JP2015147175A - 攪拌装置及び攪拌方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液状体に対するペースト状物、粉などを分散混合、固形物の保形性が要求される場合の混合を円滑に行わせることを可能とする攪拌装置を提供する。【解決手段】攪拌装置1であって、正転時に攪拌羽根25が被攪拌物から流動抵抗を受けて攪拌容器3の内面9aに対し鋭角を成して掻き取り摺動するように攪拌羽根25の先端が攪拌容器3の内面に接し、逆転時に攪拌羽根25が被攪拌物から流動抵抗を受けて攪拌容器3の内面9aに対し鋭角を成して攪拌羽根25の先端が攪拌容器3の内面9aから離間し攪拌羽根25の先端39aと攪拌容器3の内面9aとの間に流動用隙間OPを形成すると共に攪拌羽根25の逆転方向前面25abと攪拌容器3の内面9aとの間に断面積が正転方向に漸次減少して流動用隙間OPに連通する通路PAを形成し、逆転時に被攪拌物の一部を断面楔形の通路PAを通り流動用隙間から流出させることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、食材を攪拌するため等に供される攪拌装置及び攪拌方法に関する。
従来の攪拌装置としては、例えば特許文献1に記載された攪拌装置がある。この攪拌装置の構造は、底部が半球状の円筒状容器内に、容器上方から斜めに挿入した斜軸攪拌機において、斜軸の下端に軸心の延長線方向に円環状の攪拌子フレームを固定し、このフレームの下部を円筒状容器の底部に近接させて沿わせている。攪拌子フレームには、円環状の攪拌子フレームに槽壁(半球部)を掻取る掻取羽根を複数取り付けている。
この攪拌装置により、食品のような被攪拌物を低速で効率よく攪拌、混合でき、食品加工の加熱撹拌機として広く使用されている。
しかしながら、以下のような問題があった。
味噌のようなペースト状のものを液中に混合分散する場合、ペーストに流動性が少ない場合(=硬い場合)、分散が不十分(=ペーストが残存)となっていた。
ペースト状物、粉などを液に分散混合する場合、撹拌機/撹拌翼の中で被撹拌液との相対運動が少ない部位(液との動的接触が弱い箇所、例えば、液流が直接接触しない撹拌子の裏面等、撹拌子と供回りを起こし易い部分)に被分散物が付着し、その一部が分散混合されず残留する。
小麦粉等の粉を液に分散する場合、分散が不十分でダマができることがある。
被撹拌物が高速の撹拌で変質するような場合、あるいは含まれる固形物の保形性が要求される場合、回転数が制限され、必要とされる混合が得られない場合がある。
例えば、液中に固体粒子を分散させる場合で、固体粒子の比重が液と異なり、沈降性又は浮上性を持つ場合、槽内を均一に保つには、浮力、沈降力に打ち勝つ混合が必要であるが、粒子の性質上撹拌機の先端速度に制限があるような場合で、回転数を上げずに混合力を高める必要がある。
特開2000−157855号公報
解決しようとする問題点は、液状体に対するペースト状物、粉などを分散混合、固形物の保形性が要求される場合の混合が不十分となる点である。
本発明は、液状体に対するペースト状物、粉などを分散混合、固形物の保形性が要求される場合の混合を円滑に行わせることを可能とするため、流動性の被攪拌物を収容する攪拌容器と、この攪拌容器の内面に沿って攪拌移動する攪拌羽根を可動支持した攪拌部と、この攪拌部を支持し前記攪拌容器に対して正転と逆転とを切り替え駆動可能な攪拌軸とを備える攪拌装置であって、前記攪拌羽根の可動支持は、前記正転及び逆転方向での揺動可能な支持であり、前記正転時に前記攪拌羽根が前記被攪拌物から流動抵抗を受けて前記攪拌容器の内面に対し鋭角を成して掻き取り摺動するように該攪拌羽根の先端が前記攪拌容器の内面に接し、前記逆転時に前記攪拌羽根が前記被攪拌物から流動抵抗を受けて前記攪拌容器の内面に対し鋭角を成して前記攪拌羽根の先端が前記攪拌容器の内面から離間し該攪拌羽根の先端部と前記攪拌容器の内面との間に流動用隙間を形成すると共に攪拌羽根の逆転方向前面と攪拌容器の内面との間に断面積が正転方向に漸次減少して前記流動用隙間に連通する通路を形成し、前記逆転時に前記被攪拌物の一部を、前記通路を通して流動用隙間から流出させることを攪拌装置の特徴とする。
