JP2015149252A - 蓄電素子及び電源モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 蓄電素子において収納容器に電極体を安定して固定する。
【解決手段】 電極体11と、電極体11に接続される集電体12と、電極体11及び集電体12を収納し、集電体12が固定される収納容器としての容器本体10及び蓋部20とを備え、集電体12は収納容器の内側である蓋部20にて、例えば先端が基台部12aの表面に係止する係止部21b3を有する内側パッキン21bにより更に係止されている、非水電解質二次電池1。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば二次電池その他の電池等の蓄電素子及びそれを用いた電源モジュールに関する。
二次電池は、一次電池の置きかえ用途はもとより、携帯電話、IT機器などの電子機器の電源として広く普及している。とりわけ、リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池は、高エネルギー密度であることから、電気自動車などの産業用大型電気機器への応用も進められている。
非水電解質二次電池は、一般に導電性を有する金属製の収納容器の内部に、微多孔膜のセパレータで離隔された正負の極板を重ね合わせてなる電極体と、収納容器の外部に設けられた電極端子と電気的に接続されるとともに収納容器から絶縁された集電体と、電解液とが封入された構成を有する(例えば特許文献1、図1等を参照)。集電体は収納容器の内部に固定され、電極体を保持している。
特開2012−4105号公報
このような従来の非水電解質二次電池においては、以下のような課題があった。すなわち、収納容器に振動や衝撃が加わった際に電極体が揺動すると、集電体が振動、又は大きな応力がかかり、電極体又は集電体に不具合を与える恐れがあった。更に、集電体を収納容器の内部に固定する際に加わる応力により集電体に変形が生ずる恐れがあった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、集電体を収納容器内に安定して固定することが可能な蓄電素子及びそれを用いた電源モジュールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、
電極体と、
前記電極体に接続される集電体と、
前記電極体及び前記集電体を収納し、前記集電体が固定される収納容器とを備え、
前記集電体は前記収納容器の内側にて更に係止されている、
蓄電素子である。
本発明の第2の側面は、
前記収納容器の内壁に固定され、前記集電体を係止する係止部を有する絶縁性部材を備えた、
本発明の第1の側面の蓄電素子である。
本発明の第3の側面は、
前記集電体は、
前記絶縁性部材を介して前記内壁に固定され、前記係止部により係止される基台部と、
前記電極体に接続される脚部とを有し、
前記係止部は、前記基台部上にて、前記収納容器との固定位置より前記脚部寄りに位置している、
本発明の第2の側面の蓄電素子である。
本発明の第4の側面は、
前記集電体は複数の脚部を有し、
前記係止部は複数の前記脚部の間に位置している、
本発明の第3の側面の蓄電素子である。
本発明の第5の側面は、
前記係止部は、前記脚部に隣接している、
本発明の第3又は第4の側面の蓄電素子である。
本発明の第6の側面は、
前記係止部の高さは前記基台部の周縁から中央に向かって小さくなっている、
本発明の第2から第5のいずれかの側面の蓄電素子である。
本発明の第7の側面は、
前記係止部は、前記電極体の外形に追従した形状を有する、
本発明の第2から第6のいずれかの側面の蓄電素子である。
本発明の第8の側面は、
電極体と、
前記電極体に接続される集電体と、
前記電極体及び前記集電体を収納し、前記集電体が固定される収納容器とを備え、
前記集電体は前記収納容器の内壁側にて、前記絶縁性部材と前記基台部とが対向する方向から前記基台部に係止されている、
蓄電素子である。
本発明の第9の側面は、
本発明の第1から第8のいずれかの側面の蓄電素子を少なくとも一つ備えた電源モジュールである。
