JP2015146676A - 減速駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸方向の収納空間をできるだけ必要とせずに装着性を向上し、また振動の影響をできるだけ少なくした新規な減速駆動装置を提供することにある。【解決手段】電動機が収納された電動機部と、減速機構部が収納された減速機構部とを別々に形成し、電動機の軸と減速機構の軸が並列に並ぶように電動機部と減速機構部を並べて一体化し、更に、電動機部と減速機構部を軸方向で略同じ高さに形成した。電動機部と減速機構部を並列に配置し、これらを同じ高さにしたので大きな収納空間を必要とせずに装着性を向上し、また振動の影響を受けるのをできるだけ少なくすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は自動車に搭載される各種制御機器の制御機構を駆動する減速駆動装置に係り、特に電動機の回転を減速して制御機構を駆動する減速駆動装置に関するものである。
最近の自動車に搭載ざれる制御機器としての内燃機関においては、燃費性能、排気ガス浄化性能、動力性能等を向上するための制御機構が種々設けられる傾向にある。そして、これらの制御機構を駆動する駆動装置は軽量化、制御の応答性向上等の要請から電動機を使用した駆動装置が使用されるようになってきている。
ただ、電動機を使用した駆動装置は自動車のエンジンルーム内に配置されることから、電動機が小型であるため取り出せる出力が左程大きくない。更に、回転運動を往復運動に変換する機構が必要になる場合もある。このようなことから、電動機を使用した駆動装置には歯車を使用した減速機構を備えることが多い(以下、減速機構を備えた駆動装置を減速駆動装置と表記する)。減速機構を設けることによって減速比に比例した出力を得ることができ、これによって制御機構を充分駆動することができるようになる。
このような減速駆動装置によって内燃機関の制御機構を制御するものとして、例えば特開2009-121292号公報(特許文献1)にあるように、内燃機関の吸気弁や排気弁の開閉位相を調整する電動バルブタイミング可変装置が知られている。この電動バルブタイミング可変装置は、内蔵するコイルへの通電により内燃機関と同一の正方向又は反対の逆方向へ回転可能な電動機を利用するものである。電動バルブタイミング可変装置では、内燃機関のクランク軸及びカム軸と其々連繋する駆動回転体及び従動回転体を有した位相調整機構部が設けられ、電動機の回転状態に従って駆動回転体に対する従動回転体の回転位相を調整することにより、バルブタイミングを可変としている。
尚、上述した制御機構は内燃機関に使用されるものであるが、この他に自動車に搭載されている各種制御機器の制御機構にも電動機を使用した減速駆動装置が使用されている。以下では代表して内燃機関に使用される制御機構について説明するが、以下に説明する本発明はこれに限定されるものではない。
特開2009-121292号公報
ところで、特許文献1に記載された減速駆動装置においては、遊星キャリアや遊星歯車等からなる減速機構部と、コイル、固定子、回転子等からなる電動機部とが軸方向に直列に繋がる形態で組み立てられている。
したがって、自動車のエンジンルーム内に配置してカム軸に組み付ける場合、減速機構部と電動機部が軸方向に直列に繋がる形態で組み立てられているため、この部分を収納するだけの収納空間をエンジンルーム内に確保することが必要である。しかしながら、最近の自動車では多くの制御部品がエンジンルーム内に組み込まれているため、このような寸法的に長い減速駆動装置を収納する収納空間を確保することは難しいのが実情であり、軸方向の収納空間をできるだけ必要としない減速駆動装置の開発が要請されている。また、このような要請に加えて、減速駆動装置を内燃機関等の装着すべき装着対象に取り付ける場合の装着性の向上も併せ要請されている。
更に、自動車においては車道を走行する場合は、常に路面との間で振動を発生しているため、減速駆動装置にこの振動が作用することになる。このため、減速機構部と電動機部が軸方向に直列に繋がる寸法的に長い減速駆動装置では、重量が重い電動機部までのモーメントの腕が長くなり、強度を確保するための対策が必要となる。したがって、振動の影響を少なくするためには、減速機構部と電動機部とをできるだけ短くすることができる減速駆動装置の開発が要請されている。
本発明の目的は、軸方向の収納空間をできるだけ必要とせずに装着性を向上し、また振動の影響をできるだけ少なくした新規な減速駆動装置を提供することにある。
