JP2007085634A - 穀類乾燥機 - Google Patents

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勇 仲野
Suekichi Suganuma
末吉 菅沼
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忠良 藤田
Tetsuya Mizuno
哲也 水野
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Abstract

【課題】表面に損傷やひび割れを生ずることなく、効率よく発芽玄米を乾燥させると共に、広い設置場所を必要としない穀類乾燥機を提供すること。
【解決手段】上部に投入口5が設けられ、下部に排出口80が設けられた密閉状のハウジング3を備える。ハウジング3内に上下にジグザグ状に配置された網状板47,67と、網状板47,67を振動させる第1,第2電動モータ手段50,70(振動手段)とを有する第1,第2振動搬送手段46,60を備える。そして、第1,第2電動モータ50,70(振動手段)で網状板47,67を振動させることにより、投入口5から投入された被乾燥体2(穀類)を順次網状板47,67上を滑るように下方へ搬送しながら、乾燥手段55,75によって、網状板47,67の下方から加熱風を送風して被乾燥体2(穀類)を乾燥させて排出口80から搬出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、穀類を乾燥させる穀類乾燥機に関するものである。
玄米が白米と比較して栄養的に優れていることはよく知られている。具体的には、玄米は白米よりも食物繊維やビタミンB1などの栄養価を多く含んでいる。しかし、玄米には糠層があり、常圧による炊飯では、繊維に富む硬い外層部が吸水や熱の浸透を妨げて、柔らかに炊きあげることが難しい。したがって、玄米の炊飯には、一般に圧力鍋が用いられている。
一方、玄米が発芽すると柔らかくなることを利用し、炊飯性を向上させたのが発芽玄米である。玄米を一定時間水に浸漬して、わずかに発芽させた発芽玄米は、常圧炊飯で十分に柔らかに炊飯できる。さらに、発芽により、玄米内の酵素が活発に働きだすため、豊かな栄養食品となり、通常の玄米に比して消化吸収がよくなることが知られている。
しかし、玄米の段階では含水率が15%程度であるのに対し、発芽すると35%程度まで増え、発芽過程において、玄米の代謝によって浸漬水に溶出する成分を栄養源として微生物が繁殖し、発酵状態となる。このため、発芽処理から時間がたつにつれて、風味が低下するとともに、異臭が発生したり、カビが発生したりするなどの問題があった。
そこで、特許文献1のような、乾燥効率の高い振動乾燥機によって乾燥する方法が考えられる。この振動乾燥機は、処理物が投入される投入口が前部に形成され、処理物が排出される排出口が後部に形成されたハウジングを備えている。そして、この振動乾燥機は、ハウジング内に設けられて振動しながら処理物を投入口から排出口に移送するネットと、ハウジング内を加熱する温調手段と、回転するロールバーによってネット上に載置されている処理物を攪拌してその層厚を一定にする分配機とを備えている。
特開平9−170878号公報
しかしながら、水分を多く含む発芽玄米は、その表面が水分のために膨軟状態となっている。このため、上記特許文献1のように、乾燥当初から発芽玄米を攪拌させながら通風して乾燥すると、発芽玄米の表面が欠損したり裂傷するなど損傷を起こしてしまう。しかし、乾燥当初の含水率の高い発芽玄米は、粘性が高く、振動により搬送することができない場合がある。また、発芽玄米は高温で乾燥させると、その含水率が20%から15%程度に減少する過程でひび割れやすくなるという問題がある。さらに、上記のような振動乾燥機では、発芽玄米を適当に乾燥させるためには、相当程度の長さのネットが必要であり、広い設置場所が必要であるという問題がある。