以上のような本発明は、集電体を収納容器内に安定して固定することが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る非水電解質二次電池の構成を示す分解斜視図 本発明の実施の形態1に係る非水電解質二次電池の構成を示す正面図 本発明の実施の形態1に係る非水電解質二次電池の構成を示す側面図 本発明の実施の形態1に係る非水電解質二次電池の要部の構成を示す分解斜視図 (a)本発明の実施の形態1の非水電解質二次電池の要部の構成を示す断面図(b)本発明の実施の形態1の非水電解質二次電池の要部の構成を示す平面図 (a)従来の非水電解質二次電池における集電体の状態を説明するための図(b)従来の非水電解質二次電池における集電体の状態を説明するための図 (a)本発明の実施の形態1に係る非水電解質二次電池における内部パッキンと集電体との結合を説明するための図(b)本発明の実施の形態1に係る非水電解質二次電池における内部パッキンと集電体との結合を説明するための図(c)本発明の実施の形態1に係る非水電解質二次電池における内部パッキンと集電体との結合を説明するための図 (a)本発明の実施の形態2に係る非水電解質二次電池の内部パッキンの構成を示す図(b)本発明の実施の形態2に係る非水電解質二次電池の内部パッキンの構成を示す平面図 本発明の実施の形態2に係る非水電解質二次電池における内部パッキン及び集電体の他の構成例を示す図 (a)本発明の実施の形態に係る非水電解質二次電池の内部パッキンの他の構成例を示す図(b)本発明の実施の形態に係る非水電解質二次電池の内部パッキンの他の構成例を示す図 本発明の実施の形態に係る非水電解質二次電池の他の構成例を示す分解斜視図
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る非水電解質二次電池1の構成を、一部を分解した状態で模式的に示す斜視図であり、図2は非水電解質二次電池1の正面図である。図3は非水電解質二次電池1の側面図である。
図1及び2に示すように、非水電解質二次電池1は、アルミニウム製の開口箱状の容器本体10と、容器本体10の開口10xを封止する、容器本体と同一材料製の板状の蓋部20とから構成される外形が六面体状の収納容器を外装として備える。
なお、収納容器の各辺は、図1に示す直交座標をなすX軸、Y軸及びZ軸にそれぞれ平行に位置している。次に、非水電解質二次電池1の内部構成を説明するため、容器本体10は、図1中においては破線により輪郭のみ示した。同様の理由により、容器本体10及び蓋部20は、図2中においては図中のZ−Y平面に平行な面で切断した要部断面図として示し、図3中においては図中のZ−X平面に平行な面で切断した要部断面図として示した。
容器本体10の内部空間10zには、中央にそれぞれ活物質層が形成された帯状の極板である正極と負極を、間にセパレータを介して、図中Y軸に平行な軸を巻回軸として長円筒形に巻回した構成を有する電極体11が配置されている。負極は、例えば帯状の銅箔の表面に負極活物質を含む合剤層を形成させて構成される。正極は、例えば帯状のアルミニウム箔の表面に正極活物質を含む合剤層を形成させて構成される。
電極体11においては、最外周に位置するセパレータ11aを間に挟んで正極の金属箔及び負極の金属箔が単体で重なりあった状態で露出し、金属箔露出部11bとして両端に位置している。
なお、図1においては、金属箔露出部11bとして負極側の金属箔が露出した側の構成のみ符号を付して説明するが、正極側の金属箔露出部も金属の材質を除いて同様の構成を有する。又、説明のため、電極体11は蓋部20と分離し、容器本体10から半ば抜き出された状態として示した。
金属箔露出部11bは集電体12に接続される。集電体12は、蓋部20の裏面20yに固定された、外形矩形の平板状の基台部12aと、基台部12aの図中Y軸方向に沿った長辺側の側面から屈曲し、図中Z軸方向に沿って容器本体10の内底10yに向かって延出した一対の平板状の脚部12bとを有する。一対の脚部12bの対向面のそれぞれは電極体11の金属箔露出部11bの表面を挟み込むように配置され、超音波溶接等することにより電極体11と接合される。
一方、蓋部20の表面20x側には、外部接続用の電極端子23が設けられている。電極端子23は、表面にネジが切られた円筒状のボルト部23aとボルト部23aの一端に形成され、後述する外側パッキン21aに埋設された台座部23bとを有する金属製の部材である。
更に、蓋部20の表面20x側には、電極端子23の台座部23bに覆い被さるように接続かん22が設けられている。接続かん22は、表面にボルト部23aが挿入される貫通孔が開口された外形矩形の中継板22aと、中継板22aの表面から図中Z軸方向に沿って容器本体10の内底10yに向かって延出した円筒状の接続棒22bとを有する金属製の部材である。ボルト部23aを介して台座部23bが中継板22aと外側パッキン21aに挟まれることにより、電極端子23は接続かん22と組み合わされている。