本発明の特徴は、電動機が収納された電動機部と、減速機構が収納された減速機構部とを別々に形成し、電動機の軸と減速機構の軸が並列に並ぶように電動機部と減速機構部を並べて一体化し、更に、電動機部と減速機構部を軸方向で略同じ高さに形成した、ところにある。
更に詳しくは、電動機部は、少なくとも電動機収納ケースと、この電動機収納ケースに収納された電動機と、電動機を覆うように電動機収納ケースと組み合わされる電動機収納カバーと、前記電動機の回転軸に固定された駆動ギアとより構成され、減速機構部は、少なくとも減速機構収納ケースと、この減速機構収納ケースに収納され駆動ギアの回転を減速するサイクロイド方式の減速機構と、減速機構によって回転される出力ギアとより構成され、電動機収納ケースと減速機構収納ケースを機械的な固定手段によって固定して一体化した、ところにある。
本発明によれば、電動機部と減速機構部を並列に配置し、これらを同じ高さにしたので大きな収納空間を必要とせずに装着性を向上し、また振動の影響を受けるのをできるだけ少なくすることができるものである。
本発明の一実施例になる減速駆動装置の縦断面図である。 図1に示すサイクロイド減速機構の構成を示す横断面図である。 図1に示す減速機構部の斜視図である。 減速ギア支軸の斜視図である。 図4に示す減速ギア支軸に減速入力ギアを組み付けた時の一部断面斜視図である。 図5に示す減速ギア支軸に遊星ギアを組み付けた時の一部断面斜視図である。 図6に示す減速ギア支軸に出力ギアを組み付けた時の一部断面斜視図である。 組み立てられた減速機構部を収納ケースに収納する状態を示す一部断面斜視図である。 図1に示す減速駆動装置を電動バルブタイミング可変装置に適用した状態を示す構成図である。
次に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
まず、図1を参照して本発明の代表的な実施例になる減速駆動装置の構成について説明する。図1は減速駆動装置の縦断面を示しており、この減速駆動装置は自動車の各種制御機器の制御機構を電動機で駆動するものである。
この図1からわかるように、減速駆動装置10は電動機部11と減速機構部12の2つの大きな構成部分とからなっている。電動機部11と減速機構部12とは減速駆動装置10を製品として組み立てる前は別体に構成されており、完成された電動機部11と減速機構部12を組み合わせて機械的な固定手段で一体的に固定することで減速駆動装置10が完成されるものである。
電動機部11は、電動機収納ケース13に収納された電動機14及びこの電動機14により回転される駆動ギア15、この駆動ギア15によって回転されるアイドルギア16、及び電動機収納カバー17より構成されている。電動機収納ケース13は内部に収納部13Aを備え、この収納部13A内に電動機14が収納されている。電動機14は、収納部13Aの内周壁に固定された固定子として機能する環状のコイル部14Aと、このコイル部14Aの内周に配置された回転子として機能する永久磁石を備えた回転部14Bより構成されている。電動機14は3相ブラシレス式の電動機であり、3個のコイルに順次電流を流すことで回転力を得るものである。
そして、コイル部14Aは合成樹脂14Cによってモールドされている。また、回転部14Bは中心部に回転軸14Dが貫通、固定されており、一端が電動器収納ケース13の収納部13Aの底面壁13Bに形成された軸受部13Cによって軸支されている。一方、回転軸14Dの他端は電動機収納カバー17にボールベアリング18を介して軸支されている。
電動機収納カバー17の収納部13A側の内部には回転軸14Dの回転角を検出する回転角検出器19が固定されている。この回転角検出器19はレゾルバ或いはエンコーダ等を使用することができる。また、回転検出器19反対側の回転軸14Dの端部には小径の駆動ギア15が固定されており、この駆動ギア15は回転部14Bと一体になって回転することができる。
収納部13Aと駆動ギア15の間にはシール板13Dが設けられており、収納部13Aに潤滑油が侵入しない構成とされている。駆動ギア15の部分には、後述するように減速機構部12からの潤滑油がアイドルギア16の回転によって駆動ギア15が配置されている領域付近まで搬送されるようになっている。
