンボルのシーケンス)を指定する。
SCおよびOFDMモードの個別の構造に関連していることに加えて、提案された標準規格に一致するPHYプリアンブルのフレームは、例えば、低感度等の他の潜在的な問題に対応することを怠っている。具体的には、PHYプリアンブルの受信器は、コヒーレントな方法または非コヒーレントな方法のいずれかを使用して、SFDフィールドの先頭を検出することができ、したがって、フレームタイミングを確立する。概して、コヒーレントな方法は、SYNCフィールド内の信号に基づいてチャネルを推定することが必要で、これは、適用可能な様式で実行され得る。しかしながら、SYNC信号は、チャネル推定適応には短かすぎて、信頼できる値を収束できない場合がある。一方で、非コヒーレントな方法は、チャネル推定に基づかず、概してより単純である。しかしながら、非コヒーレントな方法は、低感度に関連付けられ、つまり、信号対ノイズ(SNR)比が低いとフレームタイミングの精度が悪い場合がある。フレームタイミングは、パケット全体を受信するために重要であるため、フレームタイミング検出において感度が低いと、全体性能が著しく制限される。
一実施形態において、通信チャネルを経由して伝送するためのデータユニットのプリアンブルを生成するための方法は、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスは、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和がゼロであるように相補的なシーケンスとなるように、第1のシーケンスまたは第2のシーケンスのうちの1つを使用して、プリアンブルの第1のフィールドを生成することと、第1のシーケンスまたは第2のシーケンスのうちの他方を使用して、プリアンブルの第2のフィールドの開始のインジケータを生成することであって、第2のフィールドは、第2のフィールドの開始のインジケータが、第1のフィールドの直後に続くように、チャネル推定情報に関連付けられる、インジケータを生成することと、プリアンブルの第2のフィールドを生成することと、を含む。
多様な実装において、以下の特徴のうち1つ以上が含まれ得る。第2のフィールドの開始のインジケータは、第2のフィールドの開始の前に発生することができる。第2のフィールドの開始のインジケータは、フレーム開始デリミタ(SFD)であり得る。第2のフィールドの開始のインジケータは、第2のフィールドに含まれ得る。第1のシーケンスおよび第2のシーケンスは、相補的なゴーレイシーケンスであり得る。シーケンスおよび第2のシーケンスの各々は、W=「1 1 −1 1 −1 1 −1」、およびDは1、2、4、8、16、32および64の各数を正確に1つずつ含むような、加重ベクトルWおよび遅延ベクトルDに関連する、128チップゴーレイ拡散シーケンスであり得る。Dベクトルは、[1 2 4 8 16 32 64]、[64 16 32 1 8 2 4]または[64 32 16 8 4 2 1]のうちの1つであり得る。該方法は、変調スキームに従って、プリアンブルを変調することを含むことができる。変調スキームは、バイナリ位相偏移変調(BPSK)を備えることができる。
変調スキームは、π/2 BPSKであり得る。第1のシーケンスおよび第2のシーケンスの各々は、バイナリチップのシーケンスであり得る。第1のフィールドは、同期を提供することに関連付けられ得る。プリアンブルの第2のフィールドを生成することは、第1の組のカバーコードにより拡張された第1のシーケンスおよび第2のシーケンスを含む、第1のチャネル推定シーケンス(CES)シンボルを生成することと、第2の組のカバーコードにより拡張された第1のシーケンスおよび第2のシーケンスを含む、第2のチャネル推定シーケンス(CES)シンボルを生成することと、を含むことができ、第1のCESシンボルおよび第2のCESシンボルは相補的なシーケンスとなる。第1のCESシンボルおよび第2のCESシンボルは、相補的なゴーレイシーケンスであり得る。プリアンブルの第2のフィールドの開始のインジケータは、第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能することができる。該方法は、第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスを生成することを含むことができる。第1のフィールドの最後の部分は、第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能することができる。第2のフィールドとは異なるフィールドのシーケンスは、第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能することができる。第2のCESシンボルの第1の部分は、第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスとして機能することができ、第1のCESシンボルの最後の部分は、第2のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能することができる。該方法は、第2のCESシンボルのサイクリックポストフィックスを生成することを含むことができる。該方法は、第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスを生成することと、第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスを生成することと、第2のCESシンボルのサイクリックプレフィックスを生成することと、を含むことができる。該方法は、第2のCESシンボルのサイクリックポストフィックスを生成することを含むことができる。第1のシーケンスおよび第2のシーケンスの各々の長さは、整数Nであり得、第1のCESシンボルおよび第2のCESシンボルの各々の長さは、少なくとも4Nであり得る。第1のCESシンボルの先頭部分は、第2のCESシンボルの先頭部分と同じであり得、第1のCESシンボルの終了部分は、第2のCESシンボルの終了部分と同じであり得、第2のフィールドに第1のCESシンボルおよび第2のCESシンボルの第1の順序でプリアンブルの第2のフィールドを生成することは、第1の通信モードを示すことができ、第2のフィールドに第1のCESシンボルおよび第2のCESシンボルの第2の順序でプリアンブルの第2のフィールドを生成することは、第2の通信モードを示すことができる。第1のシーケンスでプリアンブルの第1のフィールドを生成することは、第1の通信モードを示すことができ、第2のシーケンスでプリアンブルの第1のフィールドを生成することは、第2の通信モードを示すことができる。第1の通信モードは、シング
ルキャリアモードであり得、第2の通信モードは、直交周波数分割多重(OFDM)モードであり得る。第1のフィールドを生成することは、第1のカバーコードを第1のフィールドに適用して、通信パラメータの第1の値を示すことと、第2のカバーコードを第1のフィールドに適用して、パラメータの第2の値を示すことと、を含む。該方法は、プリアンブルを伝送することを含むことができる。
別の実施形態において、通信チャネルを経由して受信されたデータユニットのプリアンブルを処理するための方法であって、プリアンブルは、チャネル推定情報に関連する第1のフィールドおよび第2のフィールドを含み、第1のフィールドの終了部分は、第1のシーケンスを含み、第2のフィールドの先頭部分は、第1のシーケンスに相補的な第2のシーケンスを含み、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和はゼロであるような方法は、プリアンブルに対応する受信信号を使用して、複数の相関信号を生成することであって、複数の相関信号は、1)受信信号と第1のシーケンスとの間の相互相関、2)受信信号と第1のシーケンスとの間の相互相関、3)受信信号の自動相関、のうちの少なくとも2つを含む、相関信号を生成することと、複数の相関信号に基づいて第2のフィールドの先頭を検出することと、第2のフィールドをデコードするように、第2のフィールドの先頭の検出を使用することと、を含む。
別の実施形態において、データユニットのプリアンブルを生成する方法は、パケット同期情報またはフレームバウンダリ標識のうちの少なくとも1つに関連する第1のフィールドを生成することと、チャネル推定に関連する第2のフィールドを生成することであって、第1のチャネル推定シーケンス(CES)シンボルを生成することと、第2のCESシンボルを生成することとを含み、1)第1のフィールド内のシーケンスが第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能する、2)第2のCESシンボルの先頭部分が第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスとして機能する、または3)第1のCESシンボルの終了部分が第2のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能する、のうちの少なくとも1つである、フィールドを生成することと、を含む。
多様な実装において、以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。第1のCESシンボルは、第1の組のカバーコードにより拡張された第1のシーケンスおよび第2のシーケンスを含むことができ、第2のCESシンボルは、第2の組のカバーコードにより拡張された第1のシーケンスおよび第2のシーケンスを含むことができる。第1のシーケンスおよび第2のシーケンスは、相補的なゴーレイシーケンスであり得る。第1のCESシンボルは、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和がゼロであるような、第1のシーケンスと、第2のシーケンスと、を含み、第1のフィールドを生成することは、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスとは無関係な第3のシーケンスを使用することを含む。第1のCESシンボルおよび第2のCESシンボルは相補的ゴーレイシーケンスであり得る。第1のフィールドは、反復する第1のシーケンスを含むことができ、第2のフィールドの先頭は、第1のフィールドの終了直後に発生することができ、第1のCESシンボルの先頭は、第2のフィールドの先頭であり得、かつ第2の第1のシーケンスを含むことができ、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスは、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和がゼロであるような、相補的なシーケンスであり得る。第1のCESシンボルは、フォーマットu=[ca cb ca cb]に一致するuであり得、第2のCESシンボルは、フォーマットv=[ca cb ca cb]に一致し得、aは第1のゴーレイ拡散シーケンスであり、bはaに相補的な第2のゴーレイ拡散シーケンスであり、c、c、c、c、c、c、cおよびcの各々は、+1または−1であり、uおよびvは相補的なゴーレイシーケンスであり、c=cであり、さらに任意選択的にc=cである。第1のCESシンボルは、フォーマットu=[cb ca cb ca]またはフォーマットu=[da db da db]のうちの1つに一致し得、aは第1のゴーレイ拡散シーケンスであり、bは、aに相補的な第2のゴーレイ拡散シーケンスであり、c、c、c、c、c、c、cおよびcの各々は、+1または−1であり、c=cであり、第2のCESシンボルは、フォーマットv=[cb ca cb ca]またはフォーマットv=[da db da db]のうちの1つに一致し、d、d、d、d、d、d、dおよびdの各々は、+1または−1であり、d=dであり、第1のフィールドは、複数の反復するaシーケンスを含み、第2のフィールドは、第1の通信モードを示すように、vの前にuを含み、第1のフィールドは、複数の反復するbシーケンスを含み、第2のフィールドは、第2の通信モードを示すように、vの前にuを含む。第1の通信モードは、シングルキャリア(SC)モードまたは直交周波数分割多重(OFDM)モードのうちの1つであり得、第2の通信モードは、SCモードまたはOFDMモードのうちの他方であり得る。c=cかつd=dである。第1のCESシンボルは、フォーマットu=[cb ca cb ca]またはフォーマットu=m[ca cb ca cb]のうちの1つに一致し得、aは第1のゴーレイ拡散シーケンスであり、bは、aに相補的な第2のゴーレイシーケンスであり、c、c、c、c、c、c、cおよびcの各々は、+1または−1であり、c=cであり、第2のCESシンボルは、フォーマットv=[cb ca cb ca]またはフォーマットv=m[ca cb ca cb]のうちの1つに一致し、式中、mは、+1または−1であり、第1のフィールドは、複数の反復するaシーケンスを含み、第2のフィールドは、第1の通信モードを示すように、vの前にuを含み、第1のフィールドは、複数の反復するbシーケンスを含み、第2のフィールドは、第1の通信モードを示すように、vの前にuを含む。第1のCESシンボルは、第1のシーケンスと、第2のシーケンスと、を含み、シーケンスおよび第2のシーケンスの各々は、加重ベクトルWおよび遅延ベクトルDに関連する128チップゴーレイ拡散シーケンスとなり、W=[1 1 −1 1 −1 1 −1]およびDは[1 2 4 8 16 32 64]、[64 16 32 1 8 2 4]または[64 32 16 8 4 2 1]のうちの1つとなる。該方法は、変調スキームに従って、プリアンブルを変調することを含むことができる。
別の実施形態において、通信チャネルを経由して受信されたデータユニットのプリアンブルを処理するための方法は、プリアンブルの第1のフィールドに対応する受信信号の一部分に基づいて、同期情報またはフレーム開始標識のうちの少なくとも1つを取得することと、第2のフィールドに対応する受信信号の部分を使用してチャネル推定情報を取得することであって、第2のフィールド内の第1のチャネル推定(CES)シンボルを検出することと、1)第1のフィールド内の最後の部分は、第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能する、2)第2のCESシンボルの先頭部分は、第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスとして機能する、または3)第1のCESシンボルの終了部分は、第2のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能する、のうちの少なくとも1つになるように、第2のCESシンボルを検出することと、を含む。