本発明は、かかる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発芽した穀類の乾燥過程において、表面に損傷やひび割れを生ずることなく、効率よく発芽した穀類を乾燥させると共に、広い設置場所を必要としない穀類乾燥機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、ハウジング内に上下にジグザグ状に配置された網状板を振動させることにより、穀類を順次下方へ搬送するようにした。
具体的には、第1の発明では、上部に投入口が設けられ、下部に排出口が設けられた密閉状のハウジングと、ハウジング内に上下にジグザグ状に配置された網状板と、網状板を振動させる振動手段とを有し、振動手段で網状板を振動させることにより、投入口から投入された穀類を順次網状板上を滑るように下方へ搬送し、排出口から搬出する振動搬送手段と、網状板の下方から加熱風を送風して穀類を乾燥させる乾燥手段とを備える構成としている。
上記の構成によると、各網状板がそれぞれ下方に傾斜して上下にジグザグ状に連なっているため、穀類を攪拌しなくても、振動手段による網状板の振動と重力との作用により、投入口から投入された穀類が順次網状板上を滑るように下方へ搬送されて、排出口から排出される。また、穀類がある程度乾燥されて含水率が低くなった状態では、網状板の振動により、穀類間や穀類と網状板との間に隙間ができ、この隙間に乾燥手段から送風される加熱風が通り、効率よく乾燥される。また、網状板が上下にジグザグ状にハウジング内に配置されているので、穀類乾燥機が縦長に構成される。
第2の発明では、上部に投入口が設けられ、下部に排出口が設けられた密閉状のハウジングを備えるとともに、ハウジング内に上下に複数配置された網状ベルトと、網状ベルトを駆動する駆動手段とを有し、駆動手段で網状ベルトを駆動することで、投入口から投入された穀類を順次下方へ搬送するコンベヤ装置と、コンベヤ装置の下方のハウジング内に上下にジグザグ状に配置された網状板と、網状板を振動させる振動手段とを有し、振動手段で網状板を振動させることにより、コンベヤ装置から搬入された穀類を順次網状板上を滑るように下方へ搬送し、排出口から搬出する振動搬送手段と、網状ベルト及び網状板の下方から加熱風を送風して穀類を乾燥させる乾燥手段とを備える構成としている。
上記の構成によると、投入口から投入された当初の、含水率の高く粘性の高い穀類は、コンベヤ装置の網状ベルトに載置され、網状ベルトの駆動により強制的に順次下方へ搬送されながら乾燥される。そして、穀類の含水率が低くなり、振動により穀類間や穀類と網状板との間に隙間ができる状態まで乾燥されると、その後は、振動手段による網状板の振動と重力との作用によって、順次網状板上を滑るように下方へ搬送されながら効率よく乾燥され、排出口から排出される。そして、網状板が上下にジグザグ状に配置された振動搬送手段と、網状ベルトが上下に複数配置されたコンベヤ装置とがハウジング内に上下に配設されることで、穀類乾燥機が縦長に構成される。
第3の発明では、上記ハウジングの側方には、乾燥手段からの加熱風が送風される送風口が複数設けられ、下方に設けた送風口に送風される加熱風ほど温度が低く設定される構成としている。第4の発明では、ハウジングは、コンベヤ装置が配設された第1領域と、振動搬送手段の上部が配設された第2領域と、振動搬送手段の下部が配設された第3領域とに区画され、第1領域の側方下部には第1送風口が設けられ、第1送風口に送風された加熱風により第1領域内の温度が略100℃となり、第2領域の側方下部には第2送風口が設けられ、第2送風口に送風された加熱風により第2領域内の温度が略80℃となり、第3領域の側方下部には第3送風口が設けられ、第3送風口に送風された加熱風により第3領域内の温度が略30℃となる構成としている。
これらの構成によると、乾燥当初の含水率の高い穀類には高温の加熱風が送風され、ある程度の含水率となった穀類には、ひび割れないように中温の加熱風が送風され、最後は低温の加熱風が送風されて冷却しながら乾燥される。