これによって、駆動ギア15とアイドルギア16の間の潤滑を行うと共に、駆動ギア15が配置されている領域付近で、電動機14で発生した熱を潤滑油に伝えて電動機14部分の熱を潤滑油に逃がすようにしている。熱を奪った潤滑油はアイドルギア16の回転によって減速機構部12に戻されるようになっている。このように、潤滑油は後述する減速機構部12から供給されるが、電動機部11を減速機構部12と分離しているため、電動機部11に潤滑油が侵入するのを防止する構成をできるだけ省略することができる。
そして、電動機収納カバー17は電動機収納ケース13に収納された電動機14を覆うように電動機収納ケース14に液密的に固定されている。この液密的な固定方法は、例えばシールリングを両者の間に介装してボルトによって、両者を強固に固定することで得ることができる。更に、回転軸14Dが電動機収納カバー17より外部に突出した部分には、回転軸封止カバー20が設けられ、これは電動機収納カバー17にボルト21Aによって固定されている。回転軸封止カバー20には回転角検出器19の信号を取り出すための引き出し線が設けられ、また、図示しないコイル14Aへの給電線も集約して設けられている。
更に、電動機収納ケース13には電動機14の回転軸14Dと平行で並列に配置されたアイドルギア軸21が設けられており、このアイドルギア軸21にボールベアリング22を介してアイドルギア16が回転自在に設けられている。このアイドルギア16は、隣に位置する駆動ギア15と噛み合うようになっており、歯数は駆動ギア15より多く決められている。アイドルギア16のギア歯が形成された外周は電動機収納ケース13の外側に露出しており、減速機構部12と組み合わされた時に後述する減速機構収納ケース23に収納されるようになっている。
そして、以上に述べた構成要素を組み立てた状態で、電動機部11の電動機収納ケース13の外周面から電動機収納カバー17の外周面までの軸方向長さ(回転軸14Dが延びる方向)はL1となっている。
このような構成によりなる電動機部11は、コイル部14Aに電力を供給することによって回転部14Bが回転し、この回転は駆動ギア15を介してアイドルギア16に伝えられるものである。そして、減速駆動装置10の電動機部11を1つの構成部分として形成しているため、減速駆動装置10の全てを一体的に形成する場合に比べて、各構成要素の数を少なくできるので寸法管理が容易となっている。
更に、電動機部11が減速機構部12と分離されているため、減速機構部12に供給される潤滑油の侵入を防ぐ構成をできるだけ少なくすることができ、減速駆動装置10の全体構成を簡略化することができる。
次に、上述した電動機部11と組み合わされる減速機構部12について説明する。減速機構部12は減速機構収納ケース23、及びこれに収納された減速機構24から構成されている。
減速機構収納ケース23は電動機収納ケース13と図示しない機械的な固定手段の1つであるボルトによって固定される構成となっている。減速機構収納ケース23には収納部23Aが形成されており、この収納部23Aには減速機構24が収納されている。また、減速機構収納ケース23は電動機部11のアイドルギア16を収納するアイドルギア収納部25を備えており、図1に示すように、アイドルギア収納部25に収納されたアイドルギア16が収納部23Aまで延びている。このアイドルギア16の回転が減速機構24を構成する減速ギア群の一つのギアに伝達されるものである。
このアイドルギア収納部25はアイドルギア16の厚さより長く形成されて隙間が形成されており、これによって電動機部11と減速機構部12の軸方向の若干の位置調整が可能となっている。つまり、アイドルギア16を厚さ方向に隙間分だけ移動できるので、この隙間分だけ電動機部11と減速機構部12の間の位置調整が可能となるものである。また、この隙間を潤滑油の油通路として利用することができるようになっている。
そして、図1にあるように、減速機構収納ケース23と電動機収納ケース13のアイドルギア16が横切る接合面にはシールリング26が介装されている。収納部23Aには後述するように、内燃機関によって駆動される機械式油ポンプ、或いは電動機によって駆動される電動油ポンプから潤滑油が供給されるようになっている。この潤滑油が減速機構収納ケース23と電動機収納ケース13の接合面から漏れ出ないようにシールリング26を介装しているものである。
減速機構24は種々の減速機構を使用することができるが、本実施例では構成が簡単で、かつ正効率が逆効率より大きい減速機構を用いるという観点から、サイクロイド方式の減速機構を採用するようにしている。このように、減速機構にサイクロイド方式の減速機構24を用いることで、正効率(電動機作動時の効率)に対し、逆効率(外部負荷が逆に作用する時の効率)が低くなるため、外部負荷に対して電動機が受ける負荷が下がり、電動機の消費電力を低減することできる特徴を備えている。
