JP2015144589A - 乾燥米の製造方法、及び、米用乾燥機 - Google Patents

乾燥米の製造方法、及び、米用乾燥機 Download PDF

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Abstract

【課題】均一に乾燥させた乾燥米を製造すること。【解決手段】糊化させた米を乾燥させて製造する乾燥米の製造方法であって、米を加熱しながら膨らませる膨化工程において、コンベヤ251で搬送されている米に対して加熱された気体をコンベヤ251の上方に配置したノズル255から吹き付ける構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、乾燥米を製造する技術に関する。特に乾燥米の製造方法と乾燥米を製造するために使用される米用乾燥機に関する。
米を蒸したり炊いたりして糊化(α化)させた後に乾燥させることで乾燥米を製造することは従来から知られている(特許文献1参照)。当該乾燥米は熱湯などを注入することにより、炊飯直後のご飯と類似した状態で食すことが可能なものである。
乾燥米の製造方法に関しては、白米を浸漬させて十分に吸水させてから炊飯することで糊化させ、更に乾燥させて膨化するという方法が知られている。また、白米を加圧蒸煮したものをほぐして炊飯し高温乾燥後に低温乾燥させて乾燥米を製造させることが知られている。
特開2012−161251号公報
ところで従来技術においては、米を乾燥させながら膨らませる膨化工程において、熱風に米をさらすことがなされている。当該膨化工程は、熱風により米を乾燥させるために米の下方より上方に向けて熱風が通過するようになされている。より具体的には米の上方及び下方に配設された部材は双方とも穴を備えたものであり、当該穴を通じて熱風が下方より上方に向けて通過できるようになされている。
しかしながら、熱風を単に米の下方から上方に通気させる形態であると、米が多くある部分の方に熱風を吹き付けたいにも関わらず、圧力損失の関係から米が少ない部分のほうに熱風が流れやすくなる。したがって、熱風の通気経路にむらが生じ、最終的に出来上がる米が均一に乾燥又は膨化されていないという問題が生じる恐れがあった。
本発明は、上記問題を解決するために創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、均一に乾燥させた乾燥米を製造することにある。
本発明は、このような課題を解決しようとするものであって、以下のように構成されている。先ず、第1の発明は、糊化させた米を乾燥させて製造する乾燥米の製造方法であって、米を加熱する乾燥工程において、コンベヤで搬送されている米に対して加熱された気体をコンベヤの上方に配置したノズルから吹き付けることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、コンベヤで搬送されている米に対して加熱された気体をコンベヤの上方に配置したノズルから吹き付けることがなされるため、米を均一に乾燥させることが可能となる。
本発明の第2の発明は、第1の発明におけるコンベヤは振動コンベヤであることを特徴とする。
上記第2の発明によれば、乾燥工程において米を搬送するコンベヤが振動コンベヤであるため、米が搬送される最中に米粒間に隙間が生じやすく、米を均一に乾燥させることが可能となる。
本発明の第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記コンベヤには米を配置可能な米受け部が備えられており、米受け部は底部と当該底部の左右端から立ち上がる側壁部とを備えており、当該底部の左右端に向けて気体を吹き付けることを特徴とする。
上記第3の発明によれば、米受け部は底部と底部の左右端から立ち上がる側壁部とを備えており、底部の左右端に向けて気体を吹き付けているため、コンベヤ内で米が偏って配置されることが抑制され、米の乾燥状態などを均等化することが可能となる。
本発明の第4の発明は、糊化させた米を乾燥させて製造する乾燥米の製造に使用される米用乾燥機であって、