第5の発明では、穀類の含水率が、投入口から投入されるときは略35%であり、第1領域から搬出されるときは略25%となり、第2領域から搬出されるときは略13.5%となり、第3領域から排出口に搬出されるときは略12%となるように構成している。
上記の構成によると、穀類は、投入口から投入された穀類の含水率が略35%から略25%となるまでは略100℃の温度の第1領域において搬送され、その後、穀類の含水率が略13.5%となるまでは略80℃の温度の第2領域において搬送され、穀類の含水率が略12%となるまでは略30℃の温度の第3領域において搬送される。
第6の発明では、振動搬送手段の網状板の傾斜角度は、穀類の含水率を調整するために変更自在に構成されている。この構成によると、乾燥手段から送風される加熱風の温度、外気の温度、穀類の状態等に合わせて搬送手段の網状板の傾斜角度を変更することで、穀類の含水率が調整される。
第7の発明では、振動手段は、ハウジング側壁に取り付けた電動モータで構成されている。この構成によると、電動モータが網状板を振動させることで、穀類が網状板上を滑るように下方へ搬出される。
上記第1の発明によれば、網状板を振動させることにより、穀類を攪拌しないで順次網状板上を滑るように下方へ搬送している。このため、穀類を表面の損傷やひび割れを生ずることなく乾燥することができる。また、穀類間や穀類と網状板との間の隙間に加熱風が通るので、穀類を効率よく乾燥することができる。さらに、ハウジング内に上下にジグザグ状に網状板を配置して、縦長の構造としているため、広い設置場所を必要としない穀類乾燥機を提供することができる。
上記第2の発明によれば、投入口から投入された含水率の高い穀類を、コンベヤ装置の網状ベルトの駆動により搬送し、振動搬送手段で搬送できる程度の含水率まで乾燥させた後、振動搬送手段の振動する網状板により搬送し乾燥させている。このため、振動により穀類間や穀類と網状板との間に間隙ができるまで強制的に搬送しながら乾燥させ、その後振動搬送手段によって搬送しながら乾燥させるため、表面の損傷やひび割れを生ずることなく、さらに効率よく乾燥させることができる。
上記第3の発明によれば、ハウジングの側方に、乾燥手段からの加熱風が送風される送風口を複数設け、下方に設けた送風口に送風される加熱風ほど温度を低く設定している。このため、含水率の高い穀類は、高めの温度の加熱風により短時間である程度の含水率まで乾燥され、その後は、それより低い温度の加熱風で乾燥されるので、穀類の表面のひび割れを生ずることなく、効率よく乾燥させることができる。
上記第4の発明によれば、第1領域内の温度を略100℃とし、第2領域内の温度を略80℃とし、第3領域内の温度を略30℃としている。このため、含水率の高い穀類は、コンベヤ装置により搬送されながら高温の加熱風により短時間である程度の含水率まで乾燥され、その後は、振動搬送手段により搬送されながら中温の加熱風で穀類の表面のひび割れを生ずることなく乾燥され、最後は低温の加熱風で冷却しながら乾燥されるので、さらに効率よく乾燥させることができる。
上記第5の発明によれば、穀類の含水率を投入口から投入されるときから排出口に搬出されるときまで、段階的に下げるようにしている。このため、高い含水率の穀類は、コンベヤ装置により搬送されて略100℃の加熱風により短時間で乾燥され、ひび割れの生じやすい状態の含水率の穀類は、振動搬送手段により搬送されて略80℃の加熱風で表面のひび割れを生ずることなく乾燥され、その後は略30℃の加熱風で冷却しながら乾燥されるので、効率よく乾燥させることができる。
上記第6の発明によれば、振動搬送手段の網状板の傾斜角度を変更自在に構成し、穀類の含水率を調整できるようにしている。このため、加熱風の温度、外気の温度、穀類の状態等により網状板の傾斜角度を変更することで、穀類の含水率を調整し、穀類の表面のひび割れを生ずることなく、穀類を適当な状態で乾燥させることができる。