流動性の被攪拌物を収容する又は流動性の被攪拌物を含めて収容する攪拌容器と、この攪拌容器の内面に沿って攪拌移動する攪拌羽根を支持した攪拌部と、この攪拌部を支持し前記攪拌容器に対して正転と逆転とを切り替え駆動可能な攪拌軸とを備える攪拌装置を用いた攪拌方法であって、前記逆転時に前記攪拌羽根の逆転方向前面と攪拌容器の内面との間に断面積が正転方向に漸次減少して前記攪拌羽根の正転方向前面側に連通する流通路を形成し、前記逆転時に前記被攪拌物の一部を、前記流通路を通して前記攪拌羽根の逆転方向後面側に流出させることを、攪拌装置を用いた攪拌方法の特徴とする。
本発明の攪拌装置及び攪拌方法は、上記構成であるから、液状体に対するペースト状物、粉などを分散混合、固形物の保形性が要求される場合の混合を円滑に行わせることができる。
攪拌装置を一部省略し攪拌部を中心に示す概略図である。(実施例1) 攪拌部の上面図である。(実施例1) 攪拌部の側面図である。(実施例1) 攪拌部の変形例1に係る側面図である。(実施例1) 攪拌部の変形例2に係る側面図である。(実施例1)
液状体に対するペースト状物、粉などを分散混合、固形物の保形性が要求される場合の混合を円滑に行わせるという目的を、逆転時に被攪拌物の一部を、断面ほぼ楔形の通路を通して流動用隙間から流出させることで実現した。
図1は、攪拌装置を一部省略し攪拌子を中心に示す概略図、図2は、攪拌部の上面図である。なお、図1、図2では、主要な部分として攪拌部を中心に示し、攪拌軸を駆動する駆動モータ等は省略している。
図1、図2により本実施例に適用した攪拌装置の概要を説明し、その後本発明の要部に係る実施例構造を説明する。
図1のように、攪拌装置1は、被攪拌物として、例えば食材を攪拌調理するものであり、攪拌容器としての加熱釜3と、攪拌部5とを備えている。
加熱釜3は円筒状の胴部7と、半球状の底部9とが一体に構成された構造であり、被攪拌物である食材を投入して攪拌調理するための攪拌容器を構成する。加熱釜3の底部9側の外面周囲には、例えばジャケットが閉断面で設けられてもよい。ジャケットには、外部から加熱用の蒸気が給排される。ジャケットを設けずに電気、電磁、あるいはガス等によって底部9を加熱する構成にすることもできる。加熱構造を省略し、単なる攪拌容器として構成することもできる。この加熱釜3は、例えば脚などを介してベースに支持されている。
加熱釜3の上端には、蓋体(図示せず)が開閉可能に取りつけられる。
攪拌部5は、攪拌軸13に取り付けられた攪拌子として、外側攪拌子15及び内側攪拌子17を備えている。
攪拌軸13は、加熱釜3に対し上部から挿入して傾斜配置され、加熱釜3外で上端に結合された図示しない電動モータ及びギヤボックスなどにより構成された駆動部により攪拌駆動可能となっている。
図1、図2のように、外側攪拌子15は、環状に形成された所謂サークル型であり、攪拌軸13の下部に上部が取り付けられ加熱釜3の底部9に沿って配置されている。さらに述べると、外側攪拌子15は、丸パイプにより略円環状に形成され、上部が攪拌軸135の下部に固定して取り付けられている。外側攪拌子15の下部は、加熱釜3の底部9に近接し、外側攪拌子15の曲率中心が底部9の曲率中心にほぼ一致するように底部9に沿って近接配置されている。