接続かん22の接続棒22bは、集電体12の基台部12aとかしめや圧着等の周知の技術的手段により結合されることにより、集電体12と電気的、機械的に接続される。なお、本実施の形態1においては一例としてかしめにより固定されるものとし、接続棒22bの先端はかしめ端22xを形成して基台部12aに圧接している。更に、接続かん22の中継板22aは、上述のように電極端子23と組み合わされていることから、これにより、電極体11から収納容器の外部に電気が取り出される。
なお、接続かん22において中継板22aと接続棒22bとは、図中には一体化した態様にて示したが、正極側においては一体成形された部品として作成され、負極側においては各々が独立した部材としての中継板22a及び接続棒22bが圧入等の手段により組み合わされた部品として作成されることもある。
電極端子23と電極体11とを結ぶ導電路は、絶縁体である合成樹脂材料製の外側パッキン21a及び内側パッキン21bによって収納容器と絶縁されている。なお、図2中において外側パッキン21a及び内側パッキン21bは断面図として示す。外側パッキン21aは蓋部20の表面20x上に配置され、蓋部20と電極端子23及び接続かん22とを絶縁している。内側パッキン21bは蓋部20の裏面20yに配置され、蓋部20と集電体12とを絶縁している。外側パッキン21a及び内側パッキン21bは一体的に組み合わされた状態で集電体12と接続かん22とにより締結されており、これにより、導電路と収納容器との間の空間、隙間を閉塞して、収納容器内部からの電解液の漏出を防いでいる。
蓋部20には、容器本体10がレーザ溶接等により封止された後に電解液を注入するための注入口が設けられており、電解液注入後、封止栓24により封止される。
次に、図4の分解斜視図及び図5の要部拡大図を更に参照して、非水電解質二次電池1における集電体12、外側パッキン21a及び内側パッキン21b、接続かん22並びに電極端子23近傍の構成を説明する。
図4に示すように、集電体12の基台部12a、外側パッキン21a及び内側パッキン21b、並びに接続かん22の中継板22aは蓋部20の長辺方向である、図中Y軸方向に沿って形成された矩形状の外形を有するとともに、基台部12aと中継板22aが外側パッキン21a、蓋部20及び内側パッキン21bを間に挟んだ態様で、図中Z軸方向に積層されている。
外側パッキン21aは蓋部20及び接続かん22の中継板22aに挟まれる本体部21a1と、本体部21a1と一体成形され、蓋部20に対向する面上に設けられた筒部21a2とを有する。筒部21a2の中央には本体部21a1と連通する貫通孔21a3が開口されており、積層状態において貫通孔21a3内に接続かん22の接続棒22bが挿入される。
なお、本体部21a1の、図中死角となる中継板22aとの対向面は、中継板22aの周縁を取り囲む壁部及び電極端子23の台座部23bが埋設される平面形状矩形の凹部が形成されている。台座部23bが本体部21a1の凹部に埋設されることによりボルト部23aの図中X−Y平面上における回転は規制されている。
蓋部20には外側パッキン21aの筒部21a2が貫通するための開口20zが設けられている。
内側パッキン21bは、蓋部20及び集電体12の基台部12aに挟まれる本体部21b1と、本体部21b1の輪郭に対応して形成された壁部21b2と、壁部21b2上に設けられた係止部21b3とを有する。
係止部21b3は壁部21b2の延伸方向に直交し、図中X軸方向に沿って本体部21b1の中央側へ延出する爪状の部材で、係止部21b3は2つ一組で壁部21b2の一対の長辺のそれぞれに正対するように配置される。図3に示すように、それぞれの係止部21b3は、収納容器の内部空間10z側に対向する外側表面21b3aは壁部21b2側から先端21b3cへ向かって図中Z軸方向の寸法が小さくなっている斜面を形成する一方、本体部21b1に対向する内側表面21b3bは本体部21b1に対する平行面を形成している。これにより、図中X−Z平面から見て、係止部21b3は、基台部12aの周縁から中央に向かって高さが小さくなるくさび形の形状を有している。
更に、図3並びに図5(a)及び(b)に示すように、積層状態において係止部21b3は集電体12の脚部12bに隣接し、基台部12aの表面に重なるように位置している。これにより係止部21b3は本体部21b1と協働して基台部12aを周縁から保持し、一対の係止部21b3の間は空間として基台部12aの表面を露出させている。
更に、本体部21b1には蓋部20の開口20zと同軸、略同一寸法の貫通孔21b4が開口されており、積層状態において貫通孔21b4に、外側パッキン21aの筒部21a2が接続かん22の接続棒22bとともに挿入される。
