JP2015147611A - バルブアッセンブリ及びそれを用いたエアゾール容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2つのエアゾールバルブ15と、そのエアゾールバルブ15を支持し、容器本体11の開口部を閉じるバルブホルダー16と、そのバルブホルダー16を覆い、かつ、バルブホルダー16を容器本体11に固定するカバーキャップ17とを備えたバルブアッセンブリ13。このバルブホルダー16の上面には案内溝18が形成されており、カバーキャップ17の天面にはその案内溝18と連通する貫通孔19が複数形成されている。
【選択図】図1
Description
また、液体がバルブアッセンブリに侵入したとき、図5fのバルブアッセンブリでは、侵入した液体は十分に排出できない。例えば、前述の漏れ検査工程において製品を湯中に漬けた際に空気抜き孔からバルブアッセンブリ内に侵入する場合がある。さらに、噴射剤が設計どおりに充填されていることを確認するためにステムを下降させ、エアゾールバルブを作動してエアゾール容器内の圧力を測定する検査がある。この検査を行う場合、内容物が容器本体からステム内に供給される。そして、製品化の前にこのステム内の残留物は、ステム内に水を加圧注入して除去されている。この洗浄工程で洗浄水が空気抜き孔からバルブアッセンブリ内に浸入することがある。
本発明は、液体がバルブアッセンブリ内に侵入しても短時間で外部に確実に排出することができ、生産性の高いエアゾール容器用のバルブアッセンブリを提供することを目的としている。
に固定するカバーキャップとを備えており、前記バルブホルダーには上下に貫通した前記バルブ機構を配置するためのバルブ保持部が設けられており、前記バルブホルダーの上面にはバルブホルダーとカバーキャップとの間に侵入した流体を誘導する案内溝が形成されており、前記カバーキャップの天面には前記案内溝の長手方向に延び、かつ、前記案内溝と長手方向に連通するスリットが形成されていることを特徴としている。ここで「前記案内溝の長手方向に延び、かつ、前記案内溝と長手方向に連通するスリット」とは、少なくとも案内溝と長手方向に連続した細長い連通部を有するものを言う。
本発明のバルブアッセンブリであって、前記凹み部が前記バルブ機構をバルブホルダーに対して押圧するように前記バルブ保持部上に形成されているものが好ましい。
本発明のバルブアッセンブリであって、前記凹み部が前記案内溝上に形成されているものが好ましい。このような案内溝上の凹み部を有するバルブアッセンブリであって、凹み部に複数の貫通孔が形成されているもの、あるいは、凹み部にスリットが形成されているものが好ましい。
本発明のバルブアッセンブリであって、前記バルブホルダーが前記容器本体内に挿入され、その開口部を閉じる栓部を備えており、前記栓部の外周面に前記容器本体の開口部の内面との間でシール構造を構成する環状のシール材が設けられているものが好ましい。
上面に向かってへこむ凹み部を備えている場合、凹み部を形成することによって、カバーキャップにリブが形成され、強度を向上させることができる。
本発明のバルブアッセンブリであって、前記凹み部が前記バルブ機構をバルブホルダーに対して押圧するように前記バルブ保持部上に形成されている場合、バルブ機構をバルブホルダーに強く押圧することができ、バルブ機構とバルブホルダーを強固に固定できる。これにより、バルブ機構とバルブホルダーとの間のシール性等も安定して確保することができる。
本発明のバルブアッセンブリであって、前記凹み部が前記案内溝上に形成されている場合、バルブホルダーとカバーキャップとの間に侵入した流体を案内溝と凹み部との間に誘導することができる。このような案内溝上の凹み部を有するバルブアッセンブリであって、凹み部に複数の貫通孔が形成されている場合、あるいは、凹み部にスリットが形成されている場合、侵入した流体の排出を確実にできる。なお、凹み部に複数の貫通孔が形成されている場合は、カバーキャップの強度を保つことができ、凹み部でエアゾールバルブおよびバルブホルダーを強固に抑えつけることができる。そのため、エアゾールバルブおよびバルブホルダーの間のシール性を一層強固に保つことができ、噴射剤の漏洩を防止できる。
本発明のバルブアッセンブリであって、前記バルブホルダーが前記容器本体内に挿入され、その開口部を閉じる栓部を備えており、前記栓部の外周面に前記容器本体の開口部の内面との間でシール構造を構築する環状のシール材が設けられている場合、アンダーカップ充填時にバルブホルダーとカバーキャップとの間にガスが侵入しやすく、貫通孔による流体の排出が一層重要になる。