一実施形態において、データユニットのプリアンブルを生成するための方法は、反復する一連のaシーケンスまたは反復する一連のbシーケンスのうちの1つを含むように、プリアンブルのショートトレーニングフィールド(STF)を生成することであって、aおよびbは相補的なシーケンスであり、aおよびbの位相不一致の非周期的自動相関係数の和はゼロであり、STFは、少なくとも同期情報に関連する、生成することと、a´シーケンスおよびb´シーケンスを含むように、STFの後プリアンブルのロングトレーニングフィールド(LTF)を生成することであって、a´は、ゼロ以上の位置だけサイクリックにシフトされたシーケンスaであり、b´は、ゼロ以上の位置だけサイクリックにシフトされたシーケンスbであり、LTFは、チャネル推定情報に関連する、LTFを生成することと、を含む。
多様な実装において、以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。LTFは、STFの直後であり得、STFの最後のシーケンスは、LTFの第1のシーケンスの相補的なシーケンスであり得る。LTFは、CESシンボルを含むことができ、CESシンボルの先頭部分は、前記STFの直後に発生し、かつ、STFの最後のシーケンスは、CESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能することになる。LTFは、第1のCESシンボルおよび第2のCESシンボルを含むことができ、第1のCESシンボルおよび第2のCESシンボルは相補的なシーケンスとなる。1)第1のCESシンボルの終了部分は、第2のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能し得る、または2)第2のCESシンボルの先頭部分は、第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスとして機能し得る、のうちの少なくとも1つである。該方法は、物理的層パラメータの値を通信するように、カバーコードをSTFに適用することを含むことができる。物理層パラメータは、ピコネット識別、シングルキャリアモードまたは直交周波数分割多重モードのうちの1つに対応する通信モードの標識、またはヘッダレートのインジケータのうちの1つであり得る。該方法は、FDがSTFの後にありかつLTFの前であるように、STFの終了を示すフレームデリミタ(FD)を生成することを含むことができる。該方法は、1)FDパターンまたは2)STFのカバーコードのうちの少なくとも1つを使用して、物理層パラメータの値を示すことを含むことができる。該方法は、1)FDパターンまたは2)前記STFに含まれるaまたはbの選択のうちの少なくとも1つを使用して、物理層パラメータの値を示すことを含む。
別の実施形態において、1対の相補的なシーケンスを使用して、通信チャネルを経由して受信されたデータパケットのプリアンブルを処理するための方法であって、1対の相補的なシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和はゼロであり、プリアンブルは、同期情報を提供する第1のフィールドと、チャネル推定情報を提供する第2のフィールドを含む、プリアンブルを処理するための方法は、1)プリアンブルに応答する受信信号を、1対の相補的なシーケンスのうちの少なくとも1つに相関付けて、複数のそれぞれの相関信号を生成すること、または2)受信信号を自動相関して、自動相関信号を生成すること、のうちの少なくとも1つと、プリアンブルのカバーコードを決定することと、カバーコードを使用してプリアンブルをデコードすることと、を含む。
別の実施形態において、装置は、第1のシーケンスまたは第2のシーケンスのうちの1つを出力し、かつカバーコードでシーケンスを拡張するための信号生成器であって、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和がゼロとなる、信号生成器と、信号生成器を制御して、データユニットのプリアンブルを生成するための物理層プリアンブルコントローラであって、信号生成器に、少なくともフレーム同期で使用するためのショートトレーニングフィールド(STF)を生成させるようなSTFフォーマッタと、信号生成器に、少なくともチャネル推定で使用するためのロングトレーニングフィールド(LTF)を生成させるLTFフォーマッタと、を含む、物理層プリアンブルコントローラと、を含み、STFフォーマッタは、STFの最後の部分に第1のシーケンスを含めるように信号生成器を制御し、LTFフォーマッタは、LTFの先頭部分に第2のシーケンスを含めるように信号生成器を制御する。
多様な実装において、以下の機能のうち1つ以上が含まれ得る。物理層プリアンブルコントローラは、STFで利用されるカバーコードを示す信号を生成する。PHYプリアンブルコントローラは、複数の物理層通信モードのうちの1つの選択を受信するための、物理層モード選択入力部を含み、物理層プリアンブルコントローラは、物理層モード選択入力に基づいて、STFに適用される複数のカバーコードのうちの1つを選択する。物理層プリアンブルコントローラは、信号生成器を制御して、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスに基づいて、複数のチャネル推定(CES)シンボルを生成するように構成される。信号生成器は、第1のシーケンスまたは第2のシーケンスのうちの少なくとも1つをいくつかの位置だけシフトするための、サイクリックシフト装置を含む。物理層プリアンブルコントローラは、物理層パラメータの選択を受信するように、ピコネット識別入力部、ヘッダレート選択入力部、またはPHYモード選択入力部のうちの少なくとも1つを含み、物理層プリアンブルコントローラは、物理層パラメータ選択に基づいて、信号生成器に、異なるSTFまたは異なるLTFのうちの少なくとも1つを生成させるように構成される。
別の実施形態において、少なくとも同期情報に関連するショートトレーニングフィールド(STF)と、STF直後に続くチャネル推定情報に関連するロングトレーニングフィールド(LTF)と、を有するプリアンブルを処理するための装置は、STFの最後の部分が、第1のシーケンスを含み、かつLTFの先頭部分は第2のシーケンスを含み、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和がゼロであるような装置であって、プリアンブルに対応する受信信号と、第1のシーケンスおよび第2のシーケンスのうちの少なくとも1つとの間の相関を示す相関出力を生成するための相関器と、相関出力に基づいて、第2のフィールドの先頭を検出するための、相関器に通信可能に連結された検出器と、を含む。
別の実施形態において、相補的ゴーレイシーケンス生成器または相補的ゴーレイシーケンス相関器において使用するための回路は、入力信号を受信する入力部と、1、2、4、8、16、32および64のそれぞれの遅延に対応する遅延要素を含む、1組の遅延要素と、加重因子がシーケンス1、1、−1、1、−1、1、および−1を定義するように、加重因子を適用するための、入力および一組の遅延要素に相互接続された1組の乗算器と、1組の遅延要素および1組の加重乗算器を使用して、入力信号に応答して1対の相補的ゴーレイシーケンスまたは1対の相関出力信号のうちの1つを出力するための1対の出力部と、を含む。
また別の実施形態において、相関器は、通信チャネルを経由して受信された信号と、1対の相補的なシーケンスのうちの第1のシーケンスとの間の相互相関を示す第1の相関信号を受信する第1の入力部と、信号と1対の相補的なシーケンスのうちの第2のシーケンスとの間の相互相関を示す第2の相関信号を受信する第2の入力部と、複数のそれぞれの遅延因子を第1の相関信号および第2の相関信号に適用するために、第1の入力部および第2の入力部に連結された複数の遅延要素と、信号と1対の追加の相補的なシーケンスのうちの第1のシーケンスとの間の相互相関を示す第3の相関信号を出力するように、複数の遅延要素に連結された第1の出力部と、信号と1対の追加の相補的なシーケンスのうちの第2のシーケンスとの間の相互相関を示す第4の相関信号を出力するように、複数の遅延要素に連結された第2の出力部と、を含む。
効率的なPHYプリアンブルを使用して通信することができる伝送器と受信器とを含む通信システムのブロック図である。
図1のシステムにおいて運用することができる伝送器および受信器のブロック図である。
SC通信モードのための先行技術のPHYプリアンブルのブロック図である。
OFDM通信モードのための先行技術のPHYプリアンブルのブロック図である。
効率的なPHYプリアンブルを生成する例示的なPHYプリアンブルコントローラのブロック図である。
図5に示されたPHYプリアンブルコントローラにより生成される効率的なPHYプリアンブルを処理する、例示的なPHYプリアンブルプロセッサのブロック図である。
受信信号と1対の相補的なゴーレイシーケンスとのいくつかの例示的な相関図である。
ショートトレーニングフィールド(STF)およびロングトレーニングフィールド(LTF)を含む、例示的な効率的なPHYプリアンブルの一般的な構造のブロック図である。
1対の相補的な拡散シーケンスが、2つのトレーニングフィールドの間のバウンダリを発信する、効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ロングトレーニングフィールド内のサイクリックポストフィックスを省略する、効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ショートトレーニングフィールドの最後の周期は、ロングトレーニングフィールドの第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスに対応する、効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
1対の相補的な拡散シーケンスが、2つのトレーニングフィールドの間のバウンダリを発信する、4周期CESシンボルを備えた効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ロングトレーニングフィールド内のサイクリックポストフィックスを省略する、4周期CESシンボルを備えた効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ショートトレーニングフィールドの最後の周期は、ロングトレーニングフィールドの第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスに対応する、4周期CESシンボルを備えた効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ショートトレーニングフィールドの最後の周期は、ロングトレーニングフィールドの第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスに対応し、第2のCESシンボルの第1の周期は、第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスに対応する、4周期のCESシンボルを備えた効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ロングトレーニングフィールドの第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスに対応するフレームデリミタを含む、効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ロングトレーニングフィールドの第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスを含むフレームデリミタを含む、効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ショートトレーニングフィールドの最後の周期は、ロングトレーニングフィールドの第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスに対応し、第1のCESシンボルの最後の周期は、第2のCESシンボルのサイクリックプレフィックスに対応する、4周期のCESシンボルを備えた効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
第2のCESシンボルのサイクリックポストフィックスが省略された、図18の効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
STFの最後にフレームデリミタを含む、PHYプリアンブルの別の実施例のブロック図である。
第2のCESシンボルのサイクリックポストフィックスが省略された、図20の効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
ロングトレーニングフィールドに他のOESシンボルを使用する、図16の効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
第2のCESシンボルのサイクリックポストフィックスが省略された、図22の効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
図15のプリアンブルに対応するPHYプリアンブルフォーマットのブロック図で、STFおよびLTFフィールドの2つの相補的なシーケンスのうちの1つを選択すると、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す。
図16のPHYプリアンブルに対応するPHYプリアンブルフォーマットのブロック図で、STFおよびLTFフィールドの2つの相補的な拡散シーケンスのうちの1つを選択すると、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す。
図16のPHYプリアンブルに対応するPHYプリアンブルフォーマットのブロック図で、STFフィールドの2つの相補的な拡散シーケンスのうちの1つを選択すると、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す。