上記第7の発明によれば、振動手段をハウジング側壁に取り付けた電動モータで構成している。このため、複雑な構成の振動手段を用いることなく、簡易な電動モータで網状板を振動させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
−穀類乾燥機の構成−
図1〜図3は、本発明の実施形態に係る穀類乾燥機1を示し、この穀類乾燥機1は、穀類を水に浸漬又は水等で洗浄した後の発芽玄米などの含水率の高い被乾燥体2を乾燥させるためのものである。なお、以下の説明において、図3において左側となる側を穀類乾燥機1の前側、右側となる側を後側、上側となる側を右側、下側となる側を左側とする。
図1に示すように、この穀類乾燥機1は、上壁中央に空気を排出する排気口4と上壁右端に被乾燥体2を投入する投入口5とが設けられた縦長の略直方体のハウジング3を有する。このハウジング3は基台6上の前側に配設されている。ハウジング3内は、第1,第2仕切板7,8によって上下に3つの空間に仕切られている。
上記ハウジング3内の第1仕切板7の上には、内部にコンベヤ装置10が配設された第1領域としての密閉状の第1内槽11が配設されている。上記コンベヤ装置10は、第1内槽11内の前後端に設けられた一対のスプロケット15の間に、無端の網状ベルト16が渡設されたネットコンベヤ17を上下に複数段(例えば3段)備えている。この網状ベルト16には、被乾燥体2よりも小さな孔が略一面に開けられて下方から送風される加熱風を通気させ、上に載せられた被乾燥体2に吹き付けるようになっている。また、このコンベヤ装置10は、図2に示すように、上記ハウジング3上壁右端に配設された駆動手段としてのコンベヤ駆動モータ18を有する。このコンベヤ駆動モータ18によって、上記各スプロケット15を回転させ、この各スプロケット15の回転に伴って各網状ベルト16が駆動するようになっている。また、図1に示すように、各ネットコンベヤ17の搬送方向側の第1内槽11内壁には、各ネットコンベヤ17に対応する位置に、被乾燥体2を下方のネットコンベヤ17に落下させるためのガイド19が設けられている。
また、上記第1,第2仕切板7,8はハウジング3から後方に延出されている。そして、この延出された第1,第2仕切板7,8は、下端が上記基台6に支持された支持柱20の上端に、その後端の左右両端が接続されることによって、基台6に支持されている。
図2及び図3に示すように、上記後方に延出された第1仕切板7の上には、第1乾燥手段25が配設されている。この第1乾燥手段25は、第1ヒータ30と第1ファン31と第1ファン用モータ32とを備えている。すなわち、第1ヒータ30は、第1仕切板7の左側に配設されて空気を所定の温度に加熱し、この第1ヒータ30の右側に配設された第1ファン31が第1ファン用モータ32によって駆動し、加熱風を第1内槽11内に送風するように構成されている。
そして、図1に示すように、第1内槽11の後壁におけるネットコンベヤ17の下方には、第1送風口35が開けられている。そして、この第1送風口35に上記第1ファン31が接続され、第1送風口35から第1内槽11に加熱風が送風されるようになっている。
上記ハウジング3内の第1仕切板7と第2仕切板8との間には、第1振動搬送手段46が配設された第2領域としての密閉状の第2内槽41が配設されている。この第2内槽41は、その底壁の4隅に備えられたダンパー45を介して第2仕切板8に支持されている。そして、最下段のネットコンベヤ17の搬送方向側である前方側の第1内槽11の下壁、第1仕切板7及び第2内槽41の上壁に亘って、第1連絡口42が開けられている。この第1連絡口42には、上記ネットコンベヤ17から搬送される被乾燥体2を第1内槽11から第2内槽41に誘導する第1誘導部43の下部が挿入されている。