集電体12の基台部12aに開口されている貫通孔12a1の寸法は、接続かん22の接続棒22bと略同一であり、外側パッキン21aの筒部21a2の長さは蓋部20及び内側パッキン21bの本体部21b1の厚みの総計と略同一となっている。これにより、積層状態において筒部21a2の先端は基台部12aの表面に接触し、接続棒22bの先端22b1は基台部12aから突出する。先端22b1をかしめ加工することにより、外径が貫通孔12a1より大きいかしめ端22xが形成され、かしめ端22xと接続かん22の中継板22aとの間で外側パッキン21a及び内側パッキン21bは圧着され、蓋部20の表面20xと裏面20yの間を閉塞する。
以上の構成において、非水電解質二次電池1は本発明の蓄電素子に相当し、容器本体10と蓋部20の組合せは本発明の収納容器に相当する。蓋部20の裏面20yは本発明の収納容器の内壁に相当する。電極体11は本発明の電極体に相当する。集電体12は本発明の集電体に相当し、基台部12a、脚部12bはそれぞれ本発明の基台部、脚部に相当し、内側パッキン21bは本発明の絶縁性部材に相当する。
このような構成を有する本実施の形態1による非水電解質二次電池1は、集電体12の基台部12aと蓋部20との間に設けられ、係止部21b3を有することにより基台部12aを周縁から保持する内側パッキン21bを備えたことを特徴とする。
内側パッキン21bが係止部21b3を有さない平板状の従来の非水電解質二次電池においては、図6(a)に示すように、接続かん22から集電体12までの各部の結合は接続かん22の接続棒22bのかしめ加工により行われ、集電体12と蓋部20との固定位置はかしめ端22xに一致する。
この場合において、本発明者は以下の事項を見いだした。すなわち、収納容器の外部から衝撃や振動が与えられた際には、集電体12には電極体11からの荷重が加えられる。特に、基台部12aの主面上において、かしめ端22xは、当該主面の重心を間に挟んで電極体11が接続された脚部12bに対向しているため、荷重は図中Z方向における応力として脚部12b寄りに大きく現れる。
更に、非水電解質二次電池1の作成時においても、図4に示した接続かん22から集電体12の結合の際に、接続かん22のかしめ圧が、上記と同様に基台部12aに過剰な応力を与える場合がある。
これらの結果、図6(b)の点線で示す領域R内に示すように、集電体12の基台部12aはかしめ端22xを支点にZ方向に湾曲する、又は反り返ることとなる。このような基台部12aの変形は、脚部12bの姿勢変化を引き起こし、電極体11において、金属箔露出部の脚部12bとの接合部分近傍が剥離、裂断する等の影響を与える恐れがあった。又、電池への衝撃や振動に起因する集電体12の振動が電極体11に伝達されることとなり、金属箔露出部に上記と同様の影響を与える恐れがあった。
更には、基台部12aの変形自体が外側パッキン21a及び内側パッキン21bの圧着による収納容器の閉塞状態に影響を及ぼす恐れがあった。
本発明は、このような検討に基づきなされたものであり、本実施の形態1においては、内側パッキン21bが本体部21b1及び係止部21b3により集電体12の基台部12aを周縁から保持することにより、基台部12aをかしめ端22xにおける固定に加えて係止部21b3からも保持するようにしている。
図5(a)及び(b)に示すように、係止部21b3は基台部12aの表面に達してこれと干渉し、図中Z方向における応力に対する緩衝体として機能して、基台部12aの振動や変形を抑制する。これにより、集電体12を収納容器としての蓋部20に安定した状態で固定することが可能となる。
更に、本実施の形態1においては、図3及び図5(b)に示すように、係止部21b3が接続かん22を通るY軸に平行な中心線(図5(b)中一点鎖線)に対して対称に配置されていることを特徴とする。これにより、荷重が加わるかしめ端22xへの影響を等方的に分散させて、変形の抑制の効果を高めている。
更に、本実施の形態1においては、特に図5(a)及び(b)に示すように、係止部21b3が脚部12bに隣接して設けられていることを特徴とする。これにより、係止部21b3が直接脚部12bと干渉することにより、図6(b)に示すような図中Z−Y平面内における脚部12bの回動を規制し、基台部12aの振動や変形の抑制の効果を更に高めることができる。
なお、係止部21b3と脚部12bとは密着していることがより好ましく、係止部21b3と脚部12bとの間に間隔がある場合も、当該間隔は公差の範囲内にあることが望ましい。各図中においては説明のため公差を誇張して示した。