つまり、外部負荷から逆の力が作用すると、現在の変位位置を維持する、或いはこの変位位置から更に進んだ位置に変位する場合は、外部負荷からの逆の力に対抗する出力を余計に発生させるため多くの電力を使用しなければならないが、上述のように逆正効率が小さい減速機構24によれば外部負荷からの逆の力の作用が小さくなるので、電力の使用量を低減することができる。これによって燃費を向上することに繋がる効果を期待できるものである。
図1にあるように、減速機構収納ケース23の底面壁23Bには減速ギア支軸27が固定的に植立されている。減速ギア支軸27は電動機14の回転軸14D及びアイドルギア軸21と平行で並列に配置されている。また、減速ギア支軸27は中空部27Aを備えており、この中空部27Aは潤滑油が流れる油通路として機能する構成となっている。中空部27Aは減速機構収納ケース23Aの底面壁23Bに形成した油導入孔23Cと連通される構成となっており、油導入孔23Cは収納部23Aに向かって突出する突部を備えており、この突部に減速ギア軸27の中空部27Aが突部の外周側から印籠係合している。
減速ギア支軸27は、収納部23Aの底面壁23Bから遠ざかるにつれてその外周径が小さくなる形状に形成されており、これに合わせて減速ギア群の外周径も小さくなるように構成されている。図1からわかるように、収納部23Aは底面壁23Bから遠いほど収納容積が大きくなるように形成されており、減速ギア群の出力ギア配置領域に制御機構の入力部が収納し易い構成となっている。したがって、収納部23Aの一部に制御機構の入力部が収納されるので、減速駆動装置10を組み付けた制御機構としてみると全体の軸方向寸法を短くできるようになる。
尚、サイクロイド方式の減速機構は周知の構成であるので、その減速機構の詳細は省略するが、概略以下の構成となっている。
減速ギア支軸27の根元部分(収納部23Aの底面壁23B側)にはボールベアリング28が圧入、固定されており、更にこのボールベアリング28の外周に回転入力となる減速入力ギア29が圧入、固定されている。したがって、減速入力ギア29はボールベアリングアリング28を介して減速ギア支軸27に回転可能となっている。この減速入力ギア29はアイドルギア16と噛み合い、アイドルギア16を介して駆動ギア15の回転が伝えられている。
減速入力ギア29には筒状の偏心シャフト29Aが一体的に固定されており、この偏心シャフト29Aの内周側と外周側にボールベアリング30、31が圧入、固定されている。内周側のボールベアリング30は減速ギア支軸27に圧入、固定されているので、偏心シャフト29Aはボールベアリング30を介して減速ギア支軸27に対して回転可能である。
一方、外周側のボールベアリング31は偏心シャフト29Aの外周に配置された遊星ギア32の内周壁に圧入、固定されている。したがって、遊星ギア32は偏心シャフト29Aに対して回転可能となっている。また遊星ギア32の外周側には外周ギア歯32Aが形成されており、この外周ギア歯32Aは、これの外周に位置するリングギア33のギア歯33Aに噛み合うように構成されている。このリングギア33は減速機構収納ケース23の収納部23Aの内周壁に圧入、固定されており、このリングギア33内を遊星ギア32が遊星運動を行うことになる。尚、サイクロイド機構の各ギア歯の噛み合い関係については図1では示し切れないので図2乃至図8に参照番号を付している。
更に、図1からみて右側に遊星ギア32には突出部32Bが形成されており、この突出部32Bの内周側に内周ギア歯32Cが形成されている。そして、この内周ギア歯32Cの内周側に出力ギア34が配置されている。出力ギア34は減速ギア支軸27に対して2個のボールベアリング35、36によって回転可能に支持されている。
出力ギア34は一方側(遊星ギア32に近い側)に第1のギア歯34Aを有し、他方側(遊星ギア32から遠い側)に第2のギア歯34Bを有している。そして、第1のギア歯34Aが位置する領域にはボールベアリング35によって軸支され、第2のギア歯34Bが位置する領域にはボールベアリング36によって軸支されている。このように2個のボールベアリング35、36によって出力ギア34を支持しているため出力ギア34の撓みや振れを少なくすることができる。