上記第1振動搬送手段46は、複数(例えば9つ)の網状板47と振動手段としての第1電動モータ50とを備えている。すなわち、第2内槽41内には、上端が第2内槽41内の前壁又は後壁にブラケット48を介して取り付けられ、上端が取り付けられた壁に対向する壁に向かって下端が下方に傾斜した略矩形状の網状板47が、上下にジグザグ状に配置されている。この網状板47には、上記網状ベルト16に開けられたものと同様の小さな孔が略一面に開けられ、下方から送風される加熱風を通気させ、上に載せられた被乾燥体2に吹き付けるようになっている。そして、最上段の網状板47の上端が、上記第1連絡口42の下方に配置されるようになっている。
上記網状板47は、その傾斜角度がブラケット48の取付け部分を調整することにより変更自在となるように構成されている。
そして、図2にも示すように、第2内槽41の後壁中央には、振動手段としての第1電動モータ50が取り付けられている。この第1電動モータ50は、第2内槽41を振動させることで網状板47を振動させて、網状板47上の被乾燥体2を滑るように下方に搬送させるものである。このとき、第2内槽41の下壁に備えられたダンパー45によって第2内槽41の振動が吸収されるように構成されている。
そして、図1に示すように、上記後方に延出された第2仕切板8の上には、第2乾燥手段55が配設されている。この第2乾燥手段55は、上記第1乾燥手段25と同様に、第2ヒータ56と第2ファン57と第2ファン用モータ(図示せず)とを備えている。そして、第2内槽41の後壁下部には、第2送風口58が開けられている。そして、この第2送風口58に上記第2ファン57が接続され、第2送風口58から第2内槽41に、第2ヒータ56によって加熱された加熱風が送風されるようになっている。
上記ハウジング3内の第2仕切板8の下方には、第2振動搬送手段60が配設された第3領域としての密閉状の第3内槽61が配設されている。この第3内槽61は、その底壁の4隅に備えられたダンパー65を介してハウジング3に支持されている。そして、第1振動手段の最下段の網状板47の下端側である後方側の第2内槽41の下壁、第2仕切板8及び第3内槽61の上壁に亘って、第2連絡口62が開けられている。この第2連絡口62には、上記被乾燥体2を第2内槽41から第3内槽61に誘導する第2誘導部63の下部が挿入されている。
上記第2振動搬送手段60は、複数(例えば3つ)の網状板67と振動手段としての第2電動モータ70とを有している。すなわち、網状板67は第2内槽の網状板47と同じ構成であり、第3内槽61内にブラケット68を介して上下にジグザグ状に配置されている。そして、最上段の網状板67の上端が、上記第2連絡口62の下方に配置されるようになっている。そして、第3内槽61の前壁下部及びハウジング3の前壁下部に亘って排出口80が開けられている。この排出口80には、最下段の網状板67の下端が前方側に突出するように挿入されている。
そして、第3内槽61の後壁中央には、第2内槽41の第1電動モータ50と同様に、振動手段としての第2電動モータ70が取り付けられている。この第2電動モータ70は、第3内槽61を振動させることで網状板67を振動させて、網状板67上の被乾燥体2を滑るように下方に搬送させるものである。このとき、第3内槽61の下壁に備えられたダンパー65によって第3内槽61の振動が吸収されるように構成されている。
そして、図2に示すように、上記基台6の上のハウジング3の後方には、第3乾燥手段75が配設されている。この第3乾燥手段75は、上記第1,第2乾燥手段25,55と同様に、第3ヒータ76と第3ファン77と第3ファン用モータ79とを備えている。そして、第3内槽61の後壁下部には、第3送風口78が開けられている。そして、この第3送風口78に上記第3ファン77が接続され、第3送風口78から第3内槽61に第3ヒータ76によって加熱された加熱風が送風されるようになっている。
−運転動作−
次に、本実施形態に係る穀類乾燥機1を用いて、被乾燥体2を乾燥させる方法について詳細に説明する。
ここで、被乾燥体2は、例えば、玄米を水に浸漬させて発芽させた発芽玄米等の穀類である。図4は、この被乾燥体2を穀類乾燥機1の投入口5に投入してから、排出口80から排出されるまでの被乾燥体2の含水率の時間経過による移り変わりを示す。