図20のPHYプリアンブルに対応するPHYプリアンブルフォーマットのブロック図で、STFおよびLTFフィールドの2つの相補的な拡散シーケンスのうちの1つを選択すると、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す。
図20のPHYプリアンブルに対応するPHYプリアンブルフォーマットのブロック図で、STFフィールドの2つの相補的な拡散シーケンスのうちの1つを選択すると、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す。
STFフィールドとLTFフィールドとの間のSFDシーケンスは、PHY通信モードの選択を示す、効率的なPHYプリアンブルのブロック図である。
STFフィールドに適用されたカバーコードは、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す、PHYプリアンブルフォーマットのブロック図である。
STFフィールドに適用されたカバーコードは、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す、別のPHYプリアンブルフォーマットのブロック図である。
CESシンボルの順序は、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す、PHYプリアンブルフォーマットのブロック図である。
CESシンボルの順序は、PHY通信モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)の選択を示す、別のPHYプリアンブルフォーマットのブロック図である。
シーケンスおよびカバーコードを選択すると、PHY通信モード(例えば、SC標準モード、SC低レートモード、またはOFDMモード)の選択を示す、いくつかの例示的なSTFコードのブロック図である。
STFのシーケンスのうちの1つを選択、およびSFDフィールドを選択すると、PHY通信モード(例えば、SC標準モード、SC低レートモード、またはOFDMモード)の選択を発信する、PHYプリアンブルフォーマットのブロック図である。
STFフィールドのシーケンスおよびSFDフィールドのパターンを選択すると、PHY通信モード(例えば、SC標準モード、SC低レートモード、またはOFDMモード)の選択を示す、PHYプリアンブルフォーマットのブロック図である。
STFおよびSFDフィールドのカバーコードは、PHY通信モード(例えば、SC標準モード、SC低レートモード、またはOFDMモード)の選択を示す、PHYプリアンブルフォーマットのブロック図である。
STFフィールドのシーケンスおよびCESトレーニングシンボルの順序を選択すると、PHY通信モード(例えば、SC標準モード、SC低レートモード、またはOFDMモード)の選択を示す、PHYプリアンブルフォーマットのブロック図である。
LTFフィールドの長さは、異なるPHY通信モードに対して異なる、PHYプリアンブルのブロック図である。
図1に示されたデバイスによって使用するための効率的なゴーレイシーケンスを生成する、ゴーレイコード生成器のブロック図である。
ゴーレイシーケンスと相関するための相関器のブロック図である。
図15に示されたPHYプリアンブルで使用するため、および図41の相関器を組み入れる、相関器のブロック図を示す。
図18に示されたPHYプリアンブルで使用するため、および図41の相関器を組み入れる、相関器のブロック図を示す。
図1は、例示的なワイヤレス通信システム10のブロック図であり、ここでは、伝送デバイス12および受信デバイス14等のデバイスが、共有ワイヤレス通信チャネル16を経由してデータパケットを伝送および受信することができる。一実施形態において、デバイス12および14は、以下に詳細を説明するような効率的なPHYプリアンブルフォーマットを利用する、通信プロトコルに従って通信することができる。デバイス12および14の各々は、例えば、1つ以上のアンテナ20〜24および30〜34のそれぞれ1組を備えた移動局または非移動局であり得る。図1に示されたワイヤレス通信システム10は、2つのデバイス12、14を含み、各々3つのアンテナを備えるが、ワイヤレス通信システム10は、当然のことながら、任意の数のデバイスを含むことができ、各々に同じまたは異なる数のアンテナ(例えば、1、2、3、4本のアンテナ等)が装備される。
また、図1に示されたワイヤレス通信システム10は、伝送デバイス12および受信デバイス14を含むが、ワイヤレス通信システム10のデバイスは、概して、複数のモード(例えば、伝送モードおよび受信モード)で運用することができることにも留意されたい。したがって、一部の実施形態において、アンテナ20〜24および30〜34は、伝送および受信の両方をサポートすることができる。代替として、または加えて、所与のデバイスは、個別の伝送アンテナおよび個別の受信アンテナを含むことができる。また、デバイス12および14の各々は、単一のアンテナまたは複数のアンテナを有することができるため、ワイヤレス通信システム10は、複数の入力、複数の出力(MIMO)システム、複数の入力、単一の出力(MISO)システム、単一の入力、複数の出力(SIMO)システム、または単一の入力、単一の出力(SISO)システムであり得ることも理解される。
図2は、要部における、伝送デバイス12および受信デバイス14のアーキテクチャを示す。伝送デバイス12は、概して、情報ビットのシーケンスを、ワイヤレスチャネル(例えば、図1のチャネル16)を通じて伝送するために適した信号に変換することができる。より具体的には、伝送デバイス12は、情報ビットをエンコードするエンコーダ52(例えば、畳み込みエンコーダ)と、各エンコードされたビットをチップのシーケンスに変換する拡散器54と、エンコードされたチップを、1つ以上の伝送アンテナ20〜24を経由して伝送するために適した信号にマッピングおよび変換された、データシンボルに変調する変調器56と、を含むことができる。概して、変調器56は、位相偏移変調、バイナリ位相偏移変調(BPSK)、π/2BPSK(変調は各シンボルまたはチップに対してπ/2だけ回転されるので、隣接のシンボル/チップとの間の最大位相偏移は、180°から90°に減少される)、直交位相偏移変調(QPSK)、π/2QPSK、周波数変調、増幅変調、直交増幅変調(QAM)、π/2QAM、オンオフ変調、最低位相変調、ガウス最低位相変調、デュアル交互マーク反転(DAMI)等のうちの1つ以上に基づいた任意の所望の変調技法を実装することができる。一部の実施形態において、変調器56は、エンコードされたビットをシンボルにマッピングするビットからシンボルへのマッパー70と、シンボルを複数の平行ストリームにマッピングするシンボルからストリームへのマッパー72と、を含むことができる。伝送アンテナが1本だけ利用される場合、シンボルからストリームへのマッパー72は省略され得る。情報は、パケット等のデータユニットで伝送される。このようなデータユニットは、典型的に、PHYプリアンブルと、PHYペイロードとを含む。PHYプリアンブルを生成するために、PHYプリアンブルコントローラ74は、以下に詳細を説明するように、制御入力部76を経由して制御パラメータを受信し、拡散器54にコマンドを、および任意選択で、変調器56にコマンドを送信する。伝送デバイス50は、多様な追加モジュールを含むことができるが、これらは、明確化および簡潔化の目的のために、図2には示されない。例えば、伝送デバイス50は、エンコードされたビットをインターリーブして、バーストエラーを軽減する、インターリーバーを含むことができる。伝送デバイス50は、周波数上位変換、多様なフィルタ、出力増幅器等を実行するための無線周波(RF)フロントエンドをさらに含むことができる。
受信デバイス14は、1本以上の受信アンテナ30〜34、PHYプリアンブルプロセッサ92、復調器94およびデコーダ96に連結された、空間時間処理のためのプリプロセッサおよびイコライザー90を含むことができる。ユニット90は、イコライザーを含むことができる。受信デバイス14は、明確化および簡潔化の目的のために、図2からは省略されている、フィルタ、アナログからデジタルへの変換器等の他のコンポーネントも含むことができることが理解される。プリアンブルプロセッサ92は、復調器94と協働して、受信信号を処理することができる。
一部の実施形態において、デバイス12および14は、IEEE802.15.3cドラフトD0.0標準規格により指定されたPHYプリアンブルに含まれた情報を含む、効率的にフォーマットされたPHYプリアンブルを使用して、通信することができるが、より短い期間である。一部の実施形態において、デバイス12および14は、PHYプリアンブルを経由して追加情報を伝達する(例えば、PHY通信モード、ピコネットID等)。さらに、デバイス12および14は、様々な運用モード(例えば、SCモードおよびOFDMモード)で共通のプリアンブルを使用することができる。
効率的なPHYプリアンブルフォーマットの技法をより良く示すために、まず、図3および4を参照して、IEEE802.15.3cドラフトD0.0標準規格ならびにワイヤレス通信に関するいくつかの関連概念のSCおよびOFDM PHYプリアンブルの先行技術のフォーマットを説明する。図3は、SYNCフィールド124と、SFDフィールド126と、CESフィールド128とを有するSC PHYプリアンブル122と、フレームヘッダ130と、フレームチェックシーケンス(FCS)132とを備えたペイロードと、を含む、SCモードパケット120の図である。上記のように、受信器は、概して、AGC設定、アンテナダイバーシティ選択または位相配列設定、タイミング取得、粗周波オフセット推定、パケットおよびフレーム同期、およびチャネル推定のために、PHYプリアンブルを使用する。PHYプリアンブル122のSYNCフィールド132は、各々は時間Tのn周期を有し、各々の間に128チッププリアンブルシーケンス(または「コード」)s128,mが正または負の極性とともに伝送される。概して、プリアンブルシーケンスの伝送の時間はTであり得る。一部の実施形態において、プリアンブルシーケンスの伝送の長さはT未満であり得る。
変調スキームに応じて、1、2、4、または他の数のデータビットまたはチップが、単一のシンボルにマッピングされ得る。例えば、BPSK変調は、各バイナリデジットを2つのシンボルのうちの1つにマッピングし、一方で、QPSKは、バイナリデジットの各々の対を、4つのシンボルまたは配置ポイントのうちの1つにマッピングする。例えば、{0、0}ビットタプルは、第1の配置ポイントにマッピングされ得、{0、1}ビットタプルは、第2の配置ポイントにマッピングされ得、{1、0}ビットタプルは、第3の配置ポイントにマッピングされ得、{1、1}ビットタプルは、第4の配置ポイントにマッピングされ得る。このように、QPSKは、4つのシンボルを定義し、各シンボルは、2つのバイナリデジットの特定の組み合わせに対応することができる。8−QAM、16−QAM、32−QAM、64−QAM等の他の変調スキームも利用され得る。
IEEE802.15.3cドラフトD0.0標準規格に従って、シーケンスs128,mは、π/2バイナリ位相偏移変調(BPSK)スキームを使用して変調される。π/2BPSKスキームにおいて、各チップは、180°離れた2つのシンボルのうちの1つにマッピングされ、変調スキームは、各チップをπ/2だけ反時計回りに回転させる。例えば、シーケンスの第1のチップは、−1または+1のうちの1つにマッピングされ得るが、シーケンスの次のチップは、+jまたは−jのうちの1つにマッピングされる。シーケンス+s128,mおよび−s128,mは、相互のバイナリ相補と見なされ得る。また、シーケンス+s128,mおよび−s128,mに対応する変調信号は、相互に対して180°の位相偏移を有することになる。
図3を再度参照すると、s128,mの表記において、下付き記号mは、いくつかの利用可能なシーケンスs128のうちの1つの添え字である。具体的には、3つのシーケンス、s128,1、s128,2、およびs128,3は、SCモードに指定され、シーケンスの各々は、それぞれのピコネットIDに対応する。選択後、同じ拡散シーケンスは、図3に示されているように、SYNC124およびSFD126のフィールドの各周期において適用される。
本明細書に使用される場合、「カバーコード」という用語は、一連のプリアンブルシーケンスがより長いシーケンスを形成するためにどのように拡張されるかを指す。例えば、シーケンス[+a、−a、+a、−a]の場合、式中、aはプリアンブルコードで、カバーコードは[+1、−1、+1、−1]として表現され得、式中、−1は、コードaのバイナリ相補が利用されること、またはコード−aに対応する変調信号が、コード+aに対応する変調信号に対して180°シフトされることを示すことができる。この例示的な[+a、−a、+a、−a]において、カバーコードは、[1、0、1、0]等のように異なって表現される可能性があり、この場合、0は、−aが利用されることを示す。一部の実施形態において、より長いシーケンスは、1つ以上のプリアンブルシーケンスによりカバーコードを拡散することにより形成され得る。例えば、シーケンス[+a、−a、+a、−a]は、プリアンブル(または拡散)コードaにより、カバーコード[+1、−1、+1、−1](または[1、0、1、0])を拡散することにより、生成されることが可能である。同様に、シーケンス[+a、−b、−a、+a]は、プリアンブル(または拡散)コードaおよびプリアンブル(または拡散)コードbにより、カバーコード[+1、−1、−1、+1](または[1、0、0、1])を拡散することにより、生成されることが可能である。つまり、+aは、aで+1を拡散することにより生成されることが可能で、−bは、bで−1を拡散することにより生成されることが可能である、等となる。図3を再度参照すると、SYNCフィールド124のカバーコードは、[+1、+1、…+1]として表現され得る。SFDフィールド126のカバーコードは、長さが4のシーケンスである。伝送される特定のプリアンブルに応じて変わり得るが(例えば、CESフィールド128の2つの異なる長さのうちの1つ、および4つの異なるヘッダ拡散因子のうちの1つ)、必ず−1で始まる(または、コード−s128,mが利用されることを示す、0等の、他のインジケータ)。
引き続き図3を参照すると、CESフィールド128は、256チップの相補的なゴーレイシーケンスa256,mおよびb256,mを含む。符号間干渉(ISI)の効果を低減するために、シーケンスa256,mおよびb256,mは、それぞれのサイクリックプレフィックス(apre,mおよびbpre,m、対応するシーケンスの最後の128チップのコピー)が前に付いて、それぞれのポストフィックス(apos,mおよびbpos,m、対応するシーケンスの最初の128チップのコピー)が後に付く。