更に、係止部21b3が集電体12の基台部12aを係止する状態において、内側表面21b3bは基台部12aの表面に密着又は圧接してもよいし、離隔していてもよい。内側表面21b3bが離隔している場合であっても、基台部12aに微小な変形が生じた場合、係止部21b3は基台部12aに干渉することとなり、それ以上の変形を抑制することとなり、本発明の効果を奏する。
更に、係止部21b3は脚部12bに隣接せずとも、かしめ端22xから離れて脚部12b寄りに設けられていればよく、一定の効果を奏する。この場合において、係止部21b3とかしめ端22xは基台部12aの平面上の重心を間に挟んで配置されることがより好ましい。
更に、本実施の形態1においては、係止部21b3が、基台部12aの周縁に設けられた壁部21b2から突出して先端21b3cが基台部12aの表面上に位置する構成とし、図3及び図4に示すように外形がくさび形であることを特徴とする。これは以下の効果を奏する。すなわち、図4に示すように、接続かん22の中継板22a、電極端子23、外側パッキン21a、蓋部20、内側パッキン21b及び集電体12の基台部12aの構成は、各部が図中Z軸方向に沿って積層して組み合わされ、接続棒22bのかしめ加工により圧着される工程により完成している。
上記の工程において、図7(a)に示すように、内側パッキン21bと集電体12とが重ねあわされ、図中Z軸矢印方向へ押し込まれると、図7(b)に示すように、係止部21b3は、斜面である外側表面21b3aに基台部12aの周縁が接触し、先端21b3cと基台部12aの周縁が一致するまで蓋部20側へ弾性的に変形する。そして、図7(c)に示すように、基台部12aが本体部21b1に嵌合すると、係止部21b3の先端21b3cは基台部12aの周縁との接触が解除され、元の形に復元することにより、基台部12aを係止する。
このように、係止部21b3による内側パッキン21bと集電体12との固定は、電極端子23〜集電体12の基台部12aの結合の工程と同時平行して、且つ同一方向にて行われる。これにより係止部21b3の付加に伴う非水電解質二次電池1の製造工程の複雑化が抑制され、電池の生産性の低下を防いでいる。
更に、本実施の形態においては、係止部21b3が、基台部12aの周縁に位置する壁部21b2から突出して先端21b3cが基台部12aの表面上に位置する構成としたことにより、電極体11と基台部12aとの間の空隙は従来と同様に保たれている。
これにより、係止部21b3の付加に伴う電極体11の寸法の削減又は収納容器の大型化を防ぎ、非水電解質二次電池1の実質的な電池容量の低下を防ぐことが可能となる。
更に、本実施の形態においては、図3に示すように、くさび形の一対の係止部21b3が、基台部12aの周縁に位置する壁部21b2に配置され、基台部12aの中央に空間を介した状態で配置される構成としたことにより、基台部12aの表面と係止部21b3の表面に形成される形状が、電極体11上部の湾曲した形状に追従した台形状の凹みとなっている。
これにより、容器本体10に収納される電極体11の体積を、例えば電極体11の表面が係止部21b3に接する程度まで大きくとることができ、係止部21b3の付加に伴う非水電解質二次電池1の実質的な電池容量の減少を抑制することが可能となる。
なお、上記の説明においては、係止部21b3の形状は基台部12aの周縁から中央に向かって高さが小さくなるくさび形であるとしたが、電極体11の表面形状に追従するものであれば、弧状等の任意の形であってもよい。
更に、係止部21b3は内側パッキン21bの本体部21b1及び壁部21b2の形状に対して微小な外形変化として一体成形により作成できるため、低コストにて実現することが可能となる。
以上のように、本発明の実施の形態1にかかる非水電解質二次電池1によれば、集電体12の基台部12aと蓋部20との間に設けられ、係止部21b3により基台部12aを周縁から保持する内側パッキン21bを備えたことにより、収納容器内に集電体12を安定して固定することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る非水電解質二次電池は、絶縁性部材としての内側パッキンを除いて実施の形態1と同様の構成を有する。したがって説明には適宜図1〜3を参照し、同一又は相当する構成については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
図8(a)は本実施の形態の非水電解質二次電池における内側パッキン21cの構成を示す斜視図である。図8(a)に示すように、本実施の形態2における内側パッキン21cは、実施の形態1の内側パッキン21bと同様の本体部21b1、壁部21b2及び貫通孔21b4を有し、更に壁部21b2の図中X軸方向に沿った短辺側に係止部21c1を備えたものである。