本発明のエアゾール容器は、容器本体と、その容器本体に固着される本発明のバルブアッセンブリとを備えているため、生産性の高いエアゾール容器となる。
挿入される2つのパウチ12と、容器本体の開口部に固定され、それぞれのパウチ12を閉じるバルブアッセンブリ13とからなる。
このバルブアッセンブリ13は、それぞれのパウチ12の開口部を閉じる2つのエアゾールバルブ15と、そのエアゾールバルブ15を支持または保持し、容器本体11の開口部を閉じるバルブホルダー16と、そのバルブホルダー16を覆い、かつ、バルブホルダー16を容器本体11に固定するカバーキャップ17とを備えている。そして、バルブホルダー16の上面には案内溝18が形成されており(図1b、図2b参照)、カバーキャップ17の天面にはその案内溝18と連通する貫通孔19が複数形成されている。
このエアゾール容器10は、それぞれのパウチ12に2液式染毛剤などの2種類の内容物を充填し、容器本体11とパウチ12との間に窒素ガスなどの加圧剤を充填することによりエアゾール製品となる。
袋体12aは、複数のシートを溶着あるいは貼り合わせたものである。シートとしては、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、エバールなどの合成樹脂シート、前記合成樹脂シートにシリカやアルミナなどを蒸着した蒸着樹脂シート、アルミニウム箔などの金属箔シートに合成樹脂シートを積層したものなどが用いられる。
連結部材12bは、袋体12aの開口部に貼着され、後述するエアゾールバルブ15と連結される筒状のものである。連結部材12bの下部は、袋体12a内に挿入されパウチ内の内容物をエアゾールバルブに導出する導出部材12cとなっている。連結部材12bはポリエチレンなどの合成樹脂を射出成型したものなどが用いられる。
この実施形態では、パウチ12を用いているが、二重エアゾール容器に用いられる合成樹脂製で可撓性を有する内袋を用いても良い。その場合、連結部材を用いてもよいが、用いずに直接エアゾールバルブに取り付けてもよい。
このエアゾールバルブ15は、内容物の通路を構成するハウジング21内にステム22、ステムラバー23及びバネ24を収容し、カバー25で一体に固定したバルブ機構であり、これ自体で独立したバルブ機能を発揮する。そのため、このエアゾールバルブ15のハウジング21をパウチ12の連結部材12bに連結したとき、パウチ12が密閉される。
このステム22をハウジング21に対して下方に押し下げる(操作する)ことにより、エアゾールバルブ15は開放される。ステム22、ステムラバー23、バネ24は、従来
公知のエアゾールバルブに使用されるものである。
カバー25は、天面25aを有する円筒体であり、ステム22、ステムラバー23、バネ24をハウジング21内に固定するようにハウジング21の上端を天面25aで覆い、その側面25bをハウジング21の突出部21dの下面と係合するようにカシメたものである。また、カバー25の下端25cは、下方に真っ直ぐ延びている。カバー25は、アルミニウム等の金属によって構成される。
さらにバルブホルダー16には、全体(栓部26および蓋部27)を上下に貫通した筒状のバルブ保持部30が2つ形成されている。バルブ保持部30は、容器本体11の中心軸を挟んで相対するように形成されている。
そして、バルブホルダー16の上面(蓋部27の上面31)には、案内溝18が形成されている。
このようなバルブホルダー16としては、70〜75℃の高温時でも強く変形しにくい点からポリアセタールやポリブチレンテレフタレートなどの合成樹脂を射出成型したものが用いられる。
栓部26内には、2つの筒状のバルブ保持部30の下部が貫通して設けられている。
上面31は、その縁部から上方に突出した外壁部31aによって囲まれている。
上面31には、バルブ保持部30の上開口孔31bが2つ形成されており、これらは容器本体の中心軸を挟んで平面部27aと平行して並ぶように形成されている。2つの上開口孔31b同士は、中央溝31cで連通している。
上面31には、2つの案内溝18が形成されている。第1案内溝18aは、上面31の縁部であって、平面部27aと平面部27aに隣接した円弧と平行に、外壁部31aに沿って所定の幅に形成されている(略コ字状)。第2案内溝18bは、上面31の縁部の円弧であって、第1案内溝18aと容器本体の中心軸を挟んで相対する円弧と平行に、外壁部31aに沿って所定の幅で形成されている(略円弧状)。両案内溝18a、b共に、その両端部がバルブ保持部30の上開口孔31bと隣接するようになっている。
案内溝18の深さは、3〜15mm、特に5〜12mm、幅は1〜3mmとしている。