外側攪拌子15の下端15a、15bは、相互に離間しており、下端15aは、攪拌軸15の回転軸芯Cに近接配置され、下端15bは、回転軸芯Cから若干離れている。下端15aの先端には、温度センサ16が取り付けられ、回転中心側の温度を検出できるようになっている。
下端15a、15b間は、アーチ状の補強部18により結合されている。下端15aには、第1のアーム部21が取り付けられ、下端15bには、第2のアーム部23が取り付けられている。第1、第2のアーム部21、23は、湾曲形成され、第1のアーム部21は、外側攪拌子15の底部側での攪拌作用の死角が無いようにしている。
外側攪拌子15には、複数の掻取羽根25・・・(図では1個のみ示す。)が所定間隔で規定位置に取り付けられている。掻取羽根25・・・は、攪拌軸13を介した外側攪拌子15の旋回回転により底部9内面を掻き取り摺動する。
攪拌部5・・・における攪拌羽根25・・・の可動支持についての詳細は後述する。
内側攪拌子17は、外側攪拌子15同様に丸パイプで形成され、外側攪拌子15の内側に交差配置され同回転軸芯で一体回転可能に取り付けられ回転軸芯C方向に長い長環状に形成されている。この内側攪拌子17の長環状は、楕円形状に近く、上部が攪拌軸13の下端部に結合され、下端が補強部18に結合されている。内側攪拌子17の長環状は、楕円形状に限らず、矩形、菱形など、攪拌の目的により種々選択することができる。
前記回転軸芯Cを挟んで両側に、外側攪拌子15と内側攪拌子17との間を結合する攪拌バーとして直状のシャ―リングバー27、29がそれぞれ相互間隔を置いて平行に複数本設けられている。この結合により、シャ―リングバー27、29は、攪拌子の回転軸芯を挟む両側部から回転軸芯方向で該回転軸芯からオフセットした位置へ向かって延設された構成となる。但し、攪拌バーは、攪拌子の回転軸芯を挟む両側部の少なくとも一方から延設されれば良く、シャ―リングバー27、29は、一方のみ設ける構成にすることもできる。また、直状に限らず、波状、或いは長さ方向で太い細い等の変化を持つ断面形状等に形成することもできる。
これらシャ―リングバー27、29は、回転軸芯方向で段違いに配置されている。またシャ―リングバー27、29は、回転軸芯C方向で内側攪拌子17側が低くなるように若干傾斜して配置され、正転時は回転軸芯C方向での高位側となる外側攪拌子15側での部分が回転先行することで食材等を加熱釜3の底部9方向へ流動させ、逆転時は回転軸芯C方向での低位側となる内側攪拌子17側での部分が回転先行することで食材等を加熱釜3の上部方向へ流動させる傾向となるように攪拌する。
シャ―リングバー27、29での結合により攪拌部5は、撹拌翼としての機械的強度を保持する。
さらに述べると、攪拌部5の回転軸芯Cは、図示しない駆動部の駆動軸の延長方向にあり、加熱釜3に対し斜めの角度にセットされている。加熱釜3の垂直軸心に対し、20°〜40°好ましくは30°程度傾斜させてある。
外側攪拌子15及び内側攪拌子17の二重リングは中心線が斜軸の攪拌軸13軸芯の延長上にあり、それぞれのリングを含む面の相互交差角が設定されている。回転軸芯C方向の上面から見た図22のように、外側攪拌子15及び内側攪拌子17の交差角は60°〜150°好ましくは110°度程度である。内側攪拌子17及びシャ―リングバー27、29は、外側攪拌子15の内径側で、回転軸芯C方向の上面から見た図22のように、逆Z字状に配置されている。
後述するが外側攪拌子15及び内側攪拌子17を繋いでいる部分としての補強部18は、この部位への食材の付着等が問題となる場合は設置しない。補強部18は、製作上ある方が製造容易となる。