このような内側パッキン21cを内側パッキン21bに変えて非水電解質二次電池に組み込んだ構成を図8(b)に示す。図8(b)に示すように、実施の形態1と同様、係止部21c1は基台部12aの表面に達してこれと干渉し、Z軸方向(図中X−Y平面に直交する)における応力に対する緩衝体として機能して、基台部12aの振動や変形を抑制している。これにより、集電体12を収納容器としての蓋部20に安定した状態で固定することが可能となる。
更に、本実施の形態2においては、係止部21c1が接続かん22を通る図中Y軸に平行な中心線(図8(b)中一点鎖線)上であって、集電体12の一対の脚部12bの中間に配置されていることを特徴とする。これにより、係止部21c1は、脚部12bの近傍のうち、変形の支点であるかしめ端22xから最も遠い位置に配置されることとなり、基台部12aの変形の抑制の効果を更に高めている。
更に、本実施の形態2においては、係止部21c1が壁部21b2の単一の辺上に配置されることにより、係止部21c1による内側パッキン21bと集電体12との固定を、実施の形態1の場合よりもスムーズに行わせることができ、電池の生産性を向上させることができる。
更に、内側パッキン21bと集電体12との取付の作業を電極端子23〜集電体12の基台部12aの結合の工程と独立して行う場合であっても、当該作業を基台部12aの短辺側を係止部21c1に挿入する簡易な手順だけで行うことができ、作業性が高まる効果を奏する。
以上説明した通り、本発明の各実施の形態の非水電解質二次電池によれば、収納容器と集電体の間を絶縁する絶縁性部材としての内側パッキンが係止部により集電体を保持する構成としたことにより、収納容器内に集電体を安定して固定することが可能になる。
しかしながら、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。
上記の各実施の形態においては、集電体12は、外形矩形の平板状の基台部12aの長辺側の側面から延出した一対の平板状の脚部12bを有するものとしたが、本発明の集電体は収納容器内に固定され、電極体と接続されていればよく、その具体的な構成により限定されるものではない。
一例として、図9に示す構成例では、集電体12の一対の脚部12bを、平板状の基台部12aの図中X軸方向に沿った短辺側の側面に設けている。それぞれの脚部12bと基台部12aの境界には、基台部12aから延長し、図中Z軸に沿って下方に屈曲して形成された平板状の根元部12cが位置している。一対の脚部12bは根元部12cの両端から延出した一対の両端が互いに対向する向きに直角にねじられることにより形成され、実施の形態1の集電体12と同様、電極体11を挟持する。
このような集電体12に対応して、本発明の絶縁性部材としての内側パッキン21dは、内側パッキン21bの本体部21b1及び貫通孔21b4とそれぞれ同一寸法の本体部21d1及び貫通孔21d5を有する一方、本体部21d1の、貫通孔21d5に隣接する短辺側及び一対の長辺側の三方の周縁に位置する壁部21d2及び集電体12の根元部12cの形状に対応して壁部21d2よりも背高に成形された壁部21d3を有する。壁部21d3上には、集電体12の一対の脚部12bの中間に位置するように係止部21d4が設けられる。
このような構成であっても、非水電解質二次電池に組み込んだ場合においては、係止部21d4は根元部12cの縁に係止して、基台部12aの振動や変形を抑制することができる他、実施の形態2と同様の各効果を奏する。
なお、上記の説明においては実施の形態2と同様、集電体12の一対の脚部12bの間に係止部21d4が配置されるものとしたが、実施の形態1と同様、係止部21d4が基台部12aの長辺側の周縁に位置する構成としてもよい。
更に、実施の形態1においては、係止部21b3は2つ一組で壁部21b2の一対の長辺のそれぞれに正対するように配置されるものとしたが、本発明の係止部は、収納容器に固定された集電体に生ずる応力を緩衝することができれば壁部21b2上の任意の位置に配置するようにしてもよい。
一例として、図10(a)に示す内側パッキン21eは、壁部21b2の一対の長辺上にて、一対の係止部21e1a及び21e1bは、中心軸が互いにシフトした状態で配置されている。これにより、本実施の形態2と同様、各係止部による内側パッキン21bと集電体12との取付を電極端子23〜集電体12の基台部12aの結合の工程内にて行う場合、取付をよりスムーズに行うことができ、電池の生産性を向上させることができる。