そして、図1に示すように、この被乾燥体2を穀類乾燥機1の投入口5から、第1内槽11内に投入する。投入口5から投入された当初の被乾燥体2は、含水率が略35%と高いことから粘性が高く、ブロック状に固まった状態でネットコンベヤ17の網状ベルト16上に載せられて搬送される。なお、図1において、わかりやすくするために、被乾燥体2は実際よりも大きく示している。
そして、第1乾燥手段25の第1ヒータ30によって加熱された空気が、第1ファン31によって第1内槽11の第1送風口35から第1内槽11内に送風される。このとき、第1送風口35から送風される加熱風によって、第1内槽11内の温度が略100℃となるように、第1ヒータ30が空気を加熱する。第1送風口35から送風された加熱風は、ネットコンベヤ17の下方から吹き上げられ、網状ベルト16に設けられた多数の孔を通って、網状ベルト16に載せられた被乾燥体2に吹き付けられて排気口4から排気される。
このようにして、被乾燥体2は、略100℃の加熱風によって乾燥されながら、ネットコンベヤ17によって順次下方に搬送されていく。
そして、最下段のネットコンベヤ17に搬送された被乾燥体2は、第1誘導部43を通って、第2内槽41の最上段の網状板47上に落下する。このときの被乾燥体2の含水率が略25%となるようにコンベヤ装置10の作動が調整されている。
第2領域では、第1電動モータ50によって第2内槽41が振動し、これに伴って各網状板47も振動する。第2内槽41に搬入された当初の被乾燥体2の含水率は略25%であり、第1内槽11投入時よりも低くなっているので、網状板47の振動と重力の作用とによって、順次網状板47上を滑るように下方へ搬送されていく。そして、第2乾燥手段55の第2ヒータ56によって加熱された空気が、第2ファン57によって第2内槽41の第2送風口58から第2内槽41内に送風される。このとき、第2送風口58から送風される加熱風によって、第2内槽41内の温度が略80℃となるように、第2ヒータ56が空気を加熱する。第2送風口58から送風された加熱風は、網状板47の下方から吹き上げられる。被乾燥体2は、網状板47の振動により、被乾燥体2間や被乾燥体2と網状板47との間に間隙ができ、網状板47に設けられた孔を通る加熱風がこれらの間隙を通って、被乾燥体2が乾燥されていく。
そして、最下段の網状板47に搬送された被乾燥体2は、第2誘導部63を通って、第3内槽の最上段の網状板67上に落下する。このときの被乾燥体2の含水率は略13.5%となるように、各網状板47の傾斜角度が調整されている。
第3領域では、第2領域と同様に、第2電動モータ70によって第3内槽61が振動し、これに伴って各網状板67も振動する。そして、被乾燥体2は、第2領域と同様に、網状板67の振動と重力の作用とによって、順次網状板67上を滑るように下方に搬送されていく。そして、第3乾燥手段75の第3ヒータ76によって加熱された空気が、第3ファン77によって第3内槽61の第3送風口78から第3内槽61内に送風される。このとき、第3送風口78から送風される加熱風によって、第3内槽61内の温度が略30℃となるように、第3ヒータ76が空気を加熱し、被乾燥体2が冷却されながら乾燥されていく。
そして、最下段の網状板67に搬送された被乾燥体2は、ハウジング3の排出口80から排出される。このときの被乾燥体2の含水率は略12%となるように、各網状板67の傾斜角度が調整されている。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態の穀類乾燥機1においては、投入口5から投入された含水率の高い被乾燥体2を攪拌しないで、コンベヤ装置10の網状ベルト16の駆動により搬送し、第1振動搬送手段46で搬送できる程度の含水率まで乾燥させた後、網状板47,67を振動させることにより、順次網状板47,67上を滑るように下方へ搬送し乾燥している。このため、被乾燥体2を表面の損傷やひび割れを生ずることなく乾燥することができる。また、網状板47,67の振動によって、被乾燥体2間や被乾燥体2と網状板47,67との間の隙間に加熱風が通るので、被乾燥体2を効率よく乾燥することができる。さらに、網状ベルト16が上下に複数配置された第1内槽11と、網状板47,67が上下にジグザグ状にを配置された第2,第3内槽41,61とをハウジング3内に上下に配設して縦長の構造としているため、広い設置場所を必要としない穀類乾燥機1を提供することができる。