内側攪拌子17の幅は好ましくは加熱釜3の底部9の半球部の径の3割程度以上のサイズとする(7割から2割)。シャ―リングバー27、29が撹拌機能の中心であり、内側攪拌子17は一部又は全部を省く事も可能である。
シャ―リングバー27,29と回転軸芯Cとは、上記のような配置結合構造により空間的にねじれの位置にあるが、回転軸芯Cに直交する面に対するシャ―リングバー27、29の相互角度は、若干の鋭角か鈍角となる。
外側攪拌子15及び内側攪拌子17を適当な間隔でシャ―リングバー27、29により繋ぐので、この角度は鋭角(上側)から鈍角(下側)に変化する。角度を持った方が直角の場合に比べシャ―リングバー27,29の運動(移動)軌跡の範囲が広くなり、若干混合効果が高まり好ましい。
即ち、回転軸芯Cに直交する面上にシャ―リングバーがある場合、その回転軌跡は直交行面上にある。一方、直交面に対し角度を持つ場合、回転軌跡は円錐台の側面となり軸方向に広がりを持ち、軸方向の混合に寄与する。
[攪拌部]
図3は、本発明実施例の要部に係り、攪拌部の側面図である。
図1、図3のように、攪拌部5の外側攪拌子15に支持される複数の掻取羽根25・・・は、同一構造であり、外側攪拌子15に固定された一対のブラケット31a、31b間に一対の第1、第2のピン33、35が所定間隔で対向支持されている。掻取羽根25は、羽根ピース25a、25b、25c、25d、25eがブラケット31a、31b間に併設され、全体として掻取羽根25を構成している。掻取羽根25の先端は、図1のように加熱釜3の底部内面9aの球面に接するように湾曲形成されている。このため、厳密に述べると各羽根ピース25a、25b、25c、25d、25eの形状は異なる。しかし、以下の説明では、単一の羽根ピース25aを代表し、先端の湾曲形状以外の同一部分についての説明を行う。
羽根ピース25aは、基部37及び羽根部39が一体に設けられたものである。基部37は、第1のピン33と第2のピン35との間に保持されている。基部37には、一端に第1のピン33の断面の半径に対して僅かに大きな又はほぼ同一の曲率を有する第1の嵌合凹部41が設けられている。この第1の嵌合凹部41が第1のピン33に嵌合することによって、掻取羽根25は第1のピン33周りに揺動回転可能となっている。
基部37の他端には、第2のピン35の断面の半径よりも大きな曲率で第2の遊嵌凹部43が設けられている。この第2の遊嵌凹部43が第2のピン35に遊嵌することで、掻取羽根25は一定範囲以上の回転が規制されている。
各羽根部39の先端39aは、攪拌羽根25・・・の先端を構成し、断面鋭角に形成され、先端39aに隣接して先端面39bが傾斜形成されている。先端39aが加熱釜3の底部内面9aに接するとき、先端面39bは、その傾斜により加熱釜3の内面3との間に逃げ用の隙間を形成する。逆転時に掻取羽根25が揺動して鎖線図示の位置になると先端面39aが加熱釜3の底部内面9aに対面して両者間に流動用隙間OPを形成する。
すなわち、攪拌軸15の正転時に攪拌羽根25・・・の正転方向前面25aa・・・が被攪拌物から流動抵抗を受けて加熱釜3の内面に押し付けられ、攪拌羽根25・・・が加熱釜3の内面に対し鋭角を成して掻き取り摺動するように該攪拌羽根25・・・の先端である羽根部39の先端39a・・・が加熱釜3の底部内面9aに接する。
ここで、攪拌羽根25・・・が加熱釜3の内面に対し鋭角を成して掻き取り摺動するというのは、羽根の進行方向の反対側の面25abと壁内面9aとで挟む角が鋭角で摺動することを意味する。