図4は、SYNCフィールド154と、SFDフィールド156と、CESフィールド158とを有するOFDM PHYプリアンブル152と、フレームヘッダ160と、フレームチェックシーケンス(FCS)162を備えたペイロードと、を含む、OFDMモードパケット150の図である。SYNCフィールド154の各周期の間、シーケンスs512が伝送される。各シーケンスs512は、カバーコード[c、c、c、c]に従って拡張された4つの128チッププリアンブルシーケンスa128に対応する。同様に、SFDフィールド156は、4つのシーケンスa128に対応するシーケンスf512であるが、カバーコード[d、d、d、d]に従って拡張される。CESフィールド158は、512チップシーケンスu512およびv512、ならびに対応するプレフィックス(upreおよびvpre)を備える。パケット150全体がOFDM変調される。
図3および図4でわかるように、SCモードパケットとOFDMモードパケットとでは、フォーマットの異なるプリアンブルが利用される。加えて、SCモードとOFDMモードのプリアンブルは異なって変調される。本出願は、共通のプリアンブルフォーマットが、SCモードパケットおよびOFDMモードパケットの両方で利用されることを可能にするように、PHYプリアンブルをフォーマットおよび処理するための効率的なPHYプリアンブルフォーマットおよび技法の実施形態を公開する。さらに、一部の実施形態において、効率的なPHYプリアンブルフォーマットによって、デバイスは、信号相関に基づいて、カバーコードに依存することなく、プリアンブルフィールドのバウンダリおよび/またはプリアンブルフィールド間のバウンダリを検出することが可能になる。さらに、一部の実施形態において、SFDフィールドは、所望する場合はPHYプリアンブルにおいて完全に省略され得る。一部の実施形態において、本開示の効率的なPHYプリアンブルは、概して、同期情報に関連するショートトレーニングフィールド(STF)を含み、その後に、概して、チャネル推定情報に関連するロングトレーニングフィールド(LTF)が続く。またさらに、一部の実施形態において、効率的なPHYプリアンブルのフォーマッティングによって、一定のプリアンブルシーケンスは、複数の機能を満たすことが可能になり、これにより、PHYプリアンブルの全体の長さを削減する。例えば、プリアンブルシーケンスは、CESシンボルのサイクリックプレフィックスおよびフィールドデリミタの両方として機能することができる。一部の実施形態において、効率的なPHYプリアンブルは、CESシーケンス順序を使用して、追加情報を送信することができる。
再度図2を参照すると、伝送器12のPHYプリアンブルコントローラ74は、概して、PHYプリアンブルの生成を制御する。同様に、受信器14のPHYプリアンブルプロセッサ92は、概して、PHYプリアンブルを分析して、例えば、PHYプリアンブルのフィールドの場所および/またはフィールドのバウンダリの識別、PHYプリアンブルにエンコードされた情報のデコード等を行う。図5を参照して、PHYプリアンブルコントローラ74を詳細に説明し、その次に、図6を参照して、PHYプリアンブルプロセッサ92を説明する。
図5を参照すると、PHYプリアンブルコントローラ74は、制御入力部76を経由して多様な入力パラメータを受信することができる。一実施形態において、入力パラメータは、例えば、多様なSCおよびOFDMの通信モードのうちの1つを識別するための、PHYモードセレクタ190と、ピコネット情報を受信するための、ピコネット識別子セレクタ192と、例えば、レート(例えば、SC(標準)レートまたはSC低レート共通モードレート)の指標を受信するための、ヘッダレート識別子194と、チャネル推定パラメータ196と、等を含むことができる。一部の実施形態において、制御入力部76は、PHYプロセッサ等のプロセッサ、通信プロトコルの上位層をサービスする他のコンポーネント等に連結され得る。PHYプリアンブルコントローラ74は、STFフォーマッタ200およびLTFフォーマッタ202を含むことができ、各々は、ハードウェア、プロセッサ実行機械可読命令、またはこれらの組み合わせを使用して実装され得る。フォーマッタ200および202の各々は、少なくとも信号生成器204およびカバーコード生成器206に通信可能に連結される。図5は、フォーマッタ200〜202と入力信号190〜196との間の接続を表していないが、フォーマッタ200〜202は、制御入力部76の信号の少なくとも一部に応答可能であり得る。
信号生成器は、概して、STFフォーマッタ200、LTFフォーマッタ202およびカバーコード生成器206からのチップシーケンスaまたはチップシーケンスbのいずれかを使用して、カバーコードと、信号を生成するタイミングの指標と、を受信する。チップシーケンスaおよびbは相補的なシーケンスである。一部の実施形態において、信号生成器204は、RAM、ROM、または別の種類のメモリ等のメモリデバイス212を含むことができ、相補的なシーケンスaおよびbを格納する。他の実施形態において、信号生成器204は、aおよびbシーケンスの生成器を含むことができる。一実施形態において、信号生成器204は、プリアンブル信号生成のための2つの相補的なシーケンスaおよびbのうちの1つを選択するための、バイナリセレクタ210を含む。2つの相補的なシーケンスaおよびbは、受信デバイスでの検出に適した相関プロパティを有する。例えば、シーケンスaおよびbの対応する位相不一致の非周期的自動相関係数の和がゼロであるように、相補的な拡散シーケンスaおよびbが選択され得る。一部の実施形態において、相補的なシーケンスaおよびbは、ゼロまたはほとんどゼロの周期的相互相関を有する。別の態様において、シーケンスaおよびbは、ナローメインローブおよび低レベルのサイドローブを備えた非周期的相互相関、またはナローメインローブおよび低レベルのサイドローブを備えた非周期的自動相関を有することができる。これらの実施形態の一部では、シーケンスaおよびbは相補的なゴーレイシーケンスである。シーケンスaおよびbの多様な長さが利用され得るが、シーケンスaおよびbの各々は、実施形態のうちの一部において、128チップの長さを有する。
周知のように、相補的なゴーレイシーケンスは、適切な生成器に適用されると、1対の相補的なシーケンスを生成する、加重ベクトルWおよび遅延ベクトルDにより効率的に定義され得る。一実施形態において、シーケンスaおよびbに関連する加重および遅延ベクトルは、次の式により求められる。
W = [1 1 -1 1 -1 1 -1]および (1)
D = [1 2 4 8 16 32 64] (2)
ベクトルWおよびDは1対の128チップゴーレイシーケンスを生成する。
a = 1D12E2121D121DEDE2ED1DED1D121DED (3)
b = 1D12E2121D121DED1D12E212E2EDE212 (4)
本明細書では、16進法で表記されている。
別の実施形態において、遅延ベクトルDは次の式により与えられる。
D = [64 16 32 1 8 2 4] (5)
Dと(1)により与えられるWを使用すると、1対の128チップゴーレイシーケンスが生成される。
a = 0C950C95A63F59C00C95F36AA63FA63F; (6)
b = 039A039AA93056CF039AFC65A930A930. (7)
また別の実施形態において、(1)により与えられるベクトルWは、次の遅延ベクトルとともに使用されて
D = [64 32 16 8 4 2 1] (8)
次を生成する。
a = 4847B747484748B84847B747B7B8B747; (9)
b = 1D12E2121D121DED1D12E212E2EDE212. (10)
図5を続けて参照すると、カバーコード生成器206は、カバーコードの組を格納するために、RAM、ROM、または別の種類のメモリ等のメモリデバイス220を含んでもよい。同様に、カバーコード生成器206は、u/vシーケンスを格納するために、RAM、ROM、または別の種類のメモリ等のメモリデバイス222を含んでもよい。カバーコード生成器206は、STFフィールドの全てまたは部分、LTFフィールドの全てまたは部分、またはSTFフィールドおよびLTFフィールドの両方に及ぶ他のシーケンスを格納するために、1つ以上の他のメモリデバイスも含んでもよい。STFフォーマッタ200およびLTFフォーマッタ202からのコマンドに応答して、カバーコード生成器206は、特定のPHYプリアンブルのためにカバーコードを生成することができる。
前述から、PHYプリアンブルコントローラ74は、信号生成器204を制御してもよく、1対だけのシーケンスaおよびbを使用してPHYプリアンブルを生成し得ることが理解される。しかし、概して、シーケンスaおよびbに加えて、他のシーケンスxおよびyを利用して、同じPHYプリアンブルの一定部分を生成するために、PHYプリアンブルコントローラ74は、信号生成器204も制御することができる。さらに、信号生成器204は、フォーマッタ200および202からの一定のコマンドに応答して、シーケンスaおよびbをサイクリックにシフトすることにより、シーケンスa´およびb´を生成するために、サイクリックシフト装置230を含んでもよい。
ここで図6を参照すると、PHYプリアンブルプロセッサ92は、カバーコード検出器254に連結された入力部252および2つの出力部XaおよびXbを有するa/b相関器250と、u/v相関器258と、STF/LTFバウンダリ検出器260と、チャネル推定器262と、PHYプリアンブルデコーダ264と、を含むことができる。一部の実施形態では、チャネル推定器262は、PHYプリアンブルプロセッサ92から区別されるコンポーネントであってもよい。PHYプリアンブルデコーダ264は、例えば、PHYモード識別子270、ピコネット識別子272、およびヘッダレート識別子274を含む、いくつかの出力信号を提供することができる。
概して、相関器(a/b相関器250等)が受信信号とシーケンスsを相関すると、シーケンスsおよびプリアンブルフィールドの対応するシーケンスが重なり合う時にピークが発生する。信号sがない場合、または信号対ノイズのレベルが低い場合、ピークは発生し得ない、または小さいピークしか発生し得ない。相関している信号のピークを測定するための1つの技法は、相関信号のピーク対平均の測定を生成することである。特にa/b相関器250を参照すると、入力部252を経由して受信された信号は、シーケンスaと相互相関され得るか、シーケンスbと相互相関され得るか、またはそれ自身と自動相関され得る。所望される場合、a/b相関器250は、これらの運用のうちの2つまたは3つすべてを実行することができる。a/b相関器250は、PHYプリアンブルプロセッサ92の他のコンポーネントにより使用されるための相関信号を出力することができる。任意選択的に、a/b相関器250は、受信信号において、シーケンスaがいつ検出されたか、およびシーケンスbがいつ検出されたかを決定する検出ロジックを含むことができる。a/b相関器250は、シーケンスaおよびシーケンスbの検出の指標を出力することができる。このように、出力XaおよびXbは、相関信号、またはaおよびbの検出信号であり得る。
次に、カバーコード検出器254は、検出されたaおよびbシーケンスに関連するカバーコードを決定することができる。カバーコード検出器254は、検出されたカバーコード、および任意選択で、検出されたaおよびbシーケンスを、さらなる処理のためにPHYプリアンブルデコーダ264に供給することができる。例えば、[+a、−b、−a、+b]に対応する信号が受信されると、カバーコード検出器254は、PHYプリアンブルデコーダ264に、カバーコード[+1、−1、−1、+1]の指標、または任意選択でシーケンス[+a、−b、−a、+b]の指標を送信することが可能である。
STF/LTFバウンダリ検出器260は、PHYプリアンブルフィールド間のバウンダリを示すパターンを検出するために、a/b相関器250の出力を監視してもよい。例えば、STF/LTFバウンダリ検出器260は、STFとLTFフィールドとの間のバウンダリを示す信号を生成する、反復するシーケンス、a、a、…aからbへの遷移を検出することができる。STF/LTFバウンダリ検出器260は、aから−b、bからa、a´からb´等の遷移を同様に検出することができることに留意されたい。より一般的には、STF/LTFバウンダリ検出器260等の検出器は、第1のシーケンス(例えば、a)から、第1のシーケンスに相補的な第2のシーケンス(例えば、b)への変化を検出することができる。また、STF/LTFバウンダリ検出器260は、プリアンブル内の複数の遷移を検出し、したがって、可能性として、プリアンブル内の異なる遷移を示す、複数の信号を生成することができることにも留意されたい。一実施例を挙げると、STF/LTFバウンダリ検出器260は、aからbの遷移に応じて第1の信号を、かつbからaの遷移に応じて第2の信号を生成することができる。PHYプリアンブルプロセッサ92は、一部の実施形態において、第1の遷移をSYNCからSFDへの遷移として、および第2の遷移をSFDからCESへの遷移として解釈することができる。
引き続き図6を参照すると、u/v相関器258は、個別のaおよびbのシーケンスよりも2、4、8倍等の長さを有することができる、CESシンボル(例えば、uおよびvまたはu´およびv´)を定義するシンボルパターンを検出することができる。シンボルuおよびv(またはu´およびv´)は、カバーコードにより拡張された、2、4、8等の個別のaおよびbシーケンスから構成され得る。このために、u/v相関器258は、一部の実施形態において、カバーコード生成器254からカバーコード情報を受信することができる。一部の実施形態において、u/v相関器258の機能は、PHYプリアンブルデコーダ264、カバーコード検出器254等の間で分散され得る。シンボルパターンuおよびvの検出後、u/v相関器258は、受信信号内のuおよびvの発生を示す信号を、さらに処理するためにチャネル推定器262に提供することができる。任意選択的に、u/v相関器258は、受信信号内のuおよびvの発生を示す信号を、PHYプリアンブルデコーダ264に提供することができる。
カバーコード検出器254、STF/LTFバウンダリ検出器260、および可能性として他のコンポーネント(例えば、a/b相関器250)からの出力に基づいて、PHYプリアンブルデコーダ264は、PHYプリアンブルで通信された様々な運用パラメータを決定することができる。具体的には、PHYプリアンブルデコーダ264は、PHYプリアンブルがSCモードまたはOFDMモードのどちらを指定するかの決定、標準または低SCのどちらを指定するか、ヘッダレートの決定、ピコネットIDの決定等を行う。