第1のギア歯34Aは、遊星ギア32に形成した突出部32Aの内周側ギア歯32Cと噛み合うようになっている。したがって、遊星ギア32に形成した突出部32Aの内周側ギア歯32Cで出力ギア32が回転されることになる。即ち、遊星ギア32が出力ギア34を中心に遊星運動を行うことになる。
上述したように、減速ギア支軸27の内部には潤滑油が供給されているので、この潤滑油は減速ギア支軸27に設けた潤滑油供給孔37、38を介して収納部23Aに供給される構成となっている。潤滑油供給孔37は減速入力ギア29が配置されている領域付近に開口されることで、主に減速入力ギア29、アイドルギア16及び駆動ギア15等の潤滑を行うものである。
また、潤滑油供給孔38は遊星ギア32が配置されている領域付近に開口されることで、主に遊星ギア32、リングギア33及び出力ギア34等の潤滑を行うものである。もちろん、潤滑と共に各構成要素で発生した熱を持ち去る機能も有しているものである。潤滑を終えた潤滑油は収納室23Aから潤滑油タンクに戻され、再び油ポンプによって循環されるようになる。
このように、基本的には潤滑油は収納ケース23Aに主に供給されて減速機構24の潤滑と冷却を行うものである。ただ、その一部はアイドルギア収納部25を介して電動機部11の駆動ギア15付近に供給され、駆動ギア15とアイドルギア16の潤滑と電動機14の冷却を行うようになっている。
このように、本実施例で採用しているサイクロイド方式の減速機構は、減速入力ギア29、リングギア33、遊星ギア32を、アイドルギア16と出力ギア34の間に介装して大きな減速比を得るようにしている。
この本実施例になる減速機構の各ギア歯の関係の概略を図2に示している。図2にあるように、最外周にリングギア33が位置し、その内部に所定歯数のギア歯33Aが形成されている。そして、そのギア歯33Aの内側に遊星ギア32の外周ギア歯32Aが噛み合い遊星運動を行うことになる。また、遊星ギア32の内周側には内周ギア歯32Bが形成され、この内周ギア歯32Bの内側に出力ギア34が配置され、出力ギア34の第1ギア歯34Aが噛み合うようになっている。このように、減速機構の各ギア歯の関係は図2に示した通りであるが、実際の各ギア歯の形状は図6乃至図8に示すような形状に決められている。
そして、減速機構部12の減速機構機収納ケース23の底面壁23Bの外周面から減速機構機収納ケース23の開口部までの軸方向長さ(減速ギア支軸27が延びる方向)はL2となっている。この軸方向長さL2は電動機部11の軸方向長さL1とほぼ同じ長さになっており、エンジンルーム内の狭い空間に配置できるように工夫されている。つまり、特許文献1のような構成だと電動機部11と減速機部12が軸方向に繋がれて構成されるため、軸方向長さが長くなるが、本実施例では電動機部11と減速機部12が軸方向に並列に配置される構成となるため、軸方向長さが短くできるものである。
また、電動機収納ケース13に形成した装着部39と減速機構収納ケース23に形成した装着部40によって減速駆動装置10は制御対象となる制御機器にボルトによって装着、固定されるが、図1からわかるように、夫々の軸方向長さがほぼ同じに形成されているので、装着面がほぼ面一となって装着性を向上することができるようになっている。
更に、電動機部11と減速機構部12を組み上げて一体化した状態で、両者の間に隙間41を形成することによって空気が流通できる構成としたので、冷却効果を向上することが期待できるようになる。
次に、減速機構部12の組み立て方法について図3〜図8を用いて説明する。図3は減速機構収納ケース23に組み上がった減速機構24を組み付ける状態を示しており、減速機構24の減速ギア支軸27の中空部27Aを、減速機構収納ケース23の底面壁23Bに形成した突部に印籠係合し、この状態で図示しないボルトによって底面壁23Bと減速ギア支軸27を強固に固定して完成されるものである。
そして、電動機部11と一体化される時に、減速機構収納ケース23に形成したアイドルギア収納部25にアイドルギア16が収納され、減速入力ギア29と噛み合うようになっている。減速機構24を組み上げる行程は以下に示す通りである。
まず、図4において減速ギア支軸27の外周に、減速入力ギア29が圧入されるボールベアリング28と、減速入力ギア29の偏心シャフト29Aが圧入されるボールベアリング30が圧入、固定される。ここで、ボールベアリング28が圧入される部分の減速ギア支軸27の外周径に比べて、ボールベアリング30が圧入される部分の減速ギア支軸の外周径は短く形成されている。