攪拌羽根25・・・は、先端39aが加熱釜3の内面よりも外周側へ移動できる回動代を有しているため、先端39aの押し付けを確実に行わせることができる。
外側攪拌子15の逆転時には、攪拌羽根25・・・の逆転方向前面25ab(攪拌羽根の後面)が被攪拌物から流動抵抗を受けることで攪拌羽根25・・・が加熱釜3の内面から離間する方向(反押し付け方向)へ回動する。この回動は、第1の嵌合凹部41が第1のピン33に沿って相対回動することで許容される。
この逆転時の相対回動は、第2の遊嵌凹部43が第2のピン35に係合して停止する。
このとき、加熱釜3の底部内面9aに対し攪拌羽根25・・・が鋭角を成したまま攪拌羽根25・・・の先端39a・・・が加熱釜3の底部内面9aから離間し、該攪拌羽根25・・・の先端39b・・・と加熱釜3の底部内面9aとの間に流動用隙間OPを形成する。
ここで、逆転時に加熱釜3の底部内面9aに対し攪拌羽根25・・・が鋭角を成したままというのは、逆転時の羽根25・・・の進行方向の面25abと壁内面9aとで挟む角が鋭角を成したままを意味する。
流動用隙間OPが加熱釜3の底部内面9aとの間に形成する大きさは、ダマの解消の場合は10mm程度が望ましい。但し、流動用隙間OPの大きさは、流動性の食材の性質により適宜拡大、縮小することができる。
流動用隙間OPの大きさを決める部分は、羽根部39の先端39a・・・又は羽根部39の先端面39b・・・の何れでもよい。本実施例では、流動用隙間OPの形成時、羽根部39の先端面39b・・・は、後端39c・・・が、先端39a・・・よりも加熱釜3の底部内面9aに対して僅かに遠くなるように設定されている。
したがって、流動用隙間OPの大きさを決める部分は、羽根部39の先端39a・・・とし、先端面39b・・・を逆回転方向に底部内面9aから漸次離間するように傾斜設定している。
但し、先端39a・・・及び後端39c・・・は、加熱釜3の底部内面9aに対してほぼ同一距離となるように設定することもでき、先端39a・・・が、後端39c・・・よりも加熱釜3の底部内面9aに対して僅かに遠くなるように設定することもできる。
流動用隙間OPが形成されると、攪拌羽根25・・・の逆転方向前面25abと加熱釜3の底部内面9aとの間に断面積が正転方向に漸次減少して流動用隙間OPに連通する断面ほぼ楔形の通路PAが形成される。通路PAは、断面積が正転方向に漸次減少する構成であれば、必ずしも楔形に限定されず、羽根部39側の面が凸又は凹となるものでもよい。
この通路PA及び流動用隙間OPの形成により、逆転時に断面積が正転方向に漸次減少して攪拌羽根25・・・の正転方向前面25aa・・・側に連通する流通路を形成し、逆転時に流動用隙間OPを通過して流動する食材の流速を、正転時の慣性力でのみ正転方向に流動する食材に対して相対的に高めることができる。
[変形例1]
図4は、変形例に係り、攪拌部の変形例に係る側面図である。
本変形例では、図4のように、第1、第2のピン33、35の他に、ストッパーとしてストッパー・ピン45をブラケット31a、31b間に亘って設けた。基部37の他端には、前記第2の遊嵌凹部43に代えて逃げ凹部47が設けられている。この逃げ凹部47が第2のピン35に対向することで、掻取羽根25は逆転時の鎖線図示への揺動が許容されている。この掻取羽根25の一定範囲以上の揺動がストッパー・ピン45への当接で規制されることになる。
こうして、本変形例でも、逆転時に通路PA及び流動用隙間OPが形成される。
なお、変形例1において、ストッパー・ピンを支持穴部とストッパー部とで径が異なるものとし、ストッパー部の径を変える事で流動用隙間OPを変更できる。
[変形例2]
図5は、変形例に係り、攪拌部の変形例に係る側面図である。