また、第1内槽11内の温度が略100℃となるように、第1送風口35から第1ヒータ30によって加熱された加熱風を送風し、第2内槽41内の温度が略80℃となるように、第2送風口58から第2ヒータ56によって加熱された加熱風を送風し、第3内槽61内の温度が略30℃となるように、第3送風口78から第3ヒータ76によって加熱された加熱風を送風している。そして、被乾燥体2の含水率を投入口5から投入されるときから排出口80から排出されるときまで、段階的に下げるようにしている。このため、高い含水率の被乾燥体2をコンベヤ装置10により強制的に搬送しながら、振動により被乾燥体2間や被乾燥体2と網状板47との間に間隙ができる状態まで、高温の加熱風により短時間で乾燥することができる。そして、ひび割れの生じやすい状態の含水率の被乾燥体2は、第1振動搬送手段46の振動する網状板47により搬送しながら、中温の加熱風で被乾燥体2の表面にひび割れを生ずることなく効率よく乾燥することができる。最後は、低温の風で冷却しながら乾燥するので、さらに効率よく乾燥することができる。
そして、第1,第2振動搬送手段46,60の網状板47,67の傾斜角度を変更自在に構成し、被乾燥体2の含水率を調整できるようにしている。このため、加熱風の温度、外気の温度、被乾燥体2の状態等により網状板47,67の傾斜角度を変更することで、被乾燥体2の含水率を調整して、被乾燥体2の表面のひび割れを生ずることなく、被乾燥体2を適当な状態で乾燥させることができる。
さらに、振動手段を第2,第3内槽41,61後壁に取り付けた第1,第2電動モータ50,70で構成している。このため、複雑な構成の振動手段を用いることなく、簡易な第1,第2電動モータ50,70で網状板47,67を振動させることができる。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、ハウジング3と第1,第2,第3内槽11,41,61とは一体構造としたが、別体構造としてもよく、内槽を差し替えて第1領域を広くしたり、第3領域をないものとするなど、異なる構成の穀類乾燥機としてもよい。
また、上記実施形態では、コンベヤ装置10の下方に第1,第2振動搬送手段46,60を配設するものとしたが、コンベヤ装置10がなくてもよく、最初から振動搬送手段により搬送しながら乾燥させるものとしてもよい。
また、上記実施形態では、第1内槽11内の温度が略100℃となり、第2内槽41内の温度が略80℃となり、第3内槽61内の温度が略30℃となるように各送風口35,58,78から加熱風が送風されるものとしたが、これらの温度に限定されなくてもよい。下方に設けた送風口に送風される加熱風ほど温度が低く設定されていればよい。
また、上記実施形態では、被乾燥体2の含水率は、投入口5から投入されるときは略35%であり、第1内槽11から搬出されるときは略25%となり、第2内槽41から搬出されるときは略13,5%となり、排出口80から搬出されるときは略12%となるようにしたが、これらの含水率に限定されなくてもよい。投入される被乾燥体2の種類や状態に応じた適切な含水率であればよい。
以上説明したように、本発明は、発芽玄米等の穀類を表面に損傷やひび割れを生ずることなく、効率よく乾燥させるための穀類乾燥機について有用である。
本発明の実施形態に係る穀類乾燥機の図3のI−I線断面図である。 穀類乾燥機を後方から見て一部を省略した背面図である。 穀類乾燥機の平面図である。 被乾燥体の含水率の時間経過による移り変わりを示すグラフである。
符号の説明