説明のために、図7は、a/b相関器250が、入力部252を経由して受信された例示的な信号に応答して生成することができる相互相関および自動相関出力の実施例を表す。具体的には、グラフ310は、a(XCORR A)との相互相関に対応し、グラフ312は、b(XCORR B)との相互相関に対応し、グラフ314は、自動相関(AUTO-CORR)に対応する。グラフ310の複数のピーク318は、受信信号内のシーケンスaの場所に対応する。同様に、グラフ320の複数のピーク320は、受信信号内のシーケンスbの場所に対応する。縦線324は、概して、STF/LTFバウンダリに対応する。STF/LTFバウンダリが発生する前の時間に対応する、STF/LTFバウンダリの左側では、XCORR Aにはaの長さに対応する間隔で発生する複数のピークがあり、XCORR Bにはピークは存在しない。次に、概して、STF/LTFバウンダリでは、XCORR Aにはピークは発生しないが、XCORR Bにはピークが発生する。このパターンは、例えば、STF/LTFバウンダリを検出するために使用される可能性がある。代替として、STF/LTFバウンダリは、例えば、自動相関の「台地」322の立下りの角を検出することにより、グラフ314を使用して検出され得る。
このように、XCORR A、XCORR B、およびAUTO_CORRのうちの1つ以上のパターンを分析することにより、STF/LTFバウンダリ検出器260は、aシーケンスとbシーケンスとの間の遷移を検出することができる。同様に、PHYプリアンブルプロセッサ92の他のコンポーネントは、受信信号をさらに処理するために、例えば、一例を挙げると、カバーコードを決定するために、a/b相関器250からの1つまたは複数の相関出力を使用することができる。
ここで、多様な例示的PHYプリアンブルフォーマットを説明する。このようなプリアンブルは、例えば、図5のシステムにより生成され得る。同様に、このようなプリアンブルは、例えば、図6のシステムにより処理され得る。図8は、PHYプリアンブルフォーマット350の一実施例の図である。概して、PHYプリアンブル350は、図4を参照して上記で説明したフレームヘッダ160およびペイロード162と同様に、フレームヘッダおよびペイロードの前に付くことができるか、またはデータユニットの任意の他の所望のフォーマットで使用され得る。PHYプリアンブル350は、STFフィールド352およびLTFフィールド354を含む。STFフィールド352は、最後のインスタンス356を含む、同じシーケンスaのいくつかの反復を含むことができる。一部の実施形態において、STFフィールド352は、先行技術のPHYプリアンブルのSYNCフィールド124(図3を参照)および/またはSYNCフィールド154(図4を参照)の機能を実行することができ、つまり、受信デバイス14は、STFフィールド352の反復するシーケンスを使用して、伝送の開始の検出、クロックの同期化等が行える。
同様に、LTFフィールド354は、効率的なPHYプリアンブルフォーマット350の実施形態のうちの少なくとも一部において、先行技術のPHYプリアンブルのCESフィールド128または158(図3および図4を参照)の機能を実行することができる。例えば、LTFフィールド354は、1対(またはより長いシーケンス)の相補的CESシンボル(u、v)、および一部の実施形態において、対応するサイクリックプレフィックスおよび/またはサイクリックポストフィックスを含むことができる。上記のように、CESシンボルは、カバーコードにより拡張された複数の個別のaおよびbシーケンスから構成され得る。一部の場合において、CESシンボルは、対応する相補的なシーケンスを有することができる。例えば、シーケンスaおよびbが相補的なゴーレイシーケンスである場合、[a b]および[a −b]もまた相補的なゴーレイシーケンスであり、[b、a]および[b −a]は相補的なゴーレイシーケンスである。このルールを[a b]および[a −b]、[b、a]および[b、−a]等の対に再帰的に適用することにより、より長いシーケンスを形成することも可能である。本明細書で使用される場合、「相補的なCESシンボル」という用語は、例えば、相補的なゴーレイシーケンス等の相補的なシーケンスである、1対のCESシンボルを言う。
ゴーレイシーケンスに関して一般的には、aおよびbが、1対の相補的なゴーレイシーケンスを定義する場合、aおよび−bも1対の相補的なゴーレイシーケンスを定義することにも留意されたい。さらに、相補的なゴーレイシーケンスaおよびbの等しいサイクリックシフトは、1対の相補的なゴーレイシーケンスa´およびb´を生成する。またさらに、1対の相補的なゴーレイシーケンスa″およびb″は、等しくない数の位置だけ、シーケンスaおよびbの各々をシフトすることにより、生成され得る。
図8に示された実施例において、CESシンボル360(u)の前にはサイクリックプレフィックス362があり、これは、CESシンボルuの最後の部分のコピーである。明確化を目的として、本開示の図8および他の図は、プレフィックスとポストフィックスとの関係を、CESシンボルの一部分からCESシンボルの外側の対応するコピーに向けられた矢印で表す。特定の一実施例を検討するために、CESシンボル360は、512チップ長のゴーレイシーケンスであり得、サイクリックプレフィックス362は、CESシンボル360の最後の128チップのコピーであり得る。概して、CESシンボル360の後には、CESシンボル360のサイクリックポストフィックス、別のCESシンボル、別のCESシンボルのサイクリックプレフィックス等が続き得る。さらに、LTFフィールド354は、複数の反復するCESシンボルパターンを含むことができることに留意されたい。これらの実施形態のうちの少なくとも一部の詳細を以下に説明する。
前述したように、CESシンボルuは、カバーコードにより拡張された、相補的なシーケンスa(STFフィールド352でも使用される)およびbから構成される。このように、STF352の最後の部分356は、LTF354の第1の部分に対応する相補的なシーケンスで、図8の実施形態ではCESシンボル354のサイクリックプレフィックスである。少なくとも一部の実施形態では、シーケンスaおよびbは相補的なゴーレイシーケンスである。STFフィールド352とLTFフィールド354との間のバウンダリは、STF352の最後の部分356の終了およびサイクリックプレフィックス362の開始に対応することに留意されたい。a/b相関器250およびSTF/LTFバウンダリ検出器260は、このように、受信信号をシーケンスaおよびbの1つまたは両方に相互相関することにより、および/または受信信号の自動相関を生成することにより、STFフィールド352の終了およびLTFフィールド354の先頭を決定することができる。
図9は、図8を参照して上記で説明した効率的なフォーマットに一致するPHYプリアンブルの特定の一実施例の図である。簡潔化を目的として、STFおよびLTFフィールドは、以下では単に「STF」および「LTF」と称される。PHYプリアンブル370は、STFの終了まで同じ極性(+1)で反復して伝送された一連のシーケンスaと、それぞれ、シーケンスaの長さの2倍である、1対の相補的なCESシンボルuおよびvを含む少なくとも1つのサイクル、およびuおよびvの対応するサイクリックプレフィックスおよびポストフィックスを備えたLTFと、を含む。当然のことながら、LTFは、任意の適切な数のサイクルを含むことができる。しかしながら、明確化を目的として、図8および以降の図のLTFは、1つのサイクルだけで示されるものとする。CESシンボルuのサイクリックプレフィックス+bは、STFの最後の部分で使用された拡散シーケンスaに相補的な拡散シーケンスbに関連することに留意されたい。したがって、サイクリックプレフィックス+bは、ISIを削減または排除すること、およびSTFとLTFとの間のバウンダリを区切ることの両方に機能することができる。このように、PHYプリアンブル370は、SFDフィールドを効率的に排除し(図3および図4を参照)、したがって、図3および図4の先行技術のプリアンブルよりも短い。さらに、PHYプリアンブル370は、SCおよびOFDMの両方の通信モードで共通のプリアンブルとして使用され得る。
図10は、図8を参照して上で説明した効率的なフォーマットに一致するPHYプリアンブルの別の実施例の図である。PHYプリアンブル380のLTFは、図9のシンボルuおよびvと同一のCESシンボルuおよびvを含む。しかしながら、PHYプリアンブル380のLTFは、CESシンボルuおよびvのサイクリックポストフィックスを省略する。図10に示されたフォーマットは、周波数領域チャネル推定で特に有用であり得る。PHYプリアンブル380は、SC通信にも使用され得るが、受信器は、ポストフィックスの不在により、推定チャネル内で何らかのISIを経験する場合がある。図9のフォーマットでは、受信器は、STFの最後のシンボルとLTFの最初のシンボルとの間の相関出力の差に基づいて、STF/LTFバウンダリを検出することができる。
図11は、PHYプリアンブルの実施例の図である。PHYプリアンブル390のLTFは、少なくとも1つのサイクルを含み、この間に相補的なCESシンボルu´=[b a]およびv´=[b −a]が伝送される。CESシンボルu´は、STFの最後の周期の直後に伝送される(つまり、u´のサイクリックプレフィックスは存在しない)。しかしながら、STFの最後の周期に伝送されたシーケンスaは、CESシンボルu´の最後の部分と同一であるため、STFの最後のシーケンスは、u´のサイクリックプレフィックス(ならびに、CESシンボルu´の最初の部分bの相補)として有利に機能する。この様式において、図11に示されたフォーマットは、図9の例示的なフォーマットに比較して、PHYプリアンブルの長さをさらに減少する。
図12は、PHYプリアンブル400の別の実施例の図で、これは、STFの最後まで反復して伝送された一連のシーケンスaと、1対の相補的なCESシンボルu=[a b a −b]およびv=[a b −a b]ならびに対応するサイクリックプレフィックスおよびポストフィックスを備えたLTFと、を含む。概して、uおよびvシンボルの長さは、次のように表され得る。
Length(u)=Length(v)=nLength(a)=nLength(a) (11)
式中、nは2以上の正の整数である。nは2の倍数であることが好ましい。図12の実施例において、nは4である。この実施例において、PHYプリアンブル410は、PHYプリアンブル370(図9を参照)にほぼ類似した構造に対応し、CESシンボルuのサイクリックプレフィックス−bは、拡散シーケンスaに相補的な拡散シーケンスbに関連し、これは、フィールドSTFの最後の周期として使用される。
図13は、PHYプリアンブル410の別の実施例の図である。PHYプリアンブル410のLTFは、図12のシンボルuおよびvと同一のCESシンボルuおよびvを含む。しかしながら、PHYプリアンブル410のLTFは、CESシンボルuおよびvのサイクリックポストフィックスを省略する。図13に示されたフォーマットは、例えば、OFDMまたはSCの周波数領域チャネル推定において使用され得るが、受信器は、SCモードの推定チャネルにおいて何らかのISIを経験する場合がある。図12のフォーマットでは、受信器は、STFの最後のシンボルとLTFの最初のシンボルとの間の相関出力の差に基づいて、STF/LTFバウンダリを検出することができる。
図14は、PHYプリアンブル420の別の実施例の図である。PHYプリアンブル420のCESシンボルu´は、STFの最後の部分の直後に伝送される。しかしながら、STFの最後の周期に伝送されたシーケンスaは、CESシンボルu´の最後の部分と同一であるため、STFの最後のシーケンスは、u´のサイクリックプレフィックス(ならびに、CESシンボルu´の最初の部分−bの相補)として有利に機能する。この様式において、図14に示されたフォーマットは、図12の例示的なプリアンブルフォーマット400に比較して、PHYプリアンブルの長さをさらに削減する。
図9〜図14の説明から、SCおよびOFDM通信モードにおいて使用するための共通のPHYプリアンブルが定義され得ること、STF/LTFバウンダリは、例えば、ゴーレイシーケンス等の相補的拡散シーケンスを使用して発信され得ること、ポストフィックスは、場合により、チャネル推定の品質を比較的わずかに犠牲することで省略され得ること、PHYは、CESシンボルの最後のシーケンスがSTFの最後の周期で伝送されたシーケンスに同一であるように、第1のCESシンボルを選択することによりさらに短縮され得ること、が理解される。また、概して、任意の所望の長さのCESシンボルが使用され得ることにも留意されたい。
図15は、PHYプリアンブル430の別の実施例の図である。PHYプリアンブル430において、LTFは、2つのCESシンボルu=[−b a b a]およびv=[−b -a -b a]を含む。CESシンボルvは、そのサイクリックポストフィックス−bの直後に続く。上記の実施例と同様に、STFは、一連の反復するシーケンスaを含む。図15の特定の実施形態において、STFの最後の周期は、第1のCESシンボルuの最後の周期に等しい。CESシンボルuの第1のシンボルは−bであり、これは、STFの最後の周期の拡散シーケンスaに相補的である。このように、STFの最後の周期は、STFとLTFとの間のデリミタとして、およびCESシンボルuのサイクリックプレフィックスとしての両方で機能する。さらに、CESシンボルuの最後の周期は、シンボルvの最後の周期に等しく、したがって、CESシンボルvのサイクリックプレフィックスという追加機能を提供する。前述から、CESシンボルvは、CESシンボルuの直後に続き、これはSTFの直後に続いているが、CESシンボルuおよびvの各々には、プレフィックスおよびポストフィックスの両方が提供される。この結果、PHYプリアンブル430は、非常に効率的なフォーマットで、SCおよびOFDMの両方の通信モードのための十分な情報に対応することができる。