本変形例では、図5のように、第1、第2のピン33、35の他に設けたストッパー・ピン45の位置を設定変更可能とし、逆転時に攪拌羽根25に当接して逆転方向での揺動範囲を規定し、流動用隙間OPを調節する調節部とした。
この調節部の構造として、ブラケット31a、31bにピン取り付け位置変更用の支持穴49を追加した。変更は、ネジ止め等によるストッパー・ピン45をハッチング図示の位置の元の支持穴から外して支持穴49に付け替え、ネジ止めなどにより固定する。この付け替えにより逆転時に攪拌羽根25・・・の揺動範囲を拡大させ、流動用隙間OPを拡大し、通路PAの楔特性を変更することができる。ストッパー・ピン45を元の支持穴に戻して固定することもできる。
[撹拌機能]
この撹拌装置1の正回転と逆回転とを適当な頻度で繰り返す事により、問題を改善、解決した。本機を回転させた時の撹拌・混合機構について説明する。
加熱釜3(撹拌槽)内に流体を入れ、撹拌装置1を一定速度で回転するのが、通常の撹拌槽での撹拌混合操作である。この場合、槽内の流体は撹拌部5の回転と同方向に旋回流動する。撹拌部5と旋回流体の相対速度は、攪拌翼と加熱釜3の内壁(槽壁)、攪拌翼と静止流体との相対速度よりかなり小さい。槽内の流体混合は、主に掻取羽根25が旋回流体中を移動することに起因する乱れと、旋回流体が槽壁等から受ける流動の乱れにより行われる。
撹拌装置1を一旦停止後、逆回転させると、通常予見される逆回転の効果(正転の混合効果に、液流が反対方向である場合の混合効果を加えた効果の上昇)を超えた混合力の増加が生じる。
正転から逆転への切り替え時に、材料の流れ方向と撹拌羽根25の運動方向が同方向から反対方向に切り替わり、旋回流体と攪拌羽根25・・・の相対速度は正負が入れ替わるだけでなく、その相対速度は数倍以上となる。例えば攪拌羽根の速度がu、旋回流体の速度が0.7uの場合、相対速度0.3uが、1.7u(5.7倍)に変化する。
回転方向の変更は材料に強い混合効果を与え、一定方向では得られない撹拌強度を与え、液中への粉体の分散などで、より均一な分散が可能となる。
更に、材料の流れ方向が大きく変化するので、混合が加速され混合時間も大幅に短縮される。
これ等の効果により、前記問題は解決、改善される。即ち、
(1)流動性が少ないペーストの分散不十分(=ペーストの残存)は、逆転時の液の流動慣性と羽根の回転運動とが衝突し、混合力の大幅増加により解決、改善された。
(2)ペースト状物、粉が撹拌羽根25で被撹拌液との相対運動が少ない部位に残留する問題に対し、この撹拌装置1を一旦停止後、逆回転させると、材料の流れ方向と羽根の運動方向が反対になり、攪拌羽根25・・・の後面が、材料を押す面に変わる。
この効果により、羽根面と材料との相対運動が少ない事に起因する付着物(例えば付着したペースト、粉体)が相対運動の変化により羽根面より外れる。外れた材料は槽内で混合撹拌を受け処理される。(逆回転の結果、羽根の裏等、流れの相対運動が弱い部分が改善され、解消した。)
(3)粉を液に分散する場合、分散が不十分でダマが出来る問題は逆回転による混合力の増大で改善された。
(4)流動性の乏しい食材が撹拌部5と共に供回りして、混合が不十分となる問題は、逆転時に供回りが解消され、解決、改善された。
(5)正転と逆転の間に適当な停止期間を設定することにより、回転の切り替えに伴う固形物へのダメージを抑えて、混合力を高めることが出来る。
更に、上記の効果に加え、本撹拌装置1特有の効果がある。
前記のように、掻取羽根25・・・は、正転時に槽壁に対し鋭角で接触摺動し、食材を押す反力で底部内面9aに押し付けて、底部内面9aを掻取る効果を発揮する。逆回転時には、この攪拌羽根25・・・と液との運動関係が逆転し、液が攪拌羽根25・・・を押す力の方向が反対となり、攪拌羽根25・・・が底部内面9aから離れる。