支持段部30aは、エアゾールバルブ15のハウジング21の環状の段部21bと係合し、エアゾールバルブ15を支持する部位である。支持段部30aは、下方に向かって縮径するようにテーパー状となっている。しかし、エアゾールバルブ15のハウジング21の段部21bと係合できるのであれば、その形状は特に限定されるものではない。
立ち上がり壁30bは、エアゾールバルブのOリング15aを圧縮する部位である。
環状溝30cには、エアゾールバルブ15のカバー25の下端25cが挿入される。
パウチ連結部30dは、パウチ12の連結部材12bの上端と係合する部位である。しかし、パウチ連結部30dおよび連結部材12bの連結構造は、特に限定されるものではない。特に、脱着可能とするのが好ましい。
固着部37は、下端を半径方向内側に折り曲げることにより、バルブホルダー16のフランジ部28と、容器本体11の顎部11aとを、上面37a及び下面37bで挟み込むように固定する。
カバーキャップ17は、アルミニウム等の金属によって構成される。
マウント部36の天面35には、バルブホルダー16に向かって突出する凹み部38が複数形成されている。そして、隣接する凹み部38によって、上方に突出するリブ39が形成される。凹み部38は、バルブホルダー16とカバーキャップ17との隙間を実質的になくすように形成される。
凹み部38は、前記バルブ保持部30上に設けられた第1凹み部38aと、前記案内溝上に設けられた第2凹み部38bと、前記中央溝31c上に設けられた第3凹み部38cとからなる。
第1凹み部38aは、バルブ保持部30に支持されたエアゾールバルブ15のカバー25の天面25aを下方に押圧する。これによりエアゾールバルブ15をバルブホルダー16に固定し、エアゾールバルブ15の飛び出しを防止する。なお、第1凹み部38aには、エアゾールバルブ15のステム22を通すための孔35aが形成されている。
第2凹み部38b及び第3凹み部38cは、リブ39を形成し、カバーキャップ17の全体の強度を向上させる。
ースに行うことができる。特に、漏れ検査時に貫通孔19から水が入り込んでも一方の貫通孔19からエアガンなどで圧縮空気を吹き込んで他方の貫通孔からその水を排出することができる。なお、貫通孔19は、水を排出しやすく、さらにカバーキャップ17の強度を保持でき、エアゾールバルブおよびバルブホルダーを抑えつける力を大きくすることができる点から直径が2〜4mmの孔であることが好ましい。また、本実施形態では、凹み部38(第1凹み部38a、第2凹み部38b)を環状に設けているため、エアゾールバルブおよびバルブホルダーを環状に抑えているため、エアゾールバルブ15およびバルブホルダー16を安定して抑えることができ、これらの間のシール性を安定して保持することができる。さらに、第1凹み部38aと第2凹み部38bの実質的中心であるバルブホルダー16の中央に第3凹み部38cを設けているため、エアゾールバルブ15およびバルブホルダー16を一層安定して保持することができる。
この実施形態では、図2bに示すように貫通孔19の一部のみが案内溝18と連通しているが、貫通孔19と案内溝18との平面視上の重なり状態は特に重要ではなく、少なくとも一部が重なっていればよい。バルブホルダー16の上面31とカバーキャップ17の天面35との間がシールされているわけではないので、水またはガスの排出を十分に行うことができる。なお、図7のバルブアッセンブリ17のように貫通孔の全体を案内溝上に形成させてもよい。貫通孔と案内溝の重なり関係は、カバーキャップの形状、カバーキャップの強度、製造容易性等に応じて適宜設定する。
噴射剤は、容器本体11とパウチ12との間にアンダーカップ充填で充填する。詳しくは、図6に示すように、容器本体11の顎部11aとバルブホルダー16のフランジ部28の間に隙間ができるように、かつ、Oリング20が容器本体11の内面11bより上方に位置するようにバルブアッセンブリ13を上方に保持する。その後、容器本体11の顎部11aとカバーキャップ17の間から、矢印Aのように、容器本体11の上端開口部(顎部11aの上端)とフランジ部28との間および容器本体11の内面11bと栓部26の外面との間を介して噴射剤を充填する。このアンダーカップ充填後、バルブアッセンブリ13を下降させ、栓部26(Oリング20)を容器本体11の開口部内に挿入し、カバーキャップ17の下端をカシメて、固着部37を形成する。なお、パウチ12への内容物の充填は、噴射剤を充填後、エアゾールバルブ15のステム22より充填してもよく、噴射剤を充填する前からパウチ12に充填してもよい。
一方、エアゾール容器10のバルブホルダー16とカバーキャップ17との間に侵入する液体は、内容物を充填したエアゾール製品を湯や水中に浸漬させて行う漏れ防止検査や、圧力測定や吐出確認などでステム内に残った内容物を除去する洗浄工程において、貫通孔19あるいはステム22を通す孔35aから液体が侵入するものである(図6の矢印P2)。