乾燥機は米を搬送するコンベヤを備えるとともに、コンベヤの上方には搬送されている米に乾燥用の気体を吹き付けることが可能な吹き付けノズルを備えていることを特徴とする。
上記第4の発明によれば、コンベヤで搬送されている米に対して加熱された気体をコンベヤの上方に配置したノズルから吹き付ける構成であるため、米を均一に乾燥させることが可能となる。
本発明の第5の発明は、第4の発明におけるコンベヤは振動コンベヤであることを特徴とする。
上記第5の発明であれば、乾燥中に米を搬送するコンベヤが振動コンベヤであるため、米が搬送される最中に米粒間に隙間が生じやすく、米を均一に乾燥させることが可能となる。
本発明の第6の発明は、第4又は第5の発明のコンベヤには米を配置可能な米受け部が備えられており、米受け部は底部と底部の左右端から立ち上がる側壁部とを備えており、底部の左右端に向けて乾燥用の気体を吹き付けることが可能なノズルを備えていることを特徴とする。
上記第6の発明であれば、米受け部は底部と底部の左右端から立ち上がる側壁部とを備えており、底部の左右端に向けて乾燥用の気体が吹き付けられる構成であるため、コンベヤ内で米が偏って配置されることが抑制され、米の乾燥を均等化することが可能となる。
本発明であれば、均一に乾燥させた乾燥米を製造することが可能となる。
乾燥米の製造工程を示した概念図である。 一部内部構造を示した本発明の乾燥機の斜視図である。 本発明の乾燥機のコンベヤ周りの縦断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、適宜図面を利用しながら説明する。始めに、乾燥米を製造する方法を説明するが、概略としては米を蒸したり炊いたりする炊飯工程を経た後、加圧工程により米の厚みを減少させ、その後、米を乾燥させつつ膨らませる膨化工程を備えるものである。この際、炊飯工程と加圧工程の間に冷却工程や乾燥工程を採用すると、より効果的に米の厚みを減少させることが可能となる。また、加圧工程と膨化工程の間に冷却工程や乾燥工程を採用すると、より効果的に米の乾燥及び膨化をすることが可能となる。
冷却工程や乾燥工程を備えた製造方法の具体的な一例を例示する。炊飯工程を経た米は糊化されたものであり、当該糊化された米を室内温度の空気を用いて40度程度まで冷却する。40度程度まで冷却された米はヒーターで加温された空気と接触することにより乾燥し、水分として約25%程度とする。その後、再び室内温度の空気を用いて冷却し、加圧機に投入する。加圧機は3mm程度の厚みの米が約半分の厚みとなるように加圧するものである。その後、再びヒーターで加温された空気と接触することにより約15%程度の水分となるように米を乾燥する。乾燥された米を再び室内温度の空気により冷却し、その後、膨化機に投入する。膨化機においては米の水分が8%程度となるように乾燥するため、200度以上の高温で乾燥する。再び、室内温度の空気で冷却した後、製品検査や計量を行った後、袋詰めを行う。
次に、各工程を更に詳細に説明する。但し、炊飯工程においては、一般的に行われているように蒸したり炊いたりするものであるため、詳細な説明は省略する。
炊飯工程を経た糊化した米は冷却コンベヤ11により搬送される(図1参照)。当該冷却コンベヤ11にはベルトコンベヤ111と換気用の送風ファン112が備え付けられており、室内温度の空気を常時冷却コンベヤ11内に導入可能となっている。
米はベルトコンベヤ111によって一次乾燥機12まで搬送される。一次乾燥機12は蒸気式の熱交換器123と、一次乾燥機12内で空気を流動させることが可能な循環ファン122と、一次乾燥機12内の空気を排出することが可能な排気ファン124と、一次乾燥機内の空気温度を測定可能な熱電対(図示せず)と、米を入り口から出口まで搬送する搬送手段であるベルトコンベヤ121とを備えている。当該一次乾燥機12を用いて米の水分が25%程度となるまで乾燥する。