ポイントは、このとき攪拌羽根25・・・と底部内面9aとの間の距離を所定に保つよう、攪拌羽根25・・・の可動範囲を規制することである。
このようにすると、逆転した場合に、所定の間隔(クリアランス)となった掻取羽根25・・・と底部内面9aの間に、前記のように通路PA及び流動用隙間OPが形成され、食材が流れ得る。
逆転時に掻取羽根25・・・が形成する通路PAは、断面がほぼ楔形であり、底部内面9aとの間隔が正転方向に漸次減少する形態になっている。攪拌羽根25・・・の周回方向の寸法は、加熱釜3の直径の10−15%程度に設定してあり、攪拌羽根25・・・を環状の攪拌子15と共に回転させると、通路PAの楔形状により、掻取羽根25・・・先端の流動用隙間OPに食材が押し込まれる力が働く。
この為、通路PAから流動用隙間OPに向けて流れ、正転方向に流出される液体の流速は、底部内面9aに対し、攪拌羽根25・・・の正転時の周速よりもかなり(数倍)早くなっている。この流速が概ね0.5m/sから20m/sの範囲で、混合上適切な流速となるよう、回転数、掻取羽根の形状(長さ、角度)、流動用隙間OPの開口面積、通路PAの楔形状を設定することにより、ダマ消し、強度の混合を行える。
また、逆転時には、攪拌羽根25・・・の逆転方向で裏面、すなわち正転時の正転方向前面25aa・・・で渦の発生もあり得る。
即ち、このようにして逆転を行うと、ダマ等の大きい粒子は、通路PAを通って流動用隙間OPから流出するときに、設定した開口面積、楔形状と回転速度とに応じて磨り潰し作用を受け、所謂ダマの解消などの効果がでる。一般的なダマの解消の場合、先端39aと底部内面9aとの間隙は、攪拌羽根25・・・を取り付けるブラケット31a、31b間の幅寸法200〜250mmに対し、10mm程度にセットするのが良い。
変形例2の構造により、ストッパー・ピン45の位置を変更することにより、最適な磨り潰し作用を与えることができる。
変形例1の構造では、第2のピン35をブラケット31a、31bに対しネジ固定などにより交換可能とし、ストッパー部の太さの変更により通路PA、流動用隙間OPの設定を変更することができる。
更に、別の効果として、伝熱面である加熱釜3の底部内面9aの直近で、液体を流動用隙間OPから高流速で流動させるので、高い伝熱係数が得られる特長を持つ。底部内面9aでの伝熱係数である内部境膜伝熱係数は、伝熱面表面流速の約0.8乗に比例する。
また、逆転により掻取羽根25・・・が底部内面9aから離れ、液が底部内面9aと掻取羽根25・・・との間の通路PA、流動用隙間OPを流れる効果により、掻取羽根25・・・の裏面(逆転方向前面25ab)の近傍を高流速で材料が流れる。正転時、攪拌羽根25・・・裏面に材料の流れは殆どなく、粉等が付着し易いものの、付着物は、逆転時に前記の通り除去される。
[その他]
本発明の攪拌方法の流通路は、通路PA及び流動用隙間OPにより形成されるものに限らず、正転逆転の何れにおいても攪拌羽根の先端がそのまま加熱釜3の底部内面9aに接する形態も含む。この場合、攪拌羽根の先端部に部分的に開口を形成し、この開口と逆転時の攪拌羽根の逆転方向前面及び底部内面間の断面楔形の通路とで流通路とすることもできる。
開口は、種種設定することができ、攪拌羽根の先端部を櫛歯形状としこの櫛歯形状と底部内面との間で開口を形成することもできる。
開口は、開閉構造とし、液からの抵抗により正転時に閉じ、逆転時に開く構成にすることもできる。
攪拌羽根を回転方向に可撓構造とし、逆転時に攪拌羽根の先端と底部内面との間に流動用隙間を構成することもできる。