バルブアッセンブリ40の他の構成は、図1のバルブアッセンブリ13と実質的に同じものであり、2つのエアゾールバルブ15を備えている。
このように連通溝41を設けることにより、バルブホルダー42に大きな開口面積を有する案内溝を形成することができ、バルブホルダー42とカバーキャップ43の間に侵入する流体を一層容易に誘導することができる。そのため、カバーキャップ43の貫通孔19を減らすことができる。
図8aのエアゾール容器50は、有底筒状の容器本体11と、その内部に挿入されるパウチ12と、容器本体の開口部に固定され、パウチ12を閉じるバルブアッセンブリ53とからなる。容器本体11は、図1の容器本体と実質的に同じものである。パウチ12は、袋体12a及び連結部材12bを備えており、導出部材の代わりにチューブ12dが連結部材12bに装着されたものである。
このバルブアッセンブリ53は、パウチ12の開口部を閉じるバルブ機構55と、そのバルブ機構55を支持または保持し、容器本体11の開口部を閉じるバルブホルダー56と、そのバルブホルダー56を覆い、かつ、バルブホルダー56を容器本体11に固定するカバーキャップ57とを備えている。そして、バルブホルダー56の上面には案内溝18が形成されており、カバーキャップ57の天面にはその案内溝18と連通する貫通孔19が複数形成されている。
バルブホルダー56の上面には、バルブ保持部60の開口部が中心に形成されており、その周りに環状の案内溝18が形成されている。バルブホルダー56の下部には、パウチ12の連結部材12bと連結する筒状のパウチ係合部61aが下方に突出するように形成されている。
バルブ保持部60は、中心に連通孔60aを有する底部60bを備えた筒体である。底部60bでバネ24を支持する。また、上部にステムラバーを保持するステムラバー保持部60cを備えている。
する筒状体である。天面65の中心には、ステム22を通す孔65aが形成されており、案内溝18と連通するように2つの貫通孔19が容器本体11の中心軸を中心に相対するように形成されている。
このようにそれぞれの貫通孔19は、環状の案内溝18を介して連通しているため、図1のエアゾール容器と同様に、バルブホルダー56とカバーキャップ57との間に侵入した流体の排出を容易にできる。
図9aのバルブアッセンブリ70aは、2つのエアゾールバルブ15と、それらのエアゾールバルブ15を支持または保持し、かつ、容器本体11の開口部を閉じるバルブホルダー16と、そのバルブホルダー16を覆い、かつ、バルブホルダー16を容器本体11に固定するカバーキャップ71aとを備えている。エアゾールバルブ15は、図3のエアゾールバルブ15と実質的に同じものである。バルブホルダー16は、バルブホルダー16の中央溝31cが大きくなっている点以外は、図3のバルブホルダー16と実質的に同じものである。
カバーキャップ71aは、第2凹み部38bの貫通孔19の代わりに、スリット75aが形成されており、第3凹み部38cに中央溝31を介して互いに連通する貫通孔19が2つ形成されている以外は、図4のカバーキャップ17と実質的に同じである。このようにスリット75aを十分に大きくすることにより、表面張力によって形成される水の膜によって、スリット全体が塞がれることがなく、バルブホルダー16とカバーキャップ71aとの間に侵入した水の排出を容易にできる。このようにスリット75aは、侵入した流体の排出口と、その流体の流出に伴う外気の供給口を兼ねさせたものである。
このようにスリット75bを備えているため、スリット75aと同様に、侵入した流体の排出口と、その流体の流出に伴う外気の供給口を兼ねさせることができ、侵入した水の排出を容易にできる。
11 容器本体
11a 顎部
11b 開口部の内面
12 パウチ
12a 袋体
12b 連結部材
12c 導出部材
12d チューブ
13 バルブアッセンブリ
15 エアゾールバルブ
15a Oリング
16 バルブホルダー
17 カバーキャップ
18 案内溝
18a 第1案内溝
18b 第2案内溝
19 貫通孔
20 Oリング
21 ハウジング
21a 連結部
21b 段部
21c シール溝
21d 突出部
22 ステム
22a ステム孔
23 ステムラバー
24 バネ
25 カバー
25a 天面
25b 側面
25c 下端
26 栓部
26a シール溝
27 蓋部
27a 平面部
28 フランジ部
30 バルブ保持部
30a 支持段部
30b 立ち上がり壁
30c 環状溝
30d パウチ連結部
31 上面
31a 外壁部
31b 上開口孔
31c 中央溝