一次乾燥機12から排出された米は一次冷却テンパリングコンベヤ13に搬入される。一次冷却テンパリングコンベヤ13は室内の空気を一次冷却テンパリングコンベヤ13内に導入することが可能な冷却ファン132と、米を入り口から出口まで搬送する搬送手段であるベルトコンベヤ131とを備えている。当該一次冷却テンパリングコンベヤ13を用いて米を冷却する。
一次冷却テンパリングコンベヤ13から排出された米は篩い14にかけられ、米粒同士がくっついた結着米を分離除去する(図1の白抜き矢印参照)。篩い14を通過した米は図示しないタンクにいったん保管され、第一フィーダー15により定量ずつ排出される。
第一フィーダー15から排出された米は加圧機として機能する圧偏機16まで搬送される。当該圧偏機16は、互いに逆方向に回転する二つのローラ162,162と、米を出口まで搬送する搬送手段としてのコンベヤ161とを備えている。二つのローラ162,162は近接した状態で配置され、当該ローラ162とローラ162の間を米が通過すると、米の厚みが半分程度に薄くなるように、構成されている。
圧偏機16から排出された米は二次乾燥機21まで搬送される。二次乾燥機21は一次乾燥機12と同様に、蒸気式の熱交換器213と、二次乾燥機21内で空気を流動させることが可能な循環ファン212と、二次乾燥機21内の空気を排出することが可能な排気ファン214と、二次乾燥機21内の空気温度を測定可能な熱電対(図示せず)と、米を入り口から出口まで搬送する搬送手段であるベルトコンベヤ211とを備えている。当該二次乾燥機21を用いて米の水分が15%程度となるまで乾燥する。
二次乾燥機21から排出された米は二次冷却テンパリングコンベヤ22に搬入される。二次冷却テンパリングコンベヤ22は室内の空気を二次冷却テンパリングコンベヤ22内に導入することが可能な冷却ファン222と、米を入り口から出口まで搬送する搬送手段であるベルトコンベヤ221とを備えている。当該二次冷却テンパリングコンベヤ22を用いて米を冷却する。
二次冷却テンパリングコンベヤ22から排出された米は一旦ホッパ23に貯留され、所定時間自然冷却される。ホッパ23を通過した米は図示しないタンクにいったん保管され、第二フィーダー24により定量ずつ排出される。
第二フィーダー24から排出された米は膨化機25に搬送される。当該膨化機25は、気体を加温するための燃焼バーナー252と、膨化機25内で空気を流動させることが可能な熱風循環ファン253と、膨化機25内の空気を排出することが可能な排気ファン254と、膨化機25内の空気温度を測定可能な熱電対(図示せず)と、米を入り口から出口まで搬送する振動コンベヤ251とを備えている。当該膨化機25を用いて米の外形が大きくなるように膨らませるとともに、米の水分が8%程度となるまで乾燥する。
膨化機25から排出された米は冷却機26に搬送される。当該冷却機26は、加熱された米の熱を迅速に取り除くものであり、ベルトコンベヤ261と換気用の送風ファン262が備え付けられている。冷却機26から排出された米は、製品検査がなされた後に密閉可能な容器に詰められ、保管可能な状態とされる。
本実施例の膨化機25は、米用の乾燥機であり、摂氏160〜450度の熱風、より好ましくは摂氏230〜250度の熱風で米を乾燥させながら膨らますものである。米用の乾燥機は内部に振動コンベヤ251を配置しており、振動コンベヤ251の振動を利用して米を排出方向に移動させるものである(図1及び図2参照)。振動コンベヤ251で米を搬送している間に上方から下方に向けて熱風を吹き付けることで米を乾燥させている。特にノズル255から吹き付ける形態であることから、勢いよく下方に向けて吹き出すことが可能となり、振動コンベヤ251の搬送面付近に位置する米に対しても十分に熱風を行きどかせることが可能となっている。また、十分な勢いの熱風を送ることにより、図3に示したように、米を浮き上がらせるようにすることも可能となる。なお、本実施例においては、ノズル255は進行方向に並列するように複数配置されるとともに、進行方向と交差する方向に並列するように複数配置されている。