各羽根ピース25a、25b、25c、25d、25eを一体として攪拌羽根25を構成することもできる。
羽根ピース25a、25b、25c、25d、25eの一部のみを揺動可能に支持し、この一部の羽根ピースと底部内面9aとの間に流動用隙間OPを構成することもできる。
攪拌装置1の攪拌部5の形態は種々適用することができ、攪拌子が環状のサークル型に限らず、攪拌子が弧状の所謂アンカー型(特開2000−157855号公報)等にも適用することができる。
攪拌する被攪拌物は、食材に限らず、医薬、建築資材等攪拌を要するものに適用することができる。
1 攪拌装置
3 加熱釜(攪拌容器)
5 攪拌部
7 胴部
9 底部
9a 底部内面
13 攪拌軸
15 外側攪拌子(攪拌子)
25 攪拌羽根
39a 羽根部の先端(攪拌羽根の先端)
45 ストッパー・ピン(ストッパー、調節部)
49 支持穴(調節部)
OP 流動用隙間(流通路)
PA 通路(流通路)

Claims (5)

  1. 流動性の被攪拌物を収容する又は流動性の被攪拌物を含めて収容する攪拌容器と、この攪拌容器の内面に沿って攪拌移動する攪拌羽根を可動支持した攪拌部と、この攪拌部を支持し前記攪拌容器に対して正転と逆転とを切り替え駆動可能な攪拌軸とを備える攪拌装置であって、
    前記攪拌羽根の可動支持は、前記正転及び逆転方向での揺動可能な支持であり、
    前記正転時に前記攪拌羽根が前記被攪拌物から流動抵抗を受けて前記攪拌容器の内面に対し鋭角を成して掻き取り摺動するように該攪拌羽根の先端が前記攪拌容器の内面に接し、
    前記逆転時に前記攪拌羽根が前記被攪拌物から流動抵抗を受けて前記攪拌容器の内面に対し鋭角を成して前記攪拌羽根の先端が前記攪拌容器の内面から離間し該攪拌羽根の先端と前記攪拌容器の内面との間に流動用隙間を形成すると共に攪拌羽根の逆転方向前面と攪拌容器の内面との間に断面積が正転方向に漸次減少して前記流動用隙間に連通する通路を形成し、
    前記逆転時に前記被攪拌物の一部を、前記通路を通り流動用隙間から流出させる、
    ことを特徴とする攪拌装置。
  2. 請求項1記載の攪拌装置であって、
    前記攪拌容器は、底部が半球状で胴部が円筒であり、
    前記攪拌軸が、前記攪拌容器に対し上部から挿入して傾斜配置され、
    前記攪拌子が、環状又は弧状に形成されて前記攪拌軸の下部に上部が取り付けられ前記底部に沿って配置された、
    ことを特徴とする攪拌装置。
  3. 請求項1又は2記載の攪拌装置であって、
    前記攪拌羽根の前記攪拌子に対する可動支持は、前記流動用隙間を調節するための調節部を備えた、
    ことを特徴とする攪拌装置。
  4. 請求項3記載の攪拌装置であって、
    前記調節部は、前記逆転時に前記攪拌羽根に当接して逆転方向での揺動範囲を規定しその位置を設定変更可能なストッパーである、
    ことを特徴とする攪拌装置。
  5. 流動性の被攪拌物を収容する又は流動性の被攪拌物を含めて収容する攪拌容器と、この攪拌容器の内面に沿って攪拌移動する攪拌羽根を支持した攪拌部と、この攪拌部を支持し前記攪拌容器に対して正転と逆転とを切り替え駆動可能な攪拌軸とを備える攪拌装置を用いた攪拌方法であって、
    前記逆転時に前記攪拌羽根の逆転方向前面と攪拌容器の内面との間に断面積が正転方向に漸次減少して前記攪拌羽根の正転方向前面側に連通する流通路を形成し、
    前記逆転時に前記被攪拌物の一部を、前記流通路を通して前記攪拌羽根の逆転方向後面側に流出させる、
    ことを特徴とする攪拌装置を用いた攪拌方法。
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