1 穀類乾燥機
2 被乾燥体(穀類)
3 ハウジング
5 投入口
10 コンベヤ装置
16 網状ベルト
18 コンベヤ駆動モータ(駆動手段)
25 第1乾燥手段(乾燥手段)
35 第1送風口
46 第1振動搬送手段(振動搬送手段)
47,67 網状板
50 第1電動モータ(電動モータ)
55 第2乾燥手段(乾燥手段)
58 第2送風口
60 第2振動搬送手段(振動搬送手段)
70 第2電動モータ(電動モータ)
75 第3乾燥手段(乾燥手段)
78 第3送風口
80 排出口

Claims (7)

  1. 上部に投入口が設けられ、下部に排出口が設けられた密閉状のハウジングと、
    上記ハウジング内に上下にジグザグ状に配置された網状板と、該網状板を振動させる振動手段とを有し、該振動手段で網状板を振動させることにより、上記投入口から投入された穀類を順次網状板上を滑るように下方へ搬送し、上記排出口から搬出する振動搬送手段と、
    上記網状板の下方から加熱風を送風して穀類を乾燥させる乾燥手段とを備えていることを特徴とする穀類乾燥機。
  2. 上部に投入口が設けられ、下部に排出口が設けられた密閉状のハウジングと、
    上記ハウジング内に上下に複数配置された網状ベルトと、該網状ベルトを駆動する駆動手段とを有し、該駆動手段で網状ベルトを駆動することで、上記投入口から投入された穀類を順次下方へ搬送するコンベヤ装置と、
    上記コンベヤ装置の下方のハウジング内に上下にジグザグ状に配置された網状板と、該網状板を振動させる振動手段とを有し、該振動手段で網状板を振動させることにより、上記コンベヤ装置から搬入された穀類を順次網状板上を滑るように下方へ搬送し、上記排出口から搬出する振動搬送手段と、
    上記網状ベルト及び網状板の下方から加熱風を送風して穀類を乾燥させる乾燥手段とを備えていることを特徴とする穀類乾燥機。
  3. 請求項1又は2の穀類乾燥機において、
    上記ハウジングの側方には、上記乾燥手段からの加熱風が送風される送風口が複数設けられ、
    下方に設けた送風口に送風される加熱風ほど温度が低く設定されていることを特徴とする穀類乾燥機。
  4. 請求項2の穀類乾燥機において、
    上記ハウジングは、
    上記コンベヤ装置が配設された第1領域と、
    上記振動搬送手段の上部が配設された第2領域と、
    上記振動搬送手段の下部が配設された第3領域とに区画され、
    上記第1領域の側方下部には第1送風口が設けられ、該第1送風口に送風された加熱風により上記第1領域内の温度が略100℃となり、
    上記第2領域の側方下部には第2送風口が設けられ、該第2送風口に送風された加熱風により上記第2領域内の温度が略80℃となり、
    上記第3領域の側方下部には第3送風口が設けられ、該第3送風口に送風された加熱風により上記第3領域の温度が略30℃となるように構成されていることを特徴とする穀類乾燥機。
  5. 請求項4の穀類乾燥機において、
    穀類の含水率が、上記投入口から投入されるときは略35%であり、上記第1領域から搬出されるときは略25%となり、上記第2領域から搬出されるときは略13.5%となり、上記第3領域から上記排出口に搬出されるときは略12%となるように構成されていることを特徴とする穀類乾燥機。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つの穀類乾燥機において、
    上記振動搬送手段の網状板の傾斜角度は、穀類の含水率を調整するために変更自在に構成されていることを特徴とする穀類乾燥機。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つの穀類乾燥機において、
    上記振動手段は、上記ハウジング側壁に取り付けた電動モータで構成されていることを特徴とする穀類乾燥機。

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