次に、図5に示すように、ボールベアリング28、30に減速入力ギア29とこれと一体となった偏心シャフト29Aが圧入、固定される。したがって、減速入力ギア29と偏心シャフト29Aは減速ギア支軸27に対して回転可能な状態となっている。
次に、図6に示すように、遊星ギア32の外周ギア歯32Aが存在する領域の内周壁にはボールベアリング31が圧入、固定されている。そして、ボールベアリング31は減速入力ギア29の偏心シャフト29Aの外周に圧入、固定される。
次に、図7に示すように、出力ギア34の第1のギア歯34Aと第2のギア歯34Bの内周にボールベアリング35、36を圧入、固定し、この出力ギア34を減速ギア支軸27に圧入して第1のギア歯34Aと遊星ギア32の内周ギア歯32Bと噛み合う位置で固定する。このように、図4から図7に示す組み作業によって減速機構24が完成されることになる。尚、ここで出力ギア34の第2のギア歯34Bの隣には第2の出ロ力ギア48が設けられているが、これは或る制御機構の入力部に係合するものであり、本実施例とは直接の関係はない。したがって、図1ではこの出力ギア48を省略している。
そして、最後に図8にあるように組み上がった減速機構24を減速機構収納ケース23に収納するが、この場合は減速機構収納ケース23の内周側に固定したリングギア33のギア歯33Aと遊星ギア32の外周ギア歯32Aとが噛み合うように収納されるものである。この状態で図3にあるように、減速ギア支軸27と減速機構収納ケース23の底面壁23Bとがボルトによって強固に固定されるものである。
尚、組み作業の順番に応じて積み上げられていく夫々のボールベアリングが位置する減速ギア支軸27の外周径は順次短く形成されている。これによって各減速ギアの圧入、固定作業を円滑に行うことができる。更に、これに加え積み上げていく順番に減速ギア群自体の外周径も短くしている。したがって、減速機構24と減速機構収納ケース23の間の空間部が大きく確保できるので、この部分に制御機構の入力部を収納することができる。このような構成によって、減速駆動装置10を組み付けた制御機構としてみると、全体の軸方向寸法を短くできるようになる。
そして、図1に示すような構成の減速駆動装置は、エンジンルーム内の収納空間に収納され、所定の制御機構と組み合わされて制御機器を制御するように動作される。
上述したように、特許文献1にあるような構成の減速駆動装置では、自動車のエンジンルーム内に配置してカム軸に組み付ける場合、減速機構部と電動機部が軸方向に直列に繋がる形態で組み立てられているため、この部分を収納するだけの収納空間をエンジンルーム内に確保することが必要であった。また、減速駆動装置を内燃機関等の装着すべき装着対象に取り付ける場合の装着性の向上も必要であった。更に、減速機構部と電動機部が軸方向に直列に繋がる寸法的に長い減速駆動装置では、重量が重い電動機部までのモーメントの腕が長くなり、強度を確保するための対策が必要であった。
これに対して、本実施例の減速駆動装置10においては、電動機14が収納された電動機部11と、減速機構24が収納された減速機構部12とを別々に形成し、電動機14の軸と減速機構24の軸が並列に並ぶように電動機部11と減速機構部12を並べて一体化し、更に、電動機部と減速機構部を軸方向で略同じ高さに形成する構成としているので、上述した従来の減速駆動装置の問題を解決できるようになるものである。
更に、これらの効果に加えて、電動機部11と減速機構部12を別体にしているため、両者を個別に製作できるので夫々別に寸法管理ができ製作精度を向上することが容易となる。
また、電動機部11と減速機構部12を別体としているため、電動機部11と減速機構部12を組み上げた状態でどちらかに不良があった場合、不良が出た方を交換すれば良いので部品の歩留まりが良くなるものである。例えば、電動機部11と減速機構部12を全体として一体に製作して組み上げた場合は、一体化された状態で不良となるので歩留まりが悪くなる問題が発生する。
また、減速機構部12は減速ギア群が配置されるため多くの潤滑油が供給されるが、電動機部11は潤滑油が侵入しない構成が必要である。このため、電動機部11を減速機構部12と別体にしているので、電動機部11の潤滑油の侵入に対応する構成をできるだけ簡略化することができる。本実施例では、電動機部11に潤滑油が侵入してくるのは駆動ギア15が配置された領域だけなので、この部分だけ対応すれば良いことになる。
更に、アイドルギア16を収納するアイドルギア収納部25を駆動ギア15の潤滑油供給通路としたので、簡単な構成で駆動ギア15の潤滑を行うことができる。