図16は、PHYプリアンブル440の別の実施例の図である。PHYプリアンブル440は、CESシンボルu´およびv´を含む。この実施例において、CESシンボルu´の前には、LTFの先頭で伝送されたサイクリックプレフィックスbが付いている。図15のPHYプリアンブル440と比較すると、u´のシンボルのシーケンスの各々は、uのそれぞれのシンボルで使用されたシーケンスに相補的なシーケンス(例えば、aまたはb)を使用して伝送され、一方で、同じカバーコードをシーケンスに適用する(例えば、u´の−aは、uの−bに対応し、u´のbはuのaに対応する等)。CESシンボルvおよびv´は同じ関係を有する。つまり、u´およびv´は、uおよびvの各周期の各々それぞれの拡散シーケンスを「フリップ」することにより作成される。プリアンブル430および440のSTFは同じであるため、bは、LTFの先頭で伝送されて、STF/LTFデリミタおよびu´のサイクリックプレフィックスを提供する。上記の実施例の少なくとも一部におけるように、PHYプリアンブル440は、SCおよびOFDMの両方の通信モードで使用され得る。
図17は、PHYプリアンブル450の別の実施例の図である。STFは、比較的短いフィールドを含み、この中のシーケンスbは、STFの初期の周期におけるaの反復伝送後に反復して伝送される。つまり、bのいくつかの反復(この実施例においては2つの周期)は、明示的なフレームデリミタ(「FD」)として機能し、したがって、信頼性の高い方式でフレームタイミングを発信する。LTFは、CESシンボルu´およびv´を含み、u´の最後の部分は、シーケンスおよびFDのカバーコードに一致する。この結果、FDの最後の周期は、STFの終了を発信し、かつu´のサイクリックプレフィックスを提供する。所望する場合、FDの周期数は、増やすことが可能である(つまり、3つのbシーケンス以上とすることが可能である)。図16を参照すると、図16に示されたPHYプリアンブル440は、長さが1のFDを含むように見なされ得ることにも留意されたい。このように、プリアンブル440のSTFとLTFとの間のバウンダリは、シンボルu´の先頭であると解釈され得る。
図18は、PHYプリアンブル460の別の実施例の図である。例示的なプリアンブル460において、CESシンボルuおよびvは隣接し、uは、LTFの先頭で直ちに伝送される。図15を参照しながら説明された場合と同様に、STFの最後の周期およびuは、uおよびvのそれぞれのプレフィックスという追加機能を提供する。図19は、PHYプリアンブル470の別の実施例の図である。PHYプリアンブル470は、LTFの最後の周期(vのポストフィックス)が省略されていることを除き、PHYプリアンブル460のフォーマットと同様である。上記のように、このフォーマットは、チャネル推定の品質をいくらか犠牲にする可能性があるが、SCおよびOFDMの両方のモードで使用され得る。
図20は、PHYプリアンブル480の別の実施例の図である。PHYプリアンブル480は、STFの最後にFDを含む。この実施例において、FDは、2つの周期を含み、この間にシーケンスbが伝送される。当然のことながら、他の長さを有するFDも使用され得る(例えば、1周期または3周期以上)。FDの最後のシーケンスbは、uのプレフィックスとして機能し、uの最後のbシーケンスは、vのプレフィックスとして機能する。図21は、PHYプリアンブル490の別の実施例の図である。PHYプリアンブル490は、PHYプリアンブル480がvのサイクリックポストフィックスを伝送するために使用する、LTFの最後の周期を省略する。図22および図23は、さらなる実施例のPHYプリアンブル500、510の図である。プリアンブル500、510は各々、LTFの第1の周期の第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスを含み、ここではLTFの先頭のサイクリックプレフィックスはSTFの最後の周期で使用されたシーケンスに相補的なシーケンスでもあり、したがって、信頼性の高いSTF/LTFデリミタとして機能する。また、uの最後のbシーケンスは、vのプレフィックスとして機能する。図22および図23それぞれのPHYプリアンブル500および510は、PHYプリアンブル510のvのサイクリックポストフィックスが省略されていることを除き、同様であることにも留意されたい。
図15〜図23は多様な実施形態を示したが、ここでは、4周期のCESシンボルuおよびvが効果的に使用され、サイクリックプレフィックス、サイクリックポストフィックス、および(少なくとも一部の実施形態において)明示的なSFDフィールドのうちの少なくとも一部を排除することに留意されたい。さらに、図15〜23において、第2のCESシンボルは、第1のCESシンボル直後に伝送され得るが、(すなわち、vのサイクリックプレフィックスはuにより提供されるため)さらにISIを排除していることが示される。またさらに、一部の実施形態において、第1のCESシンボルは、LTFの先頭直後に(つまり、周期を干渉することなく、STFに続いて)伝送され得、STFの最後のシーケンスは、第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスを提供する。
次に、図24は、STFおよびLTFのaおよびbシーケンスの選択が、異なる伝送モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)を示すことになる技法を示す。PHYプリアンブル520および530は、シーケンスaおよびbがスワップされることを除いて、同じフォーマットを有する。具体的には、PHYプリアンブル520は、図15に示されたフォーマットに類似のフォーマットに対応し、STFに拡散シーケンスaが使用され、PHYプリアンブル530は、シーケンスaおよびbがスワップされることを除いて、PHYプリアンブル520のフォーマットと同じフォーマットを有する。PHYプリアンブル520は、SC通信のために使用され得るが、一方で、PHYプリアンブル530は、OFDM通信のために使用され得る。当然のことながら、代わりに、プリアンブル520および530とPHYモードとの逆の関連も使用され得る。一態様において、図24は、SCおよびOFDMの両方の通信で使用され得る共通のプリアンブルフォーマットを示し、受信デバイス(例えば、図1の受信デバイス14)は、プリアンブルを分析することにより、パケットがSCまたはOFDMのどちらを経由して伝送されるかを決定することができる。例えば、aシーケンスを備えたSTFは、SCモードを示すことができ、bシーケンスを備えたSTFは、OFDMモードを示すことができる。
図25は、SC/OFDM選択の信号を発信する技法を示すが、図16を参照して上記で説明したPHYプリアンブルフォーマットに依存する。より具体的には、PHYプリアンブル540および550は、LTFの先頭のu´のサイクリックプレフィックスと、u´と、u´の直後のv´と、vのサイクリックポストフィックスと、を含む、LTFを有する。プリアンブル540および550は、シーケンスaおよびbがスワップされることを除いて、同じである。aシーケンスを備えたSTFは、SCモードを示すことができ、一方bシーケンスを備えたSTFは、OFDMモードを示すことができる。STFのシーケンスaは、SCモードの運用を示し、一方で、STFの拡散シーケンスbは、OFDMモードを示す(またはこの反対)。図24および図25は、SCモード対OFDMモードを示すパラメータをエンコードすることに関して説明されたが、同じ技法は、他のモードまたはパラメータを示すために使用され得る。
図26は、STFのaおよびbシーケンスの選択が、異なる伝送モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)を示す技法を示す。PHYプリアンブル560および570のLTFは究極的には同じであるが、PHYプリアンブル560のSTF(SCに対応することができる)は、シーケンスaを使用し、PHYプリアンブル570のSTFはbを使用する(OFDMに対応することができる)。この結果、受信デバイス(例えば、受信デバイス14)は、LTFの第1の周期後にのみ、OFDMモードのSTF/LTFバウンダリを検出することができる。所望する場合、PHYプリアンブル570は、第1のCESシンボルの第1の周期で開始するLTFを有するとして考えられ得、ここでは第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスは、STFの最後の周期である。aシーケンスを備えたSTFは、SCモードを示すことができ、bシーケンスを備えたSTFは、OFDMモードを示すことができる。
図27は、図20のPHYプリアンブル480に類似したプリアンブルフォーマットを使用し、SCモードまたはOFDMモードに対してシーケンスaおよびbのスワップを適用する。図27の技法は、異なるu´が利用されていることを除き、図25の技法に類似する。図28は、STFのaおよびbシーケンスの選択が、異なる伝送モード(例えば、SCモードまたはOFDMモード)を示す別の技法を示す。図28は、異なるu´が利用されていることを除き、図26の技法に類似する。
また別の手法として、PHYモードの選択(または、PHY層または可能な他の層の他の運用パラメータの選択)は、STFフィールドとLTFフィールドとの間に明示的なSFDフィールドを含むことにより、およびSFDの多様なパラメータを変えることにより、発信され得る。図29は、例示的なPHYプリアンブルフォーマット620で、ここでは、PHYモードまたはパラメータは、SFD内に特定の相補的なシーケンスa、b(例えば、相補的なゴーレイコード)を適用することにより、またはこれらの技法の多様な組み合わせにより、SFDのカバーコードを経由して示され得る。例えば、LTFは、相補的なシーケンスa´およびb´を利用することができ、SFDの最後の周期は、LTFの第1の周期のシーケンスに相補的なシーケンスを利用することができる。一方で、STFは、a等の別のシーケンスを利用する場合がある。このように、PHYプリアンブル620は、1対より多くの相補的なシーケンスを使用することができる。一般的に、SFDとLTFとの間のバウンダリが1対の相補的なシーケンスにより明確に信号が発信されている限り、SFDの最後の周期を除く全ての周期で、STFで任意の適切なシーケンスを使用することが可能である。このように、STFは、LTFで利用されたシーケンスaおよびbのうちの1つまたは2つ、サイクリックにシフトされたシーケンスaおよびbのそれぞれに対応する1つまたは両方のシーケンスa´およびb´、あるいは、シーケンスaおよびbと無関係、つまり、シーケンスaまたはbと同一ではない、またはこれらから派生されていない、1つまたはいくつかの他のシーケンス(例えば、c、d等)を使用することができる。
図30は、2つ以上の物理的PHYモードを示すために、SFDを使用する一例示的技法を示す。説明を簡単にするために、フレームデリミタフィールド(FD)は、図30において、PHYプリアンブル630および640各々のSTFの最後の部分として説明される。u´およびv´を変えることなくSCとOFDMとの間の選択を発信するために、パターン[b b]がSCに使用され得、別のパターン[−b b]がOFDMに使用され得る。これらの2つの場合の各々において、FDの最後の周期は、LTFの第1の周期で使用されたシーケンスに相補的なシーケンスであり、したがって、STF/LTFバウンダリを発信することに留意されたい。概して、STFの最後の部分として使用されたFDシーケンスは、任意の所望の数の周期を含むことができ、SCまたはOFDMの選択は、異なるカバーコードを使用して発信され得る。別の実施例として、図31は、別のCESシンボルu´を使用すること以外は、図30のプリアンブルと同一である、PHYプリアンブル650および660を示す。
次に、図32は、LTFのCESシンボルの相対的順序を変えることにより、SC/OFDM選択等の運用パラメータを示す方法を示す。図32に示されるように、PHYプリアンブル670は、別のCESシンボルvの直前に伝送されたCESシンボルuを含む。一方で、PHYプリアンブル680は、CESシンボルuの直前にCESシンボルvを含む。この実施例において、PHYプリアンブル670および680のSTFは同じである。このように、PHYプリアンブル670および680は、LTFのCESシンボルの順序を除いて、同一である。さらに、この特定の実施例におけるuおよびvは、他のCESシンボルの対応する第1および最後の部分のサイクリックプレフィックスおよびポストフィックスを提供するように、選択される。具体的には、uおよびvシンボルの各々は、第1の周期に−bを、最後の周期にaを含む。このように、uまたはvの第1の部分(周期)は、他のCESシンボルuまたはvのサイクリックポストフィックスとして機能し得、uまたはvの最後の部分は、他のCESシンボルuまたはvのサイクリックプレフィックスとして機能し得る。他の実施形態において、このプロパティを有しないシンボルuおよびvを使用することが可能であり、uとvとの間の順序を変えてPHYモードまたは他のパラメータを発信するPHYプリアンブルは、これに応じて、サイクリックプレフィックス/ポストフィックスのための追加の周期を含むことができる。
図33は、別の実施例のPHYプリアンブル690および700を示し、uおよびvのCESシンボルの順序は、SCモードまたはOFDMモードを示す。しかしながら、プリアンブル690および700は、uのサイクリックポストフィックスを省略し、したがって、図33の実施例と同じISI保護を提供し得ないことに留意されたい。
さらに、少なくとも一部の実施形態において、PHYプリアンブルに他の情報を示すことが望ましい場合があることに留意されたい。例えば、ピコネットIDを示すことによって、特定のピコネットに関連する受信デバイスが、そのピコネットのデータフレームを処理し、例えば、他のピコネットのデータフレームを無視することを可能にし得る。このためには、複数の対のゴーレイ相補シーケンスa、b(または他の適切なシーケンス)が定義され得、STF、LTFまたは両方における一定の1対(a、b)の選択は、ピコネット識別を発信することができる。例えば、a1、b1対は、ピコネットID1を示すことができ、1対のa、bの対はピコネットID2を示すことができる。
加えて、または代替として、STFのカバーコードは、ピコネット識別を発信することができる。所望であれば、単一の対のゴーレイ相補シーケンスa、bは、この場合、全てのピコネットのために使用され得る。例えば、カバーコードc=(1 1 1 1)は、ピコネットID1を示すことができ、カバーコードc=(1 −1 1 −1)は、ピコネットID2を示すことができる、等となる。