35 天面
36 マウント部
36a 平面部
37 固着部
37a 上面
37b 下面
38 凹み部
38a 第1凹み部
38b 第2凹み部
38c 第3凹み部
39 リブ
40 バルブアッセンブリ
41 連通溝
42 バルブホルダー
43 カバーキャップ
50 エアゾール容器
53 バルブアッセンブリ
55 バルブ機構
56 バルブホルダー
57 カバーキャップ
60 バルブ保持部
60a 連通孔
60b 底部
60c ステムラバー保持部
61 栓部
61a パウチ係合部
62 フランジ部
65 天面
65a 孔
70a、b バルブアッセンブリ
71a、b カバーキャップ
75a、b スリット
Claims (9)
- 操作することによって容器本体内と外気とを連通するバルブ機構と、
そのバルブ機構を支持または保持し、かつ、容器本体の開口部を閉じるバルブホルダーと、
バルブホルダーを覆い、かつ、バルブホルダーを容器本体に固定するカバーキャップとを備えており、
前記バルブホルダーには、上下に貫通した前記バルブ機構を配置するためのバルブ保持部が設けられており、
前記バルブホルダーの上面には、バルブホルダーとカバーキャップとの間に侵入した流体を誘導する案内溝が形成されており、
前記カバーキャップの天面には、前記案内溝と連通する貫通孔が複数形成されており、
前記複数の貫通孔は案内溝を介して互いに連通している、
バルブアッセンブリ。 - 操作することによって容器本体内と外気とを連通するバルブ機構と、
そのバルブ機構を支持または保持し、かつ、容器本体の開口部を閉じるバルブホルダーと、
バルブホルダーを覆い、かつ、バルブホルダーを容器本体に固定するカバーキャップとを備えており、
前記バルブホルダーには、上下に貫通した前記バルブ機構を配置するためのバルブ保持部が設けられており、
前記バルブホルダーの上面には、バルブホルダーとカバーキャップとの間に侵入した流体を誘導する案内溝が形成されており、
前記カバーキャップの天面には、前記案内溝の長手方向に延び、かつ、前記案内溝と長手方向に連通するスリットが形成されている、
バルブアッセンブリ。 - 前記カバーキャップの天面が、バルブホルダーの上面に向かってへこむ凹み部を備えている、
請求項1または2記載のバルブアッセンブリ。 - 前記凹み部が、前記バルブ機構をバルブホルダーに対して押圧するように前記バルブ保持部上に形成されている、
請求項3記載のバルブアッセンブリ。 - 前記凹み部が、前記案内溝上に形成されている、
請求項3記載のバルブアッセンブリ。 - 前記凹み部に複数の貫通孔が形成されている、
請求項5記載のバルブアッセンブリ。 - 前記凹み部にスリットが形成されている、
請求項5記載のバルブアッセンブリ。 - 前記バルブホルダーが、前記容器本体内に挿入され、その開口部を閉じる栓部を備えており、
前記栓部の外周面に、前記容器本体の開口部の内面との間でシール構造を構成する環状のシール材が設けられている、
請求項1記載のバルブアッセンブリ。 - 容器本体と、その容器本体に固着される請求項1〜8いずれか記載のバルブアッセンブリとを備えたエアゾール容器。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08143078A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-06-04 | Osaka Ship Building Co Ltd | エヤゾール容器 |
JP2013147293A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-08-01 | Daizo:Kk | エアゾール容器およびそのエアゾール容器を用いたエアゾール製品の加圧方法 |
-
2014
- 2014-02-07 JP JP2014022429A patent/JP6228475B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2013147293A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-08-01 | Daizo:Kk | エアゾール容器およびそのエアゾール容器を用いたエアゾール製品の加圧方法 |
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JP7013157B2 (ja) | 2017-07-25 | 2022-02-15 | 株式会社ダイゾー | 吐出装置 |
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