上記した膨化機25に設けられた振動コンベヤ251には米を配置可能な米受け部251aが備えられており、米受け部251aは底部251aaと底部251aaの左右端から立ち上がる側壁部251abとを備えている(図3参照)。前記膨化機25には、底部251aaの左右端に向けて乾燥用の気体を吹き付けることが可能なようにノズル255を配置している。当該部分に向けて乾燥用の気体を吹き付けるノズル255は、進行方向と交差する方向の両端部に配置されているノズル255であり、当該位置より左右方向外側の位置にはノズル255が配置されていない構成となっている。
加熱室250にて加熱された空気は、熱風循環ファン253により、概略区画した空間を形成するチャンバー256に送られる。前記チャンバー256の下部は多孔板256aにより形成されており、多孔板256aに接続されたノズル255から加熱された空気が吹き出されるように構成されている。なお、膨化機25は、ノズル255から吹き出された空気の向きが、振動コンベヤ251の米受け部251aに対して略直交するように構成されている。
一旦米受け部251aに対して吹き付けられた熱風は多孔板256aの左右に配置された回収ダクト257,257を介してサイクロン258に送られる。サイクロン258にて気固分離された熱風は戻しダクト259を通じて加熱室250に戻される。加熱室250に戻された熱風は再度、燃焼バーナー252により加熱されて、米の乾燥及び膨化に利用される。
本実施の形態の膨化機25を使用すれば、米の下側に他孔板等を配置する必要性が無いため、目詰まりの発生などに起因して熱風が不均一になることを回避することが可能である。また、上側から下側に向けて熱風が吹き付けられるため、熱風の迂回路が発生することを抑制することが可能である。
また、コンベヤで搬送しながら熱風を米に吹き付けているため、米と熱風が接触する時間を略一律にすることが可能となる。そのため、略均一に膨化させることが可能となる。また、振動コンベヤ251を用いて搬送しながら熱風を吹き付けているため、米と米との間に熱風が回りこみやすく、全体として均一に膨化させることが可能となる。
また、熱風がノズルから吹き出すことから、特定箇所の圧力を高めることが可能となり、米を攪拌させやすくなる。また、米の上方から吹き出された熱風は米の下方に位置する米受け部256aに跳ね返されて米の上方側に移動しようとするため、熱風が米の層を複数回通過するような状態となるため、効果的に膨化することが可能となる。
また、米の乾燥に利用された熱風を再度加熱して、再び米の乾燥に利用するものであるため、米の乾燥を効率的に行うことが可能となる。また、米を乾燥させた熱風は、再度加熱される前にサイクロン258により気固分離されるため、熱風内の小さな米などを除去することが可能となる。
また、一台のファンにより膨化機25内の熱風を循環させることが可能であるため、複数台のファンの圧力調整が不要である。また、チャンバー256の下側に設けられた複数の開口から下方に延びるノズル255は先端が米に覆われていない状態で使用可能なようにされるため、ノズル255に目詰まりが発生することが抑制され、比較的長期間、一定の噴射状態を保つことが可能となる。
また、米受け部251aは底部251aaと底部251aaの左右端から立ち上がる側壁部251abとを備えており、底部251aaの左右端に向けて気体を吹き付けることが可能なノズル255を備えているものである。しかも、複数のノズル255のうち、幅方向の左右端に配置されるノズル255により当該部分に熱風が噴射される構成であるため、米がコンベヤ内に均等に位置することになり、米を均一に膨化させることが可能となる。
また、米を搬送するコンベヤには熱風を通すための穴が必要ないため、コンベヤの下側に小さい米を回収するホッパなどを設ける必要性が無い。したがって、高さ方向をコンパクトにした膨化機25とすることが可能である。また、搬送手段であるコンベヤの高さを高くする必要性が無いため、メンテナンスをしやすい膨化機25とすることが可能である。
実施の形態の製造方法で乾燥米を製造すれば、均等に膨化された乾燥米を製造することが可能となる。また、糊化させてすぐの米を強制的に冷却することで米同士が結着することを抑制することが可能である。