さらに、a/b選択をSTFのカバーコードに組み合わせることにより、PHYモード、ヘッダレート、ピコネット識別、および他の運用パラメータを効率的に発信することができ、同時に複数のパラメータを発信することが可能である。例えば、4周期カバーコード(1 1 1 1)、(1 −1、1、−1)、(−1、1、−1、1)、(1、j、−1、−j)および(1、−j、−1、j)は、ピコネット識別、SCまたはOFDMモード、ヘッダレート等の特定の固有の選択を発信することができる。PSK変調スキームにおいて、例えば、各カバーコードは、1組の位相シフトを定義する。これらのカバーコードの各々をシーケンスaまたはbに選択的に適用することにより、伝送デバイスは、さらに多くのパラメータを受信デバイスに通信することができる。
図34は、SC標準、SC低レート共通モード、またはOFDMの選択を発信するために、aまたはbシーケンスの特定の選択とともに、長さが4のカバーコードをSTFに適用する単純な実施例を示す。STFフォーマット710は、カバーコード(1、1、1、1)と共にシーケンスaを使用して、STFシーケンスパターン[a、a、a、a]を定義する。STFフォーマット720は、カバーコード(−1、1、−1、1)と共に同じシーケンスaを使用して、STFシーケンスパターン[−a、a、−a、a]を定義する。最後に、STFフォーマット730は、カバーコード(1、1、1、1)と共にシーケンスbを使用して、STFシーケンスパターン[b、b、b、b]を定義する。フォーマット710〜730と運用パラメータとの間ではどのような関連付けも可能であるが、図34に示された実施例は、フォーマット710をタプル{SC、標準ヘッダレート}、フォーマット720をタプル{SC、低ヘッダレート}、およびフォーマット730をOFDMにマッピングする。当然のことながら、この技法は、ピコネット識別、ピコネット識別とSC/OFDMとの組み合わせ、または他のPHY層のパラメータを発信することにも適用され得る。
図35を参照すると、STFのa/b選択を特定のSFDフォーマットに組み合わせても、PHY層の運用パラメータを発信することができる。この実施例では、PHYプリアンブル750および760は、同じSTFを共有することができるが、それぞれのSFDフィールドでは異なり得る。SFDフィールドは、例えば、異なる長さであり得るか、あるいは、異なるカバーコードまたは異なるシーケンス等を使用することができる。一方で、OFDMで使用するためのPHYプリアンブル770は、STFの各周期で異なる拡散シーケンスを使用する。受信デバイスは、まず、STFフィールドをaまたはbに相関することにより、SCとOFDMとの間で選択することができ、STFフィールドがaに相関している場合、次のSFDフィールドをさらに処理して、PHYプリアンブルが標準または低ヘッダレートに関連しているかどうかを決定する。
図36は、PHYプリアンブル780、790および800のヘッダレートがSTFの拡散シーケンスにより示されることを除いて、図35に示された手法に類似の手法を示す。一方で、SC/OFDMの選択は、SFDフィールドにより示される。上記の実施例のように、SFDフィールドは、特定のシーケンスを使用して拡散され、異なるカバーコードを使用して伝送され、長さを変え、または別法で多様な運用モードを区別するように変更され得る。
ここで図37を参照すると、PHYモード等のパラメータを示すために、STFのカバーコードとSFDフィールドの変形との組み合わせが同様に使用されてもよい。PHYプリアンブル810、820および830において、STFは、同じシーケンスaを使用して拡散されるが、PHYモードのうちの少なくとも1つにおけるカバーコードはSTFでは異なる。STFのカバーコードが同一である2つの残りのモードでは、SFDの変形がさらなる区別を提供することができる。
さらに、PHYプリアンブル840、850、860に関して図38に示された技法は、LTFにおけるuおよびvの順序、ならびにSTFにおける拡散コードaおよびbの選択に依存する。このように、STFのシーケンスaを順序{u、v}と組み合わせて使用することにより、1つのPHYモード/レート構成(例えば、SC標準)を発信することができる。一方で、同じシーケンスを異なる順序の、例えばuおよびvで使用することにより、第2のPHYモード/レート構成(例えばOFDM)を発信することができる。最後に、STFの拡散シーケンスbを使用することにより、第3のPHYモード/レート構成(例えば、SC低レート)を発信することができる。SC低レート共通モードの場合、LTFの長さは、SC標準で使用されたPHYプリアンブルのLTFの長さよりも短いことがあり得ることにも留意されたい(図39に図示)。
図6を再び参照すると、プリアンブルプロセッサ92等のプリアンブルプロセッサは、概して、受信信号を処理し、データフレームを検出し、LFTフィールドの開始を検出し、上記の技法を使用して、PHYプリアンブルを分析することにより、PHYパラメータを決定することができる。例えば、STF/LTFバウンダリ検出器260は、複数のaシーケンスから1つのbシーケンスへの変化、または複数のbシーケンスから1つのaシーケンスへの変化の検出に基づいて、LTFバウンダリの開始を検出することが可能である。PHYプリアンブルデコーダ264は、1)aまたはbシーケンスのどちらがSTFで利用されるかを決定、2)LTFのuおよびvまたはu´およびv´シーケンスの順序を決定、および3)STF、LTFおよび/またはSFDのカバーコードを決定、のうちの1つ以上に基づいて、変調モード、ピコネットID、ヘッダレート等のPHYパラメータを決定することが可能である。
次に、図40は、(1)等の長さが7の加重ベクトルWおよび(2)、(5)、または(8)等の長さが7の遅延ベクトルDを使用して、インパルス信号[1 0 0…]に応答して、1対の相補的なゴーレイシーケンスaおよびbを生成する生成器900の一実施例を示す。図40に示されるように、生成器900は、入力部902、遅延要素904〜910、加算器/減算器920〜934、および乗算器936〜942を含むことができる。加重ベクトルWの各値は、例えば、(1)により与えられ、対応する乗算器936〜942の入力の1つに対してマッピングされる。(1)により与えられた加重ベクトルの場合、W=1は乗算器936に割り当てられ、W=1は乗算器938に割り当てられ、W=1は乗算器940に割り当てられ、W=−1は乗算器942に割り当てられる、等となる。(2)により与えられた遅延ベクトルDの値は、一例を挙げると、遅延要素904〜910に割り当てられる。D=1は遅延要素904に割り当てられ、D=2は遅延要素906に割り当てられる、等となる。生成器900の要素は、図40に示されるように相互接続されて、この実施例で考慮されるベクトルDおよびWに応答して、(3)および(4)により求められたゴーレイシーケンスaおよびbを生成する。同様に、生成器900は、(1)により与えられた加重ベクトルWおよび(5)により与えられた遅延ベクトルDに応答して、(6)および(7)により与えられたゴーレイシーケンスを生成する。伝送デバイス12は、生成器900を含み、所望のベクトルDおよびWを記憶装置に格納し、ベクトルDおよびWを生成器900に適用して、シーケンスaおよびbを生成することができるが、伝送デバイス12は、より迅速な拡散ビットにおける適用、および/またはPHYプリアンブルの生成を迅速にするために、2対以上のシーケンスaおよびbを記憶装置に格納することが好ましいと考えられる。
一方で、受信デバイス14は、図6に示され、ここでも図41に詳細が示された相関器250を実装することができる。相関器250は、生成器900の構造に概して類似した構造を有する。しかしながら、相補的ゴーレイシーケンスaとbとの間の相関出力を生成するために(ベクトルDおよびWにより決定される)、相関器250は、生成器900の加算器と減算器を「フリップ」(つまり、加算器を減算器と、および減算器を加算器と交換)し、Dが割り当てられた遅延要素の出力を−1で乗算する。一般的に、相関器250の他の設計が可能である。しかしながら、図41に示された例示的なアーキテクチャは、相関器を、それぞれシーケンスaおよびb、またはarevおよびbrev内のチップ順序の逆として表され得る、インパルス反応を備えたフィルタとして実装することが理解される。
さらに、図41に示されたa/b相関器250は、u/v相関器258と協働で効率的に利用され得る(図6を参照)。図42は、u=[−b a b a]およびv=[−b −a −b a]のためにu/v相関を検出するu/v相関器258の一実施形態を示す。この実施例において、128の遅延を備えた遅延要素950は、b相関出力部952(bと入力信号との間の相互相関出力部(XCORR B)の一実施例については、図7の線図312を参照)に接続され、減算器956は、a相関出力部954に接続される等となる。遅延要素958および960、およびいくつかの追加の加算器及び減算器は、u/v相関を提供する。当然のことながら、遅延要素950、958、および960の因子は、長さが128チップ以外のシーケンスaおよびbが使用される場合、調整され得る。u/v相関器258は、受信信号とシーケンスuおよびvのそれぞれとの間の相互相関に対応する相互相関出力962および964を生成することができる。
u/v相関器258は、a/b相関器250により生成された相関出力を効率的に使用し、シーケンスuまたはvを相関するためにいくつかの追加のコンポーネントしか要求しないことに留意されたい。さらに、他のシーケンスuおよびvのu/v相関器は、同様に作成され得ることが理解される。一実施例として、図43に示されたu/v相関器970は、受信信号とシーケンスu=[b a −b a]およびv=[−b -a −b a]との間の相互相関出力を生成する。図42に示された実施例のように、u/v相関器970は、a/b相関器250の出力を効率的に使用する。
上記のように、LTFの一定のCESシンボルuおよびvによって、PHYプリアンブルは、先行技術のPHYプリアンブルよりも少ない周期を使用して、PHYレベルパラメータを効率的に通信することが可能になる。次の実施例は、LTFで使用するための効率的なuおよびvシーケンスの開発技法をさらに説明する。STFがシーケンスaの反復を使用して伝送される場合、
u1 = [c1b c2a c3b c4a] (12)
および
v1 = [c5b c6a c7b c8a], (13)
であり、c〜cの各々は+1または−1である。uおよびvをより効率的にするには、
c4 = c8 (14)
を使用し、さらに
c1 = c5. (15)
を使用することが好ましい。残りのシンボルc、c、cおよびcは、uおよびvを相補的にするように選択される。他のシーケンスuおよびvは、上記の実施形態のうちの少なくとも一部で使用され得ることに留意されたい。しかしながら、条件(14)および(15)が満たされる場合、隣接するシーケンスuおよびvは、相互にサイクリックプレフィックスおよび/またはポストフィックスを提供するため、LTFは少なくとも短縮され得る。さらに、相補的なシーケンスuおよびvは、別の1対の相補的なシーケンスuおよびvと効率的に使用され得るので、伝送デバイスは、1対の{u、v}または{u、v}を使用してPHYプリアンブルを作成でき、かつこれらの2対のシーケンスのうちの1つを選択すると、1つまたは複数の運用パラメータ(例えば、SCまたはOFDM通信モード、ヘッダレート等)を受信デバイスに通信することができる。STFが無条件で複数の反復するシーケンスaを有する場合、第2の対のCESシンボルは{u、v}と同様に定義され得る。
u2 = [d1b d2a d3b d4a] (16)
v2 = [d5b d6a d7b d8a] (17)
式中、d〜dの各々は、+1または−1で、好ましくは
d4 = d8 (18)
であり、さらに以下であることが好ましい。
d1 = d5 (19)
受信デバイスが、{u、v}と{u、v}との間を区別することを可能にするために、シーケンスc、c…cとd、d…dは同じであってはならない。
別の実施形態において、STFは、aまたはbのいずれかの反復を使用して伝送される。次に、1対のシーケンス{u、v}は、(12)〜(14)に従って定義され得、{u、v}は次のように定義され得る。
u2 = [d1a d2b d3a d4b] (20)
v2 = [d5a d6b d7a d8b] (21)
式中、d〜dの各々は+1または−1で、好ましくは、条件(18)および(19)も満たされ、さらに、残りのシンボルd、d、dおよびdによってu、vが相補的になる。これらの場合の少なくとも一部が、この手法に一致する場合、uは、uから派生し得、vはvから派生し得る。代替として、uは、vから派生し得、vはuから派生し得る。
一部の特定の実施例を考慮すると、{u、v}は、(12)および(13)に従って定義され得、{u、v}は次のように定義され得る。
u2 = m [c2a c3b c4a c1b] (22)
v2 = m [c6a c7b c8a c5b] (23)
式中、mは+1または−1である。
別の実施例として、{u、v}がここでも(12)および(13)により提供される場合、{u、v}は以下のように定義され得る。
v2 = m [c2a c3b c4a c1b] (24)
u2 = m [c6a c7b c8a c5b] (25)
式中、mは+1または−1である。この定義は、(22)および(23)により提供されたuおよびvの「スワップ」定義に対応することに留意されたい。
またさらなる実施例では、{u、v}の定義は、(12)および(13)に一致し、mは+1または−1で、{u、v}は以下により与えられ得る。
u2 = m [c4a c1b c2a c3b] (26)
v2 = m [c8a c5b c6a c7b] (27)
または
v2 = m [c4a c1b c2a c3b] (28)
u2 = m [c8a c5b c6a c7b], (29)
または
u2 = m [c2a c3b c4a c1b] (30)
v2 = m [c8a c5b c6a c7b] (31)
または
v2 = m [c2a c3b c4a c1b] (32)
u2 = m [c8a c5b c6a c7b] (33)
または
u2 = m [c4a c1b c2a c3b] (34)
v2 = m [c6a c7b c8a c5b] (35)
または
v2 = m [c4a c1b c2a c3b] (36)
u2 = m [c6a c7b c8a c5b] (37)
上記のように、STFパターン、SFDパターン、CESシンボル、a/bシーケンスなどの使用、ならびにこれらのパラメータの様々な組み合わせは、データフレームに関連する1つまたはPHY層パラメータの指標として有利に機能する。さらに、パターン間の遷移も、PHY層パラメータまたは他のデータを受信デバイスに通信するために使用され得る。例えば、SFDの最後の周期とCESの最初の周期との間のaから−aの遷移は、SCを示すことができ、aから−bへの遷移はOFDMを示すことができる、等となる。