更に、係止部は3つ以上設ける構成としてもよい。更に、図5(b)に示すように係止部21b3の平面形状は矩形であるとしたが、本発明の係止部は先端部分が集電体の基台部の表面に係止するものであればその具体的な形状によって限定されるものではなく、三角形状、半円形状その他任意の形状を取ることができる。
更に、上記各実施の形態においては、係止部は図3及び図4に示す係止部21b3のように、基台部12aの周縁から中央に向かって高さが小さくなるくさび形であるとしたが、矩形状のように高さが変化しない形状を有するものであってもよい。この場合は、集電体12の基台部12aの取付は、電極端子23〜集電体12の基台部12aの結合の工程とは独立して係止部ごとに行うようにする。
更に、上記各実施の形態においては、係止部は内側パッキンの本体部の周縁に設けられる壁部21b2等に設けられるものとしたが、本発明の絶縁性部材は、図10(b)に示す内側パッキン21fのように、壁部を省略して、蓋部20と集電体12の基台部12aを絶縁する本体部21f1から直接形成された係止部21f2を有するものとしてもよい。この場合においても、集電体12に生ずる図中Z軸方向における応力を緩衝することができる。しかしながら、本体部21b1、21f1等に壁部21b2等の壁部を設けることは、図中X−Y平面上において生ずる、貫通孔21f3に挿入される接続かんの接続棒22b周りに生ずる集電体12の回動や並進を抑制する効果があり、より好適である。
更に、上記の説明においては、非水電解質二次電池の正極及び負極の双方が本発明の絶縁性部材を備える構成としたが、蓄電素子において複数の集電体が収納容器内に固定されている場合において、少なくとも1つの集電体が、本発明の絶縁性部材を介することにより固定されていればよい。
更に、上記の説明においては、内側パッキン21b〜内側パッキン21f及び集電体12の基台部12aはいずれも平面形状矩形であるとしたが、本発明の絶縁性部材及び集電体はその形状によって限定されるものではなく、蓄電素子の態様に応じて任意の形状をとることができる。
更に、上記の構成においては、電極端子23と電極体11とを結ぶ導電路は、筒部21a2を有する外側パッキン21a及び筒部21a2が挿入される貫通孔21b4を有する内側パッキン21bの組合せによって収納容器と絶縁されているものとしたが、本発明の絶縁性部材は少なくとも収納容器の内部にて集電体と収納容器とを絶縁するものであればよく、その具体的な形状、構成によって限定されるものではない。
更に、本発明の蓄電素子は、非水電解質二次電池として、正極側の外側パッキン21a及び内側パッキン21bを省略して、正極側の集電体12を蓋部20に電気的にも接続し、収納容器を正極の電位に保つ構成において実現してもよい。すなわち、上記の各実施の形態においては、内側パッキン21bを介することによって、収納容器の内側としての蓋部20の裏面20yから間接的に集電体12が係止されるものとしたが、蓋部20の裏面20yに、プレス加工等の周知の技術によって上述したものと同様の形状、配置の係止部を設けることによって、収納容器の内側である蓋部20の裏面20yが直接集電体12を係止するようにしてもよい。この構成であっても、上記各実施の形態と同様の効果が得られる。
更に、上記の説明においては、本発明は、電極体11を収納する容器本体10及び集電体12が固定される蓋部20から構成される収納容器を有するものとしたが、本発明は、収納容器の具体的な構成に限定されるものではなく、例えば、集電体12の固定位置は容器本体10上であってもよい。
更に、上記の説明においては、本発明は、電極体11は集電体12を介して蓋部20側に固定される態様であるとしたが、容器本体10側からも固定する態様としてもよい。図11に示す非水電解質二次電池2は、電極体11の下方を覆い、容器本体10の内壁と電極体11を絶縁する絶縁フィルム30を設け、内底10yと絶縁フィルム30との間にシリコンゴム等の、電解液に対する耐腐食性及び弾性を有する材料により作成された緩衝シート32を備える。なお、図中において絶縁フィルム30は説明のため輪郭を一点鎖線で示し、仮想的に透明であるとして示した。
電極体11と絶縁フィルム30は両面テープ31により接着され、絶縁フィルム30と緩衝シート32、及び緩衝シート32と内底10yとの間は両面テープ33a及び33bによりそれぞれ接着される。
このような構成とすることにより、電極体11は収納容器の対向面である蓋部20の裏面及び容器本体10の内底10yの双方から固定され、収納容器の外部から衝撃が加わった際に、電極体11が揺動することを抑制するとともに、緩衝シート32が衝撃を緩和することにより、電極体11や集電体12の変形の恐れを低減することが可能となる。なお、両面テープ31、33a及び33bはそれぞれ接着剤層としてもよい。更に、本発明の絶縁性部材としての内側パッキン21bに変えて、係止部を有さない内側パッキンを備える構成としてもよい。