次に、上述した減速駆動装置の応用例を説明する。この応用例は特許文献1に示されている電動バルブタイミング可変装置に本実施例になる減速駆動装置10を適用したものである。尚、図9では本実施例の減速駆動装置10はその構成を簡略化して示しているが、実際は図1に示されている構成の減速駆動装置10が使用されるものである。
図9において、上述したように電動機14の回転は、駆動ギア15、アイドルギア16、減速入力ギア29、リングギア33、遊星ギア32及び出力ギア34に伝達され、大きいトルクが出力できるように減速された状態で出力ギア34が回転されている。
内燃機関のカムシャフト42にはタイミングプーリ43が結合されており、タイミングプーリ43と出力ギア34の間には位相調整機構44が結合され、出力ギア34の回転運動を往復運動に変換し、更にこの往復運動を回転運動に変換してカムシャフト42の位相を調整するようにしている。
位相調整機構44を構成するボールねじ機構45は出力ギア34と噛み合っており、出力ギア34の回転によって回転しながら軸方向に往復運動を行うようになっている。また、位相調整機構44を構成するヘリカルスプライン機構46は、ボールねじ機構45とボールベアリング47を介して結合されており、両者は回転運動に関してはボールベアリンググ47によって遮断される構成となっている。但し、ボールねじ機構45とヘリカルスプライン機構46は往復運動に関しては連動するものであり、ボールねじ機構45の往復運動に応じてヘリカルスプライン機構46も往復運動を行うものである。
また、ヘリカルスプライン機構46はタイミングプーリ43と結合されており、ヘリカルスプライン機構46の往復運動を回転運動に変換してタイミングプーリ43の位相を調整することができる構成となっている。つまり、ヘリカルスプライン機構46の往復運動はタイミングプーリ43の回転運動に変換され、これによってカムシャフト42の位相を調整することができるものである。ここで、ヘリカルスプライン機構46はカムシャフト42と平行スプラインによって係合されている。
今、内燃機関が運転されている状態でカムシャフト42の位相を変更しない定常状態においては、ヘリカルスプライン機構46はその位置を固定されているため、タイミングプーリ43の回転はヘリカルスプライン機構46を回転させているだけである。そして、ボールベアリング47によってヘリカルスプライン機構46の回転はボールねじ機構45に伝達されないようになっている。したがって、タイミングプーリ43からの出力は減速駆動装置10の減速機構24に伝達されないものである。
一方、内燃機関が運転されている状態が変化してカムシャフト42の位相を変更しなければならない状態においては、図示しない制御装置からの駆動信号によって電動機14が所定量だけ回転され、この回転は減速機構24を介して出力ギア34に与えられる。出力ギア34の回転はボールねじ機構45に伝えられ、ボールねじ機構45は回転しながら軸方向に往復運動を行うことになる。
ボールねじ機構45の往復動はボールベアリング47によってヘリカルスプライン機構47に伝えられ、ヘリカルスプライン46の往復動によってタイミングプーリ43の回転位相が調整されることになる。
このように、上述した応用例においては、減速機構にサイクロイド方式の減速機構を用いることで、電動機の正効率に対して逆効率が低くなるため外部負荷に対して電動機が受ける負荷が下がり、電動機の消費電流を減らすことができ、燃費の向上が期待で切るものである。
また、ヘリカルスプライン機構46でタイミングプーリ43とカムシャフト42は同期回転できる構造のため、内燃機関の回転に関係なく電動機14による位置制御のみで位相差を与えることができ制御が容易となるものである。更に、サイクロイド方式の減速機構と組み合せることにより小型で大トルクの伝達が可能となるものである。
尚、上記した応用例は一例であって、この他にも多くの制御機器の制御機構に適用することは可能である。特に、出力ギア34の回転運動を往復運動に変換する場合は大きな出力を出すことが可能となるので、大きな往復動出力を必要とする制御機構に採用する場合に特に有利である。
以上、述べた通り、本発明によれば電動機が収納された電動機部と、減速機構が収納された減速機構部とを別々に形成し、電動機の軸と減速機構の軸が並列に並ぶように電動機部と減速機構部を並べて一体化し、更に、電動機部と減速機構部を軸方向で略同じ高さに形成する構成としている。これによって、電動機部と減速機構部を並列に配置し、これらを同じ高さにしたので大きな収納空間を必要とせずに装着性を向上し、また振動の影響を受けるのをできるだけ少なくすることができる。