上記に関して一般的には、「伝送デバイス」および「受信デバイス」という用語は、単に、物理的デバイスの運用状態を言い、それぞれの通信ネットワークで、これらのデバイスが、受信のみまたは伝送のみに必ずしも制限することを意図しないことが理解されるであろう。例えば、運用中の何らかの時点で、図1のデバイス12は受信器として運用することができ、デバイス14は伝送器として運用することができる。
上記の様々なブロック、運用および技法のうちの少なくとも一部は、ハードウェア、ファームウェア命令を実行するプロセッサ、ソフトウェア命令を実行するプロセッサ、またはこれらの任意の組み合わせを利用して実装され得る。ソフトウェアまたはファームウェア命令を実行するプロセッサを利用して実装された場合、ソフトウェアまたはファームウェア命令は、磁気ディスク、光ディスク、または他の保存媒体等の任意のコンピュータ可読メモリ、RAMまたはROMまたはフラッシュメモリ、プロセッサ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ等に格納され得る。同様に、ソフトウェアまたはファームウェア命令は、例えば、コンピュータ可読ディスクまたは他の可搬型コンピュータ保存機構上、または通信媒体を経由するなど、任意の周知または所望の配信方法を経由して、ユーザまたはシステムに配信され得る。通信媒体は、典型的に、キャリア波または他の搬送機構等の変調されたデータ信号内のコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータを具現化する。「変調されたデータ信号」という用語は、情報を信号にエンコードするような様式で設定または変更された特徴のうちの1つ以上を有する信号を意味する。実施例としてであって限定としてではなく、通信媒体としては、有線ネットワークまたは直接配線接続等の有線媒体、および音響、無線周波数、赤外線または他のワイヤレス媒体等のワイヤレス媒体が挙げられる。このように、ソフトウェアまたはファームウェア命令は、電話線、DSL配線、ケーブルテレビ配線、光ファイバー配線、ワイヤレス通信チャネル、インターネット等の(これらは、可搬保存媒体を経由してこのようなソフトウェアを提供することと同じまたは交換可能と考えられる)通信チャネルを経由して、ユーザまたはシステムに配信され得る。ソフトウェアまたはファームウェア命令は、プロセッサにより実行されると、プロセッサに多様な動作を実行させる機械可読命令を含むことができる。
ハードウェアに実装されると、ハードウェアは、ディスクリートコンポーネント、集積回路、特定用途集積回路(ASIC)等のうちの1つ以上を備えることができる。
前述の文章で、多数の異なる実施形態の詳細な説明を記載したが、本特許の範囲は、本特許の最後に記載された請求項の文言により定義されることを理解されたい。あらゆる可能な実施形態を記述することは、不可能でない場合でも実際的ではないため、詳細説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、あらゆる可能な実施形態を記述するものではない。現在の技術または本特許の提出日後に開発される技術を使用する、無数の代替の実施形態が実装され得るが、これらは、依然として、請求項の範囲内である。

Claims (29)

  1. 通信チャネルを経由して伝送するためのデータユニットのプリアンブルを生成するための方法であって、
    第1のシーケンスまたは第2のシーケンスのうちの1つを使用して前記プリアンブルの第1のフィールドを生成することであって、当該第1のフィールドは同期情報に関連づけられ、前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスが、前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和がゼロになるような、相補的なシーケンスである、第1のフィールドを生成することと、
    前記第1のシーケンスまたは前記第2のシーケンスのうちの他方を使用して、前記プリアンブルの第2のフィールドの開始のインジケータを生成することであって、前記第2のフィールドは、チャネル推定情報に関連付けられ、前記第2のフィールドの前記開始の前記インジケータは、前記第1のフィールドの直後に続き、前記第2のフィールドの前記開始の前記インジケータは前記第2のフィールドにおける第1のチャネル推定シーケンス(CES)シンボルに含まれる、開始のインジケータを生成することと、
    前記プリアンブルの前記第2のフィールドを生成することと、を含む、
    方法。
  2. 前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスは、相補的ゴーレイシーケンスである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記シーケンスおよび前記第2のシーケンスの各々は、加重ベクトルWおよび遅延ベクトルDに関連する128チップゴーレイ拡散シーケンスであって、W=[1 1 −1 1 −1 1 −1]であり、Dは1、2、4、8、16、32および64の各々の数を正確に1回含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記遅延ベクトルDは、[1 2 4 8 16 32 64]、[64 16 32 1 8 2 4]または[64 32 16 8 4 2 1]のうちの1つである、請求項3に記載の方法。
  5. 変調スキームに従って前記プリアンブルを変調することをさらに含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記変調スキームは、バイナリ位相偏移変調(BPSK)を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記変調スキームは、π/2 BPSKである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスの各々は、バイナリチップのシーケンスである、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第1のフィールドは、データユニットと時間同期を提供することと関連付けられる、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記プリアンブルの前記第2のフィールドを生成することは、
    第1の組のカバーコードにより拡張された前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスを含む、前記第1のCESシンボルを生成することと、
    第2の組のカバーコードにより拡張された前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスを含む、第2のチャネル推定シーケンス(CES)シンボルを生成することと、を含み、
    前記第1のCESシンボルおよび前記第2のCESシンボルは、相補的なシーケンスである、請求項1から9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第1のCESシンボルおよび前記第2のCESシンボルは、相補的ゴーレイシーケンスである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記プリアンブルの前記第2のフィールドの前記開始の前記インジケータは、前記第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能する、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスを生成することをさらに含む、請求項10から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第1のフィールドの最後の部分は、前記第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能する、請求項10に記載の方法。
  15. 前記第2のCESシンボルの第1の部分は、前記第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスとして機能し、
    前記第1のCESシンボルの最後の部分は、前記第2のCESシンボルのサイクリックプレフィックスとして機能する、請求項10に記載の方法。
  16. 前記第2のCESシンボルのサイクリックポストフィックスを生成することをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のCESシンボルのサイクリックプレフィックスを生成することと、
    前記第1のCESシンボルのサイクリックポストフィックスを生成することと、
    前記第2のCESシンボルのサイクリックプレフィックスを生成することと、をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  18. 前記第2のCESシンボルのサイクリックポストフィックスを生成することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスの各々の長さは、整数Nであり、
    前記第1のCESシンボルおよび前記第2のCESシンボルの各々の長さは、少なくとも4Nである、請求項10から18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記第1のCESシンボルの先頭部分は、前記第2のCESシンボルの先頭部分と同じであり、
    前記第1のCESシンボルの終了部分は、前記第2のCESシンボルの終了部分と同じであり、
    前記プリアンブルの前記第2のフィールドを、前記第1のCESシンボルおよび前記第2のCESシンボルの第1の順序で前記第2のフィールドに生成することは、第1の通信モードを示し、
    前記プリアンブルの前記第2のフィールドを、前記第1のCESシンボルおよび前記第2のCESシンボルの第2の順序で前記第2のフィールドに生成することは、第2の通信モードを示す、請求項10に記載の方法。
  21. 前記プリアンブルの前記第1のフィールドを前記第1のシーケンスで生成することは、第1の通信モードを示し、
    前記プリアンブルの前記第1のフィールドを前記第2のシーケンスで生成することは、第2の通信モードを示す、請求項1から20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記第1の通信モードは、シングルキャリアモードであり、前記第2の通信モードは、直交周波数分割多重(OFDM)モードである、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1のフィールドを生成することは、
    通信パラメータの第1の値を示すために、第1のカバーコードを前記第1のフィールドに適用することと、
    前記パラメータの第2の値を示すために、第2のカバーコードを前記第1のフィールドに適用することと、を含む、請求項1から22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記プリアンブルを伝送することをさらに含む、請求項1から23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 通信チャネルを経由して受信されたデータユニットのプリアンブルを処理するための方法であって、前記プリアンブルは、同期情報に関連付られた第1のフィールドと、チャネル推定情報に関連付られ、かつ当該第1のフィールドの直後に続く第2のフィールドとを含み、前記第1のフィールドの終了部分は第1のシーケンスを含み、前記第2のフィールドの先頭部分は、前記第2のフィールドにおける第1のチャネル推定シーケンス(CES)シンボルに含まれ前記第1のシーケンスに相補的な第2のシーケンスを含み、前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスの位相不一致の非周期的自動相関係数の和はゼロであり、
    前記プリアンブルに対応する受信された信号を使用して、少なくとも1つの相関信号を生成することであって、前記少なくとも1つの相関信号は、1)前記受信された信号と前記第1のシーケンスとの間の相互相関、2)前記受信された信号と前記第2のシーケンスとの間の相互相関、および3)前記受信された信号の自動相関、のうちの少なくとも1つを含む、相関信号を生成することと、
    前記相関信号に基づいて、前記第2のフィールドの先頭を検出することと、
    前記第2のフィールドをデコードするために、前記第2のフィールドの前記先頭の前記検出を使用することと、を含む、方法。
  26. 前記第2のフィールドは、前記第1のCESシンボルと、第2のCESシンボルと、を含み、前記第1のCESシンボルおよび前記第2のCESシンボルの各々は、それぞれのカバーコードにより拡張された前記第1のシーケンスおよび前記第2のシーケンスを備え、
    前記受信された信号を使用して、追加の複数の相関信号を生成することであって、前記複数の相関信号は、前記受信された信号と前記第1のCESシンボルとの間の相互相関、および前記受信された信号と前記第2のCESシンボルとの間の相互相関を含む、相関信号を生成することと、
    前記追加の複数の相関信号を使用して、前記第2のフィールドをデコードすることと、をさらに含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記第1のフィールド内のカバーコードを決定することをさらに含み、
    前記プリアンブルをデコードすることは、前記カバーコードに基づいて物理層パラメータの値を決定することを含む、請求項25または26に記載の方法。
  28. 前記パラメータは、ピコネット識別子、物理層通信モード、またはヘッダレートのうちの1つである、請求項27に記載の方法。
  29. 少なくとも1つの相関信号を生成することは、1)前記受信された信号と前記第1のシーケンスとの間の前記相互相関、2)前記受信された信号と前記第2のシーケンスとの間の前記相互相関、3)前記受信された信号の前記自動相関のうちの少なくとも2つを含む、複数の相関信号を生成することを含む、請求項25から28のいずれか1項に記載の方法。
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