更に、上記の説明においては、本発明の蓄電素子は、リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池であるとしたが、電気化学反応により充放電可能な電池であれば、ニッケル水素電池その他各種の二次電池を用いてもよい。又、一次電池であってもよい。更に、電気二重層キャパシタその他各種のキャパシタであってもよい。要するに、本発明の蓄電素子は電極体と電解液を収納容器内に封入してなる電気を蓄積可能な素子であれば、起電力を発生させるための具体的な方式によって限定されるものではない。
更に、上記の説明においては、容器本体10はアルミニウム製であるとしたが、アルミニウム合金、ステンレスその他任意の金属又は金属化合物、樹脂、アルミニウムラミネートを材料とするものであってもよい。同様に、ボルト部23a及び台座部23bから構成される電極端子23を備えるものとしたが、電極端子23を省略して、接続かん22の中継板22aを端子として配線やバスバーを溶接等により直接接続する構成としてもよい。
更に、上記の説明においては、単体の非水電解質二次電池を例に取ったが、本発明は、複数の蓄電素子において少なくとも一つの蓄電素子に本発明の蓄電素子を含んでなる、電源モジュールとして実現してもよい。
要するに、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内であれば、以上説明したものを含め、上記実施の形態に種々の変更を加えたものとして実施してもよい。
以上のような本発明は、収納容器内に集電体を安定して固定することが可能になる効果を有し、例えば二次電池のような蓄電素子において有用である。
1 非水電解質二次電池
10 容器本体
10x 開口
10y 内底
10z 内部空間
11 電極体
11a セパレータ
11b 金属箔露出部
12 集電体
12a 基台部
12b 脚部
12a1 貫通孔
20 蓋部
20x 表面
20y 裏面
20z 開口
21a 外側パッキン
21b 内側パッキン
21a1 本体部
21a2 筒部
21a3 貫通孔
21b1 本体部
21b2 壁部
21b3 係止部
21b4 貫通孔
22 接続かん
22a 中継板
22b 接続棒
22b1 先端
22x かしめ端
23 電極端子
23a ボルト部
23b 台座部
24 封止栓

Claims (9)

  1. 電極体と、
    前記電極体に接続される集電体と、
    前記電極体及び前記集電体を収納し、前記集電体が固定される収納容器とを備え、
    前記集電体は前記収納容器の内側にて更に係止されている、
    蓄電素子。
  2. 前記収納容器の内壁に固定され、前記集電体を係止する係止部を有する絶縁性部材を備えた、
    請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記集電体は、
    前記絶縁性部材を介して前記内壁に固定され、前記係止部により係止される基台部と、
    前記電極体に接続される脚部とを有し、
    前記係止部は、前記基台部上にて、前記収納容器との固定位置より前記脚部寄りに位置している、
    請求項2に記載の蓄電素子。
  4. 前記集電体は複数の脚部を有し、
    前記係止部は複数の前記脚部の間に位置している、
    請求項3に記載の蓄電素子。
  5. 前記係止部は、前記脚部に隣接している、
    請求項3又は4に記載の蓄電素子。
  6. 前記係止部の高さは前記基台部の周縁から中央に向かって小さくなっている、
    請求項2から5のいずれかに記載の蓄電素子。
  7. 前記係止部は、前記電極体の外形に追従した形状を有する、
    請求項2から6のいずれかに記載の蓄電素子。
  8. 電極体と、
    前記電極体に接続される集電体と、
    前記電極体及び前記集電体を収納し、前記集電体が固定される収納容器とを備え、
    前記集電体は前記収納容器の内壁側にて、前記絶縁性部材と前記基台部とが対向する方向から前記基台部に係止されている、
    蓄電素子。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の蓄電素子を少なくとも一つ備えた電源モジュール。
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