10…減速駆動装置、11…電動機部、12…減速機構部、13…電動機収納ケース、13A…収納部、14…電動機、15…駆動ギア、16…アイドルギア、17…電動機収納カバー、18…回転角検出器、21…アイドルギア軸、23…減速機構収納ケース、23A…収納部、24…減速機構、25…アイドルギア収納部、27…減速ギア支軸、29…減速入力ギア、32…遊星ギア、33…リングギア、34…出力ギア。

Claims (9)

  1. 電動機の回転を減速ギア等より構成される減速機構を介して減速し、自動車の制御機器の制御機構を駆動する減速駆動装置において、
    前記電動機が収納された電動機部と、前記減速機構が収納された減速機構部とを別々に構成し、前記電動機の回転軸と前記減速機構の前記減速ギアを支持する支軸が並列に並ぶように前記電動機部と前記減速機構部を並べて一体化し、更に、電動機部と減速機構部を軸方向で略同じ高さに形成したことを特徴とする減速駆動装置。
  2. 請求項1に記載の減速駆動装置において、
    前記電動機部は、少なくとも電動機収納ケースと、この電動機収納ケースに収納された前記電動機と、前記電動機を覆うように前記電動機収納ケースと組み合わされる電動機収納カバーと、前記電動機の回転軸に固定された駆動ギアとより構成され、
    前記減速機構部は、少なくとも減速機構収納ケースと、この減速機構収納ケースに収納され前記駆動ギアの回転を減速するサイクロイド方式の前記減速機構と、前記減速機構によって回転される出力ギアとより構成され、
    前記電動機収納ケースと前記減速機構収納ケースを機械的な固定手段によって固定して一体化したことを特徴とする減速駆動装置。
  3. 請求項2に記載の減速駆動装置において、
    前記電動機の前記回転軸に固定された前記駆動ギアの回転は、アイドルギアを介して前記減速機構を構成する減速入力ギアに伝達されることを特徴とする減速駆動装置。
  4. 請求項3に記載の減速駆動装置において、
    前記アイドルギアは前記電動機収納ケースに設けたアイドルギア軸の周囲で回転可能に軸支されており、前記アイドルギアの一部は前記電動機収納ケースから露出して前記減速機収納ケースに収納されて前記減速入力ギアに噛み合っていることを特徴とする減速駆動装置。
  5. 請求項4に記載の減速駆動装置において、
    前記減速機構収納ケースには外部から潤滑油が供給されており、前記減速機構収納ケースの前記アイドルギアの一部が収納されたアイドルギア収納部を介して前記電動機収納ケースの前記駆動ギアが収納された部分に、前記減速機構収納ケースの潤滑油が供給されることを特徴とする減速駆動装置。
  6. 請求項4に記載の減速駆動装置において、
    前記サイクロイド方式の減速機構は、前記減速機構収納ケースの底面壁に植立した減速ギア支軸と、前記減速ギア支軸に回転可能に軸支され前記アイドルギアによって回転される減速入力ギアと、前記減速入力ギアと一体に回転する偏心シャフトと、前記偏心シャフトの周囲に配置され遊星運動を行う遊星ギアと、前記遊星ギアの外周で前記減速機構収納ケースの内壁に固定されたリングギアと、前記遊星ギアの内周で前記減速ギア支軸に回転可能に軸支された出力ギアとから構成され、前記遊星ギアの外周と前記リングギアとは相互に設けたギア歯よって噛み合い、前記遊星ギアの内周と前記出力ギアとは相互に設けたギア歯よって噛み合う構成とされていることを特徴とする減速駆動装置。
  7. 請求項6に記載の減速駆動装置において、
    前記減速ギア支軸の内部には潤滑油が供給される中空部が形成され、前記中空部から前記減速入力ギアが配置されている領域、及び前記遊星ギアが配置されている領域に潤滑油を供給する潤滑油供給孔が前記減速ギア支軸に設けられていることを特徴とする減速駆動装置。
  8. 請求項2に記載の減速駆動装置において、
    前記電動機収納ケースと前記減速機構収納ケースの間には冷却用の空気が通る空間が形成されていることを特徴とする減速駆動装置。
  9. 請求項2に記載の減速駆動装置において、
    前記出力ギアには、前記出力ギアの回転運動を往復運動に変換する回転-往復変換機構が取り付けられ、前記回転-往復変換機構によって前記制御機構を往復運動させることを特徴とする減速駆動装置。
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