また、糊化させた米を圧偏機により圧縮変形させた上で膨化させていることから、適切に膨化させることが可能となる。また、圧偏機に導入する前に篩をかけることにより、結着していないバラバラの米を圧偏機に導入することが可能となることから、最終製品である乾燥米の品質を高めることが可能となる。
また、糊化させた米を圧縮変形させる前に適度に乾燥させていることから、圧縮変形させる際に米が圧偏機にはりつくことを抑制することが可能である。また、圧偏機から排出された米を更に乾燥させた上で、膨化機により膨化させているため、適切に膨化させることが可能である。
また、所定の時間テンパリングコンベヤ内に米がおかれることから、米の水分が均一化された上で次の工程に進むことが可能となり、乾燥米の均質化を促進することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。例えば、膨化機で使用するコンベヤは振動コンベヤである必要性は無く、ベルトコンベヤやバケットコンベヤなどの各種コンベヤを採用することが可能である。
また、実施の形態においては、チャンバーから突出しているノズルは縦横方向に均等間隔で配置しているが、当該態様に限ることは無く、特定の部分だけノズルの本数を少なくしたり多くしたりすることも可能である。また、全てのノズルからコンベヤに対して直角方向に熱風が吹き出される必要性は無く、一部のノズルからは斜め方向に噴射するようにすることも可能である。
また、圧偏機はローラ間を通過させて加圧させる態様に限る必要性は無く、プレート同士を近接させることで米を加圧変形させるものとすることも可能である。また、加熱温度の値や圧偏時の厚み値などは、実施例と同様のものである必要性は無く、所望の値に変更可能である。
また、二次冷却テンパリングコンベヤの後に設けたホッパの後段若しくはホッパの代わりに篩いを設けることで、更に乾燥米の粒経などのばらつきを抑制させることも可能である。
11 冷却コンベヤ
12 一次乾燥機
13 一次冷却テンパリングコンベヤ
14 篩い
15 第一フィーダー
16 圧偏機
21 二次乾燥機
22 二次冷却テンパリングコンベヤ
23 ホッパ
24 第二フィーダー
25 膨化機(米用乾燥機)
251 振動コンベヤ
251a 米受け部
251aa 底部
251ab 側壁部
26 冷却機

Claims (6)

  1. 糊化させた米を乾燥させて製造する乾燥米の製造方法であって、
    米を加熱して乾燥させる乾燥工程において、コンベヤで搬送されている米に対して加熱された気体をコンベヤの上方に配置したノズルから吹き付けることを特徴とする乾燥米の製造方法。
  2. 請求項1に記載の乾燥米の製造方法であって、
    前記コンベヤは振動コンベヤであることを特徴とする乾燥米の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の乾燥米の製造方法であって、
    前記コンベヤには米を配置可能な米受け部が備えられており、米受け部は底部と当該底部の左右端から立ち上がる側壁部とを備えており、当該底部の左右端に向けて気体を吹き付けることを特徴とする乾燥米の製造方法。
  4. 糊化させた米を乾燥させて製造する乾燥米の製造に使用される米用乾燥機であって、
    乾燥機は米を搬送するコンベヤを備えるとともに、搬送されている米に乾燥用の気体を吹き付けることが可能な吹き付けノズルを当該コンベヤの上方に備えていることを特徴とする米用乾燥機。
  5. 請求項4に記載の米用乾燥機であって、前記コンベヤは振動コンベヤであることを特徴とする米用乾燥機。
  6. 請求項4又は5に記載の米用乾燥機であって、前記コンベヤには米を配置可能な米受け部が備えられており、米受け部は底部と底部の左右端から立ち上がる側壁部とを備えており、底部の左右端に向けて乾燥用の気体を吹き付けることが可能なノズルを備えていることを特徴とする米用乾燥機。
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